JPH1124206A - 写真フイルムパトローネ - Google Patents
写真フイルムパトローネInfo
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- JPH1124206A JPH1124206A JP17402097A JP17402097A JPH1124206A JP H1124206 A JPH1124206 A JP H1124206A JP 17402097 A JP17402097 A JP 17402097A JP 17402097 A JP17402097 A JP 17402097A JP H1124206 A JPH1124206 A JP H1124206A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- patrone
- photographic film
- rib
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 写真フイルムパトローネにおいて、写真フイ
ルムの巻き戻し時に発生する耳障りなノイズを低減す
る。 【解決手段】 上ケース3の内壁に、リップ17aの縁
と擦れ合う写真フイルム6の縁近傍に接触する振動抑え
リブ70を形成した。この振動抑えリブ70は、フイル
ム出入口10近くの上ケース3の内壁に形成してある写
真フイルム6を背面側から支持して写真フイルム6が上
ケース3の内壁に接触するのを防止するフイルム押さえ
リブ50より差H1 だけ高く、かつフイルム押さえリブ
50よりパトローネ本体5の奥になるように形成してあ
る。一旦フイルム出入口10から送り出された写真フイ
ルム6を巻き戻す際に、写真フイルム6はリップ17a
の縁と強く擦れ合って振動しようとするが、振動抑えリ
ブ70が接触しているから写真フイルム6の振動が抑え
られ、写真フイルム6の振動によって発生するノイズが
低減される。
ルムの巻き戻し時に発生する耳障りなノイズを低減す
る。 【解決手段】 上ケース3の内壁に、リップ17aの縁
と擦れ合う写真フイルム6の縁近傍に接触する振動抑え
リブ70を形成した。この振動抑えリブ70は、フイル
ム出入口10近くの上ケース3の内壁に形成してある写
真フイルム6を背面側から支持して写真フイルム6が上
ケース3の内壁に接触するのを防止するフイルム押さえ
リブ50より差H1 だけ高く、かつフイルム押さえリブ
50よりパトローネ本体5の奥になるように形成してあ
る。一旦フイルム出入口10から送り出された写真フイ
ルム6を巻き戻す際に、写真フイルム6はリップ17a
の縁と強く擦れ合って振動しようとするが、振動抑えリ
ブ70が接触しているから写真フイルム6の振動が抑え
られ、写真フイルム6の振動によって発生するノイズが
低減される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真フイルムの巻
き戻し時に発生するノイズを低減した写真フイルムパト
ローネに関するものである。
き戻し時に発生するノイズを低減した写真フイルムパト
ローネに関するものである。
【0002】
【従来の技術】アドバンストフォトシステムと呼ばれる
新システムに準拠した写真フイルムパトローネが市販さ
れている。これは、写真フイルムをロール状に巻き回し
たスプール軸を2つの樹脂製ケースからなるパトローネ
本体の内部に回動自在に収納し、スプール軸の回転によ
って写真フイルムをパトローネ本体のフイルム出入口か
ら外に送り出す機能をもったものである。
新システムに準拠した写真フイルムパトローネが市販さ
れている。これは、写真フイルムをロール状に巻き回し
たスプール軸を2つの樹脂製ケースからなるパトローネ
本体の内部に回動自在に収納し、スプール軸の回転によ
って写真フイルムをパトローネ本体のフイルム出入口か
ら外に送り出す機能をもったものである。
【0003】この写真フイルムパトローネでは、スプー
ル軸の回転を写真フイルムに確実に伝達させるために、
スプール軸の両端に取り付けられる一対のフランジの周
縁に円環状の突起(以下リップという)を形成し、これ
らのリップによって写真フイルムの最外周の側縁を包み
込んで写真フイルムの巻き緩みを防止するようにしてい
る。
ル軸の回転を写真フイルムに確実に伝達させるために、
スプール軸の両端に取り付けられる一対のフランジの周
縁に円環状の突起(以下リップという)を形成し、これ
らのリップによって写真フイルムの最外周の側縁を包み
込んで写真フイルムの巻き緩みを防止するようにしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】写真フイルムをパトロ
ーネ本体のフイルム出入口から出し入れする際には、フ
イルム通路の付近で一対のフランジを写真フイルムによ
り押し広げ、リップの包み込みを解除している。したが
って、写真フイルムとリップとは強く擦れ合い、写真フ
イルムは振動してノイズを発生する。特に、一度写真フ
イルムを繰り出してから巻き戻す際にノイズが発生し、
フイルム長の残りが半分程度(例えば40コマ撮りフイ
ルムで残り15コマ分程度)になったころから顕著にな
るという問題があった。
ーネ本体のフイルム出入口から出し入れする際には、フ
イルム通路の付近で一対のフランジを写真フイルムによ
り押し広げ、リップの包み込みを解除している。したが
って、写真フイルムとリップとは強く擦れ合い、写真フ
イルムは振動してノイズを発生する。特に、一度写真フ
イルムを繰り出してから巻き戻す際にノイズが発生し、
フイルム長の残りが半分程度(例えば40コマ撮りフイ
ルムで残り15コマ分程度)になったころから顕著にな
るという問題があった。
【0005】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたもので、写真フイルムの巻き戻し時に発生する耳障
りなノイズを低減した写真フイルムパトローネを提供す
ることを目的とするものである。
れたもので、写真フイルムの巻き戻し時に発生する耳障
りなノイズを低減した写真フイルムパトローネを提供す
ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の写真フイルムパトローネは、フイルム出入
口を形成したパトローネ本体の内部に回動自在に収納さ
れ、写真フイルムをロール状に巻回したスプール軸と、
このスプール軸に取り付けられる一対のフランジと、写
真フイルムの最外周側縁部を包み込むようにフランジの
外周に一体に形成され、写真フイルムの巻き緩みを防止
するリップと、前記フイルム出入口近くのパトローネ本
体の内壁に形成され、写真フイルムを背面側から支持し
て写真フイルムがパトローネ本体の内壁に接触するのを
防止するフイルム押さえリブとからなり、前記スプール
軸を回転することにより、前記一対のフランジが写真フ
イルムの縁によって押し広げられ、前記リップの縁と写
真フイルムの縁とが擦れ合いながら写真フイルムがフイ
ルム出入口から出し入れされる写真フイルムパトローネ
において、前記リップの縁と擦れ合う写真フイルムの少
なくとも一方の縁近傍に接触して写真フイルムの振動を
抑える振動抑え部材を、前記フイルム押さえリブ以上に
高く、かつフイルム押さえリブよりパトローネ本体の奥
になるように、パトローネ本体の内壁に設けたものであ
る。
に、本発明の写真フイルムパトローネは、フイルム出入
口を形成したパトローネ本体の内部に回動自在に収納さ
れ、写真フイルムをロール状に巻回したスプール軸と、
このスプール軸に取り付けられる一対のフランジと、写
真フイルムの最外周側縁部を包み込むようにフランジの
外周に一体に形成され、写真フイルムの巻き緩みを防止
するリップと、前記フイルム出入口近くのパトローネ本
体の内壁に形成され、写真フイルムを背面側から支持し
て写真フイルムがパトローネ本体の内壁に接触するのを
防止するフイルム押さえリブとからなり、前記スプール
軸を回転することにより、前記一対のフランジが写真フ
イルムの縁によって押し広げられ、前記リップの縁と写
真フイルムの縁とが擦れ合いながら写真フイルムがフイ
ルム出入口から出し入れされる写真フイルムパトローネ
において、前記リップの縁と擦れ合う写真フイルムの少
なくとも一方の縁近傍に接触して写真フイルムの振動を
抑える振動抑え部材を、前記フイルム押さえリブ以上に
高く、かつフイルム押さえリブよりパトローネ本体の奥
になるように、パトローネ本体の内壁に設けたものであ
る。
【0007】また、前記振動抑え部材は、パトローネ本
体の内壁と一体成型したリブとしたものである。また、
前記振動抑え部材は、パトローネ本体より可撓性が高い
材料でパトローネ本体の内壁にインサート成形したリブ
としたものである。また、前記振動抑え部材は、弾性を
有する布材料から形成し、これをパトローネ本体の内壁
に貼着したものである。
体の内壁と一体成型したリブとしたものである。また、
前記振動抑え部材は、パトローネ本体より可撓性が高い
材料でパトローネ本体の内壁にインサート成形したリブ
としたものである。また、前記振動抑え部材は、弾性を
有する布材料から形成し、これをパトローネ本体の内壁
に貼着したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の写真フイルムパトローネ
の構成を示す図2において、写真フイルムパトローネ2
は、樹脂の一体成型品から形成した上ケース3と下ケー
ス4からなるパトローネ本体5の内部に、写真フイルム
6を巻き付けたスプール7を回動自在に収納しており、
パトローネ本体5の外周にラベル8を貼着してある。な
お、上下ケース3,4は、シリコーン1.5重量%入り
で酸化防止剤などの添加物を含み、C.B.(カーボン
ブラック)が含まれているハイインパクトポリスチレン
(HIPS)樹脂を使用し、最小肉厚を0.9mmとし
た。また、スプール7及び後述する遮光扉等も上下ケー
ス3,4と同じ樹脂を使用して成型してある。
の構成を示す図2において、写真フイルムパトローネ2
は、樹脂の一体成型品から形成した上ケース3と下ケー
ス4からなるパトローネ本体5の内部に、写真フイルム
6を巻き付けたスプール7を回動自在に収納しており、
パトローネ本体5の外周にラベル8を貼着してある。な
お、上下ケース3,4は、シリコーン1.5重量%入り
で酸化防止剤などの添加物を含み、C.B.(カーボン
ブラック)が含まれているハイインパクトポリスチレン
(HIPS)樹脂を使用し、最小肉厚を0.9mmとし
た。また、スプール7及び後述する遮光扉等も上下ケー
ス3,4と同じ樹脂を使用して成型してある。
【0009】上下ケース3,4の正面側の合わせ目に
は、写真フイルム6を送り出すためのフイルム出入口1
0が形成されている。このフイルム出入口10には、パ
トローネ本体5内への入光を防止する遮光扉11が組み
込まれ、またフイルム出入口10の奥には、写真フイル
ム6の先端に形成された分離部6bを掬い上げるための
分離爪12が下ケース3と一体に形成されている。遮光
扉11の両端部には、それぞれキー13,14が形成さ
れており、カメラに装填された際に、カメラ側の開閉用
駆動軸が係合される。そして、この開閉用駆動軸の回動
によって遮光扉11がフイルム出入口10を光密に遮蔽
する閉じ位置と、開放する開き位置との間で回動され
る。
は、写真フイルム6を送り出すためのフイルム出入口1
0が形成されている。このフイルム出入口10には、パ
トローネ本体5内への入光を防止する遮光扉11が組み
込まれ、またフイルム出入口10の奥には、写真フイル
ム6の先端に形成された分離部6bを掬い上げるための
分離爪12が下ケース3と一体に形成されている。遮光
扉11の両端部には、それぞれキー13,14が形成さ
れており、カメラに装填された際に、カメラ側の開閉用
駆動軸が係合される。そして、この開閉用駆動軸の回動
によって遮光扉11がフイルム出入口10を光密に遮蔽
する閉じ位置と、開放する開き位置との間で回動され
る。
【0010】スプール7には、スプール軸16の両端内
側に、円環状の突起であるリップ17a,18aが形成
された一対のフイルム規制用のフランジ17,18が取
り付けられる。また、スプール軸16の一端部にはデー
タ板19が一体に形成されており、他端部には回転部材
20が取り付けられる。スプール軸16の両端部にはカ
ギ穴状の穴21が形成されており、写真フイルムパトロ
ーネ2がカメラに装填された際にカメラ側の駆動軸が穴
21に係合し、スプール7が回動される。また、回転部
材20には、2つのラチェット爪23、ギヤ24、及び
表示板25が一体に形成されており、これらはスプール
軸16と一体に回転される。
側に、円環状の突起であるリップ17a,18aが形成
された一対のフイルム規制用のフランジ17,18が取
り付けられる。また、スプール軸16の一端部にはデー
タ板19が一体に形成されており、他端部には回転部材
20が取り付けられる。スプール軸16の両端部にはカ
ギ穴状の穴21が形成されており、写真フイルムパトロ
ーネ2がカメラに装填された際にカメラ側の駆動軸が穴
21に係合し、スプール7が回動される。また、回転部
材20には、2つのラチェット爪23、ギヤ24、及び
表示板25が一体に形成されており、これらはスプール
軸16と一体に回転される。
【0011】パトローネ本体5の内部には、ギヤ24と
噛み合うようにスプールロック27が収納されている。
このスプールロック27は、遮光扉11が閉じ位置にあ
る時にはギヤ24に係合され、スプール軸16の回転ロ
ックを行い、不用意な写真フイルム6の送り出しが防止
される。また、遮光扉11が開き位置にある時には、ギ
ヤ24との係合が解除され、スプール軸16の回転がフ
リーになる。
噛み合うようにスプールロック27が収納されている。
このスプールロック27は、遮光扉11が閉じ位置にあ
る時にはギヤ24に係合され、スプール軸16の回転ロ
ックを行い、不用意な写真フイルム6の送り出しが防止
される。また、遮光扉11が開き位置にある時には、ギ
ヤ24との係合が解除され、スプール軸16の回転がフ
リーになる。
【0012】一対のフランジ17,18は、詳しくは後
述するように、ナイロンをPPE(ポリフェニルエーテ
ル)にブレンドしたナイロン変成PPEを用いて射出成
形したもので、厚み0.2mmで断面がカップ状となっ
ている。カップ状の底部には、スプール軸16が回動自
在に挿入される丸穴29,30がそれぞれ設けられてい
る。また、リップ17a,18aは、スプール軸16に
取り付けられた際に互いに向き合い、これらの間に巻回
される写真フイルム6の幅方向の両端部の最外周を包み
込んで、ロール状になった写真フイルム6の巻き緩みを
防止する。これにより、スプール7の回転を写真フイル
ム6の最外周まで伝達させることができる。
述するように、ナイロンをPPE(ポリフェニルエーテ
ル)にブレンドしたナイロン変成PPEを用いて射出成
形したもので、厚み0.2mmで断面がカップ状となっ
ている。カップ状の底部には、スプール軸16が回動自
在に挿入される丸穴29,30がそれぞれ設けられてい
る。また、リップ17a,18aは、スプール軸16に
取り付けられた際に互いに向き合い、これらの間に巻回
される写真フイルム6の幅方向の両端部の最外周を包み
込んで、ロール状になった写真フイルム6の巻き緩みを
防止する。これにより、スプール7の回転を写真フイル
ム6の最外周まで伝達させることができる。
【0013】フランジ18には、丸穴30を取り囲むよ
うに、所定ピッチで例えば6個の孔32が形成されてい
る。これらの孔32には、スプール軸16がフイルム送
り出し方向に回転した際に、回転部材20のラチェット
爪23が係合される。ラチェット爪23は、前記孔32
に係合した際にスプール軸16の回転をフランジ18に
伝達させ、スプール軸16が写真フイルム巻き取り方向
に回転した際には回転部材20のラチェット爪23が前
記孔32を乗り越え、スプール軸16の回転をフランジ
18に伝達させることはない。
うに、所定ピッチで例えば6個の孔32が形成されてい
る。これらの孔32には、スプール軸16がフイルム送
り出し方向に回転した際に、回転部材20のラチェット
爪23が係合される。ラチェット爪23は、前記孔32
に係合した際にスプール軸16の回転をフランジ18に
伝達させ、スプール軸16が写真フイルム巻き取り方向
に回転した際には回転部材20のラチェット爪23が前
記孔32を乗り越え、スプール軸16の回転をフランジ
18に伝達させることはない。
【0014】上下ケース3,4の内壁側面には、フラン
ジ17,18に当接して、フランジ17,18の変形を
規制するフランジ規制手段であるリブ34が一体に形成
されている。このリブ34は、図1及び図3に示すよう
に、上ケース3及び下ケース4のそれぞれの両内壁側面
に3個ずつ形成されており、フランジ17,18の外側
を分散して規制するようになっている。リブ34はフイ
ルム出入口10の近傍には設けられておらず、写真フイ
ルム6がパトローネ本体5から送出あるいは巻き戻され
るときには、写真フイルム6によってフランジ17とフ
ランジ18との間が押し広げられて、フランジ17,1
8のフイルム出入口10付近が変形される。
ジ17,18に当接して、フランジ17,18の変形を
規制するフランジ規制手段であるリブ34が一体に形成
されている。このリブ34は、図1及び図3に示すよう
に、上ケース3及び下ケース4のそれぞれの両内壁側面
に3個ずつ形成されており、フランジ17,18の外側
を分散して規制するようになっている。リブ34はフイ
ルム出入口10の近傍には設けられておらず、写真フイ
ルム6がパトローネ本体5から送出あるいは巻き戻され
るときには、写真フイルム6によってフランジ17とフ
ランジ18との間が押し広げられて、フランジ17,1
8のフイルム出入口10付近が変形される。
【0015】データ板19の外面には、パトローネ本体
5内に収納されている写真フイルム6の各種データを示
すバーコードが放射状に印刷されたデータラベル36が
貼着される。このデータラベル36は、上ケース3の側
面に形成されたデータ窓37を通してパトローネ本体5
の外部に露呈され、バーコードはカメラ等の装置によっ
て読み取られる。
5内に収納されている写真フイルム6の各種データを示
すバーコードが放射状に印刷されたデータラベル36が
貼着される。このデータラベル36は、上ケース3の側
面に形成されたデータ窓37を通してパトローネ本体5
の外部に露呈され、バーコードはカメラ等の装置によっ
て読み取られる。
【0016】また、スプール7はカメラ等の機器によっ
てその回転位置が検出できるようになっている。写真フ
イルム6をパトローネ本体5内に巻き戻したときには、
写真フイルムパトローネ2の使用状況に応じた任意の位
置に停止される。これにより、回転部材20の表示板2
5が、上下ケース3,4の一側面に形成された複数個の
使用状況表示窓39のいずれかから見えるようになり、
この表示板25がどの窓から見えるかによって未使用,
使用済み,部分使用済み,現像済み等が判別できる。
てその回転位置が検出できるようになっている。写真フ
イルム6をパトローネ本体5内に巻き戻したときには、
写真フイルムパトローネ2の使用状況に応じた任意の位
置に停止される。これにより、回転部材20の表示板2
5が、上下ケース3,4の一側面に形成された複数個の
使用状況表示窓39のいずれかから見えるようになり、
この表示板25がどの窓から見えるかによって未使用,
使用済み,部分使用済み,現像済み等が判別できる。
【0017】写真フイルム6の先端部6aには、幅方向
の端部のうち、フランジ17に抑えられる側に切欠41
が形成されている。この切欠41は、写真フイルム6が
全てパトローネ本体5内に巻き込まれたときにフランジ
17に引っ掛かり、切欠41よりも先端側の部分である
分離部6bがフランジ17内に巻き込まれるのを防止す
るためのものである。これにより、写真フイルム6の分
離部6bはフランジ17の外周に若干浮き上がるように
なり、分離部6bと分離爪12とが接触しやすくなり、
写真フイルム6の送り出しがより確実なものとなる。な
お、図示してはいないが、切欠41側には、撮影画面1
コマあたりに2個のパーフォレーションが形成されてい
る。この写真フイルム6のベース面には、情報を磁気記
録するために、全面にほぼ透明な磁気記録層が設けられ
ている。
の端部のうち、フランジ17に抑えられる側に切欠41
が形成されている。この切欠41は、写真フイルム6が
全てパトローネ本体5内に巻き込まれたときにフランジ
17に引っ掛かり、切欠41よりも先端側の部分である
分離部6bがフランジ17内に巻き込まれるのを防止す
るためのものである。これにより、写真フイルム6の分
離部6bはフランジ17の外周に若干浮き上がるように
なり、分離部6bと分離爪12とが接触しやすくなり、
写真フイルム6の送り出しがより確実なものとなる。な
お、図示してはいないが、切欠41側には、撮影画面1
コマあたりに2個のパーフォレーションが形成されてい
る。この写真フイルム6のベース面には、情報を磁気記
録するために、全面にほぼ透明な磁気記録層が設けられ
ている。
【0018】図1,図3及び図4に示すように、上ケー
ス3の内壁には、写真フイルム6の露光範囲の傷付きを
防止するための一対のフイルム押さえリブ50,51が
一体に形成されている。これは、写真フイルム6の送り
方向に向かって延びており、写真フイルム6の露光範囲
外を感光乳剤が塗布されている背面側から支持して、写
真フイルム6の露光範囲が上ケース3の内壁で擦れるの
を防止するものである。例えば、図5に示すように、写
真フイルム6の幅D1 が24mmで、その露光範囲幅が
16.7mmの場合には、フイルム押さえリブ50,5
1は露光範囲の外にくるように約18.6mmの間隔D
2 で配置される。
ス3の内壁には、写真フイルム6の露光範囲の傷付きを
防止するための一対のフイルム押さえリブ50,51が
一体に形成されている。これは、写真フイルム6の送り
方向に向かって延びており、写真フイルム6の露光範囲
外を感光乳剤が塗布されている背面側から支持して、写
真フイルム6の露光範囲が上ケース3の内壁で擦れるの
を防止するものである。例えば、図5に示すように、写
真フイルム6の幅D1 が24mmで、その露光範囲幅が
16.7mmの場合には、フイルム押さえリブ50,5
1は露光範囲の外にくるように約18.6mmの間隔D
2 で配置される。
【0019】フイルム押さえリブ50,51から外側に
フイルム幅方向に間隔D3 離れ、かつフイルム押さえリ
ブ50,51よりパトローネ本体の奥になる位置に、頂
上部の幅がD4 でフイルム押さえリブ50,51より差
H1 だけ高い振動抑えリブ70,71がフイルム押さえ
リブ50,51と平行に上ケース3の内壁に形成してあ
る。この振動抑えリブ70,71の頂上部は、フランジ
17,18のリップ17a,18aと写真フイルム6と
が擦れる位置Pの近傍で写真フイルム6と接触してお
り、フランジ17,18のリップ17a,18aと写真
フイルム6とが強く擦れることにより発生する写真フイ
ルム6の振動を抑え、この振動によるノイズの発生を抑
えている。なお、パトローネ本体5の中心Qから位置P
までの距離Lは、例えば約10mmとしてある。
フイルム幅方向に間隔D3 離れ、かつフイルム押さえリ
ブ50,51よりパトローネ本体の奥になる位置に、頂
上部の幅がD4 でフイルム押さえリブ50,51より差
H1 だけ高い振動抑えリブ70,71がフイルム押さえ
リブ50,51と平行に上ケース3の内壁に形成してあ
る。この振動抑えリブ70,71の頂上部は、フランジ
17,18のリップ17a,18aと写真フイルム6と
が擦れる位置Pの近傍で写真フイルム6と接触してお
り、フランジ17,18のリップ17a,18aと写真
フイルム6とが強く擦れることにより発生する写真フイ
ルム6の振動を抑え、この振動によるノイズの発生を抑
えている。なお、パトローネ本体5の中心Qから位置P
までの距離Lは、例えば約10mmとしてある。
【0020】このように構成された写真フイルムパトロ
ーネは、スプール軸7を回転することにより写真フイル
ム6の送り出し及び巻き戻しを行うことができる。この
写真フイルム6の送り出し及び巻き戻しに際して、フラ
ンジ17,18の17a,18aと写真フイルム6とが
強く擦れ合い、写真フイルム6が振動しようとするが、
振動抑えリブ70,71が位置P近傍の写真フイルム6
の表面に接触しているから、写真フイルム6の振動が抑
えられ、この振動によるノイズはきわめて小さくなる。
ーネは、スプール軸7を回転することにより写真フイル
ム6の送り出し及び巻き戻しを行うことができる。この
写真フイルム6の送り出し及び巻き戻しに際して、フラ
ンジ17,18の17a,18aと写真フイルム6とが
強く擦れ合い、写真フイルム6が振動しようとするが、
振動抑えリブ70,71が位置P近傍の写真フイルム6
の表面に接触しているから、写真フイルム6の振動が抑
えられ、この振動によるノイズはきわめて小さくなる。
【0021】
【実施例】振動抑えリブ70,71とフイルム押さえリ
ブ50,51との高さの差H1 を変化させた場合に、写
真フイルム6の巻き戻し時にノイズの発生状態がどのよ
うに変化するかについて実験を行い、次の表1を得た。
なお、差H1 の値が−(マイナス)の場合は、振動抑え
リブ70,71の高さがフイルム押さえリブ50,51
より低いことを意味している。また、実験は各5回ずつ
行い、実際に耳で聞いたノイズの発生状態を記号×,
△,〇で表した。記号×,△,〇の意味は、それぞれ
「使用上不可」,「使用上やや問題あり、改良が必
要」,「使用上問題がない」である。また、間隔D3 は
0.8mm,幅D4 は0.5mmとした。
ブ50,51との高さの差H1 を変化させた場合に、写
真フイルム6の巻き戻し時にノイズの発生状態がどのよ
うに変化するかについて実験を行い、次の表1を得た。
なお、差H1 の値が−(マイナス)の場合は、振動抑え
リブ70,71の高さがフイルム押さえリブ50,51
より低いことを意味している。また、実験は各5回ずつ
行い、実際に耳で聞いたノイズの発生状態を記号×,
△,〇で表した。記号×,△,〇の意味は、それぞれ
「使用上不可」,「使用上やや問題あり、改良が必
要」,「使用上問題がない」である。また、間隔D3 は
0.8mm,幅D4 は0.5mmとした。
【0022】
【表1】
【0023】この表1から明らかなように、振動抑えリ
ブ70,71の高さがフイルム押さえリブ50,51以
上である場合には、ノイズの発生は使用上問題ない程度
に少ないことが分かる。なお、差H1 が1mm以上の場
合には、一旦写真フイルム6の巻き戻しを行った後の再
度の送り出しが困難になる。また、表1の実施例2につ
いて、以下のように、写真フイルム6の送り出し力,引
き出し力,繰り返し出し入れの各評価について実験を行
った。
ブ70,71の高さがフイルム押さえリブ50,51以
上である場合には、ノイズの発生は使用上問題ない程度
に少ないことが分かる。なお、差H1 が1mm以上の場
合には、一旦写真フイルム6の巻き戻しを行った後の再
度の送り出しが困難になる。また、表1の実施例2につ
いて、以下のように、写真フイルム6の送り出し力,引
き出し力,繰り返し出し入れの各評価について実験を行
った。
【0024】写真フイルム6を送り出す力の評価方法
は、写真フイルム6の先端に180gの錘を置いてスプ
ール7を回転させて写真フイルム6を送り出した時に、
10回中10回とも写真フイルム6の先端を170mmの
距離だけ送り出すことができるか否かで行った。この結
果、問題なく送り出すことができた。
は、写真フイルム6の先端に180gの錘を置いてスプ
ール7を回転させて写真フイルム6を送り出した時に、
10回中10回とも写真フイルム6の先端を170mmの
距離だけ送り出すことができるか否かで行った。この結
果、問題なく送り出すことができた。
【0025】写真フイルム6を引き出す時の抵抗の評価
は、写真フイルム6の先端をニップロールで挟んで回転
させて写真フイルム6を引き出した時の抵抗の最大値
が、10本中10本とも200gを越えない場合を合格
とした。抵抗の測定結果は最大で70gfと低い値とな
り、全く問題なかった。
は、写真フイルム6の先端をニップロールで挟んで回転
させて写真フイルム6を引き出した時の抵抗の最大値
が、10本中10本とも200gを越えない場合を合格
とした。抵抗の測定結果は最大で70gfと低い値とな
り、全く問題なかった。
【0026】繰り返し出し入れの評価は、パトローネ本
体5から写真フイルム6を全部引き出し、その後に巻き
戻す動作を100回行い、10本中10本とも写真フイ
ルム6の出し入れができた場合を合格とした。結果は、
100回の動作で10本中10本とも写真フイルム6の
出し入れができ、全く問題がなかった。
体5から写真フイルム6を全部引き出し、その後に巻き
戻す動作を100回行い、10本中10本とも写真フイ
ルム6の出し入れができた場合を合格とした。結果は、
100回の動作で10本中10本とも写真フイルム6の
出し入れができ、全く問題がなかった。
【0027】フランジ17,18は、図6に示すような
金型を用いて型内ゲートカット方式で射出成型した。固
定側の金型は、フランジ18の外形を成型する固定側キ
ャビティ81と、ラチェット用の孔32を成型する固定
側入れ子82と、ゲート部83を形成する固定側入れ子
84とからなる。可動側の金型は、フランジ18の外形
を成型する可動側キャビティ86と、外形の一部を成型
するとともに射出成型後に成型品を突き出すスリーブピ
ン87と、射出成型後に固定側に移動し、成型品とサブ
ランナー部88とを分離するとカットピン89と、サブ
ランナー88を可動側に引っ張るとともに型から突き出
すエジェクターピン90とからなる。
金型を用いて型内ゲートカット方式で射出成型した。固
定側の金型は、フランジ18の外形を成型する固定側キ
ャビティ81と、ラチェット用の孔32を成型する固定
側入れ子82と、ゲート部83を形成する固定側入れ子
84とからなる。可動側の金型は、フランジ18の外形
を成型する可動側キャビティ86と、外形の一部を成型
するとともに射出成型後に成型品を突き出すスリーブピ
ン87と、射出成型後に固定側に移動し、成型品とサブ
ランナー部88とを分離するとカットピン89と、サブ
ランナー88を可動側に引っ張るとともに型から突き出
すエジェクターピン90とからなる。
【0028】固定側キャビティ81と可動側キャビティ
86との合わせ部には、超高速射出成型を可能とするエ
アベント92が設けられている。このエアベント92
は、外周に少なくともウエルドラインが発生する6か所
に設け、幅0.5mm〜2.0mm,深さ0.005m
m〜0.01mmで加工してある。このエアベント92
の他にもバリが発生しない程度のクリヤランスを設け、
エアを積極的に排出するのが好ましい。また、スリーブ
ピン87の外周にもバリが発生しない程度のクリアラン
ス93を設けてあり、スリーブピン87によって成型品
を突き出す際にエアを積極的に排出し、製品の離型を効
率的に行うことができる。
86との合わせ部には、超高速射出成型を可能とするエ
アベント92が設けられている。このエアベント92
は、外周に少なくともウエルドラインが発生する6か所
に設け、幅0.5mm〜2.0mm,深さ0.005m
m〜0.01mmで加工してある。このエアベント92
の他にもバリが発生しない程度のクリヤランスを設け、
エアを積極的に排出するのが好ましい。また、スリーブ
ピン87の外周にもバリが発生しない程度のクリアラン
ス93を設けてあり、スリーブピン87によって成型品
を突き出す際にエアを積極的に排出し、製品の離型を効
率的に行うことができる。
【0029】上記射出成形で作られたフランジ18の肉
厚は、必ずしも均一である必要はなく、肉厚を部分的に
変動させてもよい。この変動幅としては、図7に示すよ
うに、スプール軸取付部18b、段差部18c、フラン
ジ本体18d、リップ18a、鍔18eの各肉厚t1,
t2,t3,t4,t5は、0.10mm〜0.30m
m、より好ましくは0.13mm〜0.25mmの範囲
内とする。また、スプール軸取付部18b、段差部18
c、フランジ本体18d、リップ18a、鍔18eを連
結するコーナー部C1,C2,C3,C4の肉厚tc1
〜tc4は、0.05〜0.15mmの範囲内とし、ま
たフランジ本体18dの厚みt3と同じで均一にしても
よい。なお、各部の肉厚t1〜t5は0.1mm未満に
すると射出成形が困難になる。また、各部の肉厚t1〜
t5が0.3mmを越えると、写真フイルムパトローネ
内にフランジ18を組み込んで用いた場合にフイルム引
き出し抵抗が極端に大きくなり、実用上使用することが
できなくなる。また、最大肉厚/最小肉厚をkとする
と、このkは1≦k≦6、好ましくは1≦k≦2.7の
範囲内にする。また、各コーナーC1〜C4の肉厚tc
1〜tc4は各部の肉厚t1〜t5と同じにしてもよ
い。
厚は、必ずしも均一である必要はなく、肉厚を部分的に
変動させてもよい。この変動幅としては、図7に示すよ
うに、スプール軸取付部18b、段差部18c、フラン
ジ本体18d、リップ18a、鍔18eの各肉厚t1,
t2,t3,t4,t5は、0.10mm〜0.30m
m、より好ましくは0.13mm〜0.25mmの範囲
内とする。また、スプール軸取付部18b、段差部18
c、フランジ本体18d、リップ18a、鍔18eを連
結するコーナー部C1,C2,C3,C4の肉厚tc1
〜tc4は、0.05〜0.15mmの範囲内とし、ま
たフランジ本体18dの厚みt3と同じで均一にしても
よい。なお、各部の肉厚t1〜t5は0.1mm未満に
すると射出成形が困難になる。また、各部の肉厚t1〜
t5が0.3mmを越えると、写真フイルムパトローネ
内にフランジ18を組み込んで用いた場合にフイルム引
き出し抵抗が極端に大きくなり、実用上使用することが
できなくなる。また、最大肉厚/最小肉厚をkとする
と、このkは1≦k≦6、好ましくは1≦k≦2.7の
範囲内にする。また、各コーナーC1〜C4の肉厚tc
1〜tc4は各部の肉厚t1〜t5と同じにしてもよ
い。
【0030】本実施例では、リップ18aの厚みt4を
除く、スプール軸取付部18b、段差部18c、フラン
ジ本体18d、鍔18eの各肉厚t1〜t3,t5を
0.17mmとし、リップ18aの厚みt4は0.15
〜0.19の楔状にした。また、リップ18aの外周に
形成した鍔18eとフランジ本体18dの内面とのなす
角度は0°〜20°とされ、本実施例では0°の角度に
なっている。この角を0°とすることで、鍔18eがフ
ランジ本体18dと平行になり、射出成形用金型の加工
が容易になる。
除く、スプール軸取付部18b、段差部18c、フラン
ジ本体18d、鍔18eの各肉厚t1〜t3,t5を
0.17mmとし、リップ18aの厚みt4は0.15
〜0.19の楔状にした。また、リップ18aの外周に
形成した鍔18eとフランジ本体18dの内面とのなす
角度は0°〜20°とされ、本実施例では0°の角度に
なっている。この角を0°とすることで、鍔18eがフ
ランジ本体18dと平行になり、射出成形用金型の加工
が容易になる。
【0031】リップ18aとフランジ本体18dとのな
す角度は、内側でθ1=81°〜89°とされ、外側で
は抜き勾配程度の角度θ2=90°以上とされ、本実施
例ではθ1=86.5°、θ2=90°にしている。こ
のため、リップ18aとこれに続くコーナーC4とは他
の部分に比べて少し肉厚になってしまうが、これによっ
て、写真フイルム6を給送するときに、写真フイルム6
の側縁とコーナーC4とが接触する際の耐久性が優れた
ものとなる。
す角度は、内側でθ1=81°〜89°とされ、外側で
は抜き勾配程度の角度θ2=90°以上とされ、本実施
例ではθ1=86.5°、θ2=90°にしている。こ
のため、リップ18aとこれに続くコーナーC4とは他
の部分に比べて少し肉厚になってしまうが、これによっ
て、写真フイルム6を給送するときに、写真フイルム6
の側縁とコーナーC4とが接触する際の耐久性が優れた
ものとなる。
【0032】フランジ本体18dの外面からコーナーC
4までの高さH2 は1.0mm〜2.0mm、好ましく
は1.2mm〜1.8mmとする。高さH2 が1.0m
m未満の場合には、写真フイルム6の最外周側縁部をグ
リップできずに写真フイルム6の巻き径が大きくなって
しまい、フイルム給送に支障が生じる。また、フランジ
17,18の高さH2 を同じにすると、フランジ17の
撓みがフランジ18より強くなる。このため、写真フイ
ルム6を巻き取る際に、写真フイルム6が一定方向フラ
ンジ18側に寄り、写真フイルム6の蛇行が減少するか
ら写真フイルム6の巻き姿がよくなる。なお、高さH2
を意識的に変え、写真フイルム6の偏りを一定にしても
よい。
4までの高さH2 は1.0mm〜2.0mm、好ましく
は1.2mm〜1.8mmとする。高さH2 が1.0m
m未満の場合には、写真フイルム6の最外周側縁部をグ
リップできずに写真フイルム6の巻き径が大きくなって
しまい、フイルム給送に支障が生じる。また、フランジ
17,18の高さH2 を同じにすると、フランジ17の
撓みがフランジ18より強くなる。このため、写真フイ
ルム6を巻き取る際に、写真フイルム6が一定方向フラ
ンジ18側に寄り、写真フイルム6の蛇行が減少するか
ら写真フイルム6の巻き姿がよくなる。なお、高さH2
を意識的に変え、写真フイルム6の偏りを一定にしても
よい。
【0033】前記ラチェット用の孔32は6個とした
が、回転部材20のラチェット爪23が2個であるから
2個以上あればよく、12個以内、好ましくは偶数個で
あるが、奇数個でもよい。また、孔32はフランジ本体
18dの1/3までの範囲で拡大してもよい。なお、孔
32がフランジ本体18dの1/3を越えると、上下ケ
ース3,4のリブ34と接触し、回転抵抗が大きくなり
使用できなくなる。
が、回転部材20のラチェット爪23が2個であるから
2個以上あればよく、12個以内、好ましくは偶数個で
あるが、奇数個でもよい。また、孔32はフランジ本体
18dの1/3までの範囲で拡大してもよい。なお、孔
32がフランジ本体18dの1/3を越えると、上下ケ
ース3,4のリブ34と接触し、回転抵抗が大きくなり
使用できなくなる。
【0034】フランジ17,18の成型に用いる樹脂と
しては、金型内での流動性が良い樹脂,例えば前記ナイ
ロン変性PPEの他、ナイロン変性PPE,PS変性P
PE,PO変性PPE,POM(ポリアセタール),P
C(ポリカードネイト),PA(ポリアミド)等があ
る。
しては、金型内での流動性が良い樹脂,例えば前記ナイ
ロン変性PPEの他、ナイロン変性PPE,PS変性P
PE,PO変性PPE,POM(ポリアセタール),P
C(ポリカードネイト),PA(ポリアミド)等があ
る。
【0035】ナイロン変性PPEは、ナイロンをPPE
にブレンドしたものであり、その組成比としては、例え
ば、ナイロンを30〜70重量%、PPEを20〜60重量%、
熱可塑性エラストマーを0 〜20重量%、好ましくはナイ
ロンを40〜65重量%、PPEを25〜55重量%、熱可塑性
エラストマーを3 〜15重量%、特に好ましくはナイロン
を45〜60重量%、PPEを30〜50重量%、熱可塑性エラ
ストマーを5 〜13重量%としたものが望ましい。
にブレンドしたものであり、その組成比としては、例え
ば、ナイロンを30〜70重量%、PPEを20〜60重量%、
熱可塑性エラストマーを0 〜20重量%、好ましくはナイ
ロンを40〜65重量%、PPEを25〜55重量%、熱可塑性
エラストマーを3 〜15重量%、特に好ましくはナイロン
を45〜60重量%、PPEを30〜50重量%、熱可塑性エラ
ストマーを5 〜13重量%としたものが望ましい。
【0036】ナイロン変性PPEを組成するナイロンと
しては、6ナイロン、66ナイロン、12ナイロン、4
6ナイロン、非結晶ナイロン、半芳香族ナイロン等が好
ましく、また熱可塑性エラストマーとしては、エチレン
プロピレン系ゴム、スチレンブタジエン系ゴム等が好ま
しい。
しては、6ナイロン、66ナイロン、12ナイロン、4
6ナイロン、非結晶ナイロン、半芳香族ナイロン等が好
ましく、また熱可塑性エラストマーとしては、エチレン
プロピレン系ゴム、スチレンブタジエン系ゴム等が好ま
しい。
【0037】ポリオレフィン変性PPEは、ポリオレフ
ィンをPPEにブレンドしたものであり、その組成比と
しては、例えば、ポリオレフィンを30〜70重量%、PP
Eを20〜70重量%、熱可塑性エラストマーを0 〜20重量
%、好ましくはポリオレフィンを40〜65重量%、PPE
を25〜60重量%、熱可塑性エラストマーを3 〜15重量
%、特に好ましくはポリオレフィンを45〜60重量%、P
PEを30〜50重量%、熱可塑性エラストマーを5 〜13重
量%としたものが望ましい。
ィンをPPEにブレンドしたものであり、その組成比と
しては、例えば、ポリオレフィンを30〜70重量%、PP
Eを20〜70重量%、熱可塑性エラストマーを0 〜20重量
%、好ましくはポリオレフィンを40〜65重量%、PPE
を25〜60重量%、熱可塑性エラストマーを3 〜15重量
%、特に好ましくはポリオレフィンを45〜60重量%、P
PEを30〜50重量%、熱可塑性エラストマーを5 〜13重
量%としたものが望ましい。
【0038】ポリオレフィン変性PPEを組成するポリ
オレフィンとしては、ポリプロピレン、ポリエチレン等
が好ましく、また、熱可塑性エラストマーとしては、エ
チレンプロピレン系ゴム、スチレンブタジエン系ゴム等
が好ましい。
オレフィンとしては、ポリプロピレン、ポリエチレン等
が好ましく、また、熱可塑性エラストマーとしては、エ
チレンプロピレン系ゴム、スチレンブタジエン系ゴム等
が好ましい。
【0039】ナイロン変性PPE、及びポリオレフィン
変性PPEとともに、例えば耐熱性を高くしたい場合に
はPPEの比率を高めるとよい。また強度を高める場合
にはナイロン又はポリオレフィンの比率を高くするとよ
い。また脆さを少なくしたい場合には、ゴム分を多めに
するとよい。
変性PPEとともに、例えば耐熱性を高くしたい場合に
はPPEの比率を高めるとよい。また強度を高める場合
にはナイロン又はポリオレフィンの比率を高くするとよ
い。また脆さを少なくしたい場合には、ゴム分を多めに
するとよい。
【0040】PS変性PPEは、市販のノリル(日本G
EP(株)製),ザイロン(旭化成工業(株)製)を、
PCは市販のパンライト(帝人化成(株)製),ユーピ
ロン(三菱瓦斯化学(株)製),レキサン(日本GEP
(株)製),ノバレックス(三菱化学(株)製)を、P
Aは6ナイロン・66ナイロン・12ナイロン・46ナ
イロン・非結晶ナイロン・半芳香族ナイロン等の市販品
を指す。更に、PPSとPPEのアロイ、PPSとPB
Tのアロイ、PPEとLCP(液晶樹脂)とのアロイ、
PPSにGF(ガラスファイバー、ガラスビーズ)5〜
30重量%を混入したもの等も好ましく用いることがで
きる。
EP(株)製),ザイロン(旭化成工業(株)製)を、
PCは市販のパンライト(帝人化成(株)製),ユーピ
ロン(三菱瓦斯化学(株)製),レキサン(日本GEP
(株)製),ノバレックス(三菱化学(株)製)を、P
Aは6ナイロン・66ナイロン・12ナイロン・46ナ
イロン・非結晶ナイロン・半芳香族ナイロン等の市販品
を指す。更に、PPSとPPEのアロイ、PPSとPB
Tのアロイ、PPEとLCP(液晶樹脂)とのアロイ、
PPSにGF(ガラスファイバー、ガラスビーズ)5〜
30重量%を混入したもの等も好ましく用いることがで
きる。
【0041】また、フランジの材料に、シリコーンを添
加してもよく、このシリコーンの添加量としては、2重
量%以内が好ましく、より好ましくは1.5重量%以内
である。この添加量が2重量%を越えると、成形時に金
型内に成分が析出してくるため、製品の汚れや、エアー
ベントの詰まりによるヤケやショートショットなどの問
題になる。このシリコーンの種類は、ジメチルポリシロ
キサン構造のシリコーンオイルで粘度が5,000 〜60,000
csのものがよい。また、シリコーンは、PE,PP,
PS,AS,ABS,PC,PPO(変性も含む),P
A,POM,PET,PBT,PVC等に混入して使用
することができる。
加してもよく、このシリコーンの添加量としては、2重
量%以内が好ましく、より好ましくは1.5重量%以内
である。この添加量が2重量%を越えると、成形時に金
型内に成分が析出してくるため、製品の汚れや、エアー
ベントの詰まりによるヤケやショートショットなどの問
題になる。このシリコーンの種類は、ジメチルポリシロ
キサン構造のシリコーンオイルで粘度が5,000 〜60,000
csのものがよい。また、シリコーンは、PE,PP,
PS,AS,ABS,PC,PPO(変性も含む),P
A,POM,PET,PBT,PVC等に混入して使用
することができる。
【0042】以上説明した実施形態では、ノイズ防止を
より確実にするために振動抑えリブを一対としたが、一
方だけでも可能である。また、振動抑えリブを上ケース
の内壁と一体に成型したが、インサート成型とし、ケー
スより摺動性がよい、また可撓性が高い樹脂で作製して
もよい。また、振動抑えリブの代わりに、135タイプ
のパトローネに使用しているテレンプや不織布を上ケー
スの内壁面に溶着してもよい。このテレンプを用いた場
合には、除塵と傷防止にも有効となり、カメラ内のデー
タ読取用ヘッドやローラ部への塵付きや傷付きが減少す
る。
より確実にするために振動抑えリブを一対としたが、一
方だけでも可能である。また、振動抑えリブを上ケース
の内壁と一体に成型したが、インサート成型とし、ケー
スより摺動性がよい、また可撓性が高い樹脂で作製して
もよい。また、振動抑えリブの代わりに、135タイプ
のパトローネに使用しているテレンプや不織布を上ケー
スの内壁面に溶着してもよい。このテレンプを用いた場
合には、除塵と傷防止にも有効となり、カメラ内のデー
タ読取用ヘッドやローラ部への塵付きや傷付きが減少す
る。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明の写真フイル
ムパトローネは、リップの縁と擦れ合う写真フイルムの
少なくとも一方の縁近傍に接触して写真フイルムの振動
を抑える振動抑え部材を、パトローネ本体に形成された
フイルム押さえリブ以上に高く、かつフイルム押さえリ
ブよりパトローネ本体の奥になるように、パトローネ本
体の内壁に設けたので、写真フイルムの巻き戻し時に発
生する耳障りなノイズを確実に低減することができる。
ムパトローネは、リップの縁と擦れ合う写真フイルムの
少なくとも一方の縁近傍に接触して写真フイルムの振動
を抑える振動抑え部材を、パトローネ本体に形成された
フイルム押さえリブ以上に高く、かつフイルム押さえリ
ブよりパトローネ本体の奥になるように、パトローネ本
体の内壁に設けたので、写真フイルムの巻き戻し時に発
生する耳障りなノイズを確実に低減することができる。
【0044】また、振動抑え部材をパトローネ本体の内
壁と一体成型したリブとしたので、きわめて簡単,ロー
コストに写真フイルムの巻き戻し時に発生する耳障りな
ノイズを低減することができる。また、振動抑え部材を
パトローネ本体より可撓性が高い材料でパトローネ本体
の内壁にインサート成形したリブとすると、写真フイル
ムの振動防止にさらに効果的であるとともに、写真フイ
ルムへの傷防止にもより有効である。また、振動抑え部
材を弾性を有する布材料から形成し、これをパトローネ
本体の内壁に貼着すると、写真フイルムの振動防止の他
にカメラ内の除塵と傷防止にも有効である。
壁と一体成型したリブとしたので、きわめて簡単,ロー
コストに写真フイルムの巻き戻し時に発生する耳障りな
ノイズを低減することができる。また、振動抑え部材を
パトローネ本体より可撓性が高い材料でパトローネ本体
の内壁にインサート成形したリブとすると、写真フイル
ムの振動防止にさらに効果的であるとともに、写真フイ
ルムへの傷防止にもより有効である。また、振動抑え部
材を弾性を有する布材料から形成し、これをパトローネ
本体の内壁に貼着すると、写真フイルムの振動防止の他
にカメラ内の除塵と傷防止にも有効である。
【図1】本発明の写真フイルムパトローネの断面図であ
る。
る。
【図2】写真フイルムパトローネの構成を示す分解斜視
図である。
図である。
【図3】写真フイルムパトローネのスプール軸方向の断
面図である。
面図である。
【図4】上ケースの内壁を示す斜視図である。
【図5】パトローネ本体から上ケースを外した状態を示
す平面図である。
す平面図である。
【図6】フランジを成型する金型の例を示す断面図であ
る。
る。
【図7】フランジの要部を示す断面図である。
2 写真フイルムパトローネ 3 上ケース 4 下ケース 5 パトローネ本体 6 写真フイルム 7 スプール 16 スプール軸 17,18 フランジ 17a,18a リップ 50,51 フイルム押さえリブ 70,71 振動抑えリブ
Claims (4)
- 【請求項1】 フイルム出入口を形成したパトローネ本
体の内部に回動自在に収納され、写真フイルムをロール
状に巻回したスプール軸と、このスプール軸に取り付け
られる一対のフランジと、写真フイルムの最外周側縁部
を包み込むようにフランジの外周に一体に形成され、写
真フイルムの巻き緩みを防止するリップと、前記フイル
ム出入口近くのパトローネ本体の内壁に形成され、写真
フイルムを背面側から支持して写真フイルムがパトロー
ネ本体の内壁に接触するのを防止するフイルム押さえリ
ブとからなり、前記スプール軸を回転することにより、
前記一対のフランジが写真フイルムの縁によって押し広
げられ、前記リップの縁と写真フイルムの縁とが擦れ合
いながら写真フイルムがフイルム出入口から出し入れさ
れる写真フイルムパトローネにおいて、 前記リップの縁と擦れ合う写真フイルムの少なくとも一
方の縁近傍に接触して写真フイルムの振動を抑える振動
抑え部材を、前記フイルム押さえリブ以上に高く、かつ
フイルム押さえリブよりパトローネ本体の奥になるよう
に、パトローネ本体の内壁に設けたことを特徴とする写
真フイルムパトローネ。 - 【請求項2】 前記振動抑え部材は、前記パトローネ本
体の内壁と一体に形成したリブであることを特徴とする
請求項1記載の写真フイルムパトローネ。 - 【請求項3】 前記振動抑え部材は、パトローネ本体よ
り可撓性が高い材料でパトローネ本体の内壁にインサー
ト成形したリブであることを特徴とする請求項1記載の
写真フイルムパトローネ。 - 【請求項4】 前記振動抑え部材は、弾性を有する布材
料から形成し、これをパトローネ本体の内壁に貼着した
ものであることを特徴とする請求項1記載の写真フイル
ムパトローネ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17402097A JPH1124206A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 写真フイルムパトローネ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17402097A JPH1124206A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 写真フイルムパトローネ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1124206A true JPH1124206A (ja) | 1999-01-29 |
Family
ID=15971245
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17402097A Pending JPH1124206A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 写真フイルムパトローネ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1124206A (ja) |
-
1997
- 1997-06-30 JP JP17402097A patent/JPH1124206A/ja active Pending
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