JPH11242228A - 液晶表示装置およびその製造方法 - Google Patents
液晶表示装置およびその製造方法Info
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- JPH11242228A JPH11242228A JP4504098A JP4504098A JPH11242228A JP H11242228 A JPH11242228 A JP H11242228A JP 4504098 A JP4504098 A JP 4504098A JP 4504098 A JP4504098 A JP 4504098A JP H11242228 A JPH11242228 A JP H11242228A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 スペーサーが単層状態にして付着され、かつ
配向膜表面に感光性樹脂の残査または接着層の溶出によ
る配向劣化がない液晶表示装置およびその製造方法を提
供する。 【解決手段】 ラビング処理した配向膜9の表面上に、
ポリビニルアルコールに感光基としてスチルバゾリウム
基を導入したものを水に溶解した感光性樹脂11をスプ
レイ法で全面に塗布する。感光性樹脂11は、乾燥後に
その表面に粘着性を有する。そして、紫外線により感光
性樹脂11をパターン化露光し、水とイソプロピルアル
コールの混合液で現像する。この粘着性を有する感光性
樹脂11の表面を上側にして、直径が約0.005mm
のジビニルベンゼンからなるスペーサー10をイソプロ
ピルアルコールと水の混合液に分散させたものを上方か
ら湿式型スプレイ法により散布する。しかる後に窒素ガ
スを配向膜9のラビング方向に沿ってブローすることに
より、感光性樹脂11のない部分に存在しているスペー
サーを除去する。
配向膜表面に感光性樹脂の残査または接着層の溶出によ
る配向劣化がない液晶表示装置およびその製造方法を提
供する。 【解決手段】 ラビング処理した配向膜9の表面上に、
ポリビニルアルコールに感光基としてスチルバゾリウム
基を導入したものを水に溶解した感光性樹脂11をスプ
レイ法で全面に塗布する。感光性樹脂11は、乾燥後に
その表面に粘着性を有する。そして、紫外線により感光
性樹脂11をパターン化露光し、水とイソプロピルアル
コールの混合液で現像する。この粘着性を有する感光性
樹脂11の表面を上側にして、直径が約0.005mm
のジビニルベンゼンからなるスペーサー10をイソプロ
ピルアルコールと水の混合液に分散させたものを上方か
ら湿式型スプレイ法により散布する。しかる後に窒素ガ
スを配向膜9のラビング方向に沿ってブローすることに
より、感光性樹脂11のない部分に存在しているスペー
サーを除去する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマディスプ
レイ等との液晶複合型ディスプレイを含む液晶表示装置
およびその製造方法に関するものであり、特に一対の基
板間隔を制御するためのスペーサーを選択配置した液晶
表示装置およびその製造方法に関するものである。
レイ等との液晶複合型ディスプレイを含む液晶表示装置
およびその製造方法に関するものであり、特に一対の基
板間隔を制御するためのスペーサーを選択配置した液晶
表示装置およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カラー表示およびモノクロ表示の
液晶表示装置では、スペーサーからの光漏れによるコン
トラストの低下を防止するため、画素間および表示領域
周辺部の遮光膜に対応する位置にドット状スペーサーを
固着する各種方法が提案されている。
液晶表示装置では、スペーサーからの光漏れによるコン
トラストの低下を防止するため、画素間および表示領域
周辺部の遮光膜に対応する位置にドット状スペーサーを
固着する各種方法が提案されている。
【0003】遮光膜に対応する位置にドット状スペーサ
ーを固着する層としては、配向膜に配向処理を施す前で
は、遮光膜の内部あるいは表面、配向膜の内部あるいは
表面、または配向膜上に設けた接着層の内部あるいは表
面等が提案されている。
ーを固着する層としては、配向膜に配向処理を施す前で
は、遮光膜の内部あるいは表面、配向膜の内部あるいは
表面、または配向膜上に設けた接着層の内部あるいは表
面等が提案されている。
【0004】これらの方法は、少なくとも一方の基板に
スペーサーを固着後、配向膜に配向処理を施すため、画
素間および表示領域周辺部に相当する箇所に固着したス
ペーサーがかなり大きな凸部となってラビング等の配向
処理時に邪魔となり、スペーサー近傍で配向処理が一様
にできなくなって表示コントラストを低下させる、また
は配向処理時にスペーサーが剥がれ落ちる等の問題点が
ある。さらに、配向処理が一様にできない箇所を大きめ
に形成した遮光膜によって被覆したとしても、開口率を
下げてしまうという問題点がある。
スペーサーを固着後、配向膜に配向処理を施すため、画
素間および表示領域周辺部に相当する箇所に固着したス
ペーサーがかなり大きな凸部となってラビング等の配向
処理時に邪魔となり、スペーサー近傍で配向処理が一様
にできなくなって表示コントラストを低下させる、また
は配向処理時にスペーサーが剥がれ落ちる等の問題点が
ある。さらに、配向処理が一様にできない箇所を大きめ
に形成した遮光膜によって被覆したとしても、開口率を
下げてしまうという問題点がある。
【0005】前述の問題点を解決する方法として、配向
膜に配向処理を施した後、フォトリソグラフィ技術によ
り、スペーサーを固定するための接着層とスペーサーと
を選択配置する方法が特開平7−270806号公報ま
たは特開平8−286192号公報に開示されている。
膜に配向処理を施した後、フォトリソグラフィ技術によ
り、スペーサーを固定するための接着層とスペーサーと
を選択配置する方法が特開平7−270806号公報ま
たは特開平8−286192号公報に開示されている。
【0006】特開平7−270806号公報に開示され
ている方法は、以下の通りである。図5および図6に示
すように、基板54上に絶縁膜58を形成し、対向側の
基板55上にカラーフィルター層61を形成した後、基
板54および対向側の基板55に表示電極56を形成
(工程c1)する。そして、基板54にパッシベーショ
ン膜60を形成した後、基板54および対向側の基板5
5に配向膜57を形成し、配向膜57にラビング処理
(工程c2)を行う。
ている方法は、以下の通りである。図5および図6に示
すように、基板54上に絶縁膜58を形成し、対向側の
基板55上にカラーフィルター層61を形成した後、基
板54および対向側の基板55に表示電極56を形成
(工程c1)する。そして、基板54にパッシベーショ
ン膜60を形成した後、基板54および対向側の基板5
5に配向膜57を形成し、配向膜57にラビング処理
(工程c2)を行う。
【0007】次に、顔料とカーボンブラックを分散した
光重合剤と熱溶融性樹脂を含む感光性樹脂51を配向膜
57上に塗布し、乾燥(工程c3)する。その後、感光
性樹脂51を選択露光(工程c4)し、スペーサー52
を全面に散布(工程c5)する。
光重合剤と熱溶融性樹脂を含む感光性樹脂51を配向膜
57上に塗布し、乾燥(工程c3)する。その後、感光
性樹脂51を選択露光(工程c4)し、スペーサー52
を全面に散布(工程c5)する。
【0008】次に、100℃程度の温度で熱処理するこ
とにより、スペーサー52と感光性樹脂51との密着
(工程c6)を良くする。その後、テトラメチルアンモ
ニウムハライドオキサイド等の有機アルカリ水溶液によ
り現像(工程c7)し、画素部の感光性樹脂51とその
上のスペーサーを除去後、200℃程度の温度で最終焼
成する。
とにより、スペーサー52と感光性樹脂51との密着
(工程c6)を良くする。その後、テトラメチルアンモ
ニウムハライドオキサイド等の有機アルカリ水溶液によ
り現像(工程c7)し、画素部の感光性樹脂51とその
上のスペーサーを除去後、200℃程度の温度で最終焼
成する。
【0009】最終焼成後の感光性樹脂51の膜厚とスペ
ーサー52の径との総和がセル厚となる。使用される感
光性樹脂51は、メタクリル樹脂と多官能アクリルモノ
マーである。尚、図6において、59は液晶層である。
ーサー52の径との総和がセル厚となる。使用される感
光性樹脂51は、メタクリル樹脂と多官能アクリルモノ
マーである。尚、図6において、59は液晶層である。
【0010】特開平8−286192号公報に開示され
ている方法は、以下の通りである。図7および図8に示
すように、対向側の基板55上に遮光膜53およびカラ
ーフィルター層61を形成し、オーバーコート膜62を
形成した後、基板54および対向側の基板55に表示電
極56を形成(工程d1)する。そして、基板54に絶
縁膜58を形成した後、基板54および対向側の基板5
5に配向膜57を形成し、配向膜57にラビング処理
(工程d2)を行う。
ている方法は、以下の通りである。図7および図8に示
すように、対向側の基板55上に遮光膜53およびカラ
ーフィルター層61を形成し、オーバーコート膜62を
形成した後、基板54および対向側の基板55に表示電
極56を形成(工程d1)する。そして、基板54に絶
縁膜58を形成した後、基板54および対向側の基板5
5に配向膜57を形成し、配向膜57にラビング処理
(工程d2)を行う。
【0011】次に、ネガ型フォトレジストを配向膜57
上に塗布(工程d3)し、所望のパターンに露光(工程
d4)して、現像することで未露光部分のネガ型フォト
レジストを除去(工程d5)した後、全面にエポキシ系
の接着剤等からなる接着層63を形成(工程d6)す
る。
上に塗布(工程d3)し、所望のパターンに露光(工程
d4)して、現像することで未露光部分のネガ型フォト
レジストを除去(工程d5)した後、全面にエポキシ系
の接着剤等からなる接着層63を形成(工程d6)す
る。
【0012】次に、未露光部分のネガ型フォトレジスト
とその上の接着層を除去して、格子状の接着層63を形
成(工程d7)する。そして、スペーサー52を全面に
スプレー分散法により散布(工程d8)し、接着層63
上に配置されたスペーサー52は接着層63に固定し
て、接着層63上以外のスペーサーはエアーブロー等で
除去(工程d9)する。尚、図8において、59は液晶
層である。
とその上の接着層を除去して、格子状の接着層63を形
成(工程d7)する。そして、スペーサー52を全面に
スプレー分散法により散布(工程d8)し、接着層63
上に配置されたスペーサー52は接着層63に固定し
て、接着層63上以外のスペーサーはエアーブロー等で
除去(工程d9)する。尚、図8において、59は液晶
層である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の方法
は、以下の問題点を有している。
は、以下の問題点を有している。
【0014】特開平7−270806号公報に開示され
ている方法は、感光性樹脂そのままでは接着性をもたら
すことができないため、熱溶融性樹脂を含む感光性樹脂
を用いて、スペーサーを散布した後100℃程度で熱処
理しているが、その後の現像処理により、スペーサーが
剥がれ易くなって液晶表示装置の表示均一性が低下する
問題点がある。
ている方法は、感光性樹脂そのままでは接着性をもたら
すことができないため、熱溶融性樹脂を含む感光性樹脂
を用いて、スペーサーを散布した後100℃程度で熱処
理しているが、その後の現像処理により、スペーサーが
剥がれ易くなって液晶表示装置の表示均一性が低下する
問題点がある。
【0015】また、熱溶融性樹脂を含有する遮光膜用感
光性樹脂のため、十分な遮光性を得るためには数μmの
厚さが必要であり、一対の基板を貼り合わせるためのシ
ール材料を硬化する際に、スペーサーが感光性樹脂内に
食い込み易くなって液晶表示装置の表示均一性が低下す
る問題点がある。
光性樹脂のため、十分な遮光性を得るためには数μmの
厚さが必要であり、一対の基板を貼り合わせるためのシ
ール材料を硬化する際に、スペーサーが感光性樹脂内に
食い込み易くなって液晶表示装置の表示均一性が低下す
る問題点がある。
【0016】さらに、熱溶融性樹脂を熱処理する際の影
響で配向膜上に残査が残り、配向膜本来の配向性能が得
られず、コントラストを低下する問題点がある。
響で配向膜上に残査が残り、配向膜本来の配向性能が得
られず、コントラストを低下する問題点がある。
【0017】特開平8−286192号公報に開示され
ている方法は、フォトレジストは一般的にフォトマスク
に付着しないようにその表面は接着性または粘着性がな
いため、パターン化したフォトレジストを有する基板全
面に接着層を塗布し、フォトレジストとその上の接着層
を除去することで接着層をパターン化しているが、接着
層に全面を覆われているフォトレジストを除去すること
は具体的に明細書に開示されていないように、材料的お
よびプロセス的に困難である問題点を有する。すなわ
ち、フォトレジスト上の接着層が溶解により除去される
のであれば、フォトレジスト上以外の接着層も溶解の影
響をうけることになる。
ている方法は、フォトレジストは一般的にフォトマスク
に付着しないようにその表面は接着性または粘着性がな
いため、パターン化したフォトレジストを有する基板全
面に接着層を塗布し、フォトレジストとその上の接着層
を除去することで接着層をパターン化しているが、接着
層に全面を覆われているフォトレジストを除去すること
は具体的に明細書に開示されていないように、材料的お
よびプロセス的に困難である問題点を有する。すなわ
ち、フォトレジスト上の接着層が溶解により除去される
のであれば、フォトレジスト上以外の接着層も溶解の影
響をうけることになる。
【0018】また、このプロセスは、接着性のないフォ
トレジストを形成するプロセスに接着層を形成するプロ
セスを加えているため、コスト高になる問題点を有す
る。
トレジストを形成するプロセスに接着層を形成するプロ
セスを加えているため、コスト高になる問題点を有す
る。
【0019】また、フォトレジストとその上の接着層を
除去する際に、接着層が溶出して配向処理した配向膜の
表面を汚し易くなり、コントラストを低下させる問題点
がある。
除去する際に、接着層が溶出して配向処理した配向膜の
表面を汚し易くなり、コントラストを低下させる問題点
がある。
【0020】本発明は、以上のような従来の問題点に鑑
みなされたものであって、スペーサーが単層状態にして
付着され、かつ配向膜表面に感光性樹脂の残査または接
着層の溶出による配向劣化がない液晶表示装置およびそ
の製造方法を提供することを目的としている。
みなされたものであって、スペーサーが単層状態にして
付着され、かつ配向膜表面に感光性樹脂の残査または接
着層の溶出による配向劣化がない液晶表示装置およびそ
の製造方法を提供することを目的としている。
【0021】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明の請求項1記載の液晶表示装置は、配向
膜が形成された一対の基板からなり、何れか一方の基板
には画素を除く領域にスペーサーが配置され、前記一対
の基板間に液晶層を有する液晶表示装置において、前記
スペーサーは、表面に粘着性を有する感光性樹脂によっ
て、前記配向膜上に選択付着されていることを特徴とし
ている。
ために、本発明の請求項1記載の液晶表示装置は、配向
膜が形成された一対の基板からなり、何れか一方の基板
には画素を除く領域にスペーサーが配置され、前記一対
の基板間に液晶層を有する液晶表示装置において、前記
スペーサーは、表面に粘着性を有する感光性樹脂によっ
て、前記配向膜上に選択付着されていることを特徴とし
ている。
【0022】請求項2記載の液晶表示装置は、請求項1
記載の液晶表示装置において、前記感光性樹脂は、乾燥
した状態で表面に粘着性を有するものであることを特徴
としている。
記載の液晶表示装置において、前記感光性樹脂は、乾燥
した状態で表面に粘着性を有するものであることを特徴
としている。
【0023】請求項3記載の液晶表示装置は、請求項1
記載の液晶表示装置において、前記感光性樹脂は、露光
することにより表面に粘着性を発現するものであること
を特徴としている。
記載の液晶表示装置において、前記感光性樹脂は、露光
することにより表面に粘着性を発現するものであること
を特徴としている。
【0024】請求項4記載の液晶表示装置の製造方法
は、配向膜を一対の基板に形成し、何れか一方の基板の
画素を除く領域にスペーサーを配置し、前記一対の基板
間に液晶層を挟持する液晶表示装置の製造方法におい
て、前記配向膜に配向処理を施す工程と、配向処理を施
した配向膜上に表面に粘着性が発現する感光性樹脂を配
設する工程と、前記感光性樹脂をパターニングする工程
と、前記感光性樹脂の表面に前記スペーサーを選択付着
させる工程とを有することを特徴としている。
は、配向膜を一対の基板に形成し、何れか一方の基板の
画素を除く領域にスペーサーを配置し、前記一対の基板
間に液晶層を挟持する液晶表示装置の製造方法におい
て、前記配向膜に配向処理を施す工程と、配向処理を施
した配向膜上に表面に粘着性が発現する感光性樹脂を配
設する工程と、前記感光性樹脂をパターニングする工程
と、前記感光性樹脂の表面に前記スペーサーを選択付着
させる工程とを有することを特徴としている。
【0025】請求項5記載の液晶表示装置の製造方法
は、請求項4記載の液晶表示装置の製造方法において、
前記スペーサーを選択付着させる工程は、前記基板を前
記感光性樹脂を形成した面を上側にして配置し、前記ス
ペーサーを基板全面に上方から散布した後、前記感光性
樹脂を形成していない部分に存在しているスペーサーを
気体を吹き付けることで除去することを特徴としてい
る。
は、請求項4記載の液晶表示装置の製造方法において、
前記スペーサーを選択付着させる工程は、前記基板を前
記感光性樹脂を形成した面を上側にして配置し、前記ス
ペーサーを基板全面に上方から散布した後、前記感光性
樹脂を形成していない部分に存在しているスペーサーを
気体を吹き付けることで除去することを特徴としてい
る。
【0026】請求項6記載の液晶表示装置の製造方法
は、請求項4記載の液晶表示装置の製造方法において、
前記スペーサーを選択付着させる工程は、前記基板を前
記感光性樹脂を形成した面を下側にして配置し、前記ス
ペーサーを基板全面に下方から噴霧することを特徴とし
ている。
は、請求項4記載の液晶表示装置の製造方法において、
前記スペーサーを選択付着させる工程は、前記基板を前
記感光性樹脂を形成した面を下側にして配置し、前記ス
ペーサーを基板全面に下方から噴霧することを特徴とし
ている。
【0027】本発明の液晶表示装置によれば、スペーサ
ーが表面に粘着性を有する感光性樹脂によって配向膜上
に選択付着されていることにより、スペーサーが単層状
態で感光性樹脂上に均一に分散付着され、かつ配向膜表
面に感光性樹脂の残査または接着層の溶出による配向劣
化がないため、配向乱れがなく、表示均一性に優れ、高
いコントラストを得ることができる。
ーが表面に粘着性を有する感光性樹脂によって配向膜上
に選択付着されていることにより、スペーサーが単層状
態で感光性樹脂上に均一に分散付着され、かつ配向膜表
面に感光性樹脂の残査または接着層の溶出による配向劣
化がないため、配向乱れがなく、表示均一性に優れ、高
いコントラストを得ることができる。
【0028】さらに、感光性樹脂が乾燥した状態で表面
に粘着性を有するものであることにより、露光前から粘
着性を有しているが、露光、現像後にスペーサーが付着
されているため、従来のように現像によってスペーサー
が剥がれ落ちることがない。
に粘着性を有するものであることにより、露光前から粘
着性を有しているが、露光、現像後にスペーサーが付着
されているため、従来のように現像によってスペーサー
が剥がれ落ちることがない。
【0029】さらに、感光性樹脂が露光することにより
表面に粘着性を発現するものであることにより、露光後
に粘着性を有することになるが、現像後にスペーサーが
付着されているため、現像によってスペーサーが剥がれ
落ちることがない。また、露光後に粘着性を有してから
スペーサーを付着させるまでの間には、ウエット工程で
ある現像工程のみが存在するだけなので、感光性樹脂に
異物が付着することを低減することができる。
表面に粘着性を発現するものであることにより、露光後
に粘着性を有することになるが、現像後にスペーサーが
付着されているため、現像によってスペーサーが剥がれ
落ちることがない。また、露光後に粘着性を有してから
スペーサーを付着させるまでの間には、ウエット工程で
ある現像工程のみが存在するだけなので、感光性樹脂に
異物が付着することを低減することができる。
【0030】本発明の液晶表示装置の製造方法によれ
ば、配向膜に配向処理を施す工程と、配向処理を施した
配向膜上に表面に粘着性が発現する感光性樹脂を配設す
る工程と、感光性樹脂をパターニングする工程と、感光
性樹脂の表面にスペーサーを選択付着させる工程とを有
することにより、現像によってスペーサーが剥がれ落ち
ることがないのでセル厚が均一となって表示均一性を高
くでき、従来のように配向膜表面に感光性樹脂の残査ま
たは接着層の溶出による配向劣化がないので高いコント
ラストを維持でき、プロセスが簡単で接着層を別に設け
る必要がないので安価にできる。
ば、配向膜に配向処理を施す工程と、配向処理を施した
配向膜上に表面に粘着性が発現する感光性樹脂を配設す
る工程と、感光性樹脂をパターニングする工程と、感光
性樹脂の表面にスペーサーを選択付着させる工程とを有
することにより、現像によってスペーサーが剥がれ落ち
ることがないのでセル厚が均一となって表示均一性を高
くでき、従来のように配向膜表面に感光性樹脂の残査ま
たは接着層の溶出による配向劣化がないので高いコント
ラストを維持でき、プロセスが簡単で接着層を別に設け
る必要がないので安価にできる。
【0031】さらに、スペーサーを選択付着させる工程
は、基板を感光性樹脂を形成した面を上側にして配置
し、スペーサーを基板全面に上方から散布した後、感光
性樹脂を形成していない部分に存在しているスペーサー
を気体を吹き付けることで除去することにより、配向膜
の配向状態に乱れを生じさせることなくスペーサーを簡
単な操作で単層状態で選択固定できるため、セル厚を均
一にすることができる。
は、基板を感光性樹脂を形成した面を上側にして配置
し、スペーサーを基板全面に上方から散布した後、感光
性樹脂を形成していない部分に存在しているスペーサー
を気体を吹き付けることで除去することにより、配向膜
の配向状態に乱れを生じさせることなくスペーサーを簡
単な操作で単層状態で選択固定できるため、セル厚を均
一にすることができる。
【0032】さらに、スペーサーを選択付着させる工程
は、基板を感光性樹脂を形成した面を下側にして配置
し、スペーサーを基板全面に下方から噴霧することによ
り、感光性樹脂表面にのみスペーサーを単層状態で選択
固定できるため、配向膜の配向状態に乱れを生じさせる
ことなく容易に簡単な操作でセル厚を均一にすることが
できる。
は、基板を感光性樹脂を形成した面を下側にして配置
し、スペーサーを基板全面に下方から噴霧することによ
り、感光性樹脂表面にのみスペーサーを単層状態で選択
固定できるため、配向膜の配向状態に乱れを生じさせる
ことなく容易に簡単な操作でセル厚を均一にすることが
できる。
【0033】
【発明の実施の形態】図1乃至図4を用いて、本発明の
実施の形態について説明する。尚、本発明はSTN型、
a−SiTFT型、p−SiTFT型、MIM型、FL
C型、AFLC型等の各種液晶表示装置に適用できる。
実施の形態について説明する。尚、本発明はSTN型、
a−SiTFT型、p−SiTFT型、MIM型、FL
C型、AFLC型等の各種液晶表示装置に適用できる。
【0034】(実施の形態1)図1は本発明に係わる液
晶表示装置の製造工程を示すフローチャート、図2は本
発明に係わる液晶表示装置の概略構成を示す断面図であ
る。
晶表示装置の製造工程を示すフローチャート、図2は本
発明に係わる液晶表示装置の概略構成を示す断面図であ
る。
【0035】本実施の形態に係わる液晶表示装置は、一
対の基板上に表示電極を形成し、この一対の基板上に配
向処理した配向膜を形成して、さらに乾燥後に粘着性を
示す感光性樹脂の前駆体となる感光性樹脂組成物を全面
に塗布法またはドライフィルム法で配設してパターン化
露光、現像し、粘着性を発現させた感光性樹脂の表面を
含む全面にスペーサーを散布し、感光性樹脂に覆われて
いない基板表面上のスペーサーおよび感光性樹脂上で単
層でないスペーサーを配向方向に沿ってエアブローして
除去し、粘着性を発現させた感光性樹脂の表面にのみス
ペーサーを単層状態で選択付着している構成である。
対の基板上に表示電極を形成し、この一対の基板上に配
向処理した配向膜を形成して、さらに乾燥後に粘着性を
示す感光性樹脂の前駆体となる感光性樹脂組成物を全面
に塗布法またはドライフィルム法で配設してパターン化
露光、現像し、粘着性を発現させた感光性樹脂の表面を
含む全面にスペーサーを散布し、感光性樹脂に覆われて
いない基板表面上のスペーサーおよび感光性樹脂上で単
層でないスペーサーを配向方向に沿ってエアブローして
除去し、粘着性を発現させた感光性樹脂の表面にのみス
ペーサーを単層状態で選択付着している構成である。
【0036】本実施の形態で用いる感光性樹脂として
は、モノマーもしくはオリゴマーの量が多い感光性樹脂
組成物、例えばポリビニルアルコールをベース樹脂とす
る感光性樹脂組成物、または水酸基を有するアクリル樹
脂の側鎖にイソシアネートを介して二重結合を導入した
感光性化合物を含有する組成物等が適用できる。
は、モノマーもしくはオリゴマーの量が多い感光性樹脂
組成物、例えばポリビニルアルコールをベース樹脂とす
る感光性樹脂組成物、または水酸基を有するアクリル樹
脂の側鎖にイソシアネートを介して二重結合を導入した
感光性化合物を含有する組成物等が適用できる。
【0037】以下に、図1および図2に基づいて詳細に
説明する。
説明する。
【0038】図1および図2に示すように、液晶表示パ
ネルは、ガラス等からなる一対の基板としてセグメント
基板1とコモン基板2とからなる。
ネルは、ガラス等からなる一対の基板としてセグメント
基板1とコモン基板2とからなる。
【0039】セグメント基板1には、その表面上にスト
ライプ状のセグメント電極6が形成され、セグメント電
極6の面を覆うように端子部等を除いて絶縁膜8が形成
され、さらに絶縁膜8上にポリイミドからなる配向膜9
が形成されている。配向膜9の表面はラビング処理され
ている。
ライプ状のセグメント電極6が形成され、セグメント電
極6の面を覆うように端子部等を除いて絶縁膜8が形成
され、さらに絶縁膜8上にポリイミドからなる配向膜9
が形成されている。配向膜9の表面はラビング処理され
ている。
【0040】コモン基板2には、その表面上にセグメン
ト電極6の位置に対応するようにカラーフィルター層
4、および樹脂またはメタルの格子状の遮光膜3が形成
されている。カラーフィルター層4および遮光膜3の上
には、平坦化機能を有するオーバーコート膜5が形成さ
れている。オーバーコート膜5の上にはストライプ状の
コモン電極7が形成されている。さらに、コモン電極7
の面を覆うようにポリイミドからなる配向膜9が形成さ
れている。配向膜9の表面はラビング処理されている。
ラビング処理された配向膜9の表面に、端子部を除いて
遮光膜3の幅と同等以下の幅で格子状に感光性樹脂11
によってスペーサー10が固定されている。
ト電極6の位置に対応するようにカラーフィルター層
4、および樹脂またはメタルの格子状の遮光膜3が形成
されている。カラーフィルター層4および遮光膜3の上
には、平坦化機能を有するオーバーコート膜5が形成さ
れている。オーバーコート膜5の上にはストライプ状の
コモン電極7が形成されている。さらに、コモン電極7
の面を覆うようにポリイミドからなる配向膜9が形成さ
れている。配向膜9の表面はラビング処理されている。
ラビング処理された配向膜9の表面に、端子部を除いて
遮光膜3の幅と同等以下の幅で格子状に感光性樹脂11
によってスペーサー10が固定されている。
【0041】セグメント基板1の表示領域周辺部には、
エポキシ樹脂をディスペンサー法またはスクリーン印刷
法で塗布乾燥してシール部を形成し、セグメント電極6
とコモン電極7とがマトリクスになるようにコモン基板
2と重ねて貼り合わせた後、加熱加圧または低温加圧後
加熱してシール樹脂を硬化させる。その後、シール部の
切り欠き部より液晶層12を充填し、過剰液晶を加圧押
し出後、光硬化性樹脂で液晶注入口を封止している。
エポキシ樹脂をディスペンサー法またはスクリーン印刷
法で塗布乾燥してシール部を形成し、セグメント電極6
とコモン電極7とがマトリクスになるようにコモン基板
2と重ねて貼り合わせた後、加熱加圧または低温加圧後
加熱してシール樹脂を硬化させる。その後、シール部の
切り欠き部より液晶層12を充填し、過剰液晶を加圧押
し出後、光硬化性樹脂で液晶注入口を封止している。
【0042】感光性樹脂11によるスペーサー10の固
定方法を詳しく説明する。カラーフィルター層4および
遮光膜3、オーバーコート膜5並びにコモン電極7を順
にコモン基板2に形成(工程a1)する。このコモン基
板2の表面に、ポリイミドからなる配向膜9をオフセッ
ト印刷法で塗布し、焼成した後、配向膜9の表面を不織
布等でラビング(工程a2)する。
定方法を詳しく説明する。カラーフィルター層4および
遮光膜3、オーバーコート膜5並びにコモン電極7を順
にコモン基板2に形成(工程a1)する。このコモン基
板2の表面に、ポリイミドからなる配向膜9をオフセッ
ト印刷法で塗布し、焼成した後、配向膜9の表面を不織
布等でラビング(工程a2)する。
【0043】次に、ラビング処理した配向膜9の表面上
に、ポリビニルアルコールに感光基としてスチルバゾリ
ウム基を導入したものを水に溶解した感光性樹脂11を
スプレイ法で全面に塗布(工程a3)する。感光性樹脂
11は、乾燥後にその表面に粘着性を有する。そして、
紫外線により感光性樹脂11をパターン化露光(工程a
4)し、水とイソプロピルアルコールの混合液で現像
(工程a5)する。
に、ポリビニルアルコールに感光基としてスチルバゾリ
ウム基を導入したものを水に溶解した感光性樹脂11を
スプレイ法で全面に塗布(工程a3)する。感光性樹脂
11は、乾燥後にその表面に粘着性を有する。そして、
紫外線により感光性樹脂11をパターン化露光(工程a
4)し、水とイソプロピルアルコールの混合液で現像
(工程a5)する。
【0044】この粘着性を有する感光性樹脂11の表面
を上側にして、直径が約0.005mmのジビニルベン
ゼンからなるスペーサー10をイソプロピルアルコール
と水の混合液に分散させたものを上方から湿式型スプレ
イ法により散布(工程a6)する。しかる後に窒素ガス
を配向膜9のラビング方向に沿ってブローすることによ
り、感光性樹脂11のない部分に存在しているスペーサ
ーを除去(工程a7)する。
を上側にして、直径が約0.005mmのジビニルベン
ゼンからなるスペーサー10をイソプロピルアルコール
と水の混合液に分散させたものを上方から湿式型スプレ
イ法により散布(工程a6)する。しかる後に窒素ガス
を配向膜9のラビング方向に沿ってブローすることによ
り、感光性樹脂11のない部分に存在しているスペーサ
ーを除去(工程a7)する。
【0045】このようにして形成したカラー表示STN
型液晶表示装置は、配向乱れがなく、表示均一性に優
れ、高いコントラストを得ることができる。
型液晶表示装置は、配向乱れがなく、表示均一性に優
れ、高いコントラストを得ることができる。
【0046】(実施の形態2)図3は本発明に係わる他
の液晶表示装置の製造工程を示すフローチャート、図4
は本発明に係わる他の液晶表示装置の概略構成を示す断
面図である。
の液晶表示装置の製造工程を示すフローチャート、図4
は本発明に係わる他の液晶表示装置の概略構成を示す断
面図である。
【0047】本実施の形態に係わる液晶表示装置は、一
対の基板上に表示電極を形成し、この一対の基板上に配
向処理した配向膜を形成して、さらに露光後に粘着性を
示す感光性樹脂の前駆体となる感光性樹脂組成物を全面
に塗布法またはドライフィルム法で配設してパターン化
露光、現像し、スペーサーを上方噴霧して粘着性を発現
させた感光性樹脂の表面にのみ選択付着している構成で
ある。
対の基板上に表示電極を形成し、この一対の基板上に配
向処理した配向膜を形成して、さらに露光後に粘着性を
示す感光性樹脂の前駆体となる感光性樹脂組成物を全面
に塗布法またはドライフィルム法で配設してパターン化
露光、現像し、スペーサーを上方噴霧して粘着性を発現
させた感光性樹脂の表面にのみ選択付着している構成で
ある。
【0048】本実施の形態で用いる感光性樹脂として
は、2,6−ジメチル−4−(2’−ニトロフェニル)
−1,4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボン酸ジ
イソプロピルエステル、2,6−ジメチル−4−(2’
−ニトロフェニル)−1,4−ジヒドロピリジン−3,
5−ジカルボン酸ジエチルエステル、または2,6−ジ
メチル−4−(2’−ニトロ−4’,5’−ジメトキシ
フェニル)−1,4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカ
ルボン酸ジエチルエステル等のジヒドロピリジン化合物
等が適用できる。
は、2,6−ジメチル−4−(2’−ニトロフェニル)
−1,4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボン酸ジ
イソプロピルエステル、2,6−ジメチル−4−(2’
−ニトロフェニル)−1,4−ジヒドロピリジン−3,
5−ジカルボン酸ジエチルエステル、または2,6−ジ
メチル−4−(2’−ニトロ−4’,5’−ジメトキシ
フェニル)−1,4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカ
ルボン酸ジエチルエステル等のジヒドロピリジン化合物
等が適用できる。
【0049】以下に、図3および図4に基づいて詳細に
説明する。
説明する。
【0050】図3および図4に示すように、液晶表示パ
ネルは、ガラス等からなる一対の基板としてセグメント
基板1とコモン基板2とからなる。
ネルは、ガラス等からなる一対の基板としてセグメント
基板1とコモン基板2とからなる。
【0051】セグメント基板1には、その表面上にスト
ライプ状のセグメント電極6が形成され、セグメント電
極6の面を覆うように端子部等を除いて絶縁膜8が形成
され、さらに絶縁膜8上にポリイミドからなる配向膜9
が形成されている。配向膜9の表面はラビング処理され
ている。ラビング処理された配向膜9の表面に、端子部
を除いてセグメント電極6の間および表示領域周辺部に
感光性樹脂11によってスペーサー10が固定されてい
る。
ライプ状のセグメント電極6が形成され、セグメント電
極6の面を覆うように端子部等を除いて絶縁膜8が形成
され、さらに絶縁膜8上にポリイミドからなる配向膜9
が形成されている。配向膜9の表面はラビング処理され
ている。ラビング処理された配向膜9の表面に、端子部
を除いてセグメント電極6の間および表示領域周辺部に
感光性樹脂11によってスペーサー10が固定されてい
る。
【0052】コモン基板2には、その表面上にセグメン
ト電極6の位置に対応するようにカラーフィルター層
4、および樹脂またはメタルの格子状の遮光膜3が形成
されている。カラーフィルター層4および遮光膜3の上
には、平坦化機能を有するオーバーコート膜5が形成さ
れている。オーバーコート膜5の上にはストライプ状の
コモン電極7が形成されている。さらに、コモン電極7
の面を覆うようにポリイミドからなる配向膜9が形成さ
れている。配向膜9の表面はラビング処理されている。
ト電極6の位置に対応するようにカラーフィルター層
4、および樹脂またはメタルの格子状の遮光膜3が形成
されている。カラーフィルター層4および遮光膜3の上
には、平坦化機能を有するオーバーコート膜5が形成さ
れている。オーバーコート膜5の上にはストライプ状の
コモン電極7が形成されている。さらに、コモン電極7
の面を覆うようにポリイミドからなる配向膜9が形成さ
れている。配向膜9の表面はラビング処理されている。
【0053】このコモン基板2の表示領域周辺部には、
エポキシ樹脂をディスペンサー法またはスクリーン印刷
法で塗布乾燥してシール部を形成し、セグメント電極6
とコモン電極7とがマトリクスになるようにセグメント
基板1と重ねて貼り合わせた後、加熱加圧または低温加
圧後加熱してシール樹脂を硬化させる。その後、シール
部の切り欠き部より液晶層12を充填し、過剰液晶を加
圧押し出後、光硬化性樹脂で液晶注入口を封止してい
る。
エポキシ樹脂をディスペンサー法またはスクリーン印刷
法で塗布乾燥してシール部を形成し、セグメント電極6
とコモン電極7とがマトリクスになるようにセグメント
基板1と重ねて貼り合わせた後、加熱加圧または低温加
圧後加熱してシール樹脂を硬化させる。その後、シール
部の切り欠き部より液晶層12を充填し、過剰液晶を加
圧押し出後、光硬化性樹脂で液晶注入口を封止してい
る。
【0054】感光性樹脂11によるスペーサー10の固
定方法を詳しく説明する。セグメント電極6をセグメン
ト基板1に形成(工程b1)し、このセグメント基板1
の表面に絶縁膜8を形成して、ポリイミドからなる配向
膜9をオフセット印刷法で塗布し、焼成した後、配向膜
9の表面を不織布等でラビング(工程b2)する。
定方法を詳しく説明する。セグメント電極6をセグメン
ト基板1に形成(工程b1)し、このセグメント基板1
の表面に絶縁膜8を形成して、ポリイミドからなる配向
膜9をオフセット印刷法で塗布し、焼成した後、配向膜
9の表面を不織布等でラビング(工程b2)する。
【0055】次に、ラビング処理した配向膜9の表面上
に、2,6−ジメチル−4−(2’−ニトロフェニル)
−1,4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボン酸ジ
イソプロピルエステルをイソプロピルアルコールに溶解
した感光性樹脂11をスプレイ法で全面に塗布(工程b
3)する。感光性樹脂11は、露光後にその表面に粘着
性を有する。そして、紫外線により感光性樹脂11をパ
ターン化露光(工程b4)し、pH10のアルカリ水溶
液で現像(工程b5)する。
に、2,6−ジメチル−4−(2’−ニトロフェニル)
−1,4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボン酸ジ
イソプロピルエステルをイソプロピルアルコールに溶解
した感光性樹脂11をスプレイ法で全面に塗布(工程b
3)する。感光性樹脂11は、露光後にその表面に粘着
性を有する。そして、紫外線により感光性樹脂11をパ
ターン化露光(工程b4)し、pH10のアルカリ水溶
液で現像(工程b5)する。
【0056】この粘着性を有する感光性樹脂11の表面
を下側にして、直径が約0.005mmのジビニルベン
ゼンからなるスペーサー10を乾式分散法で下方から噴
霧(工程b6)することにより、スペーサー10を感光
性樹脂11表面に選択付着させる。
を下側にして、直径が約0.005mmのジビニルベン
ゼンからなるスペーサー10を乾式分散法で下方から噴
霧(工程b6)することにより、スペーサー10を感光
性樹脂11表面に選択付着させる。
【0057】このようにして形成したカラー表示STN
型液晶表示装置は、配向乱れがなく、表示均一性に優
れ、高いコントラストを得ることができる。
型液晶表示装置は、配向乱れがなく、表示均一性に優
れ、高いコントラストを得ることができる。
【0058】
【発明の効果】以上の説明のように、本発明の液晶表示
装置によれば、スペーサーが表面に粘着性を有する感光
性樹脂によって配向膜上に選択付着されていることによ
り、スペーサーが単層状態で感光性樹脂上に均一に分散
付着され、かつ配向膜表面に感光性樹脂の残査または接
着層の溶出による配向劣化がないため、配向乱れがな
く、表示均一性に優れ、高いコントラストを得ることが
できる。
装置によれば、スペーサーが表面に粘着性を有する感光
性樹脂によって配向膜上に選択付着されていることによ
り、スペーサーが単層状態で感光性樹脂上に均一に分散
付着され、かつ配向膜表面に感光性樹脂の残査または接
着層の溶出による配向劣化がないため、配向乱れがな
く、表示均一性に優れ、高いコントラストを得ることが
できる。
【0059】さらに、感光性樹脂が乾燥した状態で表面
に粘着性を有するものであることにより、露光前から粘
着性を有しているが、露光、現像後にスペーサーが付着
されているため、従来のように現像によってスペーサー
が剥がれ落ちることがない。
に粘着性を有するものであることにより、露光前から粘
着性を有しているが、露光、現像後にスペーサーが付着
されているため、従来のように現像によってスペーサー
が剥がれ落ちることがない。
【0060】さらに、感光性樹脂が露光することにより
表面に粘着性を発現するものであることにより、露光後
に粘着性を有することになるが、現像後にスペーサーが
付着されているため、現像によってスペーサーが剥がれ
落ちることがない。また、露光後に粘着性を有してから
スペーサーを付着させるまでの間には、ウエット工程で
ある現像工程のみが存在するだけなので、感光性樹脂に
異物が付着することを低減することができる。
表面に粘着性を発現するものであることにより、露光後
に粘着性を有することになるが、現像後にスペーサーが
付着されているため、現像によってスペーサーが剥がれ
落ちることがない。また、露光後に粘着性を有してから
スペーサーを付着させるまでの間には、ウエット工程で
ある現像工程のみが存在するだけなので、感光性樹脂に
異物が付着することを低減することができる。
【0061】本発明の液晶表示装置の製造方法によれ
ば、配向膜に配向処理を施す工程と、配向処理を施した
配向膜上に表面に粘着性が発現する感光性樹脂を配設す
る工程と、感光性樹脂をパターニングする工程と、感光
性樹脂の表面にスペーサーを選択付着させる工程とを有
することにより、現像によってスペーサーが剥がれ落ち
ることがないのでセル厚が均一となって表示均一性を高
くでき、従来のように配向膜表面に感光性樹脂の残査ま
たは接着層の溶出による配向劣化がないので高いコント
ラストを維持でき、プロセスが簡単で接着層を別に設け
る必要がないので安価にできる。
ば、配向膜に配向処理を施す工程と、配向処理を施した
配向膜上に表面に粘着性が発現する感光性樹脂を配設す
る工程と、感光性樹脂をパターニングする工程と、感光
性樹脂の表面にスペーサーを選択付着させる工程とを有
することにより、現像によってスペーサーが剥がれ落ち
ることがないのでセル厚が均一となって表示均一性を高
くでき、従来のように配向膜表面に感光性樹脂の残査ま
たは接着層の溶出による配向劣化がないので高いコント
ラストを維持でき、プロセスが簡単で接着層を別に設け
る必要がないので安価にできる。
【0062】さらに、スペーサーを選択付着させる工程
は、基板を感光性樹脂を形成した面を上側にして配置
し、スペーサーを基板全面に上方から散布した後、感光
性樹脂を形成していない部分に存在しているスペーサー
を気体を吹き付けることで除去することにより、配向膜
の配向状態に乱れを生じさせることなくスペーサーを簡
単な操作で単層状態で選択固定できるため、セル厚を均
一にすることができる。
は、基板を感光性樹脂を形成した面を上側にして配置
し、スペーサーを基板全面に上方から散布した後、感光
性樹脂を形成していない部分に存在しているスペーサー
を気体を吹き付けることで除去することにより、配向膜
の配向状態に乱れを生じさせることなくスペーサーを簡
単な操作で単層状態で選択固定できるため、セル厚を均
一にすることができる。
【0063】さらに、スペーサーを選択付着させる工程
は、基板を感光性樹脂を形成した面を下側にして配置
し、スペーサーを基板全面に下方から噴霧することによ
り、感光性樹脂表面にのみスペーサーを単層状態で選択
固定できるため、配向膜の配向状態に乱れを生じさせる
ことなく容易に簡単な操作でセル厚を均一にすることが
できる。
は、基板を感光性樹脂を形成した面を下側にして配置
し、スペーサーを基板全面に下方から噴霧することによ
り、感光性樹脂表面にのみスペーサーを単層状態で選択
固定できるため、配向膜の配向状態に乱れを生じさせる
ことなく容易に簡単な操作でセル厚を均一にすることが
できる。
【図1】本発明に係わる液晶表示装置の製造工程を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図2】本発明に係わる液晶表示装置の概略構成を示す
断面図である。
断面図である。
【図3】本発明に係わる他の液晶表示装置の製造工程を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図4】本発明に係わる他の液晶表示装置の概略構成を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図5】従来の液晶表示装置の製造工程を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図6】従来の液晶表示装置の概略構成を示す断面図で
ある。
ある。
【図7】従来の他の液晶表示装置の製造工程を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図8】従来の他の液晶表示装置の概略構成を示す断面
図である。
図である。
1 セグメント基板 2 コモン基板 3 遮光膜 4 カラーフィルター層 5 オーバーコート膜 6 セグメント電極 7 コモン電極 8 絶縁膜 9 配向膜 10 スペーサー 11 感光性樹脂 12 液晶層 51 感光性樹脂 52 スペーサー 53 遮光膜 54 基板 55 対向側の基板 56 表示電極 57 配向膜 58 絶縁膜 59 液晶層 60 パッシベーション膜 61 カラーフィルター層 62 オーバーコート膜 63 接着層
Claims (6)
- 【請求項1】 配向膜が形成された一対の基板からな
り、何れか一方の基板には画素を除く領域にスペーサー
が配置され、前記一対の基板間に液晶層を有する液晶表
示装置において、 前記スペーサーは、表面に粘着性を有する感光性樹脂に
よって、前記配向膜上に選択付着されていることを特徴
とする液晶表示装置。 - 【請求項2】 前記感光性樹脂は、乾燥した状態で表面
に粘着性を有するものであることを特徴とする請求項1
記載の液晶表示装置。 - 【請求項3】 前記感光性樹脂は、露光することにより
表面に粘着性を発現するものであることを特徴とする請
求項1記載の液晶表示装置。 - 【請求項4】 配向膜を一対の基板に形成し、何れか一
方の基板の画素を除く領域にスペーサーを配置し、前記
一対の基板間に液晶層を挟持する液晶表示装置の製造方
法において、 前記配向膜に配向処理を施す工程と、 配向処理を施した配向膜上に表面に粘着性が発現する感
光性樹脂を配設する工程と、 前記感光性樹脂をパターニングする工程と、 前記感光性樹脂の表面に前記スペーサーを選択付着させ
る工程とを有することを特徴とする液晶表示装置の製造
方法。 - 【請求項5】 前記スペーサーを選択付着させる工程
は、前記基板を前記感光性樹脂を形成した面を上側にし
て配置し、前記スペーサーを基板全面に上方から散布し
た後、前記感光性樹脂を形成していない部分に存在して
いるスペーサーを気体を吹き付けることで除去すること
を特徴とする請求項4記載の液晶表示装置の製造方法。 - 【請求項6】 前記スペーサーを選択付着させる工程
は、前記基板を前記感光性樹脂を形成した面を下側にし
て配置し、前記スペーサーを基板全面に下方から噴霧す
ることを特徴とする請求項4記載の液晶表示装置の製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4504098A JPH11242228A (ja) | 1998-02-26 | 1998-02-26 | 液晶表示装置およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4504098A JPH11242228A (ja) | 1998-02-26 | 1998-02-26 | 液晶表示装置およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11242228A true JPH11242228A (ja) | 1999-09-07 |
Family
ID=12708259
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4504098A Pending JPH11242228A (ja) | 1998-02-26 | 1998-02-26 | 液晶表示装置およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11242228A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6339461B1 (en) * | 1999-09-09 | 2002-01-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Method for forming spacers, manufacturing method for a color filter having the spacers, and liquid crystal element formed by using the manufacturing method |
| JP2005010412A (ja) * | 2003-06-18 | 2005-01-13 | Sekisui Chem Co Ltd | 液晶表示装置の製造方法 |
| KR100914777B1 (ko) * | 2002-11-20 | 2009-08-31 | 엘지디스플레이 주식회사 | 액정표시패널과 그의 제조방법 및 장치 |
| JP2023528511A (ja) * | 2020-07-09 | 2023-07-04 | エルジー・ケム・リミテッド | 光学デバイス |
-
1998
- 1998-02-26 JP JP4504098A patent/JPH11242228A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6339461B1 (en) * | 1999-09-09 | 2002-01-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Method for forming spacers, manufacturing method for a color filter having the spacers, and liquid crystal element formed by using the manufacturing method |
| KR100914777B1 (ko) * | 2002-11-20 | 2009-08-31 | 엘지디스플레이 주식회사 | 액정표시패널과 그의 제조방법 및 장치 |
| JP2005010412A (ja) * | 2003-06-18 | 2005-01-13 | Sekisui Chem Co Ltd | 液晶表示装置の製造方法 |
| JP2023528511A (ja) * | 2020-07-09 | 2023-07-04 | エルジー・ケム・リミテッド | 光学デバイス |
| US12321072B2 (en) | 2020-07-09 | 2025-06-03 | Lg Chem, Ltd. | Optical device |
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