JPH11242274A - カメラおよび写真プリントシステム - Google Patents

カメラおよび写真プリントシステム

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JPH11242274A
JPH11242274A JP10044122A JP4412298A JPH11242274A JP H11242274 A JPH11242274 A JP H11242274A JP 10044122 A JP10044122 A JP 10044122A JP 4412298 A JP4412298 A JP 4412298A JP H11242274 A JPH11242274 A JP H11242274A
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JP
Japan
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image
light distribution
strobe
film
zoom
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Withdrawn
Application number
JP10044122A
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English (en)
Inventor
Takao Koda
孝男 幸田
Shigekane Gotou
繁謙 後藤
Michio Cho
倫生 長
Yoichi Iwasaki
洋一 岩崎
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Fujinon Corp
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
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Priority to US09/656,965 priority patent/US6295419B1/en
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ストロボの配光特性をフィルムカートリッジ
の情報記憶手段に記憶させておき、プリント過程におい
てこの情報に基づいて濃度補正することにより、ストロ
ボの配光特性や到達距離が不適正な状態で撮影された写
真を、適正露光量で撮影されたようにプリント可能にす
る。 【解決手段】 例えばテーブルメモリー80に記憶させて
おいたストロボの配光特性を得るように、リフレクター
駆動モーター77でストロボのリフレクターを動かして、
ストロボの配光特性を変更する。そしてこの配光特性を
示す情報を、フィルムカートリッジ50の情報記憶手段54
に記憶させて、プリント過程に伝える。プリント過程で
はこの情報に基づいて、記録材料の面内の部分毎に、不
適正露光量を補償するようにプリント濃度を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は写真プリントシステ
ムに関し、特に詳細には、ストロボの配光特性や到達距
離が不適正な状態で撮影された写真を、適正露光量で撮
影されたようにプリントすることができる写真プリント
システムに関するものである。
【0002】また本発明は、そのような写真プリントシ
ステムに用いられるカメラに関するものである。
【0003】
【従来の技術】近時、写真フィルムに撮影された画像を
プリントするシステムとして、現像処理がなされた写真
フィルムに形成されたフィルム像を読み取って画像信号
を得るフィルム像読取手段と、上記画像信号に基づいて
記録材料にフィルム像を記録するプリント像出力手段と
からなるものが提供されている。
【0004】他方、多くのカメラにおいてはストロボが
内蔵され、光量不足の撮影環境等では、ストロボ光を被
写体に照射して写真撮影がなされる。このストロボの配
光特性と、ストロボ光の到達距離(以下、単に到達距離
という)とは相反する関係にあり、コンデンサー容量が
一定ならば、到達距離を延ばそうとすると周辺光量が低
下して配光特性が悪化し、配光特性を良好に保とうとす
ると到達距離が短くなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような事
情に鑑みてなされたものであり、ストロボの配光特性や
到達距離が不適正な状態で撮影された写真を、適正露光
量で撮影されたようにプリントすることができる写真プ
リントシステムを提供することを目的とする。
【0006】また本発明は、そのような写真プリントシ
ステムにより不適正露光量が補正されることを前提とし
て、ストロボの配光特性や到達距離を随意に変えて撮影
することができるカメラを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるカメラは、
情報記憶手段を備えたフィルムカートリッジを使用する
カメラにおいて、ストロボの配光特性を変化させる配光
特性変更手段と、フィルムカートリッジの情報記憶手段
に、フィルムの各駒毎の前記配光特性を示す情報を、駒
番号と対応させて書き込む書込手段とを有することを特
徴とするものである。
【0008】なお上記配光特性変更手段として具体的に
は、例えば、ストロボの発光管の前側に配置された光学
パネルに対する、該発光管およびリフレクターの相対位
置を変化させるものを用いることができる。
【0009】またこの配光特性変更手段として、ストロ
ボの発光管とリフレクターとの相対位置を変化させるも
のや、さらには、ストロボの発光管の前側に配置される
光学パネルの特性を、パネルの交換や付加等によって変
化させるもの等も適用可能である。
【0010】また、本発明のカメラにおいて、ズーム光
学系からなる撮影レンズが用いられる場合は、配光特性
の設定を容易化する上で、この撮影レンズの複数のズー
ム位置毎に配光特性を定めた複数通りのテーブルと、こ
れら複数通りのテーブルから、1つのテーブルを選択す
るテーブル選択手段と、このテーブル選択手段により選
択されたテーブルに従って、撮影レンズのズーム位置に
応じた配光特性を得るように配光特性変更手段を制御す
る制御手段とが設けられるのが望ましい。
【0011】一方、本発明による写真プリントシステム
は、上に説明したような本発明の各カメラで使用された
フィルムカートリッジから写真プリントを得るシステム
において、現像処理がなされた写真フィルムから、記録
材料に撮影像をプリントするプリント手段と、フィルム
カートリッジの情報記憶手段に書き込まれた配光特性を
示す情報を読み取る読取手段と、この読み取られた情報
に基づいて上記プリント手段によるプリント濃度を、記
録材料の面内の部分毎に、不適正露光量を補償するよう
に制御するプリント濃度制御手段とを有することを特徴
とするものである。
【0012】なお上記プリント濃度制御手段は、望まし
くは、記録材料の周辺部のプリント濃度を、ストロボに
よる周辺光量不足を補償する方向に制御するものとして
形成される。
【0013】また、記録材料の面内の部分毎にプリント
濃度を制御する上では、プリント手段が、現像処理がな
された写真フィルムに形成されたフィルム像を読み取っ
て画像信号を得るフィルム像読取手段と、画像信号に基
づいて記録材料にフィルム像を記録するプリント像出力
手段とから構成され、プリント濃度制御手段が、上記画
像信号に対して信号処理を施してプリント濃度を変化さ
せるものとして形成されるのが望ましい。
【0014】
【発明の効果】本発明のカメラにおいては、ストロボの
配光特性を変化させる配光特性変更手段を設けたことに
より、ストロボの配光特性や到達距離を随意に変えて撮
影することができる。例えば、周辺光量がかなり低い配
光特性や、到達距離が短い状態で撮影することもでき
る。
【0015】そしてこのカメラにおいては、フィルムカ
ートリッジの情報記憶手段に、ストロボの配光特性を示
す情報を駒番号と対応させて書き込めるように構成した
ので、プリント過程にこのストロボの配光特性を伝える
ことができる。
【0016】一方、本発明の写真プリントシステムは、
フィルムカートリッジの情報記憶手段から読み取った配
向特性情報に基づいて、不適正露光量を補償するように
プリント濃度を制御可能であるから、撮影時に設定され
たストロボの配光特性や到達距離が不適正であっても、
面内全域に亘って濃度が適正化されたプリントを得るこ
とができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形
態によるカメラの外観を示すものであり、また図2はそ
のファインダー光学系を示すものである。
【0018】図1に示されるようにこのカメラは、ボデ
ィ1の前面部にズームレンズからなる撮影レンズ10、フ
ァインダー窓11、AE(自動露出)受光窓12、AF(自
動焦点合わせ)投光窓13およびストロボ発光部15等を有
し、またボディ1の上面部にはシャッターボタン20、ズ
ームレバー21および補正モードスイッチ22等を有してい
る。
【0019】図2に示すファインダー光学系30は一般的
なリレー式実像ファインダー光学系であり、対物レンズ
35、ズームレンズ36および37、リレーレンズ38、ファイ
ンダー像が結像される焦点板39、撮影される範囲を示す
視野板40、および接眼レンズ41等から構成されている。
【0020】一方図3は、このカメラにおいて用いられ
るフィルムカートリッジ50を示すものである。このフィ
ルムカートリッジ50は、例えばブローニーフィルム程度
の比較的幅広のネガタイプの写真フィルム51を、スプー
ル52に巻回保持した状態でカートリッジ53内に収納して
なるものである。そしてこのカートリッジ53の外面の一
部には、ICメモリチップからなる記憶素子54が取り付
けられている。
【0021】図4は、このカメラの主要な電気回路を示
すものである。図示されるように、このカメラの基本動
作を制御するCPU(中央処理装置)60には、補正モー
ドスイッチ22、レリーズスイッチ62、ズームスイッチ6
3、メインスイッチ64、センサー(各種センサーを統括
して、このように示している)65から信号が入力される
ようになっている。
【0022】またこのCPU60には、例えばファインダ
ー内において各種情報を表示するLCD(液晶表示装
置)66、適正露出を決定するための測光装置67、AF回
路68、ストロボ69、ドライバー70、71および72が接続さ
れ、それらが各々このCPU60によって作動制御され
る。さらにCPU60には、後述するテーブルメモリー80
が接続されている。
【0023】なお上記ドライバー70は、フィルム巻上げ
モーター74とレンズ駆動モーター75とを駆動するもので
ある。またドライバー71は、シャッター駆動モーター76
と、後述のストロボのリフレクターを動かすリフレクタ
ー駆動モーター77とを駆動するものである。ドライバー
72は、ズーム駆動モーター78とファインダー駆動モータ
ー79とを駆動するものである。
【0024】なお撮影レンズ10は、ズーム駆動モーター
78の回転力を受ける公知のカム機構により、所定の何枚
かのレンズが光軸方向に動かされて、焦点距離が変化す
る。またファインダー光学系30は、ファインダー駆動モ
ーター79の回転力を受ける公知のカム機構により、ズー
ムレンズ36および37が光軸方向に動かされて、焦点距離
が変化する。図2において、ズームレンズ36および37に
ついては、実線でWIDE端位置を示し、破線でTELE端位置
を示してある。
【0025】図9は、図1に示したストロボ発光部15を
詳しく示すものである。このストロボ発光部15は、カメ
ラボディ前面に固定される光学パネル(フレネル板)40
0と、この光学パネル400の後方に配されたリフレクター
(反射板)402と、このリフレクター402の内側に配され
たストロボ発光管403とから構成されている。同図の
(A)、(B)に比較して示す通りリフレクター402と
ストロボ発光管403とは、前述のリフレクター駆動モー
ター77に駆動されて一体的にカメラ前後方向に移動し、
光学パネル400からの距離を変更し得るようになってい
る。
【0026】図10は、リフレクター402およびストロ
ボ発光管403の移動による配光特性の変化を概略的に示
すものである。リフレクター402およびストロボ発光管4
03と光学パネル400との距離が比較的短い場合、図中実
線で示す配光特性が得られるとすれば、この距離を長く
変化させると、配光特性は図中破線で示すように変化す
る。つまり後者の場合の方が、周辺光量の低下が顕著に
なり、その代わり中心光量が増大して、到達距離が長く
なる。
【0027】図4に示したテーブルメモリー80は、上記
リフレクター402およびストロボ発光管403の光学パネル
400からの適正移動量を、撮影レンズ10のズーム位置毎
に記憶しているものである。
【0028】以下、撮影について説明する。このカメラ
において、撮影レンズ10としてはズーム倍率3のものが
適用されている。それに対してファインダー光学系30
は、ズーム倍率6のズーム光学系が用いられている。つ
まりこの場合は、撮影画像の画質には関与しないファイ
ンダー光学系30として、撮影レンズ10のそれを上回るズ
ーム倍率のものが用いられている。
【0029】撮影レンズ10のズーム倍率1〜3の範囲で
は、通常のカメラと同様に、ズーミング操作にともなっ
てファインダー表示画像の画角および撮影画角が連動し
て変えられる。また、この範囲を超えてさらにTELE側に
ズーミング操作がなされると、撮影画角は一定のままフ
ァインダー光学系30の表示画像のみが画角を変えるよう
になっている。その場合CPU60は、ファインダー光学
系30の表示画像と撮影画像との像範囲比を示す情報Hを
フィルムカートリッジ50の記憶素子54(図3参照)に書
き込む。
【0030】以下、図4のCPU60が行なうズーム制御
処理や、ストロボ発光部15の配光特性を変更させる処理
等について、図5〜8を参照して説明する。
【0031】図5は、CPU60による全体制御処理の流
れを示している。まずステップP10において全体制御処
理がスタートすると、次にステップP11において、カメ
ラの各種スイッチの状態に変化が有るか否かが判別され
る。スイッチ変化が無い場合、次にステップP13におい
て内蔵時計の更新がなされた上で、処理はステップP11
に戻る。
【0032】ステップP11において、スイッチ変化有り
と判別された場合は、次にステップP12において、その
スイッチがメインスイッチ64(図4参照)であるか否か
が判別される。そうであると判別された場合、次にステ
ップP14において、そのメインスイッチ変化がOFFからO
Nへの変化であるか否かが判別される。
【0033】そうであると判別された場合は次にステッ
プP15において、ズーム式の撮影レンズ10を待機状態に
設定するOPEN処理がなされた後、ステップP16におい
て、OPENフラグをセットする処理がなされる。一方、ス
テップP14において、メインスイッチ変化はONからOFF
への変化であると判別された場合は、次にステップP17
において、ズーム式の撮影レンズ10を沈胴状態に設定す
るCLOSE処理がなされた後、ステップP18において、OPE
Nフラグをリセットする処理がなされる。
【0034】OPENフラグがセットあるいはリセットされ
た後、あるいはステップP12において、変化の有ったス
イッチはメインスイッチ64ではないと判別された場合、
処理はステップP19に移る。このステップP19では、OP
ENフラグがセットされているか否かが判別され、セット
されていなければ処理はステップP11に戻る。OPENフラ
グがセットされている場合は、次にステップP20におい
て、補正モードスイッチ22(図1および4参照)が操作
されているか否かが判別される。
【0035】補正モードスイッチ22が操作されている場
合は、後述の補正モード処理がなされた上で、また補正
モードスイッチ22が操作されていない場合はそのまま、
処理がステップP22に移る。
【0036】ステップP22においては、ズームスイッチ
63(図4参照)が操作されているか否かが判別される。
ズームスイッチ63が操作されていない場合、処理は後述
のステップP24に移る。一方ズームスイッチ63が操作さ
れたと判別された場合は、ステップP23においてズーム
処理がなされる。このズーム処理についても後に詳述す
る。
【0037】次いでステップP24において、レリーズス
イッチ62(図4参照)が操作されているか否かが判別さ
れる。レリーズスイッチ62が操作されていない場合、処
理はステップP11に戻る。レリーズスイッチ62が操作さ
れている場合は、ステップP25においてレリーズ処理が
なされた上で、処理はステップP11に戻る。
【0038】次に、上記ステップP21においてなされる
補正モード処理について、図6を参照して説明する。ス
テップP70においてこのサブルーチン処理がスタートす
ると、次にステップP71において、補正モードスイッチ
22の操作がOFFからON側へのものであるか否かが判別さ
れる。
【0039】補正モードスイッチ22の操作がOFFからON
側に操作されている場合は、ステップP72において、補
正フラグがセットされているか否かが判別される。補正
フラグがセットされている場合は、ステップP73におい
て補正フラグがリセットされる。補正フラグがセットさ
れていない場合は、ステップP74において補正フラグが
セットされる。
【0040】補正フラグがセットあるいはリセットされ
ると、次にステップP75において、LCD66(図4参
照)の表示を更新する処理がなされる。これは、補正モ
ードにあることを示す表示を出し、あるいは消す処理で
ある。次いでステップP76においてこのサブルーチン処
理が終了し、処理は図5の流れに戻る。
【0041】次に、図5のステップP23においてなされ
るズーム処理について、図7を参照して説明する。ステ
ップP30においてこのサブルーチン処理がスタートする
と、次にステップP31において、ズームスイッチ63の操
作がTELE側へのものであるか否かが判別される。
【0042】ズームスイッチ63がTELE側に操作されてい
る場合は、ステップP32において、撮影レンズ10をTELE
側に所定量ズーミングさせる処理がなされる。このズー
ミングは、ドライバー72によりズーム駆動モーター78を
作動させることによりなされる。ズームスイッチ63の操
作がTELE側へのものではないと判別された場合、つまり
ズームスイッチ63がWIDE側に操作されている場合は、ス
テップP33において、撮影レンズ10をWIDE側に所定量ズ
ーミングさせる処理がなされる。
【0043】以上のようにしてTELE側あるいはWIDE側へ
のズーミング処理がなされると、次にステップP34にお
いて、ズームスイッチ63が引き続き操作されているか否
かが判別される。ズームスイッチ63が引き続き操作され
ている場合は、ステップP35において、撮影レンズ10が
TELE端位置に到達しているか否かが判別され、もしそう
であれば、ステップP37においてズーム駆動モーター78
の作動が停止される。
【0044】撮影レンズ10がTELE端位置に到達していな
いと判別された場合は、次のステップP36において、撮
影レンズ10がWIDE端位置に到達しているか否かが判別さ
れ、もしそうであれば、ステップP37においてズーム駆
動モーター78の作動が停止される。
【0045】撮影レンズ10がWIDE端位置に到達していな
いと判別された場合、処理の流れはステップP34に戻
り、そこから、上述したのと同様の処理が繰り返され
る。このステップP34において、ズームスイッチ63が操
作されていないと判別された場合は、ステップP37にお
いてズーム駆動モーター78の作動が停止される。
【0046】なお、このようにしてズーム駆動モーター
78が停止したとき、撮影レンズ10がズーム倍率1から3
の範囲にある場合は、前述した通り、ファインダー光学
系30のズーム位置もズーム倍率1から3の範囲にあり、
ファインダー表示画像と同じ画角の画像が撮影される状
態となっている。他方、ファインダー光学系30がズーム
倍率3から6の範囲にある場合は、撮影レンズ10のズー
ム位置は常にTELE端位置となっている。
【0047】次にステップP38において、撮影レンズ10
のズーム位置が検出される。この検出は、例えばズーム
レンズの位置を検出するリニアエンコーダーの出力等を
利用してなされる。
【0048】次にステップP39において、補正モードに
あるか否か、つまり前述の補正フラグが立っているか否
かが判別される。補正フラグが立っている場合は、ステ
ップP40において、図4に示したテーブルメモリ80から
「補正モードテーブル」を参照して、リフレクター402
およびストロボ発光管403の光学パネル400からの移動量
を求める処理がなされる。補正フラグが立っていない場
合は、ステップP41において、テーブルメモリ80から
「ノーマルモードテーブル」を参照して、リフレクター
402およびストロボ発光管403の光学パネル400からの移
動量を求める処理がなされる。
【0049】上述の「ノーマルモードテーブル」および
「補正モードテーブル」は、それぞれ以下の表1、表2
に示すようなものである。
【0050】
【表1】
【0051】
【表2】
【0052】表1と表2とを比較して分かる通り、撮影
レンズ10のズーム位置が共通の場合、リフレクター402
およびストロボ発光管403の光学パネル400からの移動量
は、「ノーマルモードテーブル」で規定されるものより
も、「補正モードテーブル」で規定されるものの方が大
となっている。つまり、「補正モードテーブル」が参照
されると、ストロボの配光特性は、周辺光量の低下がよ
り顕著で、到達距離がより長いものとなる。
【0053】また上記の移動量が求められたとき、テー
ブルにおいて各移動量ごとに記憶されている中心光量、
上下光量および左右光量が、駒番号と対応付けて図示し
ないメモリーに記憶される。
【0054】なお表1および2中のズーム位置Z1はWI
DE端位置、ズーム位置Z8はTELE端位置であり、その他
はそれらの間に順次並ぶ位置である。
【0055】次にステップP42において、上述のように
テーブル参照して求められた移動量通りにリフレクター
402およびストロボ発光管403を移動させる処理がなされ
る。この移動は、図4に示したリフレクター駆動モータ
ー77によってなされる。この移動が完了すると、ステッ
プP43においてこのサブルーチン処理が終了し、処理は
図5の流れに戻る。
【0056】次に、図5に示したステップP25のレリー
ズ処理について、図8を参照して説明する。ステップP
50においてこのサブルーチン処理がスタートすると、次
にステップP51においてバッテリーチェックが行なわれ
る。次のステップP52では、このバッテリーチェックの
結果の良否が判別される。もしバッテリーが所定の性能
を満足していなければ、ステップP53においてその旨が
例えばファインダー内に表示され、ステップP62におい
てこのサブルーチン処理が終了する。
【0057】ステップP52においてバッテリーチェック
の結果が良好と判別されると、次にステップP54、55、
56において順次、測距、測光、ピント合わせのためのレ
ンズ駆動処理がなされる。
【0058】次にステップP57において、シャッターボ
タン20(図1参照)が所定の押下位置P1に達している
か否か判別され、達していなければステップP62におい
てこのサブルーチン処理が終了し、処理は図5の流れに
戻る。
【0059】シャッターボタン20が押下位置P1に達し
ている場合は、次にステップP58において、シャッター
ボタン20が押下位置P1よりも深い所定の押下位置P2
に達しているか否か判別され、達していなければ処理は
上記ステップP57に戻る。シャッターボタン20が押下位
置P2に達している場合は、次にステップP59において
レリーズがなされ、撮影が完了する。
【0060】次にステップP60において、図7のステッ
プP40あるいは41で求められ、駒番号と対応付けてメモ
リーに記憶されていた中心光量、上下光量および左右光
量を示す情報Gが、カートリッジ53の記憶素子54(図3
参照)に転送され、書き込まれる。なお、前述したファ
インダー光学系30の表示画像の像範囲を示す情報Hも、
このとき記憶素子54に書き込まれる。
【0061】この情報書込みは、接点を介して接触方式
で行なわれてもよいし、あるいは、非接触方式で行なわ
れてもよい。
【0062】その後ステップP61においてフィルム51が
1駒分給送され、次いでステップP62においてこのサブ
ルーチン処理が終了し、処理は図5の流れに戻る。
【0063】撮影済みの上記カートリッジ53はカメラボ
ディ1から取り出され、例えば市中の現像所等において
現像処理にかけられ、その写真フィルム51に記録されて
いた写真潜像が顕像化される。そのようにして形成され
たネガフィルムから、所定の記録用紙を用いて写真プリ
ントが形成されるが、その際、上記記憶素子54に記憶さ
れている情報に従って、ストロボ周辺光量の不足を補償
する処理、および疑似ズーム処理がなされる。以下、こ
れらの処理について詳しく説明する。
【0064】図11は、本発明の一実施形態による写真
プリントシステムの概要を示すものである。このシステ
ムは、画像取扱装置101と、それに接続された写真プリ
ンタ102とから構成されている。
【0065】本実施形態において、画像取扱装置101は
専用プログラムが組み込まれた汎用パソコンであり、周
辺機器として、現像済の写真フィルム51Aを読み取るた
めのフィルムスキャナおよび、この写真フィルム51Aを
収納していたカートリッジ53の記憶素子54(図3参照)
に記憶されている情報を読み取る読取手段103を備えて
いる。さらにこの画像取扱装置101は、CD−R、Zi
pなどのメディアドライブを内蔵、あるいは外付けで備
えている。また、ネットワーク104を介して他のコンピ
ュータと画像データをやりとりするための通信設備(図
示せず)も備えている。
【0066】写真プリンタ102は、公知のデジタル写真
プリンタであり、画像取扱装置101から画像データや出
力指示情報(例えばプリント枚数、サイズなど)を受け
取って、これらに基づいてプリント出力を行なうもので
ある。
【0067】上記のシステムにおいて、画像取扱装置10
1は、現像済写真フィルム51Aから取り込んだ画像信号
(画像データ)に対して所定の画像処理を施した後に、
これを写真プリンタ102に転送するとともに、CD−R
などのメディア106に記録する。また画像取扱装置101に
は読取手段103から、それが読み取った記憶素子54の記
憶情報GおよびHが入力される。
【0068】次に、このシステムの構成について図12
を参照して詳細に説明する。なお、図12に示される各
構成要素のうち、画像処理に関する機能は、上記画像取
扱装置101の機能として実現されてもよいし、写真プリ
ンタ102、あるいはフィルムスキャナの機能として組み
込まれていてもよいものであるので、この図12につい
ては、図11との対応づけを特に行なわずに説明する。
【0069】図示されるように、スキャナ110により取
り込まれた写真画像は、各種画像処理手段111〜116によ
り処理された後にプリンタ102によって写真プリントと
して出力される。
【0070】セットアップ階調・色処理手段111は、露
出のアンダーあるいはオーバーを自動的に判別して、適
切な値に補正する手段である。拡大縮小手段112は、プ
リント画像のサイズを記録材料(例えばロール状プリン
トペーパー)の幅に適合させるために、さらには疑似ズ
ーム処理のために画素密度を変換する手段である。また
濃度補正手段113は、画像信号が担持している画像の濃
度を画像の部分毎に調整する手段であり、粒状抑制型シ
ャープネス強調処理手段114は特開平9−22460号
に記載されているような粒状抑制型のシャープネス強調
処理を行なう手段である。
【0071】さらに、上記一連の画像処理に加え、プリ
ント出力用の画像データに対しては、3D変換処理手段
115、116により、プリンタの特性に合わせた色変換が施
される。3D変換処理は読み取ったフィルムがネガフィ
ルムかリバーサルフィルムかによって異なる。
【0072】次に、上記拡大縮小手段112によりなされ
る疑似ズーム処理のための画素密度変換について説明す
る。拡大縮小手段112には読取手段103から、撮影駒の各
々毎の前記記憶情報Hが入力される。この記憶情報Hは
先に説明した通り、ファインダー表示画像と撮影像との
像範囲比を示している。拡大縮小手段112は、この像範
囲比に基づいて、ファインダー表示画像と同範囲のプリ
ント画像が得られるように拡大縮小(画素密度変換)を
行なう。
【0073】このとき、ファインダー光学系30がズーム
倍率1から3の範囲に設定されている際に撮影された画
像については、前述した通りファインダー表示画像と同
画角であるから、フィルム記録画像とプリント画像の大
きさの関係は、図13の(1)と(2)で示される関係
となる。つまりこの場合は、図13(1)に示す現像済
写真フィルム51Aのある駒Fの記録画像を、同図(2)
に示すように、所定サイズの記録材料200にそのまま再
現するプリント処理がなされることになる。
【0074】他方、ファインダー光学系30がズーム倍率
3から6の範囲に設定されている際に撮影された画像に
ついては、フィルム記録画像とプリント画像の大きさの
関係は、例えば図13の(1)と(3)で示される関係
となり、適宜疑似ズーム処理がなされることになる。
【0075】以上のようにしてこのカメラおよび写真プ
リントシステムによれば、実際のズーム倍率が3である
撮影レンズ10を用いながら、あたかもズーム倍率が6の
撮影レンズを用いた場合のような写真プリントを得るこ
とができる。
【0076】次に、濃度補正手段113による濃度補正処
理について説明する。読取手段103があるフィルムカー
トリッジ50の記憶素子54から撮影駒毎の記憶情報Gを読
み取ってそれを濃度補正手段113に入力すると、濃度補
正手段113はその駒の画像を担持している画像信号に対
して、必要があれば適宜、周辺光量不足を補うようにプ
リント濃度を部分的に低下させる処理を行なう。この処
理の要否、補正域および補正量は、記憶情報Gが示す前
述の中心光量、上下光量および左右光量に基づき、所定
のプログラムに従って決定される。
【0077】上述のような濃度補正処理を行なえば、ス
トロボの到達距離を優先して周辺光量を大きく落とした
配光特性で撮影を行なっても、面内全域に亘って濃度が
適正化されたプリントを得ることができる。
【0078】なお以上説明した実施形態では、ストロボ
の周辺光量不足を補うようにプリント濃度を部分的に補
正しているが、撮影時に周辺光量確保を優先させた配光
特性を設定した際に、画面全体的な露光量不足が生じる
こともあり、本発明によればそのような露光量不足も補
正可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるカメラを示す斜視図
【図2】上記カメラのファインダー光学系を示す側面図
【図3】上記カメラに用いられる写真フィルムカートリ
ッジを示す斜視図
【図4】上記カメラの電気的制御に係る構成を示すブロ
ック図
【図5】図4の構成による制御処理の流れを示すフロー
チャート
【図6】図5の制御処理の流れの中の一部を詳しく示す
フローチャート
【図7】図5の制御処理の流れの中の別の部分を詳しく
示すフローチャート
【図8】図5の制御処理の流れの中の別の部分を詳しく
示すフローチャート
【図9】上記カメラのストロボ発光部を示す一部破断側
面図
【図10】ストロボの配光特性の変化を説明する概略図
【図11】本発明の一実施形態による写真プリントシス
テムを示す概略構成図
【図12】上記写真プリントシステムの要部を示すブロ
ック図
【図13】上記写真プリントシステムによる疑似ズーム
処理を説明する説明図
【符号の説明】
10 撮影レンズ 11 ファインダー窓 15 ストロボ発光部 20 シャッターボタン 21 ズームレバー 22 補正モードスイッチ 30 ファインダー光学系 35 対物レンズ 36、37 ズームレンズ 38 リレーレンズ 39 焦点板 40 視野板 41 接眼レンズ 50 フィルムカートリッジ 51 写真フィルム 51A 現像済写真フィルム 52 スプール 53 カートリッジ 54 記憶素子 60 CPU 62 レリーズスイッチ 63 ズームスイッチ 64 メインスイッチ 65 センサー 66 LCD(液晶表示装置) 67 測光装置 68 AF回路 69 ストロボ 70、71、72 ドライバー 74 フィルム巻上げモーター 75 レンズ駆動モーター 76 シャッター駆動モーター 77 リフレクター駆動モーター 78 ズーム駆動モーター 79 ファインダー駆動モーター 80 テーブルメモリー 101 画像取扱装置102 写真プリンタ 103 読取手段 110 スキャナ 111 セットアップ階調・色処理手段 112 拡大縮小手段 113 濃度補正手段 200 記録材料 400 光学パネル 402 リフレクター 403 ストロボ発光管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長 倫生 埼玉県朝霞市泉水3丁目11番46号 富士写 真フイルム株式会社内 (72)発明者 岩崎 洋一 埼玉県朝霞市泉水3丁目11番46号 富士写 真フイルム株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報記憶手段を備えたフィルムカートリ
    ッジを使用するカメラであって、 ストロボの配光特性を変化させる配光特性変更手段と、 前記情報記憶手段に、フィルムの各駒毎の前記配光特性
    を示す情報を、駒番号と対応させて書き込む書込手段と
    を有することを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 前記配光特性変更手段が、ストロボの発
    光管の前側に配置された光学パネルに対する、該発光管
    およびリフレクターの相対位置を変化させるものである
    ことを特徴とする請求項1記載のカメラ。
  3. 【請求項3】 前記配光特性変更手段が、ストロボの発
    光管とリフレクターとの相対位置を変化させるものであ
    ることを特徴とする請求項1記載のカメラ。
  4. 【請求項4】 前記配光特性変更手段が、ストロボの発
    光管の前側に配置された光学パネルの特性を変化させる
    ものであることを特徴とする請求項1記載のカメラ。
  5. 【請求項5】 ズーム光学系からなる撮影レンズと、 この撮影レンズの複数のズーム位置毎に配光特性を定め
    た複数通りのテーブルと、 これら複数通りのテーブルから、1つのテーブルを選択
    するテーブル選択手段と、 このテーブル選択手段により選択されたテーブルに従っ
    て、撮影レンズのズーム位置に応じた配光特性を得るよ
    うに前記配光特性変更手段を制御する制御手段とを備え
    たことを特徴とする請求項1から4いずれか1項記載の
    カメラ。
  6. 【請求項6】 前記書込手段が、ファインダーの撮影範
    囲を示す領域内に表示された画像と撮影画像との像範囲
    比を示す情報を前記情報記憶手段に書き込むように構成
    されていることを特徴とする請求項1から5いずれか1
    項記載のカメラ。
  7. 【請求項7】 請求項1から6いずれか1項記載のカメ
    ラで使用されたフィルムカートリッジから写真プリント
    を得るシステムであって、 現像処理がなされた写真フィルムから、記録材料に撮影
    像をプリントするプリント手段と、 前記フィルムカートリッジの情報記憶手段に書き込まれ
    た前記配光特性を示す情報を読み取る読取手段と、 この読み取られた情報に基づいて前記プリント手段によ
    るプリント濃度を、前記記録材料の面内の部分毎に、不
    適正露光量を補償するように制御するプリント濃度制御
    手段とを有することを特徴とする写真プリントシステ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記プリント濃度制御手段が、前記記録
    材料の周辺部のプリント濃度を、ストロボによる周辺光
    量不足を補償する方向に制御するものであることを特徴
    とする請求項7記載の写真プリントシステム。
  9. 【請求項9】 前記プリント手段が、現像処理がなされ
    た前記写真フィルムに形成されたフィルム像を読み取っ
    て画像信号を得るフィルム像読取手段と、前記画像信号
    に基づいて記録材料に前記フィルム像を記録するプリン
    ト像出力手段とからなり、 前記プリント濃度制御手段が、前記画像信号に対して信
    号処理を施してプリント濃度を変化させるものであるこ
    とを特徴とする請求項7または8記載の写真プリントシ
    ステム。
  10. 【請求項10】 現像処理がなされた前記写真フィルム
    から、拡縮率を変更自在にして記録材料の所定の画像形
    成域に撮影像をプリントするプリント手段と、 前記フィルムカートリッジの情報記憶手段に書き込まれ
    た、ファインダーの撮影範囲を示す領域内に表示された
    画像と撮影画像との像範囲比を示す情報を読み取る読取
    手段と、 この読み取られた情報に基づいて、前記プリント手段に
    よるプリント拡縮率を、前記ファインダーの領域内に表
    示された画像がほぼ過不足無く前記画像形成域にプリン
    トされる値に設定する拡縮率制御手段とを有することを
    特徴とする請求項7から9いずれか1項記載の写真プリ
    ントシステム。
JP10044122A 1998-02-25 1998-02-25 カメラおよび写真プリントシステム Withdrawn JPH11242274A (ja)

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CN991055195A CN1218214C (zh) 1998-02-25 1999-02-25 印相系统及其所用的照相机
US09/257,215 US6137957A (en) 1998-02-25 1999-02-25 Photo printing system and camera for the same
US09/656,965 US6295419B1 (en) 1998-02-25 2000-09-07 Photo printing system and camera for the same
US09/907,635 US6334028B1 (en) 1998-02-25 2001-07-19 Photo printing system and camera for the same

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003087653A (ja) * 2001-09-06 2003-03-20 Ricoh Co Ltd 撮像装置
JP2011018129A (ja) * 2009-07-07 2011-01-27 Ritsumeikan ヒューマンインターフェイス装置

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