JPH11243832A - クレープ焼き装置 - Google Patents
クレープ焼き装置Info
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- JPH11243832A JPH11243832A JP5656398A JP5656398A JPH11243832A JP H11243832 A JPH11243832 A JP H11243832A JP 5656398 A JP5656398 A JP 5656398A JP 5656398 A JP5656398 A JP 5656398A JP H11243832 A JPH11243832 A JP H11243832A
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Landscapes
- Baking, Grill, Roasting (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 粘稠な生地を定量だけ投入し、薄くかつ均一
なクレープを焼き上げる装置を提供する。 【解決手段】 ホットプレート6上に投入した粘稠な生
地をヘラ2によって引き延ばしてクレープを焼き上げる
装置において、チューブポンプ12を設けた移送チューブ
13によって一定時間に一定量の生地をホットプレート6
上に押し出し、低温度、長時間の条件下で、ホットプレ
ート6に対して長尺方向で徐変に傾倒させて形成したヘ
ラ2を用いて引き延ばし、展開する。
なクレープを焼き上げる装置を提供する。 【解決手段】 ホットプレート6上に投入した粘稠な生
地をヘラ2によって引き延ばしてクレープを焼き上げる
装置において、チューブポンプ12を設けた移送チューブ
13によって一定時間に一定量の生地をホットプレート6
上に押し出し、低温度、長時間の条件下で、ホットプレ
ート6に対して長尺方向で徐変に傾倒させて形成したヘ
ラ2を用いて引き延ばし、展開する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、調製して得られた
粘稠な生地を薄くかつ均一に焼き上げるクレープ焼き装
置に関する。
粘稠な生地を薄くかつ均一に焼き上げるクレープ焼き装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】クレープは、小麦粉、卵、バター及び水
等、複数の材料を配合して混練し、得られる粘稠な生地
を薄くかつ均一に焼き上げ、クリーム、ジャム、マーマ
レードやチーズ等を包んだお菓子であり、その焼き方が
見栄えや食感を左右する。焼き上げたクレープは、直径
約30〜40cm程度で、厚さは数mm以下となる。こうした薄
くかつ均一なクレープを焼き上げるには、従来、熟練者
による技量に頼っていたが、近年ではこうした熟練者も
減少の一途を辿っている。これに対し、クレープの需要
は増える一方であるため、次第にクレープ焼き装置が使
用されるようになってきたのである。
等、複数の材料を配合して混練し、得られる粘稠な生地
を薄くかつ均一に焼き上げ、クリーム、ジャム、マーマ
レードやチーズ等を包んだお菓子であり、その焼き方が
見栄えや食感を左右する。焼き上げたクレープは、直径
約30〜40cm程度で、厚さは数mm以下となる。こうした薄
くかつ均一なクレープを焼き上げるには、従来、熟練者
による技量に頼っていたが、近年ではこうした熟練者も
減少の一途を辿っている。これに対し、クレープの需要
は増える一方であるため、次第にクレープ焼き装置が使
用されるようになってきたのである。
【0003】クレープ焼き装置は、予め調製しておいた
粘稠な生地をホッとプレート上に投入し、ホットプレー
ト上を回転するヘラを用いて薄く拡げ、焼き上げる装置
である。まず、特開平9-154471号では、ホットプレート
上の生地を公転しながら自転する引き延ばし用ヘラによ
って引き延ばす装置において、引き延ばし用ヘラの生地
接触部を面取りし、その材質をフッ素樹脂製として上部
に補強材を設け、クレープ接触側が進行方向後方となる
よう傾斜させた生地引き延ばし装置を提示している。こ
れは、主として生地を薄くかつ均一に焼き上げることを
目的として、ヘラの改良を試みたものである。この装置
により、熟練者に近い状態で生地が展開され、生地に充
分火が通りきる前に引き延ばしができる為にヘラへの生
地の付着も少なくなってヘラの清掃も容易となり、クレ
ープ焼き作業全般の高能率化を達成している。
粘稠な生地をホッとプレート上に投入し、ホットプレー
ト上を回転するヘラを用いて薄く拡げ、焼き上げる装置
である。まず、特開平9-154471号では、ホットプレート
上の生地を公転しながら自転する引き延ばし用ヘラによ
って引き延ばす装置において、引き延ばし用ヘラの生地
接触部を面取りし、その材質をフッ素樹脂製として上部
に補強材を設け、クレープ接触側が進行方向後方となる
よう傾斜させた生地引き延ばし装置を提示している。こ
れは、主として生地を薄くかつ均一に焼き上げることを
目的として、ヘラの改良を試みたものである。この装置
により、熟練者に近い状態で生地が展開され、生地に充
分火が通りきる前に引き延ばしができる為にヘラへの生
地の付着も少なくなってヘラの清掃も容易となり、クレ
ープ焼き作業全般の高能率化を達成している。
【0004】また、特願平8-293973号では、ホットプレ
ート上で粘稠な生地を延ばしてほぼ円形に焼成する装置
であって、焼き上げた円形のクレープ(皮)のほぼ中心に
相当する位置へ回転軸を有する延ばしヘラを、中央部延
ばしヘラと周縁部延ばしヘラとに分離して同軸で設けた
クレープ焼き装置を提示している。この装置では、更に
中央部延ばしヘラをホットプレート面に対してほぼ垂直
とし、周縁部延ばしヘラをホットプレート面に対して傾
斜させると共に外周側を回転方向後方としている。この
装置により、粘度の違いによる焼き上がりの差を軽減す
ることができ、より食感の優れたクレープを能率よく焼
き上げることができるようになった。
ート上で粘稠な生地を延ばしてほぼ円形に焼成する装置
であって、焼き上げた円形のクレープ(皮)のほぼ中心に
相当する位置へ回転軸を有する延ばしヘラを、中央部延
ばしヘラと周縁部延ばしヘラとに分離して同軸で設けた
クレープ焼き装置を提示している。この装置では、更に
中央部延ばしヘラをホットプレート面に対してほぼ垂直
とし、周縁部延ばしヘラをホットプレート面に対して傾
斜させると共に外周側を回転方向後方としている。この
装置により、粘度の違いによる焼き上がりの差を軽減す
ることができ、より食感の優れたクレープを能率よく焼
き上げることができるようになった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】クレープ焼き装置で
は、生地の展開が重要である。これは、ホットプレート
への生地の投入やヘラの形状及び運動といった観点から
複合的に考察しなければならない。一般に、予め調製し
た生地は一旦冷蔵庫に保管し、必要に応じた分量を適宜
取り出して焼いている。生地の粘度は、まず生地の投入
時において問題となる。クレープ焼き装置においても、
生地は作業者がレードル(杓子)ですくってホットプレー
ト上へ垂らすように投入するが、その投入量は投入時間
によって間接的に量られる。このため、たとえ一定の投
入時間であっても、粘度の高い生地ほどレードルに付着
して残存する量が増えて投入量が微妙に変わり、クレー
プの焼き上がりに差異をもたらす。また、レードルに盛
る生地の量も、作業者によって微妙に異なり、ますます
生地の投入量にバラツキが生ずる問題がある。
は、生地の展開が重要である。これは、ホットプレート
への生地の投入やヘラの形状及び運動といった観点から
複合的に考察しなければならない。一般に、予め調製し
た生地は一旦冷蔵庫に保管し、必要に応じた分量を適宜
取り出して焼いている。生地の粘度は、まず生地の投入
時において問題となる。クレープ焼き装置においても、
生地は作業者がレードル(杓子)ですくってホットプレー
ト上へ垂らすように投入するが、その投入量は投入時間
によって間接的に量られる。このため、たとえ一定の投
入時間であっても、粘度の高い生地ほどレードルに付着
して残存する量が増えて投入量が微妙に変わり、クレー
プの焼き上がりに差異をもたらす。また、レードルに盛
る生地の量も、作業者によって微妙に異なり、ますます
生地の投入量にバラツキが生ずる問題がある。
【0006】これに対し、投入時間を加減して定量の生
地を投入することも考えられるが、投入時間の長短は、
ヘラによる生地の引き延ばしを難しくさせる。ホットプ
レート上では、投入された生地から順に温度上昇を続け
るから、最初に投入した生地と最後に投入する生地とで
は、ヘラに要求される引き延ばしの態様が異なり、場合
によっては最初に投入したが生地に十分火が通り、引き
延ばせない状態になっても、最後に投入する生地のため
にヘラを回転させなければならなくなり、クレープの厚
さが不均一となって、最悪の場合、クレープを破いてし
まう。
地を投入することも考えられるが、投入時間の長短は、
ヘラによる生地の引き延ばしを難しくさせる。ホットプ
レート上では、投入された生地から順に温度上昇を続け
るから、最初に投入した生地と最後に投入する生地とで
は、ヘラに要求される引き延ばしの態様が異なり、場合
によっては最初に投入したが生地に十分火が通り、引き
延ばせない状態になっても、最後に投入する生地のため
にヘラを回転させなければならなくなり、クレープの厚
さが不均一となって、最悪の場合、クレープを破いてし
まう。
【0007】これらから、薄くかつ均一なクレープを焼
き上げるには、一定粘度の生地を一定量だけ、一定時間
でホットプレート上に投入する必要があることがわか
る。しかし、生地の粘度は、材料の配合割合のほか、時
間の経過、周辺温度や湿度でも異なるし、何よりもホッ
トプレート上では急激な温度上昇のため、一定粘度で安
定した生地を投入することを想定することは難しい。そ
こで、粘度の違いは、投入後のヘラによる引き延ばし、
具体的にはヘラの形状や運動態様において対応すること
とし、生地の投入量、投入時間を一定に近づけるため、
ホットプレート上への生地の投入手段を検討することと
した。
き上げるには、一定粘度の生地を一定量だけ、一定時間
でホットプレート上に投入する必要があることがわか
る。しかし、生地の粘度は、材料の配合割合のほか、時
間の経過、周辺温度や湿度でも異なるし、何よりもホッ
トプレート上では急激な温度上昇のため、一定粘度で安
定した生地を投入することを想定することは難しい。そ
こで、粘度の違いは、投入後のヘラによる引き延ばし、
具体的にはヘラの形状や運動態様において対応すること
とし、生地の投入量、投入時間を一定に近づけるため、
ホットプレート上への生地の投入手段を検討することと
した。
【0008】生地の粘度の違いに対応するヘラの形状又
は運動形態の改良については、上述の特開平9-154471
号、特願平8-293973号に詳しい。とりわけ、特願平8-29
3973号に示したヘラの分離は、幅広い粘度に対応できる
クレープ焼き装置の提供を実現した。ところが、このク
レープ焼き装置は複数のヘラの使用を前提としており、
各ヘラの取扱いや使用後の洗浄の手間をヘラの数だけ増
やしてしまう問題があった。また、比較的低い温度(185
℃前後)で時間をかけて(30秒以上)焼き上げるクレープ
の場合、複数のヘラは、かえって薄くかつ均一なクレー
プの焼き上がりを妨げる場合があることが判明した。そ
こで、特に低温度、長時間でクレープを焼く場合に、良
好な生地の展開が見込めるヘラを開発することとして、
検討した。
は運動形態の改良については、上述の特開平9-154471
号、特願平8-293973号に詳しい。とりわけ、特願平8-29
3973号に示したヘラの分離は、幅広い粘度に対応できる
クレープ焼き装置の提供を実現した。ところが、このク
レープ焼き装置は複数のヘラの使用を前提としており、
各ヘラの取扱いや使用後の洗浄の手間をヘラの数だけ増
やしてしまう問題があった。また、比較的低い温度(185
℃前後)で時間をかけて(30秒以上)焼き上げるクレープ
の場合、複数のヘラは、かえって薄くかつ均一なクレー
プの焼き上がりを妨げる場合があることが判明した。そ
こで、特に低温度、長時間でクレープを焼く場合に、良
好な生地の展開が見込めるヘラを開発することとして、
検討した。
【0009】
【課題を解決するための手段】検討の結果開発したもの
が、ホットプレート上に投入した粘稠な生地をヘラによ
って引き延ばしてクレープを焼き上げる装置において、
チューブポンプを設けた移送チューブによって一定時間
に一定量の生地をホットプレート上に押し出すクレープ
焼き装置である。チューブポンプ(ローラポンプとも呼
ばれる)は、容積型ポンプである回転ポンプの一種であ
り、固定された円周内壁面とこの円周内壁面内を偏心し
て旋回運動を続けるローラとの間にチューブを挟持し
て、ローラに押されて前記挟持部位が変位していくこと
で、チューブ内の液体等を移送する。このチューブポン
プは粘性のある物体であっても定量的な移送が可能であ
り、特に本発明においてはチューブポンプと生地とが直
接触れないことから、生地を衛生的に取り扱え、またチ
ューブのみの洗浄だけで済む利点をもたらす。
が、ホットプレート上に投入した粘稠な生地をヘラによ
って引き延ばしてクレープを焼き上げる装置において、
チューブポンプを設けた移送チューブによって一定時間
に一定量の生地をホットプレート上に押し出すクレープ
焼き装置である。チューブポンプ(ローラポンプとも呼
ばれる)は、容積型ポンプである回転ポンプの一種であ
り、固定された円周内壁面とこの円周内壁面内を偏心し
て旋回運動を続けるローラとの間にチューブを挟持し
て、ローラに押されて前記挟持部位が変位していくこと
で、チューブ内の液体等を移送する。このチューブポン
プは粘性のある物体であっても定量的な移送が可能であ
り、特に本発明においてはチューブポンプと生地とが直
接触れないことから、生地を衛生的に取り扱え、またチ
ューブのみの洗浄だけで済む利点をもたらす。
【0010】移送チューブは、作業者が先端の投入口を
ホットプレート上に持っていって生地を投入してもよい
が、クレープ焼き装置の自動化を図る目的から、移送チ
ューブ先端の投入口を、ヘラの回転軸と同軸又は近傍に
配設するとよい。生地を全周方向へ等量に展開するに
は、できるだけヘラの回転軸の軸線上にあたるホットプ
レート上に投入口が位置することが望ましく、ヘラの回
転によるチューブの捻れを防止するために、ヘラの回転
軸を中空にして移送チューブを貫通させ、投入口をヘラ
の回転軸と同軸に配設することが好ましい。この投入口
と回転軸との関係は、ホットプレート上への投入口の移
動が、回転軸、すなわちヘラがホットプレート上へ移動
することを意味し、生地投入後又は生地投入と同時に、
回転軸を回転させてヘラにより生地の引き延ばしを始め
ることができる利点をもたらす。
ホットプレート上に持っていって生地を投入してもよい
が、クレープ焼き装置の自動化を図る目的から、移送チ
ューブ先端の投入口を、ヘラの回転軸と同軸又は近傍に
配設するとよい。生地を全周方向へ等量に展開するに
は、できるだけヘラの回転軸の軸線上にあたるホットプ
レート上に投入口が位置することが望ましく、ヘラの回
転によるチューブの捻れを防止するために、ヘラの回転
軸を中空にして移送チューブを貫通させ、投入口をヘラ
の回転軸と同軸に配設することが好ましい。この投入口
と回転軸との関係は、ホットプレート上への投入口の移
動が、回転軸、すなわちヘラがホットプレート上へ移動
することを意味し、生地投入後又は生地投入と同時に、
回転軸を回転させてヘラにより生地の引き延ばしを始め
ることができる利点をもたらす。
【0011】また、低温度、長時間でクレープを焼く場
合に、良好な生地の展開が見込めるヘラとして、ホット
プレートに対して長尺方向で徐変に傾倒させてヘラを形
成したクレープ焼き装置を開発した。特願平8-293973号
に提示した装置では、ホットプレート中央部と周縁部と
では生地の展開状態が異なることを考慮して、中央部延
ばしヘラは垂直に近く、周縁部延ばしヘラは寝かせてお
り、この周縁部延ばしヘラを複数設けている。しかし、
上述したように、低温度、長時間でクレープを焼く場合
には、周縁部延ばしヘラは複数必要ではない。そこで、
ホットプレートに対してヘラを長尺方向で徐変に傾倒さ
せて、前記中央部延ばしヘラ及び周縁部延ばしヘラを兼
ねたヘラとしたのである。通常、ヘラは回転軸に対して
固着した保持杆に対して着脱自在に取り付けているの
で、本発明のヘラと特願平8-293973号に示す複数のヘラ
とを選択的に使用できる。
合に、良好な生地の展開が見込めるヘラとして、ホット
プレートに対して長尺方向で徐変に傾倒させてヘラを形
成したクレープ焼き装置を開発した。特願平8-293973号
に提示した装置では、ホットプレート中央部と周縁部と
では生地の展開状態が異なることを考慮して、中央部延
ばしヘラは垂直に近く、周縁部延ばしヘラは寝かせてお
り、この周縁部延ばしヘラを複数設けている。しかし、
上述したように、低温度、長時間でクレープを焼く場合
には、周縁部延ばしヘラは複数必要ではない。そこで、
ホットプレートに対してヘラを長尺方向で徐変に傾倒さ
せて、前記中央部延ばしヘラ及び周縁部延ばしヘラを兼
ねたヘラとしたのである。通常、ヘラは回転軸に対して
固着した保持杆に対して着脱自在に取り付けているの
で、本発明のヘラと特願平8-293973号に示す複数のヘラ
とを選択的に使用できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図を参照しながら説明する。図1は本発明を適用し
たクレープ焼き装置の斜視図であり、図2は回転軸1近
傍のヘラ2及び生地の投入口3の位置関係を表した部分
側面図である。本例のクレープ焼き装置は、図1に見ら
れるように、装置本体4上に3点支持したベース5を載
せ、ホットプレート6はこのベース5上に取り付けてい
る。ヘラ2を着脱自在に装着した保持杆7及び回転軸1
は、上下方向に回動するアーム8に取り付けられてお
り、装置本体4の回転動力(モータ等の出力)をシャフト
9及び歯車10の噛合によって回転軸1へと伝達する。回
転軸1は中空軸であり、生地タンク11とチューブポンプ
12を経て繋がった移送チューブ13をアーム8及び回転軸
1に貫通させ、投入口3をこの回転軸1直下に降ろして
いる。移送チューブ13には、シリコンチューブが適して
いる。
て、図を参照しながら説明する。図1は本発明を適用し
たクレープ焼き装置の斜視図であり、図2は回転軸1近
傍のヘラ2及び生地の投入口3の位置関係を表した部分
側面図である。本例のクレープ焼き装置は、図1に見ら
れるように、装置本体4上に3点支持したベース5を載
せ、ホットプレート6はこのベース5上に取り付けてい
る。ヘラ2を着脱自在に装着した保持杆7及び回転軸1
は、上下方向に回動するアーム8に取り付けられてお
り、装置本体4の回転動力(モータ等の出力)をシャフト
9及び歯車10の噛合によって回転軸1へと伝達する。回
転軸1は中空軸であり、生地タンク11とチューブポンプ
12を経て繋がった移送チューブ13をアーム8及び回転軸
1に貫通させ、投入口3をこの回転軸1直下に降ろして
いる。移送チューブ13には、シリコンチューブが適して
いる。
【0013】本例におけるヘラ2は、特願平8-293973号
に言う中央部延ばしヘラと周縁部延ばしヘラとを兼ねた
一体のものであり、図1及び図2に見られるように、中
央部24では略垂直に立ち、周縁部25に向かって徐変に傾
倒していく断面形状を有している。ヘラ2をホットプレ
ート6に摺接させる目的から、ヘラ2から延設した支持
杆14を、保持杆7端に対して取付角度を調節し、固定ネ
ジ15を締めつけて取り付けている。ホットプレート6上
に生地を展開すると、ヘラ2による生地の引き延ばしが
長尺方向でバラツキが見られる場合もあるが、これは適
宜ヘラ2に部分的なウェイト16(図1中仮想線参照)を付
設することで調整する。
に言う中央部延ばしヘラと周縁部延ばしヘラとを兼ねた
一体のものであり、図1及び図2に見られるように、中
央部24では略垂直に立ち、周縁部25に向かって徐変に傾
倒していく断面形状を有している。ヘラ2をホットプレ
ート6に摺接させる目的から、ヘラ2から延設した支持
杆14を、保持杆7端に対して取付角度を調節し、固定ネ
ジ15を締めつけて取り付けている。ホットプレート6上
に生地を展開すると、ヘラ2による生地の引き延ばしが
長尺方向でバラツキが見られる場合もあるが、これは適
宜ヘラ2に部分的なウェイト16(図1中仮想線参照)を付
設することで調整する。
【0014】移送チューブ13の端部である投入口3は、
図2に見られるように、回転軸1中心線上からホットプ
レート6上約10mmの高さに降ろしているが、ヘラ2の存
在によって若干折り曲げられてホットプレート6上に覗
いている。これにより、保持杆7の回転に従って投入口
3が首振り運動しながら生地を投入することができ、ヘ
ラ2による引き延ばしを容易にする効果がある。首振り
運動によって投入口3がふらつかないように、投入口3
には案内板17等を付設するとよい。
図2に見られるように、回転軸1中心線上からホットプ
レート6上約10mmの高さに降ろしているが、ヘラ2の存
在によって若干折り曲げられてホットプレート6上に覗
いている。これにより、保持杆7の回転に従って投入口
3が首振り運動しながら生地を投入することができ、ヘ
ラ2による引き延ばしを容易にする効果がある。首振り
運動によって投入口3がふらつかないように、投入口3
には案内板17等を付設するとよい。
【0015】保持杆7にはホットプレート6最外周に摺
接するマイクロゲージ18を取り付けており、保持杆7を
回転と共にマイクロゲージ18を周回させ、ホットプレー
ト6全周とヘラ2との平行度が容易に検出できるように
している。薄くかつ均一なクレープを焼き上げるには、
ヘラ2とホットプレート6との平行度が重要である。本
例では、ヘラ2に対するホットプレート6の平行度を調
節できるように、ベース5を3点支持し、うち後方の1
点を傾倒自在な自由支持として前方の2点を支持する調
節ネジ19,19を締めたり緩めたりして、ホットプレート
6の傾斜を調節する。3点支持は4点支持よりも容易な
調整を可能とし、しかも作業者の手が届きやすい前方の
調節ネジ19,19のみでホットプレート6の傾斜を調整す
るので、比較的簡単に作業を終えることができる。しか
し、その精度はマイクロゲージ18により保証されてお
り、薄くかつ均一なクレープの焼き上がりを可能にす
る。
接するマイクロゲージ18を取り付けており、保持杆7を
回転と共にマイクロゲージ18を周回させ、ホットプレー
ト6全周とヘラ2との平行度が容易に検出できるように
している。薄くかつ均一なクレープを焼き上げるには、
ヘラ2とホットプレート6との平行度が重要である。本
例では、ヘラ2に対するホットプレート6の平行度を調
節できるように、ベース5を3点支持し、うち後方の1
点を傾倒自在な自由支持として前方の2点を支持する調
節ネジ19,19を締めたり緩めたりして、ホットプレート
6の傾斜を調節する。3点支持は4点支持よりも容易な
調整を可能とし、しかも作業者の手が届きやすい前方の
調節ネジ19,19のみでホットプレート6の傾斜を調整す
るので、比較的簡単に作業を終えることができる。しか
し、その精度はマイクロゲージ18により保証されてお
り、薄くかつ均一なクレープの焼き上がりを可能にす
る。
【0016】本例のクレープ焼き装置による作業の手順
は次のとおりである。まず、所定温度に加熱したホット
プレート6に対し、アーム8を傾倒してヘラ2をホット
プレート6に当接させる。次に、保持杆7を回転させな
がらチューブポンプ12を作動させる。これにより、投入
口3は首振り運動しながらホットプレート6上へ生地を
投入し、同時にヘラ2が回転して生地を全周方向へ引き
延ばし、生地を薄くかつ均一に展開するのである。
は次のとおりである。まず、所定温度に加熱したホット
プレート6に対し、アーム8を傾倒してヘラ2をホット
プレート6に当接させる。次に、保持杆7を回転させな
がらチューブポンプ12を作動させる。これにより、投入
口3は首振り運動しながらホットプレート6上へ生地を
投入し、同時にヘラ2が回転して生地を全周方向へ引き
延ばし、生地を薄くかつ均一に展開するのである。
【0017】生地の投入量は、焼き上げるクレープの大
きさやホットプレートの温度等によって異なるが、100c
c/5秒をひとつの目安とし、タイマー等を用いてチュー
ブポンプ12の作動時間を制限するとよい。生地を投入
後、0.1〜0.5秒だけチューブポンプ12を逆回転させて、
投入口3端から生地を吸い上げて、移送チューブ13の平
行部位20まで生地を後退させる。これは、投入口3から
生地が余分に垂れ落ちることを防止する措置である。生
地は、前述のように、投入と同時に引き延ばされるた
め、早い段階でホットプレート6上での展開を終える。
このように、引き延ばしを早く終わらせると、ヘラ2に
付着する生地の量を減らし、使用後の清掃を容易にす
る。
きさやホットプレートの温度等によって異なるが、100c
c/5秒をひとつの目安とし、タイマー等を用いてチュー
ブポンプ12の作動時間を制限するとよい。生地を投入
後、0.1〜0.5秒だけチューブポンプ12を逆回転させて、
投入口3端から生地を吸い上げて、移送チューブ13の平
行部位20まで生地を後退させる。これは、投入口3から
生地が余分に垂れ落ちることを防止する措置である。生
地は、前述のように、投入と同時に引き延ばされるた
め、早い段階でホットプレート6上での展開を終える。
このように、引き延ばしを早く終わらせると、ヘラ2に
付着する生地の量を減らし、使用後の清掃を容易にす
る。
【0018】図1に示す本例のクレープ焼き装置は、回
転軸1を中空にして投入口3をホットプレート6上に覗
かせているが、移送チューブ13を装置と別体とし、図3
(別例の図1相当斜視図)に見られるように、作業者が手
に持って適量の生地をホットプレート6上に投入するよ
うにしてもよい。従来のレードルによる生地の投入と異
なり、生地の粘度の程度にかかわらず、チューブポンプ
は投入時間に比例した量を押し出すことができる。これ
によって、作業者が投入口3近傍に取り付けたコントロ
ーラ21を操作してチューブポンプ(図3中略、図1参照)
に作動信号を送り、タイマー等により一定時間だけ作動
させるようにして投入量の変動を抑制し、略一定の生地
の投入が可能となる。このチューブポンプの作動に続
け、ごく短時間だけチューブポンプを逆回転させて生地
たれを防ぐといった一連の作業を自動化してもよい。移
送チューブ13を装置から切り離し、作業者が移送チュー
ブを手に持って取り扱えるようにすると、既存の装置や
移送チューブの取付が困難な装置にも、チューブポンプ
利用による定量投入の効果を享受できる。
転軸1を中空にして投入口3をホットプレート6上に覗
かせているが、移送チューブ13を装置と別体とし、図3
(別例の図1相当斜視図)に見られるように、作業者が手
に持って適量の生地をホットプレート6上に投入するよ
うにしてもよい。従来のレードルによる生地の投入と異
なり、生地の粘度の程度にかかわらず、チューブポンプ
は投入時間に比例した量を押し出すことができる。これ
によって、作業者が投入口3近傍に取り付けたコントロ
ーラ21を操作してチューブポンプ(図3中略、図1参照)
に作動信号を送り、タイマー等により一定時間だけ作動
させるようにして投入量の変動を抑制し、略一定の生地
の投入が可能となる。このチューブポンプの作動に続
け、ごく短時間だけチューブポンプを逆回転させて生地
たれを防ぐといった一連の作業を自動化してもよい。移
送チューブ13を装置から切り離し、作業者が移送チュー
ブを手に持って取り扱えるようにすると、既存の装置や
移送チューブの取付が困難な装置にも、チューブポンプ
利用による定量投入の効果を享受できる。
【0019】また、ヘラ2は保持杆7に対して着脱自在
に取り付けているから、図1の例に示したヘラ2を取り
外し、図4に見られるように、別途中央部延ばしヘラ22
と周縁部延ばしヘラ23,23とを取り付けて使用してもよ
い。一般的に、高温で短時間に焼き上げようとすれば、
中央部に対して周縁部を短時間に引き延ばす必要がある
から、中央部延ばしヘラ22と周縁部延ばしヘラ23とに分
離し、加えて複数の周縁部延ばしヘラ23,23を取り付け
る方がよい。これに対して、本例のように中央部24から
周縁部25に向かって徐変に傾倒する断面形状のヘラ2
(図1参照)は、低温度で長時間かけてクレープを焼き上
げる場合に適している。
に取り付けているから、図1の例に示したヘラ2を取り
外し、図4に見られるように、別途中央部延ばしヘラ22
と周縁部延ばしヘラ23,23とを取り付けて使用してもよ
い。一般的に、高温で短時間に焼き上げようとすれば、
中央部に対して周縁部を短時間に引き延ばす必要がある
から、中央部延ばしヘラ22と周縁部延ばしヘラ23とに分
離し、加えて複数の周縁部延ばしヘラ23,23を取り付け
る方がよい。これに対して、本例のように中央部24から
周縁部25に向かって徐変に傾倒する断面形状のヘラ2
(図1参照)は、低温度で長時間かけてクレープを焼き上
げる場合に適している。
【0020】
【発明の効果】本発明により、粘度の異なる粘稠な生地
であってもほぼ等しく一定量で一定時間での投入が実現
され、薄くかつ均一なクレープを自動的に焼き上げるク
レープ焼き装置の提供が可能となる。このクレープ焼き
装置で焼き上げられるクレープは、従来の装置に比べて
生地の投入から自動化でき、しかもその焼き上がり方は
良好であり、これによって、熟練者の減少を本発明が提
供する装置によって補完できるようになる。
であってもほぼ等しく一定量で一定時間での投入が実現
され、薄くかつ均一なクレープを自動的に焼き上げるク
レープ焼き装置の提供が可能となる。このクレープ焼き
装置で焼き上げられるクレープは、従来の装置に比べて
生地の投入から自動化でき、しかもその焼き上がり方は
良好であり、これによって、熟練者の減少を本発明が提
供する装置によって補完できるようになる。
【0021】チューブポンプを用いた生地の投入は、移
送チューブのみが生地に触れることから衛生的で、使用
後の洗浄も移送チューブだけでよいという利便性を兼ね
備えている。チューブポンプは、粘性のあるものだけで
なく、広く液体又は液状化した食品の定量供給に利用で
きる利点があり、本発明で提示したチューブポンプの適
用は、例えばお好み焼きの生地の投入をチューブポンプ
によることで、自動お好み焼き装置の創造をも示唆する
ものである。
送チューブのみが生地に触れることから衛生的で、使用
後の洗浄も移送チューブだけでよいという利便性を兼ね
備えている。チューブポンプは、粘性のあるものだけで
なく、広く液体又は液状化した食品の定量供給に利用で
きる利点があり、本発明で提示したチューブポンプの適
用は、例えばお好み焼きの生地の投入をチューブポンプ
によることで、自動お好み焼き装置の創造をも示唆する
ものである。
【0022】中央部から周縁部に向かって徐変に傾倒す
る断面形状のヘラの採用は、ヘラの数を低減させ、クレ
ープ焼き装置のメンテナンス及び修理の手間を軽減す
る。生地やクレープの種類によっては、高温度かつ短時
間での作業が要求され、徐変断面を有するヘラ1本では
対応できないこともあるが、それも保持杆にヘラの着脱
を可能にすることで対応できるので、本発明のクレープ
焼き装置の利用範囲は広くなるのである。
る断面形状のヘラの採用は、ヘラの数を低減させ、クレ
ープ焼き装置のメンテナンス及び修理の手間を軽減す
る。生地やクレープの種類によっては、高温度かつ短時
間での作業が要求され、徐変断面を有するヘラ1本では
対応できないこともあるが、それも保持杆にヘラの着脱
を可能にすることで対応できるので、本発明のクレープ
焼き装置の利用範囲は広くなるのである。
【図1】本発明を適用したクレープ焼き装置の斜視図で
ある。
ある。
【図2】回転軸近傍のヘラ及び生地の投入口の位置関係
を表した部分側面図である。
を表した部分側面図である。
【図3】別例の使用態様を示した図1相当斜視図であ
る。
る。
【図4】別例の使用態様を示した図1相当斜視図であ
る。
る。
1 回転軸 2 ヘラ 3 投入口 6 ホットプレート 7 保持杆 8 アーム 12 チューブポンプ 13 移送チューブ 24 ヘラの中央部 25 ヘラの周縁部
Claims (3)
- 【請求項1】 ホットプレート上に投入した粘稠な生地
をヘラによって引き延ばしてクレープを焼き上げる装置
において、チューブポンプを設けた移送チューブによっ
て一定時間に一定量の生地をホットプレート上に押し出
すことを特徴とするクレープ焼き装置。 - 【請求項2】 移送チューブ先端の投入口を、ヘラの回
転軸と同軸又は近傍に配設したことを特徴とする請求項
1記載のクレープ焼き装置。 - 【請求項3】 ホットプレート上に投入した粘稠な生地
をヘラによって引き延ばしてクレープを焼き上げる装置
において、ホットプレートに対して長尺方向で徐変に傾
倒させてヘラを形成したことを特徴とするクレープ焼き
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5656398A JPH11243832A (ja) | 1998-03-09 | 1998-03-09 | クレープ焼き装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5656398A JPH11243832A (ja) | 1998-03-09 | 1998-03-09 | クレープ焼き装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11243832A true JPH11243832A (ja) | 1999-09-14 |
Family
ID=13030608
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5656398A Pending JPH11243832A (ja) | 1998-03-09 | 1998-03-09 | クレープ焼き装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11243832A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009100684A (ja) * | 2007-10-24 | 2009-05-14 | Masdac Co Ltd | ドラ焼きの製造装置及び製造方法 |
| JP2012254033A (ja) * | 2011-06-08 | 2012-12-27 | Toichi Kawakami | クレープ生地を伸ばすための器具及び方法 |
| WO2019212434A3 (en) * | 2018-04-30 | 2019-11-28 | Loventi Inovasyon Makine Gida Sanayi Ve Ticaret Anonim Sirketi | A spreading apparatus used for cooking crepes (pancakes) |
-
1998
- 1998-03-09 JP JP5656398A patent/JPH11243832A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009100684A (ja) * | 2007-10-24 | 2009-05-14 | Masdac Co Ltd | ドラ焼きの製造装置及び製造方法 |
| JP2012254033A (ja) * | 2011-06-08 | 2012-12-27 | Toichi Kawakami | クレープ生地を伸ばすための器具及び方法 |
| WO2019212434A3 (en) * | 2018-04-30 | 2019-11-28 | Loventi Inovasyon Makine Gida Sanayi Ve Ticaret Anonim Sirketi | A spreading apparatus used for cooking crepes (pancakes) |
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