JPH11245093A - 打ち抜き方法およびこの方法に用いる打ち抜き装置 - Google Patents

打ち抜き方法およびこの方法に用いる打ち抜き装置

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JPH11245093A
JPH11245093A JP5487598A JP5487598A JPH11245093A JP H11245093 A JPH11245093 A JP H11245093A JP 5487598 A JP5487598 A JP 5487598A JP 5487598 A JP5487598 A JP 5487598A JP H11245093 A JPH11245093 A JP H11245093A
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punching
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート6に並べて形成されたクレジットカー
ドなどになる製品部分を能率よくかつ精度よく打ち抜
く。 【解決手段】 ローラ式搬送装置15などによりシート6
を間欠的に搬送し、このシート6から製品部分を順次打
ち抜いていく。この打ち抜きの前に、各製品部分に対応
してシート6に形成してある基準マークの位置をカメラ
51などにより検出する。これにより、ローラ式搬送装置
15による送り量を補正して、打ち抜き時にシート6を位
置決めする。シート6に対して打ち抜きが行われるとき
にも、同じシート6の未打ち抜きの製品部分に対応した
基準マークの位置を検出する。これにより、能率が向上
する。基準マークの位置検出から打ち抜きまでのシート
6の搬送量が短くなることにより、打ち抜き精度も向上
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートからプリペ
イドカードあるいはクレジットカードなどの製品部分を
打ち抜く打ち抜き装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】いわゆるプリペイドカ
ードあるいはクレジットカードなどの磁気記録カード
は、シートから製品部分を打ち抜いて製造される。シー
トには、製品部分が縦横に複数列ずつ並べて形成されて
いる。この種のシートは、例えば、塩化ビニール樹脂か
らなるベースの両面にそれぞれフィルムを溶着し、か
つ、これらベースおよびフィルム間にそれぞれ装飾や表
示などの印刷を施すとともに情報記録用の磁性材料を設
けた構造になっている。この印刷は打ち抜き前に既にな
されているから、製品部分はシートの所定位置から正確
に打ち抜かなければならない。
【0003】図6にはシート1の一例を示してある。同
図において、2は打ち抜かれるべき製品部分であり、こ
れらの製品部分2は、縦方向(以下、X方向という)に
10列、この縦方向と直交する横方向(以下、Y方向とい
う)に4列に並んでいる。また、3は磁性材料からなる
情報記憶部であり、この情報記憶部3はテープ状に形成
されている。製品機能上、この情報記憶部3の位置精度
が重要である。さらに、シート1には、製品部分2間の
位置または製品部分2の外側の位置に第1の基準マーク
4および第2の基準マーク5がそれぞれ形成されてい
る。第1の基準マーク4は、X方向において各製品部分
2のそれぞれ前側の位置にあり、製品部分2を基準にシ
ート1をX方向に位置決めするためのものである。ま
た、第2の基準マーク5は、Y方向において各製品部分
2のそれぞれ前側の位置にあり、製品部分2を基準にシ
ート1をY方向に位置決めするためのものである。これ
らの基準マーク4,5は、シート1への印刷時に同時に
形成されるものである。
【0004】このようなシートから製品部分を打ち抜く
ための打ち抜き装置では、例えば特開平7−25510
号公報に記載されているように、搬送機構によりシート
を搬送しながら、このシートから製品部分をプレス機構
により順次打ち抜いていく。そして、特開平7−255
10号公報に記載の打ち抜き装置では、プレス機構の前
ではボールねじにより移動するチャックを備えた搬送機
構によりシートを搬送し、プレス機構ではローラからな
る別の搬送機構によりシートを間欠的に搬送するように
している。また、シートを位置決めするために、規制ピ
ン(ゲージピン)による外形基準の位置決めした後、前記
チャック式の搬送機構によりプレス機構へシートを間欠
的に搬送するとき第1の基準マークの位置をセンサーに
より検出し、この検出に基づいて前記ローラ式の搬送機
構シートによる送り量を補正するようにしている。した
がって、シートに対する打ち抜きが始まる前に当該シー
トの第1の基準マークの位置検出を全て終わる。
【0005】このように特開平7−25510号公報に
記載の打ち抜き装置では、シートの全ての第1の基準マ
ークについて、プレス機構でシートを搬送する搬送機構
とは異なる搬送機構でシートを搬送するときに位置検出
するようにしていたため、時間がかかるとともに、高精
度が得られない問題があった。すなわち、シートに対す
る打ち抜きが始まる前に、当該シートの第1の基準マー
クの位置検出を全て行うため、その分搬送ライン全体も
長くなる。また、第1の基準マークの位置検出からこの
第1の基準マークに対応する製品部分の打ち抜きまでの
間にもシートは搬送されるが、この搬送にも誤差は避け
られない。したがって、第1の基準マークの位置検出か
ら対応する製品部分の打ち抜きまでの搬送が長くなる
と、誤差が蓄積されて大きくなるが、前記従来の打ち抜
き装置では、シートに対する打ち抜きが始まる前に、当
該シートの第1の基準マークの位置検出を全て行うた
め、第1の基準マークの位置検出から対応する製品部分
の打ち抜きまでの搬送は当然長くなる。しかも、第1の
基準マークの位置検出に際してシートを搬送する搬送機
構と、製品部分の打ち抜きに際してシートを搬送する搬
送機構とが異なるものであるため、誤差はいっそう大き
くなる。
【0006】本発明は、このような問題点を解決しよう
とするもので、能率よくかつ精度よく打ち抜きができる
打ち抜き方法および打ち抜き装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、前記
目的を達成するために、製品部分を並べて形成したシー
トを位置決め搬送機構により間欠的に搬送するとともに
位置決めし、この搬送の間にプレス機構によりシートか
ら製品部分を順次打ち抜いていく打ち抜き方法におい
て、シートを間欠的に搬送する毎に、各製品部分にそれ
ぞれ対応させてシートに形成された一列のマークの位置
を一つのマーク位置検出手段により順次検出し、検出さ
れたマークの位置に基づいて前記位置決め搬送手段によ
るシートの送り量を制御し、シートに対して前記プレス
機構により打ち抜きが行われるときにも同じシートの未
打ち抜きの製品部分に対応したマークの位置の検出を行
うものである。
【0008】このようにシートの打ち抜きを行いなが
ら、同じシートの未打ち抜きの製品部分に対応したマー
クの位置の検出を行うことにより、位置決めおよび打ち
抜きの能率が向上し、工程全体の時間も短縮できる。こ
れとともに、位置検出手段の位置を打ち抜き位置に、よ
り近付けることができることにより、マークの位置検出
後の搬送によって生じる位置誤差を少なくできる。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の発明の方法
に用いる打ち抜き装置であって、シートを間欠的に搬送
するとともに位置決めする位置決め搬送機構と、この位
置決め搬送機構により搬送されるシートから製品部分を
順次打ち抜くプレス機構とを備え、前記位置決め搬送機
構は、シートを搬送する搬送手段と、各製品部分にそれ
ぞれ対応させてシートに形成されたマークの位置を検出
するマーク位置検出手段と、このマーク位置検出手段に
より検出されたマークの位置に基づいて前記搬送手段に
よる送り量を制御する制御手段とを備え、前記マーク位
置検出手段は、シートの搬送方向に並んだ一列のマーク
に対して一つのみ設けられるとともに、前記プレス機構
におけるシートの打ち抜き位置からシートの搬送方向に
おいてこのシートの両端部の製品部分間の距離よりも短
い距離離れた位置に設けられているものである。
【0010】これにより、シートの打ち抜きと、同じシ
ートにおける未打ち抜きの製品部分に対応したマークの
位置の検出とを同時に行える。
【0011】
【発明の実施形態】以下、本発明の一実施例について、
図面を参照しながら説明する。打ち抜きの対象となるシ
ート6は、先に説明した図6に示すシート1を裁断した
ものである。すなわち、このシート1は、本打ち抜き装
置に供給される前に、10個の製品部分2が一列に並んだ
4つの裁断片であるシート6に裁断される。
【0012】まず、打ち抜き装置の構成について説明す
る。本打ち抜き装置は、図1および図2に示すように、
シート6をX方向に搬送するとともに位置決めする位置
決め搬送機構11と、この位置決め搬送機構11により間欠
的に搬送されるシート6から製品部分2を一つずつ順次
打ち抜くプレス機構12とを備えている。なお、シート6
は、位置決め搬送機構11において、Y方向(左右方向)に
並んだ2列の搬送ラインに沿って搬送される。さらに、
前記位置決め搬送機構11は、ローラコンベヤ13と、この
ローラコンベヤ13のX方向(前後方向)前方に位置する搬
送手段であるチャック式搬送装置14と、このチャック式
搬送装置14のX方向前方に位置する搬送手段であるロー
ラ式搬送装置15とを備えている。
【0013】前記ローラコンベヤ13は、基台16上に設け
られているが、シート6をX方向およびY方向において
位置決めする一対の位置決め機構が組み込まれている。
特に図4に示すように、これら各位置決め機構は、それ
ぞれ、シート6の外形のX方向の一辺であってシート1
の裁断によって形成された一辺に突き当たる一対のY方
向規制ピン17と、シート6の外形のX方向前側(搬送方
向前側)の一辺に突き当たるX方向規制ピン18とからな
つている。Y方向規制ピン17は、流体圧シリンダ19の駆
動によりY方向に往復移動するものである。一方、X方
向規制ピン18は、流体圧シリンダ20の駆動により昇降す
るものである。
【0014】前記チャック式搬送装置12は、前記基台16
上に配設されており、前記ローラコンベヤ13のY方向両
側方の位置にそれぞれ回転自在に支持されたX方向に延
びる一対のボールねじ26を備えている。これらボールね
じ26は、図示していないサーボモータにより回転駆動さ
れるものである。そして、各ボールねじ26には、その回
転によりX方向に往復移動するチャック台27が螺合され
ており、これらチャック台27には、シート6の端縁部を
着脱自在に把持するチャック28が設けられている。ま
た、各ボールねじ26の一端部には、その回転からチャッ
ク台27の位置を検出するためのエンコーダ29が設けられ
ている。
【0015】前記ローラ式搬送装置15は、前記プレス機
構12の前後に設けられており、前記チャック式搬送装置
14から受け取ったシート6をさらにプレス機構12におい
て搬送するものである。このプレス機構12は、基台31上
に搭載された下ホルダー32上に下型33が取り付けられて
おり、昇降する上ホルダー34の下側に、前記下型33に対
して開閉する上型35が取り付けられているが、特に図3
に示すように、前記下ホルダー32上で、下型33のX方向
両側に固定された後側支持台36および前側支持台37上に
回転自在に支持された後側下ローラ38および前側下ロー
ラ39を備えている。これら下ローラ38,39は、位置が固
定しているがそれぞれY方向に並んで一対ある。そし
て、4つの各下ローラ38,39は、それぞれサーボモータ4
0,41により独立して回転駆動されるようになっている。
なお、サーボモータ40,41から各下ローラ38,39へはプー
リーおよびベルトなどからなる動力伝達装置42,43によ
り回転が伝達されるようになっている。また、各下ロー
ラ38,39の上方に位置して各支持台36,37には、後側昇降
台44および前側昇降台45が昇降自在に支持されており、
これら後側昇降台44および前側昇降台45に後側上ローラ
46および前側上ローラ47が回転自在に支持されている。
なお、昇降台44,45および上ローラ46,47も下ローラ38,3
9と同様それぞれY方向に並んで一対ある。そして、前
記昇降台44,45が流体圧シリンダ48,49の駆動で昇降する
ことにより、各上ローラ46,47が下ローラ38,39に対して
開閉するようになっている。
【0016】また、前記ローラ式搬送装置15によるシー
ト6の両搬送経路の上方位置には、Y方向に並んだ一対
のマーク位置検出手段としてのカメラ51が設けられてい
る。これらカメラ51は、シート6に各製品部分2にそれ
ぞれ対応してある第1の基準マーク4を上方から撮像し
てその位置を検出するものである。すなわち、カメラ51
は、シート6の搬送方向に並んだ一列の第1の基準マー
ク4に対して一つのみある。そして、カメラ51により撮
像された映像は画像処理装置52により処理され、この処
理結果に応じて制御手段としての制御装置53が前記サー
ボモータ40,41の駆動用のモータ駆動装置54を制御する
ようになっている。すなわち、検出された第1の基準マ
ーク4の位置に基づいてローラ式搬送装置15によるシー
ト6の送り量が補正されるようになっている。なお、プ
レス機構12による製品部分2の打ち抜き位置は、シート
1における製品部分2のピッチPxの3ピッチ分、前記カ
メラ51から離れている。したがって、打ち抜きのために
シート6が停止したときカメラ51の視野に第1の基準マ
ーク4が入り、また、シート6が位置決め搬送機構11に
より3ピッチ送られると、カメラ51により位置の検出さ
れた製品部分2が打ち抜かれることになる。製品部分2
の打ち抜き位置とカメラ51とのX方向の距離は、前述の
ように製品部分2のピッチPxの3ピッチ分であるから、
シート6のX方向両端部の製品部分2間の距離よりも大
幅に短い。
【0017】前記プレス機構12は、下型33にダイ61があ
り、このダイ61の孔部62に挿脱自在に嵌合するパンチ63
が上型35にある。なお、本プレス機構12は、いわゆるプ
ッシュバック式のものであり、ダイ61の孔部62内には、
上方へ付勢された受け体64が上下摺動自在に嵌合されて
いる。すなわち、シート6を挟んで下型33と上型35とが
閉じてダイ61の孔部62内にパンチ63が嵌合することによ
りシート6から製品部分2が打ち抜かれた後、下型33と
上型35とが開くと、打ち抜かれた製品が受け体64により
押し上げられていったんシート6に戻るようになってい
る。
【0018】さらに、前記ローラ式搬送装置15の前側下
ローラ39からX方向前下方へ向かって製品コンベヤ71が
基台72上に設けられている。そして、打ち抜かれた製品
部分2がシート6とともにプレス機構12から出た後、図
示していない叩打装置により製品部分2が上からたたか
れることにより、この製品部分2がシート6から抜かれ
て製品コンベヤ71上に落下し、図示していない製品収納
部まで搬送されるようになっている。一方、図示してい
ないが、製品コンベヤ71の上方には、製品部分2が抜か
れた後のシート6の残片をスクラップ収納部まで搬送す
るスクラップ搬送装置が設けられている。なお、73は作
業者が本打ち抜き装置を操作するための表示操作盤であ
る。
【0019】つぎに、前記打ち抜き装置を用いた打ち抜
き方法について説明する。元のシート1は、図6に示す
ように製品部分が10×4列に並んだものであるが、ロー
ラコンベヤ13に搬入される時点では、元のシート1は4
枚に裁断されて、10個の製品部分2がX方向に一列に並
んだシート6になっている。
【0020】このローラコンベヤ13上に搬入された2枚
のシート6は、ローラコンベヤ91によりX方向前方へ搬
送されるが、このとき、規制ピン17,18により位置決め
される。すなわち、図4に示すように、上昇したX方向
規制ピン18にシート6が突き当たることにより、このシ
ート6が止まる。また、Y方向規制ピン17がX方向に移
動し、シート6の外形のX方向の一辺に突き当たる。こ
の一辺は、シート1の裁断によって形成されたものにな
る。これにより、シート6は、X方向およびY方向にお
いて位置決めされる。特に、Y方向規制ピン17が突き当
たるシート6の一辺は、シート1における第2の基準マ
ーク5を基準にした裁断によって形成されたものであ
り、したがって、Y方向規制ピン17およびシート1の第
2の基準マーク5を基準として、シート6はY方向にお
いて正確に位置決めされることになる。
【0021】こうして両シート6が位置決めされた後、
チャック式搬送装置14のチャック28が各シート6の外側
の端縁部を把持する。そして、シート6の搬送の妨げに
ならないよう、X方向規制ピン18が下降するとともにY
方向規制ピン17が後退した後、サーボモータの駆動によ
りチャック台27がX方向前方に移動し、このチャック台
27によりシート6が搬送される。なお、シート6のX方
向最前部の第1の基準マーク4がカメラ51の下方位置に
達した後は、チャック台27によるシート6の搬送は、シ
ート6における製品部分2のピッチPxずつ間欠的になさ
れる。
【0022】そして、チャック台27によるシート6の搬
送は、このシート6のX方向前端部がローラ式搬送装置
15の後側下ローラ38上に達するまでなされる。ここで、
後側上ローラ46が下降して後側下ローラ38とによってシ
ート6を挟み込む。さらに、チャック式搬送装置14のチ
ャック28によるシート6の把持が解除された後、サーボ
モータ40の駆動により後側下ローラ38が回転するととも
に、これに従動して後側上ローラ46が回転し、これらロ
ーラ38,46の回転によりシート6がX方向前方へ搬送さ
れる。なお、このようにシート6がチャック式搬送装置
14からローラ式搬送装置15に引き継がれた後、チャック
式搬送装置14のチャック台27はX方向後方へ戻る。
【0023】さらに、後側下ローラ38および後側上ロー
ラ46による搬送が進行して、シート6のX方向前端部が
前側下ローラ39上に達すると、前側上ローラ47が下降し
て前側下ローラ39とによってシート6を挟み込む。ここ
で、後側上ローラ46が上昇してシート6の保持を解除す
る。そして、サーボモータ41の駆動により前側下ローラ
39が回転するとともに、これに従動して前側上ローラ47
が回転し、これらローラ39,47の回転によりシート6が
X方向前方へ搬送される。シート6がローラ39,47から
抜けた後、前側上ローラ47は上昇する。
【0024】このようなローラ式搬送装置15によるシー
ト6の搬送は、基本的にシート6における製品部分2の
X方向のピッチPx分ずつ間欠的になされる。その間に、
シート6の製品部分2がプレス機構12により1つずつ順
次打ち抜かれていく。この打ち抜きは、シート6が停止
した状態で、上ホルダー34とともに上型35が下降して下
型33に対して閉じることによりなされる。すなわち、上
型35のパンチ63が下型33のダイ61の孔部62内に嵌合する
ことにより、シート6から製品部分2が打ち抜かれる。
なお、打ち抜かれた製品部分2すなわち製品は、その後
上型35が上昇して下型33から開くのに伴い、下型33側の
受け体64により押し上げられ、いったんシート6に戻さ
れる。すなわち、製品は、ローラ39,47からX方向前方へ
抜けるまでは、シート6とともに搬送される。
【0025】このようにローラ38,39,46,47によりシー
ト6が搬送されるとともに、製品部分2が打ち抜かれる
とき、シート6の第1の基準マーク4の位置検出に基づ
いて、シート6がX方向において位置決めされる。すな
わち、図5のフローチャートにも示すように、前記チャ
ック式搬送装置14またはローラ式搬送装置15によりシー
ト6が搬送されるとき、図3に示すように、プレス機構
12よりも手前の位置で、一対のカメラ51が搬送中の両シ
ート6の第1の基準マーク4を上方から撮像することに
より、これら第1の基準マーク4の位置がそれぞれ検出
され(ステップS1)、記憶される(ステップS2)。この検出
は、シート6が1ピッチPx搬送される毎になされる。す
なわち、シート6における各製品部分2にそれぞれ対応
する一列の第1の基準マーク4が順次位置検出される。
そして、第1の基準マーク4の位置検出後、シート6が
3ピッチ分送られると、検出された第1の基準マーク4
に対応する製品部分2が打ち抜かれる。この製品部分2
の打ち抜きの前に、その製品部分2に対応する第1の基
準マーク4の位置の記憶されている検出結果に基づい
て、ローラ38,39,46,47によるシート6の送り量が微調
整されることによりシート6がX方向において位置決め
される(ステップS3,S4)。これとともに、前述のように
ローラコンベヤ13においてシート6はY方向において位
置決めされているから、正確にシート6の所定位置から
製品部分2が打ち抜かれることになる。
【0026】さらに、打ち抜かれた製品部分2は、シー
ト6とともにローラ39,47から出た後、図示していない
叩打装置により叩かれることにより、シート6から抜け
て製品コンベヤ71上に落下し、図示していない製品収納
部に収納される。一方、製品部分2が抜かれたシート6
は、スクラップ搬送装置によりスクラップ収納部に収納
される。
【0027】前記実施例の構成によれば、シート6に対
してプレス機構12により打ち抜きが行われるときにも、
同じシート6の未打ち抜きの製品部分2に対応した第1
の基準マーク4の位置検出を行うので、全ての基準マー
クの位置を検出を行った後に製品部分を打ち抜く場合に
比べ、シート6の位置決めおよび打ち抜きの能率が向上
し、工程全体の時間も短縮できる。これとともに、打ち
抜き装置における搬送ラインの全長も短くでき、打ち抜
き装置を小型化できる。また、第1の基準マーク4の位
置を検出してからこの基準マーク4に対応する製品部分
2が打ち抜かれるまでの搬送量が短いので、この搬送量
の誤差の影響を少なくでき、打ち抜き位置の精度を向上
できる。
【0028】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、
前記実施例では、第1の基準マーク4の位置を検出する
カメラ51とプレス機構12の打ち抜き位置とのX方向にお
ける距離がシート6での製品部分2の3ピッチ分になっ
ていたが、これに限るものではない。プレス機構ではス
ペースが取れないため、カメラをプレス機構に近付ける
ことには限界があるが、基準マークの位置検出後の搬送
によって生じる誤差を極力小さくするには、カメラをな
るべくプレス機構に近付けた方がよい。また、シート6
における製品部分の配列は、前記実施例のものには限ら
ず任意である。特に、前記実施例では、シート6におい
て製品部分2が一列に並んでいたが、製品部分が複数列
に並んだシートであってもよい。また、前記実施例で
は、プレス機構における搬送ラインを2列にしたが、こ
の搬送ラインは、1列でもよく、また3列以上であって
もよい。また、位置決め搬送機構およびプレス機構の細
部の構成も、前記実施例のものには限らず、種々の変形
が可能である。さらに、打ち抜きの対象となる製品も、
前述のような塩化ビニールを主材料とするクレジットカ
ードには限らず、本発明は、種々の材料からなるシート
状製品の打ち抜きに応用可能である。
【0029】
【発明の効果】請求項1の発明の打ち抜き方法によれ
ば、シートを間欠的に搬送する毎に、各製品部分にそれ
ぞれ対応させてシートに形成された一列のマークの位置
を一つのマーク位置検出手段により順次検出し、検出さ
れたマークの位置に基づいて位置決め搬送手段によるシ
ートの送り量を制御するが、シートに対して打ち抜きが
行われるときにも同じシートの未打ち抜きの製品部分に
対応したマークの位置の検出を行うので、位置決めおよ
び打ち抜きの能率が向上し、工程全体の時間も短縮でき
るとともに、位置検出手段の位置を打ち抜き位置に、よ
り近付けることができることにより、マークの位置検出
後の搬送によって生じる位置誤差を少なくでき、打ち抜
き精度を向上できる。
【0030】請求項2の発明の打ち抜き装置によれば、
位置決め搬送機構のマーク位置検出手段は、シートの搬
送方向に並んだ一列のマークに対して一つのみ設けられ
るとともに、プレス機構におけるシートの打ち抜き位置
よりもシートの搬送方向においてこのシートの両端部の
製品部分間の距離よりも短い距離離れた位置に設けられ
ているので、請求項1の発明の打ち抜き方法を実施でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の打ち抜き装置の一実施例を示す側面図
である。
【図2】同上平面図である。
【図3】同上プレス機構における位置決め作用を説明す
る側面図である。
【図4】同上ローラコンベヤにおける位置決め作用を説
明する平面図である。
【図5】同上プレス機構における位置決め作用を説明す
るフローチャートである。
【図6】打ち抜かれるシートの平面図である。
【符号の説明】
2 製品部分 6 シート 11 位置決め搬送機構 12 プレス機構 14 チャック式搬送装置(搬送手段) 15 ローラ式搬送装置(搬送手段) 51 カメラ(マーク位置検出手段) 53 制御装置(制御手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製品部分を並べて形成したシートを位置
    決め搬送機構により間欠的に搬送するとともに位置決め
    し、この搬送の間にプレス機構によりシートから製品部
    分を順次打ち抜いていく打ち抜き方法において、シート
    を間欠的に搬送する毎に、各製品部分にそれぞれ対応さ
    せてシートに形成された一列のマークの位置を一つのマ
    ーク位置検出手段により順次検出し、検出されたマーク
    の位置に基づいて前記位置決め搬送手段によるシートの
    送り量を制御し、シートに対して前記プレス機構により
    打ち抜きが行われるときにも同じシートの未打ち抜きの
    製品部分に対応したマークの位置の検出を行うことを特
    徴とする打ち抜き方法。
  2. 【請求項2】 請求項1の打ち抜き方法に用いる打ち抜
    き装置であって、シートを間欠的に搬送するとともに位
    置決めする位置決め搬送機構と、この位置決め搬送機構
    により搬送されるシートから製品部分を順次打ち抜くプ
    レス機構とを備え、前記位置決め搬送機構は、シートを
    搬送する搬送手段と、各製品部分にそれぞれ対応させて
    シートに形成されたマークの位置を検出するマーク位置
    検出手段と、このマーク位置検出手段により検出された
    マークの位置に基づいて前記搬送手段による送り量を制
    御する制御手段とを備え、前記マーク位置検出手段は、
    シートの搬送方向に並んだ一列のマークに対して一つの
    み設けられるとともに、前記プレス機構におけるシート
    の打ち抜き位置からシートの搬送方向においてこのシー
    トの両端部の製品部分間の距離よりも短い距離離れた位
    置に設けられていることを特徴とする打ち抜き装置。
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KR100636657B1 (ko) 2005-07-26 2006-10-19 (주)제이티 Ic 카드 시트를 구성하는 각 시트를 펀칭하기 위한 듀얼프레스 펀칭 장치
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