JPH11245290A - 結束用バンド及びその製造方法 - Google Patents
結束用バンド及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH11245290A JPH11245290A JP4788098A JP4788098A JPH11245290A JP H11245290 A JPH11245290 A JP H11245290A JP 4788098 A JP4788098 A JP 4788098A JP 4788098 A JP4788098 A JP 4788098A JP H11245290 A JPH11245290 A JP H11245290A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- raw material
- resin
- band
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
- Package Frames And Binding Bands (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 熱可塑性ポリエステル系樹脂(PAT)成形
物から得られる回収原料を有効活用することを課題とす
る。 【解決手段】 PAT成形物から得られる回収原料を6
0重量%以上含む原料樹脂を、押出機内で、重量平均分
子量が65,000〜200,000となるように調整
し、原料樹脂を押し出すことによりシートを形成し、該
シートを延伸することにより0.1〜2mmの厚みに調
整した後、得られたシートを押し出し方向に沿って所定
の幅に切断することにより結束用バンドを形成すること
を特徴とする結束用バンドの製造方法及びこの方法によ
り得られた結束用バンドにより上記課題を解決する。
物から得られる回収原料を有効活用することを課題とす
る。 【解決手段】 PAT成形物から得られる回収原料を6
0重量%以上含む原料樹脂を、押出機内で、重量平均分
子量が65,000〜200,000となるように調整
し、原料樹脂を押し出すことによりシートを形成し、該
シートを延伸することにより0.1〜2mmの厚みに調
整した後、得られたシートを押し出し方向に沿って所定
の幅に切断することにより結束用バンドを形成すること
を特徴とする結束用バンドの製造方法及びこの方法によ
り得られた結束用バンドにより上記課題を解決する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、結束用バンド及
びその製造方法に関する。更に詳しくは本発明は、熱可
塑性ポリエステル系樹脂からなる回収原料を60重量%
以上含む結束用バンド及びその製造方法に関する。
びその製造方法に関する。更に詳しくは本発明は、熱可
塑性ポリエステル系樹脂からなる回収原料を60重量%
以上含む結束用バンド及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】熱可塑性樹脂製の結束用バンドは広く用
いられている。結束用バンドを構成する熱可塑性樹脂と
しては、ポリプロピレン、熱可塑性ポリエステル系樹脂
(例えば、ポリエチレンテレフタレート樹脂等が含まれ
る)が一般に用いられている。この内、熱可塑性ポリエ
ステル系樹脂(以下、この樹脂をPATと略称する)製
の結束用バンドは、機械的強度、特に引張強度が優れて
いるので、スチール製バンドに代わる梱包用バンドとし
て一般に用いられている。
いられている。結束用バンドを構成する熱可塑性樹脂と
しては、ポリプロピレン、熱可塑性ポリエステル系樹脂
(例えば、ポリエチレンテレフタレート樹脂等が含まれ
る)が一般に用いられている。この内、熱可塑性ポリエ
ステル系樹脂(以下、この樹脂をPATと略称する)製
の結束用バンドは、機械的強度、特に引張強度が優れて
いるので、スチール製バンドに代わる梱包用バンドとし
て一般に用いられている。
【0003】PAT製の結束用バンドは、回収したPA
Tからなるボトルを有効活用するという観点から検討さ
れており、例えば、プラスチックエージ(1996年
Vol.42 7月臨時増刊号、第102頁)及びプラ
スチックリサイクリング(R.J.Ehrig著 工業
調査会、第93頁)において、回収されたPATを含む
結束用バンドが報告されている。前者の文献では、バー
ジンPAT(新たに製造したPAT)を50重量%混合
した結束用バンドが記載されている。後者の文献では、
回収したPATボトルを有効活用するには、回収したP
ATの分子量を予め固相重合法により増加させることが
必要であると記載されている。
Tからなるボトルを有効活用するという観点から検討さ
れており、例えば、プラスチックエージ(1996年
Vol.42 7月臨時増刊号、第102頁)及びプラ
スチックリサイクリング(R.J.Ehrig著 工業
調査会、第93頁)において、回収されたPATを含む
結束用バンドが報告されている。前者の文献では、バー
ジンPAT(新たに製造したPAT)を50重量%混合
した結束用バンドが記載されている。後者の文献では、
回収したPATボトルを有効活用するには、回収したP
ATの分子量を予め固相重合法により増加させることが
必要であると記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の方法で
は加工性及び品質の点から回収原料と同量のバージンP
ATを使うため、回収原料を十分に活用できないだけで
なく、製造するためのコストが高くなるという欠点があ
った。一方、後者の方法では、大がかりな固相重合工程
を必要とするため、作業性及び工程が複雑になると同時
に、製造するためのコストが高くなるという欠点があっ
た。
は加工性及び品質の点から回収原料と同量のバージンP
ATを使うため、回収原料を十分に活用できないだけで
なく、製造するためのコストが高くなるという欠点があ
った。一方、後者の方法では、大がかりな固相重合工程
を必要とするため、作業性及び工程が複雑になると同時
に、製造するためのコストが高くなるという欠点があっ
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の発明者等は、上
記課題を検討した結果、PAT成形物から得られる回収
原料を60重量%以上含む原料樹脂を用いても、実用上
問題のない物性を有するPAT製の結束用バンド及びそ
の製造方法を見いだし本発明に至った。かくして本発明
によれば、PAT成形物から得られる回収原料を60重
量%以上含む原料樹脂を、押出機内で、重量平均分子量
が65,000〜200,000となるように調整し、
原料樹脂を押し出すことによりシートを形成し、該シー
トを延伸することにより0.1〜2mmの厚みに調整し
た後、得られたシートを押し出し方向に沿って所定の幅
に切断することにより結束用バンドを形成することを特
徴とする結束用バンドの製造方法が提供される。
記課題を検討した結果、PAT成形物から得られる回収
原料を60重量%以上含む原料樹脂を用いても、実用上
問題のない物性を有するPAT製の結束用バンド及びそ
の製造方法を見いだし本発明に至った。かくして本発明
によれば、PAT成形物から得られる回収原料を60重
量%以上含む原料樹脂を、押出機内で、重量平均分子量
が65,000〜200,000となるように調整し、
原料樹脂を押し出すことによりシートを形成し、該シー
トを延伸することにより0.1〜2mmの厚みに調整し
た後、得られたシートを押し出し方向に沿って所定の幅
に切断することにより結束用バンドを形成することを特
徴とする結束用バンドの製造方法が提供される。
【0006】また本発明によれば、結束用バンドの材料
が、PAT成形物から得られる回収原料を60重量%以
上含み、かつ、重量平均分子量65,000〜200,
000となるように調整することにより得られ、結束用
バンドの厚みが0.1〜2mmであることを特徴とする
結束用バンドが提供される。
が、PAT成形物から得られる回収原料を60重量%以
上含み、かつ、重量平均分子量65,000〜200,
000となるように調整することにより得られ、結束用
バンドの厚みが0.1〜2mmであることを特徴とする
結束用バンドが提供される。
【0007】
【発明の実施の態様】まず、本発明に使用される回収原
料は、PATから飲料用ボトル(所謂、ペットボト
ル)、食品容器、磁気カード、磁気テープ等に一旦加工
した成形品を、粉砕等の処理により押出成形できる形態
に加工したPATを意味する。本発明においてPAT
は、芳香族のポリカルボン酸とポリアルコールとがエス
テル結合を起こすことにより生成された高分子量の線状
の熱可塑性ポリエステル系樹脂を意味する。芳香族のポ
リカルボン酸としては、テレフタール酸、イソフタール
酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、ジフェニルエー
テルジカルボン酸、ジフェノキシジカルボン酸等のジカ
ルボン酸、トリメリット酸、ピロメリット酸等のトリ又
はテトラカルボン酸等が挙げられる。一方、ポリアルコ
ールとしては、エチレングリコール、ブタンジオール、
シクロヘキサンジメチロール、ジエチレングリコール、
トリメチレングリコール、テトラメチレングリコール、
2,2−ビス(4−β−ヒドロキシエトキシフェニル)
プロパン等の二価アルコール、グリセリン又はペンタエ
リスリトール等の三価又は四価アルコール等が挙げられ
る。上記ポリカルボン酸及び/又はポリアルコールは、
単独でも、組み合わせて使用してもよい。
料は、PATから飲料用ボトル(所謂、ペットボト
ル)、食品容器、磁気カード、磁気テープ等に一旦加工
した成形品を、粉砕等の処理により押出成形できる形態
に加工したPATを意味する。本発明においてPAT
は、芳香族のポリカルボン酸とポリアルコールとがエス
テル結合を起こすことにより生成された高分子量の線状
の熱可塑性ポリエステル系樹脂を意味する。芳香族のポ
リカルボン酸としては、テレフタール酸、イソフタール
酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、ジフェニルエー
テルジカルボン酸、ジフェノキシジカルボン酸等のジカ
ルボン酸、トリメリット酸、ピロメリット酸等のトリ又
はテトラカルボン酸等が挙げられる。一方、ポリアルコ
ールとしては、エチレングリコール、ブタンジオール、
シクロヘキサンジメチロール、ジエチレングリコール、
トリメチレングリコール、テトラメチレングリコール、
2,2−ビス(4−β−ヒドロキシエトキシフェニル)
プロパン等の二価アルコール、グリセリン又はペンタエ
リスリトール等の三価又は四価アルコール等が挙げられ
る。上記ポリカルボン酸及び/又はポリアルコールは、
単独でも、組み合わせて使用してもよい。
【0008】具体的なPATとしては、ポリエチレンテ
レフタレート樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、
ポリエチレンナフタレート樹脂、ポリブチレンナフタレ
ート樹脂や、テレフタル酸、イソフタル酸、エチレング
リコール及びシクロヘキサンジメタノールの共重合体等
が挙げられる。また、これらPATは、少量のトリオー
ル(例えばグリセリン)、テトラオール(例えばペンタ
エリスリトール)、トリカルボン酸(例えばトリメリト
酸)、テトラカルボン酸(例えばピロメリット酸)等を
構成要素として含んでもいてもよい。これらPATの中
では、ポリエチレンテレフテレート樹脂が最も好まし
い。
レフタレート樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、
ポリエチレンナフタレート樹脂、ポリブチレンナフタレ
ート樹脂や、テレフタル酸、イソフタル酸、エチレング
リコール及びシクロヘキサンジメタノールの共重合体等
が挙げられる。また、これらPATは、少量のトリオー
ル(例えばグリセリン)、テトラオール(例えばペンタ
エリスリトール)、トリカルボン酸(例えばトリメリト
酸)、テトラカルボン酸(例えばピロメリット酸)等を
構成要素として含んでもいてもよい。これらPATの中
では、ポリエチレンテレフテレート樹脂が最も好まし
い。
【0009】なお、本発明のPATには、市販のPAT
をいずれも使用することができる。更に、本発明では上
記回収原料を60重量%以上含む樹脂を結束用バンド形
成用の原料樹脂として使用することができる。ここで、
本発明の製造方法によれば、回収原料を70重量%以上
含む原料樹脂を使用することもでき、更に、80重量%
以上含む原料樹脂を使用することも可能である。従っ
て、本発明は、PATの回収原料を効率よく有効活用す
ることが可能となる。なお、原料樹脂には、回収原料以
外にバージンPATを含んでいてもよい。
をいずれも使用することができる。更に、本発明では上
記回収原料を60重量%以上含む樹脂を結束用バンド形
成用の原料樹脂として使用することができる。ここで、
本発明の製造方法によれば、回収原料を70重量%以上
含む原料樹脂を使用することもでき、更に、80重量%
以上含む原料樹脂を使用することも可能である。従っ
て、本発明は、PATの回収原料を効率よく有効活用す
ることが可能となる。なお、原料樹脂には、回収原料以
外にバージンPATを含んでいてもよい。
【0010】ここで、回収原料は、飲料用ボトル、食品
容器等の製品の加工時、製品使用時及び回収原料加工時
に重量平均分子量が低下し、バージンPATに比べ、重
量平均分子量が通常60,000以下と低いことが知ら
れている。この低い重量平均分子量の回収原料を使用し
て、結束用バンドを製造すると、得られる結束用バンド
は、脆性が大きい上に、機械的強度が弱いため、延伸工
程で十分に延伸することができない。そのため、結束用
バンドとして必要な強度を有するものが得られなかっ
た。
容器等の製品の加工時、製品使用時及び回収原料加工時
に重量平均分子量が低下し、バージンPATに比べ、重
量平均分子量が通常60,000以下と低いことが知ら
れている。この低い重量平均分子量の回収原料を使用し
て、結束用バンドを製造すると、得られる結束用バンド
は、脆性が大きい上に、機械的強度が弱いため、延伸工
程で十分に延伸することができない。そのため、結束用
バンドとして必要な強度を有するものが得られなかっ
た。
【0011】しかしながら、本発明では、押出機内で、
重量平均分子量を65,000〜200,000となる
ように調整することにより、十分な強度を有する結束用
バンドを得ることができる。ここで重量平均分子量の調
整方法としては、例えば、架橋、分岐反応による方法が
挙げられる。架橋及び分岐反応に使用される架橋剤及び
分岐剤としては、例えば、酸二無水物、I,II,III 族
金属化合物、多官能エポキシ化合物、オキサゾリン化合
物、オキサジン化合物等が挙げられる。この内、取扱い
及び安全性の点から、酸二無水物単独、又は酸二無水物
とI,II,III 族金属化合物とを併用することが好まし
い。
重量平均分子量を65,000〜200,000となる
ように調整することにより、十分な強度を有する結束用
バンドを得ることができる。ここで重量平均分子量の調
整方法としては、例えば、架橋、分岐反応による方法が
挙げられる。架橋及び分岐反応に使用される架橋剤及び
分岐剤としては、例えば、酸二無水物、I,II,III 族
金属化合物、多官能エポキシ化合物、オキサゾリン化合
物、オキサジン化合物等が挙げられる。この内、取扱い
及び安全性の点から、酸二無水物単独、又は酸二無水物
とI,II,III 族金属化合物とを併用することが好まし
い。
【0012】酸二無水物には、芳香族酸二無水物、環状
脂肪族酸二無水物、鎖状脂肪族酸二無水物、ハロゲン化
酸二無水物等が挙げられ、これらは単独で使用してもよ
く、組み合わせて使用してもよい。具体的には、無水ピ
ロメリット酸、無水ベンゾフェノンテトラカルボン酸、
エチレングリコール(アンヒドロトリメリテート)、グ
リセロールトリス(アンヒドロトリメリテート)等が挙
げられる。
脂肪族酸二無水物、鎖状脂肪族酸二無水物、ハロゲン化
酸二無水物等が挙げられ、これらは単独で使用してもよ
く、組み合わせて使用してもよい。具体的には、無水ピ
ロメリット酸、無水ベンゾフェノンテトラカルボン酸、
エチレングリコール(アンヒドロトリメリテート)、グ
リセロールトリス(アンヒドロトリメリテート)等が挙
げられる。
【0013】I,II,III 族金属化合物には、無機系及
び有機系の化合物をいずれも使用することができる。具
体的には、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸亜鉛、
炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸アンモニウ
ム、酸化ナトリウム、酸化カリウム、酸化亜鉛、酸化マ
グネシウム、酸化カルシウム、酸化アルミニウム等の無
機系の化合物、ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸
カリウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸マグネシウ
ム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウ
ム、モンタン酸ナトリウム、モンタン酸カルシウム、酢
酸リチウム、酢酸ナトリウム、酢酸亜鉛、酢酸マグネシ
ウム、酢酸カルシウム、カプリル酸ナトリウム、カプリ
ル酸亜鉛、カプリル酸マグネシウム、カプリル酸カルシ
ウム、カプリル酸アルミニウム、ミリスチン酸ナトリウ
ム、ミリスチン酸亜鉛、ミリスチン酸マグネシウム、ミ
リスチン酸カルシウム、ミリスチン酸アルミニウム、安
息香酸カルシウム、テレフタル酸カリウム、ナトリウム
エトキシド、カリウムフェノキシド等の有機系の化合物
が挙げられる。
び有機系の化合物をいずれも使用することができる。具
体的には、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸亜鉛、
炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸アンモニウ
ム、酸化ナトリウム、酸化カリウム、酸化亜鉛、酸化マ
グネシウム、酸化カルシウム、酸化アルミニウム等の無
機系の化合物、ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸
カリウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸マグネシウ
ム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウ
ム、モンタン酸ナトリウム、モンタン酸カルシウム、酢
酸リチウム、酢酸ナトリウム、酢酸亜鉛、酢酸マグネシ
ウム、酢酸カルシウム、カプリル酸ナトリウム、カプリ
ル酸亜鉛、カプリル酸マグネシウム、カプリル酸カルシ
ウム、カプリル酸アルミニウム、ミリスチン酸ナトリウ
ム、ミリスチン酸亜鉛、ミリスチン酸マグネシウム、ミ
リスチン酸カルシウム、ミリスチン酸アルミニウム、安
息香酸カルシウム、テレフタル酸カリウム、ナトリウム
エトキシド、カリウムフェノキシド等の有機系の化合物
が挙げられる。
【0014】上記酸二無水物の内、無水ピロメリット酸
が最も好ましい。また、上記I,II,III 族金属化合物
の内、炭酸ナトリウムが最も好ましい。なお、本発明に
おいて、重量平均分子量は、以下に述べるようにして、
クロマトグラム曲線から求めたものを意味する。まず始
めに、4〜6mgのPATを正確に秤量し、これをヘキ
サフルオロイソプロパノール/クロロホルム(1:1容
量)の混合溶媒1.0ミリリットルに溶解する。次に、
得られた溶液をクロロホルムで全量10ミリリットルに
希釈して試料とする。次いで、ウォーターズ社製の装置
HPLCにポンプ(モデル510)、ディテクター(モ
デル484)、オートサンプラー717、カラムとして
μスチラゲル103+104+105+106オングス
トローム(7.8mmD+300mm)を4本及びUV
254nmの検出器を用意する。カラムに、40℃で試
料をクロロホルムに換算して1.2ミリリットル/分の
割合、注入量15μリットルの条件下で、クロマトグラ
ム曲線を得る。得られたクロマトグラム曲線からポリス
チレン換算した重量平均分子量が、本発明の重量平均分
子量を意味する。
が最も好ましい。また、上記I,II,III 族金属化合物
の内、炭酸ナトリウムが最も好ましい。なお、本発明に
おいて、重量平均分子量は、以下に述べるようにして、
クロマトグラム曲線から求めたものを意味する。まず始
めに、4〜6mgのPATを正確に秤量し、これをヘキ
サフルオロイソプロパノール/クロロホルム(1:1容
量)の混合溶媒1.0ミリリットルに溶解する。次に、
得られた溶液をクロロホルムで全量10ミリリットルに
希釈して試料とする。次いで、ウォーターズ社製の装置
HPLCにポンプ(モデル510)、ディテクター(モ
デル484)、オートサンプラー717、カラムとして
μスチラゲル103+104+105+106オングス
トローム(7.8mmD+300mm)を4本及びUV
254nmの検出器を用意する。カラムに、40℃で試
料をクロロホルムに換算して1.2ミリリットル/分の
割合、注入量15μリットルの条件下で、クロマトグラ
ム曲線を得る。得られたクロマトグラム曲線からポリス
チレン換算した重量平均分子量が、本発明の重量平均分
子量を意味する。
【0015】上記原料樹脂には、四フッ化エチレン樹脂
が添加されていてもよい。四フッ化エチレン樹脂を添加
することにより、得られる結束用バンドの脆性と耐候性
を改善することができる。ここで、四フッ化エチレン樹
脂が、結束用バンドの脆性と耐候性を改善する作用機構
の詳細ははっきりしていないが、恐らく押出機の剪断作
用によって分散された四フッ化エチレン樹脂が、固体潤
滑剤として作用することによるためであると考えられ
る。なお、四フッ化エチレン樹脂は、原料樹脂に均一に
混合させるため、粒子状であることが好ましい。
が添加されていてもよい。四フッ化エチレン樹脂を添加
することにより、得られる結束用バンドの脆性と耐候性
を改善することができる。ここで、四フッ化エチレン樹
脂が、結束用バンドの脆性と耐候性を改善する作用機構
の詳細ははっきりしていないが、恐らく押出機の剪断作
用によって分散された四フッ化エチレン樹脂が、固体潤
滑剤として作用することによるためであると考えられ
る。なお、四フッ化エチレン樹脂は、原料樹脂に均一に
混合させるため、粒子状であることが好ましい。
【0016】四フッ化エチレン樹脂の添加量は、原料樹
脂100重量部に対して、0.001〜3重量部が好ま
しく、更に好ましくは0.002〜2重量部、特に好ま
しくは0.003〜1重量部である。四フッ化エチレン
樹脂として、溶融粘度の低い樹脂を使用することが好ま
しい。なお、溶融粘度は、例えば、内径が2.1mmで
長さが8mmの孔から、340℃の温度に加熱した四フ
ッ化エチレン樹脂を20kg/cm2 の圧力下に10分
間押し出した時の流出量により表現される。更に、流出
量が1.0g/10分以上である樹脂が、本発明におけ
る好ましい溶融粘度の低い樹脂である。特に好ましい流
出量は、1.0〜10g/10分である。
脂100重量部に対して、0.001〜3重量部が好ま
しく、更に好ましくは0.002〜2重量部、特に好ま
しくは0.003〜1重量部である。四フッ化エチレン
樹脂として、溶融粘度の低い樹脂を使用することが好ま
しい。なお、溶融粘度は、例えば、内径が2.1mmで
長さが8mmの孔から、340℃の温度に加熱した四フ
ッ化エチレン樹脂を20kg/cm2 の圧力下に10分
間押し出した時の流出量により表現される。更に、流出
量が1.0g/10分以上である樹脂が、本発明におけ
る好ましい溶融粘度の低い樹脂である。特に好ましい流
出量は、1.0〜10g/10分である。
【0017】更に、多孔質構造を有する四フッ化エチレ
ン樹脂を用いることが好ましい。特に、比表面積が1m
2 /g以上の多孔質構造を有する樹脂を使用することが
好ましい。特に好ましい比表面積は、1〜20m2 /g
である。ここで、使用することができる四フッ化エチレ
ン樹脂は、特に限定されず、市販の樹脂をいずれも使用
することができる。市販されているもので好適なグレー
ドの具体例としては、フルオンL169J、フルオンL
169J−1、フルオンXL169J−A、フルオンL
150J、フルオンL180J、フルオンL181J、
フルオンL171J、フルオンL173J(いずれも旭
硝子社製)、テフロンTLP10F−1、テフロンMP
1100、テフロンMP1200、テフロンMP130
0、テフロンMP1400、テフロンMP1500J、
テフロンMP1600、テフロンMP1150(いずれ
も三井デュポンフロロケミカル社製)等が挙げられる。
ン樹脂を用いることが好ましい。特に、比表面積が1m
2 /g以上の多孔質構造を有する樹脂を使用することが
好ましい。特に好ましい比表面積は、1〜20m2 /g
である。ここで、使用することができる四フッ化エチレ
ン樹脂は、特に限定されず、市販の樹脂をいずれも使用
することができる。市販されているもので好適なグレー
ドの具体例としては、フルオンL169J、フルオンL
169J−1、フルオンXL169J−A、フルオンL
150J、フルオンL180J、フルオンL181J、
フルオンL171J、フルオンL173J(いずれも旭
硝子社製)、テフロンTLP10F−1、テフロンMP
1100、テフロンMP1200、テフロンMP130
0、テフロンMP1400、テフロンMP1500J、
テフロンMP1600、テフロンMP1150(いずれ
も三井デュポンフロロケミカル社製)等が挙げられる。
【0018】更に、原料樹脂には、エラストマーを添加
してもよい。エラストマーは、原料樹脂に予め添加して
いてもよく、押出工程中で添加してもよい。エラストマ
ーを添加することによって、更に機械的強度や脆性を改
善することができる。本発明で使用することのできるエ
ラストマーとしては、ポリスチレン系エラストマー、ポ
リオレフィン系エラストマー、ポリウレタン系エラスト
マー、ポリエステル系エラストマー、ポリアミド系エラ
ストマー、1,2−ポリブタジエン系エラストマー、エ
チレン−酢酸ビニル系エラストマー、ポリ塩化ビニル系
エラストマー等が挙げられる。これらエラストマーの
内、ポリスチレン系エラストマー、ポリオレフィン系エ
ラストマー、ポリエステル系エラストマーが好ましい。
特に、分子の一部がカルボキシル基又は酸無水物基で変
性されたスチレン−ブタジエン共重合体が好ましい。エ
ラストマーの添加量は、原料樹脂100重量部に対し、
好ましくは1〜20重量部、より好ましくは1.5〜1
5重量部、更に好ましくは2〜10重量部である。
してもよい。エラストマーは、原料樹脂に予め添加して
いてもよく、押出工程中で添加してもよい。エラストマ
ーを添加することによって、更に機械的強度や脆性を改
善することができる。本発明で使用することのできるエ
ラストマーとしては、ポリスチレン系エラストマー、ポ
リオレフィン系エラストマー、ポリウレタン系エラスト
マー、ポリエステル系エラストマー、ポリアミド系エラ
ストマー、1,2−ポリブタジエン系エラストマー、エ
チレン−酢酸ビニル系エラストマー、ポリ塩化ビニル系
エラストマー等が挙げられる。これらエラストマーの
内、ポリスチレン系エラストマー、ポリオレフィン系エ
ラストマー、ポリエステル系エラストマーが好ましい。
特に、分子の一部がカルボキシル基又は酸無水物基で変
性されたスチレン−ブタジエン共重合体が好ましい。エ
ラストマーの添加量は、原料樹脂100重量部に対し、
好ましくは1〜20重量部、より好ましくは1.5〜1
5重量部、更に好ましくは2〜10重量部である。
【0019】なお、原料樹脂には、所望に応じて、安定
剤、着色剤、難燃剤、帯電防止剤、抗菌剤等の添加剤を
加えてもよい。上記原料樹脂は、押出機に投入される。
本発明で使用することができる押出機は、特に限定され
ず、公知の押出機をいずれも使用することができる。こ
の内、いろいろな形態のPATの回収原料を含む原料樹
脂をダイレクトに供給することができる二軸押出機が好
ましい。更に、二軸押出機の内、バレルの一部に開口を
設け、開口から減圧吸引して原料樹脂中のPATから由
来する揮発分を取り除くことができる構成を有する押出
機を使用することが好ましい。二軸押出機は、それだけ
を単独で使用することもできるが、押出安定性の点か
ら、二軸押出機の先に、ギヤポンプ又は単軸押出機を連
結した構成を有する押出機を使用することが好ましい。
剤、着色剤、難燃剤、帯電防止剤、抗菌剤等の添加剤を
加えてもよい。上記原料樹脂は、押出機に投入される。
本発明で使用することができる押出機は、特に限定され
ず、公知の押出機をいずれも使用することができる。こ
の内、いろいろな形態のPATの回収原料を含む原料樹
脂をダイレクトに供給することができる二軸押出機が好
ましい。更に、二軸押出機の内、バレルの一部に開口を
設け、開口から減圧吸引して原料樹脂中のPATから由
来する揮発分を取り除くことができる構成を有する押出
機を使用することが好ましい。二軸押出機は、それだけ
を単独で使用することもできるが、押出安定性の点か
ら、二軸押出機の先に、ギヤポンプ又は単軸押出機を連
結した構成を有する押出機を使用することが好ましい。
【0020】また、押出機の先端にダイスを設けてもよ
く、そのダイスには直線又は円環状の細隙からなるオリ
フィスが通常設けられている。このオリフィスから原料
樹脂の溶融物が広幅のシートとして押し出されることと
なる。押し出されたシートを、0.1〜2mmの厚みに
なるように延伸することで、延伸シートが得られる。な
お、延伸時の延伸倍率は3〜7倍であることが好まし
い。また、より高倍率に延伸する場合には、延伸を2回
以上行ってもよい。得られた延伸シートは、押出方向に
沿って所定の幅に切断することで、結束用バンドとな
る。
く、そのダイスには直線又は円環状の細隙からなるオリ
フィスが通常設けられている。このオリフィスから原料
樹脂の溶融物が広幅のシートとして押し出されることと
なる。押し出されたシートを、0.1〜2mmの厚みに
なるように延伸することで、延伸シートが得られる。な
お、延伸時の延伸倍率は3〜7倍であることが好まし
い。また、より高倍率に延伸する場合には、延伸を2回
以上行ってもよい。得られた延伸シートは、押出方向に
沿って所定の幅に切断することで、結束用バンドとな
る。
【0021】このように本発明の製造方法によれば、シ
ートを切断することによって、一度に多数の結束用バン
ドを能率よく製造することができる。なお、延伸シート
は、切断前に、加熱して結晶化度を15%以上(好まし
くは20〜50%)に上昇させた後、エンボス加工によ
り表面に凹凸を付けてもよい。更に、エンボス加工用の
凹凸を有する加熱ロール使用すれば、加熱とエンボスと
を同時に行うことができる。
ートを切断することによって、一度に多数の結束用バン
ドを能率よく製造することができる。なお、延伸シート
は、切断前に、加熱して結晶化度を15%以上(好まし
くは20〜50%)に上昇させた後、エンボス加工によ
り表面に凹凸を付けてもよい。更に、エンボス加工用の
凹凸を有する加熱ロール使用すれば、加熱とエンボスと
を同時に行うことができる。
【0022】上記の方法により製造された結束用バンド
は、これを強く引っ張って梱包するために使用されるも
のであるため、強く引っ張った時に切れたり延びの大き
いものであってはならない。従って、結束用バンドの引
張最大荷重が、250kg以上であることが好ましい。
このような引張最大荷重を与えるためには、結束用バン
ドが、原料樹脂の4.5以上の分子量分布(即ち重量平
均分子量と数平均分子量で割った商)と、3〜7倍の延
伸倍率を有することが好ましい。なお、分子量分布は、
5〜15であることがより好ましい。
は、これを強く引っ張って梱包するために使用されるも
のであるため、強く引っ張った時に切れたり延びの大き
いものであってはならない。従って、結束用バンドの引
張最大荷重が、250kg以上であることが好ましい。
このような引張最大荷重を与えるためには、結束用バン
ドが、原料樹脂の4.5以上の分子量分布(即ち重量平
均分子量と数平均分子量で割った商)と、3〜7倍の延
伸倍率を有することが好ましい。なお、分子量分布は、
5〜15であることがより好ましい。
【0023】
【実施例】以下の実施例と比較例により、本発明を更に
詳細に説明する。 実施例1 実施例1では、一段目の押出機が65mmφの噛み合い
型同方向回転の二軸押出機、二段目の押出機が65mm
φの単軸押出機からなる、タンデム型の押出機を用い
た。
詳細に説明する。 実施例1 実施例1では、一段目の押出機が65mmφの噛み合い
型同方向回転の二軸押出機、二段目の押出機が65mm
φの単軸押出機からなる、タンデム型の押出機を用い
た。
【0024】重量平均分子量が50,700のフレーク
状のPATからなるペットボトル回収原料を原料樹脂と
した。この原料樹脂100重量部に対して、無水ピロメ
リット酸0.3重量部、炭酸ナトリウム0.03重量
部、四フッ化エチレン樹脂(旭硝子社製フルオンL16
9J)0.005重量部をミキサーで混合し、混合物を
一段目の押出機の原料投入口から連続的に供給した。一
段目の押出機のスクリュー回転数を50rpm、シリン
ダー温度を240〜285℃に維持した。また一段目の
押出機の途中に接続した二箇所のベント口から、押出機
中の水分を除去した。この時の減圧度は4.1Torr
とした。
状のPATからなるペットボトル回収原料を原料樹脂と
した。この原料樹脂100重量部に対して、無水ピロメ
リット酸0.3重量部、炭酸ナトリウム0.03重量
部、四フッ化エチレン樹脂(旭硝子社製フルオンL16
9J)0.005重量部をミキサーで混合し、混合物を
一段目の押出機の原料投入口から連続的に供給した。一
段目の押出機のスクリュー回転数を50rpm、シリン
ダー温度を240〜285℃に維持した。また一段目の
押出機の途中に接続した二箇所のベント口から、押出機
中の水分を除去した。この時の減圧度は4.1Torr
とした。
【0025】一段目の押出機で水分を除去し、増粘反応
を行った後、溶融物を275℃に維持した接続管を通し
て、二段目の押出機に供給した。二段目の押出機のスク
リュー回転数を25rpm、押出機シリンダー温度を2
65〜275℃に維持した。押出機において混合された
溶融混合物を幅600mmのTダイから大気中に押し出
した。押し出されたシートを100℃に加熱し、4倍の
延伸倍率でシートの流れ方向に延伸した。この後、シー
トを160℃に加熱し、直ちにエンボスロールによりエ
ンボス処理を行った。更に、スリッターより15mm幅
に裁断し、巻き取り機によって巻き取り、結束用バンド
を得た。得られた結束用バンドは、厚み0.5mm、結
晶化度22%、引張最大荷重301kg、重量平均分子
量87,500、分子量分布8.80だった。
を行った後、溶融物を275℃に維持した接続管を通し
て、二段目の押出機に供給した。二段目の押出機のスク
リュー回転数を25rpm、押出機シリンダー温度を2
65〜275℃に維持した。押出機において混合された
溶融混合物を幅600mmのTダイから大気中に押し出
した。押し出されたシートを100℃に加熱し、4倍の
延伸倍率でシートの流れ方向に延伸した。この後、シー
トを160℃に加熱し、直ちにエンボスロールによりエ
ンボス処理を行った。更に、スリッターより15mm幅
に裁断し、巻き取り機によって巻き取り、結束用バンド
を得た。得られた結束用バンドは、厚み0.5mm、結
晶化度22%、引張最大荷重301kg、重量平均分子
量87,500、分子量分布8.80だった。
【0026】実施例2 四フッ化エチレン樹脂を使用せず、重量平均分子量が5
0,700のフレーク状のPATからなるペットボトル
回収原料を原料樹脂とし、この原料樹脂100重量部に
対して、無水ピロメリット酸0.3重量部、炭酸ナトリ
ウム0.03重量部、スチレン系エラストマー樹脂(旭
化成社製タフテックM1953)5重量部をミキサーで
混合した混合物を一段目の押出機の原料投入口から連続
的に供給すること以外は実施例1と同じ方法で結束用バ
ンドを製造した。得られた結束用バンドは、厚み0.5
mm、結晶化度22%、引張最大荷重315kg、重量
平均分子量86,200、分子量分布9.07だった。
0,700のフレーク状のPATからなるペットボトル
回収原料を原料樹脂とし、この原料樹脂100重量部に
対して、無水ピロメリット酸0.3重量部、炭酸ナトリ
ウム0.03重量部、スチレン系エラストマー樹脂(旭
化成社製タフテックM1953)5重量部をミキサーで
混合した混合物を一段目の押出機の原料投入口から連続
的に供給すること以外は実施例1と同じ方法で結束用バ
ンドを製造した。得られた結束用バンドは、厚み0.5
mm、結晶化度22%、引張最大荷重315kg、重量
平均分子量86,200、分子量分布9.07だった。
【0027】実施例3 重量平均分子量が50,700のフレーク状のPATか
らなるペットボトル回収原料を原料樹脂とし、この原料
樹脂100重量部に対して、無水ピロメリット酸0.3
重量部、炭酸ナトリウム0.03重量部、四フッ化エチ
レン樹脂0.005重量部、スチレン系エラストマー樹
脂(旭化成社製タフテックM1953)5重量部をミキ
サーで混合した混合物を一段目の押出機の原料投入口か
ら連続的に供給すること以外は実施例1と同じ方法で結
束用バンドを製造した。得られた結束用バンドは、厚み
0.5mm、結晶化度22%、引張最大荷重331k
g、重量平均分子量89,200、分子量分布8.93
だった。
らなるペットボトル回収原料を原料樹脂とし、この原料
樹脂100重量部に対して、無水ピロメリット酸0.3
重量部、炭酸ナトリウム0.03重量部、四フッ化エチ
レン樹脂0.005重量部、スチレン系エラストマー樹
脂(旭化成社製タフテックM1953)5重量部をミキ
サーで混合した混合物を一段目の押出機の原料投入口か
ら連続的に供給すること以外は実施例1と同じ方法で結
束用バンドを製造した。得られた結束用バンドは、厚み
0.5mm、結晶化度22%、引張最大荷重331k
g、重量平均分子量89,200、分子量分布8.93
だった。
【0028】比較例1 重量平均分子量が50,700のフレーク状のPATか
らなるペットボトル回収原料だけを原料樹脂として、一
段目の押出機の原料投入口から連続的に供給すること以
外は実施例1と同じ方法で結束用バンドを製造した。得
られた結束用バンドは、厚み0.5mm、結晶化度22
%、引張最大荷重243kg、重量平均分子量46,8
00、分子量分布4.38だった。
らなるペットボトル回収原料だけを原料樹脂として、一
段目の押出機の原料投入口から連続的に供給すること以
外は実施例1と同じ方法で結束用バンドを製造した。得
られた結束用バンドは、厚み0.5mm、結晶化度22
%、引張最大荷重243kg、重量平均分子量46,8
00、分子量分布4.38だった。
【0029】
【発明の効果】本発明は、原料樹脂として、PAT成形
物から得られる回収原料を60重量%以上含むにもかか
わらず、使用するのに十分な引張最大荷重を有する結束
用バンドを提供することができる。従って、本発明は、
資源を有効活用するという観点から極めて有用である。
物から得られる回収原料を60重量%以上含むにもかか
わらず、使用するのに十分な引張最大荷重を有する結束
用バンドを提供することができる。従って、本発明は、
資源を有効活用するという観点から極めて有用である。
【0030】また、本発明の製造方法は、原料樹脂の重
量平均分子量を押出機内で調節するため、新たに製造装
置を追加する必要がなく、極めて経済的である。
量平均分子量を押出機内で調節するため、新たに製造装
置を追加する必要がなく、極めて経済的である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 67/00 C08L 67/00 //(C08L 67/00 27:18) B29K 67:00 105:26 B29L 29:00
Claims (5)
- 【請求項1】 熱可塑性ポリエステル系樹脂成形物から
得られる回収原料を60重量%以上含む原料樹脂を、押
出機内で、重量平均分子量が65,000〜200,0
00となるように調整し、原料樹脂を押し出すことによ
りシートを形成し、該シートを延伸することにより0.
1〜2mmの厚みに調整した後、得られたシートを押し
出し方向に沿って所定の幅に切断することにより結束用
バンドを形成することを特徴とする結束用バンドの製造
方法。 - 【請求項2】 重量平均分子量が65,000〜20
0,000となるように調整する方法が、架橋又は分岐
反応による請求項1記載の製造方法。 - 【請求項3】 四フッ化エチレン樹脂が、原料樹脂10
0重量部に対して、0.001〜3重量部の割合で添加
されている請求項1又は2記載の製造方法。 - 【請求項4】 エラストマーが、原料樹脂100重量部
に対して、1〜20重量部の割合で添加されている請求
項1〜3いずれか1つに記載の製造方法。 - 【請求項5】 結束用バンドの材料が、熱可塑性ポリエ
ステル系樹脂成形物から得られる回収原料を60重量%
以上含み、かつ、重量平均分子量65,000〜20
0,000となるように調整することにより得られ、結
束用バンドの厚みが0.1〜2mmであることを特徴と
する結束用バンド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4788098A JPH11245290A (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | 結束用バンド及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4788098A JPH11245290A (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | 結束用バンド及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11245290A true JPH11245290A (ja) | 1999-09-14 |
Family
ID=12787712
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4788098A Pending JPH11245290A (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | 結束用バンド及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11245290A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102012102155A1 (de) * | 2012-03-14 | 2013-09-19 | Titan Umreifungstechnik Gmbh & Co. Kg | Umreifungsband zum Umschlingen von einem oder mehreren Gegenständen |
| WO2014115729A1 (ja) * | 2013-01-28 | 2014-07-31 | 矢崎総業株式会社 | 筒状外装材の製造方法及びワイヤハーネスの製造方法 |
| EP3159138A1 (de) | 2015-10-22 | 2017-04-26 | TITAN Umreifungstechnik GmbH & Co.KG | Kunststoff-umreifungsband |
| EP2275474B1 (en) | 2002-04-09 | 2018-10-17 | Signode International IP Holdings LLC | High integrity polyester strapping |
| JP2022039164A (ja) * | 2020-08-28 | 2022-03-10 | グリーンプラ株式会社 | 使用済み梱包用結束バンドから再生樹脂組成物を製造する方法 |
| JP2022171521A (ja) * | 2021-04-29 | 2022-11-11 | 南亞塑膠工業股▲分▼有限公司 | リサイクルフィルムからポリエステル材料を形成する方法 |
-
1998
- 1998-02-27 JP JP4788098A patent/JPH11245290A/ja active Pending
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2275474B1 (en) | 2002-04-09 | 2018-10-17 | Signode International IP Holdings LLC | High integrity polyester strapping |
| US9321916B2 (en) | 2012-03-14 | 2016-04-26 | Titan Umreifungstechnik Gmbh & Co. Kg | Plastic strapping band for wrapping an object and of method of making the band |
| JP2015513503A (ja) * | 2012-03-14 | 2015-05-14 | チタン・ウムライフングステヒニク・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンデイトゲゼルシャフト | 物体を巻き付けるためのプラスチックストラップ及び該ストラップの製造方法 |
| DE102012102155A1 (de) * | 2012-03-14 | 2013-09-19 | Titan Umreifungstechnik Gmbh & Co. Kg | Umreifungsband zum Umschlingen von einem oder mehreren Gegenständen |
| WO2013135315A1 (de) | 2012-03-14 | 2013-09-19 | Titan Umreifungstechnik Gmbh & Co. Kg | Kunststoff-umreifungsband zum umschlingen von einem oder mehreren gegenständen und verfahren zur herstellung eines kunststoff-umreifungsbandes |
| WO2014115729A1 (ja) * | 2013-01-28 | 2014-07-31 | 矢崎総業株式会社 | 筒状外装材の製造方法及びワイヤハーネスの製造方法 |
| JP2014147183A (ja) * | 2013-01-28 | 2014-08-14 | Yazaki Corp | 筒状外装材の製造方法及びワイヤハーネスの製造方法 |
| CN104981953A (zh) * | 2013-01-28 | 2015-10-14 | 矢崎总业株式会社 | 管状外部套的生产方法和线束的生产方法 |
| CN104981953B (zh) * | 2013-01-28 | 2017-05-31 | 矢崎总业株式会社 | 管状外部套的生产方法和线束的生产方法 |
| EP3159138A1 (de) | 2015-10-22 | 2017-04-26 | TITAN Umreifungstechnik GmbH & Co.KG | Kunststoff-umreifungsband |
| JP2022039164A (ja) * | 2020-08-28 | 2022-03-10 | グリーンプラ株式会社 | 使用済み梱包用結束バンドから再生樹脂組成物を製造する方法 |
| JP2022171521A (ja) * | 2021-04-29 | 2022-11-11 | 南亞塑膠工業股▲分▼有限公司 | リサイクルフィルムからポリエステル材料を形成する方法 |
| US11613622B2 (en) | 2021-04-29 | 2023-03-28 | Nan Ya Plastics Corporation | Method for forming polyester material from recycled film |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| AU2002253621B2 (en) | Heat-shrinkable polyester film roll and process for producing the same | |
| DE60205677T2 (de) | Polyesterharzzusammensetzung und daraus geformter Gegenstand | |
| US6159406A (en) | Process for rapid crystallization of polyesters and co-polyesters via in-line drafting and flow-induced crystallization | |
| US5334669A (en) | Process for the production of high molecular weight polyester resins | |
| KR20090061378A (ko) | 열수축성 폴리에스테르계 필름 | |
| JP2745676B2 (ja) | ポリエステルの製造方法 | |
| CN1146495C (zh) | 发泡聚酯、特别是pet的制造方法 | |
| JP3182077B2 (ja) | 生分解性フィルム | |
| CN113817296A (zh) | 一种新型生物可降解缠绕膜专用料及其制备方法 | |
| US5670584A (en) | Polyester compositions suitable for the manufacture of fibres and films with high elastic modulus | |
| JPH08231750A (ja) | 再生ポリエチレンテレフタレート樹脂製発泡シートおよびその製造方法 | |
| CN118725372A (zh) | 抗菌抗氧化生物降解保鲜膜及其制备方法与应用 | |
| US6479562B2 (en) | Blow-molded foamed films of polyester resin | |
| JP3535787B2 (ja) | 熱可塑性ポリエステル系樹脂発泡体及びその製造方法 | |
| CN118374133A (zh) | 一种高性能生物可降解薄膜及其制备方法 | |
| US6013360A (en) | Blown polyester film | |
| US3963844A (en) | Extrusion-molded article having good thermal stability | |
| JPH1036649A5 (ja) | ||
| JP3477037B2 (ja) | 熱可塑性ポリエステル系樹脂押出発泡体とその成形品並びに熱可塑性ポリエステル系樹脂押出発泡体の製造方法。 | |
| JP3675947B2 (ja) | 熱可塑性ポリエステル樹脂製セパレートシート及びその製造方法 | |
| JPH11152363A (ja) | 熱可塑性ポリエステル系樹脂発泡体の製造方法 | |
| JP3721017B2 (ja) | 熱可塑性ポリエステル系樹脂発泡体とその製造方法 | |
| US20250326173A1 (en) | A process for the preparation of biodegradable net articles | |
| JPH10101127A (ja) | 熱可塑性ポリエステル樹脂製の結束用バンド及びその製造方法 | |
| JP3059355B2 (ja) | 熱可塑性ポリエステル系樹脂発泡体の製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050708 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050719 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051115 |