JPH11245309A - 中空容器作製用ブレイダー - Google Patents
中空容器作製用ブレイダーInfo
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- JPH11245309A JPH11245309A JP10064552A JP6455298A JPH11245309A JP H11245309 A JPH11245309 A JP H11245309A JP 10064552 A JP10064552 A JP 10064552A JP 6455298 A JP6455298 A JP 6455298A JP H11245309 A JPH11245309 A JP H11245309A
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- fiber bundle
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Landscapes
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】中空容器作製用ライナーの形状の変化に対応し
てブレイディングされる繊維束の組角を的確に制御し、
繊維束をライナー上に常に密着させた状態でブレイディ
ング層を組成し得る中空容器作製用ブレイダーを提供す
る。 【解決手段】多数本の繊維束19がボビンキャリア7か
ら環状ガイド20b(20a)を通じてライナー2上の
組成点に案内され、ライナーの周りに交錯旋回せしめら
れる。環状ガイドとライナーとの間に第2ガイド21b
(21a)が配置される。第2ガイドは、開口の縁近傍
をライナー表面またはライナー上のブレイディング層2
2の表面に接触させた状態で、ライナーの形状に応じて
開口の大きさを変化させることによって組成される繊維
束をライナー上に密着させる。
てブレイディングされる繊維束の組角を的確に制御し、
繊維束をライナー上に常に密着させた状態でブレイディ
ング層を組成し得る中空容器作製用ブレイダーを提供す
る。 【解決手段】多数本の繊維束19がボビンキャリア7か
ら環状ガイド20b(20a)を通じてライナー2上の
組成点に案内され、ライナーの周りに交錯旋回せしめら
れる。環状ガイドとライナーとの間に第2ガイド21b
(21a)が配置される。第2ガイドは、開口の縁近傍
をライナー表面またはライナー上のブレイディング層2
2の表面に接触させた状態で、ライナーの形状に応じて
開口の大きさを変化させることによって組成される繊維
束をライナー上に密着させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数本の繊維束を
ボビンキャリアと中空容器作製用ライナーとの間に渡
し、環状ガイドを通じてライナー上の組成点に案内しつ
つライナーの周りに交錯旋回させ、ライナー上にブレイ
ディング層を組成するブレイダーに関するものである。
ボビンキャリアと中空容器作製用ライナーとの間に渡
し、環状ガイドを通じてライナー上の組成点に案内しつ
つライナーの周りに交錯旋回させ、ライナー上にブレイ
ディング層を組成するブレイダーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のブレイダーを用いた繊維強化中空
容器、特に繊維強化圧力容器の作製方法によれば、作製
されるべき繊維強化圧力容器に対応した形状の圧力容器
ライナーが予め準備され、ブレイダーの使用により、多
数本の繊維束がボビンキャリアと圧力容器ライナーとの
間に渡されるとともに、環状ガイドを通じてライナー上
の組成点に案内されつつライナーの周りに交錯旋回せし
められ、ライナー上にブレイディング層が組成される。
このとき、環状ガイドによってブレイディング層におけ
る繊維束の組角度が制御され、圧力容器ライナー上にお
けるブレイディング層の安定した組成が実現されるよう
になっている。その後、ブレイディング層に樹脂が含浸
された後、樹脂が硬化せしめられることによって繊維強
化圧力容器が作製される。この場合、作製される繊維強
化圧力容器は、通常、シリンダ部とシリンダ部の両端に
連続するドーム部とからなり、圧力容器ライナーもこれ
に対応した形状を有している。
容器、特に繊維強化圧力容器の作製方法によれば、作製
されるべき繊維強化圧力容器に対応した形状の圧力容器
ライナーが予め準備され、ブレイダーの使用により、多
数本の繊維束がボビンキャリアと圧力容器ライナーとの
間に渡されるとともに、環状ガイドを通じてライナー上
の組成点に案内されつつライナーの周りに交錯旋回せし
められ、ライナー上にブレイディング層が組成される。
このとき、環状ガイドによってブレイディング層におけ
る繊維束の組角度が制御され、圧力容器ライナー上にお
けるブレイディング層の安定した組成が実現されるよう
になっている。その後、ブレイディング層に樹脂が含浸
された後、樹脂が硬化せしめられることによって繊維強
化圧力容器が作製される。この場合、作製される繊維強
化圧力容器は、通常、シリンダ部とシリンダ部の両端に
連続するドーム部とからなり、圧力容器ライナーもこれ
に対応した形状を有している。
【0003】ところで、従来のブレイダーにおいては、
環状ガイドは寸法や形状が一定であり、これを用いてブ
レイディングを行うと、圧力容器ライナーは、そのドー
ム部において軸方向に沿って断面形状(直径)が急激に
変化するので、圧力容器ライナーとその上に組成される
ブレイディング層との間に隙間が生じ、作製された圧力
容器の耐圧性能が著しく低下する。
環状ガイドは寸法や形状が一定であり、これを用いてブ
レイディングを行うと、圧力容器ライナーは、そのドー
ム部において軸方向に沿って断面形状(直径)が急激に
変化するので、圧力容器ライナーとその上に組成される
ブレイディング層との間に隙間が生じ、作製された圧力
容器の耐圧性能が著しく低下する。
【0004】これを回避するため、環状ガイドを、その
開口が圧力容器ライナーの形状の変化に応じて変化し得
るようにし、環状ガイドと圧力容器ライナーとの間隔を
出来るだけ小さくすることも考えられるが、この場合に
も、圧力容器ライナーのドーム部における軸方向に沿っ
てた断面形状の急激な変化には対応できず、圧力容器ラ
イナーとブレイディング層との間に隙間が生じてしま
う。
開口が圧力容器ライナーの形状の変化に応じて変化し得
るようにし、環状ガイドと圧力容器ライナーとの間隔を
出来るだけ小さくすることも考えられるが、この場合に
も、圧力容器ライナーのドーム部における軸方向に沿っ
てた断面形状の急激な変化には対応できず、圧力容器ラ
イナーとブレイディング層との間に隙間が生じてしま
う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
課題は、中空容器作製用ライナーの形状の変化に対応し
てブレイディングされる繊維束の組角を的確に制御し、
繊維束をライナー上に常に密着させた状態でブレイディ
ング層を組成し得る中空容器作製用ブレイダーを提供す
ることにある。
課題は、中空容器作製用ライナーの形状の変化に対応し
てブレイディングされる繊維束の組角を的確に制御し、
繊維束をライナー上に常に密着させた状態でブレイディ
ング層を組成し得る中空容器作製用ブレイダーを提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、多数本の繊維束をボビンキャリアと中空
容器作製用ライナーとの間に渡し、環状ガイドを通じて
前記ライナー上の組成点に案内しつつ前記ライナーの周
りに交錯旋回させるようにしたブレイダーにおいて、前
記ライナーと前記環状ガイドの間に、前記ライナーの形
状の変化に応じて開口の大きさを変化させることによっ
て前記繊維束を前記ライナーに密着させるための第2ガ
イドを設けたことを特徴とするブレイダーを構成したも
のである。
め、本発明は、多数本の繊維束をボビンキャリアと中空
容器作製用ライナーとの間に渡し、環状ガイドを通じて
前記ライナー上の組成点に案内しつつ前記ライナーの周
りに交錯旋回させるようにしたブレイダーにおいて、前
記ライナーと前記環状ガイドの間に、前記ライナーの形
状の変化に応じて開口の大きさを変化させることによっ
て前記繊維束を前記ライナーに密着させるための第2ガ
イドを設けたことを特徴とするブレイダーを構成したも
のである。
【0007】この構成において、好ましくは、前記第2
ガイドは、前記開口の中心を前記ライナーの軸に一致さ
せ、かつ前記開口の縁近傍を前記ライナーの表面または
前記ライナー上に組成されたブレイディング層の表面に
近接または接触させた状態で前記開口の大きさを変化さ
せるように配置されている。
ガイドは、前記開口の中心を前記ライナーの軸に一致さ
せ、かつ前記開口の縁近傍を前記ライナーの表面または
前記ライナー上に組成されたブレイディング層の表面に
近接または接触させた状態で前記開口の大きさを変化さ
せるように配置されている。
【0008】さらに好ましくは、前記第2ガイドは、一
対の間隔をあけて配置された線材巻き取り・繰り出しロ
ーラと、前記ローラの間に張られ中間においてループを
形成する線材と、前記ループを形成する線材の交差位置
に配置され、前記線材の交差状態を維持するとともに、
前記ループの径が変化するときに前記ライナーの半径方
向に往復運動し得るループ保持・移動部材からなってい
る。
対の間隔をあけて配置された線材巻き取り・繰り出しロ
ーラと、前記ローラの間に張られ中間においてループを
形成する線材と、前記ループを形成する線材の交差位置
に配置され、前記線材の交差状態を維持するとともに、
前記ループの径が変化するときに前記ライナーの半径方
向に往復運動し得るループ保持・移動部材からなってい
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の好ましい実施例について説明する。図1は、本
発明の1実施例による中空容器作製用ブレイダーを上方
から見た概略的な平面図であり、図2は、図1のブレイ
ダーの概略的な斜視図である。図3は、図1のブレイダ
ーにおけるボビンキャリアから繊維束の組成点に至る繊
維束経路近傍の構成を示す中空容器の軸方向に沿った概
略的な断面図である。
本発明の好ましい実施例について説明する。図1は、本
発明の1実施例による中空容器作製用ブレイダーを上方
から見た概略的な平面図であり、図2は、図1のブレイ
ダーの概略的な斜視図である。図3は、図1のブレイダ
ーにおけるボビンキャリアから繊維束の組成点に至る繊
維束経路近傍の構成を示す中空容器の軸方向に沿った概
略的な断面図である。
【0010】図1および図2において、1はブレイダー
であり、2は中空容器作製用ライナーであり、3はライ
ナー2の移動装置である。ライナー2はブレイダー1に
よる中空容器の気密性を確保するためのものである。こ
のライナー2は、シリンダ部2aとその両端に連続する
ドーム部2bとからなっている。ブレイダー1は、円筒
または球体を輪切りにした形状の軌道面4を備えてお
り、ブレイダー1の中心部は、組成中にライナー2が貫
通するために空洞になっている。これとは別に軌道面4
を平面に形成した形式のブレイダーを使用することも勿
論可能である。ブレイダー1の軌道面4には2つの交錯
する溝状の環状軌道5、6が形成され、各環状軌道5、
6の溝には、多数のボビンキャリア7が案内され、軌道
5、6のそれぞれに沿って逆方向に交錯走行するように
なっている。また、2つの環状軌道5、6に囲まれた中
心に中央の繊維束(組成方向に真っ直ぐに走る繊維束)
を供給するための孔8が形成されている。
であり、2は中空容器作製用ライナーであり、3はライ
ナー2の移動装置である。ライナー2はブレイダー1に
よる中空容器の気密性を確保するためのものである。こ
のライナー2は、シリンダ部2aとその両端に連続する
ドーム部2bとからなっている。ブレイダー1は、円筒
または球体を輪切りにした形状の軌道面4を備えてお
り、ブレイダー1の中心部は、組成中にライナー2が貫
通するために空洞になっている。これとは別に軌道面4
を平面に形成した形式のブレイダーを使用することも勿
論可能である。ブレイダー1の軌道面4には2つの交錯
する溝状の環状軌道5、6が形成され、各環状軌道5、
6の溝には、多数のボビンキャリア7が案内され、軌道
5、6のそれぞれに沿って逆方向に交錯走行するように
なっている。また、2つの環状軌道5、6に囲まれた中
心に中央の繊維束(組成方向に真っ直ぐに走る繊維束)
を供給するための孔8が形成されている。
【0011】移動装置3は、ライナー2の一端部を挟持
するための第1のチャック9を支持し、タイミングベル
ト10に連結された駆動台11と、ライナー2の他端部
を挟持するための第2のチャック12を支持し、レール
13上を走行する従動台14と、駆動台11および従動
台14を連結する連結ロッド15からなっている。図1
中、16は駆動ギヤ17を駆動するためのパルスモータ
であり、18はパルスモータ16の回転を制御するため
のエンコーダである。
するための第1のチャック9を支持し、タイミングベル
ト10に連結された駆動台11と、ライナー2の他端部
を挟持するための第2のチャック12を支持し、レール
13上を走行する従動台14と、駆動台11および従動
台14を連結する連結ロッド15からなっている。図1
中、16は駆動ギヤ17を駆動するためのパルスモータ
であり、18はパルスモータ16の回転を制御するため
のエンコーダである。
【0012】そして、ボビンキャリア7が環状軌道5、
6に沿って走行するとともに、ライナー2の位置が移動
装置3によって制御され、それによって、ボビンキャリ
ア7とライナー2の間に渡された多数の繊維束19がラ
イナー2のまわりに交錯旋回し、また必要に応じて、孔
8から中央の繊維束が、軌道に沿って走行するボビンキ
ャリア7から巻き戻され組み上げられる繊維束19に交
絡することにより、ブレイディングが行われてライナー
2上にブレイディング層22が組成されるようになって
いる。
6に沿って走行するとともに、ライナー2の位置が移動
装置3によって制御され、それによって、ボビンキャリ
ア7とライナー2の間に渡された多数の繊維束19がラ
イナー2のまわりに交錯旋回し、また必要に応じて、孔
8から中央の繊維束が、軌道に沿って走行するボビンキ
ャリア7から巻き戻され組み上げられる繊維束19に交
絡することにより、ブレイディングが行われてライナー
2上にブレイディング層22が組成されるようになって
いる。
【0013】図1および図3に示したように、ブレイダ
ー1の空洞部には、ブレイディング層の組成方向(図2
の矢印A参照)において繊維束19の旋回面より前方に
位置し、かつライナー2によって通過され得る一対の環
状ガイド20a、20bが間隔をあけて配置され、図示
しない適当な手段によってブレイダー1に固定されてい
る。一対の環状ガイド20a、20bは、開口の大きさ
が変化し得るようになっており、ボビンキャリア7から
繰り出される繊維束19を組成点まで案内し、ライナー
2上におけるブレイディング層22の安定した組成を実
現するものである。環状ガイド20a、20bの構成の
詳細については後述する。
ー1の空洞部には、ブレイディング層の組成方向(図2
の矢印A参照)において繊維束19の旋回面より前方に
位置し、かつライナー2によって通過され得る一対の環
状ガイド20a、20bが間隔をあけて配置され、図示
しない適当な手段によってブレイダー1に固定されてい
る。一対の環状ガイド20a、20bは、開口の大きさ
が変化し得るようになっており、ボビンキャリア7から
繰り出される繊維束19を組成点まで案内し、ライナー
2上におけるブレイディング層22の安定した組成を実
現するものである。環状ガイド20a、20bの構成の
詳細については後述する。
【0014】さらに、図3に示したように、一対の環状
ガイド20a、20bの外側には、各環状ガイド20
a、20bとライナー2との間に第2ガイド21a、2
1bが配置され、図示しない適当な手段によってブレイ
ダー1に固定されている。第2ガイド21a、21b
は、ライナー2の形状に応じて開口の大きさを変化させ
ることによって繊維束19をライナー2に密着させるた
めの第2ガイドが配置され、図示しない適当な部材によ
ってブレイダー1に固定されている。第2ガイド21
a、21bの構成の詳細については後述する。
ガイド20a、20bの外側には、各環状ガイド20
a、20bとライナー2との間に第2ガイド21a、2
1bが配置され、図示しない適当な手段によってブレイ
ダー1に固定されている。第2ガイド21a、21b
は、ライナー2の形状に応じて開口の大きさを変化させ
ることによって繊維束19をライナー2に密着させるた
めの第2ガイドが配置され、図示しない適当な部材によ
ってブレイダー1に固定されている。第2ガイド21
a、21bの構成の詳細については後述する。
【0015】図4および図5は環状ガイド20a、20
bの一例の構成を示す正面図であり、図4では、環状ガ
イド20a、20bは内周縁が最小に絞られた状態にあ
り、図5では、環状ガイド20a、20bは内周縁が最
大に拡張された状態にある。なお、一対の環状ガイド2
0a、20bは、同一の構成を有しているので、図4お
よび図5には一方の環状ガイド20bのみが示してあ
る。
bの一例の構成を示す正面図であり、図4では、環状ガ
イド20a、20bは内周縁が最小に絞られた状態にあ
り、図5では、環状ガイド20a、20bは内周縁が最
大に拡張された状態にある。なお、一対の環状ガイド2
0a、20bは、同一の構成を有しているので、図4お
よび図5には一方の環状ガイド20bのみが示してあ
る。
【0016】図4および図5に示したように、環状ガイ
ド20bは、ブレイダー1に対し静止して配置された設
置フレーム31と、設置フレーム31に回転可能に支持
された回転フレーム32と、軸33によって一端が回転
フレーム32に回動可能に取り付けられたリンク34
と、中間部が支点軸35によって設置フレーム31に回
動可能に取り付けられ、一端が軸36によってリンク3
4の他端に回動可能に取り付けられたガイドブレイド3
7と、回転フレーム32を回転させるモータ38と、モ
ータ38の回転角度を制御するエンコーダ39とから構
成されている。
ド20bは、ブレイダー1に対し静止して配置された設
置フレーム31と、設置フレーム31に回転可能に支持
された回転フレーム32と、軸33によって一端が回転
フレーム32に回動可能に取り付けられたリンク34
と、中間部が支点軸35によって設置フレーム31に回
動可能に取り付けられ、一端が軸36によってリンク3
4の他端に回動可能に取り付けられたガイドブレイド3
7と、回転フレーム32を回転させるモータ38と、モ
ータ38の回転角度を制御するエンコーダ39とから構
成されている。
【0017】設置フレーム31は、ブレイダー1の中心
空洞部の中心に配設され、ライナー2の最大径以上の大
きさの内径の孔31a(図4に点線で示した大きな径の
円)を有している。回転フレーム32は、設置フレーム
31の孔31aと同心でより大きい内径の孔を有し、か
つ後述するモータ38の偏心コロ41に係合する二股部
32aが形成されている。回転フレーム32の回転中心
は孔31aの中心に一致している。
空洞部の中心に配設され、ライナー2の最大径以上の大
きさの内径の孔31a(図4に点線で示した大きな径の
円)を有している。回転フレーム32は、設置フレーム
31の孔31aと同心でより大きい内径の孔を有し、か
つ後述するモータ38の偏心コロ41に係合する二股部
32aが形成されている。回転フレーム32の回転中心
は孔31aの中心に一致している。
【0018】ガイドブレイド37は、設置フレーム31
の孔31aの回りに等間隔に、適当な個数設けられる。
ガイドブレイド37は、環状ガイド20bの内周縁を形
成する。モータ38は、設置フレーム31上部に固定さ
れており、そのモータ軸38aにはプーリー40が固定
されている。プーリー40の側面上のモータ軸38aか
ら離れた位置には、偏心コロ41が回転可能に取り付け
られている。また、モータ38とエンコーダ39とは、
エンドレスのタイミングベルト42によって連結されて
いる。
の孔31aの回りに等間隔に、適当な個数設けられる。
ガイドブレイド37は、環状ガイド20bの内周縁を形
成する。モータ38は、設置フレーム31上部に固定さ
れており、そのモータ軸38aにはプーリー40が固定
されている。プーリー40の側面上のモータ軸38aか
ら離れた位置には、偏心コロ41が回転可能に取り付け
られている。また、モータ38とエンコーダ39とは、
エンドレスのタイミングベルト42によって連結されて
いる。
【0019】そして、エンコーダ39から信号を受けて
ライナー2の外径に応じた角度にモータ38が回転し、
プーリー40が回転すると、偏心コロ41がモータ軸3
8aの回りに回転するとともに、回転フレーム32は設
置フレーム31の孔31aの中心を回転中心として回転
する。すなわち、回転フレーム32は設置フレーム31
に対して相対的に角移動し、設置フレーム31に支持さ
れているガイドブレイド37の一端は、回転フレーム3
2に取り付けられたリンク34に引かれ、または押され
て支点軸35を中心にして回動する。その結果、環状ガ
イド20aの内周縁の径が拡大縮小し、環状ガイド20
aの開口の大きさがライナー2の径の変化に応じて変化
するようになっている。
ライナー2の外径に応じた角度にモータ38が回転し、
プーリー40が回転すると、偏心コロ41がモータ軸3
8aの回りに回転するとともに、回転フレーム32は設
置フレーム31の孔31aの中心を回転中心として回転
する。すなわち、回転フレーム32は設置フレーム31
に対して相対的に角移動し、設置フレーム31に支持さ
れているガイドブレイド37の一端は、回転フレーム3
2に取り付けられたリンク34に引かれ、または押され
て支点軸35を中心にして回動する。その結果、環状ガ
イド20aの内周縁の径が拡大縮小し、環状ガイド20
aの開口の大きさがライナー2の径の変化に応じて変化
するようになっている。
【0020】図6は、第2ガイド21a、21bの一例
の構成を示す斜視図である。なお、第2ガイド21a、
21bはいずれも同一の構成を有しているので、図6に
は一方の第2ガイド21bのみが示してある。図6に示
したように、第2ガイド21bは、一対の間隔をあけて
配置された線材巻き取り・繰り出しローラ23a、23
bと、ローラ23a、23bの間に張られ中間において
ループ24を形成する線材25を有している。この場
合、ローラ23a、23bは、図示しない適当な部材に
よってブレイダー1のフレームに支持され、ブレイディ
ング時におけるライナー2の運動、並びに環状ガイド2
0bの運動を妨げない位置に配置されている。この例で
は、ループ24の開口が第2ガイド21bの開口をなし
ている。
の構成を示す斜視図である。なお、第2ガイド21a、
21bはいずれも同一の構成を有しているので、図6に
は一方の第2ガイド21bのみが示してある。図6に示
したように、第2ガイド21bは、一対の間隔をあけて
配置された線材巻き取り・繰り出しローラ23a、23
bと、ローラ23a、23bの間に張られ中間において
ループ24を形成する線材25を有している。この場
合、ローラ23a、23bは、図示しない適当な部材に
よってブレイダー1のフレームに支持され、ブレイディ
ング時におけるライナー2の運動、並びに環状ガイド2
0bの運動を妨げない位置に配置されている。この例で
は、ループ24の開口が第2ガイド21bの開口をなし
ている。
【0021】第2ガイド21bは、さらに、ループ24
を形成する線材25の交差位置に配置され、線材25の
交差状態を維持するとともに、ループ24の径が変化す
るときにライナー2の半径方向に往復運動し得る(図6
の矢印C参照)ループ保持・移動部材26を有してい
る。ループ保持・移動部材26も、ローラ23a、23
bと同様に、図示しない適当な部材によってブレイダー
1のフレームに取り付けられ、ブレイディング時におけ
るライナー2の運動、並びに環状ガイド20bの運動を
妨げないようになっている。
を形成する線材25の交差位置に配置され、線材25の
交差状態を維持するとともに、ループ24の径が変化す
るときにライナー2の半径方向に往復運動し得る(図6
の矢印C参照)ループ保持・移動部材26を有してい
る。ループ保持・移動部材26も、ローラ23a、23
bと同様に、図示しない適当な部材によってブレイダー
1のフレームに取り付けられ、ブレイディング時におけ
るライナー2の運動、並びに環状ガイド20bの運動を
妨げないようになっている。
【0022】さらに、ループ24は、図3に示したよう
に、その中心がライナー2の軸に一致し、かつその縁が
ライナー2の表面またはライナー2上に組成されたブレ
イディング層22の表面に近接または接触するように配
置されている。
に、その中心がライナー2の軸に一致し、かつその縁が
ライナー2の表面またはライナー2上に組成されたブレ
イディング層22の表面に近接または接触するように配
置されている。
【0023】そして、第2ガイド21bのローラ23
a、23bから線材25が繰り出されると、それと同時
にループ保持・移動部材26はライナー2の半径方向外
側に運動し、それによってループ24の開口は大きくな
るが、ローラ23a、23bによって線材25が巻き取
られると、それと同時にループ保持・移動部材26はラ
イナー2の半径方向内側に運動し、その結果、ループ2
4の開口は小さくなるようになっている。
a、23bから線材25が繰り出されると、それと同時
にループ保持・移動部材26はライナー2の半径方向外
側に運動し、それによってループ24の開口は大きくな
るが、ローラ23a、23bによって線材25が巻き取
られると、それと同時にループ保持・移動部材26はラ
イナー2の半径方向内側に運動し、その結果、ループ2
4の開口は小さくなるようになっている。
【0024】なお、この実施例では、ループ保持・移動
部材26をループ下側の線材25の交差位置にのみ配置
するようにしたが、このループ保持・移動部材26をル
ープ上側にも付加的に配置することによってループ24
の保形力を高めることもできる。
部材26をループ下側の線材25の交差位置にのみ配置
するようにしたが、このループ保持・移動部材26をル
ープ上側にも付加的に配置することによってループ24
の保形力を高めることもできる。
【0025】また、図6に示した第2ガイドの代わり
に、図4および図5に示した環状ガイドを第2ガイドと
して使用することもできる。
に、図4および図5に示した環状ガイドを第2ガイドと
して使用することもできる。
【0026】次に、本発明によるブレイダー1の作動方
法について説明する。ブレイダー1および移動装置3が
作動することにより、ボビンキャリア6が環状軌道4、
5に沿って走行すると同時に、ライナー2がブレイダー
1に対して移動する。そして、ボビンキャリア7とライ
ナー2の間に渡された多数の繊維束19が環状ガイド2
0a、20b並びに第2ガイド21a、21bを経てラ
イナー2の周りりに交錯旋回し、必要に応じて、孔8か
ら中央の繊維束がボビンキャリア7から巻き戻され組み
上げられる繊維束19に交絡することにより、ブレイデ
ィングが行われてライナー2上にブレイディング層22
が組成される。
法について説明する。ブレイダー1および移動装置3が
作動することにより、ボビンキャリア6が環状軌道4、
5に沿って走行すると同時に、ライナー2がブレイダー
1に対して移動する。そして、ボビンキャリア7とライ
ナー2の間に渡された多数の繊維束19が環状ガイド2
0a、20b並びに第2ガイド21a、21bを経てラ
イナー2の周りりに交錯旋回し、必要に応じて、孔8か
ら中央の繊維束がボビンキャリア7から巻き戻され組み
上げられる繊維束19に交絡することにより、ブレイデ
ィングが行われてライナー2上にブレイディング層22
が組成される。
【0027】このブレイディング時における環状ガイド
20a、20bおよび第2ガイド21a、21bの動作
について、図3を参照しながら説明する。図3は、移動
装置3によってライナー2をブレイダー1から後退させ
ながら(図3の矢印B参照)ドーム部2bの中心に向か
ってブレイディングしている状態を示している。この場
合には、図3の右側の環状ガイド20bおよび第2ガイ
ド21bが使用される。
20a、20bおよび第2ガイド21a、21bの動作
について、図3を参照しながら説明する。図3は、移動
装置3によってライナー2をブレイダー1から後退させ
ながら(図3の矢印B参照)ドーム部2bの中心に向か
ってブレイディングしている状態を示している。この場
合には、図3の右側の環状ガイド20bおよび第2ガイ
ド21bが使用される。
【0028】図3から明らかなように、ライナー2のド
ーム部2bでは、ライナー2の軸方向に沿ってライナー
2の直径が急激に小さくなる。そして、ブレイディング
がドーム部2bの中心に向かってなされるにつれて環状
ガイド20bの開口および第2ガイド21bのループ2
4の開口は次第に小さくなる。このとき、環状ガイド2
0bが組成点をなし、環状ガイド20bの開口の大きさ
の変化によって繊維束19は組角を的確に制御されて組
成され、組成された繊維束19部分は、ブレイディング
層22の表面に近接または接触して配置された第2ガイ
ド21bのループ24によってライナー2に密着させら
れる。
ーム部2bでは、ライナー2の軸方向に沿ってライナー
2の直径が急激に小さくなる。そして、ブレイディング
がドーム部2bの中心に向かってなされるにつれて環状
ガイド20bの開口および第2ガイド21bのループ2
4の開口は次第に小さくなる。このとき、環状ガイド2
0bが組成点をなし、環状ガイド20bの開口の大きさ
の変化によって繊維束19は組角を的確に制御されて組
成され、組成された繊維束19部分は、ブレイディング
層22の表面に近接または接触して配置された第2ガイ
ド21bのループ24によってライナー2に密着させら
れる。
【0029】すなわち、このブレイダー1によれば、ラ
イナーの形状の変化に対応して環状ガイド20a、20
bの開口および第2ガイド21a、21bの開口が変化
することによって、ブレイディングされる繊維束19
は、その組角を制御されながら、ライナー2に密着させ
られる。その結果、繊維束19がライナー2の形状に沿
ってライナー2に密着した状態でブレイディング層22
が組成され、ライナー2とブレイディング層22との間
に隙間は生じない。
イナーの形状の変化に対応して環状ガイド20a、20
bの開口および第2ガイド21a、21bの開口が変化
することによって、ブレイディングされる繊維束19
は、その組角を制御されながら、ライナー2に密着させ
られる。その結果、繊維束19がライナー2の形状に沿
ってライナー2に密着した状態でブレイディング層22
が組成され、ライナー2とブレイディング層22との間
に隙間は生じない。
【0030】そして、ブレイディング層9に樹脂が含浸
された後、樹脂が硬化され、中空容器が作製される。な
お、中空容器の作製時間を短縮するため、この実施例に
おいて、ボビンキャリア7と一対の環状ガイド20a、
20bの間に、例えば、樹脂噴射装置等を配置して、ボ
ビンキャリア7から環状ガイド20a、20bに向かう
繊維束19に樹脂を含浸させるとともに、また、各環状
ガイド20a、20bの外側斜め上方に、例えば、熱風
噴射装置等を配置して、樹脂を含浸された繊維束の組成
直後に樹脂を硬化させるようにすることもできる。
された後、樹脂が硬化され、中空容器が作製される。な
お、中空容器の作製時間を短縮するため、この実施例に
おいて、ボビンキャリア7と一対の環状ガイド20a、
20bの間に、例えば、樹脂噴射装置等を配置して、ボ
ビンキャリア7から環状ガイド20a、20bに向かう
繊維束19に樹脂を含浸させるとともに、また、各環状
ガイド20a、20bの外側斜め上方に、例えば、熱風
噴射装置等を配置して、樹脂を含浸された繊維束の組成
直後に樹脂を硬化させるようにすることもできる。
【0031】こうして、ライナー2とその上に組成され
るブレイディング層22との間に隙間がないので、作製
された中空容器は実用に耐えうる十分な耐圧性能を有し
ている。
るブレイディング層22との間に隙間がないので、作製
された中空容器は実用に耐えうる十分な耐圧性能を有し
ている。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、中空容
器作製用ライナーの形状の変化に対応してブレイディン
グされる繊維束の組角を的確に制御し、繊維束をライナ
ー上に常に密着させた状態でブレイディング層を形成す
ることにより、ライナーとブレイディング層との間に隙
間が生じないようにすることができる。その結果、作製
された圧力容器の耐圧性能の低下を防止することができ
る。
器作製用ライナーの形状の変化に対応してブレイディン
グされる繊維束の組角を的確に制御し、繊維束をライナ
ー上に常に密着させた状態でブレイディング層を形成す
ることにより、ライナーとブレイディング層との間に隙
間が生じないようにすることができる。その結果、作製
された圧力容器の耐圧性能の低下を防止することができ
る。
【図1】本発明の1実施例による中空容器作製用ブレイ
ダーを上方から見た概略的な平面図である。
ダーを上方から見た概略的な平面図である。
【図2】図1のブレイダーの概略的な斜視図である。
【図3】図1のブレイダーにおけるボビンキャリアから
繊維束の組成点に至る繊維束経路近傍の構成を示す中空
容器の軸方向に沿った概略的な断面図である。
繊維束の組成点に至る繊維束経路近傍の構成を示す中空
容器の軸方向に沿った概略的な断面図である。
【図4】環状ガイドの一例の構成を示す正面図であり、
環状ガイドの内周縁が最小に絞られた状態を示したもの
である。
環状ガイドの内周縁が最小に絞られた状態を示したもの
である。
【図5】環状ガイドの一例の構成を示す正面図であり、
環状ガイドの内周縁が最大に拡張された状態を示したも
のである。
環状ガイドの内周縁が最大に拡張された状態を示したも
のである。
【図6】第2ガイドの一例の構成を示す斜視図である。
1 ブレイダー 2 中空容器作製用ライナー 2a シリンダ部 2b ドーム部 3 移動装置 4 軌道面 5、6 環状軌道 7 ボビンキャリア 8 孔 9 第1のチャック 11 駆動台 12 第2のチャック 14 従動台 19 繊維束 20a、20b 環状ガイド 21a、21b 第2ガイド 22 ブレイディング層 23a、23b 線材巻き取り・繰り出しローラ 24 ループ 25 線材 26 ループ保持・移動部材
Claims (3)
- 【請求項1】 多数本の繊維束をボビンキャリアと中空
容器作製用ライナーとの間に渡し、環状ガイドを通じて
前記ライナー上の組成点に案内しつつ前記ライナーの周
りに交錯旋回させるようにしたブレイダーにおいて、前
記ライナーと前記環状ガイドの間に、前記ライナーの形
状の変化に応じて開口の大きさを変化させることによっ
て前記繊維束を前記ライナーに密着させるための第2ガ
イドを設けたことを特徴とするブレイダー。 - 【請求項2】 前記第2ガイドは、前記開口の中心を前
記ライナーの軸に一致させ、かつ前記開口の縁近傍を前
記ライナーの表面または前記ライナー上に組成されたブ
レイディング層の表面に近接または接触させた状態で前
記開口の大きさを変化させるように配置されていること
を特徴とする請求項1に記載のブレイダー。 - 【請求項3】 前記第2ガイドは、一対の間隔をあけて
配置された線材巻き取り・繰り出しローラと、前記ロー
ラの間に張られ中間においてループを形成する線材と、
前記ループを形成する線材の交差位置に配置され、前記
線材の交差状態を維持するとともに、前記ループの径が
変化するときに前記ライナーの半径方向に往復運動し得
るループ保持・移動部材からなっていることを特徴とす
る請求項2に記載のブレイダー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10064552A JPH11245309A (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | 中空容器作製用ブレイダー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10064552A JPH11245309A (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | 中空容器作製用ブレイダー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11245309A true JPH11245309A (ja) | 1999-09-14 |
Family
ID=13261514
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10064552A Pending JPH11245309A (ja) | 1998-02-27 | 1998-02-27 | 中空容器作製用ブレイダー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11245309A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004148777A (ja) * | 2002-11-01 | 2004-05-27 | Toyota Industries Corp | 圧力容器の製造方法及び繊維束配列装置 |
| US10532520B2 (en) | 2017-08-07 | 2020-01-14 | Murata Machinery, Ltd. | Filament winding device |
-
1998
- 1998-02-27 JP JP10064552A patent/JPH11245309A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004148777A (ja) * | 2002-11-01 | 2004-05-27 | Toyota Industries Corp | 圧力容器の製造方法及び繊維束配列装置 |
| US10532520B2 (en) | 2017-08-07 | 2020-01-14 | Murata Machinery, Ltd. | Filament winding device |
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