JPH11245802A - 制動力保持装置 - Google Patents

制動力保持装置

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JPH11245802A
JPH11245802A JP4839798A JP4839798A JPH11245802A JP H11245802 A JPH11245802 A JP H11245802A JP 4839798 A JP4839798 A JP 4839798A JP 4839798 A JP4839798 A JP 4839798A JP H11245802 A JPH11245802 A JP H11245802A
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JP
Japan
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computer
brake
holding
braking force
reset
Prior art date
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Pending
Application number
JP4839798A
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English (en)
Inventor
Nobuhiko Hayashi
暢彦 林
Junichi Imai
淳一 今井
Kazuhiko Kobayashi
一彦 小林
Hiroyuki Arai
裕之 新井
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TRANSTRON KK
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
TRANSTRON KK
Isuzu Motors Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 予期せぬコンピュータリセットが起きても制
動補助が持続される制動力保持装置を提供する。 【解決手段】 ブレーキペダルからブレーキに印加され
たブレーキ操作力を保持する保持手段8と、この保持手
段8を車両停止時から車両が発進する瞬間まで作動させ
るコンピュータと、このコンピュータが正常リセットさ
れたか異常リセットされたかの情報を記憶する不揮発性
のメモリと、コンピュータ立ち上げのときに前記メモリ
が記憶している情報に応じて前記保持手段8を作動させ
る瞬断保護手段とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ制御
で制動補助を行う制動力保持装置に係り、特に、予期せ
ぬコンピュータリセットが起きても制動補助が持続され
る制動力保持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】坂道発進におけるブレーキ操作は、運転
者にとって技術を要する操作の一つである。坂道発進の
ときに制動を補助する装置があると、運転者の負担が軽
減される。この種の装置として、運転者がブレーキペダ
ルを踏み込むと、ブレーキペダルが解放された後も車両
が発進する瞬間まではブレーキが保持されるものが考え
られる。これは、例えば、ブレーキペダルとブレーキと
の間の伝達系中に、印加されたブレーキ操作力を保持す
る保持手段を設けることで実現できる。車両停止や車両
が発進する瞬間は、各種ペダル、変速ギア位置、車速等
の諸元を組み合わせて判定することになるので、コンピ
ュータで判定するのが好ましい。従って、コンピュータ
が保持手段を作動させることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、保持手段が
作動される時間は長くないので、保持手段には、通電し
たときに作動し、非通電ならば非作動となる所謂ノーマ
ルオフタイプのものが好適である。このような保持手段
は、コンピュータがリセットされているとき、非作動と
なる。保持手段が作動中に電源の瞬断やノイズのために
コンピュータがリセットされたときも、保持手段は非作
動となる。そうすると、例えば、保持手段によって坂道
での停車中に電源が瞬断したとき、保持手段は非作動と
なる。この瞬断時、既に、ブレーキペダルが解放されて
いると、前記諸元の組み合わせが保持手段の作動を示さ
ないので、電源が復帰してもコンピュータは保持手段を
作動させない。つまり、瞬断前まで働かせていた制動補
助が失われることになる。
【0004】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、予期せぬコンピュータリセットが起きても制動補助
が持続される制動力保持装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、ブレーキペダルからブレーキに印加された
ブレーキ操作力を保持する保持手段と、この保持手段を
車両停止時から車両が発進する瞬間まで作動させるコン
ピュータと、このコンピュータが正常リセットされたか
異常リセットされたかの情報を記憶する不揮発性のメモ
リと、コンピュータ立ち上げのときに前記メモリが記憶
している情報に応じて前記保持手段を作動させる瞬断保
護手段とを備えたものである。
【0006】前記瞬断保護手段は、コンピュータ立ち上
げの後に予め異常リセットの情報を前記メモリに記憶さ
せ、キースイッチから前記コンピュータに電源断が指令
されたときのみ、正常リセットの情報を前記メモリに記
憶させてもよい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面に基づいて詳述する。
【0008】図1に示されるように、本発明の制動力保
持装置は、クラッチの断から接までのストローク位置を
検出するストロークセンサ1、クラッチを移動させる油
圧の立上がりを検出する油圧スイッチ2、ブレーキペダ
ルの踏み込み/解放を検出するフットブレーキスイッチ
(ストップランプスイッチ)3、変速ギア位置がニュー
トラルか否を検出するニュートラルスイッチ4、パーキ
ングブレーキの引上げ/解放を検出するパーキングブレ
ーキスイッチ5、ドア開閉を検出するドアスイッチ6、
車速を検出するスピードセンサ7、ブレーキペダル操作
をブレーキに伝達する油圧系の途中に設けられた電磁バ
ルブ8、上記諸元の組み合わせに応じて電磁バルブ8を
制御するためのコンピュータを内蔵するコントローラ
9、制動力保持機能の使用/不使用を選択する制動力保
持機能オフスイッチ10、制動力保持機能を停止する制
動力保持機能リセットスイッチ11、制動力保持機能を
調整する制動力保持機能アジャストスイッチ12からな
る。
【0009】電磁バルブ8は、ブレーキペダルからブレ
ーキに印加されたブレーキ操作力を保持する保持手段を
構成するものである。図2に示されるように、電磁バル
ブ8は、ブレーキペダル21の操作をブレーキ22に伝
達する油圧系23の途中に設けられている。この電磁バ
ルブ8は、通電したときに作動して一方向(実線矢印)
のみ油流を許容し、非通電ならば双方向(破線矢印)の
油流を許容する所謂ワンウェイバルブである。
【0010】コントローラ9に内蔵されたコンピュータ
は、電磁バルブ8からなる保持手段を車両停止時から車
両が発進する瞬間まで作動させるものである。また、コ
ントローラ9は、コンピュータが正常リセットされたか
異常リセットされたかの情報を記憶するための不揮発性
のメモリ(例えば、E2 PROM)を持っている。コン
ピュータ立ち上げのときに前記メモリが記憶している情
報に応じて前記保持手段を作動させる瞬断保護手段は、
コンピュータのソフトウェアで構成されている。
【0011】図3に車両の電源系統を示す。
【0012】図3に示されるように、前記コンピュータ
を搭載したコントローラ9の電源回路31と車両のバッ
テリ(BATT)との間に、キースイッチ32(IGN
ポジション)が挿入されている。このキースイッチ32
と並列に電源保持用リレー33の接点34が設けられて
いる。電源保持用リレー33のコイル35はコントロー
ラが駆動するようになっている。即ち、運転者がキース
イッチ32を投入したときには、このキースイッチ32
を介してコントローラ9に電源が入り、これによってコ
ンピュータが立ち上がると電源保持用リレー33のコイ
ル35が通電される。爾後、キースイッチ32が切られ
ても、コントローラ9の電源は維持され、コンピュータ
がキースイッチ32の切られたことを検出して電源保持
用リレー33のコイル通電を停止することにより、コン
トローラ9の電源が遮断されることになる。
【0013】本発明の制動力保持装置の通常の動作を説
明する。
【0014】保持動作の開始は、次の諸元の論理積で判
定される。
【0015】変速ギアがニュートラルに入っている。
【0016】フットブレーキが踏み込まれている。
【0017】車両が停車している。
【0018】パーキングブレーキが解放されている。
【0019】即ち、ニュートラルスイッチ4がニュート
ラルを検出し、フットブレーキスイッチ3がブレーキペ
ダルの踏み込みを検出し、スピードセンサ7がほぼ車速
ゼロを検出し、しかも、パーキングブレーキスイッチ5
がパーキングブレーキの解放を検出したときのみ、発進
操作が開始されたと見なすことになる。車両が走行して
いるときやパーキンクブレーキを引いて駐車していると
きには、上記論理積は成立しない。
【0020】車両が発進する瞬間は、次の諸元の論理積
で判定される。
【0021】クラッチが半クラッチよりも接続されて
いる。
【0022】変速ギア位置がニュートラルでない。
【0023】即ち、ストロークセンサ1の検出ストロー
ク位置が半クラッチ位置からクラッチ完接位置の間であ
り、ニュートラルスイッチ4がニュートラルでないこと
を検出したときに、車両が発進し始めたと見なすことに
なる。
【0024】なお、制動力保持機能オフスイッチ10、
制動力保持機能リセットスイッチ11、制動力保持機能
アジャストスイッチ12、ドアスイッチ6、油圧スイッ
チ2等の論理が電磁バルブ8の制御を許容しない組み合
わせになっている場合には、前記論理積の成立にかかわ
らず電磁バルブ8は制御されない。また、発進操作が中
断された場合、例えば、パーキングブレーキが引かれた
場合やキースイッチがACC又はOFFポジションに戻
された場合には、電磁バルブ8を非作動にする。
【0025】運転者が車両を停止させるためにブレーキ
ペダルを踏み込むと、コンピュータは、完全停車を認識
した後電磁バルブ8に通電する。ブレーキペダル21が
踏み込まれたことによってブレーキ22にはブレーキ操
作力が印加されるが、ここで電磁バルブ8が作動するた
め、ブレーキ操作力を緩める方向の油流が許容されなく
なり、ブレーキペダル21が解放された後もブレーキ操
作力が保持される。その後、クラッチが接続され始める
と、コンピュータは、車両が発進する瞬間を認識して電
磁バルブ8を非通電にする。電磁バルブ8が非作動とな
るので、ブレーキ操作力を緩める方向の油流が許容さ
れ、運転者は既にブレーキペダル21を解放しているか
ら、ブレーキが解除される。このようにして、円滑な発
進が達成される。運転者は、ブレーキペダルからアクセ
ルペダルへの踏み換えが容易になり、また、坂道発進の
場合、パーキングブレーキ操作が不要になるので、負担
が軽減される。
【0026】次に、発進の途中で電源が瞬断した場合の
不具合動作を説明する。
【0027】バッテリ電圧の瞬時的な低下や電源系の接
続端子の接触不良により瞬断が発生したものとする。瞬
断によりコンピュータが一旦リセットになる。電源が復
帰すると、コンピュータは立ち上がるが、前記論理積が
成立しないため車両停止を認識せず、従って、電磁バル
ブ8が非通電のままとなり、ブレーキ操作力を緩める方
向の油流が許容されるのでブレーキが解除される。この
ため坂道発進においては、車両が後退しそうになること
がある。瞬断が発生したことは運転者が認識できないの
で、このような状況が起きると、運転者は制動力保持機
能に対する不信感を持つことになる。
【0028】本発明にあっては、次のソフトウェア処理
を行う。
【0029】図4(b)に示されるように、キースイッ
チが切断されると、正常終了を意味する終了フラグを立
てる(異常終了を意味する終了フラグを消す)。この終
了フラグは不揮発性のメモリに記憶される。その後、電
源保持用リレー33を停止して、コントローラ9の電源
を遮断する。
【0030】また、図4(a)に示されるように、キー
スイッチ32が投入されると(又は電源が復帰する
と)、コンピュータは、まず、不揮発性のメモリから終
了フラグを読み取り、終了フラグが正常終了を示してい
るかどうか判定する。もし、異常終了であれば電磁バル
ブ8を作動させる。正常終了であれば電磁バルブ8は作
動させない。この処理の後、コンピュータは、異常終了
を意味する終了フラグを立てる(正常終了を意味する終
了フラグを消す)。この終了フラグは不揮発性のメモリ
に記憶される。その後、通常の動作を開始する。
【0031】これにより予期せぬタイミングで電源断と
なっても、不揮発性メモリには、予め異常終了を示す終
了フラグが記憶されているので、この終了フラグが残さ
れることになる。キースイッチが切られた場合に限り、
正常終了を示す終了フラグが記憶される。坂道発進の途
中で電源が瞬断した場合、電源が復帰してコンピュータ
が立ち上がると、異常終了の判定により直ちに電磁バル
ブ8が作動して瞬断前まで印加されていたブレーキ操作
力が引き続き保持される。そして、車両が発進する瞬間
に電磁バルブ8が非作動となりブレーキが解除されるの
で、瞬断がなかったときと同じように円滑な坂道発進が
達成される。
【0032】なお、上記実施形態は、クラッチペダル操
作が行われるマニュアルクラッチ式の車両に本発明を適
用したものであるが、クラッチがコンピュータ制御され
る自動クラッチ式や、自動/マニュアルクラッチの切換
えが可能な車両にも適用できることは勿論である。ま
た、変速ギアの選択についても自動式及びマニュアル式
のいずれにも本発明は適用できる。
【0033】
【発明の効果】本発明は次の如き優れた効果を発揮す
る。
【0034】(1)坂道で停車中に電源が瞬断しても、
電源が復帰すれば瞬断前まで印加されていたブレーキ操
作力が引き続き保持されるので、瞬断がなかったときと
同じように円滑な坂道発進が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す制動力保持装置のブ
ロック回路図である。
【図2】本発明によるブレーキ油圧系の油圧系統図であ
る。
【図3】本発明による車両の電源系統図である。
【図4】本発明の瞬断保護手段が実行する処理の流れ図
であり、(a)はコンピュータ立ち上げ処理、(b)コ
ンピュータ終了処理を示す。
【符号の説明】
1 ストロークセンサ 3 フットブレーキスイッチ 5 パーキングブレーキスイッチ 7 スピードセンサ 8 電磁バルブ 32 キースイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今井 淳一 神奈川県藤沢市土棚8番地 いすゞ自動車 株式会社藤沢工場内 (72)発明者 小林 一彦 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 株式会社トランストロン内 (72)発明者 新井 裕之 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 株式会社トランストロン内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキペダルからブレーキに印加され
    たブレーキ操作力を保持する保持手段と、この保持手段
    を車両停止時から車両が発進する瞬間まで作動させるコ
    ンピュータと、このコンピュータが正常リセットされた
    か異常リセットされたかの情報を記憶する不揮発性のメ
    モリと、コンピュータ立ち上げのときに前記メモリが記
    憶している情報に応じて前記保持手段を作動させる瞬断
    保護手段とを備えたことを特徴とする制動力保持装置。
  2. 【請求項2】 前記瞬断保護手段は、コンピュータ立ち
    上げの後に予め異常リセットの情報を前記メモリに記憶
    させ、キースイッチから前記コンピュータに電源断が指
    令されたときのみ、正常リセットの情報を前記メモリに
    記憶させることを特徴とする請求項1記載の制動力保持
    装置。
JP4839798A 1998-02-27 1998-02-27 制動力保持装置 Pending JPH11245802A (ja)

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JP4839798A JPH11245802A (ja) 1998-02-27 1998-02-27 制動力保持装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019098359A1 (ja) * 2017-11-20 2019-05-23 株式会社不二工機 電動弁制御装置およびそれを備えた電動弁装置
CN116951837A (zh) * 2022-04-14 2023-10-27 盾安汽车热管理科技有限公司 电子膨胀阀的初始化方法、装置和车辆

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2019098359A1 (ja) * 2017-11-20 2019-05-23 株式会社不二工機 電動弁制御装置およびそれを備えた電動弁装置
JPWO2019098359A1 (ja) * 2017-11-20 2020-02-27 株式会社不二工機 電動弁制御装置およびそれを備えた電動弁装置
CN116951837A (zh) * 2022-04-14 2023-10-27 盾安汽车热管理科技有限公司 电子膨胀阀的初始化方法、装置和车辆

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