JPH11246182A - インバータ制御クレーン・ホイストの軽負荷増速装置 - Google Patents
インバータ制御クレーン・ホイストの軽負荷増速装置Info
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- JPH11246182A JPH11246182A JP10052254A JP5225498A JPH11246182A JP H11246182 A JPH11246182 A JP H11246182A JP 10052254 A JP10052254 A JP 10052254A JP 5225498 A JP5225498 A JP 5225498A JP H11246182 A JPH11246182 A JP H11246182A
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Abstract
ることにより運転時間の短縮を図るインバータ制御クレ
ーンホイストの軽負荷増速を安全確実に行なう。 【解決手段】軽負荷増速装置の軽負荷増速判定回路1
が、出力電力検出値5を用いて、電動側で負荷率を推定
して増速可能かを判定し加速レート調整を行ない、か
つ、加速レート逓減レベルを検出して加速レートの逓減
および加速停止を行う電動側増速判定回路2と、回生側
でこれと同じことを行なう回生側増速判定回路3とを備
えることを特徴としている。
Description
の周波数指令を上げて加速することにより運転時間の短
縮を図るインバータ制御クレーン・ホイストの軽負荷増
速装置に関するものである。
横行・走行にインバータを用いる際、作業時間短縮(作
業効率向上)の目的で軽負荷時は定格速度以上での運転
が要求される。これらの例としては、例えば、実用新案
登録公報第2545288号に提案されている「電気ホ
イストのインバータ制御装置」がある。この装置は図1
1に示すように、電気ホイスト100が2台の横行用電
動機102、103(紙面奥)の駆動により横行レール
104を駆動軸を挟んで東西方向に横行し、巻上げ用電
動機107の駆動によって、ワイヤロープ108の巻込
み・繰出しを行ってフック109に掛けた荷物を昇降さ
せるものである。そして無負荷時には無負荷検出器ロー
ドリミッタ111の接点がオンして無負荷を検出し、イ
ンバータ(図示していない)が負荷時の定格周波数60
Hzより高い周波数120Hzを発生して高速駆動を行
い、全体の運転時間を短縮している。一方、特開平8−
231193号公報に開示されている「長揚程インバー
タホイスト」の場合は、図12の構成図に示すように、
無負荷時に無負荷(軽負荷)検出手段203(無負荷検
出リミッタ)が巻上げモータ210の負荷電流を変成器
CTを介して検出し、電流/電圧変換回路AVで変換し
た電圧を無負荷設定値と比較判定回路ALで比較するこ
とによって無負荷を検出したら、タイマーT220を作
動させてリレーR6を励磁し、高速指令信号Hをインバ
ータの変換部201aへ出力して定格周波数60Hzの
1.5倍の90Hzの周波数を発生して、自動・手動に
よる高速巻上げで駆動するものである。そして次に、荷
物の昇降時、検出電流値が無負荷設定値を超えたら、高
速運転を解除し60Hzの低速運転に戻すようにしてい
る。
つの従来例においては、無負荷又は軽負荷をロードリミ
ッタ、あるいは負荷電流と設定電流値の比較によって検
出し、定格周波数数60Hzの1.5倍、又は2倍の9
0Hz、120Hzで高速運転を行うようにしている
が、ロードリミッタを使用する方式では検出精度が低
く、一方の電流検出方式も、電動機のトルクと速度の特
性からモータの許容最大トルクは一定ではなく定格速度
以上では一般的に速度に逆比例、又は速度の2乗に逆比
例して逓減するものであり、こうした特性が考慮されて
いないので不十分な制御であって、モータ能力的に増速
が可能かどうかの正確な判定に基づいた加速運転が行わ
れていないので、依然として重負荷を軽負荷と見誤って
高速運転を行い、失速する危険が無くなっていない。ち
なみに図9に直流機の例を示すと、図9(a)の構成図
のように直流機の場合、電機子電流Iaと界磁電流If
が別々に制御されるため、モータ負荷率に相当する電機
子電流値とその極性、及びモータ回転方向を速度センサ
PGなどで検出すれば、図9(b)のモータ速度、電流
・トルク特性に示すような特性となり、負荷率および力
の方向がわかるので比較的容易に増速可能か?どうかの
判定ができる。これに対して従来例としても示したクレ
ーン・ホイストに主に使用される誘導電動機の場合は、
図10の4象限特性に示すように、電流の実効値(絶対
値)を検出するだけでは、回生も含め加速するにあたり
モータ能力的に増速が可能か?どうか判定することが難
しい。また、ベクトル制御の場合、直流機の界磁電流に
相当する励磁電流と直流機の電機子電流に相当する2次
電流を別々に制御して複雑な演算を行っているが、トル
クモニターの目的で一般的に用いられるトルク指令で
は、負荷率と速度の関数となってしまうために判定が難
しいという問題があった。そこで、本発明はモータの速
度に依存しない簡易な検出値を用いて負荷率を推定する
ことで、省エネルギー制御により安全且つ正確に自動軽
負荷増速運転を実施できるインバータ制御クレーン・ホ
イストの軽負荷増速装置を提供することを目的としてい
る。
め、請求項1記載の発明は、軽負荷時に電動機の周波数
指令を上げて加速することにより運転時間の短縮を図る
インバータ制御クレーン・ホイストの軽負荷増速装置に
おいて、前記軽負荷増速装置が、インバータ回路の出力
電力検出値を用いて、負荷率を推定し、増速可能かを判
定し、加速レート調整を行うことを特徴としている。ま
た、請求項2記載の発明は、請求項1記載のインバータ
制御クレーン・ホイストの軽負荷増速装置において、前
記軽負荷増速装置が、前記出力電力検出値を用いて、電
動側で負荷率を推定して増速可能かを判定し加速レート
調整を行ない、かつ、加速レート逓減レベルを検出して
加速レートの逓減および加速停止を行う電動側増速判定
手段と、前記出力電力検出値を用いて、回生側で負荷率
を推定して増速可能かを判定し加速レート調整を行な
い、かつ、加速レート逓減レベルを検出して加速レート
の逓減および加速停止を行う回生側増速判定手段と、を
有することを特徴としている。さらに、請求項3記載の
発明は、請求項2記載のインバータ制御クレーン・ホイ
ストの軽負荷増速装置において、前記回生側増速手段の
加速レート低減レベルを、前記電動側増速手段の加速レ
ート低減レベルより低くしたこと特徴としている。そし
て、請求項4記載の発明は、軽負荷時に電動機の周波数
指令を上げて加速することにより運転時間の短縮を図る
ものであって電動機の回転速度を検出してベクトル制御
をするインバータ制御クレーン・ホイストの軽負荷増速
装置において、前記軽負荷増速装置が、2次電流指令値
と電動機の回転方向とから負荷率を推定することを特徴
としている。また、請求項5記載の発明は、請求項4記
載のインバータ制御クレーン・ホイストの軽負荷増速装
置において、前記軽負荷増速装置が、2次電流成分の検
出値より負荷率を推定して増速可能かを4象限について
判定し加速レート調整を行う4象限軽負荷増速手段と、
加速レート逓減レベルに達したかを4象限について検出
して加速レートの逓減および加速停止を行うパワーリミ
ット手段と、を有することを特徴としている。さらに、
請求項6記載の発明は、請求項5記載のインバータ制御
クレーン・ホイストの軽負荷増速装置において、前記軽
負荷増速装置が、さらに、電動機の回転数が定格回転数
に達したかを判断して2次電流成分の検出を開始する検
出開始手段を有することを特徴としている。そして、請
求項7記載の発明は、軽負荷時に電動機の周波数指令を
上げて加速することにより運転時間の短縮を図るもので
あって電動機の回転速度を検出してベクトル制御をする
インバータ制御クレーン・ホイストの軽負荷増速装置に
おいて、前記軽負荷増速装置が、トルク指令値と速度検
出値とから出力電力検出値を求め、負荷率を推定するこ
とを特徴としている。さらに、請求項8記載の発明は、
請求項7記載のインバータ制御クレーン・ホイストの軽
負荷増速装置において、前記軽負荷増速装置が、速度検
出値とトルク指令より電力を検出する電力検出手段と、
検出した電力値より電動側および回生側の負荷率を推定
して増速可能かを判定し加速レート調整を行う電動側・
回生側軽負荷増速機能と、電動側および回生側の加速レ
ート逓減レベルを検出して加速レートの逓減および加速
停止を行うパワーリミット機能と、を有することを特徴
としている。上記構成によれば、誘導電動機が図10の
特性図に示すような電動・正転側を例にとると、定格速
度(図中ではモータ速度100の位置)以上で運転され
ると、電力は定出力特性となり、低速域では「モータ負
荷率=モータ電流」だったものが高速域では「モータ負
荷率=電力」となる点に着目して、電力を検出してモー
タ負荷率を推定し、定格速度以上で運転可能か?どうか
を判定して、軽負荷増速手段とパワーリミット手段の両
機能により、複雑な演算なしにモータ過負荷を回避し、
軽負荷時の増速運転を可能にするものである。具体的な
適用例としては、V/f制御インバータや、速度センサ
を使用しない、いわゆるセンサレス・ベクトル制御イン
バータ、さらに速度センサを使用するインバータでは次
のように行っている。 V/f制御の場合は、トルク補償回路の電力検出回
路で負荷率を推定することにより増速可能かの判定を行
い、パワーリミットを実行することができる。 速度センサレス・ベクトル制御の場合は、モータ速
度推定オブザーバの電力検出回路の出力をモニターし
て、負荷率を推定することにより増速可能かの判定を行
い、パワーリミットを実行することができる。 速度センサ出力よりすべり周波数を演算してトルク
制御を行うベクトル制御のインバータでは、電力の代わ
りに2次電流をモニターして負荷率を推定することによ
り増速可能かの判定を行い、パワーリミットを実行でき
る。 あるいは、速度センサを使用するヘクトル制御のイ
ンバータでは、速度検出とトルク指令より電力を演算検
出して負荷率を推定し、増速可能かの判定を行って、パ
ワーリミットを実行できる。
について図を参照して説明する。図1は本発明の第1の
実施の形態に係るインバータ制御クレーン・ホイストの
軽負荷増速装置の構成図である。図2は図1に示す電動
側増速判定回路のブロック図である。図3は図2に示す
加速レートの説明図である。図1は速度センサ(PG)
を持たないV/f制御の構成例が示されている。図示し
ない直流電源間に並列接続された平滑用コンデンサ9と
変換部10で構成する電圧制御インバータによりモータ
IM11が駆動される。V/f制御段は、速度(周波
数)指令を入力してゆるやかに始動加速する指令を出力
するソフトスタータ6と、このソフトスタータ6の出力
指令周波数に比例した電圧を発生するV/fパターン回
路7と、このV/fパターン回路7からのインバータ出
力電圧とCT12により検出されるインバータ出力電流
とを乗算して出力電力を求める乗算演算回路8と、を有
している。求められた出力電力検出値5は図示していな
いインバータ内蔵回路でトルク補償やベクトル制御に用
いられる。このソフトスタータ6へ加速レート等を出力
するのが、本発明の軽負荷増速判定回路1である。この
軽負荷増速判定回路1は電動側増速判定回路2と回生側
増速判定回路3と出力回路4とを有している。電動側増
速判定回路2は、出力電力検出値5より電動側の負荷率
を求め増速判定を行ない負荷増速の機能と、パワーリミ
ットを実行するパワーリミットの機能を併せ持つもので
ある。この電動側増速判定回路2等は具体的にはインバ
ータ装置中のアプリケーションソフトで実現することが
できる。同じく回生側増速判定回路3は、回生側で増速
が可能かの判定を行う軽負荷増速の機能と、パワーリミ
ット手段の機能を併せ持つものである。ーーた、出力回
路4は、電動側の加速レートと回生側の加速レートを制
御部へ送出するものである。図2は図1のこの電動側増
速判定回路2の具体例であり、パワーリミット加速有効
周波数入力信号20と、パワーリミットの有効無効を選
択するパワーリミット加速選択信号とをAND回路21
でANDをとり、AND回路21の出力で電力検出値5
をスイッチするスイッチ22と、増速判定用のテーブル
(ビットマップ)を用いて増速判定を行う増速判定回路
23と、パワーリミットタイマー24、タイマースイッ
チ25と、判定結果をソフトスタータへ出力する出力回
路26と、警告回路27とで構成している。なお、図1
の回生側増速判定回路3については図示しないが、これ
と同様な構成を持っている。図3は増速判定を行う図2
の増速判定回路23が制御する加速レートの説明図であ
り、縦軸が加速レート(%)、横軸が電力検出値(%)
である。第1象限は電動側で加速レートの逓減を開始さ
せる加速レート逓減レベルは80%、加速を停止するホ
ールドレベルを100%としている。また、第2象限は
回生側を表し、回生側の加速レート逓減レベルは60
%、ホールドレベルは80%となっている。
ようなV/f制御の誘導電動機11の場合は、図10に
示した4象限特性のように、低速域では「モータ負荷率
=電流」だったものが、モータが定格速度100以上で
運転されると定出力特性となり高速域では「モータ負荷
率=電力」となることを利用して、電力を検出して負荷
率を推定するものである。V/f制御のインバータでは
単に電動機11に与える電圧と周波数をV/fパターン
7に従って供給するだけで、簡単に可変速運転が可能で
あり、1台のインバータで複数のモータを駆動できる等
の簡便さがあるが、低周波数領域での電動機トルクの低
下を補償するためにトルク補償回路(トルクブースト)
を用いる必要がある。トルク補償回路にはモータ電力の
検出回路を備えているので、電力検出値5として利用し
て電動側増速判定回路2により電力を検出する。検出さ
れた電力検出値は図2に示すように、パワーリミット加
速有効周波数20とパワーリミット加速選択信号とのA
ND回路21の出力がON時にスイッチ22がONして
増速判定回路23に取り入れられる。パワーリミット加
速有効周波数は、使用される加速有効周波数が有効とし
て、すなわちパワーリミット加速選択は有効と設定して
軽負荷増速判定回路1の動作をONするものである。
(この加速選択の有効・無効の選択設定は省いて常時有
効としてもよい)。本発明の軽負荷増速判定回路1の機
能は、定格速度以上で加速運転可能か否かの判定を行う
ことが主であるから、電動側の増速判定回路23は電力
検出値5から定格速度(例えば図10の100)を検出
して、定格速度以降でなおかつ検出電力値が小さく負荷
率が軽負荷の場合は、加速可能と判定して信号出力回路
26へ信号を送出する。出力回路26は加速時にソフト
スタータ6の1スキャン当たりの加算周波数ΔFacc
づつ滑らかに加速するようにソフトスタータ6へ要求す
る。ちなみにソフトスタータ6の周波数分解能は、例え
ば、最高出力周波数を300Hz、分解能を1/100
00とすれば1ステップは0.03Hz程度等となる。
こうして加速レートを調整しながら速度(周波数)指令
を上げて加速を続け、電力検出値5のモニターも続け
る。この間、軽負荷増速判定回路1からは加速レート調
整中の信号を外部へ出力しているので、オペレータはモ
ータ能力一杯で加速していることをモニタできる。次
に、電力検出値が増速判定回路23の(A)点、又は図
3の電力検出値80%の点として示す、予め設定された
電動パワーリミット開始レベル又は加速レート逓減レベ
ルに達したらパワーリミットタイマー24をスタートさ
せてパワーリミット処理に入る。パワーリミットタイマ
ー24はパワーリミット中の検出で、過渡的な軽負荷に
よる再加速を禁止するためにセットされる。タイマー時
間は、例えば、10sec、初期値が1secといった
程度である。この間に加速レートを図3に示すように逓
減させ、それでも電力検出値が減少しない場合は、例え
ば、予め決められた図3では電力検出値100%に達し
た点をホールド・レベル(図2では判定回路23のB
点)として、加速を停止して失速を防止するようにして
いる。ここまでは主に電動側の動作を図2の増速判定回
路23により説明したが、回生動作も図示していない同
様の回路で行われる。図3の回生領域に示すように、加
速レートを調整して、電力検出値が、例えば、60%の
時点を加速レート逓減レベルとして、電力検出値が80
%の点をホールド・レベルに設定して、電動側と同様パ
ワーリミットが実施される。ここで回生側の設定レベル
を、60%〜80%として電動側の設定値80%〜10
0%より低くしているのは、回生動作の場合に加速トル
ク分(電動側)が回生トルク分を打消す方向に動作する
ため、加速中に軽負荷と感違いして増速するのを防止す
る目的で、回生側の設定値を加速トルク分だけ低いレベ
ルに設定している。次に、回路の安全保護機構として
は、電力検出値がオーバーロード(過負荷)等の異常値
の場合は、加速レート調整を中止して警告回路27より
警告信号を出力して、保持ブレーキ作動等の処理を行
う。また、加速レート調整中の状態が長時間続いた場合
には、外部より速度指令そのものを逓減させたり、非常
停止させることもできる。また、パワーリミットの状態
がパワーリミットタイマ時間以上続いた場合は、以後強
制的に加速を停止させる処理を行うとよい。
が、PG無しベクトル制御の場合もこの考え方を用いる
ことができる。すなわち、オブザーバ等の電力検出回路
より電力検出を行なえば、図1、図2に示した増速判定
回路を用いて、V/f制御と同様に加速レート調整によ
る軽負荷増速、およびパワーリミットを実施することが
できる。このように、第1の実施の形態によれば、簡単
な回路でパワーリミットや、軽負荷増速がV/f制御で
もPG無しベクトル制御でも可能であり、負荷チェック
の為に一旦中止する必要も無く過負荷(オーバーロー
ド)検出によって安全対策も可能になる。
図を参照して説明する。図4は本発明の第2の実施の形
態に係るインバータ制御クレーン・ホイストの軽負荷増
速装置の構成図である。図5は図4に示す加速レートの
説明図である。図4にはPG付きベクトル制御の回路例
が示されており、軽負荷増速判定回路40は、4象限増
速判定回路41と2次電流検出用スイッチ42とで構成
されている。4象限増速判定回路41は、正転/逆転
(回転方向)検出値と2次電流指令値とを入力される
と、電動側か回生側か正転か逆転かで決まる4象限の処
理を1ブロックに纏めた軽負荷増速の機能と加速レート
逓減等を行うパワーリミットの機能とを併せ持ってい
る。2次電流検出用スイッチ42は回転数が定格回転数
以上になると初めてONとなるものである。つぎに動作
について説明する。ソフトスタータ43を介してなされ
た速度指令と誘導電動機に直結したパルスジェネレータ
PGにより検出した速度を比較回路44で比較してその
差を増幅回路46で増幅した2次電流指令48と、励磁
電流回路45の励磁電流指令よりトルク指令47を出力
し、すべり周波数を積分してベクトル演算器49より3
相基準電流を出力してモータの電流制御を行う。この場
合は、負荷率の推定に速度関数のトルク指令ではなく、
直流機の電機子電流に相当する2次電流指令48を使用
し、モータの回転方向と組合わせて判定を行うもので、
定格速度以上で判定するものである。従って、回転数が
定格回転数以上になると検出スイッチ42がONして検
出が開始される。判定は4象限増速判定回路41で2次
電流検出値が小さければ負荷率が低いと判定されて加速
レートの調整が許可され、図5に示すように電動側、回
生側、正転、逆転、の4象限について加速レート逓減レ
ベル=±60%、ホールド=±80%、加速レート逓減
レベル=±80%、ホールド=±100%、といった設
定に基づいて前実施の形態と同様なパワーリミットが行
われる。また、1ブロックに纏めた構成中、正転時、逆
転時、回生時などの個々の増速判定回路自体は図2に示
した構成と同一であり、パワーリミットの動作等も前実
施の形態と同一なので重複する説明は省略する。
図を参照して説明する。図6は本発明の第3の実施の形
態に係るインバータ制御クレーン・ホイストの軽負荷増
速装置の構成図である。図7は図6に示す加速レートの
説明図である。図6はPG付きのベクトル制御であっ
て、かつ、電力検出方式を用いた例である。モータ制御
部の構成は図4の第2の実施の形態と同一である。ま
た、軽負荷増速判定回路50は2次電流ではなく、トル
ク指令と速度検出から検出回路51で電力を演算検出
し、電動側と回生側双方を収容する構成とした増速判定
回路52で判定を行って、パワーリミットを実施してい
る。従って、モータ制御部の動作は図4の第2の実施の
形態と同一であり、軽負荷増速判定回路50については
電動側、回生側を1ブロックに収容した電動側・回生側
増速判定回路52の構成が異なるだけで、電力検出値に
よる動作自体は第1の実施の形態の図1に示した軽負荷
増速判定回路1の場合と同一なので、重複する説明は省
略する。以上説明した本発明の実際の適用例を、図8
(a)に、速度指令200%、電力100%で制限した
正転・電動時の加速特性例として、軽負荷時、加速トル
ク75%、負荷トルク50%以下の場合を示す。これは
負荷は軽いが加速トルクが大きい場合であり、電力値は
100%でリミットされた状態で、モータは能力一杯に
Faccステップによりゆるやかに加速される様子を示
している。逆に、図8(b)は、負荷トルクが100%
と大きく、負荷そのものが重い場合であり、モータ速度
は途中約80%の時点で加速を中止し、モータの失速
(過負荷)を防止している。このように、本発明によれ
ば、軽負荷時は正確な判定によりモータ能力内で一杯に
加速し、負荷が重い場合は正確に判定して加速を中止す
るので、重負荷を軽負荷と見誤って加速してしまい失速
するような危険は防止できる。
モータ電流値やモータトルク指令等を用いた複雑な演算
に依らずに、電力検出等の簡単な回路でV/f制御でも
ベクトル制御でもパワーリミットおよび確実な軽負荷増
速が可能になるという効果がある。また、加速レートを
徐々にゆるやかに設定し、負荷チェックで一旦停止する
必要もないので、ギクシャクした動きとタイムラグをな
くせる効果もある。
御クレーン・ホイストの軽負荷増速装置の構成図であ
る。
ある。
御クレーン・ホイストの軽負荷増速装置の構成図であ
る。
御クレーン・ホイストの軽負荷増速装置の構成図であ
る。
軽負荷増速装置の加速特性例を示す図である。
る。
正面図である。
ある。
Claims (8)
- 【請求項1】 軽負荷時に電動機の周波数指令を上げて
加速することにより運転時間の短縮を図るインバータ制
御クレーン・ホイストの軽負荷増速装置において、 前記軽負荷増速装置が、インバータ回路の出力電力検出
値を用いて、負荷率を推定し、増速可能かを判定し、加
速レート調整を行うことを特徴とするインバータ制御ク
レーン・ホイストの軽負荷増速装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のインバータ制御クレーン
・ホイストの軽負荷増速装置において、 前記軽負荷増速装置が、 前記出力電力検出値を用いて、電動側で負荷率を推定し
て増速可能かを判定し加速レート調整を行ない、かつ、
加速レート逓減レベルを検出して加速レートの逓減およ
び加速停止を行う電動側増速判定手段と、 前記出力電力検出値を用いて、回生側で負荷率を推定し
て増速可能かを判定し加速レート調整を行ない、かつ、
加速レート逓減レベルを検出して加速レートの逓減およ
び加速停止を行う回生側増速判定手段と、を有すること
を特徴とするインバータ制御クレーン・ホイストの軽負
荷増速装置。 - 【請求項3】 請求項2記載のインバータ制御クレーン
・ホイストの軽負荷増速装置において、 前記回生側増速判定手段の加速レート低減レベルを、前
記電動側増速判定手段の加速レート低減レベルより低く
したこと特徴とするインバータ制御クレーン・ホイスト
の軽負荷増速装置。 - 【請求項4】 軽負荷時に電動機の周波数指令を上げて
加速することにより運転時間の短縮を図るものであって
電動機の回転速度を検出してベクトル制御をするインバ
ータ制御クレーン・ホイストの軽負荷増速装置におい
て、 前記軽負荷増速装置が、2次電流指令値と電動機の回転
方向とから負荷率を推定することを特徴とするインバー
タ制御クレーン・ホイストの軽負荷増速装置。 - 【請求項5】 請求項4記載のインバータ制御クレーン
・ホイストの軽負荷増速装置において、 前記軽負荷増速装置が、2次電流成分の検出値より負荷
率を推定して増速可能かを4象限について判定し加速レ
ート調整を行う4象限軽負荷増速手段と、 加速レート逓減レベルに達したかを4象限について検出
して加速レートの逓減および加速停止を行うパワーリミ
ット手段と、を有することを特徴とするインバータ制御
クレーン・ホイストの軽負荷増速装置。 - 【請求項6】 請求項5記載のインバータ制御クレーン
・ホイストの軽負荷増速装置において、 前記軽負荷増速装置が、さらに、電動機の回転数が定格
回転数に達したかを判断して2次電流成分の検出を開始
する検出開始手段を有することを特徴とするインバータ
制御クレーン・ホイストの軽負荷増速装置。 - 【請求項7】 軽負荷時に電動機の周波数指令を上げて
加速することにより運転時間の短縮を図るものであって
電動機の回転速度を検出してベクトル制御をするインバ
ータ制御クレーン・ホイストの軽負荷増速装置におい
て、 前記軽負荷増速装置が、トルク指令値と速度検出値とか
ら出力電力検出値を求め、負荷率を推定することを特徴
とするインバータ制御クレーン・ホイストの軽負荷増速
装置。 - 【請求項8】 請求項7記載のインバータ制御クレーン
・ホイストの軽負荷増速装置において、 前記軽負荷増速装置が、速度検出値とトルク指令より電
力を検出する電力検出手段と、検出した電力値より電動
側および回生側の負荷率を推定して増速可能かを判定し
加速レート調整を行う電動側・回生側軽負荷増速機能
と、電動側および回生側の加速レート逓減レベルを検出
して加速レートの逓減および加速停止を行うパワーリミ
ット機能と、を有することを特徴とするインバータ制御
クレーン・ホイストの軽負荷増速装置。
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