JPH11247026A - 耐光性に優れた制電性共重合ポリエステル、それを用いた制電性複合繊維およびその製造方法 - Google Patents
耐光性に優れた制電性共重合ポリエステル、それを用いた制電性複合繊維およびその製造方法Info
- Publication number
- JPH11247026A JPH11247026A JP4936198A JP4936198A JPH11247026A JP H11247026 A JPH11247026 A JP H11247026A JP 4936198 A JP4936198 A JP 4936198A JP 4936198 A JP4936198 A JP 4936198A JP H11247026 A JPH11247026 A JP H11247026A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antistatic
- fiber
- light resistance
- polyester
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
- Chemical Treatment Of Fibers During Manufacturing Processes (AREA)
- Multicomponent Fibers (AREA)
- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】耐光性と制電性を高度に満足させうる共重合ポ
リエステルを用いることにより、商品価値の高い耐光性
に優れた制電性複合繊維を提供することができる。 【解決手段】親水性化合物(A)とアルカリ金属塩また
はアルカリ土類金属塩(B)を含有する共重合ポリエス
テルに対し、耐光剤としてベンゾトリアゾール系、ベン
ゾフェノン系、シアノアクリレート系、およびサリシレ
ート系の中より選ばれる少なくとも1種以上の化合物を
0.01〜20重量%含有することを特徴とする耐光性
に優れた制電性共重合ポリエステル。
リエステルを用いることにより、商品価値の高い耐光性
に優れた制電性複合繊維を提供することができる。 【解決手段】親水性化合物(A)とアルカリ金属塩また
はアルカリ土類金属塩(B)を含有する共重合ポリエス
テルに対し、耐光剤としてベンゾトリアゾール系、ベン
ゾフェノン系、シアノアクリレート系、およびサリシレ
ート系の中より選ばれる少なくとも1種以上の化合物を
0.01〜20重量%含有することを特徴とする耐光性
に優れた制電性共重合ポリエステル。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は優れた耐光性を有す
る制電性共重合ポリエステルおよびそれを用いた熱可塑
性合成繊維に関するものであり、更に詳しくはインナ
ー、中衣、スポーツ衣料などの衣料用素材に特に好適に
使用することができるものである。
る制電性共重合ポリエステルおよびそれを用いた熱可塑
性合成繊維に関するものであり、更に詳しくはインナ
ー、中衣、スポーツ衣料などの衣料用素材に特に好適に
使用することができるものである。
【0002】
【従来の技術】ポリエステルやポリアミドに代表される
熱可塑性合成繊維は機械的強度、耐薬品性、耐熱性など
に優れるため、衣料用途や産業用途などを主体に広く使
用されている。しかしながら、これらの合成繊維は極め
て制電性が低いため、インナー、中衣、スポーツ衣料な
どのように直接的に肌に触れて、あるいは肌側に近い状
態で着用される分野に使用する場合には、静電気を生じ
やすく、衣料用途への進出は限定されているのが実情で
ある。
熱可塑性合成繊維は機械的強度、耐薬品性、耐熱性など
に優れるため、衣料用途や産業用途などを主体に広く使
用されている。しかしながら、これらの合成繊維は極め
て制電性が低いため、インナー、中衣、スポーツ衣料な
どのように直接的に肌に触れて、あるいは肌側に近い状
態で着用される分野に使用する場合には、静電気を生じ
やすく、衣料用途への進出は限定されているのが実情で
ある。
【0003】従来よりこの問題を解決するために繊維の
帯電性を低減もしくは、実質的に防止するために繊維の
表面に帯電防止剤を塗布する方法や繊維に練り込む方法
などが提案されている。しかしながらこれらの方法で
は、制電性の効果が経時的に変化するという問題があ
る。
帯電性を低減もしくは、実質的に防止するために繊維の
表面に帯電防止剤を塗布する方法や繊維に練り込む方法
などが提案されている。しかしながらこれらの方法で
は、制電性の効果が経時的に変化するという問題があ
る。
【0004】この欠点を解消するため、特開昭53−1
11116号公報には特定のポリエーテルエステルを芯
成分とした芯鞘型の制電性複合繊維が提案されている。
しかし、ポリアルキレングリコールを単独共重合したポ
リエステルを芯成分として用いているため、繊維物性
(強伸度特性)が経時的に変化するという問題がある。
また該ポリエーテルエステルの着色は激しく、得られる
最終製品の品位が損なわれるといった問題点もある。
11116号公報には特定のポリエーテルエステルを芯
成分とした芯鞘型の制電性複合繊維が提案されている。
しかし、ポリアルキレングリコールを単独共重合したポ
リエステルを芯成分として用いているため、繊維物性
(強伸度特性)が経時的に変化するという問題がある。
また該ポリエーテルエステルの着色は激しく、得られる
最終製品の品位が損なわれるといった問題点もある。
【0005】また、特開昭62−267352号公報に
は特定のポリアルキレングリコールを50〜70重量%
配合してなるポリエステル組成物が開示されている。こ
の組成物からなる繊維は吸湿性を奏するものであるが、
繊維物性(強伸度)が低く、また耐水性および染色堅牢
性に劣るため衣料用および産業用での使用は困難であ
る。
は特定のポリアルキレングリコールを50〜70重量%
配合してなるポリエステル組成物が開示されている。こ
の組成物からなる繊維は吸湿性を奏するものであるが、
繊維物性(強伸度)が低く、また耐水性および染色堅牢
性に劣るため衣料用および産業用での使用は困難であ
る。
【0006】また、特開昭54−120730号公報に
はポリエステルと実質的に非反応性のポリオキシアルキ
レングリコールを混合したポリエステルを芯成分とした
芯鞘型の制電性複合繊維が提案されている。該芯鞘複合
繊維の芯成分中のポリオキシアルキレングリコールの混
合量は少なく、十分な制電効果を得ることは困難であ
る。
はポリエステルと実質的に非反応性のポリオキシアルキ
レングリコールを混合したポリエステルを芯成分とした
芯鞘型の制電性複合繊維が提案されている。該芯鞘複合
繊維の芯成分中のポリオキシアルキレングリコールの混
合量は少なく、十分な制電効果を得ることは困難であ
る。
【0007】本願発明者は、特開平9−302080号
公報で親水性化合物とアルカリ金属塩またはアルカリ土
類金属塩を含有する制電性に優れた共重合ポリエステル
ならびに該共重合ポリエステルを用いた制電性に優れた
繊維を開発するに至った。しかしながら、該発明の共重
合ポリエステルは、親水性化合物を多量に共重合してい
るため、これを用いた繊維に於いては、通常のPET繊
維と比較して耐光性が低下しやすいことが判明した。特
開平9−256224号公報には鞘成分に紫外線遮蔽粒
子を含有させ耐光性を向上させる技術について開示され
ているが、耐光性について満足のいくレベルの効果が見
られないことが判った。以上のことを鑑み、鋭意検討し
た結果、特定の耐光剤を用いることで耐光性と制電性の
両者を高度に満足できることが判り、本発明に至った。
公報で親水性化合物とアルカリ金属塩またはアルカリ土
類金属塩を含有する制電性に優れた共重合ポリエステル
ならびに該共重合ポリエステルを用いた制電性に優れた
繊維を開発するに至った。しかしながら、該発明の共重
合ポリエステルは、親水性化合物を多量に共重合してい
るため、これを用いた繊維に於いては、通常のPET繊
維と比較して耐光性が低下しやすいことが判明した。特
開平9−256224号公報には鞘成分に紫外線遮蔽粒
子を含有させ耐光性を向上させる技術について開示され
ているが、耐光性について満足のいくレベルの効果が見
られないことが判った。以上のことを鑑み、鋭意検討し
た結果、特定の耐光剤を用いることで耐光性と制電性の
両者を高度に満足できることが判り、本発明に至った。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
従来技術の問題点を克服し、耐光性と制電性の両者を高
度に満足させうる共重合ポリエステルを用いることによ
り、商品価値の高い耐光性に優れた制電性複合繊維を提
供することにある。
従来技術の問題点を克服し、耐光性と制電性の両者を高
度に満足させうる共重合ポリエステルを用いることによ
り、商品価値の高い耐光性に優れた制電性複合繊維を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記した本発明の目的
は、親水性化合物(A)とアルカリ金属塩またはアルカ
リ土類金属塩(B)を含有する共重合ポリエステルに対
し、耐光剤としてベンゾトリアゾール系、ベンゾフェノ
ン系、シアノアクリレート系、サリチル酸系、およびサ
リシレート系の中より選ばれる少なくとも1種以上の化
合物を0.01〜20重量%含有することを特徴とする
耐光性に優れた制電性共重合ポリエステルおよびそれか
らなる複合繊維によって達成することができる。
は、親水性化合物(A)とアルカリ金属塩またはアルカ
リ土類金属塩(B)を含有する共重合ポリエステルに対
し、耐光剤としてベンゾトリアゾール系、ベンゾフェノ
ン系、シアノアクリレート系、サリチル酸系、およびサ
リシレート系の中より選ばれる少なくとも1種以上の化
合物を0.01〜20重量%含有することを特徴とする
耐光性に優れた制電性共重合ポリエステルおよびそれか
らなる複合繊維によって達成することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】共重合ポリエステルは本発明の第
一の目的である繊維に制電性を付与する成分であり、ベ
ースとなる繊維形成性重合体よりも高い制電性を有する
ことが必須である。
一の目的である繊維に制電性を付与する成分であり、ベ
ースとなる繊維形成性重合体よりも高い制電性を有する
ことが必須である。
【0011】共重合ポリエステルの酸成分としては、テ
レフタル酸、イソフタル酸、ナフタレン−2、6−ジカ
ルボン酸等の芳香族ジカルボン酸、アジピン酸、セバシ
ン酸等の脂肪族ジカルボン酸等があげられる。特に好ま
しいのはテレフタル酸である。また、グリコール成分と
してエチレングリコール、プロピレングリコール、テト
ラメチレングリコール、ジエチレングリコール、ネオペ
ンチルグリコール等があげられる。特に好ましいのはエ
チレングリコールである。
レフタル酸、イソフタル酸、ナフタレン−2、6−ジカ
ルボン酸等の芳香族ジカルボン酸、アジピン酸、セバシ
ン酸等の脂肪族ジカルボン酸等があげられる。特に好ま
しいのはテレフタル酸である。また、グリコール成分と
してエチレングリコール、プロピレングリコール、テト
ラメチレングリコール、ジエチレングリコール、ネオペ
ンチルグリコール等があげられる。特に好ましいのはエ
チレングリコールである。
【0012】また、本発明効果を損なわない範囲でトリ
メリット酸、ピロメリット酸等の多官能カルボン酸、グ
リセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリストー
ル如きポリオールを用いても良い。
メリット酸、ピロメリット酸等の多官能カルボン酸、グ
リセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリストー
ル如きポリオールを用いても良い。
【0013】共重合ポリエステルに制電性を付与するた
めには親水性化合物(A)を共重合すること、アルカリ
金属塩またはアルカリ土類金属塩(B)を配合させるこ
とは必須である。
めには親水性化合物(A)を共重合すること、アルカリ
金属塩またはアルカリ土類金属塩(B)を配合させるこ
とは必須である。
【0014】共重合ポリエステル中の親水性化合物
(A)の共重合量は、制電性および製糸性の観点から、
40〜99重量%が好ましい。さらに好ましくは50〜
95重量%、特に好ましくは55〜90重量%である。
(A)の共重合量は、制電性および製糸性の観点から、
40〜99重量%が好ましい。さらに好ましくは50〜
95重量%、特に好ましくは55〜90重量%である。
【0015】さらに、親水性化合物(A)の分子量はポ
リエステルとの相溶性およびポリエステル中の分散性の
点で600〜20000が好ましく、さらに好ましくは
1500〜10000であり、特に好ましくは2000
〜9000である。
リエステルとの相溶性およびポリエステル中の分散性の
点で600〜20000が好ましく、さらに好ましくは
1500〜10000であり、特に好ましくは2000
〜9000である。
【0016】親水性化合物(A)としてはエステル形成
性基を1個以上含有する化合物であれば特に限定はしな
いが、代表的な化合物としてポリオキシアルキレン化合
物、ポリオキサゾリン類、ポリアクリルアミドとその誘
導体、ポリスルホエチルメタクリレート、ポリ(メタ)
アクリル酸およびその塩、ポリヒドロキシエチル(メ
タ)アクリレート、ポリビニルアルコール、およびポリ
ビニルピロリドンなどがあげられる。その中でもポリオ
キシアルキレン化合物が好ましい。ポリオキシアルキレ
ン化合物としてポリオキシエチレン化合物、ポリオキシ
プロピレン化合物、ポリオキシテトラメチレン化合物等
があり、その中でもポリオキシエチレン化合物が好まし
く、特にポリエチレングリコールが好ましい。ポリエチ
レングリコールの中でも結晶化抑制因子成分を含むポリ
エチレングリコールが特に好ましい。ここで、結晶性抑
制因子成分とは分子鎖中あるいは末端に存在し、ポリエ
チレングリコールの繰り返し単位の対称性を乱すような
有機残基をいう。結晶化抑制とは示差走査熱分析(DS
C、昇温条件16℃/分)によって求めた融点が同じ分
子量のポリエチレングリコールの融点より低くなること
をいう。具体的な化合物としては下記一般式(1)
性基を1個以上含有する化合物であれば特に限定はしな
いが、代表的な化合物としてポリオキシアルキレン化合
物、ポリオキサゾリン類、ポリアクリルアミドとその誘
導体、ポリスルホエチルメタクリレート、ポリ(メタ)
アクリル酸およびその塩、ポリヒドロキシエチル(メ
タ)アクリレート、ポリビニルアルコール、およびポリ
ビニルピロリドンなどがあげられる。その中でもポリオ
キシアルキレン化合物が好ましい。ポリオキシアルキレ
ン化合物としてポリオキシエチレン化合物、ポリオキシ
プロピレン化合物、ポリオキシテトラメチレン化合物等
があり、その中でもポリオキシエチレン化合物が好まし
く、特にポリエチレングリコールが好ましい。ポリエチ
レングリコールの中でも結晶化抑制因子成分を含むポリ
エチレングリコールが特に好ましい。ここで、結晶性抑
制因子成分とは分子鎖中あるいは末端に存在し、ポリエ
チレングリコールの繰り返し単位の対称性を乱すような
有機残基をいう。結晶化抑制とは示差走査熱分析(DS
C、昇温条件16℃/分)によって求めた融点が同じ分
子量のポリエチレングリコールの融点より低くなること
をいう。具体的な化合物としては下記一般式(1)
【化1】 (式中Xは−CR1 R2 −(R1 およびR2 は水素また
は炭素数1〜10のアルキル基を示す)、−SO2 −、
−O−、−S−、−C(O)−等であり、10≦n+m
≦450の整数を示す)で表されるポリエチレングリコ
ールの誘導体をあげることができ、ビスフェノールAや
ビスフェノールS等にエチレンオキサイド(EO)を付
加させた化合物が特に好ましい。
は炭素数1〜10のアルキル基を示す)、−SO2 −、
−O−、−S−、−C(O)−等であり、10≦n+m
≦450の整数を示す)で表されるポリエチレングリコ
ールの誘導体をあげることができ、ビスフェノールAや
ビスフェノールS等にエチレンオキサイド(EO)を付
加させた化合物が特に好ましい。
【0017】これらの化合物は大部分ポリエステル中に
共重合されている必要があるが、一部についてはポリマ
中に分散した状態で存在していてもよい。
共重合されている必要があるが、一部についてはポリマ
中に分散した状態で存在していてもよい。
【0018】共重合ポリエステルに配合するアルカリ金
属塩またはアルカリ土類金属塩(B)としては、特に限
定はしないがCH3COOLi、CH3COONa、C6
H5COOLi、C6H5COONa、CF3SO3Li、
LiPF6、LiClO4、LiI、LiBF4、CF3C
OOLi、LiSCN、NaI、CF3SO3Na、Na
ClO4、NaBF4、NaAsF6、CF3SO3K、K
SCN、KPF6、KClO4、KBF4、KAsF6、C
aF2、CaCl2OO、MgBr2 、MgCl2などの
化合物が挙げられる。さらに好ましくは、アルカリ金属
塩、特に好ましくは、共重合ポリエステルへの分散性と
いう点でNaおよび/またはLi塩である。また、5−
ナトリウムスルホイソフタル酸のように共重合ポリエス
テルの主鎖中に共重合されていてもよい。これらは、1
種または2種以上を混合してもよい。
属塩またはアルカリ土類金属塩(B)としては、特に限
定はしないがCH3COOLi、CH3COONa、C6
H5COOLi、C6H5COONa、CF3SO3Li、
LiPF6、LiClO4、LiI、LiBF4、CF3C
OOLi、LiSCN、NaI、CF3SO3Na、Na
ClO4、NaBF4、NaAsF6、CF3SO3K、K
SCN、KPF6、KClO4、KBF4、KAsF6、C
aF2、CaCl2OO、MgBr2 、MgCl2などの
化合物が挙げられる。さらに好ましくは、アルカリ金属
塩、特に好ましくは、共重合ポリエステルへの分散性と
いう点でNaおよび/またはLi塩である。また、5−
ナトリウムスルホイソフタル酸のように共重合ポリエス
テルの主鎖中に共重合されていてもよい。これらは、1
種または2種以上を混合してもよい。
【0019】共重合ポリエステル中のアルカリ金属塩ま
たはアルカリ土類金属塩(B)の割合は全ポリマに対し
て0.001〜20重量%が好ましく、さらに好ましく
は0.005〜10重量%、特に好ましくは0.01〜
5重量%である。該範囲とすることにより、制電性を高
度に保持することができるので好ましい。
たはアルカリ土類金属塩(B)の割合は全ポリマに対し
て0.001〜20重量%が好ましく、さらに好ましく
は0.005〜10重量%、特に好ましくは0.01〜
5重量%である。該範囲とすることにより、制電性を高
度に保持することができるので好ましい。
【0020】本発明に於いて、複合繊維中に耐光剤を含
有させることが必須条件である。耐光剤としてはベンゾ
トリアゾール系、ベンゾフェノン系、シアノアクリレー
ト系、およびサリシレート系の中から選ばれる少なくと
も1種以上の化合物を用いることがよいが2種以上を併
用してももちろんよい。
有させることが必須条件である。耐光剤としてはベンゾ
トリアゾール系、ベンゾフェノン系、シアノアクリレー
ト系、およびサリシレート系の中から選ばれる少なくと
も1種以上の化合物を用いることがよいが2種以上を併
用してももちろんよい。
【0021】具体的にベンゾトリアゾール系化合物とし
ては、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニ
ル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−
5’−tert−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2
−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ・tert−ブチル
フェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキ
シ−tert−ブチル−5’−メチルフェニル)−5−クロ
ロベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−
3’,5’−ジ・tert−ブチルフェニル)−5−クロロ
ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,
5’−ジ・tert−アミルフェニル)ベンゾトリアゾー
ル、 2−{2’−ヒドロキシ−3’−(3”,4”,
5”,6”−テトラヒドロフタルイミドメチル)−5’
−メチルフェニル}ベンゾトリアゾール、および2,2
−メチレンビス{4−(1,1,3,3−テトラメチル
ブチル)−6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イ
ル)フェノール}がある。
ては、2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニ
ル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−
5’−tert−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2
−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ・tert−ブチル
フェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキ
シ−tert−ブチル−5’−メチルフェニル)−5−クロ
ロベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−
3’,5’−ジ・tert−ブチルフェニル)−5−クロロ
ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,
5’−ジ・tert−アミルフェニル)ベンゾトリアゾー
ル、 2−{2’−ヒドロキシ−3’−(3”,4”,
5”,6”−テトラヒドロフタルイミドメチル)−5’
−メチルフェニル}ベンゾトリアゾール、および2,2
−メチレンビス{4−(1,1,3,3−テトラメチル
ブチル)−6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イ
ル)フェノール}がある。
【0022】またベンゾフェノン系化合物としては、
2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ
−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−
オクトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−ドデ
シルオキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−
4−メトキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ
−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキ
シ−4−メトキシ−5−スルホベンゾフェノン、および
ビス(2−メトキシ−4−ヒドロキシ−5−ベンゾイル
フェニル)メタンがある。
2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ
−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−
オクトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−ドデ
シルオキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−
4−メトキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ
−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキ
シ−4−メトキシ−5−スルホベンゾフェノン、および
ビス(2−メトキシ−4−ヒドロキシ−5−ベンゾイル
フェニル)メタンがある。
【0023】またシアノアクリレート系化合物として
は、2−エチルヘキシル−2−シアノ−3,3’−ジフ
ェニルアクリレート、およびエチル−2−シアノ−3,
3’−ジフェニルアクリレートがある。
は、2−エチルヘキシル−2−シアノ−3,3’−ジフ
ェニルアクリレート、およびエチル−2−シアノ−3,
3’−ジフェニルアクリレートがある。
【0024】またサリシレート系化合物としては、フェ
ニルサリシレート、p−tert−ブチルフェニルサリシレ
ート、およびp−オクチルフェニルサリシレートがあ
る。
ニルサリシレート、p−tert−ブチルフェニルサリシレ
ート、およびp−オクチルフェニルサリシレートがあ
る。
【0025】耐光剤の含有量は繊維総重量に対して0.
01〜20重量%である。好ましくは製糸性の観点から
0.5〜10重量%とすることがよい。また、耐光剤は
共重合ポリエステル中、繊維形成性重合体のいずれか/
あるいは両方に含有させることが好ましい。また、耐光
剤を共重合ポリエステル、繊維形成性重合体中に含有さ
せる方法としては、重合時添加する方法、重合後ポリマ
に練り込む方法、紡糸や延伸などの製糸時練り込む方
法、染色時染料と同時吸じんさせるなどいずれの方法を
単独あるいは組み合わせて添加してもかまわないが、重
合時添加する方法が好ましい。
01〜20重量%である。好ましくは製糸性の観点から
0.5〜10重量%とすることがよい。また、耐光剤は
共重合ポリエステル中、繊維形成性重合体のいずれか/
あるいは両方に含有させることが好ましい。また、耐光
剤を共重合ポリエステル、繊維形成性重合体中に含有さ
せる方法としては、重合時添加する方法、重合後ポリマ
に練り込む方法、紡糸や延伸などの製糸時練り込む方
法、染色時染料と同時吸じんさせるなどいずれの方法を
単独あるいは組み合わせて添加してもかまわないが、重
合時添加する方法が好ましい。
【0026】また共重合ポリエステルには、本発明の目
的を損なわない範囲で酸化チタン、カーボンブラック等
の顔料、従来公知の抗酸化剤、界面活性剤、着色防止剤
等が添加されても勿論良い。
的を損なわない範囲で酸化チタン、カーボンブラック等
の顔料、従来公知の抗酸化剤、界面活性剤、着色防止剤
等が添加されても勿論良い。
【0027】本発明の共重合ポリエステルを繊維形成性
重合体の構成成分として用いることで今までにない耐光
性、高い制電特性の両者を満足し、繊維物性を損なわな
い合成繊維を得ることができる。
重合体の構成成分として用いることで今までにない耐光
性、高い制電特性の両者を満足し、繊維物性を損なわな
い合成繊維を得ることができる。
【0028】また本発明において繊維形成性重合体とし
てポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、
ナイロン6、ナイロン66等のポリアミド、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポ
リエステルが挙げられるがこれらに限定されるものでは
ない。好ましくは衣料用合成繊維として最も汎用性の高
い、ポリエチレンテレフタレートを主体とするポリエス
テルである。
てポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、
ナイロン6、ナイロン66等のポリアミド、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポ
リエステルが挙げられるがこれらに限定されるものでは
ない。好ましくは衣料用合成繊維として最も汎用性の高
い、ポリエチレンテレフタレートを主体とするポリエス
テルである。
【0029】合成繊維の形態として、芯鞘型複合繊維、
芯鞘型複合中空繊維、海島型複合繊維、貼り合わせ型複
合繊維、あるいはブレンド繊維等があげられ、本発明の
共重合ポリエステルを任意の割合で構成成分として用い
ることができる。
芯鞘型複合中空繊維、海島型複合繊維、貼り合わせ型複
合繊維、あるいはブレンド繊維等があげられ、本発明の
共重合ポリエステルを任意の割合で構成成分として用い
ることができる。
【0030】例えば、芯鞘型複合繊維(図1)および芯
鞘型複合中空繊維(図2)の場合、芯部の共重合ポリエ
ステルの複合比率(重量%)は芯/鞘=5/95〜90
/10とすることが好ましい。さらに好ましくは7/9
3〜50/50、特に好ましくは10/90〜30/7
0である。複合比率は染色用途および染色なしの用途で
任意に選ぶことができる。芯部の複合比率の下限は十分
な耐光性、制電性を付与する目的から設定され、複合繊
維比率の上限は紡糸性の低下や繊維物性の低下を防止す
る観点から設定される。
鞘型複合中空繊維(図2)の場合、芯部の共重合ポリエ
ステルの複合比率(重量%)は芯/鞘=5/95〜90
/10とすることが好ましい。さらに好ましくは7/9
3〜50/50、特に好ましくは10/90〜30/7
0である。複合比率は染色用途および染色なしの用途で
任意に選ぶことができる。芯部の複合比率の下限は十分
な耐光性、制電性を付与する目的から設定され、複合繊
維比率の上限は紡糸性の低下や繊維物性の低下を防止す
る観点から設定される。
【0031】また海島型複合繊維(図3)あるいは貼り
合わせ型複合繊維(図4)においても用いる共重合ポリ
エステル(島成分あるいは1成分)の複合比率は5〜9
0重量%が好ましい。さらに好ましくは7〜50重量
%、特に好ましくは10〜30重量%である。複合比率
は、染色用途および染色なしの用途で任意に選ぶことが
できる。複合比率の下限は十分な耐光性、制電性を付与
する目的から設定され、複合繊維比率の上限は紡糸性の
低下や繊維物性の低下を防止する観点から設定される。
合わせ型複合繊維(図4)においても用いる共重合ポリ
エステル(島成分あるいは1成分)の複合比率は5〜9
0重量%が好ましい。さらに好ましくは7〜50重量
%、特に好ましくは10〜30重量%である。複合比率
は、染色用途および染色なしの用途で任意に選ぶことが
できる。複合比率の下限は十分な耐光性、制電性を付与
する目的から設定され、複合繊維比率の上限は紡糸性の
低下や繊維物性の低下を防止する観点から設定される。
【0032】また繊維形成性樹脂へ共重合ポリエステル
を配合した合成繊維の場合、共重合ポリエステルの配合
比率は全ポリマ量に対して3〜80重量%とすることが
好ましい。さらに好ましくは5〜35重量%、特に好ま
しくは7〜30重量%である。配合比率の下限は十分な
耐光性、制電性を付与する目的から設定され、配合比率
の上限は紡糸性の低下や繊維物性の低下を防止する観点
から設定される。
を配合した合成繊維の場合、共重合ポリエステルの配合
比率は全ポリマ量に対して3〜80重量%とすることが
好ましい。さらに好ましくは5〜35重量%、特に好ま
しくは7〜30重量%である。配合比率の下限は十分な
耐光性、制電性を付与する目的から設定され、配合比率
の上限は紡糸性の低下や繊維物性の低下を防止する観点
から設定される。
【0033】本発明において繊維形成性重合体に複合す
る主成分は、前記した共重合ポリエステルであるが、そ
の効果を損なわない範囲でポリオレフィン、ポリアミ
ド、ポリエステル、ポリカーボネート等を含んでいても
よい。
る主成分は、前記した共重合ポリエステルであるが、そ
の効果を損なわない範囲でポリオレフィン、ポリアミ
ド、ポリエステル、ポリカーボネート等を含んでいても
よい。
【0034】また繊維形成性重合体には、酸化チタン、
カーボンブラック等の顔料のほか従来公知の抗酸化剤、
着色防止剤、耐光剤、帯電防止剤等が添加されても勿論
良い。
カーボンブラック等の顔料のほか従来公知の抗酸化剤、
着色防止剤、耐光剤、帯電防止剤等が添加されても勿論
良い。
【0035】本発明においてポリエステルと上記共重合
ポリエステルを用いる複合繊維の製法としては従来公知
の方法で製造することができるが、以下に代表して芯鞘
型複合繊維の製造法を示す。
ポリエステルを用いる複合繊維の製法としては従来公知
の方法で製造することができるが、以下に代表して芯鞘
型複合繊維の製造法を示す。
【0036】例えば、芯鞘複合繊維の場合、ポリエステ
ル(鞘部)と本発明の共重合ポリエステル(芯部)をそ
れぞれ別々に溶融し、紡糸パックに導き口金装置内で芯
鞘複合流を形成し、吐出孔から紡出する。
ル(鞘部)と本発明の共重合ポリエステル(芯部)をそ
れぞれ別々に溶融し、紡糸パックに導き口金装置内で芯
鞘複合流を形成し、吐出孔から紡出する。
【0037】紡出したフィラメント糸を所定の速度で引
取った後、一旦パッケージに巻上げ、得られた未延伸糸
を通常の延伸機にて延伸する。また、この延伸は紡出糸
を引取った後巻取ることなく連続して行い巻上げてもよ
いし、4000m/分以上の高速で引取り実質的に延伸
することなく一挙に所望の繊維性能を得る方法をとって
もよい。
取った後、一旦パッケージに巻上げ、得られた未延伸糸
を通常の延伸機にて延伸する。また、この延伸は紡出糸
を引取った後巻取ることなく連続して行い巻上げてもよ
いし、4000m/分以上の高速で引取り実質的に延伸
することなく一挙に所望の繊維性能を得る方法をとって
もよい。
【0038】直接紡糸延伸法としては、例えば、紡出糸
を1000〜5000m/分で引取り、引続いて300
0〜6000m/分で延伸・熱固定する方法が挙げられ
る。本発明の合成繊維の断面形状は丸ばかりでなく、三
角、偏平、多葉型などの異形断面でも良い。また、該合
成繊維の糸状形態は、フィラメント、ステープルのどち
らでも良く、用途によって適宜選定される。布帛形態と
しては、織物、編物、不織布など目的に応じて適宜選択
できる。
を1000〜5000m/分で引取り、引続いて300
0〜6000m/分で延伸・熱固定する方法が挙げられ
る。本発明の合成繊維の断面形状は丸ばかりでなく、三
角、偏平、多葉型などの異形断面でも良い。また、該合
成繊維の糸状形態は、フィラメント、ステープルのどち
らでも良く、用途によって適宜選定される。布帛形態と
しては、織物、編物、不織布など目的に応じて適宜選択
できる。
【0039】
【実施例】以下本発明を実施例により、さらに詳細に説
明する。なお、実施例中の各特性値は次の方法によって
求めた。 A.ポリエステルの極限粘度 [η] オルトクロロフェノール溶液とし、25℃で求めた。
明する。なお、実施例中の各特性値は次の方法によって
求めた。 A.ポリエステルの極限粘度 [η] オルトクロロフェノール溶液とし、25℃で求めた。
【0040】B.強度、伸度 東洋ボールドウィン社製テンシロン引張り試験機を用い
て試長20cm、引張り速度10cm/分の条件で応力−歪み曲
線から値を求めた。
て試長20cm、引張り速度10cm/分の条件で応力−歪み曲
線から値を求めた。
【0041】C.耐光性 繊維布帛を染色処理(Rezoline Blue 2%owf)し、該
布帛をフェードメーターにより63℃で20時間処理
し、変退色用グレースケールとの比較により級判定を行
った。4級を合格とした。
布帛をフェードメーターにより63℃で20時間処理
し、変退色用グレースケールとの比較により級判定を行
った。4級を合格とした。
【0042】D.制電性 (1)共重合ポリエステルの表面固有抵抗 共重合ポリエステルを乾燥し、加熱プレス装置を用いて
100×100mm、 厚さ100μのシートを作成し
た。該シートを室温20℃,65%RH下に 1時間
放置し、川口電気製作所MMAII−15超微小電流計
でシートの表 面固有抵抗を測定した。
100×100mm、 厚さ100μのシートを作成し
た。該シートを室温20℃,65%RH下に 1時間
放置し、川口電気製作所MMAII−15超微小電流計
でシートの表 面固有抵抗を測定した。
【0043】(2)繊維の比抵抗 試料を0.2%のアニオン界面活性剤の弱アルカリ水溶
液中で電気洗濯機を用いて2時間洗濯後、水洗,乾燥す
る。ついで、該試料を長さ(L)5cm, 繊度(D)
1000デニールの繊維束に引き揃えて20℃,40%
RH下で 2日間調湿した後、振動容量型微小電位測
定装置により、印加電圧500V で試料の抵抗を測
定し次式により算出する。 ρ=(R×D)/(9×105 ×L×d) ρ:体積固有抵抗(Ω・cm) R:抵抗(Ω) d:試料密度(g/cm3 ) D:繊度(デニール) L:試料長(cm) 実施例1 共重合ポリエステルとして、ジメチルテレフタル酸19
4部、エチレングリコール135部、およびテトラブチ
ルチタネート0.1部を加え、140〜230℃でメタ
ノールを留出しつつエステル交換反応を行った後、リン
酸トリメチル0.08部のエチレングリコール溶液およ
び分子量6000のポリエチレングリコール288部、
CF3COOLi0.2部、抗酸化剤としてIrganox 101
0(チバガイキー社製)0.2部、消泡剤としてシリコ
ン0.2部、耐光剤として2−(2’−ヒドロキシ−
5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール9.6部、
およびテトラブチルチタネート0.05部を加え、1.
0mmHgの減圧下250℃の条件下4時間重合を行い
共重合ポリエステルを得た。またこの共重合体に共重合
されたポリエチレングリコールの割合は60wt%であ
った。得られた共重合ポリエステルをシート化し表面固
有抵抗を測定したところ0.2×106 Ωcmであった。
液中で電気洗濯機を用いて2時間洗濯後、水洗,乾燥す
る。ついで、該試料を長さ(L)5cm, 繊度(D)
1000デニールの繊維束に引き揃えて20℃,40%
RH下で 2日間調湿した後、振動容量型微小電位測
定装置により、印加電圧500V で試料の抵抗を測
定し次式により算出する。 ρ=(R×D)/(9×105 ×L×d) ρ:体積固有抵抗(Ω・cm) R:抵抗(Ω) d:試料密度(g/cm3 ) D:繊度(デニール) L:試料長(cm) 実施例1 共重合ポリエステルとして、ジメチルテレフタル酸19
4部、エチレングリコール135部、およびテトラブチ
ルチタネート0.1部を加え、140〜230℃でメタ
ノールを留出しつつエステル交換反応を行った後、リン
酸トリメチル0.08部のエチレングリコール溶液およ
び分子量6000のポリエチレングリコール288部、
CF3COOLi0.2部、抗酸化剤としてIrganox 101
0(チバガイキー社製)0.2部、消泡剤としてシリコ
ン0.2部、耐光剤として2−(2’−ヒドロキシ−
5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール9.6部、
およびテトラブチルチタネート0.05部を加え、1.
0mmHgの減圧下250℃の条件下4時間重合を行い
共重合ポリエステルを得た。またこの共重合体に共重合
されたポリエチレングリコールの割合は60wt%であ
った。得られた共重合ポリエステルをシート化し表面固
有抵抗を測定したところ0.2×106 Ωcmであった。
【0044】該共重合ポリエステルを芯成分とし、極限
粘度0.65のポリエチレンテレフタレートを鞘成分と
して別々に溶融し、同心円芯鞘複合口金から芯/鞘比率
(重量比)=15/85になるように吐出して未延伸糸
を得、次いで延伸、熱処理することにより75デニール
24フィラメントの同心円芯鞘複合繊維を得た。この繊
維の比抵抗を測定したところ0.5×108 Ωcmであ
り、強伸度特性も良好であった。また、耐光性も4級で
良好であった。
粘度0.65のポリエチレンテレフタレートを鞘成分と
して別々に溶融し、同心円芯鞘複合口金から芯/鞘比率
(重量比)=15/85になるように吐出して未延伸糸
を得、次いで延伸、熱処理することにより75デニール
24フィラメントの同心円芯鞘複合繊維を得た。この繊
維の比抵抗を測定したところ0.5×108 Ωcmであ
り、強伸度特性も良好であった。また、耐光性も4級で
良好であった。
【0045】実施例2〜8、比較例1〜3 実施例1において、共重合ポリエステル中のCF3 CO
OLi量、耐光剤の種類、含有量を変更させた以外は実
施例1と同様な方法により共重合ポリエステルを得た。
比較例2においては耐光剤の添加量が多くシート化、製
糸することができなかった。比較例3は、耐光性は良好
であるが十分な制電性能が得られなかった。
OLi量、耐光剤の種類、含有量を変更させた以外は実
施例1と同様な方法により共重合ポリエステルを得た。
比較例2においては耐光剤の添加量が多くシート化、製
糸することができなかった。比較例3は、耐光性は良好
であるが十分な制電性能が得られなかった。
【0046】
【表1】 実施例9〜18、比較例4、5 実施例1と同様に、CF3 COOLiを0.2部と一定
にし、ポリエチレングリコールの分子量または共重合量
を変更する以外は実施例1と同様な方法により共重合ポ
リエステルを得た。実施例1と同様に繊維化して繊維特
性を表2にまとめた。PEGの共重合量が40重量%よ
り少ないもの(比較例4)は十分な制電性が得られず、
PEGの共重合量が99重量%より多い(比較例5)と
耐光性不良となるばかりか成型が困難となり、またこれ
を用いて繊維化した場合、共重合ポリエステルの曳糸性
が低く、糸切れが多発し、複合繊維は得られなかった。
にし、ポリエチレングリコールの分子量または共重合量
を変更する以外は実施例1と同様な方法により共重合ポ
リエステルを得た。実施例1と同様に繊維化して繊維特
性を表2にまとめた。PEGの共重合量が40重量%よ
り少ないもの(比較例4)は十分な制電性が得られず、
PEGの共重合量が99重量%より多い(比較例5)と
耐光性不良となるばかりか成型が困難となり、またこれ
を用いて繊維化した場合、共重合ポリエステルの曳糸性
が低く、糸切れが多発し、複合繊維は得られなかった。
【0047】
【表2】 実施例19〜26 実施例1と同様にPEG6000を用い、共重合量を6
0重量%とし、アルカリ金属塩またはアルカリ土類金属
塩種、アルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩添加量
を変更する以外は実施例1と同様な方法により共重合ポ
リエステルを得た。実施例1と同様に繊維化して繊維特
性を表3にまとめた。アルカリ金属塩またはアルカリ土
類金属塩の添加量が20重量%より多い(実施例23)
と制電性能は良好であるが成型が困難となり、またこれ
を用いて繊維化した場合、共重合ポリエステルの曳糸性
が低く、糸切れが多発し、複合繊維は得られなかった。
0重量%とし、アルカリ金属塩またはアルカリ土類金属
塩種、アルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩添加量
を変更する以外は実施例1と同様な方法により共重合ポ
リエステルを得た。実施例1と同様に繊維化して繊維特
性を表3にまとめた。アルカリ金属塩またはアルカリ土
類金属塩の添加量が20重量%より多い(実施例23)
と制電性能は良好であるが成型が困難となり、またこれ
を用いて繊維化した場合、共重合ポリエステルの曳糸性
が低く、糸切れが多発し、複合繊維は得られなかった。
【0048】実施例27、28 実施例1と同様にPEG6000を用いる代わりに、ビ
スフェノールAのEO付加物またはビスフェノールSの
EO付加物(いずれも分子量6000)を用いた以外
は、実施例1と同様に共重合ポリエステルおよびそれを
用いた複合繊維を得た。実施例1と同様に繊維化して繊
維特性を表3にまとめた。
スフェノールAのEO付加物またはビスフェノールSの
EO付加物(いずれも分子量6000)を用いた以外
は、実施例1と同様に共重合ポリエステルおよびそれを
用いた複合繊維を得た。実施例1と同様に繊維化して繊
維特性を表3にまとめた。
【0049】
【表3】 実施例29〜33 実施例1で得られた共重合ポリエステルを芯成分とし、
実施例1と同様に極限粘度0.65のポリエチレンテレ
フタレートを鞘成分として別々に溶融し、同心円芯鞘複
合口金から芯鞘複合比を変更して未延伸糸を得、次いで
延伸、熱処理することにより75デニール24フィラメ
ントの同心円芯鞘複合繊維を得た。繊維特性を表4にま
とめたが、芯比率を上げるとともに、比抵抗は向上する
が、強伸度の低下が認められるようになる。
実施例1と同様に極限粘度0.65のポリエチレンテレ
フタレートを鞘成分として別々に溶融し、同心円芯鞘複
合口金から芯鞘複合比を変更して未延伸糸を得、次いで
延伸、熱処理することにより75デニール24フィラメ
ントの同心円芯鞘複合繊維を得た。繊維特性を表4にま
とめたが、芯比率を上げるとともに、比抵抗は向上する
が、強伸度の低下が認められるようになる。
【0050】
【表4】 実施例34〜38 実施例29〜33において、芯鞘界面に中空部を形成す
る口金を用いた以外は同様な方法により、75デニール
24フィラメントの芯鞘型複合中空繊維(中空率6.5
%)を得た。繊維特性を表5にまとめたが、芯比率を上
げるとともに、比抵抗は向上するが、強伸度の低下が認
められるようになる。
る口金を用いた以外は同様な方法により、75デニール
24フィラメントの芯鞘型複合中空繊維(中空率6.5
%)を得た。繊維特性を表5にまとめたが、芯比率を上
げるとともに、比抵抗は向上するが、強伸度の低下が認
められるようになる。
【0051】特にこの繊維から得た筒編み地を染色し得
た染色布は堅牢性が良好であった。
た染色布は堅牢性が良好であった。
【0052】
【表5】 実施例39〜43 実施例1で得られた共重合ポリエステルを島成分(18
島)とし、極限粘度0.65のポリエチレンテレフタレ
ートを海成分として別々に溶融し、海島型複合口金から
適宜島/海比率を変更して未延伸糸を得、次いで延伸、
熱処理することにより75デニール9フィラメントの海
島型複合繊維を得た。繊維特性を表6にまとめたが、島
比率を上げるとともに、比抵抗は向上するが、強伸度の
低下が認められるようになる。
島)とし、極限粘度0.65のポリエチレンテレフタレ
ートを海成分として別々に溶融し、海島型複合口金から
適宜島/海比率を変更して未延伸糸を得、次いで延伸、
熱処理することにより75デニール9フィラメントの海
島型複合繊維を得た。繊維特性を表6にまとめたが、島
比率を上げるとともに、比抵抗は向上するが、強伸度の
低下が認められるようになる。
【0053】
【表6】 実施例44〜46 実施例1で得られた共重合ポリエステル(A)と、極限
粘度0.65のポリエチレンテレフタレート(B)とを
別々に溶融し、貼り合わせ型複合口金から貼り合わせ比
率(重量比)A/B=70/30、50/50、30/
70となるように吐出して未延伸糸を得、次いで延伸、
熱処理することにより75デニール24フィラメントの
貼り合わせ型複合繊維を得た。繊維特性を表7にまとめ
たが、良好な比抵抗と強伸度特性を有する。
粘度0.65のポリエチレンテレフタレート(B)とを
別々に溶融し、貼り合わせ型複合口金から貼り合わせ比
率(重量比)A/B=70/30、50/50、30/
70となるように吐出して未延伸糸を得、次いで延伸、
熱処理することにより75デニール24フィラメントの
貼り合わせ型複合繊維を得た。繊維特性を表7にまとめ
たが、良好な比抵抗と強伸度特性を有する。
【0054】
【表7】 実施例47〜50 実施例1で得られた共重合ポリエステル(A)を極限粘
度0.65のポリエチレンテレフタレート(B)に重量
比を適宜変更してエクストルーダーに同時に溶融混合し
これを円状の口金より吐出して未延伸糸を得、次いで延
伸、熱処理することにより75デニール24フィラメン
トのポリエステル繊維を得た。繊維特性を表8にまとめ
たが、ブレンド比率を上げるとともに、比抵抗は向上す
るが、強伸度の低下が認められるようになる。
度0.65のポリエチレンテレフタレート(B)に重量
比を適宜変更してエクストルーダーに同時に溶融混合し
これを円状の口金より吐出して未延伸糸を得、次いで延
伸、熱処理することにより75デニール24フィラメン
トのポリエステル繊維を得た。繊維特性を表8にまとめ
たが、ブレンド比率を上げるとともに、比抵抗は向上す
るが、強伸度の低下が認められるようになる。
【0055】
【表8】 実施例51 実施例1で得た布帛を用い、染色液の浴比を1:100
とし、130℃×60分Rezoline Blue 2%owfで染色
する際、染色液に耐光剤として2−(2’−ヒドロキシ
−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾールを布帛に
対して2wt%添加して染色を行った。得られた布帛の耐光
性は4級であった。
とし、130℃×60分Rezoline Blue 2%owfで染色
する際、染色液に耐光剤として2−(2’−ヒドロキシ
−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾールを布帛に
対して2wt%添加して染色を行った。得られた布帛の耐光
性は4級であった。
【0056】実施例52 繊維形成性重合体として、ジメチルテレフタル酸194
部、エチレングリコール124部、酢酸カルシウム0.
8部、および三酸化アンチモン0.3部を加え、140
〜230℃でメタノールを留出しつつエステル交換反応
を行った後、リン酸トリメチル0.3部および耐光剤と
して2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)
ベンゾトリアゾール3.84部を加え、1.0mmHg
の減圧下290℃の条件下4時間重合を行い極限粘度
0.67の繊維形成性重合体を得た。
部、エチレングリコール124部、酢酸カルシウム0.
8部、および三酸化アンチモン0.3部を加え、140
〜230℃でメタノールを留出しつつエステル交換反応
を行った後、リン酸トリメチル0.3部および耐光剤と
して2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)
ベンゾトリアゾール3.84部を加え、1.0mmHg
の減圧下290℃の条件下4時間重合を行い極限粘度
0.67の繊維形成性重合体を得た。
【0057】該繊維形成性重合体を鞘成分とし、比較例
1で得られた共重合ポリエステルを芯成分として別々に
溶融し、同心円芯鞘複合口金から芯/鞘比率(重量比)
=15/85になるように吐出して未延伸糸を得、次い
で延伸、熱処理することにより75デニール24フィラ
メントの同心円芯鞘複合繊維を得た。この繊維の比抵抗
を測定したところ0.8×108 Ωcmであり、強伸度特
性も良好であった。また、耐光性も4級で良好であっ
た。
1で得られた共重合ポリエステルを芯成分として別々に
溶融し、同心円芯鞘複合口金から芯/鞘比率(重量比)
=15/85になるように吐出して未延伸糸を得、次い
で延伸、熱処理することにより75デニール24フィラ
メントの同心円芯鞘複合繊維を得た。この繊維の比抵抗
を測定したところ0.8×108 Ωcmであり、強伸度特
性も良好であった。また、耐光性も4級で良好であっ
た。
【0058】実施例53 比較例1で得た布帛を用い、染色液の浴比を1:100
とし、130℃×60分Rezoline Blue 2%owfで染色
する際、染色液に耐光剤として2−(2’−ヒドロキシ
−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾールを布帛に
対して2wt%添加して染色を行った。得られた布帛の耐光
性は4級であった。
とし、130℃×60分Rezoline Blue 2%owfで染色
する際、染色液に耐光剤として2−(2’−ヒドロキシ
−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾールを布帛に
対して2wt%添加して染色を行った。得られた布帛の耐光
性は4級であった。
【0059】
【発明の効果】本発明によって得られた共重合ポリエス
テルは非常に高い制電性を有しており、またそれを用い
た合成繊維は、着用快適性を得るのに十分な制電性を有
し、かつ高い染色堅牢性や耐光性を有している。本発明
の合成繊維は、下着、シャツ・ブラウス類、中衣、スポ
ーツウェア、スラックス類、外衣、裏地、カーテン、壁
紙、さらには、シーツ、フトンカバー、詰め綿等の寝装
用に適しており、極めて実用性の高いものである。
テルは非常に高い制電性を有しており、またそれを用い
た合成繊維は、着用快適性を得るのに十分な制電性を有
し、かつ高い染色堅牢性や耐光性を有している。本発明
の合成繊維は、下着、シャツ・ブラウス類、中衣、スポ
ーツウェア、スラックス類、外衣、裏地、カーテン、壁
紙、さらには、シーツ、フトンカバー、詰め綿等の寝装
用に適しており、極めて実用性の高いものである。
【図1】本発明の芯鞘型複合繊維の横断面の例示図
【図2】本発明の芯鞘型複合中空繊維の横断面の例示図
【図3】本発明の海島型複合繊維の横断面の例示図
【図4】本発明の貼り合わせ型複合繊維の横断面の例示
図
図
1:共重合ポリエステル 2:繊維形成性ポリエステル 3:中空部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 67/02 C08L 67/02 D01D 5/32 D01D 5/32 5/34 5/34 D01F 6/92 301 D01F 6/92 301G 301N 308 308C // D01F 11/08 D01F 11/08 D06M 13/358 D06M 13/358 (C08L 67/02 71:02)
Claims (18)
- 【請求項1】親水性化合物(A)とアルカリ金属塩また
はアルカリ土類金属塩(B)を含有する共重合ポリエス
テルに対し、耐光剤としてベンゾトリアゾール系、ベン
ゾフェノン系、シアノアクリレート系、およびサリシレ
ート系の中より選ばれる少なくとも1種以上の化合物を
0.01〜20重量%含有させることを特徴とする耐光
性に優れた制電性共重合ポリエステル。 - 【請求項2】アルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩
(B)を制電性共重合ポリエステルに対して0.001
〜20重量%配合することを特徴とする請求項1記載の
耐光性に優れた制電性共重合ポリエステル。 - 【請求項3】アルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩
(B)の金属種が、Li、Na、K、Mg、Ca、S
r、Baの中から選ばれた少なくとも一種であることを
特徴とする請求項1または2記載の耐光性に優れた制電
性共重合ポリエステル。 - 【請求項4】親水性化合物(A)の分子量が600〜2
0000であることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
か1項記載の耐光性に優れた制電性共重合ポリエステ
ル。 - 【請求項5】親水性化合物(A)としてポリオキシアル
キレン化合物を用いたことを特徴とする請求項1〜4の
いずれか1項記載の耐光性に優れた制電性共重合ポリエ
ステル。 - 【請求項6】親水性化合物(A)として結晶化抑制因子
成分を含有するポリオキシアルキレン化合物を用いたこ
とを特徴とする請求項1〜5いずれか1項記載の耐光性
に優れた制電性共重合ポリエステル。 - 【請求項7】請求項1〜6のいずれか1項記載の制電性
共重合ポリエステルを構成成分として5〜90重量%用
い、95〜10重量%が繊維形成性重合体である耐光性
に優れた制電性複合繊維。 - 【請求項8】芯鞘型複合繊維であって、鞘部に繊維形成
性重合体を用い、芯成分に制電性共重合ポリエステルを
用いたことを特徴とする請求項7記載の耐光性に優れた
制電性芯鞘型複合繊維。 - 【請求項9】芯鞘型複合繊維であって、芯部が該複合繊
維内部に設けた中空部分と接していることを特徴とする
請求項8記載の耐光性に優れた制電性芯鞘型複合繊維。 - 【請求項10】海島型複合繊維であって、海部に繊維形
成性重合体を用い、島部に制電性共重合ポリエステルを
用いたことを特徴とする請求項7記載の耐光性に優れた
制電性海島型複合繊維。 - 【請求項11】貼り合わせ型複合繊維であって、一方を
繊維形成性重合体,他方を制電性共重合ポリエステルを
用いたことを特徴とする請求項7記載の耐光性に優れた
制電性貼り合わせ型複合繊維。 - 【請求項12】繊維形成性重合体に請求項1〜6のいず
れか1項記載の制電性共重合ポリエステルを全ポリマ重
量に対して3〜80重量%配合したことを特徴とする耐
光性に優れた制電性ブレンド繊維。 - 【請求項13】繊維形成性重合体がポリエステルである
ことを特徴とする請求項8〜12のいずれか1項記載の
耐光性に優れた制電性複合繊維。 - 【請求項14】耐光剤を共重合ポリエステルの重合時ま
たは製糸時の任意の工程で含有させることを特徴とする
請求項7〜13のいずれか1項記載の耐光性に優れた制
電性複合繊維の製造方法。 - 【請求項15】耐光剤を染色時に付与することを特徴と
する請求項7〜14のいずれか1項記載の耐光性に優れ
た制電性複合繊維の製造方法。 - 【請求項16】親水性化合物(A)とアルカリ金属塩ま
たはアルカリ土類金属塩(B)を含有する共重合ポリエ
ステル成分および繊維形成性重合体を構成成分とした複
合繊維であり、繊維形成性重合体に耐光剤としてベンゾ
トリアゾール系、ベンゾフェノン系、シアノアクリレー
ト系、およびサリシレート系の中より選ばれる少なくと
も1種以上の化合物を0.01〜20重量%含有させる
ことを特徴とする耐光性に優れた制電性複合繊維。 - 【請求項17】耐光剤を繊維形成性重合体の重合時また
は製糸時の任意の工程で付与することを特徴とする請求
項16記載の耐光性に優れた制電性複合繊維の製造方
法。 - 【請求項18】耐光剤を染色時に付与することを特徴と
する請求項16記載の耐光性に優れた制電性複合繊維の
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4936198A JPH11247026A (ja) | 1998-03-02 | 1998-03-02 | 耐光性に優れた制電性共重合ポリエステル、それを用いた制電性複合繊維およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4936198A JPH11247026A (ja) | 1998-03-02 | 1998-03-02 | 耐光性に優れた制電性共重合ポリエステル、それを用いた制電性複合繊維およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11247026A true JPH11247026A (ja) | 1999-09-14 |
Family
ID=12828891
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4936198A Pending JPH11247026A (ja) | 1998-03-02 | 1998-03-02 | 耐光性に優れた制電性共重合ポリエステル、それを用いた制電性複合繊維およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11247026A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104267675A (zh) * | 2014-09-09 | 2015-01-07 | 九阳股份有限公司 | 一种可自调整的智能厨房家电 |
| CN114259108A (zh) * | 2021-12-27 | 2022-04-01 | 福建鸿星尔克体育用品有限公司 | 一种渐变鞋面及其编织工艺 |
| JP2023051894A (ja) * | 2021-09-30 | 2023-04-11 | Kbセーレン株式会社 | 制電性合成繊維 |
-
1998
- 1998-03-02 JP JP4936198A patent/JPH11247026A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104267675A (zh) * | 2014-09-09 | 2015-01-07 | 九阳股份有限公司 | 一种可自调整的智能厨房家电 |
| JP2023051894A (ja) * | 2021-09-30 | 2023-04-11 | Kbセーレン株式会社 | 制電性合成繊維 |
| CN114259108A (zh) * | 2021-12-27 | 2022-04-01 | 福建鸿星尔克体育用品有限公司 | 一种渐变鞋面及其编织工艺 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0724030B1 (en) | A hygroscopic fiber containing a hygroscopic polyester copolymer | |
| CN103502518A (zh) | 阳离子可染聚酯纤维和复合纤维 | |
| JP3473890B2 (ja) | ポリエステル系複合繊維 | |
| JP3139315B2 (ja) | 吸湿性に優れた共重合ポリエステルを用いた吸湿性複合繊維 | |
| JPH04209824A (ja) | 可染性ポリオレフィン繊維及びその製造方法 | |
| JPH11247026A (ja) | 耐光性に優れた制電性共重合ポリエステル、それを用いた制電性複合繊維およびその製造方法 | |
| JP3484594B2 (ja) | 制電性共重合ポリエステルおよびそれを用いた制電性複合繊維 | |
| JP3601172B2 (ja) | ポリエステル肌着 | |
| JP2001172374A (ja) | 吸湿性に優れた共重合ポリエステル | |
| JP2000239918A (ja) | 吸湿性に優れた扁平芯鞘複合繊維 | |
| JP3736432B2 (ja) | 吸湿性に優れたポリエステル繊維 | |
| JPH1096118A (ja) | 吸湿性に優れた共重合ポリエステルおよびそれを用いた吸湿性合成繊維 | |
| JPH11302924A (ja) | カチオン染料可染鞘芯ポリエステル繊維 | |
| JP3826436B2 (ja) | ポリエステル着物 | |
| JP3539029B2 (ja) | 吸湿性複合短繊維 | |
| JP2000226749A (ja) | 制電性ポリエステル紡績糸 | |
| JPH08199454A (ja) | 高発色性と制電性を有するポリエステル系ストレッチ編織物およびその製造方法 | |
| JPH11279384A (ja) | 吸湿性に優れた共重合ポリエステルおよびそれを用いた吸湿性合成繊維 | |
| JP3128318B2 (ja) | カチオン染料可染性ポリエステル極細繊維の製造方法 | |
| JP2000212834A (ja) | 制電性ポリエステル繊維 | |
| JPH04146215A (ja) | 制電性ポリエステル繊維 | |
| JPH09157960A (ja) | 複合繊維 | |
| JP2007092239A (ja) | ポリプロピレン繊維及び織編物 | |
| JP2006016731A (ja) | 軽量性に優れたポリエステル繊維 | |
| JPH09241940A (ja) | ポリエステル裏地 |