JPH11247746A - 作業車 - Google Patents

作業車

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JPH11247746A
JPH11247746A JP4714598A JP4714598A JPH11247746A JP H11247746 A JPH11247746 A JP H11247746A JP 4714598 A JP4714598 A JP 4714598A JP 4714598 A JP4714598 A JP 4714598A JP H11247746 A JPH11247746 A JP H11247746A
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JP
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engine
speed
starting
adjusting
lever
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Application number
JP4714598A
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English (en)
Inventor
Toshio Tominaga
俊夫 富永
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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  • High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Safety Devices And Accessories For Harvesting Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジンが高回転状態では始動できないよう
にして、エンジンが高回転状態で始動する場合の不具合
を解消させる。 【解決手段】 搭載されたエンジンEの調速操作具15
の調節位置を変更操作自在な人為操作具13が人為操作
されると、その人為操作具13にて変更操作された位置
で前記調速操作具15の調節位置が保持され、その調速
操作具15の調節位置が高回転側の操作域にある状態で
エンジンEが始動されることが牽制手段100によって
牽制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搭載されたエンジ
ンの調速操作具の調節位置を変更操作自在な人為操作具
と、前記調速操作具の調節位置を前記人為操作具にて変
更操作された位置で保持する保持手段とが備えられた作
業車に関する。
【0002】
【従来の技術】上記作業車の一例としてのコンバイン等
の農作業車では、人為操作具としての手動のアクセルレ
バー等を始動位置(アイドリング位置)にしてエンジン
を始動させ、その後、アクセルレバーを操作して、エン
ジンの調速用レバー等の調速操作具の位置を作業用に予
め設定された出力状態(設定回転数)の位置まで高回転
側に変更操作させると、調速用レバーがその位置で保持
されてエンジンの出力状態が維持され、その状態で所定
の作業(刈取作業等)を行うことになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、作業中に異常事態(コンバインの例では、
刈取作業中における脱穀部での藁詰まり等)が発生して
エンジンが高回転状態で非常停止されたり、又、運転者
がアクセルレバーを始動用のアイドリング位置まで戻さ
ずに高回転状態のままでエンジンを停止させた場合に、
図5(尚、図5自体は本発明の実施形態を説明する図で
ある)に破線Jで示すように、エンジンの調速レバーの
位置が高回転側の状態でもエンジンの再起動ができるの
で、本来のアイドリング位置で始動するのに比べて、エ
ンジンに無理な力がかかるとともに、始動直後から高出
力状態になって運転者に不快感を与えるおそれがあっ
た。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、エンジンが高回転状態で始動しな
いようにして、上記従来技術の不具合を解消させること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1によれば、搭載
されたエンジンの調速操作具の調節位置を変更操作自在
な人為操作具が人為操作されると、その人為操作具にて
変更操作された位置で前記調速操作具の調節位置が保持
され、その調速操作具の調節位置が高回転側の操作域に
ある状態でエンジンが始動されることが牽制される。
【0006】従って、調速レバー等のエンジンの調速操
作具の調節位置が高回転側の操作域にある状態ではエン
ジンが始動しないので、例えば、アクセルレバー等の人
為操作具により調速レバーの調節位置を低回転側の始動
位置にしてエンジンを始動させてから、調速レバーの調
節位置を高回転側の作業用の設定回転数位置まで変更操
作した後に、異常事態の発生によりエンジンが高回転状
態で非常停止されたり、又、運転者がアクセルレバーを
始動位置まで戻さずに高回転状態でエンジンを停止させ
た場合に、従来のように、調速レバーの位置が高回転側
の状態でもエンジンの始動を許容すると、エンジンに無
理な力がかかると同時に、始動直後から高出力状態にな
って運転者に不快感を与えるおそれがあるのに比べて、
かかる不具合を適切に解消させることができる。
【0007】請求項2によれば、請求項1において、エ
ンジンが作動状態から停止状態に切り換わったことが検
出されるに伴って、前記エンジンの調速操作具が低回転
側の設定域に切り換わるようにアクチュエータによって
駆動操作され、これにより、その調速操作具の調節位置
が高回転側の操作域にある状態でエンジンが始動される
ことが牽制される。
【0008】従って、エンジンが停止するときには、エ
ンジンの調速操作具が低回転側の設定域(例えば、アイ
ドリング位置)に自動的に変更操作されるので、エンジ
ンを再起動させる場合には、起動動作が牽制されずに、
低回転数の状態で円滑にエンジンを起動させることがで
き、もって、請求項1の好適な手段が得られる。
【0009】請求項3によれば、請求項1において、エ
ンジンの調速操作具の調節位置が前記高回転側の操作域
にあることが検出されると、人為操作される指令手段か
ら、エンジンの始動指令が指令されても、エンジン始動
手段の作動が禁止され、これにより、その調速操作具の
調節位置が高回転側の操作域にある状態でエンジンが始
動されることが牽制される。
【0010】従って、エンジンの調速操作具の調節位置
が高回転側の操作域にある場合には、エンジン始動動作
が禁止されるので、例えば、エンジンの調速レバーの調
節位置が高回転側の操作域の状態で、運転者が誤ってエ
ンジンを始動させることを適切に回避させることがで
き、もって、請求項1の好適な手段が得られる。
【0011】請求項4によれば、請求項1〜3のいずれ
か1項において、エンジン停止指令が指令されるに伴っ
て、エンジンに対する燃料の供給が停止され、これによ
りエンジンの作動が停止される。
【0012】従って、燃料の供給停止によって、エンジ
ンの作動を確実に停止させることができ、もって、請求
項1〜3のいずれか1項の好適な手段が得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を作業車の一例とし
てのコンバインに適用した場合の、第1及び第2実施形
態について図面に基づいて説明する。 〔第1実施形態〕図4に示すように、コンバインは、左
右一対のクローラ走行装置1R,1Lを備えた車体Vの
前部に、走行に伴って植立穀稈を刈り取るとともに、刈
り取った穀稈を後方に搬送する刈取部2を備え、車体V
には、刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置3、脱穀処理さ
れた穀粒を貯留するグレンタンク4、操縦者が搭乗して
運転する為の運転部5等を備えている。
【0014】刈取部2は、倒伏している植立穀稈を立姿
勢にさせる引起し装置6、引き起こされた穀稈の株元を
切断する刈刃7、刈取穀稈の株元を挟持しながら且つ穂
先側を係止搬送しながら、脱穀装置3に向けて搬送する
縦搬送装置8等を備えて構成されている。この縦搬送装
置8の搬送始端部には搬送される刈取穀稈が存在してい
ればON状態となり、穀稈が存在していなければOFF
状態となる株元センサ9が備えられている。
【0015】車体VにはエンジンEが搭載され、車体V
の各部はこのエンジンEの動力により駆動される。つま
り、図3に示すように、エンジンEの動力がベルトテン
ション式の脱穀クラッチを兼用するベルト伝動装置10
を介して脱穀装置3に伝達されるとともに、変速装置1
1及びミッションケース12を介して左右のクローラ走
行装置1R,1Lに伝達され、且つ、変速装置11の変
速後の動力が刈取部2に伝達されるように伝動系が構成
されている。上記エンジンEの回転数を検出する回転数
検出センサ30が設けられ、この回転数検出センサ30
が、エンジンEが作動状態であるか停止状態であるかを
検出する作動状態検出手段として機能する。尚、前記変
速装置11は、静油圧式無段変速装置(HST)で構成
され、図示しない変速用の電動モータによって正逆方向
に無段階に変速操作自在に構成されている。
【0016】前記エンジンEはディーゼルエンジンで構
成され、図示しない燃料タンクから燃料送油ポンプ25
によってエンジンEの燃料噴射ポンプ24に送られ、そ
の燃料噴射ポンプ24によって圧送された燃料が図示し
ない噴射ノズルから燃料室内に噴射される。そして、エ
ンジンEの調速用操作具としての速度調整レバー15の
調節位置を変更することにより、上記燃料噴射ポンプ2
4によるエンジンEの燃焼室内への燃料噴射量を調節し
て、エンジンの出力(回転数)が変更されるように構成
されている(図1参照)。
【0017】次に、上記速度調整レバー15の駆動構成
について説明する。図1に示すように、前記運転部5
に、速度調整レバー15の調節位置を変更操作自在な人
為操作具としての揺動式のアクセルレバー13が設けら
れ、このアクセルレバー13の基端部には、アクセルレ
バー13をその揺動位置で保持する摩擦式の保持機構1
4と、アクセルレバー13の揺動角度をアクセル操作位
置の情報として検出するアクセル位置検出用のポテンシ
ョメータ20とが設けられている。
【0018】速度調整レバー15は、最低出力位置A
(アイドリング位置)から最大出力位置F(フルアクセ
ル位置)までの範囲にわたり軸芯X1周りで揺動操作自
在に設けられ、図示しないバネによりアイドリング位置
Aに向けて復帰付勢されるとともに、速度調整レバー1
5の先端側とアクセルレバー13の基端部側のアーム2
6とがワイヤー29にて接続されて、連動するように構
成されている。従って、アクセルレバー13を任意の位
置に揺動操作すると、その揺動操作に伴って上記アーム
26がワイヤー29を引き操作して、速度調整レバー1
5が上記バネの付勢力に抗して任意の調速位置に操作さ
れて、その操作位置で保持されることになる。つまり、
速度調整レバー15の調節位置をアクセルレバー13に
て変更操作された位置で保持する保持手段が前記保持機
構14によって構成される。又、速度調整レバー15を
駆動操作するアクチュエータとしての電動モータM1
と、電動モータM1により回転駆動される小径ギア26
が噛合う扇型ギア部27aが形成された駆動部材27と
が設けられ、この駆動部材27に付設したアーム27b
と速度調整レバー15側のピン15aとが、長孔28a
を備えたリンク28にて連係されている。そして、電動
モータM1を作動させてリンク28を図の左側に引く
と、高回転側の位置に保持されている速度調整レバー1
5のピン15aが長孔28aの右端部に接当して速度調
整レバー15が低回転側位置(アイドリング位置A)に
強制的に戻され、その戻し操作後に、リンク28を図の
右側に移動させて、アクセルレバー13の揺動操作を可
能にしている。
【0019】そして、マイクロコンピュータを利用して
構成した制御装置Hに、前記株元センサ9、回転数検出
センサ30、及びアクセル位置検出用のポテンショメー
タ20の各情報が入力される一方、制御装置Hからは、
前記電動モータM1に対する駆動信号が出力されてい
る。
【0020】尚、通常、作業者は、低回転側のアイドリ
ング位置aにアクセルレバー13を操作してから、後述
のようにエンジンEを始動させ、エンジンが始動した
ら、運転部5に設けた回転数表示器等(図示しない)で
エンジン回転数の状態を確認して、作業用の定格回転数
(セット回転数)位置sまで高回転側に向けて上昇操作
してから、作業を開始することになる。
【0021】次に、エンジンEのスタート制御の構成に
ついて説明する。図1に示すように、エンジン始動用の
直流モータを内蔵したスタータ38と、エンジンの始動
・停止等のエンジン操作用のキースイッチ32と、バッ
テリー34とが設けられ、キースイッチ32は、共通端
子であるBAT端子にバッテリー34が接続され、G1
端子はグローランプ35を介して、G2端子は直接、夫
々エンジン予熱用のグロープラグ36に接続されてい
る。そして、キースイッチ32の各接点信号が、前記制
御装置Hに入力されている。ここで、キースイッチ32
が人為操作される指令手段に対応し、スタータ38が、
そのキースイッチ32の始動指令(後述のSTART位
置への操作に伴う指令)に基づいてエンジンEを始動さ
せるエンジン始動手段に対応する。
【0022】制御装置Hには、図2に示すように、バッ
テリー34からスタータ38への電力の供給を入り切り
するリレー37と、このリレー37を駆動する駆動回路
40とが設けられている。リレー37は、接点37aと
この接点37aを導通状態と非導通状態とに切り換える
ための駆動用のコイル37bとを備えている。AC端子
からの入力信号は、ダイオード33を経た後、上記コイ
ル37bと上記駆動回路40に接続され、ST端子から
の入力信号は、リレー37の接点37aを経てスタータ
38に接続されている。又、レギュレータ31の出力電
圧が制御装置Hに入力され、このレギュレータ31の出
力電圧は、エンジンが始動しているときに設定電圧以上
になる。
【0023】前記駆動回路40は、トランジスターTr
1,Tr2、抵抗R1〜R4、ダイオードD等から構成
されている。先ず、AC端子からバッテリー34の電力
が供給されると、トランジスターTr1がオンしてコイ
ル37bを駆動し、接点37aが導通状態になってリレ
ー37が入り側に制御される。次に、レギュレータ31
が設定電圧以上の出力電圧を発生し、この電圧がダイオ
ードDを介してトランジスターTr2のベースに印加さ
れてトランジスターTr2がオンすると、トランジスタ
ーTr1がオフしてコイル37bを駆動しなくなり、接
点37aが非導通状態になる。尚、図中、SKは、制御
装置H内で生成されるエンジン始動禁止信号であり、こ
の第1実施形態では、オフ状態(フロート状態)であっ
てトランジスターTr2の作動に対して影響を与えな
い。
【0024】次に、燃料の送油制御、及びエンジンの停
止制御について説明する。図1に示すように、前記燃料
送油ポンプ25は、制御装置Hによってオンオフ制御さ
れる。又、エンジン停止指令に基づいて充電電圧を抵抗
を通して放電するコンデンサーを備えるタイマー回路2
1と、エンジンEへの燃料供給を停止させるための停止
ソレノイド23と、タイマー回路21によって駆動され
てタイマー回路21の出力電圧(コンデンサーの充電電
圧)が所定値以上のときに停止ソレノイド23を燃料停
止状態に作動させるスイッチング回路22とが設けられ
ている。そして、停止ソレノイド23は、上記燃料停止
状態において燃料噴射ポンプ24の燃料噴射量をタイマ
ー回路21にて定まる時間ゼロにするように励磁され、
これによってエンジンが停止する。
【0025】次に、エンジンの操作手順に沿って前記キ
ースイッチ32及び制御装置Hの動作について説明す
る。先ず、キースイッチ32のOFF位置でキーを差し
込んで左に回すとHEAT位置になり、HEAT位置で
は、BAT端子がG1端子とAC端子に接続されてエン
ジンの予熱が行われる。このAC端子へのBAT端子の
接続に伴って、制御装置Hは燃料送油ポンプ25を作動
させ、燃料噴射ポンプ24に燃料を一定圧力で供給す
る。キーから手を離すとスプリングによってキーはOF
F位置に戻る。
【0026】次に、スタータ38を回転させてエンジン
を始動させるべく、キースイッチ32をOFF位置から
ON位置を経由してSTART位置まで回す。ON位置
では、BAT端子はAC端子に接続され、リレー37が
入り側に制御されるとともに、燃料送油ポンプ25が作
動させる。START位置では、BAT端子はG2端
子、AC端子及びST端子に接続され、バッテリー34
の電力がスタータ38に供給されて回転作動する。そし
て、エンジンEが始動してレギュレータ31から設定電
圧以上の電圧が出力されると、リレー37が切り側に制
御されてスタータ38への電力供給が遮断されてスター
タ38の作動が停止する。エンジンの始動に伴って、キ
ーから手を離すとキーはスプリングによってON位置に
戻る。ON位置では、BAT端子はAC端子とのみ接続
されているので、グロープラグ36への電流も遮断され
る。尚、このとき、エンジンが始動していなければ、所
定時間後に燃料送油ポンプ25が停止される。
【0027】次に、エンジンEを停止させるべく、キー
スイッチ32をON位置からOFF位置に戻すと、燃料
送油ポンプ25が作動を停止し、同時に、前記タイマー
回路21の出力電圧(充電電圧)が所定値以下になるま
でのタイマー時間の間、スイッチング回路22がオンし
て停止ソレノイド23が駆動され、燃料噴射ポンプ24
の燃料噴射量がゼロになってエンジンEが停止する。
又、詳述はしないが、作業中において、例えば脱穀装置
3において穀稈の詰まり等の異常の発生が確認されたと
きは、制御装置Hは、上記と同様に、前記タイマー回路
21を作動させて、燃料噴射ポンプ24の燃料噴射量を
ゼロにしてエンジンEを停止させる。つまり、制御装置
Hを利用して、上記キースイッチ32をON位置からO
FF位置に戻した場合や、上記異常が発生した場合等に
よるエンジン停止指令が指令されるに伴って、エンジン
Eに対する燃料の供給を停止させることによりエンジン
Eの作動を停止させるエンジン停止手段101が構成さ
れている。
【0028】又、前記制御装置Hを利用して、前記速度
調整レバー15の調節位置が高回転側の操作域にある状
態で前記エンジンEが始動されることを牽制する高速始
動牽制手段100が構成されている。ここで、この始動
が禁止される高回転側の操作域として、図6に示すよう
に、アクセル調節の全範囲のうちで、前記アイドリング
位置よりも設定回転数高い回転数位置からフルアクセル
位置までの範囲が設定されている。具体的には、上記高
速始動牽制手段100は、前記回転数検出センサ30に
よりエンジンEが作動状態から停止状態に切り換わった
ことが検出されるに伴って、前記速度調整レバー15が
低回転側の設定域(つまり、アイドリング位置)に切り
換わるように前記電動モータM1を作動させるように構
成されている。
【0029】以下、上記制御装置Hによる高速始動牽制
動作を、異常の発生に基づく場合について図5に示すタ
イムチャートに基づいて説明する。先ず、異常の発生を
判別する(a)と、エンジン停止信号(燃料カット信
号)が出力され(b)、そのエンジン停止動作によりエ
ンジンの作動が停止する(c)と同時に、アクセルレバ
ー13の操作位置つまり速度調整レバー15の調節位置
が低回転側の設定域(アイドリング位置)に切り換わる
(d)。そして、上記異常の原因を除去して、再びエン
ジンをスタートさせたときに、エンジンEは低回転側の
設定域(前記アイドリング位置)の状態で始動すること
になる。
【0030】〔第2実施形態〕上記第1実施形態では、
高速始動牽制手段100は、エンジンEが作動状態から
停止状態に切り換わったことが検出されるに伴って、速
度調整レバー15が低回転側の設定域(アイドリング位
置)に切り換わるように構成したが、これに代えて、以
下の第2実施形態のように構成することも可能である。
つまり、前述のように、前記アクセルレバー13と前記
速度調整レバー15とは連動しているので、この第2実
施形態では、前記アクセル位置検出用のポテンショメー
タ20が、速度調整レバー15の調節位置が前記高回転
側の操作域にあるか否かを検出する調節位置検出手段と
して機能し、前記高速始動牽制手段100が、前記調節
位置検出手段(ポテンショメータ20)が前記速度調整
レバー15の調節位置が前記高回転側の操作域(図6参
照)にあることを検出すると、前記指令手段(キースイ
ッチ32)による始動指令にかかわらず、前記エンジン
始動手段(スタータ38)の作動を禁止するように構成
されているのである。ここで、エンジンの始動を禁止す
るために、具体的には、図2に示すエンジン始動回路に
おいて、エンジン始動禁止信号SKをハイレベルにして
トランジスターTr2をオンさせることにより、コイル
37の接点37aを非導通状態にして、スタータ38に
電力供給しないようにする。
【0031】そして、この場合にエンジンEを始動させ
るためには、 (1)図示しないブザー等の警報手段を作動させて、運
転者にアクセルレバー13を低回転側(アイドリング位
置)に操作してから、エンジンの始動を行うように指示
する。 (2)制御装置Hが、キースイッチ32による始動指令
を検出すると、速度調整レバー15の調節位置を前記高
回転側の操作域から低回転側(アイドリング位置)に自
動的に戻し操作してからエンジンEを始動させ、その後
に、徐々に元の高回転側の操作域まで速度調整レバー1
5の調節位置を自動操作する。等の手段を用いることが
できる。
【0032】〔別実施形態〕 (1)上記実施形態では、エンジンの調速操作具として
の速度調整レバー15を人為操作具としてのアクセルレ
バー13に機械的に連動して動作するように構成した
が、エンジンの調速操作の構成はこれに限るものではな
い。例えば、図7に示すように、エンジンの速度調整レ
バー15を直接、調速用のアクチュエータとしての電動
モータM2にて駆動操作するとともに、アクセルレバー
13の操作位置をアクセル位置検出用のポテンショメー
タ20にて検出して、制御装置Hが上記速度調整レバー
15の調節位置が上記ポテンショメータ20にて検出さ
れるアクセルレバー13の操作位置に対応するように電
動モータM2を作動させるとともに、上記電動モータM
2を減速機構付にして、電動モータM2(保持手段に対
応する)によって速度調整レバー15の調節位置を保持
するようにしてもよい。尚、図7において、電動モータ
M2により回転駆動される小径ギア16が噛合う扇型ギ
ア部17aが形成されて、軸芯X2周りで設定範囲にわ
たって回動操作される駆動部材17が設けられ、この駆
動部材17に形成されたアーム17bと速度調整レバー
15とがリンク18にて連動連係され、電動モータM2
により速度調整レバー15を駆動操作するように構成さ
れている。尚、上記駆動部材17の回動支点位置に、駆
動部材17の回動量に基づいて速度調整レバー15の調
節位置を検出する調速位置検出用のポテンショメータ1
9が設けられ、このポテンショメータ19の検出情報が
前記制御装置Hに入力されている。尚、この別実施形態
での人為操作具としては、レバー式の外に、例えばボリ
ュームにて構成し、このボリュームの操作位置を制御装
置Hで検出してエンジンの調速操作具の位置を調節する
ようにしてもよい。
【0033】(2)上記実施形態では、エンジンEの作
動の有無を検出する作動状態検出手段を、エンジンEの
回転数を検出する回転数検出センサ30にて構成した
が、これ以外に、エンジンの作動時に高電圧を出力する
前記レギュレータ31にて構成してもよい。
【0034】(3)上記実施形態では、エンジン始動用
の指令手段をSTART操作位置を備えたキースイッチ
32にて構成したが、これ以外に、専用のスタートスイ
ッチを、図1に例示するように、前記アクセルレバー1
3の握り部に設けたスイッチ13aで構成してもよい。
これにより、エンジンの始動操作と、それに続くエンジ
ンの出力(回転数)調節とを1つのレバーによって容易
に行うことができる利点がある。
【0035】(4)上記実施形態では、コンバインを作
業車とする場合について例示したが、本願発明は、これ
以外の、トラクター等その他の農作業車や建設機械等の
作業車に適用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバインの制御ブロック図
【図2】エンジンのスタート制御の構成図
【図3】コンバインの動力伝動系を示す図
【図4】コンバインの全体側面図
【図5】高速始動牽制動作を示すタイムチャート
【図6】高速始動牽制動作の回転数範囲を示す図
【図7】別実施形態のコンバインの制御ブロック図
【符号の説明】
13 人為操作具 15 調速操作具 20 調節位置検出手段 30 作動状態検出手段 32 指令手段 38 エンジン始動手段 100 高速始動牽制手段 101 エンジン停止手段 E エンジン 14 保持手段 M2 保持手段 M1 アクチュエータ M2 アクチュエータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搭載されたエンジンの調速操作具の調節
    位置を変更操作自在な人為操作具と、前記調速操作具の
    調節位置を前記人為操作具にて変更操作された位置で保
    持する保持手段とが備えられた作業車であって、 前記調速操作具の調節位置が高回転側の操作域にある状
    態で前記エンジンが始動されることを牽制する高速始動
    牽制手段が備えられている作業車。
  2. 【請求項2】 前記エンジンが作動状態であるか停止状
    態であるかを検出する作動状態検出手段と、前記調速操
    作具を駆動操作するアクチュエータとが備えられ、 前記高速始動牽制手段は、前記作動状態検出手段により
    前記エンジンが作動状態から停止状態に切り換わったこ
    とが検出されるに伴って、前記調速操作具が低回転側の
    設定域に切り換わるように前記アクチュエータを作動さ
    せるように構成されている請求項1記載の作業車。
  3. 【請求項3】 人為操作される指令手段の始動指令に基
    づいて、前記エンジンを始動させるエンジン始動手段
    と、 前記調速操作具の調節位置が前記高回転側の操作域にあ
    るか否かを検出する調節位置検出手段とが備えられ、 前記高速始動牽制手段は、前記調節位置検出手段が前記
    調節位置が前記高回転側の操作域にあることを検出する
    と、前記指令手段による始動指令にかかわらず、前記エ
    ンジン始動手段の作動を禁止するように構成されている
    請求項1記載の作業車。
  4. 【請求項4】 エンジン停止指令が指令されるに伴っ
    て、前記エンジンに対する燃料の供給を停止させること
    により前記エンジンの作動を停止させるエンジン停止手
    段が備えられている請求項1〜3のいずれか1項に記載
    の作業車。
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