JPH11248671A - ガスセンサ - Google Patents

ガスセンサ

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JPH11248671A
JPH11248671A JP10064347A JP6434798A JPH11248671A JP H11248671 A JPH11248671 A JP H11248671A JP 10064347 A JP10064347 A JP 10064347A JP 6434798 A JP6434798 A JP 6434798A JP H11248671 A JPH11248671 A JP H11248671A
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JP
Japan
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outer cylinder
elastic seal
filter
seal member
gas
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Application number
JP10064347A
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English (en)
Inventor
Keiichi Noda
恵一 野田
Kazuo Taguchi
一夫 田口
Hisaharu Nishio
久治 西尾
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Niterra Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルタ固定用の加締めリングを廃止でき、
しかも熱膨張等によるフィルタの緩みも生じにくいガス
センサを提供する。 【解決手段】 ガスセンサ1は、外筒18内に導入され
る外気を基準ガスとして作動する酸素濃淡電池素子を含
む検出素子2を有し、外筒18の後端側の開口部には弾
性シール部材15が嵌め込まれる。また、弾性シール部
材15の外面と、外筒18の内面とに両面がそれぞれ接
する形でフィルタ40が配置され、外筒18を弾性シー
ル部材15に向けて加締めることにより固定されてい
る。そして、フィルタ40に対応する位置において外筒
18には気体導入孔19が形成されており、該気体導入
孔19から導入された外気が、フィルタ40を透過した
後、弾性シール部材15に形成された気体導入路90を
経て外筒18の内側空間に導かれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、酸素センサ、HC
センサ、NOXセンサなど、測定対象となるガス中の被
検出成分を検出するためのガスセンサに関し、特にその
検出素子が、外気を基準ガスとして作動する酸素濃淡電
池素子を含むガスセンサに関する。
【0002】
【従来の技術】上述のようなガスセンサとして例えば、
自動車エンジン等の内燃機関において、その空燃比制御
等に使用するための各種酸素センサが知られている。こ
の種の酸素センサとしては、検出部としての酸素濃淡電
池素子を例えばZrO2等の酸素イオン電導性固体電解
質により構成したものが知られている。検出部は一般
に、軸状に形成された検出素子の先端に設けられる。こ
のような検出素子を金属製の外筒内に収容し、検出部の
先端外面を被検出雰囲気と接触させる一方、外筒の内側
空間に基準ガスとしての大気を導入し、該検出素子に生
ずる酸素濃淡電池起電力により被検出雰囲気中の酸素濃
度を測定することとなる。近年では特に、排気ガスによ
る大気汚染など環境保護上の問題に対応するために、排
気ガス中の酸素濃度を検出するための酸素センサについ
ても、とりわけ高性能で長寿命のものに対する需要が高
まっている。
【0003】ところで、上述のような酸素センサは自動
車に搭載される場合、エンジンルーム以外にも、例えば
車両の足周り部分に近い排気管等に取り付けられること
も多い。このような状況においては酸素センサは、雨中
走行時や洗車時等に水滴の噴射を受けたり、油分等の汚
れの付着、さらには跳ね上がった小石等から受ける衝撃
など、かなり厳しい環境にさらされることとなる。この
場合、酸素検知素子を水滴や汚れの付着から保護するた
めに、これを収容するケーシングの構造としては、なる
べく高強度で密閉性の高いものを使用しなければならな
い。しかしながら、ケーシング内へは検知素子の基準ガ
スとして大気を導入する必要があることから、外部との
連通部も必ず設けなければならない。すなわち、上記酸
素センサを厳しい環境下で長期に亙って安定的に作動さ
せるには、水等に対する液密性を一定レベル以上に高め
つつ、しかも気通性は確保するという相反した課題を同
時に解決する必要がある。
【0004】そこで、このような要求に応じるため、例
えば特開平8−201338号公報等には、外筒に気通
孔を設け、さらにこれを撥水性フィルタで覆うことによ
り、水滴等の侵入は阻止しつつ大気の流通は確保できる
ようにした構造の酸素センサが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に開示されて
いる酸素センサにおいては、外筒の末端部に気通孔を形
成し、この周囲を筒状の撥水性フィルタで覆った後、さ
らにその外側を気通孔を有する金属製の筒状の加締めリ
ングで覆い、該加締めリングとケーシングとの間に加締
め部を形成することにより、該フィルタを固定する構造
となっている。ところが、この構造では、フィルタを固
定するための加締めリングが必要となり、部品点数が増
大してコストアップにつながる問題がある。また、高速
運転時などセンサが高温化する環境下では、加締め部が
熱膨張を起こし、加締めリングとフィルタが緩んで防水
性が損なわれることにつながる懸念もある。
【0006】本発明の課題は、フィルタ固定用の加締め
リングを廃止でき、しかも熱膨張等によるフィルタの緩
みも生じにくいガスセンサを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】本発明の
ガスセンサは、外筒と、その外筒内に収容されるととも
に、測定対象となるガス中の被検出成分を検出する検出
部が先端側に形成され、かつその検出部が、外筒内に導
入される外気を基準ガスとして作動する酸素濃淡電池素
子を含む検出素子と、検出素子からの各リード線がそれ
ぞれ挿通される複数のリード線挿通孔が軸方向に貫通し
て形成され、外筒の後端側の開口部に対しその内側に弾
性的にはめ込まれる弾性シール部材と、弾性シール部材
の外面と、外筒の内面とに両面がそれぞれ接する形で配
置され、それら弾性シール部材と外筒との間で保持され
るフィルタとを備え、フィルタに対応する位置において
外筒には気体導入孔が形成されており、該気体導入孔か
ら導入された外気が、フィルタを透過した後、弾性シー
ル部材に形成された気体導入路を経て外筒の内側空間に
導かれるようにしたことを特徴とする。
【0008】弾性シール部材は、ゴムやエラストマー等
の有機弾性材料で構成でき、例えばフッ素ゴムやシリコ
ンゴムなどの耐熱性ゴムで構成することができる。ま
た、フィルタは、例えばポリテトラフルオロエチレン
等、フッ素系樹脂からなる多孔質樹脂形成物で構成され
た防水性かつ通気性を有するものを使用できる。具体的
には、例えばポリテトラフルオロエチレン(以下、PT
FEという)の未焼成成形体を、PTFEの融点よりも
低い加熱温度で1軸以上の方向に延伸することにより得
られる多孔質繊維構造体(例えば、特公昭42−135
60、特公昭51−18991、特公昭56−4577
3、特公昭56−17216、特開昭145735、特
開昭59−152825、特開平3−221541、特
開平7−126428、特開平7−196831等、商
品名:例えばゴアテックス(ジャパンゴアテックス
(株)))を用いたものを使用できる。
【0009】上記本発明のガスセンサの構成において
は、フィルタを弾性シール部材と外筒との間で保持し、
外気を外筒側の気体導入孔から該フィルタ及び弾性シー
ル部材に形成された気体導入路を経て外筒内に導入する
ようにした。すなわち、フィルタを設けることで、水滴
等の侵入は阻止しつつ外気の流通は確保でき、しかもこ
のフィルタを固定するために従来設けられていた加締め
リングが廃止されるので、部品点数ひいてはセンサの製
造コストの削減を図ることができる。
【0010】上記構成では、外筒を弾性シール部材に向
けて加締めることにより、フィルタをそれら外筒と弾性
シール部材との間で挟み付けた形で保持する構成とする
ことができる。これにより、弾性シール部材とフィルタ
及び外筒との間の気密性が向上し、これらの隙間を介し
た水滴等の侵入を効果的に阻止することができる。ま
た、加締めにより弾性シール部材は径方向に圧縮される
形で弾性変形するので、その弾性力によりフィルタを外
筒内面との間で強く挾圧保持する形となる。この場合、
温度上昇等により外筒が多少膨張しても、弾性シール部
材の弾性復帰力によりフィルタの挾圧状態が維持される
ので、該フィルタに緩み等も生じにくい。
【0011】次に、フィルタは弾性シール部材の外周を
覆う形で配置することができ、気体導入路は、弾性シー
ル部材の外周面にその入り口部を、また底面にその出口
部を開口するものとして構成できる。これにより、外筒
の気体導入孔から導入された外気を、弾性シール部材を
経て外筒内にスムーズに導くことができる。
【0012】気体導入孔は外筒の周方向に沿って所定の
間隔で複数個形成することができる。これにより、外筒
内へ外気を偏りなく導入することができる。また、外筒
は、気体導入孔の列を軸方向に挟む形で2本の環状の加
締め部が周方向に形成されるとともに、該外筒のそれら
加締め部の間に位置する部分が外向きに膨出しており、
その膨出部においてフィルタと外筒及び弾性シール部材
の少なくとも一方との間に隙間が形成される構成とする
ことができる。このようにすれば、フィルタの表面を空
気の流通路として有効利用することができ、例えば燃料
リッチな雰囲気においても検出特性が低下しない十分な
量の空気を確実にケーシング内に導くことができる。
【0013】弾性シール部材は、外筒の軸線方向に隣接
する2部材からなるものとして構成できる。そして、そ
れらの外筒の開口部側に位置するものを第一部材、同じ
く反対側に位置するものを第二部材として、気体導入路
は、それら第一部材と第二部材との接合面上に形成され
て一端が弾性シール部材の外周面に開口して入り口部を
形成するとともに、他端側が該弾性シール部材の径方向
内側に伸びる第一通路と、第二部材を軸方向に貫くとと
もに、一端が第一通路と連通し、他端側が第二部材の底
面に開口して出口部を形成する第二通路とを含むものと
することができる。
【0014】上記構成では、弾性シール部材を2分割
し、側面と底面とにそれぞれ両端を開口する気体導入路
を、両部材の接合面に位置する第一通路と、第二部材を
軸方向に貫通する第二通路との組み合わせにより形成す
るようにした。このような各部材はゴムの射出成形等に
より極めて容易に製造でき、それぞれ個別に製造してお
いて後で軸方向に接合することで、所期の形状の気体導
入路を有する弾性シール部材を簡易に得ることができ
る。
【0015】この場合、第一部材及び第二部材の各接合
面の少なくとも一方に凸部を形成し、また、少なくとも
一方に凹部を形成するとともに、第一部材及び第二部材
の一方に形成された凸部を他方に形成された凹部に嵌合
させることにより、それら両部材を互いに接合するよう
に構成できる。該接合により第一部材及び第二部材は一
体化されて弾性シール部材となり、上記凹部と凸部との
嵌合により両部材への分解が生じにくい。これにより、
弾性シール部材は、2部分から構成されているにも拘わ
らず、その外筒への組み付け等を容易に行うことができ
る。
【0016】より具体的には、第一部材には、第二部材
との接合面に該第二部材側に突出する凸部を周方向に所
定の間隔で複数形成し、隣接する各凸部の間に該凸部と
同数の凹部を形成することができる。また、第二部材に
も、第一部材との接合面に該第一部材側に突出する凸部
を周方向に所定の間隔で複数形成するとともに、隣接す
るそれら凸部の間に該凸部と同数の凹部を形成すること
ができる。そして、第一部材側の各凸部を第二部材側の
各凹部に、また、第二部材側の各凸部を第一部材側の各
凹部にそれぞれ嵌合させることにより、それら第一部材
と第二部材とを互いに接合し、第一通路は、第一部材側
の凸部頂面と該凸部が嵌合する第二部材側の凹部の底面
との間、及び第二部材側の凸部頂面と該凸部が嵌合する
第一部材側の凹部の底面との間にそれぞれ形成される構
成とすることができる。第一部材と第二部材との周方向
に並ぶ凹凸を互いに嵌合させることにより、第一部材と
第二部材とが軸線周りに相対回転することが阻止される
ので、外筒への組付けを一層容易に行うことができる。
また、複数の第一通路が弾性シール部材の中心軸線に関
して放射状に形成されるので、弾性シール部材内の気体
の流通をよりスムーズなものとすることができる。
【0017】次に、第二部材は、第二通路の壁面の少な
くとも一部を含む部分を、残余の部分よりも硬質の材料
で構成された硬質材料部とすることができる。これによ
り、外筒を弾性シール部材に向けて加締める際に、第二
通路が加締めの圧縮力で潰れることが防止され、ひいて
は外筒に組み付けられた弾性シール部材内の気体の流通
をより確実なものとすることができる。
【0018】この場合、第二部材は、第一部材との接合
面に開口する有底の筒状部材装着凹部が形成された本体
部と、その本体部よりも硬質の材料(例えばセラミック
あるいは金属など)で構成されて軸方向の貫通孔を有
し、筒状部材装着凹部内に装着される筒状部材(硬質材
料部)とを備えるものとして構成することができる。こ
の場合、筒状部材装着凹部の底部には、該第二部材の軸
線方向においてこれを貫通する本体部側貫通孔を形成
し、その本体部側貫通孔と筒状部材側の貫通孔とを互い
に連通させて第二通路を形成するようにする。これによ
れば、筒状部材を筒状部材装着凹部に装着するだけで、
硬質材料部を簡単に形成することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に示す実施例を参照して説明する。図1には、この発
明のガスセンサの一実施例として、自動車等の排気ガス
中の酸素濃度を検出する酸素センサ1を示している。こ
の酸素センサ1は通称λセンサあるいはO2センサと呼
ばれるもので、細長い形状のセラミック素子2(検出素
子)を備え、その先端側が排気管内を流れる高温の排気
ガスに晒される。
【0020】セラミック素子2は方形状断面を有する細
長い板状に形成されており、図2(a)に示すように、
それぞれ横長板状に形成された酸素濃淡電池素子21
と、該酸素濃淡電池素子21を所定の活性化温度に加熱
するヒータ22とが積層されたものとして構成されてい
る。酸素濃淡電池素子21は、酸素イオン伝導性を有す
る固体電解質により構成されている。そのような固体電
解質としては、Y23ないしCaOを固溶させたZrO
2が代表的なものであるが、それ以外のアルカリ土類金
属ないし希土類金属の酸化物とZrO2との固溶体を使
用してもよい。また、ベースとなるZrO2にはHfO2
が含有されていてもよい。一方、ヒータ22は、高融点
金属あるいは導電性セラミックで構成された抵抗発熱体
パターン23をセラミック基体中に埋設した公知のセラ
ミックヒータで構成されている。
【0021】酸素濃淡電池素子21には、その長手方向
における一方の端部(主体金具3の先端より突出する部
分)寄りにおいてその両面に、酸素分子解離能を有した
多孔質電極25,26が形成されており、それら電極2
5,26及びそれらの間に挟まれる固体電解質部分とが
検出部Dを形成することとなる。
【0022】各多孔質電極25,26からは、該酸素濃
淡電池素子21の長手方向に沿って酸素センサ1の取付
基端側に向けて延びる電極リード部25a,26aがそ
れぞれ一体に形成されている。このうち、ヒータ22と
対向しない側の電極25からの電極リード部25aは、
その末端が電極端子部7として使用される。一方、ヒー
タ22に対向する側の電極26の電極リード部26a
は、図2(c)に示すように、酸素濃淡電池素子21を
厚さ方向に横切るビア26bにより反対側の素子面に形
成された電極端子部7と接続されている。すなわち、酸
素濃淡電池素子21は、両多孔質電極25,26の電極
端子部7が電極25側の板面末端に並んで形成される形
となっている。上記各電極、電極端子部及びビアは、P
t又はPt合金など、酸素分子解離反応の触媒活性を有
した金属粉末のペーストを用いてスクリーン印刷等によ
りパターン形成し、これを焼成することにより得られる
ものである。
【0023】一方、ヒータ22の抵抗発熱体パターン2
3に通電するためのリード部23a,23aも、図2
(d)に示すように、ヒータ22の酸素濃淡電池素子2
1と対向しない側の板面末端に形成された電極端子部
7,7に、それぞれビア23bを介して接続されてい
る。
【0024】図2(a)及び(b)に示すように、酸素
濃淡素子21とヒータ22との間にはスペーサ部28が
介挿されて全体が焼成により一体化されている。このス
ペーサ部28は、多孔質電極26に対応する位置に酸素
基準室28aが形成されている。また、スペーサ部28
には幅方向中央部において自身の長手方向に沿うように
大気導入路(基準ガス供給通路)28bが形成され、そ
の一端が酸素基準室28aに連通し、他端が該スペーサ
部28の後端面に開口して大気導入口29を形成してい
る。これにより、図4(b)に示すように、セラミック
素子2において酸素基準室28aには大気導入口29か
ら大気導入路28bを経て大気が導入され、多孔質電極
26が酸素基準電極として機能することとなる。
【0025】このようなセラミック素子2が、図1に示
すように、主体金具3の内側に配置された絶縁体4の挿
通孔30に挿通され、先端の検出部Dが、排気管に固定
される主体金具3の先端より突出した状態で絶縁体4内
に固定される。絶縁体4には、その軸線方向において挿
通孔30の後端に一端が連通し、他端が絶縁体4の後端
面に開口するとともに軸断面が該挿通孔30よりも大径
の空隙部31が形成されている。そして、その空隙部3
1の内面とセラミック素子2の外面との間は、ガラス
(例えば結晶化亜鉛シリカホウ酸系ガラス)を主体に構
成される封着材層32により封着されている。
【0026】図1に示すように、絶縁体4と主体金具3
との間には、それらに軸線方向に隣接してタルクリング
36と加締めリング37とがはめ込まれ、主体金具3の
後端側外周部を加締めリング37を介して絶縁体4側に
加締めることにより、絶縁体4と主体金具3とが固定さ
れている。また、主体金具3の先端外周には、セラミッ
ク素子2の突出部分を覆う金属製の2重のプロテクトカ
バー6a,6bがレーザー溶接あるいは抵抗溶接(例え
ばスポット溶接)等によって固着されている。これらカ
バー6a,6bはキャップ状を呈するもので、その先端
や周囲に、排気管内を流れる高温の排気ガスをカバー6
内に導く開口6c,6dが形成されている。一方、主体
金具3の後端部は金属製の外筒18の先端部内側に挿入
され、その重なり部において周方向に環状に形成された
結合部としての溶接部(例えばレーザー溶接部)35に
より互いに気密状態で接合されている。なお、結合部と
して溶接部35は、レーザー溶接に代えて環状の加締め
部により形成してもよいが、特に高い防水性が望まれる
用途に使用する場合は、レーザー溶接の方が液密性に優
れているのでより望ましいといえる。また、本明細書で
は、主体金具3の軸線方向において検出部Dの突出側を
前方側とし、これと反対側を後方側としている。
【0027】次に、図10に示すように、外筒18の後
端部側壁には、周方向に沿って所定の間隔で複数の気体
導入孔19が形成されている。そして、外筒18の後端
開口部には、ゴム等の弾性材料で構成された弾性シール
部材としてのグロメット15が、上記気体導入孔19を
気通状態で塞ぐフィルタ40を介して外筒18の内側に
配置されている。そして、フィルタ40及びグロメット
15は、気体導入孔19の列の両側に形成された環状の
加締め部38,39により、外筒18に対して固定され
ている。
【0028】外筒18は加締め部38,39の間に位置
する部分が外向きに凸状に膨出し、フィルタ40の外面
と外筒18内面との間には、周方向の環状の隙間g1が
形成されている。また、グロメット15の軸方向中間に
は、後述の結合部87の形成位置に対応して、環状の凹
部87aが形成されている。上記隙間g1と凹部87a
とは、気体導入孔19から導かれた外気の滞留空間とし
て機能し、ひいてはフィルタ40に対し外気をスムーズ
に流通させる役割を果たす。
【0029】図4に示すように、グロメット15は、全
体が外筒18の内面形状に対応した円柱形状とされると
ともに、セラミック素子2用のリード線14(本実施例
では4本)を挿通するためのリード線挿通孔45(図4
(b))が軸方向に貫通して形成されている。またグロ
メット15は、その軸線方向において第一部材41と第
二部材51との2分割構造とされており、図4(b)及
び図5に示すように、これら第一部材41と第二部材5
1とが互いに組み合わされて一体化され、さらにその外
側に円筒状のフィルタ40が外挿される形となってい
る。なお、図1に示すように気体導入孔19は、第一部
材41と第二部材51との結合部87(図4(b))に
おいてグロメット15の外周面に開口している。
【0030】ここで、フィルタ40は、例えばポリテト
ラフルオロエチレン(以下、PTFEという)の未焼成
成形体を、PTFEの融点よりも低い加熱温度で1軸以
上の方向に延伸することにより得られる多孔質繊維構造
体(商品名:例えばゴアテックス(ジャパンゴアテック
ス(株)))により、水滴等の水を主体とする液体の透
過は阻止し、かつ空気及び/又は水蒸気などの気体の透
過は許容する撥水性フィルタとして構成されている。こ
れにより、外筒18の気体導入孔19からフィルタ40
を経て、基準ガスとしての大気(外気)が外筒18内に
導入されるとともに(詳細は後述)、水滴等の液体状態
の水は外筒18内に侵入することが阻止されるようにな
っている。
【0031】また、外筒18には、図1に示すようにグ
ロメット15に続いてそのさらに内方側にコネクタ部1
3が設けられている。リード線14の後端側はグロメッ
ト15を貫通して外部に延び、それらの先端にコネクタ
プラグ16が連結され、各リード線14の外部に延びる
部分には、これらを収束して保護する保護チューブ17
が被せられている。一方、リード線14の先端側は、コ
ネクタ部13を介して図2に示すセラミック素子2の各
電極端子部7(4極を総称する)に電気的に接続されて
いる。
【0032】コネクタ部13は、図3に示すように、セ
ラミック素子2の電極端子部7と、リード線14との導
通をとるために、リード線14と接続する雌コンタクト
8、2分割のセラミックハウジング9、同じく2分割の
固定金具10、1対の押圧バネ11,11及び1個の加
締めリング12よりなる差し込み部材をセラミック素子
2の電極端子部7に挿入し、加締めリング12の外周を
加締めることにより、各押圧バネ11に変位を与え、雌
コンタクト8を所定の圧力で電極端子部7に押圧するよ
うに構成されている。すなわち、加締めリング12が外
側から複数箇所で加締められることで、その内側の押圧
バネ11、11が弾性的に圧縮させられ、さらに内側の
固定金具10がその押圧バネ11のバネ力に基づき、セ
ラミックハウジング9を介して雌コンタクト8を前記セ
ラミック素子2の電極端子部7に押し付けることとなる
(図4(b)及び(c)も参照)。
【0033】次にグロメット15の構成について詳しく
説明する。図4に示すように、その第一部材41にはリ
ード線14を挿通するための挿通孔45’(本実施例で
は4つ)が軸方向に貫通して形成されている。挿通孔4
5’は図6に示すように、本体部43の軸線回りにおい
て所定の角度間隔(本実施例ではほぼ90度)に複数個
(本実施例4つ)形成されている。また、本体部43の
端面43aには、該端面43aから軸線方向に突出する
複数(本実施例では2つ)の凸部42,42が形成され
ており、それら凸部42,42の間には複数(本実施例
では2つ)の凹部44,44が形成されている。各凸部
42及び凹部44はそれぞれ例えば略扇型の平面形状を
有し、前記複数の挿通孔45’はこれら凸部42及び凹
部44にそれぞれ対応する位置に形成されている。ま
た、各凸部42,42の先端面には、半径方向の溝部4
7が形成されている。
【0034】一方、図4及び図7に示すように、第二部
材51も第一部材41と同様の挿通孔45’を有すると
ともに、その端面53aには凸部52,52、凹部5
4,54が形成され、各凸部52,52の先端面には半
径方向に沿って溝部57が形成されている。また、図7
に示すように、本体部53の末端部外周面にはその周方
向に沿って、外向きに突出するフィルタ受け部としての
フランジ部59が形成されている。一方、本体部53の
中心部には第二通路形成部材としての筒状部材95が軸
方向に埋設されている。筒状部材95はグロメット15
を構成するゴムよりも硬質の材質、例えばセラミック等
により構成されるとともに、軸方向に貫通する筒状部材
側貫通孔61を有する。そして、筒状部材95は、本体
部53の端面53aに開口する第二通路形成部材装着部
としての筒状部材装着凹部53bに押し込まれることに
より装着されている。また、本体部53には、筒状部材
装着凹部53aの底部を貫通する形で本体部側貫通孔5
3cがほぼ同心的に形成されている。そして、筒状部材
95の筒状部材側貫通孔61と本体部53の本体部側貫
通孔53cとは互いに連通し、図8(b)に示す大気導
入路(気体導入部)90の第二通路90bを形成するこ
ととなる。
【0035】図4及び図5に示すように、第一部材41
及び第二部材51は、第一部材41の凸部42,42が
第二部材51の凹部54,54に、第二部材51の凸部
52,52が第一部材の凹部44,44にそれぞれ嵌め
込まれて軸方向に互いに結合され、それら両部材41,
51の各凸部42,42及び52,52は一体化して、
本体部43,53よりも径小な円柱形状の結合部87を
形成する。そして、図8(c)及び(d)に示すよう
に、結合部87において両凸部42,52が互いに密着
状態で嵌合しあうことで、第一部材41と第二部材51
との軸線回りにおける回転が阻止されるとともに、両部
材41,51の各挿通孔45’は互いに連通し合ってそ
れぞれリード線挿通孔45となる。
【0036】また、両部材41,51の各凸部42,5
2の先端面に形成されている溝部47,57(図6及び
図7)は、図5に示すように、それら凸部42,52が
嵌合する凹部54,44の底面に上面側が塞がれて、大
気導入路90(本実施例では4箇所)の第一通路90a
(図8(b))となる。該第一通路90aは、結合部8
7(すなわちグロメット15)の外周面に開口する形で
その半径方向に形成され、第二部材51側の第二通路9
0bと互いに連通している。これにより、図10に示す
ように、大気導入路90は、大気導入孔19及びフィル
タ40を経て外部から導かれる大気を、外筒18の内側
に導く役割を果たすこととなる。
【0037】上記グロメット15を外筒18に組み付け
る際には、まず、図4に示すようにグロメット15の外
周に対し第一部材41側からフィルタ40を装着し、リ
ード線挿通孔45にリード線14を挿通する。ここで、
第二部材51のフランジ部59は、フィルタ40のグロ
メット15に対する軸線方向の位置ずれを防止する役割
を果たす。そして、同図(c)に示すように、グロメッ
ト15をコネクタ部13の後端部に当接させた状態で、
図9(a)及び(b)に示すように、外筒18の後端開
口部18a内に位置させる。
【0038】この状態で、大気導入孔19の軸線方向両
側において、外筒18を外側からフィルタ40及びグロ
メット15に向けて周方向に加締めることにより、環状
の加締め部38,39(図9(c))が形成される。こ
れによりグロメット15は、外筒18の加締めに伴い圧
縮変形し、リード線14とリード線挿通孔45とを密着
させた状態で外筒18内に固定されることとなる。な
お、グロメット15の第二部材51には、加締め部39
の形成位置に対応して前述の円筒部材95が埋設されて
いる。円筒部材95はセラミック(あるいは金属でもよ
い)等の硬質材料から構成されているので、グロメット
15が加締めにより圧縮されても、大気導入路90の一
部をなす筒状部材側貫通孔61がつぶれることが防止さ
れる。
【0039】以下、酸素センサ1の作動について説明す
る。図1に示すように、酸素センサ1は、主体金具3の
ねじ部3aにおいて車両の排気管等に固定され、またコ
ネクタプラグ16が図示しないコントローラに接続され
て使用に供される。そして、その検出部Dが排気ガスに
晒されると、酸素濃淡電池素子21の多孔質電極25
(図2)が排気ガスと接触し、酸素濃淡電池素子21に
は該排気ガス中の酸素濃度に応じた酸素濃淡電池起電力
が生じる。この起電力が、電極リード部25a及び26
aを経て電極端子部7,7、さらにはリード線14,1
4を介してセンサ出力として取り出される。この種のλ
センサ(あるいはO2センサ)は、排気ガス組成が理論
空燃比となる近傍で濃淡電池起電力が急激に変化する特
性を示すことから、空燃比検出用に広く使用されるもの
である。
【0040】基準大気導入用の大気は、図10に示すよ
うに、気体導入孔19から導入され、フィルタ40及び
グロメット15の大気導入路90を経て、セラミック素
子2の大気導入口29に導かれる。
【0041】上記酸素センサ1においては、大気導入路
90をグロメット15に形成し、そのグロメット15の
外側にフィルタ40を配置するとともに、外筒18に加
締め部38,39を形成し、フィルタ40をグロメット
15と外筒18との間でいわば挟み付けて固定する構成
とした。これにより、従来のように、外筒の外側にフィ
ルタを配置し、さらに外側から加締めリングで挟み込ん
でフィルタを保持する構造と比較して、加締めリングが
不要となる分だけ部品点数が削減され、組み付け効率も
向上する。また、加締め部38,39の加締め力により
グロメット15が径方向に圧縮されるので、温度上昇等
により外筒18が多少膨張しても、グロメット15の弾
性復帰力によりフィルタ40の挾圧状態が維持されるの
で、該フィルタ40に緩み等も生じにくい。
【0042】次に、図11に示すように、セラミック素
子2の軸線方向において封着材層32の両端には、セラ
ミック素子2の外面と空隙部31の内面との間を埋める
ように緩衝層33及び34をそれぞれ形成することがで
きる。これら緩衝層33,34は、いずれも多孔質無機
物質により構成され、具体的には封着材層32に含まれ
るガラスよりも耐熱性に優れた充填材粒子と、その充填
材粒子の隙間の一部を埋めるとともに充填材粒子よりも
軟化温度の低い結合粒子とを含んだものとして構成され
る。このうち、セラミック素子2の軸線方向において封
着材層32に対し、該セラミック素子2の先端部に近い
側に位置する緩衝層34は、充填材粒子がAl23粒子
により、また、結合粒子が封着材層21に含まれるガラ
スよりも耐熱性に優れ、かつ充填材粒子よりも軟化温度
の低い粒子、例えば粘土粒子により構成されている。粘
土粒子は、含水アルミノケイ酸塩を主体に構成されるも
のを使用でき、例えばアロフェン、イモゴライト、ヒシ
ンゲライト、スメクタイト、カオリナイト、ハロイサイ
ト、モンモリロナイト、イライト、バーミキュライト等
の粘土鉱物(あるいはそれらの合成物)の2種以上を主
体とするものとして構成できる。また、含有される酸化
物系成分の観点においては、SiO2及びAl23を含
有し、さらに必要に応じて、Fe23、TiO2、Ca
O、MgO、Na2O及びK2O等の1種又は2種以上を
主に、含有するものを使用することができる。
【0043】なお、以上の実施例ではガスセンサは、検
出素子(セラミック素子)として酸素濃淡電池素子のみ
を用いるλセンサとして構成されていたが、これを他の
タイプのガスセンサ素子として構成することも可能であ
る。以下、いくつかの例を示す。まず、図12は全領域
酸素センサ素子とした場合の概念図である。この場合、
セラミック素子60はそれぞれ酸素イオン伝導性固体電
解質で構成される酸素ポンプ素子61と酸素濃淡電池素
子62とが測定室65を挟んで対向配置された構造を有
し、排気ガスは多孔質セラミック等で構成された拡散孔
67を通って測定室65に導入される。なお、符号69
は、酸素ポンプ素子61と酸素濃淡電池素子62とを加
熱するためのヒータである。そして、酸素濃淡電池素子
62は、素子内に埋設された電極63を酸素基準電極と
して、測定室65側の電極64との間に生ずる濃淡電池
起電力により、測定室65内の酸素濃度を測定する。一
方、酸素ポンプ素子61には電極66及び68を介して
図示しない外部電源により電圧が印加され、その電圧の
向きと大きさにより定まる速度で、測定室65に対し酸
素を汲み込む又は汲み出すようになっている。そして、
該酸素ポンプ素子61の作動は、酸素濃淡電池素子62
が検知する測定室65内の酸素濃度に基づいて図示しな
い制御部により、該測定室65内の酸素濃度が一定に保
持されるように制御され、このときの酸素ポンプ素子6
1のポンプ電流に基づいて排気ガスの酸素濃度を検出す
る。
【0044】また、図13は、セラミック素子を2チャ
ンバー方式のNOXセンサ素子とした場合の例を示して
いる。セラミック素子70はZrO2等の酸素イオン伝
導性固体電解質で構成され、その内部には第一及び第二
の測定室71,72が隔壁71aを挟んで形成されると
ともに、上記隔壁71aには多孔質セラミック等で構成
されてそれらを互いに連通させる第二拡散孔73が形成
されている。また、第一測定室71は第一拡散孔74に
より周囲雰囲気と連通している。そして、第一測定室7
1に対しては電極76及び77を有する第一酸素ポンプ
素子75が、また、第二測定室72に対しては電極79
及び80を有する第二酸素ポンプ素子78が、それぞれ
壁部71aに関して反対側に位置している。また、隔壁
71aには、第一測定室71内の酸素濃度を検出する酸
素濃淡電池素子83(隔壁71a内の酸素基準電極81
と、第一測定室71に面する対向電極82を有する)が
形成されている。なお、符号86は、第一酸素ポンプ素
子75、第二酸素ポンプ素子78及び酸素濃淡電池素子
83を加熱するためのヒータである。
【0045】その作動であるが、まず第一測定室71内
に周囲雰囲気のガスが第一拡散孔74を通って導入され
る。そして、その導入されたガスから酸素が第一酸素ポ
ンプ素子75により汲み出される。なお、測定室内の酸
素濃度は酸素濃淡電池素子83により検出され、その検
出値に基づいて図示しない制御部により第一の酸素ポン
プ素子75は、第一測定室71内のガス中の酸素濃度
が、NOXの分解を起こさない程度の一定値となるよう
に、その酸素汲み出しのための作動が制御される。この
ようにして酸素が減じたガスは第二測定室72へ第二拡
散孔73を通って移動し、そこでガス中のNOXと酸素
とが完全に分解するように、第二酸素ポンプ素子78に
より酸素が汲み出される。このときの第二酸素ポンプ素
子78のポンプ電流に基づいてガス中のNOXの濃度を
検出する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガスセンサの一例を示す酸素センサの
縦断面図。
【図2】その検出素子としてのセラミック素子の構造を
示す説明図。
【図3】コネクタ部の分解斜視図。
【図4】グロメットの分解斜視図、及びセラミック素子
とコネクタ部とグロメットとの組み付け状態を示す斜視
図。
【図5】グロメットの斜視図、及びフィルタを外挿した
状態の斜視図。
【図6】第一部材の斜視図、及びその三面図。
【図7】第二部材の斜視図、及びその三面図。
【図8】グロメットの正面図、及びその各部における断
面図。
【図9】グロメットの外筒への組み付け状態を示す作用
説明図。
【図10】図1の部分拡大図。
【図11】図1の酸素センサにおける緩衝層の形成形態
の変形例を示す断面図。
【図12】セラミック素子が全領域酸素センサ素子で構
成される例を示す断面模式図。
【図13】同じくNOXセンサ素子で構成される例を示
す断面模式図。
【符号の説明】
1 酸素センサ(ガスセンサ) 2,60,70 セラミック素子(検出素子) 3 主体金具 15 グロメット(弾性シール部材) 18 外筒 19 気体導入孔 40 フィルタ 38、39 加締め部 41 第一部材 45 リード線挿通孔 51 第二部材 90 気体導入路 90a 第一通路 90b 第二通路 95 筒状部材(硬質材料部)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外筒と、その外筒内に収容されるととも
    に、測定対象となるガス中の被検出成分を検出する検出
    部が先端側に形成され、かつその検出部が、前記外筒内
    に導入される外気を基準ガスとして作動する酸素濃淡電
    池素子を含む検出素子と、 前記検出素子からの各リード線がそれぞれ挿通される複
    数のリード線挿通孔が軸方向に貫通して形成され、前記
    外筒の後端側の開口部に対しその内側に弾性的にはめ込
    まれる弾性シール部材と、 前記弾性シール部材の外面と、前記外筒の内面とに両面
    がそれぞれ接する形で配置され、それら弾性シール部材
    と外筒との間で保持されるフィルタとを備え、 前記フィルタに対応する位置において前記外筒には気体
    導入孔が形成されており、該気体導入孔から導入された
    外気が、前記フィルタを透過した後、前記弾性シール部
    材に形成された気体導入路を経て前記外筒の内側空間に
    導かれるようにしたことを特徴とするガスセンサ。
  2. 【請求項2】 前記外筒を前記弾性シール部材に向けて
    加締めることにより、前記フィルタをそれら外筒と弾性
    シール部材との間で挟み付けた形で保持するようにした
    請求項1記載のガスセンサ。
  3. 【請求項3】 前記フィルタは前記弾性シール部材の外
    周を覆う形で配置されるとともに、 前記気体導入路は、前記弾性シール部材の外周面にその
    入り口部を、また底面にその出口部を開口している請求
    項1又は2に記載のガスセンサ。
  4. 【請求項4】 前記気体導入孔は前記外筒の周方向に沿
    って所定の間隔で複数個形成され、 前記外筒には、前記気体導入孔の列を軸方向に挟む形で
    2本の環状の加締め部が周方向に形成されるとともに、
    該外筒のそれら加締め部の間に位置する部分が外向きに
    膨出しており、その膨出部において前記フィルタと前記
    外筒及び前記弾性シール部材の少なくとも一方との間に
    隙間が形成されている請求項3記載のガスセンサ。
  5. 【請求項5】 前記弾性シール部材は、前記外筒の軸線
    方向に隣接する2部材からなり、それらの前記外筒の開
    口部側に位置するものを第一部材、同じく反対側に位置
    するものを第二部材として、 前記気体導入路は、それら第一部材と第二部材との接合
    面上に形成されて一端が前記弾性シール部材の外周面に
    開口して前記入り口部を形成するとともに、他端側が該
    弾性シール部材の径方向内側に伸びる第一通路と、前記
    第二部材を軸方向に貫くとともに、一端が前記第一通路
    と連通し、他端側が前記第二部材の底面に開口して前記
    出口部を形成する第二通路とを含む請求項3又は4に記
    載のガスセンサ。
  6. 【請求項6】 前記第一部材及び前記第二部材の各接合
    面の少なくとも一方に凸部を形成し、また、少なくとも
    一方に凹部を形成するとともに、 前記第一部材及び前記第二部材の一方に形成された前記
    凸部を他方に形成された前記凹部に嵌合させることによ
    り、それら両部材を互いに接合するようにした請求項5
    記載のガスセンサ。
  7. 【請求項7】 前記第二部材は、前記第二通路の壁面の
    少なくとも一部を含む部分が、残余の部分よりも硬質の
    材料で構成された硬質材料部とされている請求項5又は
    6に記載のガスセンサ。
  8. 【請求項8】 前記第二部材は、前記第一部材との接合
    面に開口する有底の筒状部材装着凹部が形成された本体
    部と、その本体部よりも硬質の材料で構成されて軸方向
    の貫通孔を有し、前記筒状部材装着凹部内に装着される
    前記硬質材料部としての筒状部材とを備え、前記筒状部
    材装着凹部の底部には、該第二部材の軸線方向において
    これを貫通する本体部側貫通孔が形成され、その本体部
    側貫通孔と前記筒状部材側の前記貫通孔とが互いに連通
    して前記第二通路が形成されている請求項7記載のガス
    センサ。
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