JPH1124902A - 状態遷移図合成装置及び状態遷移図合成方法 - Google Patents

状態遷移図合成装置及び状態遷移図合成方法

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JPH1124902A
JPH1124902A JP18721397A JP18721397A JPH1124902A JP H1124902 A JPH1124902 A JP H1124902A JP 18721397 A JP18721397 A JP 18721397A JP 18721397 A JP18721397 A JP 18721397A JP H1124902 A JPH1124902 A JP H1124902A
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state
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JP18721397A
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Junji Yamada
潤二 山田
Yoichi Iwabuchi
洋一 岩渕
Toshio Yabe
俊夫 矢部
Masahiro Ogawara
将広 大河原
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 あるオブジェクトに対して作成された全ての
状態遷移図を自動合成して1つの状態遷移図を作成する
ことができる状態遷移図合成装置を提供する。 【解決手段】 1つの対象物に対して幾つかの側面から
記述された複数の状態遷移図を格納する状態遷移図格納
部E5と、状態遷移図格納部E5に格納された状態遷移
図の中から任意の2つの状態遷移図を取り出し、その2
つの状態遷移図を自動合成して1つの状態遷移図にする
状態遷移図自動合成部E6とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、システムの分析・
設計を行う際に、各対象物のライフサイクルとして作成
した状態遷移図を合成する状態遷移図合成装置、及び状
態遷移図合成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばオブジェクト指向設計などにおい
て、システムの分析・設計を行なうに際し、複数のイベ
ントシーケンス図を記述し、その後、記述したした複数
のイベントシーケンス図の情報を基に各オブジェクトの
状態遷移図を作成する(オブジェクト指向方法論OMT
(J,ランボー著、トッパン社)など参照)。従来で
は、この一連の作業のうち、1つ1つのイベントシーケ
ンスを基にそれぞれ1つずつの状態遷移図が作成された
時に、あるオブジェクトに対して作成された全ての状態
遷移図を合成して1つの状態遷移図を作成する作業は、
人の経験とカンによる、手作業で行なわれていた。
【0003】また、複数のオブジェクトを合成して1つ
のタスク(プログラムの実行単位)を作り上げる時など
に、各オブジェクト毎に記述されたそれぞれの状態遷移
図を合成して、タスクとしての1つの状態遷移図を作成
する作業についても、人の経験とカンによる、手作業で
行なわれていた。
【0004】イベントシーケンス図から状態遷移図を作
成する方式に関しては、「オブジェクト指向分析支援装
置(特開平6−175837)」があるが、これは、1
枚のイベントシーケンス図に対して、1つの状態遷移図
を自動生成することはできるが、生成した複数の状態遷
移図を合成して、1つの状態遷移図を自動的に作成する
ことはできない。
【0005】また、「オブジェクト指向分折・設計支援
システム(特開平6−348482)」では、状態遷移
図の情報を解析してベトリネットに変換する方式が記載
されているが、複数の状態遷移図を合成して新たな状態
遷移図を作成するものではない。
【0006】さらに、「オブジェクト指向分折・設計支
援装置(特開平6一168109)」では、状態遷移図
の情報を解析し、オブジュクト図に反映させるアルゴリ
ズムが記載されているが、複数の状態遷移図を合成して
新たな状態遷移図を作成するものではない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような点から、上
記の各従来例では、例えば、1つ1つのイベントシーケ
ンスを基にそれぞれ1つずつの状態遷移図が作成された
時に、あるオブジェクトに対して作成された全ての状態
遷移図を合成して1つの状態遷移図を作成する場合や、
複数のオブジュクトを合成して1つのタスクを作り上げ
る時に各オブジェクト毎に記述されたそれぞれの状態遷
移図を合成して、タスクとしての1つの状態遷移図を作
成する場合などに、多大な労力と時間を要していた。
【0008】また、人手によりこの作業を行なっている
ため、誤った合成を行なう危険もあった。
【0009】本発明は上記従来の問題点に鑑み、あるオ
ブジェクトに対して作成された全ての状態遷移図を自動
合成して1つの状態遷移図を作成することができる状態
遷移図合成装置、及び状態遷移図合成方法を提供するこ
とを目的とする。また、各オブジェクト毎に記述された
それぞれの状態遷移図を自動合成して、タスクとしての
1つの状態遷移図を作成することできる状態遷移図合成
装置、及び状態遷移図合成方法を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明は、1つの対象物に対して幾つかの側面
から記述された複数の状態遷移図を格納する状態遷移図
格納部と、前記状態遷移図格納部に格納された状態遷移
図の中から任意の2つの状態遷移図を取り出し、その2
つの状態遷移図を自動合成して1つの状態遷移図にする
状態遷移図自動合成部とを備えたものである。
【0011】第2の発明では、上記第1の発明におい
て、前記状態遷移図自動合成部は、前記2つの状態遷移
図を構成する項目である、現在の状態、入力イベント、
アクション、及び次の状態の組からなる各遷移レコード
について、前記現在の状態、前記入力イベント、及び前
記アクションが等しい遷移レコードは同じ遷移であると
判断するものである。
【0012】第3の発明では、上記第1の発明におい
て、前記状態遷移図自動合成部は、前記2つの状態遷移
図を構成する項目である、現在の状態、入力イベント、
アクション、次の状態の組からなる各遷移レコードにつ
いて、前記現在の状態及び前記入力イベントが等しいに
もかかわらず、前記アクションが異なる遷移レコード
は、整合性エラーであると判断するものである。
【0013】第4の発明では、上記第1の発明におい
て、前記状態遷移図自動合成部は、前記2つの状態遷移
図の中で共通の状態を外部より指定したとき、またはそ
の指定がないときは該2つの状態遷移図の初期状態は共
通であると判断し、その状態を起点として合成作業を始
めるものである。
【0014】第5の発明では、複数の対象物の各々に対
してそれぞれ1枚ずつ記述された状態遷移図を格納する
状態遷移図格納部と、前記状態遷移図格納部に格納され
た状態遷移図の中から任意の2つの状態遷移図を第1及
び第2の状態遷移図として取り出し、その第1と第2の
状態遷移図を自動合成して1つの状態遷移図にする状態
遷移図自動合成部とを備えたものである。
【0015】第6の発明では、上記第5の発明におい
て、前記状態遷移図自動合成部は、前記第1の状態遷移
図中の状態と前記第2の状態遷移図中の状態との全ての
組み合わせを作成し、それを合成後の状態遷移図の全て
の状態とするものである。
【0016】第7の発明では、上記第5の発明におい
て、前記第1及び第2の状態遷移図は、現在の状態、入
力イベント、アクション、及び次の状態の各項目から構
成されるものである。
【0017】第8の発明では、上記第7の発明におい
て、前記状態遷移図自動合成部は、前記第1の状態遷移
図中のイベントの集合と前記第2の状態遷移図中のイベ
ントの集合との論理和を作り、それを合成後の状態遷移
図中に出てくる全てのイベントであるとしたものであ
る。
【0018】第9の発明では、上記第7の発明におい
て、前記状態遷移図自動合成部は、各対象物の現在の状
態をデータとして持ち、各対象物の状態遷移図データを
個別に保持したままで、入力イベントと各対象物の現在
の状態データとを基に、前記各対象物の状態遷移図デー
タを動的に検索し、イベントに対するアクションと次の
状態を計算する唯一のアルゴリズムを持つことにより、
合成する対象である第1と第2の状態遷移図自体を合成
するのではなく、見かけ上で状態遷移図の合成を行うも
のである。
【0019】第10の発明では、1つの対象物に対して
幾つかの側面から記述された複数の状態遷移図を格納す
る状態遷移図格納処理と、前記状態遷移図格納処理によ
って格納された状態遷移図の中から任意の2つの状態遷
移図を取り出し、その2つの状態遷移図を自動合成して
1つの状態遷移図にする状態遷移図自動合成処理とを実
行するものである。
【0020】第11の発明では、上記第10の発明にお
いて、前記状態遷移図自動合成処理は、前記2つの状態
遷移図を構成する項目である、現在の状態、入力イベン
ト、アクション、及び次の状態の組からなる各遷移レコ
ードについて、前記現在の状態、前記入力イベント、及
び前記アクションが等しい遷移レコードは同じ遷移であ
ると判断するものである。
【0021】第12の発明では、上記第10の発明にお
いて、前記状態遷移図自動合成処理は、前記2つの状態
遷移図を構成する項目である、現在の状態、入力イベン
ト、アクション、次の状態の組からなる各遷移レコード
について、前記現在の状態及び前記入力イベントが等し
いにもかかわらず、前記アクションが異なる遷移レコー
ドは、整合性エラーであると判断するものである。
【0022】第13の発明では、上記第10の発明にお
いて、前記状態遷移図自動合成処理は、前記2つの状態
遷移図の中で共通の状態を外部より指定したとき、また
はその指定がないときは該2つの状態遷移図の初期状態
は共通であると判断し、その状態を起点として合成作業
を始めるものである。
【0023】第14の発明では、複数の対象物の各々に
対してそれぞれ1枚ずつ記述された状態遷移図を格納す
る状態遷移図格納処理と、前記状態遷移図格納処理によ
って格納された状態遷移図の中から任意の2つの状態遷
移図を第1及び第2の状態遷移図として取り出し、その
第1と第2の状態遷移図を自動合成して1つの状態遷移
図にする状態遷移図自動合成処理とを実行するものであ
る。
【0024】第15の発明では、上記第14の発明にお
いて、前記状態遷移図自動合成処理は、前記第1の状態
遷移図中の状態と前記第2の状態遷移図中の状態との全
ての組み合わせを作成し、それを合成後の状態遷移図の
全ての状態とするものである。
【0025】第16の発明では、上記第14の発明にお
いて、前記第1及び第2の状態遷移図は、現在の状態、
入力イベント、アクション、及び次の状態の各項目から
構成されるものである。
【0026】第17の発明では、上記第16の発明にお
いて、前記状態遷移図自動合成処理は、前記第1の状態
遷移図中のイベントの集合と前記第2の状態遷移図中の
イベントの集合との論理和を作り、それを合成後の状態
遷移図中に出てくる全てのイベントであるとしたもので
ある。
【0027】第18の発明では、上記第16の発明にお
いて、前記状態遷移図自動合成処理は、各対象物の現在
の状態をデータとして持ち、各対象物の状態遷移図デー
タを個別に保持したままで、入力イベントと各対象物の
現在の状態データとを基に、前記各対象物の状態遷移図
データを動的に検索し、イベントに対するアクションと
次の状態を計算する唯一のアルゴリズムを持つことによ
り、合成する対象である第1と第2の状態遷移図自体を
合成するのではなく、見かけ上で状態遷移図の合成を行
うものである。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0029】図1は、本発明の第1実施形態に係る状態
遷移図合成装置の概略構成を示すブロック図である。
【0030】この状態遷移図合成装置は、CPU1、バ
ス2、ROM3、RAM4、入力インターフェース5、
入力デバイス6、出力インターフェース7、出力デバイ
ス8、外部記憶装置インターフェース9、及び外部記憶
デバイス10から構成されている。
【0031】図2は、本発明の状態遷移図合成装置の状
態遷移図自動合成機能を実現するための情報処理システ
ムの機能ブロック図である。
【0032】E1はコンピュータ端末である。E2は図
面情報などの入出力部であり、イベントシーケンス格納
部E3に格納する情報を作る。このイベントシーケンス
格納部E3に、入出力部E2を通じてユーザーが入力し
たイベントシーケンスが格納される。E4は、状態遷移
図作成部であり、イベントシーケンス格納部E3から状
態遷移図を作る。E5は、作成された状態遷移図を格納
する状態遷移図格納部である。E6は、複数の状態遷移
図を合成する状態遷移図自動合成部であり、状態遷移図
格納部E5の中の複数の状態遷移図を基に状態遷移図を
合成し、合成後の状態遷移図を状態遷移図格納部E5に
格納する。
【0033】図3は、図2の情報処理システムにおける
状態遷移図自動合成処理を示すフローチャートである。
【0034】ステップS1では、イベントシーケンス
と、その繰り返し情報をユーザーインターフェースの機
能を利用して作成する。ステップS2では、ステップS
1で入力された情報を基に状態遷移図を作成する。ステ
ップS3では、状態遷移図格納部E5の中の複数の状態
遷移図を基に状態遷移図を合成する。その詳細のアルゴ
リズムは図4乃至図7に記述する。
【0035】図4乃至図7は、図3のステップS3の詳
細アルゴリズムであり、状態遷移図格納部E5の中の複
数の状態遷移図を基に状態遷移図を合成する。図4乃至
図7のアルゴリズムを説明する前に、図4のアルゴリズ
ムの入力となるデータ構造に関して説明をする。
【0036】図8(a),(b)は、合成する状態遷移
の一例を示す図であり、同図(a)が状態遷移テーブ
ル、同図(b)が状態遷移図である。また、図9
(a),(b)も同様に合成する状態遷移の他の例を示
す図である。ここで、これら状態遷移テーブルは状態遷
移図と等価な情報を持っている。以後、本文では、「状
態遷移図」と「状態遷移テーブル」は、同じ意味の言葉
として用いることにする。テーブルの中の項目として
は、「現在の状態」、「入力イベント」、「アクショ
ン」、「次の状態」項目がある。
【0037】図10(a),(b)は、図8及び図9の
状態遷移図を基に、図4乃至図7のアルゴリズムを用い
て合成された後の状態遷移を示す図であり、同図(a)
が状態遷移テーブル、同図(b)が状態遷移図である。
【0038】この図10(a)の状態遷移テーブルは、
図10(b)の状態遷移図と等価な情報を持っている。
テーブルの中の項目としては、「現在の状態」、「入力
イベント」、「アクション」、「次の状態」項目があ
る。
【0039】図4乃至図7のアルゴリズムの説明に戻
る。まずはアルゴリズムの概要について述べる。図4乃
至図7は、図3のステップS3の詳細アルゴリズムであ
り、複数の状態遷移テーブルを論理的に矛盾なく合成し
て1つの状態遷移テーブルにしている。ここでは、合成
する状態遷移テーブルとして、X、Yとしている。ま
た、合成した結果の状態遷移テーブルをZと呼ぶ。2つ
の状態遷移図を構成する、「現在の状態」、「入力イベ
ント」、「アクション」、「次の状態」の組からなる各
遷移レコードについて「現在の状態」、「入力イベン
ト」、「アクション」が等しいレコードは同じ遷移であ
ると判断してZに登録し、「現在の状態」、「入力イベ
ント」、が等しいにもかかわらず、「アクション」が異
なるレコードは整合性エラーであると判断する。
【0040】また、ある遷移レコードについて「現在の
状態」、「入力イベント」、「アクション」が等しいレ
コードが他に存在しなければ、その遷移レコードをZに
登録する。その手順の一例を以下に示す。なお、手順に
ついては、上記の内容が実行できれば、図4乃至図7の
ものに対して、多少順序が入れ替わっても構わない。
【0041】具体的には、図4に示すステップS10で
は、Zの初期状態を決定している。ステップS10の中
では、図5に示すように、ステップS11で、ユーザー
にX,Yの中から同じ意味の状態を指定してもらい、ス
テップS12で、指定があれば、ステップS13に行
き、Xについて指定された状態名をZの現在の状態とす
る。そして、もう片方のYの状態遷移テーブルの「現在
の状態」と「次の状態」項目の中で、Yについて指定さ
れた状態名と同じラベルを持つ状態名を、全て、Xにつ
いて指定された状態名で置き換える。もし、指定がない
場合には、ステップS14に行き、片方Xの初期状態名
をZの現在の状態とする。そして、もう片方のYの状態
遷移テーブルの「現在の状態」と「次の状態」項目の中
で、Yの中での初期状態名と同じラベルを持つ状態名を
全てXの初期状態名で置き換える。以上の操作は、Xと
Yが逆になっていても構わない。
【0042】図4に戻り、ステップS21からステップ
S61の間のアルゴリズムは、Zの状態遷移図の中で、
ある状態の先のイベント、アクション、次の状態に関し
て、末探索である1つの状態について、その状態を現在
の状態としたときの状態遷移レコードを計算して、登録
するアルゴリズムが書かれている。
【0043】ステップS21では、X、Yの中で現在の
状態がZの現在の状態に等しいレコードをすべて取り出
してくる。ステップS23では、ステップS21で取り
出したあるレコードX1に対して、今取り出してきたレ
コード群の中にイベントが同じレコードが他に存在する
かどうかを調べる。もし、存在すれば、ステップS24
で更にアクションも等しいかどうかを調べる。
【0044】アクションも等しければ同一遷移であると
判断し、状態遷移テーブルZにそのレコードX1のみを
登録する。状態遷移テーブルZにレコードX1を登録す
る方法にはいくつかあるが、要は、「現在の状態」、
「入力イベント]、「アクション」、「次の状態」の組
を登録することであり、図6に示すステップS31から
ステップS35の手順には固執しない。例えば、この登
録の具体的な内容については、ステップS31からステ
ップS35で説明する。
【0045】ステップS31では、Z中の次の状態番号
を取得している。取得方法については、例えば、X1の
次の状態名がZ中に存在しないときは、X、Y、Z中の
状態番号とは別の番号を獲得し、Next−state
に代入する。これが後にZ中の新しい状態番号となる。
【0046】その後、ステップS32で、Zにレコード
(REC)の登録をする。即ち、(1)REC.現在の
状態←Z.現在の状態、(2)REC.入力イベント←
X1.入力イベント、(3)REC.アクション←X
1.アクション、(4)REC.次の状態←Next−
state、と代入する。
【0047】ステップS33では、Zの次の状態リスト
にNext−stateを追加する。ステップS33を
実行するタイミングについてもステップS31からステ
ップS61の間であればどこでもよい。
【0048】ステップS34では、状態番号の整合性を
とる。即ち、X1の属する状態遷移テーブルの中で[X
1.次の状態]と等しい値を持つ状態を全て[Next
−state]にする。ステップS34の処理はステッ
プS31の処理の後であれば処理をする場所はどこにあ
ってもよい。ステップS35では、登録しなかった方の
レコードが所属する状態遷移テーブルの中で、登録しな
かった方のレコードの次の状態項目の値と等しい値を持
つ状態をすべて[Next−state]にする。
【0049】図4のステップS40に遷移したときに
は、2つの状態遷移図を構成する、「現在の状態」、
「入力イベント」、「アクション」、「次の状態」の組
からなる各遷移レコードについて、「現在の状態」と
「入力イベント」が等しいにもかかわらず、「アクショ
ン」が異なるレコードは、整合性エラーであると判断
し、警告を出す。
【0050】ステップS23で、ステップS21で取り
出したあるレコードX1に対して、今取り出してきたレ
コード群の中に、イベントの同じレコードが他に存在し
なければX1をZに登録する。状態遷移テーブルZにレ
コードZを登録する方法にはいくつかあるが、要は、
「現在の状態」、「入力イベント」、「アクション」、
「次の状態」の組を登録することであり、ステップS5
1からステップS54の手順には固執しない。例えば、
図7に示すステップS51からステップS54までの登
録作業は、ステップS31からステップS34までの作
業と同様である。例えば、この登録の具体的な内容につ
いては、以下に述べる。
【0051】ステップS51では、Z中の次の状態番号
を取得している。取得方法については、例えば、X1の
次の状態名がZ中に存在しないときは、X、Y、Z中の
状態番号とは別の番号を獲得し、Next−state
に代入する。これが後にZ中の新しい状態番号となる。
その後、ステップS52で、Zにレコード(REC)の
登録をする。即ち、(1)REC.現在の状態←Z.現
在の状態、(2)REC.入力イベント←X1.入力イ
ベント、(3)REC.アクション←X1.アクショ
ン、(4)REC.次の状態←Next−state、
と代入する。
【0052】ステップS53では、Zの次の状態リスト
にNext−stateを追加する。ステップS53を
実行するタイミングについてもステップS51からステ
ップS61の間であればどこでもよい。ステップS54
では、状態番号の整合性をとる。即ち、X1の属する状
態遷移テーブルの中で[X1.次の状態]と等しい値を
持つ状態を全て[Next−state]にする。な
お、ステップS54の処理はステップS51の処理の後
であれば処理をする場所はどこにあってもよい。
【0053】ステップS61では、ステップS23で取
り出してきた全てのレコードについて処理をしたかどう
かを判断し、この時、Zの次の状態リストが空の場合
は、Zの現在の状態に対する合成処理は終了となる。ま
だ処理をしていないレコードがあればステップS23に
戻る。
【0054】処理をしていないレコードがもうなくなっ
た場合には、ステップS62でZの次の状態リストから
1つ未探索の状態を取り出してきてZの現在の状態と
し、ステップS21に戻る。ステップS62において、
未探索の状態を取り出して来る方法については、リスト
の先頭から取り出す、リストの後端から取り出す、任意
の1要素を取り出すなどのいくつかのやり方がある。ま
た、Zの次の状態リストをステップS31及びステップ
S51で動的に計算しているが、あらかじめ、X、Yの
全ての状態の組み合わせを考えてZの状態リストを作っ
ておくというやり方もある。
【0055】Zの次の状態リストが空であるときは(ス
テップS63)、ステップS64では、見栄えを良くす
るために、空いた状態番号を分を前に詰めて、テーブル
全体を状態番号順にソートする。場合によってはステッ
プS64はなくてもよい。
【0056】次に、本発明の第2実施形態を説明する。
【0057】本実施形態は、図3に示すステップS3の
詳細アルゴリズムとして、上記図4乃至図7のアルゴリ
ズムの別の例を示すものである。
【0058】オブジェクト指向分析の結果を基にリアル
タイムOS(技術評論社「プロセッサ」1987年11
月号など参照)を用いてマルテタスクのプログラムで実
装する場合に、複数のオブジェクトをまとめて1つのタ
スクとするという作業を行なうが、本発明は、この作業
を自動化するときにも適用できる。
【0059】具体的には、先の第1実施形態では図8及
び図9の状態遷移図は、同一のオブジェクトのものであ
ると仮定していたが、これを別々のオブジェクトの状態
遷移図と見ることによって、複数のオブジェクトの状態
遷移図を合成した1つのタスクとしての状態遷移図を自
動合成することもできる。
【0060】または、2つの状態遷移図を合成した状態
遷移図を作るにあたっては、合成する各オブジェクトの
状態遷移図の全ての状態の組み合わせを考慮した状態遷
移図の合成を行なう方式の他の実現手段も考えられる。
それを以下に説明する。
【0061】図11及び図12は、本発明の第2実施形
態に係る図3のステップS3の詳細アルゴリズムを示す
フローチャートである。この中では、状態遷移図P1と
P2を合成して、状態遷移図Zを作る場合として記され
ている。
【0062】ステップS81では、現在のイベント、ア
クションリスト、残りイベントリスト、全イベントリス
ト、全複合状態リストを空に初期化している。ステップ
S82では、P1とP2の中に出てくる全ての状態の組
み合わせのリストを作り、全複合状態リストとする。ス
テップS83では、P1とP2の中に出てくる全てのイ
ベントの論理和からなるリストを作り、全イベントリス
トとする。ステップS84では、全複合状態リストを残
り複合状態リストに代入する(初期化)。
【0063】ステップS81からステップS84の手順
に関しては、順序は重要ではなく、どの順番でも構わな
い。または、ステップS82及びステップS83は作業
を始める前に一気に作っているが、合成作業を行なう過
程で1つ1つ動的に抽出してもよい。ステップS85で
は、残り複合状態リストが空かどうかを判断している。
空の場合は終了する。空でない場合はステップS86へ
行く。この、残り複合状態リストが空かどうかを判断す
る部分は、アルゴリズム中の何処かにあればよく、例え
ば、アルゴリズムの最後にあってもよい。
【0064】ステップS86では、現在の複合状態、P
1の現在の状態、及びP2の現在の状態を初期化してい
る。ステップS87では、全イベントリストを残りのイ
ベントリストに代入している。ステップS88では、残
りのイベントリストが空かどうかを判断し、空であれば
ステップS85へ、空でなければステップS90へ移
る。
【0065】ステップS90では、要はZ中のある(複
合)状態にいるときに、あるイベントが来た場合に状態
遷移レコードの作成と登録の作業を行なっており、その
作業ができるのであれば、図12に示すステップS91
からステップS96までの手順の通りでなくても、多
少、制御の手順が入れ替わってもよい。
【0066】ステップS91では、残りのイベントリス
トから1つ取り出して、現在の入力イベントに入れ、残
りのイベントリストから現在のイベントを削除する。ま
た、アクションリストを空に初期化している。
【0067】ステップS92及びステップS93では、
テーブルP1に対する検索処理を行う。この検索処理
は、まずステップS92で、P1の次の状態をP1の現
在の状態に代入(初期化)する。続くステップS93で
は、P1の現在の状態と現在の入力イベントをキーにし
て状態遷移テーブルP1を検索し、そのレコードpが存
在すれば、アクションリストにpのアクションを登録
し、P1の次の状態にpの次の状態を代入する。なお、
上記第ステップS92の処理については、ステップS9
3の実行前であればどのタイミングで実行されてもよ
い。
【0068】ステップS94及びステップS95は、テ
ーブルP2に対する検索処理である。この検索処理は、
まずステップS94で、P2の次の状態をP2の現在の
状態に代入(初期化)する。続くステップS95では、
P2の現在の状態と現在の入力イベントをキーにして状
態遷移テーブルP2を検索し、そのレコードpが存在す
れば、アクションリストにPのアクションを登録し、P
2の次の状態にpの次の状態を代入する。なお、ステッ
プS94の処理については、ステップS95の実行前で
あればどのタイミングで実行されてもよい。また、ステ
ップS92及びステップS93と、ステップS94及び
ステップS95の処理は順序が入れ替わっていてもよ
い。
【0069】ステップS95では、現在の複合状態、現
在の入力イベント、アクションリスト、「P1の次の状
態とP2の次の状態の組み合わせに対応する複合状態」
の組を1つのレコードとして状態遷移テーブルZに登録
し、ステップS88に戻る。基本的には、まず、全ての
複合状態とイベントリストを求めて、その全ての組み合
わせに対して状態遷移レコードを計算していく過程があ
ればよく、例えば、ステップS86及びステップS87
がステップS85の前にもあり、ステップS88からス
テップS85へ遷移する間にもあったとしてもよい。
【0070】図13(a),(b)及び図14(a),
(b)は、本第2実施形態に係る合成する前の状態遷移
の例を示す図であり、同図(a)は状態遷移テーブルP
1であり、同図(b)は状態遷移図である。なお、状態
遷移テーブルは状態遷移図と等価な情報を持っている。
テーブルの中の項目として、「現在の状態」、「イベン
ト]、「アクション」、「次の状態」項目がある。
【0071】図15は、本第2実施形態において全複合
状態リスト及び全イベントリストの例を示す図である。
【0072】図16は、図13及び図14の状態遷移図
を基に合成された後の状態遷移の例であり、同図(a)
は状態遷移テーブルZであり、同図(b)は状態遷移図
である。なお、状態遷移テーブルは状態遷移図と等価な
情報を持っている。テーブルの中の項目として、「現在
の状態」、「イベント」、「アクション」、及び「次の
状態」項目がある。
【0073】次に、本発明の第3実施形態を説明する。
【0074】本実施形態では、図3に示すステップS3
の詳細アルゴリズムとして、上記図4乃至図7のアルゴ
リズムの別の例を示すものである。
【0075】上記第2実施形態と同様に、オブジェクト
指向分析の結果を基にリアルタイムOSを用いてマルテ
タスクのプログラムで実装する場合に、複数のオブジェ
クトをまとめて1つのタスクとするという作業を行う
が、本発明は、この作業を自動化するときにも適用でき
る。
【0076】すなわち、本実施形態の装置は、状態遷移
図自体を合成するのではなく、各オブジェクトの現在の
状態をデータとして持ち、各オブジェクトの状態遷移図
データは個別に保持したままで、入力イベントと各オブ
ジェクトの現在の状態データを基に、各オブジェクトの
状態遷移図データを動的に検索し、イベントに対するア
クションと次の状態を計算することにより、見かけ上、
あたかも状態遷移図が合成されたかのように処理する。
【0077】具体的には、全ての合成後のオブジェクト
に対しては、図17の状態遷移図とする。各オブジュク
トの状態遷移図はそのままデータとして保存し、この他
にオブジェクト名と現在状態の組からなる図18に示す
ようなテーブルを持つ。
【0078】図17において、ステップS101では、
合成後のオブジェクトに対して送られてくるイベントを
待つ。ステップS102では、図18の中の全てのレコ
ードに対してステップS103からステップS106の
処理を行なったかどうかを判断し、まだ処理を行なって
いないレコードがある場合には、ステップS103に行
く。
【0079】図18の中の全てのレコードに対してステ
ップS103からステップS106の処理を行なった場
合には、ステップS101のイベント待ちの状態に戻
る。このステップS102の実行順序は、特にこの位置
でなければならないわけではなく、例えば、ステップS
106の後にあってもよい。ステップS103では、図
18のようなオブジェクト名と現在状態の組からなるテ
ーブルから、1レコード取り出し、そのオブジェクトの
現在の状態を得る。これをstateとする。
【0080】ステップS104では、オブジェクトの識
別子(Object Name)に対応する図8のよう
な状態遷移テーブルから、現在状態(state)と、
現在送られてきたイベントに対応するアクションと次の
状態を検索して得る。アクションをactionに、次
の状態をnext−stateに入れる。ステップS1
05では、アクション(action)を実行する。
【0081】ステップS106では、図18のオブジェ
クト名と現在状態の組からなるテーブルに次の状態を記
録し、ステップS102に戻る。ステップS105とス
テップS106は手順が逆転していてもよい。
【0082】
【発明の効果】以上詳述したように、第1の発明である
状態遷移図合成装置によれば、例えば、1つ1つのイベ
ントシーケンスを基にそれぞれ1つずつの状態遷移図が
作成された時に、ある対象物に対して作成された全ての
状態遷移図を自動合成して1つの状態遷移図を作成する
場合に、状態遷移図を自動合成することができるように
なり、そのための労力が大幅に削減できる。また、人手
によりこの作業を行なっていた場合に比べ、誤った合成
を行なうことがなくなるので合成アルゴリズムの信頼性
も向上する。
【0083】第2の発明である状態遷移図合成装置によ
れば、上記第1の発明において、前記状態遷移図自動合
成部は、前記2つの状態遷移図を構成する項目である、
現在の状態、入力イベント、アクション、及び次の状態
の組からなる各遷移レコードについて、前記現在の状
態、前記入力イベント、及び前記アクションが等しい遷
移レコードは同じ遷移であると判断するようにしたの
で、簡易且つ的確に状態遷移図の自動合成を行うことが
可能になる。
【0084】第3の発明である状態遷移図合成装置によ
れば、上記第1の発明において、前記状態遷移図自動合
成部は、前記2つの状態遷移図を構成する項目である、
現在の状態、入力イベント、アクション、次の状態の組
からなる各遷移レコードについて、前記現在の状態及び
前記入力イベントが等しいにもかかわらず、前記アクシ
ョンが異なる遷移レコードは、整合性エラーであると判
断するようにしたので、簡易且つ的確に状態遷移図の自
動合成を行うことが可能になる。
【0085】第4の発明である状態遷移図合成装置によ
れば、上記第1の発明において、前記状態遷移図自動合
成部は、前記2つの状態遷移図の中で共通の状態を外部
より指定したとき、またはその指定がないときは該2つ
の状態遷移図の初期状態は共通であると判断し、その状
態を起点として合成作業を始めるようにしたので、簡易
且つ的確に状態遷移図の自動合成を行うことが可能にな
る。
【0086】第5の発明である状態遷移図合成装置によ
れば、例えば、複数の対象物を合成して1つのタスク
(プログラムの実行単位)を作り上げる時に、各対象物
毎に記述されたそれぞれの状態遷移図を自動合成して、
タスクとしての1つの状態遷移図を作成する場合など
に、状態遷移図を自動合成することができるようにな
り、そのための労力が大幅に削減できる。また、人手に
よりこの作業を行なっていた場合に比べ、誤った合成を
行なうことがなくなるので合成アルゴリズムの信頼性も
向上する。
【0087】第6の発明である状態遷移図合成装置によ
れば、上記第5の発明において、前記状態遷移図自動合
成部は、前記第1の状態遷移図中の状態と前記第2の状
態遷移図中の状態との全ての組み合わせを作成し、それ
を合成後の状態遷移図の全ての状態とするようにしたの
で、上記第5の発明において、簡易且つ的確に状態遷移
図の自動合成を行うことが可能になる。
【0088】第7の発明である状態遷移図合成装置によ
れば、上記第5の発明において、前記第1及び第2の状
態遷移図は、現在の状態、入力イベント、アクション、
及び次の状態の各項目から構成されるので、これら各項
目について状態遷移図の自動合成を的確に行うことが可
能になる。
【0089】第8の発明では、上記第7の発明におい
て、前記状態遷移図自動合成部は、前記第1の状態遷移
図中のイベントの集合と前記第2の状態遷移図中のイベ
ントの集合との論理和を作り、それを合成後の状態遷移
図中に出てくる全てのイベントであるとしたので、上記
第7の発明において、簡易且つ的確に状態遷移図の自動
合成を行うことが可能になる。
【0090】第9の発明では、上記第7の発明におい
て、前記状態遷移図自動合成部は、各対象物の現在の状
態をデータとして持ち、各対象物の状態遷移図データを
個別に保持したままで、入力イベントと各対象物の現在
の状態データとを基に、前記各対象物の状態遷移図デー
タを動的に検索し、イベントに対するアクションと次の
状態を計算する唯一のアルゴリズムを持つことにより、
合成する対象である第1と第2の状態遷移図自体を合成
するのではなく、見かけ上で状態遷移図の合成を行うよ
うにしたので、上記第7の発明において、より簡易且つ
的確に状態遷移図の自動合成を行うことが可能になる。
【0091】第10の発明である状態遷移図合成方法に
よれば、上記第1の発明と同様の効果を奏する。
【0092】第11の発明である状態遷移図合成方法に
よれば、上記第10の発明において、上記第2の発明と
同様の効果を奏する。
【0093】第12の発明である状態遷移図合成方法に
よれば、上記第10の発明において、上記第3の発明と
同様の効果を奏する。
【0094】第13の発明である状態遷移図合成方法に
よれば、上記第10の発明において、上記第4の発明と
同様の効果を奏する。
【0095】第14の発明である状態遷移図合成方法に
よれば、上記第5の発明と同様の効果を奏する。
【0096】第15の発明である状態遷移図合成方法に
よれば、上記第14の発明において、上記第6の発明と
同様の効果を奏する。
【0097】第16の発明である状態遷移図合成方法に
よれば、上記第14の発明において、上記第7の発明と
同様の効果を奏する。
【0098】第17の発明である状態遷移図合成方法に
よれば、上記第16の発明において、上記第8の発明と
同様の効果を奏する。
【0099】第18の発明である状態遷移図合成方法に
よれば、上記第16の発明において、上記第9の発明と
同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る状態遷移図合成装
置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の状態遷移図合成装置の状態遷移図自動
合成機能を実現するための情報処理システムの機能ブロ
ック図である。
【図3】図2の情報処理システムにおける状態遷移図自
動合成処理を示すフローチャートである。
【図4】図3のステップS3の詳細アルゴリズム示すフ
ローチャートである。
【図5】状態遷移テーブルZの初期状態の決定処理を示
すフローチャートである。
【図6】状態遷移テーブルZにレコードX1のみを登録
する処理を示すフローチャートである。
【図7】レコードX1を状態遷移テーブルZに登録する
処理を示すフローチャートである。
【図8】合成する状態遷移の一例を示す図である。
【図9】合成する状態遷移の他の例を示す図である。
【図10】図8及び図9の状態遷移図を基に、図4乃至
図7のアルゴリズムを用いて合成された後の状態遷移を
示す図である。
【図11】本発明の第2実施形態に係る図3のステップ
S3の詳細アルゴリズムを示すフローチャートである。
【図12】図11中のステップS90の詳細処理を示す
フローチャートである。
【図13】第2実施形態に係る合成する前の状態遷移の
例を示す図である。
【図14】第2実施形態に係る合成する前の状態遷移の
他の例を示す図である。
【図15】第2実施形態において全複合状態リスト及び
全イベントリストの例を示す図である。
【図16】図13及び図14の状態遷移図を基に合成さ
れた後の状態遷移の例を示す図である。
【図17】本発明の第3実施形態における全ての合成後
のオブジェクトに対する状態遷移図である。
【図18】オブジェクト名と現在状態のテーブルを示す
図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 バス 3 ROM 4 RAM 5 入力インターフェース 6 入力デバイス 7 出力インターフェース 8 出力デバイス 9 外部記憶装置インターフェース 10 外部記憶デバイス E1 コンピュータ端末 E2 入出力部 E3 イベントシーケンス格納部 E4 状態遷移図作成部 E5 状態遷移図格納部 E6 状態遷移図自動合成部
フロントページの続き (72)発明者 大河原 将広 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの対象物に対して幾つかの側面から
    記述された複数の状態遷移図を格納する状態遷移図格納
    部と、 前記状態遷移図格納部に格納された状態遷移図の中から
    任意の2つの状態遷移図を取り出し、その2つの状態遷
    移図を自動合成して1つの状態遷移図にする状態遷移図
    自動合成部とを備えたことを特徴とする状態遷移図合成
    装置。
  2. 【請求項2】 前記状態遷移図自動合成部は、前記2つ
    の状態遷移図を構成する項目である、現在の状態、入力
    イベント、アクション、及び次の状態の組からなる各遷
    移レコードについて、前記現在の状態、前記入力イベン
    ト、及び前記アクションが等しい遷移レコードは同じ遷
    移であると判断することを特徴とする請求項1記載の状
    態遷移図合成装置。
  3. 【請求項3】 前記状態遷移図自動合成部は、前記2つ
    の状態遷移図を構成する項目である、現在の状態、入力
    イベント、アクション、次の状態の組からなる各遷移レ
    コードについて、前記現在の状態及び前記入力イベント
    が等しいにもかかわらず、前記アクションが異なる遷移
    レコードは、整合性エラーであると判断することを特徴
    とする請求項1記載の状態遷移図合成装置。
  4. 【請求項4】 前記状態遷移図自動合成部は、前記2つ
    の状態遷移図の中で共通の状態を外部より指定したと
    き、またはその指定がないときは該2つの状態遷移図の
    初期状態は共通であると判断し、その状態を起点として
    合成作業を始めることを特徴とする請求項1記載の状態
    遷移図合成装置。
  5. 【請求項5】 複数の対象物の各々に対してそれぞれ1
    枚ずつ記述された状態遷移図を格納する状態遷移図格納
    部と、 前記状態遷移図格納部に格納された状態遷移図の中から
    任意の2つの状態遷移図を第1及び第2の状態遷移図と
    して取り出し、その第1と第2の状態遷移図を自動合成
    して1つの状態遷移図にする状態遷移図自動合成部とを
    備えたことを特徴とする状態遷移図合成装置。
  6. 【請求項6】 前記状態遷移図自動合成部は、前記第1
    の状態遷移図中の状態と前記第2の状態遷移図中の状態
    との全ての組み合わせを作成し、それを合成後の状態遷
    移図の全ての状態とすることを特徴とする請求項5記載
    の状態遷移図合成装置。
  7. 【請求項7】 前記第1及び第2の状態遷移図は、現在
    の状態、入力イベント、アクション、及び次の状態の各
    項目から構成されることを特徴とする請求項5記載の状
    態遷移図合成装置。
  8. 【請求項8】 前記状態遷移図自動合成部は、前記第1
    の状態遷移図中のイベントの集合と前記第2の状態遷移
    図中のイベントの集合との論理和を作り、それを合成後
    の状態遷移図中に出てくる全てのイベントであるとした
    ことを特徴とする請求項7記載の状態遷移図合成装置。
  9. 【請求項9】 前記状態遷移図自動合成部は、各対象物
    の現在の状態をデータとして持ち、各対象物の状態遷移
    図データを個別に保持したままで、入力イベントと各対
    象物の現在の状態データとを基に、前記各対象物の状態
    遷移図データを動的に検索し、イベントに対するアクシ
    ョンと次の状態を計算する唯一のアルゴリズムを持つこ
    とにより、合成する対象である第1と第2の状態遷移図
    自体を合成するのではなく、見かけ上で状態遷移図の合
    成を行うことを特徴とする請求項7記載の状態遷移図合
    成装置。
  10. 【請求項10】 1つの対象物に対して幾つかの側面か
    ら記述された複数の状態遷移図を格納する状態遷移図格
    納処理と、 前記状態遷移図格納処理によって格納された状態遷移図
    の中から任意の2つの状態遷移図を取り出し、その2つ
    の状態遷移図を自動合成して1つの状態遷移図にする状
    態遷移図自動合成処理とを実行することを特徴とする状
    態遷移図合成方法。
  11. 【請求項11】 前記状態遷移図自動合成処理は、前記
    2つの状態遷移図を構成する項目である、現在の状態、
    入力イベント、アクション、及び次の状態の組からなる
    各遷移レコードについて、前記現在の状態、前記入力イ
    ベント、及び前記アクションが等しい遷移レコードは同
    じ遷移であると判断することを特徴とする請求項10記
    載の状態遷移図合成方法。
  12. 【請求項12】 前記状態遷移図自動合成処理は、前記
    2つの状態遷移図を構成する項目である、現在の状態、
    入力イベント、アクション、次の状態の組からなる各遷
    移レコードについて、前記現在の状態及び前記入力イベ
    ントが等しいにもかかわらず、前記アクションが異なる
    遷移レコードは、整合性エラーであると判断することを
    特徴とする請求項10記載の状態遷移図合成方法。
  13. 【請求項13】 前記状態遷移図自動合成処理は、前記
    2つの状態遷移図の中で共通の状態を外部より指定した
    とき、またはその指定がないときは該2つの状態遷移図
    の初期状態は共通であると判断し、その状態を起点とし
    て合成作業を始めることを特徴とする請求項10記載の
    状態遷移図合成方法。
  14. 【請求項14】 複数の対象物の各々に対してそれぞれ
    1枚ずつ記述された状態遷移図を格納する状態遷移図格
    納処理と、 前記状態遷移図格納処理によって格納された状態遷移図
    の中から任意の2つの状態遷移図を第1及び第2の状態
    遷移図として取り出し、その第1と第2の状態遷移図を
    自動合成して1つの状態遷移図にする状態遷移図自動合
    成処理とを実行することを特徴とする状態遷移図合成方
    法。
  15. 【請求項15】 前記状態遷移図自動合成処理は、前記
    第1の状態遷移図中の状態と前記第2の状態遷移図中の
    状態との全ての組み合わせを作成し、それを合成後の状
    態遷移図の全ての状態とすることを特徴とする請求項1
    4記載の状態遷移図合成方法。
  16. 【請求項16】 前記第1及び第2の状態遷移図は、現
    在の状態、入力イベント、アクション、及び次の状態の
    各項目から構成されることを特徴とする請求項14記載
    の状態遷移図合成方法。
  17. 【請求項17】 前記状態遷移図自動合成処理は、前記
    第1の状態遷移図中のイベントの集合と前記第2の状態
    遷移図中のイベントの集合との論理和を作り、それを合
    成後の状態遷移図中に出てくる全てのイベントであると
    したことを特徴とする請求項16記載の状態遷移図合成
    方法。
  18. 【請求項18】 前記状態遷移図自動合成処理は、各対
    象物の現在の状態をデータとして持ち、各対象物の状態
    遷移図データを個別に保持したままで、入力イベントと
    各対象物の現在の状態データとを基に、前記各対象物の
    状態遷移図データを動的に検索し、イベントに対するア
    クションと次の状態を計算する唯一のアルゴリズムを持
    つことにより、合成する対象である第1と第2の状態遷
    移図自体を合成するのではなく、見かけ上で状態遷移図
    の合成を行うことを特徴とする請求項16記載の状態遷
    移図合成方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7365295B2 (en) 2004-12-24 2008-04-29 Olympus Corporation Image inspection system for correcting focal position in autofocusing
US7707567B2 (en) 2005-09-14 2010-04-27 Sony Corporation Information processing method, information-processing apparatus, recording medium, and program

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US7365295B2 (en) 2004-12-24 2008-04-29 Olympus Corporation Image inspection system for correcting focal position in autofocusing
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