JPH11249652A - 鍵盤楽器および鍵盤楽器の演奏支援装置 - Google Patents

鍵盤楽器および鍵盤楽器の演奏支援装置

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JPH11249652A
JPH11249652A JP10302952A JP30295298A JPH11249652A JP H11249652 A JPH11249652 A JP H11249652A JP 10302952 A JP10302952 A JP 10302952A JP 30295298 A JP30295298 A JP 30295298A JP H11249652 A JPH11249652 A JP H11249652A
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JP
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light
keyboard
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keys
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Application number
JP10302952A
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English (en)
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Yasutoshi Kaneko
保敏 兼子
Kiyoshi Kawamura
潔 河村
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Publication date
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    • G09BEDUCATIONAL OR DEMONSTRATION APPLIANCES; APPLIANCES FOR TEACHING, OR COMMUNICATING WITH, THE BLIND, DEAF OR MUTE; MODELS; PLANETARIA; GLOBES; MAPS; DIAGRAMS
    • G09B15/00Teaching music
    • G09B15/02Boards or like means for providing an indication of notes
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    • GPHYSICS
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  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 押すべき鍵を明確に演奏者に認識させる。 【解決手段】 鍵盤10の鍵11,12のそれぞれの真
上に可撓性を有するシートからなる鍵上配置部21,2
2を配置する。鍵上配置部21,22には、それぞれ発
光体24を設ける。楽曲データに基づいて、発光体24
を選択して発光させることにより、演奏者に押すべき鍵
11または12が指示される。複数の鍵上配置部21,
22は、コネクタ31,32を介して、固定位置にある
プリント基板30に取り付けられているが、可撓性を有
するため、それぞれ独自に鍵11,12の回動方向に沿
って揺動することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鍵盤を構成するそ
れぞれの鍵のうち、演奏者が押すべき鍵を指示すること
のできる鍵盤楽器および鍵盤楽器の演奏支援装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】鍵盤楽器の初心者にとっては、楽譜を読
んでいても、どの鍵を押せばよいのか判断が困難なこと
がある。さらに、鍵盤楽器の運指規則は、初心者には覚
えにくい場合がある。これらのことが演奏の独習を困難
にしている。
【0003】このため、鍵にそれぞれ対応する多数の発
光体を設けて、演奏者が次に押すべき鍵を次々と指示す
る演奏支援装置が提案されている。かかる装置には、鍵
盤の上に設けた発光体で上から光を照射するものと、鍵
の一部を透明にするとともに鍵盤の下に設けた発光体で
下から光を照射するものとがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、鍵盤の上から
光を照射したのでは、鍵盤と発光体との間隔が大きくな
るため、楽器の環境によっては、発光が視認しにくいこ
とがある。一方、鍵盤の下から光を照射するために鍵盤
の下に発光体を設けるのは、電子鍵盤楽器などでは可能
であっても、ピアノ等のように、材質が木材で、かつ鍵
の演奏者側端部の下方にフロントピンがある鍵盤楽器で
は困難である。また、既存の鍵盤楽器の鍵の一部を透明
にするのは、手間とコストがかかる。
【0005】本発明は上記の事情を考慮してなされたも
のであり、押すべき鍵を明確に演奏者に認識させること
が可能な鍵盤楽器およびその演奏支援装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る鍵盤楽器は、複数の鍵を有する鍵盤
と、上記鍵のそれぞれの真上に配置され、上記鍵盤から
離れた固定位置に一端部が支持されているとともに、対
応する鍵の回動方向に沿ってそれぞれ独自に揺動可能に
されたシートからなる複数の鍵上配置部と、上記鍵上配
置部にそれぞれ設けられた複数の発光手段と、楽曲デー
タに基づいて、上記発光手段を選択して発光させる制御
手段とを備えることを特徴とする。
【0007】本発明に係る鍵盤楽器では、楽曲データに
基づいて制御手段がいずれかの鍵に対応する発光手段を
発光させる。かかる発光手段が鍵の真上の鍵上配置部の
それぞれに配設されていることにより、押すべき鍵を明
確に演奏者が認識でき、演奏練習の効果が高められる。
かかる作用をもたらす発光手段は、鍵の回動方向に沿っ
て揺動可能にされたシートからなる鍵上配置部に設けら
れている。このように鍵上配置部は揺動可能にされてい
るため、演奏者の指が鍵上配置部に触ったとしても、あ
まり違和感を感じずに対応する鍵とともに押し下げるこ
とが可能である。
【0008】本発明において、複数の上記鍵上配置部の
上記一端部同士が、上記鍵盤から離れた固定位置に固定
された連結部材に連結されているようにしてもよい。こ
のように、複数の鍵上配置部を連結部材に一括して連結
することにより、発光手段を容易に短時間で鍵盤に配置
することができる。このように複数の鍵上配置部が連結
部材に一括して連結されているが、上記の通り、鍵上配
置部はそれぞれ独自に揺動可能にされている。従って、
ある鍵を演奏者が押し下げるとき、この鍵に対応する鍵
上配置部を押し下げたとしても、他の鍵の連動が防止さ
れ、予期しない音を発生させるのを防止できる。また、
通常、鍵盤楽器では、白鍵と黒鍵が配列されており、両
者の高さが相違しているが、鍵上配置部はそれぞれ独自
に揺動可能にされているため、各鍵に鍵上配置部を密接
させることができる。
【0009】また、本発明において、複数の上記鍵上配
置部が、上記鍵盤から離れた固定位置に固定された一つ
の基部から分岐しているようにしてもよい。一つの基部
から複数の鍵上配置部が分岐していることにより、複数
の鍵上配置部を一括して鍵盤上に取り付けることがで
き、作業の効率が向上される。一つの基部から複数の鍵
上配置部が分岐していても、鍵上配置部がそれぞれ独自
に揺動可能であるため、ある鍵を演奏者が押し下げると
き、この鍵に対応する鍵上配置部の押し下げに伴う他の
鍵の連動が防止され、予期しない音を発生させるのを防
止できる。また、通常、鍵盤楽器では、白鍵と黒鍵が配
列されており、両者の高さが相違しているが、鍵上配置
部はそれぞれ独自に揺動可能にされているため、各鍵に
鍵上配置部を密接させることができる。
【0010】上記のように、各鍵上配置部をそれぞれ独
自に揺動可能にするには、上記鍵上配置部の少なくとも
一部が可撓性を有するようにしてもよい。あるいは、上
記鍵上配置部を揺動可能にするための蝶番手段が、上記
鍵上配置部に設けられているようにしてもよい。
【0011】また、本発明において、上記鍵上配置部
が、上記鍵盤に対して着脱自在であってもよい。これに
よれば、発光手段を容易に短時間で鍵盤に配置できるだ
けでなく、取り外しも容易に短時間で行える。
【0012】さらに、本発明において、上記発光手段は
導光体であってもよい。これによれば、光源を鍵盤上に
設けなくても、発光手段は、鍵盤上の演奏者が指で頻繁
に押し下げする部分またはその付近で発光できる。従っ
て、外部環境や演奏者の姿勢などにかかわらず、押し下
げすべき鍵の視認性を向上することが可能である。ま
た、光源を鍵盤上に設ける必要がないため、光源の故障
のおそれも低減できるとともに、発光手段の軽量化が図
れるので、鍵タッチ感の変化を最小限にとどめることが
できる。さらにまた、本発明において、各上記鍵上配置
部は、対応する各上記鍵よりも短く形成されているとと
もに、各上記鍵の演奏者側の端部の上面が露出させられ
ているようにしてもよい。これによれば、各鍵における
演奏者が頻繁に押し下げる部分が露出されるので、演奏
者はこの部分に指で直接触れることができる。従って、
演奏時の指の違和感が低減される。さらにまた、本発明
において、各上記鍵上配置部に複数の発光手段が設けら
れており、上記制御手段は、各上記鍵上配置部に設けら
れた複数の発光手段のうち、一つの発光手段を他の一つ
の発光手段よりも所定時間だけ先に発光させるようにし
てもよい。これによれば、例えば、同一の鍵に関して、
先に発光する発光手段を押鍵予告として用い、後に発光
する発光手段を実際の押鍵指示として用いることができ
る。演奏者には、実際の押鍵指示に先だって、押鍵の予
告がされるので、演奏の誤りを減少することができる。
また、上記制御手段は、上記発光手段のいずれかにより
押鍵指示した時刻から次に演奏者が押鍵すべき時刻まで
の時間において、押鍵指示した鍵と次に押鍵指示すべき
鍵との中間に位置する鍵に対応した上記発光手段を発光
させるようにしてもよい。これによれば、押鍵指示され
た鍵と次に押鍵指示すべき鍵の中間の鍵に対応する発光
手段が、押鍵指示の後に発光するので、演奏者にとって
は、次に押鍵すべき鍵は、直前に押鍵指示された鍵の左
右いずれ側にあるのか、迅速に把握することが可能であ
る。
【0013】また、本発明に係る鍵盤楽器の演奏支援装
置は、複数の鍵を有する鍵盤の上記鍵のそれぞれの真上
に配置され、上記鍵盤から離れた固定位置に一端部が支
持されて、対応する鍵の回動方向に沿ってそれぞれ独自
に揺動可能にされるシートからなる複数の鍵上配置部
と、上記鍵上配置部にそれぞれ設けられた複数の発光手
段と、楽曲データに基づいて、上記発光手段を選択して
発光させる制御手段とを備えることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の様
々な実施形態について説明する。 1.第1実施形態 図1は本発明の第1実施形態に係る鍵盤楽器の全体を示
す斜視図である。この実施形態における鍵盤楽器はアッ
プライトピアノである。このアップライトピアノは、ピ
アノ筐体1、その中央に設けられた鍵盤10、およびピ
アノ筐体1の下部に設けられた三つのペダル2〜4を備
える。また、ピアノ筐体1の中央には、鍵盤10を覆い
隠すことが可能な鍵盤蓋5が設けられている。さらに、
ピアノ筐体1の天板6には、フロッピーディスク7に記
録された楽曲データを読み出して、後述の制御を行う制
御装置8が載置されている。
【0015】鍵盤10は多数の白鍵11および黒鍵12
により構成されており、白鍵11および黒鍵12は公知
の配列順序で並設されている。鍵盤蓋5の回動支点の付
近には、鍵盤10の浮き上がりを防止する鍵盤押さえと
なるフレーム9が設けられている。このフレーム9は、
固定位置にあって、鍵盤蓋5を開いたときにその直下に
位置する。鍵盤10の上には、鍵盤10の全長と等しい
長さを有する鍵盤上シート結合体20が配置されてお
り、後述するように鍵盤上シート結合体20はフレーム
9に着脱自在に取り付けられる。
【0016】図2に示すように、鍵盤上シート結合体2
0は、多数の白鍵上配置部21と黒鍵上配置部22とを
備え、白鍵上配置部21は白鍵11の真上に位置して白
鍵11の上面に接触し、黒鍵上配置部22は黒鍵12の
真上に位置して黒鍵12の上面に接触する。すなわち、
白鍵上配置部21と黒鍵上配置部22は、白鍵11と黒
鍵12の配列順序と全く同様に配列されている。図示の
例で、各白鍵上配置部21と黒鍵上配置部22は、上か
ら見て、白鍵11および黒鍵12の上面と等しい大きさ
である。
【0017】白鍵上配置部21と黒鍵上配置部22は、
可撓性を有するシートである。シートの具体的な素材と
しては、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリアミド、
塩化ビニルなどの樹脂、フェルト、クロスなどの繊維が
挙げられる。また、鍵上配置部21,22はフレキシブ
ル基板であってもよい。
【0018】図2に破線で示すように、鍵上配置部2
1,22には給電線23が設けられている。図2では、
簡略化のため、白鍵上配置部21と黒鍵上配置部22の
それぞれ一つずつについてだけ給電線23が示されてい
るが、他の鍵上配置部21,22にも同様の給電線23
が設けられている。給電線23は演奏者が演奏する際の
邪魔にならないように、かつ指で短絡しないように、鍵
上配置部21,22の裏面に形成されているか、あるい
は内部に埋設されている。鍵上配置部21,22の裏面
に形成する場合には、給電線23はプリント形成しても
よい。
【0019】また、各鍵上配置部21,22の演奏者側
には、発光手段である発光体24が設けられている。発
光体24は、例えば小型のLED(light emitting dio
de)、LCD(liquid crystal display)、小型蛍光
灯、小型電球などの小型の電気的発光手段であり、給電
線23に接続されており、これによって給電されて発光
する。発光体24は、各鍵上配置部21,22の表面に
露出しているか、表面に近い位置に埋設されており、こ
れにより発光を演奏者が視認できる。
【0020】発光体24は、7セグメントまたはそれ以
上の数のLCDまたは複数の微小なLEDで構成されて
いてもよい。この場合には、どのセグメントあるいはL
EDが発光するかによって、各種の文字または記号など
の標示が可能である。いずれにせよ発光体24の厚さは
2mm以下、好ましくは1mm以下であると、演奏の際
の運指の障害を低減できて好ましい。
【0021】発光体24の位置は、演奏者から視認しや
すければ任意であるが、できるだけ演奏者に近い方が好
適である。例えば、白鍵11上の発光体24は一直線上
に直列し、黒鍵12上の発光体24は別の一直線上に直
列してもよい。あるいは、図示のように、特定の音高の
鍵上の発光体24と、他の音高の鍵上の発光体24と
を、異なる列上に配列してもよい。その際、所定間隔ご
と(例えば音名が「C」、あるいは3鍵ごとなど)の発
光体24と、他の音高の発光体24とを異なる列上に配
列すると好適である。さらには、1オクターブ中では発
光体24を一直線上に直列するとともに、オクターブご
とに発光体24の配置される列を異ならせてもよい。
【0022】発光体24を覆うように、各鍵上配置部2
1,22の上には、硬質の透明体または半透明体からな
る被覆層25,26が設けられており、これにより発光
体24が保護されると共に、演奏時に発光体24が運指
の障害にできるだけならないようにされている。図3
(A)に示すように、被覆層25,26の上面は、対応
する鍵上配置部21,22の上面とほぼ平行である。被
覆層25,26の厚さは3mm以下、好ましくは2mm
以下であると、演奏の際の運指の障害を低減できて好ま
しい。
【0023】被覆層25,26は透明体または半透明体
であり、演奏者には発光体24の発光が視認できる。さ
らに好ましくは、発光体24が上記のように文字または
記号の標示を行う場合には、被覆層25,26はウレタ
ンまたはアクリルなどの透明体であるとよい。
【0024】また、被覆層25,26は透明体に限ら
ず、半透明体でもよい。これによれば、発光体24の存
在を演奏者に対して視認しにくくし、あたかも鍵自体が
発光しているかのように見せることが可能である。透明
体または半透明体のマトリックス中に、光拡散フィラー
を混在させて、被覆層25,26の照度分布を広げても
よい。光拡散用フィラーは、異なる屈折率を有する透明
材料、例えば球状シリカ微粒子が好適である。かかるフ
ィラーの粒径、濃度をあらかじめ調整しておくことによ
り、被覆層25,26の照度分布の調節をしてもよい。
【0025】被覆層25,26を設けるには、その材料
となる粘度の高い液体樹脂などを鍵上配置部21,22
の上に滴下して、平坦に延ばした後、固化させればよ
い。
【0026】図2および図3において、符号30は、給
電線23を介して発光体24に給電するためのプリント
基板(連結部材)30を指す。プリント基板30は、剛
性の高いものであって、挟着式のコネクタ31,32を
介して、鍵上配置部21,22を支持することが可能で
ある。コネクタ31,32は、プリント基板30に多数
固着されて、鍵盤側に向けて突出させられている。そし
て、各コネクタ31には白鍵上配置部21の一端部が挟
着され、各コネクタ32には黒鍵上配置部22の一端部
が挟着されている。また、鍵上配置部21,22の給電
線23には、対応するコネクタ31,32を介して、プ
リント基板30のプリント給電線から給電可能である。
【0027】図3(A)に示すように、コネクタ31,
32は2段に配列されている。コネクタ32は上段に配
置され、ここに連結される黒鍵上配置部22が黒鍵12
の上面に接触させられる。コネクタ31は下段に配置さ
れ、ここに連結される白鍵上配置部21が白鍵11の上
面に接近させられる。また、この白鍵上配置部21は曲
折させられて、演奏者側では白鍵11の上面に接触して
いる。演奏者は演奏時に、可撓性を有する鍵上配置部2
1,22を曲げながら、これらと一緒に鍵11,12を
押し下げることができる。
【0028】なお、図3(A)において、符号11aは
白鍵11の上層部を指し、上層部11aは例えば象牙や
アクリライト樹脂などの白色の素材からなり、周知のよ
うに、木質部の上に接合されて白鍵11を構成する。符
号12aは黒鍵12の黒色突出部を指し、黒色突出部1
2aは例えばフェノール樹脂または黒檀等の黒色の素材
からなり、周知のように、木質部の上に接合されて白鍵
11を構成する。黒色突出部12aは白鍵11よりも上
方に突き出すようにされている。上記のように、鍵上配
置部21,22の高さが異ならせられているため、高さ
が相違する白鍵11および黒鍵12の上に、鍵上配置部
21,22は安定して載置される。
【0029】図3(B)に示すように、鍵上配置部2
1,22に大きく湾曲した部分や段部を設けて可撓性を
高め、鍵11,12の降下時に、指で鍵上配置部21,
22を押し下げた時の鍵上配置部21,22の追随性を
向上させることも可能である。なお、非常に可撓性が高
い材料から鍵上配置部21,22が形成されている場合
には、このような湾曲した部分や段部がなくても、ま
た、コネクタ31,32の高さが同一であったとして
も、自重により鍵上配置部21,22は常に鍵11,1
2の上に載る。
【0030】さらに、図3(B)に示すように、鍵上配
置部21,22の演奏者側の端部の下面に滑り止め層3
3を設けてもよい。滑り止め層33は、ゴム、粘着材な
どの滑り止めの薄い材料を鍵上配置部21,22の下面
に固着することにより得られる。なお、粘着材として
は、鍵11,12に接触すると粘着するが、ここから鍵
上配置部21,22を剥がしても鍵11,12に残ら
ず、しかも剥がしても繰り返し使えるものが好ましい。
【0031】滑り止め層33に代えて、鍵上配置部2
1,22を押し下げる際の雑音防止のための緩衝材層を
設けてもよい。緩衝材層としては、フェルト、クロス、
ゴム等が使用できる。滑り止め層33に緩衝材層の機能
を与えてもよい。例えば、ゴムであれば、滑り止め層3
3と緩衝材層との機能を兼用可能である。
【0032】上記のように鍵盤上シート結合体20は、
一つのプリント基板(連結部材)30と、これに一括し
て連結された多数の鍵上配置部21,22とを備え、の
れん状または櫛状になっている。プリント基板30は、
固定位置にあるフレーム9に着脱自在に固定されて、鍵
11,12の並設方向に沿って延びている。
【0033】図4はこの鍵盤楽器の制御システムを示す
ブロック図である。同図において、符号40は楽曲デー
タ読取装置を示し、符号41は発光コントローラを示
す。楽曲データ読取装置40および発光コントローラ4
1は共に、図1に示す制御装置8に設けられている。楽
曲データ読取装置40は、例えばフロッピーディスク7
(図1参照)またはCD−ROM等の記録媒体に記録さ
れた楽曲データを読み取り、読み取った楽曲データを発
光コントローラ41に供給する。
【0034】発光コントローラ41は、楽曲データの音
高に対応するいずれかの白鍵11または黒鍵12に対応
する発光体24を選択的に発光させる。発光持続時間
は、その音高の持続時間である。このようにして、楽曲
データに基づいた発光が行われ、演奏者には、運指の順
序の案内が行われる。発光体24は鍵11,12の真上
にあるから、押すべき鍵を明確に演奏者が認識でき、演
奏練習の効果が高められる。なお、和音の場合には、発
光コントローラ41は、複数の鍵に対応する発光体24
を同時に発光させる。
【0035】発光コントローラ41は、楽曲データの音
の強弱に応じて、発光体24の照度を変更できるものが
好ましい。これにより、例えば、ピアニシモでは発光体
24の照度を小さくし、フォルテシモでは最も明るくす
るような調節が可能であり、演奏者に押鍵の強弱を報知
することが可能である。
【0036】上記のように、鍵11,12上の発光体2
4は、堅固なパネルではなく、可撓性を有するシートか
らなる鍵上配置部21,22に設けられている。このた
め、鍵上配置部21,22は、コネクタ31,32へ大
きな力を与えることなく、対応する鍵11,12の回動
方向に沿ってそれぞれ独自に揺動可能である。従って、
鍵上配置部21,22は、演奏者の指であまり違和感を
感じずに対応する鍵11,12とともに押し下げること
が可能である。
【0037】また、プリント基板30に複数の鍵上配置
部21,22を一括して連結したことにより、複数の鍵
上配置部21,22を一括して鍵盤10上に着脱するこ
とができ、着脱作業の効率が向上される。そして、鍵上
配置部21,22をコネクタ31,32に装着すると同
時に、鍵上配置部21,22に設けた給電線23にプリ
ント基板30のプリント給電線からコネクタ31,32
を介して給電されるようにしたので、発光体24への配
線作業の手間もかからない。
【0038】また、鍵上配置部21,22が可撓性を有
しており、コネクタ31,32に大きな力を与えないた
め、複数の鍵上配置部21,22が一括してプリント基
板30に連結していても、各鍵上配置部21,22はそ
れぞれ独自に揺動可能になっている。従って、ある鍵を
演奏者が押し下げるとき、この鍵に対応する鍵上配置部
21または22を押し下げたとしても、他の鍵の連動が
防止され、予期しない音の発生が防止される。また、ア
ップライトピアノでは、白鍵11と黒鍵12の高さが相
違しているが、鍵上配置部21,22はそれぞれ独自に
揺動可能にされているため、各鍵11,12に鍵上配置
部21,22を密接させることができる。
【0039】さらに、鍵上配置部21,22は、各鍵に
貼着しなくても、鍵盤10上に着脱可能に配置するだけ
でよい。従って、鍵11,12の数と同じ多数の発光体
24を容易に短時間で鍵盤10に配置できるだけでな
く、取り外しも容易に短時間で行える。
【0040】発光体24は電気的発光手段であり、鍵上
配置部21,22には発光体24に給電する給電線23
が設けられているため、発光体24は、鍵上の演奏者が
指で頻繁に押し下げする部分またはその付近に配置する
ことができ、その部分で発光する。従って、外部環境や
演奏者の姿勢などにかかわらず、押し下げすべき鍵の視
認性を向上することが可能である。また、光源である発
光体24の照度の設定は要望に応じて任意である。そし
て、被覆層25,26の素材を選択すれば、輝度を任意
に設定でき、例えばコストの上昇を抑えながら輝度を高
めることも容易である。
【0041】2.第2実施形態 図5および図6は本発明の第2実施形態を示す。この実
施形態では、第1実施形態に比較して、鍵上配置部2
1,22の長さが小さくされている。すなわち、鍵上配
置部21,22は対応する鍵11,12よりも短くされ
ており、鍵11,12の演奏者側の端部の上面は露出し
ている。これにより、鍵11,12の演奏者側の端部、
すなわち演奏者が頻繁に押し下げる部分に、指で直接触
れることができ、演奏時の指の違和感が低減される。こ
の場合でも、鍵11,12の真上に接するように鍵上配
置部21,22が配置されているから、発光体24によ
る発光は明確に視認される。
【0042】3.第3実施形態 第1実施形態では、図1に示すように、多数の鍵11,
12を有する一つの鍵盤10に対して、一つの鍵盤上シ
ート結合体20を配置しているが、それぞれ1オクター
ブ分または数オクターブ分をカバーする複数の鍵盤上シ
ート結合体20を一つの鍵盤10の上に配置してもよ
い。図7および図8は、1オクターブ分をカバーする鍵
盤上シート結合体20を示す。
【0043】また、図7および図8に示す鍵盤上シート
結合体20においては、1オクターブ分の鍵上配置部2
1,22が1枚のシート50に形成されている。すなわ
ち、シート50は平坦な基部51と、基部51から分岐
した複数の鍵上配置部21,22を備える。可撓性が比
較的小さい材料からシート50が形成されている場合に
は、白鍵上配置部21に図8に示すような段差を設け
て、高さが相違する白鍵11と黒鍵12に鍵上配置部2
1,22が安定して載置されるようにするとよい。
【0044】この実施形態では、シート50が平坦な基
部51と、基部51から分岐した鍵上配置部21,22
を備えるので、プリント基板30にシート50を取り付
けて鍵盤上シート結合体20を形成しなくても、鍵上配
置部21,22を一括して運ぶことが可能であって便利
である。また、このように1枚のシート50に鍵上配置
部21,22を設けることにより、鍵盤上シート結合体
20の組立が簡単かつ短時間で行える。
【0045】一つの基部51から複数の鍵上配置部2
1,22が分岐していても、鍵上配置部21,22が可
撓性を有しているため、鍵上配置部21,22はそれぞ
れ独自に揺動可能である。従って、ある鍵を演奏者が押
し下げるとき、この鍵に対応する鍵上配置部21,22
が押し下げられても、他の鍵上配置部21,22には影
響があまり与えられない。これにより、不要な鍵の連動
が防止され、予期しない音を発生させるのを防止でき
る。例えば、白鍵11の押し下げにより、隣接する黒鍵
12まで動作するのが防止される。また、白鍵11と黒
鍵12の高さが相違しているにもかかわらず、鍵上配置
部21,22はそれぞれ独自に揺動可能にされているた
め、各鍵11,12に鍵上配置部21,22を密接させ
ることができる。
【0046】この実施形態では、平坦な基部51に合わ
せて、コネクタ31,32の高さが同一にされている。
ただし、図3(A)および図3(B)または図6に示す
ように、コネクタ31,32の高さを異ならせ、これに
合わせて基部51に段差を設けてもよい。図3(A)お
よび図3(B)に示した修正は、この実施形態にも応用
できる。
【0047】さらに、図9および図10に示すように、
鍵上配置部21,22の長さを小さくしてもよい。これ
により、図5および図6に示した第2実施形態と同様
に、鍵11,12の演奏者側の端部、すなわち演奏者が
頻繁に押し下げる部分に、指で直接触れることができ、
演奏時の指の違和感が低減される。
【0048】4.第4実施形態 次に、図11および図12を参照して、本発明に係る第
4実施形態を説明する。この実施形態では、第3実施形
態(図7〜図10)と同様に、1枚のシート50に鍵上
配置部21,22が形成されている。具体的には、シー
ト50は基部51と、基部51から分岐した複数の鍵上
配置部21,22を備える。
【0049】上述の実施形態と異なり、シート50の基
部51は、コネクタを用いずに直接、固定位置にあるフ
レーム9に固定されている。図11に示すように、基部
51は、鍵11,12の並設方向(図11の紙面垂直方
向)に沿った折り曲げ線で折り曲げられており、これに
よって、取付部51aと延出部51bとを有する。取付
部51aはフレーム9に取り付けられ、延出部51bは
演奏者側に延出しており、この延出部51bから鍵上配
置部21,22が延びている。シート50の取付部51
aをフレーム9に取り付けるには、例えばベルクロ(Ve
lcro:商標名)テープ、ネジなどの繰り返し着脱自在な
手段を用いる(図示せず)。
【0050】取付部51aの上面には、発光体24へ給
電する回路が露出している。そして、この面には、その
回路へ給電する給電基板53が当接している。図示しな
いが、給電基板53も例えばベルクロテープ、ネジなど
の繰り返し着脱自在な手段でフレーム9に取り付けられ
ている。なお、フレーム9に対する給電基板53と基部
51の取付順序は逆でもよい。
【0051】上述の実施形態と異なり、この実施形態で
は、鍵上配置部21,22の上に発光体24を覆う被覆
層25,26が設けられておらず、発光体24が露出し
ている。しかし、鍵11,12に比較して、鍵上配置部
21,22の長さが小さくされているため、鍵11,1
2の演奏者側の端部、すなわち演奏者が頻繁に押し下げ
る部分に、指で直接触れることができ、一方、発光体2
4には指で触れる機会は少ないので、演奏時の指の違和
感が低減されている。ただし、発光体24を覆う被覆層
25,26を設けてもよい。
【0052】5.第5実施形態 上述の実施形態では、各鍵上配置部21,22に一つず
つ発光体24を設けていたが、複数個の発光体を各鍵上
配置部21,22に設けてもよい。図13は、本発明の
第5実施形態に係る鍵盤装置の制御システムを示すブロ
ック図である。この実施形態では、各鍵上配置部21,
22に対して二つの発光体、すなわち第1発光体54お
よび第2発光体55が設けられている。第1発光体54
と第2発光体55の発光色は互いに相違しており、いず
れの発光体が発光させられるかにより、各鍵での発光色
も異ならせられる。
【0053】このようにして、鍵上配置部21,22に
は、それぞれ複数の発光体54,55からなる発光セッ
ト(発光手段)が設けられており、発光セットで発光す
る光の色は、発光コントローラ41がいずれの発光体を
発光するか選択することにより変更可能である。なお、
図13では、二つの発光体54,55のみを示したが、
発光体の数、すなわち各鍵の発光色の数は、これには限
定されない。また、各鍵に関する複数の発光体(図示の
例では第1発光体54および第2発光体55)は、2色
LEDまたは3色LEDなどの多色発光LEDとして一
体化されていてもよい。
【0054】楽曲データ読取装置40で読み出した楽曲
データが入力された発光コントローラ41は、音階に応
じていずれかの発光体を発光させる。この際には、どの
発光体を発光させるかを選択する。これにより、各鍵の
発光色が異ならせられるため、次のような効果をもたら
すことが可能である。例えば、上述の音の強さを照度で
表現する代わりに、色により表すことが可能である。例
えば、青はピアニシモ、黄色はメゾフォルテ、赤はフォ
ルテシモのようにである。
【0055】あるいは、右手と左手の区別を色の相違で
表現することが可能である。さらには、左手の小指は黄
色というように、用いるべき指の区別を色の相違で表現
することも可能である。あるいは、押鍵を持続すべき時
間を色の相違で表現することも可能である。また、押鍵
の準備期間、押鍵期間、離鍵の準備期間、離鍵期間など
を色の相違で表現してもよい。
【0056】また、図14を参照して、第5実施形態に
係る鍵盤装置の用途の別の例を説明する。この例では、
各鍵上配置部21,22における二つの発光体54,5
5のうち、第1発光体54を押鍵予告として用い、第2
発光体55を実際の押鍵指示に用いる。すなわち、図1
4において、楽曲データ読取装置40により楽曲データ
の読取を開始した後、楽曲データで指定されている音の
指定時になったなら、発光コントローラ41は、まずそ
の音に対応する鍵上配置部21または22の第1発光体
54を短時間だけ点灯する(ステップS1〜S3)。そ
して、第1発光体54の点灯開始から所定時間の経過
後、発光コントローラ41は、同一の鍵上配置部21ま
たは22の第2発光体55を点灯させる(ステップS
4,S5)。第2発光体55の発光持続時間は、その音
高の持続時間である。次に、楽曲データで指定されてい
る次の音の指定時になったなら、その音に対応する鍵上
配置部21または22の第1発光体54を短時間だけ点
灯する(ステップS6,S7)。そして、第1発光体5
4の点灯開始から所定時間の経過後、同一の鍵上配置部
21または22の第2発光体55を点灯させる(ステッ
プS8,S9)。以下、同様の手順で、同一の鍵につい
て、第1発光体54を先に点灯し、次に第2発光体55
を点灯する。なお、和音の場合には、発光コントローラ
41は、複数の鍵に対応する発光体54,55を同時に
発光させる。
【0057】演奏者は、第1発光体54の発光を視認し
た後、同一鍵についての第2発光体55の発光を視認す
ると、直ちにその鍵を押し下げるようにするとよい。こ
れによれば、演奏者には、実際の押鍵指示に先だって、
押鍵の予告がされるので、演奏の誤りを減少することが
できる。第1発光体54の点灯開始から第2発光体55
の点灯開始までの時間(ステップS4,S8の所定時
間)は、例えば0.3〜1秒程度のわずかな時間として
設定しておくとよい。また、この時間は、個人の演奏習
熟度に応じて変更できるようにするとよい。上述した例
では、第1発光体54を短時間だけ点灯するようにした
が、第2発光体55と同様に、音の持続時間だけ発光を
持続するようにしてもよい。このようにすることによ
り、演奏者に対して、鍵の押し下げ(押鍵)タイミング
のみならず、鍵の戻し(離鍵)タイミングを予告するこ
ともできる。
【0058】次に、図15を参照して、第5実施形態に
係る鍵盤装置の用途のさらに別の例を説明する。この例
では、押鍵指示した時刻から次に演奏者が押鍵すべき時
刻までの時間において、押鍵指示した鍵と次に押鍵指示
すべき鍵との中間に位置する鍵に対応した発光体を発光
させる。具体的には、図15に示すように、楽曲データ
読取装置40により楽曲データの読取を開始した後、楽
曲データで指定されている音の指定時になったなら、発
光コントローラ41は、まずその音(その鍵)に対応す
る鍵上配置部21または22の第1発光体54を点灯し
て、演奏者に押鍵予告する(ステップSa1〜Sa
3)。そして、第1発光体54の点灯開始から所定時間
の経過後、発光コントローラ41は、同一の鍵上配置部
21または22の第2発光体55を点灯させ、演奏者に
実際の押鍵を指示する(ステップSa4,Sa5)。第
2発光体55の発光持続時間は、その音高の持続時間で
ある。その後、直ちに、次押鍵方向指示表示準備処理に
進む(ステップSa6)。一例として、次押鍵方向指示
表示準備処理では、直前に第2発光体55を発光させる
ことにより押鍵を指示した鍵と、次に押鍵指示すべき鍵
との中間に位置する一つの鍵を特定する。そして、処理
はステップSa7に進み、ステップSa6で特定された
鍵に対応する第1発光体54を発光させる。これによ
り、演奏者は次に押鍵すべき鍵が、直前に押鍵指示され
た鍵の左右いずれ側にあるのか、迅速に把握することが
可能である。次に、処理はステップSa2に戻り、楽曲
データで指定されている次の音の指定時になったなら、
その音に対応する鍵上配置部21または22の第1発光
体54を点灯し、演奏者に押鍵予告する(ステップSa
2,Sa3)。そして、第1発光体54の点灯開始から
所定時間の経過後、同一の鍵上配置部21または22の
第2発光体55を点灯させ、演奏者に実際の押鍵を指示
する(ステップSa4,Sa5)。以下、同様の手順
で、同一の鍵について、第1発光体54を先に点灯する
ことによる押鍵予告と、次に第2発光体55を点灯する
ことによる押鍵指示とを繰り返し、かつ、連続して押鍵
すべき二つの鍵の中間に位置する鍵に対応する第1発光
体54を点灯することにより、次に押鍵すべき方向の指
示を行い、演奏者の運指の便宜を図る。なお、この例で
は、第1発光体54を押鍵予告と次押鍵方向指示に共用
しているが、3つの発光体を各鍵に設け、それらの発光
体に、押鍵予告、押鍵指示、次押鍵方向指示の役割を分
担させてもよい。
【0059】上記の例では、次押鍵方向指示のために、
一つの鍵に対応する発光体だけを点灯させているが、別
の例として、連続して押鍵すべき二つの鍵の間に複数の
鍵が存在する場合には、これらの複数の鍵に対応する複
数の発光体を連続して点灯させてもよい。その点灯順序
は、先に押鍵指示した鍵に近い方を先にして、次に押鍵
指示すべき鍵に近い方を後にするとよい。この例におい
てステップSa6の次押鍵方向指示表示準備処理では、
二つの鍵の間の複数の鍵を特定するとともに、それらの
鍵を発光させる時期を各鍵に対して算出する。具体的に
は、直前に押鍵指示した時刻から次に押鍵指示すべき時
刻(または押鍵予告すべき時刻)までの時間を、次押鍵
方向指示で用いるために特定した鍵の数(すなわち押鍵
指示される二つの鍵の隔たり)で割った単位時間を求め
る。そして、前の鍵に対応する発光体の点灯から、一単
位時間が経過したら、次の鍵に対応する発光体が点灯す
るように、各発光体の点灯時期を決定する。ステップS
a7の次押鍵方向指示処理では、次押鍵方向指示表示準
備処理で決定した点灯時期に従って、発光体を発光させ
る。これにより、ステップSa5での点灯による押鍵指
示から単位時間の経過後、その押鍵指示された鍵に近い
鍵がまず点灯し、さらにそれから単位時間の経過後、そ
の次の鍵が点灯する。このようにして、次に押鍵指示す
べき鍵に向かって点灯が近づいてゆくので、演奏者への
運指の便宜が図られる。また、上記のように算出された
点灯の時間間隔に基づいて、演奏者は、押鍵指示される
二つの鍵の間隔をある程度予測することが可能である。
【0060】図13のシステムでは、単純に考えると、
各鍵11または12につき、発光体の個数に2を乗じた
本数の導線が必要になり、シート50の重量が増加する
が、図16に示す回路によれば、シート50を軽量化す
ることができる。図16において、発光体54,55は
LEDであり、第1発光体54は点灯時に黄緑色、第2
発光体55は点灯時に赤色を呈する。第1発光体54の
アノードは導線56を介して第2発光体55のカソード
に接続され、第1発光体54のカソードは導線57を介
して第2発光体55のアノードに接続されている。この
ようにして、発光体54,55は発光体セット58を構
成する。
【0061】符号59はインバータを示し、その制御入
力端子には、発光コントローラ41で生成した点灯制御
信号S1が供給され、信号入力端子には、同じく発光コ
ントローラ41で生成した色制御信号S2が供給され
る。インバータ59の出力端子は、導線56に接続され
ている。
【0062】また、導線57は、直列された抵抗値の等
しい二つの抵抗60,61の中点Xに接続されている。
一方の抵抗60の一端は中点Xに接続され、他端は接地
されている。また、抵抗61の一端は中点Xに接続さ
れ、他端は電源Vcc(この例では電圧が+5V)に接続
されている。抵抗60,61の抵抗値は等しいので、中
点Xの電圧は+2.5Vである。
【0063】図17を参照して、図16に示す回路の作
用を説明する。まず、インバータ59の制御入力端子に
入力される点灯制御信号S1がローレベルのときは、イ
ンバータ59の出力がハイインピーダンスになり、発光
体54,55には給電されず、消灯状態になる。
【0064】一方、インバータ59の制御入力端子に入
力される点灯制御信号S1がハイレベルのときは、イン
バータ59の出力がローインピーダンスになり、発光体
54,55のいずれかが点灯する。このときには、イン
バータ59の信号入力端子に入力される色制御信号S2
による発光色制御が可能である。すなわち、色制御信号
S2がローレベルであれば、インバータ59の出力端子
の電圧はハイレベル(+5V)になる。このため、電流
がインバータ59の出力端子から第1発光体54および
抵抗60の順にを流れて、黄緑色の第1発光体54が点
灯する。一方、色制御信号S2がハイレベルであれば、
インバータ59の出力端子の電圧はローレベル(0V)
になる。このため、電流が抵抗61から第2発光体55
およびインバータ59の出力端子の順に流れて、赤色の
第2発光体55が点灯する。
【0065】また、極めて短時間に色制御信号S2をハ
イレベルとローレベルとの間で切り換えれば、発光体5
4,55が交互に点滅し、残像効果により人間には橙色
に見える。さらに、その色制御信号S2の時間配分によ
っては、黄緑色と赤色との間で、さらに多様な色彩の表
現が可能である。
【0066】かかる回路が各鍵11,12に設けられて
いる。上記のように、二つの発光体54,55を備えて
発光色の変更・調整が可能な発光体セット58であって
も、二本の導線で発光体セット58への給電が可能であ
る。このため、シート50を軽量化することができる。
【0067】6.第6実施形態 図18は、本発明の第6実施形態に係る鍵盤装置の制御
システムを示すブロック図である。この実施形態では、
第1実施形態に加えて、複数の押鍵センサ43が鍵11
および12それぞれに対して設けられている。押鍵セン
サ43は、対応する鍵11または12が演奏者により押
鍵されたことを検出可能であり、かかる押鍵の検出時に
押鍵信号を発光コントローラ41に送信する。
【0068】押鍵センサ43としては、例えば、圧電セ
ンサ、電磁誘導式センサやフォトセンサ等が使用可能で
ある。また、押鍵センサ43は鍵の移動を検出するので
もよいし、演奏者が鍵に触れたことを検出するのでもよ
い。
【0069】楽曲データ読取装置40で読み出された楽
曲データは、発光コントローラ41から、発光コントロ
ーラ41のワーキングエリアであるRAM(リードオン
リーメモリ)44に一旦転送されるようになっており、
発光コントローラ41はRAM44から楽曲データを逐
次読み出してデータの楽音に対応する発光体24を発光
させる。この際、発光体24の発光の後、対応する押鍵
センサ43からの押鍵信号が発光コントローラ41に入
力されなければ、発光コントローラ41は次の発光体2
4の発光を行わない。すなわち、演奏者が発光した鍵1
1または12を押鍵しなければ、次の運指の案内を得ら
れないようになっている。
【0070】この実施形態によれば、演奏者が音階の順
序を判断できないうちに、発光だけが次々と連続して移
行してゆくことが防止される。すなわち、初心者のよう
に運指が遅い演奏者でも、運指してはじめて発光する鍵
を指で追ってゆくことにより、必ず楽曲の音階の順序だ
けは少なくとも習得することが可能である。
【0071】7.第7実施形態 上述の実施形態では、鍵上配置部21,22に光源とな
る電気的な発光体24を設けているが、図19に示すよ
うに、鍵上配置部21,22とは別の位置に光源となる
電気的な発光体64を設けて、発光体64からの光を導
光体(発光手段)65で導いて鍵上配置部21,22上
で発光させてもよい。図19に示す第7実施形態におい
て、発光体64としては、例えばLED、電球、蛍光
灯、メタルハライドランプ、ハロゲンランプ、レーザ等
が使用可能である。図示しないが、発光体64同士の間
は、隔壁で遮光され、対応しない鍵の導光体65への導
光が防止されている。
【0072】導光体65は、発光を演奏者が明確に視認
できるように、各鍵上配置部21,22の上に配置して
もよい。この場合、演奏者の指に与える違和感を低減す
るように、図5に示す第2実施形態のように、鍵上配置
部21,22の長さを鍵11,12の長さよりも小さく
しておくと好ましい。
【0073】あるいは、鍵上配置部21,22を可撓性
を有する透明体または半透明体から形成すると共に、導
光体65を各鍵上配置部21,22に埋設してもよい。
これにより、鍵上配置部21,22を通して、演奏者に
は導光体65の発光が視認できる。
【0074】以上のように、導光体65を鍵上配置部2
1,22の上または内部に配置することにより、導光体
65で鍵11,12上の演奏者が指で頻繁に押し下げす
る部分またはその付近を発光できる。従って、外部環境
や演奏者の姿勢などにかかわらず、押し下げすべき鍵1
1,12の視認性を向上することが可能である。
【0075】導光体65としては、鍵上配置部21,2
2と同程度の可撓性を有する長尺体が使用できる。ま
た、導光体65としては、自身の端面だけでなく側面か
ら光を出射できるタイプが使用可能である。
【0076】自身の側面から光を出射させることが可能
な導光体65としては、液体または固体の透明体または
半透明体のマトリックス中に、光を散乱させるための光
拡散用フィラーを混合したものが使用可能である。光拡
散用フィラーは、異なる屈折率を有する透明材料、例え
ば球状シリカ微粒子が好適である。かかるフィラーの粒
径、濃度をあらかじめ調整しておくことにより、導光体
65の側面からの発光分布の調節が可能であり、例え
ば、側面全体の照度をほぼ均一にすることもできる。
【0077】液体ポリマーの場合には、ポリマーは例え
ば耐候性塩化ビニールなどの軟質透明材料で被包されて
いる。また、固体ポリマーとしては、例えばアクリルの
ような透明樹脂が使用可能であり、この固体ポリマーは
例えば耐環境性に優れたフッ素チューブなどの軟質透明
材料で被包するとこのましい。液体ポリマーを有する導
光体65としては、株式会社ブリヂストンから「レイダ
ック・ライト(RADACLIGHT)」という商品名で販売され
ており、固体ポリマーを有する導光体65としては、同
じく株式会社ブリヂストンから「レイダック・ライト・
エス(RADACLIGHT-S)」という商品名で販売されてい
る。
【0078】上記の自身の側面から光を出射させる導光
体65を鍵上配置部21,22に設けることにより、鍵
11,12上の広い範囲を照射できる。しかも、導光体
65に光拡散用フィラーを分散しておけば、この効果を
さらに高めることが可能である。
【0079】ただし、導光体65として、内部を光が通
過し端面からの出射光量が大きくされ、側面からの出射
が防止されているタイプ(通常の光ファイバ)を使用し
てもよい。また、鍵上配置部21,22に、自身の側面
から光を出射させる導光体を設けると共に、その導光体
と光源(発光体64)との間には光ファイバを介在させ
て、伝達光の損失を抑制しながら、その導光体への光の
伝達を確保してもよい。さらには、導光体65の鍵上配
置部21,22上の端部に、光散乱体や光反射体などの
別の部材を接続してもよい。
【0080】また、導光体65を鍵上配置部21,22
に埋設する場合でも、鍵上配置部21,22は透明体に
限らず、半透明体でもよい。これによれば、発光体24
の存在を演奏者に対して視認しくくし、あたかも鍵自体
が発光しているかのように見せることが可能である。透
明体または半透明体のマトリックス中に、光拡散フィラ
ーを混在させて、鍵上配置部21,22の照度分布を広
げてもよい。光拡散用フィラーは、異なる屈折率を有す
る透明材料、例えば球状シリカ微粒子が好適である。か
かるフィラーの粒径、濃度をあらかじめ調整しておくこ
とにより、鍵上配置部21,22の照度分布の調節をし
てもよい。
【0081】光源である発光体64の照度の設定は要望
に応じて任意である。そして、鍵上配置部21,22お
よび導光体65の素材などを選択すれば、輝度を任意に
設定でき、例えばコストの上昇を抑えながら輝度を高め
ることも容易である。
【0082】さらに、導光体65は軽量であり、鍵上配
置部21,22は比重の小さい素材から形成することが
可能である。従って、鍵11,12にかかる荷重は小さ
くすることができ、例えば既存のピアノの上にこれらの
構成要素を配設した場合でも、演奏者が感じる鍵タッチ
感の変化を軽微にすることが可能である。
【0083】しかも、光源である発光体64と、鍵上ま
で導光する導光体65との間は、機械的に連結する必要
はない。このため、鍵11,12を動作させる際に、導
光体65や鍵上配置部21,22の重量以外に、余計な
抵抗となるものがない。従って、例えば既存のピアノの
上にこれらの構成要素を配設した場合でも、演奏者が感
じる鍵タッチ感の変化を軽微にすることが可能である。
【0084】なお、図19では示していないが、導光体
65が設けられた複数の鍵上配置部21,22は、図7
などに示すシート50と同様の一枚のシートに設けても
よいし、図2などに示すコネクタ31,32と類似した
挟着式の光コネクタを備える支持体に一括して取り付け
て、鍵上配置部21,22を光コネクタ31,32に装
着すると同時に、鍵上配置部21,22に設けた導光体
65に発光体64からの光が導入されるようにするとよ
い。これにより、導光体65またはそれへの入射用の部
材の配設作業の手間もかからない。
【0085】いずれにしても、鍵上配置部21,22
は、ピアノ筐体1のフレーム9などに着脱自在に取り付
けられる。なお、発光体64の位置は任意である。
【0086】8.第8実施形態 図20は、本発明の第8実施形態に係る鍵盤装置の制御
システムを示すブロック図である。この実施形態では、
各鍵上配置部21,22に対して二つの発光体、すなわ
ち第1発光体74および第2発光体75が設けられてい
る。第1発光体74と第2発光体75の発光色は互いに
相違しており、いずれの発光体が発光させられるかによ
り、各鍵での発光色も異ならせられる。導光体65は、
いずれかの発光体74または75から発せらる光を通過
させ、その端部または側部で発光する。
【0087】このようにして、白鍵11および黒鍵12
には、それぞれ複数の発光体74,75からなる発光セ
ット(発光手段)が設けられており、発光セットで発光
する光の色は、発光コントローラ41がいずれの発光体
を発光するか選択することにより変更可能である。な
お、図20では、二つの発光体74,75のみを示した
が、発光体の数、すなわち各鍵の発光色の数は、これに
は限定されない。
【0088】楽曲データ読取装置40で読み出した楽曲
データが入力された発光コントローラ41は、音階に応
じていずれかの発光体を発光させる。この際には、どの
発光体を発光させるかを選択する。これにより、各鍵の
発光色が異ならせられるため、第5実施形態と同様の効
果を達成することが可能である。
【0089】なお、図16に示すのと同様の回路を発光
体74,75にも応用して、導線の節約および多様な色
の表現を行うことも可能である。また、図20では示し
ていないが、導光体65が設けられた複数の鍵上配置部
21,22は、図7などに示すシート50と同様の一枚
のシートに設けてもよいし、図2などに示すコネクタ3
1,32と類似した挟着式の光コネクタを備える支持体
に一括して取り付けてもよい。いずれにしても、鍵上配
置部21,22は、ピアノ筐体1のフレーム9などに着
脱自在に取り付けられる。なお、発光体74,75の位
置は任意である。
【0090】9.第9実施形態 図21(A)は、本発明の第9実施形態に係る演奏支援
装置の側面図である。同図における各鍵上配置部21,
22は、長手方向の途中部分21a,22aを挟んで材
質が異なっている。すなわち、途中部分21a,22a
より固定端であるコネクタ31,32側の部分(基端側
部分)21b,22bは可撓性の高い材質からなるのに
対して、反対側の部分(先端側部分)21c,22cは
剛的な材質からなる。他の点は、上記の第1実施形態と
全く同様である。
【0091】この実施形態によれば、鍵上配置部21,
22のうち少なくとも基端側部分21b,22bが可撓
性を有するため、対応する鍵11,12の回動方向に沿
って、鍵上配置部21,22の先端側部分21c,22
cはそれぞれ独自に揺動可能である。従って、鍵上配置
部21,22の先端側部分21c,22cは、演奏者の
指であまり違和感を感じずに対応する鍵11,12とと
もに押し下げることが可能である。また、ある鍵を演奏
者が押し下げるとき、この鍵に対応する鍵上配置部21
または22の先端側部分21cまたは22cを押し下げ
たとしても、他の鍵の動作が防止され、予期しない音の
発生が防止される。
【0092】逆に、基端側部分21b,22bが剛的な
材質からなり、先端側部分21c,22cが可撓性の高
い材質からなる場合でも、同様に鍵上配置部21,22
をそれぞれ独自に揺動することができる。基端側部分2
1b,22bと、先端側部分21c,22cとの境界と
なる途中部分21a,22aの位置は、演奏時に演奏者
の指で押し下げられる部分を避ける必要があるが、図示
に限定されない。
【0093】可撓性を有する部分としては、ポリプロピ
レン、ポリエチレン、ポリアミド、塩化ビニルなどの樹
脂、フェルト、クロスなどの繊維からなるシート、また
はフレキシブル基板が使用可能である。
【0094】この実施形態の長手方向の途中部分21
a,22aを挟んで材質が異なる鍵上配置部21,22
は、第1実施形態だけでなく、第2〜第8実施形態にも
応用可能である。
【0095】10.第10実施形態 図21(B)は本発明の第10実施形態に係る演奏支援
装置の側面図である。同図における鍵上配置部21,2
2の長手方向の途中部分には、それぞれ蝶番80が設け
られており、これによって、対応する鍵11,12の回
動方向に沿って、鍵上配置部21,22の先端側部分2
1c,22cはそれぞれ独自に揺動可能である。
【0096】従って、鍵上配置部21,22の先端側部
分21c,22cは、演奏者の指であまり違和感を感じ
ずに対応する鍵11,12とともに押し下げることが可
能である。また、ある鍵を演奏者が押し下げるとき、こ
の鍵に対応する鍵上配置部21または22の先端側部分
21cまたは22cを押し下げたとしても、他の鍵の動
作が防止され、予期しない音の発生が防止される。
【0097】この場合、鍵上配置部21,22の基端側
部分21b,22bおよび先端側部分21c,22c
は、共に可撓性の高い素材から形成してもよいが、剛的
な素材から形成してもよい。蝶番80の位置は、演奏時
に演奏者の指で押し下げられる部分を避ける必要がある
が、図示に限定されない。
【0098】この実施形態の蝶番80を設けた鍵上配置
部21,22は、第1〜第8実施形態の全てに応用可能
である。
【0099】11.その他の変更例 上述した様々な実施形態のほか本発明の範囲内において
以下のような変更または修正が可能である。 (1) 本発明のような発光体、導光体65および光フ
ァイバ23などの配置は、既存の鍵盤楽器に対して行う
ことも可能であるし、これらが配置された鍵盤楽器を最
初から製造することも可能である。
【0100】(2) 本発明が適用可能な鍵盤楽器とし
ては、上記のようなアップライトピアノに限定されず、
グランドピアノ、オルガン、電子ピアノ、電子オルガ
ン、チェンバロ等の全ての鍵盤楽器が挙げられる。
【0101】(3) 本発明は通常の鍵盤楽器だけに適
用されるのに限定されず、鍵を操作するソレノイドユニ
ットを鍵ぞれぞれに対して設け、楽曲データ読取装置4
0の読み出す楽曲データに応じて対応する音階のソレノ
イドに通電し、プランジャで鍵を動かして自動演奏させ
ることが可能なタイプの鍵盤楽器にも適用可能である。
そして、自動演奏するのと同時に、操作される鍵を発光
させることにより、照明装飾機能をこの種の自動演奏鍵
盤楽器に付与することが可能である。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
発光手段で押すべき鍵を明確に演奏者に認識させること
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る鍵盤楽器である
アップライトピアノの全体を示す斜視図である。
【図2】 第1実施形態に係る鍵盤楽器の演奏支援装置
を示す平面図である。
【図3】 (A)は図2に示す演奏支援装置の側面図で
あり、(B)は変更例の演奏支援装置の側面図である。
【図4】 第1実施形態に係る演奏支援装置の制御シス
テムを示すブロック図である。
【図5】 本発明の第2実施形態に係る鍵盤楽器の演奏
支援装置を示す平面図である。
【図6】 図5に示す演奏支援装置の側面図である。
【図7】 本発明の第3実施形態に係る鍵盤楽器の演奏
支援装置を示す平面図である。
【図8】 図7に示す演奏支援装置の側面図である。
【図9】 本発明の第3実施形態の変更例に係る鍵盤楽
器の演奏支援装置を示す平面図である。
【図10】 図9に示す演奏支援装置の側面図である。
【図11】 本発明の第4実施形態に係る鍵盤楽器の演
奏支援装置を示す平面図である。
【図12】 図11に示す演奏支援装置の側面図であ
る。
【図13】 本発明の第5実施形態に係る演奏支援装置
の制御システムを示すブロック図である。
【図14】 第5実施形態に係る演奏支援装置の用途の
一例を示すフローチャートである。
【図15】 第5実施形態に係る演奏支援装置の用途の
他の例を示すフローチャートである。
【図16】 図13に示す制御システムに応用可能な電
気回路を示す回路図である。
【図17】 図16に示す電気回路に与える制御信号の
タイミングチャートである。
【図18】 本発明の第6実施形態に係る演奏支援装置
の制御システムを示すブロック図である。
【図19】 本発明の第7実施形態に係る演奏支援装置
の制御システムを示すブロック図である。
【図20】 本発明の第8実施形態に係る演奏支援装置
の制御システムを示すブロック図である。
【図21】 (A)は本発明の第9実施形態に係る演奏
支援装置の側面図であり、(B)は本発明の第10実施
形態に係る演奏支援装置の側面図である。
【符号の説明】
1…ピアノ筐体、9…フレーム、10…鍵盤、11…白
鍵、12…黒鍵、20…鍵盤上シート結合体、21…白
鍵上配置部、22…黒鍵上配置部、23…給電線、24
…発光体(発光手段)、30…プリント基板(連結部
材)、40…楽曲データ読取装置、41…発光コントロ
ーラ、50…シート、51…基部、54…第1発光体、
55…第2発光体、58…発光体セット(発光手段)、
64…発光体、65…導光体(発光手段)、74…第1
発光体、75…第2発光体、80…蝶番

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の鍵を有する鍵盤と、 上記鍵のそれぞれの真上に配置され、上記鍵盤から離れ
    た固定位置に一端部が支持されているとともに、対応す
    る鍵の回動方向に沿ってそれぞれ独自に揺動可能にされ
    たシートからなる複数の鍵上配置部と、 上記鍵上配置部にそれぞれ設けられた複数の発光手段
    と、 楽曲データに基づいて、上記発光手段を選択して発光さ
    せる制御手段とを備えることを特徴とする鍵盤楽器。
  2. 【請求項2】 複数の上記鍵上配置部の上記一端部同士
    が、上記鍵盤から離れた固定位置に固定された連結部材
    に連結されていることを特徴とする請求項1に記載の鍵
    盤楽器。
  3. 【請求項3】 複数の上記鍵上配置部が、上記鍵盤から
    離れた固定位置に固定された一つの基部から分岐してい
    ることを特徴とする請求項1に記載の鍵盤楽器。
  4. 【請求項4】 上記鍵上配置部の少なくとも一部が可撓
    性を有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれ
    かに記載の鍵盤楽器。
  5. 【請求項5】 上記鍵上配置部を揺動可能にするための
    蝶番手段が、上記鍵上配置部に設けられていることを特
    徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の鍵盤楽
    器。
  6. 【請求項6】 上記鍵上配置部が、上記鍵盤に対して着
    脱自在であることを特徴とする請求項1ないし5のいず
    れかに記載の鍵盤楽器。
  7. 【請求項7】 上記発光手段は導光体であることを特徴
    とする請求項1ないし6のいずれかに記載の鍵盤楽器。
  8. 【請求項8】 各上記鍵上配置部は、対応する各上記鍵
    よりも短く形成されているとともに、各上記鍵の演奏者
    側の端部の上面が露出させられていることを特徴とする
    請求項1ないし7のいずれかに記載の鍵盤楽器。
  9. 【請求項9】 各上記鍵上配置部に複数の発光手段が設
    けられており、 上記制御手段は、各上記鍵上配置部に設けられた複数の
    発光手段のうち、一つの発光手段を他の一つの発光手段
    よりも所定時間だけ先に発光させることを特徴とする請
    求項1ないし8のいずれかに記載の鍵盤楽器。
  10. 【請求項10】 上記制御手段は、上記発光手段のいず
    れかにより押鍵指示した時刻から次に演奏者が押鍵すべ
    き時刻までの時間において、押鍵指示した鍵と次に押鍵
    指示すべき鍵との中間に位置する鍵に対応した上記発光
    手段を発光させることを特徴とする請求項1ないし9の
    いずれかに記載の鍵盤楽器。
  11. 【請求項11】 複数の鍵を有する鍵盤の上記鍵のそれ
    ぞれの真上に配置され、上記鍵盤から離れた固定位置に
    一端部が支持されて、対応する鍵の回動方向に沿ってそ
    れぞれ独自に揺動可能にされるシートからなる複数の鍵
    上配置部と、 上記鍵上配置部にそれぞれ設けられた複数の発光手段
    と、楽曲データに基づいて、上記発光手段を選択して発
    光させる制御手段とを備えることを特徴とする鍵盤楽器
    の演奏支援装置。
  12. 【請求項12】 複数の上記鍵上配置部の上記一端部同
    士が連結部材に連結されていることを特徴とする請求項
    11に記載の鍵盤楽器の演奏支援装置。
  13. 【請求項13】 複数の上記鍵上配置部が一つの基部か
    ら分岐していることを特徴とする請求項11に記載の鍵
    盤楽器の演奏支援装置。
  14. 【請求項14】 上記鍵上配置部の少なくとも一部が可
    撓性を有することを特徴とする請求項11ないし13の
    いずれかに記載の鍵盤楽器の演奏支援装置。
  15. 【請求項15】 上記鍵上配置部を揺動可能にするため
    の蝶番手段が上記鍵上配置部に設けられていることを特
    徴とする請求項11ないし13のいずれかに記載の鍵盤
    楽器の演奏支援装置。
  16. 【請求項16】 上記鍵上配置部が、上記鍵盤に対して
    着脱自在であることを特徴とする請求項11ないし14
    のいずれかに記載の鍵盤楽器の演奏支援装置。
  17. 【請求項17】 上記発光手段は導光体であることを特
    徴とする請求項11ないし16のいずれかに記載の鍵盤
    楽器の演奏支援装置。
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