JPH11249937A - コンピュータシステム - Google Patents
コンピュータシステムInfo
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- JPH11249937A JPH11249937A JP10045941A JP4594198A JPH11249937A JP H11249937 A JPH11249937 A JP H11249937A JP 10045941 A JP10045941 A JP 10045941A JP 4594198 A JP4594198 A JP 4594198A JP H11249937 A JPH11249937 A JP H11249937A
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- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 補助記憶装置に対するファイルの読み出し速
度および書き込み速度の性能を改善するコンピュータシ
ステムを提供する。 【解決手段】 コンピュータシステム1は、ファイル操
作機能として、ユーザプログラム23からのファイル操
作命令に基づき読み出し命令もしくは書き込み命令を発
行するファイルシステム24と、このファイルシステム
24の発行する命令に基づき補助記憶装置18に対しフ
ァイルの読み書き制御を行う制御回路27への制御命令
を発行するデバイスドライバ26と実行する。そしてデ
バイスドライバ26は、補助記憶装置28と指定される
ユーザーデータ29間で直接データ転送を行うように制
御回路27を制御する。
度および書き込み速度の性能を改善するコンピュータシ
ステムを提供する。 【解決手段】 コンピュータシステム1は、ファイル操
作機能として、ユーザプログラム23からのファイル操
作命令に基づき読み出し命令もしくは書き込み命令を発
行するファイルシステム24と、このファイルシステム
24の発行する命令に基づき補助記憶装置18に対しフ
ァイルの読み書き制御を行う制御回路27への制御命令
を発行するデバイスドライバ26と実行する。そしてデ
バイスドライバ26は、補助記憶装置28と指定される
ユーザーデータ29間で直接データ転送を行うように制
御回路27を制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、補助記憶装置に対
してファイルを高速に読み書き可能なコンピュータシス
テムに関する。
してファイルを高速に読み書き可能なコンピュータシス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータシステムでは、ユーザープ
ログラムから各種デバイスへの操作等を容易にするため
オペレーティングシステム(以下”OS”と略記する)
が備えられている。そしてOSの1つの機能として、補
助記憶装置に対するデータの読み書きをする機能、すな
わちファイル操作機能が提供される。図5は、コンピュ
ータシステムにおけるファイル操作の概念を示した一従
来例である。図のようにファイル操作を実現するため
に、ファイルシステム24、中間バッファ25、デバイ
スドライバ26という階層構造によりその機能提供がな
されている。このように階層構造で機能を提供するの
は、機能の汎用性を高めるためである。なお、これらフ
ァイルシステム24、中間バッファ25、デバイスドラ
イバ26は、ユーザ−プログラム23等により不正なア
クセスを防止すべく、アクセス権限の高いカーネルモー
ド22において動作する。一方、ファイルシステム24
が提供するインターフェースを利用して補助記憶装置2
8に対するファイル操作を行うユーザプログラム23
は、アクセス権限の低いユーザ−モード21において動
作する。なお、図5において破線で示すライン20の左
側がファイル操作命令の流れを示し、右側がファイルデ
ータの流れを示している。この図を用いて、ファイル操
作における動作を説明すると以下のようになる。
ログラムから各種デバイスへの操作等を容易にするため
オペレーティングシステム(以下”OS”と略記する)
が備えられている。そしてOSの1つの機能として、補
助記憶装置に対するデータの読み書きをする機能、すな
わちファイル操作機能が提供される。図5は、コンピュ
ータシステムにおけるファイル操作の概念を示した一従
来例である。図のようにファイル操作を実現するため
に、ファイルシステム24、中間バッファ25、デバイ
スドライバ26という階層構造によりその機能提供がな
されている。このように階層構造で機能を提供するの
は、機能の汎用性を高めるためである。なお、これらフ
ァイルシステム24、中間バッファ25、デバイスドラ
イバ26は、ユーザ−プログラム23等により不正なア
クセスを防止すべく、アクセス権限の高いカーネルモー
ド22において動作する。一方、ファイルシステム24
が提供するインターフェースを利用して補助記憶装置2
8に対するファイル操作を行うユーザプログラム23
は、アクセス権限の低いユーザ−モード21において動
作する。なお、図5において破線で示すライン20の左
側がファイル操作命令の流れを示し、右側がファイルデ
ータの流れを示している。この図を用いて、ファイル操
作における動作を説明すると以下のようになる。
【0003】補助記憶装置28内に納められたファイル
を読み出す場合、まず、ユーザープログラム23からフ
ァイルへの書き込み命令がファイルシステム24に伝え
られる。ファイルシステム24は、その命令の解析を行
い、そのファイルが補助記憶装置28のどの位置に記録
されているかを得て、その位置の読み出し命令を中間バ
ッファ25に伝える。中間バッファ25は、受け取った
読み出し命令を、中間バッファ25のデータ領域サイズ
単位で読み出すように、順次、デバイスドライバ26に
命令を発行する。デバイスドライバは、制御回路27を
制御して、経路30に示すように補助記憶装置28から
中間バッファ25のデータ領域にデータを転送する。中
間バッファ25は、経路31で示すように転送されたデ
ータをユーザーモード21内のユーザーデータ29に転
送する。中間バッファ25によって、すべての分割され
た読み出し命令の処理が終わると、ユーザープログラム
に制御がもどる。
を読み出す場合、まず、ユーザープログラム23からフ
ァイルへの書き込み命令がファイルシステム24に伝え
られる。ファイルシステム24は、その命令の解析を行
い、そのファイルが補助記憶装置28のどの位置に記録
されているかを得て、その位置の読み出し命令を中間バ
ッファ25に伝える。中間バッファ25は、受け取った
読み出し命令を、中間バッファ25のデータ領域サイズ
単位で読み出すように、順次、デバイスドライバ26に
命令を発行する。デバイスドライバは、制御回路27を
制御して、経路30に示すように補助記憶装置28から
中間バッファ25のデータ領域にデータを転送する。中
間バッファ25は、経路31で示すように転送されたデ
ータをユーザーモード21内のユーザーデータ29に転
送する。中間バッファ25によって、すべての分割され
た読み出し命令の処理が終わると、ユーザープログラム
に制御がもどる。
【0004】一方、補助記憶装置28に対しファイルを
書き込む場合、まず、ユーザープログラム23からファ
イルへの書き込み命令がファイルシステム24に伝えら
れる。ファイルシステム24は、そのファイルを補助記
憶装置28のどの位置に記録すべきかを計算し、その位
置への書き込み命令を中間バッファ25に伝える。中間
バッファ25は、受け取った書き込み命令を、中間バッ
ファ25のデータ領域サイズ単位で書き込むように、順
次、デバイスドライバ26に命令を発行する。それとと
もに、中間バッファ25は、経路31に示すように、順
次、そのデータ領域サイズでユーザーデータ29を中間
バッファに転送する。一方、デバイスドライバ26は、
制御回路27に対し、経路30に示すように中間バッフ
ァ25のデータ領域から補助記憶装置28にデータを転
送すよう制御する。以上のようにして、ファイル操作が
中間バッファ25を介して行われる。
書き込む場合、まず、ユーザープログラム23からファ
イルへの書き込み命令がファイルシステム24に伝えら
れる。ファイルシステム24は、そのファイルを補助記
憶装置28のどの位置に記録すべきかを計算し、その位
置への書き込み命令を中間バッファ25に伝える。中間
バッファ25は、受け取った書き込み命令を、中間バッ
ファ25のデータ領域サイズ単位で書き込むように、順
次、デバイスドライバ26に命令を発行する。それとと
もに、中間バッファ25は、経路31に示すように、順
次、そのデータ領域サイズでユーザーデータ29を中間
バッファに転送する。一方、デバイスドライバ26は、
制御回路27に対し、経路30に示すように中間バッフ
ァ25のデータ領域から補助記憶装置28にデータを転
送すよう制御する。以上のようにして、ファイル操作が
中間バッファ25を介して行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ここでコンピュータシ
ステムは、OS上の制御プログラムによって制御されて
いる。OSは、ユーザーモードとカーネルモードの2つ
のモードで動作しており、上述のようにユーザープログ
ラム23はユーザーモード21で、ファイルシステム2
4以下のプログラムはカーネルモード22で動作してい
る。ユーザーモード内のデータ領域とカーネルモード内
のデータ領域は、OSによって別々に管理されており、
両者間でデータの転送を行う場合は、中間バッファ25
を経由して行うことになっている。この中間バッファ2
5は、通常64キロバイト程度のデータ領域サイズのバ
ッファ領域を複数個持ち、このサイズ以上の大きさのデ
ータを転送する場合は、転送命令を複数回数に分けて実
行することになる。一方、コンピュータシステムで用い
られる補助記憶装置28は、できるだけ大きいサイズ単
位で読み出しまたは書き込みを実行した方が、良い性能
が得られる。しかし、中間バッファ25は、中間バッフ
ァ25のデータ領域サイズでの読み出しまたは書き込み
命令を発行するため、この部分が補助記憶装置28とユ
ーザーデータ29間におけるデータ転送性能のボトルネ
ックとなっている。すなわち、補助記憶装置と中間バッ
ファ間の転送、および、中間バッファとユーザーデータ
間の転送の2度転送が実行されるために、効率が悪くな
る。また、前者の転送は補助記憶装置の制御回路を用い
たハードウェア転送が適用されるのに対して、後者の転
送は一般にソフトウェアで実現されていることが多く、
この点による性能劣化も大きい。
ステムは、OS上の制御プログラムによって制御されて
いる。OSは、ユーザーモードとカーネルモードの2つ
のモードで動作しており、上述のようにユーザープログ
ラム23はユーザーモード21で、ファイルシステム2
4以下のプログラムはカーネルモード22で動作してい
る。ユーザーモード内のデータ領域とカーネルモード内
のデータ領域は、OSによって別々に管理されており、
両者間でデータの転送を行う場合は、中間バッファ25
を経由して行うことになっている。この中間バッファ2
5は、通常64キロバイト程度のデータ領域サイズのバ
ッファ領域を複数個持ち、このサイズ以上の大きさのデ
ータを転送する場合は、転送命令を複数回数に分けて実
行することになる。一方、コンピュータシステムで用い
られる補助記憶装置28は、できるだけ大きいサイズ単
位で読み出しまたは書き込みを実行した方が、良い性能
が得られる。しかし、中間バッファ25は、中間バッフ
ァ25のデータ領域サイズでの読み出しまたは書き込み
命令を発行するため、この部分が補助記憶装置28とユ
ーザーデータ29間におけるデータ転送性能のボトルネ
ックとなっている。すなわち、補助記憶装置と中間バッ
ファ間の転送、および、中間バッファとユーザーデータ
間の転送の2度転送が実行されるために、効率が悪くな
る。また、前者の転送は補助記憶装置の制御回路を用い
たハードウェア転送が適用されるのに対して、後者の転
送は一般にソフトウェアで実現されていることが多く、
この点による性能劣化も大きい。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、補助記憶装置に対するファイルの読み出し速度
および書き込み速度の性能を改善するコンピュータシス
テムを提供することを目的とする。
もので、補助記憶装置に対するファイルの読み出し速度
および書き込み速度の性能を改善するコンピュータシス
テムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1に記載の発明は、ファイル操
作機能として、少なくとも、ユーザプログラムからのフ
ァイル操作命令に基づき読み出し命令もしくは書き込み
命令を発行するファイルシステムと、該ファイルシステ
ムの発行する命令に基づき補助記憶装置にファイルの読
み書き制御を行う制御回路への制御命令を発行するデバ
イスドライバとを実行するコンピュータシステムであっ
て、前記デバイスドライバは、前記補助記憶装置と指定
されるユーザーデータ間で直接データ転送を行うよう前
記制御回路を制御することを特徴とするコンピュータシ
ステムである。また、請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載のコンピュータシステムにおいて、前記ファイ
ルシステムが、前記デバイスドライバに対し読み出し命
令もしくは書き込み命令を直接発行することを特徴とし
ている。
に、本発明のうち請求項1に記載の発明は、ファイル操
作機能として、少なくとも、ユーザプログラムからのフ
ァイル操作命令に基づき読み出し命令もしくは書き込み
命令を発行するファイルシステムと、該ファイルシステ
ムの発行する命令に基づき補助記憶装置にファイルの読
み書き制御を行う制御回路への制御命令を発行するデバ
イスドライバとを実行するコンピュータシステムであっ
て、前記デバイスドライバは、前記補助記憶装置と指定
されるユーザーデータ間で直接データ転送を行うよう前
記制御回路を制御することを特徴とするコンピュータシ
ステムである。また、請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載のコンピュータシステムにおいて、前記ファイ
ルシステムが、前記デバイスドライバに対し読み出し命
令もしくは書き込み命令を直接発行することを特徴とし
ている。
【0008】また、請求項3に記載の発明は、請求項2
に記載のコンピュータシステムにおいて、前記ファイル
システムが、前記制御回路から前記ユーザ−データに直
接アクセス可能か否か判断し、直接アクセス可能な場合
に前記デバイスドライバに対し読み出し命令もしくは書
き込み命令を直接発行することを特徴としている。ま
た、請求項4に記載の発明は、請求項2に記載のコンピ
ュータシステムにおいて、前記ファイルシステムが、フ
ァイルデータの読み出し命令もしくはファイルデータの
書き込み命令を発行するときのみ前記デバイスドライバ
に対し読み出し命令もしくは書き込み命令を直接発行す
ることを特徴としている。
に記載のコンピュータシステムにおいて、前記ファイル
システムが、前記制御回路から前記ユーザ−データに直
接アクセス可能か否か判断し、直接アクセス可能な場合
に前記デバイスドライバに対し読み出し命令もしくは書
き込み命令を直接発行することを特徴としている。ま
た、請求項4に記載の発明は、請求項2に記載のコンピ
ュータシステムにおいて、前記ファイルシステムが、フ
ァイルデータの読み出し命令もしくはファイルデータの
書き込み命令を発行するときのみ前記デバイスドライバ
に対し読み出し命令もしくは書き込み命令を直接発行す
ることを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による
コンピュータシステムを図面を参照して説明する。図2
は、本発明のコンピュータシステムの一構成例を示す図
である。図よりコンピュータシステム1は、補助記憶装
置18に対するファイル操作に関する構成として、プロ
グラムの実行等を行うCPU(中央演算装置)2、プロ
グラムがロードされたり、データ領域の確保が行われる
メモリ3、それらを接続するバス5を備える。なお、こ
こでいうコンピュータシステム1は、いわゆるパーソナ
ルコンピュータ、ワークステーション、ワードプロセッ
サといった補助記憶装置に対しファイル操作を行うシス
テムのことをいう。メモリ3はRAM(Random Access
Memory)等により構成される。そして、コンピュータシ
ステム1の立ち上げ等の時点で、カーネルモードで動作
するファイルシステム14、デバイスドライバ16、中
間バッファ15はプログラムとして提供されるファイル
のロードによりメモリ3上に記憶されたり、領域の確保
が行われたりする。そして、ユーザープログラム実行開
始時点で、ユーザープログラムがメモリ3上にロードさ
れ、必要に応じてユーザーデータ領域19’が確保され
る。なお、ここで言う中間バッファ15は、いわゆるバ
ッファ領域のほか、ファイルシステム14からの命令に
よりバッファ領域を経由したデータのやり取りを行うプ
ログラムも含むものとする。
コンピュータシステムを図面を参照して説明する。図2
は、本発明のコンピュータシステムの一構成例を示す図
である。図よりコンピュータシステム1は、補助記憶装
置18に対するファイル操作に関する構成として、プロ
グラムの実行等を行うCPU(中央演算装置)2、プロ
グラムがロードされたり、データ領域の確保が行われる
メモリ3、それらを接続するバス5を備える。なお、こ
こでいうコンピュータシステム1は、いわゆるパーソナ
ルコンピュータ、ワークステーション、ワードプロセッ
サといった補助記憶装置に対しファイル操作を行うシス
テムのことをいう。メモリ3はRAM(Random Access
Memory)等により構成される。そして、コンピュータシ
ステム1の立ち上げ等の時点で、カーネルモードで動作
するファイルシステム14、デバイスドライバ16、中
間バッファ15はプログラムとして提供されるファイル
のロードによりメモリ3上に記憶されたり、領域の確保
が行われたりする。そして、ユーザープログラム実行開
始時点で、ユーザープログラムがメモリ3上にロードさ
れ、必要に応じてユーザーデータ領域19’が確保され
る。なお、ここで言う中間バッファ15は、いわゆるバ
ッファ領域のほか、ファイルシステム14からの命令に
よりバッファ領域を経由したデータのやり取りを行うプ
ログラムも含むものとする。
【0010】一方、デバイスドライバ16の命令に従い
補助記憶装置18を制御する制御回路17は、所定のイ
ンターフェース4を介してコンピュータシステム1のバ
ス5と接続される。なお、この制御回路17は、具体例
としてSCISモードやPCIカード等として提供され
る。補助記憶装置18は、バードディスク、フロッピー
ディスク、光磁気ディスク、コンパクトディスク、フラ
ッシュメモリ等の不揮発性の記録媒体およびそれらのド
ライブ機構により構成される。なお、ここで言う補助記
憶装置18は、コンピュータシステム1の外部に設けら
れる場合とコンピュータシステム1に内蔵される場合と
がある。補助記憶装置18を構成する記録媒体は、一般
的にセクタと呼ばれる所定の記録ブロックサイズで管理
が行われる。なお、記録媒体に記録される領域は、ファ
イルデータを記録するデータ領域42と、このデータ領
域42に記録されるファイルデータの管理を行うための
FAT(File Allocation Table)領域41とに大別さ
れる。なお、FAT領域41には、記録されるファイル
名等のアトリビュート情報、ファイルの配置情報、ファ
イルのディレクトリエントリの情報等が記録されてい
る。また、このFAT領域を参照することにより、デー
タ領域のどの部分が未使用領域となっているか分かる。
ここでいうFATは、ファイルデータの管理を行うため
のテーブル情報の総称のことをいう。よって、例えばU
NIXにおけるi−nodeもこれに含まれる。なお、
このコンピュータシステム1には図示しないインターフ
ェースを介してCRT(Cathode Ray Tube)等の表示装
置3や、マウス、キーボード等の入力装置7が接続され
る。
補助記憶装置18を制御する制御回路17は、所定のイ
ンターフェース4を介してコンピュータシステム1のバ
ス5と接続される。なお、この制御回路17は、具体例
としてSCISモードやPCIカード等として提供され
る。補助記憶装置18は、バードディスク、フロッピー
ディスク、光磁気ディスク、コンパクトディスク、フラ
ッシュメモリ等の不揮発性の記録媒体およびそれらのド
ライブ機構により構成される。なお、ここで言う補助記
憶装置18は、コンピュータシステム1の外部に設けら
れる場合とコンピュータシステム1に内蔵される場合と
がある。補助記憶装置18を構成する記録媒体は、一般
的にセクタと呼ばれる所定の記録ブロックサイズで管理
が行われる。なお、記録媒体に記録される領域は、ファ
イルデータを記録するデータ領域42と、このデータ領
域42に記録されるファイルデータの管理を行うための
FAT(File Allocation Table)領域41とに大別さ
れる。なお、FAT領域41には、記録されるファイル
名等のアトリビュート情報、ファイルの配置情報、ファ
イルのディレクトリエントリの情報等が記録されてい
る。また、このFAT領域を参照することにより、デー
タ領域のどの部分が未使用領域となっているか分かる。
ここでいうFATは、ファイルデータの管理を行うため
のテーブル情報の総称のことをいう。よって、例えばU
NIXにおけるi−nodeもこれに含まれる。なお、
このコンピュータシステム1には図示しないインターフ
ェースを介してCRT(Cathode Ray Tube)等の表示装
置3や、マウス、キーボード等の入力装置7が接続され
る。
【0011】以下では、補助記憶装置18に対するコン
ピュータシステム1のファイル操作の動作を図を用いて
説明する。図1は、本発明のコンピュータシステム1に
おけるファイル操作の動作概念を示した図である。図1
において、アクセス権限の高いカーネルモード12では
ファイルシステム14、中間バッファ15、デバイスド
ライバ16が動作し、比較的アクセス権限の低いユーザ
ーモード11ではユーザープログラム13が動作する。
なお、図1において破線で示すライン10の左側がファ
イル操作命令の流れを示し、右側がファイルデータの流
れを示している。また図3は、コンピュータシステム1
におけるファイル操作の動作を示したフローチャートで
ある。以下では、図3を中心に図1を参照しながらファ
イル操作の動作を順次説明する。まず、ユーザープログ
ラム13がファイル操作命令を発行すると、ファイルシ
ステム14はそのファイル操作命令の受け付けを行う
(ステップS1)。ここで、”ファイル操作命令”と
は、補助記憶装置18に対するファイルの読み出し命令
あるいは書き込み命令のことを言うものとする。なお、
ファイル操作命令中には、メモリ3内におけるユーザー
データ19の先頭アドレス、操作対象となるファイル名
などファイル操作に必要な情報も含まれる。
ピュータシステム1のファイル操作の動作を図を用いて
説明する。図1は、本発明のコンピュータシステム1に
おけるファイル操作の動作概念を示した図である。図1
において、アクセス権限の高いカーネルモード12では
ファイルシステム14、中間バッファ15、デバイスド
ライバ16が動作し、比較的アクセス権限の低いユーザ
ーモード11ではユーザープログラム13が動作する。
なお、図1において破線で示すライン10の左側がファ
イル操作命令の流れを示し、右側がファイルデータの流
れを示している。また図3は、コンピュータシステム1
におけるファイル操作の動作を示したフローチャートで
ある。以下では、図3を中心に図1を参照しながらファ
イル操作の動作を順次説明する。まず、ユーザープログ
ラム13がファイル操作命令を発行すると、ファイルシ
ステム14はそのファイル操作命令の受け付けを行う
(ステップS1)。ここで、”ファイル操作命令”と
は、補助記憶装置18に対するファイルの読み出し命令
あるいは書き込み命令のことを言うものとする。なお、
ファイル操作命令中には、メモリ3内におけるユーザー
データ19の先頭アドレス、操作対象となるファイル名
などファイル操作に必要な情報も含まれる。
【0012】次に、ファイルシステム1は、ファイル操
作命令の解析を行い、FATを参照することにより、そ
のファイルが補助記憶装置18のどの位置に記録されて
いるか、またはどの位置に記録すべきなのかという配置
情報を得る(ステップS2)。ここで、FATの参照
は、補助記憶装置18内のFAT領域41を参照する場
合と、このFAT領域41のデータの一部もしくは全部
をメモリ3に予め読み込んでおき、それを参照する場合
とがある。次に、ファイルシステム14は、カーネルモ
ード12からファイルの読み出し先または書き込み元と
なるユーザーデータ19が見えるか、すなわち制御回路
17からユーザーデータ19に直接アクセス可能か否か
を判断する(ステップS3)。この判断により、制御回
路17からユーザーデータ19に直接アクセス可能な場
合にも、不可能な場合にも対応可能となる。
作命令の解析を行い、FATを参照することにより、そ
のファイルが補助記憶装置18のどの位置に記録されて
いるか、またはどの位置に記録すべきなのかという配置
情報を得る(ステップS2)。ここで、FATの参照
は、補助記憶装置18内のFAT領域41を参照する場
合と、このFAT領域41のデータの一部もしくは全部
をメモリ3に予め読み込んでおき、それを参照する場合
とがある。次に、ファイルシステム14は、カーネルモ
ード12からファイルの読み出し先または書き込み元と
なるユーザーデータ19が見えるか、すなわち制御回路
17からユーザーデータ19に直接アクセス可能か否か
を判断する(ステップS3)。この判断により、制御回
路17からユーザーデータ19に直接アクセス可能な場
合にも、不可能な場合にも対応可能となる。
【0013】アクセスが不可能であった場合、ファイル
システム14は従来方式と同様に中間バッファ15に対
しステップS2で得た配置情報に基づいて補助記憶装置
18からデータの読み出し命令または書き込み命令を順
次発行する(ステップS4)。中間バッファ15は中間
バッファ15のデータ領域サイズ単位でデバイスドライ
バ16および制御回路17経由で補助記憶装置18にア
クセスし、ユーザーデータ19と補助記憶装置18間の
データ転送を中間バッファ15のデータ領域を介して実
行する(ステップS5)。
システム14は従来方式と同様に中間バッファ15に対
しステップS2で得た配置情報に基づいて補助記憶装置
18からデータの読み出し命令または書き込み命令を順
次発行する(ステップS4)。中間バッファ15は中間
バッファ15のデータ領域サイズ単位でデバイスドライ
バ16および制御回路17経由で補助記憶装置18にア
クセスし、ユーザーデータ19と補助記憶装置18間の
データ転送を中間バッファ15のデータ領域を介して実
行する(ステップS5)。
【0014】一方、アクセスが可能であった場合は、フ
ァイルシステム14は、ステップS2で得た配置情報に
基づいて補助記憶装置18からのデータの読み出し命令
または書き込み命令をデバイスドライバ16に対して直
接発行する(ステップS6)。この時、可能な限りデー
タの転送回数が少なくなるように命令の発行を行うもの
とする。これにより、データ転送回数が少なくなり、転
送効率が高まるからである。ファイルシステム14から
の命令に基づき、デバイスドライバ16は、制御回路1
7に対し補助記憶装置18とユーザーデータ19間のデ
ータ転送を図1の経路20に示すようにダイレクトに実
行するよう制御する(ステップS7)。制御回路17
は、データのハードウェア転送を行うことから高い転送
効率がえられる。なお、ここで行われるデータの転送方
法として、DMA(Direct Memory Access)転送等が用
いられる。
ァイルシステム14は、ステップS2で得た配置情報に
基づいて補助記憶装置18からのデータの読み出し命令
または書き込み命令をデバイスドライバ16に対して直
接発行する(ステップS6)。この時、可能な限りデー
タの転送回数が少なくなるように命令の発行を行うもの
とする。これにより、データ転送回数が少なくなり、転
送効率が高まるからである。ファイルシステム14から
の命令に基づき、デバイスドライバ16は、制御回路1
7に対し補助記憶装置18とユーザーデータ19間のデ
ータ転送を図1の経路20に示すようにダイレクトに実
行するよう制御する(ステップS7)。制御回路17
は、データのハードウェア転送を行うことから高い転送
効率がえられる。なお、ここで行われるデータの転送方
法として、DMA(Direct Memory Access)転送等が用
いられる。
【0015】そして、ユーザープログラム13の発行し
た命令によるファイル操作が終わると、ユーザープログ
ラム13に制御が戻される。一般に、ファイルのデータ
部分の読み書き時には中間バッファ15を介しないで転
送可能であり、ステップS6、S7による処理が行われ
る。なお、ここでいう”ファイルデータ”とはFAT情
報以外のデータのことを言い、図2のデータ領域42に
記録されるデータのことを言う。一方、FAT情報、例
えば、ファイルの配置情報や、ファイルのアトリビュー
ト、ディレクトリエントリの情報などは、動作の安定の
ために中間バッファ15を介して転送されることが好ま
しい。なお、FAT情報はその情報量が少ないためたと
え中間バッファ15を介して転送されたとしても全体的
な転送効率の低下につながることはない。よって、ファ
イルシステム14は、ステップS3において、ファイル
データの読み書きか、それ以外のデータの読み書きかに
よりステップS6に進むか、ステップS4に進むかを判
断するようにしてもよい。
た命令によるファイル操作が終わると、ユーザープログ
ラム13に制御が戻される。一般に、ファイルのデータ
部分の読み書き時には中間バッファ15を介しないで転
送可能であり、ステップS6、S7による処理が行われ
る。なお、ここでいう”ファイルデータ”とはFAT情
報以外のデータのことを言い、図2のデータ領域42に
記録されるデータのことを言う。一方、FAT情報、例
えば、ファイルの配置情報や、ファイルのアトリビュー
ト、ディレクトリエントリの情報などは、動作の安定の
ために中間バッファ15を介して転送されることが好ま
しい。なお、FAT情報はその情報量が少ないためたと
え中間バッファ15を介して転送されたとしても全体的
な転送効率の低下につながることはない。よって、ファ
イルシステム14は、ステップS3において、ファイル
データの読み書きか、それ以外のデータの読み書きかに
よりステップS6に進むか、ステップS4に進むかを判
断するようにしてもよい。
【0016】以上説明したファイル操作がコンピュータ
システム1においてなされるため、中間バッファ15を
介しないデータ転送が可能となる。これにより、制御回
路17とユーザーデータ19の間の転送は、制御回路1
7のハードウェア転送機能を用いて実行されるためCP
U2の処理が介在することなく高速なデータ転送が実現
できる。また、ハードウェア転送ではデータの読み出し
と書き込みを1回で実行も可能になることからも、高速
なデータ転送を実現できる。さらに、ファイルのデータ
量が大きくても、ファイルシステム14から発行される
読み出しまたは書き込み命令が、中間バッファ15のデ
ータ領域サイズ単位での読み出しまたは書き込み命令に
分割されることがなくなり、転送回数が削減が図れる。
また、中間バッファ15によるデータのソフトウェア転
送という処理もなくなる。よって、補助記憶装置18に
対するファイルの読み出し速度および書き込み速度の性
能を改善することができるようになる。さらに、ユーザ
ーデータ19がカーネルモードからアクセス可能である
場合には、図1に示す経路20を使って直接データ転送
を実行することから、データ転送の頻度を低下させるこ
とが可能である。
システム1においてなされるため、中間バッファ15を
介しないデータ転送が可能となる。これにより、制御回
路17とユーザーデータ19の間の転送は、制御回路1
7のハードウェア転送機能を用いて実行されるためCP
U2の処理が介在することなく高速なデータ転送が実現
できる。また、ハードウェア転送ではデータの読み出し
と書き込みを1回で実行も可能になることからも、高速
なデータ転送を実現できる。さらに、ファイルのデータ
量が大きくても、ファイルシステム14から発行される
読み出しまたは書き込み命令が、中間バッファ15のデ
ータ領域サイズ単位での読み出しまたは書き込み命令に
分割されることがなくなり、転送回数が削減が図れる。
また、中間バッファ15によるデータのソフトウェア転
送という処理もなくなる。よって、補助記憶装置18に
対するファイルの読み出し速度および書き込み速度の性
能を改善することができるようになる。さらに、ユーザ
ーデータ19がカーネルモードからアクセス可能である
場合には、図1に示す経路20を使って直接データ転送
を実行することから、データ転送の頻度を低下させるこ
とが可能である。
【0017】次に、具体例としてOSにUNIXを用い
た場合のコンピュータシステム1におけるファイル操作
を説明する。図4は、OSとしてUNIXを備えた場合
のファイル操作の動作概念を示した図である。なお、コ
ンピュータシステムの装置構成やファイル操作における
動作フローは、基本的に図2、図3と同様である。図4
において、符号32はユーザープログラムを、符号33
はバーチャルファイルシステムを、符号34はUNIX
ファイルシステムを、符号35はバッファキャッシュ
(中間バッファ)を、符号36はデバイスドライバのソ
フトウェアスタックを表している。なお、ユーザープロ
グラム32はユーザーモードで動作し、バーチャルファ
イルシステム33、UNIXファイルシステム34、バ
ッファキャッシュ35、デバイスドライバ36はカーネ
ルモードで動作する。また、符号37はハードディスク
等の補助記憶装置の制御回路を、符号38は補助記憶装
置を表し、1つの制御回路37により複数の補助記憶装
置38が制御される例を示している。また、符号39は
ユーザープログラム上のユーザーデータである。そし
て、符号40は補助記憶装置38とユーザーデータ39
間のデータ転送経路、符号41はファイルデータの読み
書き以外の命令経路、符号42はファイルデータの読み
書きの場合の命令経路を表している。
た場合のコンピュータシステム1におけるファイル操作
を説明する。図4は、OSとしてUNIXを備えた場合
のファイル操作の動作概念を示した図である。なお、コ
ンピュータシステムの装置構成やファイル操作における
動作フローは、基本的に図2、図3と同様である。図4
において、符号32はユーザープログラムを、符号33
はバーチャルファイルシステムを、符号34はUNIX
ファイルシステムを、符号35はバッファキャッシュ
(中間バッファ)を、符号36はデバイスドライバのソ
フトウェアスタックを表している。なお、ユーザープロ
グラム32はユーザーモードで動作し、バーチャルファ
イルシステム33、UNIXファイルシステム34、バ
ッファキャッシュ35、デバイスドライバ36はカーネ
ルモードで動作する。また、符号37はハードディスク
等の補助記憶装置の制御回路を、符号38は補助記憶装
置を表し、1つの制御回路37により複数の補助記憶装
置38が制御される例を示している。また、符号39は
ユーザープログラム上のユーザーデータである。そし
て、符号40は補助記憶装置38とユーザーデータ39
間のデータ転送経路、符号41はファイルデータの読み
書き以外の命令経路、符号42はファイルデータの読み
書きの場合の命令経路を表している。
【0018】OSとしてUNIXを備えた場合のファイ
ル操作の動作は以下のようになる。なお、ここでは、フ
ァイルデータの読み書きの場合のみユーザーデータ39
と補助記憶装置38でデータの転送が直接行われるよう
に制御されるものとする。ユーザープログラム32がフ
ァイルデータを読み書きする場合、命令経路42のよう
に読み出しおよび書き込み命令が伝えられる。すなわ
ち、ユーザープログラム32がread関数(ファイル
データの読み出し関数)やwrite関数(ファイルデ
ータの書き込み関する)などを使ってファイルデータを
読み書きする命令を発行すると、その下位の関数によっ
てバーチャルファイルシステム33経由でUNlXファ
イルシステム34に命令が伝えられる(ステップS
1)。
ル操作の動作は以下のようになる。なお、ここでは、フ
ァイルデータの読み書きの場合のみユーザーデータ39
と補助記憶装置38でデータの転送が直接行われるよう
に制御されるものとする。ユーザープログラム32がフ
ァイルデータを読み書きする場合、命令経路42のよう
に読み出しおよび書き込み命令が伝えられる。すなわ
ち、ユーザープログラム32がread関数(ファイル
データの読み出し関数)やwrite関数(ファイルデ
ータの書き込み関する)などを使ってファイルデータを
読み書きする命令を発行すると、その下位の関数によっ
てバーチャルファイルシステム33経由でUNlXファ
イルシステム34に命令が伝えられる(ステップS
1)。
【0019】UNIXファイルシステム34は、その命
令がファイル操作命令であることを判定すると、バッフ
ァキャッシュ36の機構を介さずに、デバイスドライバ
36に設けられた特別な処理関数(ダイレクトアクセス
関数)を直接呼び出して、ファイルデータの読み出し、
あるいは書き込み命令を伝える(ステップS6)。な
お、制御回路37のハードウェアを用いた高速なデータ
転送を行う場合は、ここまでの段階のどこかで、カーネ
ルモードからユーザーモード内のメモリ空間が見えるよ
うに、m1ock(メモリーロック)に相当する関数を
用いてユーザーデータ39を物理メモリ空間にマップす
る処理(マップ処理)を完了しておく必要がある。これ
は、仮想記憶におけるページフォルトによる処理性能の
劣化を抑えるためである。そして最後に、デバイスドラ
イバ36内のダイレクトアクセス関数は、読み出し命令
の場合、補助記憶装置38からユーザーデータ39へ、
書き込みの場合はユーザーデータ39から補助記憶装置
38にデータをダイレクトに転送するように、制御回路
37に命令を発行する。そして、経路40に示すように
バッファキャッシュを経由しないファイルデータの転送
が行われる(ステップS7)。
令がファイル操作命令であることを判定すると、バッフ
ァキャッシュ36の機構を介さずに、デバイスドライバ
36に設けられた特別な処理関数(ダイレクトアクセス
関数)を直接呼び出して、ファイルデータの読み出し、
あるいは書き込み命令を伝える(ステップS6)。な
お、制御回路37のハードウェアを用いた高速なデータ
転送を行う場合は、ここまでの段階のどこかで、カーネ
ルモードからユーザーモード内のメモリ空間が見えるよ
うに、m1ock(メモリーロック)に相当する関数を
用いてユーザーデータ39を物理メモリ空間にマップす
る処理(マップ処理)を完了しておく必要がある。これ
は、仮想記憶におけるページフォルトによる処理性能の
劣化を抑えるためである。そして最後に、デバイスドラ
イバ36内のダイレクトアクセス関数は、読み出し命令
の場合、補助記憶装置38からユーザーデータ39へ、
書き込みの場合はユーザーデータ39から補助記憶装置
38にデータをダイレクトに転送するように、制御回路
37に命令を発行する。そして、経路40に示すように
バッファキャッシュを経由しないファイルデータの転送
が行われる(ステップS7)。
【0020】次に、ファイルデータ以外の情報、例え
ば、ディレクトリエントリ情報や、ファイル配置情報な
どを読み出す場合(ステップS3)は、従来方式と同じ
通常の経路41を使って読み書きを行う。すなわち、読
み出し命令および書き込み命令はバッファキャッシュ3
5に伝えられ(ステップS4)、バッファキャッシュ3
5は、データを一旦バッファキャッシュ35内のメモリ
領域に蓄えてからデータを転送するといった処理を行う
(ステップS5)。このメモリ領域は、常に物理メモリ
空間に割り当てられているため、マップ処理の必要はな
い。また、バッファメモリ領域とユーザーメモリ39間
の転送はソフトウェアによる転送のため、UNlXのペ
ージフォルトの機能によって自動的にユーザーメモリ3
9のマップ処理が行われる。なお、UNIXでは、カー
ネルモードから直接ユーザーモードのメモリ空間にアク
セスできる場合とできない場合があるため、図3のステ
ップS3に示す判断が必要となる。上述のようにコンピ
ュータシステム1において、OSとしてUNIXを備え
場合のファイル操作の動作が行われる。
ば、ディレクトリエントリ情報や、ファイル配置情報な
どを読み出す場合(ステップS3)は、従来方式と同じ
通常の経路41を使って読み書きを行う。すなわち、読
み出し命令および書き込み命令はバッファキャッシュ3
5に伝えられ(ステップS4)、バッファキャッシュ3
5は、データを一旦バッファキャッシュ35内のメモリ
領域に蓄えてからデータを転送するといった処理を行う
(ステップS5)。このメモリ領域は、常に物理メモリ
空間に割り当てられているため、マップ処理の必要はな
い。また、バッファメモリ領域とユーザーメモリ39間
の転送はソフトウェアによる転送のため、UNlXのペ
ージフォルトの機能によって自動的にユーザーメモリ3
9のマップ処理が行われる。なお、UNIXでは、カー
ネルモードから直接ユーザーモードのメモリ空間にアク
セスできる場合とできない場合があるため、図3のステ
ップS3に示す判断が必要となる。上述のようにコンピ
ュータシステム1において、OSとしてUNIXを備え
場合のファイル操作の動作が行われる。
【0021】以上説明したようにユーザーデータと補助
記憶装置間で直接データの転送が行われる。よって、中
間バッファを介することがなくなり補助記憶装置に対す
る読み出し速度、書き込み速度の向上がはかれる。ま
た、ファイルシステムは、中間バッファを介さずにデバ
イスドライバに直接読み書き命令を発行するので、大き
いファイルサイズの読み書き命令であっても1回の命令
としてデバイスドライバに伝えることが可能となる。そ
の結果、ユーザーデータと補助記憶装置間のデータ転送
を1回で実現させることが可能でとなる。補助記憶装置
においてファイルデータは一般に連続した領域に記録さ
れるのでその効果は大きい。また、転送効率は、データ
量の大きいファイルデータの転送速度に大きく依存する
ことから、少なくともファイルデータの転送においてユ
ーザーデータと補助記憶装置間での直接転送を行うこと
により、転送効率を高めることができる。また、ファイ
ルシステムやデバイスドライバに新たな機能を追加する
のみで補助記憶装置に対する読み出し速度、書き込み速
度の向上がはかれることから、従来のファイルの記録形
式、制御回路の回路構成等をなんら変更することなく高
速なファイルの入出力を行うことができるようになる。
なお、図1のファイルシステム14及びデバイスドライ
バ16の機能を含むOSのプログラムをコンピュータ読
み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録
されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ま
せ、ファイル操作を行うようにしてもよい。以上、この
発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体
的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この
発明の要旨を逸脱しない範囲の機能変更も含まれる。
記憶装置間で直接データの転送が行われる。よって、中
間バッファを介することがなくなり補助記憶装置に対す
る読み出し速度、書き込み速度の向上がはかれる。ま
た、ファイルシステムは、中間バッファを介さずにデバ
イスドライバに直接読み書き命令を発行するので、大き
いファイルサイズの読み書き命令であっても1回の命令
としてデバイスドライバに伝えることが可能となる。そ
の結果、ユーザーデータと補助記憶装置間のデータ転送
を1回で実現させることが可能でとなる。補助記憶装置
においてファイルデータは一般に連続した領域に記録さ
れるのでその効果は大きい。また、転送効率は、データ
量の大きいファイルデータの転送速度に大きく依存する
ことから、少なくともファイルデータの転送においてユ
ーザーデータと補助記憶装置間での直接転送を行うこと
により、転送効率を高めることができる。また、ファイ
ルシステムやデバイスドライバに新たな機能を追加する
のみで補助記憶装置に対する読み出し速度、書き込み速
度の向上がはかれることから、従来のファイルの記録形
式、制御回路の回路構成等をなんら変更することなく高
速なファイルの入出力を行うことができるようになる。
なお、図1のファイルシステム14及びデバイスドライ
バ16の機能を含むOSのプログラムをコンピュータ読
み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録
されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ま
せ、ファイル操作を行うようにしてもよい。以上、この
発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体
的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この
発明の要旨を逸脱しない範囲の機能変更も含まれる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるコン
ピュータシステムによれば、ファイルデータの読み出し
または書き込みを中間バッファを介さないで行うことに
よって、補助記憶装置とユーザーデータ間のデータ転送
をダイレクトに行うことが可能となる。よって、補助記
憶装置に対するファイルの読み出し速度および書き込み
速度の性能が改善される。
ピュータシステムによれば、ファイルデータの読み出し
または書き込みを中間バッファを介さないで行うことに
よって、補助記憶装置とユーザーデータ間のデータ転送
をダイレクトに行うことが可能となる。よって、補助記
憶装置に対するファイルの読み出し速度および書き込み
速度の性能が改善される。
【図1】 本発明のコンピュータシステムにおけるファ
イル操作の動作概念を示した図である。
イル操作の動作概念を示した図である。
【図2】 本発明のコンピュータシステムの構成を示す
図である。
図である。
【図3】 ファイル操作の動作を示したフローチャート
である。
である。
【図4】 オペレーティングシステムとしてUNIXを
備えた場合のファイル操作の動作概念を示した図であ
る。
備えた場合のファイル操作の動作概念を示した図であ
る。
【図5】 従来のファイル操作の動作概念を示した図で
ある。
ある。
1 コンピュータシステム 2 CPU 3 メモリ 5 バス 6 表示装置 7 入力装置 11 ユーザーモード 12 カーネル
モード 13 ユーザープログラム 14 ファイル
システム 15 中間バッファ 16 デバイス
ドライバ 17 制御回路 18 補助記憶
装置 19 ユーザーデータ 19’ ユーザ
ーデータ領域 20 データ転送経路 41 FAT領
域 42 データ領域
モード 13 ユーザープログラム 14 ファイル
システム 15 中間バッファ 16 デバイス
ドライバ 17 制御回路 18 補助記憶
装置 19 ユーザーデータ 19’ ユーザ
ーデータ領域 20 データ転送経路 41 FAT領
域 42 データ領域
Claims (4)
- 【請求項1】 ファイル操作機能として、少なくとも、
ユーザプログラムからのファイル操作命令に基づき読み
出し命令もしくは書き込み命令を発行するファイルシス
テムと、該ファイルシステムの発行する命令に基づき補
助記憶装置にファイルの読み書き制御を行う制御回路へ
の制御命令を発行するデバイスドライバとを実行するコ
ンピュータシステムであって、 前記デバイスドライバは、前記補助記憶装置と指定され
るユーザーデータ間で直接データ転送を行うよう前記制
御回路を制御することを特徴とするコンピュータシステ
ム。 - 【請求項2】 前記ファイルシステムは、前記デバイス
ドライバに対し読み出し命令もしくは書き込み命令を直
接発行することを特徴とする請求項1記載のコンピュー
タシステム。 - 【請求項3】 前記ファイルシステムは、前記制御回路
から前記ユーザ−データに直接アクセス可能か否か判断
し、直接アクセス可能な場合に前記デバイスドライバに
対し読み出し命令もしくは書き込み命令を直接発行する
ことを特徴とする請求項2記載のコンピュータシステ
ム。 - 【請求項4】 前記ファイルシステムは、ファイルデー
タの読み出し命令もしくはファイルデータの書き込み命
令を発行するときのみ前記デバイスドライバに対し読み
出し命令もしくは書き込み命令を直接発行することを特
徴とする請求項2記載のコンピュータシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10045941A JPH11249937A (ja) | 1998-02-26 | 1998-02-26 | コンピュータシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10045941A JPH11249937A (ja) | 1998-02-26 | 1998-02-26 | コンピュータシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11249937A true JPH11249937A (ja) | 1999-09-17 |
Family
ID=12733311
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10045941A Pending JPH11249937A (ja) | 1998-02-26 | 1998-02-26 | コンピュータシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11249937A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004054934A (ja) * | 2002-06-26 | 2004-02-19 | Microsoft Corp | プロセスモードが独立したドライバモデル |
| JP2005276211A (ja) * | 2004-03-22 | 2005-10-06 | Microsoft Corp | コンピューティングデバイスの記憶媒体との間の効率的なデータ転送 |
| JP2013037588A (ja) * | 2011-08-09 | 2013-02-21 | Kyocera Document Solutions Inc | 画像形成装置および画像形成プログラム |
-
1998
- 1998-02-26 JP JP10045941A patent/JPH11249937A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004054934A (ja) * | 2002-06-26 | 2004-02-19 | Microsoft Corp | プロセスモードが独立したドライバモデル |
| JP2005276211A (ja) * | 2004-03-22 | 2005-10-06 | Microsoft Corp | コンピューティングデバイスの記憶媒体との間の効率的なデータ転送 |
| US8645435B2 (en) | 2004-03-22 | 2014-02-04 | Microsoft Corporation | Efficient data transfer to/from storage medium of computing device |
| JP2013037588A (ja) * | 2011-08-09 | 2013-02-21 | Kyocera Document Solutions Inc | 画像形成装置および画像形成プログラム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040706 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041102 |