JPH11251176A - セラミック電子部品 - Google Patents

セラミック電子部品

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JPH11251176A
JPH11251176A JP10049214A JP4921498A JPH11251176A JP H11251176 A JPH11251176 A JP H11251176A JP 10049214 A JP10049214 A JP 10049214A JP 4921498 A JP4921498 A JP 4921498A JP H11251176 A JPH11251176 A JP H11251176A
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JP
Japan
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electronic component
solder
terminal
ceramic electronic
terminal member
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Application number
JP10049214A
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English (en)
Inventor
Masaru Takahashi
優 高橋
Takuji Nakagawa
卓二 中川
Giichi Takagi
義一 高木
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication of JPH11251176A publication Critical patent/JPH11251176A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistors
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistors electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistors electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
    • H05K3/341Surface mounted components
    • H05K3/3421Leaded components
    • H05K3/3426Leaded components characterised by the leads

Landscapes

  • Ceramic Capacitors (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 実装状態でのセラミック電子部品が、温度変
化による配線基板の膨張・収縮から受ける応力のために
損傷されることを防止する。 【解決手段】 チップ状のセラミック電子部品本体12
の両端部に形成された端子電極21に、金属板をもって
構成された端子部材13を接続する。端子部材13にお
ける端子電極21への接続部分から張り出した部分であ
って内側に向く面には、半田になじまない半田非親和面
28を形成する。実装のための半田30は、半田非親和
面28の作用により、電子部品本体12にまで届くよう
に端子部材13の内側に向く面に沿って上昇することが
防止される。そのため、応力緩和のための端子部材13
の変形または動きが半田30によって阻害されることが
ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、セラミック電子
部品に関するもので、特に、たとえば積層セラミックコ
ンデンサのようにチップ状のセラミック電子部品本体を
備えるセラミック電子部品の端子部分の構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】たとえば、熱放散性に優れたアルミニウ
ムからなる配線基板上に積層セラミックコンデンサのよ
うなセラミック電子部品を実装すると、アルミニウム基
板とセラミック電子部品との熱膨張の差が大きいため、
温度の上昇および下降を繰り返す温度サイクルにおい
て、セラミック電子部品の破壊等を生じやすい、という
問題がある。特に、電源市場で求められている高容量の
Pb系セラミック誘電体を用いた積層セラミックコンデ
ンサの場合には、その抗折強度が比較的低いため、この
問題がより生じやすい。
【0003】上述の問題を解決するため、図5に示すよ
うな構造のセラミック電子部品1が提案され、実用に供
されている。図5に示したセラミック電子部品1は、た
とえば積層セラミックコンデンサを構成する、2つのチ
ップ状のセラミック電子部品本体2を備え、各電子部品
本体2の両端部には、端子電極3が形成されている。こ
れら電子部品本体2は、上下に積み重ねられ、接着剤
(図示せず。)により互いに接合されている。
【0004】2つの電子部品本体2の各々の端子電極3
に共通に端子部材4が取り付けられている。より詳細に
は、端子部材4は、金属板をもって構成される。端子部
材4の一方端部は、その基部に対して折り曲げられ、そ
れによって、想像線で示す配線基板5への接続端子部6
を形成している。端子部材4は、その接続端子部6が、
下方に位置する電子部品本体2の下方に向く側面7に対
向して位置するように、その基部において各端子電極3
に接続される。この接続には、図示しないが、半田また
は導電性接着剤のような導電性接合材が用いられる。
【0005】このようなセラミック電子部品1は、各端
子部材4の接続端子部6が半田8によって配線基板5に
半田付けされることによって実装状態とされる。このよ
うな半田付けを可能とするため、端子部材4のための金
属板は、半田付け性の良い金属、または少なくとも表面
において半田になじむ半田親和面を与えるように処理さ
れた金属から構成される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、端子部
材4を取り付けた目的は、これら端子部材4の変形また
は動きによって、温度変化による配線基板5の膨張・収
縮に基づいて生じる応力を吸収し、電子部品本体2が熱
衝撃により破壊されることを防止しようとすることにあ
るにもかかわらず、実装のために付与される半田8は、
このような目的に反する挙動を示すことがある。
【0007】すなわち、半田8は、図5に示したように
端子部材4の外側に向く面に付与されるだけでなく、端
子部材4における端子電極3への接続部分から張り出し
た部分であって内側に向く面上にも付与され、この後者
の半田8は半田付け性の良い表面を有する端子部材4に
沿って上昇し、端子部品本体2にまで届くことがある。
【0008】そのため、半田8が、端子電極3と配線基
板5とを直接接続し、温度変化による配線基板5の膨張
・収縮に基づいて生じる応力を吸収するための端子部材
4の変形または動きが阻害される状態となり、電子部品
本体2が熱衝撃により破壊されることを防止しようとす
る端子部材4を設けた目的が適正に達成されないことが
ある。
【0009】また、半田8が、電子部品本体2に対して
熱衝撃を与え、これによって、電子部品本体2が破壊さ
れたり、その時点では破壊に至らなくても、後で及ぼさ
れる温度変化によって破壊をもたらす可能性のある応力
を電子部品本体2に与えてしまうことがある。これらの
問題は、特に、熱膨張係数の大きいアルミニウム基板を
配線基板5として用いた場合や、Pb系セラミック誘電
体を用いた積層セラミックコンデンサのように抗折強度
の比較的低い電子部品本体2を備える場合において、よ
り深刻である。
【0010】上述した問題を解決するためには、端子部
材4における端子電極3への接続部分から張り出した部
分の長さをより長くすることが有効である。しかしなが
ら、このような解決手段を採用したときには、電子部品
本体2が横からの力9を受けたとき、端子部材4が容易
に変形してしまうという問題に遭遇する。このように端
子部材4が変形したときには、端子部材4が配線基板5
上の不所望な部分に接触したり近づいたり、あるいは他
の電子部品に接触したり近づいたりして、電気的特性の
変動がもたらされたり、ショート不良が発生したりす
る。
【0011】また、端子部材4の張り出す部分の長さが
長くされると、実装高さが高くなり、体積実装密度が低
下するという問題も引き起こす。そこで、この発明の目
的は、上述したような問題を解決し得るセラミック電子
部品を提供しようとすることである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、相対向する
2つの端面およびこれら2つの端面間を連結する側面を
有し、かつ少なくとも各端面上に端子電極が形成され
た、チップ状のセラミック電子部品本体と、金属板をも
って構成され、かつその一方端部がその基部に対して折
り曲げられて配線基板への接続端子部を形成し、この接
続端子部が電子部品本体の側面に対向して位置するよう
に基部において各端子電極に接続された、端子部材とを
備える、セラミック電子部品に向けられるものであっ
て、上述した技術的課題を解決するため、少なくとも接
続端子部における側面に対向する面には、半田になじま
ない半田非親和面が形成されていることを特徴としてい
る。
【0013】この発明による好ましい実施形態におい
て、上述した半田非親和面を与えるため、次のような構
成が採用される。すなわち、端子部材を構成する金属板
は、半田付け性の悪い表面を与える金属からなり、半田
非親和面は、この金属板の表面自身によって与えられ、
少なくとも端子部材における端子電極への接続部分から
張り出した部分であって外側に向く面には、半田になじ
む半田親和面を与えるため、半田親和層が形成される。
半田親和層は、たとえば、半田、Ag、Au、Sn等の
金属をめっき等により金属板の表面に付与することによ
って形成されることができる。
【0014】この発明において、半田非親和面は、端子
部材における端子電極への接続部分から張り出した部分
であって内側に向く面の全面またはほぼ全面に形成され
ていることが好ましい。また、この発明において、端子
部材は、電子部品本体における接続端子部に対向する側
面を受けるため、金属板の一部を折り曲げることによっ
て形成された棚状部分を備えていてもよい。
【0015】上述のように、棚状部分を備える場合、こ
の棚状部分における接続端子部に対向する面にも半田非
親和面が形成されることが好ましい。また、この発明に
おいて、電子部品本体における接続端子部に対向する側
面上には、端子電極が形成されないようにすることが好
ましい。また、この発明に係るセラミック電子部品は、
複数の電子部品本体を備え、これら複数の電子部品本体
の各々の端子電極に端子部材が共通に接続されている構
造を有していてもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の一実施形態に
よるセラミック電子部品11の外観を示す斜視図であ
る。このセラミック電子部品11は、たとえば積層セラ
ミックコンデンサを構成する、2つのチップ状のセラミ
ック電子部品本体12と、金属板をもって構成された2
つの端子部材13とを備えている。
【0017】図2は、一方の端子部材13を単独で示す
斜視図であり、図3は、端子部材13を得るために用意
される金属板14を示す平面図である。図4は、図1に
示した一方の電子部品本体12を単独で示す斜視図であ
る。特に図4によく示されているように、電子部品本体
12は、相対向する2つの端面15および16ならびに
これら端面15および16間を連結する4つの側面1
7、18、19および20を有している。また、電子部
品本体12の端面15および16上には、ハッチングを
施すことによりその形成領域を示すように、端子電極2
1が形成されている。端子電極21は、スパッタリン
グ、蒸着、めっき等の薄膜形成技術により形成されて
も、導電性ペーストを付与し焼き付ける厚膜形成技術に
より形成されても、さらには、厚膜形成技術により形成
された厚膜上にめっきを施すことによって形成されても
よい。
【0018】この実施形態では、端子電極21は、端面
15および16上だけでなく、端面15および16に隣
接しながら互いに対向する側面18および20上にまで
延びるように形成されるが、同じく端面15および16
に隣接しながら互いに対向する側面17および19上に
までは延びないように形成されている。端子電極21
は、少なくとも端面15および16上に形成されれば足
り、たとえば、端面15および16上にのみ形成されて
いてもよい。
【0019】2つの電子部品本体12は、図1に示すよ
うに、同じ姿勢で配向されながら上下に積み重ねられ、
たとえば接着剤(図示せず。)により接合されている。
端子部材13は、前述したように、金属板14をもって
構成される。端子部材13は、金属板14の一方端部を
図3において破線で示した折り曲げ線22を介して基部
に対して折り曲げることによって、配線基板23(図1
において想像線で示す。)への接続端子部24を形成し
ている。
【0020】図1に示すセラミック電子部品11を得る
ため、端子部材13は、接続端子部24が下方の電子部
品本体12の下方に向く側面19に対向して位置するよ
うに基部において各端子電極21に接続される。この接
続には、たとえば、半田または導電性接着剤のような導
電性接合材が用いられる。導電性接合材として半田が用
いられる場合、端子部材13を取り付けるため、半田浸
漬法や半田リフロー法を採用することができる。このよ
うにして、2つの電子部品本体12の各々の端子電極2
1に端子部材13が共通に接続される。
【0021】図3に示すように端子部材13となる金属
板14の各側部には、L字状に延びる切り込み25が設
けられる。これら切り込み25によって囲まれた部分
は、破線で示す折り曲げ線26を介して折り曲げられ、
図2によく示されているような棚状部分27が形成され
る。これら棚状部分27は、図1に示すように、下方の
電子部品本体12における接続端子部24に対向する側
面19を受けるためのもので、これによって、電子部品
本体12と端子部材13との位置合わせが容易になる。
【0022】図2および図3において、ハッチングを施
すことによって、半田になじまない半田非親和面28お
よび29が形成された領域を示している。半田非親和面
28は、少なくとも接続端子部24における電子部品本
体12の側面19に対向する面に形成されていればよい
が、この実施形態では、端子部材13における端子電極
21への接続部分から張り出した部分であって内側に向
く面の全面またはほぼ全面に形成されている。また、棚
状部分27における接続端子部24に対向する面にも半
田非親和面29が形成されると、なお好ましい。
【0023】上述した半田非親和面28および29を与
えるため、この実施形態では、次のような方法が採用さ
れている。すなわち、金属板14は、半田付け性の悪い
表面を与える金属から構成される。たとえば、ステンレ
ス鋼、ニッケル−鉄合金等の金属が、金属板14の材料
として用いられる。そして、半田非親和面28および2
9は、この金属板14の表面自身によって与えられる。
他方、金属板14のそれ以外の表面は、半田になじむ半
田親和面とされ、この半田親和面を与えるため、たとえ
ば、半田引き、あるいは半田、銀、金、錫等のめっきに
よる半田親和層が形成される。より具体的な実施形態で
は、半田親和層は、端子部材13における端子電極21
への接続部分から張り出した部分であって外側に向く面
に形成されていれば足り、また、端子部材13と端子電
極21とが半田付けされる場合には、半田親和層は、端
子部材13における端子電極21との接続部分にも形成
される。
【0024】上述のような半田非親和面28および29
を与えるための方法に代えて、次のような方法が採用さ
れてもよい。すなわち、金属板14を、半田付け性の良
好な表面を与える金属から構成する。半田非親和面28
および29は、この金属板14の表面を半田になじまな
いように処理することによって形成され、半田親和面
は、この金属板14の表面自身によって与えられる。半
田非親和面28および29とするための上述した処理と
しては、より具体的には樹脂等を含む材料からなる半田
非親和層を形成したり、金属板14の表面を酸化すると
いった化学的処理を施したりする方法がある。なお、こ
の場合であっても、金属板14の、半田親和面を形成す
べき面は、さらなる半田付け性の向上のため、たとえ
ば、半田引き、あるいは半田、銀、金、錫等のめっきを
施してもよい。
【0025】このように構成されたセラミック電子部品
11は、図1に示すように、配線基板23上に実装され
る。この実装にあたり付与される半田30は、端子部材
13の接続端子部24の外面側に付与され、実装を達成
する。他方、端子部材13の内面側には、半田非親和面
28および29が形成されているので、半田30がこの
部分に回り込むことはない。したがって、半田30が端
子部材13の内面に沿って上昇し、電子部品本体12に
まで届くことも防止できる。したがって、半田30が電
子部品本体12に接触することによって、電子部品本体
12が熱衝撃を受け損傷されることを防止できるととも
に、半田30が配線基板23と電子部品本体12とを直
接接続し、そのため、配線基板23から及ぼされる応力
を緩和するための端子部材13の変形または動きを阻害
することが防止される。
【0026】上述したような効果は、半田非親和面28
が少なくとも接続端子部24における側面19に対向す
る面にさえ形成されていれば達成可能であるが、この実
施形態のように、半田非親和面28が端子部材13にお
ける端子電極21への接続部分から張り出した部分であ
って内側に向く面の全面またはほぼ全面に形成されてい
たり、半田非親和面29が棚状部分27における接続端
子部24に対向する面にも形成されていたり、端子電極
21が電子部品本体12における接続端子部24に対向
する側面19上には形成されないようにされていたりす
ると、このような効果の達成のより完璧化を図ることが
できる。
【0027】上述のように、半田30の電子部品本体1
2に向かっての上昇を有利に防止できるので、配線基板
23上での電子部品本体12の高さを、問題なく低くす
ることができる。したがって、セラミック電子部品11
の体積実装密度を高めることができるとともに、電子部
品本体12の横からの力31に対しても端子部材13が
容易には変形しないようにすることができる。図1に示
した配線基板23と電子部品本体12の下方の側面19
との間の距離aは、好ましくは、1mm以下で、より好
ましくは0.5mm以下とされる。
【0028】以下に、この発明の効果を確認するために
実施した実験例について説明する。この実験例では、図
1に示すようなセラミック電子部品11を作製した。図
4に示すように、対向する端面15および16ならびに
側面18および20に端子電極21が形成され、長手方
向寸法が5.7mm、幅方向寸法が5.0mm、厚み方
向寸法が2.5mmとされた積層セラミックコンデンサ
となるべき2つのセラミック電子部品本体12を用意し
た。これら2つの電子部品本体12を、エポキシ系接着
剤を介して重ね合わせて接合した。
【0029】他方、厚み0.1mm、幅5.0mmの金
属板14から図2に示すような形状の端子部材13を作
製した。なお、この端子部材13に関して、金属板14
としてはニッケル−鉄合金を主材料とするものを用い、
この発明に係る実施例では、端子部材13の内側に向く
面には、半田非親和面28を除いて半田めっきし、外側
に向く面には、半田非親和面28の裏側にあたる部分に
のみ半田めっきした。他方、比較例では、端子部材13
の内側に向く面には、全面に半田めっきし、外側に向く
面には、実施例と同様、半田非親和面28の裏側にあた
る部分にのみ半田めっきした。
【0030】次いで、端子部材13を電子部品本体12
の端子電極21に半田を用いて接続し、試料となる各セ
ラミック電子部品11を作製した後、各セラミック電子
部品11を、アルミニウム基板で構成される配線基板2
3上に半田リフロー法によって半田付けした。このと
き、実施例および比較例の各々について、配線基板23
と電子部品本体12の側面19との間の距離aが、それ
ぞれ、0.1mm(実施例1および比較例1)、0.2
mm(実施例2、比較例2)、0.3mm(実施例3、
比較例3)、0.4mm(実施例4、比較例4)とな
る、4種類の試料を作製した。
【0031】このようにして得られた実施例1、2、3
および4、ならびに比較例1、2、3および4に係る各
試料について、熱衝撃サイクル試験およびせん断強度試
験を実施した。熱衝撃サイクル試験においては、−25
℃と150℃との熱衝撃サイクルを1000回付与する
ことによって、特性が所定以上に劣化した試料の割合を
不良率として求め、せん断強度試験においては、図1に
おいて、矢印31で示した横方向の力を加えたときの強
度が所定値以下を示した試料の割合を不良率として求め
た。これらの結果が、以下の表1に示されている。
【0032】
【表1】
【0033】表1からわかるように、比較例では、端子
部材13の内側に向く面に沿って実装のための半田30
が上昇することから、距離aが短くなるに従って、熱衝
撃サイクル試験での不良率が高くなっているが、この発
明に係る実施例では、端子部材13の内側に向く面に沿
う半田30の上昇が防止されるので、距離aが実施例1
のように0.1mmにまで短くされても、熱衝撃サイク
ル試験において不良は発生しなかった。また、せん断強
度試験では、実施例と比較例との間で有意差は認められ
なかった。
【0034】以上、この発明を特定的な実施形態に関連
して説明したが、この発明の範囲内において、その他、
種々の変形例が可能である。たとえば、図1に示したセ
ラミック電子部品11は、2つの電子部品本体12を備
えていたが、電子部品本体の数は任意に変更でき、3つ
以上であっても、単に1つであってもよい。
【0035】また、電子部品本体12は、積層セラミッ
クコンデンサを構成するものであったが、他の機能を有
するセラミック電子部品のための電子部品本体を構成す
るものであってもよい。また、図示の電子部品本体12
は、少なくとも両端面15および16上に端子電極21
を形成するものであったが、少なくとも両端面に端子電
極を形成している限り、中間部等の他の部分にさらに端
子電極を形成するものでもよい。
【0036】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、少な
くとも各端面上に端子電極が形成されたチップ状のセラ
ミック電子部品本体を備えるとともに、配線基板上に実
装された状態において、このような電子部品本体の損傷
をもたらす、温度変化による配線基板の膨張および収縮
に基づく応力の電子部品本体への伝達を緩和するため、
金属板をもって構成され、かつその一方端部がその基部
に対して折り曲げられて配線基板への接続端子部を形成
し、この接続端子部が電子部品本体の側面に対向して位
置するように基部において各端子電極に接続された、端
子部材を備える、そのようなセラミック電子部品におい
て、少なくとも接続端子部における電子部品本体の側面
に対向する面には、半田になじまない半田非親和面が形
成されているので、実装のために付与される半田が電子
部品本体にまで届くように上昇することが防止され、こ
のような半田によって、配線基板と電子部品本体とを直
接接続したり、上述の応力の伝達を緩和するための端子
部材の変形または動きを阻害したりすることが防止され
る。したがって、端子部材を設けた本来の意義が減殺さ
れることがない。
【0037】また、上述のように、実装のための半田が
端子部材に沿って不所望にも上昇することが防止される
ので、このような半田の上昇に煩わされることなく、端
子部材における端子電極への接続部分から張り出した部
分の長さをより短くすることができる。そのため、電子
部品本体に対して横方向の力が加わったときの端子部材
の不所望な変形を防止できる程度にその張り出した部分
の長さを短くでき、また、セラミック電子部品の実装高
さをより低く、かつ体積実装密度をより向上させること
ができる。
【0038】この発明において、端子部材を構成する金
属板が、半田付け性の悪い表面を与える金属からなり、
半田非親和面が、この金属板の表面自身によって与えら
れ、少なくとも端子部材における端子電極への接続部分
から張り出した部分であって、外側に向く面に、半田に
なじむ半田親和面を与えるために、半田親和層が形成さ
れていると、半田非親和面を形成することが容易である
とともに、実装にあたって、半田親和層による良好な半
田付け性を確保することができる。
【0039】また、この発明において、半田非親和面
が、端子部材における端子電極への接続部分から張り出
した部分であって内側に向く面の全面またはほぼ全面に
形成されていると、上述したような半田の不所望な上昇
を防止する効果がより高められる。また、この発明にお
いて、端子部材が、電子部品本体における接続端子部に
対向する側面を受けるため、金属板の一部を折り曲げる
ことによって形成された棚状部分を備えていると、電子
部品本体と端子部材との適正な位置合わせが容易になる
とともに、このような位置合わせの容易さから上述した
ような半田非親和面を所望の領域に部分的に形成するこ
とが容易になる。
【0040】また、上述したように棚状部分を備える場
合、半田非親和面が、この棚状部分における接続端子部
に対向する面にも形成されると、端子部材に沿って半田
が不所望にも上昇することを防止する効果をより完璧に
達成することができる。また、この発明において、端子
電極が、電子部品本体における接続端子部に対向する側
面上には形成されないようにすると、この場合にも、半
田の不所望な上昇を防止する効果のより完璧化を図るこ
とができる。
【0041】また、この発明に係るセラミック電子部品
が複数のセラミック電子部品本体を備え、これら複数の
電子部品本体の各々の端子電極に端子部材が共通に接続
されていると、端子部材によって、これら電子部品本体
相互を電気的に接続しかつ機械的に固定する機能も果た
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態によるセラミック電子部
品11の外観を示す斜視図であり、想像線で配線基板2
3への実装状態を併せて示している。
【図2】図1に示した一方の端子部材13を単独で示す
斜視図である。
【図3】図2に示した端子部材13を得るために用意さ
れる金属板14を示す平面図である。
【図4】図1に示したセラミック電子部品本体12を単
独で図解的に示す斜視図である。
【図5】この発明にとって興味ある従来のセラミック電
子部品1の外観を示す斜視図であり、想像線で配線基板
5への実装状態を併せて示している。
【符号の説明】
11 セラミック電子部品 12 セラミック電子部品本体 13 端子部材 14 金属板 15,16 端面 17,18,19,20 側面 21 端子電極 22,26 折り曲げ線 23 配線基板 24 接続端子部 25 切り込み 27 棚状部分 28,29 半田非親和面 30 半田

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対向する2つの端面および前記2つの
    端面間を連結する側面を有し、かつ少なくとも各前記端
    面上に端子電極が形成された、チップ状のセラミック電
    子部品本体と、 金属板をもって構成され、かつその一方端部がその基部
    に対して折り曲げられて配線基板への接続端子部を形成
    し、前記接続端子部が前記側面に対向して位置するよう
    に前記基部において各前記端子電極に接続された、端子
    部材とを備え、 少なくとも前記接続端子部における前記側面に対向する
    面には、半田になじまない半田非親和面が形成されてい
    る、セラミック電子部品。
  2. 【請求項2】 前記金属板は、半田付け性の悪い表面を
    与える金属からなり、前記半田非親和面は、前記金属板
    の表面自身によって与えられ、少なくとも前記端子部材
    における前記端子電極への接続部分から張り出した部分
    であって外側に向く面には、半田になじむ半田親和面を
    与えるため、半田親和層が形成されている、請求項1に
    記載のセラミック電子部品。
  3. 【請求項3】 前記半田非親和面は、前記端子部材にお
    ける前記端子電極への接続部分から張り出した部分であ
    って内側に向く面の全面またはほぼ全面に形成されてい
    る、請求項1または2に記載のセラミック電子部品。
  4. 【請求項4】 前記端子部材は、前記電子部品本体にお
    ける前記接続端子部に対向する前記側面を受けるため、
    前記金属板の一部を折り曲げることによって形成された
    棚状部分を備える、請求項1ないし3のいずれかに記載
    のセラミック電子部品。
  5. 【請求項5】 前記半田非親和面は、前記棚状部分にお
    ける前記接続端子部に対向する面にも形成されている、
    請求項4に記載のセラミック電子部品。
  6. 【請求項6】 前記端子電極は、前記電子部品本体にお
    ける前記接続端子部に対向する前記側面上には形成され
    ない、請求項1ないし5のいずれかに記載のセラミック
    電子部品。
  7. 【請求項7】 複数の前記電子部品本体を備え、前記複
    数の電子部品本体の各々の前記端子電極に前記端子部材
    が共通に接続されている、請求項1ないし6のいずれか
    に記載のセラミック電子部品。
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