JPH1125417A - 磁気ヘッド - Google Patents
磁気ヘッドInfo
- Publication number
- JPH1125417A JPH1125417A JP17565697A JP17565697A JPH1125417A JP H1125417 A JPH1125417 A JP H1125417A JP 17565697 A JP17565697 A JP 17565697A JP 17565697 A JP17565697 A JP 17565697A JP H1125417 A JPH1125417 A JP H1125417A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- magnetic
- core
- sliding surface
- ferrite
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ヘッドチップのコアを結晶の種類の異なる磁
性体から構成することにより、磁気ヘッドの出力を向上
させ、摺動ノイズを低減させるにあたり、さらに低コス
トで製造できるようにする。 【解決手段】 磁気ギャップ2を介して相対峙する2つ
のコア1a、1bを有するヘッドチップ10Aがヘッド
ベース30に取り付けられている磁気ヘッドにおいて、
該相対峙する2つのコア1a、1bを互いに結晶の種類
の異なる磁性体から形成する。
性体から構成することにより、磁気ヘッドの出力を向上
させ、摺動ノイズを低減させるにあたり、さらに低コス
トで製造できるようにする。 【解決手段】 磁気ギャップ2を介して相対峙する2つ
のコア1a、1bを有するヘッドチップ10Aがヘッド
ベース30に取り付けられている磁気ヘッドにおいて、
該相対峙する2つのコア1a、1bを互いに結晶の種類
の異なる磁性体から形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘッドチップを構
成するコアを、結晶の種類の異なる磁性体から形成する
ことにより、摺動ノイズを低減させ、出力を増加させた
磁気ヘッドに関する。
成するコアを、結晶の種類の異なる磁性体から形成する
ことにより、摺動ノイズを低減させ、出力を増加させた
磁気ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオテープレコーダ(VTR)等の磁
気テープの記録再生に使用する磁気ヘッドは、一般に、
ヘッドチップとそれを支持するヘッドベースからなって
いる。図7に示すように、このヘッドチップ10xは、
単結晶フェライトS等の磁性体からなる一対のコア1
(1a、1b)を磁気ギャップ2を介して対峙させ、そ
れにコイル3を巻いたものからなっている。図中、各コ
ア1a、1bの上面がテープ摺動面4となる。また、各
コア1a、1bの突き合わせ面には、融着ガラスが充填
されたトラック幅規制溝5が形成されている。
気テープの記録再生に使用する磁気ヘッドは、一般に、
ヘッドチップとそれを支持するヘッドベースからなって
いる。図7に示すように、このヘッドチップ10xは、
単結晶フェライトS等の磁性体からなる一対のコア1
(1a、1b)を磁気ギャップ2を介して対峙させ、そ
れにコイル3を巻いたものからなっている。図中、各コ
ア1a、1bの上面がテープ摺動面4となる。また、各
コア1a、1bの突き合わせ面には、融着ガラスが充填
されたトラック幅規制溝5が形成されている。
【0003】従来より、このヘッドチップ10xのコア
1を構成する磁性体として、図7に示したように単結晶
フェライトSを使用すると、高出力を得ることができる
が摺動ノイズが大きく、また、多結晶フェライトを使用
すると、摺動ノイズは低減させることができるが、出力
が低下するということが知られている。そこで、この単
結晶フェライトと多結晶フェライトのそれぞれの特性を
いかすため、例えば、図8に示したヘッドチップ10y
のように、各コア1a、1bを単結晶フェライトSと多
結晶フェライトPとの接合フェライトから構成し、テー
プ摺動面4が単結晶フェライトSからなり、磁路の一部
に多結晶フェライトPが含まれるようにすることが知ら
れている。また、磁気ギャップ2を介して相対峙する2
つのコアの一方のみに上述のような単結晶フェライトと
多結晶フェライトとの接合フェライトを使用することも
知られている。
1を構成する磁性体として、図7に示したように単結晶
フェライトSを使用すると、高出力を得ることができる
が摺動ノイズが大きく、また、多結晶フェライトを使用
すると、摺動ノイズは低減させることができるが、出力
が低下するということが知られている。そこで、この単
結晶フェライトと多結晶フェライトのそれぞれの特性を
いかすため、例えば、図8に示したヘッドチップ10y
のように、各コア1a、1bを単結晶フェライトSと多
結晶フェライトPとの接合フェライトから構成し、テー
プ摺動面4が単結晶フェライトSからなり、磁路の一部
に多結晶フェライトPが含まれるようにすることが知ら
れている。また、磁気ギャップ2を介して相対峙する2
つのコアの一方のみに上述のような単結晶フェライトと
多結晶フェライトとの接合フェライトを使用することも
知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
単結晶フェライトと多結晶フェライトとの接合フェライ
トを用いたヘッドチップは、磁気ギャップを介して相対
峙させるコアそれ自体に単結晶フェライトと多結晶フェ
ライトとの接合部を設けなくてはならないので製造コス
トが高くなるという問題を有していた。
単結晶フェライトと多結晶フェライトとの接合フェライ
トを用いたヘッドチップは、磁気ギャップを介して相対
峙させるコアそれ自体に単結晶フェライトと多結晶フェ
ライトとの接合部を設けなくてはならないので製造コス
トが高くなるという問題を有していた。
【0005】本発明は以上のような従来技術の問題点を
解決しようとするものであり、ヘッドチップのコアを結
晶の種類の異なる磁性体から構成することにより、磁気
ヘッドの出力を向上させ、摺動ノイズを低減させるにあ
たり、さらにそのような磁気ヘッドを低コストで得られ
るようにすることを目的とする。
解決しようとするものであり、ヘッドチップのコアを結
晶の種類の異なる磁性体から構成することにより、磁気
ヘッドの出力を向上させ、摺動ノイズを低減させるにあ
たり、さらにそのような磁気ヘッドを低コストで得られ
るようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、ヘッドチ
ップを構成する個々のコアそれ自体はそれぞれ単一の結
晶種から構成し、磁気ギャップを介して相対峙させるコ
ア同士の結晶の種類を異ならせることにより上述の目的
が達成できることを見出し、本発明を完成させるに至っ
た。
ップを構成する個々のコアそれ自体はそれぞれ単一の結
晶種から構成し、磁気ギャップを介して相対峙させるコ
ア同士の結晶の種類を異ならせることにより上述の目的
が達成できることを見出し、本発明を完成させるに至っ
た。
【0007】すなわち、本発明は、磁気ギャップを介し
て相対峙する2つのコアを有するヘッドチップがヘッド
ベースに取り付けられている磁気ヘッドにおいて、該相
対峙する2つのコアが互いに結晶の種類の異なる磁性体
からなることを特徴とする磁気ヘッドを提供する。
て相対峙する2つのコアを有するヘッドチップがヘッド
ベースに取り付けられている磁気ヘッドにおいて、該相
対峙する2つのコアが互いに結晶の種類の異なる磁性体
からなることを特徴とする磁気ヘッドを提供する。
【0008】本発明の磁気ヘッドによれば、例えば、磁
気ギャップを介して相対峙する2つのコアのうち一方を
単結晶体から構成し、他方を多結晶体から構成すること
ができ、特に好ましい態様として、磁気ギャップを介し
て相対峙する2つのコアのうち、摺動する磁気テープに
対して、最初に接する側のコアを多結晶フェライトから
構成し、磁気テープが離れていく側のコアを単結晶フェ
ライトから構成することができる。
気ギャップを介して相対峙する2つのコアのうち一方を
単結晶体から構成し、他方を多結晶体から構成すること
ができ、特に好ましい態様として、磁気ギャップを介し
て相対峙する2つのコアのうち、摺動する磁気テープに
対して、最初に接する側のコアを多結晶フェライトから
構成し、磁気テープが離れていく側のコアを単結晶フェ
ライトから構成することができる。
【0009】このように単結晶フェライトからなるコア
と多結晶フェライトからなるコアとを相対峙させてなる
磁気ヘッドは、相対峙する2つのコアの双方を単結晶フ
ェライトだけから構成した従来の磁気ヘッドに比して摺
動ノイズを低減させることができ、また、相対峙する2
つのコアの双方を多結晶フェライトだけから構成した従
来の磁気ヘッドに比して出力を向上させることができ、
さらに、個々のコアに単結晶フェライトと多結晶フェラ
イトとの接合フェライトを用いた従来の磁気ヘッドに比
して材料コストを低減させることができる。
と多結晶フェライトからなるコアとを相対峙させてなる
磁気ヘッドは、相対峙する2つのコアの双方を単結晶フ
ェライトだけから構成した従来の磁気ヘッドに比して摺
動ノイズを低減させることができ、また、相対峙する2
つのコアの双方を多結晶フェライトだけから構成した従
来の磁気ヘッドに比して出力を向上させることができ、
さらに、個々のコアに単結晶フェライトと多結晶フェラ
イトとの接合フェライトを用いた従来の磁気ヘッドに比
して材料コストを低減させることができる。
【0010】また、本発明は、ヘッドベースに2つのヘ
ッドチップが隣接して取り付けられている磁気ヘッドと
しても構成することができ、この場合に、隣接する2つ
のヘッドチップの外側のコアを多結晶フェライトから構
成すると、より効果的に摺動ノイズを低減させることが
できる。
ッドチップが隣接して取り付けられている磁気ヘッドと
しても構成することができ、この場合に、隣接する2つ
のヘッドチップの外側のコアを多結晶フェライトから構
成すると、より効果的に摺動ノイズを低減させることが
できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を参照しつつ
詳細に説明する。なお、各図中、同一符号は同一又は同
等の構成要素を表している。
詳細に説明する。なお、各図中、同一符号は同一又は同
等の構成要素を表している。
【0012】図1は、一つのドラム窓に対して一つのヘ
ッドチップが対応するように、ヘッドベースにヘッドチ
ップを取り付けたVTR用の本発明の磁気ヘッドに使用
するヘッドチップ10Aの斜視図である。
ッドチップが対応するように、ヘッドベースにヘッドチ
ップを取り付けたVTR用の本発明の磁気ヘッドに使用
するヘッドチップ10Aの斜視図である。
【0013】このヘッドチップ10Aは、図7に示した
従来のヘッドチップ10xと同様に、磁気ギャップ2を
介して相対峙する2つコア1a、1bを有し、コア1
a、1bにコイル3が巻かれたものであるが、この2つ
のコア1a、1bのうち、矢印方向に摺動する磁気テー
プ20に対して、最初に接する側のコア1aが多結晶フ
ェライトPからなり、磁気テープ20が離れていく側の
コア1bが単結晶フェライトSから構成されており、各
コア1a、1bには単結晶フェライトSと多結晶フェラ
イトPとの接合面がないことを特徴としている。
従来のヘッドチップ10xと同様に、磁気ギャップ2を
介して相対峙する2つコア1a、1bを有し、コア1
a、1bにコイル3が巻かれたものであるが、この2つ
のコア1a、1bのうち、矢印方向に摺動する磁気テー
プ20に対して、最初に接する側のコア1aが多結晶フ
ェライトPからなり、磁気テープ20が離れていく側の
コア1bが単結晶フェライトSから構成されており、各
コア1a、1bには単結晶フェライトSと多結晶フェラ
イトPとの接合面がないことを特徴としている。
【0014】このように、一つのドラム窓に対して一つ
のヘッドチップが対応するように、ヘッドベースにヘッ
ドチップを取り付けた磁気ヘッドにおいては、摺動する
磁気テープ20に対して、最初に接する側のコア1aを
多結晶フェライトPから構成することにより摺動ノイズ
を有効に抑制することができ、また、磁気テープ20が
離れていく側のコア1bを単結晶フェライトから構成す
ることにより、より高い出力を得ることが可能となる。
さらに、各コア1a、1bには単結晶フェライトSと多
結晶フェライトPとの接合面がないので、従来の単結晶
フェライトと多結晶フェライトとの接合フェライトを用
いた磁気ヘッドよりも低コストに得ることが可能とな
る。
のヘッドチップが対応するように、ヘッドベースにヘッ
ドチップを取り付けた磁気ヘッドにおいては、摺動する
磁気テープ20に対して、最初に接する側のコア1aを
多結晶フェライトPから構成することにより摺動ノイズ
を有効に抑制することができ、また、磁気テープ20が
離れていく側のコア1bを単結晶フェライトから構成す
ることにより、より高い出力を得ることが可能となる。
さらに、各コア1a、1bには単結晶フェライトSと多
結晶フェライトPとの接合面がないので、従来の単結晶
フェライトと多結晶フェライトとの接合フェライトを用
いた磁気ヘッドよりも低コストに得ることが可能とな
る。
【0015】なお、本発明においては、摺動する磁気テ
ープ20に最初に接する側のコア1aを単結晶フェライ
トSとし、磁気テープ20が離れる側のコア1bを多結
晶フェライトPとすることができ、それによっても磁気
ギャップ2を介して相対峙する2つコア1a、1bを単
結晶フェライトSのみから構成した従来の磁気ヘッド
(図7参照)よりも摺動ノイズを抑制することができ、
またこの相対峙する2つのコアを多結晶フェライトPの
みから構成した従来の磁気ヘッドよりも高出力を得るこ
とができる。しかし、前述のように、最初に接する側の
コア1aを多結晶フェライトPから構成し、磁気テープ
20が離れていく側のコア1bを単結晶フェライトから
構成することにより、より効果的に出力を高め、かつ摺
動ノイズを抑制することができるので好ましい。
ープ20に最初に接する側のコア1aを単結晶フェライ
トSとし、磁気テープ20が離れる側のコア1bを多結
晶フェライトPとすることができ、それによっても磁気
ギャップ2を介して相対峙する2つコア1a、1bを単
結晶フェライトSのみから構成した従来の磁気ヘッド
(図7参照)よりも摺動ノイズを抑制することができ、
またこの相対峙する2つのコアを多結晶フェライトPの
みから構成した従来の磁気ヘッドよりも高出力を得るこ
とができる。しかし、前述のように、最初に接する側の
コア1aを多結晶フェライトPから構成し、磁気テープ
20が離れていく側のコア1bを単結晶フェライトから
構成することにより、より効果的に出力を高め、かつ摺
動ノイズを抑制することができるので好ましい。
【0016】本発明の磁気ヘッドにおいて、図1のヘッ
ドチップ10Aを取り付けるヘッドベース自体には特に
制限はなく、図7の従来のヘッドチップ10xが取り付
けられる公知のヘッドベースを使用することができる。
ドチップ10Aを取り付けるヘッドベース自体には特に
制限はなく、図7の従来のヘッドチップ10xが取り付
けられる公知のヘッドベースを使用することができる。
【0017】図2は、本発明の他の態様の磁気ヘッドの
ヘッドチップ10B、10C部分の概略平面図である。
この磁気ヘッドは、磁気テープに対する耐摩耗性や当た
り性の点から、あるいは組立作業性の点から、ヘッドベ
ース30を取り付ける回転ドラムのドラム窓一つに対し
て2つのヘッドチップが対応するように、ヘッドベース
30に2つのヘッドチップ10B、10Cを隣接して取
り付けたものであり、かつこの場合の2つのヘッドチッ
プ10B、10Cとして、いずれも、磁気ギャップ2を
介して相対峙する2つのコア(1aB、1bB)、(1a
C、1bC)のテープ摺動面(4aB、4bB)、(4
aC、4bC)の面積が同等であるものを設けたものであ
る。
ヘッドチップ10B、10C部分の概略平面図である。
この磁気ヘッドは、磁気テープに対する耐摩耗性や当た
り性の点から、あるいは組立作業性の点から、ヘッドベ
ース30を取り付ける回転ドラムのドラム窓一つに対し
て2つのヘッドチップが対応するように、ヘッドベース
30に2つのヘッドチップ10B、10Cを隣接して取
り付けたものであり、かつこの場合の2つのヘッドチッ
プ10B、10Cとして、いずれも、磁気ギャップ2を
介して相対峙する2つのコア(1aB、1bB)、(1a
C、1bC)のテープ摺動面(4aB、4bB)、(4
aC、4bC)の面積が同等であるものを設けたものであ
る。
【0018】ここで、図2の態様では、2つのヘッドチ
ップ10B、10Cの対向する内側のコア1bB、1bC
が単結晶フェライトSからなり、2つのヘッドチップ1
0B、10Cの外側のコア1aB、1aCが多結晶フェラ
イトPからなっていることを特徴としている。これによ
り効果的に出力を高め、かつ摺動ノイズを低減させるこ
とが可能となる。
ップ10B、10Cの対向する内側のコア1bB、1bC
が単結晶フェライトSからなり、2つのヘッドチップ1
0B、10Cの外側のコア1aB、1aCが多結晶フェラ
イトPからなっていることを特徴としている。これによ
り効果的に出力を高め、かつ摺動ノイズを低減させるこ
とが可能となる。
【0019】図3は、さらに異なる本発明の磁気ヘッド
のヘッドチップ10D、10E部分の概略平面図であ
る。この磁気ヘッドも、磁気テープに対する耐摩耗性や
当たり性の点から、あるいは組立作業性の点から、ヘッ
ドベース30を取り付ける回転ドラムのドラム窓一つに
対して2つのヘッドチップが対応するように、ヘッドベ
ース30に2つのヘッドチップ10D、10Eを隣接し
て取り付けたものである。しかし、上述の図2の態様と
異なり、この図3の態様においては、2つのヘッドチッ
プ10D、10Eとして、図4に示すように、磁気ギャ
ップ2を介して相対峙する2つのコア1c、1dの大き
さや形状が互いに異なり、一方のコア1cが他方のコア
1dに対してテープ摺動面4の面積が極めて小さく形成
されているものが使用されている。そして、図3の2つ
のヘッドチップ10D、10Eは、それぞれのテープ摺
動面4の小さい方のコア1cを対向させ、即ち、それら
のテープ摺動面4の小さい方のコア1cが内側となり、
テープ摺動面4の大きい方のコア1dが外側となるよう
に、ヘッドベース30に隣接して取り付けられている。
のヘッドチップ10D、10E部分の概略平面図であ
る。この磁気ヘッドも、磁気テープに対する耐摩耗性や
当たり性の点から、あるいは組立作業性の点から、ヘッ
ドベース30を取り付ける回転ドラムのドラム窓一つに
対して2つのヘッドチップが対応するように、ヘッドベ
ース30に2つのヘッドチップ10D、10Eを隣接し
て取り付けたものである。しかし、上述の図2の態様と
異なり、この図3の態様においては、2つのヘッドチッ
プ10D、10Eとして、図4に示すように、磁気ギャ
ップ2を介して相対峙する2つのコア1c、1dの大き
さや形状が互いに異なり、一方のコア1cが他方のコア
1dに対してテープ摺動面4の面積が極めて小さく形成
されているものが使用されている。そして、図3の2つ
のヘッドチップ10D、10Eは、それぞれのテープ摺
動面4の小さい方のコア1cを対向させ、即ち、それら
のテープ摺動面4の小さい方のコア1cが内側となり、
テープ摺動面4の大きい方のコア1dが外側となるよう
に、ヘッドベース30に隣接して取り付けられている。
【0020】このようにコア1c、1dの大きさが異な
るヘッドチップ10D、10Eを隣接させた磁気ヘッド
において、この図3の態様では、内側になっているテー
プ摺動面4の面積の小さい方のコア1cを単結晶フェラ
イトSから構成し、外側になっているテープ摺動面4の
面積の大きい方のコア1dを多結晶フェライトPから構
成していることを特徴としている。そしてこれにより摺
動ノイズを効果的に低減させている。
るヘッドチップ10D、10Eを隣接させた磁気ヘッド
において、この図3の態様では、内側になっているテー
プ摺動面4の面積の小さい方のコア1cを単結晶フェラ
イトSから構成し、外側になっているテープ摺動面4の
面積の大きい方のコア1dを多結晶フェライトPから構
成していることを特徴としている。そしてこれにより摺
動ノイズを効果的に低減させている。
【0021】図5も本発明の磁気ヘッドのヘッドチップ
10F、10G部分の概略平面図である。この図5の磁
気ヘッドは、図3の磁気ヘッドと同様に、コア1c、1
dの大きさが異なるヘッドチップ10F、10Gをヘッ
ドベース30に隣接させたものであるが、テープ摺動面
4の面積の小さい方の内側のコア1cを多結晶フェライ
トPから構成し、外側になっているテープ摺動面4の面
積の大きい方のコア1dを単結晶フェライトSから構成
していることを特徴としている。
10F、10G部分の概略平面図である。この図5の磁
気ヘッドは、図3の磁気ヘッドと同様に、コア1c、1
dの大きさが異なるヘッドチップ10F、10Gをヘッ
ドベース30に隣接させたものであるが、テープ摺動面
4の面積の小さい方の内側のコア1cを多結晶フェライ
トPから構成し、外側になっているテープ摺動面4の面
積の大きい方のコア1dを単結晶フェライトSから構成
していることを特徴としている。
【0022】このように単結晶フェライトSと多結晶フ
ェライトPの使用部位を図3の態様と反転させると、図
3の態様よりも摺動ノイズの抑制の程度は低くなるが、
高出力を得ることができる。
ェライトPの使用部位を図3の態様と反転させると、図
3の態様よりも摺動ノイズの抑制の程度は低くなるが、
高出力を得ることができる。
【0023】なお、図3と図5の態様からもわかるよう
に、本発明においては、磁気ギャップを介して相対峙す
る2つのコアの結晶の種類を変えるにあたり、その結晶
の種類の組み合わせ方は、当該磁気ヘッドの要求性能に
応じて適宜定めることができる。
に、本発明においては、磁気ギャップを介して相対峙す
る2つのコアの結晶の種類を変えるにあたり、その結晶
の種類の組み合わせ方は、当該磁気ヘッドの要求性能に
応じて適宜定めることができる。
【0024】図6も、本発明の磁気ヘッドのヘッドチッ
プ10F、10G部分の概略平面図である。この図6の
磁気ヘッドは、図3の磁気ヘッドと同様に、コア1c、
1dの大きさが異なるヘッドチップ10F、10Gをヘ
ッドベース30に隣接させたものであるが、このヘッド
チップ10F、10Gを隣接させるにあたり、テープ摺
動面4の面積の大きい方のコア1dを内側にし、小さい
方のコア1cを外側にしたものである。そして、外側の
コア1cを多結晶フェライトPから構成し、内側のコア
1dを単結晶フェライトSから構成したものである。
プ10F、10G部分の概略平面図である。この図6の
磁気ヘッドは、図3の磁気ヘッドと同様に、コア1c、
1dの大きさが異なるヘッドチップ10F、10Gをヘ
ッドベース30に隣接させたものであるが、このヘッド
チップ10F、10Gを隣接させるにあたり、テープ摺
動面4の面積の大きい方のコア1dを内側にし、小さい
方のコア1cを外側にしたものである。そして、外側の
コア1cを多結晶フェライトPから構成し、内側のコア
1dを単結晶フェライトSから構成したものである。
【0025】この図6の態様も、図3の態様に対して摺
動ノイズの抑制の程度は低くなるが、高出力を得ること
ができる。
動ノイズの抑制の程度は低くなるが、高出力を得ること
ができる。
【0026】以上、図面を参照しつつ本発明の態様を説
明したが、本発明はこれらに限らず種々の態様をとるこ
とができる。例えば、上述の例では、ヘッドベースに1
つ又は2つのヘッドチップを取り付けたものを示した
が、3つ以上のヘッドチップを取り付けた磁気ヘッドに
ついても、本発明の構成を適用し、各ヘッドチップで相
対峙するコアの種類を変えることにより、低コストで摺
動ノイズを抑制し、出力を向上させることができる。
明したが、本発明はこれらに限らず種々の態様をとるこ
とができる。例えば、上述の例では、ヘッドベースに1
つ又は2つのヘッドチップを取り付けたものを示した
が、3つ以上のヘッドチップを取り付けた磁気ヘッドに
ついても、本発明の構成を適用し、各ヘッドチップで相
対峙するコアの種類を変えることにより、低コストで摺
動ノイズを抑制し、出力を向上させることができる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、ヘッドチップのコアを
結晶の種類の異なる磁性体から構成することにより、磁
気ヘッドの出力を向上させ、摺動ノイズを低減させるに
あたり、磁気ヘッドを低コストで得ることが可能とな
る。
結晶の種類の異なる磁性体から構成することにより、磁
気ヘッドの出力を向上させ、摺動ノイズを低減させるに
あたり、磁気ヘッドを低コストで得ることが可能とな
る。
【図1】本発明の磁気ヘッドに使用するヘッドチップの
斜視図である。
斜視図である。
【図2】本発明の磁気ヘッドのヘッドチップ部分の概略
平面図である。
平面図である。
【図3】本発明の磁気ヘッドのヘッドチップ部分の概略
平面図である。
平面図である。
【図4】本発明の磁気ヘッドに使用するヘッドチップの
斜視図である。
斜視図である。
【図5】本発明の磁気ヘッドのヘッドチップ部分の概略
平面図である。
平面図である。
【図6】本発明の磁気ヘッドのヘッドチップ部分の概略
平面図である。
平面図である。
【図7】従来の磁気ヘッドに使用するヘッドチップの斜
視図である。
視図である。
【図8】従来の磁気ヘッドに使用するヘッドチップの斜
視図である。
視図である。
1、1a、1b、1c、1d…コア、 2…磁気ギャ
ップ、 3…コイル、 4…テープ摺動面、 1
0A、10B、10C、10D、10E、10F、10
G…ヘッドチップ、 20…磁気テープ、 30…
ヘッドベース
ップ、 3…コイル、 4…テープ摺動面、 1
0A、10B、10C、10D、10E、10F、10
G…ヘッドチップ、 20…磁気テープ、 30…
ヘッドベース
Claims (7)
- 【請求項1】 磁気ギャップを介して相対峙する2つの
コアを有するヘッドチップがヘッドベースに取り付けら
れている磁気ヘッドにおいて、該相対峙する2つのコア
が互いに結晶の種類の異なる磁性体からなることを特徴
とする磁気ヘッド。 - 【請求項2】 磁気ギャップを介して相対峙する2つの
コアのうち、一方が多結晶体からなり、他方が単結晶体
からなる請求項1記載の磁気ヘッド。 - 【請求項3】 磁気ギャップを介して相対峙する2つの
コアのうち、摺動する磁気テープに対して、最初に接す
る側のコアが多結晶フェライトからなり、磁気テープが
離れていく側のコアが単結晶フェライトからなる請求項
1記載の磁気ヘッド。 - 【請求項4】 ヘッドベースに2つのヘッドチップが隣
接して取り付けられており、各ヘッドチップにおいて磁
気ギャップを介して相対峙する2つのコアのテープ摺動
面の面積が同等である場合に、2つのヘッドチップの対
向する側のコアが単結晶フェライトからなり、2つのヘ
ッドチップの外側のコアが多結晶フェライトからなる請
求項1記載の磁気ヘッド。 - 【請求項5】 ヘッドベースに2つのヘッドチップが隣
接して取り付けられており、各ヘッドチップにおいて磁
気ギャップを介して相対峙する2つのコアのうち一方の
磁性体のテープ摺動面の面積が他方の磁性体のテープ摺
動面の面積に対して小さく、かつ、該隣接する2つのヘ
ッドチップのテープ摺動面の面積の小さい方のコアが対
向している場合に、テープ摺動面の面積の小さい方のコ
アが単結晶フェライトからなり、テープ摺動面の面積の
大きい方のコアが多結晶フェライトからなる請求項1記
載の磁気ヘッド。 - 【請求項6】 ヘッドベースに2つのヘッドチップが隣
接して取り付けられており、各ヘッドチップにおいて磁
気ギャップを介して相対峙する2つのコアのうち一方の
コアのテープ摺動面の面積が他方のコアのテープ摺動面
の面積に対して小さく、かつ、該隣接する2つのヘッド
チップのテープ摺動面の面積の小さい方のコアが対向し
ている場合に、テープ摺動面の面積の小さい方のコアが
多結晶フェライトからなり、テープ摺動面の面積の大き
い方のコアが単結晶フェライトからなる請求項1記載の
磁気ヘッド。 - 【請求項7】 ヘッドベースに2つのヘッドチップが隣
接して取り付けられており、各ヘッドチップにおいて磁
気ギャップを介して相対峙する2つのコアのうち一方の
コアのテープ摺動面の面積が他方のコアのテープ摺動面
の面積に対して小さく、かつ、該隣接する2つのヘッド
チップのテープ摺動面の面積の大きい方のコアが対向し
ている場合に、テープ摺動面の面積の小さい方のコアが
多結晶フェライトからなり、テープ摺動面の面積の大き
い方のコアが単結晶フェライトからなる請求項1記載の
磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17565697A JPH1125417A (ja) | 1997-07-01 | 1997-07-01 | 磁気ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17565697A JPH1125417A (ja) | 1997-07-01 | 1997-07-01 | 磁気ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1125417A true JPH1125417A (ja) | 1999-01-29 |
Family
ID=15999924
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17565697A Pending JPH1125417A (ja) | 1997-07-01 | 1997-07-01 | 磁気ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1125417A (ja) |
-
1997
- 1997-07-01 JP JP17565697A patent/JPH1125417A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4811146A (en) | Composite magnetic head | |
| JPH1125417A (ja) | 磁気ヘッド | |
| JPH0520624A (ja) | 磁気ヘツドコア | |
| KR890004259B1 (ko) | 자기 헤드 | |
| JP2624101B2 (ja) | 複合型磁気ヘッド | |
| JP3315259B2 (ja) | 磁気ヘッド集合体 | |
| JPH10188212A (ja) | 磁気ヘッド | |
| JPH09219006A (ja) | 磁気ヘッド、2チャンネル磁気ヘッド、並びにこれを用いた磁気記憶装置 | |
| JPH10302213A (ja) | 単結晶フェライト磁気ヘッド | |
| JPH0341606A (ja) | 磁気変換器及びその製造法 | |
| JPS6374116A (ja) | 磁気ヘツド | |
| JPH0253213A (ja) | 接合フェライト磁気ヘッド | |
| JPH01227210A (ja) | 磁気ヘッド装置 | |
| JPS62177713A (ja) | 磁気ヘツド | |
| JPH07114707A (ja) | マルチ磁気ヘッド | |
| JPH08203015A (ja) | 磁気ヘッド | |
| JPH11238207A (ja) | 磁気ヘッドの製造方法及び磁気ヘッド | |
| JPH06274816A (ja) | 磁気ヘッド | |
| JPS634406A (ja) | 磁気ヘツド | |
| JPH0383211A (ja) | 磁気ヘッド | |
| JPH01133207A (ja) | 磁気ヘッド | |
| JPH0231306A (ja) | 磁気ヘッド | |
| JPH07249204A (ja) | 接合フェライト磁気ヘッド | |
| JPH06103513A (ja) | 複合型磁気ヘッド | |
| JPH06180814A (ja) | 磁気ヘッド |