JPH11255151A - 車両の前部車体構造 - Google Patents

車両の前部車体構造

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JPH11255151A
JPH11255151A JP5801798A JP5801798A JPH11255151A JP H11255151 A JPH11255151 A JP H11255151A JP 5801798 A JP5801798 A JP 5801798A JP 5801798 A JP5801798 A JP 5801798A JP H11255151 A JPH11255151 A JP H11255151A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】エンジンが後退してカウルボックスに干渉する
ような状況において、衝撃力を効果的に吸収することに
よって、衝撃エネルギーが他の部材に及ぼす悪影響を最
小限にとどめ、該衝突エネルギーの車室内への影響を防
止する。 【解決手段】カウルボックス40は基本的には、閉断面
パネル構造として構成されるものであるが、本例のカウ
ルボックス40は、中央部にほぼ前方に向かって張り出
した中央張出部41を備えている。カウルボックス40
はカウルパネルインナー42とカウルパネルアウター4
3とからなり、両端部ではほぼ閉断面を構成しており中
央部には、中央張出部41によって形成された上方に開
放された空間部すなわち凹部44を備えている。後退す
るエンジンは、中央張出部41であるカウルパネルアウ
ター43に衝突し、該カウルパネルアウター43はエン
ジンからの衝撃エネルギーを吸収しながら変形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は車両の前部車体構造に関し、特
に、車両の前部のエンジンルームと車室とを仕切るカウ
ルボックスの構造およびこのカウルボックスに取り付け
られるワイパー駆動装置の取付構造に関する。
【0002】
【発明が解決しようする課題】車体前部構造においてカ
ウルボックスは、エンジンルームと車室との間に車幅方
向に配置される。このカウルボックスは、フロントウイ
ンドシールドの下端部を支持できる剛性構造を与えるた
めに通常ほぼ閉断面パネル構造で構成される。車両の前
部車体構造において、衝突等により車両に対して前後方
向の衝撃力が入力された場合、この作用力はエンジンに
入力される。これによって、エンジンは車体に対して相
対的に後退し、エンジンルームと車室とを仕切る構造部
材であるカウルボックスに衝突し、該カウルボックスを
変形させる。この場合、カウルボックスは車幅方向全体
にわたって閉断面構造で構成されるのが普通であり、衝
突の影響により後退するエンジンに対して高い剛性を示
す。この結果カウルボックスは変形をすることなく車室
側に変位し、エンジンからの衝撃力は、他の部材に伝達
され、たとえば、フロントウインドシールドを損傷した
りして、車室の乗員に思わぬ被害をもたらす恐れがあ
る。
【0003】別の観点からカウルボックスの車幅方向の
剛性が部分的に異なるカウルボックスを備えた車両が提
案されている。この提案された構造は、カウルボックス
の閉断面の内部空間を、車両の空調装置の外気導入通路
の一部として活用するというものである。このようなカ
ウルボックスの内部空間を空調用の外気導入通路に利用
するものが実公平3−52613号に開示されている。
これによれば、カウルボックスのパネルの一部を切り欠
いて外気導入のための開口を形成し、この開口に外気を
案内するためにカウルパネルに、エンジンルーム側から
上方がグリルに向かって開放されたエアーボックスを取
付られるようにしている。
【0004】この構造では、カウルボックスの上記外気
導入用の開口をカウルパネルに形成した結果この開口部
分で他の部分よりも剛性が低下することとなり、上記し
たようなカウルボックスから他の部材に衝撃力がそのま
ま伝達されるという問題はある程度解消することができ
る。しかし、この開示された構造では、カウルパネルの
外側に別の部材であるエアーボックスを取付なければな
らず、構造的に複雑となるとともに工数が増加するとい
う問題がある。また、外気導入のためにカウルパネルを
車幅方向全体にわたって閉断面とせず開放断面とした構
造も知られている。このようにすると、外気導入のため
に別部材を取り付ける必要がないため工程上は有利とな
るが、カウルボックスが本来具備すべて所望の剛性を確
保することが困難となる。またエンジンルーム内に両端
の角部に配置されるブレーキ用倍力装置等の他の装置の
ためのスペースの確保が困難になるという別の問題が生
じる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような事
情に鑑みて構成されたものであって、車両に対して前後
方向に衝撃力が入力され、エンジンが後退してカウルボ
ックスに干渉するような状況において、カウルボックス
によって該衝撃力を効果的に吸収することによって、衝
撃エネルギーが他の部材に及ぼす悪影響を最小限にとど
め、該衝突エネルギーの車室内への影響を有効に防止す
ることができる車両の前部車体構造を提供することを目
的としている。本発明のこの目的は、以下の車両の前部
車体構造を提供することによって達成することができ
る。本発明は、エンジンルームと、車室とを仕切るダッ
シュパネルの上部に車幅方向に延びて、両端が固定され
たカウルボックスを備えた車両の前部車体構造であっ
て、前記カウルボックスの車幅方向中央部は、前方に突
出しかつ上方に開放されたパネル構造を有しており、両
端部は、ほぼ閉断面構造を有した状態で固定されてお
り、これによって、前記カウルボックスの中央部は、両
端部に比して少なくとも前後方向の剛性が低くなってお
り、前後方向の作用力が前記車両に入力されてエンジン
が変位するとき、前記カウルボックスの中央部は、エン
ジンと干渉して前記車両への作用力のエネルギーを吸収
しつつ変形するようになっていることを特徴とする。
【0006】この場合、前記カウルボックスの前端側
は、当該前端側に対してエンジンが相対的に後方に変位
するときにエンジンと干渉する前方にかつ上方に延びる
壁面を備えていることが望ましい、また、好ましい態様
では、前記カウルボックスの前記中央部に形成される空
間部内にワイパー装置の駆動装置の少なくとも1部、た
とえば、ワイパー駆動装置のモーターおよびカム機構が
該空間部内に配置される。また、本発明の別の特徴によ
れば、エンジンルームと、車室とを仕切るダッシュパネ
ルの上部に車幅方向に延びて両端が固定されたカウルボ
ックスを備えた車両の前部車体構造であって、前記カウ
ルボックスの車幅方向中央部は、前方に突出しかつ上方
に開放されたパネル構造を有しており、両端部は、ほぼ
閉断面構造を有した状態で固定されており、これによっ
て、前記カウルボックスの中央部は、両端部に比して少
なくとも前後方向の剛性が低くなっており、ワイパー駆
動装置のモータがカウルボックスの中央部に形成される
空間部内に配置され、ワイパー駆動装置のリンク機構が
カウルボックスの前記空間部の外部に配置されているこ
とを特徴とする前部車体構造が提供される。
【0007】この場合、好ましくは、前記ワイパー駆動
装置を固定する固定ブラケットが設けられており、ワイ
パー駆動装置は固定ブラケットを介してカウルボックス
に取付られけている。本発明の上記構造においては、衝
突等によって車両に対して前後方向の衝撃力が入力さ
れ、エンジンが車体に対して相対的に後方に変位した場
合には、エンジンは、カウルボックスの中央部に干渉す
るようになっている。カウルボックスは車幅方向に延び
ており、その中央部は両端部に比して少なくとも前後方
向の剛性が低く構成されている。この結果、エンジンが
相対的に後方に変位してカウルボックスの中央部と干渉
したときに、該中央部は、エネルギーを吸収しつつ変位
する。所定以上の変位は、カウルボックスに取付られた
ワイパー駆動装置などとの干渉によって規制されるよう
になっている。この結果、カウルボックスはエンジンと
干渉しながら該エンジンからの衝撃力を効果的に吸収し
これによって衝撃力が他の部材あるいは他の構造に伝達
されるのを極力緩和することができる。そして、衝撃力
によるエンジンの後退に基づく、車室内への悪影響、特
に、乗員への悪影響を防止することができる。
【0008】
【実施例】図1を参照すると、本発明の1実施例にかか
る車両の前部車体構造1の斜視図が示されている。図2
を参照すると、カウルボックスの全体の斜視図が示され
ている。また、図3〜図6にはその車幅方向の所定のA
〜Dの位置での断面図が示されている。図1〜図6を参
照すると、本例の前部車体構造10は、車室20の前方
のフロントウインドシール30の下端部に沿って車幅方
向に延びるカウルボックス40を備えている。該カウル
ボックス40より所定距離だけ離れた前方には、車両の
最先端部の構造部材を構成する車幅方向に延びるラジエ
ータサポートすなわちシュラウドアッパー50が配置さ
れる。
【0009】シュラウドアッパー50の下方には、車幅
方向に延びるフロントクロスメンバーすなわちシュラウ
ドロワー60が位置している。シュラウドロワー60は
両端部において、ほぼ閉断面構造を成し前後方向に延び
るサイドフレーム70の前端の下方に取付られたパネル
構造体72に取付られている。また、シュラウドアッパ
ー50は両端部において、車両のボンネット73の上部
前端の両端部から後方に略サイドフレーム70の上方を
これとほぼ平行に延びる閉断面を有する上部パネル構造
体71に結合されている。シュラウドアッパー50の両
端には、ヘッドライトを取付るためのヘッドライト支持
部がシュラウドサイドパネル51によって上記シュラウ
ドアッパー50と上部パネル構造体71と一体的に構成
されている。上部パネル構造体71の後端部およびカウ
ルボックス40の端部は、ヒンジピラー80に接合され
ている。ヒンジピラー80は車室20の前端かつ両端部
に位置しており、フロントドアのヒンジが取付られるよ
うになっているヒンジピラー80には、上方から斜め前
方に延びるフロントピラー81が結合されている。また
下端部には、前後方向に延びるサイドシル110の前端
に一体化されている。
【0010】カウルボックス40の下方には、車室20
とエンジンEが配置されるエンジンルーム90を仕切る
上下方向に延びるダッシュパネル100が設けられる。
エンジンEには、図示しないトランスミッションMが接
続されてエンジン動力を取り出すようになっている。本
発明の構造では、シュラウドアッパー50およびロワー
60の後方およびカウルボックス40およびダッシュパ
ネル100の前方に両サイドフレーム70および上部パ
ネル構造体71との間に形成される空間がエンジンルー
ム90を構成する。エンジンルーム90の後部の上部パ
ネル構造体71とカウルボックス40との結合部に近い
角部には、前輪用のサスペンションタワー72が上部パ
ネル構造体71に結合され、下方に延びている。
【0011】また、ヒンジピラー80の下部には前後方
向にのびるサイドシル110が形成されており、サイド
シルインナー111の前端部は、タイヤハウスの一部を
構成するように前輪の後方位置において、サイドフレー
ム70から車幅方向外方に延びるパネル構造体52の外
端に結合している。さらにこのパネル構造体52の後方
において、サイドフレーム70から真っ直ぐ外方に延び
る補強部材53に結合されている。カウルボックス40
の両端部は図1に示すように閉断面形状を成しており、
両端で上記のようにヒンジピラー80に結合されてい
る。さらに、カウルボックス40は、フロントウインド
シールド110の下端部を支持するように車幅方向に沿
って延びるパネル構造部材であって、車室20とエンジ
ンルーム90とを仕切る縦壁としてい設けられたダッシ
ュパネル100の上端部に位置する。
【0012】カウルボックス40は基本的には、閉断面
パネル構造として構成されるものであるが、本例のカウ
ルボックス40は、中央部にほぼ前方に向かって張り出
した中央張出部41を備えている。カウルボックス40
はカウルパネルインナー42とカウルパネルアウター4
3とからなり、両端部ではほぼ閉断面を構成しており中
央部には、中央張出部41によって形成された上方に開
放された空間部すなわち凹部44を備えている。図5に
示すようにカウルボックス40の車室側には、車幅方向
にカウルボックスにそって延びる閉断面パネル構造の空
調ダクト46が形成されており、該ダクト46は開口4
7を介してカウルボックス40に連通しているととも
に、また下方の開口部48を介してブロア(図示せず)
に接続されている。
【0013】図7を参照すると、ワイパー駆動装置12
0の取付構造が示されている。図7を併せて参照する
と、本例のワイパー駆動装置120は、パネル状のブラ
ケット130に固定されている。ブラケット130は、
カウルボックス40を構成するカウルパネルアウター4
3の裏面側すなわち、エンジンルーム側にボルト131
によって固定されている。そしてカウルパネルアウター
43には、開口49が形成されており、この開口からカ
ウルパネルアウター43に固定されたワイパー駆動装置
120がカウルボックス40の中央部の凹部44に突出
することによって凹部44内に位置することとなる。な
お図4に示すように、ブラケット130には、モータ動
力伝達するためにリンク機構の途中に設けられるアーム
142を備えた旋回軸141もブラケット130に取付
られる。
【0014】カウルボックス40の上記凹部44は、カ
ウルパネルアウター43の上端側が前方に突出するよう
にして形成される。図5ないし図6に示すように、カウ
ルパネルアウター43の中央部のエンジンルーム90側
には、エンジンルーム90内のエンジン(図示せず)と
対峙する平面が形成されることになる。このような構造
を成していることによって、カウルボックス40の中央
部の剛性は前後方向に関して、両端部よりも低くなって
いる。そして、ワイパー駆動装置120のモータ121
およびモータ121からの出力を取り出すウォームギヤ
機構を有する出力機構122が配置されている。この出
力機構の出力軸123は出力機構から下方に延びてエン
ジンルーム90内に向けて突出している。
【0015】本例の構造では、フロントウインドシール
ド30を払拭するための一対のワイパーブレード124
が設けられており、このワイパーブレード124を往復
旋回動させるためにフロントウインドシールド30の両
端部かつ下端部には、エンジンルーム側から車体パネル
を貫通して外側に突出する一対のワイパー回転軸125
を備えている。この回転軸に、ワイパーブレード124
が取付られて、ワイパー駆動装置120の動力の伝達を
受けてフロントウインドシールド30を払拭するように
なっている。ワイパーブレード124の回転軸125
は、リンク機構140を介してモータの回転動力が伝達
されるようになっている。ワイパー駆動のためのリンク
機構140の構成および動作は公知であって、本発明の
一部を構成しないので、詳細な説明は省略する。
【0016】ワイパー駆動装置120のリンク機構14
0は、カウルボックス40の上記凹部44の外側すなわ
ち、エンジンルーム側に配置されることになる。すなわ
ち、この構成によって、ワイパー駆動装置120のワイ
パー駆動力は、カウルボックス中央部の凹部44に配置
されたワイパー駆動装置120からエンジンルーム側に
突出する出力軸に伝達され、カウルボックス40の外部
のエンジンルーム側に配設されたリンク機構140を介
してワイパーブレード回転軸125に伝達される。エン
ジンルーム90から車体を貫通して外側に突出する回転
軸を介してフロントウインドシールド30の外面に配置
されたワイパーブレード124に伝達されるようになっ
ている。以上のような構造において前後方向から衝撃力
が入力された場合、エンジンルーム内のエンジンは、車
体に対して相対的に後退し、カウルボックス40の中央
張出部41に衝突する。すなわち、後退するエンジン
は、中央張出部41であるカウルパネルアウター43に
衝突し、該カウルパネルアウター43はエンジンからの
衝撃エネルギーを吸収しながら変形する。
【0017】しかし、この変形量が増大して所定の大き
さになると、カウルパネルアウター43の変形は停止す
る。この理由は、カウルパネルアウター43の変形がモ
ータ、ウォームギヤ機構等のワイパー駆動装置120に
到達すると、これらの剛性のためにそれ以上の変形が規
制される。したがって、ワイパー駆動装置120にカウ
ルパネルアウター43の変位が到達した以降は、エンジ
ンからの衝撃力は、カウルボックス40の中央部の剛性
が急激に高い部分に入力されることになる。この結果、
前後方向の衝撃力によるカウルボックス40の変位は急
激に小さくなり、エンジンの衝撃力は、カウルボックス
40を介してヒンジピラー80等に分散される。これに
よって、前後方向の衝撃力の入力によって、エンジンが
後退するような事態において、所定以上のエンジンの後
退が防止されることにより、衝突時に車両に前後方向に
入力があった場合に車室内への悪影響を有効に防止する
ことができる。
【0018】
【発明の効果】本発明は、前後方向の衝撃力が車両に入
力され、エンジンがこの衝撃力によって、車体に対して
相対的に後退するような状況において、後退するエンジ
ンはカウルボックスの中央部に形成された中央張出部に
衝突し、これによって中央張出部は、エンジンからの衝
突エネルギーを吸収しつつ変形する。これによって、衝
突エネルギーをカウルボックスの変形によって有効に吸
収減少させることができる。また、カウルボックスの変
位が大きくなると、エンジンの衝撃力は、カウルボック
ス内に配置された剛性の高いワイパー駆動装置に伝達さ
れる。したがってそれ以上の衝撃力は、規制され、カウ
ルボックスが大きく変位して車室内に進入するといった
事態を回避し、車室内の乗員への悪影響を有効に防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用することができる車両の前部車体
構造の分解斜視図、
【図2】図1の車両のカウルボックスの斜視図、
【図3】図2のA−A断面図、
【図4】図2のB−B断面図、
【図5】図2のC−C断面図、
【図6】図2のD−D断面図、
【図7】ワイパー駆動装置のブラケットへの取付状態を
示す図である。
【符号の説明】
10 車両 20 車室 30 フロントウインドシールド 40 カウルボックス 50 シュラウドアッパー 60 シュラウドロアパー 70 サイドフレーム 80 ヒンジピラー 90 エンジンルーム 100 ダッシュパネル 110 サイドシル。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンルームと、車室とを仕切るダッシ
    ュパネルの上部に車幅方向に延びて、両端が固定された
    カウルボックスを備えた車両の前部車体構造であって、 前記カウルボックスの車幅方向中央部は、前方に突出し
    かつ上方に開放されたパネル構造を有しており、両端部
    は、ほぼ閉断面構造を有した状態で固定されており、こ
    れによって、前記カウルボックスの中央部は、両端部に
    比して少なくとも前後方向の剛性が低くなっており、 前後方向の作用力が前記車両に入力されてエンジンが変
    位するとき、前記カウルボックスの中央部は、エンジン
    と干渉して前記車両への作用力のエネルギーを吸収しつ
    つ変形するようになっていることを特徴とする前部車体
    構造。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記カウルボックスの
    前端側は、当該前端側に対してエンジンが相対的に後方
    に変位するときにエンジンと干渉する前方にかつ上方に
    延びる壁面を備えていることを特徴とする前部車体構
    造。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記カウルボックスの
    前記中央部に形成される空間部内にワイパー装置の駆動
    装置の少なくとも1部を配置したことを特徴とする前部
    車体構造。
  4. 【請求項4】エンジンルームと、車室とを仕切るダッシ
    ュパネルの上部に車幅方向に延びて、両端が固定された
    カウルボックスを備えた車両の前部車体構造であって、 前記カウルボックスの車幅方向中央部は、前方に突出し
    かつ上方に開放されたパネル構造を有しており、両端部
    は、ほぼ閉断面構造を有した状態で固定されており、こ
    れによって、前記カウルボックスの中央部は、両端部に
    比して少なくとも前後方向の剛性が低くなっており、 ワイパー駆動装置のモータがカウルボックスの中央部に
    形成される空間部内に配置され、 ワイパー駆動装置のリンク機構がカウルボックスの前記
    空間部の外部に配置されていることを特徴とする前部車
    体構造。
  5. 【請求項5】請求項4において、前記ワイパー駆動装置
    を固定する固定ブラケットが設けられており、ワイパー
    駆動装置は固定ブラケットを介してカウルボックスに取
    付られけていることを特徴とする前部車体構造。
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