JPH11255213A - 未収縮部を生じさせない密封ストレッチシュリンク包装方法 - Google Patents
未収縮部を生じさせない密封ストレッチシュリンク包装方法Info
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- JPH11255213A JPH11255213A JP10078399A JP7839998A JPH11255213A JP H11255213 A JPH11255213 A JP H11255213A JP 10078399 A JP10078399 A JP 10078399A JP 7839998 A JP7839998 A JP 7839998A JP H11255213 A JPH11255213 A JP H11255213A
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Landscapes
- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 密封ストレッチシュリンク包装方法におい
て、熱収縮性フィルムに未収縮部分の“ケロイド”状を
呈さないようにしようとするものである。 【構成】 トレーに被包装物を載せ、該被包装物の上に
合成樹脂フィルムを被せ、更に、それを熱収縮性フィル
ムで密封包被した後、該熱収縮性フィルムを熱収縮させ
る。
て、熱収縮性フィルムに未収縮部分の“ケロイド”状を
呈さないようにしようとするものである。 【構成】 トレーに被包装物を載せ、該被包装物の上に
合成樹脂フィルムを被せ、更に、それを熱収縮性フィル
ムで密封包被した後、該熱収縮性フィルムを熱収縮させ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トレーに載せられ
た被包装物を密封ストレッチシュリンク包装された際、
熱収縮性フィルムに未収縮部を生じさせることのないよ
うにする方法に関するものである。特に、本発明は、被
包装物がトレーの側壁よりも高く盛り上げて載せられて
いる場合や、被包装物の表面が、接着性や粘稠性を有
し、熱収縮性フィルムと接触すると付着するような品物
である場合でも、熱収縮性フィルムに未収縮部を生じさ
せることのない密封ストレッチシュリンク包装方法に関
するものである。
た被包装物を密封ストレッチシュリンク包装された際、
熱収縮性フィルムに未収縮部を生じさせることのないよ
うにする方法に関するものである。特に、本発明は、被
包装物がトレーの側壁よりも高く盛り上げて載せられて
いる場合や、被包装物の表面が、接着性や粘稠性を有
し、熱収縮性フィルムと接触すると付着するような品物
である場合でも、熱収縮性フィルムに未収縮部を生じさ
せることのない密封ストレッチシュリンク包装方法に関
するものである。
【0002】
【従来技術】小売店やスーパー等では、野菜、果物、鮮
魚、肉等の生鮮食品、又は、惣菜、佃煮、スライスされ
たハム・ソーセイジ、焼き豚等の加工食品、或いは、餃
子、シュウマイ、海老フライ等の半加工食品をポリスチ
レン系樹脂等の発泡トレーやポリプロピレン系樹脂等の
透明トレーに載せてストレッチ包装されていた。このよ
うなストレッチ包装は見栄えの良好な商品が得られてい
た。しかし、ストレッチ包装方法は、被包装物に液体が
含まれている場合には、該液体が重ね合わされたフィル
ム間の隙間を伝わって外部に漏れ出てしまうと云う問題
があった。例えば、被包装物が食品の場合には、該食品
内の液汁や調味たれ、煮汁等が外部に漏れ出て、他の品
物を汚していた。そこで、最近では、ストレッチ包装の
ディスプレイ効果に優れている特性と、シュリンク包装
の密封性や高速自動包装適性に優れた特性とを兼ね備え
た、密封ストレッチシュリンク包装方法が普及してき
た。
魚、肉等の生鮮食品、又は、惣菜、佃煮、スライスされ
たハム・ソーセイジ、焼き豚等の加工食品、或いは、餃
子、シュウマイ、海老フライ等の半加工食品をポリスチ
レン系樹脂等の発泡トレーやポリプロピレン系樹脂等の
透明トレーに載せてストレッチ包装されていた。このよ
うなストレッチ包装は見栄えの良好な商品が得られてい
た。しかし、ストレッチ包装方法は、被包装物に液体が
含まれている場合には、該液体が重ね合わされたフィル
ム間の隙間を伝わって外部に漏れ出てしまうと云う問題
があった。例えば、被包装物が食品の場合には、該食品
内の液汁や調味たれ、煮汁等が外部に漏れ出て、他の品
物を汚していた。そこで、最近では、ストレッチ包装の
ディスプレイ効果に優れている特性と、シュリンク包装
の密封性や高速自動包装適性に優れた特性とを兼ね備え
た、密封ストレッチシュリンク包装方法が普及してき
た。
【0003】しかし、密封ストレッチシュリンク包装に
おいては、被包装物と熱収縮性フィルムとが接触してい
ると、加熱収縮時にその部分の熱収縮性フィルムは加熱
されずに未収縮部分として残り、“ケロイド状”を呈し
ていた。特に、被包装物が、トレーの側壁よりも高く盛
られた場合や、或いは、たれ付き食品や煮込み食品等の
ように表面が接着性や粘稠性を有し、熱収縮性フィルム
と接触すると付着する場合には、その傾向が顕著に現れ
ていた。
おいては、被包装物と熱収縮性フィルムとが接触してい
ると、加熱収縮時にその部分の熱収縮性フィルムは加熱
されずに未収縮部分として残り、“ケロイド状”を呈し
ていた。特に、被包装物が、トレーの側壁よりも高く盛
られた場合や、或いは、たれ付き食品や煮込み食品等の
ように表面が接着性や粘稠性を有し、熱収縮性フィルム
と接触すると付着する場合には、その傾向が顕著に現れ
ていた。
【0004】尚、密封ストレッチシュリンク包装方法と
は、まず、熱収縮性を有する合成樹脂フィルムで被包装
物の周囲にできるだけ空間を持たせないように、しか
も、一般のシュリンク包装のように空気排出用の小孔を
設けず、密封状態に包被する。そして、熱収縮トンネル
等により該熱収縮性フィルムを熱収縮させて、ストレッ
チ包装のようにフィルムに緊迫性を持たせる包装方法の
ことである。即ち、密封ストレッチシュリンク包装方法
では、被包装物を包被させる際に、ストレッチ包装のよ
うに包装体の裏面に折り畳んだフィルム端部を単に密着
させるだけではなく、完全に密封シールさせる。
は、まず、熱収縮性を有する合成樹脂フィルムで被包装
物の周囲にできるだけ空間を持たせないように、しか
も、一般のシュリンク包装のように空気排出用の小孔を
設けず、密封状態に包被する。そして、熱収縮トンネル
等により該熱収縮性フィルムを熱収縮させて、ストレッ
チ包装のようにフィルムに緊迫性を持たせる包装方法の
ことである。即ち、密封ストレッチシュリンク包装方法
では、被包装物を包被させる際に、ストレッチ包装のよ
うに包装体の裏面に折り畳んだフィルム端部を単に密着
させるだけではなく、完全に密封シールさせる。
【0005】具体的には、フラットな熱収縮性フィルム
をフォーマー等により筒状に形成し、その中に被包装物
を挿入させると同時に、該フィルムの両端部を引き寄せ
ながら重ね合わせ、該重ね合わせ部をヒートシールす
る。そして、スポンジロールやスポンジ板で包被体を押
さえて余分な空気を排出させたり、或いは、余分な空気
を吸引脱気させてから、被包装物の前後をできるだけ被
包装物に接近させて溶断ヒートシールする。得られた密
封包被体を熱収縮トンネル内に導き、熱収縮性フィルム
を熱収縮させる。又、簡単な方法としては、半折された
熱収縮性フィルムの間にトレーに載せられた被包装物を
挟み込み、L型包装機を用いて、該被包装物を密封包被
させる方法もある。
をフォーマー等により筒状に形成し、その中に被包装物
を挿入させると同時に、該フィルムの両端部を引き寄せ
ながら重ね合わせ、該重ね合わせ部をヒートシールす
る。そして、スポンジロールやスポンジ板で包被体を押
さえて余分な空気を排出させたり、或いは、余分な空気
を吸引脱気させてから、被包装物の前後をできるだけ被
包装物に接近させて溶断ヒートシールする。得られた密
封包被体を熱収縮トンネル内に導き、熱収縮性フィルム
を熱収縮させる。又、簡単な方法としては、半折された
熱収縮性フィルムの間にトレーに載せられた被包装物を
挟み込み、L型包装機を用いて、該被包装物を密封包被
させる方法もある。
【0006】
【本発明が解決しようとする課題】本発明は、密封スト
レッチシュリンク包装方法において、熱収縮性フィルム
に未収縮部分が残り、該部分が“ケロイド”状を呈さな
いようにしようとするものである。特に、被包装物が、
トレーの側壁よりも高く盛られた場合や、或いは、密封
ストレッチシュリンク包装に最も不向きであるたれ付き
食品や煮込み食品等のように接着性や粘稠性を有し、熱
収縮性フィルムと接触すると付着する場合にも、熱収縮
性フィルムに未収縮部分による“ケロイド”状を呈さな
いようにしようとするものである。更に、トレーに載せ
た被包装物の上に被せる合成樹脂フィルムに水滴が付着
して、中身が見えなくならないようにしようとするもの
である。
レッチシュリンク包装方法において、熱収縮性フィルム
に未収縮部分が残り、該部分が“ケロイド”状を呈さな
いようにしようとするものである。特に、被包装物が、
トレーの側壁よりも高く盛られた場合や、或いは、密封
ストレッチシュリンク包装に最も不向きであるたれ付き
食品や煮込み食品等のように接着性や粘稠性を有し、熱
収縮性フィルムと接触すると付着する場合にも、熱収縮
性フィルムに未収縮部分による“ケロイド”状を呈さな
いようにしようとするものである。更に、トレーに載せ
た被包装物の上に被せる合成樹脂フィルムに水滴が付着
して、中身が見えなくならないようにしようとするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、次のような手段を講じた。即ち、熱収縮
性フィルムに未収縮部を生じさせないようにするため
に、特に、被包装物がトレーの側壁よりも高く盛り上げ
られている場合や、被包装物が接着性や粘稠性を有し、
熱収縮性フィルムと接触すると付着する場合に、トレ―
に載せられた被包装物の上に合成樹脂フィルムを被せ、
それを熱収縮性フィルムで密封包被した後、該熱収縮性
フィルムを熱収縮させる。更に、被包装物の上に被せた
合成樹脂フィルムには水滴で曇らないようにするため
に、該合成樹脂フィルムに防曇剤を塗布、又は、混入さ
せる。
決するために、次のような手段を講じた。即ち、熱収縮
性フィルムに未収縮部を生じさせないようにするため
に、特に、被包装物がトレーの側壁よりも高く盛り上げ
られている場合や、被包装物が接着性や粘稠性を有し、
熱収縮性フィルムと接触すると付着する場合に、トレ―
に載せられた被包装物の上に合成樹脂フィルムを被せ、
それを熱収縮性フィルムで密封包被した後、該熱収縮性
フィルムを熱収縮させる。更に、被包装物の上に被せた
合成樹脂フィルムには水滴で曇らないようにするため
に、該合成樹脂フィルムに防曇剤を塗布、又は、混入さ
せる。
【0008】
【発明の実施態様】まず、本発明に用いられる熱収縮性
フィルムとしては、特に限定されるものではないが、ポ
リエチレン系樹脂やポリプロピレン系樹脂からなる単層
フィルムや多層フィルなどが好適である。例えば、直鎖
状低密度ポリエチレン樹脂であるエチレン−α−オレフ
ィン共重合体からなる熱収縮性単層フィルムや、芯層が
ポリプロピレン系樹脂で、両外層がエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体からなる熱収縮性多層フィルム等が挙げられ
る。又、ガス充填包装や脱気包装の場合には、ガスバリ
ヤー性を有する樹脂からなる単層フィルムや、ガスバリ
ヤー性を有する樹脂層を少なくとも一層有する多層フィ
ルムを用いることができる。例えば、ガスバリヤー性樹
脂としては、塩化ビニリデン樹脂やエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体ケン化物等が好適に使用される。
フィルムとしては、特に限定されるものではないが、ポ
リエチレン系樹脂やポリプロピレン系樹脂からなる単層
フィルムや多層フィルなどが好適である。例えば、直鎖
状低密度ポリエチレン樹脂であるエチレン−α−オレフ
ィン共重合体からなる熱収縮性単層フィルムや、芯層が
ポリプロピレン系樹脂で、両外層がエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体からなる熱収縮性多層フィルム等が挙げられ
る。又、ガス充填包装や脱気包装の場合には、ガスバリ
ヤー性を有する樹脂からなる単層フィルムや、ガスバリ
ヤー性を有する樹脂層を少なくとも一層有する多層フィ
ルムを用いることができる。例えば、ガスバリヤー性樹
脂としては、塩化ビニリデン樹脂やエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体ケン化物等が好適に使用される。
【0009】尚、熱収縮性フィルムに要求される熱収縮
率としては、少なくとも一方向に100℃で25%以上
であることが好ましい。又、熱収縮性フィルムは、ヒー
トシール等のシール性を備えていることが必要である。
更に、外部から被包装物が見えるようにするためには、
該熱収縮性フィルムは透明であることが必要である。
又、本発明に使用される熱収縮性フィルムの厚みとして
は、ストレッチシュリンク包装用として一般に使用され
ている10μm乃至35μmのものを用いることができ
る。更に、熱収縮性フィルムは、被包装物の水分が蒸散
・凝縮し、熱収縮性フィルムの内面に水滴となって付着
し、銀色を呈して外部から被包装物が見難くなる場合に
は、防曇剤を塗布したり、混入させたりしたものが好ま
しい。
率としては、少なくとも一方向に100℃で25%以上
であることが好ましい。又、熱収縮性フィルムは、ヒー
トシール等のシール性を備えていることが必要である。
更に、外部から被包装物が見えるようにするためには、
該熱収縮性フィルムは透明であることが必要である。
又、本発明に使用される熱収縮性フィルムの厚みとして
は、ストレッチシュリンク包装用として一般に使用され
ている10μm乃至35μmのものを用いることができ
る。更に、熱収縮性フィルムは、被包装物の水分が蒸散
・凝縮し、熱収縮性フィルムの内面に水滴となって付着
し、銀色を呈して外部から被包装物が見難くなる場合に
は、防曇剤を塗布したり、混入させたりしたものが好ま
しい。
【0010】又、本発明に用いられるトレーとしては、
従来、食品包装に用いられているトレー、例えば、ポリ
スチレン系樹脂等からなる発泡トレーやポリプロピレン
系樹脂等からなる透明トレー等を用いることができる。
更に、トレーの大きさや形状等についても、特に限定さ
れるものではない。
従来、食品包装に用いられているトレー、例えば、ポリ
スチレン系樹脂等からなる発泡トレーやポリプロピレン
系樹脂等からなる透明トレー等を用いることができる。
更に、トレーの大きさや形状等についても、特に限定さ
れるものではない。
【0011】更に、被包装物の上に被せる合成樹脂フィ
ルムとしては、特に限定されるものではないが、見栄え
の良好な包装体を得るためには、腰の強い合成樹脂フィ
ルム、例えば、ポリスチレン系樹脂フィルムやポリプロ
ピレン系樹脂フィルム等が好適である。又、包装体の外
部から被包装物が見えるようにするためには、合成樹脂
フィルムは透明性に優れたものが好ましい。本発明に使
用される合成樹脂フィルムの大きさや形状としては、ト
レーに載せられた被包装物を完全に被わせるものでなく
ても、高く盛りあがった部分だけを被わせる程度のもの
でも構わない。
ルムとしては、特に限定されるものではないが、見栄え
の良好な包装体を得るためには、腰の強い合成樹脂フィ
ルム、例えば、ポリスチレン系樹脂フィルムやポリプロ
ピレン系樹脂フィルム等が好適である。又、包装体の外
部から被包装物が見えるようにするためには、合成樹脂
フィルムは透明性に優れたものが好ましい。本発明に使
用される合成樹脂フィルムの大きさや形状としては、ト
レーに載せられた被包装物を完全に被わせるものでなく
ても、高く盛りあがった部分だけを被わせる程度のもの
でも構わない。
【0012】本発明の密封ストレッチシュリンク包装方
法において、被包装物の水分が蒸散・凝縮して被包装物
の上に被せられた合成樹脂フィルムの表面に水滴として
付着し、銀色を呈して外部から被包装物が見難くなる場
合には、該合成樹脂フィルムに防曇剤を塗布したり、混
入させたりしたものが好ましい。又、防曇剤の種類とし
ては、従来一般に食品包装用の防曇フィルムに使用され
ているものを用いることができる。更に、防曇剤の塗布
方法や混入方法についても、特に限定されるものではな
く、従来の一般に用いられている方法によって行うこと
ができる。
法において、被包装物の水分が蒸散・凝縮して被包装物
の上に被せられた合成樹脂フィルムの表面に水滴として
付着し、銀色を呈して外部から被包装物が見難くなる場
合には、該合成樹脂フィルムに防曇剤を塗布したり、混
入させたりしたものが好ましい。又、防曇剤の種類とし
ては、従来一般に食品包装用の防曇フィルムに使用され
ているものを用いることができる。更に、防曇剤の塗布
方法や混入方法についても、特に限定されるものではな
く、従来の一般に用いられている方法によって行うこと
ができる。
【0013】本発明の密封ストレッチシュリンク包装方
法は、トレーに載せられた被包装物の上に合成樹脂フィ
ルムを被う以外は、従来の密封ストレッチシュリンク包
装と同様な方法によって行なうことができる。例えば、
横ピロー方式の自動包装機を用いる場合には、フラット
な熱収縮性フィルムをフォーマーにより筒状に成形し、
トレーに被包装物を載せ、しかも、その上に合成樹脂フ
ィルムを被せて該筒状体の中に挿入させ、そして、トレ
ーや被包装物の周囲にできるだけ空間を生じさせないよ
うに熱収縮性フィルムの両端部を引き寄せながら重ね合
わせてヒートシールすると共に、余分な空気を排出又は
吸引させた後、被包装物を載せたトレーの前後をできる
だけトレーに接近させて熱収縮性フィルムを溶断ヒート
シールして密封包被体を得る。得られた包被体を熱収縮
トンネル内に導き、熱収縮性フィルムを加熱収縮させて
密封ストレッチシュリンク包装体を得る。
法は、トレーに載せられた被包装物の上に合成樹脂フィ
ルムを被う以外は、従来の密封ストレッチシュリンク包
装と同様な方法によって行なうことができる。例えば、
横ピロー方式の自動包装機を用いる場合には、フラット
な熱収縮性フィルムをフォーマーにより筒状に成形し、
トレーに被包装物を載せ、しかも、その上に合成樹脂フ
ィルムを被せて該筒状体の中に挿入させ、そして、トレ
ーや被包装物の周囲にできるだけ空間を生じさせないよ
うに熱収縮性フィルムの両端部を引き寄せながら重ね合
わせてヒートシールすると共に、余分な空気を排出又は
吸引させた後、被包装物を載せたトレーの前後をできる
だけトレーに接近させて熱収縮性フィルムを溶断ヒート
シールして密封包被体を得る。得られた包被体を熱収縮
トンネル内に導き、熱収縮性フィルムを加熱収縮させて
密封ストレッチシュリンク包装体を得る。
【0014】
【作用】本発明の密封ストレッチシュリンク包装方法
は、トレーに載せられた被包装物の上に合成樹脂フィル
ムが被せられているので、熱収縮性フィルムと被包装物
とは直接に接触せず、合成樹脂フィルムを介して接触し
ている。そのため、合成樹脂フィルムを介して被包装物
と接触している部分の熱収縮性フィルムは、該合成樹脂
フィルムの熱伝導率が低いことと相俟って、該部分の熱
収縮性フィルムは加熱収縮時に温度上昇が妨げられるこ
とがないので、未収縮部を生じるようなことがない。し
かも、熱収縮性フィルムと合成樹脂フィルムとの摩擦抵
抗は、熱収縮性フィルムと被包装物、特に、生鮮食品や
加工食品等、との摩擦抵抗よりは遥かに小さいため、合
成樹脂フィルムを介して被包装物と接触している部分の
熱収縮性フィルムは、該熱収縮性フィルムが加熱収縮す
る際に、自由に熱収縮することができ、未収縮部を生じ
るようなことがない。
は、トレーに載せられた被包装物の上に合成樹脂フィル
ムが被せられているので、熱収縮性フィルムと被包装物
とは直接に接触せず、合成樹脂フィルムを介して接触し
ている。そのため、合成樹脂フィルムを介して被包装物
と接触している部分の熱収縮性フィルムは、該合成樹脂
フィルムの熱伝導率が低いことと相俟って、該部分の熱
収縮性フィルムは加熱収縮時に温度上昇が妨げられるこ
とがないので、未収縮部を生じるようなことがない。し
かも、熱収縮性フィルムと合成樹脂フィルムとの摩擦抵
抗は、熱収縮性フィルムと被包装物、特に、生鮮食品や
加工食品等、との摩擦抵抗よりは遥かに小さいため、合
成樹脂フィルムを介して被包装物と接触している部分の
熱収縮性フィルムは、該熱収縮性フィルムが加熱収縮す
る際に、自由に熱収縮することができ、未収縮部を生じ
るようなことがない。
【0015】特に、被包装物がトレーの側壁よりも高く
盛り上げられている場合には、熱収縮性フィルムと被包
装物との接触面積が大きくなるので、被包装物の上に合
成樹脂フィルムを被せて熱収縮性フィルムの加熱収縮時
での温度上昇を妨げないようにし、しかも、被包装物と
熱収縮性フィルムとの摩擦抵抗を小さくすることは、有
効な手段である。又、被包装物が接着性や粘稠性を有
し、熱収縮性フィルムと接触すると付着するような場合
には、該付着部分の熱収縮性フィルムは加熱収縮時での
温度上昇が妨げられ、しかも、自由に熱収縮することが
できないので、本発明の被包装物の上に合成樹フィルム
を被せて、熱収縮性フィルムの加熱収縮時での温度上昇
を促すことと、熱収縮性フィルムが自由に熱収縮できる
ようにすることは有効な手段である。
盛り上げられている場合には、熱収縮性フィルムと被包
装物との接触面積が大きくなるので、被包装物の上に合
成樹脂フィルムを被せて熱収縮性フィルムの加熱収縮時
での温度上昇を妨げないようにし、しかも、被包装物と
熱収縮性フィルムとの摩擦抵抗を小さくすることは、有
効な手段である。又、被包装物が接着性や粘稠性を有
し、熱収縮性フィルムと接触すると付着するような場合
には、該付着部分の熱収縮性フィルムは加熱収縮時での
温度上昇が妨げられ、しかも、自由に熱収縮することが
できないので、本発明の被包装物の上に合成樹フィルム
を被せて、熱収縮性フィルムの加熱収縮時での温度上昇
を促すことと、熱収縮性フィルムが自由に熱収縮できる
ようにすることは有効な手段である。
【0016】
【実施例】以下、実施例、及び、比較例を示し、本発明
の内容を更に具体的に説明する。尚、本発明は、実施例
に記載された内容のみに限定されるものでないことは明
らかである。 〔実施例1〕発泡ポリスチレン系樹脂からなるトレー
(縦×横×高さ 120mm×195mm×35mm)
に被包装物の味付けボイル牛腸を200g載せ、その上
に、透明なポリスチレンフィルム(縦×横×厚み 11
0mm×160mm×20μm)を被せた。尚、該ポリ
スチレンフィルムの両面には、防曇処理が施されてい
た。熱収縮性フィルムとしては、芯層がポリプロピレン
系樹脂、両外層が直鎖状低密度ポリエチレン系樹脂の多
層熱収縮性フィルムを用いた。尚、該熱収縮性フィルム
は、幅が350mmのフィルムであった。又、該熱収縮
性フィルムの厚み構成は、芯層が6μm、両外層が共に
3μmで、しかも、熱収縮率は、100℃の熱水中で縦
方向35%、横方向30%であった。
の内容を更に具体的に説明する。尚、本発明は、実施例
に記載された内容のみに限定されるものでないことは明
らかである。 〔実施例1〕発泡ポリスチレン系樹脂からなるトレー
(縦×横×高さ 120mm×195mm×35mm)
に被包装物の味付けボイル牛腸を200g載せ、その上
に、透明なポリスチレンフィルム(縦×横×厚み 11
0mm×160mm×20μm)を被せた。尚、該ポリ
スチレンフィルムの両面には、防曇処理が施されてい
た。熱収縮性フィルムとしては、芯層がポリプロピレン
系樹脂、両外層が直鎖状低密度ポリエチレン系樹脂の多
層熱収縮性フィルムを用いた。尚、該熱収縮性フィルム
は、幅が350mmのフィルムであった。又、該熱収縮
性フィルムの厚み構成は、芯層が6μm、両外層が共に
3μmで、しかも、熱収縮率は、100℃の熱水中で縦
方向35%、横方向30%であった。
【0017】このフラットな熱収縮性フィルムを横ピロ
ー包装機のフォーマーにより筒状に成形し、その中に上
記トレーに載せられ、しかも、上記ポリスチレンフィル
ムの被せられた被包装物を挿入し、該フィルムの両端部
を引き寄せながら重ね合わせ、該重ね合わせ部をヒート
シールする。そして、その上からスポンジ板により軽く
押さえ、余分な空気を排出した後、トレーの前後に隣接
させて溶断ヒートシールを施して密封包被体を得た。得
られた包被体を120℃にコントロールされた熱収縮ト
ンネル内を3秒間で通過させ、密封ストレッチシュリン
ク包装体を得た。得られた、密封ストレッチシュリンク
包装体は、熱収縮性フィルムに未収縮部が無く、見栄え
が良好なものであった。しかも、該包装体は、味付けボ
イル牛腸の上に被せられたポリスチレンフィルムの表面
には水滴が付着することも無く、内部が透けてよく見え
ていた。
ー包装機のフォーマーにより筒状に成形し、その中に上
記トレーに載せられ、しかも、上記ポリスチレンフィル
ムの被せられた被包装物を挿入し、該フィルムの両端部
を引き寄せながら重ね合わせ、該重ね合わせ部をヒート
シールする。そして、その上からスポンジ板により軽く
押さえ、余分な空気を排出した後、トレーの前後に隣接
させて溶断ヒートシールを施して密封包被体を得た。得
られた包被体を120℃にコントロールされた熱収縮ト
ンネル内を3秒間で通過させ、密封ストレッチシュリン
ク包装体を得た。得られた、密封ストレッチシュリンク
包装体は、熱収縮性フィルムに未収縮部が無く、見栄え
が良好なものであった。しかも、該包装体は、味付けボ
イル牛腸の上に被せられたポリスチレンフィルムの表面
には水滴が付着することも無く、内部が透けてよく見え
ていた。
【0018】〔比較例1〕実施例1において、トレーに
載せられた被包装物の味付けボイル牛腸の上にポリスチ
レンフィルムを被せない以外は、実施例1と同様な被包
装物、熱収縮フィルムを用い、しかも、実施例1と同様
な方法によって、密封ストレッチシュリンク包装体を得
た。得られた密封ストレッチシュリンク包装体は、熱収
縮性フィルムと被包装物の味付けボイル牛腸とが接触し
ている部分が未収縮となり、“ケロイド”状を呈し、見
苦しいものであった。
載せられた被包装物の味付けボイル牛腸の上にポリスチ
レンフィルムを被せない以外は、実施例1と同様な被包
装物、熱収縮フィルムを用い、しかも、実施例1と同様
な方法によって、密封ストレッチシュリンク包装体を得
た。得られた密封ストレッチシュリンク包装体は、熱収
縮性フィルムと被包装物の味付けボイル牛腸とが接触し
ている部分が未収縮となり、“ケロイド”状を呈し、見
苦しいものであった。
【0019】
【発明の効果】本発明の方法により得られた密封ストレ
ッチシュリンク包装体は、包被させた熱収縮性フィルム
に未収縮部が残らず、しかも、被包装物の液体が漏れ出
すこともなく、商品としての見栄えが良好であるので、
小売店やスーパー等で陳列するのに優れたものである。
しかも、本発明の方法は、高速自動包装にも適している
ので、産地包装や加工工場等での多量包装にも適してい
る。又、本発明の方法は、被包装物がトレーの側壁より
も高く盛り上げられていても熱収縮性フィルムに未収縮
部が残らないので、被包装物を高く盛り上げて包装する
ことができ、ディスプレイ効果に優れた商品が得られ
る。更に、本発明の方法は、接着性や粘稠性を有し包被
させる熱収縮性フィルムと接触すると付着するような被
包装物でも熱収縮性フィルムに未収縮部を残さず、奇麗
に包装することができるので、たれの付いた食品や煮込
み食品等、従来、ストレッチシュリンク包装することが
困難であった品物でも包装することが可能になった。
ッチシュリンク包装体は、包被させた熱収縮性フィルム
に未収縮部が残らず、しかも、被包装物の液体が漏れ出
すこともなく、商品としての見栄えが良好であるので、
小売店やスーパー等で陳列するのに優れたものである。
しかも、本発明の方法は、高速自動包装にも適している
ので、産地包装や加工工場等での多量包装にも適してい
る。又、本発明の方法は、被包装物がトレーの側壁より
も高く盛り上げられていても熱収縮性フィルムに未収縮
部が残らないので、被包装物を高く盛り上げて包装する
ことができ、ディスプレイ効果に優れた商品が得られ
る。更に、本発明の方法は、接着性や粘稠性を有し包被
させる熱収縮性フィルムと接触すると付着するような被
包装物でも熱収縮性フィルムに未収縮部を残さず、奇麗
に包装することができるので、たれの付いた食品や煮込
み食品等、従来、ストレッチシュリンク包装することが
困難であった品物でも包装することが可能になった。
Claims (4)
- 【請求項1】 トレーに被包装物を載せ、該被包装物の
上に合成樹脂フィルムを被せ、更に、それを熱収縮性フ
ィルムで密封包被した後、該熱収縮性フィルムを熱収縮
させることを特徴とする未収縮部を生じさせない密封ス
トレッチシュリンク包装方法。 - 【請求項2】 被包装物が、トレーの側壁よりも高く盛
り上げて載せられていることを特徴とする請求項1記載
の未収縮部を生じさせない密封ストレッチシュリンク包
装方法。 - 【請求項3】 被包装物が、熱収縮性フィルムと接触す
ると付着する品物であることを特徴とする請求項1乃至
2記載のいずれかに記載の未収縮部を生じさせない密封
ストレッチシュリンク包装方法。 - 【請求項4】 合成樹脂フィルムが、防曇剤を塗布、又
は、混入されていることを特徴とする請求項1乃至3記
載のいずれかに記載の未収縮部を生じさせない密封スト
レッチシュリンク包装方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10078399A JPH11255213A (ja) | 1998-03-10 | 1998-03-10 | 未収縮部を生じさせない密封ストレッチシュリンク包装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10078399A JPH11255213A (ja) | 1998-03-10 | 1998-03-10 | 未収縮部を生じさせない密封ストレッチシュリンク包装方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11255213A true JPH11255213A (ja) | 1999-09-21 |
Family
ID=13660957
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10078399A Pending JPH11255213A (ja) | 1998-03-10 | 1998-03-10 | 未収縮部を生じさせない密封ストレッチシュリンク包装方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11255213A (ja) |
-
1998
- 1998-03-10 JP JP10078399A patent/JPH11255213A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20060307 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20070116 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070522 |