JPH11255356A - シート給送装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents
シート給送装置及びこれを備えた画像形成装置Info
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- JPH11255356A JPH11255356A JP6367398A JP6367398A JPH11255356A JP H11255356 A JPH11255356 A JP H11255356A JP 6367398 A JP6367398 A JP 6367398A JP 6367398 A JP6367398 A JP 6367398A JP H11255356 A JPH11255356 A JP H11255356A
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- Japan
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- sheet
- hollow portion
- suction
- negative pressure
- sheet feeding
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 構造が簡単で、かつエネルギーの浪費及び騒
音の発生を防ぐことのできるシート給送装置及びこれを
備えた画像形成装置を提供する。 【解決手段】 シート吸着の際、シート積載手段の上方
に昇降可能に設けられると共に、底部が開口された中空
部2aを有するシート吸着手段2を保持した移動手段3
を下降させてシート吸着手段2をシートPに当接させる
と共に、弾性部材から成るシート吸着手段2に一体に形
成された吸着力発生手段2bを、シート吸着手段2の中
空部2aの体積を減少させるように変形させる。また、
この後、移動手段3を上昇させ、当接したシートPによ
って底部の開口2a’が塞がれた中空部2aの体積を元
に戻すように吸着力発生手段2bを復元すると共に、こ
の復元の際に中空部2aに負圧を発生させ、この負圧に
よりシートPを吸着したシート吸着手段2を上昇させ
る。
音の発生を防ぐことのできるシート給送装置及びこれを
備えた画像形成装置を提供する。 【解決手段】 シート吸着の際、シート積載手段の上方
に昇降可能に設けられると共に、底部が開口された中空
部2aを有するシート吸着手段2を保持した移動手段3
を下降させてシート吸着手段2をシートPに当接させる
と共に、弾性部材から成るシート吸着手段2に一体に形
成された吸着力発生手段2bを、シート吸着手段2の中
空部2aの体積を減少させるように変形させる。また、
この後、移動手段3を上昇させ、当接したシートPによ
って底部の開口2a’が塞がれた中空部2aの体積を元
に戻すように吸着力発生手段2bを復元すると共に、こ
の復元の際に中空部2aに負圧を発生させ、この負圧に
よりシートPを吸着したシート吸着手段2を上昇させ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート給送装置及
びこれを備えた画像形成装置に関し、詳しくはシート吸
着手段によりシートを一枚ずつ吸着して給送するものに
関する。
びこれを備えた画像形成装置に関し、詳しくはシート吸
着手段によりシートを一枚ずつ吸着して給送するものに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より複写機、印刷機、その他の画像
形成装置において、記録材や薄板材等のシートの給送装
置として、エア吸着式のシート給送装置を備えたものが
ある。そして、このようなシート給送装置としては、例
えば、特開平5−058503号公報、特開平5−28
9417号公報、特開平6−127718号公報に示さ
れるもののように、シート吸着手段である吸着パッド
と、吸着パッドを支持及び移動させる移動手段と、負圧
を発生して吸着パッドに吸着力を付与する吸着力発生手
段とを備え、シートを吸着した吸着パッドを移動手段に
より移動することによりシートを給送する構成のものが
ある。
形成装置において、記録材や薄板材等のシートの給送装
置として、エア吸着式のシート給送装置を備えたものが
ある。そして、このようなシート給送装置としては、例
えば、特開平5−058503号公報、特開平5−28
9417号公報、特開平6−127718号公報に示さ
れるもののように、シート吸着手段である吸着パッド
と、吸着パッドを支持及び移動させる移動手段と、負圧
を発生して吸着パッドに吸着力を付与する吸着力発生手
段とを備え、シートを吸着した吸着パッドを移動手段に
より移動することによりシートを給送する構成のものが
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のシート給送装置は、電動機(モーター)を駆
動源とする吸着力発生手段(吸引ポンプ)により負圧を
発生させ、吸着パッド(吸盤)まで、その発生した負圧
を軟質樹脂などから成る管状部材などで連結してシート
を吸着する構成であるため、ゴムローラーによる給送装
置等と比較した場合、構造が複雑となる。また、負圧を
発生させるため比較的高価な電動機(モーター)を用い
た吸着力発生手段を使用しており、コストが高くなると
いう問題点があった。
うな従来のシート給送装置は、電動機(モーター)を駆
動源とする吸着力発生手段(吸引ポンプ)により負圧を
発生させ、吸着パッド(吸盤)まで、その発生した負圧
を軟質樹脂などから成る管状部材などで連結してシート
を吸着する構成であるため、ゴムローラーによる給送装
置等と比較した場合、構造が複雑となる。また、負圧を
発生させるため比較的高価な電動機(モーター)を用い
た吸着力発生手段を使用しており、コストが高くなると
いう問題点があった。
【0004】またシートとして通気性が全く、あるいは
少ない合成樹脂から成る物や所謂光沢紙等のような充填
剤や表面塗布剤を有する物などを用いる際、吸着パッド
内にはシートを通して空気が入り込まないので吸着パッ
ド内の負圧を維持するのは容易であるにも拘らず、連続
的に吸引ポンプを動作し続けるため、即ち負圧を発生し
続けるため、エネルギーが無駄となるばかりでなく、騒
音も発生するという問題点があった。
少ない合成樹脂から成る物や所謂光沢紙等のような充填
剤や表面塗布剤を有する物などを用いる際、吸着パッド
内にはシートを通して空気が入り込まないので吸着パッ
ド内の負圧を維持するのは容易であるにも拘らず、連続
的に吸引ポンプを動作し続けるため、即ち負圧を発生し
続けるため、エネルギーが無駄となるばかりでなく、騒
音も発生するという問題点があった。
【0005】本発明は、上述事情に鑑みてなされたもの
であって、構造が簡単で、かつエネルギーの浪費及び騒
音の発生を防ぐことのできるシート給送装置及びこれを
備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
であって、構造が簡単で、かつエネルギーの浪費及び騒
音の発生を防ぐことのできるシート給送装置及びこれを
備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、シート積載手
段に積載されたシートを吸着して給送するシート給送装
置において、底部が開口された中空部と、前記シートを
吸着するための負圧を前記中空部に生じさせる吸着力発
生手段とを有したシート吸着手段と、前記シート吸着手
段を保持し、該シート吸着手段を前記シート積載手段に
積載されたシートに当接させた後、前記シート吸着手段
を前記シート積載手段から離れるように移動させる移動
手段と、を備え、前記吸着力発生手段を、前記移動手段
によるシート吸着手段の移動に伴って前記中空部の体積
を変化させることにより前記負圧を発生してシートを吸
着するように構成したことを特徴とするものである。
段に積載されたシートを吸着して給送するシート給送装
置において、底部が開口された中空部と、前記シートを
吸着するための負圧を前記中空部に生じさせる吸着力発
生手段とを有したシート吸着手段と、前記シート吸着手
段を保持し、該シート吸着手段を前記シート積載手段に
積載されたシートに当接させた後、前記シート吸着手段
を前記シート積載手段から離れるように移動させる移動
手段と、を備え、前記吸着力発生手段を、前記移動手段
によるシート吸着手段の移動に伴って前記中空部の体積
を変化させることにより前記負圧を発生してシートを吸
着するように構成したことを特徴とするものである。
【0007】また本発明は、前記吸着力発生手段を、弾
性部材から成る前記シート吸着手段に一体に形成し、前
記移動手段の移動によりシートに当接して前記中空部の
体積を減少させるように変形し、前記シート積載手段か
ら離れることにより前記中空部の体積を元に戻すように
復元し、該復元の際に前記当接したシートによって前記
底部の開口が塞がれた前記中空部に負圧を発生させるよ
うに構成したことを特徴とするものである。
性部材から成る前記シート吸着手段に一体に形成し、前
記移動手段の移動によりシートに当接して前記中空部の
体積を減少させるように変形し、前記シート積載手段か
ら離れることにより前記中空部の体積を元に戻すように
復元し、該復元の際に前記当接したシートによって前記
底部の開口が塞がれた前記中空部に負圧を発生させるよ
うに構成したことを特徴とするものである。
【0008】また本発明は、前記吸着力発生手段は、前
記移動手段に設けられ、該移動手段によりシートに当接
して前記中空部の体積を減少させるピストン部材と、前
記移動手段によりシート積載手段から離れる際、前記ピ
ストン部材を移動させて前記中空部の体積を元に戻すよ
うにして、前記当接したシートによって前記底部の開口
が塞がれた前記中空部に負圧を発生させる付勢部材とを
備えたものであることを特徴とするものである。
記移動手段に設けられ、該移動手段によりシートに当接
して前記中空部の体積を減少させるピストン部材と、前
記移動手段によりシート積載手段から離れる際、前記ピ
ストン部材を移動させて前記中空部の体積を元に戻すよ
うにして、前記当接したシートによって前記底部の開口
が塞がれた前記中空部に負圧を発生させる付勢部材とを
備えたものであることを特徴とするものである。
【0009】また本発明は、前記吸着したシートを下流
側の搬送手段に受け渡した後に、前記吸着力発生手段に
より発生した前記中空部の負圧を解除するための負圧解
除手段を備えたことを特徴とするものである。
側の搬送手段に受け渡した後に、前記吸着力発生手段に
より発生した前記中空部の負圧を解除するための負圧解
除手段を備えたことを特徴とするものである。
【0010】また本発明は、前記負圧解除手段は、前記
中空部と大気とを連通させることにより前記負圧を解除
するものであることを特徴とするものである。
中空部と大気とを連通させることにより前記負圧を解除
するものであることを特徴とするものである。
【0011】また本発明は、シート積載手段に積載され
たシートを吸着して給送するシート給送装置と、該シー
ト給送装置により給送されたシートに画像を形成する画
像形成部とを備えた画像形成装置において、前記シート
給送装置は、前記請求項1乃至5のいずれかに記載のも
のであることを特徴とするものである。
たシートを吸着して給送するシート給送装置と、該シー
ト給送装置により給送されたシートに画像を形成する画
像形成部とを備えた画像形成装置において、前記シート
給送装置は、前記請求項1乃至5のいずれかに記載のも
のであることを特徴とするものである。
【0012】また本発明のように、底部が開口された中
空部を有するシート吸着手段を移動手段に保持する一
方、シート吸着の際、移動手段を移動させてシート吸着
手段をシートに当接させると共に、このシート吸着手段
の吸着力発生手段を、シート吸着手段の中空部の体積を
減少させるように変形させる。また、この後、移動手段
によりシート吸着手段をシート積載手段から離れるよう
に移動させ、当接したシートによって底部の開口が塞が
れた中空部の体積を元に戻すように吸着力発生手段を復
元すると共に、この復元の際に中空部に負圧を発生さ
せ、この負圧によりシートを吸着する。
空部を有するシート吸着手段を移動手段に保持する一
方、シート吸着の際、移動手段を移動させてシート吸着
手段をシートに当接させると共に、このシート吸着手段
の吸着力発生手段を、シート吸着手段の中空部の体積を
減少させるように変形させる。また、この後、移動手段
によりシート吸着手段をシート積載手段から離れるよう
に移動させ、当接したシートによって底部の開口が塞が
れた中空部の体積を元に戻すように吸着力発生手段を復
元すると共に、この復元の際に中空部に負圧を発生さ
せ、この負圧によりシートを吸着する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態について説明する。
の形態について説明する。
【0014】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
シート給送装置を備えた画像形成装置の一例である複写
装置の模式的断面図であり、同図において、50は複写
装置である。そして、この複写装置50は、シートであ
る記録紙Pを積載したシート積載手段である紙カセット
55を備えており、この紙カセット55に積載された記
録紙Pは、シート給送装置1Aによって給紙ローラ対1
5,16に給送された後、記録紙Pの傾きを補正する機
能を有するレジストローラ対63a,63bを経て画像
形成部であるプロセスカートリッジ52へ搬送されるよ
うになっている。
シート給送装置を備えた画像形成装置の一例である複写
装置の模式的断面図であり、同図において、50は複写
装置である。そして、この複写装置50は、シートであ
る記録紙Pを積載したシート積載手段である紙カセット
55を備えており、この紙カセット55に積載された記
録紙Pは、シート給送装置1Aによって給紙ローラ対1
5,16に給送された後、記録紙Pの傾きを補正する機
能を有するレジストローラ対63a,63bを経て画像
形成部であるプロセスカートリッジ52へ搬送されるよ
うになっている。
【0015】そして、このプロセスカートリッジ52に
て画像形成された記録紙Pは、さらに、搬送ベルト73
及び定着前ガイド74を経て定着器75へ導かれて画像
定着され、この後定着器75の下流にある排出口78か
ら排出されて排出トレー79上に載置されるようになっ
ている。
て画像形成された記録紙Pは、さらに、搬送ベルト73
及び定着前ガイド74を経て定着器75へ導かれて画像
定着され、この後定着器75の下流にある排出口78か
ら排出されて排出トレー79上に載置されるようになっ
ている。
【0016】ここで、このプロセスカートリッジ52
は、感光ドラム68、現像スリーブ67、感光ドラム6
8のクリーニングブレード69及び不図示のトナー及び
その攪拌機構及び廃トナー容器によって構成されてい
る。また、感光ドラム68に対向した位置に転写帯電器
70が設けられている。
は、感光ドラム68、現像スリーブ67、感光ドラム6
8のクリーニングブレード69及び不図示のトナー及び
その攪拌機構及び廃トナー容器によって構成されてい
る。また、感光ドラム68に対向した位置に転写帯電器
70が設けられている。
【0017】一方、搬送ベルト73は、ローラ71,7
2によって回転駆動可能に支持されており、ローラ72
は不図示の駆動手段によって駆動されている。また、こ
の搬送ベルト73は、ローラ72の不図示のテンショナ
ーによって適度な張力が与えられている。
2によって回転駆動可能に支持されており、ローラ72
は不図示の駆動手段によって駆動されている。また、こ
の搬送ベルト73は、ローラ72の不図示のテンショナ
ーによって適度な張力が与えられている。
【0018】定着器75は、ヒータを内蔵した熱ローラ
76と加圧ローラ77とから成り、この2つのローラ7
6,77のニップ部で、記録紙P上に印字されているト
ナーの熱定着を行うようになっている。なお、この加圧
ローラ77は不図示のバネによって熱ローラ76に加圧
当接している。
76と加圧ローラ77とから成り、この2つのローラ7
6,77のニップ部で、記録紙P上に印字されているト
ナーの熱定着を行うようになっている。なお、この加圧
ローラ77は不図示のバネによって熱ローラ76に加圧
当接している。
【0019】また、同図において、80は原稿を載置す
る原稿台ガラスであり、この原稿台ガラス80の下方に
は照明ランプ81、結像レンズ85及びミラー82,8
3,84,86を備えた光学系が配置されており、この
光学系により原稿からの反射光87が感光ドラム68の
所定位置に照射されるようになっている。
る原稿台ガラスであり、この原稿台ガラス80の下方に
は照明ランプ81、結像レンズ85及びミラー82,8
3,84,86を備えた光学系が配置されており、この
光学系により原稿からの反射光87が感光ドラム68の
所定位置に照射されるようになっている。
【0020】91は、原稿台ガラス80上に開閉自在に
配設され、原稿を適度に押える圧板であり、この圧板9
1はその原稿接触面側に適度な硬度のスポンジ状部材か
ら成る圧接シート90を備えている。また、96は手差
し給紙口であり、この手差し給紙口96は厚紙や薄紙な
どのカセットからの給紙が困難な記録紙を用いる場合に
使用されるようになっている。なお、この手差し給紙口
96からの記録紙はローラ97,98により搬送される
ようになっている。
配設され、原稿を適度に押える圧板であり、この圧板9
1はその原稿接触面側に適度な硬度のスポンジ状部材か
ら成る圧接シート90を備えている。また、96は手差
し給紙口であり、この手差し給紙口96は厚紙や薄紙な
どのカセットからの給紙が困難な記録紙を用いる場合に
使用されるようになっている。なお、この手差し給紙口
96からの記録紙はローラ97,98により搬送される
ようになっている。
【0021】ところで、図2は上記シート給送装置1A
の模式的斜視図であり、図3はこのシート給送装置のA
−A断面図、図4はB−B断面図である。
の模式的斜視図であり、図3はこのシート給送装置のA
−A断面図、図4はB−B断面図である。
【0022】図2〜図4において、1はシート給送装置
1Aのメインフレームであり、このメインフレーム1に
シート給送装置1Aを構成する以下述べる部材が固定、
或いは係合されている。
1Aのメインフレームであり、このメインフレーム1に
シート給送装置1Aを構成する以下述べる部材が固定、
或いは係合されている。
【0023】2はシート吸着手段である一対(2つ)の
吸着パッド、3は紙カセット55の上方に揺動(昇降)
可能に設けられる一方、一端部に吸着パッド2を所定の
範囲において回動自在に保持すると共に、記録紙吸着の
際、揺動(下降)して吸着パッド2を記録紙Pに当接さ
せる移動手段である揺動アームである。
吸着パッド、3は紙カセット55の上方に揺動(昇降)
可能に設けられる一方、一端部に吸着パッド2を所定の
範囲において回動自在に保持すると共に、記録紙吸着の
際、揺動(下降)して吸着パッド2を記録紙Pに当接さ
せる移動手段である揺動アームである。
【0024】ここで、この吸着パッド2は、ゴム等の弾
性部材にて成ると共に、底部が開口された中空部2aを
有している。また、この吸着パッド2の上部部分は、所
謂蛇腹構造となっており、この吸着力発生手段の一例で
ある蛇腹部2bは後述するように揺動アーム3により上
方から押圧されると、容易に下方に縮まるように変形し
て中空部2aの体積を減少させ、押圧力が解除されると
蛇腹の復元力により元の形に復元するようになってい
る。
性部材にて成ると共に、底部が開口された中空部2aを
有している。また、この吸着パッド2の上部部分は、所
謂蛇腹構造となっており、この吸着力発生手段の一例で
ある蛇腹部2bは後述するように揺動アーム3により上
方から押圧されると、容易に下方に縮まるように変形し
て中空部2aの体積を減少させ、押圧力が解除されると
蛇腹の復元力により元の形に復元するようになってい
る。
【0025】そして、このように蛇腹部2bを圧縮変形
させて中空部2aの体積を減少させた後、力を解除して
元の形に戻す際、中空部2aの開口2a’が記録紙Pに
より塞がれていれば、蛇腹部2bの復元力により中空部
内部に負圧が生じ、この負圧により記録紙Pの給送方向
側の両端部を吸着することが可能となっている。
させて中空部2aの体積を減少させた後、力を解除して
元の形に戻す際、中空部2aの開口2a’が記録紙Pに
より塞がれていれば、蛇腹部2bの復元力により中空部
内部に負圧が生じ、この負圧により記録紙Pの給送方向
側の両端部を吸着することが可能となっている。
【0026】一方、この吸着パッド2の側壁面には突起
2cが設けられており、この突起2cは、後述するよう
に吸着パッド2が矢印Xに示す記録紙搬送方向に移動し
た際、メインフレーム1の一部から成り、突起2cと共
に負圧解除手段を構成する押圧部1aに押圧されるよう
になっている。そして、このように突起2cが押圧部1
aにより押圧されると、この突起付近が変形して吸着パ
ッド2の中空部2aと大気とが連通し、これにより中空
部2aの負圧が解除消滅し、吸着パッド2の記録紙吸着
が解除されるようになっている。
2cが設けられており、この突起2cは、後述するよう
に吸着パッド2が矢印Xに示す記録紙搬送方向に移動し
た際、メインフレーム1の一部から成り、突起2cと共
に負圧解除手段を構成する押圧部1aに押圧されるよう
になっている。そして、このように突起2cが押圧部1
aにより押圧されると、この突起付近が変形して吸着パ
ッド2の中空部2aと大気とが連通し、これにより中空
部2aの負圧が解除消滅し、吸着パッド2の記録紙吸着
が解除されるようになっている。
【0027】ところで、この一対の吸着パッド2,2
は、揺動アーム3に記録紙給送方向と直交する幅方向
に、かつ複写装置50が使用することのできる記録紙の
なかで最小幅の記録紙を吸着するのに支障のない間隔で
保持されている。なお、本実施の形態においては、最小
幅記録紙の記録紙幅の約半分の間隔で保持されている。
は、揺動アーム3に記録紙給送方向と直交する幅方向
に、かつ複写装置50が使用することのできる記録紙の
なかで最小幅の記録紙を吸着するのに支障のない間隔で
保持されている。なお、本実施の形態においては、最小
幅記録紙の記録紙幅の約半分の間隔で保持されている。
【0028】一方、揺動アーム3は移動台5によりピン
3aを介し揺動自在に支持されると共に、移動台5との
間に取り付けられた引張りコイルばね7により、吸着パ
ッド2を保持していない側の端部(以下他端部という)
3bを引き上げる方向、即ち吸着パッド2を記録紙Pに
当接させる方向へ付勢されている。ここで、この引張り
コイルばね7は、吸着パッド2の蛇腹部2bを下方に変
形させるのに充分なバネ力を有している。
3aを介し揺動自在に支持されると共に、移動台5との
間に取り付けられた引張りコイルばね7により、吸着パ
ッド2を保持していない側の端部(以下他端部という)
3bを引き上げる方向、即ち吸着パッド2を記録紙Pに
当接させる方向へ付勢されている。ここで、この引張り
コイルばね7は、吸着パッド2の蛇腹部2bを下方に変
形させるのに充分なバネ力を有している。
【0029】また、移動台5はその一部のブラケット5
aの溝部分5a’をメインフレーム1の図示しない切り
欠き部に係合することにより、メインフレーム1に滑動
自在に保持されると共に、一端がメインフレーム1に固
定された引張りコイルばね6により記録紙Pの給送方向
に付勢されている。
aの溝部分5a’をメインフレーム1の図示しない切り
欠き部に係合することにより、メインフレーム1に滑動
自在に保持されると共に、一端がメインフレーム1に固
定された引張りコイルばね6により記録紙Pの給送方向
に付勢されている。
【0030】4は記録紙押さえであり、この記録紙押さ
え4はピン4aを介し揺動アーム3に回動自在に支持さ
れ、また、圧縮ばね40により図示下方向へ付勢され、
さらにストッパー4bにより所定の位置に止められてい
る。
え4はピン4aを介し揺動アーム3に回動自在に支持さ
れ、また、圧縮ばね40により図示下方向へ付勢され、
さらにストッパー4bにより所定の位置に止められてい
る。
【0031】8は図示しないモーターに接続している駆
動軸であり、この駆動軸8により第1カム9及び第2カ
ム10が回転するようになっている。なお、第2カム1
0は、揺動アーム3の他端部3bに上方から当接し、揺
動アーム3を揺動させるためのものである。また、第1
カム9は移動台5の、引張りコイルばね6が取り付けら
れた側と反対側の端部(以下他端部という)に折曲形成
された当接部5bに内側から当接し、引張りコイルばね
6に抗しながら移動台5を平行移動させるためのもので
ある。
動軸であり、この駆動軸8により第1カム9及び第2カ
ム10が回転するようになっている。なお、第2カム1
0は、揺動アーム3の他端部3bに上方から当接し、揺
動アーム3を揺動させるためのものである。また、第1
カム9は移動台5の、引張りコイルばね6が取り付けら
れた側と反対側の端部(以下他端部という)に折曲形成
された当接部5bに内側から当接し、引張りコイルばね
6に抗しながら移動台5を平行移動させるためのもので
ある。
【0032】一方、20は分離爪であり、この分離爪2
0は記録紙Pが吸着パッド2により複数枚吸い上げられ
ようとするのを抑制し、最上部の一枚のみを分離するた
めのものある。なお、既述した給紙ローラ対15,16
は互いに接近する方向に図示しない付勢手段で付勢され
ると共に、図示しないモーターにより駆動されて記録紙
Pを搬送するためのものである。また、Rは、駆動軸
8、第1カム9及び第2カム10の回転方向を示してい
る。
0は記録紙Pが吸着パッド2により複数枚吸い上げられ
ようとするのを抑制し、最上部の一枚のみを分離するた
めのものある。なお、既述した給紙ローラ対15,16
は互いに接近する方向に図示しない付勢手段で付勢され
ると共に、図示しないモーターにより駆動されて記録紙
Pを搬送するためのものである。また、Rは、駆動軸
8、第1カム9及び第2カム10の回転方向を示してい
る。
【0033】以上の構成において、図3、図5乃至図7
を用いて本実施の形態の動作について説明する。
を用いて本実施の形態の動作について説明する。
【0034】図3は給紙を行う前の待機状態を示してい
る。この状態では、第2カム10はその半径の最大部分
が揺動アーム3の他端部3bに上方より当接しており、
これにより揺動アーム3はほば水平状態を保ち、吸着パ
ッド2は記録紙Pと離間している。なお、この状態のと
き、吸着パッド2の蛇腹部2bは押圧変形されていな
い。
る。この状態では、第2カム10はその半径の最大部分
が揺動アーム3の他端部3bに上方より当接しており、
これにより揺動アーム3はほば水平状態を保ち、吸着パ
ッド2は記録紙Pと離間している。なお、この状態のと
き、吸着パッド2の蛇腹部2bは押圧変形されていな
い。
【0035】また、第1カム9は、その半径の最大部分
が移動台5の当接部5bと当接しており、これにより移
動台5は、その可動範囲の左端部位置に停止している。
さらに、記録紙押さえ4は、圧縮ばね40により下方向
へ付勢され、ストッパー4bにより所定の位置に止めら
れており、記録紙Pとは離間している。
が移動台5の当接部5bと当接しており、これにより移
動台5は、その可動範囲の左端部位置に停止している。
さらに、記録紙押さえ4は、圧縮ばね40により下方向
へ付勢され、ストッパー4bにより所定の位置に止めら
れており、記録紙Pとは離間している。
【0036】図5は、吸着パッド2が記録紙Pを吸着し
ようとする状態であり、この状態では、図3の状態か
ら、第1カム9、第2カム10が駆動軸8と共に矢印R
方向に回転し始める。ここで、このような回転により、
第2カム10の半径最小部分が揺動アーム3の他端部3
bと当接し、これに伴い揺動アーム3は引張りコイルば
ね7の力により吸着パッド2側を降下させる方向に揺動
する。そして、この揺動アーム3の揺動により、吸着パ
ッド2は蛇腹部2bを圧縮変形させながら記録紙Pに圧
接するようになる。
ようとする状態であり、この状態では、図3の状態か
ら、第1カム9、第2カム10が駆動軸8と共に矢印R
方向に回転し始める。ここで、このような回転により、
第2カム10の半径最小部分が揺動アーム3の他端部3
bと当接し、これに伴い揺動アーム3は引張りコイルば
ね7の力により吸着パッド2側を降下させる方向に揺動
する。そして、この揺動アーム3の揺動により、吸着パ
ッド2は蛇腹部2bを圧縮変形させながら記録紙Pに圧
接するようになる。
【0037】なお、このとき記録紙押さえ4は、圧縮ば
ね40により下方向へ付勢され、記録紙Pに当接し、記
録紙Pを押さえている。また、このとき第1カム9は、
その半径の最大部分が、まだ移動台5の当接部5bに当
接しており、これにより移動台5は、その可動範囲の左
端部位置に停止している。
ね40により下方向へ付勢され、記録紙Pに当接し、記
録紙Pを押さえている。また、このとき第1カム9は、
その半径の最大部分が、まだ移動台5の当接部5bに当
接しており、これにより移動台5は、その可動範囲の左
端部位置に停止している。
【0038】図6は、吸着した記録紙Pのうち最上位の
記録紙P’のみを分離する状態である。この状態では、
第2カム10は、その半径の最大部分と最小部分の中間
的な半径の部分が揺動アーム3の他端部3bに当接し、
これにより揺動アーム3は図5の状態からやや水平状態
に戻る。そして、このような揺動アーム3の運動に伴
い、吸着パッド2は圧縮された蛇腹部2bを元の形状に
復元させながら上方に移動する。
記録紙P’のみを分離する状態である。この状態では、
第2カム10は、その半径の最大部分と最小部分の中間
的な半径の部分が揺動アーム3の他端部3bに当接し、
これにより揺動アーム3は図5の状態からやや水平状態
に戻る。そして、このような揺動アーム3の運動に伴
い、吸着パッド2は圧縮された蛇腹部2bを元の形状に
復元させながら上方に移動する。
【0039】ところで、このように蛇腹部2bが元の形
状に復元しようとする際、中空部2aに負圧が生じ、こ
の負圧により最上位の記録紙P′が吸着され、これによ
り吸着パッド2と共に記録紙P’は上方向へ引き上げら
れるようになる。なお、記録紙押さえ4は、圧縮ばね4
0により図示下方向へ付勢されており、最上位の記録紙
P’に当接し、記録紙P’を押さえている。
状に復元しようとする際、中空部2aに負圧が生じ、こ
の負圧により最上位の記録紙P′が吸着され、これによ
り吸着パッド2と共に記録紙P’は上方向へ引き上げら
れるようになる。なお、記録紙押さえ4は、圧縮ばね4
0により図示下方向へ付勢されており、最上位の記録紙
P’に当接し、記録紙P’を押さえている。
【0040】ここで、上から2枚目の方が最上位の記録
紙P’と比較し、与えられる吸着力は弱い為、その弱い
吸着力に、分離爪20と記録紙押さえ4で押さえられた
間の記録紙の剛性が打ち勝ち、更に記録紙押さえ4から
の押圧力による摩擦力もあり、その結果最上位の記録紙
P’から2枚目以降が分離する。一方、第1カム9は、
その半径の最大部分が移動台5の当接部5bに当接して
おり、その可動範囲の左端部位置に停止している。
紙P’と比較し、与えられる吸着力は弱い為、その弱い
吸着力に、分離爪20と記録紙押さえ4で押さえられた
間の記録紙の剛性が打ち勝ち、更に記録紙押さえ4から
の押圧力による摩擦力もあり、その結果最上位の記録紙
P’から2枚目以降が分離する。一方、第1カム9は、
その半径の最大部分が移動台5の当接部5bに当接して
おり、その可動範囲の左端部位置に停止している。
【0041】図7は吸着した記録紙P’を給紙ローラ対
15,16に向けて送り出す状態である。
15,16に向けて送り出す状態である。
【0042】この状態では、第2カム10はその半径の
最大部分が揺動アーム3の他端部3bに当接し、これに
より揺動アーム3はほば水平状態に戻る。また、第1カ
ム9は、その半径の最小部分が移動台5に当接するた
め、移動台5は引張りコイルバネ6のバネ力により矢印
X方向へ移動する。そして、このように移動台5が矢印
X方向へ移動することにより、吸着パッド2は記録紙
P’のローラ対15,16への受け渡たしを支障なく行
うことができる。
最大部分が揺動アーム3の他端部3bに当接し、これに
より揺動アーム3はほば水平状態に戻る。また、第1カ
ム9は、その半径の最小部分が移動台5に当接するた
め、移動台5は引張りコイルバネ6のバネ力により矢印
X方向へ移動する。そして、このように移動台5が矢印
X方向へ移動することにより、吸着パッド2は記録紙
P’のローラ対15,16への受け渡たしを支障なく行
うことができる。
【0043】ところで、このようにローラ対15、16
に記録紙P’を受け渡した際、吸着パッド2の突起2c
はメインフレーム1の爪1aによって押圧され、これに
より突起付近が所定量変形する。そして、このように突
起付近が変形することにより、同図に示すように中空部
2aと大気とが連通して中空部内部に矢印Aに示すよう
に大気が流入し、中空部2aの負圧は解除される。
に記録紙P’を受け渡した際、吸着パッド2の突起2c
はメインフレーム1の爪1aによって押圧され、これに
より突起付近が所定量変形する。そして、このように突
起付近が変形することにより、同図に示すように中空部
2aと大気とが連通して中空部内部に矢印Aに示すよう
に大気が流入し、中空部2aの負圧は解除される。
【0044】なお、記録紙P’をローラ対15,16に
向けて送り出すとき、記録紙押さえ4は、図3の位置と
同様の所定の位置に止められているので記録紙P’と若
干の接触はあるものの、押圧力が掛かっている訳ではな
く、また摩擦力は極めて小さいため記録紙搬送には支障
は生じない。
向けて送り出すとき、記録紙押さえ4は、図3の位置と
同様の所定の位置に止められているので記録紙P’と若
干の接触はあるものの、押圧力が掛かっている訳ではな
く、また摩擦力は極めて小さいため記録紙搬送には支障
は生じない。
【0045】ところで、この後、給紙ローラ対15,1
6に受け渡たされた記録紙P’は、図1に示す紙ガイド
板65,66に案内されつつレジストローラ対63a,
63bによって、プロセスカートリッジ52へ搬送され
る。一方、原稿台ガラス80の下方の照明ランプ81に
より原稿(不図示)の画像情報は、結像レンズ85及び
ミラー82、83、84、86を介し、反射光87とな
りプロセスカートリッジ52内の感光ドラム68の所定
位置に照射される。
6に受け渡たされた記録紙P’は、図1に示す紙ガイド
板65,66に案内されつつレジストローラ対63a,
63bによって、プロセスカートリッジ52へ搬送され
る。一方、原稿台ガラス80の下方の照明ランプ81に
より原稿(不図示)の画像情報は、結像レンズ85及び
ミラー82、83、84、86を介し、反射光87とな
りプロセスカートリッジ52内の感光ドラム68の所定
位置に照射される。
【0046】そして、この感光ドラム68上に形成され
た画像は、現像スリーブ67により現像され、搬送され
てきた記録紙P’に転写帯電器70により転写される。
さらに記録紙P’は、搬送ベルト73により定着器75
に送られる。そして、熱ローラ76により記録紙P’上
に印字されているトナーの熱定着が行なわれ、この後、
排出口78を経由して排出トレー79に載置され、記録
が終了する。
た画像は、現像スリーブ67により現像され、搬送され
てきた記録紙P’に転写帯電器70により転写される。
さらに記録紙P’は、搬送ベルト73により定着器75
に送られる。そして、熱ローラ76により記録紙P’上
に印字されているトナーの熱定着が行なわれ、この後、
排出口78を経由して排出トレー79に載置され、記録
が終了する。
【0047】このように、蛇腹部2bの圧縮変形及び復
元によって負圧を生じさせることにより、従来のような
吸引ポンプを用いることなく、またチューブ部材などを
用いた空気路を新たに設けることなく、記録紙Pを吸着
することができ、これにより装置の構成を簡単にするこ
とができると共にコストを低減することができる。
元によって負圧を生じさせることにより、従来のような
吸引ポンプを用いることなく、またチューブ部材などを
用いた空気路を新たに設けることなく、記録紙Pを吸着
することができ、これにより装置の構成を簡単にするこ
とができると共にコストを低減することができる。
【0048】また、記録紙P’をローラ対15,16に
受け渡した後、負圧を解除することにより、不要な吸着
パッド2の吸着力の発生を防ぐことができ、即ち必要時
のみ負圧を発生させることができ、エネルギーの浪費及
び騒音の発生を防ぐことができる。
受け渡した後、負圧を解除することにより、不要な吸着
パッド2の吸着力の発生を防ぐことができ、即ち必要時
のみ負圧を発生させることができ、エネルギーの浪費及
び騒音の発生を防ぐことができる。
【0049】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。
説明する。
【0050】図8は、本実施の形態に係るシート給送装
置の吸着パッドの構成を説明する図であり、同図におい
て、30Aは吸着力発生手段である。そして、この吸着
力発生手段30Aは、吸着パッド2に空気の漏れ無く係
合するシリンダー30と、シリンダー30の内面と滑ら
かに摺擦し、気密を維持可能なシール部材33と、シー
ル部材33を保持すると共に、シリンダー30と滑動自
在に勘合する一方、揺動アーム3に所定範囲において回
動自在に保持されたピストン(部材)31と、シリンダ
ー30を下方に付勢すると共に、シール部材33の摩擦
力に打ち勝ってピストン31を持ち上げ、更に記録紙P
を持ち上げるのに充分な吸着力(負圧)を発生可能な付
勢部材である圧縮コイルばね32とを備えている。
置の吸着パッドの構成を説明する図であり、同図におい
て、30Aは吸着力発生手段である。そして、この吸着
力発生手段30Aは、吸着パッド2に空気の漏れ無く係
合するシリンダー30と、シリンダー30の内面と滑ら
かに摺擦し、気密を維持可能なシール部材33と、シー
ル部材33を保持すると共に、シリンダー30と滑動自
在に勘合する一方、揺動アーム3に所定範囲において回
動自在に保持されたピストン(部材)31と、シリンダ
ー30を下方に付勢すると共に、シール部材33の摩擦
力に打ち勝ってピストン31を持ち上げ、更に記録紙P
を持ち上げるのに充分な吸着力(負圧)を発生可能な付
勢部材である圧縮コイルばね32とを備えている。
【0051】そして、既述した図5に示すように第1カ
ム9、第2カム10の回転に伴い揺動アーム3が吸着パ
ッド2側を降下させる方向に揺動すると、吸着パッド2
は記録紙Pに圧接し、さらにこの後ピストン31は図9
に示すように、揺動アーム3により押圧されて圧縮コイ
ルばね32を圧縮させながらシール部材33と共にシリ
ンダー30の最下部付近まで降下する。これにより、吸
着パッド2の中空部2aの体積を減少させる。
ム9、第2カム10の回転に伴い揺動アーム3が吸着パ
ッド2側を降下させる方向に揺動すると、吸着パッド2
は記録紙Pに圧接し、さらにこの後ピストン31は図9
に示すように、揺動アーム3により押圧されて圧縮コイ
ルばね32を圧縮させながらシール部材33と共にシリ
ンダー30の最下部付近まで降下する。これにより、吸
着パッド2の中空部2aの体積を減少させる。
【0052】この後、揺動アーム3が上方向に揺動する
と、圧縮状態の圧縮コイルばね32はバネ力により復元
する。そして、この圧縮コイルばね32の復元に伴い、
まず吸着パッド2が記録紙Pに圧接した状態で、シリン
ダー30のみが上方に移動し、その結果、中空部2aに
負圧が発生し、この負圧により記録紙Pは吸着され、こ
の後吸着パッド2と共に上方向へ持ちあげられる。
と、圧縮状態の圧縮コイルばね32はバネ力により復元
する。そして、この圧縮コイルばね32の復元に伴い、
まず吸着パッド2が記録紙Pに圧接した状態で、シリン
ダー30のみが上方に移動し、その結果、中空部2aに
負圧が発生し、この負圧により記録紙Pは吸着され、こ
の後吸着パッド2と共に上方向へ持ちあげられる。
【0053】その他の構成、動作は負圧解除手段を含め
て既述した第1の実施の形態と同一なので説明は省略す
る。
て既述した第1の実施の形態と同一なので説明は省略す
る。
【0054】このように、吸着力発生手段30Aによっ
て負圧を生じさせることにより、従来のような吸引ポン
プを用いることなく、またチューブ部材などを用いた空
気路を新たに設けることなく、記録紙Pを吸着すること
ができ、これにより装置の構成を簡単にすることができ
ると共にコストを低減することができる。
て負圧を生じさせることにより、従来のような吸引ポン
プを用いることなく、またチューブ部材などを用いた空
気路を新たに設けることなく、記録紙Pを吸着すること
ができ、これにより装置の構成を簡単にすることができ
ると共にコストを低減することができる。
【0055】なお、本発明は、これまで説明した第1及
び第2の実施の形態に限らず、吸着パッド内の負圧発生
手段は本提案の主旨を逸脱しない範囲で別の構成の物で
もよい。例えば吸着パッド2と吸着力発生手段とを横方
向に並列して配置されてもよい。
び第2の実施の形態に限らず、吸着パッド内の負圧発生
手段は本提案の主旨を逸脱しない範囲で別の構成の物で
もよい。例えば吸着パッド2と吸着力発生手段とを横方
向に並列して配置されてもよい。
【0056】また、吸着パッド2の数量は上記実施の形
態で示した数に限らず、記録紙Pの幅或いは剛性などに
応じて増減してもよい。更に、吸着パッド2を保持移動
する揺動アーム3も上記実施の形態で示した数に限ら
ず、用いる記録紙の幅など種々の事情に応じて装置全体
で2つ以上にするなどしてもよい。
態で示した数に限らず、記録紙Pの幅或いは剛性などに
応じて増減してもよい。更に、吸着パッド2を保持移動
する揺動アーム3も上記実施の形態で示した数に限ら
ず、用いる記録紙の幅など種々の事情に応じて装置全体
で2つ以上にするなどしてもよい。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、移
動手段の移動(下降及び上昇動作)に伴ってシート吸着
手段の中空部に負圧を発生させることができるので、負
圧(吸引力)を発生させるためのみにモーター等の動力
源を設ける必要はなく、構造を簡単にすることができ
る。また、必要時のみ負圧を発生させることができるの
で、エネルギーの浪費及び騒音の発生を防ぐことができ
る。
動手段の移動(下降及び上昇動作)に伴ってシート吸着
手段の中空部に負圧を発生させることができるので、負
圧(吸引力)を発生させるためのみにモーター等の動力
源を設ける必要はなく、構造を簡単にすることができ
る。また、必要時のみ負圧を発生させることができるの
で、エネルギーの浪費及び騒音の発生を防ぐことができ
る。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るシート給送装
置を備えた画像形成装置の一例である複写装置の模式的
断面図。
置を備えた画像形成装置の一例である複写装置の模式的
断面図。
【図2】上記シート給送装置の模式的斜視図。
【図3】上記シート給送装置のA−A断面図。
【図4】上記シート給送装置のB−B断面図。
【図5】上記シート給送装置の記録紙吸着動作開始時の
状態を示す図。
状態を示す図。
【図6】上記記録紙吸着動作により吸着した記録紙のう
ち最上位の記録紙のみを分離する状態を示す図。
ち最上位の記録紙のみを分離する状態を示す図。
【図7】上記吸着した記録紙を給紙ローラ対に送り出す
状態を示す図。
状態を示す図。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係るシート給送装
置の吸着パッドの構成を説明する図。
置の吸着パッドの構成を説明する図。
【図9】上記シート給送装置の記録紙吸着動作開始時の
状態を示す図。
状態を示す図。
1A シート給送装置 1a 爪 2 吸着パッド 2a 中空部 2a’ 開口 2b 蛇腹部 2c 突起 3 揺動アーム 30A 吸着力発生手段 31 ピストン 32 圧縮コイルばね 50 複写装置 55 紙カセット P,P’ 記録紙
Claims (6)
- 【請求項1】 シート積載手段に積載されたシートを吸
着して給送するシート給送装置において、 底部が開口された中空部と、前記シートを吸着するため
の負圧を前記中空部に生じさせる吸着力発生手段とを有
したシート吸着手段と、 前記シート吸着手段を保持し、該シート吸着手段を前記
シート積載手段に積載されたシートに当接させた後、前
記シート吸着手段を前記シート積載手段から離れるよう
に移動させる移動手段と、 を備え、 前記吸着力発生手段を、前記移動手段によるシート吸着
手段の移動に伴って前記中空部の体積を変化させること
により前記負圧を発生してシートを吸着するように構成
したことを特徴とするシート給送装置。 - 【請求項2】 前記吸着力発生手段を、弾性部材から成
る前記シート吸着手段に一体に形成し、前記移動手段の
移動によりシートに当接して前記中空部の体積を減少さ
せるように変形し、前記シート積載手段から離れること
により前記中空部の体積を元に戻すように復元し、該復
元の際に前記当接したシートによって前記底部の開口が
塞がれた前記中空部に負圧を発生させるように構成した
ことを特徴とする請求項1記載のシート給送装置。 - 【請求項3】 前記吸着力発生手段は、前記移動手段に
設けられ、該移動手段によりシートに当接して前記中空
部の体積を減少させるピストン部材と、前記移動手段に
よりシート積載手段から離れる際、前記ピストン部材を
移動させて前記中空部の体積を元に戻すようにして、前
記当接したシートによって前記底部の開口が塞がれた前
記中空部に負圧を発生させる付勢部材とを備えたもので
あることを特徴とする請求項1記載のシート給送装置。 - 【請求項4】 前記吸着したシートを下流側の搬送手段
に受け渡した後に、前記吸着力発生手段により発生した
前記中空部の負圧を解除するための負圧解除手段を備え
たことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の
記載のシート給送装置。 - 【請求項5】 前記負圧解除手段は、前記中空部と大気
とを連通させることにより前記負圧を解除するものであ
ることを特徴とする請求項4記載のシート給送装置。 - 【請求項6】 シート積載手段に積載されたシートを吸
着して給送するシート給送装置と、該シート給送装置に
より給送されたシートに画像を形成する画像形成部とを
備えた画像形成装置において、 前記シート給送装置は、前記請求項1乃至5のいずれか
に記載のものであることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6367398A JPH11255356A (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | シート給送装置及びこれを備えた画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6367398A JPH11255356A (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | シート給送装置及びこれを備えた画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11255356A true JPH11255356A (ja) | 1999-09-21 |
Family
ID=13236121
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6367398A Pending JPH11255356A (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | シート給送装置及びこれを備えた画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11255356A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US12531262B2 (en) * | 2022-03-04 | 2026-01-20 | Lg Energy Solution, Ltd. | Suction apparatus |
-
1998
- 1998-03-13 JP JP6367398A patent/JPH11255356A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US12531262B2 (en) * | 2022-03-04 | 2026-01-20 | Lg Energy Solution, Ltd. | Suction apparatus |
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