JPH11255841A - アリルトリアルキルアンモニウム塩共重合体およびその製造方法 - Google Patents
アリルトリアルキルアンモニウム塩共重合体およびその製造方法Info
- Publication number
- JPH11255841A JPH11255841A JP6305798A JP6305798A JPH11255841A JP H11255841 A JPH11255841 A JP H11255841A JP 6305798 A JP6305798 A JP 6305798A JP 6305798 A JP6305798 A JP 6305798A JP H11255841 A JPH11255841 A JP H11255841A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- salt
- polymerization
- copolymer
- polymer
- group
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 モノアリルトリアルキルアンモニウム塩とア
リルアミン類とを共重合させ、それらの共重合体を高収
率で簡単に製造する工業的に有利な方法を提供する。 【解決手段】 ヒドロペルオキシド化合物、分子内にア
ゾ基とカチオン性窒素とを有する化合物、過硫酸塩およ
び過酸化水素の中から選ばれる少なくとも1種のラジカ
ル開始剤の存在下、溶媒中において、(A)モノアリル
トリアルキルアンモニウム塩と、(B)モノアリルアミ
ン付加塩類および/またはジアリルアミン塩類とを重合
させて、アリルトリアルキルアンモニウム塩共重合体を
製造する。
リルアミン類とを共重合させ、それらの共重合体を高収
率で簡単に製造する工業的に有利な方法を提供する。 【解決手段】 ヒドロペルオキシド化合物、分子内にア
ゾ基とカチオン性窒素とを有する化合物、過硫酸塩およ
び過酸化水素の中から選ばれる少なくとも1種のラジカ
ル開始剤の存在下、溶媒中において、(A)モノアリル
トリアルキルアンモニウム塩と、(B)モノアリルアミ
ン付加塩類および/またはジアリルアミン塩類とを重合
させて、アリルトリアルキルアンモニウム塩共重合体を
製造する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アリルトリアルキ
ルアンモニウム塩共重合体の製造方法およびアリルトリ
アルキルアンモニウム塩共重合体に関する。さらに詳し
くは、本発明は、モノアリルトリアルキルアンモニウム
塩とアリルアミン類とをラジカル開始剤の存在下に重合
させて、アリルトリアルキルアンモニウム塩とアリルア
ミン類との共重合体を高収率で製造する方法、およびこ
の方法で製造しうる新規なアリルトリアルキルアンモニ
ウム塩共重合体に関するものである。
ルアンモニウム塩共重合体の製造方法およびアリルトリ
アルキルアンモニウム塩共重合体に関する。さらに詳し
くは、本発明は、モノアリルトリアルキルアンモニウム
塩とアリルアミン類とをラジカル開始剤の存在下に重合
させて、アリルトリアルキルアンモニウム塩とアリルア
ミン類との共重合体を高収率で製造する方法、およびこ
の方法で製造しうる新規なアリルトリアルキルアンモニ
ウム塩共重合体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、モノアリル化合物は通常
のラジカル開始剤によっては、重合し難く、ラジカル開
始剤を用いた重合では、一般に重合体を低収率で生成す
るだけである。これはアリル水素原子とラジカルとの反
応による自己停止反応が起こるためであると説明され、
通常アリル型破壊的連鎖移動と呼ばれている。モノアリ
ルアミンの重合については、アリル化合物が通常のラジ
カル重合開始剤によっては重合しがたいにもかかわら
ず、アゾ基を含むラジカル開始剤を用いると、モノアリ
ルアミンの無機酸塩を、水または極性溶媒中で高重合率
で重合できることが知られている。そして、この重合方
法は、種々のアリルアミン類の重合に応用されてきてい
る。
のラジカル開始剤によっては、重合し難く、ラジカル開
始剤を用いた重合では、一般に重合体を低収率で生成す
るだけである。これはアリル水素原子とラジカルとの反
応による自己停止反応が起こるためであると説明され、
通常アリル型破壊的連鎖移動と呼ばれている。モノアリ
ルアミンの重合については、アリル化合物が通常のラジ
カル重合開始剤によっては重合しがたいにもかかわら
ず、アゾ基を含むラジカル開始剤を用いると、モノアリ
ルアミンの無機酸塩を、水または極性溶媒中で高重合率
で重合できることが知られている。そして、この重合方
法は、種々のアリルアミン類の重合に応用されてきてい
る。
【0003】しかしながら、アリルトリアルキルアンモ
ニウム塩の重合に関しては、特公平2−14364号公
報に記載のように、この方法を適用しても、ほとんど重
合が起こらず、有効な重合方法は知られていない。この
ように、アリルトリアルキルアンモニウム塩自体が、重
合しにくいので、アリルトリアルキルアンモニウム塩と
アリルアミン類の共重合に関しても有効な重合方法は、
これまで知られていないのが実状である。
ニウム塩の重合に関しては、特公平2−14364号公
報に記載のように、この方法を適用しても、ほとんど重
合が起こらず、有効な重合方法は知られていない。この
ように、アリルトリアルキルアンモニウム塩自体が、重
合しにくいので、アリルトリアルキルアンモニウム塩と
アリルアミン類の共重合に関しても有効な重合方法は、
これまで知られていないのが実状である。
【0004】一方、アリルトリアルキルアンモニウム塩
重合体の製造方法については、他のビニル重合体または
アリルアミン重合体を化学修飾して、アリルトリアルキ
ルアンモニウム塩重合体を製造する方法が知られてい
る。例えば、特開昭53−17687号公報には、塩化
アリルの重合体をトリメチルアミンと反応させて、アリ
ルトリメチルアンモニウムクロリド重合体を製造する方
法が記載されている。また、米国特許4053512号
明細書には、N,N−ジメチルアクリルアミドを特殊な
試薬で還元し、得られるN,N−ジメチルアリルアミン
重合体と四級化試薬とを反応させて、アリルトリメチル
アンモニウム塩重合体を製造する方法が記載されてい
る。さらに、特公昭63−43402号公報には、アリ
ルアミン重合体に、蟻酸とホルムアルデヒドとを反応さ
せて、N,N−ジメチルアリルアミン重合体を製造する
方法が記載されているが、このポリマーをハロゲン化メ
チルなどの四級化試薬と反応させることによっても、ア
リルトリメチルアンモニウム塩重合体の製造は可能であ
る。
重合体の製造方法については、他のビニル重合体または
アリルアミン重合体を化学修飾して、アリルトリアルキ
ルアンモニウム塩重合体を製造する方法が知られてい
る。例えば、特開昭53−17687号公報には、塩化
アリルの重合体をトリメチルアミンと反応させて、アリ
ルトリメチルアンモニウムクロリド重合体を製造する方
法が記載されている。また、米国特許4053512号
明細書には、N,N−ジメチルアクリルアミドを特殊な
試薬で還元し、得られるN,N−ジメチルアリルアミン
重合体と四級化試薬とを反応させて、アリルトリメチル
アンモニウム塩重合体を製造する方法が記載されてい
る。さらに、特公昭63−43402号公報には、アリ
ルアミン重合体に、蟻酸とホルムアルデヒドとを反応さ
せて、N,N−ジメチルアリルアミン重合体を製造する
方法が記載されているが、このポリマーをハロゲン化メ
チルなどの四級化試薬と反応させることによっても、ア
リルトリメチルアンモニウム塩重合体の製造は可能であ
る。
【0005】しかしながら、これらの方法は、アリルト
リアルキルアンモニウム塩以外の別な単量体から、ある
前駆体を製造し、次いで、その重合体を化学修飾するこ
とにより、アリルトリアルキルアンモニウム塩の単独重
合体を製造するものであり、アリルトリアルキルアンモ
ニウム塩とアリルアミン類との共重合体の製造にこの方
法を適用する場合、反応制御等の問題があり、この方法
は実用的ではない。このように、アリルトリアルキルア
ンモニウム塩とアリルアミン類との共重合体は、モノマ
ーからの共重合による方法によっても、ビニル重合体ま
たはアリルアミン重合体の化学修飾による方法によって
もいずれも製造されていないのが現状である。
リアルキルアンモニウム塩以外の別な単量体から、ある
前駆体を製造し、次いで、その重合体を化学修飾するこ
とにより、アリルトリアルキルアンモニウム塩の単独重
合体を製造するものであり、アリルトリアルキルアンモ
ニウム塩とアリルアミン類との共重合体の製造にこの方
法を適用する場合、反応制御等の問題があり、この方法
は実用的ではない。このように、アリルトリアルキルア
ンモニウム塩とアリルアミン類との共重合体は、モノマ
ーからの共重合による方法によっても、ビニル重合体ま
たはアリルアミン重合体の化学修飾による方法によって
もいずれも製造されていないのが現状である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情のもとで、モノアリルトリアルキルアンモニウム塩
とアリルアミン類とを共重合させて、それらの共重合体
を高収率で簡単に製造する工業的に有利な方法、および
その方法によって製造しうる新規なアリルトリアルキル
アンモニウム塩共重合体を提供することを目的とするも
のである。
事情のもとで、モノアリルトリアルキルアンモニウム塩
とアリルアミン類とを共重合させて、それらの共重合体
を高収率で簡単に製造する工業的に有利な方法、および
その方法によって製造しうる新規なアリルトリアルキル
アンモニウム塩共重合体を提供することを目的とするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記目的
を達成するために鋭意研究を重ねた結果、特定のラジカ
ル開始剤を用いることにより、モノアリルトリアルキル
アンモニウム塩とアリルアミン塩との共重合体を高収率
で簡単に製造しうること、そしてこの製造方法によって
製造しうる特定の繰り返し単位を主要構成成分とするア
リルトリアルキルアンモニウム塩共重合体は新規な化合
物であることを見出し、この知見に基づいて本発明を完
成するに至った。
を達成するために鋭意研究を重ねた結果、特定のラジカ
ル開始剤を用いることにより、モノアリルトリアルキル
アンモニウム塩とアリルアミン塩との共重合体を高収率
で簡単に製造しうること、そしてこの製造方法によって
製造しうる特定の繰り返し単位を主要構成成分とするア
リルトリアルキルアンモニウム塩共重合体は新規な化合
物であることを見出し、この知見に基づいて本発明を完
成するに至った。
【0008】すなわち、本発明は、(1)ヒドロペルオ
キシド化合物、分子内にアゾ基とカチオン性窒素とを有
する化合物、過硫酸塩および過酸化水素の中から選ばれ
る少なくとも1種のラジカル開始剤の存在下、溶媒中に
おいて、(A)モノアリルトリアルキルアンモニウム塩
と、(B)モノアリルアミン付加塩類および/またはジ
アリルアミン塩類とを重合させることを特徴とするアリ
ルトリアルキルアンモニウム塩共重合体の製造方法、お
よび(2)(a)一般式(I)
キシド化合物、分子内にアゾ基とカチオン性窒素とを有
する化合物、過硫酸塩および過酸化水素の中から選ばれ
る少なくとも1種のラジカル開始剤の存在下、溶媒中に
おいて、(A)モノアリルトリアルキルアンモニウム塩
と、(B)モノアリルアミン付加塩類および/またはジ
アリルアミン塩類とを重合させることを特徴とするアリ
ルトリアルキルアンモニウム塩共重合体の製造方法、お
よび(2)(a)一般式(I)
【化5】 (式中、RおよびR1は、それぞれ炭素数1〜4のアル
キル基を示し、それらはたがいに同一でも異なっていて
もよく、R2は炭素数1〜4のアルキル基または炭素数
7〜10のアラルキル基、Xp-は陰イオン、pはXp-イ
オンの価数を示す。)で表される繰り返し単位と、
(b)(イ)一般式(II)
キル基を示し、それらはたがいに同一でも異なっていて
もよく、R2は炭素数1〜4のアルキル基または炭素数
7〜10のアラルキル基、Xp-は陰イオン、pはXp-イ
オンの価数を示す。)で表される繰り返し単位と、
(b)(イ)一般式(II)
【化6】 (式中、R3およびR4は、それぞれ水素原子または炭素
数1〜4のアルキル基を示し、それらはたがいに同一で
も異なっていてもよく、Yq-は陰イオン、qはYq-イオ
ンの価数を示す。)で表される繰り返し単位、(ロ)一
般式(III)
数1〜4のアルキル基を示し、それらはたがいに同一で
も異なっていてもよく、Yq-は陰イオン、qはYq-イオ
ンの価数を示す。)で表される繰り返し単位、(ロ)一
般式(III)
【化7】 (式中、R5およびR6は、それぞれ水素原子または炭素
数1〜4のアルキル基を示し、それらはたがいに同一で
も異なっていてもよく、Zr-は陰イオン、rはZr-イオ
ンの価数を示す。)で表される繰り返し単位、および
(ハ)一般式(IV)
数1〜4のアルキル基を示し、それらはたがいに同一で
も異なっていてもよく、Zr-は陰イオン、rはZr-イオ
ンの価数を示す。)で表される繰り返し単位、および
(ハ)一般式(IV)
【化8】 (式中、R5、R6、Zr-およびrは前記と同じであ
る。)で表される繰り返し単位の中から選ばれる少なく
とも1種の繰り返し単位とを主要構成成分とすることを
特徴とするアリルトリアルキルアンモニウム塩共重合
体、を提供するものである。
る。)で表される繰り返し単位の中から選ばれる少なく
とも1種の繰り返し単位とを主要構成成分とすることを
特徴とするアリルトリアルキルアンモニウム塩共重合
体、を提供するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の方法においては、原料単
量体として、(A)モノアリルトリアルキルアンモニウ
ム塩と、(B)モノアリルアミン付加塩類および/また
はジアリルアミン塩類とが用いられる。
量体として、(A)モノアリルトリアルキルアンモニウ
ム塩と、(B)モノアリルアミン付加塩類および/また
はジアリルアミン塩類とが用いられる。
【0010】上記(A)成分のモノアリルトリアルキル
アンモニウム塩としては、例えば一般式(V)
アンモニウム塩としては、例えば一般式(V)
【化9】 (式中、RおよびR1は、それぞれ炭素数1〜4のアル
キル基を示し、それらはたがいに同一でも異なっていて
もよく、R2は炭素数1〜4のアルキル基または炭素数
7〜10のアラルキル基、Xp-は陰イオン、pはXp-イ
オンの価数を示す。)で表される化合物が好ましく用い
られる。
キル基を示し、それらはたがいに同一でも異なっていて
もよく、R2は炭素数1〜4のアルキル基または炭素数
7〜10のアラルキル基、Xp-は陰イオン、pはXp-イ
オンの価数を示す。)で表される化合物が好ましく用い
られる。
【0011】上記一般式(V)において、R、R1で示
される炭素数1〜4のアルキル基およびR2の炭素数1
〜4のアルキル基は、直鎖状、分岐状、環状のいずれで
あってもよく、その具体例としては、メチル基、エチル
基、n−プロピル基、イソプロピル基、シクロプロピル
基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、
tert−ブチル基、シクロブチル基が挙げられるが、
実用上、炭素数1〜4の直鎖アルキル基が好ましい。ま
た、R2のうちの炭素数7〜10のアラルキル基として
は、ベンジル基、フェネチル基、ナフチルメチル基など
が挙げられるが、実用上、ベンジル基が好ましい。Xp-
はp価の陰イオンを示し、好ましい陰イオンとしては一
価のCl-、Br-、I-などのハロゲンイオン、CH3O
SO3 -、CH3−C6H4−SO3 -(p−トルエンスルホ
ン酸イオン)などが挙げられるが、これらの中でハロゲ
ンイオンが好ましく、特にCl-が好適である。
される炭素数1〜4のアルキル基およびR2の炭素数1
〜4のアルキル基は、直鎖状、分岐状、環状のいずれで
あってもよく、その具体例としては、メチル基、エチル
基、n−プロピル基、イソプロピル基、シクロプロピル
基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、
tert−ブチル基、シクロブチル基が挙げられるが、
実用上、炭素数1〜4の直鎖アルキル基が好ましい。ま
た、R2のうちの炭素数7〜10のアラルキル基として
は、ベンジル基、フェネチル基、ナフチルメチル基など
が挙げられるが、実用上、ベンジル基が好ましい。Xp-
はp価の陰イオンを示し、好ましい陰イオンとしては一
価のCl-、Br-、I-などのハロゲンイオン、CH3O
SO3 -、CH3−C6H4−SO3 -(p−トルエンスルホ
ン酸イオン)などが挙げられるが、これらの中でハロゲ
ンイオンが好ましく、特にCl-が好適である。
【0012】このような一般式(V)で表されるモノア
リルトリアルキルアンモニウム塩としては、原料の入手
の容易さや合成のし易さなどの点から、アリルトリメチ
ルアンモニウムハライド、アリルベンジルジメチルアン
モニウムハライド、アリルジメチルエチルアンモニウム
ハライド、アリルジエチルメチルアンモニウムハライド
が、特に好ましい。これらは単独で用いてもよいし、2
種以上を組み合わせて用いてもよい。
リルトリアルキルアンモニウム塩としては、原料の入手
の容易さや合成のし易さなどの点から、アリルトリメチ
ルアンモニウムハライド、アリルベンジルジメチルアン
モニウムハライド、アリルジメチルエチルアンモニウム
ハライド、アリルジエチルメチルアンモニウムハライド
が、特に好ましい。これらは単独で用いてもよいし、2
種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0013】一方、(B)成分の一つであるモノアリル
アミン付加塩類としては、例えば一般式(VI)
アミン付加塩類としては、例えば一般式(VI)
【化10】 (式中、R3およびR4は、それぞれ水素原子または炭素
数1〜4のアルキル基を示し、それらはたがいに同一で
も異なっていてもよく、Yq-は陰イオン、qはYq-イオ
ンの価数を示す。)で表される化合物が好ましく用いら
れる。
数1〜4のアルキル基を示し、それらはたがいに同一で
も異なっていてもよく、Yq-は陰イオン、qはYq-イオ
ンの価数を示す。)で表される化合物が好ましく用いら
れる。
【0014】また(B)成分のもう一つのジアリルアミ
ン塩類としては、例えば一般式(VII)
ン塩類としては、例えば一般式(VII)
【化11】 (式中、R5およびR6は、それぞれ水素原子または炭素
数1〜4のアルキル基を示し、それらはたがいに同一で
も異なっていてもよく、Zr-は陰イオン、rはZr-イオ
ンの価数を示す。)で表される化合物が好ましく用いら
れる。
数1〜4のアルキル基を示し、それらはたがいに同一で
も異なっていてもよく、Zr-は陰イオン、rはZr-イオ
ンの価数を示す。)で表される化合物が好ましく用いら
れる。
【0015】前記一般式(VI)において、R3およびR4
が炭素数1〜4のアルキル基の場合、そのアルキル基
は、直鎖状、分岐状、環状のいずれであってもよく、そ
の具体例としては、メチル基、エチル基、n−プロピル
基、イソプロピル基、シクロプロピル基、n−ブチル
基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチ
ル基、シクロブチル基が挙げられる。R3およびR4は、
実用上、炭素数1〜4の直鎖アルキル基及び水素原子か
ら選ばれることが好ましい。
が炭素数1〜4のアルキル基の場合、そのアルキル基
は、直鎖状、分岐状、環状のいずれであってもよく、そ
の具体例としては、メチル基、エチル基、n−プロピル
基、イソプロピル基、シクロプロピル基、n−ブチル
基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチ
ル基、シクロブチル基が挙げられる。R3およびR4は、
実用上、炭素数1〜4の直鎖アルキル基及び水素原子か
ら選ばれることが好ましい。
【0016】一方、一般式(VII)において、R5および
R6は、炭素数1〜4のアルキル基の場合、そのアルキ
ル基は、直鎖状、分岐状、環状のいずれであってもよ
く、その具体例としては、メチル基、エチル基、n−プ
ロピル基、イソプロピル基、シクロプロピル基、n−ブ
チル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−
ブチル基、シクロブチル基が挙げられる。R5およびR6
は、実用上、炭素数1〜4の直鎖アルキル基及び水素原
子から選ばれることが好ましい。
R6は、炭素数1〜4のアルキル基の場合、そのアルキ
ル基は、直鎖状、分岐状、環状のいずれであってもよ
く、その具体例としては、メチル基、エチル基、n−プ
ロピル基、イソプロピル基、シクロプロピル基、n−ブ
チル基、イソブチル基、sec−ブチル基、tert−
ブチル基、シクロブチル基が挙げられる。R5およびR6
は、実用上、炭素数1〜4の直鎖アルキル基及び水素原
子から選ばれることが好ましい。
【0017】一般式(VI)、(VII)におけるYq-およ
びZr-は、それぞれq価およびr価の陰イオンを示し、
好ましい陰イオンとしては一価のCl-、Br-、I-な
どのハロゲンイオン、CH3OSO3 -、CH3−C6H4−
SO3 -(p−トルエンスルホン酸イオン)などが挙げら
れるが、これらの中でハロゲンイオンが好ましく、特に
Cl-が好適である。
びZr-は、それぞれq価およびr価の陰イオンを示し、
好ましい陰イオンとしては一価のCl-、Br-、I-な
どのハロゲンイオン、CH3OSO3 -、CH3−C6H4−
SO3 -(p−トルエンスルホン酸イオン)などが挙げら
れるが、これらの中でハロゲンイオンが好ましく、特に
Cl-が好適である。
【0018】このような一般式(VI)で表されるモノア
リルアミン付加塩類としては、原料の入手の容易さや合
成のし易さなどの点から、モノアリルアミン付加塩、N
−メチルアリルアミン付加塩、N−エチルアリルアミン
付加塩、N−プロピルアリルアミン付加塩、N−ブチル
アリルアミン付加塩などが好ましく挙げられ、一方、一
般式(VII)で表されるジアリルアミン塩類としては、
原料の入手の容易さや合成のし易さなどの点から、ジア
リルアミン付加塩、N−メチルジアリルアミン付加塩、
N−エチルジアリルアミン付加塩、N−プロピルジアリ
ルアミン付加塩、N−ブチルジアリルアミン付加塩、ジ
アリルジメチルアンモニウムハライド、ジアリルジエチ
ルアンモニウムハライド、ジアリルジプロピルアンモニ
ウムハライド、ジアリルジブチルアンモニウムハライド
などが好ましく挙げられる。これらの中で、特にモノア
リルアミン付加塩、ジアリルアミン付加塩、ジアリルジ
メチルアンモニウムハライドが好適である。なお、上記
の付加塩としては、塩酸塩が好ましく、ハライドとして
は塩化物が好ましい。
リルアミン付加塩類としては、原料の入手の容易さや合
成のし易さなどの点から、モノアリルアミン付加塩、N
−メチルアリルアミン付加塩、N−エチルアリルアミン
付加塩、N−プロピルアリルアミン付加塩、N−ブチル
アリルアミン付加塩などが好ましく挙げられ、一方、一
般式(VII)で表されるジアリルアミン塩類としては、
原料の入手の容易さや合成のし易さなどの点から、ジア
リルアミン付加塩、N−メチルジアリルアミン付加塩、
N−エチルジアリルアミン付加塩、N−プロピルジアリ
ルアミン付加塩、N−ブチルジアリルアミン付加塩、ジ
アリルジメチルアンモニウムハライド、ジアリルジエチ
ルアンモニウムハライド、ジアリルジプロピルアンモニ
ウムハライド、ジアリルジブチルアンモニウムハライド
などが好ましく挙げられる。これらの中で、特にモノア
リルアミン付加塩、ジアリルアミン付加塩、ジアリルジ
メチルアンモニウムハライドが好適である。なお、上記
の付加塩としては、塩酸塩が好ましく、ハライドとして
は塩化物が好ましい。
【0019】本発明においては、(B)成分の単量体と
して、前記モノアリルアミン付加塩類およびジアリルア
ミン塩類の中から選ばれる少なくとも1種が用いられ
る。
して、前記モノアリルアミン付加塩類およびジアリルア
ミン塩類の中から選ばれる少なくとも1種が用いられ
る。
【0020】本発明の方法においては、前記(A)成分
の単量体と(B)成分の単量体との使用割合については
特に制限はないが、モル比で9:1〜1:9の範囲が好
ましい。
の単量体と(B)成分の単量体との使用割合については
特に制限はないが、モル比で9:1〜1:9の範囲が好
ましい。
【0021】本発明においては、(B)成分の割合が多
くなると、得られる共重合体の重量平均分子量は大きく
なる傾向がある。したがって、仕込みモル比を変化させ
ることにより、得られる共重合体の分子量を適当に変え
ることができる場合も多く、例えば、より低分子量の共
重合体を製造したい場合には、(A)成分と(B)成分
の使用割合を、モル比で9:1〜3:7の範囲にするの
が有利である。
くなると、得られる共重合体の重量平均分子量は大きく
なる傾向がある。したがって、仕込みモル比を変化させ
ることにより、得られる共重合体の分子量を適当に変え
ることができる場合も多く、例えば、より低分子量の共
重合体を製造したい場合には、(A)成分と(B)成分
の使用割合を、モル比で9:1〜3:7の範囲にするの
が有利である。
【0022】本発明の方法においては、重合反応の溶媒
として、水、極性溶媒またはそれらの混合溶媒が好まし
く用いられるが、重合収率を向上させる目的で、アルコ
ール類、水、ジメチルアセトアミド、ジメチルホルムア
ミドおよびそれらの混合溶媒が特に好ましい。アルコー
ル類としては、一価アルコール、多価アルコールを使用
することができる。この場合、一価アルコールとして
は、メタノール、エタノール、プロパノールを例示で
き、多価アルコールとしては、エチレングリコール、ジ
エチレングリコール、トリエチレングリコール、1,2
−プロパンジオール、トリメチレングリコール、ジプロ
ピレングリコール、1,2−ブタンジオール、1,3−
ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、2,3−ブ
タンジオール、グリセリンなどが例示できる。用いる多
価アルコールの沸点は、重合温度の調節のしやすさ等か
ら70〜250℃が好ましい。
として、水、極性溶媒またはそれらの混合溶媒が好まし
く用いられるが、重合収率を向上させる目的で、アルコ
ール類、水、ジメチルアセトアミド、ジメチルホルムア
ミドおよびそれらの混合溶媒が特に好ましい。アルコー
ル類としては、一価アルコール、多価アルコールを使用
することができる。この場合、一価アルコールとして
は、メタノール、エタノール、プロパノールを例示で
き、多価アルコールとしては、エチレングリコール、ジ
エチレングリコール、トリエチレングリコール、1,2
−プロパンジオール、トリメチレングリコール、ジプロ
ピレングリコール、1,2−ブタンジオール、1,3−
ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、2,3−ブ
タンジオール、グリセリンなどが例示できる。用いる多
価アルコールの沸点は、重合温度の調節のしやすさ等か
ら70〜250℃が好ましい。
【0023】(B)成分の原料単量体がモノアリルアミ
ン付加塩類である場合、重合収率の点から、重合反応の
溶媒としては、水単独が好ましい。また、(B)成分の
原料単量体がジアリルアミン付加塩類である場合、重合
収率の点から、重合反応の溶媒としては、水単独、エチ
レングリコール等の多価アルコール、多価アルコールと
水との混合溶媒が好ましい。(B)成分の原料単量体が
ジアリルジアルキルアンモニウムハライド類である場
合、重合収率の点から、重合反応の溶媒としては、エチ
レングリコール等の多価アルコール、多価アルコールと
水との混合溶媒が好ましい。
ン付加塩類である場合、重合収率の点から、重合反応の
溶媒としては、水単独が好ましい。また、(B)成分の
原料単量体がジアリルアミン付加塩類である場合、重合
収率の点から、重合反応の溶媒としては、水単独、エチ
レングリコール等の多価アルコール、多価アルコールと
水との混合溶媒が好ましい。(B)成分の原料単量体が
ジアリルジアルキルアンモニウムハライド類である場
合、重合収率の点から、重合反応の溶媒としては、エチ
レングリコール等の多価アルコール、多価アルコールと
水との混合溶媒が好ましい。
【0024】本発明において、アルコール類、水、ジメ
チルアセトアミド、ジメチルホルムアミドおよびそれら
の混合溶媒を重合溶媒として用いた場合、重合収率が高
いのは、これらがいずれも高い極性を有する極性溶媒で
あり、そのため、原料の単量体の塩および重合中の塩オ
リゴマーを安定化または溶解しやすいからとも考えられ
る。
チルアセトアミド、ジメチルホルムアミドおよびそれら
の混合溶媒を重合溶媒として用いた場合、重合収率が高
いのは、これらがいずれも高い極性を有する極性溶媒で
あり、そのため、原料の単量体の塩および重合中の塩オ
リゴマーを安定化または溶解しやすいからとも考えられ
る。
【0025】本発明の方法においては、ラジカル開始剤
として、ヒドロペルオキシド化合物、分子内にアゾ基と
カチオン性窒素とを有する化合物、過硫酸塩および過酸
化水素の中から選ばれる少なくとも1種が用いられる。
として、ヒドロペルオキシド化合物、分子内にアゾ基と
カチオン性窒素とを有する化合物、過硫酸塩および過酸
化水素の中から選ばれる少なくとも1種が用いられる。
【0026】上記ヒドロペルオキシド化合物としては、
例えば一般式(VIII)
例えば一般式(VIII)
【化12】 (式中、R7はメチルまたはフェニル基を示す。)で表
される化合物が好ましく用いられる。このようなヒドロ
ペルオキシド化合物としては、R7がメチルであるt−
ブチルヒドロペルオキシドおよびR7がフェニル基であ
るクメンヒドロペルオキシドを挙げることができる。
される化合物が好ましく用いられる。このようなヒドロ
ペルオキシド化合物としては、R7がメチルであるt−
ブチルヒドロペルオキシドおよびR7がフェニル基であ
るクメンヒドロペルオキシドを挙げることができる。
【0027】分子中にアゾ基とカチオン性窒素とを有す
る化合物としては、特公平2−14364号公報に記載
されているものを例示できるが、一般式(IX) R8−N=N−R9 (IX) で表されるアゾ化合物の無機酸塩または有機酸塩が、原
料の入手の容易さおよび合成の容易さから好適である。
る化合物としては、特公平2−14364号公報に記載
されているものを例示できるが、一般式(IX) R8−N=N−R9 (IX) で表されるアゾ化合物の無機酸塩または有機酸塩が、原
料の入手の容易さおよび合成の容易さから好適である。
【0028】上記一般式(IX)におけるR8およびR
9は、少なくとも一方、好ましくは両方がアミノアルキ
ル、アミノアリール、アミジニルアルキル、アミジニル
アリール、アミノアルカリール、アミノアラルキル、ア
ミジニルアラルキル、アミジニルアルカリール、シアノ
アミノアルキル及びシアノアミノアルカリール基の中か
ら選ばれるカチオン化しうる窒素原子を含む基であり、
R8とR9の一方が上記カチオン化しうる窒素原子を含む
基である場合には、残りのものが、アルキル、アリー
ル、アルカリール、アラルキル、シアノアルキル、シア
ノアリール、シアノアルカリールおよびシアノアラルキ
ル基の中から選ばれる基である。また、このアゾ化合物
は、R8とR9が一緒になってアルキレン基を形式し、一
般式(X)
9は、少なくとも一方、好ましくは両方がアミノアルキ
ル、アミノアリール、アミジニルアルキル、アミジニル
アリール、アミノアルカリール、アミノアラルキル、ア
ミジニルアラルキル、アミジニルアルカリール、シアノ
アミノアルキル及びシアノアミノアルカリール基の中か
ら選ばれるカチオン化しうる窒素原子を含む基であり、
R8とR9の一方が上記カチオン化しうる窒素原子を含む
基である場合には、残りのものが、アルキル、アリー
ル、アルカリール、アラルキル、シアノアルキル、シア
ノアリール、シアノアルカリールおよびシアノアラルキ
ル基の中から選ばれる基である。また、このアゾ化合物
は、R8とR9が一緒になってアルキレン基を形式し、一
般式(X)
【化13】 で示されるアゾ基を含む環状化合物であってもよい。一
般式(X)において、R10はアルキレン基、アルキルア
ルキレン基またはアリールアルキレン基を示し、Aはカ
チオン化しうる窒素原子を含む基を示す。
般式(X)において、R10はアルキレン基、アルキルア
ルキレン基またはアリールアルキレン基を示し、Aはカ
チオン化しうる窒素原子を含む基を示す。
【0029】この一般式(IX)で示されるラジカル開始
剤は、アゾ基に隣接する第二又は第三炭素を有する化合
物であるものが特に好ましい。一般式(IX)で表される
ラジカル開始剤の例としては、2,2´−ジアミジニル
−2,2´−アゾプロパン・塩酸塩[別名として2,2
´−アゾビス(2−アミジノプロパン)塩酸塩]、2,
2´−ジアミジニル−2,2´−アゾブタン・塩酸塩、
2,2´−ジアミジニル−2,2´−アゾペンタン・塩
酸塩、2,2´−ビス(N−フェニルアミジニル)−
2,2´−アゾプロパン・塩酸塩、2,2´−ビス(N
−フェニルアミジニル)−2,2´−アゾブタン・塩酸
塩、2,2´−ビス(N,N−ジメチルアミジニル)−
2,2´−アゾプロパン・塩酸塩、2,2´−ビス
(N,N−ジメチルアミジニル)−2,2´−アゾブタ
ン・塩酸塩、2,2´−ビス(N,N−ジエチルアミジ
ニル)−2,2´−アゾプロパン・塩酸塩、2,2´−
ビス(N,N−ジエチルアミジニル)−2,2´−アゾ
ブタン・塩酸塩、2,2´−ビス(N,N−ジ−n−ブ
チルアミジニル)−2,2´−アゾプロパン・塩酸塩、
2,2´−ビス(N,N−ジ−n−ブチルアミジニル)
−2,2´−アゾブタン・塩酸塩、3,3´−ビス
(N,N−ジ−n−ブチルアミジニル)−3,3´−ア
ゾペンタン・塩酸塩、アゾ−ビス−N,N´−ジメチレ
ンイソブチルアミジン・塩酸塩などが挙げられる。な
お、これらの塩酸塩としては二塩酸塩が好ましい。
剤は、アゾ基に隣接する第二又は第三炭素を有する化合
物であるものが特に好ましい。一般式(IX)で表される
ラジカル開始剤の例としては、2,2´−ジアミジニル
−2,2´−アゾプロパン・塩酸塩[別名として2,2
´−アゾビス(2−アミジノプロパン)塩酸塩]、2,
2´−ジアミジニル−2,2´−アゾブタン・塩酸塩、
2,2´−ジアミジニル−2,2´−アゾペンタン・塩
酸塩、2,2´−ビス(N−フェニルアミジニル)−
2,2´−アゾプロパン・塩酸塩、2,2´−ビス(N
−フェニルアミジニル)−2,2´−アゾブタン・塩酸
塩、2,2´−ビス(N,N−ジメチルアミジニル)−
2,2´−アゾプロパン・塩酸塩、2,2´−ビス
(N,N−ジメチルアミジニル)−2,2´−アゾブタ
ン・塩酸塩、2,2´−ビス(N,N−ジエチルアミジ
ニル)−2,2´−アゾプロパン・塩酸塩、2,2´−
ビス(N,N−ジエチルアミジニル)−2,2´−アゾ
ブタン・塩酸塩、2,2´−ビス(N,N−ジ−n−ブ
チルアミジニル)−2,2´−アゾプロパン・塩酸塩、
2,2´−ビス(N,N−ジ−n−ブチルアミジニル)
−2,2´−アゾブタン・塩酸塩、3,3´−ビス
(N,N−ジ−n−ブチルアミジニル)−3,3´−ア
ゾペンタン・塩酸塩、アゾ−ビス−N,N´−ジメチレ
ンイソブチルアミジン・塩酸塩などが挙げられる。な
お、これらの塩酸塩としては二塩酸塩が好ましい。
【0030】また、前記過硫酸塩としては、例えば過硫
酸アンモニウム、過硫酸ナトリウム、過硫酸カリウムな
どが挙げられる。
酸アンモニウム、過硫酸ナトリウム、過硫酸カリウムな
どが挙げられる。
【0031】本発明においては、これらラジカル開始剤
のなかで、重合収率の点から、t−ブチルヒドロペルオ
キシド、2,2´−ジアミジニル−2,2´−アゾプロ
パン・塩酸塩が好ましい。また、これらのラジカル開始
剤は単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用
いてもよい。
のなかで、重合収率の点から、t−ブチルヒドロペルオ
キシド、2,2´−ジアミジニル−2,2´−アゾプロ
パン・塩酸塩が好ましい。また、これらのラジカル開始
剤は単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用
いてもよい。
【0032】本発明の方法においては、使用する全単量
体の溶媒に対する濃度は、その溶解度の範囲内で、でき
るだけ高い濃度であることが好ましい。その濃度は、通
常10〜85重量%、好ましくは30〜80重量%であ
る。濃度が低すぎると重合収率は低下する傾向がある。
体の溶媒に対する濃度は、その溶解度の範囲内で、でき
るだけ高い濃度であることが好ましい。その濃度は、通
常10〜85重量%、好ましくは30〜80重量%であ
る。濃度が低すぎると重合収率は低下する傾向がある。
【0033】本発明に用いられるラジカル開始剤の量
は、通常、単量体全量に対して3〜40重量%、好まし
くは4〜35重量%、特に好ましくは5〜30重量%で
ある。
は、通常、単量体全量に対して3〜40重量%、好まし
くは4〜35重量%、特に好ましくは5〜30重量%で
ある。
【0034】これらのラジカル開始剤の添加は、複数回
に分割して行うと、重合収率が高くなることがあるので
好ましい。
に分割して行うと、重合収率が高くなることがあるので
好ましい。
【0035】本発明において、重合温度は、ラジカル開
始剤の化学構造及び溶媒により異なるが、通常、50℃
以上であり、またその温度の上限は、通常、本発明に用
いる溶媒の沸点である。この重合温度は、重合収率の点
から、好ましくは60〜100℃であり、特に70〜9
0℃が好ましい。重合温度が高すぎても低すぎても、重
合収率は低下することがある。また、重合時間は種々の
条件で異なるが、通常5時間以上、好ましくは10〜2
00時間程度である。本発明においては、重合が終了し
た後、反応溶液を、例えばアセトン−メタノール1:1
混合溶媒等に加えることにより、目的の共重合体を沈殿
させ、固体として単離しうる場合もある。
始剤の化学構造及び溶媒により異なるが、通常、50℃
以上であり、またその温度の上限は、通常、本発明に用
いる溶媒の沸点である。この重合温度は、重合収率の点
から、好ましくは60〜100℃であり、特に70〜9
0℃が好ましい。重合温度が高すぎても低すぎても、重
合収率は低下することがある。また、重合時間は種々の
条件で異なるが、通常5時間以上、好ましくは10〜2
00時間程度である。本発明においては、重合が終了し
た後、反応溶液を、例えばアセトン−メタノール1:1
混合溶媒等に加えることにより、目的の共重合体を沈殿
させ、固体として単離しうる場合もある。
【0036】本発明の方法において、(A)成分の原料
単量体として、一般式(V)で表されるモノアリルトリ
アルキルアンモニウム塩を用い、かつ(B)成分の原料
単量体として、一般式(VI)で表されるモノアリルアミ
ン付加塩類および/または一般式(VII)で表されるジ
アリルアミン塩類を用いた場合、生成するアリルトリア
ルキルアンモニウム塩共重合体は、(a)一般式(I)
単量体として、一般式(V)で表されるモノアリルトリ
アルキルアンモニウム塩を用い、かつ(B)成分の原料
単量体として、一般式(VI)で表されるモノアリルアミ
ン付加塩類および/または一般式(VII)で表されるジ
アリルアミン塩類を用いた場合、生成するアリルトリア
ルキルアンモニウム塩共重合体は、(a)一般式(I)
【化14】 (式中のR、R1、R2、Xp-およびpは前記と同じであ
る。)で表される繰り返し単位と、(b)(イ)一般式
(II)
る。)で表される繰り返し単位と、(b)(イ)一般式
(II)
【化15】 (式中、R3、R4、Yq-およびqは前記と同じであ
る。)で表される繰り返し単位、(ロ)一般式(III)
る。)で表される繰り返し単位、(ロ)一般式(III)
【化16】 (式中、R5、R6、Zr-およびrは前記と同じであ
る。)で表される繰り返し単位、および(ハ)一般式
(IV)
る。)で表される繰り返し単位、および(ハ)一般式
(IV)
【化17】 (式中、R5、R6、Zr-およびrは前記と同じであ
る。)で表される繰り返し単位の中から選ばれる少なく
とも1種の繰り返し単位とを主要構成成分とする構造を
有している。
る。)で表される繰り返し単位の中から選ばれる少なく
とも1種の繰り返し単位とを主要構成成分とする構造を
有している。
【0037】本発明では、重量平均分子量は、使用する
モノアリルアミン付加塩類やジアリルアミン塩類の種類
などにより異なるが、通常400以上5000未満の低
重合度のアリルトリアルキルアンモニウム塩共重合体が
得られる。一般的には、ラジカル開始剤の添加量を少な
くすると、重量平均分子量は大きくなりやすく、ラジカ
ル開始剤の添加量を多くすると重量平均分子量は、小さ
くなりやすい。なお、上記の重量平均分子量は、ゲルパ
ーミエーションクロマトグラフィー(GPC法)により
測定したポリエチレングリコール換算の値である。
モノアリルアミン付加塩類やジアリルアミン塩類の種類
などにより異なるが、通常400以上5000未満の低
重合度のアリルトリアルキルアンモニウム塩共重合体が
得られる。一般的には、ラジカル開始剤の添加量を少な
くすると、重量平均分子量は大きくなりやすく、ラジカ
ル開始剤の添加量を多くすると重量平均分子量は、小さ
くなりやすい。なお、上記の重量平均分子量は、ゲルパ
ーミエーションクロマトグラフィー(GPC法)により
測定したポリエチレングリコール換算の値である。
【0038】本発明はまた、(a)前記一般式(I)で
表される繰り返し単位と、(b)(イ)前記一般式(I
I)で表される繰り返し単位、(ロ)前記一般式(III)
で表される繰り返し単位、および(ハ)前記一般式(I
V)で表される繰り返し単位の中から選ばれる少なくと
も1種の繰り返し単位とを主要構成成分とするアリルト
リアルキルアンモニウム塩共重合体をも提供するもので
ある。このアリルトリアルキルアンモニウム塩共重合体
は、文献未載の新規な化合物であって、カチオン系高分
子化合物が使用される分野において、特に低い溶液粘性
が望まれる分野において、有用である。
表される繰り返し単位と、(b)(イ)前記一般式(I
I)で表される繰り返し単位、(ロ)前記一般式(III)
で表される繰り返し単位、および(ハ)前記一般式(I
V)で表される繰り返し単位の中から選ばれる少なくと
も1種の繰り返し単位とを主要構成成分とするアリルト
リアルキルアンモニウム塩共重合体をも提供するもので
ある。このアリルトリアルキルアンモニウム塩共重合体
は、文献未載の新規な化合物であって、カチオン系高分
子化合物が使用される分野において、特に低い溶液粘性
が望まれる分野において、有用である。
【0039】
【実施例】次に、本発明を実施例によりさらに詳細に説
明するが、本発明は、これらの例によってなんら限定さ
れるものではない。
明するが、本発明は、これらの例によってなんら限定さ
れるものではない。
【0040】なお、実施例、比較例においては、下記の
略名を[ ]の中の名称の略名として用いることがあ
る。
略名を[ ]の中の名称の略名として用いることがあ
る。
【0041】V−50[2,2´−アゾビス(2−アミ
ジノプロパン)塩酸塩],APS[過硫酸アンモニウ
ム],t-BHP[t−ブチルヒドロペルオキシド],H2O
2[過酸化水素],LPO[過酸化ラウロイル],BP
O[過酸化ジベンゾイル],ATMA[アリルトリメチルア
ンモニウムクロリド],MAA[モノアリルアミン塩酸
塩],DAA[ジアリルアミン塩酸塩],DADMA[ジアリル
ジメチルアンモニウムクロリド],EG[エチレングリ
コール],PG[プロピレングリコール],DEG[ジエ
チレングリコール],EtOH[エタノール],DMA[ジメ
チルアセトアミド],DMF[ジメチルホルムアミド]。
ジノプロパン)塩酸塩],APS[過硫酸アンモニウ
ム],t-BHP[t−ブチルヒドロペルオキシド],H2O
2[過酸化水素],LPO[過酸化ラウロイル],BP
O[過酸化ジベンゾイル],ATMA[アリルトリメチルア
ンモニウムクロリド],MAA[モノアリルアミン塩酸
塩],DAA[ジアリルアミン塩酸塩],DADMA[ジアリル
ジメチルアンモニウムクロリド],EG[エチレングリ
コール],PG[プロピレングリコール],DEG[ジエ
チレングリコール],EtOH[エタノール],DMA[ジメ
チルアセトアミド],DMF[ジメチルホルムアミド]。
【0042】また、ポリマーの重量平均分子量および重
合収率は以下の方法に従って測定した。 〈ポリマーの重量平均分子量および重合収率の測定〉ポ
リマーの重量平均分子量および重合収率は、日立L−6
000型高速液体クロマトグラフィーを使用し、GPC
法によって測定した。溶離液流路ポンプは日立L−60
00、検出器はショーデクスRI SE−61示差屈折
率検出器、カラムはアサヒパックの水系ゲル濾過タイプ
のGS−220HQ(排除限界分子量3,000)とG
S−620HQ(排除限界分子量200万)とをダブル
に接続したものを用いた。サンプルは溶離液で0.5g
/100mlの濃度に調製し、20μlを用いた。溶離
液には0.4モル/リットルの塩化ナトリウム水溶液を
使用した。カラム温度は30℃で、流速は1.0ml/
分で実施した。標準サンプルとして分子量106、19
4、440、600、1470、4100、7100、
10300、12600、23000の10種のポリエ
チレングリコールを用いて較正曲線を求め、その較正曲
線を基に、モノアリルトリアルキルアンモニウム塩とア
リルアミン類(モノアリルアミン付加塩類またはジアリ
ルアミン塩類)との共重合体の重量平均分子量を求め
た。さらにクロマトグラムの各成分のピーク面積から、
重合収率を算出した。
合収率は以下の方法に従って測定した。 〈ポリマーの重量平均分子量および重合収率の測定〉ポ
リマーの重量平均分子量および重合収率は、日立L−6
000型高速液体クロマトグラフィーを使用し、GPC
法によって測定した。溶離液流路ポンプは日立L−60
00、検出器はショーデクスRI SE−61示差屈折
率検出器、カラムはアサヒパックの水系ゲル濾過タイプ
のGS−220HQ(排除限界分子量3,000)とG
S−620HQ(排除限界分子量200万)とをダブル
に接続したものを用いた。サンプルは溶離液で0.5g
/100mlの濃度に調製し、20μlを用いた。溶離
液には0.4モル/リットルの塩化ナトリウム水溶液を
使用した。カラム温度は30℃で、流速は1.0ml/
分で実施した。標準サンプルとして分子量106、19
4、440、600、1470、4100、7100、
10300、12600、23000の10種のポリエ
チレングリコールを用いて較正曲線を求め、その較正曲
線を基に、モノアリルトリアルキルアンモニウム塩とア
リルアミン類(モノアリルアミン付加塩類またはジアリ
ルアミン塩類)との共重合体の重量平均分子量を求め
た。さらにクロマトグラムの各成分のピーク面積から、
重合収率を算出した。
【0043】製造例 アリルトリメチルアンモニウムク
ロリドの製造 撹拌機、温度計、滴下ロート、還流冷却器およびガス導
入管を備えた2リットルのセパラブルフラスコ中に、蒸
留したアセトン1021gを入れ、冷却下に温度を5℃
以下に保ちながら、撹拌下でトリメチルアミンガス38
0.3g(6.43モル)を吹き込み溶解させた。次い
で、温度を10℃以下に保ちながら、アリルクロリド4
92.3g(6.43モル)を0.5時間かけて滴下し
た。滴下開始10分後から結晶が析出し始め、約2時間
後には撹拌が不可能となったため、そのまま24時間放
置した。反応後、この結晶をガラスフィルターにて濾別
し、アセトンで十分に洗浄してから、室温で24時間、
次いで50℃で24時間真空乾燥した。終了は732.
8gで収量は84%であった。得られた結晶の元素分析
の結果は、C=52.98%、H=10.35%、N=
9.98%であった。これらの値はアリルトリメチルア
ンモニウムクロリドとしての計算値、C=53.13
%、H=10.40%、N=10.33%と一致した。
ロリドの製造 撹拌機、温度計、滴下ロート、還流冷却器およびガス導
入管を備えた2リットルのセパラブルフラスコ中に、蒸
留したアセトン1021gを入れ、冷却下に温度を5℃
以下に保ちながら、撹拌下でトリメチルアミンガス38
0.3g(6.43モル)を吹き込み溶解させた。次い
で、温度を10℃以下に保ちながら、アリルクロリド4
92.3g(6.43モル)を0.5時間かけて滴下し
た。滴下開始10分後から結晶が析出し始め、約2時間
後には撹拌が不可能となったため、そのまま24時間放
置した。反応後、この結晶をガラスフィルターにて濾別
し、アセトンで十分に洗浄してから、室温で24時間、
次いで50℃で24時間真空乾燥した。終了は732.
8gで収量は84%であった。得られた結晶の元素分析
の結果は、C=52.98%、H=10.35%、N=
9.98%であった。これらの値はアリルトリメチルア
ンモニウムクロリドとしての計算値、C=53.13
%、H=10.40%、N=10.33%と一致した。
【0044】実施例1〜12および比較例1〜6 エチ
レングリコール/水(重量比1/1)中におけるアリル
トリメチルアンモニウムクロリドとアリルアミン類との
共重合に対する各種ラジカル開始剤の効果 共栓付きの30ml試験管中に濃度60重量%のアリル
トリメチルアンモニウムクロリドとアリルアミン類(モ
ル比1:1)の水溶液(モノマー合計22.1ミリモ
ル)を入れ、次いで、表1に示された各種のラジカル開
始剤(モノマーの合計に対し7.5モル%)を加え、8
0℃の恒温水槽中で静置重合した。アリルアミン類とし
てモノアリルアミン塩酸塩を用いた場合、重合を開始し
てから48時間後、72時間後にもそれぞれ同じラジカ
ル開始剤を、モノマーの合計に対し7.5モル%ずつ添
加し、合計120時間、80℃で重合反応を行った(方
法A)。アリルアミン類としてジアリルアミン塩酸塩を
用いた場合、重合を開始してから48時間後にも同じラ
ジカル開始剤を、モノマーの合計に対し7.5モル%添
加し、合計120時間、80℃で重合反応を行った(方
法B)。アリルアミン類としてジアリルジメチルアンモ
ニウムクロリドを用いた場合、途中で特にラジカル開始
剤を添加することなく、合計72時間、80℃で重合反
応を行った(方法C)。
レングリコール/水(重量比1/1)中におけるアリル
トリメチルアンモニウムクロリドとアリルアミン類との
共重合に対する各種ラジカル開始剤の効果 共栓付きの30ml試験管中に濃度60重量%のアリル
トリメチルアンモニウムクロリドとアリルアミン類(モ
ル比1:1)の水溶液(モノマー合計22.1ミリモ
ル)を入れ、次いで、表1に示された各種のラジカル開
始剤(モノマーの合計に対し7.5モル%)を加え、8
0℃の恒温水槽中で静置重合した。アリルアミン類とし
てモノアリルアミン塩酸塩を用いた場合、重合を開始し
てから48時間後、72時間後にもそれぞれ同じラジカ
ル開始剤を、モノマーの合計に対し7.5モル%ずつ添
加し、合計120時間、80℃で重合反応を行った(方
法A)。アリルアミン類としてジアリルアミン塩酸塩を
用いた場合、重合を開始してから48時間後にも同じラ
ジカル開始剤を、モノマーの合計に対し7.5モル%添
加し、合計120時間、80℃で重合反応を行った(方
法B)。アリルアミン類としてジアリルジメチルアンモ
ニウムクロリドを用いた場合、途中で特にラジカル開始
剤を添加することなく、合計72時間、80℃で重合反
応を行った(方法C)。
【0045】重合終了後、得られたポリマー溶液をGP
C法により分析を行い、重合収率と重量平均分子量とを
求めた。その結果を表1に示す。
C法により分析を行い、重合収率と重量平均分子量とを
求めた。その結果を表1に示す。
【0046】
【表1】
【0047】表1から分かるように、ラジカル開始剤と
して、t−BHP、分子内にアゾ基とカチオン性窒素と
を有する化合物(V−50)、過硫酸塩(APS)、過
酸化水素(H2O2)を用いると重合収率が良かった。そ
れに対し、ラジカル開始剤として知られているBPO、
LPOを用いるとほとんど重合は起こらなかった。
して、t−BHP、分子内にアゾ基とカチオン性窒素と
を有する化合物(V−50)、過硫酸塩(APS)、過
酸化水素(H2O2)を用いると重合収率が良かった。そ
れに対し、ラジカル開始剤として知られているBPO、
LPOを用いるとほとんど重合は起こらなかった。
【0048】実施例13〜33 種々の溶媒中でのアリ
ルトリメチルアンモニウムクロリドとアリルアミン類と
の共重合 共栓付きの30ml試験管中に濃度60重量%のアリル
トリメチルアンモニウムクロリドとアリルアミン類(モ
ル比1:1)を含む溶液(モノマー合計22.1ミリモ
ル)を入れた。この際、溶媒として、表2に示す溶媒を
用いた。次いで、ラジカル開始剤としてt−BHP(モ
ノマーの合計に対し7.5モル%)を加え、80℃の恒
温水槽中で静置重合した。アリルアミン類としてモノア
リルアミン塩酸塩を用いた場合、重合を開始してから4
8時間後、72時間後にもそれぞれ同じラジカル開始剤
を、モノマーの合計に対し7.5モル%ずつ添加し、合
計120時間、80℃で重合反応を行った(方法A)。
また、アリルアミン類としてジアリルアミン塩酸塩を用
いた場合、重合を開始してから48時間後にもt−BH
Pを、モノマーの合計に対し7.5モル%添加し、合計
120時間、80℃で重合反応を行った(方法B)。ア
リルアミン類としてジアリルジメチルアンモニウムクロ
リドを用いた場合、途中で特にラジカル開始剤を添加す
ることなく、合計72時間、80℃で重合反応を行った
(方法C)。
ルトリメチルアンモニウムクロリドとアリルアミン類と
の共重合 共栓付きの30ml試験管中に濃度60重量%のアリル
トリメチルアンモニウムクロリドとアリルアミン類(モ
ル比1:1)を含む溶液(モノマー合計22.1ミリモ
ル)を入れた。この際、溶媒として、表2に示す溶媒を
用いた。次いで、ラジカル開始剤としてt−BHP(モ
ノマーの合計に対し7.5モル%)を加え、80℃の恒
温水槽中で静置重合した。アリルアミン類としてモノア
リルアミン塩酸塩を用いた場合、重合を開始してから4
8時間後、72時間後にもそれぞれ同じラジカル開始剤
を、モノマーの合計に対し7.5モル%ずつ添加し、合
計120時間、80℃で重合反応を行った(方法A)。
また、アリルアミン類としてジアリルアミン塩酸塩を用
いた場合、重合を開始してから48時間後にもt−BH
Pを、モノマーの合計に対し7.5モル%添加し、合計
120時間、80℃で重合反応を行った(方法B)。ア
リルアミン類としてジアリルジメチルアンモニウムクロ
リドを用いた場合、途中で特にラジカル開始剤を添加す
ることなく、合計72時間、80℃で重合反応を行った
(方法C)。
【0049】重合終了後、得られたポリマー溶液をGP
C法により分析を行い、重合収率と重量平均分子量とを
求めた。その結果を表2に示す。
C法により分析を行い、重合収率と重量平均分子量とを
求めた。その結果を表2に示す。
【0050】
【表2】
【0051】表2から、種々の極性溶媒を用いても、収
率よく目的の共重合体が得られることが分かった。
率よく目的の共重合体が得られることが分かった。
【0052】実施例34〜48種々の仕込みモル比でのアリルトリメチルアンモニウム
クロリドとアリルアミン類との共重合 共栓付きの30ml試験管中に濃度60重量%のアリル
トリメチルアンモニウムクロリドとアリルアミン類の水
溶液(種々のモル比でかつモノマー合計22.1ミリモ
ル)を入れ、次いで、t−BHP(モノマーの合計に対
し7.5モル%)を加え、80℃の恒温水槽中で静置重
合した。アリルアミン類としてモノアリルアミン塩酸塩
を用いた場合、重合を開始してから48時間後、72時
間後にもそれぞれt−BHPを、モノマーの合計に対し
7.5モル%ずつ添加し、合計120時間、80℃で重
合反応を行った(方法A)。また、アリルアミン類とし
てジアリルアミン塩酸塩を用いた場合、重合を開始して
から48時間後にもt−BHPを、モノマーの合計に対
し7.5モル%添加し、合計120時間、80℃で重合
反応を行った(方法B)。アリルアミン類としてジアリ
ルジメチルアンモニウムクロリドを用いた場合、途中で
特にラジカル開始剤を添加することなく、合計72時
間、80℃で重合反応を行った(方法C)。
クロリドとアリルアミン類との共重合 共栓付きの30ml試験管中に濃度60重量%のアリル
トリメチルアンモニウムクロリドとアリルアミン類の水
溶液(種々のモル比でかつモノマー合計22.1ミリモ
ル)を入れ、次いで、t−BHP(モノマーの合計に対
し7.5モル%)を加え、80℃の恒温水槽中で静置重
合した。アリルアミン類としてモノアリルアミン塩酸塩
を用いた場合、重合を開始してから48時間後、72時
間後にもそれぞれt−BHPを、モノマーの合計に対し
7.5モル%ずつ添加し、合計120時間、80℃で重
合反応を行った(方法A)。また、アリルアミン類とし
てジアリルアミン塩酸塩を用いた場合、重合を開始して
から48時間後にもt−BHPを、モノマーの合計に対
し7.5モル%添加し、合計120時間、80℃で重合
反応を行った(方法B)。アリルアミン類としてジアリ
ルジメチルアンモニウムクロリドを用いた場合、途中で
特にラジカル開始剤を添加することなく、合計72時
間、80℃で重合反応を行った(方法C)。
【0053】重合終了の後、得られたポリマー溶液をG
PC法により分析を行い、重合収率と重量平均分子量と
を求めた。その結果を表3に示す。
PC法により分析を行い、重合収率と重量平均分子量と
を求めた。その結果を表3に示す。
【0054】
【表3】
【0055】実施例49 ラジカル開始剤としてt−ブ
チルヒドロペルオキシドを用いたアリルトリメチルアン
モニウムクロリドとモノアリルアミン塩酸塩とのモル比
1:1の共重合体のフラスコスケールでの製造 温度計、滴下ロート、還流冷却管および撹拌器を備えた
300mlの4ツ口セパラブルフラスコ中に濃度77.
2重量%のアリルトリメチルアンモニウムクロリド水溶
液131.81g(net 101.7g;0.75モ
ル)と濃度57.8重量%のモノアリルアミン塩酸塩水
溶液121.48g(net 70.17g,0.75
モル)を入れ(仕込みモル比1:1)、蒸留水でモノマ
ー合計濃度を60重量%に調整した。内温が80℃に達
したところで濃度70重量%のt−ブチルヒドロペルオ
キシド水溶液7.27g(モノマー合計に対して3.7
6モル%)を滴下し、重合を開始した。重合を開始して
から24時間後、48時間後にもt−BHP(モノマー
に対して7.53モル%)をそれぞれ滴下し、重合を1
20時間行い、アリルトリメチルアンモニウムクロリド
とモノアリルアミン塩酸塩との仕込みモル比1:1の共
重合体を水溶液として得た。重合後、得られたポリマー
溶液をGPC法により分析を行ったところ、重合収率は
84%であり、このポリマーの重量平均分子量は600
であった。
チルヒドロペルオキシドを用いたアリルトリメチルアン
モニウムクロリドとモノアリルアミン塩酸塩とのモル比
1:1の共重合体のフラスコスケールでの製造 温度計、滴下ロート、還流冷却管および撹拌器を備えた
300mlの4ツ口セパラブルフラスコ中に濃度77.
2重量%のアリルトリメチルアンモニウムクロリド水溶
液131.81g(net 101.7g;0.75モ
ル)と濃度57.8重量%のモノアリルアミン塩酸塩水
溶液121.48g(net 70.17g,0.75
モル)を入れ(仕込みモル比1:1)、蒸留水でモノマ
ー合計濃度を60重量%に調整した。内温が80℃に達
したところで濃度70重量%のt−ブチルヒドロペルオ
キシド水溶液7.27g(モノマー合計に対して3.7
6モル%)を滴下し、重合を開始した。重合を開始して
から24時間後、48時間後にもt−BHP(モノマー
に対して7.53モル%)をそれぞれ滴下し、重合を1
20時間行い、アリルトリメチルアンモニウムクロリド
とモノアリルアミン塩酸塩との仕込みモル比1:1の共
重合体を水溶液として得た。重合後、得られたポリマー
溶液をGPC法により分析を行ったところ、重合収率は
84%であり、このポリマーの重量平均分子量は600
であった。
【0056】次ぎに、得られたポリマー溶液7gを多量
のアセトンとメタノールとの混合溶媒500ml(重量
比4対1)中に加えてポリマーを沈殿させた。この沈殿
物を濾別しアセトンで十分に洗浄してから、60℃で4
8時間真空乾燥し、ポリマーを1.42g得た。得られ
たポリマーをGPC法により分析を行った。図1にその
クロマトグラムを示す。ピークAはポリマー、ピークB
はシステムピークである。このポリマーの元素分析値
は、C=45.76%、H=9.55%、N=12.6
6%であった。これらの元素分析値は、得られたポリマ
ーがアリルトリメチルアンモニウムクロリドとモノアリ
ルアミン塩酸塩とのモル比1:1の共重合体であること
を支持している。図2に、このポリマーの赤外線吸収ス
ペクトルを示す。
のアセトンとメタノールとの混合溶媒500ml(重量
比4対1)中に加えてポリマーを沈殿させた。この沈殿
物を濾別しアセトンで十分に洗浄してから、60℃で4
8時間真空乾燥し、ポリマーを1.42g得た。得られ
たポリマーをGPC法により分析を行った。図1にその
クロマトグラムを示す。ピークAはポリマー、ピークB
はシステムピークである。このポリマーの元素分析値
は、C=45.76%、H=9.55%、N=12.6
6%であった。これらの元素分析値は、得られたポリマ
ーがアリルトリメチルアンモニウムクロリドとモノアリ
ルアミン塩酸塩とのモル比1:1の共重合体であること
を支持している。図2に、このポリマーの赤外線吸収ス
ペクトルを示す。
【0057】実施例50 ラジカル開始剤として2,2
´−アゾビス(2−アミジノプロパン)二塩酸塩を用い
たアリルトリメチルアンモニウムクロリドとモノアリル
アミン塩酸塩との仕込みモル比1:1の共重合体のフラ
スコスケールでの製造 温度計、滴下ロート、還流冷却管および撹拌器を備えた
300mlの4ツ口セパラブルフラスコ中に濃度77.
2重量%のアリルトリメチルアンモニウムクロリド水溶
液131.81g(net 101.7g;0.75モ
ル)と濃度57.8重量%のモノアリルアミン塩酸塩水
溶液121.48g(net 70.17g,0.75
モル)を入れ(仕込みモル比1:1)、蒸留水でモノマ
ー合計濃度を60重量%に調整した。内温が80℃に達
したところで2,2´−アゾビス(2−アミジノプロパ
ン)二塩酸塩15.31g(モノマー合計に対して3.
76モル%)を滴加し、重合を開始した。重合を開始し
てから24時間後、48時間後にもそれぞれ2,2´−
アゾビス(2−アミジノプロパン)二塩酸塩30.61
g(モノマーに対して7.53モル%)を添加し、重合
を120時間行い、アリルトリメチルアンモニウムクロ
リドとモノアリルアミン塩酸塩との仕込みモル比1:1
の共重合体を水溶液として得た。得られたポリマー溶液
をGPC法により分析を行ったところ、重合収率は86
%であり、このポリマーの重量平均分子量は600であ
った。
´−アゾビス(2−アミジノプロパン)二塩酸塩を用い
たアリルトリメチルアンモニウムクロリドとモノアリル
アミン塩酸塩との仕込みモル比1:1の共重合体のフラ
スコスケールでの製造 温度計、滴下ロート、還流冷却管および撹拌器を備えた
300mlの4ツ口セパラブルフラスコ中に濃度77.
2重量%のアリルトリメチルアンモニウムクロリド水溶
液131.81g(net 101.7g;0.75モ
ル)と濃度57.8重量%のモノアリルアミン塩酸塩水
溶液121.48g(net 70.17g,0.75
モル)を入れ(仕込みモル比1:1)、蒸留水でモノマ
ー合計濃度を60重量%に調整した。内温が80℃に達
したところで2,2´−アゾビス(2−アミジノプロパ
ン)二塩酸塩15.31g(モノマー合計に対して3.
76モル%)を滴加し、重合を開始した。重合を開始し
てから24時間後、48時間後にもそれぞれ2,2´−
アゾビス(2−アミジノプロパン)二塩酸塩30.61
g(モノマーに対して7.53モル%)を添加し、重合
を120時間行い、アリルトリメチルアンモニウムクロ
リドとモノアリルアミン塩酸塩との仕込みモル比1:1
の共重合体を水溶液として得た。得られたポリマー溶液
をGPC法により分析を行ったところ、重合収率は86
%であり、このポリマーの重量平均分子量は600であ
った。
【0058】実施例51 ラジカル開始剤として過硫酸
アンモニウムを用いたアリルトリメチルアンモニウムク
ロリドとモノアリルアミン塩酸塩との仕込みモル比1:
1の共重合体のフラスコスケールでの製造 ラジカル開始剤として2,2´−アゾビス(2−アミジ
ノプロパン)二塩酸塩の代わりに過硫酸アンモニウムを
同モル量用いた以外は、実施例50と同様に操作するこ
とにより、アリルトリメチルアンモニウムクロリドとモ
ノアリルアミン塩酸塩との仕込みモル比1:1の共重合
体を水溶液として得た。重合収率は82%、ポリマーの
重量平均分子量は700であった。
アンモニウムを用いたアリルトリメチルアンモニウムク
ロリドとモノアリルアミン塩酸塩との仕込みモル比1:
1の共重合体のフラスコスケールでの製造 ラジカル開始剤として2,2´−アゾビス(2−アミジ
ノプロパン)二塩酸塩の代わりに過硫酸アンモニウムを
同モル量用いた以外は、実施例50と同様に操作するこ
とにより、アリルトリメチルアンモニウムクロリドとモ
ノアリルアミン塩酸塩との仕込みモル比1:1の共重合
体を水溶液として得た。重合収率は82%、ポリマーの
重量平均分子量は700であった。
【0059】実施例52 ラジカル開始剤として過酸化
水素を用いたアリルトリメチルアンモニウムクロリドと
モノアリルアミン塩酸塩との仕込みモル比1:1の共重
合体のフラスコスケールでの製造 ラジカル開始剤として濃度70重量%のt−ブチルヒド
ロペルオキシド水溶液の代わりに、濃度30重量%の過
酸化水素水溶液を同モル量用いた以外は、実施例49と
同様に操作することにより、アリルトリメチルアンモニ
ウムクロリドとモノアリルアミン塩酸塩との仕込みモル
比1:1の共重合体を水溶液として得た。重合収率は7
0%、ポリマーの重量平均分子量は500であった。
水素を用いたアリルトリメチルアンモニウムクロリドと
モノアリルアミン塩酸塩との仕込みモル比1:1の共重
合体のフラスコスケールでの製造 ラジカル開始剤として濃度70重量%のt−ブチルヒド
ロペルオキシド水溶液の代わりに、濃度30重量%の過
酸化水素水溶液を同モル量用いた以外は、実施例49と
同様に操作することにより、アリルトリメチルアンモニ
ウムクロリドとモノアリルアミン塩酸塩との仕込みモル
比1:1の共重合体を水溶液として得た。重合収率は7
0%、ポリマーの重量平均分子量は500であった。
【0060】実施例53 ラジカル開始剤としてt−ブ
チルヒドロペルオキシドを用いたアリルトリメチルアン
モニウムクロリドとジアリルアミン塩酸塩とのモル比
1:1の共重合体のフラスコスケールでの製造 濃度57.8重量%のモノアリルアミン塩酸塩水溶液1
21.4gの代わりに、濃度65.7重量%のジアリル
アミン塩酸塩水溶液132.2gを用いた以外は、実施
例49と同様に操作することにより、アリルトリメチル
アンモニウムクロリドとジアリルアミン塩酸塩との仕込
みモル比1:1の共重合体を水溶液として得た。重合収
率は81%、ポリマーの重量平均分子量は2000であ
った。
チルヒドロペルオキシドを用いたアリルトリメチルアン
モニウムクロリドとジアリルアミン塩酸塩とのモル比
1:1の共重合体のフラスコスケールでの製造 濃度57.8重量%のモノアリルアミン塩酸塩水溶液1
21.4gの代わりに、濃度65.7重量%のジアリル
アミン塩酸塩水溶液132.2gを用いた以外は、実施
例49と同様に操作することにより、アリルトリメチル
アンモニウムクロリドとジアリルアミン塩酸塩との仕込
みモル比1:1の共重合体を水溶液として得た。重合収
率は81%、ポリマーの重量平均分子量は2000であ
った。
【0061】次ぎに、得られたポリマー溶液7gを多量
のアセトンとメタノールとの混合溶媒500ml(重量
比4対1)中に加えて、ポリマーを沈殿させた。この沈
殿物を濾別しアセトンで十分に洗浄してから、60℃で
48時間真空乾燥し、ポリマーを1.64g得た。得ら
れたポリマーをGPC法により分析を行った、図3にそ
のクロマトグラムを示した。ピークAはポリマー、ピー
クBはシステムピークである。また、このポリマーの元
素分析値は、C=53.55%、H=9.81%、N=
10.40%であった。これらの値は、得られたポリマ
ーがアリルトリメチルアンモニウムクロリドとジアリル
アミン塩酸塩とのモル比1:1の共重合体であることを
支持している。図4にこのポリマーの赤外線吸収スペク
トルを示す。
のアセトンとメタノールとの混合溶媒500ml(重量
比4対1)中に加えて、ポリマーを沈殿させた。この沈
殿物を濾別しアセトンで十分に洗浄してから、60℃で
48時間真空乾燥し、ポリマーを1.64g得た。得ら
れたポリマーをGPC法により分析を行った、図3にそ
のクロマトグラムを示した。ピークAはポリマー、ピー
クBはシステムピークである。また、このポリマーの元
素分析値は、C=53.55%、H=9.81%、N=
10.40%であった。これらの値は、得られたポリマ
ーがアリルトリメチルアンモニウムクロリドとジアリル
アミン塩酸塩とのモル比1:1の共重合体であることを
支持している。図4にこのポリマーの赤外線吸収スペク
トルを示す。
【0062】実施例54 ラジカル開始剤として2,2
´−アゾビス(2−アミジノプロパン)二塩酸塩を用い
たアリルトリメチルアンモニウムクロリドとジアリルア
ミン塩酸塩との仕込みモル比1:1の共重合体のフラス
コスケールでの製造 濃度57.8重量%のモノアリルアミン塩酸塩水溶液1
21.4gの代わりに、濃度65.7重量%のジアリル
アミン塩酸塩水溶液132.2gを用いた以外は、実施
例50と同様に操作することにより、アリルトリメチル
アンモニウムクロリドとジアリルアミン塩酸塩との仕込
みモル比1:1の共重合体を水溶液として得た。重合収
率は95%、ポリマーの重量平均分子量は2000であ
った。
´−アゾビス(2−アミジノプロパン)二塩酸塩を用い
たアリルトリメチルアンモニウムクロリドとジアリルア
ミン塩酸塩との仕込みモル比1:1の共重合体のフラス
コスケールでの製造 濃度57.8重量%のモノアリルアミン塩酸塩水溶液1
21.4gの代わりに、濃度65.7重量%のジアリル
アミン塩酸塩水溶液132.2gを用いた以外は、実施
例50と同様に操作することにより、アリルトリメチル
アンモニウムクロリドとジアリルアミン塩酸塩との仕込
みモル比1:1の共重合体を水溶液として得た。重合収
率は95%、ポリマーの重量平均分子量は2000であ
った。
【0063】実施例55 ラジカル開始剤として過硫酸
アンモニウムを用いたアリルトリメチルアンモニウムク
ロリドとジアリルアミン塩酸塩との仕込みモル比1:1
の共重合体のフラスコスケールでの製造 濃度57.8重量%のモノアリルアミン塩酸塩水溶液1
21.4gの代わりに、濃度65.7重量%のジアリル
アミン塩酸塩水溶液132.2gを用いた以外は、実施
例51と同様に操作することにより、アリルトリメチル
アンモニウムクロリドとジアリルアミン塩酸塩との仕込
みモル比1:1の共重合体を水溶液として得た。重合収
率は85%、ポリマーの重量平均分子量は1700であ
った。
アンモニウムを用いたアリルトリメチルアンモニウムク
ロリドとジアリルアミン塩酸塩との仕込みモル比1:1
の共重合体のフラスコスケールでの製造 濃度57.8重量%のモノアリルアミン塩酸塩水溶液1
21.4gの代わりに、濃度65.7重量%のジアリル
アミン塩酸塩水溶液132.2gを用いた以外は、実施
例51と同様に操作することにより、アリルトリメチル
アンモニウムクロリドとジアリルアミン塩酸塩との仕込
みモル比1:1の共重合体を水溶液として得た。重合収
率は85%、ポリマーの重量平均分子量は1700であ
った。
【0064】実施例56 ラジカル開始剤として過酸化
水素を用いたアリルトリメチルアンモニウムクロリドと
ジアリルアミン塩酸塩との仕込みモル比1:1の共重合
体のフラスコスケールでの製造 濃度57.8重量%のモノアリルアミン塩酸塩水溶液1
21.4gの代わりに、濃度65.7重量%のジアリル
アミン塩酸塩水溶液132.2gを用いた以外は、実施
例51と同様に操作することにより、アリルトリメチル
アンモニウムクロリドとジアリルアミン塩酸塩との仕込
みモル比1:1の共重合体を水溶液として得た。重合収
率は83%、ポリマーの重量平均分子量は1800であ
った。
水素を用いたアリルトリメチルアンモニウムクロリドと
ジアリルアミン塩酸塩との仕込みモル比1:1の共重合
体のフラスコスケールでの製造 濃度57.8重量%のモノアリルアミン塩酸塩水溶液1
21.4gの代わりに、濃度65.7重量%のジアリル
アミン塩酸塩水溶液132.2gを用いた以外は、実施
例51と同様に操作することにより、アリルトリメチル
アンモニウムクロリドとジアリルアミン塩酸塩との仕込
みモル比1:1の共重合体を水溶液として得た。重合収
率は83%、ポリマーの重量平均分子量は1800であ
った。
【0065】実施例57 ラジカル開始剤としてt−ブ
チルヒドロペルオキシドを用いたアリルトリメチルアン
モニウムクロリドとジアリルジメチルアンモニウムクロ
リドとのモル比1:1の共重合体のフラスコスケールで
の製造 濃度57.8重量%のモノアリルアミン塩酸塩水溶液1
21.4gの代わりに、濃度62.7重量%のジアリル
ジメチルアンモニウムクロリド水溶液154.7gを用
いた以外は、実施例49と同様に操作することにより、
アリルトリメチルアンモニウムクロリドとジアリルジメ
チルアンモニウムクロリドとの仕込みモル比1:1の共
重合体を水溶液として得た。重合収率は98%、ポリマ
ーの重量平均分子量は2700であった。
チルヒドロペルオキシドを用いたアリルトリメチルアン
モニウムクロリドとジアリルジメチルアンモニウムクロ
リドとのモル比1:1の共重合体のフラスコスケールで
の製造 濃度57.8重量%のモノアリルアミン塩酸塩水溶液1
21.4gの代わりに、濃度62.7重量%のジアリル
ジメチルアンモニウムクロリド水溶液154.7gを用
いた以外は、実施例49と同様に操作することにより、
アリルトリメチルアンモニウムクロリドとジアリルジメ
チルアンモニウムクロリドとの仕込みモル比1:1の共
重合体を水溶液として得た。重合収率は98%、ポリマ
ーの重量平均分子量は2700であった。
【0066】次ぎに得られたポリマー溶液7gを多量の
アセトンとメタノールとの混合溶媒500ml(重量比
4対1)中に加えて、ポリマーを沈殿させた。この沈殿
物を濾別しアセトンで十分に洗浄してから、60℃で4
8時間真空乾燥し、ポリマーを固体として1.96g得
た。得られたポリマーをGPC法により分析を行った。
図5にそのクロマトグラムを示した。ピークAはポリマ
ー、ピークBはシステムピークである。また、このポリ
マーの元素分析値は、C=56.35%、H=10.2
6%、N=9.48%であった。これらの値は、得られ
たポリマーがアリルトリメチルアンモニウムクロリドと
ジアリルジメチルアンモニウムクロリドとのモル比1:
1共重合体であることを支持している。図6にこのポリ
マーの赤外線吸収スペクトルを示す。
アセトンとメタノールとの混合溶媒500ml(重量比
4対1)中に加えて、ポリマーを沈殿させた。この沈殿
物を濾別しアセトンで十分に洗浄してから、60℃で4
8時間真空乾燥し、ポリマーを固体として1.96g得
た。得られたポリマーをGPC法により分析を行った。
図5にそのクロマトグラムを示した。ピークAはポリマ
ー、ピークBはシステムピークである。また、このポリ
マーの元素分析値は、C=56.35%、H=10.2
6%、N=9.48%であった。これらの値は、得られ
たポリマーがアリルトリメチルアンモニウムクロリドと
ジアリルジメチルアンモニウムクロリドとのモル比1:
1共重合体であることを支持している。図6にこのポリ
マーの赤外線吸収スペクトルを示す。
【0067】実施例58 ラジカル開始剤として2,2
´−アゾビス(2−アミジノプロパン)二塩酸塩を用い
たアリルトリメチルアンモニウムクロリドとジアリルジ
メチルアンモニウムクロリドとの仕込みモル比1:1の
共重合体のフラスコスケールでの製造 濃度57.8重量%のモノアリルアミン塩酸塩水溶液1
21.4gの代わりに、濃度62.7重量%のジアリル
ジメチルアンモニウムクロリド水溶液154.7gを用
いた以外は、実施例50と同様に操作することにより、
アリルトリメチルアンモニウムクロリドとジアリルジメ
チルアンモニウムクロリドとの仕込みモル比1:1の共
重合体を水溶液として得た。重合収率は97%、ポリマ
ーの重量平均分子量は3000であった。
´−アゾビス(2−アミジノプロパン)二塩酸塩を用い
たアリルトリメチルアンモニウムクロリドとジアリルジ
メチルアンモニウムクロリドとの仕込みモル比1:1の
共重合体のフラスコスケールでの製造 濃度57.8重量%のモノアリルアミン塩酸塩水溶液1
21.4gの代わりに、濃度62.7重量%のジアリル
ジメチルアンモニウムクロリド水溶液154.7gを用
いた以外は、実施例50と同様に操作することにより、
アリルトリメチルアンモニウムクロリドとジアリルジメ
チルアンモニウムクロリドとの仕込みモル比1:1の共
重合体を水溶液として得た。重合収率は97%、ポリマ
ーの重量平均分子量は3000であった。
【0068】実施例59 ラジカル開始剤として過硫酸
アンモニウムを用いたアリルトリメチルアンモニウムク
ロリドとジアリルジメチルアンモニウムクロリドとの仕
込みモル比1:1の共重合体のフラスコスケールでの製
造 濃度57.8重量%のモノアリルアミン塩酸塩水溶液1
21.4gの代わりに、濃度62.7重量%のジアリル
ジメチルアンモニウムクロリド水溶液154.7gを用
いた以外は、実施例51と同様に操作することにより、
アリルトリメチルアンモニウムクロリドとジアリルジメ
チルアンモニウムクロリドとの仕込みモル比1:1の共
重合体を水溶液として得た。重合収率は94%、ポリマ
ーの重量平均分子量は2600であった。
アンモニウムを用いたアリルトリメチルアンモニウムク
ロリドとジアリルジメチルアンモニウムクロリドとの仕
込みモル比1:1の共重合体のフラスコスケールでの製
造 濃度57.8重量%のモノアリルアミン塩酸塩水溶液1
21.4gの代わりに、濃度62.7重量%のジアリル
ジメチルアンモニウムクロリド水溶液154.7gを用
いた以外は、実施例51と同様に操作することにより、
アリルトリメチルアンモニウムクロリドとジアリルジメ
チルアンモニウムクロリドとの仕込みモル比1:1の共
重合体を水溶液として得た。重合収率は94%、ポリマ
ーの重量平均分子量は2600であった。
【0069】実施例60 ラジカル開始剤として過硫酸
アンモニウムを用いたアリルトリメチルアンモニウムク
ロリドとジアリルジメチルアンモニウムクロリドとの仕
込みモル比1:1の共重合体のフラスコスケールでの製
造 濃度57.8重量%のモノアリルアミン塩酸塩水溶液1
21.4gの代わりに、濃度62.7重量%のジアリル
ジメチルアンモニウムクロリド水溶液154.7gを用
いた以外は、実施例52と同様に操作することにより、
アリルトリメチルアンモニウムクロリドとジアリルジメ
チルアンモニウムクロリドとの仕込みモル比1:1の共
重合体を水溶液として得た。重合収率は96%、ポリマ
ーの重量平均分子量は2700であった。
アンモニウムを用いたアリルトリメチルアンモニウムク
ロリドとジアリルジメチルアンモニウムクロリドとの仕
込みモル比1:1の共重合体のフラスコスケールでの製
造 濃度57.8重量%のモノアリルアミン塩酸塩水溶液1
21.4gの代わりに、濃度62.7重量%のジアリル
ジメチルアンモニウムクロリド水溶液154.7gを用
いた以外は、実施例52と同様に操作することにより、
アリルトリメチルアンモニウムクロリドとジアリルジメ
チルアンモニウムクロリドとの仕込みモル比1:1の共
重合体を水溶液として得た。重合収率は96%、ポリマ
ーの重量平均分子量は2700であった。
【0070】試験例1 アリルトリメチルアンモニウム
クロリドとアリルアミン類との共重合体の各種溶媒に対
する溶解性 実施例49、実施例53、実施例57で得られたアリル
トリメチルアンモニウムクロリドとアリルアミン類との
共重合体0.1gを取り、それの各種溶媒(5ml)に
対する30℃での溶解性を調べた。比較の重合体として
は、モノアリルアミン塩酸塩単独重合体(重量平均分子
量 約2万)、ジアリルアミン塩酸塩単独重合体(重量
平均分子量 約1万)、ジアリルジメチルアンモニウム
クロリド単独重合体(重量平均分子量 約10万)及び
アリルトリメチルアンモニウムクロリド単独重合体(重
量平均分子量 1000)を用いた。結果を表4に示
す。
クロリドとアリルアミン類との共重合体の各種溶媒に対
する溶解性 実施例49、実施例53、実施例57で得られたアリル
トリメチルアンモニウムクロリドとアリルアミン類との
共重合体0.1gを取り、それの各種溶媒(5ml)に
対する30℃での溶解性を調べた。比較の重合体として
は、モノアリルアミン塩酸塩単独重合体(重量平均分子
量 約2万)、ジアリルアミン塩酸塩単独重合体(重量
平均分子量 約1万)、ジアリルジメチルアンモニウム
クロリド単独重合体(重量平均分子量 約10万)及び
アリルトリメチルアンモニウムクロリド単独重合体(重
量平均分子量 1000)を用いた。結果を表4に示
す。
【0071】
【表4】
【0072】
【発明の効果】本発明の方法によれば、低重合度のモノ
アリルトリアルキルアンモニウム塩とモノアリルアミン
付加塩類および/またはジアリルアミン塩類との共重合
体を高収率で製造することができる。本発明の共重合体
は、現在カチオン系高分子化合物が使用されている分野
で、かつ、その溶液粘性が小さいことが望まれている分
野などにおいて、極めて有用である。
アリルトリアルキルアンモニウム塩とモノアリルアミン
付加塩類および/またはジアリルアミン塩類との共重合
体を高収率で製造することができる。本発明の共重合体
は、現在カチオン系高分子化合物が使用されている分野
で、かつ、その溶液粘性が小さいことが望まれている分
野などにおいて、極めて有用である。
【図1】実施例49で得られたアリルトリメチルアンモ
ニウムクロリドとモノアリルアミン塩酸塩とのモル比
1:1の共重合体のGPCクロマトグラムである。
ニウムクロリドとモノアリルアミン塩酸塩とのモル比
1:1の共重合体のGPCクロマトグラムである。
【図2】実施例49で得られたアリルトリメチルアンモ
ニウムクロリドとモノアリルアミン塩酸塩とのモル比
1:1の共重合体の赤外線吸収スペクトルである。
ニウムクロリドとモノアリルアミン塩酸塩とのモル比
1:1の共重合体の赤外線吸収スペクトルである。
【図3】実施例53で得られたアリルトリメチルアンモ
ニウムクロリドとジアリルアミン塩酸塩とのモル比1:
1の共重合体のGPCクロマトグラムである。
ニウムクロリドとジアリルアミン塩酸塩とのモル比1:
1の共重合体のGPCクロマトグラムである。
【図4】実施例53で得られたアリルトリメチルアンモ
ニウムクロリドとジアリルアミン塩酸塩とのモル比1:
1の共重合体の赤外線吸収スペクトルである。
ニウムクロリドとジアリルアミン塩酸塩とのモル比1:
1の共重合体の赤外線吸収スペクトルである。
【図5】実施例57で得られたアリルトリメチルアンモ
ニウムクロリドとジアリルジメチルアンモニウムクロリ
ドとのモル比1:1の共重合体のGPCクロマトグラム
である。
ニウムクロリドとジアリルジメチルアンモニウムクロリ
ドとのモル比1:1の共重合体のGPCクロマトグラム
である。
【図6】実施例57で得られたアリルトリメチルアンモ
ニウムクロリドとジアリルジメチルアンモニウムクロリ
ドとのモル比1:1の共重合体の赤外線吸収スペクトル
である。
ニウムクロリドとジアリルジメチルアンモニウムクロリ
ドとのモル比1:1の共重合体の赤外線吸収スペクトル
である。
Claims (2)
- 【請求項1】 ヒドロペルオキシド化合物、分子内にア
ゾ基とカチオン性窒素とを有する化合物、過硫酸塩およ
び過酸化水素の中から選ばれる少なくとも1種のラジカ
ル開始剤の存在下、溶媒中において、(A)モノアリル
トリアルキルアンモニウム塩と、(B)モノアリルアミ
ン付加塩類および/またはジアリルアミン塩類とを重合
させることを特徴とするアリルトリアルキルアンモニウ
ム塩共重合体の製造方法。 - 【請求項2】 (a)一般式(I) 【化1】 (式中、RおよびR1は、それぞれ炭素数1〜4のアル
キル基を示し、それらはたがいに同一でも異なっていて
もよく、R2は炭素数1〜4のアルキル基または炭素数
7〜10のアラルキル基、Xp-は陰イオン、pはXp-イ
オンの価数を示す。)で表される繰り返し単位と、
(b)(イ)一般式(II) 【化2】 (式中、R3およびR4は、それぞれ水素原子または炭素
数1〜4のアルキル基を示し、それらはたがいに同一で
も異なっていてもよく、Yq-は陰イオン、qはYq-イオ
ンの価数を示す。)で表される繰り返し単位、(ロ)一
般式(III) 【化3】 (式中、R5およびR6は、それぞれ水素原子または炭素
数1〜4のアルキル基を示し、それらはたがいに同一で
も異なっていてもよく、Zr-は陰イオン、rはZr-イオ
ンの価数を示す。)で表される繰り返し単位、および
(ハ)一般式(IV) 【化4】 (式中、R5、R6、Zr-およびrは前記と同じであ
る。)で表される繰り返し単位の中から選ばれる少なく
とも1種の繰り返し単位とを主要構成成分とすることを
特徴とするアリルトリアルキルアンモニウム塩共重合
体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6305798A JPH11255841A (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | アリルトリアルキルアンモニウム塩共重合体およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6305798A JPH11255841A (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | アリルトリアルキルアンモニウム塩共重合体およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11255841A true JPH11255841A (ja) | 1999-09-21 |
Family
ID=13218342
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6305798A Withdrawn JPH11255841A (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | アリルトリアルキルアンモニウム塩共重合体およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11255841A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019009057A1 (ja) * | 2017-07-05 | 2019-01-10 | 日東紡績株式会社 | 高純度アリルアミン(共)重合体及びその製造方法 |
| CN113121735A (zh) * | 2021-04-19 | 2021-07-16 | 安徽大学 | 二维阴离子交换聚合物的制备方法、制得的聚合物及其应用 |
-
1998
- 1998-03-13 JP JP6305798A patent/JPH11255841A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019009057A1 (ja) * | 2017-07-05 | 2019-01-10 | 日東紡績株式会社 | 高純度アリルアミン(共)重合体及びその製造方法 |
| CN110831984A (zh) * | 2017-07-05 | 2020-02-21 | 日东纺绩株式会社 | 高纯度烯丙胺(共)聚合物及其制造方法 |
| JPWO2019009057A1 (ja) * | 2017-07-05 | 2020-04-30 | 日東紡績株式会社 | 高純度アリルアミン(共)重合体及びその製造方法 |
| CN113121735A (zh) * | 2021-04-19 | 2021-07-16 | 安徽大学 | 二维阴离子交换聚合物的制备方法、制得的聚合物及其应用 |
| CN113121735B (zh) * | 2021-04-19 | 2022-09-02 | 安徽大学 | 二维阴离子交换聚合物的制备方法、制得的聚合物及其应用 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| AU599866B2 (en) | Enhanced livingness of polymerization using silylated oxyanions | |
| Suwa et al. | Synthesis and functionalities of poly (N‐vinylalkylamide). IV. Synthesis and free radical polymerization of N‐vinylisobutyramide and thermosensitive properties of the polymer | |
| JPH02603A (ja) | ポリエチレンイミン誘導体鎖を有するアクリル型マクロモノマー及びその製造方法 | |
| JPS63137903A (ja) | 連鎖端で機能化された重合体及びその製法 | |
| US4544724A (en) | Silylated vinyl alcohol polymers | |
| Ueda et al. | Synthesis and homopolymerization kinetics of α-methylene-δ-valerolactone, an exo-methylene cyclic monomer with a nonplanar ring system spanning the radical center | |
| EP0095086B1 (en) | Polymerizable, optically active polymer and process for preparing polymerizable polymer | |
| JP5250641B2 (ja) | pH感受性ポリエチレンオキシドコポリマー及びそれらの合成方法 | |
| WO2015146486A1 (ja) | グラフト重合体、及びその製造方法 | |
| US4444971A (en) | Acrylic and methacrylic quaternary chloromethyl ammonium chloride cationic monomers and polymers thereof | |
| EP4130077A1 (en) | Symmetric raft agent for controlled radical polymerization of multi-block copolymers for monomers with different activities | |
| Itoh et al. | 7-Chloro-7-phenyl-8, 8-dicyanoquinodimethane. A novel initiator for cationic polymerizations | |
| JPH11263813A (ja) | アリルトリアルキルアンモニウム塩共重合体の製造方法及びアリルトリアルキルアンモニウム塩共重合体 | |
| Bouchekif et al. | Triblock and pentablock terpolymers by sequential base-assisted living cationic copolymerization of functionalized vinyl ethers | |
| JP3570615B2 (ja) | アリルアミン系重合体の製造方法 | |
| Ueda et al. | Radical-initiated homo-and copolymerization of α-fluoroacrylamide" living" radicals in a homogeneous system | |
| US4906713A (en) | "Acrylic" ladder polymers | |
| JPH04134090A (ja) | ホスファゼン誘導体及びその重合体 | |
| Ueda et al. | Radical polymerization of N‐phenyl‐α‐methylene‐β‐lactam | |
| KR900003910B1 (ko) | 비스실록산 중합개시제를 이용한 중합체의 제조방법 | |
| CA1255445A (en) | Process for the quasi-ionic polymerization of acrylic acid derivatives | |
| JP3807455B2 (ja) | ポリ(アリルトリアルキルアンモニウム塩)の製造方法 | |
| US4978723A (en) | Phosphonate-capped polymers | |
| WO2011132558A1 (ja) | ジアリルアミン酢酸塩重合体の製造方法 | |
| JPS6212803B2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050607 |