JPH11257219A - 片側斜板式圧縮機 - Google Patents
片側斜板式圧縮機Info
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- JPH11257219A JPH11257219A JP10056987A JP5698798A JPH11257219A JP H11257219 A JPH11257219 A JP H11257219A JP 10056987 A JP10056987 A JP 10056987A JP 5698798 A JP5698798 A JP 5698798A JP H11257219 A JPH11257219 A JP H11257219A
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- 239000001569 carbon dioxide Substances 0.000 description 5
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- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 スラスト軸受に作用する荷重を低減してスラ
スト軸受の寿命低下及びスラスト軸受の大形化を抑制す
る。 【解決手段】 斜板室の内圧を吐出圧と吸入圧との中間
の圧力に制御し、ピストンに作用するシリンダボア内圧
によるフロント側向きのスラスト荷重と斜板室の内圧に
よるリヤ側向きのスラスト荷重とを略バランスさせる。
その手段として、例えば、吸入室と斜板室とを調整弁を
介して連通し、この調整弁の作用により斜板室の圧力を
適切な中間圧とする。
スト軸受の寿命低下及びスラスト軸受の大形化を抑制す
る。 【解決手段】 斜板室の内圧を吐出圧と吸入圧との中間
の圧力に制御し、ピストンに作用するシリンダボア内圧
によるフロント側向きのスラスト荷重と斜板室の内圧に
よるリヤ側向きのスラスト荷重とを略バランスさせる。
その手段として、例えば、吸入室と斜板室とを調整弁を
介して連通し、この調整弁の作用により斜板室の圧力を
適切な中間圧とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両等に使用され
る片側斜板式圧縮機に関する。
る片側斜板式圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来車両用空調機用の圧縮機としては、
シリンダブロックの周辺部に駆動軸と平行に複数のシリ
ンダボアを配置し、このシリンダボア内にピストンアッ
センブリを収納し、このピストンアッセンブリを駆動軸
と一体的に回転する斜板により往復動させて、冷媒ガス
を圧縮する斜板式圧縮機が一般に用いられている。
シリンダブロックの周辺部に駆動軸と平行に複数のシリ
ンダボアを配置し、このシリンダボア内にピストンアッ
センブリを収納し、このピストンアッセンブリを駆動軸
と一体的に回転する斜板により往復動させて、冷媒ガス
を圧縮する斜板式圧縮機が一般に用いられている。
【0003】このような斜板式圧縮機として、図5に示
すような容量固定式の片側斜板式圧縮機が知られてい
る。同図において、圧縮機の外殻101は、シリンダブ
ロック101aのフロント側にハウジング101bを結
合して形成され、内部に斜板室102が形成されてい
る。また、シリンダブロック101aのリヤ側には、吐
出室103aと吸入室103bを有するシリンダカバー
103が弁板104を介して結合されている。また、シ
リンダカバー103の側壁には外部冷媒回路(図示せ
ず)から吸入ガスを受け入れる吸入ポート105が吸入
室103bと連通して設けられている。圧縮機の外殻1
01の中心部には駆動軸106が配設され、ラジアル軸
受107により回転自在に支承されている。また、シリ
ンダブロック101aには、この駆動軸106を中心と
する一定円周上に等間隔に、且つ駆動軸106と平行に
複数のシリンダボア108が形成されている。そして、
この各シリンダボア108内には片頭ピストン109が
往復摺動自在に収納されている。
すような容量固定式の片側斜板式圧縮機が知られてい
る。同図において、圧縮機の外殻101は、シリンダブ
ロック101aのフロント側にハウジング101bを結
合して形成され、内部に斜板室102が形成されてい
る。また、シリンダブロック101aのリヤ側には、吐
出室103aと吸入室103bを有するシリンダカバー
103が弁板104を介して結合されている。また、シ
リンダカバー103の側壁には外部冷媒回路(図示せ
ず)から吸入ガスを受け入れる吸入ポート105が吸入
室103bと連通して設けられている。圧縮機の外殻1
01の中心部には駆動軸106が配設され、ラジアル軸
受107により回転自在に支承されている。また、シリ
ンダブロック101aには、この駆動軸106を中心と
する一定円周上に等間隔に、且つ駆動軸106と平行に
複数のシリンダボア108が形成されている。そして、
この各シリンダボア108内には片頭ピストン109が
往復摺動自在に収納されている。
【0004】また、斜板室102内において駆動軸10
6と一体的に回転するように、駆動軸106に斜板11
0が固定され、この斜板110にシュー111を介して
上記ピストン109が係留されている。また、斜板11
0のボス110aのフロント側、即ち、ボス110aと
ハウジング101bとの間にスラスト軸受114が設け
られ、このスラスト軸受114により斜板110に作用
するスラスト荷重が支持されている。
6と一体的に回転するように、駆動軸106に斜板11
0が固定され、この斜板110にシュー111を介して
上記ピストン109が係留されている。また、斜板11
0のボス110aのフロント側、即ち、ボス110aと
ハウジング101bとの間にスラスト軸受114が設け
られ、このスラスト軸受114により斜板110に作用
するスラスト荷重が支持されている。
【0005】前記弁板104には、シリンダボア108
と吐出室103aとを連通する吐出孔104a及びシリ
ンダボア108と吸入室103bとを連通する吸入孔1
04bがそれぞれ穿設されている。また、弁板104と
シリンダブロック101aとの間には各吸入孔104b
を開閉制御する複数の吸入弁112aを一体的に形成し
た吸入弁形成板112が介装され、また、弁板104と
シリンダカバー103との間には吐出孔103aを開閉
制御する複数の吐出弁113aを一体的に形成した吐出
弁形成板113が介装されている。
と吐出室103aとを連通する吐出孔104a及びシリ
ンダボア108と吸入室103bとを連通する吸入孔1
04bがそれぞれ穿設されている。また、弁板104と
シリンダブロック101aとの間には各吸入孔104b
を開閉制御する複数の吸入弁112aを一体的に形成し
た吸入弁形成板112が介装され、また、弁板104と
シリンダカバー103との間には吐出孔103aを開閉
制御する複数の吐出弁113aを一体的に形成した吐出
弁形成板113が介装されている。
【0006】そして、シリンダブロック101aには、
複数のシリンダボア108の間のスペースにガス通路1
15が設けられ、前記斜板室102はガス通路115を
介して吸入室103bに連通されており、ピストン10
9の圧縮工程で斜板室102へ流入するブローバイガス
を吸入室103bへ排出している。なお、116はリテ
ーナ、117は吐出ポート、118は、シリンダブロッ
ク101aと、ハウジング101bと、シリンダカバー
103とを結合するボルトである。
複数のシリンダボア108の間のスペースにガス通路1
15が設けられ、前記斜板室102はガス通路115を
介して吸入室103bに連通されており、ピストン10
9の圧縮工程で斜板室102へ流入するブローバイガス
を吸入室103bへ排出している。なお、116はリテ
ーナ、117は吐出ポート、118は、シリンダブロッ
ク101aと、ハウジング101bと、シリンダカバー
103とを結合するボルトである。
【0007】上記のように構成された片頭斜板式圧縮機
は、駆動されると、外部冷媒回路から吸入ポート105
を介して吸入ガスが吸入室103bに導かれる。そし
て、冷媒ガスは吸入室103bから吸入孔104b及び
吸入弁112aを介してシリンダボア108に吸入さ
れ、ピストン109により圧縮される。圧縮された冷媒
ガスは、吐出孔104a及び吐出弁113aを介して吐
出室103aに排出され、吐出ポート117を介して外
部冷媒回路に吐出される。
は、駆動されると、外部冷媒回路から吸入ポート105
を介して吸入ガスが吸入室103bに導かれる。そし
て、冷媒ガスは吸入室103bから吸入孔104b及び
吸入弁112aを介してシリンダボア108に吸入さ
れ、ピストン109により圧縮される。圧縮された冷媒
ガスは、吐出孔104a及び吐出弁113aを介して吐
出室103aに排出され、吐出ポート117を介して外
部冷媒回路に吐出される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のように構成され
た片側斜板式圧縮機では、ピストン109のフロント側
(図面における左側)は、吸入圧状態の斜板室102に
晒され、一方ピストン109のリヤ側は圧縮状態の冷媒
ガスが充満するシリンダボア108に晒されている。こ
のため、各ピストン109のフロント側の面には、斜板
室102の内圧(吸入圧)が作用し、また、各ピストン
109のリヤ側の面には、シリンダボア108の内圧が
作用する。図6は、一つのピストンについて、この状態
を説明したもので、斜板の回転角度(deg)に対し、
斜板室102の内圧Pcとシリンダボア108の内圧P
bの状態変化が示されている。同図に示されるように、
斜板室102の内圧Pcは常に略一定の低圧、即ち吸入
圧の圧力状態に保持され、シリンダボア108の内圧P
bは斜板110の回転角度により低圧の吸入圧から高圧
の吐出圧までの間で周期的に変動している。
た片側斜板式圧縮機では、ピストン109のフロント側
(図面における左側)は、吸入圧状態の斜板室102に
晒され、一方ピストン109のリヤ側は圧縮状態の冷媒
ガスが充満するシリンダボア108に晒されている。こ
のため、各ピストン109のフロント側の面には、斜板
室102の内圧(吸入圧)が作用し、また、各ピストン
109のリヤ側の面には、シリンダボア108の内圧が
作用する。図6は、一つのピストンについて、この状態
を説明したもので、斜板の回転角度(deg)に対し、
斜板室102の内圧Pcとシリンダボア108の内圧P
bの状態変化が示されている。同図に示されるように、
斜板室102の内圧Pcは常に略一定の低圧、即ち吸入
圧の圧力状態に保持され、シリンダボア108の内圧P
bは斜板110の回転角度により低圧の吸入圧から高圧
の吐出圧までの間で周期的に変動している。
【0009】そして、このような内圧により、各ピスト
ン109のフロント側の面にはフロント側からリヤ側に
向かうスラスト荷重が作用し、各ピストン109のリヤ
側の面にはリヤ側からフロント側に向かうスラスト荷重
が作用する。そして、これらピストンに作用する荷重を
合算したものがスラスト軸受114に作用するスラスト
荷重となる。図7はこの軸方向の荷重の状態を説明した
もので、縦軸はスラスト荷重を示すがリヤ側からフロン
ト側に向かう方向を正としている。また、複数のピスト
ン109を6個とし、これら6個のピストン109に作
用する荷重を合算している。この図7において、Fc
は、斜板室102の内圧によるフロント側からリヤ側に
向かって作用するスラスト荷重を示す。また、Fbは、
シリンダボア108の内圧によるリヤ側からフロント側
に向かって作用するスラスト荷重を示す。また、Ft
は、これら荷重Fc及びFbを総合計した荷重を示す。
このように、Ftは複数(この場合は6個)のピストン
に作用する荷重が全体的に合算されているため、図6に
示された一つのシリンダボア108の内圧に比し、変動
幅及び周期は小さくなっている。
ン109のフロント側の面にはフロント側からリヤ側に
向かうスラスト荷重が作用し、各ピストン109のリヤ
側の面にはリヤ側からフロント側に向かうスラスト荷重
が作用する。そして、これらピストンに作用する荷重を
合算したものがスラスト軸受114に作用するスラスト
荷重となる。図7はこの軸方向の荷重の状態を説明した
もので、縦軸はスラスト荷重を示すがリヤ側からフロン
ト側に向かう方向を正としている。また、複数のピスト
ン109を6個とし、これら6個のピストン109に作
用する荷重を合算している。この図7において、Fc
は、斜板室102の内圧によるフロント側からリヤ側に
向かって作用するスラスト荷重を示す。また、Fbは、
シリンダボア108の内圧によるリヤ側からフロント側
に向かって作用するスラスト荷重を示す。また、Ft
は、これら荷重Fc及びFbを総合計した荷重を示す。
このように、Ftは複数(この場合は6個)のピストン
に作用する荷重が全体的に合算されているため、図6に
示された一つのシリンダボア108の内圧に比し、変動
幅及び周期は小さくなっている。
【0010】ところで、これら図6及び図7から理解で
きるように、シリンダボア108の内圧Pbと斜板室1
02の内圧Pcとの間には大きな差圧があるため、フロ
ント側からリヤ側に向かって作用するスラスト荷重Fc
とリヤ側からフロント側に向かって作用するスラスト荷
重Fbとの間に大きな隔たりがあり、全体的に合算され
たスラスト荷重Ftは、リヤ側からフロント側に向かう
大きな偏荷重となる。この偏荷重は、シュー111を介
し斜板110に伝達され、斜板110のスラスト荷重を
支持すべく斜板110のボス部110aのフロント側に
設けられたスラスト軸受114により支持されている。
この結果、従来の容量固定の片側斜板式圧縮機では、斜
板110のボス部110aのフロント側に配置されたス
ラスト軸受114には大きな荷重が作用することとなっ
ていた。このため、斜板110のフロント側に配設され
たスラスト軸受114は寿命が短くなる傾向にあり、こ
れを防止するには定格荷重の大きいものを必要とした。
しかし、定格荷重の大きいスラスト軸受を用いると、フ
ロント側のスラスト軸受114が大形化し、延いては圧
縮機の大形化、重量増を招くという問題があった。
きるように、シリンダボア108の内圧Pbと斜板室1
02の内圧Pcとの間には大きな差圧があるため、フロ
ント側からリヤ側に向かって作用するスラスト荷重Fc
とリヤ側からフロント側に向かって作用するスラスト荷
重Fbとの間に大きな隔たりがあり、全体的に合算され
たスラスト荷重Ftは、リヤ側からフロント側に向かう
大きな偏荷重となる。この偏荷重は、シュー111を介
し斜板110に伝達され、斜板110のスラスト荷重を
支持すべく斜板110のボス部110aのフロント側に
設けられたスラスト軸受114により支持されている。
この結果、従来の容量固定の片側斜板式圧縮機では、斜
板110のボス部110aのフロント側に配置されたス
ラスト軸受114には大きな荷重が作用することとなっ
ていた。このため、斜板110のフロント側に配設され
たスラスト軸受114は寿命が短くなる傾向にあり、こ
れを防止するには定格荷重の大きいものを必要とした。
しかし、定格荷重の大きいスラスト軸受を用いると、フ
ロント側のスラスト軸受114が大形化し、延いては圧
縮機の大形化、重量増を招くという問題があった。
【0011】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みなされたものであって、スラスト軸受に作用する荷
重を低減してスラスト軸受の寿命低下及びスラスト軸受
の大形化を抑制した片側斜板式圧縮機を提供することを
目的とする。
鑑みなされたものであって、スラスト軸受に作用する荷
重を低減してスラスト軸受の寿命低下及びスラスト軸受
の大形化を抑制した片側斜板式圧縮機を提供することを
目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明では、片側斜板式圧縮機にお
ける斜板室の内圧を吐出圧と吸入圧との中間の圧力に調
整する調整手段を有し、ピストンに作用するシリンダボ
アの内圧によるフロント側向きのスラスト荷重と斜板室
の内圧によるリヤ側向きのスラスト荷重とを略バランス
させたことを特徴とする。このように構成すると、スラ
スト軸受に作用する偏荷重が解消され、スラスト荷重の
大きさも小さくなる。
めに、請求項1記載の発明では、片側斜板式圧縮機にお
ける斜板室の内圧を吐出圧と吸入圧との中間の圧力に調
整する調整手段を有し、ピストンに作用するシリンダボ
アの内圧によるフロント側向きのスラスト荷重と斜板室
の内圧によるリヤ側向きのスラスト荷重とを略バランス
させたことを特徴とする。このように構成すると、スラ
スト軸受に作用する偏荷重が解消され、スラスト荷重の
大きさも小さくなる。
【0013】また、請求項2記載発明のように、圧縮機
外部の冷媒回路から吸入ガスを受け入れる吸入ポートを
前記吸入室に連結して設け、前記吸入室と前記斜板室と
を調整弁を介して接続し、この調整弁の作用により斜板
室を所定の中間圧に制御するごとくすると、使用冷媒、
圧縮機の仕様、運転環境等の使用条件に合わせて、斜板
室の内圧を任意所望の適切な中間圧に設定することがで
きる。
外部の冷媒回路から吸入ガスを受け入れる吸入ポートを
前記吸入室に連結して設け、前記吸入室と前記斜板室と
を調整弁を介して接続し、この調整弁の作用により斜板
室を所定の中間圧に制御するごとくすると、使用冷媒、
圧縮機の仕様、運転環境等の使用条件に合わせて、斜板
室の内圧を任意所望の適切な中間圧に設定することがで
きる。
【0014】また、本発明ではスラスト荷重は前後に振
れるが、請求項3記載の発明のように、斜板の前後にス
ラスト軸受を設けることにより、この前後に振れる荷重
を支持することができる。
れるが、請求項3記載の発明のように、斜板の前後にス
ラスト軸受を設けることにより、この前後に振れる荷重
を支持することができる。
【0015】また、請求項4記載の発明のように、吐出
圧、吸入圧及び中間圧を関係付けることにより、脱フロ
ン対策の冷媒として有望視される二酸化炭素を使用する
ことが可能となる。
圧、吸入圧及び中間圧を関係付けることにより、脱フロ
ン対策の冷媒として有望視される二酸化炭素を使用する
ことが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を斜板式圧縮機に具
体化した実施の形態を図1〜3を用いながら説明する。
図1は、図5と同様の断面図で、冷媒として二酸化炭素
を用いた本発明片側斜板式圧縮機に係るものである。同
図において、圧縮機の外殻1は、シリンダブロック1a
のフロント側にハウジング1bを結合して形成されてい
る。そして、この結合により外殻1の内部に斜板室2が
形成されている。また、シリンダブロック1aのリヤ側
には、中央域に吐出室3aが形成され、また、外周域に
は吸入室3bが形成されたシリンダカバー3が弁板4を
介して結合されている。
体化した実施の形態を図1〜3を用いながら説明する。
図1は、図5と同様の断面図で、冷媒として二酸化炭素
を用いた本発明片側斜板式圧縮機に係るものである。同
図において、圧縮機の外殻1は、シリンダブロック1a
のフロント側にハウジング1bを結合して形成されてい
る。そして、この結合により外殻1の内部に斜板室2が
形成されている。また、シリンダブロック1aのリヤ側
には、中央域に吐出室3aが形成され、また、外周域に
は吸入室3bが形成されたシリンダカバー3が弁板4を
介して結合されている。
【0017】駆動軸6は、シリンダブロック1aの軸心
部に一端が挿入され、他端はハウジング1bの軸心部を
貫通して外部に導出され、ハウジング1b及びシリンダ
ブロック1aそれぞれに配設されたラジアル軸受7によ
り回転自在に支持されている。また、シリンダブロック
1aには、この駆動軸6を中心とする一定円周上に等間
隔に、且つ駆動軸6と平行に複数のシリンダボア8が形
成され、この各シリンダボア8内には片頭ピストン9が
摺動しながら往復動できるように収納されている。ま
た、斜板室2内において駆動軸6と一体的に回転するよ
うに、駆動軸6に斜板10が固定されている。この斜板
10にはシュー11を介して上記ピストン9が係留され
ている。また、斜板10のボス10aの前後に、即ち、
ボス10aとハウジング1bとの間及びボス10aとシ
リンダブロック1aとの間それぞれにスラスト軸受14
が設けられ、このスラスト軸受14により斜板10に作
用するスラスト荷重が支持されている。
部に一端が挿入され、他端はハウジング1bの軸心部を
貫通して外部に導出され、ハウジング1b及びシリンダ
ブロック1aそれぞれに配設されたラジアル軸受7によ
り回転自在に支持されている。また、シリンダブロック
1aには、この駆動軸6を中心とする一定円周上に等間
隔に、且つ駆動軸6と平行に複数のシリンダボア8が形
成され、この各シリンダボア8内には片頭ピストン9が
摺動しながら往復動できるように収納されている。ま
た、斜板室2内において駆動軸6と一体的に回転するよ
うに、駆動軸6に斜板10が固定されている。この斜板
10にはシュー11を介して上記ピストン9が係留され
ている。また、斜板10のボス10aの前後に、即ち、
ボス10aとハウジング1bとの間及びボス10aとシ
リンダブロック1aとの間それぞれにスラスト軸受14
が設けられ、このスラスト軸受14により斜板10に作
用するスラスト荷重が支持されている。
【0018】前記弁板4には、シリンダボア8と吐出室
3aとを連通する吐出孔4a及びシリンダボア8と吸入
室3bとを連通する吸入孔4bがそれぞれ穿設されてい
る。また、弁板4とシリンダブロック1aとの間には各
吸入孔4bを開閉制御する複数の吸入弁12aを一体的
に形成した吸入弁形成板12が介装され、また、弁板4
とシリンダカバー3との間には吐出孔3aを開閉制御す
る複数の吐出弁13aを一体的に形成した吐出弁形成板
13が介装されている。
3aとを連通する吐出孔4a及びシリンダボア8と吸入
室3bとを連通する吸入孔4bがそれぞれ穿設されてい
る。また、弁板4とシリンダブロック1aとの間には各
吸入孔4bを開閉制御する複数の吸入弁12aを一体的
に形成した吸入弁形成板12が介装され、また、弁板4
とシリンダカバー3との間には吐出孔3aを開閉制御す
る複数の吐出弁13aを一体的に形成した吐出弁形成板
13が介装されている。
【0019】25は、吸入ポートであって、吸入室3b
の側壁、即ち、シリンダカバー3の吸入室3b部分の側
壁に設けられている。また、吐出弁形成板13に接して
吐出室3aの中心部には、吐出弁13aの開放角度を規
制するためのリテーナ16が設けられている。更に、吐
出室3aを形成するシリンダカバー3の中心部には、外
部冷媒回路に接続される吐出ポート17が設けられてい
る。尚、18は、シリンダブロック1aと、ハウジング
1bと、シリンダカバー3とを結合するボルトである。
の側壁、即ち、シリンダカバー3の吸入室3b部分の側
壁に設けられている。また、吐出弁形成板13に接して
吐出室3aの中心部には、吐出弁13aの開放角度を規
制するためのリテーナ16が設けられている。更に、吐
出室3aを形成するシリンダカバー3の中心部には、外
部冷媒回路に接続される吐出ポート17が設けられてい
る。尚、18は、シリンダブロック1aと、ハウジング
1bと、シリンダカバー3とを結合するボルトである。
【0020】また、シリンダブロック1aには調整弁収
容孔21が形成され、該収容孔21と吸入室3bとを連
通する制御通路22が弁板4、吸入弁形成板12、吐出
弁形成板13を貫通して形成されている。収容孔21の
内部には調整弁20が斜板室2と吸入室3bとの連通を
開閉可能に収容されている。即ち、調整弁20は、収容
孔21の斜板室側開口部にネジ止めされる固定部20a
および内部に感圧室20cを区画するケース20b、感
圧室20c内に配置された感圧部としてのベローズ20
d、およびベローズ20dの伸縮により弁座20gに接
離してポート20hを開閉する弁体20eとから構成さ
れる。固定部20aには斜板室2の圧力を感圧室20c
に導入する導圧路20fが形成され、斜板室2の圧力変
化に基づきベローズ20dが伸縮する。なお、20iは
固定部20aに体する位置調整によりベローズ20dの
設定圧を変更するための調整部であり、本実施の形態で
は設定圧が吐出圧と吸入圧との中間圧となるように調整
されている。
容孔21が形成され、該収容孔21と吸入室3bとを連
通する制御通路22が弁板4、吸入弁形成板12、吐出
弁形成板13を貫通して形成されている。収容孔21の
内部には調整弁20が斜板室2と吸入室3bとの連通を
開閉可能に収容されている。即ち、調整弁20は、収容
孔21の斜板室側開口部にネジ止めされる固定部20a
および内部に感圧室20cを区画するケース20b、感
圧室20c内に配置された感圧部としてのベローズ20
d、およびベローズ20dの伸縮により弁座20gに接
離してポート20hを開閉する弁体20eとから構成さ
れる。固定部20aには斜板室2の圧力を感圧室20c
に導入する導圧路20fが形成され、斜板室2の圧力変
化に基づきベローズ20dが伸縮する。なお、20iは
固定部20aに体する位置調整によりベローズ20dの
設定圧を変更するための調整部であり、本実施の形態で
は設定圧が吐出圧と吸入圧との中間圧となるように調整
されている。
【0021】上記のように構成された片頭斜板式圧縮機
は、駆動されると、外部冷媒回路から吸入ポート25を
介して吸入ガスが吸入室3bに吸い込まれる。そして、
吸入ガスは吸入孔4b及び吸入弁12aを介してシリン
ダボア8内に吸い込まれ、ピストン9により圧縮され
る。圧縮された冷媒ガスは、吐出孔4a及び吐出弁13
aを介して吐出室3aに排出され、吐出ポート17から
外部冷媒回路に吐出される。この運転時において、斜板
室2内の圧力は前述の調整弁20の作用により所望の圧
力に保持される。即ち、各ピストン9とシリンダボア8
との間のクリアランスを通じて、シリンダボア8内の冷
媒ガスがブローバイガスとして斜板室2に漏れるため、
調整弁20が閉鎖された状態では斜板室2の内圧は徐々
に上昇する。そして、斜板室2の内圧は導圧路20fを
通じて感圧室20cに導かれ、斜板室2内圧がブローバ
イガスにより所定の中間圧を越えて上昇すると、図2に
示すようにベローズ20dがそれに応じて縮小する。従
って、弁体20eがポート20hを開放し、斜板室2の
圧力が所定の中間圧まで減圧されるまでポート20h、
制御通路22を介して吸入室3bに放出される。
は、駆動されると、外部冷媒回路から吸入ポート25を
介して吸入ガスが吸入室3bに吸い込まれる。そして、
吸入ガスは吸入孔4b及び吸入弁12aを介してシリン
ダボア8内に吸い込まれ、ピストン9により圧縮され
る。圧縮された冷媒ガスは、吐出孔4a及び吐出弁13
aを介して吐出室3aに排出され、吐出ポート17から
外部冷媒回路に吐出される。この運転時において、斜板
室2内の圧力は前述の調整弁20の作用により所望の圧
力に保持される。即ち、各ピストン9とシリンダボア8
との間のクリアランスを通じて、シリンダボア8内の冷
媒ガスがブローバイガスとして斜板室2に漏れるため、
調整弁20が閉鎖された状態では斜板室2の内圧は徐々
に上昇する。そして、斜板室2の内圧は導圧路20fを
通じて感圧室20cに導かれ、斜板室2内圧がブローバ
イガスにより所定の中間圧を越えて上昇すると、図2に
示すようにベローズ20dがそれに応じて縮小する。従
って、弁体20eがポート20hを開放し、斜板室2の
圧力が所定の中間圧まで減圧されるまでポート20h、
制御通路22を介して吸入室3bに放出される。
【0022】従って、運転時斜板室2内は所定の中間圧
に保持され、ピストン9のフロント側の面にはこの中間
圧が作用する。また、ピストン9のリヤ側の面には、シ
リンダボア8内の高低変化している内圧が作用する。本
実施の形態においては二酸化炭素を冷媒として使用して
いるが、ここで、吸入圧力をPs,吐出圧力をPd、中
間圧力をPmとしたときに、 Pm≒Ps(1−x)+Pd 但し、x=0.25〜0.4 となるように調整弁20による斜板室2内の中間圧力を
調整すれば通常の使用状態では、前後方向のスラスト荷
重がバランスした状態として取り扱い得る。例えば、x
=0.33となるように調整した場合のスラスト荷重の
状態は図3に示されるようになる。この図において、ピ
ストン9は6個の場合が示されているが、ピストン9全
体により、フロント側からリヤ側に作用するスラスト荷
重がFc、リヤ側からフロント側に作用するスラスト荷
重がFb、両者を合算したスラスト荷重がFtで示され
ている。この図に示されるよう、FcとFbとはほぼ釣
り合いがとれているため、Ftは前後方向に僅かに振れ
る状態となる。
に保持され、ピストン9のフロント側の面にはこの中間
圧が作用する。また、ピストン9のリヤ側の面には、シ
リンダボア8内の高低変化している内圧が作用する。本
実施の形態においては二酸化炭素を冷媒として使用して
いるが、ここで、吸入圧力をPs,吐出圧力をPd、中
間圧力をPmとしたときに、 Pm≒Ps(1−x)+Pd 但し、x=0.25〜0.4 となるように調整弁20による斜板室2内の中間圧力を
調整すれば通常の使用状態では、前後方向のスラスト荷
重がバランスした状態として取り扱い得る。例えば、x
=0.33となるように調整した場合のスラスト荷重の
状態は図3に示されるようになる。この図において、ピ
ストン9は6個の場合が示されているが、ピストン9全
体により、フロント側からリヤ側に作用するスラスト荷
重がFc、リヤ側からフロント側に作用するスラスト荷
重がFb、両者を合算したスラスト荷重がFtで示され
ている。この図に示されるよう、FcとFbとはほぼ釣
り合いがとれているため、Ftは前後方向に僅かに振れ
る状態となる。
【0023】従って、スラスト軸受14には大きな荷重
が作用しない。また、スラスト軸受14は斜板10の前
後に設けられているため、合算されたスラスト荷重が前
後に振れても、これを支持することができる。この結
果、スラスト軸受14の耐久性が向上し、また、大型の
スラスト軸受を用いなくてもよく、圧縮機の小型化に貢
献できる。
が作用しない。また、スラスト軸受14は斜板10の前
後に設けられているため、合算されたスラスト荷重が前
後に振れても、これを支持することができる。この結
果、スラスト軸受14の耐久性が向上し、また、大型の
スラスト軸受を用いなくてもよく、圧縮機の小型化に貢
献できる。
【0024】尚、本発明は次のように変更して具体化す
ることもできる。 (1) 上記実施の形態では、調整弁20をシリンダブ
ロック1aの中に収納したが外部等他の適宜のスペース
に設けることができる。また、調整弁20は、ベローズ
型に限られず他の如何なる形式でもよい。 (2) 本発明に係る圧縮機は、二酸化炭素を冷媒とす
る冷凍サイクルにその使用が限定されるものではなく、
他の冷媒の冷凍サイクルに用いてもよい。 (3) 上記実施の形態では、斜板室2の昇圧をピスト
ン9とシリンダボア8との間のクリアランスを通じてシ
リンダボア8内の冷媒が斜板室2に漏れるブローバイガ
スによって行っているが、シリンダブロックに適宜の貫
通孔を設けて吐出室3aと斜板室2間を積極的に連通す
るようにしてもよい。 (4) 上記実施の形態の調整弁20に替えて絞り通路
により斜板室内圧力を調整してもよい。
ることもできる。 (1) 上記実施の形態では、調整弁20をシリンダブ
ロック1aの中に収納したが外部等他の適宜のスペース
に設けることができる。また、調整弁20は、ベローズ
型に限られず他の如何なる形式でもよい。 (2) 本発明に係る圧縮機は、二酸化炭素を冷媒とす
る冷凍サイクルにその使用が限定されるものではなく、
他の冷媒の冷凍サイクルに用いてもよい。 (3) 上記実施の形態では、斜板室2の昇圧をピスト
ン9とシリンダボア8との間のクリアランスを通じてシ
リンダボア8内の冷媒が斜板室2に漏れるブローバイガ
スによって行っているが、シリンダブロックに適宜の貫
通孔を設けて吐出室3aと斜板室2間を積極的に連通す
るようにしてもよい。 (4) 上記実施の形態の調整弁20に替えて絞り通路
により斜板室内圧力を調整してもよい。
【0025】(5) 上記実施の形態では調整弁20に
より斜板室2の圧力を中間圧に調整したが、図4に示す
ように斜板室2を略密閉状にして吐出室3aおよび吸入
室3bと隔絶してもよい。この場合、斜板室2はピスト
ン9とシリンダボア8間のクリアランスにより圧縮室
(以下、単にボアという)8a,8bと連通している。
圧縮工程にあるボア8a内の圧力Pb1と斜板室2内の
圧力Pcとの関係は、Pb1≒Pd>Pcであることか
ら、この圧力差によってボア8aからはブローバイガス
が斜板室2に流入し、斜板室2内を昇圧する。一方、吸
入工程にあるボア8bにおいては、Pb2≒Ps<Pc
であるため、上記とは逆に斜板室2からボア8bへガス
が移動する。なお、Psは吸入圧力、Pdは吐出圧力で
ある。そして、圧縮工程のボア8aから斜板室2へのガ
ス移動量と斜板室2から吸入工程のボア8bへのガス移
動量がバランスし、結果的に斜板室2の圧力は所定の中
間圧に維持される。
より斜板室2の圧力を中間圧に調整したが、図4に示す
ように斜板室2を略密閉状にして吐出室3aおよび吸入
室3bと隔絶してもよい。この場合、斜板室2はピスト
ン9とシリンダボア8間のクリアランスにより圧縮室
(以下、単にボアという)8a,8bと連通している。
圧縮工程にあるボア8a内の圧力Pb1と斜板室2内の
圧力Pcとの関係は、Pb1≒Pd>Pcであることか
ら、この圧力差によってボア8aからはブローバイガス
が斜板室2に流入し、斜板室2内を昇圧する。一方、吸
入工程にあるボア8bにおいては、Pb2≒Ps<Pc
であるため、上記とは逆に斜板室2からボア8bへガス
が移動する。なお、Psは吸入圧力、Pdは吐出圧力で
ある。そして、圧縮工程のボア8aから斜板室2へのガ
ス移動量と斜板室2から吸入工程のボア8bへのガス移
動量がバランスし、結果的に斜板室2の圧力は所定の中
間圧に維持される。
【0026】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているた
め、次のような効果を奏する。請求項1記載の発明によ
れば、スラスト軸受の耐久性向上、スラスト軸受の大形
化抑制、延いては片側斜板式圧縮機の大形を抑制するこ
とができる。
め、次のような効果を奏する。請求項1記載の発明によ
れば、スラスト軸受の耐久性向上、スラスト軸受の大形
化抑制、延いては片側斜板式圧縮機の大形を抑制するこ
とができる。
【0027】また、請求項2記載の発明によれば、調整
弁の作用により、使用冷媒等の仕様に併せて中間圧を制
御することができる。
弁の作用により、使用冷媒等の仕様に併せて中間圧を制
御することができる。
【0028】また、請求項3記載の発明によれば、スラ
スト荷重が前後方向に振れてもスラスト軸受により支持
される。
スト荷重が前後方向に振れてもスラスト軸受により支持
される。
【0029】また、請求項4記載の発明によれば、脱フ
ロン対策として二酸化炭素を冷媒とした圧縮機に適用で
きる。
ロン対策として二酸化炭素を冷媒とした圧縮機に適用で
きる。
【図1】 本発明の実施の形態に係る片側斜板式圧縮機
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図2】 本発明の実施の形態に係り、調整弁の作動を
説明する要部断面図である。
説明する要部断面図である。
【図3】 本発明の実施の形態に係り、スラスト荷重の
バランス状態を説明する図である。
バランス状態を説明する図である。
【図4】 本発明の他の実施の形態に係る片側斜板式圧
縮機の縦断面図である。
縮機の縦断面図である。
【図5】 従来の片側斜板式圧縮機の縦断面図である。
【図6】 シリンダボア内の通常の圧力変化の状態を説
明する図である。
明する図である。
【図7】 従来の片側斜板式圧縮機に係り、スラスト荷
重のバランス状態を説明する図である。
重のバランス状態を説明する図である。
1…外殻、1a…シリンダブロック、1b…ハウジン
グ、2…斜板室、3…シリンダカバー、3a…吐出室、
3b…吸入室、5…吸入ポート、6…駆動軸、8てシリ
ンダボア、9…片頭ピストン、10…斜板、14…スラ
スト軸受、20…調整弁。
グ、2…斜板室、3…シリンダカバー、3a…吐出室、
3b…吸入室、5…吸入ポート、6…駆動軸、8てシリ
ンダボア、9…片頭ピストン、10…斜板、14…スラ
スト軸受、20…調整弁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小出 達也 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内
Claims (4)
- 【請求項1】 軸心と平行に複数個のシリンダボアが配
設されたシリンダブロックのフロント側にハウジングを
結合して形成した外殻と、 前記シリンダブロックとハウジングとの結合により前記
外殻の内部に形成された斜板室と、 前記シリンダブロックの軸心部からハウジングの軸心部
を貫通して導出するように外殻の軸心に配設された駆動
軸と、 前記斜板室内において前記駆動軸と一体的に回転するよ
うに前記駆動軸に固定された斜板と、 内部に吸入室と吐出室とを有し、前記シリンダブロック
のリヤ側に結合されたシリンダカバーとを具備した片側
斜板式圧縮機において、 前記斜板室の内圧を吐出圧と吸入圧との中間の圧力に調
整する調整手段を有し、ピストンに作用するシリンダボ
アの内圧によるフロント側向きのスラスト荷重と斜板室
の内圧によるリヤ側向きのスラスト荷重とを略バランス
させたことを特徴とする片側斜板式圧縮機。 - 【請求項2】 圧縮機外部の冷媒回路から吸入ガスを受
け入れる吸入ポートを前記吸入室に連結して設け、前記
吸入室と前記斜板室とを調整弁を介して連通し、この調
整弁の作用により斜板室を所定の中間圧に制御するごと
くしたことを特徴とする請求項1記載の片側斜板式圧縮
機。 - 【請求項3】 前記斜板の前後それぞれにスラスト軸受
を配設したことを特徴とする請求項1記載の片側斜板式
圧縮機。 - 【請求項4】 吸入圧をPs、吐出圧をPd、中間圧を
Pmとしたときに、 Pm≒Ps・(1−x)+Pd・x 但し、x=0.25〜0.4 なる関係が成立することを特徴とする請求項1記載の片
側斜板式圧縮機。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10056987A JPH11257219A (ja) | 1998-03-09 | 1998-03-09 | 片側斜板式圧縮機 |
| US09/262,599 US6280151B1 (en) | 1998-03-09 | 1999-03-04 | Single-ended swash plate compressor |
| EP99104605A EP0942169A3 (en) | 1998-03-09 | 1999-03-08 | Crankcase pressure control for a swash plate compressor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10056987A JPH11257219A (ja) | 1998-03-09 | 1998-03-09 | 片側斜板式圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11257219A true JPH11257219A (ja) | 1999-09-21 |
Family
ID=13042859
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10056987A Pending JPH11257219A (ja) | 1998-03-09 | 1998-03-09 | 片側斜板式圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11257219A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001025636A1 (fr) * | 1999-10-04 | 2001-04-12 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Compresseur electrique |
| CN1294356C (zh) * | 1999-10-04 | 2007-01-10 | 株式会社丰田自动织机制作所 | 活塞式压缩机 |
-
1998
- 1998-03-09 JP JP10056987A patent/JPH11257219A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001025636A1 (fr) * | 1999-10-04 | 2001-04-12 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Compresseur electrique |
| US6609897B1 (en) | 1999-10-04 | 2003-08-26 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Motor-operated compressor |
| CN1294356C (zh) * | 1999-10-04 | 2007-01-10 | 株式会社丰田自动织机制作所 | 活塞式压缩机 |
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