JPH11257285A - 液化ガス用ポンプ装置 - Google Patents
液化ガス用ポンプ装置Info
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- JPH11257285A JPH11257285A JP6251798A JP6251798A JPH11257285A JP H11257285 A JPH11257285 A JP H11257285A JP 6251798 A JP6251798 A JP 6251798A JP 6251798 A JP6251798 A JP 6251798A JP H11257285 A JPH11257285 A JP H11257285A
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- pump
- liquefied gas
- pressure
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】軸受摺動の焼き付きの防止を図れる液化ガス用
ポンプ装置を提供する。 【解決手段】液化ガスを吸い込み吐出する、ポンプ軸5
Aと、該ポンプ軸5Aを回転駆動する駆動部と、ポンプ
軸5Aに沿って駆動部よりも下方の位置に設けられ吸い
込んだ液化ガスを昇圧する羽根車5Cと、羽根車5Cで
昇圧した液化ガスを吐出する吐出穴と、ポンプ軸5Aを
支持する軸受部を有する液化ガス用ポンプ装置におい
て、前記軸受部をカーボン材で形成する。
ポンプ装置を提供する。 【解決手段】液化ガスを吸い込み吐出する、ポンプ軸5
Aと、該ポンプ軸5Aを回転駆動する駆動部と、ポンプ
軸5Aに沿って駆動部よりも下方の位置に設けられ吸い
込んだ液化ガスを昇圧する羽根車5Cと、羽根車5Cで
昇圧した液化ガスを吐出する吐出穴と、ポンプ軸5Aを
支持する軸受部を有する液化ガス用ポンプ装置におい
て、前記軸受部をカーボン材で形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液化ガス用ポンプ
装置に係わり、特に液化天然ガス等の液化ガスを貯蔵す
る液化ガス用ポンプ装置に関する。
装置に係わり、特に液化天然ガス等の液化ガスを貯蔵す
る液化ガス用ポンプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液化天然ガス等の液化ガスを輸送する液
化ガス用ポンプ装置には、例えば、液化ガスタンク内で
用いられる、タンク内蔵式の液化ガスタンク用ポンプ装
置があり、このような液化ガス用ポンプ装置では、従
来、例えば特開平8−296586号公報に示されるよ
うに、静圧軸受および補助用の玉軸受が採用されてい
る。
化ガス用ポンプ装置には、例えば、液化ガスタンク内で
用いられる、タンク内蔵式の液化ガスタンク用ポンプ装
置があり、このような液化ガス用ポンプ装置では、従
来、例えば特開平8−296586号公報に示されるよ
うに、静圧軸受および補助用の玉軸受が採用されてい
る。
【0003】ここで、かかる液化ガス用ポンプ装置につ
いて、液化ガスタンク用ポンプ装置を例として、図6を
用いて説明する。
いて、液化ガスタンク用ポンプ装置を例として、図6を
用いて説明する。
【0004】符号1は液化ガスタンクであり、符号1A
はガスタンク1の天井板、そして、符号2は前記液化ガ
スタンク1内に垂下された揚液管である。この液化ガス
タンク1内に垂下された揚液管2の下端には、吸込弁3
が取り付けられ、この揚液管2の座面4には、前記の液
化ガスタンク用潜没ポンプ本体5が設置されており、符
号6は、前記ポンプ本体5の外周に設けられた複数の吐
出口である。また、揚液管2の頂部には、ポンプ吊上機
構を備えたヘッドプレート7が設けられ、符号8は吊り
上げ用ワイヤであり、符号9は給電ケーブルであり、符
号10は巻き上げ機である。
はガスタンク1の天井板、そして、符号2は前記液化ガ
スタンク1内に垂下された揚液管である。この液化ガス
タンク1内に垂下された揚液管2の下端には、吸込弁3
が取り付けられ、この揚液管2の座面4には、前記の液
化ガスタンク用潜没ポンプ本体5が設置されており、符
号6は、前記ポンプ本体5の外周に設けられた複数の吐
出口である。また、揚液管2の頂部には、ポンプ吊上機
構を備えたヘッドプレート7が設けられ、符号8は吊り
上げ用ワイヤであり、符号9は給電ケーブルであり、符
号10は巻き上げ機である。
【0005】そして、前記液化ガスタンク用ポンプ本体
5は、前記液化ガスタンク1の天井板1Aから鉛直に垂
下された揚液管2の内部に、前記ヘッドプレート7か
ら、前記吊り上げ用ワイヤ8によって、例えば深さ50
m程度にまで吊り下げられて、前記揚液管2の下部の前
記座面4に着座して設置される。
5は、前記液化ガスタンク1の天井板1Aから鉛直に垂
下された揚液管2の内部に、前記ヘッドプレート7か
ら、前記吊り上げ用ワイヤ8によって、例えば深さ50
m程度にまで吊り下げられて、前記揚液管2の下部の前
記座面4に着座して設置される。
【0006】また、この液化ガスタンク用ポンプ本体5
には、給電ケーブル9によって電源が供給されており、
ポンプの運転が開始されると、液化ガスは吸込弁3から
吸い込まれ、昇圧されてポンプ吐出口6から吐出され、
図中に矢印で示すように、前記揚液管2内を上昇して吐
出管11に送り出される。
には、給電ケーブル9によって電源が供給されており、
ポンプの運転が開始されると、液化ガスは吸込弁3から
吸い込まれ、昇圧されてポンプ吐出口6から吐出され、
図中に矢印で示すように、前記揚液管2内を上昇して吐
出管11に送り出される。
【0007】次に、液化ガス用ポンプ本体の例として、
図7に示す液化ガスタンク用ポンプ本体図により説明す
る。
図7に示す液化ガスタンク用ポンプ本体図により説明す
る。
【0008】液化ガスタンク用ポンプ本体5の構造は、
ポンプ回転軸5Aに、吸込性能向上のために取り付けら
れたインデューサ5B、複数の羽根車5C及びサブマー
ジドモータロータ5Dが固定され、これらは一体型構造
であり、一体となって回転するようになっている。ま
た、このポンプ回転軸5A、インデューサ5B、複数の
羽根車5C、サブマージドモータロータ5Dは、自液潤
滑される静圧軸受(上静圧軸受5E、中静圧軸受5F、
下静圧軸受5G)によって、半径方向に支持されてい
る。また、上静圧軸受5Eと中静圧軸受5Fには、ポン
プ起動・停止時の補助用軸受として、玉軸受(上玉軸受
5H、中玉軸受5I)を設けている。尚、この上玉軸受
5Hは、内輪5H1をポンプ回転軸5Aに固定し外輪5
H2側にギャップをもたせる設置方法と、外輪5H2を
ハウジング5L1に固定し内輪5H1側にギャップをも
たせる設置方法がある。また、中玉軸受は、内輪5I1
をポンプ回転軸5Aに固定し外輪5I2側にギャップを
もたせる設置方法と、外輪5I2をハウジング5L2に
固定し内輪5I1側にギャップをもたせる設置方法があ
る。
ポンプ回転軸5Aに、吸込性能向上のために取り付けら
れたインデューサ5B、複数の羽根車5C及びサブマー
ジドモータロータ5Dが固定され、これらは一体型構造
であり、一体となって回転するようになっている。ま
た、このポンプ回転軸5A、インデューサ5B、複数の
羽根車5C、サブマージドモータロータ5Dは、自液潤
滑される静圧軸受(上静圧軸受5E、中静圧軸受5F、
下静圧軸受5G)によって、半径方向に支持されてい
る。また、上静圧軸受5Eと中静圧軸受5Fには、ポン
プ起動・停止時の補助用軸受として、玉軸受(上玉軸受
5H、中玉軸受5I)を設けている。尚、この上玉軸受
5Hは、内輪5H1をポンプ回転軸5Aに固定し外輪5
H2側にギャップをもたせる設置方法と、外輪5H2を
ハウジング5L1に固定し内輪5H1側にギャップをも
たせる設置方法がある。また、中玉軸受は、内輪5I1
をポンプ回転軸5Aに固定し外輪5I2側にギャップを
もたせる設置方法と、外輪5I2をハウジング5L2に
固定し内輪5I1側にギャップをもたせる設置方法があ
る。
【0009】図7は上、中玉軸受共に、内輪をポンプ回
転軸5Aに固定した例である。◆ポンプが通常運転の状
態(揚液管2がポンプ吐出液で満たされている状態)で
は、玉軸受5H、5Iの代わりに静圧軸受5E、5F、
5Gが働くように、例えば特公昭61−5558号公報
に示されるようなバランスディスク等からなる軸スラス
ト平衡装置5Mが構成されている。尚、前記上静圧軸受
5Eと上玉軸受5Hは、上玉軸受5Hの下に上静圧軸受
5Eを設置する設置方法と上静圧軸受5Eの下に上玉軸
受5Hを設置する設置方法がある。また、前記中静圧軸
受5Fと中玉軸受5Iも、モータロータ5Dと軸スラス
ト平衡装置5Mの間において中玉軸受5Iの下に中静圧
軸受5Fを設置する設置方法と中静圧軸受5Fの下に中
玉軸受5Iを設置する設置方法がある。図7は、上静圧
軸受5Eの下に上玉軸受5Hを設置し、中玉軸受5Iの
下に中静圧軸受5Fを設置した例である。
転軸5Aに固定した例である。◆ポンプが通常運転の状
態(揚液管2がポンプ吐出液で満たされている状態)で
は、玉軸受5H、5Iの代わりに静圧軸受5E、5F、
5Gが働くように、例えば特公昭61−5558号公報
に示されるようなバランスディスク等からなる軸スラス
ト平衡装置5Mが構成されている。尚、前記上静圧軸受
5Eと上玉軸受5Hは、上玉軸受5Hの下に上静圧軸受
5Eを設置する設置方法と上静圧軸受5Eの下に上玉軸
受5Hを設置する設置方法がある。また、前記中静圧軸
受5Fと中玉軸受5Iも、モータロータ5Dと軸スラス
ト平衡装置5Mの間において中玉軸受5Iの下に中静圧
軸受5Fを設置する設置方法と中静圧軸受5Fの下に中
玉軸受5Iを設置する設置方法がある。図7は、上静圧
軸受5Eの下に上玉軸受5Hを設置し、中玉軸受5Iの
下に中静圧軸受5Fを設置した例である。
【0010】前記静圧軸受は、該ポンプの吐出高圧液化
ガスを静圧軸受へと導き潤滑しているが、ポンプ起動時
及び停止時には静圧軸受への供給圧力が低下するため、
軸は静圧軸受のギャップ一杯に振れ廻リ、徐々に静圧軸
受の摩耗が進行する。従来は、この静圧軸受の摺動部材
として、一般的にはLBC(鉛青銅鋳物)、ホワイトメ
タルの張付け等が用いられていた。また、この静圧軸受
への供給液の導液流路は、ポンプ高圧吐出液部と連通さ
せているが、そのポンプ装置の静圧軸受に必要な供給圧
力よりも高圧である場合、適正な供給液圧力に減圧して
給液する策が講じられていなかった。
ガスを静圧軸受へと導き潤滑しているが、ポンプ起動時
及び停止時には静圧軸受への供給圧力が低下するため、
軸は静圧軸受のギャップ一杯に振れ廻リ、徐々に静圧軸
受の摩耗が進行する。従来は、この静圧軸受の摺動部材
として、一般的にはLBC(鉛青銅鋳物)、ホワイトメ
タルの張付け等が用いられていた。また、この静圧軸受
への供給液の導液流路は、ポンプ高圧吐出液部と連通さ
せているが、そのポンプ装置の静圧軸受に必要な供給圧
力よりも高圧である場合、適正な供給液圧力に減圧して
給液する策が講じられていなかった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ポンプを大容量化した
場合は、潤滑液の静圧軸受への供給圧力が低下する時間
が延長され、静圧軸受の摩耗が増加することとなる。ま
た、従来のLBC(鉛青銅鋳物)やホワイトメタルの張
付け等は、ポンプの大容量化等により、接触荷重が大き
くなると、摺動部焼き付き等、摺動性能を満足すること
が困難となる。このため、より耐摩耗性、摺動性に優れ
た該ポンプ装置静圧軸受部が要求される。
場合は、潤滑液の静圧軸受への供給圧力が低下する時間
が延長され、静圧軸受の摩耗が増加することとなる。ま
た、従来のLBC(鉛青銅鋳物)やホワイトメタルの張
付け等は、ポンプの大容量化等により、接触荷重が大き
くなると、摺動部焼き付き等、摺動性能を満足すること
が困難となる。このため、より耐摩耗性、摺動性に優れ
た該ポンプ装置静圧軸受部が要求される。
【0012】本発明の目的は、静圧軸受摺動部に耐摩耗
性、摺動性に優れたカーボン系摺動材を用いることによ
り、静圧軸受の長寿命化を図り、長期安定運転が可能な
信頼性の高い液化ガス用ポンプ装置を提供することにあ
る。
性、摺動性に優れたカーボン系摺動材を用いることによ
り、静圧軸受の長寿命化を図り、長期安定運転が可能な
信頼性の高い液化ガス用ポンプ装置を提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的は、液化ガスを
吸い込み吐出する、ポンプ軸と、該ポンプ軸を回転駆動
する駆動部と、ポンプ軸に沿って駆動部よりも下方の位
置に設けられ吸い込んだ液化ガスを昇圧する羽根車と、
羽根車で昇圧した液化ガスを吐出する吐出穴と、ポンプ
軸を支持する軸受等を有する液化ガス用ポンプ装置にお
いて、前記軸受部をカーボン材で形成する、ことによっ
て達成される。
吸い込み吐出する、ポンプ軸と、該ポンプ軸を回転駆動
する駆動部と、ポンプ軸に沿って駆動部よりも下方の位
置に設けられ吸い込んだ液化ガスを昇圧する羽根車と、
羽根車で昇圧した液化ガスを吐出する吐出穴と、ポンプ
軸を支持する軸受等を有する液化ガス用ポンプ装置にお
いて、前記軸受部をカーボン材で形成する、ことによっ
て達成される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照しながら説明する。◆図1ないし図5は、本発
明の実施例であり、図1はポンプの中軸受部の断面図、
図2はポンプの上軸受部の断面図、図3はポンプの下軸
受部の断面図、図4はポンプの中軸受部の断面図、図5
は中軸受ヘの供給オリフィス部の断面図である。図中、
図6及び図7と同一符号のものは、従来技術と同等部分
である。
面を参照しながら説明する。◆図1ないし図5は、本発
明の実施例であり、図1はポンプの中軸受部の断面図、
図2はポンプの上軸受部の断面図、図3はポンプの下軸
受部の断面図、図4はポンプの中軸受部の断面図、図5
は中軸受ヘの供給オリフィス部の断面図である。図中、
図6及び図7と同一符号のものは、従来技術と同等部分
である。
【0015】図7に示す液化ガスタンク用ポンプ装置
は、液化ガスタンク内に垂下された揚液管2と、揚液管
2の底部座面4に設置されたポンプ本体5からなる。揚
液管の底部には、吸込弁3が取り付けられ、ここより液
化ガスを吸い込み、前記ポンプ本体5の外周に設けられ
た複数の吐出口6から溶液管2内部に吐出される。ポン
プ本体5の構造は、ポンプ回転軸5Aに、インデューサ
5B、複数の羽根車5C及びサブマージドモータロータ
5Dが固定され、これらは一体型構造であり、一体とな
って回転するようになっている。また、このポンプ回転
軸5Aは、自液潤滑される静圧軸受(上静圧軸受5E、
中静圧軸受5F、下静圧軸受5G)によって、半径方向
に支持されている。また、上静圧軸受5Eと中静圧軸受
5Fには、ポンプ起動・停止時の補助用軸受として、玉
軸受(上玉軸受5H、中玉軸受5I)を設けている。
は、液化ガスタンク内に垂下された揚液管2と、揚液管
2の底部座面4に設置されたポンプ本体5からなる。揚
液管の底部には、吸込弁3が取り付けられ、ここより液
化ガスを吸い込み、前記ポンプ本体5の外周に設けられ
た複数の吐出口6から溶液管2内部に吐出される。ポン
プ本体5の構造は、ポンプ回転軸5Aに、インデューサ
5B、複数の羽根車5C及びサブマージドモータロータ
5Dが固定され、これらは一体型構造であり、一体とな
って回転するようになっている。また、このポンプ回転
軸5Aは、自液潤滑される静圧軸受(上静圧軸受5E、
中静圧軸受5F、下静圧軸受5G)によって、半径方向
に支持されている。また、上静圧軸受5Eと中静圧軸受
5Fには、ポンプ起動・停止時の補助用軸受として、玉
軸受(上玉軸受5H、中玉軸受5I)を設けている。
【0016】ポンプが通常運転の状態では、軸スラスト
平衡装置5Mによるポンプ回転軸5Aの軸方向への遊動
により、ポンプ回転体は液中に浮き上がり、静圧軸受5
E,5F,5Gによって支持されるが、ポンプ起動時及
び停止時の数分間は、ポンプ5は、所定の吐出圧力より
かなり低い吐出圧力で運転される。このため、軸スラス
ト平衡装置5Mは機能せず、静圧軸受を潤滑する潤滑液
の供給圧力も低下し、軸は静圧軸受と摺動しながら静圧
軸受のギャップ一杯に振れ廻る、歳差運動を行う。
平衡装置5Mによるポンプ回転軸5Aの軸方向への遊動
により、ポンプ回転体は液中に浮き上がり、静圧軸受5
E,5F,5Gによって支持されるが、ポンプ起動時及
び停止時の数分間は、ポンプ5は、所定の吐出圧力より
かなり低い吐出圧力で運転される。このため、軸スラス
ト平衡装置5Mは機能せず、静圧軸受を潤滑する潤滑液
の供給圧力も低下し、軸は静圧軸受と摺動しながら静圧
軸受のギャップ一杯に振れ廻る、歳差運動を行う。
【0017】このようなポンプ構造における実施例を説
明する。◆図1に中軸受部、図2に上軸受部、図3に下
軸受部の断面図を示す。尚、図1、図2は、玉軸受5
I、5Hの内輪5I1、5H1をポンプ回転軸5Aに固
定する方法を取った例であリ、また、中玉軸受5Iの下
に中静圧軸受5Fを設置し、上玉軸受5Hの上に上静圧
軸受5Eを設置する設置方法を取った例である。前記の
歳差運動により、回転軸5Aと静圧軸受5E、5F、5
Gが接触摺動した場合でも、静圧軸受5E、5F、5G
のこの際の摺動部5E1、5F1、5G1にカーボン系
摺動材を使用することで、耐摩耗性と摺動性の向上を図
り、焼き付き等による損傷を回避することができる。
明する。◆図1に中軸受部、図2に上軸受部、図3に下
軸受部の断面図を示す。尚、図1、図2は、玉軸受5
I、5Hの内輪5I1、5H1をポンプ回転軸5Aに固
定する方法を取った例であリ、また、中玉軸受5Iの下
に中静圧軸受5Fを設置し、上玉軸受5Hの上に上静圧
軸受5Eを設置する設置方法を取った例である。前記の
歳差運動により、回転軸5Aと静圧軸受5E、5F、5
Gが接触摺動した場合でも、静圧軸受5E、5F、5G
のこの際の摺動部5E1、5F1、5G1にカーボン系
摺動材を使用することで、耐摩耗性と摺動性の向上を図
り、焼き付き等による損傷を回避することができる。
【0018】カーボン系摺動材の製造方法はさまざまだ
が、その一例として、黒鉛、油煙、タール等を混ぜ合わ
せ粉砕したものを、高い圧力で成形し、高温炉中で焼成
する方法がある。また、これらのカーボンに金属や樹脂
等を含ませ、圧縮強さや抗折力などの機械強度を増加さ
せ、さらに耐摩耗性も向上させている。その含ませる方
法としては、含浸させる方法、一体成形する方法、埋め
込む方法等がある。一例として含浸について述べる。カ
ーボンの大きな特徴の一つに気孔性があり、焼成した段
階では、容積比で14〜20%程度の気孔を持ってい
る。このカーボン細孔に、金属、樹脂等を含浸させる。
含浸材には、Pb、Cu、Sn、Sb、Ag,エポキシ
樹脂、フラン樹脂、フェノール樹脂、ポリアミドイミド
等が適宜組み合わされて使用されている。
が、その一例として、黒鉛、油煙、タール等を混ぜ合わ
せ粉砕したものを、高い圧力で成形し、高温炉中で焼成
する方法がある。また、これらのカーボンに金属や樹脂
等を含ませ、圧縮強さや抗折力などの機械強度を増加さ
せ、さらに耐摩耗性も向上させている。その含ませる方
法としては、含浸させる方法、一体成形する方法、埋め
込む方法等がある。一例として含浸について述べる。カ
ーボンの大きな特徴の一つに気孔性があり、焼成した段
階では、容積比で14〜20%程度の気孔を持ってい
る。このカーボン細孔に、金属、樹脂等を含浸させる。
含浸材には、Pb、Cu、Sn、Sb、Ag,エポキシ
樹脂、フラン樹脂、フェノール樹脂、ポリアミドイミド
等が適宜組み合わされて使用されている。
【0019】本実施例においては、カーボン、金属を含
んだカーボン、樹脂を含んだカーボン等どれを使用して
も良い。しかし、何も含まないカーボンは他に比べ摩耗
が早く、また、金属を含んだカーボンは摩擦係数が小さ
いため、空中や気中では優れた軸受材となるが、酸化保
護膜が形成されない環境においては、含まれた金属の凝
着摩耗が起こる場合がある。そこで特に、樹脂を含んだ
カーボン材を使用するのが良い。
んだカーボン、樹脂を含んだカーボン等どれを使用して
も良い。しかし、何も含まないカーボンは他に比べ摩耗
が早く、また、金属を含んだカーボンは摩擦係数が小さ
いため、空中や気中では優れた軸受材となるが、酸化保
護膜が形成されない環境においては、含まれた金属の凝
着摩耗が起こる場合がある。そこで特に、樹脂を含んだ
カーボン材を使用するのが良い。
【0020】尚、前記の上玉軸受5Hの内輪5H1をポ
ンプ回転軸5Aに固定する方法、上玉軸受5Hの外輪5
H2をハウジング5L1に固定する方法、中玉軸受5I
の内輪5I1をポンプ回転軸5Aに固定する方法、中玉
軸受5Iの外輪5I2をハウジング5L2に固定する方
法、上玉軸受5Hの上に上静圧軸受5Eを設置する設置
方法、上玉軸受5Hの下に上静圧軸受5Eを設置する設
置方法、中玉軸受5Iの上に中静圧軸受5Fを設置する
設置方法、中玉軸受5Iの下に中静圧軸受5Fを設置す
る設置方法等、玉軸受、静圧軸受等の設置位置によら
ず、適用可能である。一例として図4に中軸受部におい
て中玉軸受5Iの上に中静圧軸受5Fを設置した例を示
す。同様に中静圧軸受摺動部5F1にカーボン材を使用
すれば良い。
ンプ回転軸5Aに固定する方法、上玉軸受5Hの外輪5
H2をハウジング5L1に固定する方法、中玉軸受5I
の内輪5I1をポンプ回転軸5Aに固定する方法、中玉
軸受5Iの外輪5I2をハウジング5L2に固定する方
法、上玉軸受5Hの上に上静圧軸受5Eを設置する設置
方法、上玉軸受5Hの下に上静圧軸受5Eを設置する設
置方法、中玉軸受5Iの上に中静圧軸受5Fを設置する
設置方法、中玉軸受5Iの下に中静圧軸受5Fを設置す
る設置方法等、玉軸受、静圧軸受等の設置位置によら
ず、適用可能である。一例として図4に中軸受部におい
て中玉軸受5Iの上に中静圧軸受5Fを設置した例を示
す。同様に中静圧軸受摺動部5F1にカーボン材を使用
すれば良い。
【0021】また、上軸受部、中軸受部、下軸受部も然
る事ながら、さらに複数個設置した軸受部全てに対し適
用可能である。
る事ながら、さらに複数個設置した軸受部全てに対し適
用可能である。
【0022】前記カーボン材等を使用した静圧軸受への
供給液の導液流路は、ポンプ高圧吐出液部と連通させて
いるが、供給液圧力が、前記カーボン材等を使用した静
圧軸受に必要な供給圧力よりも高圧である場合、カーボ
ン材等の使用状態に適切な供給液圧力に減圧して給液す
る必要がある。そこで次に、図5に、このための減圧オ
リフィス5Jを設置した一例として、中静圧軸受5Fへ
の供給オリフィス部の縦断面図を示す。供給液の導液流
路間に減圧オリフィス5Jを設置することで、中静圧軸
受5Fに所定の適正圧力で給液可能となる。
供給液の導液流路は、ポンプ高圧吐出液部と連通させて
いるが、供給液圧力が、前記カーボン材等を使用した静
圧軸受に必要な供給圧力よりも高圧である場合、カーボ
ン材等の使用状態に適切な供給液圧力に減圧して給液す
る必要がある。そこで次に、図5に、このための減圧オ
リフィス5Jを設置した一例として、中静圧軸受5Fへ
の供給オリフィス部の縦断面図を示す。供給液の導液流
路間に減圧オリフィス5Jを設置することで、中静圧軸
受5Fに所定の適正圧力で給液可能となる。
【0023】減圧オリフィス5Jを、ハウジング若しく
は静圧軸受本体等の高圧吐出液部から離れた位置に設置
した場合、高圧吐出液部から該導液流路までの間は高圧
雰囲気となり、この高圧液が、該導液流路を流れる途中
で漏洩する等の可能性がある。そこで特に、減圧オリフ
ィス5Jは、高圧吐出液部の近傍に設置するのが良い。
は静圧軸受本体等の高圧吐出液部から離れた位置に設置
した場合、高圧吐出液部から該導液流路までの間は高圧
雰囲気となり、この高圧液が、該導液流路を流れる途中
で漏洩する等の可能性がある。そこで特に、減圧オリフ
ィス5Jは、高圧吐出液部の近傍に設置するのが良い。
【0024】尚、本発明もカーボン材の使用と同様、前
記の上玉軸受5Hの内輪5H1をポンプ回転軸5Aに固
定する方法、上玉軸受5Hの外輪5H2をハウジング5
L1に固定する方法、中玉軸受5Iの内輪5I1をポン
プ回転軸5Aに固定する方法、中玉軸受5Iの外輪5I
2をハウジング5L2に固定する方法、上玉軸受5Hの
上に上静圧軸受5Eを設置する設置方法、上玉軸受5H
の下に上静圧軸受5Eを設置する設置方法、中玉軸受5
Iの上に中静圧軸受5Fを設置する設置方法、中玉軸受
5Iの下に中静圧軸受5Fを設置する設置方法等、玉軸
受、静圧軸受等の設置位置によらず、適用可能である。
また、上軸受部、中軸受部、下軸受部も然る事ながら、
さらに複数個設置した軸受部全てに対し適用可能であ
る。
記の上玉軸受5Hの内輪5H1をポンプ回転軸5Aに固
定する方法、上玉軸受5Hの外輪5H2をハウジング5
L1に固定する方法、中玉軸受5Iの内輪5I1をポン
プ回転軸5Aに固定する方法、中玉軸受5Iの外輪5I
2をハウジング5L2に固定する方法、上玉軸受5Hの
上に上静圧軸受5Eを設置する設置方法、上玉軸受5H
の下に上静圧軸受5Eを設置する設置方法、中玉軸受5
Iの上に中静圧軸受5Fを設置する設置方法、中玉軸受
5Iの下に中静圧軸受5Fを設置する設置方法等、玉軸
受、静圧軸受等の設置位置によらず、適用可能である。
また、上軸受部、中軸受部、下軸受部も然る事ながら、
さらに複数個設置した軸受部全てに対し適用可能であ
る。
【0025】従来、静圧軸受の摺動部材として、一般的
にはLBC(鉛青銅鋳物)、ホワイトメタルの張付け等
が用いられていた。また、この静圧軸受への供給液の導
液流路は、ポンプ高圧吐出液部と連通させているが、そ
のポンプ装置の静圧軸受に必要な供給圧力よりも高圧で
ある場合、適正な供給液圧力に減圧して給液する策が講
じられていなかった。本発明は、静圧軸受の摺動部材と
してカーボン材、特に樹脂を含んだカーボン材を用いる
と共に、静圧軸受への供給液圧力を、前記カーボン材等
の使用状態にあった圧力に減圧し、供給する構造とする
ことによって、軸受摺動部の焼き付き等を防止し、ポン
プ装置の安定運転、信頼性の向上に寄与できるものであ
る。
にはLBC(鉛青銅鋳物)、ホワイトメタルの張付け等
が用いられていた。また、この静圧軸受への供給液の導
液流路は、ポンプ高圧吐出液部と連通させているが、そ
のポンプ装置の静圧軸受に必要な供給圧力よりも高圧で
ある場合、適正な供給液圧力に減圧して給液する策が講
じられていなかった。本発明は、静圧軸受の摺動部材と
してカーボン材、特に樹脂を含んだカーボン材を用いる
と共に、静圧軸受への供給液圧力を、前記カーボン材等
の使用状態にあった圧力に減圧し、供給する構造とする
ことによって、軸受摺動部の焼き付き等を防止し、ポン
プ装置の安定運転、信頼性の向上に寄与できるものであ
る。
【0026】以上、他の種類の液化ガス用ポンプ装置の
場合、たとえばサクションケーシング内にポンプを収納
するポット式液化ガス用ポンプにも適用できる。また、
液化ガスに限らず、低温液体等を取り扱うポンプにも有
効である。
場合、たとえばサクションケーシング内にポンプを収納
するポット式液化ガス用ポンプにも適用できる。また、
液化ガスに限らず、低温液体等を取り扱うポンプにも有
効である。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、静圧軸受の摺動部材と
してカーボン材、特に樹脂を含んだカーボン材を用いる
と共に、静圧軸受への供給液圧力を、前記カーボン材等
の使用状態にあった圧力に減圧し、供給する構造とする
ことによって、軸受摺動部の焼き付き等を防止し、ポン
プ装置の安定運転、信頼性の向上を図ることができる。
してカーボン材、特に樹脂を含んだカーボン材を用いる
と共に、静圧軸受への供給液圧力を、前記カーボン材等
の使用状態にあった圧力に減圧し、供給する構造とする
ことによって、軸受摺動部の焼き付き等を防止し、ポン
プ装置の安定運転、信頼性の向上を図ることができる。
【図1】本発明の実施例のポンプ軸中軸受部拡大図。
【図2】本発明の実施例のポンプ軸上軸受部拡大図。
【図3】本発明の実施例のポンプ軸下軸受部拡大図。
【図4】本発明の他の実施例のポンプ軸中軸受部拡大
図。
図。
【図5】本発明の実施例のオリフィス部拡大図。
【図6】液化ガスタンク用潜没ポンプ装置全体図。
【図7】液化ガスタンク用潜没ポンプ本体断面図。
1 液化ガスタンク 1A タンク天井板 2 揚液管 3 吸込弁 4 座面 5 液化ガス用ポンプ本体 5A 回転軸 5B インデューサ 5C 羽根車 5D サブマージドモータロータ 5E 上静圧軸受 5E1 上静圧軸受摺動部 5F 中静圧軸受 5F1 中静圧軸受摺動部 5G 下静圧軸受 5G1 下静圧軸受摺動部 5H 上補助玉軸受 5H1 上補助玉軸受内輪 5H2 上補助玉軸受外輪 5I 中補助玉軸受 5I1 中補助玉軸受内輪 5I2 中補助玉軸受外輪 5J 減圧オリフィス 5L1 ハウジング 5L2 ハウジング 5M 軸スラスト平衡装置 6 ポンプ吐出口 7 ヘッドプレート 8 吊上ワイヤ 9 給電ケーブル 10 巻き上げ機 11 吐出管
Claims (1)
- 【請求項1】液化ガスを吸い込み吐出する、ポンプ軸
と、該ポンプ軸を回転駆動する駆動部と、ポンプ軸に沿
って駆動部よりも下方の位置に設けられ吸い込んだ液化
ガスを昇圧する羽根車と、羽根車で昇圧した液化ガスを
吐出する吐出穴と、ポンプ軸を支持する軸受部を有する
液化ガス用ポンプ装置において、前記軸受部をカーボン
材で形成することを特徴とする液化ガス用ポンプ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6251798A JPH11257285A (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | 液化ガス用ポンプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6251798A JPH11257285A (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | 液化ガス用ポンプ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11257285A true JPH11257285A (ja) | 1999-09-21 |
Family
ID=13202465
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6251798A Pending JPH11257285A (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | 液化ガス用ポンプ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11257285A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005337020A (ja) * | 2004-05-24 | 2005-12-08 | Hitachi Industries Co Ltd | ポンプ装置 |
| US7530781B2 (en) | 2004-05-10 | 2009-05-12 | Hitchi Industries Co., Ltd. | Pump device |
-
1998
- 1998-03-13 JP JP6251798A patent/JPH11257285A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7530781B2 (en) | 2004-05-10 | 2009-05-12 | Hitchi Industries Co., Ltd. | Pump device |
| JP2005337020A (ja) * | 2004-05-24 | 2005-12-08 | Hitachi Industries Co Ltd | ポンプ装置 |
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