JPH11259324A - 主記憶装置複写方式 - Google Patents

主記憶装置複写方式

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JPH11259324A
JPH11259324A JP10063061A JP6306198A JPH11259324A JP H11259324 A JPH11259324 A JP H11259324A JP 10063061 A JP10063061 A JP 10063061A JP 6306198 A JP6306198 A JP 6306198A JP H11259324 A JPH11259324 A JP H11259324A
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Application number
JP10063061A
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English (en)
Inventor
Atsushi Yoshioka
敦史 吉岡
Shigeaki Kawamata
重明 川俣
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 二重化制御装置における主記憶装置複写方式
に関し、主記憶装置の記憶内容の複写期間中の信頼性の
低下、処理能力の圧迫を極力軽減することを目的とす
る。 【解決手段】 二重化された中央制御装置100、主記
憶装置200、チャネル制御装置300を具備する二重
化制御装置10において、各チャネル制御装置300の
機能試験用に設けられ、DMA機能を具備する擬似入出
力装置310に、現用系主記憶装置の記憶内容を他系主
記憶装置に複写を要求する指令を受信・識別するメモリ
複写指令受付手段320と、現用系中央制御装置からメ
モリ複写指令を受信した場合に、現用系主記憶装置の各
アドレスに格納済の単位データを順次抽出し、他系主記
憶装置の同一アドレスに格納するデータ複写動作を主記
憶装置の全記憶領域に就いて連続して実行した後、複写
完了を現用系中央制御装置に通知するメモリ複写動作制
御手段330とを設ける様に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主記憶装置複写方式
に関し、特にそれぞれ二重化された中央制御装置、主記
憶装置およびチャネル制御装置を具備する二重化制御装
置における主記憶装置複写方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来ある二重化制御装置を例示す
る図であり、図7は図6における主記憶装置複写処理を
例示する図である。
【0003】例えば電子交換機等の如く、運転を中断出
来ぬ情報処理システムの制御装置は、図6に示される如
く、それぞれ二重化された中央制御装置(CC)1〔個
々の中央制御装置(CC)を10 および11 と称する、
以下同様〕、主記憶装置(MM)2およびチャネル制御
装置(CHC)3から構成されている。
【0004】なお各チャネル制御装置(CHC)3に
は、それぞれ擬似入出力装置(PIO)31が、チャネ
ル制御装置(CHC)3の機能を診断する目的で設けら
れているが、従来ある二重化制御装置10における主記
憶装置の複写処理とは無関係である。
【0005】中央制御装置(CC)10 は、システムバ
ス110 を経由して各主記憶装置(MM)20 、21
よびチャネル制御装置(CHC)30 、31 に接続さ
れ、また中央制御装置(CC)11 も、システムバス1
1 を経由して各主記憶装置(MM)20 、21 および
チャネル制御装置(CHC)30 、31 に接続されてい
る。
【0006】また各チャネル制御装置(CHC)3は、
それぞれCバス12を経由して入出力装置(IO)4と
接続されている。中央制御装置(CC)10 、主記憶装
置(MM)20 およびチャネル制御装置(CHC)30
により構成される制御装置を0系制御装置100 と称
し、また中央制御装置(CC)11 、主記憶装置(M
M)21 およびチャネル制御装置(CHC)31 から構
成される制御装置を1系制御装置101 と称する。
【0007】通常、一方〔例えば0系制御装置100
が現用系として稼働し、他方〔1系制御装置101 〕が
予備系として待機しており、0系制御装置100 に異常
が発生して稼働不能となった場合に、直ちに1系制御装
置101 が新たに現用系として稼働を開始して稼働の継
続性を維持し、罹障した0系制御装置100 は現用系か
ら切離して診断・修復を行った後、予備系として待機さ
せる。
【0008】稼働中の0系制御装置100 においては、
中央制御装置(CC)10 が自系の主記憶装置(MM)
0 から所要のデータを抽出して所要の処理を実行する
が、処理結果のデータは自系の主記憶装置(MM)20
のみならず、予備系の主記憶装置(MM)21 にも同時
に格納し、両系の主記憶装置(MM)20 および21
格納されているメモリデータ(DMM)を常時一致させて
置くことにより、予備系制御装置101 が現用系として
稼働する際の継続性を保証している。
【0009】また二重化制御装置10は、定期的に〔例
えは一日に一回〕、予備系を現用系から切離し、予備系
の診断を実行することにより、稼働開始前に障害の検出
を行っている。
【0010】現用系から切離され、診断が実行された系
〔例えば1系〕の主記憶装置(MM)21 に格納されて
いたメモリデータ(DMM)は、現用系主記憶装置(M
M)2 0 に格納されているメモリデータ(DMM)とは不
一致となっている為、予備系として運用を開始させるに
先立ち、現用系の主記憶装置(MM)20 のメモリデー
タ(DMM)を、主記憶装置(MM)21 に複写する必要
がある。
【0011】かかる目的の為に、各主記憶装置(MM)
2には、現用系となった中央制御装置(CC)10 に、
図7に示される如き主記憶装置複写処理を実行させるメ
モリ複写プログラム(PMC)が格納されており、主記憶
装置(MM)21 を現用系制御装置100 に接続した
後、中央制御装置(CC)10 に対してメモリ複写指令
を入力すると、中央制御装置(CC)10 は、主記憶装
置(MM)20 に格納済のメモリ複写プログラム(P
MC0 )を実行開始する。
【0012】最初に中央制御装置(CC)10 は、図示
されぬ制御レジスタ(R1 )に、主記憶装置(MM)2
0 の先頭アドレス(aB )を蓄積し〔図7、ステップS
1〕、次に図示されぬ制御レジスタ(R2 )に、主記憶
装置(MM)20 の最終アドレス(aE )を格納する
〔ステップS2〕。
【0013】次に中央制御装置(CC)10 は、ロード
命令を実行することにより、主記憶装置(MM)20
参照し、制御レジスタ(R1 )に蓄積済のアドレス(a
1 =aB )対応領域に格納済のデータを複写データ(d
a1)として抽出し、図示されぬ制御レジスタ(R3 )に
蓄積する〔ステップS3〕。
【0014】次に中央制御装置(CC)10 は、ストア
命令を実行することにより、制御レジスタ(R3 )に蓄
積済の複写データ(da1)を抽出した後、主記憶装置
(MM)20 および21 を参照し、制御レジスタ
(R1 )に蓄積済のアドレス(a1 =aB )対応領域
に、抽出した複写データ(da1)をそれぞれ格納する
〔ステップS4〕。
【0015】次に中央制御装置(CC)10 は、制御レ
ジスタ(R1 )に蓄積済のアドレス(a1 =aB )と、
制御レジスタ(R2 )に格納済のアドレス〔a2
E 〕とを比較し〔ステップS5〕、両者不一致〔aB
≠aE 〕であることを確認すると〔ステップS6〕、制
御レジスタ(R1 )に蓄積済のアドレス〔a1 =aB
に一を加算した後〔a1 =aB +1〕〔ステップS
7〕、ステップS3以降を繰返し実行する。
【0016】ステップS3乃至S7を繰返し実行する過
程で、中央制御装置(CC)10 が、制御レジスタ(R
1 )に蓄積済のアドレス(a1 )と、制御レジスタ(R
2 )に格納済のアドレス〔a2 =aE )とを比較した結
果〔ステップS5〕、両者一致〔a1 =aE 〕であるこ
とを確認すると〔ステップS6〕、主記憶装置(MM)
0 の先頭アドレス(aB )から最終アドレス(aE
迄に格納済の全複写データ(da1)〔即ちメモリデータ
(DMM)〕が、主記憶装置(MM)21 の同領域にも格
納されたこととなり、複写処理を終了する。
【0017】以後制御装置101 は、予備系として運用
可能となる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】以上の説明から明らか
な如く、従来ある二重化制御装置10においては、修復
後の制御装置101 を予備系として運用開始させる為
に、現用系の中央制御装置(CC)10 がメモリ複写プ
ログラム(PMC)を実行し、主記憶装置(MM)2 0
各アドレス(a)に格納中の複写データ(da1)を、順
次主記憶装置(MM)21 の同一アドレス(a1 )に格
納することにより、主記憶装置(MM)20に格納済の
メモリデータ(DMM)を主記憶装置(MM)21 に複写
していた為、複写処理に多大の時間を費やすこととな
り、その間、二重化制御装置10は一重化構成で運用さ
れることとなり、信頼性が低下すると共に、現用系の中
央制御装置(CC)10 の処理能力がメモリ複写プログ
ラム(PMC)の実行により圧迫される恐れがあった。
【0019】本発明は、二重化制御装置における主記憶
装置の記憶内容の複写期間中の信頼性の低下、並びに処
理能力の圧迫を極力軽減することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
ある。図1において、10は本発明の対象となる二重化
制御装置、100は中央制御装置、200は主記憶装
置、300はチャネル制御装置であり、それぞれ二重化
されている。
【0021】310は、各チャネル制御装置300に機
能試験用として設けられた擬似入出力装置であり、ダイ
レクトメモリアクセス(DMA)機能を具備する。32
0は、本発明により擬似入出力装置310に設けられた
メモリ複写指令受付手段である。
【0022】330は、本発明により擬似入出力装置3
10に設けられた複写動作制御手段である。メモリ複写
指令受付手段320は、現用系の主記憶装置2000
記憶内容を、他系の主記憶装置2001 に複写を要求す
るメモリ複写指令を受信・識別する。
【0023】複写動作制御手段330は、メモリ複写指
令受付手段320が、現用系の中央制御装置1000
らメモリ複写指令を受信した場合に、現用系の主記憶装
置2000 の各アドレスに格納されている単位データを
順次抽出し、他系の主記憶装置2001 の同一アドレス
に格納するデータ複写動作を、主記憶装置200の全記
憶領域に就いて連続して実行した後、メモリ複写動作の
実行完了を、現用系の中央制御装置1000 に通知す
る。〔以上、本発明(請求項1)関連〕 なお複写動作制御手段330は、現用系の主記憶装置2
00の連続する複数のアドレスに格納済の各単位データ
を連続して抽出し、他系の主記憶装置200のそれぞれ
対応する複数のアドレスに連続して格納することが考慮
される。〔本発明(請求項2)関連〕 また両系のチャネル制御装置3000 および3001
具備する各擬似入出力装置3100 および3101 内の
各複写動作制御手段3300 および3301 は、各主記
憶装置200の全記憶領域を二分して設けられた部分記
憶領域を分担し、現用系の主記憶装置200の各担当す
る部分記憶領域に格納済のデータを、他系の主記憶装置
200のそれぞれ対応する部分記憶領域に、並行して複
写することが考慮される。〔本発明(請求項3)関連〕 更に複写動作制御手段330は、現用系の主記憶装置2
00の各アドレスから抽出した各単位データを、両系の
主記憶装置200の同一アドレスにそれぞれ並行して格
納することが考慮される。〔本発明(請求項4)関連〕 従って、前記二重化制御装置において、主記憶装置の記
憶内容の複写時間が大幅に短縮されることにより一重化
運転時間が短縮されると共に、複写中に中央制御装置の
処理能力が圧迫される恐れも無くなり、当該二重化制御
装置の信頼性および処理能力が大幅に向上可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
より説明する。図2は本発明の実施形態による二重化制
御装置を示す図であり、図3は図2における擬似入出力
装置を例示する図であり、図4は図2における主記憶装
置複写シーケンス(単一アドレス毎)を例示する図であ
り、図5は図2における主記憶装置複写シーケンス(複
数アドレス毎)を例示する図である。なお、全図を通じ
て同一符号は同一対象物を示す。
【0025】図2に示される二重化制御装置10も、従
来ある二重化制御装置10〔図6参照〕と同様に、それ
ぞれ中央制御装置(CC)10 および11 、主記憶装置
(MM)20 および21 、並びにチャネル制御装置(C
HC)30 および31 から構成され、それぞれ0系制御
装置100 および1系制御装置101 を構成している
が、従来ある二重化制御装置10と異なる点は、各チャ
ネル制御装置(CHC)3内に設けられている擬似入出
力装置(PIO)31に、それぞれメモリ複写指令受付
部(CCR)32およびメモリ複写動作制御部(MC
C)33が、図1におけるメモリ複写指令受付手段32
0および複写動作制御手段330として設けられている
と共に、各主記憶装置(MM)2内には、メモリ複写プ
ログラム(P MC)が格納されていないことである。
【0026】各擬似入出力装置(PIO)31は、従来
ある二重化制御装置10においては、それぞれ所属する
チャネル制御装置(CHC)3のCバス12に対するイ
ンタフェースを診断する為に設けられたもので、内部バ
ス34によりチャネル制御装置(CHC)3に接続され
ており、チャネル制御装置(CHC)3からの指令に基
づき、プログラムモードまたはダイレクトメモリアクセ
ス〔以後DMAと略称する〕モードにより、Cバス12
インタフェース、チャネル制御装置(CHC)3、シス
テムバス11を経由して中央制御装置(CC)1との間
でデータを転送し、DMA転送終了時、DMA転送制御
中に、Cバス12インタフェース上の異常、或いはプロ
グラムの異常を検出した場合に、当該異常状態を報告す
る為に、中央制御装置(CC)1に対して割込を行う。
【0027】擬似入出力装置(PIO)31は、図3に
示される如き構成を有しており、本発明の実施形態の説
明に関連するもののみを挙げると、制御部(CTL)3
11は、診断モードを制御する回路であり、指令レジス
タ(CMR)312は、DMA転送の起動指令を蓄積す
るレジスタであり、メモリアドレスレジスタ(MAR)
313は、DMA転送を実行する主記憶装置(MM)2
のアドレス〔以後転送アドレス(aT )と称する〕を蓄
積するレジスタであり、転送バイト数レジスタ(BC
R)314は、DMA転送されるデータ量〔以後転送バ
イト数(nT )と称する〕を蓄積するレジスタであり、
データバッファレジスタ(DBR)315は転送データ
を格納するレジスタである。
【0028】なおデータバッファレジスタ(DBR)3
150 は、本発明(請求項1)の実施形態においては1
個設けられ、本発明(請求項2)の実施形態においては
複数個〔図2においては4個〕設けられている。
【0029】本発明の実施形態においては、制御部(C
TL)311の具備するDMA転送機能を利用して、現
用系主記憶装置(MM)20 のメモリデータ(DMM)を
他系主記憶装置(MM)21 に複写させる様に機能を追
加したもので、制御部(CTL)311内に、前述のメ
モリ複写指令受付部(CCR)32とメモリ複写動作制
御部(MCC)33とが設けられ、またバースト転送制
御部(BTC)316および317が、それぞれメモリ
アドレスレジスタ(MAR)313および転送バイト数
レジスタ(BCR)314に並設されている。
【0030】またメモリアドレスレジスタ(MAR)3
13および転送バイト数レジスタ(BCR)314は、
本発明の実施形態においては、主記憶装置(MM)2の
全記憶領域〔即ち先頭アドレス(aB )から最終アドレ
ス(aE )迄〕のメモリデータ(DMM)を複写可能とす
る為に、それぞれ蓄積可能なアドレスおよび転送量(バ
イト数)の桁数を拡張している。
【0031】かかる状態で、現用系として稼働中の制御
装置100 に、診断終了した制御装置101 の主記憶装
置(MM)21 が接続され、主記憶装置(MM)20
格納中の総てのメモリデータ(DMM)を、主記憶装置
(MM)21 に複写を実行する要求が生起すると、現用
系中央制御装置(CC)10 は、システムバス110
経由してチャネル制御装置(CHC)30 を参照し、内
部バス340 を経由して擬似入出力装置(PIO)31
0 内に設けられているメモリアドレスレジスタ(MA
R)3130 に、主記憶装置(MM)20 の記憶領域の
先頭アドレス(aB)を転送アドレス(aT )として蓄
積し、また擬似入出力装置(PIO)310内に設けら
れている転送バイト数レジスタ(BCR)3140 に、
メモリデータ(DMM)の全記憶容量(nMM)を転送バイ
ト数(nT )として蓄積した後、擬似入出力装置(PI
O)310 内に設けられている指令レジスタ(CMR)
312 0 に、メモリ複写指令(cmMC)を蓄積する。
【0032】擬似入出力装置(PIO)310 において
は、制御部(CTL)3110 が、指令レジスタ(CM
R)3120 に蓄積された指令(cm)を抽出し、メモ
リ複写指令受付部(CCR)320 に伝達する。
【0033】メモリ複写指令受付部(CCR)32
0 は、伝達された指令(cm)を分析し、メモリ複写指
令(cmMC)以外であることを識別した場合には、その
儘制御部(CTL)3110 に返送し、従来と同様の動
作を実行させるが、メモリ複写指令(cmMC)であるこ
とを識別すると、メモリ複写動作制御部(MCC)33
0を起動する。
【0034】起動されたメモリ複写動作制御部(MC
C)330 は、図4に示される如き順序で、メモリデー
タ(DMM)の複写動作を実行する。なお図4に示される
各種信号は、図示されぬシステムバスクロックに同期し
て送出・停止される。
【0035】先ずメモリ複写動作制御部(MCC)33
0 は、システムバス110 内の制御線31F1 を経由し
て中央制御装置(CC)10 に、システムバス110
使用権を要求する為のバス使用権要求信号(BUSR
Q)を送出する。
【0036】中央制御装置(CC)10 は、擬似入出力
装置(PIO)310 からシステムバス110 に送出さ
れたバス使用権要求信号(BUSRQ)を受信すると、
システムバス110 の使用状態を分析し、未使用状態に
あることを確認すると、システムバス110 内の制御線
31F2 を経由して擬似入出力装置(PIO)31
0に、システムバス110 の使用権を許容するバス使用
権許容信号(BROK)を返送する。
【0037】擬似入出力装置(PIO)310 において
は、制御部(CTL)3110 内のメモリ複写動作制御
部(MCC)330 が、中央制御装置(CC)10 から
システムバス110 内の制御線31F2 を経由して返送
されたバス使用権許容信号(BROK)を受信すると、
メモリアドレスレジスタ(MAR)3130 に蓄積済の
転送アドレス(aT =aB )を抽出し、読出アドレス
(AR )として、送信バス31EA0および内部バス34
0 を経由してシステムバス110 に送出し、同時に読出
信号(READ)を送出する。
【0038】主記憶装置(MM)20 は、擬似入出力装
置(PIO)310 からシステムバス110 に送出され
たバス使用権許容信号(BROK)を受信すると、擬似
入出力装置(PIO)310 からシステムバス110
送出済の読出アドレス(AR=aT =aB )を受信し、
受信した読出アドレス(AR =aT =aB )に格納済の
単位データ(daT)を読出し、読出データ(DR )とし
てシステムバス110上に送出し、同時に肯定信号(M
OK)と応答信号(ASW)とを送出する。
【0039】送出された読出データ(DR =daT)は、
チャネル制御装置(CHC)30 および内部バス340
を経由して擬似入出力装置(PIO)310 に到着す
る。擬似入出力装置(PIO)310 においては、メモ
リ複写動作制御部(MCC)330 が、中央制御装置
(CC)10 のバス使用権許容信号(BROK)送出停
止により、応答信号(ASW)、読出データ(DR =d
aT)の取得タイミングを作成し、内部バス340 から到
着する読出データ(DR =daT)を、受信バス31DA0
を経由してデータバッファレジスタ(DBR)3150
に格納する。
【0040】なお中央制御装置(CC)10 は、システ
ムバス110 にバス使用権許容信号(BROK)を送出
した後、システムバス110 に肯定信号(MOK)が送
出されたことを検出すると、システムバス110 に送出
中のバス使用権許容信号(BROK)を送出停止する。
【0041】擬似入出力装置(PIO)310 において
は、メモリ複写動作制御部(MCC)330 が、中央制
御装置(CC)10 からシステムバス110 を経由して
返送中のバス使用権許容信号(BROK)の返送停止を
検出すると、システムバス110 に送出中の読出アドレ
ス(AR )と読出信号(READ)とを送出停止し、主
記憶装置(MM)20 の先頭アドレス(aB )からの単
位データ(daT)の抽出処理を終了する。
【0042】なおメモリ複写動作制御部(MCC)33
0 は、バースト転送制御部(BTC)3160 および3
170 を制御し、メモリアドレスレジスタ(MAR)3
13 0 内に蓄積中の転送アドレス(aT =aB )は歩進
させること無く、並びに転送バイト数レジスタ(BC
R)3140 に蓄積中の転送バイト数(nT =nMM)は
減算すること無く、その儘の値を保持させる。
【0043】続いてメモリ複写動作制御部(MCC)3
0 は、システムバス110 内の制御線31F1 を経由
して中央制御装置(CC)10 に、システムバス110
の使用権を要求する為のバス使用権要求信号(BUSR
Q)を送出する。
【0044】中央制御装置(CC)10 は、前述と同様
に、擬似入出力装置(PIO)31 0 から送出されたバ
ス使用権要求信号(BUSRQ)を受信すると、システ
ムバス110 の使用状態を分析し、未使用状態にあるこ
とを確認すると、システムバス110 内の制御線31F
2 を経由して擬似入出力装置(PIO)310 に、シス
テムバス110 の使用権を許容するバス使用権許容信号
(BROK)を返送する。
【0045】擬似入出力装置(PIO)310 において
は、メモリ複写動作制御部(MCC)330 が、中央制
御装置(CC)10 からシステムバス110 内の制御線
31F2 を経由して返送されたバス使用権許容信号(B
ROK)を受信すると、メモリアドレスレジスタ(MA
R)3130 に蓄積済の転送アドレス(aT =aB )を
抽出し、書込アドレス(AW )として、送信バス31E
A0および内部バス34 0 を経由してシステムバス110
に送出する。
【0046】同時にメモリ複写動作制御部(MCC)3
0 は、データバッファレジスタ(DBR)3150
格納中の単位データ(daT)を抽出し、送信バス31E
D0および内部バス340 を経由してシステムバス110
に、書込データ(DW )として送出すると共に、システ
ムバス110 内の制御線31F1 を経由して主記憶装置
(MM)20 に、書込信号(WRITE)を送出する。
【0047】主記憶装置(MM)20 および21 は、中
央制御装置(CC)10 からシステムバス110 に送出
されたバス使用権許容信号(BROK)を受信すると、
擬似入出力装置(PIO)310 からシステムバス11
0 に送出済の書込アドレス(AW =aT =aB )と、書
込データ(DW =daT)とを受信し、受信した単位デー
タ(daT)を書込アドレス(AW =aT =aB )に格納
し、肯定信号(MOK)と応答信号(ASW)とを送出
する。
【0048】なお中央制御装置(CC)10 は、システ
ムバス110 にバス使用権許容信号(BROK)を送出
した後、システムバス110 に肯定信号(MOK)が送
出されたことを検出すると、システムバス110 に送出
中のバス使用権許容信号(BROK)を送出停止する。
【0049】擬似入出力装置(PIO)310 において
は、メモリ複写動作制御部(MCC)330 が、中央制
御装置(CC)10 からシステムバス110 を経由して
返送中のバス使用権許容信号(BROK)の返送停止を
検出すると、システムバス110 に送出中の書込アドレ
ス(AW )と書込信号(WRITE)とを送出停止し、
応答信号(ASW)を取得し、主記憶装置(MM)20
および21 のアドレス(a=aB )への単位データ(d
aT)の格納処理を終了した後、バースト転送制御部(B
TC)3160 および3170 を制御し、メモリアドレ
スレジスタ(MAR)3130 内に蓄積中の転送アドレ
ス(aT =aB )を一歩進させる〔aT=aT +1=a
B +1〕と共に、転送バイト数レジスタ(BCR)31
0 に蓄積中の転送バイト数(nT )を一減算する〔n
T =nT −1=nMM−1〕。
【0050】以上で擬似入出力装置(PIO)31
0 は、主記憶装置(MM)20 内の先頭アドレス
(aB )に格納済の単位データ(daT)を、主記憶装置
(MM)21 内の同一アドレス(aB )に複写したこと
となり、また擬似入出力装置(PIO)310 内のメモ
リアドレスレジスタ(MAR)3130 には転送アドレ
ス(aT)として、主記憶装置(MM)20 の記憶領域
の先頭から二番目のアドレス(a B +1)が蓄積され、
また転送バイト数レジスタ(BCR)3140 には転送
バイト数(nT )として、主記憶装置(MM)20 の全
記憶容量(nMM)から一(バイト)減少したバイト数
(nMM−1)が蓄積される。
【0051】次に、メモリ複写動作制御部(MCC)3
0 は、前述と同様の過程を実行することにより、中央
制御装置(CC)10 からシステムバス110 の使用権
を獲得した後、読出アドレス(AR =aT =aB +1)
と読出信号(READ)とをシステムバス110 に送出
し、主記憶装置(MM)20 の転送アドレス(aT =a
B +1)に格納済の単位データ(daT)を抽出し、デー
タバッファレジスタ(DBR)3150 に蓄積した後、
再び中央制御装置(CC)10 からシステムバス110
の使用権を獲得した後、書込アドレス(AW =aT =a
B +1)と、書込データ(DW =daT)と、書込信号
(WRITE)とをシステムバス110 に送出し、主記
憶装置(MM)20 および他系主記憶装置(MM)21
の転送アドレス(aT =aB +1)に格納済の単位デー
タ(daT)を格納することにより、主記憶装置(MM)
0 内の先頭から二番目のアドレス(aB +1)に格納
済の単位データ(daT)を、主記憶装置(MM)21
の同一アドレス(aB +1)に複写したこととなり、ま
た擬似入出力装置(PIO)310 内のメモリアドレス
レジスタ(MAR)3130 には転送アドレス(aT
として、主記憶装置(MM)20 の記憶領域の先頭から
三番目のアドレス(aB +2)が蓄積され、また転送バ
イト数レジスタ(BCR)3140 には転送バイト数
(nT )として、主記憶装置(MM)20 の全記憶容量
(nMM)から二(バイト)減少したバイト数(nMM
2)が蓄積される。
【0052】以下同様にして、主記憶装置(MM)20
の転送アドレス(aT )に格納済の単位データ(daT
を、主記憶装置(MM)21 に複写する度に、メモリア
ドレスレジスタ(MAR)3130 内の転送アドレス
(aT )を一歩進〔aT =aT+1〕させると共に、転
送バイト数レジスタ(BCR)3140 内の転送バイト
数(nT )を一減算〔nT =nT −1〕させ、転送アド
レス(aT )が最終アドレス(aE )に達し、転送バイ
ト数(nT )が一バイトとなった状態で、主記憶装置
(MM)20 の最終アドレス(aE )に格納済の単位デ
ータ(daT)を主記憶装置(MM)21 に複写終了した
後、転送バイト数レジスタ(BCR)314 0 内の転送
バイト数(nT )を一減算した結果、転送バイト数(n
T )が零バイトに達すると、メモリ複写動作制御部(M
CC)330 は、主記憶装置(MM)20 の全記憶容量
(nMM)分のメモリデータ(DMM)を、主記憶装置(M
M)2 1 に複写終了したと判定し、制御部(CTL)3
110 にその旨を通知する。
【0053】制御部(CTL)3110 は、割込原因と
してメモリ複写指令(cmMC)の実行完了を示す割込信
号を作成し、システムバス110 内の制御線31F1
経由して中央制御装置(CC)10 に送出する。
【0054】中央制御装置(CC)10 は、擬似入出力
装置(PIO)310 からシステムバス110 に送出さ
れた割込信号を受信・分析し、メモリ複写指令(c
MC)の実行完了通知と識別すると、制御装置101
予備系として待機させる。
【0055】以上の説明から明らかな如く、本発明の実
施形態によれば、チャネル制御装置(CHC)30 内の
擬似入出力装置(PIO)310 に、従来から保有して
いたチャネル制御装置(CHC)30 診断用のDMA転
送機能にメモリ複写機能を付加した後、現用系の中央制
御装置(CC)10 が、擬似入出力装置(PIO)31
0 にメモリ複写指令(cmMC)を伝達すると、擬似入出
力装置(PIO)31 0 は、主記憶装置(MM)20
全記憶容量(nMM)に格納済のメモリデータ(DMM
を、主記憶装置(MM)21 に複写処理を実行し、その
間中央制御装置(CC)10 は他の処理を実行し乍ら、
複写終了通知用の割込信号の受信を待機することとな
る。
【0056】なお擬似入出力装置(PIO)310 によ
る複写実行時間は、従来ある二重化制御装置10におい
て、中央制御装置(CC)10 がメモリ複写プログラム
(P MC0 )を実行した場合に比し、短縮されている。
【0057】なお、図2乃至図4はあく迄本発明の一実
施形態に過ぎず、他に幾多の変形が考慮される。例えば
本発明(請求項2)の実施形態においては、図5に示さ
れる如く、メモリ複写動作制御部(MCC)330 が主
記憶装置(MM)20 から読出データ(DR )を抽出す
る場合に、読出アドレス(AR )を、転送アドレス(a
T )乃至(aT +3)に順次歩進させることにより、転
送アドレス(aT )乃至(aT +3)に格納済の四つの
単位データ(daT)を連続して抽出し、複数設けられて
いるデータバッファレジスタ(DBR)3150 に蓄積
した後、主記憶装置(MM)20 および21 に格納する
場合に、書込アドレス(AW )を、再び転送アドレス
(aT )乃至(aT +3)に順次歩進させることによ
り、抽出済の四つの単位データ(daT)を、同一の転送
アドレス(aT )乃至(aT +3)に連続して格納する
ことにより、複写実行時間を更に短縮可能となる。
【0058】また本発明(請求項3)の実施形態におい
ては、主記憶装置(MM)20 の全記憶領域〔先頭アド
レス(aB )から最終アドレス(aE )迄〕を二分し、
チャネル制御装置(CHC)30 内の擬似入出力装置
(PIO)310 に一方の半領域〔例えは先頭アドレス
(aB )から中間アドレス(aM )迄の複写を担当さ
せ、チャネル制御装置(CHC)31 内の擬似入出力装
置(PIO)311 に他方の半領域〔例えは中間アドレ
ス(aM )から最終アドレス(aE )迄の複写を担当さ
せ、両擬似入出力装置(PIO)310 および311
システムバス11の使用権を競合して獲得し乍ら、それ
ぞれ担当した領域に格納済のメモリデータ(DMM)をそ
れぞれ複写させることにより、所要複写時間を更に短縮
可能となる。更に本発明の対象となる二重化制御装置は
図示されるものに限定されず、他に幾多の変形が考慮さ
れるが、何れの場合にも本発明の効果は変わらない。
【0059】
【発明の効果】以上、本発明によれば、前記二重化制御
装置において、主記憶装置の記憶内容の複写時間が大幅
に短縮されることにより一重化運転時間が短縮されると
共に、複写中に中央制御装置の処理能力が圧迫される恐
れも無くなり、当該二重化制御装置の信頼性および処理
能力が大幅に向上可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理図
【図2】 本発明の実施形態による二重化制御装置
【図3】 図2における擬似入出力装置
【図4】 図2における主記憶装置複写シーケンス(単
一アドレス毎)を例示する図
【図5】 図2における主記憶装置複写シーケンス(複
数アドレス毎)を例示する図
【図6】 従来ある二重化制御装置
【図7】 図6における主記憶装置の複写処理
【符号の説明】
1、100 中央制御装置(CC) 2、200 主記憶装置(MM) 3、300 チャネル制御装置(CHC) 4 入出力装置(IO) 10 二重化制御装置 11 システムバス 12 Cバス 31、310 擬似入出力装置(PIO) 32 メモリ複写指令受付部(CCR) 33 メモリ複写動作制御部(MCC) 34 内部バス 311 制御部(CTL) 312 指令レジスタ(CMR) 313 メモリアドレスレジスタ(MAR) 314 転送バイト数レジスタ(BCR) 315 データバッファレジスタ(DBR) 316、317 バースト転送制御部(BTC) 31DA 、31DD 受信バス 31EA 、31ED 送信バス 31F1 、31F2 制御線 320 メモリ複写指令受付手段 330 複写動作制御手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ二重化された中央制御装置、主
    記憶装置およびチャネル制御装置を具備する二重化制御
    装置において、 前記各チャネル制御装置の機能試験用に設けられ、ダイ
    レクトメモリアクセス(DMA)機能を具備する擬似入
    出力装置に、 現用系の主記憶装置の記憶内容を、他系の主記憶装置に
    複写を要求するメモリ複写指令を受信・識別するメモリ
    複写指令受付手段と、 前記メモリ複写指令受付手段が、現用系の中央制御装置
    から前記メモリ複写指令を受信した場合に、前記現用系
    の主記憶装置の各アドレスに格納されている単位データ
    を順次抽出し、前記他系の主記憶装置の同一アドレスに
    格納するデータ複写動作を、前記主記憶装置の全記憶領
    域に就いて連続して実行した後、前記メモリ複写動作の
    実行完了を、前記現用系の中央制御装置に通知するメモ
    リ複写動作制御手段とを設けることを特徴とする主記憶
    装置複写方式。
  2. 【請求項2】 前記複写動作制御手段は、前記現用系の
    主記憶装置の連続する複数のアドレスに格納済の各単位
    データを連続して抽出し、前記他系の主記憶装置のそれ
    ぞれ対応する複数のアドレスに連続して格納することを
    特徴とする請求項1記載の主記憶装置複写方式。
  3. 【請求項3】 前記両系のチャネル制御装置の具備する
    各擬似入出力装置内の各複写動作制御手段は、前記各主
    記憶装置の全記憶領域を二分して設けられた部分記憶領
    域を分担し、前記現用系の主記憶装置の各担当する部分
    記憶領域に格納済のデータを、前記他系の主記憶装置の
    それぞれ対応する部分記憶領域に、並行して複写するこ
    とを特徴とする請求項1記載の主記憶装置複写方式。
  4. 【請求項4】 前記複写動作制御手段は、前記現用系の
    主記憶装置の各アドレスから抽出した各単位データを、
    前記両系の主記憶装置の同一アドレスにそれぞれ並行し
    て格納することを特徴とする請求項1記載の主記憶装置
    複写方式。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100337296B1 (ko) * 1999-12-20 2002-05-17 서평원 이중화 회로보드간의 데이터 복사장치 및 방법
KR100441712B1 (ko) * 2001-12-29 2004-07-27 엘지전자 주식회사 확장 가능형 다중 처리 시스템 및 그의 메모리 복제 방법
CN100412809C (zh) * 2004-12-21 2008-08-20 日本电气株式会社 双重同步系统和双重同步系统的操作方法

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