JPH11259325A - 二重化システム及び二重化システムにおける情報処理方法 - Google Patents
二重化システム及び二重化システムにおける情報処理方法Info
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- JPH11259325A JPH11259325A JP10078474A JP7847498A JPH11259325A JP H11259325 A JPH11259325 A JP H11259325A JP 10078474 A JP10078474 A JP 10078474A JP 7847498 A JP7847498 A JP 7847498A JP H11259325 A JPH11259325 A JP H11259325A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 バスの占有率を増加させることなく二重
化された構成をもつシステムを構築し、システムの耐障
害性を向上すること。 【解決手段】 現用系媒体と予備系媒体をペアリングし
て、対をなす媒体にそれぞれ、「n」,「n+1」なる
媒体番号を付与しておく。そして、バスアービターが現
用系の媒体番号「n」を発行すると、予備系媒体「n+
1」のバスコントローラは自己が指定されていると認識
して、現用媒体「n」と共にバス使用権を得て現用媒体
「n」についての送受データ等を取得する。また、対を
なす媒体はそれぞれ二重化監視線X1〜X3を用いて相
互に状態を監視し、相手側の異常を自己の状態と共に一
括して報知する。
化された構成をもつシステムを構築し、システムの耐障
害性を向上すること。 【解決手段】 現用系媒体と予備系媒体をペアリングし
て、対をなす媒体にそれぞれ、「n」,「n+1」なる
媒体番号を付与しておく。そして、バスアービターが現
用系の媒体番号「n」を発行すると、予備系媒体「n+
1」のバスコントローラは自己が指定されていると認識
して、現用媒体「n」と共にバス使用権を得て現用媒体
「n」についての送受データ等を取得する。また、対を
なす媒体はそれぞれ二重化監視線X1〜X3を用いて相
互に状態を監視し、相手側の異常を自己の状態と共に一
括して報知する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフォールトトレラン
ト(耐障害性)が要求される現用系と予備系を備えた二
重化システム及び二重化システムにおける情報処理方法
に関する。
ト(耐障害性)が要求される現用系と予備系を備えた二
重化システム及び二重化システムにおける情報処理方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】現用系と予備系を備える二重化システム
は、現用系に異常が生じた場合に備えて予備系を常時動
作させて両系を同じ状態に保つことにより、システムの
異常時においてリアルタイムの代替を可能とし、これに
よってシステムダウンを確実に防止して信頼性を向上さ
せたシステムである。
は、現用系に異常が生じた場合に備えて予備系を常時動
作させて両系を同じ状態に保つことにより、システムの
異常時においてリアルタイムの代替を可能とし、これに
よってシステムダウンを確実に防止して信頼性を向上さ
せたシステムである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】二重化システムでは、
現用系と予備系とを常に同じ状態に保つ必要があるた
め、一方の系についてデータの追加や削除、履歴情報の
保存等がなされると、他方の系についても同様の作業を
行う必要があり、よって、通常のシステムに比べて情報
処理の回数がほぼ2倍になる。
現用系と予備系とを常に同じ状態に保つ必要があるた
め、一方の系についてデータの追加や削除、履歴情報の
保存等がなされると、他方の系についても同様の作業を
行う必要があり、よって、通常のシステムに比べて情報
処理の回数がほぼ2倍になる。
【0004】各系が共通のバスを使用する場合、バス調
停によってバスマスタとなった媒体のみがバスを占有し
て情報の送受を行うことができ、このとき他の媒体はバ
スの使用が禁止される。したがって、情報処理の回数が
増えることは、単位時間あたりのバスが占有される割合
(バス占有率)が増大することを意味し、バスの使用効
率は低下する。
停によってバスマスタとなった媒体のみがバスを占有し
て情報の送受を行うことができ、このとき他の媒体はバ
スの使用が禁止される。したがって、情報処理の回数が
増えることは、単位時間あたりのバスが占有される割合
(バス占有率)が増大することを意味し、バスの使用効
率は低下する。
【0005】すなわち、二重化システムを構築してフォ
ールトトレラントを十分に確保するには、システムとし
てバスの占有率を犠牲にしなくてはならないという問題
がある。本発明は上述の問題を解決するためになされた
ものであり、バスの占有率を増加させることなくシステ
ムの二重化を実現することを目的とする。
ールトトレラントを十分に確保するには、システムとし
てバスの占有率を犠牲にしなくてはならないという問題
がある。本発明は上述の問題を解決するためになされた
ものであり、バスの占有率を増加させることなくシステ
ムの二重化を実現することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の二重化シ
ステムにおける情報処理方法の発明は、現用系と予備系
とを備え、各系が共通のバスを使用して情報の送受信を
行うことができる二重化システムにおいて、対をなす現
用系媒体及び予備系媒体のそれぞれに所定の関連を有す
る媒体番号を付与し、前記現用系媒体の媒体番号が指定
された場合には、前記対をなす前記予備系媒体は自己に
ついても指定がなされていると認識して前記共通のバス
を介して送受される前記現用系媒体についての情報を取
得し、これにより前記予備系媒体の内部状態を前記現用
系媒体の内部状態と等価な状態に維持するようにした。
ステムにおける情報処理方法の発明は、現用系と予備系
とを備え、各系が共通のバスを使用して情報の送受信を
行うことができる二重化システムにおいて、対をなす現
用系媒体及び予備系媒体のそれぞれに所定の関連を有す
る媒体番号を付与し、前記現用系媒体の媒体番号が指定
された場合には、前記対をなす前記予備系媒体は自己に
ついても指定がなされていると認識して前記共通のバス
を介して送受される前記現用系媒体についての情報を取
得し、これにより前記予備系媒体の内部状態を前記現用
系媒体の内部状態と等価な状態に維持するようにした。
【0007】対をなす現用系と予備系の各媒体に関連す
る番号を付与してグループ化することにより、現用系の
媒体番号の指定のみで、対をなす他方の媒体についての
バスの使用権も実質的に制御することができる。これに
より、現用系と予備系の各媒体において併行して(同時
に)同様の情報処理がなされ、したがって、二重化して
もバスの占有率が増加しない。
る番号を付与してグループ化することにより、現用系の
媒体番号の指定のみで、対をなす他方の媒体についての
バスの使用権も実質的に制御することができる。これに
より、現用系と予備系の各媒体において併行して(同時
に)同様の情報処理がなされ、したがって、二重化して
もバスの占有率が増加しない。
【0008】請求項2記載の二重化システムにおける情
報処理方法の発明は、請求項2記載の発明において、前
記対をなす現用系媒体及び予備系媒体が互いに相手側の
動作状態を監視し、前記対をなす現用系媒体及び予備系
媒体のいずれかに異常が発生した場合には、正常に動作
する他方の媒体が、自媒体の番号が指定されたときに、
自媒体の状態と共に相手側の媒体の異常も一括して報知
するようにした。
報処理方法の発明は、請求項2記載の発明において、前
記対をなす現用系媒体及び予備系媒体が互いに相手側の
動作状態を監視し、前記対をなす現用系媒体及び予備系
媒体のいずれかに異常が発生した場合には、正常に動作
する他方の媒体が、自媒体の番号が指定されたときに、
自媒体の状態と共に相手側の媒体の異常も一括して報知
するようにした。
【0009】これにより、バスの占有率を増加させるこ
となく上位制御媒体等への異常の報知を行える。また、
対をなす媒体間の相互監視により、異常時にも瞬断する
ことなく継続してシステムを運用することが可能とな
る。
となく上位制御媒体等への異常の報知を行える。また、
対をなす媒体間の相互監視により、異常時にも瞬断する
ことなく継続してシステムを運用することが可能とな
る。
【0010】請求項3記載の二重化システムにおける情
報制御方法の発明は、現用系と予備系とを備え、各系が
共通のバスを使用して情報の送受信を行うことができる
二重化システムにおいて、対をなす現用系媒体及び予備
系媒体のそれぞれに「n(nは任意の整数)」及び「n
+1」の媒体番号を付与しておき、バスアービターが発
行する媒体番号「n」によって、媒体番号「n」の前記
現用系媒体と媒体番号「n+1」の前記予備系媒体の双
方のバス使用権を制御すると共に、前記対をなす現用系
媒体及び予備系媒体に二重化監視制御線を用いて互いの
動作状態を監視させ、現用動作する媒体が、前記バスを
使用して自媒体及び他方の媒体の動作状態に関する情報
を一括して所定の制御媒体に報知するようにした。
報制御方法の発明は、現用系と予備系とを備え、各系が
共通のバスを使用して情報の送受信を行うことができる
二重化システムにおいて、対をなす現用系媒体及び予備
系媒体のそれぞれに「n(nは任意の整数)」及び「n
+1」の媒体番号を付与しておき、バスアービターが発
行する媒体番号「n」によって、媒体番号「n」の前記
現用系媒体と媒体番号「n+1」の前記予備系媒体の双
方のバス使用権を制御すると共に、前記対をなす現用系
媒体及び予備系媒体に二重化監視制御線を用いて互いの
動作状態を監視させ、現用動作する媒体が、前記バスを
使用して自媒体及び他方の媒体の動作状態に関する情報
を一括して所定の制御媒体に報知するようにした。
【0011】これにより、媒体番号「n」の発行で、実
質的に「n」及び「n+1」の媒体に対してバスの使用
権を付与したのと同等の効果が得られるので、システム
を二重化してもバスの占有率が増加しない。また、制御
媒体に対する異常の報知も同様に、バスの占有率を増加
させることなく行える。さらに、二重化制御線を用いて
各媒体を相互に監視させることによって、異常時にも瞬
断することなく継続してシステムを運用することが可能
となる。
質的に「n」及び「n+1」の媒体に対してバスの使用
権を付与したのと同等の効果が得られるので、システム
を二重化してもバスの占有率が増加しない。また、制御
媒体に対する異常の報知も同様に、バスの占有率を増加
させることなく行える。さらに、二重化制御線を用いて
各媒体を相互に監視させることによって、異常時にも瞬
断することなく継続してシステムを運用することが可能
となる。
【0012】請求項4記載の二重化システムにおける情
報処理方法の発明は、請求項3記載の発明において、前
記共通のバスとして二系統以上のバスを設け、バスアー
ビターが前記バスの各々を介して独立に媒体番号を発行
し、各媒体は発行された番号が自媒体の番号に一番早く
一致したバスを使用して情報処理を行うようにした。
報処理方法の発明は、請求項3記載の発明において、前
記共通のバスとして二系統以上のバスを設け、バスアー
ビターが前記バスの各々を介して独立に媒体番号を発行
し、各媒体は発行された番号が自媒体の番号に一番早く
一致したバスを使用して情報処理を行うようにした。
【0013】システム(媒体構成)の二重化に対応させ
てバスも2系統以上設けることによて、バスの使用を望
む媒体は、空いているバスの先取りによっていち早くバ
スの使用権を得ることができ、より効率的な情報処理を
行える。
てバスも2系統以上設けることによて、バスの使用を望
む媒体は、空いているバスの先取りによっていち早くバ
スの使用権を得ることができ、より効率的な情報処理を
行える。
【0014】請求項5記載の二重化システムの発明は、
請求項1〜請求項4のいずれかに記載の二重化システム
における情報処理方法を実行するシステムである。
請求項1〜請求項4のいずれかに記載の二重化システム
における情報処理方法を実行するシステムである。
【0015】これにより、バスの占有率を増加させるこ
となく、システムのフォールトトレランスを向上させる
ことができる。
となく、システムのフォールトトレランスを向上させる
ことができる。
【0016】請求項6記載の二重化システムの発明は、
請求項5記載の発明において、現用系媒体及び予備系媒
体はそれぞれバスコントローラを有し、このバスコント
ローラは、対をなす相手側の媒体の監視機能と、バス調
停者が発行する媒体番号と自媒体の番号との実質的な一
致を判定する機能とをもつ構成とした。
請求項5記載の発明において、現用系媒体及び予備系媒
体はそれぞれバスコントローラを有し、このバスコント
ローラは、対をなす相手側の媒体の監視機能と、バス調
停者が発行する媒体番号と自媒体の番号との実質的な一
致を判定する機能とをもつ構成とした。
【0017】このバスコントローラの働きによって、一
つの媒体番号の発行による対をなす媒体のバス使用権の
制御および、媒体間の動作状態の相互監視が可能とな
る。
つの媒体番号の発行による対をなす媒体のバス使用権の
制御および、媒体間の動作状態の相互監視が可能とな
る。
【0018】請求項7記載の基地局装置の発明は、請求
項1〜請求項4のいずれかに記載の二重化システムにお
ける情報処理方法を実行して通信信号の処理を行う構成
とした。
項1〜請求項4のいずれかに記載の二重化システムにお
ける情報処理方法を実行して通信信号の処理を行う構成
とした。
【0019】これにより、基地局装置における情報処理
効率が向上し、かつシステムダウンが確実に防止され
る。したがって、通信の信頼性も向上する。
効率が向上し、かつシステムダウンが確実に防止され
る。したがって、通信の信頼性も向上する。
【0020】請求項8記載の基地局装置の発明は、請求
項7記載の発明において、送受信信号処理手段と、この
送受信信号処理手段の動作を制御する制御手段と、前記
送受信信号処理手段と前記制御手段とを結ぶバスとを有
し、前記送受信信号処理手段は、現用系及び予備系の2
系統の信号処理媒体を具備し、前記制御手段は、現用系
及び予備系の2系統の上位制御媒体を具備する構成とし
た。
項7記載の発明において、送受信信号処理手段と、この
送受信信号処理手段の動作を制御する制御手段と、前記
送受信信号処理手段と前記制御手段とを結ぶバスとを有
し、前記送受信信号処理手段は、現用系及び予備系の2
系統の信号処理媒体を具備し、前記制御手段は、現用系
及び予備系の2系統の上位制御媒体を具備する構成とし
た。
【0021】送受信信号の処理用媒体の各々が二重化さ
れ、かつホストコンピュータ等の上位制御媒体も二重化
されることによって基地局装置の信頼性が向上する。ま
た、バスの占有率が増加しないので、基地局のシステム
の効率的な管理を行える。
れ、かつホストコンピュータ等の上位制御媒体も二重化
されることによって基地局装置の信頼性が向上する。ま
た、バスの占有率が増加しないので、基地局のシステム
の効率的な管理を行える。
【0022】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明の
実施の形態1について図面を参照して説明する。
実施の形態1について図面を参照して説明する。
【0023】図1は、本実施の形態にかかる二重化シス
テムの構成の概要を示す図である。図示されるように、
このシステムは、現用系となる上位制御媒体0(00)
と、予備系となる上位制御媒体1(10)と、これらの上
位系にバス(BS)を介して接続される複数の現用系媒
体2(20)・・・n(n0)及び複数の予備系媒体3
(30)・・・n+1((n+1)0)とを具備し、二重
化された構成を有している。
テムの構成の概要を示す図である。図示されるように、
このシステムは、現用系となる上位制御媒体0(00)
と、予備系となる上位制御媒体1(10)と、これらの上
位系にバス(BS)を介して接続される複数の現用系媒
体2(20)・・・n(n0)及び複数の予備系媒体3
(30)・・・n+1((n+1)0)とを具備し、二重
化された構成を有している。
【0024】ここで、「n(n0)」という表記におけ
る、最初の番号「n」は媒体番号を示し、(n0)はそ
の媒体に搭載されるバスコントローラの番号を示す。
る、最初の番号「n」は媒体番号を示し、(n0)はそ
の媒体に搭載されるバスコントローラの番号を示す。
【0025】上位制御媒体(0及び1)は、下位の媒体
(2〜n+1)の動作を統括的に制御し、本実施の形態
では、上位制御媒体のみがバスアービター(バス調停
者)として、各媒体に時分割でバスの使用権を与えるこ
とができる。
(2〜n+1)の動作を統括的に制御し、本実施の形態
では、上位制御媒体のみがバスアービター(バス調停
者)として、各媒体に時分割でバスの使用権を与えるこ
とができる。
【0026】本実施の形態では、現用系媒体(現用系上
位制御媒体を含む)と対応する予備系媒体(予備系上位
制御媒体を含む)とを一組のグループ(対をなす関係)
としてとらえて、予備系媒体の媒体番号が、対をなす現
用系媒体の媒体番号に1を加えた関係となるように予め
媒体番号を付与する(この点については、図2を用いて
具体的に説明する)。
位制御媒体を含む)と対応する予備系媒体(予備系上位
制御媒体を含む)とを一組のグループ(対をなす関係)
としてとらえて、予備系媒体の媒体番号が、対をなす現
用系媒体の媒体番号に1を加えた関係となるように予め
媒体番号を付与する(この点については、図2を用いて
具体的に説明する)。
【0027】各媒体に搭載されるバスコントローラは、
少なくともバスインタフェース機能と、対をなす相手側
の媒体の動作状態を二重化制御線X1〜X3を介して監
視する機能とを有する。
少なくともバスインタフェース機能と、対をなす相手側
の媒体の動作状態を二重化制御線X1〜X3を介して監
視する機能とを有する。
【0028】図2に図1のシステムのより具体的な内部
構成を示す。図2では、媒体(0〜3)までを示してあ
り、以下、これらの媒体についての動作を説明する。図
示されるとおり、対をなす現用系媒体と予備系媒体と
は、あたかも鏡にうつし出されたかのように同じ構成
(ミラーリングされた構成)をもつ。
構成を示す。図2では、媒体(0〜3)までを示してあ
り、以下、これらの媒体についての動作を説明する。図
示されるとおり、対をなす現用系媒体と予備系媒体と
は、あたかも鏡にうつし出されたかのように同じ構成
(ミラーリングされた構成)をもつ。
【0029】例えば、上位制御媒体(0)は、CPU
(01)と、メモリ(02)と、外部設定手段(03)
と、バスコントローラ(00)とを具備し、バスコント
ローラ(00)は、内部バスインタフェース(I/F)
手段(000)と、媒体番号設定手段(001)と、媒
体番号発行手段(002)と、外部バスI/F手段(0
03)と、二重化制御手段(004)と、ダイレクトメ
モリーアクセス制御(DMAC)手段(005)と、バ
スコントローラ設定手段(006)と、を有している。
他の媒体も同様の構成を有する。
(01)と、メモリ(02)と、外部設定手段(03)
と、バスコントローラ(00)とを具備し、バスコント
ローラ(00)は、内部バスインタフェース(I/F)
手段(000)と、媒体番号設定手段(001)と、媒
体番号発行手段(002)と、外部バスI/F手段(0
03)と、二重化制御手段(004)と、ダイレクトメ
モリーアクセス制御(DMAC)手段(005)と、バ
スコントローラ設定手段(006)と、を有している。
他の媒体も同様の構成を有する。
【0030】各媒体に対する媒体番号の付与は、例え
ば、各媒体内のCPU(01,11,21,31)が、
内部バスI/F機能(000、100、200、30
0)を介して媒体番号設定手段(001,102,20
1,102)に指令を送り、レジスタ(不図示)にデー
タを登録することにより行われる。また、バスコントロ
ーラ(00,10,20,30)の外部にある外部設定
手段(03,13,23,33)を用いてデータを入力
して媒体番号を付与することもできる。外部設定手段
は、例えば、予め識別番号が付与されたバックプレーン
ボードに備えられた各種のスイッチにより構成される。
ば、各媒体内のCPU(01,11,21,31)が、
内部バスI/F機能(000、100、200、30
0)を介して媒体番号設定手段(001,102,20
1,102)に指令を送り、レジスタ(不図示)にデー
タを登録することにより行われる。また、バスコントロ
ーラ(00,10,20,30)の外部にある外部設定
手段(03,13,23,33)を用いてデータを入力
して媒体番号を付与することもできる。外部設定手段
は、例えば、予め識別番号が付与されたバックプレーン
ボードに備えられた各種のスイッチにより構成される。
【0031】このように付与される媒体番号は各々の媒
体にユニークに与えられる番号であり、上述のとおり、
二重化対象となる予備系媒体には、対をなす現用系媒体
の番号に1を加えた番号が付与される。
体にユニークに与えられる番号であり、上述のとおり、
二重化対象となる予備系媒体には、対をなす現用系媒体
の番号に1を加えた番号が付与される。
【0032】また、図2の二重化システムにおいては、
各媒体にバスコントローラが搭載されてはいるが、実際
に媒体番号を発行してバスアービトレーション(バス調
停)を行うことができるのは、現用系として動作する上
位制御媒体(0)のバスコントローラ(00)のみであ
る。なお、そのバスコントローラがバス調停機能を発揮
できるか否かは、各バスコントローラに設けられている
バスコントローラ設定手段(006,106,206,
306)を用いて個別に設定することが可能である。
各媒体にバスコントローラが搭載されてはいるが、実際
に媒体番号を発行してバスアービトレーション(バス調
停)を行うことができるのは、現用系として動作する上
位制御媒体(0)のバスコントローラ(00)のみであ
る。なお、そのバスコントローラがバス調停機能を発揮
できるか否かは、各バスコントローラに設けられている
バスコントローラ設定手段(006,106,206,
306)を用いて個別に設定することが可能である。
【0033】バスコントローラ(00)内の媒体番号発
行手段(002)は、基準クロック等を利用して1から
nまでの番号を所定の間隔で順次に発行していく。現用
系媒体(2)は、上位制御媒体(0)内のバスコントロ
ーラ(00)が発行する番号が自己の媒体番号に一致す
るまで待機状態(アイドル状態)を保ち、発行される番
号が自媒体の番号に一致している期間にのみバスに対す
るアクセス権が与えられる。
行手段(002)は、基準クロック等を利用して1から
nまでの番号を所定の間隔で順次に発行していく。現用
系媒体(2)は、上位制御媒体(0)内のバスコントロ
ーラ(00)が発行する番号が自己の媒体番号に一致す
るまで待機状態(アイドル状態)を保ち、発行される番
号が自媒体の番号に一致している期間にのみバスに対す
るアクセス権が与えられる。
【0034】つまり、発行番号が自媒体の番号に一致す
ると、その一致した現用系媒体(2)は、上位制御媒体
(0)内のバスコントローラ(00)に対してバスの使
用権獲得要求を行い、使用権の承認を獲得するとバスマ
スタとしてバスを占有して情報の送受信を行うことが可
能である。
ると、その一致した現用系媒体(2)は、上位制御媒体
(0)内のバスコントローラ(00)に対してバスの使
用権獲得要求を行い、使用権の承認を獲得するとバスマ
スタとしてバスを占有して情報の送受信を行うことが可
能である。
【0035】ここで注目するべきは、予備系媒体(3)
の動作である。すなわち、予備系媒体(3)も同様に時
分割で発行される番号をウオッチングしており、この予
備系媒体(3)は、自己の媒体番号から1を引き算した
番号が発行されたときに、対をなしている現用系媒体
(2)にバスのアクセス権が与えられたことを認識し、
そして、この場合には自己も同時に選択されていると認
識して(つまり、発行番号が実質的に自己の媒体番号に
一致していると認識して)、バスを介して送受される現
用系媒体(2)についてのデータや指令等を自媒体にも
取り込み、自媒体(3)の状態を、対をなす現用系媒体
(2)の状態と同じに保つ。
の動作である。すなわち、予備系媒体(3)も同様に時
分割で発行される番号をウオッチングしており、この予
備系媒体(3)は、自己の媒体番号から1を引き算した
番号が発行されたときに、対をなしている現用系媒体
(2)にバスのアクセス権が与えられたことを認識し、
そして、この場合には自己も同時に選択されていると認
識して(つまり、発行番号が実質的に自己の媒体番号に
一致していると認識して)、バスを介して送受される現
用系媒体(2)についてのデータや指令等を自媒体にも
取り込み、自媒体(3)の状態を、対をなす現用系媒体
(2)の状態と同じに保つ。
【0036】すなわち、現用系媒体(2)がバスマスタ
として動作しているとき、本来なら待機状態にあるはず
の対をなす予備系媒体(3)もまた、非公式にバスマス
タとして同時に動作しているのである。これにより、現
用系媒体(2)が送受するデータや指令等を予備系媒体
(3)も受信することが可能である。
として動作しているとき、本来なら待機状態にあるはず
の対をなす予備系媒体(3)もまた、非公式にバスマス
タとして同時に動作しているのである。これにより、現
用系媒体(2)が送受するデータや指令等を予備系媒体
(3)も受信することが可能である。
【0037】つまり、例えば、他の媒体が、媒体番号
(2)を指定して現用系媒体(2)に対してデータを書
き込みしたとき、そのデータは媒体番号(3)の予備系
媒体にも同時に書き込まれることになる。
(2)を指定して現用系媒体(2)に対してデータを書
き込みしたとき、そのデータは媒体番号(3)の予備系
媒体にも同時に書き込まれることになる。
【0038】また、他の媒体が媒体番号(2)を指定し
て現用系媒体(2)のメモリの所定データを削除した場
合には、予備系媒体(3)の対応するデータも同様に削
除されることになる。
て現用系媒体(2)のメモリの所定データを削除した場
合には、予備系媒体(3)の対応するデータも同様に削
除されることになる。
【0039】また、他の媒体が媒体番号(2)を指定し
て現用系媒体(2)からデータを読み出した場合、その
読み出したという履歴情報は予備系媒体(3)にも同様
に保存されることになる。
て現用系媒体(2)からデータを読み出した場合、その
読み出したという履歴情報は予備系媒体(3)にも同様
に保存されることになる。
【0040】このような予備系の並行動作は、バス調停
によって対をなす相手側の現用系媒体がバスマスタとし
て動作する場合のみならず、相手側の現用媒体が待機状
態にある場合も同様に行われる。すなわち、例えば、バ
スマスタとなった現用系媒体(2)が、媒体番号(n)
を指定してその現用系媒体(n)にデータを送信する
と、媒体番号(n+1)の予備系媒体も自己が実質的に
指定されていると認識し、現用媒体(n)と並行して受
信動作を行い、送信されてきたデータを取得する。した
がって、現用媒体(2)からすれば、媒体番号(n)を
指定してデータの送信を行うだけで、実際には(n)及
び(n+1)の媒体に同時にデータを送信できることに
なる。
によって対をなす相手側の現用系媒体がバスマスタとし
て動作する場合のみならず、相手側の現用媒体が待機状
態にある場合も同様に行われる。すなわち、例えば、バ
スマスタとなった現用系媒体(2)が、媒体番号(n)
を指定してその現用系媒体(n)にデータを送信する
と、媒体番号(n+1)の予備系媒体も自己が実質的に
指定されていると認識し、現用媒体(n)と並行して受
信動作を行い、送信されてきたデータを取得する。した
がって、現用媒体(2)からすれば、媒体番号(n)を
指定してデータの送信を行うだけで、実際には(n)及
び(n+1)の媒体に同時にデータを送信できることに
なる。
【0041】ゆえに、二重化された予備系媒体は、常
に、現用系媒体と同じ状態に保たれ、したがって、仮に
現用系媒体に異常が発生した場合、予備系媒体が直ちに
現用系媒体の動作を引き継ぐことが可能となる。
に、現用系媒体と同じ状態に保たれ、したがって、仮に
現用系媒体に異常が発生した場合、予備系媒体が直ちに
現用系媒体の動作を引き継ぐことが可能となる。
【0042】また、現用系媒体(2)がバスマスタとし
て動作しているとき、非公式に予備系媒体(3)も並行
して動作する(同時に動作する)ため、バスが占有され
る期間は、現用系媒体(2)が単独でバスを使用する場
合と同じであり、バスの占有率は増加しない。
て動作しているとき、非公式に予備系媒体(3)も並行
して動作する(同時に動作する)ため、バスが占有され
る期間は、現用系媒体(2)が単独でバスを使用する場
合と同じであり、バスの占有率は増加しない。
【0043】なお、予備系媒体がバスマスタとして同時
に動作しても、その動作は現用系媒体が行う正規の動作
の陰に隠れた非公式の動作であり、よって、その予備系
媒体が、現用系媒体と共に上位制御媒体にバスマスタと
しての報告を行うようなことはしない。
に動作しても、その動作は現用系媒体が行う正規の動作
の陰に隠れた非公式の動作であり、よって、その予備系
媒体が、現用系媒体と共に上位制御媒体にバスマスタと
しての報告を行うようなことはしない。
【0044】バスマスタとなった現用系媒体(2)は、
送受信終了後にバスの解放要求を送出し、これを受けて
上位制御媒体(0)は、この解放要求を確認後、引き続
き媒体番号を発行し再びバスマスタ要求のある媒体番号
までカウントアップを行う。この動作は、上位制御媒体
(0)自身がマスタ要求を行う場合も同じである。
送受信終了後にバスの解放要求を送出し、これを受けて
上位制御媒体(0)は、この解放要求を確認後、引き続
き媒体番号を発行し再びバスマスタ要求のある媒体番号
までカウントアップを行う。この動作は、上位制御媒体
(0)自身がマスタ要求を行う場合も同じである。
【0045】次に、図2(図1)の二重化システムにお
ける相互監視機能について説明する。図2(図1)に示
す各々の媒体は、上述のとおり、「n」と「n+1」の
媒体同士が二重化の関係にあり、現用系は予備系の状態
を予備系は現用系の状態を常に監視している。
ける相互監視機能について説明する。図2(図1)に示
す各々の媒体は、上述のとおり、「n」と「n+1」の
媒体同士が二重化の関係にあり、現用系は予備系の状態
を予備系は現用系の状態を常に監視している。
【0046】この相互監視は、図2(図1)に示される
二重化制御手段(004,104,204,304)が
二重化制御線X1〜Xnを介して行う。ペアを組む媒体
同士は相手側媒体の状態を常に監視しているため、一方
の媒体に何らかの異常が発生した場合に、その異常は他
方の媒体によってリアルタイムで検出される。
二重化制御手段(004,104,204,304)が
二重化制御線X1〜Xnを介して行う。ペアを組む媒体
同士は相手側媒体の状態を常に監視しているため、一方
の媒体に何らかの異常が発生した場合に、その異常は他
方の媒体によってリアルタイムで検出される。
【0047】そして、相手側の異常を検出した媒体は、
上位制御媒体が発行する番号が自媒体の番号に一致して
バスの使用権を獲得したときに、自媒体の状態と共にペ
アを組む相手側の媒体の異常を、バスを介して一括して
上位制御媒体(0)に報知する。
上位制御媒体が発行する番号が自媒体の番号に一致して
バスの使用権を獲得したときに、自媒体の状態と共にペ
アを組む相手側の媒体の異常を、バスを介して一括して
上位制御媒体(0)に報知する。
【0048】したがって、上位制御媒体(0)からみれ
ば、二重化された媒体のうちの一方から動作状態の報告
を受けることで、二重化された媒体の全部について動作
状態を把握することができる。したがって、図2(図
1)の二重化システムでは、各媒体の動作状態の報知に
ついてもバスの占有率が増加しない。
ば、二重化された媒体のうちの一方から動作状態の報告
を受けることで、二重化された媒体の全部について動作
状態を把握することができる。したがって、図2(図
1)の二重化システムでは、各媒体の動作状態の報知に
ついてもバスの占有率が増加しない。
【0049】このように、現用系にある媒体は予備系媒
体の状態を監視し、自身の状態と共に上位に報知するの
でバスの使用率は増加しない。また、現用系と予備系が
互いに常に同じ情報を管理しているので、例えば、現用
系媒体はその保持情報の一致/不一致を検出することで
予備系媒体の異常を診断することができる。つまり、現
用系媒体は、予備系媒体の異常時にはその予備系の交換
等を上位に通知でき、直ちに適切な処置をとることがで
きる。一方、現用系の異常時には、ペアを組む予備系が
引き続き運用を継続でき、システムダウンは確実に防止
される。
体の状態を監視し、自身の状態と共に上位に報知するの
でバスの使用率は増加しない。また、現用系と予備系が
互いに常に同じ情報を管理しているので、例えば、現用
系媒体はその保持情報の一致/不一致を検出することで
予備系媒体の異常を診断することができる。つまり、現
用系媒体は、予備系媒体の異常時にはその予備系の交換
等を上位に通知でき、直ちに適切な処置をとることがで
きる。一方、現用系の異常時には、ペアを組む予備系が
引き続き運用を継続でき、システムダウンは確実に防止
される。
【0050】なお、現用系の上位制御媒体(0)におい
て異常が生じた場合も、予備系の上位制御媒体(1)が
瞬断なく動作を引き継ぐので、この場合にもバス調停に
不都合が生じることがない。
て異常が生じた場合も、予備系の上位制御媒体(1)が
瞬断なく動作を引き継ぐので、この場合にもバス調停に
不都合が生じることがない。
【0051】すなわち、予備系の上位制御媒体(1)は
現用系の上位制御媒体(0)を常に監視しており、現用
系の上位制御媒体(0)に異常が生じた場合には、予備
系の上位制御媒体(1)のバスコントローラ(10)
が、媒体番号発行手段(102)を用いて媒体番号を発
行する特権をもつシステムの唯一のバスコントローラ
(バスアービター)として動作し、それまで現用系上位
制御媒体(0)が発行していた媒体番号の発行を引き継
ぎ、バスの調停を継続する。
現用系の上位制御媒体(0)を常に監視しており、現用
系の上位制御媒体(0)に異常が生じた場合には、予備
系の上位制御媒体(1)のバスコントローラ(10)
が、媒体番号発行手段(102)を用いて媒体番号を発
行する特権をもつシステムの唯一のバスコントローラ
(バスアービター)として動作し、それまで現用系上位
制御媒体(0)が発行していた媒体番号の発行を引き継
ぎ、バスの調停を継続する。
【0052】なお、図2において、DMAC手段(00
5,105,205,305)がメモリ(02,12,
22,32)との間でデータのDMA転送を行うため、
CPU(01,11,21,31)の負担が軽減され、
各媒体内におけるデータ処理速度が向上する。
5,105,205,305)がメモリ(02,12,
22,32)との間でデータのDMA転送を行うため、
CPU(01,11,21,31)の負担が軽減され、
各媒体内におけるデータ処理速度が向上する。
【0053】(実施の形態2)図3に、実施の形態3に
かかる二重化システムの要部の構成の概要を示す。
かかる二重化システムの要部の構成の概要を示す。
【0054】図示されるとおり、本実施の形態の特徴
は、図1の構成に加えてバスも二重化している点、つま
り、各媒体間を結ぶバスとしてBS(A)及びBS
(B)の2本を設けている点である。
は、図1の構成に加えてバスも二重化している点、つま
り、各媒体間を結ぶバスとしてBS(A)及びBS
(B)の2本を設けている点である。
【0055】図4に、図3に示されるペアを組む媒体
(0と1)の内部構成例を示す。基本的構成は図2と同
じであるが、本実施の形態では、バスが二重化されたこ
とに対応して、番号発行手段(002A,002B,1
02A,102B)と、外部バスインタフェース(I/
F)手段(003A,003B,103A,103B)
と、バスコントローラ設定手段(006A,006B,
106A,106B)とが二重化されている。
(0と1)の内部構成例を示す。基本的構成は図2と同
じであるが、本実施の形態では、バスが二重化されたこ
とに対応して、番号発行手段(002A,002B,1
02A,102B)と、外部バスインタフェース(I/
F)手段(003A,003B,103A,103B)
と、バスコントローラ設定手段(006A,006B,
106A,106B)とが二重化されている。
【0056】現用系上位媒体(0)において、A系バス
媒体番号発行手段(002A)とB系バス媒体番号発行
手段(002B)とはそれぞれ、独立に媒体番号を発行
していく。
媒体番号発行手段(002A)とB系バス媒体番号発行
手段(002B)とはそれぞれ、独立に媒体番号を発行
していく。
【0057】そして、下位の現用系媒体は、A系バスあ
るいはB系バスを介して発行される番号のどちらかが自
媒体の番号に一致すれば、その一致したバスを介してバ
スの使用権を要求することにより、より早くバスの使用
が認められる。また、バスが二重化されているため、バ
スについてもフォールトトレランスが向上していること
になり、システムの信頼性が向上する。また、二重のバ
スを用いて調停動作を効率よく行えるため、情報の処理
効率も向上する。
るいはB系バスを介して発行される番号のどちらかが自
媒体の番号に一致すれば、その一致したバスを介してバ
スの使用権を要求することにより、より早くバスの使用
が認められる。また、バスが二重化されているため、バ
スについてもフォールトトレランスが向上していること
になり、システムの信頼性が向上する。また、二重のバ
スを用いて調停動作を効率よく行えるため、情報の処理
効率も向上する。
【0058】また、図4において、DMAC手段(00
5,105)がメモリ(02,12)との間でデータの
DMA転送を行うため、CPU(01,11)の負担が
軽減され、各媒体内におけるデータ処理速度が向上す
る。本実施の形態では、バスが二重化されて各媒体間の
データ処理効率が向上しているので、各媒体の内部にお
けるデータ処理スピードが向上すれば、その相乗効果で
システム全体としてより効率的なデータ処理を行え、有
利である。
5,105)がメモリ(02,12)との間でデータの
DMA転送を行うため、CPU(01,11)の負担が
軽減され、各媒体内におけるデータ処理速度が向上す
る。本実施の形態では、バスが二重化されて各媒体間の
データ処理効率が向上しているので、各媒体の内部にお
けるデータ処理スピードが向上すれば、その相乗効果で
システム全体としてより効率的なデータ処理を行え、有
利である。
【0059】次に、図5を用いて、本実施の形態のシス
テム(図3,図4)の正常時における動作手順の一例を
説明する。
テム(図3,図4)の正常時における動作手順の一例を
説明する。
【0060】上述のとおり、ペアを組む媒体同士は常に
相手側の動作を相互に監視している(ステップS1,S
2)。現用系上位制御媒体(0)は、A系バス,B系バ
スのそれぞれについて媒体番号を順次に発行する(ステ
ップS3,S6)。下位の現用系媒体(n)では、A系
バスを介して発行される番号が自媒体の番号と一致する
と(ステップS4)、A系バスについてのバスマスタ要
求を送出する(ステップS7)。
相手側の動作を相互に監視している(ステップS1,S
2)。現用系上位制御媒体(0)は、A系バス,B系バ
スのそれぞれについて媒体番号を順次に発行する(ステ
ップS3,S6)。下位の現用系媒体(n)では、A系
バスを介して発行される番号が自媒体の番号と一致する
と(ステップS4)、A系バスについてのバスマスタ要
求を送出する(ステップS7)。
【0061】このとき、予備系媒体(n+1)は、発行
された番号がペアを組む現用系媒体(n)の番号と一致
していることを認識し、その発行された番号は、実質的
には自媒体の番号とも一致していることを認識する(ス
テップS5)。
された番号がペアを組む現用系媒体(n)の番号と一致
していることを認識し、その発行された番号は、実質的
には自媒体の番号とも一致していることを認識する(ス
テップS5)。
【0062】現用系上位制御媒体(0)において、現用
系媒体(n)がA系バスマスタとなることを承認すると
(ステップS8)、その承認信号は、現用系媒体(n)
に向けて送出されるが、実質的には予備系媒体(n+
1)にも送出されていることになる(承認信号L1,L
2の送出)。B系バスについても同様である(ステップ
S9)。
系媒体(n)がA系バスマスタとなることを承認すると
(ステップS8)、その承認信号は、現用系媒体(n)
に向けて送出されるが、実質的には予備系媒体(n+
1)にも送出されていることになる(承認信号L1,L
2の送出)。B系バスについても同様である(ステップ
S9)。
【0063】現用系媒体(n)はバスマスタとして動作
し(ステップS10)、現用系上位制御媒体(0)との
間でデータ等の送受信を行う。ここで、現用系上位制御
媒体(0)から現用系媒体(n)にデータが送信される
と(実線の矢印L3)、そのデータは、現実には予備系
媒体(n+1)にも送信されていることになる(点線の
矢印L4)。
し(ステップS10)、現用系上位制御媒体(0)との
間でデータ等の送受信を行う。ここで、現用系上位制御
媒体(0)から現用系媒体(n)にデータが送信される
と(実線の矢印L3)、そのデータは、現実には予備系
媒体(n+1)にも送信されていることになる(点線の
矢印L4)。
【0064】また、現用系媒体(n)から現用系上位制
御媒体(0)にデータが送信されると(実線の矢印L
5)、そのデータは、実際には予備系上位制御媒体
(1)にも送られていることになる(点線の矢印L
6)。
御媒体(0)にデータが送信されると(実線の矢印L
5)、そのデータは、実際には予備系上位制御媒体
(1)にも送られていることになる(点線の矢印L
6)。
【0065】その後、現用系媒体(n)は、A系バスを
解放する(ステップS11)。そして、以後、同様の動
作が継続される(ステップS12,S13)。
解放する(ステップS11)。そして、以後、同様の動
作が継続される(ステップS12,S13)。
【0066】次に、図6を用いて、本実施の形態のシス
テム(図3,図4)において異常が発生した場合の動作
例について説明する。
テム(図3,図4)において異常が発生した場合の動作
例について説明する。
【0067】現用系と予備系は相互に状態を監視してい
る(ステップS1)。現用系媒体(n)に異常が発生す
ると(ステップS2)、その異常をペアを組む予備系媒
体(n+1)が確認し(ステップS3)、予備系媒体
(n+1)が異常が生じた現用系媒体(n)の動作を引
き継ぐ(ステップS4)。
る(ステップS1)。現用系媒体(n)に異常が発生す
ると(ステップS2)、その異常をペアを組む予備系媒
体(n+1)が確認し(ステップS3)、予備系媒体
(n+1)が異常が生じた現用系媒体(n)の動作を引
き継ぐ(ステップS4)。
【0068】現用系上位制御媒体(0)は媒体番号を順
次に発行していき(ステップS5,S6)、A系バスを
介して発行された番号が、予備系媒体(n+1)の媒体
番号と一致していることを確認すると(ステップS
7)、その予備系媒体(n+1)はA系バスのマスタ要
求を送出し(ステップS8)、現用系上位制御媒体
(0)はその要求を承認する(ステップS9)。B系バ
スについても同様の動作が行われる(ステップS1
0)。
次に発行していき(ステップS5,S6)、A系バスを
介して発行された番号が、予備系媒体(n+1)の媒体
番号と一致していることを確認すると(ステップS
7)、その予備系媒体(n+1)はA系バスのマスタ要
求を送出し(ステップS8)、現用系上位制御媒体
(0)はその要求を承認する(ステップS9)。B系バ
スについても同様の動作が行われる(ステップS1
0)。
【0069】予備系媒体(n+1)は、A系バスのマス
タとして動作を開始し(ステップS11)、このとき
に、自己の状態と共に、ペアを組む媒体(n)の異常発
生を現用系上位制御媒体(0)に一括して報知する(デ
ータ送信L1)。このとき、実際には、予備系上位制御
媒体(1)についても同じデータの送信がなされている
ことになる(データ送信L2)。
タとして動作を開始し(ステップS11)、このとき
に、自己の状態と共に、ペアを組む媒体(n)の異常発
生を現用系上位制御媒体(0)に一括して報知する(デ
ータ送信L1)。このとき、実際には、予備系上位制御
媒体(1)についても同じデータの送信がなされている
ことになる(データ送信L2)。
【0070】その後、予備系媒体(n+1)はA系バス
を解放し(ステップS12)、その後、同様の動作が繰
り返される(ステップS13,S14)。
を解放し(ステップS12)、その後、同様の動作が繰
り返される(ステップS13,S14)。
【0071】(実施の形態3)図7に本発明の実施の形
態3にかかる基地局装置の構成を示す。
態3にかかる基地局装置の構成を示す。
【0072】基地局装置400は移動体通信の中継基地
局として機能し、アンテナ401により受信された信号
を増幅する増幅回路(AMP)402と、復調回路40
3と、ベースバンド信号処理回路404と、有線伝送イ
ンタフェース回路405と、ホストコンピュータ406
とを具備している。
局として機能し、アンテナ401により受信された信号
を増幅する増幅回路(AMP)402と、復調回路40
3と、ベースバンド信号処理回路404と、有線伝送イ
ンタフェース回路405と、ホストコンピュータ406
とを具備している。
【0073】ホストコンピュータ406は、各回路の動
作を統括的に制御するものであり、ホストコンピュータ
406と各回路402〜405は、バス407を介して
相互に接続されている。各回路402〜405はそれぞ
れCPU408〜411を搭載している。
作を統括的に制御するものであり、ホストコンピュータ
406と各回路402〜405は、バス407を介して
相互に接続されている。各回路402〜405はそれぞ
れCPU408〜411を搭載している。
【0074】ここで、増幅回路402,復調回路40
3,ベースバンド信号処理回路404,有線伝送インタ
フェース回路405の各々が、前掲の実施の形態におけ
る現用系媒体に相当し、また、ホストコンピュータ40
6が前掲の実施の形態における上位制御媒体に相当し、
フォールトトレランス向上のために、各回路402〜4
05及びホストコンピュータ406は二重化されてい
る。なお、図7では受信系回路のみ図示しているが、送
信系の回路も同様に二重化されている。
3,ベースバンド信号処理回路404,有線伝送インタ
フェース回路405の各々が、前掲の実施の形態におけ
る現用系媒体に相当し、また、ホストコンピュータ40
6が前掲の実施の形態における上位制御媒体に相当し、
フォールトトレランス向上のために、各回路402〜4
05及びホストコンピュータ406は二重化されてい
る。なお、図7では受信系回路のみ図示しているが、送
信系の回路も同様に二重化されている。
【0075】そして、この二重化されたシステムにおい
て、前掲の実施の形態と同様の構成を採用することによ
って、バス407の占有率を増加させることなく効率的
に情報の処理を行え、かつ異常のリアルタイムの検出等
やシステムの継続した運用等を行うことができる。
て、前掲の実施の形態と同様の構成を採用することによ
って、バス407の占有率を増加させることなく効率的
に情報の処理を行え、かつ異常のリアルタイムの検出等
やシステムの継続した運用等を行うことができる。
【0076】基地局装置400の情報処理効率が向上
し、かつシステムダウンが確実に防止されることによ
り、移動体通信の信頼性も向上する。
し、かつシステムダウンが確実に防止されることによ
り、移動体通信の信頼性も向上する。
【0077】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、予め付与
された対をなす媒体の媒体番号の連関性を利用して、現
用系と予備系の媒体に同時にアクセスすることができ、
これによって、バスの占有率を増加させることなく各系
を常に同じ状態に保つことができる。また、各々の系が
相互に監視する制御線を持つことで常に他系の状態を診
断し上位に一括して報知することが可能となり、異常時
にも瞬断することなく継続してシステムを運用すること
が可能となる。また、バスを2系統以上備えることで、
空いているバスの先取りでバスの使用権を獲得できるた
め効率の良いバス制御が可能となる。
された対をなす媒体の媒体番号の連関性を利用して、現
用系と予備系の媒体に同時にアクセスすることができ、
これによって、バスの占有率を増加させることなく各系
を常に同じ状態に保つことができる。また、各々の系が
相互に監視する制御線を持つことで常に他系の状態を診
断し上位に一括して報知することが可能となり、異常時
にも瞬断することなく継続してシステムを運用すること
が可能となる。また、バスを2系統以上備えることで、
空いているバスの先取りでバスの使用権を獲得できるた
め効率の良いバス制御が可能となる。
【図1】本発明の実施の形態1にかかる二重化システム
の要部構成を示すブロック図
の要部構成を示すブロック図
【図2】実施の形態1にかかるシステムのより具体的な
構成を示すブロック図
構成を示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態2にかかる二重化システム
の要部構成を示すブロック図
の要部構成を示すブロック図
【図4】実施の形態2にかかるシステムのより具体的な
構成を示すブロック図
構成を示すブロック図
【図5】実施の形態2にかかるシステムにおける正常時
の動作手順を示す図
の動作手順を示す図
【図6】実施の形態2にかかるシステムにおける異常時
の動作手順を示す図
の動作手順を示す図
【図7】本発明の実施の形態3にかかる基地局装置の要
部構成を示す図
部構成を示す図
0 現用系上位制御媒体 1 予備系上位制御媒体 2〜n 現用系媒体 3〜n+1 予備系媒体 01,11,21,31 CPU 02,12,22,32 メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04B 1/74 H04B 1/74
Claims (8)
- 【請求項1】 現用系と予備系とを備え、各系が共通の
バスを使用して情報の送受信を行うことができる二重化
システムにおいて、対をなす現用系媒体及び予備系媒体
のそれぞれに所定の関連を有する媒体番号を付与し、前
記現用系媒体の媒体番号が指定された場合には、前記対
をなす前記予備系媒体は自己についても指定がなされて
いると認識して前記共通のバスを介して送受される前記
現用系媒体についての情報を取得し、これにより前記予
備系媒体の内部状態を前記現用系媒体の内部状態と等価
な状態に維持することを特徴とする二重化システムにお
ける情報処理方法。 - 【請求項2】 前記対をなす現用系媒体及び予備系媒体
が互いに相手側の動作状態を監視し、前記対をなす現用
系媒体及び予備系媒体のいずれかに異常が発生した場合
には、正常に動作する他方の媒体が、自媒体の番号が指
定されたときに、自媒体の状態と共に相手側の媒体の異
常も一括して報知することを特徴とする請求項2記載の
二重化システムにおける情報処理方法。 - 【請求項3】 現用系と予備系とを備え、各系が共通の
バスを使用して情報の送受信を行うことができる二重化
システムにおいて、対をなす現用系媒体及び予備系媒体
のそれぞれに「n(nは任意の整数)」及び「n+1」
の媒体番号を付与しておき、バスアービターが発行する
媒体番号「n」によって、媒体番号「n」の前記現用系
媒体と媒体番号「n+1」の前記予備系媒体の双方のバ
ス使用権を制御すると共に、前記対をなす現用系媒体及
び予備系媒体に二重化監視制御線を用いて互いの動作状
態を監視させ、現用動作する媒体が、前記バスを使用し
て自媒体及び他方の媒体の動作状態に関する情報を一括
して所定の制御媒体に報知することを特徴とする二重化
システムにおける情報処理方法。 - 【請求項4】 前記共通のバスとして二系統以上のバス
を設け、バスアービターが前記バスの各々を介して独立
に媒体番号を発行し、各媒体は発行された番号が自媒体
の番号に一番早く一致したバスを使用して情報処理を行
うことを特徴とする請求項3記載の二重化システムにお
ける情報処理方法。 - 【請求項5】 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の
二重化システムにおける情報処理方法を実行する二重化
システム。 - 【請求項6】 現用系媒体及び予備系媒体はそれぞれバ
スコントローラを有し、このバスコントローラは、対を
なす相手側の媒体の監視機能と、バス調停者が発行する
媒体番号と自媒体の番号との実質的な一致を判定する機
能とをもつことを特徴とする請求項5記載の二重化シス
テム。 - 【請求項7】 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の
二重化システムにおける情報処理方法を実行して通信信
号の処理を行う基地局装置。 - 【請求項8】 送受信信号処理手段と、この送受信信号
処理手段の動作を制御する制御手段と、前記送受信信号
処理手段と前記制御手段とを結ぶバスとを有し、前記送
受信信号処理手段は、現用系及び予備系の2系統の信号
処理媒体を具備し、前記制御手段は、現用系及び予備系
の2系統の上位制御媒体を具備することを特徴とする請
求項7記載の基地局装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10078474A JPH11259325A (ja) | 1998-03-11 | 1998-03-11 | 二重化システム及び二重化システムにおける情報処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10078474A JPH11259325A (ja) | 1998-03-11 | 1998-03-11 | 二重化システム及び二重化システムにおける情報処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11259325A true JPH11259325A (ja) | 1999-09-24 |
Family
ID=13663024
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10078474A Pending JPH11259325A (ja) | 1998-03-11 | 1998-03-11 | 二重化システム及び二重化システムにおける情報処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11259325A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008204463A (ja) * | 2001-05-31 | 2008-09-04 | Fisher Rosemount Syst Inc | 設定機能性、障害分離機能性、および冗長障害援助機能性を有する入出力デバイス |
| JP2015154127A (ja) * | 2014-02-12 | 2015-08-24 | 日立金属株式会社 | 中継装置 |
| JP2019016218A (ja) * | 2017-07-07 | 2019-01-31 | 富士通株式会社 | 情報処理装置、制御装置および情報処理装置の制御方法 |
-
1998
- 1998-03-11 JP JP10078474A patent/JPH11259325A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008204463A (ja) * | 2001-05-31 | 2008-09-04 | Fisher Rosemount Syst Inc | 設定機能性、障害分離機能性、および冗長障害援助機能性を有する入出力デバイス |
| US8015573B2 (en) | 2001-05-31 | 2011-09-06 | Fisher-Rosemount Systems, Inc. | Input/output device with configuration, fault isolation and redundant fault assist functionality |
| US8051220B2 (en) | 2001-05-31 | 2011-11-01 | Fisher-Rosemount Systems, Inc. | Input/output device with configuration, fault isolation and redundant fault assist functionality |
| US8510479B2 (en) | 2001-05-31 | 2013-08-13 | Fisher-Rosemount Systems, Inc. | Input/output device with configuration, fault isolation and redundant fault assist functionality |
| JP2015154127A (ja) * | 2014-02-12 | 2015-08-24 | 日立金属株式会社 | 中継装置 |
| JP2019016218A (ja) * | 2017-07-07 | 2019-01-31 | 富士通株式会社 | 情報処理装置、制御装置および情報処理装置の制御方法 |
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