JPH11259804A - 磁気記録媒体処理装置と磁気記録媒体処理方法 - Google Patents

磁気記録媒体処理装置と磁気記録媒体処理方法

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JPH11259804A
JPH11259804A JP10063239A JP6323998A JPH11259804A JP H11259804 A JPH11259804 A JP H11259804A JP 10063239 A JP10063239 A JP 10063239A JP 6323998 A JP6323998 A JP 6323998A JP H11259804 A JPH11259804 A JP H11259804A
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JP10063239A
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English (en)
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Shigeki Kimata
滋樹 木股
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、簡単に手に入るものを流用し、
それに正当な磁気情報を記憶したような磁気カードに対
しても偽造の磁気カードを判定でき、係員の聞き取りに
応じない偽造の磁気カードの持参者がその磁気カードを
持ち帰ったとしても、2度と再利用できないため以後不
正利用される心配がない磁気カード処理装置を提供でき
る。 【解決手段】 この発明は、磁気カードに通常の書込部
17による消去では、消去できない磁性体に識別コード
を記録し、この記録部分を一旦書込部17により消去し
た後、読取部18で読取り、識別コードが読取れなかっ
た場合に該当磁気記録媒体が偽造であると判定するよう
にしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、金銭的価値を有
する磁気記録媒体を処理する磁気記録媒体処理装置と磁
気記録媒体処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気記録媒体処理装置では、扱う
金銭的価値を有する磁気記録媒体に記録されている磁気
情報(磁気バーコード等を含む)が正当に記録されてい
る情報かという正当性のみをチェックしている。つま
り、このような磁気記録媒体処理装置は、磁気記録媒体
に記録されている記録情報をチェックすることにより、
記録内容が改竄されて、記録されている磁気情報が正当
に記録されていない偽造の磁気記録媒体を排除すること
が可能である。
【0003】しかしながら、記録情報を単に改竄した偽
造磁気記録媒体ではなく、簡単に手に入る媒体を流用し
て、磁気情報を新たに書込んで磁気記録媒体を偽造する
ケースがある。この場合、磁気記録媒体に記録されてい
る磁気情報自体は、正しいため、磁気記録媒体の偽造を
判定できないという欠点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、簡単
に入手できる媒体を流用し、新たに記録情報を記録して
偽造された磁気記録媒体に対して、その磁気記録媒体が
偽造か否かを判断することができないという欠点を除去
したもので、簡単に入手できる媒体を流用し、新たに記
録情報を記録して偽造された磁気記録媒体に対して、そ
の磁気記録媒体が偽造か否かを判断することができる磁
気記録媒体処理装置と磁気記録媒体処理方法を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の磁気記録媒体
処理装置は、記録内容を第1の保持力で記録する第1の
磁性体と、記録内容を上記第1の保持力よりも大きな第
2の保持力で記録する第2の磁性体とからなる磁気層を
備える磁気記録媒体を処理するものにおいて、上記磁気
層に記録されている情報を読取る第1の読取手段、この
第1の読取手段の後段に設けられ、上記磁気層の第2の
磁性体に第1の保持力で記録されている情報を第1の保
持力と同等な磁界で消去し、第2の保持力で記録されて
いる情報を保持する処理手段、この処理手段の後段に設
けられ、上記処理手段で処理された磁気層に記録されて
いる情報を読取る第2の読取手段、およびこの第2の読
取手段により読取った情報と上記第1の読取手段で読取
られた情報とが一致するか否かにより、上記磁気記録媒
体が正しいか偽造か判断する判断手段から構成されてい
る。
【0006】この発明の磁気記録媒体処理装置は、記録
内容を第1の保持力で記録する第1の磁性体と、記録内
容を上記第1の保持力よりも大きな第2の保持力で記録
する第2の磁性体とからなる磁気層を備える磁気記録媒
体を処理するものにおいて、上記磁気層に記録されてい
る情報を読取る第1の読取手段、この第1の読取手段の
後段に設けられ、上記磁気層の第2の磁性体に第1の保
持力で記録されている情報を第1の保持力と同等な磁界
で消去し、第2の保持力で記録されている情報を保持す
る処理手段、この処理手段の後段に設けられ、上記処理
手段で処理された磁気層に記録されている情報を読取る
第2の読取手段、この第2の読取手段により読取った情
報と上記第1の読取手段で読取られた情報とが一致する
か否かにより、上記磁気記録媒体が正しいか偽造か判断
する判断手段、およびこの判断手段により上記磁気記録
媒体が偽造であると判断した際、この磁気記録媒体を保
留する保留手段から構成されている。
【0007】この発明の磁気記録媒体処理装置は、記録
内容を第1の保持力で記録する第1の磁性体と、記録内
容を上記第1の保持力よりも大きな第2の保持力で記録
する第2の磁性体とからなる磁気層を備える磁気記録媒
体を処理するものにおいて、上記磁気層に記録されてい
る情報を読取る第1の読取手段、この第1の読取手段の
後段に設けられ、上記磁気層の第2の磁性体に第1の保
持力で記録されている情報を第1の保持力と同等な磁界
で消去し、第2の保持力で記録されている情報を保持す
る処理手段、この処理手段の後段に設けられ、上記処理
手段で処理された磁気層に記録されている情報を読取る
第2の読取手段、この第2の読取手段により読取った情
報と上記第1の読取手段で読取られた情報とが一致する
か否かにより、上記磁気記録媒体が正しいか偽造か判断
する判断手段、およびこの判断手段により上記磁気記録
媒体が偽造であると判断した際、警報を発する警報手段
から構成されている。
【0008】この発明の磁気記録媒体処理装置は、記録
内容を第1の保持力で記録する第1の磁性体と、記録内
容を上記第1の保持力よりも大きな第2の保持力で記録
する第2の磁性体とからなる磁気層を備える磁気記録媒
体を処理するものにおいて、上記磁気層に記録されてい
る情報を読取る第1の読取手段、この第1の読取手段の
後段に設けられ、上記磁気層の第2の磁性体に第1の保
持力で記録されている情報を第1の保持力と同等な磁界
で消去し、第2の保持力で記録されている情報を保持す
る処理手段、この処理手段の後段に設けられ、上記処理
手段で処理された磁気層に記録されている情報を読取る
第2の読取手段、この第2の読取手段により読取った情
報と上記第1の読取手段で読取られた情報とが一致する
か否かにより、上記磁気記録媒体が正しいか偽造か判断
する判断手段、およびこの判断手段により上記磁気記録
媒体が偽造であると判断した際、上記記憶手段により記
憶している上記第1の読取手段により読取った記録内容
を表示する表示手段から構成されている。
【0009】この発明の磁気記録媒体処理装置は、記録
内容を第1の保持力で記録する第1の磁性体と、記録内
容を上記第1の保持力よりも大きな第2の保持力で記録
する第2の磁性体とからなる磁気層を備え、上記第2の
磁性体の所定部位に処理可能か否かを示す上記識別情報
があらかじめ記録されている磁気記録媒体を処理するも
のにおいて、上記磁気層に記録されている情報を読取る
第1の読取手段、この第1の読取手段により読取った情
報に基いて、上記識別情報が読取れたか否かにより、該
当磁気記録媒体が処理可能か否かを判断する第1の判断
手段、この第1の判断手段により磁気記録媒体が処理可
能であると判断した際に、上記第1の読取手段の後段に
設けられ、上記磁気層の第2の磁性体の所定部位に第1
の保持力で記録されている情報を第1の保持力と同等な
磁界で消去し、第2の保持力で記録されている情報を保
持する処理手段、この処理手段の後段に設けられ、上記
処理手段で処理された磁気層に記録されている識別情報
を読取る第2の読取手段、およびこの第2の読取手段に
より読取った識別情報と上記第1の読取手段で読取られ
た識別情報とが一致するか否かにより、上記磁気記録媒
体が正しいか偽造か判断する判断手段から構成されてい
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。まず、この発明が適用さ
れる磁気記録媒体としての磁気カード及びその磁気カー
ドが用いられる磁気カード処理装置の概要について説明
する。
【0011】図1、図2は、交通、流通等で用いられる
定期券、チケット、プリペイドカード等の磁性体を塗布
した磁気カードを示すものである。ここでは、例えば、
金額等の対価機能を有する磁気カードとしてのプリペイ
ドカードを鉄道の駅に設けられる自動改札機などに使用
する場合について説明する。
【0012】すなわち、磁気カード1は、図1に示すよ
うに、基層2の上に高保持記録磁性体と他の磁性体とを
混合した磁気層3が設けられている。基層2は、PET
(ポリエチレンテレフタレート)あるいは紙によって構
成されている。
【0013】磁気層3は、バリウムフェライトで構成さ
れ、第1の保持力(250KA/m)で磁気記録する高
保持記録磁性体と、最初は特殊な処理にて保持力が低く
設定されているが、一度、磁界に暴露されると、著しく
高い第2の保持力(500KA/m)となる特性(従来
の磁気ヘッドによる記録および消去が困難である)を有
する超高保持磁性体(S磁性体)、たとえば、MuBi
(マンガンビスマス)磁性粉のような、初期状態と磁界
暴露後とで、保持力が大幅に変わる磁性体、を混合して
基層2に塗布したものである。
【0014】磁気カード1の磁気層3は、図2に示すよ
うに、ワンタイム記録トラック(固定情報トラック)4
とリード/ライトトラック(変化情報トラック)5の2
つのトラックを有している。
【0015】ワンタイム記録トラック(固定情報トラッ
ク)4は、発行時、つまり初期状態で、発行情報や識別
コードを記録することにより、S磁性体4aは著しく高
い保持力で記録内容を記録し、高保持記録磁性体4bは
記録内容を高保持記録するトラックであり、読取りにお
いても両方の磁性体4a、4bに記録された記録磁束を
読むことが可能となる。
【0016】ワンタイム記録トラック4は、一度磁界が
暴露されることにより、S磁性体4aが著しく高い保持
力に変化し、S磁性体4aに対する再度の記録や記録内
容の消去を行うことができず、磁気カード1の基本発行
情報などの発行時にしか記録しない情報(発行時にー度
記録されると、書き換えが生じない情報)を記録するも
のである。
【0017】これにより、このワンタイム記録トラック
4には、再書込や消去ができないため、改竄等が困難な
記録が可能となる。基本発行情報としては、発行時にお
ける金額・発行機関・適用システムの範囲を表す情報、
カードのIDとして発行番号、およびこの磁気カード処
理にて処理できる磁気カードであることを示す識別コー
ドなどとなっている。
【0018】この際、偽造時の割出しに寄与できる情報
として識別コードが、たとえば、図2に示すA部(磁気
カード1のワンタイム記録トラック4の後半部)に、一
括(纏めて)して記録されるようになっている。
【0019】この一括(纏めて)して記録される部分は
任意である。リード/ライトトラック(変化情報トラッ
ク)5は、発行時、つまり初期状態で、まず、直流磁界
による消去(磁界の印加)がなされることにより、S磁
性体5aは著しく高い保持力となり磁気の書換えができ
なくなり無効化され、高保持記録磁性体5bは高保持記
録情報が消去され、情報記録はなされない。
【0020】これに更に高保持記録を行えば、S磁性体
5aは著しく高い保持力に変化しているため記録に寄与
しないが、高保持記録磁性体5bは従来通り記録、読取
り、書き換えが可能となる。
【0021】リード/ライトトラック(変化情報トラッ
ク)5は、従来の使用毎(対価等の取引)の実績記録、
残額記録(課金情報)等の逐次情報の記録領域として用
いられる。
【0022】すなわち、使用毎に発生する情報として、
使用金額、利用内容あるいは購入物件情報を示すコー
ド、処理の日付時間、処理した場所、残額等の使用実績
の記録と残額情報が記録される。
【0023】このリード/ライトトラック5は、使用の
度に記録、読取りを繰り返すため、書き換えが必須なト
ラックである。このように、同一の磁性体構造をした磁
気カード1を最初の処理により、異なった性質の用途に
切り替え、かつ、これにより改竄防止が行えるようにな
っている。
【0024】図3は、磁気カード処理装置の要部の構成
を示す断面図である。すなわち、本体11内の図示右側
には、利用者により磁気カード1が投入される投入口1
3が設けられている。
【0025】この投入口13から投入された磁気カード
1は、搬送路14上をa方向に搬送され、排出口15か
ら排出されるようになっている。上記搬送路14上に
は、磁気カード1に記録されている情報を読取る読取部
16、この磁気カードのリード/ライトトラック5に対
して使用実績などの変化情報を直流磁界(250KA/
m)により記録および消去したり、ワンタイム記録トラ
ック4のA部分を直流磁界(250KA/m)で消去す
る書込部17、この書込部17により記録および消去の
処理がされた磁気カードの記録内容を再読取りする読取
部18、および磁気カード1に利用金額、残額、利用内
容などの所定の利用情報を印刷する印刷部19が順次設
けられている。
【0026】また、印刷部19の後段で搬送路14から
分岐する分岐搬送路14aが設けられ、この分岐搬送路
14aにより搬送された磁気カード1が保留される保留
部20が設けられている。
【0027】また、上記投入口13の上部には、利用者
や係員に磁気カードに記録されている内容や操作案内な
どを表示する表示部12が設けられている。また、投入
された媒体が偽造のカードであると判断した場合に、偽
造カードが投入されたことを係員に報知するために警報
を発する警報部10が設けられている。
【0028】上記書込部17は、それぞれワンタイム記
録トラック4とリード/ライトトラック5とに対して記
録用あるいは消去用の磁界(250KA/m)が印加で
きるものである。また、上記書込部17は、ワンタイム
記録トラック4の所定位置(A部分)に対しても250
KA/mの消去用の磁界が印加できるようになってい
る。
【0029】上記読取部16、18は、ワンタイム記録
トラック4とリード/ライトトラック5とに対して別々
に読取りが行えるものである。図4は、磁気カード処理
装置の制御回路の構成を示すブロック図である。
【0030】すなわち、制御部21は、磁気カード処理
装置の全体を制御するものである。この制御部21に
は、利用者あるいは係員に案内を表示する表示部12、
読取内容等を記憶する記憶部22、搬送路14および分
岐搬送路14aをa方向あるいはa方向とは逆の方向に
磁気カードを搬送させる搬送機構23、この搬送機構2
3を駆動するドライバ24、読取部16による読取内容
を判断する読取回路25、書込部17を駆動するドライ
バ26、読取部18による読取内容を判断する読取回路
27、磁気カードに所定の情報を印刷する印刷部19、
および偽造カードが投入された際に警報を発する警報部
10が接続されている。
【0031】次に、磁気カード処理装置による磁気カー
ドの処理について図5に示すフローチャートを参照しつ
つ説明する。すなわち、利用者が磁気カード1を投入口
13に投入すると(ステップ1)、制御部21は、投入
口13より投入された磁気カードを搬送路14上により
a方向に搬送し、読取部16により磁気層(ワンタイム
記録トラック4およびリード/ライトトラック5)に記
録されている固定情報および変化情報を読取る(ステッ
プ2)。制御部21は、この読取部16で読取った記録
内容を記憶部22に記憶する(ステップ3)。
【0032】そして、制御部21は、読取部16により
読取った記録内容に基いて、識別コードを読取ったか否
かを判断する。この判断により制御部21は、識別コー
ドを読取った場合に、この装置で処理すべき磁気カード
であると判断し、識別コードが読取れなかった際に、こ
の装置で処理すべき磁気カードでないと判断する(ステ
ップ4)。
【0033】この判断により投入された磁気カードがこ
の装置で扱うべき磁気カードでないと判断した際、つま
り、識別コードが読取れなかった際、制御部21は、表
示部12に投入された磁気カードがこの装置で扱えない
磁気カードである旨を表示するとともに(ステップ
5)、搬送路14をa方向とは逆の方向に搬送し、投入
された磁気カードを投入口15へ排出(返却)する(ス
テップ6)。
【0034】また、投入された磁気カードがこの装置で
扱うべき磁気カードであると判断した際、つまり、識別
コードが読取れた際、制御部21は、書込部17により
リード/ライトトラック5に対して使用実績や残額等の
変化情報を書込むとともに、ワンタイム記録トラック4
の識別コードが記録されているA部分に対して250K
A/mの直流磁界をかけて消去する処理を行う(ステッ
プ7)。これにより、A部分の記録内容が500KA/
mの保持力を持つS磁性体でなく250KA/mの保持
力を持つ高保持磁性体に記録されている場合、その記録
内容が消去されるようになる。
【0035】さらに、制御部21は、搬送路14を搬送
される磁気カードに対して読取部18によりワンタイム
記録トラック4およびリード/ライトトラック5に記録
されている記録内容を読取る(ステップ8)。
【0036】制御部21は、この読取部18により読取
った記録内容に基いて、識別コードが読取れなかった際
に、ワンタイム記録トラック4のA部分の記録内容が消
去されていることを判断し、この判断により制御部21
は、該当磁気カードが偽造であることを判断する(ステ
ップ9)。
【0037】この判断により磁気カードが偽造であると
判断した際、制御部21は、警報部10により警報を発
することにより係員に報知するとともに(ステップ1
0)、その磁気カードを分岐搬送路14aに搬送して保
留部20に保留する(ステップ11)。さらに、制御部
21は、図7に示すように、記憶部22に記憶している
読取部16で読取った固定情報の記録内容を読み出し、
発行者、発行日、および利用情報等を表示部12に表示
する(ステップ12)。
【0038】また、上記ステップ9で、固定情報が消去
されていないと判断した際、つまり、該当磁気カードが
偽造されたものではないと判断した際、制御部21は、
読取部18により読取った変化情報に基いて、書込部1
7により書込んだ情報が正しく書込まれたか否かにより
磁気処理が正常に行われたか否かを判断する(ステップ
13)。
【0039】この判断により磁気処理が正常に行われた
と判断すると、制御部21は、印刷部19により利用
額、残額、利用内容等の所定の利用情報を印刷する。こ
れとともに、制御部21は、図6に示すように、処理が
完了したことを示す案内と処理前の残額(投入額)、利
用額、処理後の残額(残額)、および日付等を表示部1
2に表示するとともに(ステップ14)、この磁気カー
ドを排出口15に排出する(ステップ15)。
【0040】また、上記ステップ13で、磁気処理が正
常に行われなかったと判断した際、搬送路14を逆転さ
せて磁気カードをa方向と逆の方向に搬送し、所定のリ
トライ回数に達するまで、上記ステップ8からの処理を
行う(ステップ16)。
【0041】ここで、上記ステップ8からの処理が所定
のリトライ回数に達したと判断すると、制御部21は、
磁気処理が正常に行われなかったことを示す旨の案内を
表示部12に表示するとともに(ステップ17)、搬送
路14をa方向と逆に搬送し、該当磁気カードを投入口
13に排出して処理を終了する(ステップ18)。
【0042】上記のように、磁気カードに通常の書込部
による消去では、消去できない磁性体に識別コードを記
録し、この記録部分を一旦書込部により消去した後、読
取部で読取り、識別コードが読取れなかった場合に、そ
の該当磁気カードが偽造であると判定するようにしたも
のである。
【0043】これにより、簡単に手に入るものを流用
し、それに正当な磁気情報を記憶したような磁気カード
に対しても偽造の磁気カードを判定でき、係員の聞き取
りに応じない偽造の磁気カードの持参者がその磁気カー
ドを持ち帰ったとしても、2度と再利用できないため以
後不正利用される心配がない。また、消去する場所を固
定情報の認識コードの記録部分とすることにより、消去
前と同一のデータか否かの判定を容易に行うことができ
る。
【0044】また、読取り、書込み、再読取りの3つの
ステップにより偽造の磁気カードを判定するようにした
ため、既存の読取部、書込部、再読取部の3つの処理を
順に行う処理部が設けられている処理装置で部分改造程
度で偽造の磁気カードに対する処理を行うことができ
る。
【0045】また、偽造と判定した磁気カードの入手状
況などを持参人から聞き取りを行う場合に、該当磁気カ
ードを保留したり、判定の際に磁気情報を一部消去する
ため、元々記録されていた識別コードなどの固定情報を
記憶するとともに、自動的に表示したりするようにした
ものである。
【0046】これにより、偽造の磁気カードの持参者に
対して係員が聞き取りを行う際に、該当磁気カードと処
理以前に記録されていた情報とを係員に提示することが
でき、係員を支援することができる。また、偽造を判定
した際に、すぐさま警報を発して係員に知らせるように
したため、係員が迅速に対応することができる。
【0047】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、簡単に入手できる媒体を流用し、新たに記録情報を
記録して偽造された磁気記録媒体に対して、その磁気記
録媒体が偽造か否かを判断することができる磁気記録媒
体処理装置と磁気記録媒体処理方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係わる磁気カード処理
装置に用いられる磁気記録媒体としての磁気カードの構
成を説明するための図。
【図2】磁気カードの記録トラックの構成を説明するた
めの図。
【図3】磁気カード処理装置の内部構成を説明するため
の断面図。
【図4】磁気カード処理装置の制御系統を説明するため
のブロック図。
【図5】磁気カード処理装置による処理を説明するため
のフローチャート。
【図6】磁気カード処理装置による処理が正常に完了し
た際の表示例。
【図7】磁気カード処理装置による処理で偽造の磁気カ
ードを判定した際の表示例。
【符号の説明】
1…磁気カード(磁気記録媒体) 4…ワンタイム記録トラック(固定情報記録トラック) 4a…高保持磁性体(第1の磁性体) 4b…超高保持磁性体(S磁性体、第2の磁性体) 11…磁気カード処理装置(磁気記録媒体処理装置) 12…表示部(表示手段) 16…読取部(第1の読取手段) 17…書込部(処理手段) 18…読取部(第2の読取手段) 20…保留部(保留手段) 21…制御部(判断手段) 22…記憶部(記憶手段)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録内容を第1の保持力で記録する第1
    の磁性体と、記録内容を上記第1の保持力よりも大きな
    第2の保持力で記録する第2の磁性体とからなる磁気層
    を備える磁気記録媒体を処理する磁気記録媒体処理装置
    において、 上記磁気層に記録されている情報を読取る第1の読取手
    段と、 この第1の読取手段の後段に設けられ、上記磁気層の第
    2の磁性体に第1の保持力で記録されている情報を第1
    の保持力と同等な磁界で消去し、第2の保持力で記録さ
    れている情報を保持する処理手段と、 この処理手段の後段に設けられ、上記処理手段で処理さ
    れた磁気層に記録されている情報を読取る第2の読取手
    段と、 この第2の読取手段により読取った情報と上記第1の読
    取手段で読取られた情報とが一致するか否かにより、上
    記磁気記録媒体が正しいか偽造か判断する判断手段と、 を具備することを特徴とする磁気記録媒体処理装置。
  2. 【請求項2】 記録内容を第1の保持力で記録する第1
    の磁性体と、記録内容を上記第1の保持力よりも大きな
    第2の保持力で記録する第2の磁性体とからなる磁気層
    を備える磁気記録媒体を処理する磁気記録媒体処理装置
    において、 上記磁気層に記録されている情報を読取る第1の読取手
    段と、 この第1の読取手段の後段に設けられ、上記磁気層の第
    2の磁性体に第1の保持力で記録されている情報を第1
    の保持力と同等な磁界で消去し、第2の保持力で記録さ
    れている情報を保持する処理手段と、 この処理手段の後段に設けられ、上記処理手段で処理さ
    れた磁気層に記録されている情報を読取る第2の読取手
    段と、 この第2の読取手段により読取った情報と上記第1の読
    取手段で読取られた情報とが一致するか否かにより、上
    記磁気記録媒体が正しいか偽造か判断する判断手段と、 この判断手段により上記磁気記録媒体が偽造であると判
    断した際、この磁気記録媒体を保留する保留手段と、 を具備することを特徴とする磁気記録媒体処理装置。
  3. 【請求項3】 記録内容を第1の保持力で記録する第1
    の磁性体と、記録内容を上記第1の保持力よりも大きな
    第2の保持力で記録する第2の磁性体とからなる磁気層
    を備える磁気記録媒体を処理する磁気記録媒体処理装置
    において、 上記磁気層に記録されている情報を読取る第1の読取手
    段と、 この第1の読取手段の後段に設けられ、上記磁気層の第
    2の磁性体に第1の保持力で記録されている情報を第1
    の保持力と同等な磁界で消去し、第2の保持力で記録さ
    れている情報を保持する処理手段と、 この処理手段の後段に設けられ、上記処理手段で処理さ
    れた磁気層に記録されている情報を読取る第2の読取手
    段と、 この第2の読取手段により読取った情報と上記第1の読
    取手段で読取られた情報とが一致するか否かにより、上
    記磁気記録媒体が正しいか偽造か判断する判断手段と、 この判断手段により上記磁気記録媒体が偽造であると判
    断した際、警報を発する警報手段と、 を具備することを特徴とする磁気記録媒体処理装置。
  4. 【請求項4】 記録内容を第1の保持力で記録する第1
    の磁性体と、記録内容を上記第1の保持力よりも大きな
    第2の保持力で記録する第2の磁性体とからなる磁気層
    を備える磁気記録媒体を処理する磁気記録媒体処理装置
    において、 上記磁気層に記録されている情報を読取る第1の読取手
    段と、 この第1の読取手段の後段に設けられ、上記磁気層の第
    2の磁性体に第1の保持力で記録されている情報を第1
    の保持力と同等な磁界で消去し、第2の保持力で記録さ
    れている情報を保持する処理手段と、 この処理手段の後段に設けられ、上記処理手段で処理さ
    れた磁気層に記録されている情報を読取る第2の読取手
    段と、 この第2の読取手段により読取った情報と上記第1の読
    取手段で読取られた情報とが一致するか否かにより、上
    記磁気記録媒体が正しいか偽造か判断する判断手段と、 この判断手段により上記磁気記録媒体が偽造であると判
    断した際、上記記憶手段により記憶している上記第1の
    読取手段により読取った記録内容を表示する表示手段
    と、 を具備することを特徴とする磁気記録媒体処理装置。
  5. 【請求項5】 記録内容を第1の保持力で記録する第1
    の磁性体と、記録内容を上記第1の保持力よりも大きな
    第2の保持力で記録する第2の磁性体とからなる磁気層
    を備え、上記第2の磁性体の所定部位に処理可能か否か
    を示す上記識別情報があらかじめ記録されている磁気記
    録媒体を処理する磁気記録媒体処理装置において、 上記磁気層に記録されている情報を読取る第1の読取手
    段と、 この第1の読取手段により読取った情報に基いて、上記
    識別情報が読取れたか否かにより、該当磁気記録媒体が
    処理可能か否かを判断する第1の判断手段と、 この第1の判断手段により磁気記録媒体が処理可能であ
    ると判断した際に、上記第1の読取手段の後段に設けら
    れ、上記磁気層の第2の磁性体の所定部位に第1の保持
    力で記録されている情報を第1の保持力と同等な磁界で
    消去し、第2の保持力で記録されている情報を保持する
    処理手段と、 この処理手段の後段に設けられ、上記処理手段で処理さ
    れた磁気層に記録されている識別情報を読取る第2の読
    取手段と、 この第2の読取手段により読取った識別情報と上記第1
    の読取手段で読取られた識別情報とが一致するか否かに
    より、上記磁気記録媒体が正しいか偽造か判断する判断
    手段と、 を具備することを特徴とする磁気記録媒体処理装置。
  6. 【請求項6】 記録内容を第1の保持力で記録する第1
    の磁性体と、記録内容を上記第1の保持力よりも大きな
    第2の保持力で記録する第2の磁性体とからなる磁気層
    を備える磁気記録媒体を処理する磁気記録媒体処理装置
    において、 上記磁気層に記録されている情報を第1の読取手段によ
    り読取り、 上記第1の読取手段の後段に設けられる処理手段によ
    り、上記磁気層の第2の磁性体に第1の保持力で記録さ
    れている情報を第1の保持力と同等な磁界で消去し、第
    2の保持力で記録されている情報を保持する処理を行
    い、 上記処理手段の後段に設けられる第2の読取手段によ
    り、上記処理手段で処理された磁気層に記録されている
    情報を読取り、 上記第2の読取手段により読取った情報と上記第1の読
    取手段で読取られた情報とが一致するか否かにより、上
    記磁気記録媒体が正しいか偽造か判断する、 ことを特徴とする磁気記録媒体処理方法。
  7. 【請求項7】 記録内容を第1の保持力で記録する第1
    の磁性体と、記録内容を上記第1の保持力よりも大きな
    第2の保持力で記録する第2の磁性体とからなる磁気層
    を備える磁気記録媒体を処理する磁気記録媒体処理装置
    において、 上記磁気層に記録されている情報を第1の読取手段によ
    り読取り、 上記第1の読取手段の後段に設けられる処理手段によ
    り、上記磁気層の第2の磁性体に第1の保持力で記録さ
    れている情報を第1の保持力と同等な磁界で消去し、第
    2の保持力で記録されている情報を保持する処理を行
    い、 上記処理手段の後段に設けられる第2の読取手段によ
    り、上記処理手段で処理された磁気層に記録されている
    情報を読取り、 上記第2の読取手段により読取った情報と上記第1の読
    取手段で読取られた情報とが一致するか否かにより、上
    記磁気記録媒体が正しいか偽造か判断し、 この判断により上記磁気記録媒体が偽造であると判断し
    た際、この磁気記録媒体を保留する、 ことを特徴とする磁気記録媒体処理方法。
  8. 【請求項8】 記録内容を第1の保持力で記録する第1
    の磁性体と、記録内容を上記第1の保持力よりも大きな
    第2の保持力で記録する第2の磁性体とからなる磁気層
    を備える磁気記録媒体を処理する磁気記録媒体処理装置
    において、 上記磁気層に記録されている情報を第1の読取手段によ
    り読取り、 上記第1の読取手段の後段に設けられる処理手段によ
    り、上記磁気層の第2の磁性体に第1の保持力で記録さ
    れている情報を第1の保持力と同等な磁界で消去し、第
    2の保持力で記録されている情報を保持する処理を行
    い、 上記処理手段の後段に設けられる第2の読取手段によ
    り、上記処理手段で処理された磁気層に記録されている
    情報を読取り、 上記第2の読取手段により読取った情報と上記第1の読
    取手段で読取られた情報とが一致するか否かにより、上
    記磁気記録媒体が正しいか偽造か判断し、 この判断により上記磁気記録媒体が偽造であると判断し
    た際、警報を発する、ことを特徴とする磁気記録媒体処
    理方法。
  9. 【請求項9】 記録内容を第1の保持力で記録する第1
    の磁性体と、記録内容を上記第1の保持力よりも大きな
    第2の保持力で記録する第2の磁性体とからなる磁気層
    を備える磁気記録媒体を処理する磁気記録媒体処理装置
    において、 上記磁気層に記録されている情報を第1の読取手段によ
    り読取り、 上記第1の読取手段の後段に設けられる処理手段によ
    り、上記磁気層の第2の磁性体に第1の保持力で記録さ
    れている情報を第1の保持力と同等な磁界で消去し、第
    2の保持力で記録されている情報を保持する処理を行
    い、 上記処理手段の後段に設けられる第2の読取手段によ
    り、上記処理手段で処理された磁気層に記録されている
    情報を読取り、 上記第2の読取手段により読取った情報と上記第1の読
    取手段で読取られた情報とが一致するか否かにより、上
    記磁気記録媒体が正しいか偽造か判断し、 この判断により上記磁気記録媒体が偽造であると判断し
    た際、上記記憶手段により記憶している上記第1の読取
    手段により読取った記録内容を表示する、 ことを特徴とする磁気記録媒体処理方法。
  10. 【請求項10】 記録内容を第1の保持力で記録する第
    1の磁性体と、記録内容を上記第1の保持力よりも大き
    な第2の保持力で記録する第2の磁性体とからなる磁気
    層を備え、上記第2の磁性体の所定部位に処理可能か否
    かを示す上記識別情報があらかじめ記録されている磁気
    記録媒体を処理する磁気記録媒体処理装置において、 上記磁気層に記録されている情報を第1の読取手段によ
    り読取り、 この第1の読取手段により読取った情報に基いて、上記
    識別情報が読取れたか否かにより、該当磁気記録媒体が
    処理可能か否かを判断し、 この判断により磁気記録媒体が処理可能であると判断し
    た際に、上記第1の読取手段の後段に設けられる処理手
    段により、上記磁気層の第2の磁性体の所定部位に第1
    の保持力で記録されている情報を第1の保持力と同等な
    磁界で消去し、第2の保持力で記録されている情報を保
    持する処理を行い、 この処理手段の後段に設けられる第2の読取手段によ
    り、上記処理手段で処理された磁気層に記録されている
    識別情報を読取り、 上記第2の読取手段により読取った識別情報と上記第1
    の読取手段で読取られた識別情報とが一致するか否かに
    より、上記磁気記録媒体が正しいか偽造か判断する、 ことを特徴とする磁気記録媒体処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103514667A (zh) * 2012-06-22 2014-01-15 冲电气工业株式会社 介质处理装置以及介质处理系统

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