JPH11259883A - 光ヘッド用駆動コイル - Google Patents

光ヘッド用駆動コイル

Info

Publication number
JPH11259883A
JPH11259883A JP5709198A JP5709198A JPH11259883A JP H11259883 A JPH11259883 A JP H11259883A JP 5709198 A JP5709198 A JP 5709198A JP 5709198 A JP5709198 A JP 5709198A JP H11259883 A JPH11259883 A JP H11259883A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drive coil
coil
lens holder
optical head
insulating film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5709198A
Other languages
English (en)
Inventor
Kokichi Terajima
厚吉 寺嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Akai Electric Co Ltd
Original Assignee
Akai Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Akai Electric Co Ltd filed Critical Akai Electric Co Ltd
Priority to JP5709198A priority Critical patent/JPH11259883A/ja
Publication of JPH11259883A publication Critical patent/JPH11259883A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易に製作できると共に、優れた放熱効果お
よび安定した制振効果が得られる光ヘッド用駆動コイル
を提供する。 【解決手段】 ばね部材により変位可能に懸架支持され
た対物レンズを保持するレンズホルダを、永久磁石と協
働して所望の方向に駆動するための光ヘッド用駆動コイ
ル60であって、導電体基板12上に絶縁皮膜13を介
して形成したプリントコイルパターンからなることを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンパクトディ
スク(CD)、デジタルバーサタイルディスク(DV
D)等の光ディスク、ミニディスク(MD)等の光磁気
ディスクのような記録媒体に対して情報の記録や再生を
行うための光ヘッドに用いる駆動コイルに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の光ヘッドとして、例えば、図11
に示すようなものが提案されている。この光ヘッドは、
いわゆる4本ワイヤ支持型のムービングコイル方式のも
ので、支持台1にはほぼX方向に延在し、例えば引き抜
きやロール圧延等により形成されたCu−Be合金、C
u−P合金等の細線よりなる4本のばね部材3を介し
て、対物レンズ5を保持した樹脂等からなるレンズホル
ダ4が、図示しないディスクのトラックを横切るトラッ
キング(Y)方向と対物レンズ5の光軸と平行なフォー
カシング(Z)方向とに変位可能に懸架支持されてい
る。
【0003】また、支持台1には、コ字状の軟磁性ヨー
ク8が、その両脚部がX方向に対向して、レンズホルダ
4の開口部4aに侵入するように設けられ、この軟磁性
ヨーク8の両脚部内面には、異なる磁極面が空隙を介し
て対向するようにそれぞれ永久磁石2が設けられてい
る。さらに、レンズホルダ4には、その開口部4aの内
面に、トラッキング駆動コイル6およびフォーカシング
駆動コイル7が設けられている。
【0004】ここで、フォーカシング駆動コイル7は、
図12に詳細に示すように、樹脂等からなるボビン11
に、表面をエナメル等の絶縁皮膜で被覆した直径数十μ
m〜百μm程度の銅細線をZ軸周りに数十ターン〜数百
ターン巻回して形成されている。また、トラッキング駆
動コイル6は、ボビン11にX方向に突出して形成され
た複数の突起部分に、同様にエナメル等の絶縁皮膜で被
覆した直径数十μm〜百μm程度の銅細線をX軸周りに
8の字状にそれぞれ数十ターン〜数百ターン巻回して2
個形成されている。これらトラッキング駆動コイル6お
よびフォーカシング駆動コイル7は、それぞれ絶縁皮膜
の自己融着やモールド樹脂等により束線状態がばらけな
いように固着されている。
【0005】上記のトラッキング駆動コイル6およびフ
ォーカシング駆動コイル7を装着したボビン11は、フ
ォーカシング駆動コイル7のY方向に延在する一辺の導
線部分7aと、2個のトラッキング駆動コイル6のそれ
ぞれZ方向に延在する一辺の導線部分6aとが、2個の
永久磁石2が対向する空隙に位置するようにレンズホル
ダ4の開口部4aに嵌合して設けられている。
【0006】かかる構成において、トラッキング駆動コ
イル6の永久磁石2と対向する2個の導線部分6aに同
一方向に電流が流れるように通電すると、これら導線部
分6aには、該導線部分6aを流れる電流と永久磁石2
による磁束との電磁相互作用によりY方向の力が作用す
るので、これによりレンズホルダ4ひいては対物レンズ
5をY方向、すなわち図示しないディスクのトラックを
横切る方向に変位させて、対物レンズ5の光軸を情報ピ
ット列等からなるトラック中心に追従させるトラッキン
グ制御が可能となる。
【0007】同様に、フォーカシング駆動コイル7に通
電すると、永久磁石2と対向してY方向に延在する導線
部分7aには、該導線部分7aを流れる電流と永久磁石
2による磁束との電磁相互作用によりZ方向の力が作用
するので、これによりレンズホルダ4ひいては対物レン
ズ5をZ方向、すなわち図示しないディスクの記録面と
直交する方向に平行に変位させて、対物レンズ5の焦点
を情報ピット列等が形成されている記録面に位置させる
フォーカシング制御が可能となる。
【0008】ところで、上述した光ヘッドは、いわゆる
平行ばね構造によりレンズホルダ4を支持して駆動する
ようにしている。したがって、例えば他の代表的な駆動
方法である、レンズホルダを軸に対して回動可能で、か
つ軸方向に摺動可能に支持して駆動する、いわゆる軸摺
動型の光ヘッドと比較して、レンズホルダ4の駆動に際
して軸部分で摩擦を生じることがないので、滑らかで分
解能の高い駆動が可能となるが、他方では、外部からの
振動や衝撃によって振動し易い構造となっている。
【0009】このような共振現象を低減するため、例え
ば、図11に示す光ヘッドにおいては、ばね部材3の支
持台1寄りの部分に容器9を設け、この容器9内に、例
えば損失弾性率の大きいシリコンゲル等の制振材料10
を充填して、紫外線照射、加熱等により硬化処理するよ
うにしている。なお、制振材料10の硬さや粘度、充填
深さ等は、同様に光ヘッドの共振特性に応じて適宜設定
される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の光ヘッドにあっては、ボビン11に直径数十μ
m〜百μm程度の銅細線を数十ターン〜数百ターン巻回
してトラッキング駆動コイル6やフォーカシング駆動コ
イル7の駆動コイルを構成しているため、対物レンズ5
を不要な方向に傾けることなく所定の方向に正確に駆動
するためには、ボビン11に銅細線を巻線するにあたっ
て、銅細線の方向や位置を常に正確に制御して積層・整
列状態とする必要がある。このため、駆動コイルの製作
に高価な巻線機械が必要になると共に、作業に時間がか
かり、製造コストの増大を招くという問題がある。ま
た、光ヘッドの基本性能とは直接関連しない、制振材料
10を充填するための容器9の形成、制振材料10の充
填作業や硬化処理等の工程を要することから、その工程
のための材料や機械設備等に費用がかかると共に、光ヘ
ッド全体の製造に時間がかかり、製造コストのさらなる
増大を招くという問題がある。
【0011】また、駆動コイルは、上述したように積層
・整列状態に形成されるため、巻線された銅細線間には
無駄な空間がなくなり、これがため通電により銅細線に
発生するジュール熱の放熱性が悪く、発熱し易いという
問題がある。しかも、ボビン11やレンズホルダ4は、
何れも熱伝導性が低く、熱膨張係数の大きい樹脂により
形成されているので、駆動コイルの放熱に寄与しないば
かりか、駆動コイルの発熱により局部的に加熱された状
態となって温度分布が均一でなくなり、これがため不均
一でかつ大きな膨張を生じて変形し、対物レンズ5の光
軸を傾斜させることになる。
【0012】このように、対物レンズ5の光軸傾斜が生
じると、例えば情報の再生においては、ディスクに照射
したレーザースポットにサイドローブが生じて隣接トラ
ックからのクロストークが生じ易くなったり、トラック
オフセットが生じて適切なトラッキング制御ができなく
なったり、反射強度が低下して再生信号レベルが低下す
る、等の現象が生じて光ヘッドの性能としてのS/Nが
低下するという問題が生じることになる。
【0013】この発明の目的は、このような従来の問題
点に着目してなされたもので、容易に製作できると共
に、優れた放熱効果および安定した制振効果が得られる
よう適切に構成した光ヘッド用駆動コイルを提供しよう
とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、ばね部材により変位可能に懸架支持さ
れた対物レンズを保持するレンズホルダを、永久磁石と
協働して所望の方向に駆動するための光ヘッド用駆動コ
イルであって、導電体基板上に絶縁皮膜を介して形成し
たプリントコイルパターンからなることを特徴とするも
のである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施形態について説明する。図1は、この発明の第1
実施形態で、トラッキング駆動コイルを示すものであ
る。このトラッキング駆動コイル60は、銅(Cu)、
アルミニウム(Al)等からなる板状の導電体基板12
の一方の面上に、ポリイミド、PET等の樹脂からなる
絶縁皮膜13を介して形成した導体箔よりなるプリント
コイルパターンからなる。このプリントコイルパターン
は、絶縁皮膜13上に一様に形成した導体箔を、フォト
エッチング等によってコイルパターン形状に残すことに
より形成する。この実施形態では、絶縁皮膜13上にY
方向に分離して二つのコイルパターンを形成し、これら
二つのコイルパターンを、その隣接するZ方向の線分6
0c、60dに同一方向に電流が流れるように、同様に
エッチング等により形成した導体箔よりなる端子60a
と60bとを、例えば、背面から導電体基板12により
接続したり、表面側からジャンパー線で接続する等し
て、直列の一組のコイルパターンとする。また、絶縁皮
膜13は、例えば、そのY方向両端の一部を導電体基板
12から突出させ、その突出部分に同様にフォトエッチ
ング等により接続端子60e、60fを形成して、後述
するように外部との電気的接続が容易にできる構造とす
る。かかる構成によれば、トラッキング駆動コイル60
がプリントパターンで、絶縁皮膜13を介して導電体基
板12上に形成するので、広い面積の導電体基板12、
絶縁皮膜13上に複数組のコイルパターンとして同時に
製作することができ、したがって量産性に優れる。
【0016】図2は、第1実施形態の変形例で、フォー
カシング駆動コイルを示すものである。このフォーカシ
ング駆動コイル70も、上記のトラッキング駆動コイル
60と同様、銅(Cu)、アルミニウム(Al)等から
なる板状の導電体基板12の一方の面上に、ポリイミ
ド、PET等の樹脂からなる絶縁皮膜13を介して形成
した導体箔よりなるプリントコイルパターンからなる。
このプリントコイルパターンも、絶縁皮膜13上に一様
に形成した導体箔を、フォトエッチング等によってコイ
ルパターン形状に残すことにより形成する。この変形例
では、絶縁皮膜13上にZ方向に分離して二つのコイル
パターンを形成し、これら二つのコイルパターンを、そ
の隣接するY方向の線分70cおよび70dに同一方向
に電流が流れるように、同様にエッチング等により形成
した導体箔よりなる端子70aと70bとを、例えば、
背面から導電体基板12により接続したり、表面側から
ジャンパー線で接続する等して、直列の一組のコイルパ
ターンとする。また、絶縁皮膜13は、例えば、そのY
方向両端の一部を導電体基板12から突出させ、その突
出部分に同様にフォトエッチング等により接続端子70
e、70fを形成して、後述するように外部との電気的
接続が容易にできる構造とする。この場合も、フォーカ
シング駆動コイル70がプリントパターンで、絶縁皮膜
13を介して導電体基板12上に形成するので、広い面
積の導電体基板12、絶縁皮膜13上に複数組のコイル
パターンとして同時に製作することができ、したがって
量産性に優れる。
【0017】なお、図1および図2において、コイルパ
ターンの表面には、必要に応じて絶縁・防錆等のための
保護皮膜を形成することもできる。また、コイル巻数を
増やすために、導体箔と絶縁皮膜13とを交互に積層し
た多層構造のコイルパターンとすることもできる。さら
に、導電体基板12の他方の面側、すなわちコイルパタ
ーンを形成しない面側は、凹凸を有する溝構造として表
面積を増大させるようにしてもよい。
【0018】図3は、この発明の第1実施形態に係る駆
動コイルを適用する光ヘッドの一例の構成を示すもので
ある。この光ヘッドは、図11に示したものと同様のい
わゆる4本ワイヤ支持型のムービングコイル方式のもの
で、支持台1には、ほぼX方向に延在し、例えば引き抜
きやロール圧延、エッチング等により形成したCu−B
e合金、Cu−P合金等の細線よりなる4本のばね部材
3を介して、対物レンズ5を保持した樹脂等からなるレ
ンズホルダ4を、図示しないディスクのトラックを横切
るトラッキング(Y)方向と対物レンズ5の光軸と平行
なフォーカシング(Z)方向とに変位可能に懸架支持す
る。
【0019】また、支持台1には、コ字状の軟磁性ヨー
ク8を、その両脚部がX方向に対向して、レンズホルダ
4の開口部4aに侵入するように設け、この軟磁性ヨー
ク8の両脚部内面に、異なる磁極面が空隙を介して対向
するようにそれぞれ永久磁石2を設ける。さらに、レン
ズホルダ4には、その開口部4aの内面に、2個の永久
磁石2の異なる磁極面が対向する空隙に位置するよう
に、図1および図2にそれぞれ示したようなトラッキン
グ駆動コイル60およびフォーカシング駆動コイル70
を設ける。
【0020】トラッキング駆動コイル60およびフォー
カシング駆動コイル70は、それぞれのコイルパターン
形成側を互いに絶縁して挟み込むように重ね合わせて、
トラッキング駆動コイル60の線分60c、60d(図
1参照)およびフォーカシング駆動コイル70の線分7
0c、70d(図2参照)が、2個の永久磁石2の異な
る磁極面が対向する空隙に位置するように、レンズホル
ダ4の開口部4aの内面に、両方の導電体基板12を嵌
合して接着する。また、接続端子60e、60f、70
e、70fを形成した部分の絶縁皮膜13は、それぞれ
対応する導電体基板12の端部近傍において折り曲げ
て、レンズホルダ4側にそれぞれ対応して形成した接続
端子14に、半田や導電性接着剤等からなる接続部材1
5により電気的に接続する。なお、図3では、導電体基
板12のコイルパターンを形成しない面側を、凹凸を繰
り返す溝構造として表面積を大きくしてある。
【0021】かかる構成において、トラッキング駆動コ
イル60に通電すると、永久磁石2と対向してZ方向に
延在する線分60c、60dには、該線分60c、60
dを流れる電流と永久磁石2による磁束との相互作用に
より、Y方向の力が作用するようになる。その結果、レ
ンズホルダ4ひいては対物レンズ5は、Y方向、すなわ
ち図示しないディスクのトラックを横切る方向に変位す
ることになるので、これにより対物レンズ5の光軸を情
報ピット列等からなるトラック中心に追従させるトラッ
キング制御が可能となる。
【0022】同様に、フォーカシング駆動コイル70に
通電すると、永久磁石2と対向してY方向に延在する線
分70c、70dには、該線分70c、70dを流れる
電流と永久磁石2による磁束との相互作用により、Z方
向の力が作用するようになる。その結果、レンズホルダ
4ひいては対物レンズ5は、Z方向、すなわち図示しな
いディスクの記録面の法線方向に変位することになるの
で、これにより対物レンズ5の焦点を情報ピット列等が
形成されている記録面に位置させるフォーカシング制御
が可能となる。
【0023】ここで、トラッキング駆動コイル60およ
びフォーカシング駆動コイル70は、それぞれ熱伝導度
の高い導電性基板12上に形成されているので、これら
駆動コイル60、70に駆動電流を流すことによって生
じるジュール熱の放熱性が良い。しかも、この光ヘッド
では、導電性基板12のコイルパターンを設けない側の
面を凹凸の溝構造として表面積を大きくしたので、さら
に放熱性を高めることができる。したがって、ジュール
熱を効率良く放熱することができるので、全体として温
度を高めることなく局部的な温度上昇を抑制でき、レン
ズホルダ4の膨張や歪みを低く抑えることができる。そ
の結果、対物レンズ5の光軸傾斜を有効に抑制すること
ができるので、例えば情報の再生におけるレーザスポッ
トのサイドローブ発生に伴う隣接トラックからのクロス
トークや、トラックオフセット、再生信号レベルの低下
等の現象を有効に回避することができる。
【0024】さらに、導電体基板12は、常に永久磁石
2による磁界に晒されているので、外部からの振動や衝
撃が加わってレンズホルダ4が変位しようとすると、導
電体基板12内には渦電流が生じて永久磁石2からの相
対変位を阻止するように力が作用し、これによりレンズ
ホルダ4ひいては対物レンズ5の振動が抑制されること
になる。このように、導電体基板12は、制振手段とし
ても作用するので、特別な制振手段を設けることなく、
防振が可能となる。
【0025】図4は、この発明の第2実施形態を示すも
のである。この実施形態は、第1実施形態において、ト
ラッキング駆動コイル60およびフォーカシング駆動コ
イル70を、両面が平坦な一枚の導電体基板12の両面
に、それぞれ絶縁皮膜13を介して形成したものであ
る。
【0026】図5は、この発明の第3実施形態を示すも
のである。この実施形態は、一枚の導電体基板12の同
一面上に、フォーカシング駆動コイル70を形成した絶
縁皮膜13と、トラッキング駆動コイル60を形成した
絶縁皮膜13とを順次積層して設けたものである。さら
に、この実施形態では、トラッキング駆動コイル60を
形成する絶縁皮膜13上にフォーカシング駆動コイル7
0の二つのコイルパターンを直列接続するためのジャン
パー線60gを形成し、フォーカシング駆動コイル70
を形成する絶縁皮膜13上には、トラッキング駆動コイ
ル60の二つのコイルパターンを直列接続するためのジ
ャンパー線70gを形成する。
【0027】図6は、この発明の第4実施形態を示すも
のである。この実施形態は、コ字状の導電体基板12の
外側の面上に絶縁皮膜13を介してプリントコイルパタ
ーンからなるトラッキング駆動コイル60を形成したも
のである。また、図7は、第4実施形態の変形例を示す
もので、コ字状の導電体基板12の外側の面上に絶縁皮
膜13を介してプリントコイルパターンからなるフォー
カシング駆動コイル70を形成したものである。
【0028】図4〜図7に示す駆動コイルにおいても、
第1実施形態と同様の効果が得られる他、特に、図4お
よび図5に示す駆動コイルを図3に示す構成の光ヘッド
に用いれば、導電体基板12が一枚で済むので、レンズ
ホルダ4を含む可動部の重量を軽くでき、したがって低
い駆動電流で高感度のトラッキング制御およびフォーカ
シング制御が可能となる。
【0029】図8は、この発明の第5実施形態を示すも
のである。この実施形態では、コ字状の導電体基板12
の外側の面上に、トラッキング駆動コイル60を形成し
た絶縁皮膜13と、フォーカシング駆動コイル70を形
成した絶縁皮膜13とを積層して設ける。また、フォー
カシング駆動コイル70の二つのコイルパターンのルー
プ中心部分の導電体基板12は、それぞれ切り欠いて磁
気回路が挿入可能な開口部16を形成すると共に、切り
欠いた導電体基板12はX軸方向に面して残すようにす
る。かかる構成の駆動コイルによれば、永久磁石との対
向面積を大きくすることができるので、渦電流による制
振効果を高めることができる。
【0030】図9は、この発明の第5実施形態に係る駆
動コイルを適用する光ヘッドの一例の構成を示すもので
ある。この光ヘッドは、センターピンで案内されたいわ
ゆる4本ワイヤ平面支持型のムービングコイル方式のも
ので、支持台1には、放射状に延在し、例えば引き抜き
やロール圧延、エッチング等により形成したCu−Be
合金、Cu−P合金等の細線よりなる4本のばね部材3
を介して、対物レンズ5を保持した樹脂等からなるレン
ズホルダ4を、センターピン17を中心に回動可能で、
かつ軸方向に摺動可能に懸架支持する。なお、対物レン
ズ5は、レンズホルダ4がばね部材3による中立支持状
態にあるとき、センターピン17を通りX軸とほぼ平行
な線上に位置するようにレンズホルダ4に保持する。
【0031】また、支持台1には、センターピン17を
通りY軸とほぼ平行な線上で、センターピン17に関し
て対称な位置にそれぞれコ字状の軟磁性ヨーク8を配置
する。各軟磁性ヨーク8は、両脚部がY方向に対向する
ように配置し、その外側の脚部の内面には永久磁石2を
設けて磁気回路を形成する。さらに、レンズホルダ4に
は、センターピン17を通りY軸とほぼ平行な線上で、
センターピン17に関して対称な位置に、磁気回路に対
応させて、図8に示した構成の駆動コイルをそれぞれ固
定する。各駆動コイルは、導電体基板12上のトラッキ
ング駆動コイル60およびフォーカシング駆動コイル7
0のそれぞれ二つのコイルパターンの有効線分が、対応
する磁気回路の空隙に位置して永久磁石2と対向するよ
うに、その開口部16に、対応する軟磁性ヨーク8の永
久磁石2を設けない内側の脚部を侵入させて、レンズホ
ルダ4に取り付ける。このようにして、センターピン1
7を通るZX面に関して対称な位置に、それぞれ駆動コ
イルおよび永久磁石2を有する二組の電磁駆動手段を設
ける。
【0032】二組のトラッキング駆動コイル60は、通
電によりセンターピン17廻りの回転トルクが生じるよ
うに直列もしくは並列に接続し、これによりレンズホル
ダ4をセンターピン17を中心に回動させて、対物レン
ズ5を、図示しないディスクのトラックを横切る方向、
すなわちほぼY方向に変位させてトラッキング制御を行
うようにする。
【0033】また、二組のフォーカシング駆動コイル7
0は、通電によりZ方向の同一方向に駆動力が生じるよ
うに直列もしくは並列に接続し、これによりレンズホル
ダ4をセンターピン17の軸方向に摺動させて、対物レ
ンズ5を、図示しないディスクの記録面の法線方向、す
なわちZ方向に変位させてフォーカシング制御を行うよ
うにする。
【0034】図10は、この発明の第5実施形態に係る
駆動コイルを適用する光ヘッドの他の例の構成を示すも
のである。この光ヘッドは、4本ワイヤ支持型の変形タ
イプのもので、支持台1には、それぞれZ方向に離間し
た二組の2本の平行なばね部材3を介して、対物レンズ
5を保持した樹脂等からなるレンズホルダ4を変位可能
に懸架支持する。二組の2本の平行なばね部材3は、レ
ンズホルダ4の中心に向けてほぼ放射状に延在させる。
なお、対物レンズ5は、レンズホルダ4がばね部材3に
よる中立支持状態にあるとき、その支持中心を通りX軸
とほぼ平行な線上に位置するようにレンズホルダ4に保
持する。
【0035】また、支持台1には、図9に示したと同様
に、Y軸とほぼ平行な方向に離間して2個のコ字状の軟
磁性ヨーク8を配置し、その各々の外側の脚部の内面に
永久磁石2を設けてそれぞれ磁気回路を形成する。さら
に、レンズホルダ4には、図9に示したと同様に、各磁
気回路に対応させて、図8に示した構成の駆動コイル
を、その各々の開口部16に対応する軟磁性ヨーク8の
脚部を侵入させて、レンズホルダ4に取り付ける。この
ようにして、レンズホルダ4の支持中心を通るZX面に
関して対称な位置に、それぞれ駆動コイルおよび永久磁
石2を有する二組の電磁駆動手段を設ける。
【0036】ここで、4本のばね部材3は、それぞれ電
流供給機能を兼ねるもので、1本は二組のトラッキング
駆動コイル60への供給ラインとして、2本は二組のフ
ォーカシング駆動コイル70への供給ラインとして、残
りの1本はこれら駆動コイルのコモンラインとして用い
るようにする。
【0037】二組のトラッキング駆動コイル60は、通
電によりレンズホルダ4の支持中心廻りの回転トルクが
生じるように直列もしくは並列に接続して、レンズホル
ダ4に形成した所定の電流供給用およびコモン用のそれ
ぞれのばね部材3に接続される接続端子14に接続部材
15を介して接続し、これによりレンズホルダ4をその
支持中心を軸として回動させて、対物レンズ5を、図示
しないディスクのトラックを横切る方向、すなわちほぼ
Y方向に変位させてトラッキング制御を行うようにす
る。
【0038】また、二組のフォーカシング駆動コイル7
0は、通電により相互に独立してZ方向に駆動力が生じ
るように、レンズホルダ4に形成した所定の2本の電流
供給用およびコモン用のそれぞれのばね部材3に接続さ
れる接続端子14に接続部材15を介して接続して、レ
ンズホルダ4をZ方向に変位させて対物レンズ5のフォ
ーカシング制御を行うようにすると共に、二組のフォー
カシング駆動コイル70に通電する電流バランスを変え
ることにより、各々のフォーカシング駆動コイル70に
よるZ方向への変位量を相違させて、対物レンズ5のY
Z平面内における光軸の傾きを補正するようにする。
【0039】図9および図10に示した光ヘッドにおい
ても、図3に示した光ヘッドと同様の効果が得られる
が、特に二組の電磁駆動手段を設けたので、導電体基板
12による制振作用を高めることができる。
【0040】なお、上述したこの発明に係る駆動コイル
の適用例では、駆動コイルをレンズホルダ側に配設して
ムービングコイル方式としたが、永久磁石をレンズホル
ダ側に配設し、駆動コイルを支持台側に配設するムービ
ングマグネット方式にも有効に適用することができる。
【0041】
【発明の効果】この発明によれば、駆動コイルがプリン
トコイルパターンからなり、これを絶縁皮膜を介して導
電体基板上に形成したので、導電体基板上に複数組のコ
イルパターンを同時に製作することができ、量産性に優
れるという効果がある。
【0042】また、導電性基板は熱伝導度が高く、駆動
コイルに通電することによって発生するジュール熱を効
率良く放熱することができるので、温度上昇を低く抑え
ることができる。したがって、駆動コイルをレンズホル
ダ側に設ける場合でも、レンズホルダの歪みを低く抑え
ることができるので、対物レンズの光軸傾斜を抑制する
ことができ、これにより、例えば情報の再生におけるレ
ーザスポットのサイドローブ発生に伴う隣接トラックか
らのクロストークや、トラックオフセット、再生信号レ
ベルの低下等の現象を回避することができる。
【0043】さらに、導電体基板は、常に永久磁石によ
る磁界に晒されることになるので、外部からの振動や衝
撃が加わってレンズホルダが変位しようとすると、導電
体基板内には渦電流が生じて永久磁石からの相対変位を
阻止するように力が作用するようになる。これにより、
レンズホルダひいては対物レンズは振動が抑制されるの
で、導電体基板は制振手段としても作用するようにな
る。したがって、防振のために特別の制振手段を講じる
ことなく防振が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態の構成を示す斜視図で
ある。
【図2】第1実施形態の変形例を示す斜視図である。
【図3】第1実施形態に係る駆動コイルを適用する光ヘ
ッドの一例の構成を示す斜視図である。
【図4】この発明の第2実施形態を示す斜視図である。
【図5】同じく、第3実施形態を示す斜視図である。
【図6】同じく、第4実施形態を示す斜視図である。
【図7】第4実施形態の変形例を示す斜視図である。
【図8】この発明の第5実施形態を示す斜視図である。
【図9】第5実施形態に係る駆動コイルを適用する光ヘ
ッドの一例の構成を示す斜視図である。
【図10】同じく、他の例の構成を示す斜視図である。
【図11】従来の駆動コイルを適用する光ヘッドを示す
図である。
【図12】図11に示す駆動コイルの取り付け部分の分
解斜視図である。
【符号の説明】
1 支持台 2 永久磁石 3 ばね部材 4 レンズホルダ 5 対物レンズ 8 軟磁性ヨーク 12 導電性部材 13 絶縁皮膜 60 トラッキング駆動コイル 70 フォーカシング駆動コイル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ばね部材により変位可能に懸架支持され
    た対物レンズを保持するレンズホルダを、永久磁石と協
    働して所望の方向に駆動するための光ヘッド用駆動コイ
    ルであって、 導電体基板上に絶縁皮膜を介して形成したプリントコイ
    ルパターンからなることを特徴とする光ヘッド用駆動コ
    イル。
JP5709198A 1998-03-09 1998-03-09 光ヘッド用駆動コイル Pending JPH11259883A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5709198A JPH11259883A (ja) 1998-03-09 1998-03-09 光ヘッド用駆動コイル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5709198A JPH11259883A (ja) 1998-03-09 1998-03-09 光ヘッド用駆動コイル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11259883A true JPH11259883A (ja) 1999-09-24

Family

ID=13045843

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5709198A Pending JPH11259883A (ja) 1998-03-09 1998-03-09 光ヘッド用駆動コイル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11259883A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003001518A1 (fr) * 2001-06-20 2003-01-03 Sony Corporation Dispositif de commande d'objectif, capteur optique et dispositif d'enregistrement et/ou de restitution d'informations optiques
WO2007040017A1 (ja) * 2005-09-30 2007-04-12 Pioneer Corporation レンズ移動装置及びディスク装置
JP2022510302A (ja) * 2018-11-30 2022-01-26 ハッチンソン テクノロジー インコーポレイテッド 高密度コイルの設計および処理
US12308157B2 (en) 2016-11-18 2025-05-20 Hutchinson Technology Incorporated High density coil design and process
US12378687B2 (en) 2016-11-18 2025-08-05 Hutchinson Technology Incorporated High aspect ratio electroplated structures and anisotropic electroplating processes

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003001518A1 (fr) * 2001-06-20 2003-01-03 Sony Corporation Dispositif de commande d'objectif, capteur optique et dispositif d'enregistrement et/ou de restitution d'informations optiques
US6859325B2 (en) 2001-06-20 2005-02-22 Sony Corporation Objective lens device, optical pickup device, and optical information recording and/or reproduction device
US6947228B2 (en) 2001-06-20 2005-09-20 Sony Corporation Objective lens driving device, optical pickup device, and optical information recording and/or reproduction device
WO2007040017A1 (ja) * 2005-09-30 2007-04-12 Pioneer Corporation レンズ移動装置及びディスク装置
US12308157B2 (en) 2016-11-18 2025-05-20 Hutchinson Technology Incorporated High density coil design and process
US12378687B2 (en) 2016-11-18 2025-08-05 Hutchinson Technology Incorporated High aspect ratio electroplated structures and anisotropic electroplating processes
JP2022510302A (ja) * 2018-11-30 2022-01-26 ハッチンソン テクノロジー インコーポレイテッド 高密度コイルの設計および処理

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4646283A (en) Objective lens driving apparatus for optical disc player
EP0143356A2 (en) Optical system drive for optical recording/reproducing apparatus
JP4795652B2 (ja) アクチュエータ用極小型モールドコイルデバイス、これを採用した光ピックアップアクチュエータ、光ピックアップ装置、及び光ディスクドライブ
JPH11259883A (ja) 光ヘッド用駆動コイル
KR100486246B1 (ko) 광픽업 액츄에이터 및 이를 채용한 광기록/재생 장치
JP3733183B2 (ja) 対物レンズ駆動装置
JPH0480452B2 (ja)
JP2735006B2 (ja) 光ヘッドのアクチュエータ
JPH11353675A (ja) 光学ピックアップ装置
KR100486279B1 (ko) 광픽업 액츄에이터 및 그를 채용한 광디스크 드라이브
JPH10134382A (ja) 対物レンズの駆動装置及びその駆動方法
US20040107428A1 (en) Optical pickup apparatus
JP2000163773A5 (ja)
JP2001014696A (ja) 対物レンズ駆動装置
JP2000163773A (ja) 光学ヘッドアクチュエータ
JP3110854B2 (ja) 光学系駆動装置
JP3440461B2 (ja) 二軸アクチュエータ
KR20060071251A (ko) 광 픽업 액츄에이터의 렌즈홀더 방열 구조
JPH02230522A (ja) 光ディスク装置の対物レンズ保持装置
KR100277967B1 (ko) 광 기록재생장치의 광픽업 엑추에이터
JP2897090B2 (ja) 対物レンズ駆動装置
JPH11238235A (ja) 光ヘッドアクチュエータ
KR100486272B1 (ko) 광픽업 액츄에이터 및 그를 채용한 광디스크 드라이브
JP4056676B2 (ja) 光ピックアップの対物レンズ駆動装置
JPH11250477A (ja) 対物レンズ駆動装置