JPH11260707A - 現像処理方法及び現像処理装置 - Google Patents

現像処理方法及び現像処理装置

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JPH11260707A
JPH11260707A JP10074906A JP7490698A JPH11260707A JP H11260707 A JPH11260707 A JP H11260707A JP 10074906 A JP10074906 A JP 10074906A JP 7490698 A JP7490698 A JP 7490698A JP H11260707 A JPH11260707 A JP H11260707A
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pure water
substrate
supplying
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developing solution
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JP10074906A
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Hiroichi Inada
博一 稲田
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Tokyo Electron Ltd
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03DAPPARATUS FOR PROCESSING EXPOSED PHOTOGRAPHIC MATERIALS; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03D5/00Liquid processing apparatus in which no immersion is effected; Washing apparatus in which no immersion is effected
    • G03D5/04Liquid processing apparatus in which no immersion is effected; Washing apparatus in which no immersion is effected using liquid sprays

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像液の濃度の均一性を維持すると共に現像
処理からリンス処理への移行を緩やにおこなえる現像処
理方法を提供する。 【解決手段】 現像処理の際には,ウェハWの表面に純
水のみを供給した後に,現像液と純水の混合液74を徐
々に現像液の混合比率を高くしながら供給して,ウェハ
Wの表面に供給する処理液を純水から現像液に置換す
る。リンス処理の際には,現像液と純水の混合液74を
徐々に現像液の混合比率を低くしながら供給して,ウェ
ハWの表面に供給する処理液を現像液から純水に置換す
る。ウェハWの表面に現像液を供給する処理液供給ノズ
ル33は,純水及び現像液と純水の混合液74を供給す
る機能を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,例えばLCD基板
や半導体ウェハのような基板の表面に現像液を供給し現
像処理を行う方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば半導体製造プロセスにおけるレジ
スト処理工程においては,半導体ウェハ(以下,「ウェ
ハ」という。)などの基板の表面にレジスト液を塗布し
てレジスト膜を形成し,露光装置によって所定のパター
ンを露光する。その後,ウェハに現像液を塗布して現像
処理をした後に純水により現像液を洗い流すリンス処理
を行う。
【0003】従来の現像処理では,ウェハの表面全体に
わたって現像液を供給し膜状の液盛り状態にして現像処
理を所定時間実施する。現像処理では,露光部分を現像
液によって溶解させて取り除くポジ型フォトレジストが
高い解像度を有するという利点から広く普及している。
【0004】この現像処理には,例えば多数の吐出口を
直線上に配列した現像液供給ノズルが用いられており,
この現像液供給ノズルから現像液を滲み出させつつ,ウ
ェハを低速回転させて現像液をウェハの表面に均一に供
給する方法が広く採用されている。一方,リンス処理の
際には,純水供給ノズルを用いて,この純水供給ノズル
から純水等を供給させつつ,ウェハを高速回転させる方
法が採られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで,デバイスの
高集積化に伴い,より微細なデザインルールのフォトリ
ソグラフィ技術が要望されているが,この場合にも,微
細化した回路パターンをレジスト膜に正確に露光,現像
処理できる技術が必要である。そのため,露光の光源の
短波長化技術の実現や現像処理に用いられる現像液の濃
度,温度の管理が今後の課題となっている。特に現像液
の濃度は,ウェハに液盛り状態にされた場合には,その
表面全体に渡って均一にすることが重要であり,微細化
した回路パターンの線幅変動を抑制し均一な線幅の現像
を実現できる。
【0006】しかしながら,従来の現像処理では,図1
7に示すように,現像液100を液盛りにし,レジスト
膜101の露光部分を現像液によって溶解させて取り除
く場合,現像液中にレジスト成分が溶けることになり,
現像液の濃度の均一性は崩れる。また,一度レジスト膜
101と反応した現像液102は,純粋な現像液100
に比べて反応速度が速くなり,図示の如く,一度レジス
ト膜101と反応した現像液102に液盛りされている
レジスト膜101と,純粋な現像液100に液盛りされ
ている他のレジスト膜101とでは,現像処理に差が生
じる。このように現像処理が進行していく途中では,現
像液の濃度の均一性が崩れ,ウェハの表面において不均
一な現像処理が行われることなる。従って,回路パター
ンに対して線幅変動を多少生じさせるおそれがある。し
かも,上記したように高解像度化の実現等が要望されて
いる今日では,従来問題にはならなかった程度の微細な
線幅変動でも歩留まり低下をもたらす可能性があり,こ
のような問題に効果的に対処できる技術は未だ存在して
いない。
【0007】さらに,現像処理からリンス処理へ移行す
る際に,ウェハの表面にいきなり純水を供給すれば,ウ
ェハの表面に残存している現像液中において,溶解しき
れなかったレジスト成分が固化し,そのままウェハの表
面に付着してパーティクルの発生の原因になるおそれが
ある。
【0008】また,今日では生産性の向上に伴い,現像
処理装置においてもさらなるスループットの短縮化が要
望されている。しかしながら,従来の現像処理装置で
は,処理毎に現像液供給ノズルとリンス液供給ノズルの
二つの供給ノズルを個々に操作し,現像処理,リンス処
理の流れに従って順次切り換えて使用している。この切
り換えの移行に時間がかかり,処理毎にこのような時間
が発生する従来の現像処理装置では,スループットの向
上が図れない。また,現像液供給ノズルとリンス液供給
ノズルを操作するためには,少なくとも二つ以上の駆動
手段が必要となり,それに伴って装置全体が複雑化,肥
大化するのは好ましくない。
【0009】本発明はかかる点に鑑みてなされてもので
あり,その目的は,現像液の濃度の均一性を維持すると
共に現像処理からリンス処理への移行を緩やかにし,し
かも処理時間の短縮及び装置の簡素化を実現できる現像
処理方法,及び現像処理装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に,請求項1の発明は,基板の表面に現像液を供給して
現像処理を行う方法において,前記基板の表面に純水を
供給する第1の工程と,前記基板の表面に現像液と純水
の混合液を,徐々に現像液の混合比率を高くしながら供
給する第2の工程と,前記基板の表面に現像液のみを供
給する第3の工程と,前記基板の表面に現像液と純水の
混合液を,徐々に現像液の混合比率を低くしながら供給
する第4の工程と,前記基板の表面に純水のみを供給す
る第5の工程とを有することを特徴とする,現像処理方
法を提供する。かかる方法によれば,現像処理の際に
は,基板の表面に純水を供給した後に,現像液と純水の
混合液を徐々に現像液の混合比率を高くしながら供給し
て,基板の表面に供給する処理液を純水から現像液に置
換する。これにより,現像液成分とレジスト成分とを緩
やかに反応させ,現像液と純水の混合液中にレジスト成
分が溶けても,現像液の濃度の均一性を良好に維持する
ことができる。従って,不均一な現像処理を抑制するこ
とが可能となる。リンス処理の際には,現像液と純水の
混合液を徐々に現像液の混合比率を低くしながら供給し
て,基板の表面に供給する処理液を現像液から純水に置
換する。これにより,現像液から純水への急激な変化を
緩和することができる。従って,不溶レジストの固化に
よるパーティクル発生を防ぐことが可能となる。
【0011】また,請求項2の発明は,基板の表面に現
像液を供給して現像処理を行う方法において,前記基板
の表面に現像液と純水の混合液を,徐々に現像液の混合
比率を高くしながら供給する第1の工程と,前記基板の
表面に現像液のみを供給する第2の工程と,前記基板の
表面に現像液と純水の混合液を,徐々に現像液の混合比
率を低くしながら供給する第3の工程と,前記基板の表
面に純水のみを供給する第4の工程とを有することを特
徴とする,現像処理方法を提供する。この請求項2の方
法によれば,現像処理の際には,請求項1のように最初
から純水のみを供給することなく,基板の表面に現像液
と純水の混合液を徐々に現像液の混合比率を高くしなが
ら供給する。このように純水のみを供給する工程がない
分,請求項1よりもスループットが向上する。もちろ
ん,請求項1と同様に,不均一な現像処理を抑制するこ
と等が可能となる。
【0012】請求項3の発明は,基板の表面に現像液を
供給して現像処理を行う方法において,前記基板の表面
に純水のみを供給する第1の工程と,前記基板の表面に
所定の混合比率で,現像液と純水の混合液を供給する第
2の工程と,前記基板の表面に現像液のみを供給する第
3の工程と,前記基板の表面に所定の混合比率で,現像
液と純水の混合液を供給する第4の工程と,前記基板の
表面に純水のみを供給する第5の工程とを有することを
特徴とする,現像処理方法を提供する。かかる方法によ
れば,現像液の濃度を経時変化させることなく,所定の
混合比率で混合された現像液と純水の混合液を供給す
る。このようなプロセスを用いても,従来に比べ,現像
液の濃度の均一性を良好に維持し,不均一な現像処理を
抑制することが可能となる。この場合,請求項3の第2
の工程及び第4の工程において,請求項1の第2の工程
及び第4の工程のように現像液の濃度の経時変化する代
わりに,所定の混合比率で混合された現像液と純水の混
合液を供給する。
【0013】また,請求項4の発明は,基板の表面に現
像液を供給して現像処理を行う方法において,基板の表
面に現像液と純水の混合液を供給する第1の工程と,基
板の表面に現像液を供給する第2の工程と,基板の表面
に現像液と純水の混合液を供給する第3の工程と,基板
の表面に純水を供給する第4の工程とを有することを特
徴とする,現像処理方法を提供する。この請求項4の方
法によれば,現像処理の際には,請求項3のように最初
から純水のみを供給することなく,ウェハの表面に現像
液と純水の混合液を供給する。このように純水のみを供
給する工程がない分,請求項3よりもスループットが向
上する。もちろん,請求項3と同様に,不均一な現像処
理を抑制すること等が可能となる。
【0014】請求項5の発明は,基板の表面に現像液を
供給して現像処理を行う方法において,前記基板の表面
に純水のみを供給する第1の工程と,前記基板の表面に
現像液と純水とを個別に供給し,徐々に現像液の混合比
率を高くしながら基板の表面で混合させる第2の工程
と,前記基板の表面に現像液のみを供給する第3の工程
と,前記基板の表面に現像液と純水とを個別に供給し,
徐々に現像液の混合比率を低くしながら基板の表面で混
合させる第4の工程と,前記基板の表面に純水のみを供
給する第5の工程とを有することを特徴とする,現像処
理方法を提供する。かかる方法によれば,現像処理の際
には,基板の表面に純水を供給した後に,現像液と純水
とを個別に供給し,徐々に現像液の混合比率を高くしな
がら基板の表面で混合させて,基板の表面に供給する処
理液を純水から現像液に置換する。これにより,請求項
1〜4と同様に現像液成分とレジスト成分とを緩やかに
反応させ,現像液の濃度の均一性を良好に維持すること
ができる。従って,不均一な現像処理を抑制することが
可能となる。リンス処理の際には,現像液と純水とを個
別に供給し,徐々に現像液の混合比率を低くしながら基
板の表面で混合させて,基板の表面に供給する処理液を
現像液から純水に置換する。これにより,請求項1〜4
と同様に現像液から純水への急激な変化を緩和すること
ができる。従って,不溶レジストの固化によるパーティ
クル発生を防ぐことが可能となる。
【0015】また,請求項6の発明は,基板の表面に現
像液を供給して現像処理を行う方法において,前記基板
の表面に現像液と純水とを個別に供給し,徐々に現像液
の混合比率を高くしながら基板の表面で混合させる第1
の工程と,前記基板の表面に現像液のみを供給する第2
の工程と,前記基板の表面に現像液と純水とを個別に供
給し,徐々に現像液の混合比率を低くしながら基板の表
面で混合させる第3の工程と,前記基板の表面に純水の
みを供給する第4の工程とを有することを特徴とする,
現像処理方法を提供する。この請求項6の方法によれ
ば,現像処理の際には,請求項5のように最初から純水
のみを供給することなく,基板の表面に現像液と純水と
を個別に供給し,徐々に現像液の混合比率を高くしなが
ら基板の表面で混合させる。このように純水のみを供給
する工程がない分,請求項5よりもスループットが向上
する。もちろん,請求項5と同様に,不均一な現像処理
を抑制すること等が可能となる。
【0016】請求項7の発明は,基板の表面に現像液を
供給して現像処理を行う方法において,前記基板の表面
に純水のみを供給する第1の工程と,前記基板の表面に
現像液と純水とを個別に供給し,基板の表面に所定の混
合比率で混合させる第2の工程と,前記基板の表面に現
像液のみを供給する第3の工程と,前記基板の表面に現
像液と純水とを個別に供給し,基板の表面に所定の混合
比率で混合させる第4の工程と,前記基板の表面に純水
のみを供給する第5の工程とを有することを特徴とす
る,現像処理方法を提供する。かかる方法によれば,現
像液の濃度を経時変化させることなく,現像液と純水と
を個別に供給して,所定の混合比率でウェハの表面で混
合させる。このようなプロセスを用いても,従来に比
べ,現像液の濃度の均一性を良好に維持し,不均一な現
像処理を抑制することが可能となる。この場合,請求項
7の第2の工程及び第4の工程において,請求項5の第
2の工程及び第4の工程のように現像液の濃度を経時変
化する代わりに,基板の表面で所定の混合比率で混合さ
れるように,予め流量を調整された現像液と純水とを個
別に供給する。
【0017】また,請求項8の発明は,基板の表面に現
像液を供給して現像処理を行う方法において,前記基板
の表面に現像液と純水とを個別に供給し,基板の表面に
所定の混合比率で混合させる第1の工程と,前記基板の
表面に現像液のみを供給する第2の工程と,前記基板の
表面に現像液と純水とを個別に供給し,基板の表面に所
定の混合比率で混合させる第3の工程と,前記基板の表
面に純水のみを供給する第4の工程とを有することを特
徴とする,現像処理方法を提供する。この請求項8の方
法によれば,現像処理の際には,請求項7のように最初
から純水のみを供給することなく,現像液と純水とを個
別に供給して,所定の混合比率でウェハの表面で混合さ
せる。このように純水のみを供給する工程がない分,請
求項7よりもスループットが向上する。もちろん,請求
項7と同様に,不均一な現像処理を抑制すること等が可
能となる。
【0018】また,請求項9の発明は,基板の表面に現
像液を供給する供給手段を備えた現像処理装置におい
て,現像液を供給する現像液供給路と純水を供給する純
水供給路とを前記供給手段に接続し,前記供給手段内部
に混合部を形成し,前記混合部は,前記現像液供給路か
ら供給された現像液と前記純水供給路から供給された純
水との両方が流れ込む構成を有し,前記混合部内の液体
を前記基板に吐出するための吐出部を有することを特徴
とする,現像処理装置を提供する。この場合,請求項1
0の発明に記載したように,前記供給手段は,内部に前
記現像液供給路から供給された現像液が流れ込む現像液
溜め部と,前記純水供給路から供給された純水が流れ込
む純水溜め部とを備えてもよい。さらに,請求項11の
発明に記載したように,前記現像液供給路と前記純水供
給路には流量調整手段が配置されていることが好まし
い。かかる構成によれば,供給手段は,現像液,純水及
び所定の混合比率に調整された現像液と純水の混合液を
供給する。従って,請求項1〜8に記載の現像処理方法
を好適に実施することができる。また,現像処理とリン
ス処理を一つの供給手段で行うので,処理時間の短縮,
現像処理装置自体の簡素化を実現できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下,添付図面に基づき本発明の
実施の形態について例を挙げて説明する。この実施の形
態に係る現像処理装置は,ウェハに対して一連のフォト
リソグラフィ工程を行う塗布現像処理システムに組み込
まれた現像処理装置に適用されている。なお,図1〜図
3は塗布現像処理システムの外観を示し,図1は平面,
図2は正面,図3は背面から見た様子を各々示してい
る。
【0020】この塗布現像処理システム1は図1に示す
ように,ウェハWを例えば25枚のカセットC単位で外
部から塗布現像システム1に対して搬入出したり,カセ
ットCに対してウェハWを搬入出したりするためのカセ
ットステーション2と,塗布現像処理工程の中で1枚ず
つウェハWに所定の処理を施す枚葉式の各種処理装置を
多段配置している処理ステーション3と,この処理ステ
ーション3に隣接して設けられる露光装置(図示せず)
との間でウェハWの受け渡しをするためのインターフェ
イス部4とを一体に接続した構成を有している。
【0021】カセットステーション2では,載置部とな
るカセット載置台5上の位置決め突起5aの位置に複数
個,例えば4個の各カセットCがウェハWの出入口を処
理ステーション3側に向けてX方向(図1中の上下方
向)一列に載置されている。そして,このカセットC配
列方向(X方向)及びカセットCに収容されたウェハW
のウェハW配列方向(Z方向;垂直方向)に移動可能な
ウェハ搬送体10が搬送路10aに沿って移動自在であ
り,各カセットCに選択的にアクセスできるようになっ
ている。
【0022】このウェハ搬送体10はθ方向にも回転自
在に構成されており,後述するように処理ステーション
3側の第3の処理装置群G3の多段ユニット部に属する
アライメントユニット(ALIM)及びエクステンショ
ンユニット(EXT)にもアクセスできるように構成さ
れている。
【0023】処理ステーション3では,その中心部に主
搬送装置20が配置されており,その周囲にはユニット
としての各種処理装置が1組または複数の組にわたって
多段集積配置されて処理装置群を構成している。この塗
布現像処理システム1においては,5つの処理装置群G
1,G2,G3,G4,G5が配置可能に構成されており,
第1及び第2の処理装置群G1,G2は塗布現像処理シス
テム1正面側に配置されており,第3の処理装置群G3
はカセットステーション2に隣接して配置されており,
第4の処理装置群G4はインターフェイス部4に隣接し
て配置されており,破線で示した第5の処理装置群G5
は背面側に配置されている。
【0024】第1の処理装置群G1では図2に示すよう
に,カップ31(CP)内でウェハWをスピンチャック
に載せて所定の処理を行う2台のスピンナ型処理装置,
例えばレジスト塗布装置(COT)及び現像処理装置3
0(DEV)が下から順に2段に重ねられている。そし
て第1の処理装置群G1と同様に,第2の処理装置群G2
においても,2台のスピンナ型処理装置,例えばレジス
ト塗布装置(COT)及び現像処理装置30(DEV)
が下から順に2段に重ねられている。
【0025】第3の処理装置群G3では図3に示すよう
に,例えば冷却処理を行う冷却処理装置(COL),レ
ジストとウェハWとの定着性を高めるための疎水化処理
装置(AD),ウェハWの位置合わせを行うアライメン
ト装置(ALIM),ウェハWを待機させるエクステン
ション装置(EXT),加熱処理を行うプリベーキング
装置(PREBAKE)及びポストベーキング装置(P
OBAKE)等が8段に重ねられている。第4の処理装
置群G4では図3に示すように,冷却処理装置(CO
L),エクステンション冷却装置(EXTCOL),エ
クステンション装置(EXT),冷却処理装置(CO
L),プリベーキング装置(PREBAKE),ポスト
ベーキング装置(POBAKE)等が8段に重ねられて
いる。
【0026】インターフェイス部4では図1に示すよう
に,その背面部に周辺露光装置25が,中央部にウェハ
搬送体26がそれぞれが設けられている。このウェハ搬
送体26はX方向,Z方向(垂直方向)の移動及びθ方
向の回転が自在にできるように構成されており,処理ス
テーション3側の第4の処理装置群G4に属するエクス
テンション装置(EXT)や露光装置(図示せず)側の
ウェハ受け渡し台(図示せず)にもアクセスできるよう
に構成されている。
【0027】次に,上記塗布現像処理システムの第1の
処理装置群G1に組み込まれた現像処理装置30の構成
について説明する。図4は現像処理装置30の構成を説
明するための概略的な断面図であり,図5は現像処理装
置30の平面図である。
【0028】この現像処理装置30は,ケーシング30
a内において,上面が開口した環状のカップ31と,カ
ップ内31にてウェハWを水平に載置するスピンチャッ
ク32と,ウェハWの表面に処理液としての現像液及び
現像処理後にウェハWの表面をリンス処理するための純
水を供給する処理液供給ノズル33とを備えている。
【0029】カップ31において,底面35は傾斜して
おり,この底面35の最下位部にはカップ31内に飛び
散った現像液や純水を排液するための排液管36が接続
されている。この排液管36の反対側には,カップ31
の内部の雰囲気を排気するための排気管37が接続され
ている。また,カップ31の底面35には,環状壁38
が立設されており,この環状壁38の上端には,スピン
チャック32に吸着保持されたウェハWの裏面に近接す
る整流板39が配設されている。この整流板39の周辺
部は,外側に向かって下方に傾斜するように構成されて
いる。なお,スピンチャック32の載置されたウェハW
の下方には,ウェハWの裏面を洗浄するために純水を供
給する裏面洗浄ノズル40が配置されている。
【0030】スピンチャック32はウェハWを載置面に
水平状態で吸着保持するように構成されている。スピン
チャック32は,カップ31の下方に設けられた昇降回
転機構41の支柱42に接続されており,昇降回転機構
35の稼働によって,昇降移動すると共に回転自在にな
るように構成されている。
【0031】処理液供給ノズル33には,処理液供給ノ
ズル33内部に現像液を供給する現像液供給路45及び
処理液供給ノズル33内に純水を供給する純水供給路4
6が接続されており,処理液供給ノズル33は,現像
液,純水及び現像液と純水の混合液を供給できる機能を
有している。この処理液供給ノズル33は,図5に示す
搬送レール48上を移動自在な把持アーム49により把
持され,図5,6の矢印に示す方向の往復移動が可能と
なっている。
【0032】ここで,処理液供給ノズル33の構造につ
いて,図7〜図11に基づいて詳しく説明する。先ず図
7は処理液供給ノズル33の平面図,図8はその側面
図,図9はその内部の斜視図であり,図10は図7中の
A−A線断面図,図11は図7中のB−B線断面図であ
る。先ず,図7,図8及び図9に示すように,処理液供
給ノズル33の左右何れにおいても,上記現像液供給路
45は処理液供給ノズル33の上面を介して内部にまで
貫通し,内部上方に設けられた現像液溜め部55に接続
されている。同様に,処理液供給ノズル33の左右何れ
においても,上記純水供給路46は処理液供給ノズル3
3の上面を介して内部にまで貫通し,内部上方に設けら
れた純水溜め部56に接続されている。さらに処理液供
給ノズル33の内部下方に,混合部57を形成し,現像
液溜め部55と混合部57とは接続路58aを介して接
続され,純水溜め部56と混合部57とは接続路58b
を介して接続されている。
【0033】現像液供給路45の途中には,現像液溜め
部55内に流れ込む現像液の流量を調整できるように第
1の流量調整弁60が配置され,同様に純水供給路46
の途中には,純水溜め部56内に流れ込む純水の流量を
調整できるように第2の流量調整弁61が配置されてい
る。これら第1の流量調整弁60,第2の流量調整弁6
1は何れも,制御部62からの操作信号が入力される構
成になっている。そして,現像処理の進行状況に合わせ
て制御部62から第1の流量調整弁60,第2の流量調
整弁61に操作信号が適宜発せられ,現像液溜め部55
内に流れ込む現像液の液量,純水溜め部56内に流れ込
む純水の流量を調整する構成になっている。
【0034】図9に示すように,現像液溜め部55と純
水溜め部56は何れも同様の形成を有しており,処理液
供給ノズル33の内部上方において図示の如く左右対称
に配置されている。代表して現像液溜め部55について
説明すると,現像液溜め部55は,処理液供給ノズル3
3の長手方向に合わせて横長の箱形に形成され,その上
面を,左上がりに傾斜する傾斜面65と,右上がりに傾
斜する傾斜面66と,これら傾斜面65,66との間に
位置する水平な平面67とで構成している。そして,現
像液溜め部55内に空気が溜まった場合には,傾斜面6
5と傾斜面66に沿って浮上させて平面67に接続して
いる第1の泡抜き路68を介して外部に排出するように
構成されている。純水溜め部56も現像液溜め部55と
ほぼ同様の構成を有しており,純水溜め部56内に溜ま
った空気を第2の泡抜き路69を介して外部に排出する
ように構成されている。
【0035】混合部57は,上面70を略凹形状に形成
し,底面71を略U字形状に形成し,左右前後の側面を
これら上面70及び底面71との間を囲めるようにそれ
ら形状を適宜形成している。底面71には,その長手方
向に沿って吐出路72が多数並んで設けられており,こ
の吐出路72を経て吐出部73から混合部57内部の液
体がウェハWの表面に向かって供給される構成になって
いる。
【0036】即ち,図10に示すように,現像液供給路
45から供給された現像液は,現像液溜め部55,接続
路58aを経て混合部57に流れ込み,図11に示すよ
うに,同様に純水供給路46から供給された純水は,純
水溜め部56,接続路58bを経て混合部57に流れ込
み,これら現像液及び純水が混合部57内で混合され,
図示の如く吐出部73から現像液と純水の混合液74と
してウェハWの表面に供給される構成になっている。こ
の場合,現像液は,予め上記第1の流量調整弁60によ
って現像液溜め部55に流れ込む流量が調整されてお
り,同様に純水も,予め上記第2の流量調整弁61によ
って純水溜め部56に流れ込む流量が調整されているの
で,この混合部57内では,現像液及び純水が所定の混
合比率で混合される構成になっている。さらに,この混
合部57における現像液と純水の混合比率は,第1の流
量調整弁60,第2の流量調整弁61の調整によって適
宜変化させることが可能であり,これにより,例えば現
像処理の進行状況に合わせて混合液中の現像液の濃度を
徐々に高めていくことや,徐々に低くしていくことがで
きる構成になっている。また,純水供給路46の第2の
流量調整弁61を閉じ,混合部57に現像液のみが流れ
込み,吐出路72を経て吐出部73から現像液のみをウ
ェハWの表面に向かって供給することも,現像液供給路
45の第1の流量調整弁60を閉じ,混合部57に純水
のみが流れ込み,吐出路72を経て吐出部73から純水
のみをウェハWの表面に向かって供給することも可能な
構成になっている。
【0037】次に,以上のように構成された本実施の形
態にかかる現像処理装置30を備えた現像塗布現像処理
システム1における処理工程について説明する。
【0038】塗布現像処理システム1において,カセッ
トC内に収容された未処理のウェハWはカセットステー
ション2のウェハ搬送体10によって取り出された後,
処理ステーション3の第3の処理群G3のアライメント
装置(ALIM)内に搬送され,位置合わせが行われ
る。そして,主搬送装置20を反対側から搬入させ,ウ
ェハWはアライメント装置(ALIM)内から搬出され
搬送される。そして,ウェハWは,第3の処理群G3
疎水化処理装置(AD)にて疎水化処理され,第3の処
理群G3又は第4の処理群G4の冷却処理装置(COL)
にて冷却された後に,第1の処理群G1又は第2の処理
群G2のレジスト塗布装置(COT)にてフォトレジス
ト膜すなわち感光膜を塗布形成される。
【0039】そして,感光膜を形成した後,第3の処理
群G3又は第4の処理群G4のプリベーキング装置(PR
EBAKE)にて加熱処理を行い,ウェハW上の感光膜
から残存溶剤を蒸発除去する。そして,第4の処理群G
4のエクステンション冷却装置(EXTCOL)で冷却
された後に,第4の処理群G4のエクステンション装置
(EXT)内に載置される。そして,ウェハ搬送体26
を反対側から搬入させ,ウェハWは搬出される。そし
て,露光装置(図示せず)内に搬送され,ウェハWは露
光される。露光後にウェハWは再び第4の処理群G4
エクステンション装置(EXT)に搬入され,これを介
して主搬送装置20に受け渡す。そして,第1の処理群
1又は第2の処理群G2の現像処理装置30(DEV)
内に搬送され,現像液により現像された後にリンス液に
より現像液を洗い流し,現像処理を完了する。
【0040】ここで,現像処理装置30における処理工
程について図12(a)〜(e)に基づいて説明する。
まず,カップ31内のスピンチャック32上にウェハW
が載置されると,把持アーム49によって処理液供給ノ
ズルが把持され,これを所定位置,ウェハWの上方にま
で移動する。
【0041】次いでウェハWを低速度で回転しつつ,図
8に示したように現像液供給路45の第1の流量調整弁
60を閉じた状態で,制御部62から所定の操作信号が
純水供給路46の第2の流量調整弁61に出力され,第
2の流量調整弁61を開放させる。そして,純水供給路
46から供給された純水は純水溜め部56を経て混合部
57内に流れ込む。これにより,図12(a)に示した
ように,ウェハWの表面に純水のみが供給される。そし
て,ウェハWの回転により押し広げられウェハWの表面
に均一な純水の液膜が形成される。そして,この状態か
ら制御部62は,所定の操作信号を第1の流量調整弁6
0に出力し,現像液供給路45から供給された現像液は
現像液溜め部55を経て混合部57内に流れ込む。これ
により,図12(b)に示したように,ウェハWの表面
に現像液と純水の混合液が供給される。以後,混合液中
に含まれている現像液成分により,ウェハWの表面の形
成されたレジスト膜75の露光部分は溶解することにな
る。
【0042】ところで,この場合,最初から第1の流量
調整弁60を全開にして現像液と純水を混合させている
わけではない。即ち,第1の流量調整弁60を少しづつ
開放させつつ,反対に第2の流量調整弁61を少しづつ
絞るようにして,混合部57内で混合される混合液にお
ける現像液の混合比率を徐々に高めるようにしている。
そして,第1の流量調整弁60を完全に開放させ,制御
部62は第2の流量調整弁61に出力せず第2の流量調
整弁61を閉じさせ,ウェハWの表面に現像液のみを供
給する(図12(c))。以上のような現像液の濃度の
緩やかな経時変化によってウェハWの表面に供給する処
理液を純水から現像液に置換する。これにより,現像液
成分とレジスト成分とを緩やかに反応させ,現像液と純
水の混合液中にレジスト成分が溶けても,現像液の濃度
の均一性を良好に維持することができる。
【0043】そして,ウェハWの表面に現像液を均一に
液盛りし,ウェハWの回転を所定時間停止させ,所定の
現像処理を施す。この場合,従来のような現像液のみを
最初から供給するわけではないので,溶解しているレジ
スト成分に起因する不均一な現像処理を抑制することが
でき,回路パターンの線幅等を均一に現像することが可
能となる。
【0044】その後,ウェハWを高速回転させてリンス
処理を行う。制御部62は,第2の流量調整弁61に操
作信号を送り,純水供給路46から供給された純水は純
水溜め部56を経て混合部57内に流れ込む。これによ
り,図12(d)に示したように,ウェハWの表面に純
水と現像液の混合液が供給される。この場合も同様に,
最初から第2の流量調整弁61を全開にして現像液と純
水を混合させているわけではない。即ち,第2の流量調
整弁61を少しづつ開放させつつ,反対に第1の流量調
整弁60を少しづつ絞るようにして,混合部57内で混
合される混合液における現像液の混合比率を徐々に低く
するようにしている。そして,第2の流量調整弁61を
完全に開放させ,制御部62は第1の流量調整弁60に
出力せず第1の流量調整弁60を閉じさせ,ウェハWの
表面に純水のみを供給する(図12(e))。
【0045】このように,最初から現像液から純水に変
更するのではなく,ウェハWの表面に供給する液体を現
像液から純水に徐々に置換することにより,現像液から
純水への急激な変化を緩和する。従って,ウェハWの表
面に残存している現像液中において,溶解しきれなかっ
たレジスト成分が固化しそのままウェハWの表面に付着
してパーティクルの発生の原因になることを防止するこ
とが可能となる。
【0046】さらに,第1の流量調整弁60,第2の流
量調整弁61を切り換えるだけで,処理液供給ノズル3
3から現像液のみを供給できたり純水を供給できるの
で,現像処理からリンス処理への移行時間を節約でき
る。現像処理とリンス処理を一つの処理液供給ノズル3
3で行うので,現像処理装置30自体の簡素化を実現で
きる。
【0047】以上のような処理が終了した後,ウェハW
は主搬送装置20によって現像処理装置30内から搬出
される。その後,ウェハWは,第3の処理群G3又は第
4の処理群G4のポストベーキング装置(POBAK
E)で加熱処理され,第3の処理群G3又は第4の処理
群G4の冷却処理装置で(COL)で冷却した後に,第
3の処理群G3のエクステンション装置(EXT)内に
載置される。そして,ウェハ搬送体10を反対側から搬
入させウェハWは搬出され,カセットステーション2に
載置された処理済みウェハ収納用のカセットCにウェハ
Wが搬入される。
【0048】かくして,本実施の形態によれば,現像処
理の際には,ウェハWの表面に純水を供給した後に,現
像液と純水の混合液を徐々に現像液の混合比率を高くし
ながら供給して,ウェハWの表面に供給する処理液を純
水から現像液に置換する。これにより,現像液成分とレ
ジスト成分とを緩やかに反応させ,純水と現像液の混合
液中にレジスト成分が溶けても,現像液の濃度の均一性
を良好に維持することができる。従って,不均一な現像
処理を抑制することが可能となる。リンス処理の際に
は,現像液と純水の混合液を徐々に現像液の混合比率を
低くしながら供給して,ウェハWの表面に供給する処理
液を現像液から純水に置換する。これにより,現像液か
ら純水への急激な変化を緩和することができる。従っ
て,不溶レジストの固化によるパーティクル発生を防ぐ
ことが可能となる。また,現像処理とリンス処理を一つ
の処理液供給ノズル33で行うので,処理時間の短縮,
現像処理装置30自体の簡素化を実現できる。
【0049】なお,本実施の形態における他の処理工程
として,現像処理の際には,最初から純水を供給するこ
となく,ウェハWの表面に現像液と純水の混合液を,徐
々に現像液の混合比率を高くしながら供給するようにし
てもよい。この場合,図12(b)〜図12(e)に基
づいて現像処理の工程が行われることになり,純水のみ
を供給する工程がない分,スループットが向上する。も
ちろん,同様に不均一な現像処理を抑制すること等が可
能となる。なお,図12(a)に基づく工程が行われな
い以外は,本実施の形態にかかる処理工程と同様なの
で,詳細な説明は省略する。
【0050】また,現像液の濃度を経時変化させること
なく,所定の混合比率で混合された現像液と純水の混合
液を供給するようにしてもよい。この場合,図12
(b),(d)に基づく工程において,所定の混合比率
で混合された現像液と純水の混合液を供給する。さら
に,現像処理の際には,最初から純水を供給することな
く,ウェハWの表面に現像液と純水の混合液を供給する
ようにしもよい。この場合,図12(b)〜図12
(e)に基づいて現像処理が行われることになる。
【0051】次に,本実施の形態にかかる処理液供給ノ
ズル33とは異なる混合部57を有する処理液供給ノズ
ル80について説明する。図13に示すように,この第
2の実施の形態にかかる処理液供給ノズル80は,現像
液を専用に吐出する吐出部73’と純水を専用に吐出す
る吐出部73”を有しており,それ以外は本実施の形態
にかかると同一の構成になっているので,略同一の機能
におよび構成を有する構成要素については,同一符号を
付することにより,重複説明を省略することにする。
【0052】図14は図13中のC−C線断面図,図1
5は図13中のD−D線断面図である。図14に示すよ
うに,現像液供給路45から供給された現像液は,現像
液溜め部55を流れそのまま吐出路72’aを経て吐出
部73’からウェハWの表面に向かって供給される。図
15に示すように,純水供給路46から供給された純水
は,純水溜め部56を流れそのまま吐出路72’bを経
て吐出部73”からウェハWの表面に向かって供給され
る。このように,処理液供給ノズル80は,内部で一旦
現像液及び純水を混合した後に混合液としてウェハWに
供給するのではなく,現像液及び純水をウェハWの表面
で混合させて液盛する。
【0053】以上のような混合部を有しない処理液供給
ノズル80を用いた処理工程について図16(a)〜
(e)に基づいて説明する。図16(a)に示したよう
に,吐出部73”からウェハWの表面に純水のみが供給
される。そして,図16(b)に示したように,吐出部
73’からウェハWの表面に現像液が供給され,ウェハ
Wの表面に現像液と純水とを個別に供給する。この場
合,本実施の形態の図12(b)の処理工程と同様に第
1の流量調整弁60を少しづつ開放させつつ,反対に第
2の流量調整弁61を少しづつ絞るようにして,徐々に
現像液の混合比率を高くしながらウェハWの表面で混合
させる。そして,第1の流量調整弁60を完全に開放さ
せ,制御部62は第2の流量調整弁61に出力せず第2
の流量調整弁61を閉じさせ,ウェハWの表面に現像液
のみを供給する(図12(c))。そして,ウェハWの
表面に現像液を均一に液盛りし,ウェハWの回転を所定
時間停止させ,所定の現像処理を施す。
【0054】その後,ウェハWを高速回転させてリンス
処理を行う。図12(d)に示したように,吐出部7
3’から現像液から供給され,吐出部73”から純水が
供給されて,ウェハWの表面に現像液と純水とを個別に
供給する。この場合,本実施の形態の図12(d)の処
理工程と同様に,第2の流量調整弁61を少しづつ開放
させつつ,反対に第1の流量調整弁60を少しづつ絞る
ようにして,徐々に現像液の混合比率を低くしながらウ
ェハWの表面で混合させる。そして,第2の流量調整弁
61を完全に開放させ,第1の流量調整弁60を閉じさ
せ,ウェハWの表面に純水Bのみを供給する(図12
(e))。
【0055】かくして,混合部を有しない処理液供給ノ
ズル80によっても,現像処理の際には,ウェハWの表
面に純水を供給した後に,現像液と純水とを個別に供給
し,徐々に現像液の混合比率を高くしながらウェハWの
表面で混合させて,ウェハWの表面に供給する処理液を
純水から現像液に置換する。これにより,本実施の形態
と同様に,現像液成分とレジスト成分とを緩やかに反応
させ,現像液の濃度の均一性を良好に維持することがで
きる。従って,不均一な現像処理を抑制することが可能
となる。リンス処理の際には,現像液と純水とを個別に
供給し,徐々に現像液の混合比率を低くしながらウェハ
Wの表面で混合させて,ウェハWの表面に供給する処理
液を現像液から現像液に置換する。これにより,本実施
の形態と同様に現像液から純水への急激な変化を緩和す
ることができる。従って,不溶レジストの固化によるパ
ーティクル発生を防ぐことが可能となる。また,現像処
理とリンス処理を一つの処理液供給ノズル80で行うの
で,処理時間の短縮,現像処理装置30自体の簡素化を
実現できる。
【0056】なお,混合部を有しない処理液供給ノズル
80における他の処理工程として,現像処理の際には,
最初から純水を供給することなく,ウェハWの表面に現
像液と純水とを個別に供給し,徐々に現像液の混合比率
を高くしながらウェハWの表面で混合させるようにして
もよい。この場合,図16(b)〜図16(e)に基づ
いて処理工程が行われることになり,純水のみを供給す
る工程がない分,スループットが向上する。もちろん,
同様に不均一な現像処理を抑制すること等が可能とな
る。なお,図16(a)に基づく工程が行われない以外
は,本実施の形態にかかる現像工程と同様であるので,
詳細な説明は省略する。
【0057】また,現像液の濃度を経時変化させること
なく,現像液と純水とを個別に供給して,所定の混合比
率でウェハWの表面で混合させるようにしてもよい。こ
の場合,図16(b),(d)に基づく工程において,
ウェハWの表面に所定の混合比率で混合されるように,
予め流量を調整された現像液と純水とを個別に供給す
る。さらに,現像処理の際には,最初から純水を供給す
ることなく,現像液と純水とを個別に供給して,ウェハ
Wの表面に所定の混合比率で混合させるようにしてもよ
い。この場合,図12(b)〜図9(e)に基づいて処
理工程が行われることになる。
【0058】以上,実施の形態について,本発明は,こ
れらの実施の形態に限定されるものではなく,種々の態
様を取り得るものである。また,基板は上記ウェハWに
限るものでなく,LCD基板,ガラス基板,CD基板,
フォトマスク,プリント基板,セラミック基板等でも可
能である。
【0059】
【発明の効果】請求項1〜8に記載の発明によれば,現
像処理の際には,現像液成分とレジスト成分を緩やかに
反応させ,現像液の濃度の均一性を良好に維持すること
ができる。従って,不均一な現像処理を抑制することが
可能となる。リンス処理の際には,現像液から純水への
急激な変化を緩和することができる。従って,不溶レジ
ストの固化によるパーティクル発生を防ぐことが可能と
なる。その結果,基板に対して更なる微細化技術の実現
が可能となる。
【0060】また,請求項9〜10に記載の発明によれ
ば,請求項1〜8に記載の処理方法を好適に実施するこ
とができる。また,現像処理とリンス処理を一つの供給
手段で行うので,処理時間の短縮,現像処理装置自体の
簡素化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態にかかる現像処理装置を備えた現
像塗布処理システムの斜視図である。
【図2】図1の現像塗布処理システムの正面図である。
【図3】図1の現像塗布処理システムの背面図である。
【図4】本実施の形態にかかる現像処理装置の概略的な
断面図である。
【図5】本実施の形態にかかる現像処理装置の概略的な
平面図である。
【図6】本実施の形態にかかる現像処理装置における処
理液供給ノズル周りの様子を示す斜視図である。
【図7】処理液供給ノズルの概略的な平面図である。
【図8】処理液供給ノズルの概略的な側面図である。
【図9】処理液供給ノズルの内部の概略的な斜視図であ
る。
【図10】図7中のA−A線断面図である。
【図11】図7中のB−B線断面図である。
【図12】本実施の形態にかかる処理手順を示す工程図
である。
【図13】処理液供給ノズルの他の例として混合部を有
しない場合の処理液供給ノズルの概略的な側面図であ
る。
【図14】図13中のC−C線断面図である。
【図15】図13中のD−D線断面図である。
【図16】混合部を有しない場合の処理液供給ノズルを
用いた他の処理手順を示す工程図である。
【図17】従来の現像処理方法を用いた場合のウェハの
表面構造の例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 塗布現像処理システム 30 現像処理装置 33 処理液供給ノズル 45 現像液供給路 46 純水供給路 55 現像液溜め部 56 純水溜め部 57 混合部 73 吐出部 W ウェハ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の表面に現像液を供給して現像処理
    を行う方法において,前記基板の表面に純水を供給する
    第1の工程と,前記基板の表面に現像液と純水の混合液
    を,徐々に現像液の混合比率を高くしながら供給する第
    2の工程と,前記基板の表面に現像液のみを供給する第
    3の工程と,前記基板の表面に現像液と純水の混合液
    を,徐々に現像液の混合比率を低くしながら供給する第
    4の工程と,前記基板の表面に純水のみを供給する第5
    の工程とを有することを特徴とする,現像処理方法。
  2. 【請求項2】 基板の表面に現像液を供給して現像処理
    を行う方法において,前記基板の表面に現像液と純水の
    混合液を,徐々に現像液の混合比率を高くしながら供給
    する第1の工程と,前記基板の表面に現像液のみを供給
    する第2の工程と,前記基板の表面に現像液と純水の混
    合液を,徐々に現像液の混合比率を低くしながら供給す
    る第3の工程と,前記基板の表面に純水のみを供給する
    第4の工程とを有することを特徴とする,現像処理方
    法。
  3. 【請求項3】 基板の表面に現像液を供給して現像処理
    を行う方法において,前記基板の表面に純水のみを供給
    する第1の工程と,前記基板の表面に所定の混合比率
    で,現像液と純水の混合液を供給する第2の工程と,前
    記基板の表面に現像液のみを供給する第3の工程と,前
    記基板の表面に所定の混合比率で,現像液と純水の混合
    液を供給する第4の工程と,前記基板の表面に純水のみ
    を供給する第5の工程とを有することを特徴とする,現
    像処理方法。
  4. 【請求項4】 基板の表面に現像液を供給して現像処理
    を行う方法において,前記基板の表面に所定の混合比率
    で,現像液と純水の混合液を供給する第1の工程と,前
    記基板の表面に現像液のみを供給する第2の工程と,前
    記基板の表面に所定の混合比率で,現像液と純水の混合
    液を供給する第3の工程と,前記基板の表面に純水のみ
    を供給する第4の工程とを有することを特徴とする,現
    像処理方法。
  5. 【請求項5】 基板の表面に現像液を供給して現像処理
    を行う方法において,前記基板の表面に純水のみを供給
    する第1の工程と,前記基板の表面に現像液と純水とを
    個別に供給し,徐々に現像液の混合比率を高くしながら
    基板の表面で混合させる第2の工程と,前記基板の表面
    に現像液のみを供給する第3の工程と,前記基板の表面
    に現像液と純水とを個別に供給し,徐々に現像液の混合
    比率を低くしながら基板の表面で混合させる第4の工程
    と,前記基板の表面に純水のみを供給する第5の工程と
    を有することを特徴とする,現像処理方法。
  6. 【請求項6】 基板の表面に現像液を供給して現像処理
    を行う方法において,前記基板の表面に現像液と純水と
    を個別に供給し,徐々に現像液の混合比率を高くしなが
    ら基板の表面で混合させる第1の工程と,前記基板の表
    面に現像液のみを供給する第2の工程と,前記基板の表
    面に現像液と純水とを個別に供給し,徐々に現像液の混
    合比率を低くしながら基板の表面で混合させる第3の工
    程と,前記基板の表面に純水のみを供給する第4の工程
    とを有することを特徴とする,現像処理方法。
  7. 【請求項7】 基板の表面に現像液を供給して現像処理
    を行う方法において,前記基板の表面に純水のみを供給
    する第1の工程と,前記基板の表面に現像液と純水をと
    個別に供給し,基板の表面に所定の混合比率で混合させ
    る第2の工程と,前記基板の表面に現像液のみを供給す
    る第3の工程と,前記基板の表面に現像液と純水とを個
    別に供給し,基板の表面に所定の混合比率で混合させる
    第4の工程と,前記基板の表面に純水のみを供給する第
    5の工程とを有することを特徴とする,現像処理方法。
  8. 【請求項8】 基板の表面に現像液を供給して現像処理
    を行う方法において,前記基板の表面に現像液と純水と
    を個別に供給し,基板の表面に所定の混合比率で混合さ
    せる第1の工程と,前記基板の表面に現像液のみを供給
    する第2の工程と,前記基板の表面に現像液と純水とを
    個別に供給し,基板の表面に所定の混合比率で混合させ
    る第3の工程と,前記基板の表面に純水のみを供給する
    第4の工程とを有することを特徴とする,現像処理方
    法。
  9. 【請求項9】 基板の表面に現像液を供給する供給手段
    を備えた現像処理装置において,現像液を供給する現像
    液供給路と純水を供給する純水供給路とを前記供給手段
    に接続し,前記供給手段内部に混合部を形成し,前記混
    合部は,前記現像液供給路から供給された現像液と前記
    純水供給路から供給された純水との両方が流れ込む構成
    を有し,前記混合部内の液体を前記基板に吐出するため
    の吐出部を有することを特徴とする,現像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記供給手段は,内部に前記現像液供
    給路から供給された現像液が流れ込む現像液溜め部と,
    前記純水供給路から供給された純水が流れ込む純水溜め
    部とを備えていることを特徴とする,請求項9に記載の
    現像処理装置。
  11. 【請求項11】 前記現像液供給路と前記純水供給路に
    は流量調整手段が配置されていることを特徴とする,請
    求項9又は10に記載の現像処理装置。
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