JPH11261411A - サンプリングクロック制御装置 - Google Patents

サンプリングクロック制御装置

Info

Publication number
JPH11261411A
JPH11261411A JP10065007A JP6500798A JPH11261411A JP H11261411 A JPH11261411 A JP H11261411A JP 10065007 A JP10065007 A JP 10065007A JP 6500798 A JP6500798 A JP 6500798A JP H11261411 A JPH11261411 A JP H11261411A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase
pixel
video signal
sampling clock
point
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10065007A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Yamauchi
利之 山内
Hidenori Morita
秀則 森田
Koji Tachikawa
浩司 立川
Koichi Yamazaki
耕一 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP10065007A priority Critical patent/JPH11261411A/ja
Publication of JPH11261411A publication Critical patent/JPH11261411A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力映像信号の画素周波数に一致した周期を
もつサンプリングクロックを発生させるとともに、クロ
ックの位相を最適に制御する。 【解決手段】 入力映像信号の水平同期信号にロックし
たVCO出力のサンプリングクロックで映像信号をA/
D変換する手段1と、そのA/D変換されたサンプリン
グ映像信号の映像表示期間における画素左端点、右端点
及び両隣り合う画素に対し最も情報量の異なる最大変化
点を検出する手段3、4、2を有し、3つの画素点にお
いてサンプリングクロックの位相を変化して最適位相点
(1画素の中央部分)時の位相遅延量と1画素期間に相
当する単位位相遅延量の段数を検出し、位相情報を用い
て予め定められた演算式により1水平同期期間の総画素
数とPLL回路の分周器に設定される分周比との差を導
出し、その導出された差に応じて分周器の分周比を設定
するとともに、サンプリングクロックの位相を最適位相
点に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サンプリングクロ
ック制御装置に関するもので、特に入力される映像信号
の画素数に応じたサンプリングクロックを再生する手段
に特徴を有する。
【0002】
【従来の技術】従来のクロックの周波数や、位相を自動
で調整される装置においては、特に入力信号が画素に基
づいて構成され、離散的な情報をもつ場合には、特開平
5−66752号公報に示されているような方法や所定
の繰り返しパターンを有する映像信号を位相の変化する
ドットクロックでサンプルホールドし、入力波形の調整
用パターンの画素周期における位相と最大値の関係より
ドットクロックを再生していた。以下、従来の予め入力
波形に調整用パターン(縦線など)表示しておくドット
クロック再生回路について、図16を用いて説明する。
【0003】図16において、所定の繰り返しパターン
(白黒の縦線など)を有する映像信号を、A/Dコンバ
ータ1においてPLL回路4から供給されるドットクロ
ックの位相でサンプルホールドし、サンプルホールドさ
れたデータは間引き回路に通され最大値検出回路3で最
大値の検出が行われる。PLL回路4の分周比と入力映
像信号の水平同期信号1周期分の画素数が一致すれば、
入力波形の調整用パターンの画素周期における位相と最
大値の関係から画素周期の入力波形とほぼ同じ波形が得
られ、判断部5でその波形のデータ量の最大になった状
態が画素数、入力波形の画素周期における位相の点で共
に最適であると判断し、このときの分周比とサンプリン
グクロックの位相をPLL回路4に設定することで、自
動的に入力信号の画素数にあったドットクロックを発生
させていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、通常パソコンなどの画面に表示されてい
るような映像信号を対象としておらず、パソコンなどの
画像表示装置に予め調整用パターン(縦線など)を表示
しておく必要があるという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のサンプリングクロック制御装置は、入力映
像信号の水平同期信号にロックしたVCO出力のサンプ
リングクロックで前記映像信号をA/D変換する手段
と、そのA/D変換されたサンプリング映像信号の映像
表示期間における画素左端点、右端点及び両隣り合う画
素に対し最も情報量の異なる最大変化点を検出する手段
を有し、前記3つの画素点において前記サンプリングク
ロックの位相を変化して最適位相点(1画素の中央部
分)時の位相遅延量と1画素期間に相当する単位位相遅
延量の段数を検出し、前記位相情報を用いて予め定めら
れた演算式により1水平同期期間の総画素数とPLL回
路の分周器に設定される分周比との差を導出し、その導
出された差に応じて前記分周器の分周比を設定するとと
もに、前記サンプリングクロックの位相を最適位相点に
設定することを特徴としたものである。
【0006】本発明によれば、所定の調整パターン(縦
線など)から成る映像信号を画像表示装置に入力する必
要はなく、入力映像信号の画素間隔と同じ周期及び最適
位相でサンプリングを行うためのクロックを自動的に生
成可能である。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載のサンプ
リングクロック制御装置は、入力映像信号の水平同期信
号にロックしたVCO出力のサンプリングクロックで前
記映像信号をA/D変換する手段と、そのA/D変換さ
れたサンプリング映像信号の映像表示期間における画素
左端点、右端点及び両隣り合う画素に対し最も情報量の
異なる最大変化点を検出する手段を有し、前記3つの画
素点において前記サンプリングクロックの位相を変化し
て最適位相点(1画素の中央部分)時の位相遅延量と1
画素期間に相当する単位位相遅延量の段数を検出し、前
記位相情報を用いて予め定められた演算式により1水平
同期期間の総画素数とPLL回路の分周器に設定される
分周比との差を導出し、その導出された差に応じて前記
分周器の分周比を設定するとともに、前記サンプリング
クロックの位相を最適位相点に設定することを特徴とし
たものであり、映像信号に所定の調整パターンが不要で
あり、入力映像信号の画素数と最適位相を有するサンプ
リングクロックを自動的に再生可能である。
【0008】つぎに、本発明の請求項2に記載の発明
は、請求項1において、前記分周比をN、前記1水平同
期期間中の総画素数をN−a、前記1画素期間に相当す
る単位位相遅延量の段数をd、サンプリング映像信号の
映像表示期間の水平方向に独立した2点A1、A2にお
いて最適位相点(1画素の中央部分)にするための単位
位相遅延の段数をP1、P2とする時、前記演算式は、
−ad×(A2−A1+1)/N=P2−P1+d×c
(a、cは整数の変数)とすることを特徴としたもので
あり、変数cに整数を代入することで1水平同期期間の
総画素数と分周比の差aを求め、その差に応じて分周比
を変化させることで従来よりも高速に入力映像信号の前
記サンプリングクロックを制御することができる。 (実施の形態1)以下に本発明の請求項1及び請求項2
に記載された発明の実施の形態について図1から図15
を用いて説明する。
【0009】図1において、1はサンプリングクロック
の周期でアナログ映像信号を標本化及び量子化してデジ
タル信号に変換するA/Dコンバータである。A/Dコ
ンバータ1の入力映像信号は、表示画面の全領域におい
て単色ではなく、何らかの輝度または色の変化があるも
のとする。図13に示すように1水平同期信号中の表示
映像画素数が800画素で1水平同期期間中の総画素数
が1050画素である映像信号を用いて説明する。A/
Dコンバータ1の出力は、最大変化点検出回路2、左端
点検出回路3及び右端点検出回路4に供給される。
【0010】図6は、本発明の実施の形態で用いる入力
映像信号の特徴を示すものであり、入力映像信号の一部
分を拡大して(A)、(B)に図示している。領域L、
Nは無信号期間でありMは有効映像信号期間を示してい
る。(A)は、ビデオ信号のような連続した周期成分を
もつアナログ信号であり、本発明の実施の形態ではこの
ような信号を対象とはしていない。パソコンのグラフィ
クスメモリ(図示せず)からのデータをD/A変換して
得られる画素単位の映像信号である(B)を入力信号と
するものである。
【0011】図7は、図6(B)に示したような入力映
像信号をA/Dコンバータ1で標本化及び量子化したデ
ジタル信号出力を示したものである。画素S3に注目す
ると、画素S3と両方向に隣り合う2点S2、S4に対
して、画素S2とS3の画素データの絶対値の差と画素
S4とS3の画素データの絶対値の差の和である|S2
−S3|+|S4−S3|の演算を行い、その絶対値が
全てのデータにおける前記関係式の演算結果に対して最
大になるとき、S3は最大変化点であるとする。(以下
最大変化点と呼ぶ) また、図8は図6(B)に示したような入力映像信号に
おいて、ある画素S2と隣り合う画素S1、S3の境界
I、III 及び画素S2の中央部分IIと入力映像信号の1
画素期間に相当する単位位相遅延量の段数dを示してい
る。本発明の実施の形態では、画素境界からd/2の位
置である画素の中央部分II(以下最適位相と呼ぶ)をそ
の画素における最適位相としている。
【0012】最大変化点検出回路2は、図2に示すよう
に、前記図7のような映像信号の標本化、量子化された
A/Dコンバータ1出力とタイミング発生器7から出力
される垂直、水平方向のアドレス情報に対して、水平最
大変化点検出回路21で水平同期期間毎に1水平同期期
間中のサンプリングデータにおいて隣接する両2点間の
関係式から最大変化点を検出し、その点のアドレス情報
とデータ情報を出力する。垂直最大変化点検出回路22
で垂直同期期間毎に、水平最大変化点検出回路21から
出力された最大変化点のアドレス情報とサンプリングデ
ータ情報を水平同期期間毎に比較し、1垂直同期期間中
における最大変化点を検出し、アドレス情報を出力す
る。レジスタ23は判断部6から入力されるアドレス取
得許可信号によりアドレスを取得する1垂直同期期間の
終了時に、前記1垂直同期期間中の最大変化点のアドレ
ス情報を比較器24、セレクタ5に出力する。比較器2
4は、レジスタ23から出力される全画面中の最大変化
点アドレスとタイミング発生器7から出力される入力映
像信号に同期したアドレスを比較し、一致するとデータ
取得許可パルスを出力する。レジスタ25では、比較器
24から出力されるデータ取得許可パルスに対応するサ
ンプリングデータを保持し、セレクタ5へ出力する。
【0013】ここで、アドレス取得許可信号、データ取
得許可パルスについて説明する。映像信号を同じ分周比
でサンプリングしても、サンプリングクロックの位相が
ずれると最大変化点の位置(アドレス情報)が変わって
くる可能性がある。そのため1垂直同期期間における最
大変化点のアドレス情報を一度だけ取得し、その最大変
化点におけるサンプリングクロックの位相をずらしたと
きのサンプリングデータの変化から、入力映像信号の1
画素期間に相当する単位位相遅延量の段数dを検出して
いる。つまり、アドレス取得許可信号は、垂直同期信号
に同期して変化する信号であり、アドレスを取得する1
垂直同期期間だけ変化し、レジスタ23は前記信号の変
化した場合にのみ、あるサンプリングクロックの位相に
おける1垂直同期期間のアドレス情報を保持するもので
ある。
【0014】データ取得許可パルスは、アドレス取得許
可信号によりレジスタ23に保持された最大変化点のア
ドレス情報と、入力信号に対して図5のタイミング発生
器から発生される水平、及び垂直アドレス情報が一致し
たときに比較器24からレジスタ25に出力される。
【0015】左端点検出回路3は、図3に示すように、
前記図7のような映像信号の標本化、量子化されたA/
Dコンバータ1出力とタイミング発生器7から出力され
る垂直、水平方向のアドレス情報に対して、水平左端点
検出回路31で水平同期期間毎に1水平同期期間中のサ
ンプリングデータにおいて無信号(図13の領域L,
N)のレベルから輝度または色の変化する最初の点を検
出し、その点のアドレス情報とデータ情報を出力する。
垂直左端点検出回路32で垂直同期期間毎に、水平左端
点検出回路31から出力されたデータの中で1垂直同期
期間中に、最も左端に位置し、かつ水平方向において同
じ位置にある点の中で、(無信号レベルに対する)最大
値をとる点を検出し、その点のアドレス情報を出力す
る。レジスタ33は判断部6から入力されるアドレス取
得許可信号により、アドレスを取得する1垂直同期期間
の終了時に、前記アドレス情報を保持し前記1垂直同期
期間中の左端最大点のアドレス情報を比較器34、セレ
クタ5に出力する。比較器34は、レジスタ33から出
力される全画面中の左端点アドレスと、タイミング発生
器7から出力される入力映像信号に同期したアドレスを
比較し、一致した場合にデータ取得許可パルスを出力す
る。レジスタ35では、比較器34から出力されるデー
タ取得許可パルスに対応するサンプリングデータを保持
し、セレクタ5へ出力する。
【0016】右端点検出回路4は、図4に示すように、
前記図7のような映像信号の標本化、量子化されたA/
Dコンバータ1出力とタイミング発生器7から出力され
る垂直、水平方向のアドレス情報に対して、水平右端点
検出回路41で水平同期期間毎に1水平同期期間中のサ
ンプリングデータにおける映像信号の右端の点、つまり
無信号(図13の領域L,N)のレベルとは異なる輝度
または色信号レベルから無信号レベルに変化する最後の
点を検出し、その点のアドレス情報とデータ情報を出力
する。垂直右端点検出回路42で垂直同期期間毎に、水
平左端点検出回路41から出力されたデータの中で1垂
直同期期間中、最も右端に位置し、かつ水平方向の同じ
位置にあるもので最大値をもつ点を検出し、その点のア
ドレス情報を出力する。レジスタ43は判断部6から入
力されるアドレス取得許可信号により、アドレスを取得
する1垂直同期期間の終了時に、前記1垂直同期期間中
の右端最大点のアドレス情報を保持し、そのアドレス情
報を比較器44、セレクタ5に出力する。比較器44
は、レジスタ43から出力される全画面中の右端最大点
アドレスと、タイミング発生器7から出力される入力映
像信号に同期したアドレスを比較し、一致した場合にデ
ータ取得許可パルスを出力する。レジスタ45では、比
較器44から出力されるデータ取得許可パルスに対応す
るサンプリングデータを保持し、セレクタ5へ出力す
る。
【0017】判断部6はマイコン等で構成され、図5の
タイミング発生器のPLL回路における分周器75に分
周比を設定し、また、前記PLL回路の遅延回路71に
位相変化量を設定する手段を有しており、最大変化点検
出回路2、左端点検出回路3及び右端点検出回路4で得
られる1垂直同期期間(1画面)中の最大変化点、左端
最大点、右端最大点のアドレス情報と、前記分周比を固
定し遅延回路71の位相変化量を各々変化させることに
より最大変化点検出回路2から得られる入力映像信号の
1画素期間に相当する単位遅延量の段数及び、画面の最
大変化点におけるサンプリング位相を最適にするための
サンプリング点の位相遅延量と左端点検出回路3、右端
点検出回路4で得られる画面の左端点、右端点における
サンプリング位相を最適にするためのサンプリング点の
位相遅延量を、図1のセレクタ5で切り替え情報を選
択、入手し、予め定めている次式の演算式 −ad×(A2−A1+1)/N=P2−P1+d×c
(a,c:整数の変数) におけるaを導くことで、PLL回路に設定される分周
比が、入力映像信号の水平同期信号1周期分に当たる期
間の総画素数と一致しているかどうか及びサンプリング
クロックの位相が最適(1画素の中央部分)かどうかの
判断を行う。
【0018】ここで、上式に用いたaは図5に示した分
周器75に設定された分周比Nと入力映像信号の1水平
同期期間の総画素数の差で、dは図5の遅延回路71が
判断部6から与えられた遅延量によりサンプリングクロ
ックの位相を遅延させ、最大変化点検出回路2におい
て、1画素期間に相当する遅延量を単位位相遅延量の段
数として得たものである。P1、P2は、水平方向に独
立した2点A1、A2(A1<A2)において位相を最
適(図8における1画素の中央部分)にするために必要
な単位遅延量の段数である。d×cは、図10における
水平方向に独立したA1の最適位相(1画素の中央部
分)からA2の最適位相(1画素の中央部分)に至るま
での位相のずれ量を示している。
【0019】タイミング発生器7は、図5に示すように
サンプリングクロックの位相及び分周比を変更する機能
を有するPLL回路とカウンタ75で構成されている。
PLL回路は、分周器75と位相比較器72とLPF7
3とVCO74及び遅延回路71等で構成され、判断部
6によって分周器75に設定された分周比に基づいた周
期のサンプリングクロックを発生しA/Dコンバータ1
等に供給している。またサンプリングクロックは遅延回
路71によって判断部6から設定される位相変化量によ
り遅延され位相の異なるサンプリングクロックを出力す
る。
【0020】上記以外にタイミング発生器7は、PLL
回路とカウンタ、デコーダ等(図示せず)を使用するこ
とでも構成可能であり、サンプリングクロックの位相を
調整する機能は、遅延回路をVCO74の出力部分や分
周器75の出力部分に置いたり、入力信号(図7に示し
たような入力映像信号)の画素周波数のてい倍発振させ
た信号において、分周してクロックとする際のカウンタ
(図示せず)のロード位置を変えることでも実現可能で
ある。前記遅延量により入力映像信号の水平同期信号1
周期分に当たる期間の総画素数と前記分周比が一致した
場合は、サンプリングクロックの位相遅延量を変化させ
ると、各々のサンプリング点で同一の遅延量となり、入
力映像信号のそれぞれの画素に対して一定の位相をとる
ことになる。従って、その遅延量を変化させることで前
記サンプリングされる入力映像信号の位相が変化するこ
とになり、入力映像信号の全ての画素に対するサンプリ
ングクロックの最適位相を求めることができる。入力映
像信号の水平同期信号1周期分に当たる期間の総画素数
と前記分周比が一致していない場合は、サンプリングク
ロックの位相遅延量を変化させた場合、各々のサンプリ
ング点で同一の遅延量をとらず、映像信号の画素に対し
ても一定の位相をとらないため、全ての画素の位相を同
時に最適にすることはできない。
【0021】図9は、入力映像信号の1水平同期期間中
の総画素数と分周器75に設定してある分周比が一致し
た場合の映像信号とサンプリング点の関係を示した図で
ある。1画素期間に相当する単位位相遅延量の段数をd
としたとき、映像信号の間隔、及び、サンプリング点の
間隔はともにdとなる。図9(a)において画素Aの最
適位相にあったサンプリング点1は、分周比が固定で単
位位相遅延量の段数dだけサンプリング点の位相を遅延
させた場合の図9(b)では、画素Bの最適位相の位置
つまり、図9(a)のサンプリング点2の位置に移動し
ている。すなわち、単位位相遅延量の段数dだけサンプ
リング点の位相を遅延させた場合、任意の画素に位置す
るサンプリング点は1画素分左にずれた画素の位置に移
動する。すなわち、この単位位相遅延段数dは、1画素
に相当する期間を表す量として扱うことができる。
【0022】図10は、1水平同期期間の総画素数と分
周器75の分周比が異なっているときに、サンプリング
点A1が画素Aにおいて最適な位相(1画素の中央部
分)になるための単位遅延の段数をP1、サンプリング
点A2の画素Iにおいて最適な位相(1画素の中央部
分)になるための単位遅延の段数をP2とし、A1、A
2、P1、P2の関係を表したものである。
【0023】図11は、サンプリング点X2が画素βの
中央部分よりも左側にあるときと画素βの中央部分より
も右側にあるときの、前記サンプリング点を画素βにお
ける最適な位相(1画素の中央部分)にするための単位
遅延の段数Pを表している。つまり、単位遅延量をもつ
単位遅延素子をP段通すことにより、サンプリング点X
2を画素βにおける最適な位相にすることを表してい
る。図11(a)は、サンプリング点X2が画素βの中
央部分よりも左側にあるとき、X2を画素βにおいて最
適な位相(1画素の中央部分)にするために必要な単位
遅延の段数はPとなることを示す。図11(b)は、画
素βのサンプリング点X2が1画素の中央部分よりも右
側にあるため、X2の位相を遅延させても最適な位相
(1画素の中央部分)をサンプリングすることはない。
この場合、左隣りのサンプリング点X1を画素βにおけ
るサンプリング点であるとし、隣り合うサンプリング点
X1が画素βにおいて最適な位相(1画素の中央部分)
になるために必要な単位遅延の段数はPとなることを示
している。
【0024】図12は、分周比がN、分周比と総画素数
の差をaとした場合の入力映像信号とサンプリング点の
関係を示した図である。この場合、1水平同期期間中の
総画素数はN−aとなる。入力信号の総画素数と分周比
が一致している場合、N番目のサンプリング点は、N番
目の画素の位置にあるが、分周比がa大きい場合は、N
−a番目の画素の位置にくることになり、1水平同期期
間における位相のずれ量は、−a×dとなる。(符号
は、前記ずれ方向が位相を遅延させる方向に対して逆で
あるために−とする。)ここで、1水平期間中、サンプ
リング点と映像信号は同じ割合でずれていくため、水平
方向に独立した2点A1、A2(A1<A2)間におけ
る位相のずれ量は、−ad×(A2−A1+1)/N
(a:整数の変数)と表わせる。
【0025】2点A1、A2(A1<A2)において位
相を最適(1画素の中央部分)にするための単位遅延の
段数をそれぞれP1、P2とすると、入力信号の総画素
数と分周比が等しい場合、A2のサンプリング点はA2
番目の画素をサンプリングすることになるが、総画素数
と分周比が一致していない場合、サンプリング点はA2
番目の画素からcドットずれた画素をサンプリングする
ことになる。A1、A2間にサンプリング点はcドット
ずれ、さらに位相がP1からP2に移動したことになる
から、A1、A2間のサンプリング点の位相のずれ量に
ついて次式の(式I)で表せる。 −ad×(A2−A1+1)/N=P2−P1+d×c:(式I) (但し、a、c:整数の変数) 次に、図1のシステムに、図13に示すように1水平同
期信号中の表示映像画素数が800画素で1水平同期期
間中の総画素数が1050画素である映像信号が入力さ
れた場合について説明する。
【0026】図14は、図13の入力映像信号の同期信
号を判別した結果より、図5の分周器75に分周比の標
準値1051を設定した場合の最大変化点検出回路2、
左端点検出回路3、右端点検出回路4において入力映像
信号の全画面における最も左端の点と最も右端の点、及
び全画面における最大変化点を検出し、その取得した位
置情報(アドレス)と映像信号の関係を示している。水
平同期信号の立ち下がり点の先頭アドレスを0としたと
き、判断部6より1垂直同期期間だけアドレス取得許可
信号を変化させると、その期間終了時に全画面中の最左
端点アドレスA1は151、全画面中の最右端アドレス
A3が950、全画面中の最大変化点A2アドレスは5
00という値が検出され、セレクタ5を切り替えること
により判断部6に前記値が得られたとする。
【0027】ここで、最大変化点アドレスA2=500
に対して、タイミング発生器7の分周器75に設定した
分周比1051は変化させず、遅延回路71の位相遅延
量を入力映像信号の1画素分以上変化させ、図9に示す
ように図14のA2のサンプリング点の位相を1画素分
d以上ずらすことによりサンプリングデータはA2+1
点のサンプリングデータに一致することから1画素分に
相当する単位遅延量の段数dを得る。
【0028】次に、図14において説明する。まず、前
述のようにして最大変化点検出回路2から単位遅延量の
段数であるd=16が得られたとする。アドレスA1、
A2、A3における各2点間の位相のずれ量を計算で求
めると実際の1水平同期期間の総画素数は1050であ
るから、アドレスA1、A2の2点間の位相のずれ量P
12は、1水平期間において入力映像信号の総画素数と
分周比の差は1であるから、 N:(A2−A1+1)
=−ad:P12 という関係式が成り立つ。
【0029】よって、P12=−ad×(A2−A1+
1)/N となる。この式に数値を代入すると、P12
は −ad×(A2−A1+1)/N=−1×16×(500
−151 +1)/1051=−5.33 となる。また、2点A1、A3間の位相のずれ量は、 P13=−ad×(A3−A1+1)/N=−1×16
×(950 −151 +1)/1051=−12.18 となる。このことより、3点A1、A2、A3の位相が
最適(1画素の中央部分)になったときの位相遅延設定
量(単位遅延量の段数)をそれぞれP1、P2、P3と
すると、P1に対してP2、P3はそれぞれ−5.3
3、−12.18ずれた値となる。ここで、P1=10
とした場合、最適位相となるのは図15(a)において
d/2=8であるからA1におけるサンプリング点は図
15(a)の位置A1にある。アドレスA1、A2の2
点間、そしてA1、A3の2点間の位相のずれ量の関係
図を図15(b)、(c)に示す。ここで、P2は図1
5(b)において、A1の位置に対して右矢印の量−
5.33だけずれた位置にあるため、P2=10−5.
33=4.67 すなわち、A2におけるサンプリング
位相を最適にするための位相遅延量P2は5となる。
【0030】次に、P3は、図15(c)に示す位置に
画素があるため、A3が最適な位相(1画素の中央部
分)になるために必要な単位遅延の段数はP3=14と
なる。以上より、A1、A2間及びA1、A3間の位相
のずれ量について前述の(式I)を用いて次の(式I
I)、(式III )式が成り立つ。 −ad×(A2−A1+1)/N=P2−P1+d×C1:(式II) −ad×(A3−A1+1)/N=P3−P1+d×C2:(式III ) (但しC1、C2:整数) A1、A2間とA1、A3間の位相のずれ量はA1、A
2間そしてA1、A3間の距離に比例する。従って(P
2−P1+d×C1):(P3−P1+d×C2)=
(A2−A1+1):(A3−A1+1)が成立する。
この式に値を代入すると(5−10+16×C1):
(14−10+16×C2)=(500−151+
1):(950−151+1)となる。計算して整理す
ると、C2=(64C1−27)/28:(式IV)が得
られる。(式IV)においてC1に整数を代入し、得られ
た値C2を(式III )に代入した場合次式が得られる。 −a×16×(950−151+1)/1051=14
−10+16×C2 これを計算して、a=−(4+16×C2)×1051
/(800×16)となる。
【0031】以上より、C1、C2、aの関係は(表
1)に表すことができる。
【0032】
【表1】
【0033】C1、C2、aは全て整数であるがサンプ
リング位相は離散的に遅延させるためP1、P2、P3
は誤差を含み整数にならない場合もある。しかし全ての
値が整数に近い組み合わせとなる場合のaが実際のずれ
量であり、この場合a=1となる。
【0034】以上のように、入力される映像信号をサン
プリングして、PLL回路の分周比と入力映像信号の水
平同期信号1周期分の画素数が一致すれば、サンプリン
グクロックの初期位相を変化させたときの全画面におけ
る最も左端の点、最も右端の点及び最大変化点の位相を
最適にするための位相遅延量の関係から、前記3点の位
相遅延量が等しくなったときが分周比の点で最適であ
り、同時に位相の点で最適(各画素の中央部をサンプリ
ングしている)であると判断でき、そのサンプリングク
ロックを用いて通常のグラフィクス映像信号をサンプリ
ングして表示装置(図示せず)に表示する。
【0035】例えば、VGAモードからXGAモードの
640×480、800×600、1024×768等
の各グラフィクスモードの各々の入力映像に対応したサ
ンプリングクロック数が640個、800個、1024
個のサンプリング位相の最適なサンプリングクロックを
発生し、それぞれのモードの映像を表示することが出来
る。
【0036】
【発明の効果】以上のように、本発明のサンプリングク
ロック制御装置によれば、種々の表示グラフィクスモー
ドに対応してクロック数とクロックパルス位相の最適な
サンプリングクロックを特別に用意した調整画面を使用
することなく、自動的に発生することが高速に出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるサンプリングクロ
ック制御装置の全体のブロック構成図
【図2】本発明の実施の形態におけるサンプリングクロ
ック制御装置の最大変化点検出回路のブロック図
【図3】本発明の実施の形態におけるサンプリングクロ
ック制御装置の左端点検出回路のブロック図
【図4】本発明の実施の形態におけるサンプリングクロ
ック制御装置の右端点検出回路のブロック図
【図5】本発明の実施の形態におけるサンプリングクロ
ック制御装置のタイミング発生器のブロック図
【図6】本発明の実施の形態におけるサンプリングクロ
ック制御装置の入力映像信号の一部拡大部分を模式的に
示す図
【図7】本発明の実施の形態におけるサンプリングクロ
ック制御装置の入力映像信号とA/Dコンバータ出力を
模式的に示す図
【図8】本発明の実施の形態におけるサンプリングクロ
ック制御装置の入力映像信号の1画素期間に相当する単
位位相遅延量の段数を説明するための図
【図9】本発明の実施の形態におけるサンプリングクロ
ック制御装置の入力映像信号の画素数を分周比が一致す
る場合の映像信号とサンプリング点との関係を説明する
ための図
【図10】本発明の実施の形態におけるサンプリングク
ロック制御装置の画素数と分周比が異なる場合の映像信
号とサンプリング点との関係を説明するための図
【図11】本発明の実施の形態におけるサンプリングク
ロック制御装置の対象画素においてサンプリング点の位
置による最適な位相(1画素の中央部分)にするための
単位遅延の段数の違いを説明するための図
【図12】本発明の実施の形態におけるサンプリングク
ロック制御装置の1水平同期信号あたりのサンプリング
点の位相のずれ量を説明するための図
【図13】本発明の実施の形態におけるサンプリングク
ロック制御装置の入力映像信号と水平同期信号を模式的
に示す図
【図14】本発明の実施の形態におけるサンプリングク
ロック制御装置の分周比とアドレス情報の関係を説明す
るための図
【図15】本発明の実施の形態におけるサンプリングク
ロック制御装置の3点A1、A2、A3と最適な位相
(1画素の中央部分)にするための単位遅延の段数を説
明するための図
【図16】従来の実施の形態におけるサンプリングクロ
ック制御装置のブロック構成図
【符号の説明】
1 A/Dコンバータ 2 最大変化点検出回路 3 左端点検出回路 4 右端点検出保持回路 5 セレクタ 6 判断部 7 タンミング発生器
フロントページの続き (72)発明者 山崎 耕一 香川県高松市古新町8番地の1 松下寿電 子工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力映像信号の水平同期信号にロックした
    VCO出力のサンプリングクロックで前記映像信号をA
    /D変換する手段と、そのA/D変換されたサンプリン
    グ映像信号の映像表示期間における画素左端点、右端点
    及び両隣り合う画素に対し最も情報量の異なる最大変化
    点を検出する手段を有し、前記3つの画素点において前
    記サンプリングクロックの位相を変化して最適位相点
    (1画素の中央部分)時の位相遅延量と1画素期間に相
    当する単位位相遅延量の段数を検出し、前記位相情報を
    用いて予め定められた演算式により1水平同期期間の総
    画素数とPLL回路の分周器に設定される分周比との差
    を導出し、その導出された差に応じて前記分周器の分周
    比を設定するとともに、前記サンプリングクロックの位
    相を最適位相点に設定することを特徴とするサンプリン
    グクロック制御装置。
  2. 【請求項2】前記分周比をN、前記1水平同期期間中の
    総画素数をN−a、前記1画素期間に相当する単位位相
    遅延量の段数をd、サンプリング映像信号の映像表示期
    間の水平方向に独立した2点A1、A2において最適位
    相点(1画素の中央部分)にするための単位位相遅延の
    段数をP1、P2とする時、前記演算式は、−ad×
    (A2−A1+1)/N=P2−P1+d×c(a、c
    は整数の変数)とすることを特徴とする請求項1に記載
    のサンプリングクロック制御装置。
JP10065007A 1998-03-16 1998-03-16 サンプリングクロック制御装置 Pending JPH11261411A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10065007A JPH11261411A (ja) 1998-03-16 1998-03-16 サンプリングクロック制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10065007A JPH11261411A (ja) 1998-03-16 1998-03-16 サンプリングクロック制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11261411A true JPH11261411A (ja) 1999-09-24

Family

ID=13274511

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10065007A Pending JPH11261411A (ja) 1998-03-16 1998-03-16 サンプリングクロック制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11261411A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7511726B2 (en) 2003-11-06 2009-03-31 Samsung Electronics Co., Ltd. Display and control method thereof
JP2012509024A (ja) * 2008-11-12 2012-04-12 クゥアルコム・インコーポレイテッド Pll(phaselockedloop)回路内のチャージポンプリークに起因した制御電圧リプルを最小化する技術

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7511726B2 (en) 2003-11-06 2009-03-31 Samsung Electronics Co., Ltd. Display and control method thereof
JP2012509024A (ja) * 2008-11-12 2012-04-12 クゥアルコム・インコーポレイテッド Pll(phaselockedloop)回路内のチャージポンプリークに起因した制御電圧リプルを最小化する技術

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100246088B1 (ko) 화소수변환장치
JP2950261B2 (ja) 液晶表示装置
EP1873742A2 (en) Image display apparatus and method of adjusting clock phase
JP4612758B2 (ja) 映像信号処理装置
JP2001042852A (ja) 表示装置、方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
KR20010109186A (ko) 프로젝터에 의한 영상표시장치
JP2001166766A (ja) 画像表示装置のドットクロック調整方法およびドットクロック調整装置
JPH11289500A (ja) アナログ画像信号の信号処理方法
JP3064177B2 (ja) 定時間ベースを使用したビデオ変調同期化方法
JP3142705B2 (ja) ドットマトリクス型表示装置
JPH09504911A (ja) 画像を変換する方法およびデバイス
JPH11261411A (ja) サンプリングクロック制御装置
KR100339459B1 (ko) 액정표시장치
JPH11219157A (ja) サンプリングクロック制御装置
JP4031462B2 (ja) 輝度信号処理装置、信号処理装置および輝度信号処理方法
JP3141223B2 (ja) 映像信号システム判別方法およびこの方法を用いた映像信号処理装置
JPH11338406A (ja) サンプリング位相調整装置
KR19980083451A (ko) Lcd 모니터 표시장치 및 그 표시방법
JPH11311967A (ja) 表示装置
JP3427298B2 (ja) ビデオ信号変換装置およびlcd装置
JP3495672B2 (ja) 表示装置
JP2002540475A (ja) 平面スクリーンの位相調整用の方法及び装置
JP3409844B2 (ja) クロック位相自動調整システムおよび方法
KR100297601B1 (ko) 고품위디지탈영상을구현하는화질보상회로및그방법
JPH1049103A (ja) 表示制御装置