JPH11262717A - 鉛直状態で保持した板状体表面への接着剤塗布方法およびその装置 - Google Patents
鉛直状態で保持した板状体表面への接着剤塗布方法およびその装置Info
- Publication number
- JPH11262717A JPH11262717A JP6664898A JP6664898A JPH11262717A JP H11262717 A JPH11262717 A JP H11262717A JP 6664898 A JP6664898 A JP 6664898A JP 6664898 A JP6664898 A JP 6664898A JP H11262717 A JPH11262717 A JP H11262717A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive
- nozzle
- plate
- front surface
- vertical state
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
- Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 複層ガラスの製造時などにおいて、鉛直状態
に保持した板状体の表面に接着剤を垂下させず一定幅及
び一定膜厚で塗布する方法及び装置の提供。 【解決手段】 接着剤供給路6が平坦な前面7に開口
し、前面7に接触部8を突出させたノズル5の接触部8
を鉛直状態で保持した板状体の表面に当接し、接着剤供
給路6から接着剤を供給して板状体の表面に接着剤を塗
布する。
に保持した板状体の表面に接着剤を垂下させず一定幅及
び一定膜厚で塗布する方法及び装置の提供。 【解決手段】 接着剤供給路6が平坦な前面7に開口
し、前面7に接触部8を突出させたノズル5の接触部8
を鉛直状態で保持した板状体の表面に当接し、接着剤供
給路6から接着剤を供給して板状体の表面に接着剤を塗
布する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉛直状態で保持し
た板状体表面への接着剤塗布方法およびその装置に関す
るものである。
た板状体表面への接着剤塗布方法およびその装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ところで、従来の複層ガラスは、複数枚
のガラス板を1次シール材(例えばブチルゴム)を介し
て金属スペーサにより隔置し、さらに2次シール材によ
り接合した構造である。この金属スペーサを樹脂スペー
サにかえることにより、複層ガラスの断熱性をより高め
ようとする技術も知られている。ところが、ガラスと樹
脂との接着性は一般には良好でないため、両者間にこれ
らに適した接着剤を介在させる必要がある。2枚のガラ
ス板の周囲を樹脂スペーサを介して接合して複層ガラス
を製造するにあたり、2枚のガラス板を所定の間隔に保
持したまま、直接樹脂材料をガラス板(の周縁)間に押
出して、樹脂スペーサを形成する方法も提案されてい
る。この場合、2枚のガラス板を所定の間隔に保持する
ためには、ガラス板を鉛直または鉛直に近い状態で保持
しながら作業をすることが設備的に簡便であり好まし
い。
のガラス板を1次シール材(例えばブチルゴム)を介し
て金属スペーサにより隔置し、さらに2次シール材によ
り接合した構造である。この金属スペーサを樹脂スペー
サにかえることにより、複層ガラスの断熱性をより高め
ようとする技術も知られている。ところが、ガラスと樹
脂との接着性は一般には良好でないため、両者間にこれ
らに適した接着剤を介在させる必要がある。2枚のガラ
ス板の周囲を樹脂スペーサを介して接合して複層ガラス
を製造するにあたり、2枚のガラス板を所定の間隔に保
持したまま、直接樹脂材料をガラス板(の周縁)間に押
出して、樹脂スペーサを形成する方法も提案されてい
る。この場合、2枚のガラス板を所定の間隔に保持する
ためには、ガラス板を鉛直または鉛直に近い状態で保持
しながら作業をすることが設備的に簡便であり好まし
い。
【0003】この場合樹脂スペーサを形成する際には上
記のようにガラス板に予じめ接着剤が塗布されている。
一方で、鉛直状態でガラス板を保持して樹脂スペーサを
形成する場合、その前の工程である接着剤塗布工程でも
ガラス板を鉛直状態で保持しておくことが接着効率がよ
く好ましい。こうしたガラス板などの板状体を鉛直状態
で保持している場合、板状体の表面へ接着剤の薄膜を形
成するために接着剤を塗布する方法としては、つぎのよ
うなものがある。図16に示すような、鉛直状態で保持
した板状体1の外周部表面に向けて、一定距離を隔てた
位置からスプレーノズル2によって接着剤3を吹き出す
スプレー塗布方法。図17に示すような、フェルトやス
ポンジなどの無数の微細な孔を有する多孔性物体4に接
着剤3を浸潤させ、板状体1の外周部表面に多孔性物体
4を当接しながら移動することにより塗布する方法。
記のようにガラス板に予じめ接着剤が塗布されている。
一方で、鉛直状態でガラス板を保持して樹脂スペーサを
形成する場合、その前の工程である接着剤塗布工程でも
ガラス板を鉛直状態で保持しておくことが接着効率がよ
く好ましい。こうしたガラス板などの板状体を鉛直状態
で保持している場合、板状体の表面へ接着剤の薄膜を形
成するために接着剤を塗布する方法としては、つぎのよ
うなものがある。図16に示すような、鉛直状態で保持
した板状体1の外周部表面に向けて、一定距離を隔てた
位置からスプレーノズル2によって接着剤3を吹き出す
スプレー塗布方法。図17に示すような、フェルトやス
ポンジなどの無数の微細な孔を有する多孔性物体4に接
着剤3を浸潤させ、板状体1の外周部表面に多孔性物体
4を当接しながら移動することにより塗布する方法。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図16に示す
ようにスプレーノズル2から接着剤3を吹き出すこと
で、一定距離を隔てた板状体1の表面に直線状の塗布部
境界線を安定して維持しながら一定幅および一定膜厚の
接着剤塗布膜を形成することは困難であり、塗布範囲を
限定するシート状のマスキングが必要となって、マスキ
ングの接着、剥離に手間を要し、生産性を阻害する原因
になっていた。
ようにスプレーノズル2から接着剤3を吹き出すこと
で、一定距離を隔てた板状体1の表面に直線状の塗布部
境界線を安定して維持しながら一定幅および一定膜厚の
接着剤塗布膜を形成することは困難であり、塗布範囲を
限定するシート状のマスキングが必要となって、マスキ
ングの接着、剥離に手間を要し、生産性を阻害する原因
になっていた。
【0005】また、図17に示すようにフェルトやスポ
ンジなどの多孔性物体4を介して接着剤3を塗布する方
法では、直線状の塗布部境界線を安定して維持すること
は可能であるが、多孔性物体4内で接着剤3が乾燥硬化
して微細な孔を閉塞するため、多孔性物体4を頻繁に取
り替える必要があった。さらに、鉛直状態で保持した板
状体1に多孔性物体4を介して接着剤3を塗布する場
合、板状体1が鉛直状態であるが故の、つぎのような不
具合が生じる。すなわち、板状体1が鉛直状態である
と、板状体1にアプローチする多孔性物体4の姿勢も、
鉛直状態にあわせる必要がある。この場合、接着剤3が
多孔性物体4に浸潤された状態であるので、接着剤3が
多孔性物体4の下側に集中してしまう。この結果、接着
剤3を所定の膜厚で板状体1に塗布することが困難にな
り、さらには膜厚の不均一状態をまねくおそれがある。
ンジなどの多孔性物体4を介して接着剤3を塗布する方
法では、直線状の塗布部境界線を安定して維持すること
は可能であるが、多孔性物体4内で接着剤3が乾燥硬化
して微細な孔を閉塞するため、多孔性物体4を頻繁に取
り替える必要があった。さらに、鉛直状態で保持した板
状体1に多孔性物体4を介して接着剤3を塗布する場
合、板状体1が鉛直状態であるが故の、つぎのような不
具合が生じる。すなわち、板状体1が鉛直状態である
と、板状体1にアプローチする多孔性物体4の姿勢も、
鉛直状態にあわせる必要がある。この場合、接着剤3が
多孔性物体4に浸潤された状態であるので、接着剤3が
多孔性物体4の下側に集中してしまう。この結果、接着
剤3を所定の膜厚で板状体1に塗布することが困難にな
り、さらには膜厚の不均一状態をまねくおそれがある。
【0006】本発明は、このような問題を解決し、直線
状の塗布部境界線を安定して維持し、接着剤の乾燥硬化
による接着剤流路の閉塞もなく、接着剤を垂れ流すこと
もなく、一定幅および一定膜厚の接着剤塗布膜を形成す
ることができるようにした、鉛直状態で保持した板状体
表面への接着剤塗布方法およびその装置を提供すること
を目的とするものである。
状の塗布部境界線を安定して維持し、接着剤の乾燥硬化
による接着剤流路の閉塞もなく、接着剤を垂れ流すこと
もなく、一定幅および一定膜厚の接着剤塗布膜を形成す
ることができるようにした、鉛直状態で保持した板状体
表面への接着剤塗布方法およびその装置を提供すること
を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、平坦な前面に
接着剤供給路が開口しており、かつ前面よりさらに前方
に突出する接触部を備えたノズルを設け、該ノズルの接
触部を鉛直状態で保持した板状体の表面に当接し、前記
接着剤供給路から接着剤を供給することにより板状体の
表面とノズルの前面との間隙を介して前記板状体の表面
に接着剤を塗布することを特徴とする鉛直状態で保持し
た板状体表面への接着剤塗布方法、および平坦な前面に
接着剤供給路が開口したノズルと、該ノズルの前面より
さらに前方に突出した接触部と、を備えたことを特徴と
する鉛直状態で保持した板状体表面への接着剤塗布装置
に係るもので、ノズルの断面形状の幅でノズル前面から
の接触部の突出寸法に対応した膜厚の接着剤が塗布され
る。
接着剤供給路が開口しており、かつ前面よりさらに前方
に突出する接触部を備えたノズルを設け、該ノズルの接
触部を鉛直状態で保持した板状体の表面に当接し、前記
接着剤供給路から接着剤を供給することにより板状体の
表面とノズルの前面との間隙を介して前記板状体の表面
に接着剤を塗布することを特徴とする鉛直状態で保持し
た板状体表面への接着剤塗布方法、および平坦な前面に
接着剤供給路が開口したノズルと、該ノズルの前面より
さらに前方に突出した接触部と、を備えたことを特徴と
する鉛直状態で保持した板状体表面への接着剤塗布装置
に係るもので、ノズルの断面形状の幅でノズル前面から
の接触部の突出寸法に対応した膜厚の接着剤が塗布され
る。
【0008】本発明はノズルの前面の3箇所に接触部を
備えていることにより、ノズルの接触部を板状体表面に
当接させるのみで接着剤を一定膜厚で塗布することがで
きる。
備えていることにより、ノズルの接触部を板状体表面に
当接させるのみで接着剤を一定膜厚で塗布することがで
きる。
【0009】本発明はさらに、ノズルの側方に、ノズル
の前面よりも突出した接触部を備えたものとすることに
より、接触部を接着剤塗布領域の外に位置させた状態
で、接着剤を均一膜厚で塗布することができる。
の前面よりも突出した接触部を備えたものとすることに
より、接触部を接着剤塗布領域の外に位置させた状態
で、接着剤を均一膜厚で塗布することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
示例と共に説明する。
示例と共に説明する。
【0011】図1は本発明の方法に使用するノズル5の
一例を示す正面図、図2は図1の側面図であって、ノズ
ル5の断面は円形になっており、その中心には接着剤供
給路6が貫通していて、接着剤供給路6の先端はノズル
5の平坦な前面7に開口している。
一例を示す正面図、図2は図1の側面図であって、ノズ
ル5の断面は円形になっており、その中心には接着剤供
給路6が貫通していて、接着剤供給路6の先端はノズル
5の平坦な前面7に開口している。
【0012】ノズル5の前面7には、接着剤供給路6の
開口の周りに複数(図示した実施の形態では3個)の球
面状の接触部8が突出している。接触部8のノズル5前
面7からの突出寸法は、10〜200ミクロン程度にな
っている。
開口の周りに複数(図示した実施の形態では3個)の球
面状の接触部8が突出している。接触部8のノズル5前
面7からの突出寸法は、10〜200ミクロン程度にな
っている。
【0013】図3は本発明の方法に使用するノズル5の
他の例を示す正面図、図4は図3の側面図であって、こ
のノズル5の断面は四角形になっており、図1、図2と
同一部分には同一符号を付して、その説明を省略する。
他の例を示す正面図、図4は図3の側面図であって、こ
のノズル5の断面は四角形になっており、図1、図2と
同一部分には同一符号を付して、その説明を省略する。
【0014】図5は本発明の方法に使用するノズル5の
さらに他の例を示す正面図、図6は図5の側面図であっ
て、このノズル5の一側には、ノズル5と平行な方向に
ブラケット9が取り付けられている。そしてブラケット
9の前面にはローラ状の接触部8が突出している。この
ローラ状の接触部8はノズル5の前面7の側方の位置に
おいて、ノズル5の前面7の延長面に対して10〜20
0ミクロン程度突出している。図5、図6も図1、図2
と同一部分には同一符号を付して、その説明を省略す
る。
さらに他の例を示す正面図、図6は図5の側面図であっ
て、このノズル5の一側には、ノズル5と平行な方向に
ブラケット9が取り付けられている。そしてブラケット
9の前面にはローラ状の接触部8が突出している。この
ローラ状の接触部8はノズル5の前面7の側方の位置に
おいて、ノズル5の前面7の延長面に対して10〜20
0ミクロン程度突出している。図5、図6も図1、図2
と同一部分には同一符号を付して、その説明を省略す
る。
【0015】図7は本発明の方法に使用する装置の全体
の一例を示す斜視図であって、前述の図1ないし図6に
示すノズル5のいずれかを、接着剤供給バルブユニット
10の前面に伸縮可能な管11を介して装着し、後述す
るようにガラス板などの板状体1の縁などに接着剤を塗
布するようになっている。
の一例を示す斜視図であって、前述の図1ないし図6に
示すノズル5のいずれかを、接着剤供給バルブユニット
10の前面に伸縮可能な管11を介して装着し、後述す
るようにガラス板などの板状体1の縁などに接着剤を塗
布するようになっている。
【0016】接着剤供給バルブユニット10は、図示し
ないロボットなどの移動装置に取り付けられていて、上
下方向に移動できるようになっており、接着剤供給バル
ブユニット10の内部には、図示しない流量調整用絞り
弁が設けられている。そしてこの流量調整用絞り弁に
は、接着剤タンク12の底部から延びている可撓性の接
着剤供給管13と、バルブユニットコントローラ14か
ら延びている可撓性の制御空気管15とが接続されてい
る。バルブユニットコントローラ14は、接着剤供給バ
ルブユニット10内の流量調整用絞り弁の開度を制御す
る圧縮空気を制御空気管15に給排するものである。
ないロボットなどの移動装置に取り付けられていて、上
下方向に移動できるようになっており、接着剤供給バル
ブユニット10の内部には、図示しない流量調整用絞り
弁が設けられている。そしてこの流量調整用絞り弁に
は、接着剤タンク12の底部から延びている可撓性の接
着剤供給管13と、バルブユニットコントローラ14か
ら延びている可撓性の制御空気管15とが接続されてい
る。バルブユニットコントローラ14は、接着剤供給バ
ルブユニット10内の流量調整用絞り弁の開度を制御す
る圧縮空気を制御空気管15に給排するものである。
【0017】上記の接着剤タンク12の頂部およびバル
ブユニットコントローラ14には、圧縮空気供給管16
から一定圧力の圧縮空気が常時供給されるようになって
いる。
ブユニットコントローラ14には、圧縮空気供給管16
から一定圧力の圧縮空気が常時供給されるようになって
いる。
【0018】つぎに、図7に示す装置を使用して、板状
体1に接着剤を塗布する方法を説明する。
体1に接着剤を塗布する方法を説明する。
【0019】接着剤タンク12内に貯留されている接着
剤は、圧縮空気供給管16から接着剤タンク12の頂部
に供給される一定圧力の圧縮空気により押し出されて接
着剤供給管13を通り、接着剤供給バルブユニット10
の内部に設けられている図示しない流量調整用絞り弁の
所まで達している。本発明の方法に使用する接着剤とし
ては、例えば100〜2000センチポアズの粘度の接
着剤が使用される。100センチポアズ以上とする理由
は、板状体1が鉛直状態で保持されているので、接着剤
が板状体1に塗布された後に垂れてしまう。これにより
所定の膜厚に塗布できないことがないようにするためで
ある。2000センチポアズ以下とする理由は、接着剤
供給バルブユニット10の負荷を上げないためである。
剤は、圧縮空気供給管16から接着剤タンク12の頂部
に供給される一定圧力の圧縮空気により押し出されて接
着剤供給管13を通り、接着剤供給バルブユニット10
の内部に設けられている図示しない流量調整用絞り弁の
所まで達している。本発明の方法に使用する接着剤とし
ては、例えば100〜2000センチポアズの粘度の接
着剤が使用される。100センチポアズ以上とする理由
は、板状体1が鉛直状態で保持されているので、接着剤
が板状体1に塗布された後に垂れてしまう。これにより
所定の膜厚に塗布できないことがないようにするためで
ある。2000センチポアズ以下とする理由は、接着剤
供給バルブユニット10の負荷を上げないためである。
【0020】図示しないロボットなどの移動装置によっ
て接着剤供給バルブユニット10を移動すると共に管1
1を伸長し、ノズル5の前面を鉛直状態で保持されて
(完全に鉛直に限らず、完全な鉛直に近い状態も含む)
水平方向に移送される板状体1の表面に接近させて、接
触部8(図1ないし図6参照)を板状体1の表面に当接
する。そしてバルブユニットコントローラ14から制御
空気管15を介して接着剤供給バルブユニット10の流
量調整用絞り弁に圧縮空気を送って流量調整用絞り弁を
開くと、接着剤は管11を通ってノズル5の接着剤供給
路6(図1ないし図5参照)に供給される。なお、バル
ブユニットコントローラ14の制御により、接着剤の粘
度変化に対応して、安定した接着剤の塗布を行うことが
できる。
て接着剤供給バルブユニット10を移動すると共に管1
1を伸長し、ノズル5の前面を鉛直状態で保持されて
(完全に鉛直に限らず、完全な鉛直に近い状態も含む)
水平方向に移送される板状体1の表面に接近させて、接
触部8(図1ないし図6参照)を板状体1の表面に当接
する。そしてバルブユニットコントローラ14から制御
空気管15を介して接着剤供給バルブユニット10の流
量調整用絞り弁に圧縮空気を送って流量調整用絞り弁を
開くと、接着剤は管11を通ってノズル5の接着剤供給
路6(図1ないし図5参照)に供給される。なお、バル
ブユニットコントローラ14の制御により、接着剤の粘
度変化に対応して、安定した接着剤の塗布を行うことが
できる。
【0021】接着剤供給バルブユニット10の管11に
装着するノズル5が図1、図2で説明したノズル5の場
合には、図8、図9に示すように接着剤供給路6に供給
された接着剤17は、接触部8の突出寸法によって板状
体1の表面とノズル5の前面7との間に保持されている
10〜200ミクロンの隙間に対応した膜厚で、毛管現
象により板状体1の表面とノズル5の前面7との間に、
ノズル5の断面と同一形状で充填される。
装着するノズル5が図1、図2で説明したノズル5の場
合には、図8、図9に示すように接着剤供給路6に供給
された接着剤17は、接触部8の突出寸法によって板状
体1の表面とノズル5の前面7との間に保持されている
10〜200ミクロンの隙間に対応した膜厚で、毛管現
象により板状体1の表面とノズル5の前面7との間に、
ノズル5の断面と同一形状で充填される。
【0022】図8、図9に示すように板状体1の表面と
ノズル5の前面7との間に接着剤17が充填された後、
図7の接着剤供給バルブユニット10の上下の移動や板
状体1の左右の移動によって、図10、図11に矢印1
8で示すようにノズル5が板状体1の表面に対して相対
的に移動させる。
ノズル5の前面7との間に接着剤17が充填された後、
図7の接着剤供給バルブユニット10の上下の移動や板
状体1の左右の移動によって、図10、図11に矢印1
8で示すようにノズル5が板状体1の表面に対して相対
的に移動させる。
【0023】この際、ノズル5の板状体1表面に対する
相対移動速度と、接着剤供給バルブユニット10内の流
量調整用絞り弁の開度で決定される接着剤17の吐出量
とをバランスさせることにより、接着剤17は接触部8
の突出寸法によって板状体1の表面とノズル5の前面7
との間に保持されている10〜200ミクロンの隙間に
対応した一定の膜厚で、しかもノズル5の断面形状の幅
寸法を保って側方にはみ出すことなく板状体1の表面に
塗布される。
相対移動速度と、接着剤供給バルブユニット10内の流
量調整用絞り弁の開度で決定される接着剤17の吐出量
とをバランスさせることにより、接着剤17は接触部8
の突出寸法によって板状体1の表面とノズル5の前面7
との間に保持されている10〜200ミクロンの隙間に
対応した一定の膜厚で、しかもノズル5の断面形状の幅
寸法を保って側方にはみ出すことなく板状体1の表面に
塗布される。
【0024】図7の接着剤供給バルブユニット10の管
11に装着するノズル5が図3、図4で説明したノズル
5の場合には、図12、図13に示すようにノズル5の
断面と同一の四角形状で、接触部8の突出寸法によって
板状体1の表面とノズル5の前面7との間に保持されて
いる10〜200ミクロンの隙間に対応した膜厚で、毛
管現象により板状体1の表面とノズル5の前面7との間
に接着剤17が充填される。ノズル5が板状体1の表面
に対して矢印18方向に相対的に移動すると、四角形状
を保って側方にはみ出すことなく板状体1の表面に接着
剤17が塗布される。この場合には、板状体1の隅部に
おいても、その角部に至るまで一定厚に塗布することが
可能となる。
11に装着するノズル5が図3、図4で説明したノズル
5の場合には、図12、図13に示すようにノズル5の
断面と同一の四角形状で、接触部8の突出寸法によって
板状体1の表面とノズル5の前面7との間に保持されて
いる10〜200ミクロンの隙間に対応した膜厚で、毛
管現象により板状体1の表面とノズル5の前面7との間
に接着剤17が充填される。ノズル5が板状体1の表面
に対して矢印18方向に相対的に移動すると、四角形状
を保って側方にはみ出すことなく板状体1の表面に接着
剤17が塗布される。この場合には、板状体1の隅部に
おいても、その角部に至るまで一定厚に塗布することが
可能となる。
【0025】図7の接着剤供給バルブユニット10の管
11に装着するノズル5が図5、図6で説明したノズル
5の場合には、図14、図15に示すように板状体1の
表面とノズル5の前面7との間の間隔を保持する接触部
8が接着剤17の塗布領域の外にあるため、より均一な
塗布厚を保持することが可能であり、ノズル5と共にブ
ラケット9を接着剤供給路6を回転中心として位置を変
えることにより、板状体1のどの部分への塗布において
も、接触部8は塗布領域に入ることなく接着剤17の塗
布を行うことができる。
11に装着するノズル5が図5、図6で説明したノズル
5の場合には、図14、図15に示すように板状体1の
表面とノズル5の前面7との間の間隔を保持する接触部
8が接着剤17の塗布領域の外にあるため、より均一な
塗布厚を保持することが可能であり、ノズル5と共にブ
ラケット9を接着剤供給路6を回転中心として位置を変
えることにより、板状体1のどの部分への塗布において
も、接触部8は塗布領域に入ることなく接着剤17の塗
布を行うことができる。
【0026】なお、ローラ状の接触部8をノズル5の前
面7の側方に位置させるノズル5は、断面が四角形のノ
ズル5においても実施することができる。
面7の側方に位置させるノズル5は、断面が四角形のノ
ズル5においても実施することができる。
【0027】
【発明の効果】請求項1および請求項2の発明は、接着
剤の乾燥硬化による接着剤供給路の閉塞もなく、ノズル
前面からの接触部の突出寸法に対応した一定膜厚の接着
剤が、ノズルの断面形状で垂下することなく一定幅で、
鉛直状態で保持した板状体表面に塗布できる効果があ
る。
剤の乾燥硬化による接着剤供給路の閉塞もなく、ノズル
前面からの接触部の突出寸法に対応した一定膜厚の接着
剤が、ノズルの断面形状で垂下することなく一定幅で、
鉛直状態で保持した板状体表面に塗布できる効果があ
る。
【0028】請求項3の発明は、ノズル接触部を板状体
表面に当接させるのみで、接着剤を一定膜厚で塗布する
ことができる効果がある。
表面に当接させるのみで、接着剤を一定膜厚で塗布する
ことができる効果がある。
【0029】請求項4の発明は、接触部を接着剤塗布領
域の外に位置させた状態で、接着剤均一膜厚を維持する
ことができる効果がある。
域の外に位置させた状態で、接着剤均一膜厚を維持する
ことができる効果がある。
【図1】本発明の方法に使用するノズルの一例を示す正
面図である。
面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】本発明の方法に使用するノズルの他の例を示す
正面図である。
正面図である。
【図4】図3の側面図である。
【図5】本発明の方法に使用するノズルのさらに他の例
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図6】図5の側面図である。
【図7】本発明の方法に使用する装置の全体の一例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図8】図1、図2に示すノズルの使用状態を示す正面
図である。
図である。
【図9】図8の側面図である。
【図10】図1、図2に示すノズルの使用状態を示す正
面図である。
面図である。
【図11】図10の側面図である。
【図12】図3、図4に示すノズルの使用状態を示す正
面図である。
面図である。
【図13】図12の側面図である。
【図14】図5、図6に示すノズルの使用状態を示す正
面図である。
面図である。
【図15】図14の側面図である。
【図16】従来の接着剤塗布方法の一例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図17】従来の接着剤塗布方法の他の例を示す斜視図
である。
である。
1 板状体 5 ノズル 6 接着剤供給路 7 前面 8 接触部 17 接着剤
フロントページの続き (72)発明者 伊藤 昌男 神奈川県横浜市鶴見区末広町1丁目1番地 旭硝子株式会社内 (72)発明者 小寺 省吾 神奈川県横浜市神奈川区羽沢町1150番地 旭硝子株式会社内 (72)発明者 松山 祥孝 神奈川県横浜市神奈川区羽沢町1150番地 旭硝子株式会社内 (72)発明者 澁谷 崇 神奈川県横浜市神奈川区羽沢町1150番地 旭硝子株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 平坦な前面に接着剤供給路が開口してお
り、かつ前面よりさらに前方に突出する接触部を備えた
ノズルを設け、該ノズルの接触部を鉛直状態で保持した
板状体の表面に当接し、前記接着剤供給路から接着剤を
供給することにより板状体の表面とノズルの前面との間
隙を介して前記板状体の表面に接着剤を塗布することを
特徴とする鉛直状態で保持した板状体表面への接着剤塗
布方法。 - 【請求項2】 平坦な前面に接着剤供給路が開口したノ
ズルと、該ノズルの前面よりさらに前方に突出した接触
部と、を備えたことを特徴とする鉛直状態で保持した板
状体表面への接着剤塗布装置。 - 【請求項3】 ノズルの前面の3箇所に接触部を備えて
いることを特徴とする請求項2に記載の鉛直状態で保持
した板状体表面への接着剤塗布装置。 - 【請求項4】 ノズルの側方に、ノズルの前面よりも突
出した接触部を備えていることを特徴とする請求項2に
記載の鉛直状態で保持した板状体表面への接着剤塗布装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6664898A JPH11262717A (ja) | 1998-03-17 | 1998-03-17 | 鉛直状態で保持した板状体表面への接着剤塗布方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6664898A JPH11262717A (ja) | 1998-03-17 | 1998-03-17 | 鉛直状態で保持した板状体表面への接着剤塗布方法およびその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11262717A true JPH11262717A (ja) | 1999-09-28 |
Family
ID=13321942
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6664898A Withdrawn JPH11262717A (ja) | 1998-03-17 | 1998-03-17 | 鉛直状態で保持した板状体表面への接着剤塗布方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11262717A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008176102A (ja) * | 2007-01-19 | 2008-07-31 | Shin Etsu Chem Co Ltd | ペリクルフレームへの膜接着剤の塗布方法 |
| JP2016514036A (ja) * | 2013-02-18 | 2016-05-19 | ザ・ボーイング・カンパニーThe Boeing Company | 流体塗布デバイス |
| US10086402B2 (en) | 2013-09-03 | 2018-10-02 | The Boeing Company | Tool for applying a fluid onto a surface |
| WO2019207970A1 (ja) * | 2018-04-26 | 2019-10-31 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | ガラスパネルユニットの組立て品、ガラスパネルユニットの製造方法 |
| US10525603B2 (en) | 2013-08-22 | 2020-01-07 | The Boeing Company | Method and apparatus for exchanging nozzles and tips for a fluid dispensing system |
-
1998
- 1998-03-17 JP JP6664898A patent/JPH11262717A/ja not_active Withdrawn
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008176102A (ja) * | 2007-01-19 | 2008-07-31 | Shin Etsu Chem Co Ltd | ペリクルフレームへの膜接着剤の塗布方法 |
| KR101355906B1 (ko) * | 2007-01-19 | 2014-01-28 | 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 | 페리클 프레임으로의 막 접착제의 도포 방법 |
| JP2016514036A (ja) * | 2013-02-18 | 2016-05-19 | ザ・ボーイング・カンパニーThe Boeing Company | 流体塗布デバイス |
| US11260412B2 (en) | 2013-02-18 | 2022-03-01 | The Boeing Company | Fluid application device |
| US10525603B2 (en) | 2013-08-22 | 2020-01-07 | The Boeing Company | Method and apparatus for exchanging nozzles and tips for a fluid dispensing system |
| US10086402B2 (en) | 2013-09-03 | 2018-10-02 | The Boeing Company | Tool for applying a fluid onto a surface |
| WO2019207970A1 (ja) * | 2018-04-26 | 2019-10-31 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | ガラスパネルユニットの組立て品、ガラスパネルユニットの製造方法 |
| JPWO2019207970A1 (ja) * | 2018-04-26 | 2021-05-20 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | ガラスパネルユニットの組立て品、ガラスパネルユニットの製造方法 |
| EP3786125A4 (en) * | 2018-04-26 | 2021-06-23 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | GLASS UNIT ARRANGEMENT, MANUFACTURING METHOD FOR GLASS UNIT |
| US11230878B2 (en) | 2018-04-26 | 2022-01-25 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Glass panel unit assembly and method for manufacturing glass panel unit |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0584973B1 (en) | Spray gun for substrate coating | |
| JP2611155B2 (ja) | 繊維空気スプレー用の分割されたスロットダイ | |
| US20200254745A1 (en) | Apparatus for applying protective films | |
| CN102343321B (zh) | 涂覆设备的真空室系统和利用该真空室系统的涂覆方法 | |
| CA2934683C (en) | Method and apparatus for coating a moving substrate | |
| JP4185999B2 (ja) | 張力上昇ナイフコーティング法 | |
| US10315405B2 (en) | Methods and apparatus for applying protective films | |
| US20130089656A1 (en) | Direct dispense device and method | |
| WO2012121026A1 (ja) | 塗布装置及び塗布方法 | |
| JPH06277600A (ja) | スライドビード塗布装置および方法 | |
| JP3606202B2 (ja) | 衛生陶器のロボットスプレー法及び送釉装置 | |
| JP4116132B2 (ja) | 液体塗布装置及び塗布体の製造方法 | |
| JP7683431B2 (ja) | 封止方法 | |
| JP2803332B2 (ja) | 溝型枠材とガラスとの接着方法 | |
| US20110179995A1 (en) | Automated fluid dispenser | |
| TW200610580A (en) | Method for preventing coater and coating head from clogging | |
| JP2004057942A (ja) | 塗布装置及び塗布方法 | |
| US20020022082A1 (en) | Changing local compressibility of a wafer support member | |
| JP2000197835A (ja) | スプレ―塗布装置 | |
| KR100780537B1 (ko) | 실러 도포용 스월건 장치 | |
| JPH11114471A (ja) | 接着剤塗布装置 | |
| JPS6327807Y2 (ja) | ||
| JPH04141270A (ja) | ホットメルト等の塗工装置 | |
| JP2000157903A (ja) | 流動性材料の塗布装置 | |
| JPH0226678A (ja) | 発泡性溶融体又は発泡性液体の塗布方法とその装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050121 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20070824 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20070904 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20071019 |