JPH11263014A - 液体噴射記録ヘッド - Google Patents
液体噴射記録ヘッドInfo
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- JPH11263014A JPH11263014A JP6755298A JP6755298A JPH11263014A JP H11263014 A JPH11263014 A JP H11263014A JP 6755298 A JP6755298 A JP 6755298A JP 6755298 A JP6755298 A JP 6755298A JP H11263014 A JPH11263014 A JP H11263014A
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- liquid
- lid substrate
- recording head
- jet recording
- rib
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 樹脂で成形された液体噴射記録ヘッドの蓋基
板の機械的強度を向上させる共に、より高度精度な蓋基
板を得る。 【解決手段】 記録液体を収容するための部屋と、該部
屋に連絡する複数の流路と、前記部屋の記録液体流入口
を形成した蓋基板と、該蓋基板と係合して前記部屋及び
前記流路を構成し、該流路に対応して設けられ、前記記
録液体に熱によって気泡を発生させ、該気泡の体積増加
に伴う作用力によって液体を小滴として吐出させるため
の熱エネルギー発生手段を有する発熱体基板とから成る
液体噴射記録ヘッドにおいて、前記部屋,記録液体流入
口、流路と共に蓋基板をプラスチックで一体成形し、同
時に、蓋基板の外壁表面に長手方向に沿って凸部形状の
リブを設ける。前記リブは液室に設けてもよく、それぞ
れの対角線上に設けてもよい。
板の機械的強度を向上させる共に、より高度精度な蓋基
板を得る。 【解決手段】 記録液体を収容するための部屋と、該部
屋に連絡する複数の流路と、前記部屋の記録液体流入口
を形成した蓋基板と、該蓋基板と係合して前記部屋及び
前記流路を構成し、該流路に対応して設けられ、前記記
録液体に熱によって気泡を発生させ、該気泡の体積増加
に伴う作用力によって液体を小滴として吐出させるため
の熱エネルギー発生手段を有する発熱体基板とから成る
液体噴射記録ヘッドにおいて、前記部屋,記録液体流入
口、流路と共に蓋基板をプラスチックで一体成形し、同
時に、蓋基板の外壁表面に長手方向に沿って凸部形状の
リブを設ける。前記リブは液室に設けてもよく、それぞ
れの対角線上に設けてもよい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体噴射記録ヘッ
ドより詳細にはバブルジェット型の液体噴射記録ヘッド
に関する。
ドより詳細にはバブルジェット型の液体噴射記録ヘッド
に関する。
【0002】
【従来の技術】ノンインパクト記録法においては、記録
時における騒音は無視し得る程度に極めて小さいという
点において最近関心を集めている。その中で高速記録が
可能であり而も所謂普通紙に特別の定着処理を必要とせ
ずに記録の行える所謂インクジェット記録法は、極めて
有力な記録法であって、これまでにも様々な方式が提案
され改良が加えられて商品化されたものもあれば、現在
もなお実用化への努力が続けられているものもある。こ
のようなインクジェット記録法は所謂インクと称される
記録液体の小滴(droplet)を飛翔させ記録部材に付着
させて記録を行うものであって、この記録液体の小滴の
発生法及び発生された記録液小滴の飛翔方向を制御する
ための制御方法によって幾つかの方式に大別される。
時における騒音は無視し得る程度に極めて小さいという
点において最近関心を集めている。その中で高速記録が
可能であり而も所謂普通紙に特別の定着処理を必要とせ
ずに記録の行える所謂インクジェット記録法は、極めて
有力な記録法であって、これまでにも様々な方式が提案
され改良が加えられて商品化されたものもあれば、現在
もなお実用化への努力が続けられているものもある。こ
のようなインクジェット記録法は所謂インクと称される
記録液体の小滴(droplet)を飛翔させ記録部材に付着
させて記録を行うものであって、この記録液体の小滴の
発生法及び発生された記録液小滴の飛翔方向を制御する
ための制御方法によって幾つかの方式に大別される。
【0003】先ず第1の方式は、例えば米国特許第30
60429号明細書に開示されているもの(Tele type方
式)であって、記録液体の小滴の発生を静電吸収的に行
い発生した記録液体小滴を記録信号に応じて電界制御し
記録部材上に記録液体小滴を選択的に付着させて記録を
行うものである。これについて更に詳述すれば、ノズル
と加速電極間に電界を掛けて一様に帯電した記録液体の
小滴をノズルより吐出させ、該吐出した記録液体の小滴
を記録信号に応じて電気制御可能なように構成されたx
y偏向電極間を飛翔させ、電界の強度変化によって選択
的に小滴を記録部材上に付着させて記録を行うものであ
る。
60429号明細書に開示されているもの(Tele type方
式)であって、記録液体の小滴の発生を静電吸収的に行
い発生した記録液体小滴を記録信号に応じて電界制御し
記録部材上に記録液体小滴を選択的に付着させて記録を
行うものである。これについて更に詳述すれば、ノズル
と加速電極間に電界を掛けて一様に帯電した記録液体の
小滴をノズルより吐出させ、該吐出した記録液体の小滴
を記録信号に応じて電気制御可能なように構成されたx
y偏向電極間を飛翔させ、電界の強度変化によって選択
的に小滴を記録部材上に付着させて記録を行うものであ
る。
【0004】第2の方式は、例えば米国特許第3596
275号明細書,米国特許第3298030号明細書等
に開示されている方式(Sweet方式)であって、連続振
動発生法によって帯電量の制御された記録液体の小滴を
発生させ、この発生された帯電量の制御された小滴を一
様の電界が掛けられている偏向電極間を飛翔させること
で、記録部材上に記録を行うものである。具体的には、
ピエゾ振動素子の付設されている記録ヘッドの一部であ
るノズルのオリフィス(吐出口)の前に、記録信号が印
加される帯電電極を所定距離だけ離して配置し、前記ピ
エゾ振動素子に一定周波数の電気信号を印加すること
で、ピエゾ振動素子を機械的に振動させ前記吐出口より
記録液体の小滴を吐出させる。この時前記帯電電極によ
って吐出する記録液体小滴には電荷が静電誘導され、小
滴は記録信号に応じた電荷量で帯電される。帯電量の制
御された記録液体の小滴は、一定の電界が一様に掛けら
れている偏向電極間を飛翔する時付加された帯電量に応
じて偏向を受け、記録信号を担う小滴のみが記録部材上
に付着し得るようにされている。
275号明細書,米国特許第3298030号明細書等
に開示されている方式(Sweet方式)であって、連続振
動発生法によって帯電量の制御された記録液体の小滴を
発生させ、この発生された帯電量の制御された小滴を一
様の電界が掛けられている偏向電極間を飛翔させること
で、記録部材上に記録を行うものである。具体的には、
ピエゾ振動素子の付設されている記録ヘッドの一部であ
るノズルのオリフィス(吐出口)の前に、記録信号が印
加される帯電電極を所定距離だけ離して配置し、前記ピ
エゾ振動素子に一定周波数の電気信号を印加すること
で、ピエゾ振動素子を機械的に振動させ前記吐出口より
記録液体の小滴を吐出させる。この時前記帯電電極によ
って吐出する記録液体小滴には電荷が静電誘導され、小
滴は記録信号に応じた電荷量で帯電される。帯電量の制
御された記録液体の小滴は、一定の電界が一様に掛けら
れている偏向電極間を飛翔する時付加された帯電量に応
じて偏向を受け、記録信号を担う小滴のみが記録部材上
に付着し得るようにされている。
【0005】第3の方式は、例えば米国特許第3416
153号明細書に開示されている方式(Hertz方式)で
あって、ノズルとリング状の帯電電極間に電界を掛け連
続振動発生法によって記録液体の小滴を発生霧化させて
記録する方式である。即ち、この方式ではノズルと帯電
電極間に掛ける電界強度を記録信号に応じて変調するこ
とによって、小滴の霧化状態を制御し記録画像の階調性
を出して記録する。
153号明細書に開示されている方式(Hertz方式)で
あって、ノズルとリング状の帯電電極間に電界を掛け連
続振動発生法によって記録液体の小滴を発生霧化させて
記録する方式である。即ち、この方式ではノズルと帯電
電極間に掛ける電界強度を記録信号に応じて変調するこ
とによって、小滴の霧化状態を制御し記録画像の階調性
を出して記録する。
【0006】第4の方式は、例えば米国特許第3747
120号明細書に開示されている方式(Stemme方式)
で、この方式は前記3つの方式とは根本的に原理が異な
るものである。即ち、前記3つの方式は、いずれもノズ
ルより吐出された記録液体の小滴を飛翔している途中で
電気的に制御し、記録信号を担った小滴を選択的に記録
部材上に付着させて記録を行うものである。これに対し
て、このStemme方式は、記録信号に応じて吐出口より記
録液体の小滴を吐出飛翔させて記録するものである。つ
まりStemme方式は、記録液体を吐出する吐出口を有する
記録ヘッドに付設されているピエゾ振動素子に電気的な
記録信号を印加し、この電気的記録信号をピエゾ振動素
子の機械的振動に変え、該機械的振動に従って前記吐出
口より記録液体の小滴を吐出飛翔させて記録部材に付着
させることで記録を行うものである。
120号明細書に開示されている方式(Stemme方式)
で、この方式は前記3つの方式とは根本的に原理が異な
るものである。即ち、前記3つの方式は、いずれもノズ
ルより吐出された記録液体の小滴を飛翔している途中で
電気的に制御し、記録信号を担った小滴を選択的に記録
部材上に付着させて記録を行うものである。これに対し
て、このStemme方式は、記録信号に応じて吐出口より記
録液体の小滴を吐出飛翔させて記録するものである。つ
まりStemme方式は、記録液体を吐出する吐出口を有する
記録ヘッドに付設されているピエゾ振動素子に電気的な
記録信号を印加し、この電気的記録信号をピエゾ振動素
子の機械的振動に変え、該機械的振動に従って前記吐出
口より記録液体の小滴を吐出飛翔させて記録部材に付着
させることで記録を行うものである。
【0007】これ等従来の4つの方式は、各々に特徴を
有するものであるがまた他方において解決すべき点が存
在する。即ち、前記第1から第3の方式は、記録液体の
小滴の発生の直接的エネルギーが電気的エネルギーであ
りまた、小滴の偏向制御も電界制御である。そのため第
1の方式は、構成上はシンプルであるが小滴の発生に高
電圧を要しまた、記録ヘッドのマルチノズル化が困難で
あるので高速記録には不向きである。
有するものであるがまた他方において解決すべき点が存
在する。即ち、前記第1から第3の方式は、記録液体の
小滴の発生の直接的エネルギーが電気的エネルギーであ
りまた、小滴の偏向制御も電界制御である。そのため第
1の方式は、構成上はシンプルであるが小滴の発生に高
電圧を要しまた、記録ヘッドのマルチノズル化が困難で
あるので高速記録には不向きである。
【0008】第2の方式は、記録ヘッドのマルチノズル
化が可能で高速記録に向くが、構成上複雑でありまた、
記録液体小滴の電気的制御が高度で困難であること、記
録部材上にサテライトドットが生じ易いこと等の問題点
がある。
化が可能で高速記録に向くが、構成上複雑でありまた、
記録液体小滴の電気的制御が高度で困難であること、記
録部材上にサテライトドットが生じ易いこと等の問題点
がある。
【0009】第3の方式は、記録液体小滴を霧化するこ
とによって階調性に優れた画像が記録され得る特徴を有
するが、他方霧化状態の制御が困難であること、記録画
像にカブリが生ずること及び、記録ヘッドのマルチノズ
ル化が困難で高速記録には不向きであること等の諸問題
点が存在する。
とによって階調性に優れた画像が記録され得る特徴を有
するが、他方霧化状態の制御が困難であること、記録画
像にカブリが生ずること及び、記録ヘッドのマルチノズ
ル化が困難で高速記録には不向きであること等の諸問題
点が存在する。
【0010】第4の方式は、第1乃至第3の方式に比べ
利点を比較的多く有する。即ち、構成上シンプルである
こと、オンデマンド(on-demand)で記録液体をノズル
の吐出口より吐出して記録を行うために、第1乃至第3
の方式のように、吐出飛翔する小滴のうち画像の記録に
要さなかった小滴を回収することが不要であること及
び、第1乃至第2の方式のように導電性の記録液体を使
用する必要性がなく、記録液体の物質上の自由度が大で
あること等の大きな利点を有する。しかし乍ら、一方に
おいて記録ヘッドの加工上に問題があること、所望の共
振数を有するピエゾ振動素子の小型化が極めて困難であ
ること等の理由から、記録ヘッドのマルチノズル化が難
しくまた、ピエゾ振動素子の機械的振動という機械的エ
ネルギーによって記録液体小滴の吐出飛翔を行うので、
高速記録には向かないこと等の欠点を有する。
利点を比較的多く有する。即ち、構成上シンプルである
こと、オンデマンド(on-demand)で記録液体をノズル
の吐出口より吐出して記録を行うために、第1乃至第3
の方式のように、吐出飛翔する小滴のうち画像の記録に
要さなかった小滴を回収することが不要であること及
び、第1乃至第2の方式のように導電性の記録液体を使
用する必要性がなく、記録液体の物質上の自由度が大で
あること等の大きな利点を有する。しかし乍ら、一方に
おいて記録ヘッドの加工上に問題があること、所望の共
振数を有するピエゾ振動素子の小型化が極めて困難であ
ること等の理由から、記録ヘッドのマルチノズル化が難
しくまた、ピエゾ振動素子の機械的振動という機械的エ
ネルギーによって記録液体小滴の吐出飛翔を行うので、
高速記録には向かないこと等の欠点を有する。
【0011】更には特開昭48−9622号公報(前記
米国特許第3747120号明細書に対応)には、変形
例として前記のピエゾ振動素子等の手段による機械的振
動エネルギーを利用する代わりに、熱エネルギーを利用
することが記載されている。即ち、上記公報には、圧力
上昇を生じさせる蒸気を発生するために、液体を直接加
熱する加熱コイルをピエゾ振動素子の代わりの圧力上昇
手段として使用する、所謂バブルジェットの液体噴射記
録装置が記載されている。
米国特許第3747120号明細書に対応)には、変形
例として前記のピエゾ振動素子等の手段による機械的振
動エネルギーを利用する代わりに、熱エネルギーを利用
することが記載されている。即ち、上記公報には、圧力
上昇を生じさせる蒸気を発生するために、液体を直接加
熱する加熱コイルをピエゾ振動素子の代わりの圧力上昇
手段として使用する、所謂バブルジェットの液体噴射記
録装置が記載されている。
【0012】しかし、上記公報には、圧力上昇手段とし
ての加熱コイルに通電して、液体インクが出入りし得る
口が一つしかない袋状のインク室(液室)内の液体イン
クを直接加熱して蒸気化することが記載されているに過
ぎず、連続繰り返し液吐出を行う場合はどのように加熱
すればよいのかについては何等示唆されるところがな
い。加えて、加熱コイルが設けられている位置は液体イ
ンクの供給路から遥かに遠い袋状液室の最深部であるの
で、ヘッド構造上複雑であることに加えて高速での連続
繰り返し使用には不向きとなっている。しかも、上記公
報に記載の技術内容では、実用上重要である発生する熱
で液吐出を行った後に次の液吐出の準備状態を速やかに
形成することはできない。このように、従来法には構成
上高速記録化上、記録ヘッドのマルチノズル化上、サテ
ライトドットの発生及び記録画像のカブリ発生等の点に
おいて一長一短があって、その長所を利する用途にしか
適用し得ないという制約が存在していた。しかしなが
ら、これも本出願人の出願に係る、特公昭56−942
9号公報に記載された方式によって解消される。この公
報に記載されたものは、液室内のインクを加熱して気泡
を発生させてインクに圧力上昇を生じさせ、微細な毛細
管ノズルからインクを飛び出させて記録するものである
が、この方式の発明によって初めて高密度に配列された
吐出ノズルから、高速のインク噴射吐出が再現よく得ら
れるようになった。
ての加熱コイルに通電して、液体インクが出入りし得る
口が一つしかない袋状のインク室(液室)内の液体イン
クを直接加熱して蒸気化することが記載されているに過
ぎず、連続繰り返し液吐出を行う場合はどのように加熱
すればよいのかについては何等示唆されるところがな
い。加えて、加熱コイルが設けられている位置は液体イ
ンクの供給路から遥かに遠い袋状液室の最深部であるの
で、ヘッド構造上複雑であることに加えて高速での連続
繰り返し使用には不向きとなっている。しかも、上記公
報に記載の技術内容では、実用上重要である発生する熱
で液吐出を行った後に次の液吐出の準備状態を速やかに
形成することはできない。このように、従来法には構成
上高速記録化上、記録ヘッドのマルチノズル化上、サテ
ライトドットの発生及び記録画像のカブリ発生等の点に
おいて一長一短があって、その長所を利する用途にしか
適用し得ないという制約が存在していた。しかしなが
ら、これも本出願人の出願に係る、特公昭56−942
9号公報に記載された方式によって解消される。この公
報に記載されたものは、液室内のインクを加熱して気泡
を発生させてインクに圧力上昇を生じさせ、微細な毛細
管ノズルからインクを飛び出させて記録するものである
が、この方式の発明によって初めて高密度に配列された
吐出ノズルから、高速のインク噴射吐出が再現よく得ら
れるようになった。
【0013】そして近年更に生産技術上の改良も進み、
例えば、特開平1−64857号公報に開示されている
ようなマルチノズルタイプのインクジェットヘッドで
は、流路〜液室よりなる蓋基板(流路基板)を樹脂の一
体成形によって形成することにより、大幅なコストダウ
ンを図ることを提案している。しかしながら、これも高
精度の蓋基板(流路基板)を得るには、まだ改良の余地
がある。
例えば、特開平1−64857号公報に開示されている
ようなマルチノズルタイプのインクジェットヘッドで
は、流路〜液室よりなる蓋基板(流路基板)を樹脂の一
体成形によって形成することにより、大幅なコストダウ
ンを図ることを提案している。しかしながら、これも高
精度の蓋基板(流路基板)を得るには、まだ改良の余地
がある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述のごと
き実情に鑑みてなされたもので、その目的は第1に、流
路〜液室よりなる蓋基板(流路基板)を樹脂の一体成形
によって形成した場合に、その機械的強度を上げるとと
もに、より高精度な蓋基板を得ることにある。
き実情に鑑みてなされたもので、その目的は第1に、流
路〜液室よりなる蓋基板(流路基板)を樹脂の一体成形
によって形成した場合に、その機械的強度を上げるとと
もに、より高精度な蓋基板を得ることにある。
【0015】また第2に、このような蓋基板で、その機
械的強度を上げるとともに、より高精度なものを得る別
の構成を提案することにある。更に第3に、このような
蓋基板で更にその機械的強度を上げ、より高精度なもの
を得る構成を提案することにある。
械的強度を上げるとともに、より高精度なものを得る別
の構成を提案することにある。更に第3に、このような
蓋基板で更にその機械的強度を上げ、より高精度なもの
を得る構成を提案することにある。
【0016】また第4に、本発明が好適に適用される、
即ち機械的強度が上がり、より高精度なものを得るのに
効果のある蓋基板の縦/横比を規定にすることにある。
更に第5に、本発明が好適に適用される、即ち、機械的
強度が上がり、より高精度なものを得るのに効果のある
蓋基板の大きさを規定にすることにある。
即ち機械的強度が上がり、より高精度なものを得るのに
効果のある蓋基板の縦/横比を規定にすることにある。
更に第5に、本発明が好適に適用される、即ち、機械的
強度が上がり、より高精度なものを得るのに効果のある
蓋基板の大きさを規定にすることにある。
【0017】また第6に、本発明が有効に機能する凸部
の大きさを規定にすることにある。更に第7に、このよ
うな蓋基板で、更にその機械的強度を上げ、より高精度
なものを得る別の構成を提案することにある。
の大きさを規定にすることにある。更に第7に、このよ
うな蓋基板で、更にその機械的強度を上げ、より高精度
なものを得る別の構成を提案することにある。
【0018】また第8に、このような蓋基板で、更にそ
の機械的強度を上げ、より高精度なものを得る更に別の
構成を提案することにある。
の機械的強度を上げ、より高精度なものを得る更に別の
構成を提案することにある。
【0019】更に第9に、このような蓋基板で、更にそ
の機械的強度を上げ、より高精度なものを得るための更
にまた別の構成を提案することにある。
の機械的強度を上げ、より高精度なものを得るための更
にまた別の構成を提案することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、請求項1に記載された発明では、記録液体を
収容するための部屋と、該部屋に連絡する複数の流路
と、前記部屋の記録液体流入口とを形成した蓋基板と、
該蓋基板と係合し前記部屋及び前記流路を構成し、該流
路に対応して設けられ、前記記録液体に熱によって気泡
を発生させ、該気泡の体積増加に伴う作用力によって液
体を小滴として吐出させるための熱エネルギー発生手段
を有する基板とからなる液体噴射記録ヘッドにおいて、
前記蓋基板は、前記部屋,記録液体流入口,流路と共に
プラスチックの一体成形により形成したものであり、前
記蓋基板の外壁表面には、長手方向に沿って凸部形状の
リブを設けるようにした。
するため、請求項1に記載された発明では、記録液体を
収容するための部屋と、該部屋に連絡する複数の流路
と、前記部屋の記録液体流入口とを形成した蓋基板と、
該蓋基板と係合し前記部屋及び前記流路を構成し、該流
路に対応して設けられ、前記記録液体に熱によって気泡
を発生させ、該気泡の体積増加に伴う作用力によって液
体を小滴として吐出させるための熱エネルギー発生手段
を有する基板とからなる液体噴射記録ヘッドにおいて、
前記蓋基板は、前記部屋,記録液体流入口,流路と共に
プラスチックの一体成形により形成したものであり、前
記蓋基板の外壁表面には、長手方向に沿って凸部形状の
リブを設けるようにした。
【0021】請求項2の発明では、記録液体を収容する
ための部屋と、該部屋に連絡する複数の流路と、前記部
屋の記録液体流入口とを形成した蓋基板と、該蓋基板と
係合し前記部屋及び前記流路を構成し、該流路に対応し
て設けられ、前記記録液体に熱によって気泡を発生さ
せ、該気泡の体積増加に伴う作用力によって液体を小滴
として吐出させるための熱エネルギー発生手段を有する
基板とからなる液体噴射記録ヘッドにおいて、前記蓋基
板は、前記部屋,記録液体流入口,流路と共にプラスチ
ックの一体成形により形成したものであって、該蓋基板
に形成された前記部屋の内側には、長手方向に沿って凸
部形状のリブを設けるようにした。請求項3の発明で
は、上記第1,第2の液体噴射記録ヘッドにおいて、前
記リブは2本以上設けるようにした。
ための部屋と、該部屋に連絡する複数の流路と、前記部
屋の記録液体流入口とを形成した蓋基板と、該蓋基板と
係合し前記部屋及び前記流路を構成し、該流路に対応し
て設けられ、前記記録液体に熱によって気泡を発生さ
せ、該気泡の体積増加に伴う作用力によって液体を小滴
として吐出させるための熱エネルギー発生手段を有する
基板とからなる液体噴射記録ヘッドにおいて、前記蓋基
板は、前記部屋,記録液体流入口,流路と共にプラスチ
ックの一体成形により形成したものであって、該蓋基板
に形成された前記部屋の内側には、長手方向に沿って凸
部形状のリブを設けるようにした。請求項3の発明で
は、上記第1,第2の液体噴射記録ヘッドにおいて、前
記リブは2本以上設けるようにした。
【0022】請求項4の発明では、請求項1乃至3のい
ずれか1項に記載された液体噴射記録ヘッドにおいて、
前記リブは前記蓋基板の縦横比が5倍以上ある細長い形
状の蓋基板に設けるようにした。請求項5の発明では、
請求項1乃至4のいずれか1項に記載された液体噴射記
録ヘッドにおいて、前記リブは35mm以上の細長形状の
蓋基板に設けるようにした。
ずれか1項に記載された液体噴射記録ヘッドにおいて、
前記リブは前記蓋基板の縦横比が5倍以上ある細長い形
状の蓋基板に設けるようにした。請求項5の発明では、
請求項1乃至4のいずれか1項に記載された液体噴射記
録ヘッドにおいて、前記リブは35mm以上の細長形状の
蓋基板に設けるようにした。
【0023】請求項6の発明では、請求項1乃至5のい
ずれか1項に記載された液体噴射記録ヘッドにおいて、
前記リブは前記蓋基板の最小肉厚の1/10以上の高さ
を有する凸部形状のリブであるようにした。請求項7の
発明では、請求項1,3乃至6のいずれか1項に記載さ
れた液体噴射記録ヘッドにおいて、前記リブは前記蓋基
板の対角線上の位置に設けるようにした。
ずれか1項に記載された液体噴射記録ヘッドにおいて、
前記リブは前記蓋基板の最小肉厚の1/10以上の高さ
を有する凸部形状のリブであるようにした。請求項7の
発明では、請求項1,3乃至6のいずれか1項に記載さ
れた液体噴射記録ヘッドにおいて、前記リブは前記蓋基
板の対角線上の位置に設けるようにした。
【0024】請求項8の発明では、請求項2,3乃至6
のいずれか1項に記載された液体噴射記録ヘッドにおい
て、前記リブは前記蓋の部屋の対角線上の位置に設ける
ようにした。請求項9の発明では、請求項1乃至8のい
ずれか1項に記載された液体噴射記録ヘッドにおいて、
前記流路先端部を除く前記蓋基板の外周にフランジを設
けるようにした。
のいずれか1項に記載された液体噴射記録ヘッドにおい
て、前記リブは前記蓋の部屋の対角線上の位置に設ける
ようにした。請求項9の発明では、請求項1乃至8のい
ずれか1項に記載された液体噴射記録ヘッドにおいて、
前記流路先端部を除く前記蓋基板の外周にフランジを設
けるようにした。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は、本発明が適用される液体
噴射記録ヘッド(インクジェット記録ヘッド)の一例を
示す図で、図1(A)はヘッド斜視図、図1(B)はヘ
ッドを構成する蓋基板の斜視図、図1(C)は蓋基板を
うら側から見た図、図1(D)は発熱体基板2の斜視
図、図2は本発明が適用されるインクジェットヘッドの
一例としてのバブルジェットヘッドの動作を説明をする
ための図で、図中、1は蓋基板、2は発熱体基板、3は
記録液体流入口、4はオリフィス、5は流路、6は液室
を形成するための領域、7はリブ、8は電極、9は発熱
体(ヒータ)、10はインク、11は気泡、12は飛翔
インク滴で、本発明は斯様なバブルジェット式の液体噴
射記録ヘッドに適用するものである。
噴射記録ヘッド(インクジェット記録ヘッド)の一例を
示す図で、図1(A)はヘッド斜視図、図1(B)はヘ
ッドを構成する蓋基板の斜視図、図1(C)は蓋基板を
うら側から見た図、図1(D)は発熱体基板2の斜視
図、図2は本発明が適用されるインクジェットヘッドの
一例としてのバブルジェットヘッドの動作を説明をする
ための図で、図中、1は蓋基板、2は発熱体基板、3は
記録液体流入口、4はオリフィス、5は流路、6は液室
を形成するための領域、7はリブ、8は電極、9は発熱
体(ヒータ)、10はインク、11は気泡、12は飛翔
インク滴で、本発明は斯様なバブルジェット式の液体噴
射記録ヘッドに適用するものである。
【0026】最初に図2を参照しながらバブルジェット
によるインク噴射について説明すると、図2(A)は定
常状態であり、オリフィス面でインク10の表面張力と
外圧とが平衡状態にある。図2(B)はヒータ9が加熱
されてヒータ9の表面温度が急上昇し、隣接インク層に
沸騰現象が起きるまで加熱され、微小気泡11が点在し
ている状態にある。図2(C)はヒータ9の全面で急激
に加熱された隣接インク層が瞬時に気化し沸騰膜を作
り、この気泡11が成長した状態である。この時ノズル
内の圧力は気泡の成長した分だけ上昇し、オリフィス面
での外圧とのバランスが崩れオリフィスよりインク柱が
成長し始める。図2(D)は気泡が最大に成長した状態
であり、オリフィス面より気泡の体積に相当する分のイ
ンク10が押し出される。この時ヒータ9には電流が流
れておらず、ヒータ9の表面温度は降下しつつある。気
泡11の体積の最大値は電気パルス印加のタイミングか
らやや遅れる。図2(E)は気泡11がインクなどによ
り冷却されて収縮を開始し始めた状態を示す。インク柱
の先端部は押し出された速度を保ちつつ前進し、後端部
では気泡の収縮に伴ってノズル内圧の減少によりオリフ
ィス面からノズル内へインクが逆流してインク柱にくび
れが生じている。図2(F)は更に気泡11が収縮しヒ
ータ面にインクが接しヒータ面が更に急激に冷却される
状態にある。オリフィス面では外圧がノズル内圧より高
い状態になるため、メニスカスが大きくノズル内に入り
込んできている。インク柱の先端部は液滴12になり記
録紙の方向へ5〜10m/secの速度で飛翔している。図
2(G)はオリフィスにインクが毛細管現象により再び
供給(リフィル)されて図2(A)の状態に戻る過程で
気泡は完全に消滅している。而して、本発明においては
例えば図1に示すように、蓋基板1をプラスチックの成
形によって作り、その外壁表面には、長手方向にそって
凸部形状のリブ7を設けたことを特徴とする。
によるインク噴射について説明すると、図2(A)は定
常状態であり、オリフィス面でインク10の表面張力と
外圧とが平衡状態にある。図2(B)はヒータ9が加熱
されてヒータ9の表面温度が急上昇し、隣接インク層に
沸騰現象が起きるまで加熱され、微小気泡11が点在し
ている状態にある。図2(C)はヒータ9の全面で急激
に加熱された隣接インク層が瞬時に気化し沸騰膜を作
り、この気泡11が成長した状態である。この時ノズル
内の圧力は気泡の成長した分だけ上昇し、オリフィス面
での外圧とのバランスが崩れオリフィスよりインク柱が
成長し始める。図2(D)は気泡が最大に成長した状態
であり、オリフィス面より気泡の体積に相当する分のイ
ンク10が押し出される。この時ヒータ9には電流が流
れておらず、ヒータ9の表面温度は降下しつつある。気
泡11の体積の最大値は電気パルス印加のタイミングか
らやや遅れる。図2(E)は気泡11がインクなどによ
り冷却されて収縮を開始し始めた状態を示す。インク柱
の先端部は押し出された速度を保ちつつ前進し、後端部
では気泡の収縮に伴ってノズル内圧の減少によりオリフ
ィス面からノズル内へインクが逆流してインク柱にくび
れが生じている。図2(F)は更に気泡11が収縮しヒ
ータ面にインクが接しヒータ面が更に急激に冷却される
状態にある。オリフィス面では外圧がノズル内圧より高
い状態になるため、メニスカスが大きくノズル内に入り
込んできている。インク柱の先端部は液滴12になり記
録紙の方向へ5〜10m/secの速度で飛翔している。図
2(G)はオリフィスにインクが毛細管現象により再び
供給(リフィル)されて図2(A)の状態に戻る過程で
気泡は完全に消滅している。而して、本発明においては
例えば図1に示すように、蓋基板1をプラスチックの成
形によって作り、その外壁表面には、長手方向にそって
凸部形状のリブ7を設けたことを特徴とする。
【0027】本発明では蓋基板1をプラスチックの成形
によって作る。例えば、ポリサルフォン,ポリエーテル
サルフォン,ポリフェニレンオキサイド,ポリプロピレ
ン,ポリイミドなどの樹脂が好適に使用される。周知の
ようにプラスチックは、剛性があまり高くない。よって
このような蓋基板1が小さい場合には、さほど問題には
ならないが、ある程度大きくなると、剛性があまり高く
ないことによる弊害として、発熱体基板に積層してヘッ
ドとして完成させた場合、変形等の問題が生じ、その精
度が維持できなくなり、吐出口ごとにインク吐出性能に
バラツキが生じたり、極端な場合には、液室、あるいは
流路の密閉機能が損なわれて、インクのリークが生じた
りするという不良が発生することがある。これを回避す
るためには、プラスチック材料の中にフィラーを入れて
その材料の機械的強度を上げるという手段も1つの手で
あるが、本発明では構造的な面から機械的強度を上げる
ことにより、その目的を達成している。
によって作る。例えば、ポリサルフォン,ポリエーテル
サルフォン,ポリフェニレンオキサイド,ポリプロピレ
ン,ポリイミドなどの樹脂が好適に使用される。周知の
ようにプラスチックは、剛性があまり高くない。よって
このような蓋基板1が小さい場合には、さほど問題には
ならないが、ある程度大きくなると、剛性があまり高く
ないことによる弊害として、発熱体基板に積層してヘッ
ドとして完成させた場合、変形等の問題が生じ、その精
度が維持できなくなり、吐出口ごとにインク吐出性能に
バラツキが生じたり、極端な場合には、液室、あるいは
流路の密閉機能が損なわれて、インクのリークが生じた
りするという不良が発生することがある。これを回避す
るためには、プラスチック材料の中にフィラーを入れて
その材料の機械的強度を上げるという手段も1つの手で
あるが、本発明では構造的な面から機械的強度を上げる
ことにより、その目的を達成している。
【0028】まず始めに本発明は、ノズル/発熱体が複
数個配列されるいわゆるマルチノズルヘッドであって、
しかもそのノズル/発熱体が数十個〜二三百個程度のい
わゆるショートアレイヘッドではなく、五百個〜数千個
にも及ぶミッドアレイ,ラージアレイヘッドに適用され
るものである。このようにノズル/発熱体が、五百個〜
数千個にも及ぶヘッドにおいては、その蓋基板1はノズ
ル/発熱体配列方向に細長くなり、流路等のディメンシ
ョンを高精度に保つには、その機械的強度が保てなくな
る。然るに、本発明はその外壁表面に長手方向に沿って
凸部形状のリブ7を設けているため、十分に補強するこ
とが可能となる。なお、リブの形状は、図3に示すよう
にその断面形状は完全な矩形ではなく、やや台形形状で
あり、コーナー部分も丸みを持たせた形状としている。
これはプラスチックの成形で蓋基板1を作る際に、金型
からの離型性を考慮してのことである。
数個配列されるいわゆるマルチノズルヘッドであって、
しかもそのノズル/発熱体が数十個〜二三百個程度のい
わゆるショートアレイヘッドではなく、五百個〜数千個
にも及ぶミッドアレイ,ラージアレイヘッドに適用され
るものである。このようにノズル/発熱体が、五百個〜
数千個にも及ぶヘッドにおいては、その蓋基板1はノズ
ル/発熱体配列方向に細長くなり、流路等のディメンシ
ョンを高精度に保つには、その機械的強度が保てなくな
る。然るに、本発明はその外壁表面に長手方向に沿って
凸部形状のリブ7を設けているため、十分に補強するこ
とが可能となる。なお、リブの形状は、図3に示すよう
にその断面形状は完全な矩形ではなく、やや台形形状で
あり、コーナー部分も丸みを持たせた形状としている。
これはプラスチックの成形で蓋基板1を作る際に、金型
からの離型性を考慮してのことである。
【0029】また、本発明のような凸部形状のリブ7を
設けることは、金型をそのようなものにするだけで実現
できるので、特別に難しい加工法になったり、あるいは
大幅なコスト増というようなこともないという利点もあ
る。なお、図1の例では流路の先がインク吐出口(オリ
フィス)4となっているが、図4(A)に示すように、
端面に接合された樹脂フィルム13にインク吐出口14
を穿孔したような構成のヘッドとしてもよい。この樹脂
フィルム13は適当な接合部材を介して接合してもよい
し、あるいはその樹脂材料そのものを熱圧着によって接
合してもよい。更にこの樹脂フィルム13は蓋基板1を
成形する際に一緒に成形してもよい(図4(B))。こ
のようにすると樹脂フィルム13を蓋基板1に接合する
手間が省ける。
設けることは、金型をそのようなものにするだけで実現
できるので、特別に難しい加工法になったり、あるいは
大幅なコスト増というようなこともないという利点もあ
る。なお、図1の例では流路の先がインク吐出口(オリ
フィス)4となっているが、図4(A)に示すように、
端面に接合された樹脂フィルム13にインク吐出口14
を穿孔したような構成のヘッドとしてもよい。この樹脂
フィルム13は適当な接合部材を介して接合してもよい
し、あるいはその樹脂材料そのものを熱圧着によって接
合してもよい。更にこの樹脂フィルム13は蓋基板1を
成形する際に一緒に成形してもよい(図4(B))。こ
のようにすると樹脂フィルム13を蓋基板1に接合する
手間が省ける。
【0030】なお、この樹脂フィルム13に吐出口14
を形成する方法であるが、エキシマレーザを照射する方
法が好適に用いられ、例えば、ポリサルフォン,ポリエ
ーテルサルフォン,ポリフェニレンオキサイド,ポリプ
ロピレン,ポリイミドなどの樹脂にエキシマレーザを照
射して、樹脂を除去することによって得られる。この方
法によると、マスクパターン(この例では、丸パター
ン)にそった非常に精密な加工が可能である。なお、こ
こでは丸形状の吐出口14を示しているが、本発明に使
用できる吐出口としては、この形状に限定されるもので
はなく、三角形,正方形等、任意の形状を選ぶことがで
きる。なおエキシマレーザを照射して吐出口14を形成
する順序であるが、あらかじめ吐出口14を形成した樹
脂フィルム13を端面に接合してもよいし、樹脂フィル
ム13を端面に接合した後にエキシマレーザ照射して吐
出口を形成してもよい。また図4(B)のように樹脂フ
ィルム13を蓋基板1と一緒に成形する場合も、吐出口
を形成した後に発熱体基板2と積層接合してヘッドを構
成してもよいし、発熱体基板2と積層接合してヘッドを
構成した後に、吐出口を形成してもよい。(図4
(C))。
を形成する方法であるが、エキシマレーザを照射する方
法が好適に用いられ、例えば、ポリサルフォン,ポリエ
ーテルサルフォン,ポリフェニレンオキサイド,ポリプ
ロピレン,ポリイミドなどの樹脂にエキシマレーザを照
射して、樹脂を除去することによって得られる。この方
法によると、マスクパターン(この例では、丸パター
ン)にそった非常に精密な加工が可能である。なお、こ
こでは丸形状の吐出口14を示しているが、本発明に使
用できる吐出口としては、この形状に限定されるもので
はなく、三角形,正方形等、任意の形状を選ぶことがで
きる。なおエキシマレーザを照射して吐出口14を形成
する順序であるが、あらかじめ吐出口14を形成した樹
脂フィルム13を端面に接合してもよいし、樹脂フィル
ム13を端面に接合した後にエキシマレーザ照射して吐
出口を形成してもよい。また図4(B)のように樹脂フ
ィルム13を蓋基板1と一緒に成形する場合も、吐出口
を形成した後に発熱体基板2と積層接合してヘッドを構
成してもよいし、発熱体基板2と積層接合してヘッドを
構成した後に、吐出口を形成してもよい。(図4
(C))。
【0031】図5は、本発明の別の実施例を示してお
り、この実施例では凸部形状のリブ7を蓋基板1の内
側、即ち共通液室6内に設けたものである。このように
共通液室6内に設けても、外壁表面に設ける場合と同様
の効果がある。更にこのように共通液室6内に設ける
と、蓋基板1を発熱体基板に積層、押圧してヘッドとし
て完成させる場合に、蓋基板1の外壁表面は凹凸等が何
もない状態にできるので、邪魔なものがなく蓋基板1へ
の押圧がしやすいとうい利点がある。
り、この実施例では凸部形状のリブ7を蓋基板1の内
側、即ち共通液室6内に設けたものである。このように
共通液室6内に設けても、外壁表面に設ける場合と同様
の効果がある。更にこのように共通液室6内に設ける
と、蓋基板1を発熱体基板に積層、押圧してヘッドとし
て完成させる場合に、蓋基板1の外壁表面は凹凸等が何
もない状態にできるので、邪魔なものがなく蓋基板1へ
の押圧がしやすいとうい利点がある。
【0032】更に本発明では、このような凸部形状のリ
ブ7を2本以上設けるようにしている。具体的には、図
1あるいは図5に示したように、共通液室6に設けられ
た記録液体流入口3を挾んで、2本あるいはそれ以上設
けられる。こうすることによって、蓋基板1の機械的強
度はより一層高くなり、ヘッドとして完成させた場合
に、高精度な流路5等のディメンションが損なわれるこ
となく維持できるので、良好なインク吐出性能のヘッド
が実現し、高画質記録が可能となる。なお、図では記録
液体流入口3が1個の例を示しているが、記録液体流入
口3は必要に応じて(ノズル/発熱体の数に応じて)2
個以上設けられる。
ブ7を2本以上設けるようにしている。具体的には、図
1あるいは図5に示したように、共通液室6に設けられ
た記録液体流入口3を挾んで、2本あるいはそれ以上設
けられる。こうすることによって、蓋基板1の機械的強
度はより一層高くなり、ヘッドとして完成させた場合
に、高精度な流路5等のディメンションが損なわれるこ
となく維持できるので、良好なインク吐出性能のヘッド
が実現し、高画質記録が可能となる。なお、図では記録
液体流入口3が1個の例を示しているが、記録液体流入
口3は必要に応じて(ノズル/発熱体の数に応じて)2
個以上設けられる。
【0033】次に、本発明の別の特徴について説明す
る。前述のように本発明はショートアレイヘッドではな
く、ミッドアレイ,ラージアレイヘッドに適用されるも
のである。つまり、このようにノズル/発熱体が、五百
個〜数千個にも及ぶヘッドにおいては、その蓋基板1は
ノズル/発熱体配列方向に細長い長方形の形状となる
が、本発明者は、どのくらい細長くなった場合に本発明
の効果、即ち凸部形状のリブ7を設けることによる補強
の効果が出るのかを種々のヘッドを試作して明らかにし
た。試作したヘッドは図1に示したようなものであり、
蓋基板に凸部形状のリブ7があるものとないものを用意
してヘッドを試作した。またノズル/発熱体配列密度は
400dpiとした。リブ7は図1に示したように平行な
2本のリブとした。またリブ7の大きさは幅1mm、高さ
1mmとした。蓋基板の大きさは、幅7mm、ノズル/発熱
体配列方向の長さは、ノズル/発熱体数に応じて7mm〜
198mmまで変えたものを準備し、リブの有無による効
果を調べた。以下にその結果を示す。
る。前述のように本発明はショートアレイヘッドではな
く、ミッドアレイ,ラージアレイヘッドに適用されるも
のである。つまり、このようにノズル/発熱体が、五百
個〜数千個にも及ぶヘッドにおいては、その蓋基板1は
ノズル/発熱体配列方向に細長い長方形の形状となる
が、本発明者は、どのくらい細長くなった場合に本発明
の効果、即ち凸部形状のリブ7を設けることによる補強
の効果が出るのかを種々のヘッドを試作して明らかにし
た。試作したヘッドは図1に示したようなものであり、
蓋基板に凸部形状のリブ7があるものとないものを用意
してヘッドを試作した。またノズル/発熱体配列密度は
400dpiとした。リブ7は図1に示したように平行な
2本のリブとした。またリブ7の大きさは幅1mm、高さ
1mmとした。蓋基板の大きさは、幅7mm、ノズル/発熱
体配列方向の長さは、ノズル/発熱体数に応じて7mm〜
198mmまで変えたものを準備し、リブの有無による効
果を調べた。以下にその結果を示す。
【0034】表1より明らかなように、蓋基板がそれほ
ど大きくない(細長くない)場合には、リブを設けなく
ても高精度な蓋基板が得られ、吐出性能も良好である
が、ある長さ以上になるとリブを設けなかったものは吐
出性能が不良となり、更にヘッドとして構成した場合
に、インクリークが生じるものまでも出てきている。こ
れはある長さ以上になると、リブによる補強がないと蓋
基板の精度が維持できなくなるので発熱体基板との密着
が不完全になり、隣接流路間での気密性が悪くなること
により、吐出性能が良くなかったり、更にその程度(精
度低下による密着不完全)がひどくなった場合には、イ
ンクリークまで生じるという結果になったものである。
ど大きくない(細長くない)場合には、リブを設けなく
ても高精度な蓋基板が得られ、吐出性能も良好である
が、ある長さ以上になるとリブを設けなかったものは吐
出性能が不良となり、更にヘッドとして構成した場合
に、インクリークが生じるものまでも出てきている。こ
れはある長さ以上になると、リブによる補強がないと蓋
基板の精度が維持できなくなるので発熱体基板との密着
が不完全になり、隣接流路間での気密性が悪くなること
により、吐出性能が良くなかったり、更にその程度(精
度低下による密着不完全)がひどくなった場合には、イ
ンクリークまで生じるという結果になったものである。
【0035】ここで吐出性能不良とは、各ノズル間での
吐出性能(例えばインク滴飛翔速度、飛翔インク柱の形
状など)のバラツキが大きいことをいう。このような事
態を避けるためには、表1より蓋基板の縦横比が5倍以
上となるような場合には、リブによる補強をしなければ
ならないことが分かる。あるいはそのような細長形状の
蓋基板の長さが35mm以上となるような場合にはリブに
よる補強をしなければならないことが分かる。 表1 No. 幅 長さ ノズル/発熱体数 リブ有無 吐出性能 インクリーク 1 7mm 7mm 64 なし 良 なし 2 7mm 7mm 64 あり 良 なし 3 7mm 11mm 128 なし 良 なし 4 7mm 11mm 128 あり 良 なし 5 7mm 19mm 256 なし 良 なし 6 7mm 19mm 256 あり 良 なし 7 7mm 35mm 512 なし 不良 なし 8 7mm 35mm 512 あり 良 なし 9 7mm 67mm 1024 なし 不良 あり 10 7mm 67mm 1024 あり 良 なし 11 7mm 198mm 3072 なし 不良 あり 12 7mm 198mm 3072 あり 良 なし
吐出性能(例えばインク滴飛翔速度、飛翔インク柱の形
状など)のバラツキが大きいことをいう。このような事
態を避けるためには、表1より蓋基板の縦横比が5倍以
上となるような場合には、リブによる補強をしなければ
ならないことが分かる。あるいはそのような細長形状の
蓋基板の長さが35mm以上となるような場合にはリブに
よる補強をしなければならないことが分かる。 表1 No. 幅 長さ ノズル/発熱体数 リブ有無 吐出性能 インクリーク 1 7mm 7mm 64 なし 良 なし 2 7mm 7mm 64 あり 良 なし 3 7mm 11mm 128 なし 良 なし 4 7mm 11mm 128 あり 良 なし 5 7mm 19mm 256 なし 良 なし 6 7mm 19mm 256 あり 良 なし 7 7mm 35mm 512 なし 不良 なし 8 7mm 35mm 512 あり 良 なし 9 7mm 67mm 1024 なし 不良 あり 10 7mm 67mm 1024 あり 良 なし 11 7mm 198mm 3072 なし 不良 あり 12 7mm 198mm 3072 あり 良 なし
【0036】次に本発明の更に別の特徴について説明す
る。ここでは、本発明の特徴であるリブの大きさについ
て検討するため、蓋基板の肉厚とリブの高さを変えてヘ
ッドを試作し、インク吐出性能の良/不良を調べた。試
作したヘッドの大きさは、表1のNo.8、No.12の
ものと同じである。即ち幅7mm×長さ35mm及び幅7mm
×長さ198mmの蓋基板のものである。またノズル/発
熱体の配列密度も同じ400dpiである。またリブの配
置も同じく平行な2本のリブとした。そしてリブの幅は
1mmとした。なお蓋基板は共通液室部分がその領域の大
部分を占め、かつ通常はその部分の肉厚が最も薄いの
で、ここでは共通液室部分の肉厚とリブの高さの関係を
調べた。
る。ここでは、本発明の特徴であるリブの大きさについ
て検討するため、蓋基板の肉厚とリブの高さを変えてヘ
ッドを試作し、インク吐出性能の良/不良を調べた。試
作したヘッドの大きさは、表1のNo.8、No.12の
ものと同じである。即ち幅7mm×長さ35mm及び幅7mm
×長さ198mmの蓋基板のものである。またノズル/発
熱体の配列密度も同じ400dpiである。またリブの配
置も同じく平行な2本のリブとした。そしてリブの幅は
1mmとした。なお蓋基板は共通液室部分がその領域の大
部分を占め、かつ通常はその部分の肉厚が最も薄いの
で、ここでは共通液室部分の肉厚とリブの高さの関係を
調べた。
【0037】表2より明らかなように、リブの高さが、
共通液室の肉厚の1/10以上にしたヘッドでは良好な
インク吐出性能が得られることが分かる。つまり、ある
程度の大きさ以上のリブにしないと補強の効果がなく、
蓋基板の精度が維持できなくなるということが分かっ
た。 表2 No. 蓋基板の大きさ 共通液室肉厚 ノズル/発熱体数 リブ高さ 吐出性能 1 幅7mm×長さ 35mm 2mm 512 0mm 不良 2 幅7mm×長さ 35mm 2mm 512 0.1mm 不良 3 幅7mm×長さ 35mm 2mm 512 0.2mm 良 4 幅7mm×長さ 35mm 2mm 512 0.3mm 良 5 幅7mm×長さ 35mm 2mm 512 0.5mm 良 6 幅7mm×長さ 35mm 2mm 512 1mm 良 7 幅7mm×長さ198mm 3mm 3072 0mm 不良 8 幅7mm×長さ198mm 3mm 3072 0.1mm 不良 9 幅7mm×長さ198mm 3mm 3072 0.2mm 不良 10 幅7mm×長さ198mm 3mm 3072 0.3mm 良 11 幅7mm×長さ198mm 3mm 3072 0.5mm 良 12 幅7mm×長さ198mm 3mm 3072 1mm 良
共通液室の肉厚の1/10以上にしたヘッドでは良好な
インク吐出性能が得られることが分かる。つまり、ある
程度の大きさ以上のリブにしないと補強の効果がなく、
蓋基板の精度が維持できなくなるということが分かっ
た。 表2 No. 蓋基板の大きさ 共通液室肉厚 ノズル/発熱体数 リブ高さ 吐出性能 1 幅7mm×長さ 35mm 2mm 512 0mm 不良 2 幅7mm×長さ 35mm 2mm 512 0.1mm 不良 3 幅7mm×長さ 35mm 2mm 512 0.2mm 良 4 幅7mm×長さ 35mm 2mm 512 0.3mm 良 5 幅7mm×長さ 35mm 2mm 512 0.5mm 良 6 幅7mm×長さ 35mm 2mm 512 1mm 良 7 幅7mm×長さ198mm 3mm 3072 0mm 不良 8 幅7mm×長さ198mm 3mm 3072 0.1mm 不良 9 幅7mm×長さ198mm 3mm 3072 0.2mm 不良 10 幅7mm×長さ198mm 3mm 3072 0.3mm 良 11 幅7mm×長さ198mm 3mm 3072 0.5mm 良 12 幅7mm×長さ198mm 3mm 3072 1mm 良
【0038】次に本発明の更に別の特徴について説明す
る。図6にその例を示す。ここでは、本発明の特徴であ
るリブの配置を蓋基板が形作る対角線位置に設けてい
る。このようなリブの配置にすることにより、単に平行
に並べただけの場合に対して、ねじりに対する機械的強
度が向上するという利点があり、ヘッドとして完成させ
た場合に、より一層の流路等のディメンションの精度維
持が可能となり、高性能な液体噴射記録ヘッドが実現で
きる。なお図6は、リブの配置を対角線位置に設けると
いう考え方を説明するため蓋基板を概略的に示したもの
である。図7は、蓋基板の部屋、即ち共通液室が形作る
対角線位置にリブを配置した例である。この場合も同様
の効果が得られる。なお図7も、リブの配置を対角線位
置に設けるという考え方を説明するため蓋基板を概略的
に示したものである。
る。図6にその例を示す。ここでは、本発明の特徴であ
るリブの配置を蓋基板が形作る対角線位置に設けてい
る。このようなリブの配置にすることにより、単に平行
に並べただけの場合に対して、ねじりに対する機械的強
度が向上するという利点があり、ヘッドとして完成させ
た場合に、より一層の流路等のディメンションの精度維
持が可能となり、高性能な液体噴射記録ヘッドが実現で
きる。なお図6は、リブの配置を対角線位置に設けると
いう考え方を説明するため蓋基板を概略的に示したもの
である。図7は、蓋基板の部屋、即ち共通液室が形作る
対角線位置にリブを配置した例である。この場合も同様
の効果が得られる。なお図7も、リブの配置を対角線位
置に設けるという考え方を説明するため蓋基板を概略的
に示したものである。
【0039】次に本発明の更に別の特徴について説明す
る。図8にその例を示す。この例では、蓋基板の外周に
流路先端部を除いて、フランジ15を設けている。この
ようにしても、前述のように蓋基板の外壁面、あるいは
内壁面(共通液室面)にリブを設けると場合と同様に蓋
基板の機械的強度を高くでき、流路等のディメンション
の精度維持が可能となり、高性能な液室噴射記録ヘッド
が実現できる。またこの場合もリブを設ける場合と同様
に、金型をこのような形状にするだけで実現できるの
で、特別に難しい加工法になったり、あるいは大幅なコ
スト増というようなこともないという利点もある。
る。図8にその例を示す。この例では、蓋基板の外周に
流路先端部を除いて、フランジ15を設けている。この
ようにしても、前述のように蓋基板の外壁面、あるいは
内壁面(共通液室面)にリブを設けると場合と同様に蓋
基板の機械的強度を高くでき、流路等のディメンション
の精度維持が可能となり、高性能な液室噴射記録ヘッド
が実現できる。またこの場合もリブを設ける場合と同様
に、金型をこのような形状にするだけで実現できるの
で、特別に難しい加工法になったり、あるいは大幅なコ
スト増というようなこともないという利点もある。
【0040】
【発明の効果】請求項1に対応した効果:液体噴射記録
ヘッドの蓋基板の外壁表面に、長手方向にそって凸部形
状のリブを設けるようにしたので、流路〜液室よりなる
蓋基板を樹脂の一体成形によって形成した場合に、その
機械的強度を上げることができる。それにより、成形後
の蓋基板は変形等が少なくなり、非常に高精度なものと
することができ、発熱体基板と組み合わせて液体噴射記
録ヘッドを構成した場合にインクの漏れ等がなく、イン
ク滴吐出性能も良好な、高精度な液体噴射記録ヘッドを
得ることができる。
ヘッドの蓋基板の外壁表面に、長手方向にそって凸部形
状のリブを設けるようにしたので、流路〜液室よりなる
蓋基板を樹脂の一体成形によって形成した場合に、その
機械的強度を上げることができる。それにより、成形後
の蓋基板は変形等が少なくなり、非常に高精度なものと
することができ、発熱体基板と組み合わせて液体噴射記
録ヘッドを構成した場合にインクの漏れ等がなく、イン
ク滴吐出性能も良好な、高精度な液体噴射記録ヘッドを
得ることができる。
【0041】請求項2に対応した効果:請求項1に対応
した効果と同様に機械的強度の高い高精度な蓋基板が得
られ、それにより高精度な液体噴射記録ヘッドを得るこ
とができるとともに、蓋基板の液室内側に凸部形状のリ
ブを設けるようにしたので、蓋基板の外壁表面に凸部を
設けなくても良くなったので、蓋基板を発熱体基板に積
層、押圧して、ヘッドを構成する場合に邪魔なものがな
く、押圧がしやすい構造となった。
した効果と同様に機械的強度の高い高精度な蓋基板が得
られ、それにより高精度な液体噴射記録ヘッドを得るこ
とができるとともに、蓋基板の液室内側に凸部形状のリ
ブを設けるようにしたので、蓋基板の外壁表面に凸部を
設けなくても良くなったので、蓋基板を発熱体基板に積
層、押圧して、ヘッドを構成する場合に邪魔なものがな
く、押圧がしやすい構造となった。
【0042】請求項3に対応した効果:液体噴射記録ヘ
ッドの蓋基板にリブを2本以上設けるようにしたので、
より機械的強度を上げることができ、それによって製作
される液体噴射記録ヘッドも、より高精度かつインク滴
吐出性能の良好なものを得ることができた。
ッドの蓋基板にリブを2本以上設けるようにしたので、
より機械的強度を上げることができ、それによって製作
される液体噴射記録ヘッドも、より高精度かつインク滴
吐出性能の良好なものを得ることができた。
【0043】請求項4に対応した効果:縦横比が5倍以
上ある細長形状の蓋基板を樹脂の一体成形によって形成
する場合に、リブを設けるようにしたので、ノズル数が
多く細長形状のラージアレイヘッドであっても、その蓋
基板は機械的強度が高く、非常に高精度な液体噴射記録
ヘッドが得られるようになった。
上ある細長形状の蓋基板を樹脂の一体成形によって形成
する場合に、リブを設けるようにしたので、ノズル数が
多く細長形状のラージアレイヘッドであっても、その蓋
基板は機械的強度が高く、非常に高精度な液体噴射記録
ヘッドが得られるようになった。
【0044】請求項5に対応した効果:ノズル配列方向
の長さが35mm以上になる細長形状の蓋基板を樹脂の一
体成形によって形成する場合に、リブを設けるようにし
たので、ノズル数が多い細長形状のラージアレイヘッド
であっても、その蓋基板は機械的強度が高く、非常に高
精度な液体噴射記録ヘッドが得られるようになった。
の長さが35mm以上になる細長形状の蓋基板を樹脂の一
体成形によって形成する場合に、リブを設けるようにし
たので、ノズル数が多い細長形状のラージアレイヘッド
であっても、その蓋基板は機械的強度が高く、非常に高
精度な液体噴射記録ヘッドが得られるようになった。
【0045】請求項6に対応した効果:液体噴射記録ヘ
ッドの蓋基板に設けるリブの高さを蓋基板の最小肉厚の
1/10以上とすることにより、機械的強度が向上した
蓋基板が得られ、それによって製作される液体噴射記録
ヘッドも、より高精度かつインク滴吐出性能の良好なも
のを得ることができた。
ッドの蓋基板に設けるリブの高さを蓋基板の最小肉厚の
1/10以上とすることにより、機械的強度が向上した
蓋基板が得られ、それによって製作される液体噴射記録
ヘッドも、より高精度かつインク滴吐出性能の良好なも
のを得ることができた。
【0046】請求項7に対応した効果:液体噴射記録ヘ
ッドの蓋基板に、蓋基板の対角線上の位置にリブを設け
るようにしたので、ねじりに対しても機械的強度が向上
したものとなり、より一層強度の高い蓋基板が得られ、
それによって製作される液体噴射記録ヘッドも、より高
精度かつインク滴吐出性能の良好なものを得ることがで
きた。
ッドの蓋基板に、蓋基板の対角線上の位置にリブを設け
るようにしたので、ねじりに対しても機械的強度が向上
したものとなり、より一層強度の高い蓋基板が得られ、
それによって製作される液体噴射記録ヘッドも、より高
精度かつインク滴吐出性能の良好なものを得ることがで
きた。
【0047】請求項8に対応した効果:液体噴射記録ヘ
ッドの蓋基板に、蓋基板の部屋の対角線上の位置にリブ
を設けるようにしたので、ねじりに対しても機械的強度
が向上したものとなり、より一層強度の高い基板が得ら
れ、それによって製作される液体噴射記録ヘッドも、よ
り高精度かつインク滴吐出性能の良好なものを得ること
ができた。
ッドの蓋基板に、蓋基板の部屋の対角線上の位置にリブ
を設けるようにしたので、ねじりに対しても機械的強度
が向上したものとなり、より一層強度の高い基板が得ら
れ、それによって製作される液体噴射記録ヘッドも、よ
り高精度かつインク滴吐出性能の良好なものを得ること
ができた。
【0048】請求項9に対応した効果:流路先端部を除
く液体噴射記録ヘッドの蓋基板の外周に、フランジを設
けるようにしたので、より機械的強度を上げることがで
き、それによって製作される液体噴射記録ヘッドも、よ
り高精度かつインク滴吐出性能の良好なものを得ること
ができた。
く液体噴射記録ヘッドの蓋基板の外周に、フランジを設
けるようにしたので、より機械的強度を上げることがで
き、それによって製作される液体噴射記録ヘッドも、よ
り高精度かつインク滴吐出性能の良好なものを得ること
ができた。
【図1】 液体噴射記録ヘッドの一実施例を説明するた
めの要部斜視図及び分解斜視図である。
めの要部斜視図及び分解斜視図である。
【図2】 液体噴射記録ヘッドの一例であるバブルジェ
ットヘッドの動作を説明をするための図である。
ットヘッドの動作を説明をするための図である。
【図3】 リブの形状を説明するための要部拡大斜視図
である。
である。
【図4】 液体噴射記録ヘッドの他の実施例を示す斜視
図である。
図である。
【図5】 蓋基板の液室におけるリブの配置を説明する
ための要部斜視図である。
ための要部斜視図である。
【図6】 蓋基板におけるリブの配置を説明するための
簡略図である。
簡略図である。
【図7】 蓋基板の液室におけるリブの配置を説明する
ための簡略図である。
ための簡略図である。
【図8】 蓋基板のフランジを説明するためのための要
部斜視図である。
部斜視図である。
1…蓋基板、2…(発熱体)基板、3…記録液体流入
口、4…オリフィス、5…流路、6…液室を形成するた
めの領域(共通液室)、7…リブ、8…電極、9…発熱
体(ヒータ)、10…インク、11…気泡、12…飛翔
インク滴、13…樹脂フィルム、14…(エキシマレー
ザ照射で形成された)吐出口、15…フランジ。
口、4…オリフィス、5…流路、6…液室を形成するた
めの領域(共通液室)、7…リブ、8…電極、9…発熱
体(ヒータ)、10…インク、11…気泡、12…飛翔
インク滴、13…樹脂フィルム、14…(エキシマレー
ザ照射で形成された)吐出口、15…フランジ。
Claims (9)
- 【請求項1】 記録液体を収容するための部屋と、該部
屋に連絡する複数の流路と、前記部屋の記録液体流入口
とを形成した蓋基板と、該蓋基板と係合して前記部屋及
び前記流路を構成し、該流路に対応して設けられ、前記
記録液体に熱によって気泡を発生させ、該気泡の体積増
加に伴う作用力によって液体を小滴として吐出させるた
めの熱エネルギー発生手段を有する基板とから成る液体
噴射記録ヘッドにおいて、前記蓋基板は、前記部屋,記
録液体流入口、及び、流路と共にプラスチックの一体成
形により形成したものであり、前記蓋基板の外壁表面に
は、長手方向に沿って凸部形状のリブを設けたことを特
徴とする液体噴射記録ヘッド。 - 【請求項2】 記録液体を収容するための部屋と、該部
屋に連絡する複数の流路と、前記部屋の記録液体流入口
とを形成した蓋基板と、該蓋基板と係合し前記部屋及び
前記流路を構成し、該流路に対応して設けられ、前記記
録液体に熱によって気泡を発生させ、該気泡の体積増加
に伴う作用力によって液体を小滴として吐出させるため
の熱エネルギー発生手段を有する基板とから成る液体噴
射記録ヘッドにおいて、前記蓋基板は、前記部屋,記録
液体流入口,流路と共にプラスチックの一体成形により
形成したものであり、前記蓋基板に形成された前記部屋
の内側には、長手方向に沿って凸部形状のリブを設けた
ことを特徴とする液体噴射記録ヘッド。 - 【請求項3】 前記リブを2本以上設けたことを特徴と
する請求項1又は2に記載の液体噴射記録ヘッド。 - 【請求項4】 前記リブは前記蓋基板の縦横比が5倍以
上ある細長形状の蓋基板に設けたことを特徴とする、請
求項1乃至3のいずれか1項に記載の液体噴射記録ヘッ
ド。 - 【請求項5】 前記リブは35mm以上の細長形状の蓋基
板に設けたことを特徴する、請求項1乃至4のいずれか
1項に記載の液体噴射記録ヘッド。 - 【請求項6】 前記リブは前記蓋基板の最小肉厚の1/
10以上の高さを有する凸部形状のリブであることを特
徴とする、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の液体
噴射記録ヘッド。 - 【請求項7】 前記リブは前記蓋基板の対角線上の位置
に設けたことを特徴とする、請求項1,3乃至6のいず
れか1項に記載の液体噴射記録ヘッド。 - 【請求項8】 前記リブは前記蓋基板の部屋の対角線上
の位置に設けたことを特徴とする、請求項2,3乃至6
のいずれか1項に記載の液体噴射記録ヘッド。 - 【請求項9】 前記流路先端部を除く前記蓋基板の外周
にフランジを設けたことを特徴とする、請求項1乃至8
のいずれか1項に記載の液体噴射記録ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6755298A JPH11263014A (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | 液体噴射記録ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6755298A JPH11263014A (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | 液体噴射記録ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11263014A true JPH11263014A (ja) | 1999-09-28 |
Family
ID=13348253
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6755298A Pending JPH11263014A (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | 液体噴射記録ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11263014A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006035536A (ja) * | 2004-07-23 | 2006-02-09 | Ricoh Co Ltd | 液体吐出ヘッド、ヘッドカートリッジ、インクジェット記録装置、及び薬剤吸入装置 |
| AU2004200367B2 (en) * | 1999-12-09 | 2006-11-02 | Memjet Technology Limited | Inkjet Printhead with Flex PCB in Ink Flow Path |
| US7163268B2 (en) | 2001-11-05 | 2007-01-16 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Ink jet recording method and ink jet recording apparatus |
-
1998
- 1998-03-18 JP JP6755298A patent/JPH11263014A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU2004200367B2 (en) * | 1999-12-09 | 2006-11-02 | Memjet Technology Limited | Inkjet Printhead with Flex PCB in Ink Flow Path |
| US7163268B2 (en) | 2001-11-05 | 2007-01-16 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Ink jet recording method and ink jet recording apparatus |
| JP2006035536A (ja) * | 2004-07-23 | 2006-02-09 | Ricoh Co Ltd | 液体吐出ヘッド、ヘッドカートリッジ、インクジェット記録装置、及び薬剤吸入装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040123 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040203 |
|
| A521 | Written amendment |
Effective date: 20040223 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040831 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |