JPH11263038A - 蛍光プリンターの露光方法 - Google Patents
蛍光プリンターの露光方法Info
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- JPH11263038A JPH11263038A JP6810698A JP6810698A JPH11263038A JP H11263038 A JPH11263038 A JP H11263038A JP 6810698 A JP6810698 A JP 6810698A JP 6810698 A JP6810698 A JP 6810698A JP H11263038 A JPH11263038 A JP H11263038A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- exposure
- photographic paper
- photosensitive material
- fluorescent
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Abstract
(57)【要約】
【課題】感光特性が異なる種々の感光材料に対しても適
切な露光が可能な蛍光プリンターの露光方法を提供する
こと。 【解決手段】電子を蛍光体(64)に当てることで放出され
た光を感光材料(3) に照射して感光材料にドットを形成
する複数の主走査方向に並んだ発光体素子を有する発光
ブロック(32,33,34)を備えた蛍光プリンターの露光方法
において、前記発光ブロックと前記感光材料との間の複
数回の副走査方向の相対移動によって前記感光材料の同
一箇所を多重露光して前記感光材料にドットパターンを
形成する。
切な露光が可能な蛍光プリンターの露光方法を提供する
こと。 【解決手段】電子を蛍光体(64)に当てることで放出され
た光を感光材料(3) に照射して感光材料にドットを形成
する複数の主走査方向に並んだ発光体素子を有する発光
ブロック(32,33,34)を備えた蛍光プリンターの露光方法
において、前記発光ブロックと前記感光材料との間の複
数回の副走査方向の相対移動によって前記感光材料の同
一箇所を多重露光して前記感光材料にドットパターンを
形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子を蛍光体に当
てることで放出された光を感光材料に照射して感光材料
にドットを形成する複数の主走査方向に並んだ発光体素
子を有する発光ブロックを備えた蛍光プリンターの露光
方法に関する。
てることで放出された光を感光材料に照射して感光材料
にドットを形成する複数の主走査方向に並んだ発光体素
子を有する発光ブロックを備えた蛍光プリンターの露光
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光に感応する感光材に画像を形成する蛍
光プリンターは、例えば、特開平5−92622号公報
に開示されているように、熱電子を放出するカソード電
極と、グリッド電極と、所定のピッチと大きさでもって
蛍光体が被覆している複数の帯状アノード電極とが真空
容器の中に封入されており、グリッド電極への画像デー
タに基づく制御信号の付与により、蛍光体への熱電子の
衝突、つまり蛍光体の発光が制御される。1つの蛍光体
が画像を構成する1つのピクセル、つまり1ドットに対
応しており、多数の蛍光体を主走査方向に配列して構成
された発光ブロックと感光材料との間の副走査方向(主
走査方向と直交している)の相対移動によって感光材料
に画像データに基づいた多数のドットの集まりとしての
潜像が形成される。
光プリンターは、例えば、特開平5−92622号公報
に開示されているように、熱電子を放出するカソード電
極と、グリッド電極と、所定のピッチと大きさでもって
蛍光体が被覆している複数の帯状アノード電極とが真空
容器の中に封入されており、グリッド電極への画像デー
タに基づく制御信号の付与により、蛍光体への熱電子の
衝突、つまり蛍光体の発光が制御される。1つの蛍光体
が画像を構成する1つのピクセル、つまり1ドットに対
応しており、多数の蛍光体を主走査方向に配列して構成
された発光ブロックと感光材料との間の副走査方向(主
走査方向と直交している)の相対移動によって感光材料
に画像データに基づいた多数のドットの集まりとしての
潜像が形成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】感光ドラムの回転に同
期して各発光体素子から照射される光ドットによって感
光ドラムに形成された潜像を現像して、転写用紙に転写
するような蛍光プリンターでは、感光ドラムの感光特性
を高感度で一定に保持することが可能であるが、例え
ば、通常ハロゲンランプのような大きな光量をもった光
源で露光される写真印画紙のような感光材料のために蛍
光プリンターを用いる場合では、1つの蛍光体が発する
光量は余り大きくないことが問題となる。印画紙の種類
によって感光特性が大きく異なり、感光特性が低い印画
紙の場合、アノード電圧の増大による発光量の増加には
限界があるので、アノード電圧の調整だけで発光量の補
正することが困難である。特に、カラー印画紙の場合、
R、G、Bの内の特定の色の感光特性が他に比べて極端
に低いものもあるが、顧客の広範囲の要望を満足させる
ためにはそのような印画紙に対しても適切な露光を行う
必要がある。本発明の目的は、感光特性が異なる種々の
感光材料に対しても適切な露光が可能な蛍光プリンター
の露光方法を提供することである。
期して各発光体素子から照射される光ドットによって感
光ドラムに形成された潜像を現像して、転写用紙に転写
するような蛍光プリンターでは、感光ドラムの感光特性
を高感度で一定に保持することが可能であるが、例え
ば、通常ハロゲンランプのような大きな光量をもった光
源で露光される写真印画紙のような感光材料のために蛍
光プリンターを用いる場合では、1つの蛍光体が発する
光量は余り大きくないことが問題となる。印画紙の種類
によって感光特性が大きく異なり、感光特性が低い印画
紙の場合、アノード電圧の増大による発光量の増加には
限界があるので、アノード電圧の調整だけで発光量の補
正することが困難である。特に、カラー印画紙の場合、
R、G、Bの内の特定の色の感光特性が他に比べて極端
に低いものもあるが、顧客の広範囲の要望を満足させる
ためにはそのような印画紙に対しても適切な露光を行う
必要がある。本発明の目的は、感光特性が異なる種々の
感光材料に対しても適切な露光が可能な蛍光プリンター
の露光方法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】電子を蛍光体に当てるこ
とで放出された光を感光材料に照射して感光材料にドッ
トを形成する複数の主走査方向に並んだ発光体素子を有
する発光ブロックを備えた蛍光プリンターの露光方法に
おいて、上記目的を達成するために、本発明では、前記
発光ブロックと前記感光材料との間の複数回の副走査方
向の相対移動によって前記感光材料の同一箇所を多重露
光して前記感光材料にドットパターンを形成する。
とで放出された光を感光材料に照射して感光材料にドッ
トを形成する複数の主走査方向に並んだ発光体素子を有
する発光ブロックを備えた蛍光プリンターの露光方法に
おいて、上記目的を達成するために、本発明では、前記
発光ブロックと前記感光材料との間の複数回の副走査方
向の相対移動によって前記感光材料の同一箇所を多重露
光して前記感光材料にドットパターンを形成する。
【0005】この方法では、従来では発光ブロックの1
回の副走査方向の相対移動時の露光によって形成される
1つのドットが、複数回の相対移動によって同一の発光
ブロックの同一位置の発光体素子によって相対移動の数
だけ多重に露光されるので、例えば2回走査すると、1
つのドットに対して従来より2倍の光量で露光すること
が可能となり、感光特性の低い感光材料にとって好都合
となる。その際、副走査方向の相対移動の往路と復路を
露光に利用するなら、つまりスイッチバック露光を行う
なら、従来ホームポジションに戻るだけであった復路の
移動を有効に利用できる。
回の副走査方向の相対移動時の露光によって形成される
1つのドットが、複数回の相対移動によって同一の発光
ブロックの同一位置の発光体素子によって相対移動の数
だけ多重に露光されるので、例えば2回走査すると、1
つのドットに対して従来より2倍の光量で露光すること
が可能となり、感光特性の低い感光材料にとって好都合
となる。その際、副走査方向の相対移動の往路と復路を
露光に利用するなら、つまりスイッチバック露光を行う
なら、従来ホームポジションに戻るだけであった復路の
移動を有効に利用できる。
【0006】本発明の上述した利点は、電子を蛍光体に
当てることで放出された光を感光材料に照射して感光材
料にドットを形成する複数の主走査方向に並んだ発光体
素子を有するR、G、Bの3色の発光ブロックからなる
カラー用の蛍光プリンターにおける露光においても同様
に得られ、そのためにこのようなカラー用蛍光プリンタ
ーでは、前記3つの発光ブロックの内の少なくとも1つ
が複数回目の副走査方向移動においても感光材料に対し
て露光を行えばよい。これにより、少なくとも1色のた
め露光が複数回の副走査方向移動毎に行われ、その色に
関して、所望通りの大きな発光量で露光される。
当てることで放出された光を感光材料に照射して感光材
料にドットを形成する複数の主走査方向に並んだ発光体
素子を有するR、G、Bの3色の発光ブロックからなる
カラー用の蛍光プリンターにおける露光においても同様
に得られ、そのためにこのようなカラー用蛍光プリンタ
ーでは、前記3つの発光ブロックの内の少なくとも1つ
が複数回目の副走査方向移動においても感光材料に対し
て露光を行えばよい。これにより、少なくとも1色のた
め露光が複数回の副走査方向移動毎に行われ、その色に
関して、所望通りの大きな発光量で露光される。
【0007】本発明の好適な実施形態として、前記発光
ブロックによる副走査方向での往復相対移動における往
路走査時と復路走査時に前記感光材料の同一箇所の露光
が同一の濃度データによって行われることが提案され
る。この場合、往路走査時において各ドットラインの露
光のために発光ブロックに用いられた濃度データが復路
走査時には逆の順序で読み出されるだけで1回目と同じ
ように2回目の露光が各ドットに対して行われる。従っ
て、発光ブロックの発光制御系を根本的に変更する必要
がない。同じ濃度データを複数回露光することにより、
標準の発光量に対して整数倍の発光量での露光が可能と
なる。
ブロックによる副走査方向での往復相対移動における往
路走査時と復路走査時に前記感光材料の同一箇所の露光
が同一の濃度データによって行われることが提案され
る。この場合、往路走査時において各ドットラインの露
光のために発光ブロックに用いられた濃度データが復路
走査時には逆の順序で読み出されるだけで1回目と同じ
ように2回目の露光が各ドットに対して行われる。従っ
て、発光ブロックの発光制御系を根本的に変更する必要
がない。同じ濃度データを複数回露光することにより、
標準の発光量に対して整数倍の発光量での露光が可能と
なる。
【0008】往路走査時と復路走査時とで、発光ブロッ
クのアノード電極には異なる電圧を印可するこで、同じ
濃度データを用いても1つのドットに対して単純に整数
倍された発光量以外の値で露光可能とすることも本発明
の好適な実施形態の1つとして提案される。
クのアノード電極には異なる電圧を印可するこで、同じ
濃度データを用いても1つのドットに対して単純に整数
倍された発光量以外の値で露光可能とすることも本発明
の好適な実施形態の1つとして提案される。
【0009】さらに、本発明の好適な実施形態におい
て、感光材料としての印画紙の種類を検出する印画紙セ
ンサーが備えられるならば、印画紙センサーの検知結果
に基づいて、例えばプリント対象となる印画紙の感光特
性が高い場合単一の往路走査時の露光だけとし、プリン
ト対象となる印画紙の感光特性が低い場合往路走査時と
復路走査時の両方で露光するといったように、自動的に
印画紙の種類に応じた露光方法が選択される。さらに精
密な露光調整を行うためには、この印画紙センサーの検
知結果に基づいて前記往路走査での前記発光ブロックの
アノード電極に印可される電圧が決定されるようにすれ
ばよい。つまり、印画紙センサーの検知結果に基づい
て、往路走査時と復路走査時での露光において発光ブロ
ックのアノード電極に印可される電圧を別個に調整する
ことでプリント対象となる印画紙の感光特性に最適な露
光が行われる。本発明によるその他の特徴及び利点は、
以下図面を用いた実施例の説明により明らかになるだろ
う。
て、感光材料としての印画紙の種類を検出する印画紙セ
ンサーが備えられるならば、印画紙センサーの検知結果
に基づいて、例えばプリント対象となる印画紙の感光特
性が高い場合単一の往路走査時の露光だけとし、プリン
ト対象となる印画紙の感光特性が低い場合往路走査時と
復路走査時の両方で露光するといったように、自動的に
印画紙の種類に応じた露光方法が選択される。さらに精
密な露光調整を行うためには、この印画紙センサーの検
知結果に基づいて前記往路走査での前記発光ブロックの
アノード電極に印可される電圧が決定されるようにすれ
ばよい。つまり、印画紙センサーの検知結果に基づい
て、往路走査時と復路走査時での露光において発光ブロ
ックのアノード電極に印可される電圧を別個に調整する
ことでプリント対象となる印画紙の感光特性に最適な露
光が行われる。本発明によるその他の特徴及び利点は、
以下図面を用いた実施例の説明により明らかになるだろ
う。
【0010】
【発明の実施の形態】図1にカラープリント用蛍光プリ
ントヘッド60の模式的な断面図が示されている。蛍光
プリントヘッド60は、実際には、R(赤)、G
(緑)、B(青)の3つの発光ブロック32、33、3
4(図5参照)を備えているが、ここではRの発光ブロ
ックだけを示している。他の2つの発光ブロックも同様
な構成となっている。透光性材料からなる基板61の内
面には、アルミニウム薄膜からなる第1帯状アノード電
極62と第2帯状アノード電極63が形成されている。
この両帯状アノード電極62、63は、図2からよく理
解できるように、この蛍光プリントヘッド60によって
露光される印画紙等の感光材(ここでは以下単に印画紙
と称す)3の搬送方向に対して直角となる主走査方向に
延設されているとともに、所定のピッチで矩形の透過孔
62a、63aが設けられている。第1帯状アノード電
極62の透過孔62aと第2帯状アノード電極63の透
過孔63aは千鳥状に配置されている。
ントヘッド60の模式的な断面図が示されている。蛍光
プリントヘッド60は、実際には、R(赤)、G
(緑)、B(青)の3つの発光ブロック32、33、3
4(図5参照)を備えているが、ここではRの発光ブロ
ックだけを示している。他の2つの発光ブロックも同様
な構成となっている。透光性材料からなる基板61の内
面には、アルミニウム薄膜からなる第1帯状アノード電
極62と第2帯状アノード電極63が形成されている。
この両帯状アノード電極62、63は、図2からよく理
解できるように、この蛍光プリントヘッド60によって
露光される印画紙等の感光材(ここでは以下単に印画紙
と称す)3の搬送方向に対して直角となる主走査方向に
延設されているとともに、所定のピッチで矩形の透過孔
62a、63aが設けられている。第1帯状アノード電
極62の透過孔62aと第2帯状アノード電極63の透
過孔63aは千鳥状に配置されている。
【0011】各透過孔62a、63aには、蛍光体64
が被覆されており、この蛍光体64から間隔をあけて、
主走査方向を横断する方向に蛍光体64に対応する複数
のグリッド電極65が延設されている。このグリッド電
極65には、蛍光体64と対向するエリアに透光部とし
てのスリット孔65aが形成されている。各グリッド電
極65は互いに電気的に独立しており、それぞれに独立
した制御電圧が印加される。グリッド電極65からさら
に離れて、加速電極66が設けられている。この加速電
極66はグリッド電極65のスリット孔65aに対応し
てスリット孔66aを設けている1枚の金属板からな
り、共通の加速電圧が印加される。さらにグリッド電極
65から離れた位置にフィラメントとしての線状カソー
ド電極67が主走査方向に沿って設けられている。蛍光
体64と、第1帯状アノード電極62又は第2帯状アノ
ード電極63と、グリッド電極65と、加速電極66と
が各発光体素子を構成しており、各発光体素子によって
照射される光が印画紙3に1ドットの潜像を形成する。
なお、図2に関し右側に位置する発光体素子の列を奇数
発光体列ODDと呼び、図2に関し左側に位置する発光
体素子の列を偶数発光体列EVENと呼ぶことにする。
奇数発光体列ODDと偶数発光体列EVENの発光タイ
ミングをそれぞれの間隔分の移動時間分だけずらせるこ
とにより、1ラインのつながったドットパターンが形成
されるのである。
が被覆されており、この蛍光体64から間隔をあけて、
主走査方向を横断する方向に蛍光体64に対応する複数
のグリッド電極65が延設されている。このグリッド電
極65には、蛍光体64と対向するエリアに透光部とし
てのスリット孔65aが形成されている。各グリッド電
極65は互いに電気的に独立しており、それぞれに独立
した制御電圧が印加される。グリッド電極65からさら
に離れて、加速電極66が設けられている。この加速電
極66はグリッド電極65のスリット孔65aに対応し
てスリット孔66aを設けている1枚の金属板からな
り、共通の加速電圧が印加される。さらにグリッド電極
65から離れた位置にフィラメントとしての線状カソー
ド電極67が主走査方向に沿って設けられている。蛍光
体64と、第1帯状アノード電極62又は第2帯状アノ
ード電極63と、グリッド電極65と、加速電極66と
が各発光体素子を構成しており、各発光体素子によって
照射される光が印画紙3に1ドットの潜像を形成する。
なお、図2に関し右側に位置する発光体素子の列を奇数
発光体列ODDと呼び、図2に関し左側に位置する発光
体素子の列を偶数発光体列EVENと呼ぶことにする。
奇数発光体列ODDと偶数発光体列EVENの発光タイ
ミングをそれぞれの間隔分の移動時間分だけずらせるこ
とにより、1ラインのつながったドットパターンが形成
されるのである。
【0012】以上述べた、帯状アノード電極62と6
3、グリッド電極65、加速電極66、カソード電極6
7は、基板61の内面とカバー体68によって作り出さ
れる真空空間に収納されている。基板61の外面には、
蛍光体64に対向してカラーフィルタとしての赤色フィ
ルタ69が設けられている。蛍光体64から放射された
光ビーム70はこの赤色フィルタ69で調光され、セル
フォックレンズ71によって印画紙3上に結像する。
3、グリッド電極65、加速電極66、カソード電極6
7は、基板61の内面とカバー体68によって作り出さ
れる真空空間に収納されている。基板61の外面には、
蛍光体64に対向してカラーフィルタとしての赤色フィ
ルタ69が設けられている。蛍光体64から放射された
光ビーム70はこの赤色フィルタ69で調光され、セル
フォックレンズ71によって印画紙3上に結像する。
【0013】カソード電極67と加速電極66に所定の
電圧を印加した状態で、第1帯状アノード電極62と第
2帯状アノード電極63に所定のタイミングで交互に電
圧を印加し、このタイミングに同期して所望のグリッド
電極65に正の露光信号を印加することで、カソード電
極67から跳び出た熱電子がグリッド電極65の状態に
応じてスリット孔65aを通過し、蛍光体64に衝突す
る。熱電子が衝突した蛍光体64は光を放射し、この光
ビーム70は透過孔を通り、印画紙3に到達すること
で、印画紙3に対して光ビームドット単位の露光を行
う。例えば、全ての蛍光体64が光を放射した場合、奇
数発光体列ODDと偶数発光体列EVENによって、印
画紙3は1ドット幅で一直線上に露光される。なお、第
1帯状アノード電極62と第2帯状アノード電極63に
印加される電圧を変更することにより、特定の発光ブロ
ックの発光量を全体的にある程度の範囲において増減さ
せることは可能である。
電圧を印加した状態で、第1帯状アノード電極62と第
2帯状アノード電極63に所定のタイミングで交互に電
圧を印加し、このタイミングに同期して所望のグリッド
電極65に正の露光信号を印加することで、カソード電
極67から跳び出た熱電子がグリッド電極65の状態に
応じてスリット孔65aを通過し、蛍光体64に衝突す
る。熱電子が衝突した蛍光体64は光を放射し、この光
ビーム70は透過孔を通り、印画紙3に到達すること
で、印画紙3に対して光ビームドット単位の露光を行
う。例えば、全ての蛍光体64が光を放射した場合、奇
数発光体列ODDと偶数発光体列EVENによって、印
画紙3は1ドット幅で一直線上に露光される。なお、第
1帯状アノード電極62と第2帯状アノード電極63に
印加される電圧を変更することにより、特定の発光ブロ
ックの発光量を全体的にある程度の範囲において増減さ
せることは可能である。
【0014】以下、上述した発光ブロックをR、G、B
毎に1つずつ備えた蛍光プリントヘッド60をカラープ
リント用蛍光プリンターとして採用したプリンタープロ
セッサーを説明する。図3に示す概略ブロック図から明
らかなように、プリンタープロセッサーには、写真用フ
ィルム2の画像を感光材料としての印画紙3に対して露
光ポイント1において投影露光する光学露光装置20
と、同じ露光ポイント1においてデジタル画像データに
応じて画像を印画紙3に露光するデジタル露光装置とし
ての蛍光プリンター30と、露光ポイント1で露光され
た印画紙3を現像する現像処理部5、印画紙3を印画紙
マガジン4から露光ポイント1を経て現像処理部5へ搬
送する印画紙搬送機構6及び、プリンタープロセッサー
1の各部の制御等を行うコントローラ7が備えられてい
る。露光ポイント1には印画紙3に対する光学露光装置
20による露光エリアを決定するペーパーマスク40が
設けられ、コントローラ7には各種の情報入力を行うた
めの操作卓8及び画像や文字を表示させるモニタ9が接
続されている。コントローラ7と通信可能に接続されて
いるサブコントローラ107は、コントローラ7の補助
的な働きを行うものである。
毎に1つずつ備えた蛍光プリントヘッド60をカラープ
リント用蛍光プリンターとして採用したプリンタープロ
セッサーを説明する。図3に示す概略ブロック図から明
らかなように、プリンタープロセッサーには、写真用フ
ィルム2の画像を感光材料としての印画紙3に対して露
光ポイント1において投影露光する光学露光装置20
と、同じ露光ポイント1においてデジタル画像データに
応じて画像を印画紙3に露光するデジタル露光装置とし
ての蛍光プリンター30と、露光ポイント1で露光され
た印画紙3を現像する現像処理部5、印画紙3を印画紙
マガジン4から露光ポイント1を経て現像処理部5へ搬
送する印画紙搬送機構6及び、プリンタープロセッサー
1の各部の制御等を行うコントローラ7が備えられてい
る。露光ポイント1には印画紙3に対する光学露光装置
20による露光エリアを決定するペーパーマスク40が
設けられ、コントローラ7には各種の情報入力を行うた
めの操作卓8及び画像や文字を表示させるモニタ9が接
続されている。コントローラ7と通信可能に接続されて
いるサブコントローラ107は、コントローラ7の補助
的な働きを行うものである。
【0015】印画紙3をロール状に収納している印画紙
マガジン4から引き出された印画紙3は、光学露光装置
20又は蛍光プリンター30或いは両方の露光装置で露
光された後、現像処理部5にて現像され、一駒分の画像
情報を含む大きさに切断されて排出される。もちろん、
露光前に印画紙3を必要な長さに切断する構成を採用し
ても良い。
マガジン4から引き出された印画紙3は、光学露光装置
20又は蛍光プリンター30或いは両方の露光装置で露
光された後、現像処理部5にて現像され、一駒分の画像
情報を含む大きさに切断されて排出される。もちろん、
露光前に印画紙3を必要な長さに切断する構成を採用し
ても良い。
【0016】以下、各構成要素について説明する。光学
露光装置20には、ハロゲンランプで構成された光学露
光用光源21、フィルム2に照射する光の色バランスを
調整する調光フィルタ22、調光フィルタ22を通過し
た光を均一に混色するミラートンネル23、フィルム2
の画像を印画紙3上に結像させる焼付レンズ24及びシ
ャッタ25が露光光路をなす同一光軸上に設けられてい
る。
露光装置20には、ハロゲンランプで構成された光学露
光用光源21、フィルム2に照射する光の色バランスを
調整する調光フィルタ22、調光フィルタ22を通過し
た光を均一に混色するミラートンネル23、フィルム2
の画像を印画紙3上に結像させる焼付レンズ24及びシ
ャッタ25が露光光路をなす同一光軸上に設けられてい
る。
【0017】フィルム2に形成されている画像を読み取
るスキャナ10が、光学露光装置20に対してフィルム
搬送経路上流側に設けられている。このスキャナ10
は、フィルム2に対して白色光を照射し、その反射光あ
るいは透過光の強度を赤色,緑色,青色の3原色に分解
して、例えばCCDラインセンサ又はCCDイメージセ
ンサ等で画像の濃度を測定するものである。このスキャ
ナ10によって読み取られた画像情報は、コントローラ
7に送られて、露光された印画紙3に形成される画像の
シミュレート画像をモニタ9に表示するために用いられ
る。
るスキャナ10が、光学露光装置20に対してフィルム
搬送経路上流側に設けられている。このスキャナ10
は、フィルム2に対して白色光を照射し、その反射光あ
るいは透過光の強度を赤色,緑色,青色の3原色に分解
して、例えばCCDラインセンサ又はCCDイメージセ
ンサ等で画像の濃度を測定するものである。このスキャ
ナ10によって読み取られた画像情報は、コントローラ
7に送られて、露光された印画紙3に形成される画像の
シミュレート画像をモニタ9に表示するために用いられ
る。
【0018】図4に詳しく示されているように、蛍光プ
リンター30には、前述した構造を有するR発光ブロッ
ク32とG発光ブロック33とB発光ブロック34から
なる蛍光プリントヘッド60と、この蛍光プリントヘッ
ド60を印画紙3の搬送方向、つまり副走査方向に走査
するための往復移動機構50が備えられている。蛍光プ
リントヘッド60の各発光ブロックはコントローラ7と
接続されており、往復移動機構50の駆動系はサブコン
トローラ107と接続されている。コントローラ7によ
る蛍光体64の制御及び往復移動機構50を介してサブ
コントローラ107による蛍光プリントヘッド60の副
走査方向での走査制御に基づいて画像データや文字デー
タが印画紙3にカラー露光される。
リンター30には、前述した構造を有するR発光ブロッ
ク32とG発光ブロック33とB発光ブロック34から
なる蛍光プリントヘッド60と、この蛍光プリントヘッ
ド60を印画紙3の搬送方向、つまり副走査方向に走査
するための往復移動機構50が備えられている。蛍光プ
リントヘッド60の各発光ブロックはコントローラ7と
接続されており、往復移動機構50の駆動系はサブコン
トローラ107と接続されている。コントローラ7によ
る蛍光体64の制御及び往復移動機構50を介してサブ
コントローラ107による蛍光プリントヘッド60の副
走査方向での走査制御に基づいて画像データや文字デー
タが印画紙3にカラー露光される。
【0019】ペーパーマスク40それ自体は、公知なも
のであり、詳しい説明は省略するが、図5と図6に概略
的に示すように、印画紙3の搬送方向に平行に延びてい
るとともに搬送方向の横断方向に往復移動可能な上辺部
材41と下辺部材42、印画紙3の搬送方向の横断方向
に延びているとともに搬送方向に往復移動可能な左辺部
材43と右辺部材44、これらの部材を支持している基
台45を備えており、上辺部材41と下辺部材42の間
隔によって印画紙3の幅方向の露光範囲が、左辺部材4
3と右辺部材44の間隔によって印画紙3の長さ方向の
露光範囲が決定される。上辺部材41、下辺部材42、
左辺部材43、右辺部材44の動きは、図示されていな
い駆動機構を介してコントローラ7によって制御され
る。
のであり、詳しい説明は省略するが、図5と図6に概略
的に示すように、印画紙3の搬送方向に平行に延びてい
るとともに搬送方向の横断方向に往復移動可能な上辺部
材41と下辺部材42、印画紙3の搬送方向の横断方向
に延びているとともに搬送方向に往復移動可能な左辺部
材43と右辺部材44、これらの部材を支持している基
台45を備えており、上辺部材41と下辺部材42の間
隔によって印画紙3の幅方向の露光範囲が、左辺部材4
3と右辺部材44の間隔によって印画紙3の長さ方向の
露光範囲が決定される。上辺部材41、下辺部材42、
左辺部材43、右辺部材44の動きは、図示されていな
い駆動機構を介してコントローラ7によって制御され
る。
【0020】蛍光プリントヘッド60のための往復移動
機構50は、ペーパーマスク40の基台45に取り付け
られており、その基本的な構成要素は、蛍光プリントヘ
ッド60の両側端部に設けられたガイド部材51、ガイ
ド部材51に設けられたガイド孔51aに挿通されるガ
イドレール52、一方のガイド部材51に設けらたワイ
ヤー留め具53、端部をワイヤー留め具53に固定され
たワイヤー54、ワイヤー54を掛け回しているととも
に基台45の両端に配置されているスプロケット55、
一方のスプロケット55をサブコントローラ107の制
御に基づいて回転させるステッピングモータ56であ
る。ステッピングモータ56の回転は、ワイヤー54の
動きを通じて蛍光プリントヘッド60をガイドレール5
2に沿って移動させる。
機構50は、ペーパーマスク40の基台45に取り付け
られており、その基本的な構成要素は、蛍光プリントヘ
ッド60の両側端部に設けられたガイド部材51、ガイ
ド部材51に設けられたガイド孔51aに挿通されるガ
イドレール52、一方のガイド部材51に設けらたワイ
ヤー留め具53、端部をワイヤー留め具53に固定され
たワイヤー54、ワイヤー54を掛け回しているととも
に基台45の両端に配置されているスプロケット55、
一方のスプロケット55をサブコントローラ107の制
御に基づいて回転させるステッピングモータ56であ
る。ステッピングモータ56の回転は、ワイヤー54の
動きを通じて蛍光プリントヘッド60をガイドレール5
2に沿って移動させる。
【0021】ここで、図7で示された1ライン10個で
2ラインからなるドットパターンをこの蛍光プリントヘ
ッドを用いて形成する際の手順を図8で示された模式的
なタイムチャートを用いて説明する。図7のドットパタ
ーンにおいて斜線が入ったドットは発光ブロックの奇数
発光体素子列ODDによって露光形成され、それ以外の
ドットは発光ブロックの偶数発光体素子列EVENによ
って露光形成される。これらの露光は、通常蛍光プリン
トヘッド60のホームポジションから副走査方向での往
復移動の往路走査時に行われるが、より多くの露光量、
例えば2倍の露光量が必要な場合往路走査時に加えて復
路走査時においても露光が行われる。つまり、全てのド
ットは同じ濃度データを用いて往路走査時と復路走査時
の両方で露光される。
2ラインからなるドットパターンをこの蛍光プリントヘ
ッドを用いて形成する際の手順を図8で示された模式的
なタイムチャートを用いて説明する。図7のドットパタ
ーンにおいて斜線が入ったドットは発光ブロックの奇数
発光体素子列ODDによって露光形成され、それ以外の
ドットは発光ブロックの偶数発光体素子列EVENによ
って露光形成される。これらの露光は、通常蛍光プリン
トヘッド60のホームポジションから副走査方向での往
復移動の往路走査時に行われるが、より多くの露光量、
例えば2倍の露光量が必要な場合往路走査時に加えて復
路走査時においても露光が行われる。つまり、全てのド
ットは同じ濃度データを用いて往路走査時と復路走査時
の両方で露光される。
【0022】1ドットの露光に関しさらに詳しく説明す
ると、1ドット(1ピクセル)の画像データはそのドッ
トの輝度を与える濃度データであり、この実施の形態で
は256階調の分解能で表される。濃度データが255
の値をもっていると基準となる発光を255回繰り返
し、濃度データが128の値をもっていると基準となる
発光を128回繰り返し、濃度データが0の値をもって
いると発光は行われない。このような1ドットに対する
発光は1ドット分の副走査方向の移動中に発光パルスで
発光駆動される発光体素子によって行われる。
ると、1ドット(1ピクセル)の画像データはそのドッ
トの輝度を与える濃度データであり、この実施の形態で
は256階調の分解能で表される。濃度データが255
の値をもっていると基準となる発光を255回繰り返
し、濃度データが128の値をもっていると基準となる
発光を128回繰り返し、濃度データが0の値をもって
いると発光は行われない。このような1ドットに対する
発光は1ドット分の副走査方向の移動中に発光パルスで
発光駆動される発光体素子によって行われる。
【0023】図8において、P1 とP2 はプリントヘッ
ド60の副走査方向の移動を制御する駆動パルス信号で
あり、P1 がホームポジションから走査終端までの往路
走査のためのものであり、P2 が走査終端からホームポ
ジションまでの復路走査のためのものである。ここでは
2パルスでプリントヘッド60が1ドットの距離を移動
するように設定されている。
ド60の副走査方向の移動を制御する駆動パルス信号で
あり、P1 がホームポジションから走査終端までの往路
走査のためのものであり、P2 が走査終端からホームポ
ジションまでの復路走査のためのものである。ここでは
2パルスでプリントヘッド60が1ドットの距離を移動
するように設定されている。
【0024】まず、駆動パルス信号P1 の2周期の間に
R発光ブロック32の奇数発光体素子列ODDが、第1
ラインのドットのための濃度データに基づいて、第1ラ
インの奇数ドットの露光を行い、続いて第2ラインのド
ットのための濃度データに基づいて、第2ラインの奇数
ドットの露光を行う。このR発光ブロック32の奇数発
光体素子列ODDの露光タイミングはT1 で示してい
る。さらに、R発光ブロック32の偶数発光体素子列E
VENの露光タイミングT2 から明らかなように、R発
光ブロック32の偶数発光体素子列EVENの下に前述
したドットパターンの第1ラインがくると、第1ライン
のドットのための濃度データに基づいて、偶数発光体素
子列EVENが第1ラインの偶数ドットの露光を行い、
続いて第2ラインの偶数ドットの露光を行う。これによ
り、往路走査時での、R発光ブロック32による、図7
のドットパターンの露光が完了する。
R発光ブロック32の奇数発光体素子列ODDが、第1
ラインのドットのための濃度データに基づいて、第1ラ
インの奇数ドットの露光を行い、続いて第2ラインのド
ットのための濃度データに基づいて、第2ラインの奇数
ドットの露光を行う。このR発光ブロック32の奇数発
光体素子列ODDの露光タイミングはT1 で示してい
る。さらに、R発光ブロック32の偶数発光体素子列E
VENの露光タイミングT2 から明らかなように、R発
光ブロック32の偶数発光体素子列EVENの下に前述
したドットパターンの第1ラインがくると、第1ライン
のドットのための濃度データに基づいて、偶数発光体素
子列EVENが第1ラインの偶数ドットの露光を行い、
続いて第2ラインの偶数ドットの露光を行う。これによ
り、往路走査時での、R発光ブロック32による、図7
のドットパターンの露光が完了する。
【0025】さらに復路走査時において、駆動パルス信
号P2 にタイミングを合わせて、R発光ブロック32の
偶数発光体素子列EVENの露光タイミングT3 に示す
ように、偶数発光体素子列EVEN下に前述したドット
パターンの第2ラインがくると、第2ラインのドットの
ための先の濃度データと同じデータに基づいて、R発光
ブロック32の偶数発光体素子列EVENが第2ライン
の偶数ドットの露光を行い、続いて第1ラインのドット
のための濃度データに基づいて、第1ラインの偶数ドッ
トの露光を行う。。さらに、R発光ブロック32の奇数
発光体素子列ODDの露光タイミングT4 から明らかな
ように、R発光ブロック32の奇数発光体素子列ODD
の下に前述したドットパターンの第2ラインがくると、
第2ラインのドットのための濃度データに基づいて、奇
数発光体素子列ODDが第2ラインの奇数ドットの露光
を行い、続いて第1ラインの奇数ドットの露光を行う。
これにより、復路走査時での、R発光ブロック32によ
る露光が完了し、図7のドットパターンは往路走査時と
復路走査時との2回にわたっての露光によって形成され
ることになる。
号P2 にタイミングを合わせて、R発光ブロック32の
偶数発光体素子列EVENの露光タイミングT3 に示す
ように、偶数発光体素子列EVEN下に前述したドット
パターンの第2ラインがくると、第2ラインのドットの
ための先の濃度データと同じデータに基づいて、R発光
ブロック32の偶数発光体素子列EVENが第2ライン
の偶数ドットの露光を行い、続いて第1ラインのドット
のための濃度データに基づいて、第1ラインの偶数ドッ
トの露光を行う。。さらに、R発光ブロック32の奇数
発光体素子列ODDの露光タイミングT4 から明らかな
ように、R発光ブロック32の奇数発光体素子列ODD
の下に前述したドットパターンの第2ラインがくると、
第2ラインのドットのための濃度データに基づいて、奇
数発光体素子列ODDが第2ラインの奇数ドットの露光
を行い、続いて第1ラインの奇数ドットの露光を行う。
これにより、復路走査時での、R発光ブロック32によ
る露光が完了し、図7のドットパターンは往路走査時と
復路走査時との2回にわたっての露光によって形成され
ることになる。
【0026】なお、図8の説明では、G発光ブロック3
3とB発光ブロック34の露光に関しては同様な説明の
繰り返しを避けるために、割愛されているが、もちろん
カラー露光のためには、RGBの3つの発光ブロック3
2、33、34が用いられる。その際、もし、プリント
対象となる印画紙2が緑色に対する感光特性が弱いもの
であれば、復路走査においては、G発光ブロック33だ
けを露光動作させる。
3とB発光ブロック34の露光に関しては同様な説明の
繰り返しを避けるために、割愛されているが、もちろん
カラー露光のためには、RGBの3つの発光ブロック3
2、33、34が用いられる。その際、もし、プリント
対象となる印画紙2が緑色に対する感光特性が弱いもの
であれば、復路走査においては、G発光ブロック33だ
けを露光動作させる。
【0027】図9には、蛍光プリントヘッド60による
印画紙3の露光制御を模式的に説明するブロック図が示
されている。コントローラ7には、デジタルカメラ、ス
キャナー、CDなどデジタル画像を収得するための機器
や操作卓8と接続される入力ポート7a、入力された画
像データやビット化された文字データを画像処理すると
ともにドット単位で256段階(8ビット)に区分され
た輝度データを作り出す画像処理部7b、蛍光プリント
ヘッド60の駆動条件を設定するプリンター制御部7c
と、印画紙3の感光特性に応じて追加的に復路走査にお
いても少なくとも1つの発光ブロックを露光動作させる
スイッチバック露光設定部7dが備えられている。
印画紙3の露光制御を模式的に説明するブロック図が示
されている。コントローラ7には、デジタルカメラ、ス
キャナー、CDなどデジタル画像を収得するための機器
や操作卓8と接続される入力ポート7a、入力された画
像データやビット化された文字データを画像処理すると
ともにドット単位で256段階(8ビット)に区分され
た輝度データを作り出す画像処理部7b、蛍光プリント
ヘッド60の駆動条件を設定するプリンター制御部7c
と、印画紙3の感光特性に応じて追加的に復路走査にお
いても少なくとも1つの発光ブロックを露光動作させる
スイッチバック露光設定部7dが備えられている。
【0028】プリンター制御部7cは、カソード電圧を
制御するカソード制御部91とグリッド電圧を制御する
グリッド制御部92とアノード電圧を制御するアノード
制御部93を備えている。グリッド制御部92は、画像
処理部7bから送り出された各色の濃度データを1ドッ
ト分の発光パルスの数としてプリントヘッドドライバー
7eへ送る。プリンター制御部7cとプリントヘッドド
ライバー7eにはスイッチバック露光設定部7dから復
路走査時露光ON/OFF信号が送られており、もしR
発光ブロック32に対して復路走査時露光のON指令が
出ている場合、図8で説明された露光タイミングT3 と
T4 のタイミングでもってR発光ブロック32による露
光が行われる。
制御するカソード制御部91とグリッド電圧を制御する
グリッド制御部92とアノード電圧を制御するアノード
制御部93を備えている。グリッド制御部92は、画像
処理部7bから送り出された各色の濃度データを1ドッ
ト分の発光パルスの数としてプリントヘッドドライバー
7eへ送る。プリンター制御部7cとプリントヘッドド
ライバー7eにはスイッチバック露光設定部7dから復
路走査時露光ON/OFF信号が送られており、もしR
発光ブロック32に対して復路走査時露光のON指令が
出ている場合、図8で説明された露光タイミングT3 と
T4 のタイミングでもってR発光ブロック32による露
光が行われる。
【0029】さらにコントローラ7にはサブコントロー
ラ107の通信ポート107aと接続されている通信ポ
ート7fが備えられている。サブコントローラ107に
は蛍光プリントヘッド60の走査速度とタイミングに関
する制御信号を生成する走査制御部107bが備えられ
ており、サブコントローラ107はコントローラ7と連
係して、出力ポート107cとモータドライバー107
dを介してステッピングモータ56に所定の周波数の駆
動パルス信号を送る。このようなコントローラ7とサブ
コントローラ107の連係により、往復路において印画
紙3の所定位置に蛍光プリントヘッド60による画像焼
付が行われる。
ラ107の通信ポート107aと接続されている通信ポ
ート7fが備えられている。サブコントローラ107に
は蛍光プリントヘッド60の走査速度とタイミングに関
する制御信号を生成する走査制御部107bが備えられ
ており、サブコントローラ107はコントローラ7と連
係して、出力ポート107cとモータドライバー107
dを介してステッピングモータ56に所定の周波数の駆
動パルス信号を送る。このようなコントローラ7とサブ
コントローラ107の連係により、往復路において印画
紙3の所定位置に蛍光プリントヘッド60による画像焼
付が行われる。
【0030】次に、このプリンタープロセッサーの概略
的な動作を説明する。モータ12によって駆動されるロ
ーラ11によってフィルム2が光学露光装置20に供給
される際、スキャナ10にて読み取ったフィルム2の画
像情報に基づいて、コントローラ7が調光フィルタ22
を制御する。これにより、光源21の照射光をフィルム
2の画像の色濃度に応じた色バランスに調整する。光学
露光装置20では、その調整後の光によりフィルム2を
照射し、フィルム2の画像情報を透過光として露光ポイ
ント1に位置する印画紙3に照射し、印画紙3にフィル
ム2の画像を焼き付ける。必要な場合、光学露光装置2
0による焼付エリアの周辺部に蛍光プリンター30の蛍
光プリントヘッド60の走査により、付加的な文字やロ
ゴマークなどのイラストが焼き付けられる。もちろん、
デジタルカメラによって撮像された画像を印画紙3にプ
リントする場合などでは、露光ポイント1に位置する印
画紙3に対して、蛍光プリンター30のみが焼き付けを
行うことになる。
的な動作を説明する。モータ12によって駆動されるロ
ーラ11によってフィルム2が光学露光装置20に供給
される際、スキャナ10にて読み取ったフィルム2の画
像情報に基づいて、コントローラ7が調光フィルタ22
を制御する。これにより、光源21の照射光をフィルム
2の画像の色濃度に応じた色バランスに調整する。光学
露光装置20では、その調整後の光によりフィルム2を
照射し、フィルム2の画像情報を透過光として露光ポイ
ント1に位置する印画紙3に照射し、印画紙3にフィル
ム2の画像を焼き付ける。必要な場合、光学露光装置2
0による焼付エリアの周辺部に蛍光プリンター30の蛍
光プリントヘッド60の走査により、付加的な文字やロ
ゴマークなどのイラストが焼き付けられる。もちろん、
デジタルカメラによって撮像された画像を印画紙3にプ
リントする場合などでは、露光ポイント1に位置する印
画紙3に対して、蛍光プリンター30のみが焼き付けを
行うことになる。
【0031】露光ポイント1で画像を焼き付けられた印
画紙3は、複数のローラ13とこれらのローラ13を駆
動するためにコントローラ7の印画紙搬送制御部7gに
よって制御されるモータ14を備えた印画紙搬送機構6
によって現像処理部5に搬送され、印画紙3を現像する
ための処理液を充填した複数のタンクを順次通過してい
くことで現像処理される。この印画紙搬送機構6は、印
画紙マガジン4から引き出された印画紙3を露光ポイン
ト1の所定の位置に停止させるためにも機能しているの
で、露光済みの印画紙3を連続的に現像処理部5に搬送
する方式を採用する場合、印画紙搬送機構6を露光ポイ
ント1より搬送方向上流側と下流側とで分割して、それ
ぞれ独立して駆動するように構成すればよい。
画紙3は、複数のローラ13とこれらのローラ13を駆
動するためにコントローラ7の印画紙搬送制御部7gに
よって制御されるモータ14を備えた印画紙搬送機構6
によって現像処理部5に搬送され、印画紙3を現像する
ための処理液を充填した複数のタンクを順次通過してい
くことで現像処理される。この印画紙搬送機構6は、印
画紙マガジン4から引き出された印画紙3を露光ポイン
ト1の所定の位置に停止させるためにも機能しているの
で、露光済みの印画紙3を連続的に現像処理部5に搬送
する方式を採用する場合、印画紙搬送機構6を露光ポイ
ント1より搬送方向上流側と下流側とで分割して、それ
ぞれ独立して駆動するように構成すればよい。
【0032】上記実施の形態では、蛍光プリントヘッド
60による印画紙3の所定エリアにわたる露光のため、
副走査方向の相対移動として蛍光プリントヘッド60が
印画紙3上を移動する構成を採用していたが、これに代
えて、蛍光プリントヘッド60を露光ポイント1の所定
の位置に固定しておき、印画紙3が移動することによっ
て所定エリアを露光走査する構成を採用することも可能
である。
60による印画紙3の所定エリアにわたる露光のため、
副走査方向の相対移動として蛍光プリントヘッド60が
印画紙3上を移動する構成を採用していたが、これに代
えて、蛍光プリントヘッド60を露光ポイント1の所定
の位置に固定しておき、印画紙3が移動することによっ
て所定エリアを露光走査する構成を採用することも可能
である。
【0033】〔別実施形態〕図10に示された発光制御
の機能ブロック図を用いて蛍光プリンターの別実施形態
を説明する。この蛍光プリンターでは、印画紙3の種類
を検出する印画紙センサー7hが備えられており、この
印画紙センサー7hの検知結果に基づいて、スイッチバ
ック露光設定部7dは復路走査時に発光ブロック32、
33、34を露光動作させるかどうかを決定するととも
に、必要に応じてプリンター制御部7cは各発光ブロッ
ク32、33、34の発光量調整のための印加アノード
電圧の設定を行う。これにより、印画紙3の感光特性に
応じて最適な露光を行うことができる。
の機能ブロック図を用いて蛍光プリンターの別実施形態
を説明する。この蛍光プリンターでは、印画紙3の種類
を検出する印画紙センサー7hが備えられており、この
印画紙センサー7hの検知結果に基づいて、スイッチバ
ック露光設定部7dは復路走査時に発光ブロック32、
33、34を露光動作させるかどうかを決定するととも
に、必要に応じてプリンター制御部7cは各発光ブロッ
ク32、33、34の発光量調整のための印加アノード
電圧の設定を行う。これにより、印画紙3の感光特性に
応じて最適な露光を行うことができる。
【0034】以上述べた実施の形態では、1往復の走査
を利用した追加的露光であったが、必要ならば、複数回
の往復走査を利用した多数回の露光を行っても良い。
を利用した追加的露光であったが、必要ならば、複数回
の往復走査を利用した多数回の露光を行っても良い。
【図1】蛍光プリンターのプリントヘッドの一例を示す
断面模式図
断面模式図
【図2】図1の矢視Aからみた拡大平面図
【図3】蛍光プリンターを採用したプリンタープロセッ
サーの概略ブロック図
サーの概略ブロック図
【図4】プリントヘッド部分の概略斜視図
【図5】ペーパーマスクとプリントヘッド用往復移動機
構を示す概略平面図
構を示す概略平面図
【図6】ペーパーマスクとプリントヘッド用往復移動機
構を示す概略側面図
構を示す概略側面図
【図7】印画紙に形成されるドットパターンの一例を示
す模式図
す模式図
【図8】R発光ブロックの露光タイミングを模式的に説
明するタイムチャート
明するタイムチャート
【図9】蛍光プリンターの露光制御の構成を示す概略ブ
ロック図
ロック図
【図10】別実施形態における蛍光プリンターの露光制
御の構成を示す概略ブロック図
御の構成を示す概略ブロック図
7c プリンター制御部 7d スイッチバック露光設定部 7e プリンタードライバー 7h 印画紙センサー 32 R発光ブロック 33 G発光ブロック 34 B発光ブロック 60 プリントヘッド 91 カソード制御部 92 グリッド制御部 93 アノード制御部
Claims (5)
- 【請求項1】電子を蛍光体に当てることで放出された光
を感光材料に照射して感光材料にドットを形成する複数
の主走査方向に並んだ発光体素子を有する発光ブロック
を備えた蛍光プリンターの露光方法において、 前記発光ブロックと前記感光材料との間の複数回の副走
査方向の相対移動によって前記感光材料の同一箇所を多
重露光して前記感光材料にドットパターンを形成するこ
とを特徴とする蛍光プリンターの露光方法。 - 【請求項2】前記発光ブロックによる副走査方向での往
復相対移動における往路走査時と復路走査時に前記感光
材料の同一箇所の露光が同一の濃度データによって行わ
れることを特徴とする請求項1に記載の蛍光プリンター
の露光方法。 - 【請求項3】往路走査時と復路走査時とでは前記発光ブ
ロックのアノード電極には異なる電圧が印可されること
を特徴とする請求項2に記載の蛍光プリンターの露光方
法。 - 【請求項4】前記感光材料としての印画紙の種類を検出
する印画紙センサーが備えられ、この印画紙センサーの
検知結果に基づいて前記往路走査での露光の要否が決定
されることを特徴とする請求項2又は3に記載の蛍光プ
リンターの露光方法。 - 【請求項5】前記感光材料としての印画紙の種類を検出
する印画紙センサーが備えられ、この印画紙センサーの
検知結果に基づいて前記往路走査での前記発光ブロック
のアノード電極に印可される電圧が決定されることを特
徴とする請求項3に記載の蛍光プリンターの露光方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6810698A JPH11263038A (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | 蛍光プリンターの露光方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6810698A JPH11263038A (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | 蛍光プリンターの露光方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11263038A true JPH11263038A (ja) | 1999-09-28 |
Family
ID=13364169
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6810698A Pending JPH11263038A (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | 蛍光プリンターの露光方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11263038A (ja) |
-
1998
- 1998-03-18 JP JP6810698A patent/JPH11263038A/ja active Pending
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Legal Events
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