JPH11263112A - 懸架機構の制御装置 - Google Patents
懸架機構の制御装置Info
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- JPH11263112A JPH11263112A JP9084298A JP9084298A JPH11263112A JP H11263112 A JPH11263112 A JP H11263112A JP 9084298 A JP9084298 A JP 9084298A JP 9084298 A JP9084298 A JP 9084298A JP H11263112 A JPH11263112 A JP H11263112A
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- Japan
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- shock absorber
- hydraulic shock
- sensor
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 油圧緩衝器の減衰力の制御に外気温度による
補正を加えることにより、油圧緩衝器の減衰力が過大に
なり、車輪がロツクするのを防止する。 【解決手段】 懸架機構に減衰力可変型の油圧緩衝器A
と、車両の走行状態と運転状態を検出するセンサCと、
センサCの出力に応じて油圧緩衝器Aの減衰力の最適値
を演算する最適減衰力演算手段Dとを備える。最適減衰
力演算手段Dから求めた最適値になるように油圧緩衝器
Aの減衰力を制御する。さらに、車両に外気温度を検出
する外気温度センサ27を設け、外気温度に応じて油圧
緩衝器Aの最適値を補正する。
補正を加えることにより、油圧緩衝器の減衰力が過大に
なり、車輪がロツクするのを防止する。 【解決手段】 懸架機構に減衰力可変型の油圧緩衝器A
と、車両の走行状態と運転状態を検出するセンサCと、
センサCの出力に応じて油圧緩衝器Aの減衰力の最適値
を演算する最適減衰力演算手段Dとを備える。最適減衰
力演算手段Dから求めた最適値になるように油圧緩衝器
Aの減衰力を制御する。さらに、車両に外気温度を検出
する外気温度センサ27を設け、外気温度に応じて油圧
緩衝器Aの最適値を補正する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両の走行状態と運
転状態に加えて外気温度に応じて油圧緩衝器の減衰力を
加減するようにした、車両の懸架機構の制御装置に関す
るものである。
転状態に加えて外気温度に応じて油圧緩衝器の減衰力を
加減するようにした、車両の懸架機構の制御装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の能動型懸架機構では舵角、操舵速
度、車速、横加速度などの車両の走行・運転状態を検出
し、車両の走行・運転状態に基づいて油圧緩衝器の減衰
力が最適に制御される。具体的には、通常走行時には油
圧緩衝器の減衰力を小さくして乗心地を向上させ、例え
ば車両に働く横加速度が大きく車両が横に傾くなど、車
両の姿勢が不安定になる時には、車両の姿勢変化を抑え
るために、油圧緩衝器の減衰力を大きくするものであ
る。しかし、上述の懸架機構では、路面の摩擦係数
(μ)までを考慮に入れた制御を行うものではないの
で、乗心地は改善されても路面の摩擦係数に対応して車
両の姿勢変化が抑えられるものではない。
度、車速、横加速度などの車両の走行・運転状態を検出
し、車両の走行・運転状態に基づいて油圧緩衝器の減衰
力が最適に制御される。具体的には、通常走行時には油
圧緩衝器の減衰力を小さくして乗心地を向上させ、例え
ば車両に働く横加速度が大きく車両が横に傾くなど、車
両の姿勢が不安定になる時には、車両の姿勢変化を抑え
るために、油圧緩衝器の減衰力を大きくするものであ
る。しかし、上述の懸架機構では、路面の摩擦係数
(μ)までを考慮に入れた制御を行うものではないの
で、乗心地は改善されても路面の摩擦係数に対応して車
両の姿勢変化が抑えられるものではない。
【0003】特開昭61-67606号公報、実開昭63-88515号
公報などに開示される、減衰力を段階的に加減し得る油
圧緩衝器を備えた懸架機構では、外気温度が低く路面の
摩擦係数が小さい時に油圧緩衝器の減衰力を大きくする
と、車輪がロツクしやすくなるという不都合があるの
で、油圧緩衝器の減衰力を制御するパラメータとして外
気温度を利用している。つまり、油圧緩衝器の減衰力を
切り換える条件を外気温度に応じて変更し、外気温度が
低い時には油圧緩衝器の減衰力が大きくなる機会(頻
度)を少くしている。しかし、上述の懸架機構では油圧
緩衝器の減衰力の最大値を減じるものではないので、走
行条件によつては油圧緩衝器の減衰力が過大になり、車
輪のロツクが生じ、車両の走行安定性が損われることが
ある。
公報などに開示される、減衰力を段階的に加減し得る油
圧緩衝器を備えた懸架機構では、外気温度が低く路面の
摩擦係数が小さい時に油圧緩衝器の減衰力を大きくする
と、車輪がロツクしやすくなるという不都合があるの
で、油圧緩衝器の減衰力を制御するパラメータとして外
気温度を利用している。つまり、油圧緩衝器の減衰力を
切り換える条件を外気温度に応じて変更し、外気温度が
低い時には油圧緩衝器の減衰力が大きくなる機会(頻
度)を少くしている。しかし、上述の懸架機構では油圧
緩衝器の減衰力の最大値を減じるものではないので、走
行条件によつては油圧緩衝器の減衰力が過大になり、車
輪のロツクが生じ、車両の走行安定性が損われることが
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は上述の
問題に鑑み、油圧緩衝器の減衰力の制御に外気温度によ
る補正を加えることにより、油圧緩衝器の減衰力が過大
になり、車輪がロツクするのを防止する、懸架機構の制
御装置を提供することにある。
問題に鑑み、油圧緩衝器の減衰力の制御に外気温度によ
る補正を加えることにより、油圧緩衝器の減衰力が過大
になり、車輪がロツクするのを防止する、懸架機構の制
御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の構成は減衰力可変型の油圧緩衝器と、車両
の走行状態と運転状態を検出するセンサと、前記センサ
の出力に応じて前記油圧緩衝器の減衰力の最適最適減衰
力値を演算する最適減衰力演算手段とを有し、前記最適
減衰力演算手段から求めた最適減衰力になるように前記
油圧緩衝器を制御する懸架機構の制御装置において、車
体の外部に配設した外気温度センサにより検出した外気
温度に応じて前記油圧緩衝器の最適減衰力を補正するこ
とを特徴とする。
に、本発明の構成は減衰力可変型の油圧緩衝器と、車両
の走行状態と運転状態を検出するセンサと、前記センサ
の出力に応じて前記油圧緩衝器の減衰力の最適最適減衰
力値を演算する最適減衰力演算手段とを有し、前記最適
減衰力演算手段から求めた最適減衰力になるように前記
油圧緩衝器を制御する懸架機構の制御装置において、車
体の外部に配設した外気温度センサにより検出した外気
温度に応じて前記油圧緩衝器の最適減衰力を補正するこ
とを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は外気温度に応じて路面の
摩擦係数が変化するのを予測し、油圧緩衝器の減衰力を
最適値に補正するものであり、特に外気温度に応じて油
圧緩衝器の発生可能な最大減衰力を変更するものであ
る。好ましくは、車両のロール(横傾)制御、ピツチ制
御、ダイブ(前傾)制御、スクワツト(後傾)制御ごと
に補正値を変える。すなわち、路面の摩擦係数が低くな
つた時には、油圧緩衝器の減衰力を小さくし、旋回走行
時の車体のロールと加減速時の車体のピツチを抑え、車
輪のロツクを防止し、走行の安全性を確保する。特に、
外気温度が低くなると、凍結などにより路面の摩擦係数
が小さくなり、減速時に車輪がロツクしたり、旋回走行
時のコーナリングフオースが小さくなり、アンダステア
気味になる。そこで、油圧緩衝器の減衰力を小さくして
車体をロールさせ、車体の荷重移動を小さくする。
摩擦係数が変化するのを予測し、油圧緩衝器の減衰力を
最適値に補正するものであり、特に外気温度に応じて油
圧緩衝器の発生可能な最大減衰力を変更するものであ
る。好ましくは、車両のロール(横傾)制御、ピツチ制
御、ダイブ(前傾)制御、スクワツト(後傾)制御ごと
に補正値を変える。すなわち、路面の摩擦係数が低くな
つた時には、油圧緩衝器の減衰力を小さくし、旋回走行
時の車体のロールと加減速時の車体のピツチを抑え、車
輪のロツクを防止し、走行の安全性を確保する。特に、
外気温度が低くなると、凍結などにより路面の摩擦係数
が小さくなり、減速時に車輪がロツクしたり、旋回走行
時のコーナリングフオースが小さくなり、アンダステア
気味になる。そこで、油圧緩衝器の減衰力を小さくして
車体をロールさせ、車体の荷重移動を小さくする。
【0007】ロール制御とダイブ制御には、車輪にかか
る荷重が大きいので補正幅を大きくすれば、車両の姿勢
安定性と走行安定性を高める効果が大きい。車両がバウ
ンシングまたはボトミングの状態にある時は、車輪のロ
ツクが生じても車輪のスリツプは生じないので、油圧緩
衝器の減衰力の制御に温度補正を加えない。
る荷重が大きいので補正幅を大きくすれば、車両の姿勢
安定性と走行安定性を高める効果が大きい。車両がバウ
ンシングまたはボトミングの状態にある時は、車輪のロ
ツクが生じても車輪のスリツプは生じないので、油圧緩
衝器の減衰力の制御に温度補正を加えない。
【0008】
【実施例】図1は本発明に係る懸架機構の概略構成を示
す平面図である。懸架機構は減衰力可変型の油圧緩衝器
Aと、外気温度を検出する外気温度センサ27と、電子
制御装置35とを備えており、電子制御装置35は車両
の走行・運転状態を検出するセンサCと、センサCの出
力に基づき最適減衰力を求める最適減衰力演算手段D
と、外気温度に基づき最適減衰力に補正を加える補正手
段Eとを含む。
す平面図である。懸架機構は減衰力可変型の油圧緩衝器
Aと、外気温度を検出する外気温度センサ27と、電子
制御装置35とを備えており、電子制御装置35は車両
の走行・運転状態を検出するセンサCと、センサCの出
力に基づき最適減衰力を求める最適減衰力演算手段D
と、外気温度に基づき最適減衰力に補正を加える補正手
段Eとを含む。
【0009】つまり、本発明は走行状態と運転状態に応
じて電子制御装置35により前後左右の車輪2,3の各
油圧緩衝器Aのアクチユエータ36の減衰力を制御する
ものである。このため、ハンドル4の操舵軸には舵角セ
ンサ24が配設され、好ましくは、車体の前部に外気温
度センサ27が、車体重心付近に上下加速度センサ26
が配設される。さらに、変速機の出力軸に対向して車速
センサ23が配設され、アクセルペダルに対向してアク
セルセンサ25が、ブレーキペダルに対向してブレーキ
センサ22が配設される。ブレーキセンサ22はブレー
キペダルを踏んだ時閉じるスイツチ、排気ブレーキのス
イツチ、リターダのスイツチなどでもよい。上述の各セ
ンサ27,26,23,25,22の信号は電子制御装
置35へ入力される。
じて電子制御装置35により前後左右の車輪2,3の各
油圧緩衝器Aのアクチユエータ36の減衰力を制御する
ものである。このため、ハンドル4の操舵軸には舵角セ
ンサ24が配設され、好ましくは、車体の前部に外気温
度センサ27が、車体重心付近に上下加速度センサ26
が配設される。さらに、変速機の出力軸に対向して車速
センサ23が配設され、アクセルペダルに対向してアク
セルセンサ25が、ブレーキペダルに対向してブレーキ
センサ22が配設される。ブレーキセンサ22はブレー
キペダルを踏んだ時閉じるスイツチ、排気ブレーキのス
イツチ、リターダのスイツチなどでもよい。上述の各セ
ンサ27,26,23,25,22の信号は電子制御装
置35へ入力される。
【0010】図3に示すように、モード判定器28はシ
ステムスイツチ21の信号に基づき走行モードに対応す
る信号を電子制御装置35へ入力する。ブレーキダイブ
判定器29はブレーキセンサ22の信号に基づき車体の
前傾を抑えるブレーキダイブ制御信号を電子制御装置3
5へ入力する。車速センサ23の信号は減速度演算器3
0と、ロール判定器31と、ピツチ判定器32と、高速
走行判定器33と、振動判定器34へ加えられる。減速
度演算器30は車速センサ23の信号から加速度を演算
する。ロール判定器31は舵角センサ24の信号に基づ
き車体のロールを抑える制御信号を電子制御装置35へ
入力する。ピツチ判定器32はアクセルセンサ25から
検出したアクセルペダルの踏込速度に基づき車体のピツ
チを抑える制御信号を電子制御装置35へ入力する。高
速走行判定器33は車速センサ23の信号に基づき車両
が高速走行状態にあるか否かを表す信号を電子制御装置
35へ入力する。振動判定器34は上下加速度センサ2
6の信号に基づき車体のバウンスが所定レベルよりも大
(バウンシング)か小(ボトミング)かを表す信号を電
子制御装置35へ入力する。
ステムスイツチ21の信号に基づき走行モードに対応す
る信号を電子制御装置35へ入力する。ブレーキダイブ
判定器29はブレーキセンサ22の信号に基づき車体の
前傾を抑えるブレーキダイブ制御信号を電子制御装置3
5へ入力する。車速センサ23の信号は減速度演算器3
0と、ロール判定器31と、ピツチ判定器32と、高速
走行判定器33と、振動判定器34へ加えられる。減速
度演算器30は車速センサ23の信号から加速度を演算
する。ロール判定器31は舵角センサ24の信号に基づ
き車体のロールを抑える制御信号を電子制御装置35へ
入力する。ピツチ判定器32はアクセルセンサ25から
検出したアクセルペダルの踏込速度に基づき車体のピツ
チを抑える制御信号を電子制御装置35へ入力する。高
速走行判定器33は車速センサ23の信号に基づき車両
が高速走行状態にあるか否かを表す信号を電子制御装置
35へ入力する。振動判定器34は上下加速度センサ2
6の信号に基づき車体のバウンスが所定レベルよりも大
(バウンシング)か小(ボトミング)かを表す信号を電
子制御装置35へ入力する。
【0011】本発明では特に車体のロール、ピツチ、バ
ウンスの制御を行うとともに、外気温度に応じて各油圧
緩衝器Aの減衰力を段階的または連続的に制御する。図
2に示すように、油圧緩衝器Aはシリンダ56の内部に
ピストン60を嵌挿してピストン60の上側に室58
を、下側に室59をそれぞれ形成され、室58,59の
一方に蓄圧器70の油室74が公知の双方向逆止弁71
を介して接続される。蓄圧器70は容器72の内部をダ
イヤフラム73により油室74と圧縮空気室75とに仕
切られる。ピストン60と一体の中空のロツド53がシ
ール部材55を介して上端壁56aから突出される。ロ
ツド53の上端には取付フランジ54が結合され、該取
付フランジ54が車体に結合される一方、シリンダ56
の下端壁56bに結合した取付部材77が、車輪を支持
する懸架腕(図示せず)に連結される。
ウンスの制御を行うとともに、外気温度に応じて各油圧
緩衝器Aの減衰力を段階的または連続的に制御する。図
2に示すように、油圧緩衝器Aはシリンダ56の内部に
ピストン60を嵌挿してピストン60の上側に室58
を、下側に室59をそれぞれ形成され、室58,59の
一方に蓄圧器70の油室74が公知の双方向逆止弁71
を介して接続される。蓄圧器70は容器72の内部をダ
イヤフラム73により油室74と圧縮空気室75とに仕
切られる。ピストン60と一体の中空のロツド53がシ
ール部材55を介して上端壁56aから突出される。ロ
ツド53の上端には取付フランジ54が結合され、該取
付フランジ54が車体に結合される一方、シリンダ56
の下端壁56bに結合した取付部材77が、車輪を支持
する懸架腕(図示せず)に連結される。
【0012】油圧緩衝器Aの減衰力を加減するための制
御弁Bの原理的構成は、ピストン60の内部に形成した
弁室67と、該弁室67に回動可能に嵌合した弁体66
とからなり、弁体66から制御ロツド52がロツド53
の上方へ突出され、かつ制御ロツド52の上端部に電動
機からなるアクチユエータ36が連結される。弁室67
の中間部内周面には環状溝が形成され、通路61を経て
室58へ連通される。また、弁室67の上下端部内周面
に形成した円弧状の溝63a,69aが通路68を経て
室59へ連通される。弁体66の軸方向の通路76の中
間部から径外方へ延びる通路62が、環状溝を介して通
路61に常時連通する一方、通路76の逆止弁64,6
5よりも上下端部から径外方へ延びる複数の通路63,
69の内のいくつかが選択的に溝63a,69aへそれ
ぞれ連通可能とされる。油圧緩衝器Aが伸びる時室58
の油が通路61,62、逆止弁65、通路69,68を
経て室59へ流れ、油圧緩衝器Aが縮む時室59の油が
通路68,63、逆止弁64、通路62,61を経て室
58へ流れる。アクチユエータ36により弁体66が回
動され、通路76から延びる通路63,69の溝63
a,69aに連通する数がそれぞれ多くなると減衰力F
が小さくなり(図5を参照)、通路76から延びる通路
63,69の溝63a,69aに連通する数がそれぞれ
少くなると減衰力Fが大きくなる。
御弁Bの原理的構成は、ピストン60の内部に形成した
弁室67と、該弁室67に回動可能に嵌合した弁体66
とからなり、弁体66から制御ロツド52がロツド53
の上方へ突出され、かつ制御ロツド52の上端部に電動
機からなるアクチユエータ36が連結される。弁室67
の中間部内周面には環状溝が形成され、通路61を経て
室58へ連通される。また、弁室67の上下端部内周面
に形成した円弧状の溝63a,69aが通路68を経て
室59へ連通される。弁体66の軸方向の通路76の中
間部から径外方へ延びる通路62が、環状溝を介して通
路61に常時連通する一方、通路76の逆止弁64,6
5よりも上下端部から径外方へ延びる複数の通路63,
69の内のいくつかが選択的に溝63a,69aへそれ
ぞれ連通可能とされる。油圧緩衝器Aが伸びる時室58
の油が通路61,62、逆止弁65、通路69,68を
経て室59へ流れ、油圧緩衝器Aが縮む時室59の油が
通路68,63、逆止弁64、通路62,61を経て室
58へ流れる。アクチユエータ36により弁体66が回
動され、通路76から延びる通路63,69の溝63
a,69aに連通する数がそれぞれ多くなると減衰力F
が小さくなり(図5を参照)、通路76から延びる通路
63,69の溝63a,69aに連通する数がそれぞれ
少くなると減衰力Fが大きくなる。
【0013】図3に示すように、本発明は油圧緩衝器A
の減衰力を最適減衰力演算手段Dから求めた最適減衰力
になるように制御するとともに、外気温度に応じて油圧
緩衝器Aの最適減衰力を補正する。図4は上述の制御を
マイクロコンピユータからなる電子制御装置により行う
ための制御プログラムの流れ図である。図において、p
11〜p20は制御プログラムの各ステツプを表す。本プロ
グラムは所定時間ごとに繰返し実行する。p11で制御プ
ログラムを開始し、p12でセンサCから走行状態と運転
状態を検出し、p13で車体がバウンシング状態にあるか
否かを判別する。車体がバウンシング状態にある場合は
p20へ進み、車体がバウンシング状態にない場合は、p
14で車体がボトシング状態にあるか否かを判別する。車
体がボトシング状態にある場合はp20へ進み、車体がボ
トシング状態にない場合は、p15で走行状態と運転状態
から最適減衰力Fを求める。p16で外気温度センサ27
から外気温度tを検出し、p17で図6に示す制御マツプ
から外気温度tに応じた補正係数kを求める。p18で補
正係数kと最適減衰力Fとから補正した減衰力F1(=
F・k)を求める。p19で減衰力F1 になるように油圧
緩衝器Aを制御し、p20で終了する。
の減衰力を最適減衰力演算手段Dから求めた最適減衰力
になるように制御するとともに、外気温度に応じて油圧
緩衝器Aの最適減衰力を補正する。図4は上述の制御を
マイクロコンピユータからなる電子制御装置により行う
ための制御プログラムの流れ図である。図において、p
11〜p20は制御プログラムの各ステツプを表す。本プロ
グラムは所定時間ごとに繰返し実行する。p11で制御プ
ログラムを開始し、p12でセンサCから走行状態と運転
状態を検出し、p13で車体がバウンシング状態にあるか
否かを判別する。車体がバウンシング状態にある場合は
p20へ進み、車体がバウンシング状態にない場合は、p
14で車体がボトシング状態にあるか否かを判別する。車
体がボトシング状態にある場合はp20へ進み、車体がボ
トシング状態にない場合は、p15で走行状態と運転状態
から最適減衰力Fを求める。p16で外気温度センサ27
から外気温度tを検出し、p17で図6に示す制御マツプ
から外気温度tに応じた補正係数kを求める。p18で補
正係数kと最適減衰力Fとから補正した減衰力F1(=
F・k)を求める。p19で減衰力F1 になるように油圧
緩衝器Aを制御し、p20で終了する。
【0014】
【発明の効果】本発明は上述のように、減衰力可変型の
油圧緩衝器と、車両の走行状態と運転状態を検出するセ
ンサと、前記センサの出力に応じて前記油圧緩衝器の減
衰力の最適最適減衰力値を演算する最適減衰力演算手段
とを有し、前記最適減衰力演算手段から求めた最適減衰
力になるように前記油圧緩衝器を制御する懸架機構の制
御装置において、車体の外部に配設した外気温度センサ
により検出した外気温度に応じて前記油圧緩衝器の最適
減衰力を補正するものであり、外気温度に応じて油圧緩
衝器の発生可能な最大減衰力を変更するので、外気温度
が低い場合に減速時の車輪のロツクと旋回時のアンダー
ステアが防止され、車両の走行安定性が向上される。
油圧緩衝器と、車両の走行状態と運転状態を検出するセ
ンサと、前記センサの出力に応じて前記油圧緩衝器の減
衰力の最適最適減衰力値を演算する最適減衰力演算手段
とを有し、前記最適減衰力演算手段から求めた最適減衰
力になるように前記油圧緩衝器を制御する懸架機構の制
御装置において、車体の外部に配設した外気温度センサ
により検出した外気温度に応じて前記油圧緩衝器の最適
減衰力を補正するものであり、外気温度に応じて油圧緩
衝器の発生可能な最大減衰力を変更するので、外気温度
が低い場合に減速時の車輪のロツクと旋回時のアンダー
ステアが防止され、車両の走行安定性が向上される。
【0015】車両がバウンシングまたはボトミングの状
態にある時は、油圧緩衝器の減衰力の温度補正を中断す
るので、車輪のスリツプを防止しつつ、最適な油圧緩衝
器の減衰力を得ることができる。
態にある時は、油圧緩衝器の減衰力の温度補正を中断す
るので、車輪のスリツプを防止しつつ、最適な油圧緩衝
器の減衰力を得ることができる。
【図1】本発明に係る懸架機構の概略構成を示す平面図
である。
である。
【図2】減衰力可変型の油圧緩衝器の概略構成を示す側
面断面図である。
面断面図である。
【図3】懸架機構の制御装置の概要を示すブロツク図で
ある。
ある。
【図4】マイクロコンピユータからなる電子制御装置に
より油圧緩衝器の減衰力を制御するプログラムの流れ図
である。
より油圧緩衝器の減衰力を制御するプログラムの流れ図
である。
【図5】油圧緩衝器の特性を表す線図である。
【図6】減衰力の補正係数を求めるための制御マツプを
表す線図である。
表す線図である。
A:油圧緩衝器 B:制御弁 C:センサ D:最適減
衰力演算手段 E:補正手段 2:前輪 3:後輪
4:ハンドル 21:システムスイツチ 22:ブレー
キセンサ 23:車速センサ 24:舵角センサ 2
5:アクセルセンサ 26:上下加速度センサ 27:外気温度センサ 2
8:モード判定器 29:ブレーキダイブ 30:減速
度演算器 31:ロール判定器 32:ピツチ判定器
33:高速走行判定器 34:振動判定器 35:電子
制御装置 36:アクチユエータ 52:制御ロツド
53:ロツド 54:取付フランジ 55:シール部材
56:シリンダ 58,59:室 60:ピストン
64,65:逆止弁 66:弁体 67:弁室 70:
蓄圧器 71:双方向逆止弁 72:容器 73:ダイ
ヤフラム 74:油室 75:圧縮空気室 77:取付
部材
衰力演算手段 E:補正手段 2:前輪 3:後輪
4:ハンドル 21:システムスイツチ 22:ブレー
キセンサ 23:車速センサ 24:舵角センサ 2
5:アクセルセンサ 26:上下加速度センサ 27:外気温度センサ 2
8:モード判定器 29:ブレーキダイブ 30:減速
度演算器 31:ロール判定器 32:ピツチ判定器
33:高速走行判定器 34:振動判定器 35:電子
制御装置 36:アクチユエータ 52:制御ロツド
53:ロツド 54:取付フランジ 55:シール部材
56:シリンダ 58,59:室 60:ピストン
64,65:逆止弁 66:弁体 67:弁室 70:
蓄圧器 71:双方向逆止弁 72:容器 73:ダイ
ヤフラム 74:油室 75:圧縮空気室 77:取付
部材
Claims (2)
- 【請求項1】減衰力可変型の油圧緩衝器と、車両の走行
状態と運転状態を検出するセンサと、前記センサの出力
に応じて前記油圧緩衝器の減衰力の最適最適減衰力値を
演算する最適減衰力演算手段とを有し、前記最適減衰力
演算手段から求めた最適減衰力になるように前記油圧緩
衝器を制御する懸架機構の制御装置において、車体の外
部に配設した外気温度センサにより検出した外気温度に
応じて前記油圧緩衝器の最適減衰力を補正することを特
徴とする懸架機構の制御装置。 - 【請求項2】車両の走行状態がバウンシングとボトミン
グのいずれかの状態である時には、外気温度に応じた前
記油圧緩衝器の最適減衰力の補正を中断する、請求項1
に記載の懸架機構の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9084298A JPH11263112A (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 懸架機構の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9084298A JPH11263112A (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 懸架機構の制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11263112A true JPH11263112A (ja) | 1999-09-28 |
Family
ID=14009848
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9084298A Pending JPH11263112A (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 懸架機構の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11263112A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003081171A (ja) * | 2001-09-07 | 2003-03-19 | Honda Motor Co Ltd | ステアリングダンパ装置 |
| JP2009179293A (ja) * | 2008-02-01 | 2009-08-13 | Honda Motor Co Ltd | 減衰力可変ダンパの制御装置 |
| JP2009179088A (ja) * | 2008-01-29 | 2009-08-13 | Honda Motor Co Ltd | 減衰力可変ダンパの制御装置 |
| CN118991331A (zh) * | 2024-08-27 | 2024-11-22 | 联合汽车电子有限公司 | 一种车辆悬架控制方法及车辆悬架控制器 |
-
1998
- 1998-03-19 JP JP9084298A patent/JPH11263112A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003081171A (ja) * | 2001-09-07 | 2003-03-19 | Honda Motor Co Ltd | ステアリングダンパ装置 |
| JP2009179088A (ja) * | 2008-01-29 | 2009-08-13 | Honda Motor Co Ltd | 減衰力可変ダンパの制御装置 |
| JP2009179293A (ja) * | 2008-02-01 | 2009-08-13 | Honda Motor Co Ltd | 減衰力可変ダンパの制御装置 |
| CN118991331A (zh) * | 2024-08-27 | 2024-11-22 | 联合汽车电子有限公司 | 一种车辆悬架控制方法及车辆悬架控制器 |
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