JPH11265607A - 車輌用標識灯 - Google Patents

車輌用標識灯

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JPH11265607A
JPH11265607A JP10089323A JP8932398A JPH11265607A JP H11265607 A JPH11265607 A JP H11265607A JP 10089323 A JP10089323 A JP 10089323A JP 8932398 A JP8932398 A JP 8932398A JP H11265607 A JPH11265607 A JP H11265607A
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diffuse reflection
light
area
axis direction
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Kazunori Natsume
和典 夏目
Hideaki Satsukawa
秀昭 薩川
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Koito Manufacturing Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S43/00Signalling devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. brake lamps, direction indicator lights or reversing lights
    • F21S43/30Signalling devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. brake lamps, direction indicator lights or reversing lights characterised by reflectors

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リフレクタの反射面が複数の拡散反射素子で
構成された車輌用標識灯において、光源バルブ点灯時に
おける灯具の見映えを向上させる。 【解決手段】 各拡散反射素子14sにおいて、フィラ
メント12aからの光を光軸Ax方向へ反射させる光軸
方向反射領域a1の面積比率を、フィラメント12aか
らの入射光に関する照度が大きい拡散反射素子14sほ
ど小さい値に設定する。光軸方向反射領域a1は帯状の
光輝部Bとして光って見えるが、その輝度は各拡散反射
素子14sの形成位置によって異なる。この輝度の差は
上記照度の差に対応しており、光軸Axの側方近傍の光
輝部Bの輝度が最も大きく、これから離れるに従って徐
々に小さくなる。そこで、光軸方向反射領域a1の面積
比率を、光軸Axの側方近傍の拡散反射素子14sを最
も小さく、これから離れるに従って徐々に大きくなるよ
うに設定することにより、光輝部Bの光度を各拡散反射
素子14s相互間で均一化し、これにより各拡散反射素
子14sを略均一な明るさで光って見えるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、リフレクタの反
射面が複数の反射素子で構成された車輌用標識灯に関す
るものであり、特にその見映えを向上させるための反射
面構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、車輌用標識灯は、図12〜14
に示すように、光源バルブ2と、この光源バルブ2から
の光を前方へ反射させる反射面4aを有するリフレクタ
4と、このリフレクタ4の前方に設けられたレンズ6と
を備えた構成となっている。
【0003】そして、近年の車輌用標識灯においては、
同各図に示すように、上記反射面4aを複数の拡散反射
素子4sで構成することにより、上記レンズ6の内面に
形成されるレンズステップ6sの拡散機能の負担軽減を
図り、これにより灯具に透明感や奥行き感を確保するよ
うにしたものも少なくない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の車輌用標識灯においては、上記光源バルブ2を点灯
させた状態で灯具を前方から観察したとき、上記反射面
4aの部位によってその反射光の明るさが大きく異なっ
たものとなるため、灯具の見映えがあまりよくないとい
う問題がある。
【0005】この点について詳述すると、例えば、図1
3および14に示すように、上記各拡散反射素子4s
が、左右方向に関して拡散機能を有する一方、上下方向
に関しては拡散機能を有しない反射素子である場合に
は、該拡散反射素子4sのうち左右方向中央領域で反射
した光のみが上記リフレクタの光軸Ax方向へ反射する
こととなる。このため、上記光源バルブ2を点灯させた
状態で灯具を前方から観察したとき、図15に示すよう
に、矩形状に形成された上記各拡散反射素子4sの左右
方向中央領域(すなわち光軸方向反射領域)4s1が帯
状の光輝部Bとして光って見えるが、この光輝部Bの輝
度は、同図において網目の粗さで示すように上記各拡散
反射素子4sの形成位置によって異なったものとなる。
【0006】すなわち、上記光源バルブ2のフィラメン
ト2a(光源)から遠く離れた拡散反射素子4sでは、
上記フィラメント2aからの入射光に関する照度が小さ
くなるので、該拡散反射素子4sの光輝部Bの輝度も小
さくなる。また、上記フィラメント2aのような線分光
源の場合、その配光特性(空間的な光度分布)は図16
に示すように、上記フィラメント2aの中心軸Axfと
直交する方向の光度に比して該中心軸Axf寄りの方向
の光度は小さくなるので、図15のように上記フィラメ
ント2aが鉛直方向に延びている場合には、上記フィラ
メント2aから等距離であっても上記光軸Axの上方あ
るいは下方に位置する拡散反射素子4sの方が上記光軸
Axの側方に位置する拡散反射素子4sよりも上記フィ
ラメント2aからの入射光に関する照度が小さくなるの
で、その光輝部Bの輝度も小さくなる。したがって、上
記反射面4a全体としては、上記光軸Axの側方近傍部
位は非常に明るいが周辺部は非常に暗い不均一な光り方
となり、このため灯具としての見映えがあまりよくない
ものとなる。
【0007】本願発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであって、光源バルブ点灯時における灯具の見
映えを向上させることができる輌用標識灯を提供するこ
とを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願発明は、光源からの
入射光に関する照度が大きい反射素子ほど光軸方向反射
領域の面積比率を小さい値に設定することにより、上記
目的達成を図るようにしたものである。
【0009】すなわち、本願発明は、請求項1に記載し
たように、光源と、この光源からの光を前方へ反射させ
る反射面を有するリフレクタと、このリフレクタの前方
に設けられたレンズとを備えてなり、上記反射面が複数
の拡散反射素子で構成された車輌用標識灯において、上
記各拡散反射素子における、上記光源からの光を上記リ
フレクタの光軸方向へ反射させる光軸方向反射領域の面
積比率が、上記光源からの入射光に関する照度が大きい
拡散反射素子ほど小さい値に設定されている、ことを特
徴とするものである。
【0010】上記「拡散反射素子」は、一方向にのみ拡
散反射する素子であってもよいし、二方向に拡散反射す
る素子であってもよく、また、その外形形状や表面形状
等についても特に限定されるものではない。
【0011】上記「光源からの入射光に関する照度」
は、上記各拡散反射素子毎に同一の基準で測定可能なも
のであれば、その照度の基準となる値は特に限定される
ものではなく、例えば、該拡散反射素子の各点における
照度の平均値、該拡散反射素子の中心点の照度、該拡散
反射素子の最も上記光軸寄りの点の照度等が採用可能で
ある。
【0012】
【発明の作用効果】上記構成に示すように、本願発明に
係る車輌用標識灯は、そのリフレクタの反射面が複数の
拡散反射素子で構成されているが、これら各拡散反射素
子における光軸方向反射領域の面積比率が、光源からの
入射光に関する照度が大きい拡散反射素子ほど小さい値
に設定されているので、次のような作用効果を得ること
ができる。
【0013】すなわち、光源を点灯させた状態で灯具を
前方から観察したとき、上記各拡散反射素子はその光軸
方向反射領域が光輝部となって光るが、上記各拡散反射
素子における上記光源からの入射光に関する照度は、上
記光源から該拡散反射素子までの距離および上記光源の
形状・配置によって異なるので、上記光輝部の輝度も一
般に各拡散反射素子相互間で異なった値となる。
【0014】この点、本願発明においては、上記各拡散
反射素子における上記光軸方向反射領域の面積比率が、
上記光源からの入射光に関する照度が大きい拡散反射素
子ほど小さい値に設定されているので、上記光輝部の輝
度自体は変化しないが、該光輝部の面積はその輝度に逆
比例する関係で小さくなる。このため、上記各拡散反射
素子相互間で上記光輝部の輝度は異なっていても、上記
各拡散反射素子の光度については上記各拡散反射素子相
互間で均一化することができ、これにより上記反射面全
体としては上記各拡散反射素子が略均一な明るさで光っ
て見えるようにすることができる。
【0015】したがって、本願発明によれば、リフレク
タの反射面が複数の拡散反射素子で構成された車輌用標
識灯において、光源バルブ点灯時における灯具の見映え
を向上させることができる。
【0016】上記構成において、上記光輝部の面積をそ
の輝度に逆比例する関係で小さくするための構成、すな
わち、上記各拡散反射素子における上記光軸方向反射領
域の面積比率を、上記光源からの入射光に関する照度が
大きい拡散反射素子ほど小さい値に設定するための具体
的構成は、特に限定されるものではないが、例えば、請
求項2に記載したように、上記各拡散反射素子の光軸方
向非反射領域における一部領域を、上記光源からの光を
前方へ反射させない光非反射領域として構成することが
可能である。上記「光非反射領域」の具体的構成として
は、アルミ蒸着等の反射面処理を施さないようにする構
成、あるいは反射面処理は施すがこれをフロスト面等の
完全拡散面に近い反射面にする構成等が採用可能であ
る。
【0017】上記請求項2記載の構成に代えて、請求項
3に記載したように、上記各拡散反射素子の光軸方向非
反射領域における一部領域を、上記光源からの光を該光
軸方向非反射領域における他の領域とは異なる方向へ拡
散反射させる偏向拡散反射領域として構成するようにし
てもよい。このような構成を採用すれば、上記一部領域
からの拡散反射光を灯具配光のために有効活用すること
ができ、これによりレンズの拡散機能の負担を一層軽減
させることができる。
【0018】また、上記構成において、請求項4に記載
したように、上記各拡散反射素子の光軸方向反射領域
を、上記光軸方向非反射領域における上記他の領域(上
記一部領域以外の領域)と同一の曲面で構成するように
すれば、灯具正面方向(光軸方向)から灯具を観察した
場合のみならず、灯具正面方向から視点を多少ずらして
観察した場合においても、上記各拡散反射素子が略均一
な明るさで光って見えるようにすることができる。
【0019】上記各拡散反射素子の外形形状等が特に限
定されるものでないことは上述したとおりであるが、請
求項5に記載したように、上記各拡散反射素子が略等ピ
ッチで形成されている場合には、上記各拡散反射素子が
異なった明るさで光って見えてしまうと違和感が目立つ
ので、本願発明の構成を採用することが特に効果的であ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本願発明の
実施の形態について説明する。
【0021】まず、本願発明の第1実施形態について説
明する。
【0022】図1は、本実施形態に係る車輌用標識灯を
示す正面図であり、図2および3は、そのII-II 線およ
びIII-III 線断面図であり、図4は、図3のIV部詳細図
である。
【0023】これらの図に示すように、本実施形態に係
る車輌用標識灯10は、横長矩形状のテールランプであ
って、光源バルブ12のフィラメント12a(光源)か
らの光を前方(灯具としての前方であって、車輌として
は後方。以下同様)へ反射させる反射面14aを有する
リフレクタ14と、このリフレクタ14の前方に設けら
れたレンズ16とを備えてなっている。
【0024】上記リフレクタ14は、前後方向に延びる
光軸Axを有しており、上記光源バルブ12は、その鉛
直方向に延びるフィラメント12aの中心を上記光軸A
x上に位置させるようにして上記リフレクタ14に取り
付けられている。上記レンズ16は素通しレンズで構成
されている。
【0025】上記リフレクタ14の反射面14aは、格
子状に等ピッチで区分けされた複数の縦長矩形状の拡散
反射素子14sからなっている。これら各拡散反射素子
14sの表面形状は、上記光軸Axを中心軸としかつ上
記フィラメント12aの中心位置を焦点とする焦点距離
の異なる複数の回転放物面上に、次のような曲面を形成
することにより構成されている。
【0026】すなわち、図2に示すように、上記各拡散
反射素子14sの水平断面形状は凸状曲線に設定されて
いる。そしてこれにより、上記フィラメント12aから
の光を上記光軸Ax方向に対して左右両側へ所定拡散角
度で拡散反射させるようになっている。なお、上記凸状
曲線の曲率半径は、上記各拡散反射素子14s相互0間
において略一定の値に設定されている。
【0027】一方、図3および4に示すように、上記各
拡散反射素子14sの鉛直断面形状は、その一般領域a
が上記各回転放物面の鉛直断面形状と同一の曲線に設定
されるとともに、上記一般領域aに対して反光軸側に位
置する端部領域bが上記一般領域aの曲線と滑らかに連
続する凸状曲線に設定されている。そして、これにより
上記フィラメント12aからの光を、上記一般領域aに
おいては上記光軸Ax方向に平行光線束として反射させ
るとともに、上記端部領域bにおいては上記光軸Axか
ら離れる方向へ拡散反射させるようになっている。な
お、上記端部領域bは、上記光軸Axよりも上方に位置
する拡散反射素子14sではその上端部に形成され、下
方に位置する拡散反射素子14sではその下端部に形成
されるが、上記光軸Axと同じ高さに位置する拡散反射
素子14sではその上下両端部に形成される。
【0028】以上のことから、上記各拡散反射素子14
sにおいては、その一般領域aの左右方向中央領域a1
で反射した光のみが上記光軸Ax方向へ反射することと
なる。すなわち、上記一般領域aの左右方向中央領域a
1が光軸方向反射領域となり、上記一般領域aにおける
上記左右方向中央領域a1以外の領域a2および上記端
部領域bは光軸方向非反射領域となる。
【0029】上記各拡散反射素子14sにおける上記光
軸方向反射領域a1の面積比率は、上記フィラメント1
2aからの入射光に関する照度が大きい拡散反射素子ほ
ど小さい値に設定されている。この照度は、上記光源バ
ルブ2のフィラメント12aから遠く離れた拡散反射素
子14sほど小さい値になり、また、上記フィラメント
12aが鉛直方向に延びる線分光源であることから、該
フィラメント12aから等距離であっても上記光軸Ax
の上方あるいは下方に位置する拡散反射素子14sの方
が上記光軸Axの側方に位置する拡散反射素子14sよ
りも小さい値になる。したがって、上記光軸方向反射領
域a1の面積比率は、上記光軸Axの側方近傍に位置す
る拡散反射素子14sが最も小さく、これから離れるに
従って徐々に大きくなるように設定される。具体的に
は、上記一般部aと上記端部領域bとの境界線Lの位置
を、上記各拡散反射素子14sによって異なる位置に設
定することにより、上記面積比率の調整が行われる。
【0030】次に、本実施形態の作用について説明す
る。
【0031】図5は、上記光源バルブ12を点灯した状
態において上記リフレクタ14を上記光軸Ax方向前方
から観察したときの上記反射面14aの見え方を示す図
である。
【0032】図示のように、上記各拡散反射素子14s
において、上記光軸方向反射領域a1は帯状の光輝部B
として光って見えるが、それ以外の光軸方向非反射領域
a2およびbは光って見えない。なお、同図において、
濃いハッチングで示す格子状の領域Dは、上記各拡散反
射素子4s相互間に形成される段差および該段差により
陰になって上記フィラメント2aからの光が入射しない
光非入射領域である。
【0033】上記光輝部Bの輝度は、同図において網目
の粗さで示すように、上記各拡散反射素子14sの形成
位置によって異なったものとなる。この輝度の差は、上
記光源バルブ2のフィラメント12aからの入射光に関
する照度の差に対応するものであり、上記光軸Axの側
方近傍に位置する拡散反射素子14sの光輝部Bの輝度
が最も大きく、これから離れるに従って光輝部Bの輝度
は徐々に小さくなる。
【0034】しかしながら上述したように、上記光軸方
向反射領域a1の面積比率は、上記光軸Axの側方近傍
に位置する拡散反射素子14sが最も小さく、これから
離れるに従って徐々に大きくなるように設定されている
ので、上記光輝部Bの光度については上記各拡散反射素
子14s相互間で均一化される。このため上記反射面1
4aを上記光軸Ax方向前方から観察したとき、上記各
拡散反射素子14sは略均一な明るさで光って見える。
【0035】したがって、本実施形態によれば、リフレ
クタの反射面が複数の拡散反射素子で構成された車輌用
標識灯において、光源バルブ点灯時における灯具の見映
えを向上させることができる。
【0036】特に、本実施形態においては、上記各拡散
反射素子14sが格子状に等ピッチで区分けされている
ので、上記各拡散反射素子14sが異なった明るさで光
って見えてしまうと違和感が目立つが、このような違和
感を効果的に解消することができる。
【0037】しかも、本実施形態においては、上記各拡
散反射素子14sが左右方向拡散機能を有しており、か
つその端部領域bは上下方向の拡散機能をも有している
ので、上記リフレクタ14により所要の灯具配光性能を
満足させることが可能となり、これにより上記レンズ1
6を素通しレンズにして灯具の透明感や奥行き感を高め
ることができる。
【0038】また、本実施形態においては、上記各拡散
反射素子14sの一般領域aを構成する上記光軸方向反
射領域a1とそれ以外の領域a2とが同一の曲面で構成
されているので、灯具正面方向(光軸Ax方向)から灯
具を観察した場合のみならず、灯具正面方向から視点を
左右に多少ずらして観察した場合においても、上記各拡
散反射素子14sが略均一な明るさで光って見えるよう
にすることができる。
【0039】次に、本願発明の第2実施形態について説
明する。
【0040】図6は、本実施形態に係る車輌用標識灯を
示す側断面図(図3と同様の図)である。
【0041】図示のように、本実施形態に係る車輌用標
識灯10Aは、上記第1実施形態に係る車輌用標識灯1
0に対して、上記各拡散反射素子14sの端部領域bの
構成が異なっている。すなわち、本実施形態において
は、上記端部領域bは、上記一般領域aをそのまま延長
した鉛直断面形状を有しており、その表面には非反射塗
装膜18が形成されている。なお、上記各拡散反射素子
14sにおける上記一般領域aと上記端部領域bとの境
界線Lの位置は、上記第1実施形態の場合と同じであ
る。
【0042】上記非反射塗装膜18が形成された上記端
部領域bは、上記光源バルブ12を点灯してもそのフィ
ラメント12aからの光を反射させないので、図7に示
すように、上記リフレクタ14を上記光軸Ax方向前方
から観察したとき、上記各拡散反射素子14sは、上記
光軸方向反射領域a1のみが帯状の光輝部Bとして光っ
て見える。
【0043】したがって、本実施形態においても、上記
第1実施形態と同様、上記反射面14aを上記光軸Ax
方向前方から観察したとき、上記各拡散反射素子14s
が略均一な明るさで光って見えるようにすることができ
る。
【0044】ただし、本実施形態においては、上記第1
実施形態のように上記端部領域bが上下方向の拡散反射
機能を有していないので、図6に示すように、上記レン
ズ16に上下方向拡散用のレンズステップを形成するこ
とが必要となる。
【0045】なお、上記非反射塗装膜18を形成する代
わりに、上記端部領域bについては反射面処理(アルミ
蒸着処理)を施さないようにしても、本実施形態と同様
の作用効果を得ることができる。
【0046】次に、本願発明の第3実施形態について説
明する。
【0047】図8は、本実施形態に係る車輌用標識灯を
示す正面図であり、図9および10は、そのIX-IX 線お
よびX-X 線断面図である。
【0048】これらの図に示すように、本実施形態に係
る車輌用標識灯10Bは、丸型テールランプであって、
そのリフレクタ14の反射面14aは、上記光軸Axに
関して放射状および同心円状に等ピッチで区分けされた
複数の扇形の拡散反射素子14sからなっている。
【0049】これら各拡散反射素子14sの表面形状
は、上記第1実施形態と同様、上記光軸Axを中心軸と
しかつ上記フィラメント12aの中心位置を焦点とする
焦点距離の異なる複数の回転放物面上に所定の曲面を形
成することにより構成されているが、その径方向断面形
状および周方向断面形状は、上記第1実施形態における
鉛直断面形状および水平断面形状と各々対応している。
【0050】すなわち、図10に示すように、上記各拡
散反射素子14sの周方向断面形状は凸状曲線に設定さ
れており、これにより上記フィラメント12aからの光
を上記光軸Ax方向に対して周方向両側へ所定拡散角度
で拡散反射させるようになっている。なお、上記凸状曲
線の曲率半径は、上記各拡散反射素子14s相互間にお
いて略一定の値に設定されている。
【0051】一方、図9に示すように、上記各拡散反射
素子14sの径方向断面形状は、その一般領域aが上記
各回転放物面の径方向断面形状と同一の曲線に設定され
るとともに、上記一般領域aに対して反光軸側に位置す
る端部領域bが上記一般領域aの曲線と滑らかに連続す
る凸状曲線に設定されている。そして、これにより上記
フィラメント12aからの光を、上記一般領域aにおい
ては上記光軸Ax方向に平行光線束として反射させると
ともに、上記端部領域bにおいては上記光軸Axから離
れる方向へ拡散反射させるようになっている。
【0052】以上のことから、上記各拡散反射素子14
sにおいては、その一般領域aの周方向中央領域a1で
反射した光のみが上記光軸Ax方向へ反射することとな
る。すなわち、上記一般領域aの左右方向中央領域a1
が光軸方向反射領域となり、上記一般領域aにおける上
記左右方向中央領域a1以外の領域a2および上記端部
領域bは光軸方向非反射領域となる。
【0053】上記各拡散反射素子14sにおける上記光
軸方向反射領域a1の面積比率は、上記フィラメント1
2aからの入射光に関する照度が大きい拡散反射素子ほ
ど小さい値に設定されている。この照度は、上記光源バ
ルブ2のフィラメント12aから遠く離れた拡散反射素
子14sほど小さい値になり、また、上記フィラメント
12aが鉛直方向に延びる線分光源であることから、該
フィラメント12aから等距離であっても上記光軸Ax
の上方あるいは下方に位置する拡散反射素子14sの方
が上記光軸Axの側方に位置する拡散反射素子14sよ
りも小さい値になる。したがって、上記光軸方向反射領
域a1の面積比率は、上記光軸Axの側方近傍に位置す
る拡散反射素子14sが最も小さく、これから離れるに
従って徐々に大きくなるように設定される。具体的に
は、上記一般部aと上記端部領域bとの境界線Lの位置
を、上記各拡散反射素子14sによって異なる位置に設
定することにより、上記面積比率の調整が行われる。
【0054】次に、本実施形態の作用について説明す
る。
【0055】図11は、上記光源バルブ12を点灯した
状態において上記リフレクタ14を上記光軸Ax方向前
方から観察したときの上記反射面14aの見え方を示す
図である。
【0056】図示のように、上記各拡散反射素子14s
において、上記光軸方向反射領域a1は略帯状の光輝部
Bとして光って見えるが、それ以外の光軸方向非反射領
域a2およびbは光って見えない。なお、同図におい
て、濃いハッチングで示す同心円状の領域Dは、上記各
拡散反射素子4s相互間に形成される段差および該段差
により、さらには上記光源バルブ2の口金により陰にな
って上記フィラメント2aからの光が入射しない光非入
射領域である。
【0057】上記光輝部Bの輝度は、同図において破線
の密度で示すように、上記各拡散反射素子14sの形成
位置によって異なったものとなる。この輝度の差は、上
記光源バルブ2のフィラメント12aからの入射光に関
する照度の差に対応するものであり、上記光軸Axの側
方近傍に位置する拡散反射素子14sの光輝部Bの輝度
が最も大きく、これから離れるに従って光輝部Bの輝度
は徐々に小さくなる。
【0058】しかしながら、上述したように、上記光軸
方向反射領域a1の面積比率は、上記光軸Axの側方近
傍に位置する拡散反射素子14sが最も小さく、これか
ら離れるに従って徐々に大きくなるように設定されてい
るので、上記光輝部Bの光度については上記各拡散反射
素子14s相互間で均一化される。このため上記反射面
14aを上記光軸Ax方向前方から観察したとき、上記
各拡散反射素子14sは略均一な明るさで光って見え
る。
【0059】したがって、本実施形態によれば、リフレ
クタの反射面が複数の拡散反射素子で構成された車輌用
標識灯において、光源バルブ点灯時における灯具の見映
えを向上させることができる。
【0060】本実施形態においては、上記各拡散反射素
子14sが周方向の拡散機能を有しており、しかもその
端部領域bは経方向の拡散機能をも有しているので、上
記リフレクタ14により所要の灯具配光性能を満足させ
ることが可能となり、これにより上記レンズ16を素通
しレンズにして灯具の透明感や奥行き感を高めることが
できる。
【0061】また、本実施形態においては、上記各拡散
反射素子14sの一般領域aを構成する上記光軸方向反
射領域a1とそれ以外の領域a2とが同一の曲面で構成
されているので、灯具正面方向(光軸Ax方向)から灯
具を観察した場合のみならず、灯具正面方向から視点を
任意の方向に多少ずらして観察した場合においても、上
記各拡散反射素子14sが略均一な明るさで光って見え
るようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1実施形態に係る車輌用標識灯を
示す正面図
【図2】図1のII-II 線断面図
【図3】図1のIII-III 線断面図
【図4】図3のIV部詳細図
【図5】第1実施形態において、光源バルブを点灯した
状態でリフレクタを光軸方向前方から観察したときの反
射面の見え方を示す図
【図6】本願発明の第2実施形態に係る車輌用標識灯を
示す、図3と同様の図
【図7】第2実施形態において、光源バルブを点灯した
状態でリフレクタを光軸方向前方から観察したときの反
射面の見え方を示す図
【図8】本願発明の第3実施形態に係る車輌用標識灯を
示す正面図
【図9】図8のIX-IX 線断面図
【図10】図1のX-X 線断面図
【図11】第3実施形態において、光源バルブを点灯し
た状態でリフレクタを光軸方向前方から観察したときの
反射面の見え方を示す図
【図12】従来の車輌用標識灯を示す正面図
【図13】図12のXIII-XIII 線断面図
【図14】図12のXIV-XIV 線断面図
【図15】上記従来例において、光源バルブを点灯した
状態でリフレクタを光軸方向前方から観察したときの反
射面の見え方を示す図
【図16】線分光源の配光特性を示す図
【符号の説明】
10、10A、10B 車輌用標識灯 12 光源バルブ 12a フィラメント(光源) 14 リフレクタ 14a 反射面 14s 拡散反射素子 16 レンズ 18 非反射塗装膜 a 一般領域 a1 左右方向中央領域(光軸方向反射領域) a2 左右方向中央領域以外の領域(光軸方向非反射領
域)(他の領域) b 端部領域(光軸方向非反射領域)(一部領域) Ax 光軸 B 光輝部 D 光非入射領域 L 境界線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、この光源からの光を前方へ反射
    させる反射面を有するリフレクタと、このリフレクタの
    前方に設けられたレンズとを備えてなり、上記反射面が
    複数の拡散反射素子で構成された車輌用標識灯におい
    て、 上記各拡散反射素子における、上記光源からの光を上記
    リフレクタの光軸方向へ反射させる光軸方向反射領域の
    面積比率が、上記光源からの入射光に関する照度が大き
    い拡散反射素子ほど小さい値に設定されている、ことを
    特徴とする車輌用標識灯。
  2. 【請求項2】 上記各拡散反射素子の、上記光軸方向反
    射領域以外の光軸方向非反射領域における一部領域が、
    上記光源からの光を前方へ反射させない光非反射領域と
    して構成されている、ことを特徴とする請求項1記載の
    車輌用標識灯。
  3. 【請求項3】 上記各拡散反射素子の、上記光軸方向反
    射領域以外の光軸方向非反射領域における一部領域が、
    上記光源からの光を該光軸方向非反射領域における他の
    領域とは異なる方向へ拡散反射させる偏向拡散反射領域
    として構成されている、ことを特徴とする請求項1記載
    の車輌用標識灯。
  4. 【請求項4】 上記各拡散反射素子の光軸方向反射領域
    が、上記光軸方向非反射領域における上記他の領域と同
    一の曲面で構成されている、ことを特徴とする請求項2
    または3記載の車輌用標識灯。
  5. 【請求項5】 上記各拡散反射素子が略等ピッチで形成
    されている、ことを特徴とする請求項1〜4いずれか記
    載の車輌用標識灯。
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