JPH11265934A - 接続部の形成方法 - Google Patents

接続部の形成方法

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JPH11265934A
JPH11265934A JP6584298A JP6584298A JPH11265934A JP H11265934 A JPH11265934 A JP H11265934A JP 6584298 A JP6584298 A JP 6584298A JP 6584298 A JP6584298 A JP 6584298A JP H11265934 A JPH11265934 A JP H11265934A
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JP
Japan
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barrier metal
film
metal film
thickness
laminated
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Application number
JP6584298A
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English (en)
Inventor
Kenji Tawara
賢治 田原
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 絶縁膜を貫通する接続孔の内壁及び底面と、
絶縁膜上に積層されるバリアメタル膜の膜厚が等しくな
るように、必要以上に厚く積層される絶縁膜上のバリア
メタル膜の膜厚、接続孔の底面上に積層されるバリアメ
タル膜の膜厚を低減する。これによって配線抵抗を小さ
く抑制する。 【解決手段】 絶縁膜を貫通する接続孔を開口後、スパ
ッタリング法によってバリアメタル膜を積層し、その
後、例えばECRエッチングを行うことによって絶縁膜
上、接続孔の底面に積層されたバリアメタル膜の膜厚を
低減し、接続孔の内壁に積層されるバリアメタル膜の膜
厚に近づける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、接続部の製造方
法に関し、特に基板上の絶縁膜に開口されるコンタクト
ホール内壁と底面、及び絶縁膜上に積層されるバリアメ
タルの膜厚を同じレベルに調整し、配線抵抗を低減する
技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年のULSIのような半導体装置が高
集積化、高性能化するのに伴い、多層配線デバイスの層
間絶縁膜に形成されるコンタクトホールやビアホール等
のホールのアスペクト比(ホールの深さ/ホールの径)
も大きくなってきている。ホールのアスペクト比が増大
すると、絶縁膜にコンタクトホールを開口した後に、バ
リアメタルの成膜を行うと、そのバリアメタルの膜厚
は、絶縁膜上とホールの底面、側面とで変化する。
【0003】図6は、例えば半導体基板101の表面上
に絶縁膜102を積層し、この絶縁膜102を貫通する
コンタクトホール103を開口した被処理基板に対し
て、スパッタリング法によってバリアメタル膜104を
積層した場合の断面を示すものである。バリアメタル膜
104はTi層104aとTiN層104bが順次積層
された多層構造であるとする。なお、Ti層104aの
厚さはTiN層104bの厚さに比べて小さくなってい
る。
【0004】また、絶縁膜102の上面に積層されるバ
リアメタル膜104を構成するTiN層104bの膜厚
をt1、コンタクトホール103の底面に積層されるT
iN層104bの膜厚をt2、コンタクトホール103
の内壁に積層されるTiN層104bの膜厚をt3とす
ると、t1は、t2やt3よりも大きくなり、この絶縁
膜102の上面に積層されたTiN層104bを上層配
線の一部として用いると、そのTiN層104bの膜厚
が大きくなっているために配線抵抗が大きくなってしま
い、信頼性の低下につながるという問題があった。
【0005】さらに、コンタクトホールのアスペクト比
が極端に大きな場合では、コンタクトホール103の内
壁及び底面に積層されるバリアメタル膜104の膜厚は
極端に小さくなり、信頼性の低下につながってしまうな
どの問題を有していた。また、コンタクトホール103
の底面と内壁では、スパッタリング法によってバリアメ
タル膜を形成する場合、コンタクトホールの底面(t
2)の方が、内壁(t3)よりも厚く積層されるという
ことがわかっている。
【0006】コンタクトホール310の内壁及び底面に
積層されるバリアメタル膜104の膜厚を所定値以上と
なるようにする方法として、バリアメタル膜を厚く積
み、コンタクトホール103内に積層される膜厚を確保
するという方法がある。しかし、その方法ではコンタク
トホール103の内壁及び底面以外の、絶縁膜102の
表面上に積層されるバリアメタル膜104の膜厚が大き
くなり過ぎ、次工程での上層配線のパターニング時に、
バリアメタル膜104、特にTiN層104bのエッチ
ング時間が長くなり、ウエハ処理のタクトタイムが長く
なる。
【0007】またエッチング時間が長いと、上層の金属
配線のエッチング時にエッチングマスクとして用いるレ
ジストパターンのエッチングが増え、このレジストパタ
ーンの形状がエッチング中に崩れ、適正な寸法形状を維
持して上層金属配線を形成することが困難になることが
ある。これを防止しようと時間を短くすると、オーバー
エッチ量が不足し、エッチング残が出やすくなる等の問
題が生じる。そこで、コンタクトホール103の内壁及
び底面以外の、絶縁膜102の上面に積層されるバリア
メタル膜104、特にTiN層104bを薄くする必要
がある。
【0008】なお、従来の技術として特開平7−135
250号公報に開示された技術がある。この公開公報に
は、Si基板上にCVD法によって積層したSiO2
からなる層間絶縁膜を積層し、異方性エッチングによっ
てコンタクト孔を開口し、次にコンタクト孔を含む表面
にスパッタ法によってTi膜、TiN膜を順次堆積して
積層したTiN/Ti膜からなるバリアメタル膜を形成
し、その後、TiN/Ti膜の表面をArイオンで衝撃
して表面を極く薄くエッチングするという技術が示され
ている。このArイオンによるバリアメタル膜の表面エ
ッチングは、次工程で成膜するAl系合金膜とのぬれ性
を向上させるために行うエッチングであり、バリアメタ
ル膜の膜厚調整のために行うものではなく、またぬれ性
を向上させるためにコンタクト孔の内壁に積層されたバ
リアメタルの表面もArイオンによりエッチングし、そ
の膜厚を低減していると考えられる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記のよう
な問題を解決するためになされたものであり、コンタク
トホールのアスペクト比が大きな場合であっても、その
内壁及び底面に積層されるバリアメタルの膜厚を確保し
つつ、コンタクトホールが開口された絶縁膜の上面に積
層されたバリアメタルの膜厚を異方性エッチングによっ
て所定の膜厚に調整し、上層金属配線のパターニング時
にエッチング残が生じたり、タクトタイムが長くなった
りするという不都合を解消する半導体装置の製造方法を
提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る接続部の形成方法は、基板上若しくは上記基板上の第
一の金属配線上に積層された絶縁膜を貫通する接続孔を
開口する工程、上記接続孔の内壁及び底面に、第一のバ
リアメタル膜を積層するとともに、上記絶縁膜の上面に
第二のバリアメタル膜を積層する工程、上記第一、第二
のバリアメタル膜に対して選択的にエッチングを行い、
上記接続孔の底面に位置する上記第一のバリアメタル膜
及び上記第二のバリアメタル膜の膜厚を低減する工程、
上記絶縁膜上に金属膜を積層するとともに上記金属膜に
よって上記接続孔を埋設し、接続部を得る工程、上記金
属膜及び上記第二のバリアメタル膜に対してパターニン
グを行い、第二の金属配線を得る工程を含み、エッチン
グによって上記接続孔の底面に位置する上記第一のバリ
アメタル膜及び上記第二のバリアメタル膜の膜厚を、上
記接続孔の内壁に積層される上記第一のバリアメタル膜
の膜厚に近づけるものである。
【0011】また、この発明の請求項2に係る接続部の
形成方法は、基板上若しくは上記基板上の第一の金属配
線上に積層された絶縁膜を貫通する接続孔を開口する工
程、上記接続孔の内壁及び底面に、第一のバリアメタル
膜を積層するとともに、上記絶縁膜の上面に第二のバリ
アメタル膜を積層する工程、上記接続孔内に導電物質を
埋設し、上記接続孔内に埋設された上記導電物質を残
し、他の導電物質を除去して接続部を得る工程、上記第
二のバリアメタル膜に対してエッチングを行い、膜厚を
低減する工程、上記第二のバリアメタル膜及び上記接続
部上に金属膜を積層する工程、上記金属膜及び上記第二
のバリアメタル膜に対してパターニングを行い、第二の
金属配線を得る工程を含み、エッチングによって上記第
二のバリアメタル膜の膜厚を、上記接続孔の内壁に積層
される上記第一のバリアメタル膜の膜厚に近づけるもの
である。
【0012】さらに、この発明の請求項3に係る接続部
の形成方法は、請求項1若しくは請求項2に相当する半
導体装置の製造方法において形成する第一、第二のバリ
アメタル膜が、スパッタリング法によって成膜された膜
を含むものである。
【0013】また、この発明の請求項4に係る接続部の
形成方法は、請求項1若しくは請求項2に相当する半導
体装置の製造方法において、第一、第二のバリアメタル
膜、若しくは上記第二のバリアメタル膜に対して行うエ
ッチングは、ECR(Electric Cyclotron Resonance)
型RIE(Reactive Ion Etching)、マグネトロンRI
E、ICP(Inductive Couplled Plasma)型RIE、
平行平板型RIEのいずれかの方法により行うものであ
る。
【0014】さらに、この発明の請求項5に係る接続部
の形成方法は、請求項1若しくは請求項2に相当する半
導体装置の製造方法において、第一、第二のバリアメタ
ル膜を、TiとTiNの積層構造、若しくはTiNまた
はWNの単層構造の膜から構成するものである。
【0015】また、この発明の請求項6に係る接続部の
形成方法は、半導体装置に含まれる接続部が、請求項1
〜5のいずれかの接続部の形成方法によって形成される
ものである。
【0016】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明の実施の
形態1について説明する。図1はこの発明の半導体装置
の製造方法によって形成した半導体装置の断面図を示す
ものであり、表面にゲート電極2を含む素子が形成され
た半導体基板1上に絶縁膜3を介して第一の金属配線9
が、この第1の金属配線9上には層間絶縁膜10、17
を介して第二の金属配線16、第三の金属配線23が順
次積層された、多層金属配線構造の半導体装置を示すも
のである。
【0017】半導体基板1の表面領域の活性領域と第1
の金属配線9を接続するために絶縁膜2を貫通するコン
タクトホール4が形成され、このコンタクトホール4内
にバリアメタル膜5aが、さらにコンタクトホール4を
埋め込む第1の金属膜6aが埋設されており、コンタク
ト7を形成している。第1の金属配線9は、絶縁膜3の
上面に成膜されたバリアメタル膜5bと、コンタクト7
及びバリアメタル膜5b上に積層された第1の金属膜6
b、その上層に成膜された反射防止膜8によって構成さ
れている。
【0018】第1の金属配線9の上層には層間絶縁膜1
0が積層され、この層間絶縁膜10を貫通するビアホー
ル11内には、バリアメタル膜12aと第二の金属膜1
3aが埋設され第1のプラグ14を構成しており、第一
のプラグ14の底部は第1の金属配線9の上部に接して
いる。また第一のプラグ14の上部は層間絶縁膜10の
表面に配置される第二の金属配線16と接している。第
二の金属配線16と第三の金属配線23とを接続するた
めに層間絶縁膜17を貫通するように形成された第二の
プラグ21の構成は第一のプラグ14の構成と同様であ
るので説明は省略する。
【0019】なお、符号12b、19a、19bはバリ
アメタル膜、15、22は反射防止膜、18はビアホー
ル、13bは第二の金属膜、20a、20bは第三の金
属膜、21は第二のプラグ、Aはコンタクト7を中心と
するコンタクト形成領域、Bは第一のプラグ14(若し
くは第二のプラグ21でも同様)を中心とするプラグ形
成領域をそれぞれ示すものである。
【0020】上記のように構成された図1のバリアメタ
ル膜5a、5b(若しくは12a、12b、または19
a、19bでも同様)は、同じレベルの膜厚を有してお
り、コンタクトホール4(若しくはビアホール11また
は18)の内壁及び底面には、そのアスペクト比が大き
な場合であっても、バリアメタルとしての効果を保持す
る程度の膜厚を確保し、絶縁膜2(若しくは層間絶縁膜
10または17)の上面には、上層配線のパターニング
時にタクトタイムが悪化しない程度、また上層配線の構
成要素となっても配線抵抗が上昇しない程度の膜厚とな
るように形成されているものである。
【0021】次に、上記のように、コンタクトホール4
(若しくはビアホール11または18)の内壁及び底面
と、コンタクトホール4以外の領域に積層されるバリア
メタル膜4の膜厚のレベルが等しくなるように形成され
た半導体装置の製造方法について図2(a)〜(c)を
用いて説明する。図2(a)〜(c)は、コンタクト形
成領域Aに相当する領域の断面図を示している。
【0022】まず、図2(a)に示すように、半導体基
板1上にトランジスタ素子等の形成を行い、その後CV
D法によってシリコン酸化膜等の絶縁膜3を1000n
m程度の膜厚となるように積層する。さらに、絶縁膜3
を貫通するコンタクトホール4の開口を異方性エッチン
グによって行う。このコンタクトホール4の開口径は4
00nm程度の大きさとする。
【0023】その後、図2(b)に示すように、コンタ
クトホール4の内壁及び底面を含む絶縁膜3の表面にス
パッタリング法によってTi層51を30nm程度の厚
さとなるように積層し、さらにスパッタリング法によっ
てTiN層52を100nm程度の膜厚となるように積
層する。このとき、絶縁膜3の上面に積層されるTiN
層52の膜厚をT11とし、コンタクトホール4の底
面、内壁に積層されるTiN層52の膜厚をそれぞれT
12、T13とすると、T11=100nm、T12=70
nm、T13=50nmという膜厚にそれぞれ積層され
る。
【0024】次に、図2(c)に示すように、TiN層
52に対し、Arガス、Cl2ガス、BCl3/Cl2
合ガス、CF4/O2混合ガス、C48/O2混合ガス、
CHF3/O2混合ガス等を使用した電子サイクロトロン
共鳴(ECR)エッチングにより、異方性エッチングす
る(符号E1で示す↓は、エッチング方向を示す。)。
TiN層52の絶縁膜42上の膜厚100nmが50n
mになるまでエッチングを施す。
【0025】この異方性エッチングによるTiN層52
のエッチングレートは、エッチングされる領域によって
異なる。例えばコンタクトホール4内以外の領域、すな
わち絶縁膜3の上面、コンタクトホール4の底面、コン
タクトホール4の内壁のエッチングレートをそれぞれV
1、V2、V3とすると、その大きさはV1>V2>V
3となる。コンタクトホール4の底面はRIE−lag
により、コンタクトホール4以外の部分に比べてエッチ
ングレートが低くなり、また異方性のエッチングである
ために、コンタクトホール4の内壁に対してはほとんど
エッチングが及ばないためである。
【0026】従って、ECRエッチングが施され、絶縁
膜3の上面上及びコンタクトホール4の底面に積層され
たTiN層52a、52b(コンタクトホール4内のT
iN層を符号52aで、上層配線9の一部となるTiN
層を符号52bとする。)の膜厚は、図2(b)に示す
場合よりも小さくなる。ECRエッチング後の、コンタ
クトホール4以外の領域、コンタクトホール4の底面、
内壁に残るTiN層52の膜厚を、T21、T22、T2
3とすると、その値はT21 T22 T23 50nm
となる。なお、膜厚低減後のコンタクトホール4の内壁
及び底面に積層されるTiN層を52aとして示し、絶
縁膜3の上面に積層されるTiN層を52bとして示
す。
【0027】上記のようにECRエッチングによってT
iN層52a、52bの膜厚を調整した後、バリアメタ
ル膜5a、5bの表面にAl合金膜等の第一の金属膜6
bを積層すると同時にコンタクトホール4内を第一の金
属膜6aによって埋設してコンタクト7を得、さらに第
一の金属膜6bの上面に反射防止膜8を成膜する。その
後、第一の金属配線9の形状に相当するレジストパター
ンを形成し、これをエッチングマスクとして反射防止膜
8、第一の金属膜6b、バリアメタル膜5bに対して順
次異方性エッチングを行うことで第一の金属配線9を得
る。このようにして図1に示すコンタクト7及び第一の
金属配線9を含む構造の半導体装置を得ることが可能で
ある。
【0028】このように、ECRエッチングを施すこと
によって、TiN層52の膜厚を、必要な部分を残しつ
つ、厚すぎる部分についてはエッチングを行って、必要
な膜厚分だけ残すことが可能となる。具体的には、絶縁
膜3上のTiN層52bの膜厚を100nmとせず、5
0nmに低減することで上層配線のパターニング時にウ
エハ一枚当たり15秒間の処理時間短縮が可能となり、
これに伴って、このパターニングに用いるエッチングマ
スクであるレジストパターンの損傷を抑制することが可
能となる。具体的には、TiN層52の膜厚を50nm
に低減することによって、エッチングマスクとして用い
るレジストパターン自体のエッチング量を50nm少な
くすることができ、レジストパターン形状を崩すことな
く、エッチング残を発生させないだけのオーバーエッチ
ングを行うことが可能となるものである。
【0029】なお、上記の説明においては、TiN層5
2の異方性エッチングはECRエッチング(ECR−R
IEとも言う。)によって行うと説明したが、その他、
マグネトロンRIE、ICP型RIE、平行平板型RI
Eによってエッチングを行っても、同様の効果を得られ
る。
【0030】さらに、バリアメタル膜5a、5bとして
TiN/Tiの積層構造を一例として挙げたが、その他
に、WN、TiNの単層構造のものを用いることも可能
である。
【0031】実施の形態2.次に、この発明の実施の形
態2について説明する。実施の形態1では、コンタクト
形成領域Aのコンタクト7及び第一の金属配線9の形成
について述べた。この実施の形態2では、実施の形態1
の場合と同様に、プラグ形成領域Bに、第一のプラグ1
4と第二の金属配線16を形成する例を説明する。層間
絶縁膜10に開口されるビアホール11内に埋設形成さ
れる第一のプラグ14を構成するバリアメタル膜12a
と、層間絶縁膜10の上面に第二の金属配線16を構成
するバリアメタル膜12bの膜厚は、同じレベルとなっ
ている。
【0032】次に、図3(a)〜(c)を用いて、プラ
グ形成領域Bに含まれる第一のプラグ14を中心とする
製造方法について説明する。まず、図3(a)に示すよ
うに、反射防止膜8の上面に層間絶縁膜10を積層し、
コンタクトホール4と同様のアスペクト比のビアホール
11を開口する。その後、図3(b)に示すように、ス
パッタリング法によってTi層61、TiN層62を順
次積層することでバリアメタル膜12を成膜する。この
時、層間絶縁膜10の上面に積層されるTiN層62の
膜厚T11、ビアホール11の底面に積層される膜厚T1
2、ビアホール11の内壁に積層される膜厚T13の比
率は、10:7:5となる。なお、Ti層61の膜厚も
も同様の比率となるように積層される。
【0033】次に、図3(c)に示すように、実施の形
態1の場合と同様に、ECRエッチングによってTiN
層62に対して異方性エッチングを行い、TiN層62
の膜厚T11、T12の膜厚の低減を行う。ECRエッチ
ング後に、ビアホール11以外の領域、すなわち層間絶
縁膜10の上面に残るTiN層62の膜厚、ビアホール
11の底面、内壁に残るTiN層62の膜厚をそれぞれ
21、T22、T23とすると、その値はT21 T2
23 T13となる。なお、ビアホール11の内壁及び
底面に積層される膜厚低減後のTiN層は符号62aで
示し、また層間絶縁膜10の上面に積層される膜厚低減
後のTiN層は符号62bで示す。
【0034】TiN層62a、62bの膜厚を調整後、
Ti層51とTiN層52a、52bからなるバリアメ
タル膜12a、12bの表面にAl合金膜等の第二の金
属膜13bを積層すると同時にビアホール11内を第二
の金属膜13aによって埋設して第一のプラグ14を
得、さらに第二の金属膜13bの上面に反射防止膜15
を成膜する。第一の金属配線9の形成の場合と同様にレ
ジストパターンを用いてパターニングを行い、第二の金
属配線16を得ることで、図1に示すプラグ形成領域B
の、第一のプラグ14及び第二の金属配線16を含む構
造の半導体装置を得ることが可能である。
【0035】このように、上層下層配線間を接続するプ
ラグを形成する場合も、基板配線間を接続するコンタク
トを形成する場合と同様に、ECRエッチングを施すこ
とによって、TiN層52の膜厚を、必要な部分を残し
つつ、厚すぎる部分についてはエッチングを行って、必
要な膜厚分だけ残すことが可能であり、バリアメタルと
して必要となる膜厚のみを残して他を除去することで、
良好な形状の半導体装置を得ることが可能となる。な
お、ここでは第一のプラグ14及び第二の上層配線16
の形成について主に説明したが、同様に、さらに上層に
配置される第二のプラグ21及び第三の上層配線23の
形成も可能であることは言うまでもない。
【0036】なお、TiN層62の異方性エッチングに
はECRエッチングの他、マグネトロンRIE、ICP
型RIE、平行平板型RIEによってエッチングを行っ
ても、同様の効果を得られる。さらに、バリアメタル膜
12a、12bとしてはTiN/Tiの積層構造の他
に、WN、TiNの単層構造のものを用いることも可能
である。
【0037】実施の形態3.次に、この発明の実施の形
態3について説明する。実施の形態1及び2では、絶縁
膜に開口されたホールの内壁及び底面を含む絶縁膜の表
面に積層されるバリアメタル膜のうち、必要以上に厚く
積層される部分のTiN層の膜厚を選択的に低減する方
法として、TiN層を積層後にECRエッチング等の異
方性エッチングを行うという技術について示した。この
実施の形態3では、バリアメタル膜の一部であるTiN
層を、絶縁膜上及びその絶縁膜を貫通するホールの内壁
及び底面に成膜した後、ホール内を導電物質によって埋
め込み、その後、エッチバックを行うことでTiN層の
膜厚を調整するという技術について説明する。
【0038】次に、この実施の形態3の技術によって、
図1のコンタクト形成領域Aのコンタクト7及び第一の
金属配線9を含む半導体装置を製造する方法について、
図4(a)〜(c)を用いて説明する。
【0039】まず、実施の形態1の図2(a)の場合と
同様にコンタクトホール4の開口を行い、次に、図2
(b)に示すように、Ti層51及びTiN層52を順
次スパッタリング法によって積層することで、バリアメ
タル膜5を形成する。その後、図4(a)に示すよう
に、CVD法によってタングステンからなる埋め込み膜
6を500nmの膜厚となるように積層し、コンタクト
ホール4の埋め込みを行う。
【0040】次に、図4(b)に示すように、タングス
テンからなる埋め込み膜6に対してエッチバックを行
う。具体的には、SF6/Cl2混合ガスを使用して、T
iN層52の上面が露出するまで、埋め込み膜6に対し
てエッチングを行い、コンタクトホール4内のみに第一
の金属膜6aとして埋め込み膜6が残るようにする。
【0041】その後、図4(c)に示すように、連続し
てTiN層52に対するエッチングを行い、その膜厚を
低減する。具体的には、Arガス、Cl2ガス、BCl3
/Cl2混合ガス、CF4/O2混合ガス、C48/O2
合ガス、CHF3/O2混合ガス、CF4/O2混合ガスを
使用したECRエッチングにより、TiN層52を上面
から50nm程度エッチングし、膜厚低減後の絶縁膜3
の上面に残るTiN層52bの膜厚T21が50nm程
度の値となる。
【0042】図1のコンタクト形成領域Aに示すような
構造を得るためには、その後、平坦な面を構成するバリ
アメタル膜5b及びコンタクト7の上面に第一の金属膜
9を積層後、さらに反射防止膜8を積層し、その後、実
施の形態1の場合と同様に、第一の金属配線9の形状に
相当する形状のレジストパターンを形成し、これをエッ
チングマスクとして反射防止膜8、第一の金属膜6b、
バリアメタル膜5bを順次エッチングし、所定の形状に
加工する。
【0043】上記のような製造方法によってTiN層5
a、5bを形成した場合、コンタクトホール4の内壁及
び底面に積層されるTiN層5aは、スパッタリング法
によって成膜した際の膜厚を保持し、コンタクトホール
4の内壁には必要となるだけの膜厚を残すことができ、
絶縁膜3の上面の必要以上に積層された部分については
選択的にエッチバックして、その膜厚を低減することが
可能である。
【0044】絶縁膜3上のTiN層52bの膜厚を10
0nmとせず、50nmに低減することで、上層配線の
パターニング時にウエハ一枚当たり15秒間の処理時間
短縮が可能となり、これに伴って、このパターニングに
用いるエッチングマスクであるレジストパターンの損傷
を抑制することが可能となる。具体的には、TiN層5
2の膜厚を50nmに低減することによって、エッチン
グマスクとして用いるレジストパターン自体のエッチン
グ量を50nm少なくすることができ、レジストパター
ン形状を崩すことなく、エッチング残を発生させないだ
けのオーバーエッチングを行うことが可能となるもので
ある。
【0045】実施の形態4.次に、この発明の実施の形
態4について説明する。実施の形態3では図1のコンタ
クト形成領域Aに位置する構成要素の形成方法について
説明したが、この実施の形態4では、プラグ形成領域B
に対し、実施の形態3に示した接続部の形成方法を応用
した例を、図5(a)〜(c)を用いて説明する。
【0046】プラグ形成領域Bに位置する第一の金属配
線9を、実施の形態1、3のいずれかに示した製造方法
に従って形成し、その後、図3(a)〜(b)に示した
製造方法に従って、ビアホール11を開口し、さらにT
i層61、TiN層62をスパッタリング法によって積
層する。次に、図5(a)に示すように、Al合金膜若
しくはタングステン等の埋め込み膜13をCVD法によ
って成膜することで、ビアホール11内を埋設する。
【0047】その後、図5(b)に示すように、埋め込
み膜13に対してエッチバックを行い、TiN層62の
表面を露出させる。次に、図5(c)に示すように、T
iN層62に対してエッチングを行って、その膜厚を低
減し、ビアホール11の内壁に積層されたTiN層62
aの膜厚と同じレベルとなるように調整を行う。その後
は、実施の形態3の場合と同様に、第二の金属配線16
を形成する。
【0048】このように、プラグを形成する場合も、E
CRエッチングによって、TiN層52の膜厚を、厚す
ぎる部分についてはエッチングを行って、必要な膜厚分
だけ残すことが可能であり、バリアメタルとして必要と
なる膜厚のみを残して他を除去することで、良好な形状
の半導体装置を得ることが可能となる。なお、ここでは
第一のプラグ14及び第二の上層配線16の形成につい
て主に説明したが、同様に、さらに上層に配置される第
二のプラグ21及び第三の上層配線23の形成も可能で
あることは言うまでもない。
【0049】
【発明の効果】以下に、この発明の各請求項の効果につ
いて記載する。この発明の請求項1に係る接続部の形成
方法は、第一、第二のバリアメタル膜が必要以上に厚く
積層される接続孔内壁と絶縁膜上に対しては、エッチン
グを行うことで必要な膜厚だけを残しつつその膜厚を低
減し、第一、第二のバリアメタル膜の膜厚を近づけると
いう方法をとっている。従って、比較的抵抗の大きな第
二のバリアメタル膜が、接続部若しくは金属配線内にお
いて占める割合が小さくなり、配線抵抗の低減が可能と
なる。よって、良好な電気特性の金属配線及び接続部を
得ることが可能となる。
【0050】また、この発明の請求項2に係る接続部の
形成方法によれば、第一のバリアメタル膜を接続孔の内
壁に必要な厚さとなるように積層した後、接続孔内のみ
に導電物質を埋設し、露出する絶縁膜上の必要以上の膜
厚の第二のバリアメタル膜に対して選択的にエッチング
を行い、その膜厚を低減して第一、第二のバリアメタル
膜の膜厚を近づける。従って、配線抵抗の低減が可能で
あり、良好な電気特性の金属配線及び接続部を得ること
が可能となる。
【0051】さらに、この発明の請求項3に係る接続部
の形成方法によれば、第一、第二のバリアメタル膜がス
パッタリング法によって積層された膜であり、接続孔内
壁と絶縁膜上面とで、同時に積層されるバリアメタルの
厚さが大きく異なるものであっても、少なくとも絶縁膜
上面に積層されるバリアメタルの膜厚を低減し、良好な
電気特性の金属配線及び接続部を得ることが可能とな
る。
【0052】また、この発明の請求項4に係る接続部の
形成方法によれば、接続孔の内壁、底面、絶縁膜の上面
に積層されるバリアメタル膜の膜厚に相違があり、絶縁
膜上の第二のバリアメタル膜の膜厚が必要以上に大きな
寸法となっても、ECRエッチング、マグネトロンRI
E、ICP型RIE、平行平板型RIEのいずれかの方
法によりエッチングすることでその膜厚を低減でき、接
続孔内壁に積層される第一のバリアメタル膜の膜厚に近
づけることが可能である。よって、配線抵抗の低減が可
能であり、良好な電気特性の金属配線及び接続部を得る
ことが可能である。
【0053】さらに、この発明の請求項5に係る接続部
の形成方法によれば、第一、第二のバリアメタル膜とし
ては、TiとTiNとの積層構造若しくは単層のTiN
またはWNを用いることができ、このような物質によっ
て第一、第二のバリアメタル膜を構成しても、請求項1
または請求項2の効果と同様の効果を得ることが可能で
ある。
【0054】また、この発明の請求項6に係る接続部の
形成方法によれば、半導体装置に含まれる接続部を、請
求項1〜5のうちのいずれかの方法によって形成するこ
とによって、良好な電気特性の金属配線及び接続部を持
つ半導体装置を得ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の接続部を示す図で
ある。
【図2】 この発明の実施の形態1の接続部の形成フロ
ーを示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態2の接続部の形成フロ
ーを示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態3の接続部の形成フロ
ーを示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態4の接続部の形成フロ
ーを示す図である。
【図6】 従来の技術を示す図である。
【符号の説明】
1.半導体基板 2.ゲート電極 3.絶縁膜 4.コンタクトホール 5、12.バリアメタル膜 5a、5b、12a、12b、19a、19b.バリア
メタル膜 6、13.埋め込み膜 6a、6b.第一の金属膜 7.コンタクト 8,15、22.反射防止膜 9.第一の金属配線 10、17.層間絶縁膜 11、18.ビアホール 13a、13b.第二の金属膜 14.第一のプラグ 16.第二の金属配線 20a、20b.第三の金属膜 21.第二のプラグ 23.第三の金属配線 51、61.Ti層 52、52a、52b、62a、62b.TiN層 A.コンタクト形成領域 B.プラグ形成領域 E1、E2.エッチング方向

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上若しくは上記基板上の第一の金属
    配線上に積層された絶縁膜を貫通する接続孔を開口する
    工程、 上記接続孔の内壁及び底面に、第一のバリアメタル膜を
    積層するとともに、上記絶縁膜の上面に第二のバリアメ
    タル膜を積層する工程、 上記第一、第二のバリアメタル膜に対してエッチングを
    行い、上記接続孔の底面に位置する上記第一のバリアメ
    タル膜及び上記第二のバリアメタル膜の膜厚を低減する
    工程、 上記絶縁膜上に金属膜を積層するとともに上記金属膜に
    よって上記接続孔を埋設し、接続部を得る工程、 上記金属膜及び上記第二のバリアメタル膜に対してパタ
    ーニングを行い、第二の金属配線を得る工程を含み、 上記エッチングによって上記接続孔の底面に位置する上
    記第一のバリアメタル膜及び上記第二のバリアメタル膜
    の膜厚を、上記接続孔の内壁に積層される上記第一のバ
    リアメタル膜の膜厚に近づけることを特徴とする接続部
    の形成方法。
  2. 【請求項2】 基板上若しくは上記基板上の第一の金属
    配線上に積層された絶縁膜を貫通する接続孔を開口する
    工程、 上記接続孔の内壁及び底面に、第一のバリアメタル膜を
    積層するとともに、上記絶縁膜の上面に第二のバリアメ
    タル膜を積層する工程、 上記接続孔内に導電物質を埋設し、上記接続孔内に埋設
    された上記導電物質を残し、他の導電物質を除去して接
    続部を得る工程、 上記第二のバリアメタル膜に対してエッチングを行い、
    膜厚を低減する工程、 上記第二のバリアメタル膜及び上記接続部上に金属膜を
    積層する工程、 上記金属膜及び上記第二のバリアメタル膜に対してパタ
    ーニングを行い、第二の金属配線を得る工程を含み、 エッチングによって上記第二のバリアメタル膜の膜厚
    を、上記接続孔の内壁に積層される上記第一のバリアメ
    タル膜の膜厚に近づけることを特徴とする接続部の形成
    方法。
  3. 【請求項3】 第一、第二のバリアメタル膜はスパッタ
    リング法によって成膜する膜を含むことを特徴とする請
    求項1〜2のいずれか一項記載の接続部の形成方法。
  4. 【請求項4】 第一、第二のバリアメタル膜、若しくは
    上記第二のバリアメタル膜に対して行うエッチングは、
    ECR型RIE、マグネトロンRIE、ICP型RI
    E、平行平板型RIEのいずれかの方法により行うこと
    を特徴とする請求項1〜2のいずれか一項記載の接続部
    の形成方法。
  5. 【請求項5】 第一、第二のバリアメタル膜は、Tiと
    TiNの積層構造、若しくはTiNまたはWNの単層構
    造の膜からなることを特徴とする請求項1〜2のいずれ
    か一項記載の接続部の形成方法。
  6. 【請求項6】 半導体装置内に含まれる接続部の形成に
    用いることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項記
    載の接続部の形成方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005522874A (ja) * 2002-04-09 2005-07-28 オリオール, インク. 基板をエッチングする方法
JP2006310752A (ja) * 2005-04-30 2006-11-09 Hynix Semiconductor Inc 半導体素子の製造方法
US10074560B2 (en) 2016-09-23 2018-09-11 Samsung Electronics Co., Ltd. Method of manufacturing semiconductor device

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