JPH11267237A - 自動警告装置及び作業用安全帯 - Google Patents

自動警告装置及び作業用安全帯

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JPH11267237A
JPH11267237A JP9401998A JP9401998A JPH11267237A JP H11267237 A JPH11267237 A JP H11267237A JP 9401998 A JP9401998 A JP 9401998A JP 9401998 A JP9401998 A JP 9401998A JP H11267237 A JPH11267237 A JP H11267237A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建築、建設等の高所での作業における安全帯
フックの止め忘れを有効的に防止できる自動警告装置及
び作業用安全帯を提供すること。 【解決手段】 コイル2、通電センサー3、タイマー
6、警告手段5及び制御手段4が備えられ、制御手段4
は、タイマー6でカウントされる所定の時間内に通電セ
ンサー3からの起電力発生有りの検知信号を受けた場合
にタイマー6にリセット信号を出力し、上記時間内に起
電力発生有りの検知信号を受けなかった場合に警告手段
5に警告発令信号を出力し、警告手段5は警告の発音を
行う。この自動警告装置1のコイル2が安全帯10の命
綱12のフック13に備え付けられ、親綱19にフック
13が取り付けられていない場合に、警告が発せられ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動警告装置及び
作業用安全帯に関する。
【0002】
【従来の技術】建築や建設などの現場において、図8や
図9に示すように、高所で作業を行う場合、作業者は、
墜落事故から身を守るため、安全帯51を腰につけ、命
綱52の先端に備えられているフックなどによる止め金
53を親綱54やタラップ55などに取り付けて作業を
行うよう、心掛けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、作業者A,
B…の中には、止め金53を親綱54に取り付けるの
を、ついつい、忘れる者Bもおり、足を滑らせ、墜落事
故を起こすことがある。本発明は、例えば、上記のよう
な高所での作業における安全帯止め金の止め忘れを防止
しようとするような場合などにおいて、極めて有効的に
用いることができる自動警告装置を提供することを課題
とする。また、本発明は、止め金の止め忘れを有効的に
防止することができる作業用安全帯を提供することを課
題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題は、コイルと、
コイルに、磁束の変化による起電力が発生したか否かを
検知する検知手段と、警告手段と、検知手段からの起電
力発生有りの検知信号を受けない場合に警告手段に警告
発令信号を出力する制御手段とが備えられてなることを
特徴とする自動警告装置によって解決される。
【0005】本装置では、コイルと磁性体とが相対的に
動作すると、コイルにおいて磁束が変化し、それによっ
て、コイルに起電力が発生する。このときは、警告手段
は警告を行わない。一方、コイルも磁性体も動作を行わ
ないと、コイルにおいて磁束は変化せず、そのため起電
力は発生しない。このとき、警告手段が警告を行う。
【0006】従って、本発明の自動警告装置は、コイル
と磁性体とが相対的に動作していることが警告不要状態
で、コイルも磁性体も動作を行わないことが要警告状態
であるような様々な場面において、好適に適用して用い
ることができ、適切な警告を行うことができる。
【0007】具体的には、例えば、本自動警告装置を作
業用安全帯に適用し、コイルを命綱の止め金に備えさせ
る構成とすることなどを、好適な適用例の一つとして挙
げることができる。
【0008】即ち、この適用例では、磁性体である例え
ば親綱に止め金を取り付けて作業を行っている状態は、
作業によって止め金が命綱に沿って行来の移動をする状
態であるから、コイルと磁性体とが相対的に動作し、コ
イルに起電力が発生し、これを警告不要状態と判断す
る。これにより、作業を安全に進めていくことができ
る。これに対し、親綱に、止め金を止め忘れて作業を行
っている状態は、止め金に対する磁性体の行来の動作が
ないから、コイルに起電力は発生せず、そのため、これ
を要警告状態と判断して、警告を発する。作業者は、こ
の警告に基づいて、止め金が親綱に取り付けられていな
いことに気付き、止め忘れていた止め金を親綱に取り付
けることができて、その後の作業を安全に進めていくこ
とができる。
【0009】上記の自動警告装置において、タイマーが
備えられ、制御手段が、タイマーでカウントされる所定
の時間内に検知手段からの起電力発生有りの検知信号を
受けた場合にタイマーにリセット信号を出力し、上記所
定の時間内に検知手段からの起電力発生有りの検知信号
を受けなかった場合に警告手段に警告発令信号を出力す
るものとなされていることにより、自動警告装置は、検
知手段からの起電力発生有りの検知信号を受けなかった
ことを要警告状態であると即断することなく、所定の時
間を経過して初めて要警告状態であると判断し、警告を
行う。
【0010】従って、このように構成された自動警告装
置は、コイルも磁性体も動作を行わないこと、及び、そ
れが所定の時間を越えて継続したこと、が要警告状態で
あるような様々な場面において、好適に適用して用いる
ことができ、適切な警告を行うことができる。
【0011】具体的には、例えば、上記のような作業用
安全帯などに適用して好適に用いることができる。即
ち、作業の内容によっては、親綱に止め金を取り付けて
作業を行っている状態においても、止め金が命綱に沿っ
て行来の移動をしない状態というのが一時的に存在する
ことがある。そのような場合に、止め金が命綱に沿って
行来の移動をしないからといって警告を行ったのでは、
警告が乱発されてしまうことがあり、装置の信頼性を損
なう。そこで、タイマーを備えさせて上記のような制御
構成とすることで、検知手段からの起電力発生有りの検
知信号を受けなかったこと、しかも、それが所定の時間
継続してそうであることをもって、初めて要警告状態と
判断するようになり、装置がうまく機能する。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0013】図1には、本発明の警告装置1を示す。同
警告装置1において、2はコイル、3は検知手段として
の通電センサー、4は制御手段、5は警告手段、6はタ
イマーである。
【0014】通電センサー3は、コイル2の回路7に介
設され、コイル2に起電力が発生して回路7に電流が流
れたか否かを検知し、それによって起電力の発生の有無
を検知するものである。通電センサー3ないし検知手段
には、各種のタイプのものが用いられてよい。
【0015】警告手段5は、なんらかの警告表示を行う
ものであればよい。例えば、発音手段によるものであっ
てもよいし、バイブレーターによるものであってもよい
し、ライトの点灯や点滅などの光学的手段によるもので
あってもよい。
【0016】制御手段4は、例えばマイクロコンピュー
ターなどによるもので、上記の通電センサー3とタイマ
ー6との関係で、次のような制御を行うものとなされて
いる。
【0017】即ち、図2に示すように、スタートしてス
テップS1において、タイマー6に設定されている所定
の時間内か否かが判断され、設定時間内であればステッ
プS2に移行し、通電センサー3からの通電信号の入力
の有無に基づいてコイル2の起電力発生の有無を判断す
る。起電力発生有りの場合はステップS3に移行し、タ
イマー6にリセット信号を出力し、タイマー6は改めて
最初から時間のカウントを始める。そして、再びステッ
プS1に移行し、上記の判断を繰り返していく。この繰
返しは、タイマー6に設定されている所定の時間内にお
いてコイル2と磁性体9とが相対的な動作を行っている
ことを示すものであり、警告不要状態であることを示す
ものである。
【0018】そして、上記の繰返しにおいて、ステップ
S2で起電力発生無しと判断した場合はステップS1に
移行し、ステップS1とステップS2を繰り返す。この
繰返しにおいて、ステップS1で所定の時間を越えたと
判断すると、ステップS4に移行し、警告手段5に警告
発令信号が出力され、それに基づいて、警告手段5は上
記のようななんらかのかたちでの警告を行う。即ち、タ
イマー6に設定されている所定の時間を越えてもコイル
2と磁性体9とが相対的な動作を行わなかったことを示
すものであり、制御手段4はこれを要警告状態であると
判断したものである。なお、タイマー6は、設定時間を
調節できるようになされているのが好ましい。
【0019】図4(イ)には、上記の自動警告装置1を
備えた作業用安全帯10を示す。11は胴締めのベルト
であり、このベルト11には命綱12が取り付けられ、
命綱12の先端には止め金としてのフック13が備えら
れている。なお、14はバックル、15はベルト通し、
16は命綱収納袋である。そして、フック13には、図
4(ロ)に示すように、コイル2が内臓され、コイル2
からの導線17,17が命綱12を通じて、ベルト11
側に延ばされている。そして、ベルト11には、通電セ
ンサー3や上記の警告手段5、タイマー6、制御手段
4、電池等が組み込まれたユニット18が取り付け、導
線17,17がユニット18の通電センサー3に接続さ
れている。
【0020】上記の作業用安全帯10では、図5に示す
ように、フック13を磁性体付きの親綱19に取り付け
て、フック13を親綱19に沿って移動させると、フッ
ク13のコイル2に起電力が発生し、導線17,17に
電流が流れ、通電センサー3が起電力の発生を検知す
る。一方、命綱12が命綱収納袋16に収納されたまま
であったり、ベルト11から垂れ下がっているだけでフ
ック13が親綱19に取り付けられていない場合は、コ
イル2に起電力が発生せず、通電センサー3は働かな
い。
【0021】図6に示すように、作業者A,Bがこの作
業用安全帯10を腰に取り付けて高所にて作業を行う場
合に、作業者Aのように、命綱12のフック13を親綱
19に取り付けて作業を行っている場合は、その作業に
よってフック13が親綱19に対して動作し、コイル2
に起電力が発生され、自動警告装置1は、警告不要状態
と判断し、警告は行われない。また、作業内容によっ
て、フック13が、タイマー6に設定されている時間よ
りも短い時間、親綱19に対し動作しないような場合で
あっても、警告不要状態と判断し、警告は行われない。
【0022】しかし、作業者Bのように、命綱12のフ
ック13を親綱19に取り付けるのを忘れている場合に
は、タイマー6に設定されている時間を越えると、例え
ば同図のように、「安全帯がはずれていませんか?」と
いうような発音による警告がなされ、作業者Bに注意が
喚起される。これによって、作業者Bは、フック13を
親綱19に取り付けていなかったのに気付かされ、フッ
ク13を親綱19に取り付けて安全に作業を継続するこ
とができる。
【0023】図7に示すように、磁性体を有するタラッ
プ20にフック13を取り付けて作業する場合も同様で
ある。磁性体を有する相手側は各種態様のものであって
よい。
【0024】なお、上記の自動警告装置1に作動開始ス
イッチが備えられている場合には、そのスイッチは安全
帯10に備えられていてもよいし、あるいは、受信機を
安全帯10に備えさせ、発信機を安全帯10とは個別に
備えさせて、遠隔にて警告装置1のスイッチ操作を行う
ようになされていてもよい。後者の場合は、例えば現場
監督が発信機を持ち、作業において、遠隔にて各作業者
の安全帯にスイッチオンの信号を送ることにより、作業
者の安全管理を統括的に行うことができる。
【0025】以上に、本発明の実施形態を示したが、本
発明の自動警告装置は、作業用安全帯10への適用に限
られるものではない。要は、コイル2に起電力が発生す
ることが警告不要状態で、コイル2に起電力が発生しな
いことが要警告状態であるような様々な場面において、
広く適用されて便利に用いられるものである。また、図
3(イ)(ロ)に示すように、タイマーを省略し、起電
力発生の有無のみを判断し(ステップS1)、起電力発
生有りの場合に判断を繰り返し、起電力発生なしの場合
に警告手段5に警告発令信号が出力される(ステップS
2)構成となされていてもよい。
【0026】
【発明の効果】上述の次第で、本発明の自動警告装置
は、コイルと、検知手段と、警告手段と、そして、検知
手段からの起電力発生有りの検知信号を受けない場合に
警告手段に警告発令信号を出力する制御手段とが備えら
れたものであるから、コイルと磁性体とが相対的に動作
していることが警告不要状態で、コイルも磁性体も動作
を行わないことが要警告状態であるような様々な場面に
おいて好適に適用して用いることができ、それによっ
て、適切な警告を行うことができる。
【0027】しかも、コイルと磁性体との相対的動作に
よってコイルに発生する起電力を利用するものであるか
ら、電力の消費が少なく、非常に経済的である。
【0028】また、タイマーを備えさせ、制御手段が、
タイマーでカウントされる所定の時間内に検知手段から
の起電力発生有りの検知信号を受けた場合にタイマーに
リセット信号を出力し、上記所定の時間内に検知手段か
らの起電力発生有りの検知信号を受けなかった場合に警
告手段に警告発令信号を出力するものとなされているこ
とにより、コイルも磁性体も動作を行わず、しかも、所
定の時間を越えて動作を行わないことが要警告状態であ
るような様々な場面において好適に適用して用いること
ができ、適切な警告を行うことができる。
【0029】そして、例えば、上記のような自動警告装
置を作業用安全帯に備えさせ、コイルを命綱の止め金に
備えさせるようにすることにより、建築や建設現場など
での高所での作業において、安全帯の止め金の止め忘れ
を、極めて有効的に防止することができ、作業を安全に
遂行していくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動警告装置の一実施形態を示す装置
構成図である。
【図2】同警告装置における制御のフローチャート図で
ある。
【図3】他の実施形態を示すもので、図(イ)は装置の
構成図、図(ロ)は制御のフローチャート図である。
【図4】安全帯への適用例を示すもので、図(イ)は安
全帯を真っ直ぐに延ばした状態の全体側面図、図(ロ)
はフック部分を拡大して示す側面図である。
【図5】フックに備えさせたコイルに起電力が発生する
作動状態を示す斜視図である。
【図6】作業現場での安全帯の使用状態を示す側面図で
ある。
【図7】他の作業現場での安全帯の使用状態を示す側面
図である。
【図8】従来例を示すもので、作業現場での安全帯の使
用状態を示す側面図である。
【図9】同じく従来例を示すもので、他の作業現場での
安全帯の使用状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1…警告装置 2…コイル 3…通電センサー(検知手段) 4…制御手段 5…警告手段 6…タイマー 9…磁性体 10…安全帯 12…命綱 13…フック(止め金)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルと、 コイルに、磁束の変化による起電力が発生したか否かを
    検知する検知手段と、 警告手段と、 検知手段からの起電力発生有りの検知信号を受けない場
    合に警告手段に警告発令信号を出力する制御手段とが備
    えられてなることを特徴とする自動警告装置。
  2. 【請求項2】 タイマーが備えられ、前記制御手段が、
    タイマーでカウントされる所定の時間内に検知手段から
    の起電力発生有りの検知信号を受けた場合にタイマーに
    リセット信号を出力し、上記所定の時間内に検知手段か
    らの起電力発生有りの検知信号を受けなかった場合に警
    告手段に警告発令信号を出力するものとなされている請
    求項1に記載の自動警告装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2の自動警告装置が
    備えられ、コイルが命綱の止め金に備えられている作業
    用安全帯。
JP09401998A 1998-03-23 1998-03-23 自動警告装置及び作業用安全帯 Expired - Lifetime JP3986656B2 (ja)

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