JPH11267766A - 触媒担体用金属薄板の成形ロール - Google Patents

触媒担体用金属薄板の成形ロール

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JPH11267766A
JPH11267766A JP10074598A JP7459898A JPH11267766A JP H11267766 A JPH11267766 A JP H11267766A JP 10074598 A JP10074598 A JP 10074598A JP 7459898 A JP7459898 A JP 7459898A JP H11267766 A JPH11267766 A JP H11267766A
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Japan
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roll
cut
raised
forming
corrugated
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JP10074598A
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Masamitsu Takahashi
正光 高橋
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Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
    • F01N2330/00Structure of catalyst support or particle filter
    • F01N2330/30Honeycomb supports characterised by their structural details
    • F01N2330/38Honeycomb supports characterised by their structural details flow channels with means to enhance flow mixing,(e.g. protrusions or projections)

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  • Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 重ね合わせた波形の金属薄板相互が嵌合密着
するのを回避できる触媒担体用金属薄板を容易に成形で
きる成形ロールの提供を図る。 【解決手段】 周面に成形しようとする金属薄板5の波
形の山部5aと切起し山部5eに対応したロール山部1
0a,10eと、波形の谷部5bと切起し谷部5dに対
応したロール谷部10b,10dとを、ブレード中心点
0を中心とする所定の割り付け等角度θで形成した複数
枚の同一規格のブレード11を、該割り付け角度θを1
ピッチとしてピッチをずらして積層し、位相角度の異な
るブレード11間にスペーサ22を介装してロール10
を構成することにより、波形の山部5aに波形の折り目
方向に複数個の切起し谷部5dと、波形の谷部5bに波
形の折り目方向に複数の切起し山部5eとを備えて、重
ね合わせても相互に嵌合密着することのない金属薄板5
を容易に成形することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は金属触媒コンバータ
に用いられる触媒担体用金属薄板を成形する成形ロール
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の金属触媒コンバータとしては、例
えば特開平5−138040号公報、特開平6−393
号公報等に示されているように、ステンレス鋼等からな
る波形の金属薄板と平板状の金属薄板とを交互に重ね合
わせて、重ね合わせ部分にセルを形成したハニカム担体
を構成するようにしたものや、実公昭57−8915号
公報に示されているように、波形成形した金属薄板の波
形の凹部に、上面が平坦な複数個の保持板部を逆方向に
切起し形成して、この金属薄板を重ね合わせてハニカム
担体を構成するようにしたもの等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前者の波形の金属薄板
と平板状の金属薄板とを交互に重ね合わせたものでは、
2種類の金属薄板が必要となるため、金属薄板の形成工
数、管理工数はもとより、ハニカム担体の形成工数が嵩
んでコスト的に不利となってしまうことは否めない。
【0004】また、後者の構造では波形の凹所に設けた
上面が平坦な保持板部によって、重ね合わせた隣接の金
属薄板を保持するようにしてあっても、重ね合わせた隣
接する金属薄板相互が波形方向に、あるいは波形の折り
目方向にずれた場合に、金属薄板相互が嵌合するように
なって、重ね合わせ部分にセルが適正に形成されなくな
ってしまう可能性がある。
【0005】そこで、本発明は波形成形した金属薄板の
みを重ね合わせて、重ね合わせ部分にセルを形成したコ
アを構成することができ、しかも、重ね合わせた隣接す
る金属薄板相互が波形方向に、あるいは波形の折り目方
向にずれたとしても金属薄板相互が嵌合するのを回避で
きて、セルを確保することができる触媒担体用金属薄板
を容易に成形できる成形ロールを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にあって
は、波形の山部に逆方向に切起し成形した切起し谷部を
該波形の折り目方向に複数個備えると共に、波形の谷部
に逆方向に切起し成形した切起し山部を該波形の折り目
方向に複数個備えた触媒担体用の波形の金属薄板を成形
するロールであって、該ロールは周面に前記金属薄板の
波形の山部と切起し山部に対応したロール山部と、金属
薄板の波形の谷部と切起し谷部に対応したロール谷部と
を、ブレード中心点を中心とする所定の割り付け角度で
形成した複数枚の同一規格のブレードを用いて、これら
ブレードの複数枚を周面のロール山部およびロール谷部
の割り付け角度を1ピッチとしてピッチをずらして積層
すると共に、位相角度の異なるブレード間に、金属薄板
の切起し谷部および切起し山部の切起しに必要なクリア
ランスを設定するスペーサを介装して構成したことを特
徴としている。
【0007】請求項2の発明にあっては、請求項1に記
載の金属薄板の波形の折り目方向に複数個の切起し山部
と切起し谷部とを形成するロールのロール山部とロール
谷部は、それぞれブレードを積層した状態でロールの軸
方向に形成間隔および形成長さを異ならせて形成したこ
とを特徴としている。
【0008】請求項3の発明にあっては、請求項1,2
に記載のブレードの周方向に隣接するロール山部同志お
よびロール谷部同志の隣接数を、2つ以下に設定したこ
とを特徴としている。
【0009】請求項4の発明にあっては、請求項1〜3
に記載のブレードのロール山部とロール谷部とを区分す
るピッチ円上には、周方向に隣接するロール山部とロー
ル谷部、又はロール山部とロール山部、あるいはロール
谷部とロール谷部を区画する略平坦な棚部を形成したこ
とを特徴としている。
【0010】請求項5の発明にあっては、請求項1〜4
に記載のロールは、一端にフランジを有する軸部上に複
数枚のブレードをスペーサと共に嵌挿して積層配置した
ホルダと、ホルダの軸部の他端部に嵌挿したフランジ
と、これらフランジとブレードおよびスペーサとを貫通
して圧入したロケートピンと、フランジ間でブレードお
よびスペーサを圧締する締結部材とを備えていることを
特徴としている。
【0011】請求項6の発明にあっては、請求項5に記
載の一方のフランジと、該フランジに隣接するブレード
との間には、ロール山部とロール谷部の位置が逆関係と
なる対をなすロールの相互で係合して、ロール相互の軸
方向のずれを規制するストッパプレートを介装したこと
を特徴としている。
【0012】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、ロール
は成形しようとする波形の金属薄板の波形パターンに合
わせて、周面に所定の割り付け等角度でロール山部とロ
ール谷部とを形成した複数枚の同一規格のブレードを、
前記割り付け角度を1ピッチとしてピッチをずらして積
層して構成してあるため、波形の山部に逆方向に切起し
成形した切起し谷部と、波形の谷部に逆方向に切起し成
形した切起し山部とを、それぞれ波形の折り目方向に複
数個備えて、積層した場合に相互に嵌合、密着すること
のない所望の波形の金属薄板を容易に成形することがで
き、しかも、位相角度の異なるブレード間にはスペーサ
を介装して所要のクリアランスを設定してあるため、切
起し山部および切起し谷部を適正に切起し成形すること
ができる。
【0013】また、前記積層配置されたブレードの位相
角度を適宜変えることによって、種々の波形パターンの
金属薄板を容易に得ることができる。
【0014】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
の発明の効果に加えて、金属薄板の切起し山部と切起し
谷部とを形成するロールのロール山部とロール谷部は、
それぞれロールの軸方向に形成間隔および形成長さを異
ならせて形成してあるため、波形の谷部に波形の折り目
方向に切起し成形される複数個の切起し山部、および波
形の山部に波形の折り目方向に切起し成形される複数個
の切起し谷部が、それぞれ波形の折り目方向に形成間隔
および形成長さが異なって、積層した場合に相互の嵌
合、密着をより確実に回避することができる波形の金属
薄板を容易に得ることができる。
【0015】請求項3に記載の発明によれば、請求項
1,2の発明の効果に加えて、ロールを構成するブレー
ドは、その周面の周方向に隣接するロール山部同志およ
びロール谷部同志の隣接数を2つ以下に設定してあるた
め、成形される波形の金属薄板は波形方向でラップして
隣接する波形の山部と切起し山部、および波形の谷部と
切起し谷部との隣接数が2つ以下となって、積層した場
合に相互が波形方向にずれてもセル開口面積が際限なく
大きくなってそれぞれのセル間に極端な大小が生じるこ
とのない波形の金属薄板を容易に得ることができる。
【0016】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
〜3の発明の効果に加えて、ロールを構成するブレード
は、その周面のロール山部とロール谷部とを区分するピ
ッチ円上に、周方向に隣接するロール山部とロール谷
部、又はロール山部とロール山部、あるいはロール谷部
とロール谷部を区画する略平坦な棚部を形成してあるた
め、成形される波形の金属薄板は波形の山部と谷部とを
形成する斜壁の中央位置に波形の折り目方向に沿う棚部
を有し、波形の山部に切起し成形される複数個の切起し
谷部、および波形の谷部に切起し成形される複数個の切
起し山部は前記棚部を境として成形されて、積層した場
合に相互の嵌合、密着をより確実に回避することがで
き、かつ、熱膨張率の差によって隣接する切起し山部と
切起し谷部との切起し止端間が裂断するのを回避するこ
とができる波形の金属薄板を容易に得ることができる。
【0017】請求項5に記載の発明によれば、請求項1
〜4の発明の効果に加えて、ロールを構成する複数枚の
ブレードと、位相角度の異なるブレード間に介装された
スペーサは、ホルダの一端のフランジと該ホルダの他端
に配置したフランジ間でロケートピンの圧入配置によっ
て整然と位置決めされて積層され、かつ、締結部材によ
りしっかりと締結固定してあるため、ブレード相互間に
周方向のずれを生じることが全くなく、波形の金属薄板
の成形精度を高めることができる。
【0018】請求項6に記載の発明によれば、請求項5
の発明の効果に加えて、ロールは一方のフランジと、該
フランジに隣接するブレードとの間に、ロール山部とロ
ール谷部の位置が逆関係となる対をなすロールの相互で
係合して、ロール相互の軸方向のずれを規制するストッ
パプレートを介装してあるため、波形の金属薄板の成形
精度をより一層高めることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
と共に詳述する。
【0020】図9,10は本発明の成形ロールによって
成形された金属薄板5を用いた金属触媒担体3を備えた
金属触媒コンバータ1を示し、断面長円形(楕円形を含
む)に形成した金属製の外筒2内に該金属触媒担体3を
配設してある。
【0021】外筒2の両端面のディフューザ4は別体成
形してあり、このディフューザ4,4は外筒2の両端部
に嵌合して固定してある。
【0022】金属触媒担体3は、その基本となるハニカ
ム担体3aにウォッシュコートと称するアルミナからな
るバインダーを塗布した後、その表面にPt等の触媒を
担持したものである。
【0023】このハニカム担体3aは、ステンレス鋼等
からなる波形に成形された金属薄板5を更に波形方向に
S字状に連続的に折り返してハニカム状に重ね合わせ、
各重ね合わせ部分にセルを形成して構成されている。
【0024】なお、このハニカム担体3aは前述の他、
所望の長さに切断した複数枚の金属薄板5を積層して構
成することもできるし、あるいは金属薄板5を巻回積層
して構成することもできる。
【0025】図5,6にこの波形に形成された金属薄板
5の標準波形パターンを示す。
【0026】この金属薄板5を、図7に示すこの種波形
金属薄板5´の基本形状をもとに説明する。
【0027】図7に示すこの種波形金属薄板の5´は、
基準となる波形の山部5´aと谷部5´bとを有する。
【0028】いま、図7の左端の谷部を基準の谷部5´
bとすると、この波形金属薄板5´は、谷部5´bと山
部5´aとが順番に波形方向X(以降X方向と称す。)
に交互に配列されている。そして、これらの山部5´a
と谷部5´bとを形成する斜壁5´cの中央位置には、
平坦な棚部5´fが波形の折り目が伸延する方向Y(以
降Y方向と称す。)に連続して設けられており、この棚
部5´fを止端として波形の山部5´aには逆方向に切
り起こし形成した切り起こし谷部5´dがY方向に一定
間隔で複数個形成されている。同様に、波形の谷部5´
bには逆方向に切り起こし形成した切り起こし山部5´
eがY方向に一定間隔で複数個形成されている。この様
にして図7の波形金属薄板5´は、X方向には谷部5´
bと山部5´aとが棚部5´fを介して交互に順番に配
列されており、Y方向には山部5´aに切り起こし谷部
5´dが一定間隔で規則的に複数個形成され、谷部5´
bに切り起こし山部5´eが一定間隔で規則的に複数個
形成されており、全体的に均一な波形金属薄板5´を成
している。
【0029】この図7に示す波形金属薄板5´は、前述
のように全体に均一な波形パターンを成しているのに対
し、前記金属薄板5は、一定の規則性を有しているが全
体に非均一な波形パターンを成している。
【0030】すなわち、図5,6に示す前記金属薄板5
は、図7に示す金属薄板5´と同様に、基準となる波形
の山部5aと谷部5bとを有し、これらの山部5aと谷
部5bとを形成する斜壁5cの中央位置から、波形の山
部5aには逆方向に切り起こし形成した切り起こし谷部
5dが、前記中央位置に設けられた棚部5fを止端とし
てY方向に一定間隔で複数個形成されており、一方、波
形の谷部5bには同様に逆方向に切り起こし形成した切
り起こし山部5eが、Y方向に一定間隔で複数個形成さ
れている。
【0031】いま、この金属薄板5において図5の左端
が山部5aと仮定すると、この波形パターンは、図上左
端から山部5aの半割部、谷部5b、山部5a、谷部5
bと交互に配置され、右端が前記山部5aの半割部に対
応する山部5aの半割部となっている。そして、金属薄
板5の図上下端であるa列においては、図6に示すよう
に、X方向に「山部5aの半割部の切り起こし谷部5d
−谷部5b−山部5a−切り起こし山部5a−切り起こ
し谷部5d−切り起こし山部5e−山部5a−谷部5b
−切り起こし谷部5d−切り起こし山部5e−山部5a
の半割部の切り起こし谷部5d」がこの順に棚部5fを
介して形成されている。すなわち、この端縁の正面矢視
形状は、X方向に[半谷−谷−山−山−谷−山−山−谷
−谷−山−半谷」となっている。同様に、この金属薄板
5は、図5の左端に示すb〜e列の断面は図6に示すよ
うな[山、谷」の配置になっている。この様にこの金属
薄板5は、図5に示すように全面に「山・谷」が、一定
の規則性を有しているが全体に非均一に形成されて波形
パターンを成している。
【0032】この金属薄板5は、図1〜4に示す成形ロ
ールを用いて形成される。
【0033】図1は、この成形ロールを示す部分斜視図
であり、図2は、この成形ロールの分解図。図3は、こ
の成形ロールを形成する複数のブレード中の一ブレード
の正面図であり、図4は、このブレードの部分拡大図で
ある。
【0034】図1に示すように、ロール10は周面に前
記金属薄板5の波形の山部5aと切起し山部5eに対応
したロール山部10a,10e(図4参照)と、金属薄
板5の波形の谷部5bと切起し谷部5dに対応したロー
ル谷部10b,10d(図4参照)とを形成した複数枚
の同一規格のブレード11を積層して構成してある。
【0035】ブレード11の前記ロール山部10a,1
0eおよびロール谷部10b,10dは、図3,図4に
示すように、ブレード中心点0を中心とする所定の割り
付け角度θで形成してあり、本実施形態ではブレード1
1の周方向に隣接するロール山部10a,10e同士、
およびロール谷部10b,10d同士の隣接数を2つ以
下に設定してある。
【0036】また、ブレード11のロール山部10aと
ロール谷部10bとを区分するピッチ円PC上には、周
方向に隣接するロール山部10aとロール谷部10b、
又はロール山部10aとロール山部10e、あるいはロ
ール谷部10bとロール谷部10dを区画する略平坦な
棚部10fを形成してある。
【0037】すなわち、このブレード11には、前記金
属薄板5の山部5aと仮定した凸部と、谷部5bの切り
起こし山部5aと仮定した凸部とにそれぞれ対応するロ
ール山部10aとロール山部10eとが、ピッチ円PC
上に凸部として形成され,前記金属薄板5の谷部5bと
仮定した凹部と、山部5aの切り起こし谷部5dと仮定
した凹部とにそれぞれ対応するロール谷部10bとロー
ル谷部10dとが、ピッチ円PC上に凹部として形成さ
れている。
【0038】このブレード11周面のロール山部10
a,10eとロール谷部10b,10dの連設形成パタ
ーンは、図3およびその拡大図である図4に示すように
例えばブレード中心点0を中心として45°の割り付け
角度を1周期として連続して形成してある。すなわち、
本実施の形態の場合、θ=4.5°となっており、1周
期45°の1パターンが8ヶ連設してブレード11の外
周を形成している。
【0039】ブレード11はその複数枚を、図2に示す
一端にフランジ14を形成したホルダ12の円筒状の軸
部13に嵌挿して後述するように積層配置し、該軸部1
3の他端にフランジ15を嵌挿してこれらフランジ1
4,15で挟み、フランジ14,15と積層された複数
枚のブレード11とを貫通して圧入した複数本のロケー
トピン16で位置決めすると共に、これらフランジ1
4,15およびブレード16を貫通したボルト17とフ
ランジ14,15に刻設された雌ネジ18とからなる締
結部材で圧締して固定してある。
【0040】従って、各ブレード11には図3に示すよ
うに、ホルダ12の軸部13に挿通する中心孔19の
他、ブレード中心点0を中心として複数個のピン圧入孔
20と、複数個のボルト挿通孔21とを対称に形成して
ある。
【0041】なお、本実施の形態では、ボルト17は6
本であり、それぞれ対称位置のボルトおよび隣接位置の
ボルトは、嵌挿方向が逆となっていて複数のブレード1
1,11を均等に締結するようになっている。
【0042】ここで、前記ブレード11の複数枚は、周
面のロール山部10a,10eおよびロール谷部10
b,10dの形成割り付け角度θを1ピッチとして、任
意にピッチをずらして積層してある。
【0043】例えば図5のa列を形成するE種のブレー
ド11と、b列を形成するD種のブレード11とを比較
すると、D種のブレード11は、E種のブレード11に
対して前記基準線Lから右回り方向に1ピッチ分ずれて
いるので、図6に示すようにb列の「山・谷」形状は、
a列の「山・谷]形状に対して右方向に1ピッチ分ずれ
た形状となっている。
【0044】換言すれば、本実施形態のロール10は、
前述のように各ブレード11はピン圧入孔20、ボルト
挿通孔21を備えて、これらピン圧入孔20、ボルト挿
通孔21にロケートピン16、ボルト17を貫通させて
位置決め固定されるから、例えばピン圧入孔20,20
を結ぶ線L上を基準位置とした場合に、前記周面のロー
ル山部10a,10eとロール谷部10b,10dの連
設形成パターンの周期(45°の割り付け)を、前記基
準線Lからθ度づつ位相角度をずらして該連設形成パタ
ーンを形成した複数種類、例えばA〜J(図5参照)に
対応する10種類のブレード11を組合わせて積層する
ことにより形成される。
【0045】これらA〜Jの複数種類のブレード11を
積層する場合に、本実施形態では切起し山部5eを成形
するロール山部10eと、切起し谷部5dを成形するロ
ール谷部10dが、それぞれブレード11を積層した状
態でロール10の軸方向に形成間隔および形成長さが異
なって形成されるようにしてある。
【0046】このブレード11のA〜Jの積層状態を図
5の金属薄板5の波形パターンに併記して示す。
【0047】ここで、A〜Jの文字数が、同一形状のブ
レード11を複数枚積層して形成している一つのブレー
ド群の積層枚数を表わしている。例えば、ブレード群B
は、同一形状のブレード5枚を積層して形成している。
【0048】また、前記A〜Jの位相角度の異なるブレ
ード群相互間には、金属薄板5の切起し谷部5dおよび
切起し山部5eの切起しに必要なクリアランスSを設定
するためのスペーサ22を介装してある。
【0049】このクリアランスSは、ブレード11相互
間に最適なせん断力が加わるようにその間隔が決めら
れ、本実施形態では加工する金属薄板基体の板厚未満と
なっている。
【0050】更に、本実施形態ではブレード群の複数ヶ
所には、例えばブレード群BおよびHのそれぞれのブレ
ード11,11の積層間には、ロール10面から成形金
属薄板5を剥離する図外のガイド片を挿入するためのク
リアランスSaを設定するスペーサ23を介装してあ
る。
【0051】すなわち、切り起こしに必要なクリアラン
スSを設定するためのスペーサ22は、ブレード群間、
例えばブレード群Bとブレード群Aとの間に介装されて
いるの対して、成形金属薄板5を剥離するためのクリア
ランスSaを設定するためのスペーサ23は、ブレード
群の、例えばブレード群Bのブレード11,11相互間
の所望箇所に介装されている。
【0052】金属薄板5はロール山部10a,10eと
ロール谷部10b,10dの位置が逆関係となる1対の
ロール10,10の噛み合わせによって成形されるが、
これらロール10,10の軸方向の相互の微妙なずれは
金属薄板5の切起し谷部5dと切起し山部5eの成形に
大きな影響を及ぼす。
【0053】そこで、この実施形態では、ロール10の
フランジ14,15の何れか一方、例えばフランジ14
と、該フランジ14に隣接するブレード11との間に、
対をなすロール10,10の相互で係合して、ロール1
0,10相互の軸方向のずれを規制するストッパプレー
ト24を介装してある。
【0054】以上の実施形態の構造のロール10を用い
て波形の金属薄板5を成形した場合、該ロール10はこ
の成形しようとする波形の金属薄板5の波形パターンに
合わせて、図面に所定の形成割り付け角度θでロール山
部10a,10eとロール谷部10b,10dとを形成
した複数枚の同一規格のブレード11を、前記割り付け
角度θを1ピッチとしてピッチをずらしてA〜Jのブレ
ード群に積層して構成してあるため、波形の山部5aに
逆方向に切起し成形した切起し谷部5dと、波形の谷部
5bに逆方向に切起し成形した切起し山部5eとを、そ
れぞれY方向に複数個備えた所望の波形の金属薄板5を
容易に成形することができる。
【0055】しかも、前記A〜Jの位相角度の異なるブ
レード群相互間にはスペーサ22を介装して所要のクリ
アランスSを設定してあり、かつ、対をなすロール1
0,10は相互に係合してロール10,10相互の軸方
向のずれを規制するストッパプレート24を備えている
ため、ロール10,10の相互の微妙な軸方向のずれも
全くなく、従って、前記切起し山部5eおよび切起し谷
部5dを適正に精度よく成形することができる。
【0056】ここで、前記各ブレード11には、その周
面のピッチ円PC上に、周方向に隣接するロール山部1
0a,10e、ロール谷部10b,10dのそれぞれを
区画する棚部10fを形成し、かつ、周方向に隣接する
ロール山部10a,10e同士、およびロール谷部10
b,10d同士の隣接数を2つ以下に設定してあって、
しかも、前記A〜Jのブレード群の積層組合わせを、ロ
ール山部10a,10eとロール谷部10b,10dの
それぞれが、ロール10の軸方向で形成間隔および形成
長さが異なるようにして配置してあるため、このロール
10により成形される前記波形の金属薄板5は、図5,
6に示したように波形の山部5aと谷部5bとを形成す
る斜壁5cの中央位置にY方向に沿って平坦な棚部5f
が形成されて、これら棚部5fを境として前記各複数個
の切起し谷部5dと切起し山部5eとがそれぞれY方向
に形成間隔および形成長さが異なって形成され、しか
も、X方向で連続して隣接する波形の山部5aと切起し
山部5e、および波形の谷部5bと切起し谷部5dの隣
接数が2つ以下となる理想的な波形の金属薄板5とする
ことができる。
【0057】このようにすべての山部ないし谷部におけ
る隣接数を2つ以下とした金属薄板5を用いてハニカム
担体3aを構成した場合には、形成間隔および形成長さ
が各異なる複数個の切起し谷部5dと切起し山部5eの
存在によって、重ね合わせた金属薄板5,5の相互がY
方向にずれても金属薄板5,5の相互が嵌合密着するの
を回避することができることは勿論、金属薄板5,5の
相互がX方向にずれても棚部5fに波形の山部5a又は
切起し山部5eが、あるいは波形の谷部5b又は切起し
谷部5dが突き当って金属薄板5,5の相互が嵌合密着
するのを回避してセルを確保することができ、しかも、
前記波形の山部5aと切起し山部5e、および波形の谷
部5bと切起し谷部5dのX方向の連続隣接数を2つ以
下と設定してあることによって、金属薄板5,5の相互
がX方向にずれて部分的に斜壁5c,5c同志が密着し
ても、図8のイ〜ヘに示すように一方の金属薄板5の波
形の山部5aおよび切起し山部5eと、他方の金属薄板
5の波形の谷部5bおよび切起し谷部5dとの間に形成
されるセルの開口面積が際限なく大きくなってそれぞれ
のセル間に極端な大小が生じることがなく、前記セルを
確保できることと相俟って排気ガスの浄化性能を一段と
向上することができる。
【0058】なお、この金属薄板5の前述の山谷パター
ンは、図7の矢印Rで示すように排気ガスが、前記各セ
ルを通過するのに伴なって、いくつもの流路に分流する
ように作用しており、これによっても排気ガスの浄化性
能の一段の向上を図っている。
【0059】また、金属薄板5の波形方向で隣接する切
起し谷部5dと切起し山部5eは、該金属薄板5の波形
の山部5aと谷部5bとを形成する斜壁5cの中央位置
に形成した棚部5fを境として切起し形成してあるた
め、これら波形方向で隣接する切起し谷部5dと切起し
山部5eの各切起し止端間には、波形方向に棚部5f幅
の間隔が確保されて、熱膨張率の差によって前記切起し
止端間が裂断するのを回避でき、金属薄板5自体の耐裂
断剛性を高められてハニカム担体3aの耐久性、つま
り、金属触媒担体3の耐久性を向上することができるの
である。
【0060】一方、ロール10を構成する複数枚のブレ
ード11とこれらブレード11間に介装されたスペーサ
22,23は、ホルダ12の一端のフランジ14と該ホ
ルダ12の他端に配置したフランジ15との間でロケー
トピン16の圧入配置によって整然と位置決めされて積
層され、かつ、複数のボルト17,17とフランジ1
4,15に刻削された雄ネジ18,18からなる締結部
材によりしっかりと締結固定してあるため、ブレード1
1,11の相互間に周方向のずれを生じることが全くな
く、前記ストッパプレート24により1対のロール1
0,10の相互間で軸方向のずれが規制されることと相
俟って、波形の金属薄板5の成形精度をより一層高める
ことができる。
【0061】更に、前記積層配置される複数枚のブレー
ド11の位相角度、即ち、ピッチθのずらし方の態様を
適宜変えることによって、種々の波形パターンの金属薄
板5を容易に得ることができる。
【0062】なお、前記締結部材は、ボルト・ナットと
することもできるが、製造装置への装着上の問題からナ
ットはフランジへの埋め込みナットとすることが好まし
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の成形ロールの一実施形態を示す斜視
図。
【図2】同実施形態の分解正面図。
【図3】同実施形態のロールに用いられるブレードの側
面図。
【図4】図3の部分拡大図。
【図5】同実施形態の成形ロールにより成形した金属薄
板の平面図。
【図6】図5のa,b,c,d,eの各位置における断
面図。
【図7】金属薄板の基本パターン形状を示す斜視図。
【図8】図5に示した金属薄板を用いてハニカム担体を
構成した場合の金属薄板相互の重ね合わせ部分を示す断
面図。
【図9】金属触媒コンバータの断面図。
【図10】図9のA−A線に沿う断面図。
【符号の説明】
5 金属薄板 5a 波形の山部 5b 波形の谷部 5d 切起し谷部 5e 切起し山部 10 ロール 10a,10e ロール山部 10b,10d ロール谷部 10f 棚部 11 ブレード 12 ホルダ 13 軸部 14,15 フランジ 16 ロケートピン 17 ボルト(締結部材) 18 ナット(締結部材) 22 スペーサ 24 ストッパプレート

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 波形の山部(5a)に逆方向に切起し成
    形した切起し谷部(5d)を該波形の折り目方向に複数
    個備えると共に、波形の谷部(5b)に逆方向に切起し
    成形した切起し山部(5e)を該波形の折り目方向に複
    数個備えた触媒担体用の波形の金属薄板(5)を成形す
    るロール(10)であって、該ロール(10)は周面に
    前記金属薄板(5)の波形の山部(5a)と切起し山部
    (5e)に対応したロール山部(10a),(10e)
    と、金属薄板(5)の波形の谷部(5b)と切起し谷部
    (5d)に対応したロール谷部(10b),(10d)
    とを、ブレード中心点(0)を中心とする所定の割り付
    け角度(θ)で形成した複数枚の同一規格のブレード
    (11)を用いて、これらブレード(11)の複数枚を
    周面のロール山部(10a),(10e)およびロール
    谷部(10b),(10d)の割り付け角度(θ)を1
    ピッチとしてピッチをずらして積層すると共に、位相角
    度の異なるブレード(11),(11)間に、金属薄板
    (5)の切起し谷部(10d)および切起し山部(10
    e)の切起しに必要なクリアランス(S)を設定するス
    ペーサ(22)を介装して構成したことを特徴とする触
    媒担体用金属薄板の成形ロール。
  2. 【請求項2】 金属薄板(5)の波形の折り目方向に複
    数個の切起し山部(5e)と切起し谷部(5d)とを形
    成するロール(10)のロール山部(10e)とロール
    谷部(10d)は、それぞれブレード(11)を積層し
    た状態でロール(10)の軸方向に形成間隔および形成
    長さを異ならせて形成したことを特徴とする請求項1に
    記載の触媒担体用金属薄板の成形ロール。
  3. 【請求項3】 ブレード(11)の周方向に隣接するロ
    ール山部(10a),(10e)同士およびロール谷部
    (10b),(10d)同士の隣接数を、2つ以下に設
    定したことを特徴とする請求項1,2に記載の触媒担体
    用金属薄板の成形ロール。
  4. 【請求項4】 ブレード(11)のロール山部(10
    a)とロール谷部(10b)とを区分するピッチ円(P
    C)上には、周方向に隣接するロール山部(10a)と
    ロール谷部(10b)、又はロール山部(10a)とロ
    ール山部(10e)、あるいはロール谷部(10b)と
    ロール谷部(10d)を区画する略平坦な棚部(10
    f)を形成したことを特徴とする請求項1〜3の何れか
    に記載の触媒担体用金属薄板の成形ロール。
  5. 【請求項5】 ロール(10)は、一端にフランジ(1
    4)を有する軸部(13)上に複数枚のブレード(1
    1)をスペーサ(22)と共に嵌挿して積層配置するホ
    ルダ(12)と、ホルダ(12)の軸部(13)の他端
    部に嵌挿するフランジ(15)と、これらフランジ(1
    4),(15)とブレード(11)およびスペーサ(2
    2)とを貫通して圧入するロケートピン(16)と、フ
    ランジ(14),(15)間でブレード(11)および
    スペーサ(22)を圧締する締結部材(17),(1
    8)とを備えたことを特徴とする請求項1〜4の何れか
    に記載の触媒担体用金属薄板の成形ロール。
  6. 【請求項6】 一方のフランジ(14)と、該フランジ
    (14)に隣接するブレード(11)との間には、ロー
    ル山部(10a),(10e)とロール谷部(10
    b),(10d)の位置が逆関係となる対をなすロール
    (10),(10)の相互で係合して、ロール(10)
    相互の軸方向のずれを規制するストッパプレート(2
    4)を介装したことを特徴とする請求項5に記載の触媒
    担体用金属薄板の成形ロール。
JP10074598A 1998-03-23 1998-03-23 触媒担体用金属薄板の成形ロール Pending JPH11267766A (ja)

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