JPH11268011A - ベニヤレースでの原木切削方法およびベニヤレース - Google Patents
ベニヤレースでの原木切削方法およびベニヤレースInfo
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Abstract
た単板Tの厚みが設定通りとなりまた切削を良好に行う
こと。 【解決手段】 スピンドルSで原木1を支持し、鉋台4
を移動させ切削し、遅くとも鉋台4が第1の位置に到達
するまでに、ロール28、34を原木1の周面に当接さ
せ以後周面に追従して移動させ、鉋台4が第1の位置に
到達した時、原木1の周面に所定以上の凹部1aが有る
と同じ状態で切削を続け、鉋台4が第2の位置に到達す
ると、鉋台4及びロール28、34の移動を中止し次い
でスピンドルSを鉋台4の移動の妨げとならぬ位置まで
後退させた後、再び鉋台4及びロール28、34の移動
させ切削を行い、鉋台が第3の位置に到達すると切削を
終了する方法及びベニヤレース。
Description
物により切削してベニヤ単板(以下単板という)を得
る、原木の切削方法及び装置に関するものである。
ために、両木口に当接させたスピンドルにより回転する
原木を支持した状態で、刃物を備えた鉋台を原木に向け
て移動させ原木を切削し、遅くとも原木の半径が所定の
値となるまでに、原木の周面にロールを当接させ以後半
径が小さくなる原木の周面に追従して移動させ、該所定
の半径となるとスピンドルを該木口より離し、原木の半
径がスピンドルより小となるまで更に切削を継続するこ
とは、例えば、特開平4−65201号公報に記載され
ている。この装置では、一部断面図となっている側面説
明図である図1、図1の一点鎖線A−Aより矢印方向を
見た部分平面説明図である図2、及び図2の一点鎖線B
−Bより矢印方向を見た部分側面説明図である図3に示
す様に構成されている。即ち鉋台4には、刃物2に相対
し、鉋台4の進行する方向と直交する方向に配置された
回転軸5に、例えば周囲に多数の突刺体3aを備えた突
刺ロール3を所定間隔で固定して設け、隣り合う突刺ロ
ール3の間にノーズバー10を設けてある。また、図1
では省略してあるが図2に示すように、回転軸5の両端
部5aには、鉋台4に固定され両端部5aを回転自在に
支持する軸受6と、軸受6の前記直交方向の外側で該両
端部に固定されたスプロケット(図示せず)に掛け渡さ
れたチェーン8が配置されている。尚、チェーン8がノ
ーズバー台9上に固定されたモータ7により駆動走行さ
せられている。
原木1の周面に凹部がある間は、スピンドルSで原木1
の両木口を支持し鉋台4を原木1に向けて移動させて刃
物2により切削を行う。切削が進み原木1がほぼ真円と
なると、制御器の制御によりロール28及びロール34
を原木1の周面に当接させ且つ以後鉋台4の移動速さと
同じ速さでロール28を水平方向に、ロール34を垂直
上方に移動させる様に制御する。次いで原木1の半径が
予め設定された値となると、スピンドルSを原木1から
離し、ロール28及びロール34と鉋台4とにより原木
1を支持しつつ刃物2により切削することで、スピンド
ルSが障害とならずより小さな半径となるまで原木1を
切削することができるのである。この装置では生産性を
上げるために、原木1の切削を中断することなくスピン
ドルSを原木1から離すべく、切削が進み鉋台4がスピ
ンドルSの回転中心から所定距離の位置に至ると、スピ
ンドルSを以下の様に後退させている。即ち鉋台4が図
2で実線で示すスピンドルSの位置に到達する前に、ス
ピンドルSは、二点鎖線で示す位置S1まで後退してい
なければならない。そこでスピンドルSが後退を開始し
S1の位置に到達するために要する時間をT1、スピン
ドルSが後退を開始した時点での鉋台4の位置におい
て、鉋台4に備えられ軸受6又はチェーン8が掛け渡さ
れたスプロケット9の進行方向の先端(以下鉋台4の先
端という)とスピンドルSの回転中心との間の距離をx
とすると、距離xは、該位置から進行した鉋台4の先端
が時間T1経過後に図2に実線で示したスピンドルSの
位置に到達しないような距離とする必要がある。そこで
上記装置では、鉋台4の先端がスピンドルSの回転中心
との間隔がxとなると、制御装置からの制御信号により
スピンドルSの後退を開始させ、平面説明図である図4
及び図4の一点鎖線C−Cより矢印方向を見た部分側面
説明図である図5に示す様に原木1が更に小径となるま
で切削を行っている。
るベニヤレースにおいて、鉋台4の先端が該距離xの位
置に到達した時、原木1が図6に示す様に周囲にまだ凹
部1aがある場合、この状態でスピンドルSを原木1か
ら離すと、次のような問題が生じる。即ち、回転する原
木1はロール28及びロール34と鉋台4とにより支持
されることになるが、例えば回転する原木の凹部1aの
箇所がロール28の箇所を通過する際、ロール28と原
木1との間に隙間が生じ、原木1の回転中心が一点定ま
らず水平方向に移動してしまい、原木1を切削して得ら
れた単板の厚みが設定した値より小さくなって使用不能
となったり原木1の切削ができなくなり、大きく歩留り
を低下させてしまうのであった。
するために、ベニヤレースにおいて、両木口に当接させ
たスピンドルにより回転する原木を支持した状態で、刃
物を備えた鉋台を原木に向けて移動させ原木を切削し続
け、遅くとも鉋台が第1の位置に到達するまでに、原木
の周面に適数個のロールを当接させ以後該ロールを半径
が小さくなる原木の周面に追従して移動させ、鉋台が前
記第1の位置に到達した時、原木の周面に所定以上の凹
部の有無を判断し、所定以上の凹部が有る場合、スピン
ドルを前記木口に当接させた状態で切削を続け、鉋台が
第2の位置に到達すると、鉋台及びロールの移動を中止
し次いでスピンドルを両木口から離し鉋台の進行の妨げ
とならぬ位置まで後退させた後、再び鉋台及びロールの
移動を開始し原木の切削を行い、鉋台が第3の位置に到
達すると、鉋台及び該ロールの移動を停止して切削を終
了し、所定以上の凹部が無い場合、スピンドルを前記木
口から離れて鉋台の移動方向と直交する方向に後退を開
始させ、鉋台が第3の位置に到達すると、鉋台及び該ロ
ールの移動を停止して切削を終了するものである。また
装置として、作動部材を有し、進退自在に備えたスピン
ドルと、これらスピンドルに対し作動部材により往復動
自在の、刃物を備えた鉋台と、鉋台のスピンドルに対す
る位置を検出する鉋台位置検出装置と、作動部材により
原木の周面に当接及び隔離自在で且つ当接後切削につれ
て半径が小さくなる原木の周面に追従して移動する適数
個のロールと、原木の周面に所定以上の凹部の有無を判
断する判断装置と、前記スピンドルにより支持される原
木に向かって移動する鉋台が遅くとも第1の位置に到達
するまでに、適数個のロールを原木の周面に当接させ且
つ以後前記原木の周面に追従して移動させ、また前記検
出装置から鉋台が第1の位置に到達したことが検出され
た時、判断装置から前記凹部が有る信号が出されると、
新たな作動信号は出さず、鉋台が第2の位置に到達した
ことが前記検出装置により検出されると、鉋台及びロー
ルの移動を中止し次いでスピンドルを両木口から離し鉋
台の進行の妨げとならぬ位置まで後退させた後、再び鉋
台及びロールの移動を開始させ原木の切削を行い、鉋台
が第3の位置に到達したことが前記検出装置により検出
されると、鉋台及び該ロールの移動を停止し、一方、前
記検出装置から鉋台が第1の位置に到達したことが検出
された時、判断装置から前記凹部が無い信号が出される
と、スピンドルを前記木口から離して鉋台の移動方向と
直交する方向に後退を開始させ、次いで鉋台が第3の位
置に到達すると、鉋台及び該ロールの移動を停止させる
様に各作動部材を制御する制御機構を備えるものもので
ある。上記で「原木の周面に適数個のロールを当接させ
以後該ロールを半径が小さくなる原木の周面に追従して
移動させ」るということは、鉋台に備えた刃物の刃先と
適数個のロールの各々の周面とが、スピンドルを中心と
しほぼ等距離の位置、厳密には刃物の刃先を通り単板の
厚さを考慮したアルキメデスのスパイラル曲線上に前記
ロールの各々の周面がある様に各ロールを移動させ、以
後鉋台の移動につれて変化する前記スパイラル曲線上に
同様に前記ロールの各々の周面がある様に各ロールを移
動させることを言う。尚、第1の位置、第2の位置及び
第3の位置とは、以下に規定される位置を言う。 第1の位置:移動する鉋台が第1の位置に到達した時
に、スピンドルが前記木口から離れて鉋台の移動方向と
直交する方向に後退を開始し、次いで鉋台がスピンドル
の位置に移動した時、スピンドルが鉋台の移動の妨げと
ならない位置まで後退してしまうような位置。 第2の位置:第1の位置より原木側の位置で、鉋台の原
木側の先端が、前記木口に当接された状態のスピンドル
に接触しない位置。 第3の位置:原木の切削を終了する位置。 また、以下の様に構成しても良い。即ち、各々作動部材
を有し、進退自在に備えた中央のスピンドルと該中央の
スピンドルの外側に少なくとも1重に備えたスピンドル
と、これらスピンドルに対し作動部材により往復動自在
の、刃物を備えた鉋台と、鉋台のスピンドルに対する位
置を検出する鉋台位置検出装置と、作動部材により原木
の周面に当接及び隔離自在で且つ当接後切削につれて半
径が小さくなる原木の周面に追従して移動する適数個の
ロールと、原木の周面に所定以上の凹部の有無を判断す
る判断装置と、前記スピンドル群により支持される原木
に向かって移動する鉋台が遅くとも第1の位置に到達す
るまでに、適数個のロールを原木の周面に当接させ且つ
以後前記原木の周面に追従して移動させ、且つ原木が前
記中央のスピンドルと1重に備えたスピンドルとだけに
より支持された状態とし、また前記検出装置から鉋台が
第1の位置に到達したことが検出された時、判断装置か
ら前記凹部が有る信号が出されると、各部材を同様に移
動させ、鉋台が第2の位置に到達したことが前記検出装
置により検出されると、鉋台及びロールの移動を中止し
次いで1重のスピンドルだけを両木口から離し鉋台の進
行の妨げとならぬ位置まで後退させた後、再び鉋台及び
ロールの移動を開始させ原木の切削を行い、鉋台が第3
の位置に到達したことが前記検出装置により検出される
と、鉋台及び該ロールの移動を停止し、一方、前記検出
装置から鉋台が第1の位置に到達したことが検出された
時、判断装置から前記凹部が無い信号が出されると、1
重のスピンドルだけを前記木口から離して鉋台の移動方
向と直交する方向に後退を開始させ、次いで鉋台が第3
の位置に到達すると、鉋台及び該ロールの移動を停止さ
せる様に各作動部材を制御する制御機構を備える。上記
で第1の位置、第2の位置及び第3の位置とは、以下に
規定される位置を言う。 第1の位置:移動する鉋台が第1の位置に到達した時
に、1重のスピンドルが前記木口から離れて鉋台の移動
方向と直交する方向に後退を開始し、次いで鉋台が1重
のスピンドルがあった位置に到達した時、1重のスピン
ドルが鉋台の移動の妨げとならない位置まで後退してし
まうような位置。 第2の位置:第1の位置より原木側の位置で、鉋台の原
木側の先端が、前記木口に当接された状態の1重のスピ
ンドルに接触しない位置。 第3の位置:第2の位置より原木側の位置で、鉋台の原
木側の先端が、前記木口に当接された状態の中央のスピ
ンドルに接触しない位置。 上記で「原木の周面に適数個のロールを当接させ以後該
ロールを半径が小さくなる原木の周面に追従して移動さ
せ」るということは、同様に前記のことを意味する。
る。本実施の形態では、先に従来技術として述べた図1
に示した装置を用いて説明する。即ち、断面図となって
いる側面説明図である図1に示すように、原木1の軸心
方向へ進退自在に備えた一対のスピンドルSと、該スピ
ンドルSにより回転自在に支持された原木1を切削する
刃物2と突刺ロール3を備えた鉋台4からなるベニヤレ
ースにおいて、突刺ロール3及びその関連部材は次のよ
うに構成されている。即ち、前記の図1、図2、及び図
3に示す様に、突刺ロール3は周囲に突刺体3aを有す
る円盤状であり、回転軸5に対し回転軸5の軸中心線方
向に所定間隔で多数固定されている。これら隣り合う突
刺ロール3の間には、プレッシャーバーとしてのノーズ
バー10が、上端を鉋台4と一体となっているノーズバ
ー台9に固定された状態で備えられている。回転軸5は
その両端部5aを、図2のように、ノーズバー台9に固
定された軸受6により回転自在に支持され、更に両端部
5aの外側にはスプロケット(図示せず)を固定し、ノ
ーズバー台9上に設けたモータ7の動力を一方向クラッ
チ(図示せず)を介して伝達するためのチェーン8が掛
け渡されることで、突刺ロール3は図2の矢印で示す方
向に常時回転させられている。
す様に、後述する鉋台4の移動方向と直交する方向に間
隔をあけて2箇所のめねじ(図示せず)を形成し、各め
ねじには、図示はしないがベニヤレースの一部である基
台11回転自在に保持された状態のねじ14を挿通して
備える。また原木の半径を検出する原木径検出機構とし
て、ねじ14には、ねじ14の回転数を計測することで
原木1の回転中心と鉋台4の位置との間の距離を検出す
るためのロータリエンコーダ等から成る検出器15を設
け、ねじ14を回転させるためのサーボモータ等から成
る可変速駆動源16を備える。これら構成において、後
述する制御機構20の制御に基き両ねじ14が可変速駆
動源16によって一体的に回転させられることで、鉋台
4は任意速さ又は所定速さを以って基台11の底面の上
を図1の矢印で示す水平方向に移動させられる。
れ、スピンドル作動機構としての油圧シリンダ(図示せ
ず)により原木1に対し往復動自在とし、該スピンドル
Sには、図1に示す様に、スピンドルSの単位時間当た
りの回転数を計測するための回転数計測機構としてのロ
ータリエンコーダ等から成る回転計測器17、スピンド
ルSを回転駆動させる直流電動機等から成る可変速駆動
源18等によって構成したセンター駆動装置を設ける。
これら構成でスピンドルSは、鉋台4が原木に向かって
移動することで刃物2により切削され原木1の直径が減
少しても、常に同じ周速で原木1が回転し刃物2で切削
され単板Tが得られる様に、検出器15からの信号を受
けた後述する制御機構20により、原木1の回転中心と
鉋台4との距離に関連して回転数が増大する様に制御さ
れ、原木軸芯部へ原木1の切削に必要な動力の一部を供
給する。
で歩送りねじ14と相対する位置には、第2移動機構と
して図1に示す様に、同様に鉋台4の移動方向と直交す
る方向に間隔をあけて2本のねじ21を、図示はしない
がベニヤレースの一部である基台23に回転自在に保持
された状態で配置する。該2本のねじ21は、支持台2
2の、ねじ21と係合する様に形成された2個のめねじ
(図示せず)に各々挿通されている。また各ねじ21に
は、ロータリエンコーダ等から成り原木1の回転中心と
後述するロール28の周面との距離を検出する検出器2
5、サーボモータ等から成る可変速駆動源26を設けて
あり、可変速駆動源26により回転させられるねじ21
の作用により、支持台22は、矢印で示す様に水平に配
置した基台23上を直線的に水平移動する様に案内され
る。
ロール28を軸受30(図2参照)を介して従動回転自
在に設け、又支持台22の上面には、ロール28の周速
を計測するために、回転数計測機構として軸が回転させ
られることで発生するパルスをカウントするパルス計数
器29を固定し、ロール28とパルス計数器29とにタ
イミングベルト(図示せず)を掛け渡す。パルス計数器
29に伝達されたロール28の回転信号は制御機構20
に伝達され、検出器15からの信号も用いることで後述
する様に原木1の単位時間当たりの回転数を計測する。
これら構成において、後述する制御機構20の制御に基
づき、ねじ21が可変速駆動源26によって一体的に回
転させられることで、支持台22と共にロール28は任
意速さ又は所定速さを以って図1の矢印で示す方向に移
動させられる。またスピンドルSの下方には、支持台3
1をベニヤレースの一部である基台32に沿って上下動
自在に設け、支持台31に軸受33(図4参照)を介し
てロール34を従動回転自在に設ける。この支持台31
にも、支持台22と同様に、基台32に回転自在に備え
たねじ35が設けられ、またロータリエンコーダ等から
成り原木1の回転中心と後述するロール34の周面との
距離を検出する検出器36、ねじ35を回転させるサー
ボモータ等から成る可変速駆動源37が設けてある。
0の制御に基づき、ねじ35が可変速駆動源37によっ
て一体的に回転させられることで、支持台31と共にロ
ール34は任意速さ又は所定速さを以って図1の矢印で
示す方向に移動させられる。一方、通常はOFFとなっ
ており、運転者の手作業で押されている間ONの信号が
送られる判定スイッチ41を制御機構に接続する。この
判定スイッチ41以外に、運転者が手動でON、OFF
することで、スピンドルSを前後動させる油圧シリン
ダ、モータ7、可変速駆動源16、18、26及び37
を同時に又は単独に作動又は停止させる信号を出すスイ
ッチ(図示せず)を設ける。
各部材を制御する様に構成されている。即ち、運転者に
よるスイッチ動作(以下スイッチ動作という)を受け
て、鉋台4に備えた刃物2の刃先と支持台22に備えた
ロール28及びロール34の周面が、スピンドルSを中
心としほぼ等距離の位置、厳密には単板の厚さを考慮し
たアルキメデスのスパイラル曲線上の位置にある様に、
鉋台4、支持台22及び支持台31を待機させる。この
状態で、同じくスイッチ動作によりモータ7を作動させ
て突刺ロール3を回転させ且つ可変速駆動源18を作動
させ原木1の両木口を支持したスピンドルSを回転駆動
させて原木1を回転させる。回転計測器17により算出
されたスピンドルS即ち原木1の単位時間当たりの回転
数の信号を受け、制御機構20は、この信号を基に切削
される単板の厚さを希望する一定の値とするべく原木1
の1回転当たりに鉋台4、支持台22及び支持台31が
原木1に向かって移動する量が一定となるように、可変
速駆動源16、26及び37へ作動信号(以下第1作動
信号という)を伝達する。尚、上記鉋台4、支持台22
及び支持台31の移動中、ロール28が原木1の回転に
より従動回転することで、原木1の周速がパルス計数器
29により得られ、この信号と検出器15から得られ順
次変化する原木1の回転中心と鉋台4の位置との間の距
離の信号とにより、制御機構20で予め設定された微小
時間毎に原木1の単位時間当たりの回転数を算出し、こ
の回転数に対し切削される単板の厚さを一定とするべく
原木1の1回転当たりに鉋台4、支持台22及び支持台
31が原木1に向かって移動する量が一定となるような
信号(以下第2作動信号という)を算出するが、この時
点ではまだ第1作動信号が可変速駆動源16、26及び
37へ発信されており、第2作動信号は発信されない。
の信号により、原木1の回転中心と前記の鉋台4の先端
との間隔が、図2に示す様に、前記設定されたxとなる
位置(以下第1の位置という)に至ったことが検出され
ると、制御機構20はブザー音を出す。また制御機構2
0は、ブザー音を出した後の設定された数秒の時間内に
判定スイッチ41がOFFのままであると、最初に、可
変速駆動源16、26及び37に発信されていた第1作
動信号を、第2作動信号へと切り換え、第2作動信号に
より同様に鉋台4、支持台22及び支持台31の移動を
継続する。次にこの第2作動信号による鉋台4、支持台
22及び支持台31の移動を継続した後に、スピンドル
Sを後退させ原木1から離す信号を、前記油圧シリンダ
に出す。更に鉋台4、支持台22及び支持台31が移動
し鉋台4が予め設定された第3の位置に至ると、制御機
構20は、可変速駆動源16、26及び37を停止させ
また若干遅れてモータ7の回転を停止する信号出す。
た数秒の時間内に判定スイッチ41がONとなると、こ
の時点では制御機構20は新たな作動信号は出さない。
次いで、原木1の回転中心と前記の鉋台4の先端との間
隔がスピンドルSの半径より若干大きい値となる予め設
定された位置(以下第2の位置という)に至ったことが
検出器15からの信号により検出されると、可変速駆動
源16、26及び37作動を停止する信号を出す。前記
可変速駆動源16、26及び37停止する信号を出して
から数秒後に、可変速駆動源18の作動を停止する信号
及びモータ7の回転を停止する信号を出し、次いでスピ
ンドルSを後退させる信号を前記油圧シリンダに出す。
更にスピンドルSが鉋台4の移動に障害とならない位置
まで後退するために必要な時間が経過した後に、モータ
7を再び回転駆動させ且つ第2作動信号を可変速駆動源
16、26、37に出す。次いで鉋台4が予め設定され
た第3の位置に至ると、前記OFFの場合と同様に制御
機構20は、可変速駆動源16、26、37及びモータ
7を停止する信号を出す。
で、次の様に原木1の切削が行われる。図1に示す様
に、運転者の手入力によるスイッチ信号を受けた制御機
構20からの作動信号により、刃物2の刃先と支持台2
2に備えたロール28及びロール34の周面が、スピン
ドルSを中心としほぼ等距離の位置、厳密には単板の厚
さを考慮したアルキメデスのスパイラル曲線上の位置に
ある様に、鉋台4、支持台22及び支持台31を移動さ
せ待機させ、且つモータ7を駆動させ突刺ロール3を図
3に矢印で示す方向に回転させる。次いで、同じく運転
者の手入力によるスイッチ信号を受けた制御機構20か
らの作動信号により、油圧シリンダを作動させスピンド
ルSを原木1の両木口に当接させ支持した後に可変速駆
動源18を作動させてスピンドルSを回転させる。この
スピンドルSの回転は回転計測器17により測定され、
回転計測器17の信号を受けた制御機構20からの第1
作動信号により、可変速駆動源16、26及び37が作
動させられ、鉋台4、支持台22及び支持台31が原木
1の1回転当たりに原木1に向かって移動する量が一定
となるように移動する。
3a及びノーズバー10が、また支持台22側ではロー
ル28が、支持台31側ではロール34が原木1の周面
に当接され、突刺ロール3、スピンドルSから動力が原
木1に供給され、図3に示す様に、刃物2により切削さ
れ単板Tが得られる。ロール28は回転する原木1への
圧接により従動回転させられ、前述の様に、原木1の周
速がパルス計数器29により得られ、この信号と検出器
15からの信号とにより制御機構20は第2作動信号を
算出するが、この時点ではまだ第1作動信号が可変速駆
動源16、26及び37へ発信されており、第2作動信
号は発信されない。
信号により、鉋台4が第1の位置に至ったことが検出さ
れると、制御機構20からブザー音が出される。このブ
ザー音を聞いた後に、運転者は切削中の原木1を目視に
より、スピンドルSを原木1の木口から離し原木1を鉋
台4の刃物2、突刺ロール3及びノーズバー10と、ロ
ール28及び34とで支持して切削した場合に得られた
単板の厚みが設定した値より小さくなって使用不能とな
ったり切削ができなくなるような凹部が、原木1の周面
に残っているか否かを確認する。図7に示す様に、原木
1に上記のような凹部1aが残っていると判断すると、
運転者は判定スイッチ41を押す。この判定スイッチ4
1からの信号を受けた制御機構20は、新たな作動信号
は出さないので、鉋台4が第1の位置の到達する前と同
じ状態で、鉋台4、支持台22及び支持台31が移動
し、原木1の切削が継続される。次いで鉋台4が第2の
位置に至ったことが検出器15により検出されると、こ
の信号を受けた制御機構20からの信号により、鉋台
4、支持台22及び支持台31の移動が停止し、若干遅
れてスピンドルSの回転及び突刺ロール3の回転が停止
する。その結果、鉋台4が第1の位置に至った時に原木
1の周面にあった凹部は、原木1がスピンドルSに支持
された状態で、第2の位置に鉋台4が移動する過程での
刃物4による切削で殆ど無くなり、図8に示す様に、鉋
台4が第2の位置に到達すると原木1はほぼ円柱状とな
っている。
ンドルSを原木1から離しスピンドルSが鉋台4の移動
に障害とならない位置まで後退した後に、モータ7が再
び回転駆動させられ且つ第2作動信号により鉋台4、支
持台22及び支持台31が原木1へ向かって移動を再開
し、原木1が突刺ロール3により回転させられ刃物4に
よる切削が行われる。この切削で原木1は、鉋台4の刃
物2、突刺ロール3及びノーズバー10と、支持台22
のロール28との間で保持されるが、この時点では前記
の様に原木1の周面に凹部が殆どないので、原木1の回
転中心がほぼ定位置に保たれ、刃物4で切削された単板
Tの厚さが設定した厚さより薄くなる等の問題が生じな
い。更に切削が進み、鉋台4が図4で示す第3の位置に
至ったことが検出器15により検出されると、制御機構
20は、可変速駆動源16、26、37及びモータ7を
停止する信号を出し、鉋台4、支持台22及び支持台3
1が停止しまた突刺ロール3の回転が停止することで切
削を終了する。次いで運転者の手動によるスイッチ動作
により、鉋台4、支持台22及び支持台31がこれまで
の移動方向と逆方向に後退移動する様に、可変速駆動源
16、26、37を作動させることで、残った原木1は
落下排除され、以下新たに原木を供給し同様に切削を行
う。
制御機構20からブザー音が出されて運転者は切削中の
原木1を目視により確認し、図3に示した様に前述のよ
うな凹部が残っていないと判断した場合、運転者は判定
スイッチ41を押さない。そこで制御機構20は最初に
可変速駆動源16、26、37を作動させるために用い
ていた前記第1作動信号を、前記第2作動信号へと切り
換え、同様に鉋台4、支持台22及び支持台31の移動
を継続する。次いで制御機構20からの作動信号によ
り、油圧シリンダを作動させスピンドルSを原木1から
離し後退を開始しさせる。このスピンドルSが鉋台4の
移動の妨げとならない位置まで後退するために所定の時
間を要するが、第1の位置が前述の様に設定してあるの
で、鉋台4が移動し続けてもスピンドルSに当たること
はない。またスピンドルSが原木1から離れると原木1
は鉋台4の刃物2、突刺ロール3及びノーズバー10
と、支持台22のロール28との間で保持されるが、原
木1には前述のような凹部が残っていないので、同じく
原木1の回転中心がほぼ定位置に保たれ、刃物4で切削
された単板Tの厚さが設定した厚さより薄くなる等の問
題が生じない。
が第3の位置に至ると、制御機構20からの信号で、鉋
台、支持台22及び支持台31が停止しまた突刺ロール
3の回転が停止することで切削を終了する。次いで運転
者の手動によるスイッチ動作により、同じく鉋台4、支
持台22及び支持台31がこれまでの移動方向と逆方向
に後退移動させ、残った原木1を落下排除し、以下新た
に原木を供給し同様に切削を行う。
下の様に変更しても良い。 1、上記実施の形態で、鉋台4が第1の位置に到達した
際に、原木1の周面に、前記のような凹部が残っている
か否かを運転者が確認し、各々場合に対応して判定スイ
ッチ41をON又はOFFとしたが、該凹部を単板検知
部材により自動的に検知し該検知信号を受けた制御機構
により各部材の作動を制御しても良い。即ち例えば次の
様に構成する。原木1の周面に凹部がある場合、切削さ
れた単板Tには平面説明図である図9に示す様に、穴部
Taや切欠部Tbがある。そこでベニヤレースの直後
に、矢印の方向に回転駆動されるロール50と従動ロー
ル(図示せず)とに掛け渡され単板Tを搬送する2本の
ベルト51を配置し、ベルト51の単板T搬送方向下手
側には、周速がベルト51と同じ速さで矢印の方向に回
転駆動されるロール52を備える。このロール52の上
方には、図9の側面説明図である図10に示す様に、下
側先端に従動回転自在のロール53を有し軸54を中心
として回動自在のアーム55を設ける。アーム55の上
方には、ロール53の下に単板Tがない時はロール53
がロール52に接触しこの状態ではアーム55の上端に
より押されスイッチONとなり、またロール53の下を
設定された厚さの単板Tが通過するとロール53が持ち
上げられアーム55が矢印で示す様に反時計回りに所定
量回動させられ、アーム55の上端が離れることでOF
Fとなるマイクロスイッチ56を配置する。このように
備えた単板検知部材57を、図9に示す様に単板搬送方
向と直交する方向に例えば4組並べて配置する。この4
組の単板検知部材57のマイクロスイッチ56からのO
N、OFF信号を制御機構20へ伝達し制御機構20内
で、鉋台4が第1の位置に到達した際に、次の様に判別
し、対応する作動信号を出し原木1の切削を行う。
回転に要する時間において、4個のマイクロスイッチ5
6の1個でもONとなったことが制御機構20に伝達さ
れると、このことは原木1の周面に凹部があることを意
味するが、前記発明の実施の形態で制御機構20からブ
ザー音が出され運転者が判定スイッチ41を押した場合
と同様に、制御機構20は、以後の各部材の作動を制御
する信号を出し、第2の位置で鉋台4を一旦停止させ、
次いでスピンドルSの回転を停止し且つスピンドルSを
後退させる等の動作を行い原木1の切削を行う。一方、
同じく第1の位置での切削中の原木1の1回転に要する
時間において、4個のマイクロスイッチ56の全てがO
FFであり続けたことが制御機構20に伝達されると、
このことは原木1の周面に凹部がないことを意味する
が、前記発明の実施の形態で制御機構20からブザー音
が出され運転者が判定スイッチ41を押さなかった場合
と同様に、制御機構20は、以後の各部材の作動を制御
する信号を出し、鉋台4を停止させることなくスピンド
ルSを後退させる等の動作を行い原木1の切削を行う。
ドから発せられた光が、設定された位置に物体が有る時
だけ反射され、該反射された光を受光素子により検出す
る限定反射型光電スイッチを用いても良い。即ち、切削
され小径化する原木の周面と常に等間隔の位置を保つ様
移動する移動台(図示せず)に、該移動台の移動方向と
直交する方向に間隔をおいて複数個の限定反射型光電ス
イッチを設け、鉋台が第1の位置に至った時、原木の周
面を限定反射型光電スイッチにより検知し、検知した信
号を制御機構20に伝達する様にしても良い。 3、前記発明の実施の形態では、スピンドルSを原木1
から離し場合に、原木を支えるロールとして、ほぼ水平
に移動するロール28とほぼ垂直に移動するロール34
とを示したが、次の様に構成しても良い。即ち、図1で
示した支持台22に、ロール28に代えて、ロール28
と同様に従動回転自在の2個の例えば直径が120mmの
ロール61、62を、図11に示す様に、原木1の回転
中心を通る水平仮想線D−Dに対し周面が上下に15mm
離れた位置となる様に設け、ロール34は使用しない。
この2個のロール61、62の周面を、ロール28と同
様に、鉋台4に備えた刃物2の刃先とスピンドルSを中
心としほぼ等距離の位置、厳密には単板の厚さを考慮し
たアルキメデスのスパイラル曲線上の位置にある様に待
機させ、前記発明の実施の形態と同様に切削を行うので
ある。尚、ロール61、62の一方にはロール28と同
様にパルス計数器29を設けて原木1の周速を測定し、
原木1からスピンドルSを離した場合に、切削される単
板の厚さを一定とするべく鉋台4及び支持台22を移動
させるための信号として用いる。前記発明の実施の形態
では、原木1を更に小径となるまで切削しようとすると
図5から明らかな様に、ロール34が鉋台4の進行を妨
げることになるが、前記のようなロール61、62を用
いた構成では、図11からも明らかな様にロール61、
62が鉋台4の進行を妨げることはなく、更に小径とな
るまで原木1を切削することができる。
原木1を回転させるために突刺ロール3を用いたが、図
11に示す様に、周面が滑らかなディスク状の回転体6
3を回転軸5に固定し、回転体63から摩擦力により原
木1に回転力を伝達しても良い。 5、同じく原木1を回転させるために鉋台4に設けるロ
ールとしては、図12に示す様に、ホルダー64に保持
されモーター(図示せず)により回転駆動させられるロ
ーラーバー65でも良い。 6、鉋台4には原木1を回転させるための突刺ロール
3、回転体63及びローラーバー65を用いず、プレッ
シャーバーとしての例えばノーズバーだけを備えても良
い。ただこの場合は、原木1からスピンドルSを離した
時に原木1を回転駆動する部材として、原木1に当接さ
れるロール、例えばロール61、62のパルス計数器2
9を設けなかったロールをモータにより回転駆動させる
様にする。この場合、該ロールの周面に、原木1への動
力の伝達を確実にするため、突刺ロール3と同じように
突起部を設けても良い。 7、前記発明の実施の形態では、単体のスピンドルSを
用いたが、中央のスピンドルの周囲に円筒状の一重又は
二重以上の複数のスピンドルを設け、原木が切削され小
径となるに対応して順次外側のスピンドルを原木から離
し後退させる構造のスピンドルであっても良い。又側面
説明図である図13及び図13を左から見た正面説明図
である図14に示す様に、先端に爪部71aを有する中
央のスピンドル71の周囲に例えば1重の先端に爪部7
2aを有するスピンドル72を設けた所謂ダブルスピン
ドルにおいて、スピンドル71の直径を小さく例えば4
0mmとし、該スピンドル71は原木1の回転状態を検出
するために切削終了時まで原木1に当接させておくベニ
ヤレースでも本発明は実施できる。即ち、この様なベニ
ヤレースでは、当初は図15に示す様にスピンドル7
1、及び72を原木1に当接させて切削を行い、切削さ
れ原木の半径が小さくなるとスピンドル72を図16に
示す様に原木1から離しスピンドル71だけで、原木1
を支持しスピンドル71に鉋台の先端が当たらない範囲
で原木が最小径となるまで切削する。しかるに、前記の
様に直径が小さいスピンドル71は外力により撓み易
く、原木1の回転中心を定位置に保つことができないの
で、この様なベニヤレースでも、前記発明の実施の形態
と同様に、原木1の周面に当接させるロール、例えばロ
ール28、34を設けてある。以上のベニヤレースにお
いて、スピンドル71の半径を前記発明の実施の形態で
のスピンドルSの半径に置き換えて前記第1の位置及び
第2の位置に相当する位置を設定し、また第3の位置は
スピンドル71に鉋台の先端が当たらない最小の位置を
設定する。上記のベニヤレースにおいて、原木1が切削
され鉋台が第1の位置に至ると、前記発明の実施の形態
と同様に、原木1に前記凹部が有るか否かを運転者また
は前記自動的に検出し、凹部が有れば切削を継続し鉋台
を第2の位置で停止させ、スピンドル72だけを、図1
6に示す様に、原木1から離し鉋台の移動の妨げとなら
ない位置まで後退させ、原木1の木口にはスピンドル7
1だけを当接させた状態とする。次いで鉋台を移動させ
切削を行い、鉋台が第3の位置に至ると鉋台を停止さ
せ、切削を終了する。また鉋台が第1の位置に至った
際、前記凹部がなければ、切削を継続しつつスピンドル
72だけを原木1から離し後退させ始め、鉋台が第2の
位置を通過し第3の位置に至ると鉋台を停止させ、切削
を終了するのである。尚、スピンドル71には動力を与
えて回転させても良く、また従動回転自在としても良
い。又、スピンドルとしては、スピンドル71の周囲に
2重にスピンドルを備えたタイプのものでも良い。 8、前記発明の実施の形態では、原木1に前記凹部1a
が残っている場合、鉋台4が第1の位置へ到達した後も
原木1の切削が継続され、鉋台4が第2の位置に至る
と、鉋台4、支持台22及び支持台31の移動が停止
し、若干遅れてスピンドルSの回転及び突刺ロールの回
転を停止させたが、次の様に行っても良い。即ち、原木
1に前記凹部1aが残っている場合、鉋台4が第1の位
置を通過後第2の位置に至ると、鉋台4、支持台22及
び支持台31の移動は停止し、また突刺ロールの回転を
停止するが、スピンドルSは回転させ続ける。この状態
で原木1はほぼ円柱状となっているが、次いで制御機構
20からの信号により回転しているスピンドルSを原木
1から離しスピンドルSが鉋台4の移動に障害とならな
い位置まで後退した後に、再び鉋台4、支持台22及び
支持台31を原木に向けて移動させ以下同様に切削を行
うのである。
る凹部が比較的小さいものであれば、スピンドルを原木
から離して適数個のロールと鉋台とにより原木を支持し
つつ切削しても良く、要は、適数個のロールと鉋台とに
より原木を支持しつつ切削した場合に、得られた単板の
厚みが設定した値より小さくならず、また切削が不可能
とならない様な凹部は、凹部が無いと判断して良い。そ
れ故、図9及び図10で示した単板検知部材57の数
を、単板搬送方向と直交する方向で増やしたり、1個の
単板検知部材57がONであり続ける時間を制御機構2
0で計測して凹部の大きさを検出し、前記の凹部に相当
するか否かを判別しても良い。 10、前記発明の実施の形態では、適数個のロールの一
例であるロール28及びロール34を、原木の切削開始
時から原木の周面の凹部の有無に関係なく、鉋台4に備
えた刃物2の刃先と支持台22に備えたロール28及び
ロール34の周面が、前記スピンドルSを中心としほぼ
等距離の位置にある様に待機させ、以後鉋台の移動に相
対してロール28及びロール34を移動させたが、次の
様にしても良い。即ち、切削開始時はロール28及びロ
ール34を原木から遠ざけておき、鉋台4だけを原木に
向けて移動させ切削を行い、遅くとも鉋台4が第1の位
置に至るまでに、移動中の鉋台4の刃先と支持台22に
備えたロール28及びロール34の周面とが、前記スピ
ンドルSを中心としほぼ等距離となる位置に移動させ、
以後鉋台の移動に相対してロール28及びロール34を
移動させる様にしても良い。
があっても、原木を切削して得られた単板の厚みが設定
した値より小さくならず、また原木1の切削も良好に行
うことができ、歩留りが向上する。
平面説明図である。
側面説明図である。
側面説明図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 両木口に当接させたスピンドルにより回
転する原木を支持した状態で、刃物を備えた鉋台を原木
に向けて移動させ原木を切削し続け、 遅くとも鉋台が第1の位置に到達するまでに、原木の周
面に適数個のロールを当接させ以後該ロールを半径が小
さくなる原木の周面に追従して移動させ、 鉋台が前記第1の位置に到達した時、原木の周面に所定
以上の凹部の有無を判断し、 所定以上の凹部が有る場合、スピンドルを前記木口に当
接させた状態で切削を続け、 鉋台が第2の位置に到達すると、鉋台及びロールの移動
を中止し次いでスピンドルを両木口から離し鉋台の進行
の妨げとならぬ位置まで後退させた後、再び鉋台及びロ
ールの移動を開始し原木の切削を行い、鉋台が第3の位
置に到達すると、鉋台及び該ロールの移動を停止して切
削を終了し、 所定以上の凹部が無い場合、スピンドルを前記木口から
離れて鉋台の移動方向と直交する方向に後退を開始さ
せ、鉋台が第3の位置に到達すると、鉋台及び該ロール
の移動を停止して切削を終了するベニヤレースでの原木
切削方法。上記で第1の位置、第2の位置及び第3の位
置とは、以下に規定される位置を言う。 第1の位置:移動する鉋台が第1の位置に到達した時
に、スピンドルが前記木口から離れて鉋台の移動方向と
直交する方向に後退を開始し、次いで鉋台がスピンドル
の位置に移動した時、スピンドルが鉋台の移動の妨げと
ならない位置まで後退してしまうような位置。 第2の位置:第1の位置より原木側の位置で、鉋台の原
木側の先端が、前記木口に当接された状態のスピンドル
に接触しない位置。 第3の位置:原木の切削を終了する位置。 - 【請求項2】 作動部材を有し、進退自在に備えたスピ
ンドルと、 これらスピンドルに対し作動部材により往復動自在の、
刃物を備えた鉋台と、 鉋台のスピンドルに対する位置を検出する鉋台位置検出
装置と、 作動部材により原木の周面に当接及び隔離自在で且つ当
接後切削につれて半径が小さくなる原木の周面に追従し
て移動する適数個のロールと、 原木の周面に所定以上の凹部の有無を判断する判断装置
と、 前記スピンドルにより支持される原木に向かって移動す
る鉋台が遅くとも第1の位置に到達するまでに、適数個
のロールを原木の周面に当接させ且つ以後前記原木の周
面に追従して移動させ、 また前記検出装置から鉋台が第1の位置に到達したこと
が検出された時、判断装置から前記凹部が有る信号が出
されると、新たな作動信号は出さず、 鉋台が第2の位置に到達したことが前記検出装置により
検出されると、鉋台及びロールの移動を中止し次いでス
ピンドルを両木口から離し鉋台の進行の妨げとならぬ位
置まで後退させた後、再び鉋台及びロールの移動を開始
させ原木の切削を行い、鉋台が第3の位置に到達したこ
とが前記検出装置により検出されると、鉋台及び該ロー
ルの移動を停止し、 一方、前記検出装置から鉋台が第1の位置に到達したこ
とが検出された時、判断装置から前記凹部が無い信号が
出されると、スピンドルを前記木口から離して鉋台の移
動方向と直交する方向に後退を開始させ、次いで鉋台が
第3の位置に到達すると、鉋台及び該ロールの移動を停
止させる様に各作動部材を制御する制御機構を備えたベ
ニヤレース。上記で第1の位置、第2の位置及び第3の
位置とは、以下に規定される位置を言う。 第1の位置:移動する鉋台が第1の位置に到達した時
に、スピンドルが前記木口から離れて鉋台の移動方向と
直交する方向に後退を開始し、次いで鉋台がスピンドル
の位置に到達した時、スピンドルが鉋台の移動の妨げと
ならない位置まで後退してしまうような位置。 第2の位置:第1の位置より原木側の位置で、鉋台の原
木側の先端が、前記木口に当接された状態のスピンドル
に接触しない位置。 第3の位置:原木の切削を終了する位置。 - 【請求項3】 各々作動部材を有し、進退自在に備えた
中央のスピンドルと該中央のスピンドルの外側に少なく
とも1重に備えたスピンドルと、 これらスピンドルに対し作動部材により往復動自在の、
刃物を備えた鉋台と、 鉋台のスピンドルに対する位置を検出する鉋台位置検出
装置と、 作動部材により原木の周面に当接及び隔離自在で且つ当
接後切削につれて半径が小さくなる原木の周面に追従し
て移動する適数個のロールと、 原木の周面に所定以上の凹部の有無を判断する判断装置
と、 前記スピンドル群により支持される原木に向かって移動
する鉋台が遅くとも第1の位置に到達するまでに、適数
個のロールを原木の周面に当接させ且つ以後前記原木の
周面に追従して移動させ、且つ原木が前記中央のスピン
ドルと1重に備えたスピンドルとだけにより支持された
状態とし、 また前記検出装置から鉋台が第1の位置に到達したこと
が検出された時、判断装置から前記凹部が有る信号が出
されると、各部材を同様に移動させ、 鉋台が第2の位置に到達したことが前記検出装置により
検出されると、鉋台及びロールの移動を中止し次いで1
重のスピンドルだけを両木口から離し鉋台の進行の妨げ
とならぬ位置まで後退させた後、再び鉋台及びロールの
移動を開始させ原木の切削を行い、鉋台が第3の位置に
到達したことが前記検出装置により検出されると、鉋台
及び該ロールの移動を停止し、 一方、前記検出装置から鉋台が第1の位置に到達したこ
とが検出された時、判断装置から前記凹部が無い信号が
出されると、1重のスピンドルだけを前記木口から離し
て鉋台の移動方向と直交する方向に後退を開始させ、次
いで鉋台が第3の位置に到達すると、鉋台及び該ロール
の移動を停止させる様に各作動部材を制御する制御機構
を備えたベニヤレース。上記で第1の位置、第2の位置
及び第3の位置とは、以下に規定される位置を言う。 第1の位置:移動する鉋台が第1の位置に到達した時
に、1重のスピンドルが前記木口から離れて鉋台の移動
方向と直交する方向に後退を開始し、次いで鉋台が1重
のスピンドルがあった位置に到達した時、1重のスピン
ドルが鉋台の移動の妨げとならない位置まで後退してし
まうような位置。 第2の位置:第1の位置より原木側の位置で、鉋台の原
木側の先端が、前記木口に当接された状態の1重のスピ
ンドルに接触しない位置。 第3の位置:第2の位置より原木側の位置で、鉋台の原
木側の先端が、前記木口に当接された状態の中央のスピ
ンドルに接触しない位置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09836498A JP4051084B2 (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | ベニヤレースでの原木切削方法およびベニヤレース |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09836498A JP4051084B2 (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | ベニヤレースでの原木切削方法およびベニヤレース |
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| Publication Number | Publication Date |
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ID=14217835
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Country Status (1)
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|---|---|
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102069513A (zh) * | 2009-11-19 | 2011-05-25 | 株式会社名南制作所 | 原木的切削方法以及旋板机 |
-
1998
- 1998-03-25 JP JP09836498A patent/JP4051084B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| CN102069513A (zh) * | 2009-11-19 | 2011-05-25 | 株式会社名南制作所 | 原木的切削方法以及旋板机 |
| EP2324978A3 (en) * | 2009-11-19 | 2012-03-14 | Meinan Machinery Works, Inc. | Method of cutting a wood block and veneer lathe |
| AU2010241495B2 (en) * | 2009-11-19 | 2012-05-17 | Meinan Machinery Works, Inc. | Method of cutting a wood block and veneer lathe |
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| US9079329B2 (en) | 2009-11-19 | 2015-07-14 | Meinan Machinery Works, Inc. | Method of cutting a wood block and veneer lathe |
| US9764494B2 (en) | 2009-11-19 | 2017-09-19 | Meinan Machinery Works, Inc. | Method of cutting a wood block and veneer lathe |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
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