JPH11268057A - 車両用内装表皮の成形方法 - Google Patents
車両用内装表皮の成形方法Info
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- JPH11268057A JPH11268057A JP10073983A JP7398398A JPH11268057A JP H11268057 A JPH11268057 A JP H11268057A JP 10073983 A JP10073983 A JP 10073983A JP 7398398 A JP7398398 A JP 7398398A JP H11268057 A JPH11268057 A JP H11268057A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 製品精度を向上でき、且つ型構造及び成形工
程を簡単にする。 【解決手段】 表皮成形用電鋳型46の外面46Aに磁
石48を、表皮成形用電鋳型46の内面46Bに開裂用
表皮40を、それぞれティアラインとなる部位に沿って
取付ける。開裂用表皮40の型内側部には、磁性体50
が脱離可能に取付けられており、磁性体50と磁石48
との間の磁力により、開裂用表皮40をティアラインに
沿った位置に保持する。開裂用表皮40は、耐熱性樹脂
層42と軟質樹脂層44の2層構造となっており、耐熱
性樹脂層42が表皮成形用電鋳型46に当接するように
取り付ける。次に、本体表皮20をパウダースラッシュ
成形し、離型時に開裂用表皮40から磁性体50を分離
する。
程を簡単にする。 【解決手段】 表皮成形用電鋳型46の外面46Aに磁
石48を、表皮成形用電鋳型46の内面46Bに開裂用
表皮40を、それぞれティアラインとなる部位に沿って
取付ける。開裂用表皮40の型内側部には、磁性体50
が脱離可能に取付けられており、磁性体50と磁石48
との間の磁力により、開裂用表皮40をティアラインに
沿った位置に保持する。開裂用表皮40は、耐熱性樹脂
層42と軟質樹脂層44の2層構造となっており、耐熱
性樹脂層42が表皮成形用電鋳型46に当接するように
取り付ける。次に、本体表皮20をパウダースラッシュ
成形し、離型時に開裂用表皮40から磁性体50を分離
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用内装表皮の成
形方法に係り、特に、パウダースラッシュ成形による車
両用内装表皮の成形方法に関する。
形方法に係り、特に、パウダースラッシュ成形による車
両用内装表皮の成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の内装表皮、例えばインス
トルメントパネル表皮の成形方法においては、粉状の樹
脂を使用したパウダースラッシュ成形方法が知られてい
る。
トルメントパネル表皮の成形方法においては、粉状の樹
脂を使用したパウダースラッシュ成形方法が知られてい
る。
【0003】また、特開平6−218811号公報にお
いては、図9に示される如く、パウダースラッシュ成形
等によって形成したシート状表皮90に、その裏面90
A側から押圧部材92を介して超音波を付与して融解さ
せることで、エアバッグ袋体展開時に開裂する溝94を
加工する方法が示されている。
いては、図9に示される如く、パウダースラッシュ成形
等によって形成したシート状表皮90に、その裏面90
A側から押圧部材92を介して超音波を付与して融解さ
せることで、エアバッグ袋体展開時に開裂する溝94を
加工する方法が示されている。
【0004】また、特開平6−199201号において
は、図10に示される如く、粉状の樹脂が入ったパウダ
ーボックス100が2つの交差レッグ102、104と
中央部106とを含む引き裂き用継ぎ目模様108を持
ち、交差レッグ102、104と中央部106に取付け
た破断用H形ガスケット110を型112内に密接して
セットし、パウダースラッシュ成形後にガスケット11
0を取り外し、その開口部に低強度の熱可塑性樹脂をス
プレー被覆する表皮の成形方法が開示されている。
は、図10に示される如く、粉状の樹脂が入ったパウダ
ーボックス100が2つの交差レッグ102、104と
中央部106とを含む引き裂き用継ぎ目模様108を持
ち、交差レッグ102、104と中央部106に取付け
た破断用H形ガスケット110を型112内に密接して
セットし、パウダースラッシュ成形後にガスケット11
0を取り外し、その開口部に低強度の熱可塑性樹脂をス
プレー被覆する表皮の成形方法が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
成形方法では、エアバッグ袋体展開用の溝94の加工を
シート状表皮90の裏面90A側から行うため、パウダ
ースラッシュ成形によりシート状表皮90を成形した場
合には、シート状表皮90の厚さ精度が低いので、溝9
4を形成した部位におけるシート状表皮90の板厚精度
が低くなり、開裂部となるティアラインに沿った部位の
強度保証が困難である。
成形方法では、エアバッグ袋体展開用の溝94の加工を
シート状表皮90の裏面90A側から行うため、パウダ
ースラッシュ成形によりシート状表皮90を成形した場
合には、シート状表皮90の厚さ精度が低いので、溝9
4を形成した部位におけるシート状表皮90の板厚精度
が低くなり、開裂部となるティアラインに沿った部位の
強度保証が困難である。
【0006】また、後者の方法では、パウダーボックス
100の形状が複雑になると共に、成形工程も煩雑であ
る。
100の形状が複雑になると共に、成形工程も煩雑であ
る。
【0007】本発明は上記事実を考慮し、製品精度を向
上でき、且つ型構造及び成形工程が簡単な車両用内装表
皮の成形方法を得ることが目的である。
上でき、且つ型構造及び成形工程が簡単な車両用内装表
皮の成形方法を得ることが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
車両用内装表皮の成形方法は、外面に車両用内装表皮の
ティアラインに沿って磁石が配設されたスラッシュ成形
金型の内面に、磁性体に取付けた所定の破断強度及び伸
びを有する開裂用表皮を、前記磁石との間の磁力を利用
して固定する開裂用表皮固定工程と、該開裂用表皮固定
工程後、スラッシュ成形により前記開裂用表皮と本体表
皮とを同時成形する本体表皮成形工程と、該本体表皮成
形工程後、前記開裂用表皮から前記磁性体を分離する磁
性体分離工程と、を有することを特徴とする。
車両用内装表皮の成形方法は、外面に車両用内装表皮の
ティアラインに沿って磁石が配設されたスラッシュ成形
金型の内面に、磁性体に取付けた所定の破断強度及び伸
びを有する開裂用表皮を、前記磁石との間の磁力を利用
して固定する開裂用表皮固定工程と、該開裂用表皮固定
工程後、スラッシュ成形により前記開裂用表皮と本体表
皮とを同時成形する本体表皮成形工程と、該本体表皮成
形工程後、前記開裂用表皮から前記磁性体を分離する磁
性体分離工程と、を有することを特徴とする。
【0009】従って、開裂用表皮を磁力を利用してスラ
ッシュ成形金型内面に固定するので、型構造が簡単であ
る。また、開裂用表皮のスラッシュ成形金型内面への保
持が容易であるため、成形工程が簡単である。また、開
裂用表皮を予め単品で射出成形等によって形成できるの
で、開裂用表皮の板厚精度が高く、開裂用表皮の破断強
度を所定の強度に精度良く設定できる。さらに、スラッ
シュ成形金型の外面への磁石の配設位置を変更する僅か
な変更で、ティアラインの変更に容易に対応できる。
ッシュ成形金型内面に固定するので、型構造が簡単であ
る。また、開裂用表皮のスラッシュ成形金型内面への保
持が容易であるため、成形工程が簡単である。また、開
裂用表皮を予め単品で射出成形等によって形成できるの
で、開裂用表皮の板厚精度が高く、開裂用表皮の破断強
度を所定の強度に精度良く設定できる。さらに、スラッ
シュ成形金型の外面への磁石の配設位置を変更する僅か
な変更で、ティアラインの変更に容易に対応できる。
【0010】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
車両用内装表皮の成形方法において、前記開裂用表皮は
耐熱性樹脂層と軟質樹脂層とから成り、前記開裂用表皮
固定工程において、前記耐熱性樹脂層をスラッシュ成形
金型に当接する側に向けて前記開裂用表皮をスラッシュ
成形金型の内面に固定することを特徴とする。
車両用内装表皮の成形方法において、前記開裂用表皮は
耐熱性樹脂層と軟質樹脂層とから成り、前記開裂用表皮
固定工程において、前記耐熱性樹脂層をスラッシュ成形
金型に当接する側に向けて前記開裂用表皮をスラッシュ
成形金型の内面に固定することを特徴とする。
【0011】従って、請求項1記載の内容に加えて、ス
ラッシュ成形金型の内面に接する開裂用表皮の表皮層が
耐熱性樹脂層となるので、スラッシュ成形時における軟
質樹脂層の溶損を抑制でき、開裂用表皮の破断強度を所
定範囲内に保証することができる。
ラッシュ成形金型の内面に接する開裂用表皮の表皮層が
耐熱性樹脂層となるので、スラッシュ成形時における軟
質樹脂層の溶損を抑制でき、開裂用表皮の破断強度を所
定範囲内に保証することができる。
【0012】請求項3記載の本発明の車両用内装表皮の
成形方法は、外面に車両用内装表皮の2トーン見切り線
に沿って磁石が配設されたスラッシュ成形金型の内面
に、磁性体に取付けた2色の押出し成形された見切り用
表皮を、前記磁石との間の磁力を利用して固定する見切
り用表皮固定工程と、該見切り用表皮固定工程後、スラ
ッシュ成形により異なる色のパウダーを用いた2トーン
の本体表皮と前記見切り用表皮とを同時成形する本体表
皮成形工程と、を有することを特徴とする。
成形方法は、外面に車両用内装表皮の2トーン見切り線
に沿って磁石が配設されたスラッシュ成形金型の内面
に、磁性体に取付けた2色の押出し成形された見切り用
表皮を、前記磁石との間の磁力を利用して固定する見切
り用表皮固定工程と、該見切り用表皮固定工程後、スラ
ッシュ成形により異なる色のパウダーを用いた2トーン
の本体表皮と前記見切り用表皮とを同時成形する本体表
皮成形工程と、を有することを特徴とする。
【0013】従って、予め2色の押出し成形された見切
り用表皮を磁力を利用してスラッシュ成形金型の内面に
固定し、見切り用表皮と、異なる色のパウダーを用いた
2トーンの本体表皮とを同時にスラッシュ成形するの
で、型構造が簡単である。また、見切り用表皮のスラッ
シュ成形金型内面への保持が容易であるため、成形工程
が簡単である。また、見切り用表皮を予め押出し成形で
きるので、2トーン見切り線の精度が良く、蛇行するこ
とが無いので、車両用内装表皮の外観品質を向上するこ
とができる。
り用表皮を磁力を利用してスラッシュ成形金型の内面に
固定し、見切り用表皮と、異なる色のパウダーを用いた
2トーンの本体表皮とを同時にスラッシュ成形するの
で、型構造が簡単である。また、見切り用表皮のスラッ
シュ成形金型内面への保持が容易であるため、成形工程
が簡単である。また、見切り用表皮を予め押出し成形で
きるので、2トーン見切り線の精度が良く、蛇行するこ
とが無いので、車両用内装表皮の外観品質を向上するこ
とができる。
【0014】請求項4記載の本発明の車両用内装表皮の
成形方法は、外面に車両用内装表皮の加飾部位に沿って
磁石が配設されたスラッシュ成形金型の内面に、磁性体
からなる装飾プレートを、前記磁石との間の磁力により
固定する装飾プレート固定工程と、該装飾プレート固定
工程後、スラッシュ成形により表皮を成形する表皮成形
工程と、を有することを特徴とする。
成形方法は、外面に車両用内装表皮の加飾部位に沿って
磁石が配設されたスラッシュ成形金型の内面に、磁性体
からなる装飾プレートを、前記磁石との間の磁力により
固定する装飾プレート固定工程と、該装飾プレート固定
工程後、スラッシュ成形により表皮を成形する表皮成形
工程と、を有することを特徴とする。
【0015】従って、文字等の装飾プレートを磁力を利
用してスラッシュ成形金型の内面に固定し、スラッシュ
成形により表皮を成形するので、型構造が簡単である。
また、装飾プレートのスラッシュ成形金型内面への保持
が容易であるため、成形工程が簡単で、且つ装飾プレー
トを所定の部位に精度良く配設できる。また、スラッシ
ュ成形金型に対して装飾プレートの着脱が可能であるた
め、文字等の修飾が有る表皮と無い表皮とを一つのスラ
ッシュ成形金型で成形でき、型費が安い。
用してスラッシュ成形金型の内面に固定し、スラッシュ
成形により表皮を成形するので、型構造が簡単である。
また、装飾プレートのスラッシュ成形金型内面への保持
が容易であるため、成形工程が簡単で、且つ装飾プレー
トを所定の部位に精度良く配設できる。また、スラッシ
ュ成形金型に対して装飾プレートの着脱が可能であるた
め、文字等の修飾が有る表皮と無い表皮とを一つのスラ
ッシュ成形金型で成形でき、型費が安い。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の車両用内装表皮の成形方
法の第1実施形態を図1〜図4に従って詳細に説明す
る。
法の第1実施形態を図1〜図4に従って詳細に説明す
る。
【0017】なお、図2〜図4中の矢印FRは車両前方
方向を、矢印UPは車両上方方向を示す。
方向を、矢印UPは車両上方方向を示す。
【0018】図4に示される如く、本実施形態の車両用
内装表皮はインストルメントパネル10の表皮であり、
このインストルメントパネル10には、助手席側(図4
の紙面左側)の内方には、エアバッグ装置12(図3に
一部を図示)が配設されている。
内装表皮はインストルメントパネル10の表皮であり、
このインストルメントパネル10には、助手席側(図4
の紙面左側)の内方には、エアバッグ装置12(図3に
一部を図示)が配設されている。
【0019】図3に示すように、エアバッグ装置12の
エアバッグケース14は、図示を省略したインストルメ
ントパネルリインフォースメントに固定されており、エ
アバッグケース14内には、インフレータ16及び折り
畳んだ状態のエアバッグ袋体18が収納されている。
エアバッグケース14は、図示を省略したインストルメ
ントパネルリインフォースメントに固定されており、エ
アバッグケース14内には、インフレータ16及び折り
畳んだ状態のエアバッグ袋体18が収納されている。
【0020】インストルメントパネル10は、PVC
(塩化ビニル樹脂)表皮20、PUR(ポリウレタン)
発泡層22及び樹脂製の基材24を積層した構造となっ
ている。樹脂製の基材24は射出成形によって成形され
ている。この基材24のエアバッグケース14と略対向
する部位は車両前後方向中央部で前後両開き構造とされ
たエアバッグドア部28、29となっており、基材24
のエアバッグドア部28、29以外は一般部30となっ
ている。また、エアバッグドア部28、29の間にはテ
ィアライン26が形成されており、エアバッグドア部2
8の車両前側端部28Aと、エアバッグドア部29の車
両後側端部29Aが、それぞれ一般部30に、ボルト3
1及びナット33等の固定部材により固定されている。
なお、このボルト31及びナット33で固定された部位
がヒンジ部になっている。
(塩化ビニル樹脂)表皮20、PUR(ポリウレタン)
発泡層22及び樹脂製の基材24を積層した構造となっ
ている。樹脂製の基材24は射出成形によって成形され
ている。この基材24のエアバッグケース14と略対向
する部位は車両前後方向中央部で前後両開き構造とされ
たエアバッグドア部28、29となっており、基材24
のエアバッグドア部28、29以外は一般部30となっ
ている。また、エアバッグドア部28、29の間にはテ
ィアライン26が形成されており、エアバッグドア部2
8の車両前側端部28Aと、エアバッグドア部29の車
両後側端部29Aが、それぞれ一般部30に、ボルト3
1及びナット33等の固定部材により固定されている。
なお、このボルト31及びナット33で固定された部位
がヒンジ部になっている。
【0021】また、表皮20のティアライン26と対向
する部位には、開裂用表皮40が配設されており、エア
バッグ袋体展開時、表皮20は、開裂用表皮40におい
て開裂し、図3に二点鎖線で示される如く、基材24及
び発泡層22とともに展開するようになっている。
する部位には、開裂用表皮40が配設されており、エア
バッグ袋体展開時、表皮20は、開裂用表皮40におい
て開裂し、図3に二点鎖線で示される如く、基材24及
び発泡層22とともに展開するようになっている。
【0022】図2に示される如く、この開裂用表皮40
は、意匠面側を構成する耐熱性樹脂層42と、内側(裏
面側)を構成する軟質樹脂層44とから成り、耐熱性樹
脂層42は、本体表皮20と同じ樹脂で構成され、軟質
樹脂層44は、例えば、発泡PVCで構成されている。
また、耐熱性樹脂層42の板厚は軟質樹脂層44の板厚
より薄くなっている。
は、意匠面側を構成する耐熱性樹脂層42と、内側(裏
面側)を構成する軟質樹脂層44とから成り、耐熱性樹
脂層42は、本体表皮20と同じ樹脂で構成され、軟質
樹脂層44は、例えば、発泡PVCで構成されている。
また、耐熱性樹脂層42の板厚は軟質樹脂層44の板厚
より薄くなっている。
【0023】なお、エアバッグ装置12は、図示しない
機械的又は電気的な加速度センサ等によって車両の急減
速を検出すると、エアバッグケース14内のインフレー
タ16が作動して、エアバッグケース14内に折り畳ま
れて収容されているエアバッグ袋体18を基材24のエ
アバッグドア部28、29へ向けて膨張させる。エアバ
ッグ袋体18は、基材24のエアバッグドア部28、2
9を押圧してインストルメントパネル10を開裂させ車
室内に展開するようになっている。なお、エアバッグ装
置12としては、従来公知の一般的構成を適用できるた
め、本実施の形態ではエアバッグ装置12の詳細な説明
は省略する。
機械的又は電気的な加速度センサ等によって車両の急減
速を検出すると、エアバッグケース14内のインフレー
タ16が作動して、エアバッグケース14内に折り畳ま
れて収容されているエアバッグ袋体18を基材24のエ
アバッグドア部28、29へ向けて膨張させる。エアバ
ッグ袋体18は、基材24のエアバッグドア部28、2
9を押圧してインストルメントパネル10を開裂させ車
室内に展開するようになっている。なお、エアバッグ装
置12としては、従来公知の一般的構成を適用できるた
め、本実施の形態ではエアバッグ装置12の詳細な説明
は省略する。
【0024】次に、本発明の第1実施形態のインストル
メントパネル表皮の成形方法を詳細に説明する。
メントパネル表皮の成形方法を詳細に説明する。
【0025】図1(A)に示される如く、本実施形態の
成形方法では、使用するスラッシュ成形金型としての表
皮成形用電鋳型46の外面46Aに、溶接等によって磁
石48が予め固定されている。なお、磁石48は、この
表皮成形用電鋳型46で成形する表皮のティアラインと
なる部位に沿って連続して、または所定の間隔を開けて
配設されている。
成形方法では、使用するスラッシュ成形金型としての表
皮成形用電鋳型46の外面46Aに、溶接等によって磁
石48が予め固定されている。なお、磁石48は、この
表皮成形用電鋳型46で成形する表皮のティアラインと
なる部位に沿って連続して、または所定の間隔を開けて
配設されている。
【0026】次に、ニッケル等の金属から成る表皮成形
用電鋳型46の内面46Bに、ティアラインとなる部位
に沿って開裂用表皮40を取付ける。この開裂用表皮4
0の型内側部には、例えば、鉄等の金属から成る磁性体
50が両面テープ等によって脱離可能に取付けられてお
り、磁性体50と磁石48との間の磁力により、開裂用
表皮40をティアラインに沿った位置に精度良く保持す
るようになっている。なお、開裂用表皮40は、耐熱性
樹脂層42と軟質樹脂層44の2層構造となっており、
耐熱性樹脂層42が表皮成形用電鋳型46に当接するよ
うに取り付けられる(開裂用表皮固定工程)。
用電鋳型46の内面46Bに、ティアラインとなる部位
に沿って開裂用表皮40を取付ける。この開裂用表皮4
0の型内側部には、例えば、鉄等の金属から成る磁性体
50が両面テープ等によって脱離可能に取付けられてお
り、磁性体50と磁石48との間の磁力により、開裂用
表皮40をティアラインに沿った位置に精度良く保持す
るようになっている。なお、開裂用表皮40は、耐熱性
樹脂層42と軟質樹脂層44の2層構造となっており、
耐熱性樹脂層42が表皮成形用電鋳型46に当接するよ
うに取り付けられる(開裂用表皮固定工程)。
【0027】次に、表皮成形用電鋳型46にパウダーが
投入されたパウダーボックス(図示を省略)を取付け、
この状態で、パウダースラッシュ成形し、図1(B)に
示される如く、本体表皮20を形成する(本体表皮成形
工程)。
投入されたパウダーボックス(図示を省略)を取付け、
この状態で、パウダースラッシュ成形し、図1(B)に
示される如く、本体表皮20を形成する(本体表皮成形
工程)。
【0028】次に、離型時に開裂用表皮40から磁性体
50を分離し、取り外す(磁性体分離工程)。
50を分離し、取り外す(磁性体分離工程)。
【0029】このように、本実施形態の車両用内装表皮
の成形方法では、開裂用表皮40を磁石48と磁性体5
0との間の磁力を利用してスラッシュ成形金型46の内
面46Bに固定するので、型構造が簡単である。また、
開裂用表皮40のスラッシュ成形金型46の内面46B
への保持が容易であるため、成形工程が簡単で、且つ開
裂用表皮40をティアラインに沿った位置に精度良く配
設できる。
の成形方法では、開裂用表皮40を磁石48と磁性体5
0との間の磁力を利用してスラッシュ成形金型46の内
面46Bに固定するので、型構造が簡単である。また、
開裂用表皮40のスラッシュ成形金型46の内面46B
への保持が容易であるため、成形工程が簡単で、且つ開
裂用表皮40をティアラインに沿った位置に精度良く配
設できる。
【0030】また、本実施形態の車両用内装表皮の成形
方法では、開裂用表皮40を予め単品で、射出成形等に
よって形成できるので、開裂用表皮40の板厚精度が高
く、開裂用表皮40の破断強度を所定の破断強度に精度
良く設定できる。さらに、スラッシュ成形金型46の外
面46Aへの磁石48の配設位置を変更する僅かな変更
で、ティアラインの変更に容易に対応できる。
方法では、開裂用表皮40を予め単品で、射出成形等に
よって形成できるので、開裂用表皮40の板厚精度が高
く、開裂用表皮40の破断強度を所定の破断強度に精度
良く設定できる。さらに、スラッシュ成形金型46の外
面46Aへの磁石48の配設位置を変更する僅かな変更
で、ティアラインの変更に容易に対応できる。
【0031】また、本実施形態の車両用内装表皮の成形
方法では、スラッシュ成形金型46の内面46Bに接す
る、開裂用表皮40の表皮層が耐熱性樹脂層42となる
ので、スラッシュ成形時における軟質樹脂層44の溶損
を抑制でき、開裂用表皮40の破断強度を所定範囲内に
保証することができる。
方法では、スラッシュ成形金型46の内面46Bに接す
る、開裂用表皮40の表皮層が耐熱性樹脂層42となる
ので、スラッシュ成形時における軟質樹脂層44の溶損
を抑制でき、開裂用表皮40の破断強度を所定範囲内に
保証することができる。
【0032】なお、本実施形態では、図4に示される如
く、開裂用表皮40及びティアラインをH形状とした
が、開裂用表皮40及びティアラインの形状は、H形状
に限定されず、コ字状、I字状等の他の形状でも良い。
く、開裂用表皮40及びティアラインをH形状とした
が、開裂用表皮40及びティアラインの形状は、H形状
に限定されず、コ字状、I字状等の他の形状でも良い。
【0033】次に、本発明の車両用内装表皮の成形方法
の第2実施形態を図5〜図7に従って詳細に説明する。
の第2実施形態を図5〜図7に従って詳細に説明する。
【0034】図7に示される如く、本実施形態の車両用
内装表皮としてのインストルメントパネル52の表皮5
4は、2トーン色となっており、水平方向に延びる見切
り線56の上側となる上部表皮58と、見切り線56の
下側となる下部表皮60と、が異なる樹脂としての例え
ば、上部表皮58をダーク系、下部表皮60をライト系
とした異色樹脂材料で構成されている。
内装表皮としてのインストルメントパネル52の表皮5
4は、2トーン色となっており、水平方向に延びる見切
り線56の上側となる上部表皮58と、見切り線56の
下側となる下部表皮60と、が異なる樹脂としての例え
ば、上部表皮58をダーク系、下部表皮60をライト系
とした異色樹脂材料で構成されている。
【0035】次に、本発明の第2実施形態のインストル
メントパネル表皮の成形方法を詳細に説明する。
メントパネル表皮の成形方法を詳細に説明する。
【0036】図5(A)に示される如く、本実施形態の
成形方法では、使用するスラッシュ成形金型としての表
皮成形用電鋳型46の外面46Aに、溶接等によって磁
石48が予め固定されている。なお、磁石48は、この
表皮成形用電鋳型46で成形する表皮の見切り線となる
部位に沿って連続して、または所定の間隔を開けて配設
されている。
成形方法では、使用するスラッシュ成形金型としての表
皮成形用電鋳型46の外面46Aに、溶接等によって磁
石48が予め固定されている。なお、磁石48は、この
表皮成形用電鋳型46で成形する表皮の見切り線となる
部位に沿って連続して、または所定の間隔を開けて配設
されている。
【0037】次に、表皮成形用電鋳型46の内面46B
に、見切り線となる部位に沿って上部表皮58と下部表
皮60とそれぞれ同じ色の樹脂62、64により押出し
成形された見切り用表皮66を取付ける。この見切り用
表皮66の型内側部には、磁性体68が固定されてお
り、磁性体68と磁石48との間の磁力により、見切り
用表皮66を見切り線に沿った位置に精度良く保持する
ようになっている。(見切り用表皮固定工程)。
に、見切り線となる部位に沿って上部表皮58と下部表
皮60とそれぞれ同じ色の樹脂62、64により押出し
成形された見切り用表皮66を取付ける。この見切り用
表皮66の型内側部には、磁性体68が固定されてお
り、磁性体68と磁石48との間の磁力により、見切り
用表皮66を見切り線に沿った位置に精度良く保持する
ようになっている。(見切り用表皮固定工程)。
【0038】次に、図6に示される如く、パウダーボッ
クス72に形成された、仕切板74の先端部74Aを、
磁性体68に押し当て密着させる。また、パウダーボッ
クス72内には、仕切板74で区画された部位に、異な
る色のパウダー76、78がそれぞれ入れられている。
このため、仕切板74、磁性体68、見切り用表皮66
で区画された表皮成形用電鋳型46内のそれぞれの部位
80、82に、異色のパウダーを投入することができ、
この状態で、上部表皮58と下部表皮60とを同時にパ
ウダースラッシュ成形する(本体表皮成形工程)。
クス72に形成された、仕切板74の先端部74Aを、
磁性体68に押し当て密着させる。また、パウダーボッ
クス72内には、仕切板74で区画された部位に、異な
る色のパウダー76、78がそれぞれ入れられている。
このため、仕切板74、磁性体68、見切り用表皮66
で区画された表皮成形用電鋳型46内のそれぞれの部位
80、82に、異色のパウダーを投入することができ、
この状態で、上部表皮58と下部表皮60とを同時にパ
ウダースラッシュ成形する(本体表皮成形工程)。
【0039】次に、図5(B)に示される如く、冷却
後、表皮52を型から取り外す。このように、本実施形
態の成形方法では、予め2色の押出し成形された見切り
用表皮66を磁力を利用してスラッシュ成形金型46の
内面46Bに固定し、見切り用表皮66と、異なる色の
パウダー76、78を用いて2トーンの表皮54をスラ
ッシュ成形するので、見切り線部の型構造が簡単であ
る。また、見切り用表皮66のスラッシュ成形金型46
の内面46Bへの保持が容易であるため、成形工程が簡
単で、且つ見切り用表皮66を精度良く配設できる。ま
た、見切り用表皮66を予め押出し成形できるので、2
トーン見切り線56の精度が良く、蛇行することが無い
ので、表皮54の外観品質を向上することができる。
後、表皮52を型から取り外す。このように、本実施形
態の成形方法では、予め2色の押出し成形された見切り
用表皮66を磁力を利用してスラッシュ成形金型46の
内面46Bに固定し、見切り用表皮66と、異なる色の
パウダー76、78を用いて2トーンの表皮54をスラ
ッシュ成形するので、見切り線部の型構造が簡単であ
る。また、見切り用表皮66のスラッシュ成形金型46
の内面46Bへの保持が容易であるため、成形工程が簡
単で、且つ見切り用表皮66を精度良く配設できる。ま
た、見切り用表皮66を予め押出し成形できるので、2
トーン見切り線56の精度が良く、蛇行することが無い
ので、表皮54の外観品質を向上することができる。
【0040】次に、本発明の車両用内装表皮の成形方法
の第3実施形態を図8に従って詳細に説明する。
の第3実施形態を図8に従って詳細に説明する。
【0041】図8に示される如く、本実施形態では、車
両用内装表皮としてのインストルメントパネルの表皮8
4に文字等の加飾部位86が形成されている。
両用内装表皮としてのインストルメントパネルの表皮8
4に文字等の加飾部位86が形成されている。
【0042】次に、本発明の第3実施形態のインストル
メントパネル表皮の成形方法を詳細に説明する。
メントパネル表皮の成形方法を詳細に説明する。
【0043】図8に示される如く、本実施形態の成形方
法では、使用するスラッシュ成形金型としての表皮成形
用電鋳型46の外面46Aに、溶接等によって磁石48
が予め固定されている。なお、磁石48は、この表皮成
形用電鋳型46で成形する表皮の加飾部位に沿って連続
して、または所定の間隔を開けて配設されている。
法では、使用するスラッシュ成形金型としての表皮成形
用電鋳型46の外面46Aに、溶接等によって磁石48
が予め固定されている。なお、磁石48は、この表皮成
形用電鋳型46で成形する表皮の加飾部位に沿って連続
して、または所定の間隔を開けて配設されている。
【0044】次に、表皮成形用電鋳型46の内面46B
の、加飾部位に沿った位置に、磁性体からなる装飾プレ
ート88を磁石48との間の磁力により取付ける。(装
飾プレート固定工程)。
の、加飾部位に沿った位置に、磁性体からなる装飾プレ
ート88を磁石48との間の磁力により取付ける。(装
飾プレート固定工程)。
【0045】次に、表皮成形用電鋳型46にパウダーが
投入されたパウダーボックス(図示を省略)を取付け、
この状態で、パウダースラッシュ成形し、表皮84を形
成する(表皮成形工程)。
投入されたパウダーボックス(図示を省略)を取付け、
この状態で、パウダースラッシュ成形し、表皮84を形
成する(表皮成形工程)。
【0046】このように、本実施形態の成形方法では、
文字等の装飾プレート88を、磁石48との間の磁力を
利用して表皮成形用電鋳型46の内面46Bに固定し、
スラッシュ成形により表皮84を成形するので、型構造
が簡単である。また、装飾プレート88のスラッシュ成
形金型46の内面46Bへの保持が容易であるため、成
形工程が簡単で、且つ装飾プレート88を所定の位置に
精度良く配設できる。また、表皮成形用電鋳型46に対
して装飾プレート88の着脱が可能であるため、文字等
の修飾が有る表皮と無い表皮の2種の表皮84が一つの
表皮成形用電鋳型46で成形でき、型費が安い。
文字等の装飾プレート88を、磁石48との間の磁力を
利用して表皮成形用電鋳型46の内面46Bに固定し、
スラッシュ成形により表皮84を成形するので、型構造
が簡単である。また、装飾プレート88のスラッシュ成
形金型46の内面46Bへの保持が容易であるため、成
形工程が簡単で、且つ装飾プレート88を所定の位置に
精度良く配設できる。また、表皮成形用電鋳型46に対
して装飾プレート88の着脱が可能であるため、文字等
の修飾が有る表皮と無い表皮の2種の表皮84が一つの
表皮成形用電鋳型46で成形でき、型費が安い。
【0047】以上に於いては、本発明を特定の実施形態
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。例えば、前記各実施形態では、スラッシュ成形金
型としての表皮成形用電鋳型46の外面46Aに、溶接
等によって磁石48を予め固定した構成について述べた
が、磁石48は表皮成形用電鋳型46の外面46Aに着
脱可能に取付けても良い。また、前記各実施形態では、
車両用内装表皮としてインストルメントパネル表皮に本
発明を適用したが、本発明はドアトリム表皮等の他の内
装表皮にも適用可能である。
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。例えば、前記各実施形態では、スラッシュ成形金
型としての表皮成形用電鋳型46の外面46Aに、溶接
等によって磁石48を予め固定した構成について述べた
が、磁石48は表皮成形用電鋳型46の外面46Aに着
脱可能に取付けても良い。また、前記各実施形態では、
車両用内装表皮としてインストルメントパネル表皮に本
発明を適用したが、本発明はドアトリム表皮等の他の内
装表皮にも適用可能である。
【0048】
【発明の効果】請求項1記載の本発明の車両用内装表皮
の成形方法は、外面に車両用内装表皮のティアラインに
沿って磁石が配設されたスラッシュ成形金型の内面に、
磁性体に取付けた所定の破断強度及び伸びを有する開裂
用表皮を、磁石との間の磁力を利用して固定する開裂用
表皮固定工程と、開裂用表皮固定工程後、スラッシュ成
形により開裂用表皮と本体表皮とを同時成形する本体表
皮成形工程と、本体表皮成形工程後、開裂用表皮から磁
性体を分離する磁性体分離工程と、を有するため、ティ
アラインの板厚精度を向上でき、且つ型構造及び成形工
程が簡単であるという優れた効果を有する。また、ティ
アラインの変更に容易に対応できるという優れた効果を
有する。
の成形方法は、外面に車両用内装表皮のティアラインに
沿って磁石が配設されたスラッシュ成形金型の内面に、
磁性体に取付けた所定の破断強度及び伸びを有する開裂
用表皮を、磁石との間の磁力を利用して固定する開裂用
表皮固定工程と、開裂用表皮固定工程後、スラッシュ成
形により開裂用表皮と本体表皮とを同時成形する本体表
皮成形工程と、本体表皮成形工程後、開裂用表皮から磁
性体を分離する磁性体分離工程と、を有するため、ティ
アラインの板厚精度を向上でき、且つ型構造及び成形工
程が簡単であるという優れた効果を有する。また、ティ
アラインの変更に容易に対応できるという優れた効果を
有する。
【0049】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
車両用内装表皮の成形方法において、開裂用表皮は耐熱
性樹脂層と軟質樹脂層とから成り、開裂用表皮固定工程
において、耐熱性樹脂層をスラッシュ成形金型に当接す
る側に向けて開裂用表皮をスラッシュ成形金型の内面に
固定するため、請求項1記載の効果に加えて、開裂用表
皮の破断強度を所定範囲内に保証することができるとい
う優れた効果を有する。
車両用内装表皮の成形方法において、開裂用表皮は耐熱
性樹脂層と軟質樹脂層とから成り、開裂用表皮固定工程
において、耐熱性樹脂層をスラッシュ成形金型に当接す
る側に向けて開裂用表皮をスラッシュ成形金型の内面に
固定するため、請求項1記載の効果に加えて、開裂用表
皮の破断強度を所定範囲内に保証することができるとい
う優れた効果を有する。
【0050】請求項3記載の本発明の車両用内装表皮の
成形方法は、外面に車両用内装表皮の2トーン見切り線
に沿って磁石が配設されたスラッシュ成形金型の内面
に、磁性体に取付けた2色の押出し成形された見切り用
表皮を、磁石との間の磁力を利用して固定する見切り用
表皮固定工程と、見切り用表皮固定工程後、スラッシュ
成形により異なる色のパウダーを用いた2トーンの本体
表皮と見切り用表皮とを同時成形する本体表皮成形工程
と、を有するため、2トーン見切り線の精度を向上で
き、且つ型構造及び成形工程が簡単であるという優れた
効果を有する。
成形方法は、外面に車両用内装表皮の2トーン見切り線
に沿って磁石が配設されたスラッシュ成形金型の内面
に、磁性体に取付けた2色の押出し成形された見切り用
表皮を、磁石との間の磁力を利用して固定する見切り用
表皮固定工程と、見切り用表皮固定工程後、スラッシュ
成形により異なる色のパウダーを用いた2トーンの本体
表皮と見切り用表皮とを同時成形する本体表皮成形工程
と、を有するため、2トーン見切り線の精度を向上で
き、且つ型構造及び成形工程が簡単であるという優れた
効果を有する。
【0051】請求項4記載の本発明の車両用内装表皮の
成形方法は、外面に車両用内装表皮の加飾部位に沿って
磁石が配設されたスラッシュ成形金型の内面に、磁性体
からなる装飾プレートを、磁石との間の磁力により固定
する装飾プレート固定工程と、装飾プレート固定工程
後、スラッシュ成形により表皮を成形する表皮成形工程
と、を有するため、加飾部位の位置精度を向上でき、且
つ型構造及び成形工程が簡単であるという優れた効果を
有する。また、文字等の修飾が有る表皮と無い表皮を一
つのスラッシュ成形金型で成形でき、型費が安いという
優れた効果を有する。
成形方法は、外面に車両用内装表皮の加飾部位に沿って
磁石が配設されたスラッシュ成形金型の内面に、磁性体
からなる装飾プレートを、磁石との間の磁力により固定
する装飾プレート固定工程と、装飾プレート固定工程
後、スラッシュ成形により表皮を成形する表皮成形工程
と、を有するため、加飾部位の位置精度を向上でき、且
つ型構造及び成形工程が簡単であるという優れた効果を
有する。また、文字等の修飾が有る表皮と無い表皮を一
つのスラッシュ成形金型で成形でき、型費が安いという
優れた効果を有する。
【図1】(A)は本発明の第1実施形態に係る車両用内
装表皮の成形方法の開裂用表皮固定工程を示す側断面図
であり、(B)は本発明の第1実施形態に係る車両用内
装表皮の成形方法の本体表皮成形工程を示す側断面図で
ある。
装表皮の成形方法の開裂用表皮固定工程を示す側断面図
であり、(B)は本発明の第1実施形態に係る車両用内
装表皮の成形方法の本体表皮成形工程を示す側断面図で
ある。
【図2】本発明の第1実施形態に係る車両用内装表皮の
成形方法で成形された表皮の一部を示す側断面図であ
る。
成形方法で成形された表皮の一部を示す側断面図であ
る。
【図3】図4の3−3線に沿った拡大断面図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係る車両用内装表皮の
成形方法により成形された表皮を用いたインストルメン
トパネルを示す車両斜め後方から見た斜視図である。
成形方法により成形された表皮を用いたインストルメン
トパネルを示す車両斜め後方から見た斜視図である。
【図5】(A)は本発明の第2実施形態に係る車両用内
装表皮の成形方法を示す側断面図であり、(B)は本発
明の第2実施形態に係る車両用内装表皮の成形方法で成
形された表皮の一部を示す側断面図である。
装表皮の成形方法を示す側断面図であり、(B)は本発
明の第2実施形態に係る車両用内装表皮の成形方法で成
形された表皮の一部を示す側断面図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係る車両用内装表皮の
成形方法の本体表皮成形工程を装置全体で示す概略側断
面図である。
成形方法の本体表皮成形工程を装置全体で示す概略側断
面図である。
【図7】本発明の第2実施形態に係る車両用内装表皮の
成形方法により成形された表皮を用いたインストルメン
トパネルを示す車両斜め後方から見た斜視図である。
成形方法により成形された表皮を用いたインストルメン
トパネルを示す車両斜め後方から見た斜視図である。
【図8】本発明の第3実施形態に係る車両用内装表皮の
成形方法を示す概略斜視図である。
成形方法を示す概略斜視図である。
【図9】従来の実施形態に係る車両用内装表皮の成形方
法を示す側断面図である。
法を示す側断面図である。
【図10】従来の他の実施形態に係る車両用内装表皮の
成形方法を示す概略側断面図である。
成形方法を示す概略側断面図である。
20 インストルメントパネルの表皮(車両用内装表
皮) 26 ティアライン 40 開裂用表皮 42 耐熱性樹脂層 44 軟質樹脂層 46 表皮成形用電鋳型(スラッシュ成形金型) 48 磁石 50 磁性体 54 インストルメントパネルの表皮(車両用内装表
皮) 56 見切り線 66 見切り用表皮 68 磁性体 84 インストルメントパネルの表皮(車両用内装表
皮) 86 加飾部位 88 磁性体からなる装飾プレート
皮) 26 ティアライン 40 開裂用表皮 42 耐熱性樹脂層 44 軟質樹脂層 46 表皮成形用電鋳型(スラッシュ成形金型) 48 磁石 50 磁性体 54 インストルメントパネルの表皮(車両用内装表
皮) 56 見切り線 66 見切り用表皮 68 磁性体 84 インストルメントパネルの表皮(車両用内装表
皮) 86 加飾部位 88 磁性体からなる装飾プレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B60R 21/20 B60R 21/20 // B29K 101:00 B29L 7:00 31:58
Claims (4)
- 【請求項1】 外面に車両用内装表皮のティアラインに
沿って磁石が配設されたスラッシュ成形金型の内面に、
磁性体に取付けた所定の破断強度及び伸びを有する開裂
用表皮を、前記磁石との間の磁力を利用して固定する開
裂用表皮固定工程と、 該開裂用表皮固定工程後、スラッシュ成形により前記開
裂用表皮と本体表皮とを同時成形する本体表皮成形工程
と、 該本体表皮成形工程後、前記開裂用表皮から前記磁性体
を分離する磁性体分離工程と、 を有することを特徴とする車両用内装表皮の成形方法。 - 【請求項2】 前記開裂用表皮は耐熱性樹脂層と軟質樹
脂層とから成り、前記開裂用表皮固定工程において、前
記耐熱性樹脂層をスラッシュ成形金型に当接する側に向
けて前記開裂用表皮をスラッシュ成形金型の内面に固定
することを特徴とする請求項1記載の車両用内装表皮の
成形方法。 - 【請求項3】 外面に車両用内装表皮の2トーン見切り
線に沿って磁石が配設されたスラッシュ成形金型の内面
に、磁性体に取付けた2色の押出し成形された見切り用
表皮を、前記磁石との間の磁力を利用して固定する見切
り用表皮固定工程と、 該見切り用表皮固定工程後、スラッシュ成形により異な
る色のパウダーを用いた2トーンの本体表皮と前記見切
り用表皮とを同時成形する本体表皮成形工程と、 を有することを特徴とする車両用内装表皮の成形方法。 - 【請求項4】 外面に車両用内装表皮の加飾部位に沿っ
て磁石が配設されたスラッシュ成形金型の内面に、磁性
体からなる装飾プレートを、前記磁石との間の磁力によ
り固定する装飾プレート固定工程と、 該装飾プレート固定工程後、スラッシュ成形により表皮
を成形する表皮成形工程と、 を有することを特徴とする車両用内装表皮の成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10073983A JPH11268057A (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | 車両用内装表皮の成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10073983A JPH11268057A (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | 車両用内装表皮の成形方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11268057A true JPH11268057A (ja) | 1999-10-05 |
Family
ID=13533861
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10073983A Pending JPH11268057A (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | 車両用内装表皮の成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11268057A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10311654A1 (de) * | 2003-03-14 | 2004-09-23 | Peguform Gmbh & Co. Kg | Mehrfarbiges Kunststoffformteil |
| FR2863229A1 (fr) * | 2003-12-09 | 2005-06-10 | Faurecia Interieur Ind | Element de garniture d'habitacle de vehicule automobile, adapte pour assurer la fixation magnetique d'un objet, et panneau de porte ou planche de bord ayant un tel element |
-
1998
- 1998-03-23 JP JP10073983A patent/JPH11268057A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10311654A1 (de) * | 2003-03-14 | 2004-09-23 | Peguform Gmbh & Co. Kg | Mehrfarbiges Kunststoffformteil |
| WO2004080685A3 (de) * | 2003-03-14 | 2004-11-25 | Peguform Gmbh & Co Kg | Mehrfarbiges kunststoffformteil |
| FR2863229A1 (fr) * | 2003-12-09 | 2005-06-10 | Faurecia Interieur Ind | Element de garniture d'habitacle de vehicule automobile, adapte pour assurer la fixation magnetique d'un objet, et panneau de porte ou planche de bord ayant un tel element |
| WO2005056340A1 (fr) * | 2003-12-09 | 2005-06-23 | Faurecia Interieur Industrie | Element de garniture d'habitacle de vehicule automobile, adapte pour assurer la fixation magnetique d'un objet, et panneau de porte ou planche de bord ayant un tel element |
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