JPH11268304A - インクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェット記録装置Info
- Publication number
- JPH11268304A JPH11268304A JP10071608A JP7160898A JPH11268304A JP H11268304 A JPH11268304 A JP H11268304A JP 10071608 A JP10071608 A JP 10071608A JP 7160898 A JP7160898 A JP 7160898A JP H11268304 A JPH11268304 A JP H11268304A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- head
- purging
- recording
- electrode
- Prior art date
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- Pending
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- Ink Jet (AREA)
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 静電気力を利用してインク滴を吐出させるイ
ンクジェット記録装置において記録ヘッドの目詰まりを
迅速に除去することができる構成を提供する。 【解決手段】 本発明のインクジェト記録装置は、記録
ヘッド10、記録ヘッド10に対向し記録紙26を保持
する円筒状の対向電極25に加えて、パージングヘッド
40を備えている。パージングヘッド40は、対向電極
25に隣接して配置される。記録ヘッド10は、支持軸
16に沿って移動することができる。記録ヘッド10の
パージング動作の際、記録ヘッド10をパージングヘッ
ド40に対向する位置まで移動し、記録ヘッド10とパ
ージングヘッド40の間に、印刷時よりも強い電界を発
生させる。これによって、記録ヘッド10からインク滴
12を吐出させて、記録ヘッド10の目詰まりを取り除
く。
ンクジェット記録装置において記録ヘッドの目詰まりを
迅速に除去することができる構成を提供する。 【解決手段】 本発明のインクジェト記録装置は、記録
ヘッド10、記録ヘッド10に対向し記録紙26を保持
する円筒状の対向電極25に加えて、パージングヘッド
40を備えている。パージングヘッド40は、対向電極
25に隣接して配置される。記録ヘッド10は、支持軸
16に沿って移動することができる。記録ヘッド10の
パージング動作の際、記録ヘッド10をパージングヘッ
ド40に対向する位置まで移動し、記録ヘッド10とパ
ージングヘッド40の間に、印刷時よりも強い電界を発
生させる。これによって、記録ヘッド10からインク滴
12を吐出させて、記録ヘッド10の目詰まりを取り除
く。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット記
録装置に係り、特に、溶媒中に色材成分を分散させたイ
ンクを用い、色材成分を含むインク滴を記録媒体上に飛
翔させて記録を行うインクジェット記録装置に関する。
録装置に係り、特に、溶媒中に色材成分を分散させたイ
ンクを用い、色材成分を含むインク滴を記録媒体上に飛
翔させて記録を行うインクジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液状のインクを小さな液滴(以下、「イ
ンク滴」と呼ぶ)にして記録紙などの記録媒体の上に吹
きつけて、記録ドットを形成することにより画像を記録
する装置は、インクジェットプリンタとして実用化され
ている。インクジェットプリンタは、他の記録方法に基
づくプリンタと比べて騒音が少なく、現像や定着などの
処理が不要であるという利点を有し、普通紙記録技術と
して広く使用される様になりつつある。
ンク滴」と呼ぶ)にして記録紙などの記録媒体の上に吹
きつけて、記録ドットを形成することにより画像を記録
する装置は、インクジェットプリンタとして実用化され
ている。インクジェットプリンタは、他の記録方法に基
づくプリンタと比べて騒音が少なく、現像や定着などの
処理が不要であるという利点を有し、普通紙記録技術と
して広く使用される様になりつつある。
【0003】インクジェットプリンタの方式は、現在ま
でに数多く提案されている。特に、(a)発熱体を用い
て加熱により発生する蒸気の圧力によってインク滴を飛
翔させる方式(例えば、特公昭56−9429号公報、
特公昭61−59911号公報など)、あるいは、
(b)圧電素子を用いて機械的な圧力パルスによってイ
ンク滴を飛翔させる方式(例えば、特公昭53−121
38号公報など)が代表的なものである。
でに数多く提案されている。特に、(a)発熱体を用い
て加熱により発生する蒸気の圧力によってインク滴を飛
翔させる方式(例えば、特公昭56−9429号公報、
特公昭61−59911号公報など)、あるいは、
(b)圧電素子を用いて機械的な圧力パルスによってイ
ンク滴を飛翔させる方式(例えば、特公昭53−121
38号公報など)が代表的なものである。
【0004】インクジェットプリンタに使用される記録
ヘッドとして、キャリッジに搭載され、記録紙の搬送方
向(以下、「副走査方向」と呼ぶ)に対して直交する方
向(以下、「主走査方向」と呼ぶ)に移動しながら記録
を行う、シリアル走査型ヘッドが実用化されている。こ
のシリアル走査型ヘッドでは、記録速度の高速化は困難
である。そこで、記録ヘッドの長さを記録紙の幅と同一
にした長尺ヘッドを用いて高速化したライン走査型プリ
ンタも提案されているが、この様なライン走査型ヘッド
を実用化することは、次の理由により容易なことではな
い。
ヘッドとして、キャリッジに搭載され、記録紙の搬送方
向(以下、「副走査方向」と呼ぶ)に対して直交する方
向(以下、「主走査方向」と呼ぶ)に移動しながら記録
を行う、シリアル走査型ヘッドが実用化されている。こ
のシリアル走査型ヘッドでは、記録速度の高速化は困難
である。そこで、記録ヘッドの長さを記録紙の幅と同一
にした長尺ヘッドを用いて高速化したライン走査型プリ
ンタも提案されているが、この様なライン走査型ヘッド
を実用化することは、次の理由により容易なことではな
い。
【0005】記録ヘッドには、解像度に対応して個別の
細かいノズルが多数設けられているが、本質的に、溶媒
の蒸発によって局部的なインクの濃縮が生じ易く、これ
がノズルの目詰まりの原因となっている。特に、インク
ジェットの形成に蒸気の圧力を用いる方式では、インク
の熱的あるいは化学的反応によって形成された不溶性物
質が、ノズルの内面に付着して目詰まりを引き起こす、
また、圧電素子の圧力を用いる方式では、インク流路等
の複雑な構造が、更に目詰まりを引き起こし易くしてい
る。
細かいノズルが多数設けられているが、本質的に、溶媒
の蒸発によって局部的なインクの濃縮が生じ易く、これ
がノズルの目詰まりの原因となっている。特に、インク
ジェットの形成に蒸気の圧力を用いる方式では、インク
の熱的あるいは化学的反応によって形成された不溶性物
質が、ノズルの内面に付着して目詰まりを引き起こす、
また、圧電素子の圧力を用いる方式では、インク流路等
の複雑な構造が、更に目詰まりを引き起こし易くしてい
る。
【0006】シリアル走査型ヘッドでは、数十から百数
十個程度のノズルが使用されているが、ライン走査型ヘ
ッドでは、更に多い数千にも昇る多数のノズルが使用さ
れている。このため、ライン走査型ヘッドでは、確率的
にかなり高い頻度で目詰まりが発生し、実用上の信頼性
を欠くという問題がある。
十個程度のノズルが使用されているが、ライン走査型ヘ
ッドでは、更に多い数千にも昇る多数のノズルが使用さ
れている。このため、ライン走査型ヘッドでは、確率的
にかなり高い頻度で目詰まりが発生し、実用上の信頼性
を欠くという問題がある。
【0007】更に、蒸気の圧力を用いる方法では、記録
紙上で直径50数μmの記録ドットに相当する直径20
μm以下の粒径のインク粒を生成するのが難しいので、
解像度の高いヘッドを製造するのが困難である。また、
圧電素子の圧力を用いる方式では、記録ヘッドが複雑な
構造になるので、加工技術上の問題で、解像度の高いヘ
ッドを製造することが困難である。このため、従来のイ
ンクジェット記録方式においては、いずれの方式であっ
ても、解像度の向上について限界があった。
紙上で直径50数μmの記録ドットに相当する直径20
μm以下の粒径のインク粒を生成するのが難しいので、
解像度の高いヘッドを製造するのが困難である。また、
圧電素子の圧力を用いる方式では、記録ヘッドが複雑な
構造になるので、加工技術上の問題で、解像度の高いヘ
ッドを製造することが困難である。このため、従来のイ
ンクジェット記録方式においては、いずれの方式であっ
ても、解像度の向上について限界があった。
【0008】これらの問題を解決するため、記録ヘッド
基板上に薄膜によって形成された複数の個別電極を配列
して電極アレイを形成し、これらの個別電極に電圧を印
加することにより、静電気力を利用して、インク液面か
ら記録紙に向けてインク滴を飛翔させるインクジェット
記録方式が提案されている。具体的には、静電的引力を
用いてインク滴を飛翔させる方式(例えば、特開昭49
−62024号公報、特開昭56−4467号公報な
ど)や、溶媒中に帯電性の色材成分を分散させたインク
を使用して、色材成分が濃度されたインク滴を飛翔させ
る方式(特表平7−502218号公報)などが提案さ
れている。
基板上に薄膜によって形成された複数の個別電極を配列
して電極アレイを形成し、これらの個別電極に電圧を印
加することにより、静電気力を利用して、インク液面か
ら記録紙に向けてインク滴を飛翔させるインクジェット
記録方式が提案されている。具体的には、静電的引力を
用いてインク滴を飛翔させる方式(例えば、特開昭49
−62024号公報、特開昭56−4467号公報な
ど)や、溶媒中に帯電性の色材成分を分散させたインク
を使用して、色材成分が濃度されたインク滴を飛翔させ
る方式(特表平7−502218号公報)などが提案さ
れている。
【0009】これらの方式では、記録ヘッドの構成が、
個別の記録ドット毎のノズルを必要としないスリット状
ノズル構造、あるいは、個別の記録ドット毎のインク流
路の隔壁を必要としないノズルレス構造であるので、目
詰まり防止あるいはその復旧に対しては有効である。ま
た、後者は、非常に小さい径のインク粒を安定に生成し
飛翔させることができるので、高解像度化にも適してい
る。
個別の記録ドット毎のノズルを必要としないスリット状
ノズル構造、あるいは、個別の記録ドット毎のインク流
路の隔壁を必要としないノズルレス構造であるので、目
詰まり防止あるいはその復旧に対しては有効である。ま
た、後者は、非常に小さい径のインク粒を安定に生成し
飛翔させることができるので、高解像度化にも適してい
る。
【0010】しかし、静電気力を用いたインクジェット
記録装置において、記録ギャップ(前記個別電極から記
録媒体までの距離)を広げるためには、電界の強さを高
める必要がある。そのためには、インク滴が吐出される
部分(飛翔開始点)を凸状に突き出た形状にする方が有
利である。また、画像の高精細化を実現するためには、
微小な記録ドットを形成しなければばらず、従って、上
記部分の幅あるいは径を小さくする必要がある。その結
果、インクの流路が狭くなり、例えノズルレス構造であ
っても、インクを保持した状態のまま放置されれば、イ
ンクが固まって目詰まりが発生し易くなる。この様な目
詰まりは、形成される記録ドットの寸法を変動させ、あ
るいは記録ドットの欠損を生じ、形成される画像の質を
損なう主要な要因となる。
記録装置において、記録ギャップ(前記個別電極から記
録媒体までの距離)を広げるためには、電界の強さを高
める必要がある。そのためには、インク滴が吐出される
部分(飛翔開始点)を凸状に突き出た形状にする方が有
利である。また、画像の高精細化を実現するためには、
微小な記録ドットを形成しなければばらず、従って、上
記部分の幅あるいは径を小さくする必要がある。その結
果、インクの流路が狭くなり、例えノズルレス構造であ
っても、インクを保持した状態のまま放置されれば、イ
ンクが固まって目詰まりが発生し易くなる。この様な目
詰まりは、形成される記録ドットの寸法を変動させ、あ
るいは記録ドットの欠損を生じ、形成される画像の質を
損なう主要な要因となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の様な
問題点に鑑み成されたもので、本発明の目的は、静電気
力を利用してインク滴を吐出させる方式に基づくインク
ジェット記録装置において、記録ヘッドの目詰まりを、
迅速に取り除くことが可能な構造を提供することにあ
る。
問題点に鑑み成されたもので、本発明の目的は、静電気
力を利用してインク滴を吐出させる方式に基づくインク
ジェット記録装置において、記録ヘッドの目詰まりを、
迅速に取り除くことが可能な構造を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のインクジェット
記録装置は、表面に記録媒体が保持される対向電極と、
対向基板に対向する位置に配置され、対向電極との間に
電圧を印加することによって、静電気力でインク滴を記
録媒体に向けて吐出させる記録ヘッドと、対向電極に隣
接する位置に配置されたパージングヘッドと、記録ヘッ
ドをパージングヘッドに対向する位置に移動する移動手
段と、を備え、前記記録ヘッドを前記パージングヘッド
に対向させた状態で、前記パージングヘッドとの間に電
圧を印加することによって、静電気力でインク滴を前記
パージングヘッドに向けて吐出させ、前記記録ヘッドの
インク吐出部に付着した付着物を除去することを特徴と
する。
記録装置は、表面に記録媒体が保持される対向電極と、
対向基板に対向する位置に配置され、対向電極との間に
電圧を印加することによって、静電気力でインク滴を記
録媒体に向けて吐出させる記録ヘッドと、対向電極に隣
接する位置に配置されたパージングヘッドと、記録ヘッ
ドをパージングヘッドに対向する位置に移動する移動手
段と、を備え、前記記録ヘッドを前記パージングヘッド
に対向させた状態で、前記パージングヘッドとの間に電
圧を印加することによって、静電気力でインク滴を前記
パージングヘッドに向けて吐出させ、前記記録ヘッドの
インク吐出部に付着した付着物を除去することを特徴と
する。
【0013】本発明のインクジェット記録装置によれ
ば、付着物(インク中の色材成分が凝縮した粒子あるい
は飛来した塵などの異物)が記録ヘッドのインク吐出部
に付着して、記録ヘッドに目詰まりが発生した際、以下
の様に記録ヘッドのパージング作業を行うことができ
る。即ち、記録ヘッドを対向電極の前面から移動してパ
ージングヘッドに対向させ、この状態で、記録ヘッドと
パージングヘッドの間に、記録ドットの形成の際よりも
強い電界を発生させる。これによって、より強い静電気
力でインク滴をパージングヘッドに向けて吐出させて、
記録ヘッドのインク吐出部に付着した前記付着物を取り
除く。なお、上記のパージング作業を周期的に実施すれ
ば、記録ヘッドの目詰まりを未然に防止することができ
る。
ば、付着物(インク中の色材成分が凝縮した粒子あるい
は飛来した塵などの異物)が記録ヘッドのインク吐出部
に付着して、記録ヘッドに目詰まりが発生した際、以下
の様に記録ヘッドのパージング作業を行うことができ
る。即ち、記録ヘッドを対向電極の前面から移動してパ
ージングヘッドに対向させ、この状態で、記録ヘッドと
パージングヘッドの間に、記録ドットの形成の際よりも
強い電界を発生させる。これによって、より強い静電気
力でインク滴をパージングヘッドに向けて吐出させて、
記録ヘッドのインク吐出部に付着した前記付着物を取り
除く。なお、上記のパージング作業を周期的に実施すれ
ば、記録ヘッドの目詰まりを未然に防止することができ
る。
【0014】好ましくは、前記記録ヘッドを、前記対向
電極に対向し、中央付近にそれぞれ開口部を有し、二次
元的に配列された複数の制御電極、制御電極の後方に設
けられ、溶媒中に色材成分を分散させたインクを収容す
るたインク室、及び前記開口部の中心付近を貫通し、先
端部が制御電極の前面から前記対向電極側に突出し、突
出方向に沿ってインク室内から先端部まで至るスリット
を有するインクガイドなどから構成し、前記インクガイ
ドの先端部からインク滴を吐出させる。
電極に対向し、中央付近にそれぞれ開口部を有し、二次
元的に配列された複数の制御電極、制御電極の後方に設
けられ、溶媒中に色材成分を分散させたインクを収容す
るたインク室、及び前記開口部の中心付近を貫通し、先
端部が制御電極の前面から前記対向電極側に突出し、突
出方向に沿ってインク室内から先端部まで至るスリット
を有するインクガイドなどから構成し、前記インクガイ
ドの先端部からインク滴を吐出させる。
【0015】好ましくは、前記パージングヘッドを、前
記記録ヘッドに対向する電極板とインクの吸収材とで構
成し、インクの吸収材を電極板に接触する様に配置す
る。
記記録ヘッドに対向する電極板とインクの吸収材とで構
成し、インクの吸収材を電極板に接触する様に配置す
る。
【0016】更に、好ましくは、前記電極板に複数の貫
通孔を形成し、前記吸収材をこの電極板の裏面側に配置
する。
通孔を形成し、前記吸収材をこの電極板の裏面側に配置
する。
【0017】なお、この場合、前記電極板の表面に、前
記複数の貫通孔と交差する複数の溝が形成すれば、電極
板の表面に吹き付けられたインクをこの溝を介して貫通
孔に導くことができる。
記複数の貫通孔と交差する複数の溝が形成すれば、電極
板の表面に吹き付けられたインクをこの溝を介して貫通
孔に導くことができる。
【0018】また、前記パージングヘッドに、前記記録
ヘッドに対向し、導電性で且つインクの吸収性を備えた
多孔質材からなる電極部材を装着することによって、こ
の電極部材自体に前記吸収材の機能を兼ねさせることが
できる。
ヘッドに対向し、導電性で且つインクの吸収性を備えた
多孔質材からなる電極部材を装着することによって、こ
の電極部材自体に前記吸収材の機能を兼ねさせることが
できる。
【0019】なお、前記対向電極に前記パージングヘッ
ドの機能を兼ねさせることもできる。この場合には、前
記対向電極の表面に付着したインクを回収するために、
クリーニングローラを備える必要がある。
ドの機能を兼ねさせることもできる。この場合には、前
記対向電極の表面に付着したインクを回収するために、
クリーニングローラを備える必要がある。
【0020】更に、前記記録ヘッドのインク吐出部に付
着した付着物の状態を検出する検出手段を設ければ、こ
の検出手段から情報に基づいて記録ヘッドのパージング
作業を自動的に行わせることができる。即ち、必要な時
にだけ、パージング作業を行わせることができる。
着した付着物の状態を検出する検出手段を設ければ、こ
の検出手段から情報に基づいて記録ヘッドのパージング
作業を自動的に行わせることができる。即ち、必要な時
にだけ、パージング作業を行わせることができる。
【0021】あるいは、上記の方法に代えて、前記記録
媒体上に形成された記録ドットの状態を監視する画像認
識手段を設ければ、この画像認識手段から情報に基づい
て記録ヘッドのパージング作業を自動的に行わせること
ができる。
媒体上に形成された記録ドットの状態を監視する画像認
識手段を設ければ、この画像認識手段から情報に基づい
て記録ヘッドのパージング作業を自動的に行わせること
ができる。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明に基くインクジェッ
ト記録装置の各種の例について、図面を用いて説明す
る。
ト記録装置の各種の例について、図面を用いて説明す
る。
【0023】(例1)図1に本発明に基くインクジェト
記録装置の一例を示す。この図は、インクジェット記録
装置の主要部の断面図である。
記録装置の一例を示す。この図は、インクジェット記録
装置の主要部の断面図である。
【0024】このインクジェト記録装置は、静電気力を
利用してインク滴を吐出させる記録ヘッド10、記録ヘ
ッド10に対向する円筒状の対向電極25、及び、記録
ヘッド10のパージングを行う際に使用されるパージン
グヘッド40、などから構成される。対向電極25の外
周には記録紙26が巻き付けられて保持される。記録ヘ
ッド10には、インク供給路18を介してインク供給タ
ンク17が接続されている。
利用してインク滴を吐出させる記録ヘッド10、記録ヘ
ッド10に対向する円筒状の対向電極25、及び、記録
ヘッド10のパージングを行う際に使用されるパージン
グヘッド40、などから構成される。対向電極25の外
周には記録紙26が巻き付けられて保持される。記録ヘ
ッド10には、インク供給路18を介してインク供給タ
ンク17が接続されている。
【0025】記録ヘッド10は、支持軸16の上に支持
され、支持軸16に沿って副走査方向(対向電極25の
中心軸方向に対して直角方向、図1で左右方向)に移動
することができる。パージングヘッド40は、対向電極
25に隣接し、対向電極25に対して平行に配置され
る。記録ヘッド10のパージング動作の際、記録ヘッド
10は対向電極25の前方からパージングヘッド40に
対向する位置まで移動される。
され、支持軸16に沿って副走査方向(対向電極25の
中心軸方向に対して直角方向、図1で左右方向)に移動
することができる。パージングヘッド40は、対向電極
25に隣接し、対向電極25に対して平行に配置され
る。記録ヘッド10のパージング動作の際、記録ヘッド
10は対向電極25の前方からパージングヘッド40に
対向する位置まで移動される。
【0026】図2に、記録ヘッドの断面図を示す。図3
に、記録ヘッドの前面(対向電極に対向する面)の平面
図(部分)を示す。
に、記録ヘッドの前面(対向電極に対向する面)の平面
図(部分)を示す。
【0027】この記録ヘッド10は、ライン走査タイプ
のヘッドであり、主走査方向(図2で左右方向)に多数
の制御電極20が配列されている。各制御電極20は、
対向電極25に対向し、中央付近にそれぞれ開口部21
が形成されている。制御電極20の後方にはインク室2
4が設けられている。インクガイド22は、開口部21
の中心付近を貫通し、先端部が制御電極20の前方(対
向電極25側)に突出し、軸方向に(即ち、突出方向に
沿って)インク室24内から先端部まで至るスリット2
3が形成されている。
のヘッドであり、主走査方向(図2で左右方向)に多数
の制御電極20が配列されている。各制御電極20は、
対向電極25に対向し、中央付近にそれぞれ開口部21
が形成されている。制御電極20の後方にはインク室2
4が設けられている。インクガイド22は、開口部21
の中心付近を貫通し、先端部が制御電極20の前方(対
向電極25側)に突出し、軸方向に(即ち、突出方向に
沿って)インク室24内から先端部まで至るスリット2
3が形成されている。
【0028】インクは、プラス帯電性の色材成分を帯電
制御剤やバインダー等とともに、絶縁性の溶媒中にコロ
イド状に分散させ浮遊させたものが使用される。インク
は、インク供給タンク17(図1)からインク供給路1
8(図1)を介してインク室24内に供給される。イン
ク室24内のインク11は、インクガイド22の中央に
形成されたスリット23を通って、毛管現象によりイン
クガイド22の先端部に到達する。
制御剤やバインダー等とともに、絶縁性の溶媒中にコロ
イド状に分散させ浮遊させたものが使用される。インク
は、インク供給タンク17(図1)からインク供給路1
8(図1)を介してインク室24内に供給される。イン
ク室24内のインク11は、インクガイド22の中央に
形成されたスリット23を通って、毛管現象によりイン
クガイド22の先端部に到達する。
【0029】なお、上記の制御電極20は、絶縁性基板
34の上に形成され、絶縁性基板34には上記の前記開
口部21に対応する貫通孔36が設けられている。これ
らの貫通孔36の数は、一時に形成される記録ドットの
数に対応している。この例では、絶縁性基板34は厚さ
25μmのポリイミドからなり、制御電極20は厚さ1
8μmの銅箔からなる。開口部21の内径は、形成され
る記録ドットの寸法により設定され、通常、150〜3
00μm程度である。
34の上に形成され、絶縁性基板34には上記の前記開
口部21に対応する貫通孔36が設けられている。これ
らの貫通孔36の数は、一時に形成される記録ドットの
数に対応している。この例では、絶縁性基板34は厚さ
25μmのポリイミドからなり、制御電極20は厚さ1
8μmの銅箔からなる。開口部21の内径は、形成され
る記録ドットの寸法により設定され、通常、150〜3
00μm程度である。
【0030】また、インクガイド22は、絶縁性部材か
らなるインクガイドブロック33の表面に形成された微
細な突起であり、厚さ100μm、幅150μm、高さ
350μm程度で、幅方向の中央に幅20〜60μm程
度のスリット23が形成され、先端部が三角状(あるい
は台形状)に加工されている。上記の絶縁性基板34及
びインクガイドブロック33は、共にヘッドブロック3
1の上に固定されている。
らなるインクガイドブロック33の表面に形成された微
細な突起であり、厚さ100μm、幅150μm、高さ
350μm程度で、幅方向の中央に幅20〜60μm程
度のスリット23が形成され、先端部が三角状(あるい
は台形状)に加工されている。上記の絶縁性基板34及
びインクガイドブロック33は、共にヘッドブロック3
1の上に固定されている。
【0031】図4に、パージングヘッドの概要(斜視
図)を示す。
図)を示す。
【0032】パージングヘッド40は、記録ヘッド10
(図1)に対して対向する面が電極板41(以下、「パ
ージング電極」と呼ぶ)で構成され、このパージング電
極41には、多数の貫通孔42が形成されている。パー
ジング電極41の裏面側に接してインクの吸収性を備え
た吸収材43が配置されている。パージング電極41
は、ケーシング44の前面に取り付けられ、吸収材43
は、ケーシング44の中に収容されている。パージング
電極41はアースに接続されている。
(図1)に対して対向する面が電極板41(以下、「パ
ージング電極」と呼ぶ)で構成され、このパージング電
極41には、多数の貫通孔42が形成されている。パー
ジング電極41の裏面側に接してインクの吸収性を備え
た吸収材43が配置されている。パージング電極41
は、ケーシング44の前面に取り付けられ、吸収材43
は、ケーシング44の中に収容されている。パージング
電極41はアースに接続されている。
【0033】次に、このインクジェット記録装置の動作
について説明する。
について説明する。
【0034】先ず、記録紙26の上に記録ドットを形成
する際の動作について説明する。記録ドットの形成は、
図1及び図2に示す様に、記録ヘッド10を対向電極2
5に対向させた状態で行われ、記録紙26は対向電極2
5の外周面に保持される。
する際の動作について説明する。記録ドットの形成は、
図1及び図2に示す様に、記録ヘッド10を対向電極2
5に対向させた状態で行われ、記録紙26は対向電極2
5の外周面に保持される。
【0035】制御電極20には、常時、バイアス電圧源
38からバイアス電圧(例えば、DC1.5kV)が供
給され、一方、対向電極25はアースに接続される。記
録ドットを形成する際には、制御電極20に、信号電圧
源39から画像信号に応じたパルス状の信号電圧(例え
ば、500V)が供給され、先のバイアス電圧に重畳さ
れる。
38からバイアス電圧(例えば、DC1.5kV)が供
給され、一方、対向電極25はアースに接続される。記
録ドットを形成する際には、制御電極20に、信号電圧
源39から画像信号に応じたパルス状の信号電圧(例え
ば、500V)が供給され、先のバイアス電圧に重畳さ
れる。
【0036】制御電極20に、バイアス電圧に加えて信
号電圧が供給されると、制御電極20と対向電極25と
の間に形成された電界が強まり、この電界に基く静電気
力を受けて、インクガイド22の先端部から、インク滴
12が吐出される。インク滴12は、記録紙26に向か
って飛翔し、記録紙26上に到達して記録ドットを形成
する。
号電圧が供給されると、制御電極20と対向電極25と
の間に形成された電界が強まり、この電界に基く静電気
力を受けて、インクガイド22の先端部から、インク滴
12が吐出される。インク滴12は、記録紙26に向か
って飛翔し、記録紙26上に到達して記録ドットを形成
する。
【0037】次に、記録ヘッド10のパージングを行う
際の動作について説明する。記録ヘッド10のパージン
グは、記録ヘッド10をパージングヘッド40に対向さ
せた状態で行われる。従って、先ず、記録ヘッド10
を、図1に示す状態からパージングヘッド40の直下ま
で支持軸16に沿って移動する。
際の動作について説明する。記録ヘッド10のパージン
グは、記録ヘッド10をパージングヘッド40に対向さ
せた状態で行われる。従って、先ず、記録ヘッド10
を、図1に示す状態からパージングヘッド40の直下ま
で支持軸16に沿って移動する。
【0038】この状態で、記録ヘッド10の制御電極2
0に、バイアス電圧に加えてパルス状の信号電圧を供給
すると、制御電極20とパージング電極41との間に電
界が形成される。この電界に基く静電気力を受けて、イ
ンクガイド22の先端部から、インク滴12が吐出され
る。インク滴12は、パージング電極41に向かって飛
翔し、パージング電極41の表面に付着し、その一部は
貫通孔42に直接トラップされる。パージング電極41
の表面に付着したインクは、毛管現象により貫通孔42
を通って裏面側の吸収材43に吸収される。
0に、バイアス電圧に加えてパルス状の信号電圧を供給
すると、制御電極20とパージング電極41との間に電
界が形成される。この電界に基く静電気力を受けて、イ
ンクガイド22の先端部から、インク滴12が吐出され
る。インク滴12は、パージング電極41に向かって飛
翔し、パージング電極41の表面に付着し、その一部は
貫通孔42に直接トラップされる。パージング電極41
の表面に付着したインクは、毛管現象により貫通孔42
を通って裏面側の吸収材43に吸収される。
【0039】その後、記録ヘッド10は、図1に示す記
録動作位置まで戻り、記録ヘッド10のパージング動作
が終了する。以上のパージング動作は、一定条件毎(例
えば、一定時間毎、一定枚数印刷後、一定休止時間経過
後など)に自動的に実施され、あるいは、オペレータか
らの指示によって実施される。
録動作位置まで戻り、記録ヘッド10のパージング動作
が終了する。以上のパージング動作は、一定条件毎(例
えば、一定時間毎、一定枚数印刷後、一定休止時間経過
後など)に自動的に実施され、あるいは、オペレータか
らの指示によって実施される。
【0040】なお、インクガイド22の先端付近に付着
した付着物(インク中の色材成分が凝縮した粒子あるい
は飛来した塵などの異物)を除去するためには、インク
ガイド22の先端のインクに対して、記録ドットを形成
する際よりも強い電界力を作用させる必要がある。従っ
て、パージング動作の際は、記録ドット形成の際と比べ
て、信号パルス電圧のパルス幅を長く設定するか、その
振幅を大きく設定するか、あるいは記録ヘッド10とパ
ージングヘッド40の間の距離を狭く設定する必要があ
る。
した付着物(インク中の色材成分が凝縮した粒子あるい
は飛来した塵などの異物)を除去するためには、インク
ガイド22の先端のインクに対して、記録ドットを形成
する際よりも強い電界力を作用させる必要がある。従っ
て、パージング動作の際は、記録ドット形成の際と比べ
て、信号パルス電圧のパルス幅を長く設定するか、その
振幅を大きく設定するか、あるいは記録ヘッド10とパ
ージングヘッド40の間の距離を狭く設定する必要があ
る。
【0041】以上の様に、本発明のインクジェット記録
装置によれば、電極板(パージング電極)を備えたパー
ジングヘッドを設けることによって、記録ヘッドのパー
ジング動作を行うことができる。これにより、記録ヘッ
ドのインク吐出部に付着したトナー粒子やゴミを迅速に
除去することができ、形成される画像の質を良好な状態
で維持することができる。
装置によれば、電極板(パージング電極)を備えたパー
ジングヘッドを設けることによって、記録ヘッドのパー
ジング動作を行うことができる。これにより、記録ヘッ
ドのインク吐出部に付着したトナー粒子やゴミを迅速に
除去することができ、形成される画像の質を良好な状態
で維持することができる。
【0042】(例2)図5に、本発明に基くインクジェ
ット記録装置に使用されるパージングヘッドの他の例を
示す。この図は、パージングヘッドを前面側(パージン
グ電極側)から見た平面図である。
ット記録装置に使用されるパージングヘッドの他の例を
示す。この図は、パージングヘッドを前面側(パージン
グ電極側)から見た平面図である。
【0043】この例は、先に図4に示したパージングヘ
ッドを一部、変形したものである。パージング電極41
には、多数の貫通孔42が形成されるとともに、その表
面に各貫通孔42と交差する様に溝45が形成されてい
る。溝45の断面形状は、付着したインクに対して毛管
引力が有効に作用する様に矩形状となっている。パージ
ング電極41の裏面側には、先の例と同様に、吸収材4
3(図4)が配置され、パージング電極41はアースに
接続されている。
ッドを一部、変形したものである。パージング電極41
には、多数の貫通孔42が形成されるとともに、その表
面に各貫通孔42と交差する様に溝45が形成されてい
る。溝45の断面形状は、付着したインクに対して毛管
引力が有効に作用する様に矩形状となっている。パージ
ング電極41の裏面側には、先の例と同様に、吸収材4
3(図4)が配置され、パージング電極41はアースに
接続されている。
【0044】パージング動作時に、記録ヘッド10から
吐出されたインクのうち、貫通孔42に直接トラップさ
れたインク及び貫通孔42の周囲に付着したインクは、
裏面側の吸収材43(図4)の中に吸収される。しか
し、貫通孔42の密度や配置パターンによっては、パー
ジング電極41の表面に付着したインクの一部が、貫通
孔42まで流れ込まずに、パージング電極41の表面に
残留する可能性もある。この例は、この様な場合に対処
するものである。即ち、貫通孔42から離れた位置に到
達したインクは、溝45を介して作用する毛管引力によ
り、貫通孔42へ導かれ吸収材43(図4)に吸収され
る。
吐出されたインクのうち、貫通孔42に直接トラップさ
れたインク及び貫通孔42の周囲に付着したインクは、
裏面側の吸収材43(図4)の中に吸収される。しか
し、貫通孔42の密度や配置パターンによっては、パー
ジング電極41の表面に付着したインクの一部が、貫通
孔42まで流れ込まずに、パージング電極41の表面に
残留する可能性もある。この例は、この様な場合に対処
するものである。即ち、貫通孔42から離れた位置に到
達したインクは、溝45を介して作用する毛管引力によ
り、貫通孔42へ導かれ吸収材43(図4)に吸収され
る。
【0045】(例3)図6に、本発明に基くインクジェ
ット記録装置の他の例を示す。この図は、パージング動
作時における、記録ヘッド10及びパージングヘッド4
0の主走査方向(記録紙の幅方向)の断面図(部分)で
ある。
ット記録装置の他の例を示す。この図は、パージング動
作時における、記録ヘッド10及びパージングヘッド4
0の主走査方向(記録紙の幅方向)の断面図(部分)で
ある。
【0046】この例では、記録ヘッド10及びパージン
グヘッド40の構造自体は、第一の例(図2)と同様で
あるが、パージングヘッド40側のパージング電極41
にパルス電圧が印加され、記録ヘッド10側の制御電極
20が接地される点で異なっている。即ち、第一の例で
は、パージング動作時においても、記録ドット形成の際
と同様に、制御電極20にパルス電圧を印加してインク
滴を吐出させているが、この例では、制御電極20側を
接地し、パージング電極41側にマイナスのバイアス電
圧及び負極性のパルス電圧を重畳させて印加すること
で、制御電極20とパージング電極41の間に電界を形
成している。
グヘッド40の構造自体は、第一の例(図2)と同様で
あるが、パージングヘッド40側のパージング電極41
にパルス電圧が印加され、記録ヘッド10側の制御電極
20が接地される点で異なっている。即ち、第一の例で
は、パージング動作時においても、記録ドット形成の際
と同様に、制御電極20にパルス電圧を印加してインク
滴を吐出させているが、この例では、制御電極20側を
接地し、パージング電極41側にマイナスのバイアス電
圧及び負極性のパルス電圧を重畳させて印加すること
で、制御電極20とパージング電極41の間に電界を形
成している。
【0047】この様に、パージング動作の際、パージン
グ電極41にパルス電圧を印加する様に構成することに
よって、記録ドット形成時の電圧条件とは無関係に、パ
ージング動作時の電圧条件を設定することが可能にな
る。従って、制御電極20側の電圧条件についての制約
条件が緩和され、記録ドットの形成を制御する駆動回路
の構成を簡略化することができる。同時に、パージング
動作の際、より効果的な電圧条件を設定することができ
る。
グ電極41にパルス電圧を印加する様に構成することに
よって、記録ドット形成時の電圧条件とは無関係に、パ
ージング動作時の電圧条件を設定することが可能にな
る。従って、制御電極20側の電圧条件についての制約
条件が緩和され、記録ドットの形成を制御する駆動回路
の構成を簡略化することができる。同時に、パージング
動作の際、より効果的な電圧条件を設定することができ
る。
【0048】(例4)図7に、本発明に基くインクジェ
ット記録装置に使用されるパージングヘッドの他の例を
示す。この図は、パージングヘッドの断面図である。
ット記録装置に使用されるパージングヘッドの他の例を
示す。この図は、パージングヘッドの断面図である。
【0049】パージングヘッド40は、記録ヘッド10
(図1)に対して対向する面にパージング電極41が配
置され、このパージング電極41には多数の貫通孔42
が形成されている。パージング電極41の裏面側に接し
て吸収材43が配置され、更に、吸収材43の後方に
は、電極板46(以下、「インク吸引電極」と呼ぶ)が
配置されている。即ち、パージング電極41及びインク
吸引電極46との間に吸収材43が挟まれる様に構成さ
れている。パージング電極41は、ケーシング44の前
面に取り付けられ、吸収材43及びインク吸引電極46
は、ケーシング44の中に収容されている。パージング
電極41はアースに接続され、インク吸引電極46は直
流電圧源47に接続されている。その他の構成は、第一
の例と同様である。
(図1)に対して対向する面にパージング電極41が配
置され、このパージング電極41には多数の貫通孔42
が形成されている。パージング電極41の裏面側に接し
て吸収材43が配置され、更に、吸収材43の後方に
は、電極板46(以下、「インク吸引電極」と呼ぶ)が
配置されている。即ち、パージング電極41及びインク
吸引電極46との間に吸収材43が挟まれる様に構成さ
れている。パージング電極41は、ケーシング44の前
面に取り付けられ、吸収材43及びインク吸引電極46
は、ケーシング44の中に収容されている。パージング
電極41はアースに接続され、インク吸引電極46は直
流電圧源47に接続されている。その他の構成は、第一
の例と同様である。
【0050】通常、パージングヘッド40は下向きに設
置されるが、この様な場合には、吸引されたインクは重
力の影響で吸収材43中の下寄りの位置に溜まり易い。
このため、パージング電極41に隣接する部分において
吸収材43の吸収能力が低下する。また、インク中に含
まれるトナー粒子等が吸収材43に付着した場合にも、
吸収能力が低下する。そこで、パージングヘッド40の
内部に更にインク吸引電極46を設けることによって、
パージング電極41との間に電界(図中の矢印)を形成
し、吸収材43に吸収されたインクをインク吸引電極4
6側に移動させる。この様にして、パージング電極41
に隣接する部分における吸収材43の吸収能力を高める
ことができる。
置されるが、この様な場合には、吸引されたインクは重
力の影響で吸収材43中の下寄りの位置に溜まり易い。
このため、パージング電極41に隣接する部分において
吸収材43の吸収能力が低下する。また、インク中に含
まれるトナー粒子等が吸収材43に付着した場合にも、
吸収能力が低下する。そこで、パージングヘッド40の
内部に更にインク吸引電極46を設けることによって、
パージング電極41との間に電界(図中の矢印)を形成
し、吸収材43に吸収されたインクをインク吸引電極4
6側に移動させる。この様にして、パージング電極41
に隣接する部分における吸収材43の吸収能力を高める
ことができる。
【0051】(例5)図8に、本発明に基くインクジェ
ット記録装置に使用されるパージングヘッドの他の例を
示す。この図は、パージングヘッドを前面側(パージン
グ電極側)から見た斜視図である。
ット記録装置に使用されるパージングヘッドの他の例を
示す。この図は、パージングヘッドを前面側(パージン
グ電極側)から見た斜視図である。
【0052】この例では、平板状のパージング電極51
(電極板)が使用され、このパージング電極51はケー
シング54の下面に、傾斜した姿勢で下向きに取付られ
ている。吸収材53は、パージング電極51に隣接して
ケーシング54内に収容され、傾斜したパージング電極
51の低い側の一辺に接している。パージング電極51
の前記低い側の一辺を除く周囲三辺では、ケーシング5
4の縁がパージング電極51よりも少し前方に突き出て
おり、仕切り枠55を兼ねている。
(電極板)が使用され、このパージング電極51はケー
シング54の下面に、傾斜した姿勢で下向きに取付られ
ている。吸収材53は、パージング電極51に隣接して
ケーシング54内に収容され、傾斜したパージング電極
51の低い側の一辺に接している。パージング電極51
の前記低い側の一辺を除く周囲三辺では、ケーシング5
4の縁がパージング電極51よりも少し前方に突き出て
おり、仕切り枠55を兼ねている。
【0053】次に、上記のパージングヘッドを用いた記
録ヘッドのパージング動作について説明する。図9に、
パージング動作の際の、記録ヘッド10に対するパージ
ングヘッド40の配置を示す。
録ヘッドのパージング動作について説明する。図9に、
パージング動作の際の、記録ヘッド10に対するパージ
ングヘッド40の配置を示す。
【0054】パージング動作を行う場合、記録ヘッド1
0をパージング電極51の傾斜面の直下に移動して、イ
ンクガイド22の先端をパージング電極51に近付け
る。次に、パージング電極51と記録ヘッド10側の制
御電極20との間で電界を形成し、インク滴を吐出させ
る。吐出されたインクは、パージング電極51に到達し
た後、その傾斜面に沿って流れ、吸収材53の中に吸収
される。即ち、パージング電極51を傾斜させることに
よりインクを吸収材53に導くことができるので、パー
ジング電極51の表面にインクが残留しにくくなる。な
お、仕切り枠55は、インクがパージング電極51の周
囲へ散逸することを防止している。
0をパージング電極51の傾斜面の直下に移動して、イ
ンクガイド22の先端をパージング電極51に近付け
る。次に、パージング電極51と記録ヘッド10側の制
御電極20との間で電界を形成し、インク滴を吐出させ
る。吐出されたインクは、パージング電極51に到達し
た後、その傾斜面に沿って流れ、吸収材53の中に吸収
される。即ち、パージング電極51を傾斜させることに
よりインクを吸収材53に導くことができるので、パー
ジング電極51の表面にインクが残留しにくくなる。な
お、仕切り枠55は、インクがパージング電極51の周
囲へ散逸することを防止している。
【0055】パージング電極51及び吸収材53を、上
記の様に配置することによって、パージング電極51に
貫通孔(42;図4)を設ける必要がなくなる。従っ
て、パージング電極51の製作が容易になるとともに、
貫通孔が形成電界に及ぼす影響についての考慮が不要に
なる。
記の様に配置することによって、パージング電極51に
貫通孔(42;図4)を設ける必要がなくなる。従っ
て、パージング電極51の製作が容易になるとともに、
貫通孔が形成電界に及ぼす影響についての考慮が不要に
なる。
【0056】更に、記録ヘッド10の移動方向の位置
(即ち、水平方向の位置)を操作することによって、制
御電極20とパージング電極51の間の距離を調整する
ことができる。これによって、両電極間で形成される電
界強度を変化させることが可能になり、簡易な手段で、
最適なパージング条件を設定することができる。
(即ち、水平方向の位置)を操作することによって、制
御電極20とパージング電極51の間の距離を調整する
ことができる。これによって、両電極間で形成される電
界強度を変化させることが可能になり、簡易な手段で、
最適なパージング条件を設定することができる。
【0057】(例6)図10に、本発明に基くインクジ
ェット記録装置に使用されるパージングヘッドの他の例
を示す。この図は、パージングヘッドを前面側(パージ
ング電極側)から見た斜視図である。
ェット記録装置に使用されるパージングヘッドの他の例
を示す。この図は、パージングヘッドを前面側(パージ
ング電極側)から見た斜視図である。
【0058】この例は、先に図8に示したパージングヘ
ッドを一部、変形したものである。先の例と同様に、平
板状のパージング電極51(電極板)が使用され、この
パージング電極51はケーシング54の下面に、傾斜し
た姿勢で下向きに取付られている。この例においては、
パージング電極51の表面に傾斜方向に沿って複数の誘
導板56が取り付けられている。誘導板56は矩形の断
面を備えている。他の構成は、先の例と同様である。
ッドを一部、変形したものである。先の例と同様に、平
板状のパージング電極51(電極板)が使用され、この
パージング電極51はケーシング54の下面に、傾斜し
た姿勢で下向きに取付られている。この例においては、
パージング電極51の表面に傾斜方向に沿って複数の誘
導板56が取り付けられている。誘導板56は矩形の断
面を備えている。他の構成は、先の例と同様である。
【0059】上記の様に、パージング電極51の表面に
誘導板56を取り付けることによって、パージング電極
51の表面に付着したインクが、パージング電極51の
表面と誘導板56の側面とが接する隅部に集まり、更に
誘導板56の側面に沿って流れる。従って、インクを効
率良く吸収材53へ導き、パージング電極51上に残留
するインクを減少させることができる。
誘導板56を取り付けることによって、パージング電極
51の表面に付着したインクが、パージング電極51の
表面と誘導板56の側面とが接する隅部に集まり、更に
誘導板56の側面に沿って流れる。従って、インクを効
率良く吸収材53へ導き、パージング電極51上に残留
するインクを減少させることができる。
【0060】(例7)図11に、本発明に基くインクジ
ェット記録装置に使用されるパージングヘッドの他の例
を示す。この図は、パージングヘッドの斜視図である。
ェット記録装置に使用されるパージングヘッドの他の例
を示す。この図は、パージングヘッドの斜視図である。
【0061】この例では、パージングヘッド40は、導
電性で且つインクの吸収性を備えた多孔質体からなる電
極部材61及びそれを収容するケーシング64から構成
される。ケーシング64は、一方の面(パージング動作
時に記録ヘッド10に対向する面)が開口部66となっ
ていて、この開口部66の中に電極部材61が取付られ
ている。電極部材61は、先の各例における電極板及び
吸収材の機能を兼ね備えている。電極部材61はアース
に接続されている。
電性で且つインクの吸収性を備えた多孔質体からなる電
極部材61及びそれを収容するケーシング64から構成
される。ケーシング64は、一方の面(パージング動作
時に記録ヘッド10に対向する面)が開口部66となっ
ていて、この開口部66の中に電極部材61が取付られ
ている。電極部材61は、先の各例における電極板及び
吸収材の機能を兼ね備えている。電極部材61はアース
に接続されている。
【0062】パージング動作の際、上記の電極部材61
と記録ヘッド側の制御電極(20;図2)との間に電界
を発生させて、記録ヘッドからインク滴を吐出させる。
電極部材61上に到達したインクは、そのまま電極部材
61に吸収される。この様に、インクが噴射される電極
面を、インクの吸収機能を備えた材料で構成することに
よって、極めて簡易な構造で、確実にインクを捕捉する
ことができる。
と記録ヘッド側の制御電極(20;図2)との間に電界
を発生させて、記録ヘッドからインク滴を吐出させる。
電極部材61上に到達したインクは、そのまま電極部材
61に吸収される。この様に、インクが噴射される電極
面を、インクの吸収機能を備えた材料で構成することに
よって、極めて簡易な構造で、確実にインクを捕捉する
ことができる。
【0063】(例8)図12に本発明に基くインクジェ
ト記録装置の他の例を示す。この図は、インクジェット
記録装置の主要部の断面図である。この装置は、先に例
1(図1)に示した構成に、更に、残留インク吸収部7
1を付け加えたもので、その他の構成は、図1に示した
ものと同一である。
ト記録装置の他の例を示す。この図は、インクジェット
記録装置の主要部の断面図である。この装置は、先に例
1(図1)に示した構成に、更に、残留インク吸収部7
1を付け加えたもので、その他の構成は、図1に示した
ものと同一である。
【0064】残留インク吸収部71は、支持軸16を間
に挟んで、パージングヘッド40に対向する位置に配置
されている。残留インク吸収部71は、インクの吸収性
が高い吸収材73(スポンジ等)をケーシング74の中
に収容したもので、吸収材73の先端は、ケーシング7
4の縁からやや高い位置に突出しており、主走査方向
(図12で紙面に対し垂直な方向)にパージングヘッド
40以上の幅を備えている。一方、パージングヘッド4
0は、図中の矢印で示す様に、上下方向に移動可能とな
っている。
に挟んで、パージングヘッド40に対向する位置に配置
されている。残留インク吸収部71は、インクの吸収性
が高い吸収材73(スポンジ等)をケーシング74の中
に収容したもので、吸収材73の先端は、ケーシング7
4の縁からやや高い位置に突出しており、主走査方向
(図12で紙面に対し垂直な方向)にパージングヘッド
40以上の幅を備えている。一方、パージングヘッド4
0は、図中の矢印で示す様に、上下方向に移動可能とな
っている。
【0065】先に示した例1の場合には、パージングヘ
ッド40の表面に噴射されたインクは、貫通孔42(図
4)を介して、パージング電極41の裏面側に配置され
た吸収材43に吸収されるが、例えば、貫通孔42の配
置の密度や大きさに制限がある場合などには、全てのイ
ンクを吸収材43側に吸収できないケースも考えられ
る。図12に示した構成は、この様に吸収材43だけで
は吸収しきれないインクを、残留インク吸収部71を用
いて除去しようとするものである。
ッド40の表面に噴射されたインクは、貫通孔42(図
4)を介して、パージング電極41の裏面側に配置され
た吸収材43に吸収されるが、例えば、貫通孔42の配
置の密度や大きさに制限がある場合などには、全てのイ
ンクを吸収材43側に吸収できないケースも考えられ
る。図12に示した構成は、この様に吸収材43だけで
は吸収しきれないインクを、残留インク吸収部71を用
いて除去しようとするものである。
【0066】次に、残留インク吸収部71の機能につい
て説明する。
て説明する。
【0067】記録ヘッド10のパージング動作の終了時
に、記録ヘッド10を記録位置(図12の位置)に復帰
させ、その状態で、パージングヘッド40を降下させ
て、残留インク吸収部71に接触させる。これによっ
て、パージング電極41の表面に付着していたインク
は、インク吸収材72により吸収され、残留インク吸収
部71の内部に回収される。その後、パージングヘッド
40は上昇して所定位置まで戻り、待機状態となる。
に、記録ヘッド10を記録位置(図12の位置)に復帰
させ、その状態で、パージングヘッド40を降下させ
て、残留インク吸収部71に接触させる。これによっ
て、パージング電極41の表面に付着していたインク
は、インク吸収材72により吸収され、残留インク吸収
部71の内部に回収される。その後、パージングヘッド
40は上昇して所定位置まで戻り、待機状態となる。
【0068】この様に、パージング電極41の表面に残
ったインクを除去する手段を、別途、設けることによっ
て、パージング電極41の表面を常に清浄な状態に保つ
ことができる。従って、パージング電極41の表面で固
まったインクが、次回のパージング動作の際に、インク
の流れを妨げ、吸収材43への吸収効率を低下させる問
題を解消することができる。
ったインクを除去する手段を、別途、設けることによっ
て、パージング電極41の表面を常に清浄な状態に保つ
ことができる。従って、パージング電極41の表面で固
まったインクが、次回のパージング動作の際に、インク
の流れを妨げ、吸収材43への吸収効率を低下させる問
題を解消することができる。
【0069】なお、残留インク吸収部71の幅を、必ず
しも、上記の例の様にパージングヘッド40の幅以上に
する必要はない。例えば、残留インク吸収部71を、パ
ージングヘッド40の幅方向(主走査方向)に移動でき
る様に構成すれば、より幅の狭い残留インク吸収部71
を用いて、パージング電極41の表面の残留インクを取
り除くことができる。また、残留インク吸収部71を副
走査方向(図12で左右方向)に移動できる様に構成す
れば、より奥行き(副走査方向の寸法)が小さな残留イ
ンク吸収部71を用いて、残留インクを取り除くことが
できる。なお、この様に、残留インク吸収部71を、パ
ージング電極41の表面に接触した状態で移動させるこ
とにより、インクの吸収効率を向上させることもでき
る。
しも、上記の例の様にパージングヘッド40の幅以上に
する必要はない。例えば、残留インク吸収部71を、パ
ージングヘッド40の幅方向(主走査方向)に移動でき
る様に構成すれば、より幅の狭い残留インク吸収部71
を用いて、パージング電極41の表面の残留インクを取
り除くことができる。また、残留インク吸収部71を副
走査方向(図12で左右方向)に移動できる様に構成す
れば、より奥行き(副走査方向の寸法)が小さな残留イ
ンク吸収部71を用いて、残留インクを取り除くことが
できる。なお、この様に、残留インク吸収部71を、パ
ージング電極41の表面に接触した状態で移動させるこ
とにより、インクの吸収効率を向上させることもでき
る。
【0070】(例9)図13に本発明に基くインクジェ
ト記録装置の他の例を示す。この図は、インクジェット
記録装置の主要部の断面図である。この例では、パージ
ングヘッドは一対のローラ81、82から構成される。
その他の構成は、先に例1において図2及び図3で示し
たもの同一である。
ト記録装置の他の例を示す。この図は、インクジェット
記録装置の主要部の断面図である。この例では、パージ
ングヘッドは一対のローラ81、82から構成される。
その他の構成は、先に例1において図2及び図3で示し
たもの同一である。
【0071】このインクジェット記録装置では、対向電
極25に隣接する位置に、パージングローラ81(第一
のローラ)及びバックアップローラ82(第二のロー
ラ)が、対向電極25に対して平行に配置されている。
パージングローラ81及びバックアップローラ82は、
対向電極25と同等以上の幅(主走査方向の寸法;図1
3で紙面に垂直方向の寸法)を備えている。パージング
ローラ81とバックアップローラ82とは互いに接触し
ている。パージングローラ81は、導電性部材からな
り、アース(図示せず)に接続されている。一方、バッ
クアップローラ82は、軸と、軸の回りに巻き付けられ
たインクの吸収性が高い多孔質材とで構成されている。
極25に隣接する位置に、パージングローラ81(第一
のローラ)及びバックアップローラ82(第二のロー
ラ)が、対向電極25に対して平行に配置されている。
パージングローラ81及びバックアップローラ82は、
対向電極25と同等以上の幅(主走査方向の寸法;図1
3で紙面に垂直方向の寸法)を備えている。パージング
ローラ81とバックアップローラ82とは互いに接触し
ている。パージングローラ81は、導電性部材からな
り、アース(図示せず)に接続されている。一方、バッ
クアップローラ82は、軸と、軸の回りに巻き付けられ
たインクの吸収性が高い多孔質材とで構成されている。
【0072】次に、このインクジェット記録装置におい
て、記録ヘッド10のパージングを行う際の動作につい
て説明する。
て、記録ヘッド10のパージングを行う際の動作につい
て説明する。
【0073】記録ヘッド10を、図13に示された位置
から副走査方向(図13で左方向)に後退させ、第一ク
リーニングヘッド81の直下に移動する。次いで、パー
ジングローラ81及びバックアップローラ82を回転さ
せながら、記録ヘッド10とパージングローラ81との
間に、記録ドット形成の際と比べて強い電界を形成し、
記録ヘッド10からインク滴を吐出させる。吐出された
インクは、パージングローラ81の表面に付着し、更
に、パージングローラ81の回転に伴ってバックアップ
ローラ82との接触位置まで運ばれ、バックアップロー
ラ82の外周面を構成する吸収材によって吸収される。
から副走査方向(図13で左方向)に後退させ、第一ク
リーニングヘッド81の直下に移動する。次いで、パー
ジングローラ81及びバックアップローラ82を回転さ
せながら、記録ヘッド10とパージングローラ81との
間に、記録ドット形成の際と比べて強い電界を形成し、
記録ヘッド10からインク滴を吐出させる。吐出された
インクは、パージングローラ81の表面に付着し、更
に、パージングローラ81の回転に伴ってバックアップ
ローラ82との接触位置まで運ばれ、バックアップロー
ラ82の外周面を構成する吸収材によって吸収される。
【0074】なお、両ローラ81、82の回転方向は、
同方向でも異方向でも構わないが、両ローラ81、82
の周速に差を設け、接触部で摩擦力が働く様に設定すれ
ば、第一クリーニング81からバックアップローラ82
へのインクの移送を効率良く行わせることができる。
同方向でも異方向でも構わないが、両ローラ81、82
の周速に差を設け、接触部で摩擦力が働く様に設定すれ
ば、第一クリーニング81からバックアップローラ82
へのインクの移送を効率良く行わせることができる。
【0075】この様に、記録ヘッド10から吐出された
インクを、随時、バックアップローラ82側に移送する
ことによって、パージングローラ81の表面に到達した
インクが集まって、液だれを起こす恐れがなくなる。ま
た、簡易な構成で、記録ヘッド10から吐出されたイン
クを効率良く回収することができる。
インクを、随時、バックアップローラ82側に移送する
ことによって、パージングローラ81の表面に到達した
インクが集まって、液だれを起こす恐れがなくなる。ま
た、簡易な構成で、記録ヘッド10から吐出されたイン
クを効率良く回収することができる。
【0076】なお、この例においては、パージングロー
ラ81からバックアップローラ82へのインクの移動
を、ローラの接触だけ行わせているが。更に、両ローラ
間に電界を形成しながら行えば、両ローラ間のインクの
移動効率を向上させることができる。
ラ81からバックアップローラ82へのインクの移動
を、ローラの接触だけ行わせているが。更に、両ローラ
間に電界を形成しながら行えば、両ローラ間のインクの
移動効率を向上させることができる。
【0077】(例10)図14に本発明に基くインクジ
ェト記録装置の他の例を示す。この図は、インクジェッ
ト記録装置の主要部の断面図である。この例では、専用
のパージングヘッドを設けずに、以下で説明する様に、
対向電極25にパージング用の電極の機能を兼ねさせて
いる。なお、記録ヘッド10の構成は、先に例1におい
て図2及び図3で示したもの同一である。
ェト記録装置の他の例を示す。この図は、インクジェッ
ト記録装置の主要部の断面図である。この例では、専用
のパージングヘッドを設けずに、以下で説明する様に、
対向電極25にパージング用の電極の機能を兼ねさせて
いる。なお、記録ヘッド10の構成は、先に例1におい
て図2及び図3で示したもの同一である。
【0078】この例では、対向電極25に隣接する位置
にクリーニングローラ91が設けられる。クリーニング
ローラ91は、副走査方向(図14で左右方向)に移動
可能であり、記録ドットの形成の際には待機位置まで後
退して対向電極25から離れ、パージング動作時には前
進して対向電極25の外周面に接触する。
にクリーニングローラ91が設けられる。クリーニング
ローラ91は、副走査方向(図14で左右方向)に移動
可能であり、記録ドットの形成の際には待機位置まで後
退して対向電極25から離れ、パージング動作時には前
進して対向電極25の外周面に接触する。
【0079】次に、このインクジェット記録装置におい
て、記録ヘッド10のパージングを行う際の動作につい
て説明する。
て、記録ヘッド10のパージングを行う際の動作につい
て説明する。
【0080】パージング動作の際には、対向電極25へ
の記録紙(26;図1)の供給が中断され、クリーニン
グローラ91が前進して、図14に示す様に、対向電極
25の外周面に接触する。次いで、記録ヘッド10と対
向電極25との間に、記録ドット形成時と比べて強い電
界を発生させ、記録ヘッド10から対向電極25に向け
てインクを吐出させる。対向電極25に付着したインク
は、対向電極25の回転に伴いクリーニングローラ91
との接触位置まで移動し、クリーニングローラ91に吸
収される。パージング動作が終了すると、クリーニング
ローラ91は、対向電極25から離れて待機位置まで後
退し、記録紙の供給中断の状態が解除される。
の記録紙(26;図1)の供給が中断され、クリーニン
グローラ91が前進して、図14に示す様に、対向電極
25の外周面に接触する。次いで、記録ヘッド10と対
向電極25との間に、記録ドット形成時と比べて強い電
界を発生させ、記録ヘッド10から対向電極25に向け
てインクを吐出させる。対向電極25に付着したインク
は、対向電極25の回転に伴いクリーニングローラ91
との接触位置まで移動し、クリーニングローラ91に吸
収される。パージング動作が終了すると、クリーニング
ローラ91は、対向電極25から離れて待機位置まで後
退し、記録紙の供給中断の状態が解除される。
【0081】この例の様に、対向電極25にパージング
用の電極の機能を兼ねさせることによって、装置構成が
簡略化され、装置の小型化を図るができる。
用の電極の機能を兼ねさせることによって、装置構成が
簡略化され、装置の小型化を図るができる。
【0082】(例11)図15に本発明に基くインクジ
ェト記録装置の他の例を示す。この図は、インクジェッ
ト記録装置の主要部の断面図である。この装置は、先に
例1(図1)に示した構成に、更に、記録ヘッド10の
インクガイド22の監視機構101〜103を付け加え
たもので、その他の構成は、図1に示したものと同一で
ある。
ェト記録装置の他の例を示す。この図は、インクジェッ
ト記録装置の主要部の断面図である。この装置は、先に
例1(図1)に示した構成に、更に、記録ヘッド10の
インクガイド22の監視機構101〜103を付け加え
たもので、その他の構成は、図1に示したものと同一で
ある。
【0083】インクガイド22の監視機構は、インクガ
イド22先端部の目詰まりを光学的に検出するものであ
って、発光部101(検出手段)、受光部102(検出
手段)及びデータ処理部103(制御装置)などから構
成される。発光部101及び受光部102は、インクガ
イド22先端部のスリット(23;図2)を間に挟む様
に配置される。インクガイド22先端部にトナー粒子の
付着等によって目詰まりが生じると、特にスリット22
の内部でインクの濃度が高まるので、光学濃度をモニタ
することにより、目詰まりの発生を検知することができ
る。受光部102からの信号は、データ処理部103内
でデータ処理され、目詰まりの有無が判定される。イン
クガイド22先端部の目詰まりが検出された場合には、
印刷動作が中断され、自動的にパージング動作が行われ
る。
イド22先端部の目詰まりを光学的に検出するものであ
って、発光部101(検出手段)、受光部102(検出
手段)及びデータ処理部103(制御装置)などから構
成される。発光部101及び受光部102は、インクガ
イド22先端部のスリット(23;図2)を間に挟む様
に配置される。インクガイド22先端部にトナー粒子の
付着等によって目詰まりが生じると、特にスリット22
の内部でインクの濃度が高まるので、光学濃度をモニタ
することにより、目詰まりの発生を検知することができ
る。受光部102からの信号は、データ処理部103内
でデータ処理され、目詰まりの有無が判定される。イン
クガイド22先端部の目詰まりが検出された場合には、
印刷動作が中断され、自動的にパージング動作が行われ
る。
【0084】この例の様に、インクガイド22先端部の
目詰まりを監視する機構を設けることによって、目詰ま
りが生じた場合にのみパージング動作を行うことができ
るので、装置の実稼動時間を増大させることができる。
また、自己診断によって、常にインクガイド22先端を
付着物の無い状態に維持することができるので、ユーザ
によるメインテナンスの手間が軽減される。更に、上記
の監視機構からの情報に基づいてパージング動作時の電
界条件を切り替えることによって、最適なパージング条
件を自動的に設定することも可能である。
目詰まりを監視する機構を設けることによって、目詰ま
りが生じた場合にのみパージング動作を行うことができ
るので、装置の実稼動時間を増大させることができる。
また、自己診断によって、常にインクガイド22先端を
付着物の無い状態に維持することができるので、ユーザ
によるメインテナンスの手間が軽減される。更に、上記
の監視機構からの情報に基づいてパージング動作時の電
界条件を切り替えることによって、最適なパージング条
件を自動的に設定することも可能である。
【0085】なお、発光部101及び受光部102を各
インクガイド22毎に個別に設けても良いし、発光部1
01及び受光部102をインクガイド22の配列方向を
スキャンすることによって、一対で複数のインクガイド
22を監視する様に構成しても良い。
インクガイド22毎に個別に設けても良いし、発光部1
01及び受光部102をインクガイド22の配列方向を
スキャンすることによって、一対で複数のインクガイド
22を監視する様に構成しても良い。
【0086】また、この例では、発光部101と受光部
102とを分離し、透過光を用いて目詰まりの検知を行
っているが、これに代って、発光部101と受光部10
2とを一体化して、反射光を用いて目詰まりの検知を行
うこともできる。
102とを分離し、透過光を用いて目詰まりの検知を行
っているが、これに代って、発光部101と受光部10
2とを一体化して、反射光を用いて目詰まりの検知を行
うこともできる。
【0087】(例12)図16に本発明に基くインクジ
ェト記録装置の他の例を示す。この図は、インクジェッ
ト記録装置の主要部の断面図である。この装置は、先に
例1(図1)に示した構成に、更に、記録紙26上に形
成された画像の状態を監視する監視機構111、112
を付け加えたもので、その他の構成は、図1に示したも
のと同一である。
ェト記録装置の他の例を示す。この図は、インクジェッ
ト記録装置の主要部の断面図である。この装置は、先に
例1(図1)に示した構成に、更に、記録紙26上に形
成された画像の状態を監視する監視機構111、112
を付け加えたもので、その他の構成は、図1に示したも
のと同一である。
【0088】監視機構は、記録ドラム10に近接して配
置された画像モニタ部111(画像認識手段)及びデー
タ処理部113(制御装置)などから構成される。画像
モニタ部111は、発光部及び受光部が一体となってお
り、その出力信号はデータ処理部113へ送られる。
置された画像モニタ部111(画像認識手段)及びデー
タ処理部113(制御装置)などから構成される。画像
モニタ部111は、発光部及び受光部が一体となってお
り、その出力信号はデータ処理部113へ送られる。
【0089】記録ヘッド10のインクガイド22先端部
にトナー粒子の付着等によって目詰まりが生じると、記
録紙26の上に形成される記録ドットの寸法が小さくな
り、時には記録ドットが形成されなくなる。従って、記
録紙26上にテストパターンを印刷して、このテストパ
ターンを監視することによって、記録ヘッド10の目詰
まりの状態を判断することができる。なお、テストパタ
ーンとしては、例えば、矩形のベタのパターンが適して
いる。
にトナー粒子の付着等によって目詰まりが生じると、記
録紙26の上に形成される記録ドットの寸法が小さくな
り、時には記録ドットが形成されなくなる。従って、記
録紙26上にテストパターンを印刷して、このテストパ
ターンを監視することによって、記録ヘッド10の目詰
まりの状態を判断することができる。なお、テストパタ
ーンとしては、例えば、矩形のベタのパターンが適して
いる。
【0090】テストパターンの画像は、画像モニタ部1
11からデータ処理部113へ送られ、処理される。テ
ストパターンの濃度が所定の閾値以下である場合に、目
詰まりが生じているものと判定される。目詰まりと判定
された場合には、印刷動作が中断され、自動的にパージ
ング動作が行われる。
11からデータ処理部113へ送られ、処理される。テ
ストパターンの濃度が所定の閾値以下である場合に、目
詰まりが生じているものと判定される。目詰まりと判定
された場合には、印刷動作が中断され、自動的にパージ
ング動作が行われる。
【0091】なお、画像モニタ部111は、前の例と同
様に、発光部と受光部とを別個に備えたものでもよく、
また、全インクガイド22に対応したライン型の構成、
あるいはシリアル構造で全インクガイドによる形成ドッ
トをモニタするようにして良い。この様に、記録紙26
上に印刷された画像の状態に基づいてパージング動作を
行う様に構成した場合には、記録ヘッドの目詰まりを高
い確率で判別することができるので、パージング動作の
頻度を適切に保つことができる。
様に、発光部と受光部とを別個に備えたものでもよく、
また、全インクガイド22に対応したライン型の構成、
あるいはシリアル構造で全インクガイドによる形成ドッ
トをモニタするようにして良い。この様に、記録紙26
上に印刷された画像の状態に基づいてパージング動作を
行う様に構成した場合には、記録ヘッドの目詰まりを高
い確率で判別することができるので、パージング動作の
頻度を適切に保つことができる。
【0092】
【発明の効果】本発明に基づくインクジェット記録装置
によれば、静電気力を利用してインク滴の吐出を行うタ
イプの装置において、記録ヘッドの目詰まりを速やかに
除去することができるので、印刷される画像の品質を常
に良好な状態で維持することが可能になる。
によれば、静電気力を利用してインク滴の吐出を行うタ
イプの装置において、記録ヘッドの目詰まりを速やかに
除去することができるので、印刷される画像の品質を常
に良好な状態で維持することが可能になる。
【図1】本発明に基づくインクジェット記録装置の第一
の例を示す概略構成図。
の例を示す概略構成図。
【図2】図1のインクジェット記録装置を構成する記録
ヘッド部分の拡大断面図。
ヘッド部分の拡大断面図。
【図3】図2の記録ヘッドのインク吐出部の拡大平面
図。
図。
【図4】図1のインクジェット記録装置を構成するパー
ジングヘッドの斜視図。
ジングヘッドの斜視図。
【図5】本発明に基づくインクジェット記録装置の第二
の例において使用されるパージングヘッドの正面図。
の例において使用されるパージングヘッドの正面図。
【図6】本発明に基づくインクジェット記録装置の第三
の例におけるパージング動作について説明する図。
の例におけるパージング動作について説明する図。
【図7】本発明に基づくインクジェット記録装置の第四
の例において使用されるパージングヘッドの断面図。
の例において使用されるパージングヘッドの断面図。
【図8】本発明に基づくインクジェット記録装置の第五
の例において使用されるパージングヘッドの斜視図。
の例において使用されるパージングヘッドの斜視図。
【図9】図8のパージングヘッドを用いたパージング動
作について説明する図。
作について説明する図。
【図10】本発明に基づくインクジェット記録装置の第
六の例において使用されるパージングヘッドの斜視図。
六の例において使用されるパージングヘッドの斜視図。
【図11】本発明に基づくインクジェット記録装置の第
七の例において使用されるパージングヘッドの斜視図。
七の例において使用されるパージングヘッドの斜視図。
【図12】本発明に基づくインクジェット記録装置の第
八の例を示す概略構成図。
八の例を示す概略構成図。
【図13】本発明に基づくインクジェット記録装置の第
九の例を示す概略構成図。
九の例を示す概略構成図。
【図14】本発明に基づくインクジェット記録装置の第
十の例を示す概略構成図。
十の例を示す概略構成図。
【図15】本発明に基づくインクジェット記録装置の第
11の例を示す概略構成図。
11の例を示す概略構成図。
【図16】本発明に基づくインクジェット記録装置の第
12の例を示す概略構成図。
12の例を示す概略構成図。
10・・・記録ヘッド、11・・・インク、12・・・
インク滴、11・・・支持軸、17・・・インク供給タ
ンク、18・・・インク供給路、20・・・制御電極、
21・・・開口部、22・・・インクガイド、23・・
・スリット、24・・・インク室、25・・・対向電
極、26・・・記録紙、31・・・ヘッドブロック、3
3・・・インクガイドブロック、34・・・絶縁性基
板、36・・・貫通孔、38・・・バイアス電圧源、3
9・・・信号電圧源、40・・・パージングヘッド、4
1・・・パージング電極(電極板)、42・・・貫通
孔、43・・・吸収材、45・・・溝、46・・・イン
ク吸引電極、47・・・直流電圧源、51・・・パージ
ング電極(電極板)、53・・・吸収材、54・・・ケ
ーシング、55・・・仕切部、56・・・誘導板、61
・・・電極部材(インク吸収性の多孔質体)、64・・
・ケーシング、71・・・残留インク吸収部、73・・
・吸収材、74・・・ケーシング、81・・・パージン
グローラ(第一のローラ)、82・・・バックアップロ
ーラ(第二のローラ)、91・・・クリーニングロー
ラ、101・・・発光部(検出手段)、102・・・受
光部(検出手段)、103・・・データ処理部(制御装
置)、111・・・画像モニタ部(画像認識手段)、1
13・・・データ処理部(制御装置)。
インク滴、11・・・支持軸、17・・・インク供給タ
ンク、18・・・インク供給路、20・・・制御電極、
21・・・開口部、22・・・インクガイド、23・・
・スリット、24・・・インク室、25・・・対向電
極、26・・・記録紙、31・・・ヘッドブロック、3
3・・・インクガイドブロック、34・・・絶縁性基
板、36・・・貫通孔、38・・・バイアス電圧源、3
9・・・信号電圧源、40・・・パージングヘッド、4
1・・・パージング電極(電極板)、42・・・貫通
孔、43・・・吸収材、45・・・溝、46・・・イン
ク吸引電極、47・・・直流電圧源、51・・・パージ
ング電極(電極板)、53・・・吸収材、54・・・ケ
ーシング、55・・・仕切部、56・・・誘導板、61
・・・電極部材(インク吸収性の多孔質体)、64・・
・ケーシング、71・・・残留インク吸収部、73・・
・吸収材、74・・・ケーシング、81・・・パージン
グローラ(第一のローラ)、82・・・バックアップロ
ーラ(第二のローラ)、91・・・クリーニングロー
ラ、101・・・発光部(検出手段)、102・・・受
光部(検出手段)、103・・・データ処理部(制御装
置)、111・・・画像モニタ部(画像認識手段)、1
13・・・データ処理部(制御装置)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 保坂 靖夫 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 永戸 一志 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 樋口 和彦 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 中尾 英之 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内
Claims (11)
- 【請求項1】 表面に記録媒体が保持される対向電極
と、 対向基板に対向する位置に配置され、対向電極との間に
電圧を印加することによって、静電気力でインク滴を記
録媒体に向けて吐出させる記録ヘッドと、 対向電極に隣接する位置に配置されたパージングヘッド
と、 記録ヘッドをパージングヘッドに対向する位置に移動す
る移動手段と、 を備え、 前記記録ヘッドを前記パージングヘッドに対向させた状
態で、前記パージングヘッドとの間に電圧を印加するこ
とによって、静電気力でインク滴を前記パージングヘッ
ドに向けて吐出させ、前記記録ヘッドのインク吐出部に
付着した付着物を除去することを特徴とするインクジェ
ット記録装置。 - 【請求項2】 前記記録ヘッドは、 前記対向電極に対向し、中央付近にそれぞれ開口部を有
し、二次元的に配列された複数の制御電極と、 制御電極の後方に設けられ、溶媒中に色材成分を分散さ
せたインクを収容するたインク室と、 前記開口部の中心付近を貫通し、先端部が制御電極の前
面から前記対向電極側に突出し、突出方向に沿ってイン
ク室内から先端部まで至るスリットを有するインクガイ
ドと、 を備え、前記インクガイドの先端部から前記インク滴を
吐出させることを特徴とする請求項1に記載のインクジ
ェット記録装置。 - 【請求項3】 前記パージングヘッドは、 前記記録ヘッドに対向する電極板と、 この電極板に接触する様に配置されたインクの吸収材
と、 を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記
載のインクジェット記録装置。 - 【請求項4】 前記電極板には複数の貫通孔が形成さ
れ、前記インクの吸収材は、前記電極板の裏面側に配置
されることを特徴とする請求項3に記載のインクジェッ
ト記録装置。 - 【請求項5】 前記電極板は、その表面に前記複数の貫
通孔と交差する複数の溝が形成されていることを特徴と
する請求項4に記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項6】 前記パージングヘッドは、前記記録ヘッ
ドに対向し、導電性で且つインクの吸収性を備えた多孔
質材からなる電極部材を備えたことを特徴とする請求項
1または請求項2に記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項7】 前記パージングヘッドは、 前記記録ヘッドに対向し、導電性の部材からなる円筒状
の第一のローラと、 第一のローラの外周に接触し、外周部がインクの吸収性
を備えた多孔質材で構成された円筒状の第二のローラ
と、 を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記
載のインクジェット記録装置。 - 【請求項8】 前記記録ヘッドのインク吐出部に付着し
た付着物の状態を検出する検出手段と、 この検出手段から情報に基づいて、前記記録ヘッドを前
記パージングヘッドに対向する位置に移動して、前記記
録ヘッドから前記パージングヘッドに向けてインク滴を
吐出させる制御装置と、 を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載のインク
ジェット記録装置。 - 【請求項9】 前記インクガイドの先端部に付着した付
着物の状態を検出する検出手段と、 この検出手段から情報に基づいて、前記記録ヘッドを前
記パージングヘッドに対向する位置に移動して、前記イ
ンクガイドの先端部から前記パージングヘッドに向けて
インク滴を吐出させる制御装置と、 を更に備えたことを特徴とする請求項2に記載のインク
ジェット記録装置。 - 【請求項10】 前記記録媒体上に形成された記録ドッ
トの状態を監視する画像認識手段と、 この画像認識手段から情報に基づいて、前記記録ヘッド
を前記パージングヘッドに対向する位置に移動して、前
記記録ヘッドから前記パージングヘッドに向けてインク
滴を吐出させる制御装置と、 を更に備えたことを特徴とする請求項1または請求項2
に記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項11】 表面に記録媒体が保持される対向電極
と、 対向基板に対向する位置に配置され、対向電極との間に
電圧を印加することによって、静電気力でインク滴を記
録媒体に向けて吐出させる記録ヘッドと、 対向電極に隣接する位置に移動可能に配置され、外周部
がインクの吸収性を備えた多孔質材で構成されたクリー
ニングローラと、 クリーニングローラを移動して対向電極の表面に接触さ
せる駆動機構と、 を備え、 前記クリーニングローラを前記対向電極の表面に接触さ
せた状態で、前記記録ヘッドと前記対向電極との間に画
像記録時と比べて強い電界を発生させることによって、
静電気力でインク滴を前記対向電極に向けて吐出させる
とともに、前記対向電極の表面に付着したインクを前記
クリーニングローラで回収し、これによって、前記記録
ヘッドのインク吐出部に付着した付着物を除去すること
を特徴とするインクジェット記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10071608A JPH11268304A (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | インクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10071608A JPH11268304A (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | インクジェット記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11268304A true JPH11268304A (ja) | 1999-10-05 |
Family
ID=13465545
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10071608A Pending JPH11268304A (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | インクジェット記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11268304A (ja) |
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1998
- 1998-03-20 JP JP10071608A patent/JPH11268304A/ja active Pending
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