JPH11268306A - カラー記録装置 - Google Patents

カラー記録装置

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JPH11268306A
JPH11268306A JP10079656A JP7965698A JPH11268306A JP H11268306 A JPH11268306 A JP H11268306A JP 10079656 A JP10079656 A JP 10079656A JP 7965698 A JP7965698 A JP 7965698A JP H11268306 A JPH11268306 A JP H11268306A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラー記録装置において、カラー記録での各
色のヘッド駆動のタイミングをずらして、それぞれの色
毎に駆動電圧を設定することで電源回路が1系統で済
み、コスト低減が図れ、しかも、各色のヘッド毎に適正
な駆動電圧を印加することが可能で、カラー記録品質の
向上を図る。 【解決手段】 駆動電源30からヘッドドライバ21を
介して印字ヘッド61〜64に印加する電圧を各色の印
字ヘッドに応じて可変し、かつ各印字ヘッド毎にタイミ
ングをずらして印加する。これにより、印字ヘッド毎に
別個の駆動電圧源を用いる場合に比し、駆動電源が1系
統で済み、コスト低減が図れ、しかも、印字ヘッドに応
じて最適な駆動電圧を印加することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、コピー
機等に適用される、カラー記録装置に係り、特に、その
記録ヘッド駆動電源の簡略化技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、インクジェット方式やサーマ
ル熱転写方式等により複数色のインクをそれぞれ噴射し
てカラー画像を記録するカラー記録装置がある。この記
録装置には、複数の記録ヘッド(印字ヘッド)を持つヘ
ッドドライバが備えられ、このヘッドドライバは、画像
データに基づいて印字ヘッドのアクチュエータに対して
所定の駆動電圧を印加して、該印字ヘッドを駆動する。
複数色の印字ヘッドとして、例えば、フルカラーの場
合、イエロー、マゼンタ、シアン及び黒の4色のインク
のヘッドを用いる。
【0003】ところで、この種のカラー記録装置におけ
る各色の印字ヘッドは、その出力特性にバラツキがあ
り、また、インク自身もその色・種類によって物性が異
なることから、1つの駆動電圧で複数の印字ヘッドを駆
動してカラー画像記録を行った時に、カラーバランスが
崩れたり、色の階調再現性が悪くなったりすることがあ
る。そこで、印字ヘッドの駆動を、印字ヘッドの記録特
性に合わせるように制御することが知られている。例え
ば、印字ヘッドとして、圧電素子の電気−機械変換作用
を利用して圧力波を発生させ、吐出口からインクを噴射
するヘッドを用いる場合、圧電素子への印加電圧を印字
ヘッドの記録特性に合わせて制御することで、吐出され
るインク滴の大きさを制御し、もって、カラーバランス
等の補正を行うことが知られている(例えば、特開平2
−167755号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来装置においては、印字ヘッドの記録特性に合
わせて複数色の印字ヘッドの個々に対して適正な駆動電
圧を印加するために、印字信号を変換させるテーブルを
複数もっておき、印字ヘッドの吐出特性の情報から適切
な印加電圧を選択・設定するといった複雑な構成を必要
とし、もしくは、記録ヘッド毎に駆動電圧を設定するた
めに電源を複数系統に増大するとなると、電源系の回路
規模が大きくなり、記録装置のコスト高につながってし
まう。
【0005】本発明は、上記問題を解消するために成さ
れたものであって、カラー記録での各色のヘッド駆動の
タイミングをずらして、それぞれの色毎に駆動電圧を設
定することで電源回路が1系統で済み、コスト低減が図
れ、しかも、各色のヘッド毎に適正な駆動電圧を印加す
ることが可能で、カラー記録品質を向上し得るカラー記
録装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記目的
を達成するために請求項1に記載の発明は、複数の色の
インク毎にインクが充填されるインク室と、前記インク
室内のインクに圧力を与えてノズルからインクを噴射さ
せるアクチュエータとを有した記録ヘッドと、1ドット
単位の噴射指令に応じて、駆動電圧源から前記各色の記
録ヘッドのアクチュエータに駆動電圧を印加するドライ
バと、画像データに基づいて1ドット単位の噴射指令を
前記ドライバに対して出力する制御手段とを備えたカラ
ー記録装置において、制御手段は、駆動電圧源からドラ
イバを介して記録ヘッドに印加する電圧を各色の記録ヘ
ッドに応じて可変し、かつ各記録ヘッド毎にタイミング
をずらして印加するものである。
【0007】本発明によれば、制御手段は1つの駆動電
圧源からドライバを介して各色の記録ヘッド毎にタイミ
ングをずらして、ヘッドに応じた駆動電圧を印加するの
で、記録ヘッド毎に別個の駆動電圧源を用いる場合に比
し、駆動電源が1系統で済み、コスト低減が図れ、しか
も、ヘッドに応じて最適な駆動電圧を印加することがで
きるので、カラー記録品質を保持でき、良好なカラーバ
ランス、色階調再現を得ることが可能となる。
【0008】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載のカラー記録装置において、駆動電圧源から出力
される駆動電圧を可変するための電圧変換データを出力
する電圧変換テーブルをさらに備え、制御手段は、電圧
変換テーブルに対して、噴射指令の各色に対応してテー
ブルデータ選択信号を出力するものである。
【0009】本発明によれば、制御手段から噴射指令の
各色に対応してテーブルデータ選択信号が出力され、こ
れに基づいて電圧変換テーブルから各色に対応した電圧
変換データが出力され、このデータに基づいて駆動電圧
源は所定の駆動電圧をヘッドに印加する。従って、1つ
の電圧変換テーブルを持つだけで、簡素な電源系でもっ
て容易に各色のヘッドに適した駆動電圧を印加すること
ができ、上記と同様の作用効果が得られる。
【0010】また、請求項3に記載の発明は、請求項2
に記載のカラー記録装置において、電圧変換テーブルの
データは外部から任意に書き替え可能とされているもの
である。本発明によれば、上記の作用効果に加えて、各
色の記録ヘッドの出力特性に合わせて、電圧変換テーブ
ルのデータを書き替えることができるので、記録ヘッド
やインクの交換時においても容易に対応することが可能
である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を参照して説明する。図1は、カラー記録装置の一実施
形態によるインクジェットプリンタの電気的構成を示す
ブロック図である。インクジェットプリンタの制御装置
は、1チップ構成のマイクロコンピュータ11(CP
U),ROM12,RAM13を備えている。マイクロ
コンピュータ11には、ユーザが印字の指示などを行う
ための操作パネル14,印字ヘッドが搭載されたキャリ
ッシジモータ506を駆動するためのモータ駆動回路1
5,被記録媒体としての記録用紙を搬送するLFモータ
510を駆動するためのモータ駆動回路16,記録用紙
の先端を検出するペーパーセンサ17,記録用紙に印字
する際の原点位置を検出する原点センサ18などが接続
されている。
【0012】印字ヘッド60(記録ヘッド)は、ヘッド
ドライバ21(ドライバ)によって駆動され、ヘッドド
ライバ21は制御回路22(制御手段)によって制御さ
れ、印字ヘッド60に適した駆動信号を生成して各ヘッ
ドに印加する。印字ヘッド60は、黒(K)、イエロー
(Y)、シアン(C)及びマゼンタ(M)の4色のヘッ
ド61〜64から成り、各ヘッドに設けられたインク室
内の電極(図示なし)にヘッドドライバ21から駆動電
圧が印加される。マイクロコンピュータ11とROM1
2,RAM13,制御回路22とは、アドレスバス23
およびデータバス24を介して接続されている。マイク
ロコンピュータ11は、ROM12に予め記憶されたプ
ログラムに従い、印字開始信号およびリセット信号を生
成し、各信号を制御回路22へ転送する。
【0013】ヘッドドライバ21には、印字ヘッド60
用の駆動電圧を発生する駆動電源30(駆動電圧源)が
接続され、この駆動電源30からヘッドドライバ21を
介して印字ヘッド60に所定の駆動電圧を印加する。こ
の駆動電源30には、電圧変換テーブル31が接続さ
れ、この電圧変換テーブル31は、制御回路22から出
力される2ビットのテーブルデータ選択信号(図2、図
3参照)に基づいて8ビットの電圧変換データ(後記表
1参照)を駆動電源30に出力する。また、電圧変換テ
ーブル31は、マイクロコンピュータ11からの書き替
えデータを受けて、テーブルのデータを任意に書き替え
可能とされている。
【0014】制御回路22は、ゲートアレイにより構成
され、印字開始信号およびリセット信号に従い、イメー
ジメモリ25に記憶されている画像データに基づいて、
その画像データを被記録媒体に形成するための印字デー
タ,その印字データと同期する転送クロック,ストロー
ブ信号,印字クロックを生成し、キャリッジエンコーダ
信号に同期してそれら各信号をヘッドドライバ21へ転
送する。これにより、制御回路22は、画像データに基
づく1ドット単位のインク噴射指令をヘッドドライバ2
1に対して出力することになり、ヘッドドライバ21
は、その1ドット単位の噴射指令に応じて、駆動電源3
0から出力される駆動電圧を各印字ヘッド60のアクチ
ュエータに印加する。また、マイクロコンピュータ11
は、パーソナルコンピュータなどの外部機器からセント
ロ・インターフェース20を介して転送されてくる画像
データを、イメージメモリ25に記憶させる。
【0015】図2は、駆動電源30とヘッドドライバ2
1の詳細構成を示すブロック図である。ヘッドドライバ
21は、例えば、各色の印字ヘッド60がそれぞれ64
室のインク室を有している64チャンネル・マルチノズ
ルヘッドを駆動するものである。ヘッドドライバ21
は、4色のヘッドに対応した回路を有し、詳細は図示し
ていないが、各々、シリアル−パラレル変換器,データ
ラッチ,ANDゲート,出力回路を備え、制御回路22
からの転送クロックと同期してシリアル転送されてくる
印字データを入力し、転送クロックの立ち上がりに従っ
て、印字データを各パラレルデータに変換することによ
り、印字データのシリアル−パラレル変換を行う。
【0016】上記駆動電源30からの駆動電圧は、ヘッ
ドドライバ21の各出力回路に付与され、これを介し
て、制御回路22の印字データ信号発生回路27からの
各色のクロック信号に同期して各ヘッド61〜64に印
加されるようにしている。ここに、制御回路22の印字
データ信号発生回路27は、各記録ヘッド61〜64毎
に時間タイミングをずらしてクロック信号を発生する。
また、駆動電源30は、ディジタル/アナログ(D/
A)変換器およびアンプから成り、電圧変換テーブル3
1から出力される各色毎に予め設定された8ビットの電
圧変換データを受け、それをD/A変換してアンプを作
動させ、各色の印字ヘッド61〜64に応じて可変され
た設定の駆動電圧を出力するものである。
【0017】次に、上記のように構成された本実施形態
のインクジェットプリンタにおいて、マイクロコンピュ
ータ11、制御回路22、駆動電源30、及びヘッドド
ライバ21による印字ヘッド60を駆動する動作につい
て、図3、図4を参照して説明する。図3は、動作のタ
イミングチャート、図4は、駆動電源特性を示す。制御
回路22からは、図3に示すように、各色のクロック信
号に対応して2ビットのテーブルデータ選択信号が出力
され、電圧変換テーブル31に与えられる。テーブルデ
ータ選択信号は、各色の印字ヘッド61〜64に対応し
た最適な駆動電圧が駆動電源30から出力されるよう
に、各色毎に予め設定されている。このテーブルデータ
選択信号に基づいて電圧変換テーブル31から8ビット
電圧変換データが駆動電源30に入力される。駆動電源
30は、その電圧変換データのアナログ値の駆動電圧を
生成し、ヘッドドライバ21に出力する。この駆動電圧
は各色のクロック信号に同期して選択的に印字ヘッド6
1〜64に印加される。下記の表に、電圧変換テーブル
31が出力する8ビットの電圧変換データと、それによ
る駆動電源30からの駆動電圧を示す。
【0018】
【表1】 8ビット電圧変換データ 最適駆動電圧 ブラック E6h 28.5(V) イエロー D5h 27.2(V) シアン E0h 28.0(V) マゼンタ D9h 27.6(V)
【0019】ここに、制御回路22の印字データ信号発
生回路27は、マイクロコンピュータ11から与えられ
るタイミング信号(印字開始信号)を基に、図3に示し
たように、各印字ヘッド61〜64毎に時間タイミング
をずらしてクロック信号を発生する。これにより、1つ
の駆動電源30から各印字ヘッド61〜64毎に所定の
駆動電圧を印加することができるようにしており、従っ
て、電源系統が増大せず、簡略化できコスト低減が図れ
る。しかも、容易に各色の印字ヘッド61〜64の特性
に合った最適な駆動電圧を印加することができ、良好な
カラーバランス、色階調再現での記録が可能となる。
【0020】また、電圧変換テーブル31のデータはマ
イクロコンピュータ11からの書き替えデータ26によ
り任意に書き替え可能とされている。このため、印字ヘ
ッド60やインクの交換時において、交換後の印字ヘッ
ド60の特性に合わせたものに対応することが容易に行
える。さらにまた、各色のインクの物性や、その温度条
件等に対する物性の変動特性を考慮して設定した各色の
ヘッドに対する適正駆動電圧に関する情報をROM12
又はRAM13に予め格納しておき、マイクロコンピュ
ータ11は、この情報に基づいて電圧変換テーブル31
に対して書き替えデータを出力するようにしてもよい。
【0021】また、上記のように印字クロック信号のタ
イミングを各色毎にずらすことから、印字品質上で支障
がある場合には、各色の印字ヘッド61〜64の夫々の
ノズル位置を、上記タイミングのずれを考慮して、ずら
して配置しておくことが考えられる。ただし、信号のタ
イミングをずらしても、ラインヘッドを使用するものに
おいては、1ライン毎に用紙送りを停止する、又はキャ
リッジの移動速度が各ヘッドの駆動タイミングのずれに
対して十分に遅いような場合は、印字品質上で特に支障
はなく、印字ヘッドのノズル位置をずらす必要はない。
【0022】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、種々の変形が可能である。例えば、
(1)上記実施形態では、印字ヘッドとして、圧電材料
を用いたアクチュエータを使用したものを示し、この場
合、印字ヘッドの構成が簡略化され、耐久性の向上及び
製造コストの低減を図ることができるが、本発明は、こ
の圧電方式に限られず、サーマルヘッド方式や、バブル
ジェット方式等、各種駆動方式の記録ヘッドに対して同
様に適用することができる。 (2)本発明は、上記実施形態ではフルカラー記録装置
の場合を示したが、2色以上の印字ヘッドを用いるモノ
カラー記録装置などにおいても同様に適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態によるインクジェットプ
リンタの電気的構成を示すブロック図。
【図2】 本実施形態によるインクジェットプリンタの
記録ヘッドを駆動する電源系のブロック図。
【図3】 記録ヘッド駆動のための信号のタイミングチ
ャートを示す図。
【図4】 駆動電源の駆動電圧特性を示す図。
【符号の説明】
11…マイクロコンピュータ 21…ヘッドドライバ 22…制御回路 30…駆動電源 31…電圧変換
テーブル 60,61〜64…印字ヘッド(記録ヘッド)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の色のインク毎にインクが充填され
    るインク室と、前記インク室内のインクに圧力を与えて
    ノズルからインクを噴射させるアクチュエータとを有し
    た記録ヘッドと、 1ドット単位の噴射指令に応じて、駆動電圧源から前記
    各色の記録ヘッドのアクチュエータに駆動電圧を印加す
    るドライバと、 画像データに基づいて1ドット単位の噴射指令を前記ド
    ライバに対して出力する制御手段とを備えたカラー記録
    装置において、 前記制御手段は、前記駆動電圧源から前記ドライバを介
    して記録ヘッドに印加する電圧を各色の記録ヘッドに応
    じて可変し、かつ各記録ヘッド毎にタイミングをずらし
    て印加することを特徴とするカラー記録装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動電圧源から出力される駆動電圧
    を可変するための電圧変換データを出力する電圧変換テ
    ーブルをさらに備え、 前記制御手段は、前記電圧変換テーブルに対して、噴射
    指令の各色に対応してテーブルデータ選択信号を出力す
    ることを特徴とする請求項1に記載のカラー記録装置。
  3. 【請求項3】 前記電圧変換テーブルのデータは外部か
    ら任意に書き替え可能とされていることを特徴とする請
    求項2に記載のカラー記録装置。
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