JPH11268407A - ペンプロッタ―及びインクジェット用被記録材並びにその記録物 - Google Patents
ペンプロッタ―及びインクジェット用被記録材並びにその記録物Info
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- JPH11268407A JPH11268407A JP10374017A JP37401798A JPH11268407A JP H11268407 A JPH11268407 A JP H11268407A JP 10374017 A JP10374017 A JP 10374017A JP 37401798 A JP37401798 A JP 37401798A JP H11268407 A JPH11268407 A JP H11268407A
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- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 インクジェット方式による印字や描画後、ペ
ンプロッターによる修正加筆や必要情報の加筆が可能で
ある上、カールの発生も抑制しうる被記録材、及びそれ
を用いた被記録物を提供する。 【解決手段】 基材の片面に、(A)インクジェットに
より記録可能なインク受容層を設けるとともに、その反
対側の面に(B)ペンプロッターにより筆記可能な筆記
層を設けたペンプロッター及びインクジェット用被記録
材、並びにこの被記録材の(A)層上にインクジェット
により形成されたパターンが、また(B)層上にペンプ
ロッターにより形成されたパターンがそれぞれ担持さ
れ、(A)層側から(B)層上に担持されたパターン
が、かつ(B)層側から(A)層上に担持されたパター
ンがそれぞれ透視可能に構成された記録物とする。
ンプロッターによる修正加筆や必要情報の加筆が可能で
ある上、カールの発生も抑制しうる被記録材、及びそれ
を用いた被記録物を提供する。 【解決手段】 基材の片面に、(A)インクジェットに
より記録可能なインク受容層を設けるとともに、その反
対側の面に(B)ペンプロッターにより筆記可能な筆記
層を設けたペンプロッター及びインクジェット用被記録
材、並びにこの被記録材の(A)層上にインクジェット
により形成されたパターンが、また(B)層上にペンプ
ロッターにより形成されたパターンがそれぞれ担持さ
れ、(A)層側から(B)層上に担持されたパターン
が、かつ(B)層側から(A)層上に担持されたパター
ンがそれぞれ透視可能に構成された記録物とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、透明基材の一方の
面にインクジェットにより記録可能なインク受容層を、
他方の面にペンプロッターにより筆記可能な筆記層を有
するペンプロッター及びインクジェット用被記録材、並
びにこの被記録材の両面の層上に、インクジェット及び
ペンプロッターによりそれぞれ形成されたパターンを有
し、被記録材の各反対面からそれぞれのパターンを透視
可能に構成された記録物に関するものである。
面にインクジェットにより記録可能なインク受容層を、
他方の面にペンプロッターにより筆記可能な筆記層を有
するペンプロッター及びインクジェット用被記録材、並
びにこの被記録材の両面の層上に、インクジェット及び
ペンプロッターによりそれぞれ形成されたパターンを有
し、被記録材の各反対面からそれぞれのパターンを透視
可能に構成された記録物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータ利用技術の普及によ
り、コンピュータにより作成した資料をプリンターなど
を用いてプリントアウトすることが頻繁に行われるよう
になってきた。その際使用されるプリンターとしてはド
ットインパクトプリンター、レーザープリンター、サー
マルプリンター、インクジェットプリンターなどが挙げ
られるが、プリントアウト時の機械的騒音がほとんどな
く、かつプリントアウトに伴うランニングコストの低さ
から、インクジェットプリンターが多く用いられてい
る。このインクジェットプリンターを使用する際に用い
られる用紙としては、通常、普通紙やコート紙が多く用
いられているが、プラスチックフィルムからなる基材フ
ィルムの表面に親水性高分子物質からなるインク受容層
を設けたインクジェット用記録フィルムも用いられてい
る。
り、コンピュータにより作成した資料をプリンターなど
を用いてプリントアウトすることが頻繁に行われるよう
になってきた。その際使用されるプリンターとしてはド
ットインパクトプリンター、レーザープリンター、サー
マルプリンター、インクジェットプリンターなどが挙げ
られるが、プリントアウト時の機械的騒音がほとんどな
く、かつプリントアウトに伴うランニングコストの低さ
から、インクジェットプリンターが多く用いられてい
る。このインクジェットプリンターを使用する際に用い
られる用紙としては、通常、普通紙やコート紙が多く用
いられているが、プラスチックフィルムからなる基材フ
ィルムの表面に親水性高分子物質からなるインク受容層
を設けたインクジェット用記録フィルムも用いられてい
る。
【0003】このようなインクジェット用記録フィルム
においては、インクジェット方式により記録した際、イ
ンクがインク受容層中に吸収されるため、記録画像を部
分的に修正する場合には、通常インク受容層ごと除去す
るか、インク受容層に吸収されたインクを消色させる方
法がとられていた。
においては、インクジェット方式により記録した際、イ
ンクがインク受容層中に吸収されるため、記録画像を部
分的に修正する場合には、通常インク受容層ごと除去す
るか、インク受容層に吸収されたインクを消色させる方
法がとられていた。
【0004】しかしながら、インク受容層を除去した場
合、基材表面が露出し、他のインク受容層と除去した部
分の反射率の違いから、除去した部分が著しく目立ち、
外観が損なわれるのを免れない。また、近年、修正後に
再筆記したいという要求が高まりつつあるが、従来のイ
ンクジェット用記録フィルムでは、除去した部分にイン
クが乗りにくいため、除去部に修正画線を精度よく加筆
することができないという欠点があった。
合、基材表面が露出し、他のインク受容層と除去した部
分の反射率の違いから、除去した部分が著しく目立ち、
外観が損なわれるのを免れない。また、近年、修正後に
再筆記したいという要求が高まりつつあるが、従来のイ
ンクジェット用記録フィルムでは、除去した部分にイン
クが乗りにくいため、除去部に修正画線を精度よく加筆
することができないという欠点があった。
【0005】一方、開発図や設計図などを作成する場
合、記録材にペン又はインクジェットプロッターなどで
記録し、その後、色分けする作業がしばしば行われてお
り、そして近年、この色分け作業をコンピュータを用い
て行うようになってきている。このコンピュータによる
色分け作業においては、まず、コンピュータで色分けし
たい個所を作成し、その情報をもとに出力装置、例えば
インクジェットプリンターやインクジェットプロッター
などにより色分けした情報を記録し、その後で、ペンプ
ロッターで必要情報を記録する。しかしながら、従来の
インクジェット用記録材では、色分けされたパターンを
インクジェット方式により記録したのち、ペンプロッタ
ーで必要情報を記録しようとすると、特に画線のかすれ
やとぎれなどを生じ、ペンプロッターによる必要情報の
記録が困難な場合が多かった。
合、記録材にペン又はインクジェットプロッターなどで
記録し、その後、色分けする作業がしばしば行われてお
り、そして近年、この色分け作業をコンピュータを用い
て行うようになってきている。このコンピュータによる
色分け作業においては、まず、コンピュータで色分けし
たい個所を作成し、その情報をもとに出力装置、例えば
インクジェットプリンターやインクジェットプロッター
などにより色分けした情報を記録し、その後で、ペンプ
ロッターで必要情報を記録する。しかしながら、従来の
インクジェット用記録材では、色分けされたパターンを
インクジェット方式により記録したのち、ペンプロッタ
ーで必要情報を記録しようとすると、特に画線のかすれ
やとぎれなどを生じ、ペンプロッターによる必要情報の
記録が困難な場合が多かった。
【0006】他方、従来のインクジェット用記録フィル
ムにおいては、水性インクをできるだけ速やかに受容さ
せるために、水溶性又は親水性高分子物質からなるイン
ク受容層を有することから、湿度により基材とインク受
容層の膨張率に差を生じ、カールを発生するが、このよ
うにカールが発生すると、プリンター内での搬送性が低
下したり、記録フィルムをドラムに巻き付けて記録する
装置では巻き付けが円滑に行われないため、記録が不可
能になるという欠点を伴う。
ムにおいては、水性インクをできるだけ速やかに受容さ
せるために、水溶性又は親水性高分子物質からなるイン
ク受容層を有することから、湿度により基材とインク受
容層の膨張率に差を生じ、カールを発生するが、このよ
うにカールが発生すると、プリンター内での搬送性が低
下したり、記録フィルムをドラムに巻き付けて記録する
装置では巻き付けが円滑に行われないため、記録が不可
能になるという欠点を伴う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情のもとで、インクジェット方式による印字や描画
後、ペンプロッターによる修正加筆や必要情報の加筆が
可能で、しかもカールの発生も抑制しうる被記録材、及
びこの被記録材の各面にインクジェット及びペンプロッ
ターにより、それぞれパターンを形成して各反対面より
パターンを透視可能にした記録物を提供することを目的
としてなされたものである。
事情のもとで、インクジェット方式による印字や描画
後、ペンプロッターによる修正加筆や必要情報の加筆が
可能で、しかもカールの発生も抑制しうる被記録材、及
びこの被記録材の各面にインクジェット及びペンプロッ
ターにより、それぞれパターンを形成して各反対面より
パターンを透視可能にした記録物を提供することを目的
としてなされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、ペンプロ
ッター及びインクジェットによりパターンを形成させる
ための被記録材について鋭意研究を重ねた結果、透明基
材の片面にインクジェットにより記録可能なインク受容
層を設けるとともに、その反対面にペンプロッターによ
り筆記可能な筆記層、好ましくはマット化された筆記層
を設けてなる被記録材は、各面に設けたパターンがそれ
ぞれの反対面から透視可能であり、各種用途に広く利用
できることを見出し、この知見に基づいて本発明を完成
するに至った。
ッター及びインクジェットによりパターンを形成させる
ための被記録材について鋭意研究を重ねた結果、透明基
材の片面にインクジェットにより記録可能なインク受容
層を設けるとともに、その反対面にペンプロッターによ
り筆記可能な筆記層、好ましくはマット化された筆記層
を設けてなる被記録材は、各面に設けたパターンがそれ
ぞれの反対面から透視可能であり、各種用途に広く利用
できることを見出し、この知見に基づいて本発明を完成
するに至った。
【0009】すなわち、本発明は、透明基材の片面に、
(A)インクジェットにより記録可能なインク受容層を
設けるとともに、その反対側の面に(B)ペンプロッタ
ーにより筆記可能な筆記層、好ましくはバインダー及び
粗面化形成剤によりマット化された筆記層を設けたこと
を特徴とするペンプロッター及びインクジェット用被記
録材、並びに、この被記録材の(A)層上にインクジェ
ットにより形成されたパターンが、また(B)層上にペ
ンプロッターにより形成されたパターンがそれぞれ担持
され、(A)層側から(B)層上に担持されたパターン
が、(B)層側から(A)層上に担持されたパターンが
それぞれ透視可能に構成された記録物を提供するもので
ある。
(A)インクジェットにより記録可能なインク受容層を
設けるとともに、その反対側の面に(B)ペンプロッタ
ーにより筆記可能な筆記層、好ましくはバインダー及び
粗面化形成剤によりマット化された筆記層を設けたこと
を特徴とするペンプロッター及びインクジェット用被記
録材、並びに、この被記録材の(A)層上にインクジェ
ットにより形成されたパターンが、また(B)層上にペ
ンプロッターにより形成されたパターンがそれぞれ担持
され、(A)層側から(B)層上に担持されたパターン
が、(B)層側から(A)層上に担持されたパターンが
それぞれ透視可能に構成された記録物を提供するもので
ある。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明のペンプロッター及びイン
クジェット用被記録材において用いられる透明基材につ
いては特に制限はなく、従来、被記録材に基材として慣
用されているもの、例えばポリエチレンテレフタレー
ト、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミドなどの
フィルムの中から任意のものを選択して用いることがで
きるが、これらの中で特にポリエチレンテレフタレート
フィルムが好適である。この基材の厚さは、通常25〜
250μm、好ましくは50〜100μmの範囲であ
る。
クジェット用被記録材において用いられる透明基材につ
いては特に制限はなく、従来、被記録材に基材として慣
用されているもの、例えばポリエチレンテレフタレー
ト、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミドなどの
フィルムの中から任意のものを選択して用いることがで
きるが、これらの中で特にポリエチレンテレフタレート
フィルムが好適である。この基材の厚さは、通常25〜
250μm、好ましくは50〜100μmの範囲であ
る。
【0011】本発明の被記録材においては、前記透明基
材の片面に、(A)層としてインクジェットにより記録
可能なインク受容層が設けられるが、このインク受容層
と基材との密着性を向上させるために、所望により、基
材とインク受容層との間に下引き層を設けてもよい。こ
の下引き層としては、通常飽和ポリエステル樹脂やウレ
タン樹脂などが用いられるが、特にウレタン樹脂がイン
ク受容層との密着性が良好であるので好ましい。この下
引き層の厚さは、通常0.5〜1.5μmの範囲であ
る。
材の片面に、(A)層としてインクジェットにより記録
可能なインク受容層が設けられるが、このインク受容層
と基材との密着性を向上させるために、所望により、基
材とインク受容層との間に下引き層を設けてもよい。こ
の下引き層としては、通常飽和ポリエステル樹脂やウレ
タン樹脂などが用いられるが、特にウレタン樹脂がイン
ク受容層との密着性が良好であるので好ましい。この下
引き層の厚さは、通常0.5〜1.5μmの範囲であ
る。
【0012】次に、(A)層のインク受容層としては、
インクジェットにより記録が可能なものであればよく、
特に制限されず、従来インクジェット用被記録材のイン
ク受容層に慣用されている親水性樹脂や水溶性樹脂をバ
インダーとするものが挙げられるが、インクの吸収性や
乾燥性及び耐水性などが優れている点から、(イ)ポリ
ビニルピロリドン、(ロ)ポリビニルアルコール又はポ
リビニルアセタールあるいはその両方及び(ハ)微粒子
状物質を主成分とする層が好適である。
インクジェットにより記録が可能なものであればよく、
特に制限されず、従来インクジェット用被記録材のイン
ク受容層に慣用されている親水性樹脂や水溶性樹脂をバ
インダーとするものが挙げられるが、インクの吸収性や
乾燥性及び耐水性などが優れている点から、(イ)ポリ
ビニルピロリドン、(ロ)ポリビニルアルコール又はポ
リビニルアセタールあるいはその両方及び(ハ)微粒子
状物質を主成分とする層が好適である。
【0013】上記(イ)成分のポリビニルピロリドンと
しては、通常分子量40000以上、好ましくは600
000〜2800000の範囲のものが用いられる。こ
の分子量が40000未満のものでは、インクの吸収速
度や受容性が不十分になり、その結果インクの乾燥性が
低下する。
しては、通常分子量40000以上、好ましくは600
000〜2800000の範囲のものが用いられる。こ
の分子量が40000未満のものでは、インクの吸収速
度や受容性が不十分になり、その結果インクの乾燥性が
低下する。
【0014】一方、(ロ)成分として用いられるポリビ
ニルアルコールとしては、通常重合度が1000以上、
好ましくは1000〜3000の範囲のものが用いられ
る。この重合度が1000未満の場合、被膜のインク乾
燥性(インク吸収性)及び耐水性が不十分となる。ま
た、このポリビニルアルコールとしては、けん化度が7
5モル%以上のポリ酢酸ビニルの部分けん化物や完全け
ん化物が好ましく、特にけん化度が75〜90モル%の
部分けん化物が好適である。けん化度が75モル%未満
のものではインク吸収速度が遅くなる。また、ポリビニ
ルアセタールは、ポリビニルアルコールとアルデヒドと
の反応によって得られるもので、通常アセタール化度2
〜20モル%、好ましくは5〜15モル%のものが用い
られる。このアセタール化度が2モル%未満では十分な
耐水性が得られないし、20モル%を超えると耐水性は
良好であるものの、インク乾燥性及び架橋性が低下す
る。
ニルアルコールとしては、通常重合度が1000以上、
好ましくは1000〜3000の範囲のものが用いられ
る。この重合度が1000未満の場合、被膜のインク乾
燥性(インク吸収性)及び耐水性が不十分となる。ま
た、このポリビニルアルコールとしては、けん化度が7
5モル%以上のポリ酢酸ビニルの部分けん化物や完全け
ん化物が好ましく、特にけん化度が75〜90モル%の
部分けん化物が好適である。けん化度が75モル%未満
のものではインク吸収速度が遅くなる。また、ポリビニ
ルアセタールは、ポリビニルアルコールとアルデヒドと
の反応によって得られるもので、通常アセタール化度2
〜20モル%、好ましくは5〜15モル%のものが用い
られる。このアセタール化度が2モル%未満では十分な
耐水性が得られないし、20モル%を超えると耐水性は
良好であるものの、インク乾燥性及び架橋性が低下す
る。
【0015】本発明における、(ロ)成分としては、前
記ポリビニルアルコールを用いてもよいし、またポリビ
ニルアセタールやそれとポリビニルアルコールとの混合
物を用いてもよい。これらのポリビニルアルコールやポ
リビニルアセタールは、耐水性をさらに向上させるため
に、繊維素反応型架橋剤又は尿素で架橋化されたものが
好ましい。繊維素反応型架橋剤は、繊維素の水酸基に対
して反応性を有する架橋剤であって、このようなものと
しては例えばジメチロールエチレン尿素、ジメチロール
プロピレン尿素、ジメチロールアルキルトリアゾン、メ
チル化ジメチロールウロン、ジメチロールグリオキザー
ルモノウレインなどの環状あるいは複素環状の尿素誘導
体などが挙げられる。これらは、触媒例えば塩化アンモ
ニウム、硝酸アンモニウム、硫酸アンモニウムなどの存
在下で、ポリビニルアルコールやポリビニルアセタール
中の官能基と反応して、三次元構造を形成する。繊維素
反応型架橋剤又は尿素は、ポリビニルアルコールやポリ
ビニルアセタール100重量部に対して、通常4〜12
重量部、好ましくは5〜10重量部の割合で用いられ
る。この量が4重量部未満では耐水性の向上効果が十分
に発揮されないし、12重量部を超えるとインク吸収性
が低下する。また、これと併用される触媒は、繊維素反
応型架橋剤に対し、通常20〜100重量%の割合で用
いられる。
記ポリビニルアルコールを用いてもよいし、またポリビ
ニルアセタールやそれとポリビニルアルコールとの混合
物を用いてもよい。これらのポリビニルアルコールやポ
リビニルアセタールは、耐水性をさらに向上させるため
に、繊維素反応型架橋剤又は尿素で架橋化されたものが
好ましい。繊維素反応型架橋剤は、繊維素の水酸基に対
して反応性を有する架橋剤であって、このようなものと
しては例えばジメチロールエチレン尿素、ジメチロール
プロピレン尿素、ジメチロールアルキルトリアゾン、メ
チル化ジメチロールウロン、ジメチロールグリオキザー
ルモノウレインなどの環状あるいは複素環状の尿素誘導
体などが挙げられる。これらは、触媒例えば塩化アンモ
ニウム、硝酸アンモニウム、硫酸アンモニウムなどの存
在下で、ポリビニルアルコールやポリビニルアセタール
中の官能基と反応して、三次元構造を形成する。繊維素
反応型架橋剤又は尿素は、ポリビニルアルコールやポリ
ビニルアセタール100重量部に対して、通常4〜12
重量部、好ましくは5〜10重量部の割合で用いられ
る。この量が4重量部未満では耐水性の向上効果が十分
に発揮されないし、12重量部を超えるとインク吸収性
が低下する。また、これと併用される触媒は、繊維素反
応型架橋剤に対し、通常20〜100重量%の割合で用
いられる。
【0016】さらに、(ハ)成分として用いられる微粒
子状物質は、無機系、有機系のいずれでもよい。無機系
微粒子状物質としては、例えばシリカ、ジルコニア、ク
レー、カオリン、アルミナ、チタニア、ゼオライト、炭
酸カルシウム、硫酸バリウム、水酸化マグネシウム、リ
ン酸カルシウム、ガラスなどの粉末が挙げられる。これ
らの中で好ましいものは合成シリカ粉末又は炭酸カルシ
ウム粉末であり、このものは、ドット形状を損ねること
がなく、インク吸収性に優れている。また、有機系微粒
子状物質としては、例えばアクリル系樹脂、ウレタン樹
脂、塩化ビニル樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、ベンゾグ
アナミン/メラミン/ホルムアルデヒド縮合物などの合
成樹脂の粉末が挙げられる。これらの微粒子状物質は、
それぞれ単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせ
て用いてもよい。特に、合成シリカ粉末と炭酸カルシウ
ム粉末とを重量比約1:1の割合で使用することによ
り、インク乾燥性及びインク吸収性が向上するので好ま
しい。
子状物質は、無機系、有機系のいずれでもよい。無機系
微粒子状物質としては、例えばシリカ、ジルコニア、ク
レー、カオリン、アルミナ、チタニア、ゼオライト、炭
酸カルシウム、硫酸バリウム、水酸化マグネシウム、リ
ン酸カルシウム、ガラスなどの粉末が挙げられる。これ
らの中で好ましいものは合成シリカ粉末又は炭酸カルシ
ウム粉末であり、このものは、ドット形状を損ねること
がなく、インク吸収性に優れている。また、有機系微粒
子状物質としては、例えばアクリル系樹脂、ウレタン樹
脂、塩化ビニル樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、ベンゾグ
アナミン/メラミン/ホルムアルデヒド縮合物などの合
成樹脂の粉末が挙げられる。これらの微粒子状物質は、
それぞれ単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせ
て用いてもよい。特に、合成シリカ粉末と炭酸カルシウ
ム粉末とを重量比約1:1の割合で使用することによ
り、インク乾燥性及びインク吸収性が向上するので好ま
しい。
【0017】この(ハ)成分の微粒子状物質は、平均粒
子径が0.5〜15μm、好ましくは0.8〜9μmの
範囲のものが好適である。この平均粒子径が0.5μm
未満ではインク乾燥性に劣るし、15μmを超えるとド
ット形状が真円状になりにくく、画像解像度が低下す
る。
子径が0.5〜15μm、好ましくは0.8〜9μmの
範囲のものが好適である。この平均粒子径が0.5μm
未満ではインク乾燥性に劣るし、15μmを超えるとド
ット形状が真円状になりにくく、画像解像度が低下す
る。
【0018】前記(イ)成分、(ロ)成分及び(ハ)成
分の含有割合については、(イ)成分と(ロ)成分とが
重量比1:9ないし6:4、好ましくは2:8ないし
4:6の範囲にあるのが望ましい。(イ)成分の量がこ
の範囲より多いと耐水性が低下し、べたつきの原因とな
るし、(ロ)成分の量がこの範囲より多いとインク乾燥
性(インク吸収性)が低下する。また、(ハ)成分は、
(イ)成分と(ロ)成分との合計重量に対し、30〜1
00重量%、好ましくは40〜80重量%の範囲にある
のが望ましい。この量が30重量%未満ではインク乾燥
性に劣るし、100重量%を超えると塗膜の耐水性が低
下する。なお、(ハ)成分の種類や量は、このインク受
容層が透明性を有するように選ぶのが好ましい。
分の含有割合については、(イ)成分と(ロ)成分とが
重量比1:9ないし6:4、好ましくは2:8ないし
4:6の範囲にあるのが望ましい。(イ)成分の量がこ
の範囲より多いと耐水性が低下し、べたつきの原因とな
るし、(ロ)成分の量がこの範囲より多いとインク乾燥
性(インク吸収性)が低下する。また、(ハ)成分は、
(イ)成分と(ロ)成分との合計重量に対し、30〜1
00重量%、好ましくは40〜80重量%の範囲にある
のが望ましい。この量が30重量%未満ではインク乾燥
性に劣るし、100重量%を超えると塗膜の耐水性が低
下する。なお、(ハ)成分の種類や量は、このインク受
容層が透明性を有するように選ぶのが好ましい。
【0019】本発明の被記録材においては、前記(イ)
成分、(ロ)成分及び(ハ)成分を、それぞれ所定の割
合で水性媒体に溶解又は分散させて、固形分濃度10〜
15重量%程度の塗工液を調製したのち、透明基材又は
所望により設けられる下引き層の上に、常法に従って塗
布、乾燥することにより、(A)層であるインク受容層
を設ける。この際、該塗工液には、従来慣用されている
各種添加剤、例えば界面活性剤、潤滑剤、安定剤、着色
剤などを添加することができる。このインク受容層の厚
さは、通常5〜30μm、好ましくは10〜20μmの
範囲である。
成分、(ロ)成分及び(ハ)成分を、それぞれ所定の割
合で水性媒体に溶解又は分散させて、固形分濃度10〜
15重量%程度の塗工液を調製したのち、透明基材又は
所望により設けられる下引き層の上に、常法に従って塗
布、乾燥することにより、(A)層であるインク受容層
を設ける。この際、該塗工液には、従来慣用されている
各種添加剤、例えば界面活性剤、潤滑剤、安定剤、着色
剤などを添加することができる。このインク受容層の厚
さは、通常5〜30μm、好ましくは10〜20μmの
範囲である。
【0020】本発明の被記録材においては、このように
して設けられたインク受容層の上に、所望により、ドッ
ト形状調整剤含有層を設けることができる。この層に含
ませるドット形状調整剤としては、第四級アンモニウム
塩型アクリル樹脂、アルキルアクリレートやアルキルメ
タクリレートと、ジアルキルアミノアクリレートやジア
ルキルアミノアルキルメタクリレートとの共重合体塩な
どが好ましい。このような第四級アンモニウム塩型アク
リル樹脂は公知であり、例えばブチルメタクリレートと
ジメチルアミノエチルメタクリレートとのモル比1:1
の共重合体の四級塩は、市販品として入手可能である。
して設けられたインク受容層の上に、所望により、ドッ
ト形状調整剤含有層を設けることができる。この層に含
ませるドット形状調整剤としては、第四級アンモニウム
塩型アクリル樹脂、アルキルアクリレートやアルキルメ
タクリレートと、ジアルキルアミノアクリレートやジア
ルキルアミノアルキルメタクリレートとの共重合体塩な
どが好ましい。このような第四級アンモニウム塩型アク
リル樹脂は公知であり、例えばブチルメタクリレートと
ジメチルアミノエチルメタクリレートとのモル比1:1
の共重合体の四級塩は、市販品として入手可能である。
【0021】このドット形状調整剤含有層を形成するに
は、前記ドット形状調整剤を適当な溶剤、例えばアルコ
ール又はアルコールと水との混合物に溶解し、この溶液
をインク受容層の上に塗布したのち、乾燥させればよ
い。この際、ドット形状調整剤はインク受容層上に形成
させてもよいし、インク受容層中に一部溶け込ませる
か、あるいは含浸させてもよい。
は、前記ドット形状調整剤を適当な溶剤、例えばアルコ
ール又はアルコールと水との混合物に溶解し、この溶液
をインク受容層の上に塗布したのち、乾燥させればよ
い。この際、ドット形状調整剤はインク受容層上に形成
させてもよいし、インク受容層中に一部溶け込ませる
か、あるいは含浸させてもよい。
【0022】このドット形状調整剤の塗工量は3〜10
g/m2の範囲が適当である。この塗工量が3g/m2未
満では画像の鮮明性(画像解像度)が不十分であるし、
10g/m2を超えるとインク吸収性及びインク乾燥性
が低下する傾向がみられる。このドット形状調整剤含有
層は、ドット形状をより真円に形成し、さらにインクの
滲みを防止する作用がある。
g/m2の範囲が適当である。この塗工量が3g/m2未
満では画像の鮮明性(画像解像度)が不十分であるし、
10g/m2を超えるとインク吸収性及びインク乾燥性
が低下する傾向がみられる。このドット形状調整剤含有
層は、ドット形状をより真円に形成し、さらにインクの
滲みを防止する作用がある。
【0023】本発明の被記録材においては、前記インク
受容層とは反対側の透明基材面に、(B)層として、ペ
ンプロッターにより筆記可能な筆記層が設けられる。こ
の筆記層としては、ペンプロッターにより筆記可能なも
のであればよく、特に制限はないが、カール発生の防止
性の点から、バインダー及び粗面化形成剤により、マッ
ト化されたものが好ましい。該バインダーとしては、例
えば熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、光硬化性樹脂などが
あり、具体的には前記インク受容層に用いられる樹脂
や、アクリル系、ウレタン系、ポリエステル系、塩化ビ
ニル系の各樹脂が挙げられる。また、粗面化形成剤とし
ては、例えばシリカ、ジルコニア、クレー、カオリン、
アルミナ、チタニア、ゼオライト、炭酸カルシウム、硫
酸バリウム、水酸化マグネシウム、リン酸カルシウム、
ガラスなどの無機粉体、アクリル系樹脂、ウレタン系樹
脂、塩化ビニル樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、ベンゾグ
アナミン/メラミン/ホルムアルデヒド縮合物などの合
成樹脂粉体が挙げられる。この粗面化形成剤の平均粒子
径は0.1〜20μm、好ましくは2〜10μmの範囲
で選ばれる。また、粗面化形成剤としては、該筆記層が
透明性を有するように、その種類及び量を選ぶのが好ま
しい。
受容層とは反対側の透明基材面に、(B)層として、ペ
ンプロッターにより筆記可能な筆記層が設けられる。こ
の筆記層としては、ペンプロッターにより筆記可能なも
のであればよく、特に制限はないが、カール発生の防止
性の点から、バインダー及び粗面化形成剤により、マッ
ト化されたものが好ましい。該バインダーとしては、例
えば熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、光硬化性樹脂などが
あり、具体的には前記インク受容層に用いられる樹脂
や、アクリル系、ウレタン系、ポリエステル系、塩化ビ
ニル系の各樹脂が挙げられる。また、粗面化形成剤とし
ては、例えばシリカ、ジルコニア、クレー、カオリン、
アルミナ、チタニア、ゼオライト、炭酸カルシウム、硫
酸バリウム、水酸化マグネシウム、リン酸カルシウム、
ガラスなどの無機粉体、アクリル系樹脂、ウレタン系樹
脂、塩化ビニル樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、ベンゾグ
アナミン/メラミン/ホルムアルデヒド縮合物などの合
成樹脂粉体が挙げられる。この粗面化形成剤の平均粒子
径は0.1〜20μm、好ましくは2〜10μmの範囲
で選ばれる。また、粗面化形成剤としては、該筆記層が
透明性を有するように、その種類及び量を選ぶのが好ま
しい。
【0024】この筆記層の厚さは、カール防止性や良好
な筆記性などが得られる点から、1〜10μm、好まし
くは3〜7μmの範囲が有利である。さらに、該筆記層
には、従来添加剤として慣用されているもの、例えば界
面活性剤、潤滑剤、安定剤、着色剤などを含有させるこ
とができる。
な筆記性などが得られる点から、1〜10μm、好まし
くは3〜7μmの範囲が有利である。さらに、該筆記層
には、従来添加剤として慣用されているもの、例えば界
面活性剤、潤滑剤、安定剤、着色剤などを含有させるこ
とができる。
【0025】この筆記層は、適当な溶剤中に前記バイン
ダー、粗面化形成剤及び他の添加剤を溶解又は分散させ
て塗工液を調製したのち、透明基材のインク受容層とは
反対側の面に、常法に従って塗布、乾燥することによ
り、形成することができる。この際、基材と筆記層との
密着性を向上させるために、所望により、基材上に適当
な下引き層を設け、その上に筆記層を形成してもよい。
ダー、粗面化形成剤及び他の添加剤を溶解又は分散させ
て塗工液を調製したのち、透明基材のインク受容層とは
反対側の面に、常法に従って塗布、乾燥することによ
り、形成することができる。この際、基材と筆記層との
密着性を向上させるために、所望により、基材上に適当
な下引き層を設け、その上に筆記層を形成してもよい。
【0026】本発明においては、このようにして設けら
れた筆記層の上に、所望により、ドット形状調整剤含有
層を設けることができる。なお、このドット形状調整剤
含有層については、前記のインク受容層上に、所望によ
り設けられるドット形状調整剤含有層において、説明し
たとおりである。
れた筆記層の上に、所望により、ドット形状調整剤含有
層を設けることができる。なお、このドット形状調整剤
含有層については、前記のインク受容層上に、所望によ
り設けられるドット形状調整剤含有層において、説明し
たとおりである。
【0027】図1は、被記録材の1例の構成を示す拡大
断面図であって、透明基材1の表面に、下引き層2、イ
ンクジェットにより記録可能なインク受容層3及びドッ
ト形状調整剤含有層4が順次積層され、さらに透明基材
1のインク受容層とは反対の面にマット層5が設けられ
た構造を有している。本発明の被記録材は、このマット
層5の代りにペンプロッターにより筆記可能な筆記層を
設けたものである。
断面図であって、透明基材1の表面に、下引き層2、イ
ンクジェットにより記録可能なインク受容層3及びドッ
ト形状調整剤含有層4が順次積層され、さらに透明基材
1のインク受容層とは反対の面にマット層5が設けられ
た構造を有している。本発明の被記録材は、このマット
層5の代りにペンプロッターにより筆記可能な筆記層を
設けたものである。
【0028】このような構成の本発明の被記録材におい
ては、インク受容層にインクジェット方式で印字したの
ち、訂正箇所があれば、その部分のインク受容層を、化
学的又は物理的方法により除去し、この部分に相当する
筆記層上にペンプロッターにより再筆記することによ
り、容易に修正加筆することができる。また、該被記録
材のインク受容層上に、インクジェット方式に画像を形
成したのち、筆記層上に、ペンプロッターにより必要情
報を記録することにより、開発図や設計図などの色分け
作業を容易に行うことができる。
ては、インク受容層にインクジェット方式で印字したの
ち、訂正箇所があれば、その部分のインク受容層を、化
学的又は物理的方法により除去し、この部分に相当する
筆記層上にペンプロッターにより再筆記することによ
り、容易に修正加筆することができる。また、該被記録
材のインク受容層上に、インクジェット方式に画像を形
成したのち、筆記層上に、ペンプロッターにより必要情
報を記録することにより、開発図や設計図などの色分け
作業を容易に行うことができる。
【0029】本発明の記録物は、前記被記録材の(A)
層上にインクジェットにより成形されたパターンが、ま
た(B)層上にペンプロッターにより形成されたパター
ンがそれぞれ担持されたものであり、(A)層側から
(B)層上に担持されたパターンが、(B)層側から
(A)層上に担持されたパターンがそれぞれ透視可能な
構造を有している。
層上にインクジェットにより成形されたパターンが、ま
た(B)層上にペンプロッターにより形成されたパター
ンがそれぞれ担持されたものであり、(A)層側から
(B)層上に担持されたパターンが、(B)層側から
(A)層上に担持されたパターンがそれぞれ透視可能な
構造を有している。
【0030】
【発明の効果】本発明のペンプロッター及びインクジェ
ット用被記録材は、インクジェット方式による印字や描
画後、ペンプロッターによる修正加筆や必要情報の加筆
が可能であり、しかもカールの発生を抑制することがで
きるという利点がある。
ット用被記録材は、インクジェット方式による印字や描
画後、ペンプロッターによる修正加筆や必要情報の加筆
が可能であり、しかもカールの発生を抑制することがで
きるという利点がある。
【0031】
【実施例】次に、実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はこれらの例によってなんら限定され
るものではない。
明するが、本発明はこれらの例によってなんら限定され
るものではない。
【0032】実施例1 ポリビニルピロリドン(分子量1280000)6重量
部、ポリビニルアルコール(重合度2000、けん化度
88.0モル%)14重量部、平均粒径3.5μmの合
成シリカ粉末6重量部、平均粒径2.0μmの炭酸カル
シウム粉末4重量部、繊維素反応架橋剤であるジメチロ
ールグリオキザールモノウレイン1.4重量部、塩化ア
ンモニウム0.3重量部、エタノール40重量部、プロ
ピレングリコールモノメチルエーテル20重量部及び水
108.3重量部を混合してインク受容層形成塗工液を
調製した。
部、ポリビニルアルコール(重合度2000、けん化度
88.0モル%)14重量部、平均粒径3.5μmの合
成シリカ粉末6重量部、平均粒径2.0μmの炭酸カル
シウム粉末4重量部、繊維素反応架橋剤であるジメチロ
ールグリオキザールモノウレイン1.4重量部、塩化ア
ンモニウム0.3重量部、エタノール40重量部、プロ
ピレングリコールモノメチルエーテル20重量部及び水
108.3重量部を混合してインク受容層形成塗工液を
調製した。
【0033】厚さ50μmのポリエチレンテレフタレー
トフィルムの片面に、ウレタン樹脂から成る厚さ1.0
μmの下引き層を設けたのち、前記塗工液をワイヤーバ
ーにて下引き層の上に塗布し、130℃で5分間加熱し
て、厚さ約15μmのインク受容層を形成させた。
トフィルムの片面に、ウレタン樹脂から成る厚さ1.0
μmの下引き層を設けたのち、前記塗工液をワイヤーバ
ーにて下引き層の上に塗布し、130℃で5分間加熱し
て、厚さ約15μmのインク受容層を形成させた。
【0034】さらに、第四級アンモニウム塩型アクリル
樹脂[三菱油化(株)製、サフトマーCP−2000]
1.0重量部とエタノール10.0重量部と水89.0
重量部とから成るドット形状調整剤含有層形成液を調製
し、これをインク受容層上に塗布し、乾燥してドット形
状調整剤の使用量が4g/m2のドット形状調整剤含有
層を形成した。
樹脂[三菱油化(株)製、サフトマーCP−2000]
1.0重量部とエタノール10.0重量部と水89.0
重量部とから成るドット形状調整剤含有層形成液を調製
し、これをインク受容層上に塗布し、乾燥してドット形
状調整剤の使用量が4g/m2のドット形状調整剤含有
層を形成した。
【0035】次いで、インク受容層の裏面に、ポリビニ
ルアルコール(重合度1700、けん化度88モル%)
8重量部、ポリビニルピロリドン(分子量630,00
0)4重量部、ポリスチレンスルホン酸塩(三洋化成社
製、ケミスタット6120)1.5重量部、繊維素反応
型架橋剤であるジメチロールグリオキザールモノウレイ
ン0.25重量部、塩化アンモニウム0.2重量部、エ
タノール30重量部及び水106.1重量部を混合して
筆記層形成塗工液を調製し、前記塗工液をワイヤーバー
にてウレタン樹脂からなる塗工量0.7g/m2の下引
き層上に塗布し、130℃で5分間加熱して、厚さ10
μmの筆記層を形成し、ペンプロッター及びインクジェ
ット用被記録材を作製した。
ルアルコール(重合度1700、けん化度88モル%)
8重量部、ポリビニルピロリドン(分子量630,00
0)4重量部、ポリスチレンスルホン酸塩(三洋化成社
製、ケミスタット6120)1.5重量部、繊維素反応
型架橋剤であるジメチロールグリオキザールモノウレイ
ン0.25重量部、塩化アンモニウム0.2重量部、エ
タノール30重量部及び水106.1重量部を混合して
筆記層形成塗工液を調製し、前記塗工液をワイヤーバー
にてウレタン樹脂からなる塗工量0.7g/m2の下引
き層上に塗布し、130℃で5分間加熱して、厚さ10
μmの筆記層を形成し、ペンプロッター及びインクジェ
ット用被記録材を作製した。
【0036】実施例2 実施例1において、インク受容層の裏面に設ける筆記層
として、ポリビニルアルコール(重合度1700、けん
化度88モル%)7重量部、ポリビニルピロリドン(分
子量630,000)1重量部、ポリスチレンスルホン
酸塩(三洋化成社製、ケミスタット6120)2重量
部、繊維素反応型架橋剤であるジメチロールグリオキザ
ールモノウレイン0.2重量部、塩化アンモニウム0.
1重量部、エタノール20重量部、水69.66重量
部、合成シリカ(平均粒径6μm)0.04重量部を混
合して筆記層形成塗工液を調製し、前記塗工液をワイヤ
ーバーにてウレタン樹脂からなる塗工量0.7g/m2
の下引き層上に塗布し、130℃で5分間加熱して、厚
さ10μmの筆記層を設けた以外は実施例1と同様にし
て、ペンプロッター及びインクジェット用被記録層材を
作製した。
として、ポリビニルアルコール(重合度1700、けん
化度88モル%)7重量部、ポリビニルピロリドン(分
子量630,000)1重量部、ポリスチレンスルホン
酸塩(三洋化成社製、ケミスタット6120)2重量
部、繊維素反応型架橋剤であるジメチロールグリオキザ
ールモノウレイン0.2重量部、塩化アンモニウム0.
1重量部、エタノール20重量部、水69.66重量
部、合成シリカ(平均粒径6μm)0.04重量部を混
合して筆記層形成塗工液を調製し、前記塗工液をワイヤ
ーバーにてウレタン樹脂からなる塗工量0.7g/m2
の下引き層上に塗布し、130℃で5分間加熱して、厚
さ10μmの筆記層を設けた以外は実施例1と同様にし
て、ペンプロッター及びインクジェット用被記録層材を
作製した。
【0037】実施例1及び2で得られた被記録材のイン
ク受容層上に、HEWLETT PACKARD社製イ
ンクジェットプロッター(Design Jet650
C)にて画像形成したのち、その裏面の筆記層上にHE
WLETT PACKARD社製ペンプロッター(75
95A、ステッドラーCSペン)にて画像を形成した。
この記録物は両方共、いずれの側からも、反対面に形成
された画像を観察することができ、両面の画像を対比す
ることができた。
ク受容層上に、HEWLETT PACKARD社製イ
ンクジェットプロッター(Design Jet650
C)にて画像形成したのち、その裏面の筆記層上にHE
WLETT PACKARD社製ペンプロッター(75
95A、ステッドラーCSペン)にて画像を形成した。
この記録物は両方共、いずれの側からも、反対面に形成
された画像を観察することができ、両面の画像を対比す
ることができた。
【図1】 本発明の被記録材の1例の拡大断面図。
1 透明基材 2 下引き層 3 インク受容層 4 ドット形状調整剤含有層 5 マット層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安彦 喜弘 東京都中央区銀座四丁目11番2号 ソマー ル株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 透明基材の片面に、(A)インクジェッ
トにより記録可能なインク受容層を設けるとともに、そ
の反対側の面に(B)ペンプロッターにより筆記可能な
筆記層を設けたことを特徴とするペンプロッター及びイ
ンクジェット用被記録材。 - 【請求項2】 (A)インク受容層上に、さらにドット
形状調整剤含有層を積層してなる請求項1記載のペンプ
ロッター及びインクジェット用被記録材。 - 【請求項3】 (A)インク受容層が、(イ)ポリビニ
ルピロリドン、(ロ)ポリビニルアルコール又はポリビ
ニルアセタールあるいはその両方及び(ハ)微粒子状物
質を主成分とするものである請求項1又は2記載のペン
プロッター及びインクジェット用被記録材。 - 【請求項4】 (B)筆記層上に、さらにドット形状調
整剤含有層を積層してなる請求項1、2又は3記載のペ
ンプロッター及びインクジェット用被記録材。 - 【請求項5】 (B)筆記層がバインダー及び粗面化形
成剤によりマット化されている請求項1ないし4のいず
れかに記載のペンプロッター及びインクジェット用被記
録材。 - 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の被
記録材の(A)層上にインクジェットにより形成された
パターンが、また(B)層上にペンプロッターにより形
成されたパターンがそれぞれ担持され、(A)層側から
(B)層上に担持されたパターンが、かつ(B)層側か
ら(A)層上に担持されたパターンがそれぞれ透視可能
に構成された記録物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10374017A JPH11268407A (ja) | 1994-10-03 | 1998-12-28 | ペンプロッタ―及びインクジェット用被記録材並びにその記録物 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23875194 | 1994-10-03 | ||
| JP6-238751 | 1994-10-03 | ||
| JP10374017A JPH11268407A (ja) | 1994-10-03 | 1998-12-28 | ペンプロッタ―及びインクジェット用被記録材並びにその記録物 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19767695A Division JP3301681B2 (ja) | 1994-10-03 | 1995-08-02 | 水性インク記録用フィルム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11268407A true JPH11268407A (ja) | 1999-10-05 |
Family
ID=26533867
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10374017A Pending JPH11268407A (ja) | 1994-10-03 | 1998-12-28 | ペンプロッタ―及びインクジェット用被記録材並びにその記録物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11268407A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011116070A (ja) * | 2009-12-07 | 2011-06-16 | Photo Craft Co Ltd | 画像印刷用シートおよび画像シート |
-
1998
- 1998-12-28 JP JP10374017A patent/JPH11268407A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011116070A (ja) * | 2009-12-07 | 2011-06-16 | Photo Craft Co Ltd | 画像印刷用シートおよび画像シート |
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