JPH11271012A - 位置検出装置 - Google Patents

位置検出装置

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Publication number
JPH11271012A
JPH11271012A JP7172398A JP7172398A JPH11271012A JP H11271012 A JPH11271012 A JP H11271012A JP 7172398 A JP7172398 A JP 7172398A JP 7172398 A JP7172398 A JP 7172398A JP H11271012 A JPH11271012 A JP H11271012A
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JP
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plate
rotation
position detection
contact
eccentric gear
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Application number
JP7172398A
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English (en)
Inventor
Nobuhiro Yamauchi
伸浩 山内
Nobuo Hayama
暢夫 羽山
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動体の初期位置の設定を一度行えば、後は
常に保持が可能な位置検出装置を提供すると共に、移動
体の位置検出を精度良く行う。 【解決手段】 出力軸10の偏心カム面10eに押され
て偏心回転する偏心ギヤ49と、偏心ギヤ49と噛合す
る内歯ギヤ48と、偏心ギヤ49の回転に伴って回転を
行う回転プレート22と、回転プレート22に摩擦部材
23を介してダイヤフラムスプリング25により付勢さ
れ回転可能に支持される位置検出プレート24と、位置
検出プレート24の配線パターン24aに摺接するコン
タクト19とを備え、出力軸10の回転に伴い偏心ギヤ
49が偏心して回転し、偏心ギヤ49の回転により偏心
ギヤ49の突起49aに押されて回転プレート22が回
転し、それと同期して位置検出プレート24が回転し
て、位置検出プレート24のもつ突起24bが非回転側
のストッパ部15cに当接したとき、回転プレートが止
まり、位置検出プレート24が相対回転することで初期
設定が成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は位置検出装置に関す
るものであり、特に、位置検出装置の初期位置を設定す
る構造に係る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の挟み込み検知装置は、昇
降動作を行う窓ガラスへの挟み込みを検知するため、モ
ータの回転速度に同期するパルス発生器を用い、パルス
発生器からの信号状態により挟み込みを検知しているも
のが、例えば特開平9−324581号公報に開示され
ている。この公報に示される挟み込み検知装置は、窓ガ
ラスを昇降させるモータの出力軸のパルス変化をカウン
トして所定のしきい値と比較して、挟み込みを検知する
ものである。
【0003】挟み込み検知においては、窓ガラス全閉時
には完全に閉じないといけないため、窓ガラスの全閉位
置から所定範囲内(例えば、全閉〜−4mm)では、挟
み込みの反転動作をさせないように、不感帯を設けるよ
うにしている(米国のFMVSS規定)。この規定を満
足させるため、窓ガラスの全閉位置から所定位置だけ下
がった範囲を正確に検出する必要がある。
【0004】このような装置では挟み込み検知装置を車
両に組付けた後、一度、窓ガラスを全閉位置まで閉じる
必要が有る。窓ガラス全閉位置ではモータへの負荷が急
激に上昇することから、モータには急激に電流値が上昇
するロック電流が流れ、モータロック電流等を検知する
ことで窓ガラスが全閉位置(初期位置)であるとしてい
る。初期位置が求まれば、初期位置からのパルス数のカ
ウントにより、窓ガラスがどの位置にあるかが検出可能
となる。
【0005】
【本発明が解決しようとする課題】しかしながら、この
ようにパルスにより全閉位置を検出するものにおいて
は、車両への組付け時に一旦、窓ガラスを全閉位置まで
作動させて初期位置を学習する必要がある。
【0006】上記のようにパルス数のカウントにより窓
ガラスの位置を検出するものは車両の整備または故障等
でバッテリを車両から外した場合、コントローラ内のメ
モリに記憶された全閉位置が電気的に未記憶状態とな
る。このため、バッテリを再度接続後に窓ガラスを再び
全閉位置まで駆動し、初期位置を認識させる必要があ
る。これを回避するには主電源となるバッテリ以外に別
電源をもてば良いが、コストアップしてしまう。
【0007】そこで、本発明は上記の問題点に鑑みてな
されたものであり、移動体の初期位置の設定を一度行え
ば、後は常に保持が可能な位置検出装置を提供すると共
に、移動体の位置検出を精度良く行うことを技術的課題
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに講じた技術的手段は、移動体を駆動させる出力軸に
設けられた偏心カム面に押されて偏心回転する偏心ギヤ
と、該偏心ギヤと異なる歯数をもち非回転側に固定され
前記偏心ギヤと噛合する内歯ギヤと、前記偏心ギヤの回
転に伴って回転を行う回転プレートと、該回転プレート
に摩擦部材を介して回転可能に支持され配線パターンと
突起が形成された位置検出プレートと、非回転側に固定
され前記位置検出プレートの配線パターンに摺接するコ
ンタクトと、前記位置検出プレートの突起が当接可能な
ストッパ部をもつ非回転部材とを備え、前記位置検出プ
レートの配線パターンとの接点状態を前記コンタクトに
よって検出し、移動体の位置検出を行うものであって、
前記出力軸の回転に伴い前記偏心ギヤが回転し、前記偏
心ギヤの回転により前記回転プレートが回転して、前記
位置検出プレートの突起が前記ストッパ部に当接したと
き、前記回転プレートの回転が止まり前記位置検出プレ
ートが相対回転するようにしたことである。
【0009】上記の構成により、移動体を駆動させる出
力軸が回転すれば出力軸のもつ偏心カム面に押され、偏
心ギヤが偏心回転する。偏心ギヤの噛合する内歯ギヤは
非回転部材に固定されるので、偏心ギヤの回転は回転プ
レートを回転させる。回転プレートが回転すると摩擦部
材を介して支持された位置検出プレートが回転して、位
置検出プレートの突起が回転する。その後、位置検出プ
レートの突起が非回転部材に設けられたストッパ部に当
接すると位置検出プレートの回転がストッパ部により止
まるが、位置検出プレートの回転が止まった状態でも回
転プレートは回転しようとするため、位置検出プレート
と回転プレートの間に滑りが生じる。その結果、回転プ
レートは位置検出プレートに対し相対回転して、位置検
出プレートの初期位置の設定が可能となる。
【0010】つまり、この構成を車両において適用し、
移動体を窓ガラスとした場合には、位置検出プレートの
突起が非回転側のストッパ部に当接する窓ガラスの全閉
位置で、位置検出プレートの回転が止まり、ストッパ部
により止まった位置検出プレートの位置での配線パター
ンにコンタクトが接することから、位置検出プレートの
初期位置を設定することが可能となる。従って、一度初
期位置を設定した後に、車両のバッテリを外しても、初
期位置の設定は機械的に記憶されるため、従来のように
コントローラのメモリに記憶されないという不具合は発
生しない。つまり、車両への組付け時に窓ガラスを1回
だけ全閉位置まで閉じさえすれば、その後は全閉位置が
保持された状態となる。このため、初期位置の設定を正
確に行えば、精度良く窓ガラスの位置を検出することが
可能となる。
【0011】この場合、位置検出プレートは回転プレー
トの径方向に形成されたフランジ部に係止された付勢部
材により回転プレート側に付勢され、摩擦部材との摩擦
力により回転プレートと同期回転を行うようにすれば、
簡単な構成で相対回転を生じさせるようにすることが可
能である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。ここでは、車両における挟み込み検
知装置100の中に適用したものを示すがこれに限定さ
れず、サンルーフ装置等にも適用することが可能であ
る。
【0013】車両等のパワーウィンドは、図8に示され
るようにモータ1を用いて窓ガラス(移動体)30をド
アフレーム31の窓枠32に沿って、昇降装置20によ
り昇降させるものである。この昇降装置20にはワイヤ
ー式のもの、X型のリンク機構をもったものがあるが、
ここではX型のリンク機構21を備えたものについて説
明する。
【0014】リンク機構を備える昇降装置20は、窓ガ
ラス30の下端部にリンク機構21の上端が固定されて
いる。その下端はドアパネル22に固定され、更にもう
一方はモータ1を備えたパワーウィンドのモータ装置1
0に連係されており、モータ1を作動させることによ
り、昇降装置20を屈伸動作させて窓ガラス30を昇降
させるようになっている。
【0015】このような装置において、近年では窓ガラ
ス上昇時に、窓ガラス30と窓枠32との間に手や物
(これをEとする)が挟み込まれた場合、窓ガラス30
の上昇動作を中止し、直ぐに下降動作へと反転させる挟
み込み検知機構がモータ装置10に付加され、更に挟み
込みの制御を正確に行うように、窓ガラス30の位置を
検出する位置検出装置(以下、位置検出機構に該当)が
付加された挟み込み検知装置が知られており、このよう
な挟み込み検知機構および位置検出機構を備えもつ挟み
込み検知装置100について、以下に説明する。
【0016】最初に、挟み込み検知装置100の挟み込
み検知機構について図1および図2を参照して述べる。
挟み込み検知装置100の駆動源となるモータ1は円筒
形状を有するハウジング2にネジまたはボルト等の固定
部材により固定されている。ハウジング2の円筒内部に
は外歯をもつ樹脂製のウォームホイール4が、ハウジン
グ2に一体で設けられたブッシュ9が配設されるボス部
を介して回転可能な状態で配設されている。ウォームホ
イール4はモータ出力軸の先に設けられたウォーム5と
噛合しており、モータ1が回転すればウォーム5が回転
し、その回転に伴いウォームホイール4は回転する。
【0017】ウォームホイール4の中央部に設けられた
ボス部4aは離間した対の溝4bを外周面に有してお
り、ウォームホイール4の内周壁とボス部4aとの間
に、突き合わせ端面8dを有するリングスプリング8が
配設されている。このリングスプリングはリング状のも
ので、ここでは図3に示されるような形状から成る3枚
のスプリング8a,8b,8cの組付け体を用いてい
る。尚、このリングスプリング8は1つの部材から成る
ものであっても良い。
【0018】このリングスプリング8の2つの端面をU
字形状としてリング状とし、突き合わせ端面8dを作
り、突き合わせ端面8を拡開させた状態でボス部4aの
外周から溝4b内に配設する。その後、ハウジング2と
ボス部4aの中心を貫通して、Oリング7を嵌着した出
力軸10を挿通させる。出力軸10はギヤ10aを介し
て、リンク機構21の駆動ギヤ(図示せず)を駆動し、
窓ガラス30を昇降動作させる。
【0019】一方、出力軸10とテンションプレート1
1は出力軸10の途中に設けられたギヤ面10cにテン
ションプレート11の中心に設けられたギヤ面11bが
嵌まり、出力軸10とテンションプレート11は一体回
転するようになっている。リングスプリング8と対向し
てテンションプレート11を配設し、この状態ではテン
ションプレート11のリングスプリング側に設けられた
爪11aがリングスプリング8の突き合わせ端面8d間
に配設されるようにする。
【0020】更に、テンションプレート11の上にプリ
ント基板体13が載せられた状態で、プリント基板13
とテンションプレート11を固定するように、固定プレ
ート14がプリント基板上から被せられ、固定プレート
14に2ヶ所設けられた固定ピン14aをプリント基板
13とテンションプレート11の孔に挿通した後、固定
ピン14aの先端をテンションプレート11の裏面から
熱かしめする。このことから、プリント基板13がテン
ションプレート11に固定され、一体回転可能となる。
出力軸10のギヤ面10cの上部に設けられた溝には、
出力軸10が抜けないように、図示しないリング部材が
嵌着されていることにより、出力軸10が抜けないよう
になっている。
【0021】固定プレート14上には非回転部材となる
ギヤブラケット15が爪部15bでハウジング2に引っ
掛けられた状態で被さり、ハウジング2に固定されてい
る。更に、コンタクト19をギヤブラケット15のコン
タクト取付位置15aにネジ等で固定し、コンタクト1
9のもつ5本の端子の内、2本の端子をプリント基板1
3のスイッチ部が形成されている面に当接させるように
する。
【0022】次に、この挟み込み検知機構の動作につい
て説明する。窓ガラス30を上昇または下降させるよう
にモータ1が一方向に回転すると、モータ出力軸に設け
られたウォーム5がウォームホイール4を回転させる。
このとき、ウォームホイール4の内周に設けられた突部
4dがリングスプリング8の突き合わせ端面8dに当接
し、端面8dとテンションプレート11の爪11aが係
合して、テンションプレート11が回転する。テンショ
ンプレート11の回転により出力軸10が回転し、ギヤ
10aが駆動して、窓ガラス30が上昇または下降す
る。
【0023】しかし、窓ガラス上昇中に窓ガラス30と
ドアフレーム31の窓枠32との間に人の手や物(例え
ば、図1に示すE)が挟まれて窓ガラス30に負荷がか
かると、その負荷によりテンションプレート11の爪1
1aがリングスプリング8のいずれか一方の突き合わせ
端面8dを押し込む。すると、ウォームホイール内部で
リングスプリング8は拡開し、ウォームホイール4とテ
ンションプレート11との間に相対回転が生じる。その
結果、テンションプレート11に固定され同一回転を行
うプリント基板体13の表面に形成された、パターン配
線との接点状態の変化をコンタクト19の2本の端子に
より検知することで、挟み込みが発生しているかがわか
る。
【0024】具体的には、プリント基板体13の裏側
(ウォームホイール側)には図4に示すように円弧状の
対の離間した配線パターンをもつ第1のスイッチ部13
aと、この第1のスイッチ部13aとは周方向に離間し
円弧状の対の離間した第2のスイッチ部13bと、両ス
イッチ13a,13bとの間に形成された非スイッチ部
13cを備えている。
【0025】テンションプレート11の内部に設けられ
た円弧状の開口部11cからは、ウォームホイール4の
ボス部4aに設けられ、端子取付部4c内に配設される
導体部材から成るシュー16が、シュー16の下側に配
設されるスプリング6の付勢力を受け、プリント基板1
3のスイッチ部がある裏側表面に当接した状態となって
いる。このため、シュー16はプリント基板体13の第
1のスイッチ部13a、第2のスイッチ部13b、非ス
イッチ部13cのいずれかに常時摺接し、シュー16に
よる導通または非導通信号はスルーホールを介してプリ
ント基板13の上方に設けられた2つの円周パターンに
導かれ、コンタクト19の2本の端子により検出される
ようになっている。
【0026】通常では窓ガラス30の昇降中、シュー1
6は非スイッチ部13cに位置し、コンタクト19への
電気信号入力はない(ショートしていない状態)。しか
し、窓ガラス上昇中、シュー16が第2のスイッチ部1
3bに接し、第2のスイッチ部13bをオン状態(ショ
ートした状態)とさせた信号がコンタクト19に入る
と、コントローラ3がその信号を基に挟み込みの発生を
検知し、上昇中の窓ガラス30の動作を停め、直ぐに下
降させる動作を行うようになっている。
【0027】次に、挟み込み検知機構に付加される位置
検出機構について説明する。
【0028】この位置検出機構は、窓ガラス30の正確
な位置を検出するためのものであり、窓ガラス30を駆
動させる出力軸10に設けられた偏心カム面10eに押
されて偏心回転する偏心ギヤ49と、偏心ギヤ49と異
なる歯数(偏心ギヤ49の端数よりも多い歯数)をもち
非回転側に固定され偏心ギヤ49と内歯で噛合する内歯
ギヤ48と、偏心ギヤ49の回転に伴って出力軸10と
同軸で回転を行う回転プレート22と、回転プレート2
2に摩擦部材23を介しダイヤフラムスプリング25に
より付勢された状態で回転可能に支持され一面に配線パ
ターン24aと外周の一部に突起24bが設けられた位
置検出プレート24と、ギヤブラケット15のコンタク
ト取付位置15aに固定され3本の端子が位置検出プレ
ート24の配線パターン24aに摺接するコンタクト1
9と、位置検出プレート24が回転するときに突起24
bに当接可能な位置にストッパ部15cをもつギヤブラ
ケット15を備えている。
【0029】この位置検出機構は、 窓ガラス30の全
閉位置から4mm(不感体領域)および200mm(挟
み込み発生時にモータ1が逆転した後、モータ動作を停
める位置)下がった位置の検出を行うものであり、FM
VSS(米国規定)を満足させるよう配線パターンが、
図5に示す形状で位置検出プレート24の表面に形成さ
れている。この配線パターン24aに対して図5のA,
B,Cの位置関係で、コンタクト19の3本の端子が常
時摺接し、配線パターン24aとの導通/非導通で切り
換わる接点状態を端子で検出して、窓ガラス30の位置
を正確に検出できるようになっている。
【0030】位置検出機構の位置検出プレート24と摩
擦部材23はダイヤフラムスプリング25により回転プ
レート22にサブアッセンブリ化されており、図6に示
されるように、回転プレート22は一側では段部22b
を有する凸形状、他側では凹形状となっている。この凸
部側にリング状の摩擦部材23が出力軸10と同軸とな
る環状溝22a内に配設されている。回転プレート22
の段部22bに周方向位置決めされた状態で、位置検出
プレート24が摩擦部材23と対向して配設されてい
る。尚、この場合、位置検出プレート24のもつ突起2
4bは軸方向に設けられていても良い。
【0031】位置検出プレート24が摩擦部材23の上
に配設された状態で、ダイヤフラムスプリング25を取
り付ける際、ダイヤフラム25の下側の環状のベース部
を位置検出プレート24に周面で当接させる。一方、ダ
イヤフラムスプリング25の軸方向に膨らんだ4つの爪
部25aは、回転プレート22の凸部側に設けられた4
つのフランジ部22fのそれぞれの内側に入るよう押え
た状態で、ダイヤフラムスプリング25を時計方向また
は反時計方向に回転させることにより、回転プレート2
2に4ヶ所に設けられた位置決めピン22cに対応する
ダイヤフラムスプリングの嵌合孔25bに嵌着されるの
で、それぞれの爪部25aが対応する回転プレート22
のフランジ部22fの内側に嵌まって固定される。
【0032】このような構造により、ダイヤフラムスプ
リング25によって位置検出プレート24は摩擦部材2
3を介して回転プレート22側に付勢されるので、摩擦
力が発生し、回転プレート22が回転すれば摩擦部材2
3との摩擦力により位置検出プレート24は回転プレー
ト22と同期回転する。
【0033】構成に関しては、ギヤブラケット15を貫
通する出力軸10に対し、ギヤブラケット15に内歯ギ
ヤ48のもつ位置決めピンにより位置決めして内歯ギヤ
48を固定した後、出力軸10のもつ偏心カム面10e
に偏心ギヤ49を回転可能な状態で挿通させる。その
後、偏心ギヤ49の上部に設けられた4つの突起49a
がサブアッシー化された回転プレート裏側に設けられた
円形の溝部22gに支持した状態で、上部よりハウジン
グカバー27を被せ、ネジ等の固定部材によりハウジン
グ2に固定する。そして、配線パターン24aの表面を
コンタクト19の3つの端子が、位置検出プレート回転
時に摺接するようにして、コンタクト19をギヤブラケ
ット15のコンタクト取付位置15aに固定している。
【0034】次に、位置検出機構の動作について説明す
る。出力軸10がモータ1の回転に伴って回転したと
き、出力軸10に設けられた偏心カム面10eに対して
回転可能に配設される偏心ギヤ49が偏心しながら回転
する。このとき、偏心ギヤ49は内歯ギヤ48に噛合す
るが、偏心ギヤ49の歯数より多い歯数をもつ内歯ギヤ
48は非回転となるギヤブラケット15に固定されてい
るので、非回転となる内歯ギヤ48に沿って偏心ギヤ4
9は偏心しながら回転する。つまり、出力軸10が1回
転すれば、内歯ギヤ48と偏心ギヤ49の歯数差分だ
け、偏心ギヤ49はギヤブラケット15に固定される内
歯ギヤ48対してずれるものとなる。
【0035】このとき、偏心ギヤ49の上部には4つの
突起49aが設けられており、突起49aは互いに回転
プレート22の裏面に設けられた円形の溝部22gの中
で回転可能な状態となり、偏心ギヤ49の回転に伴う突
起49aの位置は、互いに溝部22g内で偏心回転を行
い、偏心回転しながら出力軸10を中心として公転する
ものとなる(図7参照)。従って、偏心ギヤ49が回転
すれば、その回転に伴って突起49aに押されて、回転
プレート22は回転するものとなる。このように回転プ
レート22が回転すると、回転プレート上に摩擦部材2
3を介して配設された位置検出プレート24は摩擦部材
23との摩擦力により回転する。
【0036】一方、位置検出プレート24に設けられた
突起24bの回転を止めるように、突起24bの回転軌
跡上にストッパ部15cがギヤブラケット15に設けら
れている。このため、位置検出プレート24が回転し、
ストッパ部15cのある所定の位置まで回転すると、位
置検出プレート24の突起24bはストッパ部15cに
当接する。ストッパ部15cに位置検出プレートの突起
24bが当接すると、位置検出プレート24の回転はス
トッパ部15cにより止まるが、出力軸10の回転は未
だ止まらず、その結果、摩擦部材23の摩擦力に抗して
回転プレート22が位置検出プレート24に対して滑り
が発生して、位置検出プレート24と回転プレート22
との間に相対回転が生じる。
【0037】このような構造を用いて、挟み込み検知装
置100の位置検出プレート23の位置合わせを行うた
めには、予め挟み込み検知装置100を車両へ組付ける
前、モータ1を窓ガラス上昇側に回転させて、確実に位
置検出プレート24の突起24bがギヤブラケット15
に設けられたストッパ部15cに当接可能となるように
し、車両に組付けた後に窓ガラス30を全閉位置まで上
昇させる動作を行う。
【0038】このような動作を行うと、モータ1の動力
により出力軸10が回転し、出力軸10の回転に伴い偏
心カム面10eにより偏心ギヤ49は回転し、偏心ギヤ
49の偏心回転により偏心ギヤ49は内歯ギヤ48の歯
面に沿ってずれ、偏心ギヤ49の突起49aに押されて
回転プレート22が回転するものとなる。回転プレート
22が回転すると、回転プレート22と摩擦力により同
期回転する位置検出プレート24はギヤブラケット15
のストッパ部15cに突起24bが当接するものとな
り、位置検出プレート24の回転はストッパ部15cに
より規制される。しかし、この場合、出力軸10の回転
は止まらず、回転プレート22は更に回転するので、摩
擦部材23の摩擦力に回転プレート22の回転力が打ち
勝って、滑りが発生し、位置検出プレート24に対して
回転プレート22は相対回転するものとなる。
【0039】このとき(窓ガラス全閉時の状態)、モー
タ1に流れるモータロック電流をコントローラ3により
検知してモータ回転を停止させることで、位置検出プレ
ート24の位置が回転プレート22に対して固定され
る。つまり、このときの位置検出プレート23の位置が
窓ガラス30の全閉時の位置として初期設定されるもの
となり、初期位置がわかれば、配線パターン24aとの
接点状態をコンタクト19の端子で検出することによ
り、窓ガラス30の全閉位置からの正確な所定位置(−
4mm,−200mm)が検出できる。
【0040】よって、予め挟み込み検知装置100を車
両に組付ける前に、モータ1を上昇側に回転させ、その
後、窓ガラス30を全閉位置まで閉めれば、窓ガラス全
閉で位置検出プレート24の初期位置(窓ガラス30の
全閉位置と一致)を設定することができる。このように
機械的に位置検出プレート24の初期位置を設定するこ
とができることから、一度初期位置を記憶させた後に、
仮に車両のバッテリを外しても、記憶された初期位置が
コントローラのメモリに記憶されないという従来のよう
な不具合は発生せず、位置検出プレート24の初期位置
の設定が簡単な構成により行えるものとなる。
【0041】
【効果】本発明によれば、移動体を駆動させる出力軸に
設けられた偏心カム面に押されて偏心回転する偏心ギヤ
と、該偏心ギヤと異なる歯数をもち非回転側に固定され
前記偏心ギヤと噛合する内歯ギヤと、前記偏心ギヤの回
転に伴って回転を行う回転プレートと、該回転プレート
に摩擦部材を介して回転可能に支持され配線パターンと
突起が形成された位置検出プレートと、非回転側に固定
され前記位置検出プレートの配線パターンに摺接するコ
ンタクトと、前記位置検出プレートの突起が当接可能な
ストッパ部をもつ非回転部材とを備え、前記位置検出プ
レートの配線パターンとの接点状態を前記コンタクトに
よって検出し、移動体の位置検出を行うものであって、
前記出力軸の回転に伴い前記偏心ギヤが回転し、前記偏
心ギヤの回転により前記回転プレートが回転して、前記
位置検出プレートの突起が前記ストッパ部に当接したと
き、前記位置検出プレートの回転が止まって、回転プレ
ートが相対回転するようにしたことにより、移動体を駆
動させる出力軸が回転すれば出力軸のもつ偏心カム面に
押され、偏心ギヤが偏心回転する。偏心ギヤの噛合する
内歯ギヤは非回転部材に固定されるので、偏心ギヤの回
転は回転プレートを回転させる。回転プレートが回転す
ると摩擦部材を介して支持された位置検出プレートが回
転して、位置検出プレートの突起が回転する。その後、
位置検出プレートの突起が非回転部材に設けられたスト
ッパ部に当接すると位置検出プレートの回転がストッパ
部により止まる。しかし、位置検出プレートの回転が止
まった状態でも回転プレートは回転しようとするため、
位置検出プレートと回転プレートの間に滑りが生じる。
その結果、回転プレートは位置検出プレートに対し相対
回転して、位置検出プレートの初期位置の設定ができる
ものとなる。
【0042】つまり、この構成を車両において適用し、
移動体を窓ガラスとした場合には、位置検出プレートの
突起が非回転側のストッパ部に当接する窓ガラスの全閉
位置で、位置検出プレートの回転が止まり、ストッパ部
により止まった位置検出プレートの位置での配線パター
ンにコンタクトが接することから、位置検出プレートの
初期位置を設定することが可能となる。従って、一度初
期位置を設定した後に、車両のバッテリを外しても、初
期位置の設定は機械的に記憶されるため、従来のように
コントローラのメモリに記憶されないという不具合は発
生しない。つまり、車両への組付け時に窓ガラスを1回
だけ全閉位置まで閉じさえすれば、その後は全閉位置が
保持された状態となる。このため、初期位置の設定を正
確に行えば、精度良く窓ガラスの位置を検出することが
できる。
【0043】この場合、位置検出プレートは回転プレー
トの径方向に形成されたフランジ部に係止された付勢部
材により回転プレート側に付勢され、摩擦部材との摩擦
力により回転プレートと同期回転を行うようにすれば、
簡単な構成で相対回転を生じさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態における挟み込み検知機
構と位置検出機構をもつ挟み込み検知装置の分解斜視図
である。
【図2】 図1に示すA−A断面図である。
【図3】 本発明の一実施形態における挟み込み検知機
構の上視図である。
【図4】 本発明の一実施形態における挟み込み検知機
構のプリント基板の配線パターンを示した平面図であ
る。
【図5】 本発明の一実施形態における位置検出機構の
位置検出プレートの配線パターンを示した平面図であ
る。
【図6】 本発明の一実施形態における位置検出機構の
位置検出プレートの組付けを示した組付図である。
【図7】 本発明の一実施形態における位置検出機構の
回転プレートと偏心ギヤの突起との関係を示した図であ
る。
【図8】 モータ装置を車両の窓ガラス昇降装置に取り
付けた場合の取付図である。
【符号の説明】
1 モータ 10 出力軸 10e 偏心カム面 15 ギヤブラケット(非回転部材) 15c ストッパ部 19 コンタクト 22 回転プレート 22f フランジ部 23 摩擦部材 24 位置検出プレート 24a 配線パターン 24b 突起 25 ダイヤフラムスプリング(付勢部材) 30 窓ガラス(移動体) 48 内歯ギヤ 49 偏心ギヤ 49a突起 100 挟み込み検知装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体を駆動させる出力軸に設けられた
    偏心カム面に押されて偏心回転する偏心ギヤと、該偏心
    ギヤと異なる歯数をもち非回転側に固定され前記偏心ギ
    ヤと噛合する内歯ギヤと、前記偏心ギヤの回転に伴って
    回転を行う回転プレートと、該回転プレートに摩擦部材
    を介して回転可能に支持され配線パターンと突起が形成
    された位置検出プレートと、非回転側に固定され前記位
    置検出プレートの配線パターンに摺接するコンタクト
    と、前記位置検出プレートの突起が当接可能なストッパ
    部をもつ非回転部材とを備え、前記位置検出プレートの
    配線パターンとの接点状態を前記コンタクトによって検
    出し、移動体の位置検出を行うものであって、 前記出力軸の回転に伴い前記偏心ギヤが回転し、前記偏
    心ギヤの回転により前記回転プレートが回転して、前記
    位置検出プレートの突起が前記ストッパ部に当接したと
    き、前記回転プレートの回転が止まり前記位置検出プレ
    ートが相対回転することを特徴とする位置検出装置。
  2. 【請求項2】 前記位置検出プレートは、前記回転プレ
    ートの径方向に形成されたフランジ部に係止された付勢
    部材により前記回転プレート側に付勢され、前記摩擦部
    材との摩擦力により前記回転プレートと同期回転を行う
    位置検出装置。
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