JPH11271480A - 超音波モータを利用したステージ及びこのステージを用いた電子機器、印刷装置 - Google Patents

超音波モータを利用したステージ及びこのステージを用いた電子機器、印刷装置

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JPH11271480A
JPH11271480A JP10070997A JP7099798A JPH11271480A JP H11271480 A JPH11271480 A JP H11271480A JP 10070997 A JP10070997 A JP 10070997A JP 7099798 A JP7099798 A JP 7099798A JP H11271480 A JPH11271480 A JP H11271480A
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bending vibration
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朗弘 飯野
Masao Kasuga
政雄 春日
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 位置決め精度の向上を図り、機構が簡単かつ
小型であるとともに、磁化を避ける環境下でも使用でき
るようにする。 【解決手段】 一の方向に移動自在な第1の移動体と、
前記第1の移動体に伴って一の方向へ移動するととも
に、前記一の方向と異なる他の方向へ移動自在な第2の
移動体と、を備えたステージにおいて、前記第1の移動
体に当接させて、この移動体を前記一の方向へ移動させ
る第1の超音波モータと、前記第2の移動体に当接させ
て、この移動体を前記他の方向へ移動させる第2の超音
波モータと、を備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2次元平面上を移
動自在とした圧電アクチュエータもしくは超音波モータ
を利用したステージ及びこのステージを用いた電子機
器、印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、二次元物体を測定、加工するの
に、一軸のテーブルを互いに90度交差して上下に重ね
合わせたX−Yステージがよく使用されている。一般
に、X、Y軸方向のそれぞれに電磁モータの回転を送り
ネジによって直線運動に変換する方法、あるいは、X、
Y軸方向それぞれに電磁型のリニヤモータで直線駆動す
る方式が採られている(JSPE−57−10、’91
−10−1726参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、モータ
と送りネジを組み合わせた方式の場合、ネジ部のバック
ラッシュあるいはネジ部の熱膨張によって、位置決め精
度が低下する。また、希望の送り量全体に渡ってネジ部
を設ける必要があり、機構が複雑で大型となる。また、
電磁リニヤモータの場合には、永久磁石の極と磁界を発
生させるコイルの関係により位置決め精度が制限され
る。即ち、コイルは、永久磁石の極付近で停止する傾向
にあり、X−Yステージは予定した位置で停止しにく
い。また、希望の送り量全体に渡ってコイルまたは永久
磁石を設ける必要があり、機構が複雑で大型となる。ま
た、上記方式では、ステージ周辺の部品は電磁力により
磁化されてしまうと共に、ステージ周辺の回路は電磁ノ
イズの影響を受ける為、磁化を避ける環境下で使用でき
ないという問題もあった。
【0004】そこで、本発明は以上の技術的課題を解決
するためなされたものであって、その目的は、位置決め
精度の向上を図ることができ、機構が簡単かつ小型であ
るとともに、磁化を避ける環境下でも使用できる超音波
モータを利用したステージ、および、これを用いた電子
機器、印刷装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、以上の課題を解決
する手段は、請求項1に記載するように、一の方向に移
動自在な第1の移動体と、前記第1の移動体の移動に伴
って一の方向へ移動されるとともに、前記一の方向と異
なる他の方向へ移動自在な第2の移動体と、を備えたス
テージにおいて、前記第1の移動体に当接させて、前記
一の方向へ移動させる第1の圧電アクチュエータもしく
は超音波モータと、前記第2の移動体に当接させて、前
記他の方向へ移動させる第2の圧電アクチュエータもし
くは超音波モータと、を備えたことを特徴とする。
【0006】以上の解決手段にあって、圧電アクチュエ
ータもしくは超音波モータには、屈曲振動波の節と腹の
中間位置で楕円振動を得る方式、第1の屈曲振動波と位
相の異なる第2の屈曲振動波とにより進行波を発生させ
る方式、伸縮振動波と屈曲振動波とにより楕円振動を得
る方式、伸縮振動波とねじり振動波とにより楕円振動を
得る方式の何れも含まれる。圧電アクチュエータもしく
は超音波モータに用いる圧電素子の材料には、チタン酸
バリウム、チタン酸ジルコン酸鉛、ニオブ酸リチウム、
タンタル酸リチウム等が含まれる。また、各移動体を移
動させる圧電アクチュエータもしくは超音波モータは、
単数、複数の何れも含まれる。 また、一の方向、他の
方向は、適宜選択してもよいが、第2の移動体を効率的
に移動させる観点から、一の方向と他の方向は互いに直
交する方が望ましい。
【0007】これによれば、第1の圧電アクチュエータ
もしくは超音波モータは、第1の移動体に当接して一の
方向へ摩擦力を加え、第1の移動体を一の方向へ移動さ
せ、第1の移動体の移動に伴って第2の移動体も一の方
向へ移動させる。第2の圧電アクチュエータもしくは超
音波モータは、第2の移動体に当接して他の方向へ摩擦
力を加え、第2の移動体を他の方向へ移動させる。そし
て、第2の移動体は、一の方向と他の方向からなる平面
上を自在に移動する。
【0008】即ち、各圧電アクチュエータもしくは超音
波モータを移動体に当接させ、直接摩擦力を加えるよう
にしたので、移動体と振動子の間に駆動力の伝達機構を
設ける必要がなく、装置構成が簡単かつ小型になる。ま
た、駆動力の伝達機構の設置に伴うバックラッシュ、誤
差を生じない。また、圧電アクチュエータ、超音波モー
タは電磁モータのように磁力等の要因により特定の位置
で停止しないので、移動体の位置決め精度は向上され
る。さらに、電磁ノイズを発生しないので、磁化を避け
る環境下においても使用できる。
【0009】また、請求項2に記載するように、請求項
1記載の圧電アクチュエータもしくは超音波モータを利
用したステージにおいて、前記第1の圧電アクチュエー
タもしくは超音波モータを前記第1の移動体に加圧する
第1の加圧機構と、前記第2の圧電アクチュエータもし
くは超音波モータを前記第2の移動体に加圧する第2の
加圧機構と、を備えたことを特徴とする。
【0010】以上の手段にあって、加圧機構としては、
例えば、弾性部材を用いて加圧する機構が含まれる。弾
性部材には、コイルばね、板ばね、その他のばね、ゴム
等を含む。
【0011】これによれば、第1の加圧機構は、第1の
圧電アクチュエータもしくは超音波モータを第1の移動
体へ加圧して、第1の圧電アクチュエータもしくは超音
波モータと第1の移動体との間に適切な摩擦力を生じさ
せ、第2の加圧機構は、第2の圧電アクチュエータもし
くは超音波モータを第2の移動体へ加圧して、第2の圧
電アクチュエータもしくは超音波モータと第2の移動体
との間に適切な摩擦力を生じさせる。したがって、第1
の移動体、第2の移動体は適切な速度で移動する。
【0012】また、請求項3に記載するように、請求項
1記載の超音波モータを利用したステージにおいて、前
記第1の超音波モータ又は前記第2の超音波モータの少
なくとも一方は、弾性体と、この弾性体に第1の屈曲振
動波と該第1の屈曲振動波と位相のずれた第2の屈曲振
動波とを生じさせる圧電素子とを備え、前記第1の屈曲
振動波と前記第2の屈曲振動波とにより前記弾性体を楕
円振動を生じさせ、この楕円振動に基づいて移動体に摩
擦力を加えることを特徴とする。
【0013】以上の手段にあって、第1の圧電アクチュ
エータもしくは超音波モータのみに弾性体等を備える場
合、第2の圧電アクチュエータもしくは超音波モータの
みに弾性体等を備える場合、第1の圧電アクチュエータ
もしくは超音波モータ及び第2の圧電アクチュエータも
しくは超音波モータに弾性体等を備える場合、の何れも
含まれる。
【0014】これによれば、超音波モータは、圧電素子
により弾性体に第1の屈曲振動波と第2の屈曲振動波と
を生じさせ、第1の屈曲振動波と第2の屈曲振動波とに
より楕円振動を生じさせ、この楕円振動に基づいて移動
体に摩擦力を加え、移動体を所定の方向へ移動させる。
【0015】また、請求項6に記載するように、請求項
1記載の圧電アクチュエータを利用したステージにおい
て、前記第1の圧電アクチュエータ又は前記第2の圧電
アクチュエータの少なくとも一方は、伸縮振動波を生じ
させる第1の圧電振動子と、この第1の圧電振動子に接
合され、屈曲振動波を生じさせる第2の圧電振動子とを
備え、前記伸縮振動波と前記屈曲振動波とにより楕円振
動を生じさせ、この楕円振動に基づいて移動体に摩擦力
を加えることを特徴とする。
【0016】以上の手段にあって、第1の圧電アクチュ
エータのみに第1の圧電振動子等を備える場合、第2の
圧電アクチュエータのみに第1の圧電振動子等を備える
場合、第1の圧電アクチュエータ及び第2の圧電アクチ
ュエータに第1の圧電振動子等を備える場合、の何れも
含まれる。
【0017】これによれば、圧電アクチュエータは、第
1の圧電振動子により生じた伸縮振動波と、第2の圧電
振動子により生じた屈曲振動波とにより楕円振動を生じ
させ、この楕円振動に基づいて移動体に摩擦力を加え
る。
【0018】また、請求項7ないし8に記載するよう
に、請求項3記載の超音波モータを利用したステージに
おいて、前記弾性体に前記第1の屈曲振動波または前記
第2の屈曲振動波の一方のみを生じさせるか、前記第1
の屈曲振動波と第2の屈曲振動波の両方を時間的に同位
相で生じさせることを特徴とする。
【0019】これによれば、移動体に対して移動方向へ
摩擦力を加えず移動方向と垂直方向にのみ力を加え、移
動体はその場所で静止状態になる。そして、他の駆動方
法または手動で移動方向へ移動体を移動させる。
【0020】また、請求項9に記載するように、請求項
6記載の超音波モータを利用したステージにおいて、前
記第1の圧電振動子により伸縮振動波のみを生じさせる
ことを特徴とする。
【0021】これによれば、前記第1の圧電振動子によ
り伸縮振動波のみを生じさせ、移動体に対して移動方向
へ摩擦力を加えず、移動方向と垂直方向にのみ力を加
え、移動体はその場所で静止状態になる。そして、他の
駆動方法または手動で移動方向へ移動体を移動させる。
【0022】また、請求項10に記載するように、請求
項1記載の超音波モータを利用したステージにおいて、
前記第2の移動体には、光の光軸誤差を補正する光軸補
正レンズを設けることを特徴とする。これによれば、移
動体とともに光軸補正レンズを移動させ、光の光軸誤差
を補正する。
【0023】また、請求項11に記載するように、印刷
装置であって、請求項7記載の超音波モータを利用した
ステージを備え、レーザー光の光軸誤差を補正したこと
を特徴とする。ここで、印刷装置には、レーザープリン
タ、レーザーコピーが含まれる。これによれば、印刷装
置の移動体とともに光軸補正レンズを移動させ、レーザ
ー光の光軸誤差を補正する。
【0024】また、請求項12に記載するように、電子
機器であって、請求項1から請求項10の何れかに記載
の超音波モータを利用したステージを用いたことを特徴
とする。ここで、電子機器には、測定器、加工装置、磁
気記録装置等が含まれ、ステージは測定器の移動ステー
ジ、加工装置の被加工物の移動ステージ、磁気記録メデ
ィアの移動等に用いられる。これによれば、圧電アクチ
ュエータもしくは超音波モータを利用したステージを用
いた電子機器が実現される。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図8を参照して本発
明を適用した実施の形態を詳細に説明する。 《実施の形態1》図1は、本発明を適用した実施の形態
1の圧電アクチュエータを用いたステージを示す図であ
る。図2は、圧電アクチュエータの圧電振動子を示し、
(a)は圧電振動子の斜視構造、(b)は第1の圧電振
動子の平面構造、(c)、(d)は第2の圧電振動子の
構造を示す。図3は、圧電振動子の変形例を示し、
(a)は圧電振動子の斜視構造、(b)は圧電振動子の
平面構造を示す。図4、5は、圧電アクチュエータの回
路結線の一例を示す。ステージは、図1に示すように、
支持台1と、支持台1の上に載せた第1の移動体2と、
第1の移動体2の上に載せた第2の移動体3と、第1の
移動体2の側面に当接させた第1圧電アクチュエータ4
と、第1の圧電アクチュエータ4に圧接させた第1の弾
性部材5と、第2の移動体3の側面に当接させた第2の
圧電アクチュエータ6と、第2の圧電アクチュエータ6
に圧接させた第2の弾性部材7とから構成されている。
【0026】ここで、支持台1は、矩形体上面の中央
に、図中X方向に第1の移動体2を案内する2つの案内
レール1a、1aを設け、また、外縁の一部に第1の超
音波モータ4を設置するための設置溝1bを設けてい
る。第1の移動体2は、矩形体の下面に、支持台1の案
内レール1a、1aに対応して2つの案内溝2a、2a
を設け、また、矩形体の上面に図中X方向に直交するY
方向へ第2の移動体3を案内する案内レール2b、2b
を設けている。また、外縁の一部に第2の超音波モータ
6を設置するための設置溝2cを設けている。第2の移
動体3は、矩形体の下面に第1の移動体2の案内レール
2b、2bに対応して2つの案内溝3a、3aを設けて
いる。
【0027】圧電アクチュエータは4は、圧電振動子4
1と、圧電振動子41の長手方向先端に設けた出力取り
出し部材42と、圧電振動子41の後述する伸縮振動波
Aの節部を支持する支持部材43からなる。詳細には、
圧電振動子41は、図2(a)に示すように、矩形状の
第1の圧電振動子44と第2の圧電振動子45とを接合
させている。第1の圧電振動子44は、同図(b)に示
すように、例えば、チタン酸バリウム、チタン酸ジルコ
ン酸鉛等を用いて作製される。また、全面にわたって、
積層面を負とし積層面に対向する面を正とした電界を印
加して分極処理を施し、さらに、積層面と対向する面に
駆動電極46を、積層面に対極を形成する。そして、第
1の圧電振動子44は、両面の電極に駆動信号を印加さ
れて励振され、同図太線に示す伸縮振動波Aを生じる。
【0028】第2の圧電素子45は、同図(c)に示す
ように、対向する各辺の中点を結んで4分割し、第1分
極部45a,第2の分極部45b,第3の分極部45
c,第4の分極部45dとし、全ての分極部は、積層面
を負とし積層面に対向する面を正とした電界を印加して
分極処理を施している。さらに、各分極部45a,45
b,45c,45dの積層面と対向する面に蒸着等の手
段で例えば、金、銅からなる第1の駆動電極47a、第
2の駆動電極47b、第3の駆動電極47c、第4の駆
動電極47dを形成し、各分極部45a、45b、45
c、45dの積層面に対極を形成する。第1の駆動電極
47aと第2の駆動電極47bとは導通パターンもしく
はリード線で接続され、第3の駆動電極と47cと第4
の駆動電極47dとは導通パターンもしくはリード線で
接続されている。
【0029】そして、例えば、一方の斜向かいの第1の
分極部45a,第2の分極部45bに駆動信号を入力さ
れると、各分極部45a,45bはそれぞれ励振し、第
2の圧電振動子45は、全体として図中実線で示す伸縮
振動波B1を生じる。一方、第3の分極部45c,第4
の分極部45dに駆動信号を入力すると、第2の圧電振
動子45は、同図(d)に示すように、屈曲振動波B1
とは180゜位相の異なる屈曲振動波B2を生じる。
【0030】なお、図3に示すように、第2の圧電振動
子45単独で圧電振動子として使用してもよい。第2の
圧電振動子45の励振により、屈曲振動波B1を生じさ
せるとともに、伸縮振動波も生じさせるからである。従
って、第2の圧電振動子45のみで圧電振動子を構成し
ても構わないし、圧電振動子44,45を夫々積層して高出
力化を図ることも可能である。また、金属等の弾性部材
と接合して振動子を構成しても構わない。
【0031】図4、図5は、超音波モータの回路結線を
示す図である。図4に示すように、例えば、駆動電極4
6に出力端を接続し、駆動信号を発生した駆動信号発生
源48と、駆動信号発生源48の他方の出力端に一端を
接続し、第2の駆動電極47b又は第4の駆動電極47
dに切り換えるスイッチ49からなる。そして、駆動信
号発生源48は駆動信号を生成し、この駆動信号は、第
1の圧電振動体44の駆動電極46に入力するととも
に、スイッチ49により第2の駆動電極47bに切り換
え、第2の圧電振動子45の第2の駆動電極47bに入
力される。また、図5に示すように、スイッチ49によ
り第4の駆動電極47dに切り換え、駆動信号を第4の
駆動電極47dに入力する。なお、駆動信号発生源48
を用いて駆動信号を生成する代わりに、自励発振回路を
構成して駆動信号を生成してもよい。
【0032】出力取り出し部材42は、移転での変位を
取り出すとともに伸縮振動波Aと屈曲振動波B1とによ
り合成した楕円振動を拡大させ、第1の移動体2との摩
擦力を増大させる。支持部材43は、屈曲振動波B1の
節部で圧電振動子41を支持するとともに、支持台1の
設置溝1bに入り込んでY方向に摺動する。
【0033】第2の圧電アクチュエータ6は、第1の圧
電アクチュエータ4と同様に圧電振動子61、出力取り
出し部材62、支持部材63からなり、それぞれ前述の
圧電振動子41、出力取り出し部材42,支持部材43
と同一の構成である。また、設置溝2cに入り込んでX
方向へ摺動する。
【0034】また、第1の弾性部材5、第2の弾性部材
7は、例えば、板ばねからなる。そして、第1の弾性部
材5は、第1の移動体2に第1の圧電アクチュエータ4
を加圧し、第2の弾性部材7は、第2の移動体3に第2
の圧電アクチュエータ6を加圧する。これにより、第1
の移動体2、第2の移動体3に適切な摩擦力が加わり、
第1の移動体2、第2の移動体3を適切な速度で移動さ
せる。
【0035】以上のような構成によれば、各圧電アクチ
ュエータ4,6を各移動体2,3に当接させ、直接摩擦
力を加えるようにしたので、各移動体2,3と各圧電ア
クチュエータ4,6との間に駆動力の伝達機構を設ける
必要がない。また、駆動力の伝達機構の設置に伴うバッ
クラッシュ、誤差を生じない。また、電磁石などの磁性
部品を用いていないので、電磁ノイズも発生しない。
【0036】次に、図1、図4、図5に基づいて、超音
波モータを利用したステージの使用方法について説明す
る。図4において、図示しないステージのスイッチをオ
ンにすると、駆動信号発生源48は超音波域の駆動信号
を生成し、この一方の駆動信号は、第1の圧電振動体4
4の駆動電極46に入力し、他方の駆動信号は、スイッ
チ49の切り換えにより、第2の駆動電極47bに入力
される。
【0037】第1の圧電振動子44の分極部44aは、
励振して伸縮振動波Aを生じさせ、第2の圧電振動子4
5の第1の分極部45aと第2の分極部は45bは、励
振して屈曲振動波B1を生じさせる。そして圧電振動子
41は、伸縮振動波Aと屈曲振動波B1との合成により
図中に示す時計方向への楕円振動C1を生じる。この楕
円振動C1は、出力取り出し部材42により拡大され、
第1の移動体2に周期的に当接して摩擦力を加える。こ
のとき、第1の弾性部材5は、第1の圧電アクチュエー
タ4を第1の移動体2へ加圧し、出力取り出し部材42
と第1の移動体2との間に適切な摩擦力を生じさせる。
そして、第1の移動体2は、適切な速度で案内レール1
a、1aに案内されてX方向へ移動し、第1の移動体2
上の第2の移動体3は、第1の移動体2とともにX方向
へ移動する。
【0038】また、図5に示すように、X方向の逆方向
へ第1の移動体2を移動させる場合、スイッチ49の切
り換えにより、駆動信号発生源48と第4の駆動電極4
7dとを接続させればよい。このとき、第2の圧電振動
子45の第3の分極部45cと第4の分極部45dは、
励振して第2の圧電振動子45に屈曲振動波B1とは1
80°位相の異なる屈曲振動波B2を生じさせ、圧電振
動子41に第1の移動体2に第1の移動体2に反時計方
向への楕円振動C2を生じさせる。この楕円振動C2は
出力取り出し部材42により拡大され、第1の移動体2
をX方向に対して反対方向へ移動させる。
【0039】一方、第2の圧電アクチュエータ6は第1
の圧電アクチュエータ4と同様な動作により第2の移動
体3をY方向及びその逆方向へ移動させる。以上より、
第2の移動体3は、X−Y平面上を自在に移動する。
【0040】また、例えば、第1の移動体2を手動でX
方向へ移動させたい場合、スイッチ49を中立の状態に
し、第1の超音波モータ4の第1の圧電振動子44のみ
に伸縮振動波Aを生じさせればよい。このとき、圧電振
動子41は長手方向に振動し、出力取り出し部材42
は、第1の移動体2に対してX方向と垂直な方向へ力を
加えるのみで、第1の移動体2にX方向への摩擦力を加
えず、第1の移動体2は浮上状態となり、見かけ上摩擦
係数が減少する。したがって、第1の移動体2は、X方
向又は逆方向へ手で押して動かすことができる。ここで
圧電振動子45の4つの分極部すべてに駆動信号を印加し
ても伸縮振動波Aが生じ同様の効果が得られる。
【0041】最後に、ステージの使用を終了するときに
は、ステージのスイッチをオフにすればよい。このと
き、駆動信号発生源48は駆動信号の生成を停止し、各
超音波モータ4,6の出力取り出し部材42,62は、
自然に振動を減衰して静止し、磁力等により特定の位置
で停止しない。
【0042】以上より、本実施の形態によれば、各超音
波モータ4,6を各移動体2,3に当接させ、直接摩擦
力を加えるようにし、各移動体2,3と各超音波モータ
4,6との間に駆動力の伝達機構を設ける必要がないよ
うにしたので、装置構成は簡単かつ小型になり、また、
駆動力の伝達機構の設置に伴うバックラッシュ、誤差を
生じない。また、駆動信号の入力を停止した場合、各超
音波モータ4,6は、自然に振動の減衰した位置で停止
し、磁力等に特定の位置で停止しないようにしたので、
位置決め精度は向上される。
【0043】また、電磁石などの磁性部品を用いず、電
磁ノイズを発生しないようにしたので、磁化を避ける環
境下においても使用することができる。また、各加圧部
材5、7により加圧して、各超音波モータ4,6と各移
動体2,3との間に、適切な摩擦力を生じさせるように
したので、各移動体2,3を適切な速度で移動させる。
また、第1の圧電振動子44による伸縮振動波Aと第2
の圧電振動子45による屈曲振動波B1とにより圧電振
動子41、61に楕円振動C1を生じさせ、楕円振動C
1する出力取り出し部材42、62により各移動体2,
3をX方向、Y方向へ移動させるようにしたので、第2
の移動体3はX−Y平面上を自在に移動する。
【0044】《実施の形態2》図6は、本発明を適用し
た実施の形態2の超音波を利用したステージの斜視構造
を示す。図7は超音波モータの一部を破断した構造を示
す。このステージは、支持台11と、支持台11の上面
に載せた第1の移動体12と、第1の移動体12の上面
に載せた第2の移動体13と、第1の移動体12に当接
させた第1の超音波モータ14と、第1の超音波モータ
14の背面に設けた本発明の第1の加圧機構としての第
1の弾性部材15と、第2の移動体13に当接させた第
2の超音波モータ16と、第2の超音波モータ16の背
面に設けた本発明の第2の加圧機構としての第2の弾性
部材17から構成されている。
【0045】ここで、支持台11は、矩形体上面の中央
に、図中X方向に沿って第1の移動体12を案内する2
つの案内レール11a、11aを設け、また、外縁の一
部に第1の超音波モータ14を設置するための設置溝1
1bを設け、案内レール11a、11aの間に窓11c
を設けている。
【0046】第1の移動体12は、矩形体の下面に、支
持台11の案内レール11a、11aに対応して2つの
案内溝12b、12bを設け、また、矩形体の上面に図
中X方向に直交するY方向に沿って第2の移動体13を
案内する案内レール12b、12bを設けている。ま
た、外縁の一部に第2の超音波モータ16を設置するた
めの設置溝12cを設け、案内レール12a、12aの
間に窓12dを設けている。第2の移動体13は、矩形
体の下面に第1の移動体12の案内レール12b、12
bに対応して2つの案内溝13a、13aを設け、ま
た、上部に光軸補正レンズ131を設けている。光軸補
正レンズ131は、入射した光を屈折させて、光の光軸
誤差を補正する。
【0047】第1の超音波モータ14は、図7に示すよ
うに、プレート141と、プレート141の中心部に設
けた中心軸142と、中心軸142に固定した弾性体1
43と、弾性体143の下面に接合した圧電素子144
と、弾性体143に設けた突起143aに当接するロー
タ145と、ロータ145の中心に設けたベアリング1
46と、ベアリング146の上面に圧接するスプリング
147と、スプリング147を押さえるねじ148と、
圧電素子144に接続されたリード線149からなる。
【0048】詳細には、弾性体143は、円盤体の上面
に突起143aを設けており、アルミ合金、黄銅等から
作られている。圧電素子144は、例えば、チタン酸バ
リウム、チタン酸鉛、ニオブ酸リチウム、タンタル酸リ
チウム等を用い、弾性体143に対応して略円盤状に成
形されている。この円盤体は、例えば周方向へ3波長の
屈曲振動波を生じさせたときの1/4波長に相当する幅
を有する扇形状に12分割され、一つおきの分割部を1
組の分極部として、第1の分極部、第2の分極部を設け
る。そして、各分極部は、厚み方向へ交互に反対方向に
なるように分極処理されている。そして、第1の分極部
を励振させて、弾性体143に周方向へ3波長分の第1
の屈曲振動波を生じさせ、第2の分極部を励振させて、
第1の屈曲振動波と90°位相のずれた第2の屈曲振動
波を生じさせる。この第1の屈曲振動波と第2の屈曲振
動波とにより弾性体143に進行波を生じさせる。ロー
タ145は、略円柱体からなり、側面を第1の移動体1
2に当接させている。
【0049】なお、第2の超音波モータ16も超音波モ
ータ14と同一の構成であり、第1の弾性部材15、第
2の弾性部材17は、実施の形態1の第1の弾性部材
5、第2の弾性部材7と同一の構成である。
【0050】次に、図6、図7に基づいて実施の形態2
に係わる超音波モータを利用したステージの使用方法に
ついて説明する。圧電素子144の第1の分極部と第2
の分極部とのそれぞれに90°位相のずれた駆動信号を
リード線149により供給する。第1の分極部と第2の
分極部は励振して、弾性体143に第1の屈曲振動波と
これと90°位相のずれた第2の屈曲振動波とを生じさ
せる。この第1の屈曲振動波と第2の屈曲振動波とによ
り弾性体143に進行波を生じさせるとともに、弾性体
143の突起143aを楕円振動させる。一方、スプリ
ング147は、ベアリング146の上面を加圧し、ベア
リング146と一体のロータ145は弾性体143の突
起143aに圧接される。このとき、楕円振動している
弾性体143の突起143aは、ロータ145に周方向
へ摩擦力を加え、ロータ145を所定の方向へ回転させ
る。
【0051】一方、第1の弾性部材15は、プレート1
41を押して第1の移動体12の側面に ロータ145
の側面を圧接させる。このとき、ロータ145の側面と
第1の移動体12の側面との間にX方向への摩擦力を生
じ、第1の移動体12は、案内レール11a、11aに
案内されてX方向へ移動する。また、第2の超音波モー
タ16は、同様の動作によりY方向へ第2の移動体13
を移動させる。これにより、第2の移動体13をX−Y
平面上で自在に移動させる。
【0052】ここで、光軸補正レンズ131に光が入射
したとき、光軸補正レンズ131は、第2の移動体13
に伴って移動して、入射した光を屈折させて光軸誤差を
補正する。補正された光は、窓11c、窓12dを通過
して出射する。
【0053】また、例えば、第1の移動体12を手動で
X方向へ移動させたい場合、第1の超音波モータ14
の、例えば第1の分極部のみを励振させて、弾性体14
3に第1の屈曲振動波のみを生じさせればよい。このと
き、弾性体143の突起143aは、弾性体143の厚
み方向に振動するのみで、ロータ145に回転方向の摩
擦力を加えないので、ロータ145は、回転方向に対し
て静止状態になると共に、厚み方向に対して不定状態と
なり、見かけ上の摩擦係数が極めて小さくなる。したが
って、第1の移動体12は、X方向又は逆方向へ手で押
して動かすことができる。
【0054】最後に、ステージの使用を終了するときに
は、リード線149からの駆動信号の供給を停止すれば
よい。このとき、各超音波モータ14、16のロータ1
45は、弾性体143の突起143aとの間で制動力が
働き、所望の位置で停止状態を保つ。
【0055】以上より、本実施の形態によれば、各圧電
素子144により弾性体143に第1の屈曲振動波と第
2の屈曲振動波とを生じさせ、第1の屈曲振動波と第2
の屈曲振動波とにより各弾性体143を楕円振動させ、
楕円振動する各弾性体143の突起143aにより摩擦
力を加えて各ロータ145を回転させる一方、各ロータ
145の側面と各移動体12、13の側面とを圧接させ
て、各ロータ145と各移動体との間に摩擦力を生じさ
せ、この摩擦力により各移動体をX方向、Y方向へ移動
させるようにしたので、第2の移動体は、X−Y平面上
を自在に移動する。
【0056】また、光軸補正レンズ131に光が入射し
たとき、光軸補正レンズ131は、第2の移動体13に
伴って移動し、光を屈折させるようにしたので、光の光
軸誤差を補正する。また、一方の分極部を励振させて、
弾性体143に一方の屈曲振動波を生じさせると、弾性
体143の突起143aは、弾性体143の厚み方向に
振動するのみで、ロータ145に回転方向の摩擦力を加
えず、ロータ145は浮上状態になるので、各移動体1
2、13は、案内レール11a、12bに沿って手で押
して動かすことができる。また、二つの屈曲定在波を時
間的に同位相で生じさせることによっても実現可能であ
る。
【0057】また、各超音波モータ14、16のロータ
145は、弾性体143の突起143aとの間で制動力
が働き、これはロータ145と突起143aの位置に影響さ
れない為位置決め精度は高くなる。なお、本実施の形態
は、進行波方式に限らず、定在波方式の超音波モータを
利用したステージにも適用してもよい。この場合、定在
波はロータ145を正・逆方向に駆動させるための位置
的に位相のづれた二つの定在波が発生可能であり、駆動
時にはいづれか一方の定在波を発生させ、手動で動かす
場合には両方の定在波を動じに発生させることで上記と
同様のステージが構成できる。
【0058】《実施の形態3》図8は、本発明を適用し
た実施の形態3に係わる圧電アクチュエータもしくは超
音波モータを利用したステージを用いた印刷装置の主要
構造を示す図である。印刷装置の主要部は、レーザー光
発生装置21、22と、レーザー光発生装置21、22
の下流に配設した本発明の第2の移動体としての移動ス
テージ23、24と、移動ステージ23、24の下流に
配設したハーフミラー25と、ハーフミラー25の下流
に配設したポリゴンスキャナ26と、ポリゴンスキャナ
26の下流に配設したfθレンズ27と、fθレンズ2
7の下流に配設した検出素子28a、28bから構成さ
れている。
【0059】ここで、移動ステージ23、24は、中央
部に本発明の光軸補正レンズとしてのシリンドリカルレ
ンズ231、241を設けており、この光軸補正レンズ
231、241によりレーザー光D、Eの光軸を調整す
る。そして、シリンドリカルレンズ231、241は図
示しない圧電アクチュエータもしくは超音波モータによ
り2次元平面上を自在に移動する。
【0060】次に、この印刷装置の使用方法について説
明する。レーザー光発生装置21、22から発射された
レーザー光D、Eは、シリンドリカルレンズ231、2
41を通過する。レーザー光Dはハーフミラー25を通
過してポリゴンスキャナ26に入射し、レーザー光Eは
ハーフミラー25で反射されてポリゴンスキャナ26に
入射する。レーザ光D、Eは等速回転するポリゴンスキ
ャナ26により反射され、fθレンズ27に入射され
る。レーザー光D、Eは、fθレンズ27により走査方
向の間隔をリニアにされ、図示しない感光ドラムに入射
され、感光ドラム上に潜像が形成される。
【0061】一方、例えば、レーザー光Dの光軸とレー
ザー光Eのとの間に光軸誤差が生じると、検出素子28
a、28bは、この光軸誤差を検出し、この検出信号
を、図示しない制御装置に出力する。制御装置は、光軸
補正情報を生成するし、移動ステージ23、24は、こ
の光軸補正情報に基づいて、圧電アクチュエータもしく
は超音波モータによりそれぞれ所定の方向へ移動する。
シリンドリカルレンズ231、241は、移動ステージ
23、24に伴って移動して、レーザー光D、Eの進行
方向を調整し、光軸誤差を補正する。
【0062】以上より、本実施の形態によれば、シリン
ドリカルレンズ231、241を設けた移動ステージ2
3、24を圧電アクチュエータもしくは超音波モータに
より移動させるようにしたので、レーザー光F、Gの光
軸誤差は補正される。
【0063】《実施の形態4》本形態の特徴は、本発明
を適用した圧電アクチュエータもしくは超音波モータを
利用したステージを電子機器に用いた点にある。ここ
で、電子機器には、例えば、測定器、加工物(例えば、
ウエハ)の製造装置、メディアを利用した磁気記録装置
が挙げられる。本発明のステージは測定器の移動ステー
ジ、加工物の移動ステージ、磁気記録のメディアの移動
に用いられる。以上より、本実施の形態によれば、圧電
アクチュエータもしくは超音波モータを利用したステー
ジを用いた電子機器が実現される。
【0064】
【発明の効果】以上より、請求項1記載の発明によれ
ば、超音波モータと移動体との間に駆動力の伝達機構を
設ける必要がなく、装置構成が簡単かつ小型になる。ま
た、駆動力の伝達機構の設置に伴うバックラッシュ、誤
差を生ぜず、また、超音波モータは摩擦駆動の為移動体
の位置によらずどこでも停止することが出来る為、移動
体の位置決め精度が高い。さらに、電磁ノイズを発生し
ないので、磁化を避ける環境下においても使用できる。
【0065】請求項2記載の発明によれば、加圧機構
は、超音波モータを移動体に加圧して、超音波モータと
移動体との間に適切な摩擦力を生じさせるようにしたの
で、移動体を適切な速度で移動させる。請求項3記載の
発明によれば、圧電素子により弾性体に第1の屈曲振動
波と第2の屈曲振動波とを生じさせるとともに、第1の
屈曲振動波と第2の屈曲振動波とのより弾性体に楕円振
動を生じさせ、移動体に摩擦力を加えるようにしたの
で、移動体を移動方向へ移動させる。
【0066】請求項4記載の発明によれば、伸縮振動波
と屈曲振動波とにより楕円振動を生じさせ、この楕円振
動に基づいて移動体に摩擦力を加える。請求項5記載及
び請求項6記載の発明によれば、移動体に対して移動方
向へ摩擦力を加えず移動方向と垂直方向にのみ力を加
え、移動体をその場所で静止した状態にするようにした
ので、他の駆動方法または手動で移動方向へ移動体を移
動させる。
【0067】請求項7記載の発明によれば、移動体とと
もに光軸補正レンズは移動され、光の光軸誤差を補正す
る。請求項8記載の発明によれば、印刷装置の移動体と
ともに光軸補正レンズを移動させ、レーザー光の光軸誤
差を補正する。請求項9記載の発明によれば、超音波モ
ータを利用したステージを用いた電子機器が実現され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した実施の形態1の圧電アクチュ
エータを用いたステージを示す説明図である。
【図2】図1に係わる圧電アクチュエータの圧電振動子
を示し、(a)は圧電振動子の斜視構造、(b)は第1
の圧電振動子の平面構造、(c)、(d)は第2の圧電
振動子の構造を示す説明図である。
【図3】図1に係わる圧電振動子の変形例を示し、
(a)は圧電振動子の斜視構造、(b)は圧電振動子の
平面構造を示す説明図である。
【図4】図1に係わる圧電アクチュエータの回路結線の
一例を示す説明図である。
【図5】図1に係わる圧電アクチュエータの回路結線の
一例を示す説明図である。
【図6】本発明を適用した実施の形態2の超音波モータ
を利用したステージの斜視構造を示す説明図である。
【図7】図6に係わる超音波モータの一部を破断した構
造を示す説明図である。
【図8】本発明を適用した実施の形態3に係わる圧電ア
クチュエータもしくは超音波モータを利用したステージ
の印刷装置の主要構造を示す説明図である。
【符号の説明】
1 支持台 2 第1の移動体 3 第2の移動体 4 第1の圧電アクチュエータ 5 第1の弾性部材 6 第2の圧電アクチュエータ 7 第2の弾性部材 11 支持台 12 第1の移動体 13 第2の移動体 14 第1の超音波モータ 15 第1の弾性部材 16 第2の超音波モータ 17 第2の弾性部材 21、22 レーザー光発生装置 23、24 移動ステージ 25 ハーフミラー 26 ポリゴンスキャナ 27 fθレンズ 28a、28b 検出素子 41、61 圧電振動子 44 第1の圧電振動子 45 第2の圧電振動子 131 光軸補正レンズ 143 弾性体 144 圧電素子 145 ロータ 231、241 シリンドリカルレンズ A 伸縮振動波 B1、B2 屈曲振動波 C1、C2 屈曲振動 D レーザー光 E レーザー光

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一の方向に移動自在な第1の移動体と、
    前記第1の移動体に伴って一の方向へ移動するととも
    に、前記一の方向と異なる他の方向へ移動自在な第2の
    移動体と、を備えたステージにおいて、 前記第1の移動体に当接させて、この移動体を前記一の
    方向へ移動させる第1の圧電アクチュエータもしくは超
    音波モータと、 前記第2の移動体に当接させて、この移動体を前記他の
    方向へ移動させる第2の圧電アクチュエータもしくは超
    音波モータと、 を備えたことを特徴とするステージ。
  2. 【請求項2】 前記第1の圧電アクチュエータもしくは
    超音波モータを前記第1の移動体に加圧する第1の加圧
    機構と、 前記第2の圧電アクチュエータもしくは超音波モータを
    前記第2の移動体に加圧する第2の加圧機構と、 を備えたことを特徴とする請求項1記載のステージ。
  3. 【請求項3】 前記第1の超音波モータ又は前記第2の
    超音波モータの少なくとも一方は、弾性体と、この弾性
    体に第1の屈曲振動波と該屈曲振動波に対して位相のず
    れた第2の屈曲振動波とを生じさせる圧電素子とを備え
    ることを特徴とする請求項1記載の超音波モータを利用
    したステージ。
  4. 【請求項4】 第1の屈曲振動波と第2の屈曲振動波の合
    成により進行波を発生させ、移動体を駆動することを特
    徴とする請求項3記載の超音波モータを利用したステー
    ジ。
  5. 【請求項5】 移動体の駆動力を与える突起は弾性体上
    で第1の屈曲振動波と第2の屈曲振動波の腹と節の中間に
    設けられ、移動体はどちらか一方の屈曲振動波によって
    駆動されることを特徴とする請求項3記載の超音波モー
    タを利用したステージ。
  6. 【請求項6】 前記第1の圧電アクチュエータ又は前記
    第2の圧電アクチュエータの少なくとも一方は、伸縮振
    動波を生じさせる第1の圧電振動子と、この第1の圧電
    振動子に接合され、屈曲振動波を生じさせる第2の圧電
    振動子とを備え、前記伸縮振動波と前記屈曲振動波とに
    より楕円振動を生じさせ、この楕円振動に基づいて移動
    体に摩擦力を加えることを特徴とする請求項1記載のス
    テージ。
  7. 【請求項7】 前記弾性体に前記第1の屈曲振動波、又
    は前記第2の屈曲振動波の一方のみを生じさせることを
    特徴とする請求項4記載の超音波モータを利用したステ
    ージ。
  8. 【請求項8】 前記弾性体に第1の屈曲振動波と第2の屈
    曲振動波の両方を時間的に同位相で生じさせることを特
    徴とする請求項4ないし5記載の超音波モータを利用した
    ステージ。
  9. 【請求項9】 前記第1の圧電振動子により伸縮振動波
    のみを生じさせることを特徴とする請求項6記載の超音
    波モータを利用したステージ。
  10. 【請求項10】 前記第2の移動体には、光の光軸誤差
    を補正する光軸補正レンズを設けることを特徴とする請
    求項1記載の超音波モータを利用したステージ。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の圧電アクチュエータ
    もしくは超音波モータを利用したステージを備え、レー
    ザー光の光軸誤差を補正したことを特徴とする印刷装
    置。
  12. 【請求項12】 請求項1から請求項10の何れかに記
    載の圧電アクチュエータもしくは超音波モータを利用し
    たステージを備えたことを特徴とする電子機器。
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