JPH11272029A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11272029A
JPH11272029A JP10070448A JP7044898A JPH11272029A JP H11272029 A JPH11272029 A JP H11272029A JP 10070448 A JP10070448 A JP 10070448A JP 7044898 A JP7044898 A JP 7044898A JP H11272029 A JPH11272029 A JP H11272029A
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Hiroshi Kawamura
浩 川村
Masanori Yamagata
正典 山縣
Yoshiro Tsuchitani
美郎 槌谷
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 飛散及び落下したトナーを溜めるトレー自体
に断熱機能を兼備させることによって部材の占有スペー
スを小さく抑えるとともに、トナーの熱劣化を防いで高
質画像を安定して得ることができる画像形成装置を提供
すること。 【構成】 現像器5Y,5M,5Cを含む画像形成部の
下方に定着器10を含む熱源を配置し、飛散及び落下し
たトナーを集めるためのカバー70を前記現像器5Y,
5M,5C或は現像ロータリー5の下方に有し、該カバ
ー70の底部にトナーを溜めるトレー71を配置して成
る画像形成装置において、前記トレー71が熱源から発
生する熱を遮断できるように断熱効果を発揮するよう構
成する。本発明によれば、トレー71自体に断熱効果を
発揮させるようにしたため、断熱効果を発揮する別部材
が不要となり、部材の占有スペースが小さく抑えられる
とともに、トナーの熱劣化が防がれて高質画像を安定し
て得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式或は
静電記録方式を採用する複写機やプリンタ等の画像形成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】先ず、図6に基づいて従来のカラーレー
ザープリンタについて概説する。
【0003】電圧を印加した一次帯電器である帯電ロー
ラ104bを像担持体である感光ドラム104aに圧接
することによって、潜像形成に先立って像担持体104
aの表面が一様に帯電される。
【0004】そして、感光ドラム104aへの露光はレ
ーザーダイオードを有すスキャナー部110aによって
なされ、レーザーダイオードは画像信号に対応して発光
し、そのレーザー光はポリゴンミラーへ照射される。す
ると、ポリゴンミラーはスキャナーモータによって高速
回転してレーザー光を反射し、ポリゴンミラーで反射さ
れたレーザー光は結合レンズ110b及び反射ミラー1
10cを介して感光ドラム104aの外周面を画像信号
に対応して選択的に露光する。この結果、感光ドラム1
04aにはレーザーの露光により各色の静電潜像が形成
される。
【0005】一方、回転現像装置105は各色の現像
器、即ちマゼンタ、シアン、イエロー、ブラックのトナ
ーを備えた現像器105M,105Y,105C,10
5Bを有している。これらの4色の現像器105M,1
05Y,105C,105Bは軸105eに対して回転
可能に配置され、各現像器105M,105Y,105
C,105Bの中心が公転するギヤの外周に配置された
自転するギヤに連動して回転し、その姿勢が一定に維持
されている。
【0006】而して、画像形成に際しては、潜像に対応
した色の現像器(105M,105Y,105C,10
5B)が感光ドラム104aに対向した位置に静止し、
更にそこで現像スリーブ105bが感光ドラム104a
の表面と微小隙間を介して対向するように位置決めされ
る。そして、現像器(105M,105Y,105C,
105B)が現像位置に回転移動されたときにプリンタ
本体の高圧電源と接続され、現像スリーブ105bは現
像バイアスが印加されると同時に駆動源からの駆動手段
とも結合して所定の回転を行う。このように現像時に現
像スリーブ105bがバイアスの印加と回転駆動を受け
ることによって感光ドラム104a上の潜像が現像され
てトナー像として顕像化される。
【0007】他方、給紙部101は転写ドラム103へ
転写材102を給送するためのものであり、装置本体の
底部に装填した転写材102を収納する給紙カセット1
01aを有している。画像形成時には画像形成動作に応
じて給紙ローラ101bが回転し、給紙カセット101
a内から転写材102を1枚ずつ分離して転写ドラム1
03へ給送する。
【0008】転写ドラム103は、給紙部101から給
送された転写材102を巻き付けて感光ドラム104a
上の各色のトナー像を転写部にて転写材102上に転写
するために、感光ドラム104aの外周速度と同速度V
=75.4mm/秒(以下、プロセス速度と呼ぶ)で回
転する。
【0009】ところで、転写ドラム103は、直径18
0mmのアルミシリンダ103aの外周にスポンジやゴ
ム等で弾性体層103bを形成し、その外周に抵抗層1
03cを形成し、最外に誘電体層103dを形成して構
成されている。又、転写ドラム103の外周上の所定位
置には、給送した転写材102の先端を把持するグリッ
パ103fが設けられており、更に、この転写ドラム1
03の外周には離接可能な静電吸着ローラ103gが設
けられ、この吸着ローラ103gは転写材102を転写
ドラム103との間で挟み込むようにしてこれを転写ド
ラム103の外周に圧接する。
【0010】而して、吸着ローラ103fと転写ドラム
103との間に電圧を印加することによって誘電体であ
る転写材102と転写ドラム103の誘電体層103d
に電荷を誘起し、転写材102を転写ドラム103の外
周に静電吸着する。
【0011】クリーナ104dはトナー像を転写材10
2に転写した後に感光ドラム104a上に残留したトナ
ーをクリーニングするためのものであり、これは転写部
下流の感光ドラム104aの外周に配備されている。
【0012】定着器106は、各色トナー像を保持して
転写ドラム103から剥離搬送されて来る転写材102
を通過させることによって各色トナー像を転写材102
に定着するものであって、これは回転駆動される加圧ロ
ーラ106aと、これに圧接して転写材102に熱と圧
力とを加える定着ローラ106bとを備えている。
【0013】画像形成動作としては、給紙カセット10
1a内の転写材102が給紙ローラ101bにより転写
ドラム103へ給送される。転写ドラム103は、給送
されて来た転写材102の先端をグリッパ103fで把
持するとともに、これをその周面に静電吸着する。
【0014】一方、帯電ローラ104bで表面を均一に
帯電された感光ドラム104aにはスキャナー部110
aからマゼンタ画像の露光が行われ、その外周面にマゼ
ンタ画像の潜像が形成される。この潜像形成と同時にマ
ゼンタ現像器105Mを駆動し、感光ドラム104a上
に形成されたマゼンタ潜像にマゼンタトナーが付着する
よう感光ドラム104aの帯電極性と同極性で略同電位
の現像バイアス電圧を印加して潜像を現像し、感光ドラ
ム104a上にマゼンタトナー像を得る。そして、転写
ドラム103にマゼンタトナーと逆極性の転写電位を印
加し、感光ドラム104a上のマゼンタトナー像を転写
ドラム103上の転写材102に転写する。
【0015】そして、マゼンタトナー像の転写が終了す
ると、次の現像器105Cが回転して感光ドラム104
aに対向した現像位置に位置決めされ、同様のプロセス
を経てシアン、イエロー及びブラックの潜像形成、現
像、得られたトナー像の転写を順次行うことによって転
写材102上にフルカラー画像が形成される。
【0016】而して、転写材102をグリップして保持
した転写ドラム103が4回転することにより1枚の4
色のフルカラー画像を得ることができる。即ち、180
π×4/75.4=30秒で1枚のフルカラーが出力さ
れる。
【0017】4色トナー像の転写が終了した転写材10
2は、転写ドラム103から分離して定着器106へ搬
送され、定着器106でトナー像の定着を受けた後、排
出ローラ対107によって排出トレイ108に排出され
る。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像形成装置では、画像形成時に飛散したトナーや
現像器から落下したトナーを回収するためのトレーと現
像器を昇温から保護するための冷却部分(風路)をそれ
ぞれ配置していたため、これらの設置に大きなスペース
を要するという問題があった。
【0019】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、飛散及び落下したトナーを溜
めるトレー自体に断熱機能を兼備させることによって部
材の占有スペースを小さく抑えるとともに、トナーの熱
劣化を防いで高質画像を安定して得ることができる画像
形成装置を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、現像器を含む画像形成部の
下方に定着器を含む熱源を配置し、飛散及び落下したト
ナーを集めるためのカバーを前記現像器或は現像器を固
定するロータリーの下方に有し、該カバーの底部にトナ
ーを溜めるトレーを配置して成る画像形成装置におい
て、前記トレーが熱源から発生する熱を遮断できるよう
に断熱効果を発揮するよう構成したことを特徴とする。
【0021】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記トレーが風路を形成し、該風路内の空
気層によって断熱効果を発揮するようにしたことを特徴
とする。
【0022】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記トレーの外周面に断熱シートを貼り付
けたことを特徴とする。
【0023】請求項4記載の発明は、前記トレーを熱伝
導率λが1×10-6≦λ≦2.5×10-4[cal/cm・sec
・ ℃] )の材質で構成したことを特徴とする。
【0024】従って、本発明によれば、飛散及び落下し
たトナーを溜めるトレー自体に断熱効果を発揮させるよ
うにしたため、断熱効果を発揮する別部材が不要とな
り、部材の占有スペースが小さく抑えられるとともに、
トナーの熱劣化が防がれて高質画像を安定して得ること
ができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0026】<実施の形態1>[画像形成装置の全体構
成]先ず、カラー画像形成装置の全体構成を図1に基づ
いて概説する。
【0027】図1はカラー画像形成装置の一形態として
のカラーレーザープリンタ要部の断面図であり、該カラ
ーレーザープリンタは、一定速度で回転する像担持体と
しての感光ドラム1と固定の黒現像器4と回転可能な3
つのカラー現像器5Y,5M,5Cとから成る画像形成
部と、該画像形成部で現像されて多重転写されたカラー
画像を保持してこれを給送部から給送された転写材に更
に転写する中間転写体6を有している。
【0028】而して、カラー画像を転写された転写材は
定着部10へ搬送されてカラー画像の定着を受けた後、
排出ローラによって装置上面の排出部へ排出される。
尚、前記回転可能なカラー現像器5Y,5M,5C及び
固定の黒現像器4はプリンタ本体に対して個別に着脱可
能に構成されている。
【0029】次に、本カラーレーザープリンタの各部の
構成を順次詳細に説明する。
【0030】[像担持体ユニット]ドラムユニット7
は、前記感光ドラム1と該感光ドラム1のホルダーを兼
ねるクリーニング装置の容器7bと一体的に構成され、
このドラムユニット7はプリンタ本体に対して着脱自在
に支持され、感光ドラム1の寿命に合わせて容易に交換
可能に構成されている。尚、本実施の形態に係る感光ド
ラム1は直径約60mmのアルミシリンダの外側に有機
光導電体層を塗布して構成され、該感光ドラム1のホル
ダーを兼ねるクリーニング装置の容器7bに回転自在に
支持されている。
【0031】又、感光ドラム1の周上には、クリーナブ
レードと一次帯電手段2が配置され、図1の紙面奥側に
配置された不図示の駆動モータから伝達される駆動力に
よって感光ドラム1は画像形成動作に応じて図示矢印方
向(反時計方向)に回転駆動される。
【0032】[帯電手段]前記一次帯電手段2は接触帯
電方法を用いたものであり、これは導電性ローラを感光
ドラム1に当接させ、この導電性ローラに電圧を印加す
ることによって感光ドラム1の表面を一様に帯電させる
ものである。
【0033】[露光手段]前記感光ドラム1への露光は
スキャナー部3から行われる。即ち、画像信号がレーザ
ーダイオードに与えられると、このレーザーダイオード
は画像信号に対応する画像光をポリゴンミラー3aへ照
射する。このポリゴンミラー3aはスキャナモータによ
って高速回転し、ポリゴンミラー3aで反射した画像光
が結像レンズ3b及び反射ミラー3cを経て一定速度で
回転する感光ドラム1の表面を選択的に露光することに
よって感光ドラム1上に静電潜像が形成される。
【0034】[現像手段]現像手段は、感光ドラム1上
に形成された前記静電潜像を可視像化するためにイエロ
ー、マゼンタ、シアン及びブラックの各色現像を可能と
する3個の回転現像器5Y,5M,5Cと1個の黒現像
器4とで構成されている。
【0035】黒現像器4は固定現像器であり、その現像
スリーブ4aは感光ドラム1に対向した位置に感光ドラ
ム1に対して微小間隔(300μm程度)をもって配置
されており、感光ドラム1にブラックトナーによる可視
像を形成する。
【0036】而して、黒現像器4は容器内のトナーを送
り機構によって送り込み、現像スリーブ4aの外周に圧
接された塗布ブレードによって図示矢印方向(時計方
向)に回転する現像スリーブ4aの外周にトナーを薄層
塗布し、且つ、トナーへ電荷を付与(摩擦帯電)する。
そして、現像スリーブ4aに現像バイアスを印加するこ
とによって感光ドラム1上の静電潜像に対応してトナー
現像を行う。
【0037】一方、3個の回転現像器5Y,5M,5C
は、軸5dを中心として回転する現像ロータリー5にそ
れぞれ着脱可能に保持され、画像形成に際しては各現像
器5Y,5M,5Cが現像ロータリー5に保持された状
態で軸5dを中心に回転移動し、所定の現像器(5Y,
5M,5C)が感光ドラム1に対向した位置に停止し、
更に現像スリーブ5aが感光ドラム1に対して微小間隔
(300μm程度)をもって対応するよう位置決めされ
た後、感光ドラム1上の静電潜像に対応して可視像を形
成する。
【0038】カラー画像形成時には中間転写体6の1回
転毎に現像ロータリー5が回転し、イエロー現像器5
Y、マゼンタ現像器5M、シアン現像器5C、次いで黒
現像器4の順で現像工程がなされる。図1はイエローの
回転現像器5Yが感光ドラム1に対向した位置に位置決
めされて静止している状態を示している。
【0039】回転現像器5Yは、容器内のトナーを送り
機構によって塗布ローラ5bへ送り込み、図示時計方向
に回転する塗布ローラ5b及び現像スリーブ5aの外周
に圧接されたブレード5cによって図示時計方向に回転
する現像スリーブ5aの外周にトナーを薄層塗布し、且
つ、トナーへ電荷を付与(摩擦帯電)する。そして、潜
像が形成された感光ドラム1と対応した現像スリーブ5
aに現像バイアスを印加することにより、潜像に応じて
感光ドラム1上にトナー現像が行われる。尚、マゼンタ
現像器5M及びシアン現像器5Cについても上記と同様
なメカニズムによってトナー現像が行われる。
【0040】又、各回転現像器5Y,5M,5Cの各現
像スリーブ5aは、各現像器5Y,5M,5Cが現像位
置に回転移動されたとき、プリンタ本体に設けられた各
色現像用高圧電源及び駆動と接続され、各色現像毎に順
次選択的に電圧が印加されて駆動が接続される。
【0041】[中間転写体]中間転写体6は、カラー画
像形成動作時には、各現像器4,5Y,5M,5Cによ
って可視化された感光ドラム1上のトナー像を4回(イ
エロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラッ
ク(B)の4色の各画像)に亘って多重転写を受けるた
め、感光ドラム1の外周速度と同期して図示時計方向に
回転し、又、多重転写を受けた中間転写体6は、電圧を
印加された転写ローラ8bとで転写材を挟み込んでこれ
を搬送することにより該転写材に該中間転写体6上の各
色トナー像を同時多重転写する。
【0042】尚、本実施の形態に係る中間転写体6は、
直径180mmのアルミシリンダの外周を中抵抗スポン
ジや中抵抗ゴム等の弾性層6aで覆って構成されてお
り、この中間転写体6は回転自在に支持され、一時的に
固定される不図示のギヤからの駆動力を受けて回転し、
又、簡単に着脱することができる。
【0043】[クリーニング手段]クリーニング手段
は、現像手段によって感光ドラム1に可視像化されたト
ナーが中間転写体6に転写された後に感光ドラム1上に
残ったトナーをクリーニングするものであり、クリーニ
ングされた廃トナーはクリーナ容器7bに蓄えられる。
クリーナ容器7bに蓄えられる廃トナーの量は感光ドラ
ム1の寿命より早くクリーナ容器7bを満たすことはな
く、従って、クリーナ容器7bは感光ドラム1の寿命交
換時に同時に一体的に交換処理される。
【0044】[給紙部]給紙部は画像形成部へ転写材を
給送するものであり、これは複数枚の転写材を収納した
給紙カセットと給紙ローラ、給送ローラ、重送防止用の
リタードローラ、給紙ガイド及びレジストローラローラ
26から主に構成される。
【0045】而して、画像形成時には給紙ローラが画像
形成動作に応じて駆動回転し、給紙カセット内の転写材
が1枚ずつ分離給送され、転写材はガイド板によってガ
イドされながら搬送ローラを経由してレジストローラ2
6に至る。画像形成動作中にレジストローラ26は転写
材を静止待機させる非回転動作と転写材を中間転写体6
に向けて搬送する回転動作とを所定のシーケンスで行
い、次工程である転写工程時の画像と転写材との位置合
わせを行う。
【0046】[転写部]転写部は揺動可能な転写ローラ
8bで構成されており、この転写ローラ8bは金属軸を
中抵抗発泡弾性体で巻いて構成され、図1の上下に移動
可能である。
【0047】而して、前記中間転写体6上に4色のトナ
ー像を形成している間、即ち、中間転写体6が複数回転
する間はその画像を乱さぬよう、図1に破線にて示すよ
う転写ローラ8bは下方に位置して中間転写体6とは離
れている。そして、中間転写体6上に4色のトナー像を
形成し終わった後には、転写材にカラー画像を転写する
タイミングに合わせて転写ローラ8bは不図示のカム部
材によって図1に実線にて上方の位置に移動せしめられ
て転写材を介して中間転写体6に所定の圧で押し付けら
れる。このとき、同時に転写ローラ8bにはバイアスが
印加され、中間転写体6上のトナー画像は転写材に転写
される。ここで、中間転写体6と転写ローラ8bとはそ
れぞれ駆動されているため、両者に挟まれた状態の転写
材は転写工程が行われると同時に定着器10に向かって
図1の左方向に所定の速度で搬送される。
【0048】[中間転写体クリーニング部]中間転写体
クリーニング部材9は、帯電ローラ9aと該帯電ローラ
9aに給電するための不図示の電極とこれらを保持する
ホルダー9bと該クリーニング部材9を所定のタイミン
グで中間転写体6に当接/離間させるための不図示のカ
ム機構及び当接時のニップを形成するための不図示のば
ねで構成されている。
【0049】上記帯電ローラ9aは金属軸を中抵抗弾性
体で巻いて構成されており、ホルダー9bに保持されつ
つ該ホルダー9bの一軸の回転中心(不図示)をもって
揺動する。
【0050】而して、感光ドラム1上での画像形成及び
中間転写体6への一次転写中(二次転写の始まる前)の
クリーニング部材9はカム(不図示)により離間され、
帯電ローラ9aの回転及び帯電ローラ9aへの給電は行
われない。このため、フルカラー画像形成時に4色、即
ちイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックのトナーを
重ねて中間転写体6上に一次転写することができ、その
一次転写画像が乱されることがない。
【0051】クリーニング部材9は二次転写後の中間転
写体6に対して所定のタイミングでカム(不図示)によ
り離間を解除されて帯電ローラ9aが当接する。カムの
動作によって中間転写体6との当接時及び離間時初期に
クリーニング部材9の滑らかな動作を実現し、中間転写
体6への当接/離間時のショックを和らげ、画像形成へ
の悪影響を緩和するようにしている。尚、ニップ形成の
当接圧fは感光ドラム1に対する中間転写体6の当接圧
Fより十分に低いため、帯電ローラ9aが中間転写体6
に当接していても、その当接圧によって中間転写体6の
固定位置が変動したり、撓んだりすることはない。本実
施の形態は、f=500g,F=5Kgにて良好なクリ
ーニングを実現している。
【0052】上述の通り当接した帯電ローラ9aは中間
転写体6との摩擦力によって中間転写体6に従動して回
転するため、該帯電ローラ9aの外周速は中間転写体6
の外周速と等速となり、部品精度により外径に誤差が発
生しても常に等速が保たれる。そして、このとき帯電ロ
ーラ9aと中間転写体6での当接ニップで感光ドラム1
上のトナーの帯電極性と逆極性に帯電され、一次転写部
で次の一次転写(フルカラーの場合は次の色の一次転
写)時に同時に中間転写体6から感光ドラム1に逆転写
され、感光ドラムクリーニング部で感光ドラム1からク
リーニングされ、クリーニングによって除去された廃ト
ナーはクリーナ容器7bに回収される。
【0053】[定着器]定着器10は前記現像手段によ
り形成されたトナー画像を中間転写体6を介して転写材
上に形成したトナー画像を定着させるものであり、図1
に示すように、転写材に熱を加えるための定着ローラ1
0aと転写材を定着ローラ10aに圧接させるための加
圧ローラ10bとで構成されており、各ローラ10a,
10bは中空ローラであり、内部にそれぞれヒータを有
し、回転駆動されることによって転写材を挟持して搬送
する。
【0054】即ち、トナー像を保持した転写材は、定着
ローラ10aと加圧ローラ10bとによって搬送される
過程で熱及び圧力を加えらえることによりトナー画像の
定着を受ける。
【0055】[画像形成動作]次に、以上のように構成
されるカラーレーザープリンタの画像形成動作について
説明する。
【0056】先ず、給紙部の給紙ローラを回転して給紙
カセット内の転写材を1枚分離してこれをレジストロー
ラ26へと搬送する。
【0057】一方、感光ドラム1と中間転写体6とが各
々外周速度V=75.4mm/秒(以下、プロセス速度
と呼ぶ)で図示矢印方向へ回転する。直径60mmの感
光ドラム1は60π/75.4=2.5秒で1回転し、
直径180mmの中間転写体6は180π/75.4=
7.5秒で1回転する。又、感光ドラム1と中間転写体
6とは不図示のギヤで結合されているため、感光ドラム
1が3回転すると中間転写体6が正確に1回転する。
【0058】而して、中間転写体6の外周の任意の点が
図示のS位置に来たとき、帯電手段2によって表面を均
一に帯電された感光ドラム1は図示のE位置でレーザー
露光を受けて画像形成を行う。感光ドラム1の露光位置
Eから反時計回りに中間転写体6との接触部T1までの
距離aと中間転写体6の図示S点から接触部T1までの
距離bは等しく、従って、時間経過後には画像の書き始
めの点Eと中間転写体6上の点Sは接触部T1の位置で
一致する。即ち、中間転写体6に対して画像はS点を先
端に反時計回りに形成される。
【0059】1)イエロー画像の形成:スキャナー部3
によりイエロー画像のレーザー照射を行い、感光ドラム
1上にイエロー潜像を形成する。この潜像形成と同時に
イエロー現像器5Yを駆動し、感光ドラム1上の潜像に
イエロートナーが付着するように感光ドラム1の帯電極
性と同極性で略同電位の電圧を印加してイエロー現像を
行う。同時に現像部の少し下流の第1転写位置T1で感
光ドラム1上のイエロートナー像を中間転写体6の外周
に一次転写する。このとき、中間転写体6にはイエロー
トナーと逆特性の電圧を印加して一次転写を行う。
【0060】形成する画像がA3サイズの場合には長さ
420mmであり、中間転写体6の外周のS点からL1
点まで画像が形成される。そして、イエロートナー像の
中間転写体6への転写が終了すると(即ち、L1点が第
1転写位置T1を過ぎると)、現像ロータリー5が時計
方向に回転し、次のマゼンタ現像器5Mが回転移動して
感光ドラム1に対向した位置に位置決めされて停止す
る。
【0061】2)マゼンタ画像の形成:次いで、中間転
写体6の外周の点S(イエロー画像の先端)が1周して
S点に再び位置したとき、同様にスキャナー部3により
マゼンタ画像のレーザー照射が開始され、イエローと同
様にして感光ドラム1上の潜像にマゼンタトナー像が現
像され、感光ドラム1上のマゼンタトナー像が第1転写
位置T1で同様に中間転写体6上に転写される。そし
て、マゼンタトナー像の中間転写体6への転写が終了す
ると(即ち、L1点が第1転写位置T1を過ぎると)、
現像ロータリー5が時計方向に回転し、次のシアン現像
器5Mが回転移動して感光ドラム1に対向した位置に位
置決めされて停止する。
【0062】3)シアン画像の形成:次いで、中間転写
体6の外周の点S(イエロー及びマゼンタ画像の先端)
が1周してS点に再び位置したとき、同様にスキャナー
部3によりシアン画像のレーザー照射が開始され、マゼ
ンタと同様にして感光ドラム1上の潜像にシアントナー
像が現像され、感光ドラム1上のシアントナー像が第1
転写位置T1で中間転写体6上にイエロー、マゼンタの
各トナー像に重ねて転写される。そして、シアントナー
像の中間転写体6への転写が終了すると(即ち、L1点
が第1転写位置T1を過ぎると)、現像ロータリー5が
時計方向に角度60°回転し、感光ドラム1に対向した
位置にはカラー現像器5Y,5M,5Cは存在しない。
【0063】4:ブラック画像の形成:次いで、中間転
写体6の外周の点S(イエロー/マゼンタ/シアン画像
の先端)が更に1周してS点に再び位置したとき、同様
にスキャナー部3によりブラック画像のレーザー照射が
開始され、次いで黒現像器4によりブラックトナー像が
現像され、感光ドラム1上のブラックトナー像が第1転
写位置T1で中間転写体6上に更に重ねて転写される。
【0064】以上イエロー、マゼンタ、シアン及びブラ
ックの順で潜像形成、現像及び中間転写体6へのトナー
像転写を重ねて4回順次行うことによって、中間転写体
6の表面にイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの
4種のトナーから成るフルカラー画像が形成される。
【0065】ブラックトナー像の中間転写体6への転写
が終了する前に(即ち、4回目のブラックトナー像の第
1転写を終えてフルカラー画像を形成した中間転写体6
の画像先端Sが第2転写部T2へ到達する前に)、前記
レジストローラ26で待機させておいた転写材をタイミ
ングを合わせて搬送を開始する。
【0066】上記4回の中間転写体6上への各色の画像
形成時には下方に待機し、中間転写体6とは非接触状態
であった転写ローラ8bを不図示のカムによって同時に
上方へ移動させ、転写材を中間転写体6の第2転写部T
2で圧接すると同時に転写ローラ8bにトナーと逆特性
のバイアスを印加することによって、中間転写体6上の
フルカラー画像を転写材に一気に4色同時に転写する。
【0067】而して、第2転写部T2を通過した転写材
は、中間転写体6から剥離されて定着器10へ搬送さ
れ、定着器10においてフルカラー画像の定着を受けた
後、排出ローラ対によって本体上部の排出トレイ上へ画
像面を下向きにして排出され、ここに一連の画像形成動
作が終了する。
【0068】次に、本発明の要旨について説明する。
【0069】図1に示すように、定着器10等の熱源の
上方に現像ロータリー5等の画像形成に係る部分が配置
されている画像形成装置では、現像器5Y,5M,5C
等から飛散或は落下したトナーを溜めるためのトレー7
1と、熱源から発生する熱から現像器5Y,5M,5C
周辺の昇温を防ぐための断熱部分(風路75)を別々に
配置している。この構成では、トレー71と風路75の
双方を配置するスペースを確保しなければならないこと
になる。
【0070】そこで、飛散或は落下したトナーを溜める
ためのトレー71に熱源から発せられる熱を遮断するよ
うに断熱効果を持たせることができれば構造を簡略化す
ることができ、且つ、スペースを小さく抑えることがで
きる。
【0071】例えば、図2に示すように現像ロータリー
5を覆っているカバー70の底部に設置されたトレー7
1を平面上に置いたときに隙間72が形成されるように
トレー71の底の部分が盛り上がった形状にすることが
考えられる。この隙間72に外気を流すことによって断
熱層が形成されるため、トレー71に断熱効果を持たせ
ることができ、この結果、装置の構成を簡略化すること
ができ、且つ、スペースを小さく抑えることができる。
【0072】又、図3に示すように、隙間72に流す外
気75は不図示の本体前カバーに形成されたスリット状
の空気取入口から取り入れ、本体後側板77側に配置さ
れた排気ファン76で機外に排気するようにしても良
い。
【0073】本実施の形態によれば、実際にフルカラー
連続プリンタモードで現像器5Y,5M,5C周辺の温
度を約50℃〜約40℃程度に抑えることができた。
又、スタンバイ時でも従来約40℃程度だった温度を3
6℃〜37℃までに抑えることができた。このように、
現像器5Y,5M,5C周辺の昇温を抑えることによっ
てトナーの熱劣化を防ぎ、安定した画像を出力すること
ができる。
【0074】<実施の形態2>次に、本発明の実施の形
態2を図4に基づいて説明する。尚、図4は本発明の実
施の形態2に係る画像形成装置要部の断面図であり、本
図においては図2に示したと同一要素には同一符号を付
している。
【0075】本実施の形態では、トナーを回収するため
の直方体のトレー71の外周部分に断熱シート73を貼
り付けている。尚、断熱シート73としては、例えば厚
さ1mm程度の断熱フェルトが望ましい。他にポリフェ
ニレンサルファイドフィルム等も有効である。
【0076】而して、上述のようにトレー71の外周部
分に断熱シート73を貼り付けることによって2種類の
材料を使用することになるが、断熱効果を有するトレー
71を構成することができ、これによって実施の形態1
と同様の効果を得ることができる。
【0077】<実施の形態3>次に、本発明の実施の形
態3を図5に基づいて説明する。尚、図5は本発明の実
施の形態3に係る画像形成装置要部の断面図であり、本
図においても図2に示したと同一要素には同一符号を付
している。
【0078】本実施の形態では、トレー74の材質自体
を断熱性に優れたものを使用することによって該トレー
74に高い断熱性を付与するようにしたものであり、こ
れによっても実施の形態1と同様の効果が得られる。
尚、ここで言う断熱性に優れた材料とは、熱伝導率λが
1×10-6≦λ≦2.5×10-4[cal/cm・sec・ ℃] の
値を有している材料であり、例えばセラミックファイバ
ーとガラスファーバーを混合した無機繊維をベースにし
た断熱材が有効である。
【0079】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、飛散及び落下したトナーを溜めるトレー自体に
断熱効果を発揮させるようにしたため、断熱効果を発揮
する別部材が不要となり、部材の占有スペースが小さく
抑えられるとともに、トナーの熱劣化が防がれて高質画
像を安定して得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用すべき画像形成装置(カラーレー
ザープリンタ)要部の断面図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置要部
の断面図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係る画像形成装置のト
レー部分の斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態2に係る画像形成装置要部
の断面図である。
【図5】本発明の実施の形態3に係る画像形成装置要部
の断面図である。
【図6】従来のカラーレーザープリンタの断面図であ
る。
【符号の説明】
1 感光ドラム 5 現像ロータリー 5Y,5M,5C 現像器 10 定着器 70 カバー 71,74 トレー 72,75 風路 73 断熱シート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像器を含む画像形成部の下方に定着器
    を含む熱源を配置し、飛散及び落下したトナーを集める
    ためのカバーを前記現像器或は現像器を固定するロータ
    リーの下方に有し、該カバーの底部にトナーを溜めるト
    レーを配置して成る画像形成装置において、 前記トレーが熱源から発生する熱を遮断できるように断
    熱効果を発揮するよう構成したことを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】 前記トレーが風路を形成し、該風路内の
    空気層によって断熱効果を発揮するようにしたことを特
    徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記トレーの外周面に断熱シートを貼り
    付けたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記トレーを熱伝導率λが1×10-6
    λ≦2.5×10-4[cal/cm・sec・ ℃] )の材質で構成
    したことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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