JPH11272061A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11272061A
JPH11272061A JP7805998A JP7805998A JPH11272061A JP H11272061 A JPH11272061 A JP H11272061A JP 7805998 A JP7805998 A JP 7805998A JP 7805998 A JP7805998 A JP 7805998A JP H11272061 A JPH11272061 A JP H11272061A
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JP
Japan
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toner
density
developing device
time
control
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JP7805998A
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English (en)
Inventor
Shinichi Yoshimoto
真一 吉本
Mineyuki Sako
峰行 酒向
Futoshi Hamada
太 浜田
Masaru Hamamichi
優 濱道
Yasuyuki Inada
保幸 稲田
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2成分現像器の運転再開初期におけるトナー
濃度制御の精度を向上させて画像劣化を防止する。 【解決手段】 現像器内の磁気センサによりトナー濃度
を検出し、現像器の運転を再開してから初めて検出され
たトナー濃度と前回の運転終了時に検出されたトナー濃
度との差分Δxを求め、これが閾値hより大きい場合に
は、関数ft(Δx)に基づき初期補正時間tcを設定
し、この時間内においては検出トナー濃度xが、fs
(Δx、t)で示される基準トナー濃度値より小さいか
否かを判断してトナー補給の要否を判断する(ステップ
S401〜S405)。この関数fs(Δx、t)は、
予め実験により求められたものであり、Δx毎にtの値
に応じて基準トナー濃度値を変化させ、通常の運転時に
おける基準トナー濃度値Aより小さな値から徐々に当該
基準トナー濃度値Aに近付く曲線を描く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2成分現像方式の
現像器を有する画像形成装置に関し、特に現像剤のトナ
ー濃度制御の技術の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】磁性粉からなるキャリアと樹脂製のトナ
ー粒子とを適正な割合で混合した2成分現像剤を使用し
て、感光体ドラム表面に形成された静電潜像を現像する
2成分式現像器においては、画像濃度を適正に保つた
め、現像器内のキャリアとトナー量が一定の割合になる
ように制御する必要がある。
【0003】このため、従来は、磁気センサにより、現
像器内のトナー収容部における現像剤の磁気量を検出
し、これによりトナーとキャリアの比を求めて、この値
が小さくなるとトナー補給部により適量のトナーを補給
することにより、現像剤中のトナー濃度を制御してい
た。ところが、通常、現像器は、無駄な消耗を避けるた
め、画像形成動作時のみ運転され、そのほかの時間は運
転を休止させるようになっており、次の画像形成を実行
するまでの運転休止時間が長いと、その間に攪拌されな
いで放置された現像剤のしまり度合いが高くなり、その
嵩密度(単位体積当たりの見かけ上の密度:AD値(a
pparent density))が大きくなる。
【0004】このような嵩密度の増加は、現像剤自体の
自重や、現像剤粒子の帯電量の経時的低下による粒子同
士の反発力の低下などに起因して生ずるものであるが、
当該嵩密度が高くなると、トナーとキャリアの混合比は
同じであっても単位体積当たりに存在するキャリアの量
が多くなるため、磁気センサの出力値も大きくなる。こ
れによりトナー濃度が本来の濃度より低く検出されてし
まい、これによりトナー濃度を回復しようとして余分な
トナー補給がなされ、トナー過補給の状態となる。トナ
ーが過補給となれば、再現画像にカブリが生じたり、ト
ナー飛散が生じるなどの問題が起こり画像形成上好まし
くない。
【0005】このような不都合を避けるため、特開昭5
4−76166号公報には、現像器の運転再開後一定時
間は、磁気センサの検出結果を無視してトナー濃度制御
を実行しないようにする技術が開示されている。そし
て、この一定時間は、直前の運転休止時間の長さに応じ
て決定するとしている(第1の従来技術)。また、特開
平1−222279号公報には、運転再開時に一定の時
定数で変化するパラメータ(基準電圧)により、トナー
補給量を補正する技術が開示されている(第2の従来技
術)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記第1の
従来技術によれば、運転再開時の所定の時間内はトナー
濃度の制御を実行しないため、この間に消費されたトナ
ーの供給ができなくなって、現実にトナー量不足の結果
になるばかりでなく、直前の運転休止時間の長さに応じ
て当該トナー濃度制御の休止時間を決定しており、この
ような決定方法で果たして嵩密度の増加の程度を的確に
評価できるかは疑問である。すなわち、嵩密度の変化
は、運転休止時間のほかに、そのときの湿度や温度など
の装置環境などにも大きく影響され、決して休止時間の
みで一律に評価できないからである。したがって、この
第1の従来技術によれば、運転再開初期においてトナー
濃度を適正に制御できないという問題が依然として残
る。
【0007】また、第2の従来技術によれば、運転休止
時間における嵩密度の増加の程度を考慮することなく、
運転開始後の時間経過により変化する一定の時定数のみ
で一律に制御している。この場合にも適正なトナー濃度
の制御が望めないことは、例えば先の現像器運転終了後
10分も立たないうちに次の運転を再開する場合と、前
日の運転終了後に初めて運転する場合とで嵩密度の変化
量が大幅に異なるにも拘わらず、同一の時定数により制
御している点からも明らかである。
【0008】以上の問題点に鑑みて、本発明は、2成分
現像方式による現像器を使用する画像形成装置におい
て、運転休止による現像剤の嵩密度の変化量を適正に評
価して、運転開始初期の現像器のトナー濃度を正しく制
御できる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、2成分現像剤を使用した現像器と、所定
の制御パラメータに基づきトナー補給手段から適量のト
ナーを補給して現像器内のトナー濃度を制御する制御手
段とを備えた画像形成装置であって、現像器内のトナー
濃度を検出するトナー濃度検出手段と、特定の2以上の
時点で検出されたトナー濃度に基づき前記現像器内の現
像剤の嵩密度の変化量を評価する嵩密度評価手段とを備
え、前記制御手段は、当該現像器の運転再開後の所定の
初期時間内において、前記嵩密度評価手段の評価結果に
基づいて前記制御パラメータを補正してトナー濃度を制
御するようにしたことを特徴とする。
【0010】また、本発明は、前記嵩密度評価手段が、
現像器の前回の運転終了時もしくはその直後に検出され
たトナー濃度と、現像器の運転再開時に検出されたトナ
ー濃度とに基づいて当該嵩密度の変化量を評価すること
を特徴とする。また、本発明は、前記制御手段が、トナ
ー濃度の検出値と所定の基準濃度値との比較結果に基づ
きトナー濃度を制御するように構成されており、前記所
定の初期時間内において当該基準濃度値を制御パラメー
タとして前記嵩密度評価手段の評価結果に基づいて補正
することを特徴とする。
【0011】また、さらに本発明は、前記制御手段が、
トナー濃度の検出値と所定の基準濃度値との比較結果に
基づきトナーの補給が必要と判断された場合に、前記ト
ナー補給手段を所定時間動作させてトナー濃度を制御す
るように構成されており、前記所定の初期時間内におい
て当該トナー補給手段の動作時間を制御パラメータとし
て前記嵩密度評価手段の評価結果に基づいて補正するこ
とを特徴とする。
【0012】また、さらに本発明は、前記制御手段が、
前記嵩密度評価手段の評価結果に基づき前記初期時間の
長さを決定する決定手段をさらに備えることを特徴とす
る。また、本発明は、2成分現像剤を使用した現像器
と、当該現像器内のトナー濃度を制御する制御手段とを
備えた画像形成装置であって、画像を形成すべき原稿の
濃度を検出する原稿濃度検出手段を備え、前記制御手段
は、当該現像器の運転再開後の所定の初期時間内におい
て、当該原稿濃度検出手段の検出結果を制御パラメータ
としてトナー濃度を制御することを特徴とする。
【0013】さらに、また、本発明は、2成分現像剤を
使用した現像器と、当該現像器内のトナー濃度を制御す
る制御手段とを備え、当該現像器により感光体上の静電
潜像を現像してトナー画像を形成する画像形成装置であ
って、前記感光体上に形成されたトナー像の濃度を検出
するトナー像濃度検出手段を備え、前記制御手段は、当
該現像器の運転再開後の所定の初期時間内において、当
該トナー像濃度検出手段の検出結果を制御パラメータと
してトナー濃度を制御することを特徴とする。
【0014】ここで、本発明は、前回の現像器の運転終
了時もしくはその直後に検出されたトナー濃度と現像器
の運転再開時に検出されたトナー濃度とに基づいて現像
器内の現像剤の嵩密度の変化量を評価する嵩密度評価手
段を備え、前記制御手段は、前記嵩密度評価手段の評価
結果に基づき前記初期時間の長さを決定する決定手段を
さらに備えることを特徴とする。
【0015】また、さらに本発明は、前記制御手段が、
現像剤中のキャリアの使用時間に基づいて前記制御パラ
メータもしくは前記初期時間を補正する補正手段をさら
に備えることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。 (1)複写機の構成 図1に、本実施の形態に係るデジタルカラー複写機(以
下、単に「複写機」という)の概略断面図を示す。この
複写機は転写ベルトに沿って配置された複数の画像形成
ユニットにより転写された画像を多重転写することによ
りカラー画像を形成するいわゆるタンデム型の複写機で
ある。
【0017】図1に示す複写機は、原稿画像を読み取る
イメージリーダー部100とイメージリーダー部100
で読み取った画像を再現するプリンタ部200とに大き
く分けられる。イメージリーダー部100は、プラテン
ガラス21上の原稿を走査してR、G、Bの電気信号と
して読み取るスキャナ22、これにより得られた電気信
号に対し階調データへの変換などの処理を行う読取信号
処理部28よりなる。スキャナ22は、原稿読み取りに
際してモータ27により駆動されて矢印Aの方向へ移動
し、プラテンガラス21上の原稿を露光ランプ23によ
り照射しながら走査する。当該照射光の原稿面からの反
射光はロッドレンズアレー24で集光され、密着型のC
CDカラーイメージセンサ25により光電変換されて、
R、G、Bの3色の電気信号となる。読取信号処理部2
8は、この電気信号をイエロー(Y)、マゼンダ
(M)、シアン(C)、ブラック(K)の8ビット階調
データに変換する。
【0018】プリンタ部200は、プリンタ制御部20
1、レーザー光学系30、作像系40、搬送系50よっ
て構成される。読取信号処理部28から出力される信号
に基づきプリンタ制御部201で各色の階調データごと
にレーザーダイオード駆動信号を生成し、それぞれの駆
動信号によりレーザー光学系30の対応するプリンタヘ
ッド3C〜3Kのレーザーダイオードを発光させる。こ
れにより発生するレーザービームにより回転駆動される
感光体ドラム1C〜1Kが露光走査される。
【0019】感光体ドラム1C〜1Kは帯電チャージャ
ー2C〜2Kにより一様に帯電されており、この露光に
より静電潜像が形成され、現像器4C〜4Kがそれぞれ
シアン、マゼンダ、イエロー、ブラックの各色トナーに
より各感光体ドラム1C〜1Kの静電潜像を現像する。
一方、用紙カセット13もしくは14から給紙された記
録シートが、駆動ローラ11,従動ローラ12により張
架されて定速で回動される転写ベルト10によりタイミ
ングを取りながら搬送されており、上記各感光体ドラム
1C〜1Kに形成された各色のトナー像が、転写ブラシ
5C〜5Kからの転写電界を受けて、上記記録シート上
に重ね合わせるようにして順次転写されていく。トナー
像が転写された記録シートは転写ベルト10から分離さ
れ、定着器15により定着され、その後、記録シートは
排紙トレイ16上に排出される。
【0020】また、転写ベルト10上の各感光体ドラム
1C〜1Kの搬送方向下流には転写直後のベルト上のト
ナー付着量を検出するAIDCセンサ9C〜9Kが設けてあ
る。このAIDCセンサ9C〜9Kは、内部に発光ダイオー
ドとフォトダイオードを内蔵した反射型センサを使用し
ており、各感光体ドラム1C〜1Kから転写ベルト10
上に転写された基準パターン(AIDCパタン)を検出す
る。なお、転写ベルト10が透明の場合は透過型のセン
サを用いてもよいことは言うまでもない。
【0021】この電圧値とトナー付着量とを対応付けた
テーブルを用いて、AIDCセンサから出力される電圧値よ
りトナー付着量を得ることができ、このトナー付着量か
らグリット電位VG、現像バイアス電位VB等が定めら
れ、転写濃度を一定に保つようになっている。なお、AI
DCセンサ9C〜9Kは、主走査方向における検出範囲が
互いに重ならない位置に配置されており、制御時におい
て他の色の基準パターンを検出しないようにしてある。
【0022】また、各現像器4C〜4Kの直下には、感
光体ドラム1C〜1K上の転写前の基準パターンの濃度
を検出するため、上記AIDCセンサと同じ反射型の光学セ
ンサからなるパターン濃度センサ8C〜8Kが配設され
ている。これらのセンサの検出結果を上記AIDCセンサ9
C〜9Kの検出結果に代えて、もしくは併用して画像濃
度を適正に制御することも可能であるが、本実施の形態
の変形例においては、現像器の運転初期におけるトナー
濃度制御に利用している。詳しくは後述する。
【0023】各現像器4C〜4Kは、2成分現像剤方式
のものであって、供給されるトナーの色を除いて全て同
じ構成をしている。図2は、このうちの現像器4Cの構
成を示す図である。同図に示すように現像器4Cは、ト
ナーを収納するトナー補給ホッパー41Cと、このホッ
パー内のトナーを下方の攪拌室46Cに補給するための
トナー補給ローラ42Cと、攪拌室内の現像剤(キャリ
アとトナー)を攪拌してトナーを摩擦帯電させる2個の
攪拌ローラ43Cと、攪拌された現像剤を感光体ドラム
1Cの現像面に供給するための現像ローラ44Cとから
なる。この現像ローラ44Cは、アルミ性の現像スリー
ブ内にマグネットローラを内挿して、現像スリーブのみ
を回転させる公知のものが使用される。
【0024】これらの攪拌ローラ43Cおよび現像ロー
ラ44Cは、画像形成時において図示しない駆動装置に
より回転駆動される。また、トナー補給ローラ42C
は、トナー補給が必要なときのみ図示しない駆動手段に
より所定時間だけ回転駆動される。また、右側の攪拌ロ
ーラ43C付近の底部には、磁気センサ45Cが取り付
けられており、これにより攪拌室46Cの現像剤のトナ
ー濃度が検出されるようになっている。プリンタ制御部
201(図3参照)は、この検出結果に基づき上記トナ
ー補給ローラ42Cの回転動作を制御し、攪拌室内のト
ナー濃度が一定の割合になるように調整する。詳しくは
後述する。
【0025】なお、イメージリーダー部100前面の操
作しやすい位置には、操作パネル60が設置される。こ
の操作パネルには、各種コピーモードを入力するための
キーや、その設定内容などを表示する表示部が備えられ
ている。 (2)制御系の構成 次に上記複写機内部に設置される制御系の構成について
図3のブロック図に基づき説明する。
【0026】この制御系は、イメージリーダー部100
の動作を制御するイメージリーダー制御部101、イメ
ージリーダー制御部101で得られた画像データに必要
な補正処理を施す読取信号処理部28および前記プリン
タ部200の動作を制御するプリンタ制御部201など
からなり、各制御部はCPUを中心に構成される。イメ
ージリーダー制御部101は、プラテンガラス27上の
原稿の位置を示す位置検出スイッチ26からの位置信号
によりドライブI/O103及びパラレルI/O104
を介して露光ランプ23の点灯を制御し、また、スキャ
ンモーター27を駆動するスキャンモータードライバ1
05を制御して、原稿画像をスキャンする。このスキャ
ン動作によりCCDカラーイメージセンサ25により読
み取られた画像信号は読取信号処理部28で階調データ
変換、シェーディング補正等が行われる。
【0027】本実施の形態では、プリンタ制御部201
は、全体のタイミング制御部も兼ねており、制御ROM
202に格納されたプログラムにより、データROM2
03に格納された各種データを用いて、ドライブI/O
206、パラレルI/O207を介して半導体レーザド
ライバ208を制御し、上記読取信号処理部28で処理
された画像信号に基づき各プリンタヘッド3C〜3K内
の半導体レーザを駆動させて感光体ドラム1C〜1Kを
露光走査させると共に、複写制御部230を介して作像
系40、搬送系50の各動作をタイミングを取りながら
統一的に制御する。
【0028】また、プリンタ制御部201には、各感光
体ドラム1C〜1K上の基準パターンのトナー濃度を検
出するパターン濃度センサ8C〜8Kおよび転写ベルト
10に転写された後の基準パターンの濃度を検出するAI
DCセンサ9C〜9K、さらに湿度センサ209、温度セ
ンサ210などからの検出信号が入力される。そして、
これらの検出値に基づき、自動濃度制御、転写出力制
御、露光制御等が行われる。
【0029】自動濃度制御では、AIDCセンサ9C〜9K
の検出値に基づき、予め記録してあるテーブルを用い
て、パラレルI/O222、ドライブI/O223を介
して、各色ごとに設けられたVB発生ユニット232,
234,236,238および、VG発生ユニット23
3,235,237,239を制御し、帯電チャージャ
ー2C〜2Kのグリット電位VGおよび現像器4C〜4
Kの現像バイアス電位VBを設定する。これにより、感
光体ドラム1C〜1Kに形成されるトナー画像の濃度が
制御される。
【0030】また、転写ブラシ5C〜5Kに印加する電
圧は、ドライブI/O242、パラレルI/O241を
介して転写HVユニット251〜254によって制御で
きるようにしてある。一方、現像器4C〜4Kに設置さ
れた磁気センサ45C〜45Kの検出信号も、プリンタ
制御部201に入力されており、プリンタ制御部201
は一定のサンプリング時間ごとに、この検出信号をサン
プリングして、その値に基づきトナー補給ローラ駆動部
213を介してトナー補給ローラの回転を制御して現像
剤中のトナー濃度が常に最適な範囲内になるように制御
する。
【0031】なお、RAM211には、操作パネル60
からの設定された内容や上記検出されたトナー濃度値お
よびその他の制御変数が一時的に格納され、EEPRO
M212には、運転終了時におけるトナー濃度値やメン
テナンスのための累積コピー枚数などが格納される。 (3)制御動作 次に、上記制御系による複写機の制御動作について図4
〜図7のフローチャートに基づき説明する。
【0032】図4は、複写機全体の制御動作のメインル
ーチンを示すフローチャートである。装置に電源が投入
されると、イメージリーダー制御部101、プリンタ制
御部201、複写制御部230内のCPUのレジスター
や、RAM211などの設定内容を初期化する(ステッ
プS1)。
【0033】次に、プリンタ制御部201内のCPUの
内部タイマーをスタートさせて(ステップS2)、操作
パネル60から入力された内容をRAM211に設定し
たり、その設定された内容や装置の状態を操作パネル6
0の表示部に表示させる入出力処理を実行する(ステッ
プS3)。その後、磁気センサ45C〜45Kの検出値
などに基づいて各現像器4C〜4K内のトナー濃度が一
定の範囲になるように制御しつつ(ステップS4)、イ
メージリーダー制御部101および複写制御部230を
制御して、原稿画像を読み取って記録シート上に再現す
る処理(複写処理)を実行する(ステップS5)。
【0034】そして、その他の処理、例えば、各色のレ
ジストマークを転写ベルト10上に形成してその相対的
な位置ずれ量から画像の書き込み位置を補正する色ずれ
補正処理や、画像濃度制御用の上記基準パターンを転写
ベルト上に形成させる処理など実行した後(ステップS
6)、内部タイマーの終了を待ってステップS2にリタ
ーンし(ステップS7)、上記ステップS3からS6ま
での処理を時間管理しながら繰り返す。
【0035】図5は、上記ステップS4のトナー濃度制
御処理のサブルーチンを示すフローチャートである。こ
のトナー濃度制御処理は、各現像器4C〜4Kについて
それぞれ独立して同様な処理が実行されるので、これら
を代表して現像器4Cにおけるトナー濃度制御について
説明する。
【0036】操作パネル60のコピースタートキーが押
下されると、ステップS5の複写処理が開始し、現像器
4Cも運転を開始し始める。プリンタ制御部201は一
定のサンプリング時間をおいて、磁気センサ45Cの検
出信号をサンプリングし、各サンプリング時におけるト
ナー濃度x(%)を求める(ステップS401)。この
トナー濃度は、攪拌室46C内におけるトナー量(T)
の全現像剤量(C)に対する割合(T/C)をパーセン
トで示すものであって、磁気センサ45Cの出力信号に
対応付けられたトナー濃度値のテーブルがデータROM
203内に格納されおり、当該テーブルを参照してトナ
ー濃度xを得る。
【0037】次に、当該サンプリングが運転を開始して
から初めてのものであるか否かを判断し(ステップS4
02)、初めてであれば、当該サンプリングにより求め
られたトナー濃度xと前回の現像器運転の終了時にサン
プリングされたトナー濃度xbとの差分Δx(=xb−
x)を求め、これが所定の閾値hより大きいか否かを判
断する(ステップS403)。トナー濃度xbとxは、
現像器4Cの運転休止の直前と直後のトナー濃度を意味
するから、両者の間には実質的な相違はない筈である
が、上述したように休止期間中における現像剤の嵩密度
の増加に起因して、磁気センサ45Cの出力が大きくな
り、それに応じて見掛け上トナー濃度がΔxだけ変化す
ることになる。従って、この差分Δxの大きさにより嵩
密度の変化量を適正に評価することができる。
【0038】本実施の形態では、閾値hの値は、およそ
0.5パーセントに設定されており、これよりも差分Δ
xが大きければ、もはや通常の運転時におけるトナー濃
度制御では的確な制御ができないと判断して、当該差分
Δxを考慮した制御(補正制御)を実行する。まず、当
該差分Δxに基づき、補正制御を実行すべき時間(以
下、「初期補正時間」という)tcを関数ft(Δx)
により求めて設定する(ステップS404)。この関数
ftは、差分Δxの値と、嵩密度が攪拌により通常の運
転時における嵩密度に回復するまでに必要な時間との関
係を予め実験により求めてグラフ上にプロットすること
により求められる。
【0039】図8における曲線G1は、現像剤中のキャ
リアの使用時間がまだ短い場合における、上記トナー濃
度の差分Δxと、通常の嵩密度に回復するまでに必要な
現像器の運転時間(=初期補正時間)との関係を示して
いる。このような曲線G1により決定される見掛け上の
トナー濃度の差分Δxと、初期補正時間tcとの対応関
係を示すテーブルがデータROM203内に格納されて
おり、プリンタ制御部201は当該データを参照して、
初期補正時間tcを求める。
【0040】実際には、現像に消費された分だけ新たな
トナー量が補充されるので、その大小により対応する初
期補正時間tcは若干変動すると考えられるが、その差
は無視できる程度である。なお、Δxは連続的に変化す
る一方、データROM203のメモリ容量には限りがあ
るので、実際にはΔxの代表的な値に対してtsが与え
られてテーブル内に格納されており、プリンタ制御部2
01のCPUは、その間のΔxに対しては例えば2次元
補間法などによりtcを求めるようになっている。
【0041】その他、各グラフに近似する曲線の方程式
を求めて、その式を格納しておき当該式に基づき演算す
るようにしてもよい。後述する他の関数についても同様
な方法でデータROM203内に格納されている。この
ようにして初期補正時間tcを求めた後、ステップS4
05において、トナー濃度xが、そのときの制御パラメ
ータとなる補正基準値fs(Δx、t)より小さいか否
かを判断する。
【0042】図9は、上記関数fs(Δx、t)のグラ
フを示す図であり、一点鎖線で示した曲線G3は、濃度
差がΔx1の場合の基準トナー濃度の変化を示し、実線
で示したG4は、濃度差がΔx2(但し、Δx1<Δx
2)の場合の基準トナー濃度の変化を示す。上述のよう
に差分Δxが大きいほど嵩密度の変化量が大きいので、
制御パラメータとして通常の運転時(すなわち、運転が
継続されて現像剤が十分に攪拌され、嵩密度が一定にな
ったとき)の基準トナー濃度A(約5パーセント程度)
を採用するに至るまでに時間を要する。同図では、濃度
差がΔx1とΔx2のものしか開示していないが、Δx
の値ごとにそれぞれ対応しうるグラフが形成されること
はいうまでもなく、当該Δxとtの値に応じて対応する
基準トナー濃度の値がテーブルとしてデータROM20
3内に格納されている。
【0043】さて、磁気センサ45Cによる検出トナー
濃度xが、上記基準トナー濃度fs(Δx、t)より小
さい場合には、トナー補給の必要があるのでトナー補給
ローラ42Cを所定時間Tだけ回転させて攪拌室46C
内にトナーを補給する(ステップS405,S40
6)。このトナー補給時間Tの値として、サンプリング
時間以下の適当な時間が予め設定されてデータROM2
03内に格納されており、具体的には、例えば、トナー
補給ローラ42Cの回転による単位時間当たりのトナー
補給量と、予想される単位時間当たりの最大トナー消費
量との関係で定まり、連続コピーした場合でもトナー濃
度が一定以上に保たれるような値に設定される。
【0044】一方、ステップS402においてトナー濃
度の検出が運転開始後、初めての検出ではない場合に
は、ステップS407において、t>tcか否か、すな
わち運転時間が初期補正時間tcを経過したか否かを判
断する。まだ経過していなければ、ステップS405で
補正基準値fs(Δx、t)と比較してトナー補給の要
否を判断し、初期補正時間tcを経過しておれば、もう
補正の必要がないので、ステップS408に移って通常
の運転時における基準トナー濃度Aと比較し、これより
小さい場合のみトナー補給を行う(ステップS40
6)。
【0045】その後、画像形成が終了して現像器4Cの
運転が停止したか否かを判断し、停止した場合には、R
AM211にサンプリングされた最終のトナー濃度xを
EEPROM212内のトナー濃度xbとして上書き保
存し、メインルーチンにリターンする。以上のようにし
て、本実施の形態では、トナー補給の要否を決定するた
めのパラメータである基準トナー濃度値を、初期の嵩密
度の変化量および運転時間に応じて変化させることによ
り、実際に必要なトナー補給量を推測しながら補給する
ことができ、従来のようにトナーの過補給という不都合
が生じない。
【0046】図6は、上記トナー濃度制御処理の変形例
を示すフローチャートである。上記図5の制御例では、
現像剤の嵩密度のいわば復帰度に応じて基準トナー濃度
値を変化させる補正を行ったが、本変形例では、当該復
帰度に応じてトナーの補給時間を変化させることにより
補正している。すなわち、運転再開後最初のトナー濃度
検出時や所定の初期補正時間内である場合には(ステッ
プS422で「Y」またはステップS427で
「N」)、検出トナー濃度xが基準トナー濃度値Aより
小さいか否かを判断し、小さければ補給時間tsだけト
ナー補給ローラ42Cを駆動してトナーを補給する(ス
テップS425,S426)。この補給時間tsは、上
記差分Δxと運転開始後の経過時間tを変数とする関数
fst(Δx、t)により決定される。
【0047】図10は、上記関数fst(Δx、t)を
示すグラフであり、曲線G5、G6はそれぞれ差分Δx
1、Δx2の場合に対応する。濃度差Δxが大きいほど
嵩密度が大きく変化しているので、基準補給時間Tに至
るまでに時間を要する。それぞれ運転再開後まもなくの
間は、最低の補給時間Tmで補給を実行し、所定時間が
経過して嵩密度が回復するに連れて急速にトナー補給時
間が増加し、やがて基準補給時間Tに至る。
【0048】このようにΔxと運転開始後の経過時間t
ごとに形成されたグラフに対応するテーブルがデータR
OM203内に格納されており、プリンタ制御部201
は、ステップS425における判断によりトナー補給が
必要とされた場合の補給時間を決定する。また、ステッ
プS427で、t>tcであると判断された場合には、
そのときのトナー濃度検出値xと基準トナー濃度値Aと
比較し、トナー濃度xの方が小さければ、基準時間Tだ
けトナーを補給する(ステップS429)。
【0049】なお、他のステップは、図5の対応するス
テップと同じ内容なので説明を省略する。この変形例に
よれば、嵩密度の変化に応じて運転開始初期におけるト
ナー補給時間を的確に推測して、過不足のないトナー補
給を実現することができる。図7は、上記トナー濃度制
御処理のさらに別の変形例を示すフローチャートであ
る。この変形例では、運転開始初期においては、トナー
濃度制御のパラメータとして磁気センサ45Cの検出結
果を用いずに、原稿の濃度データを用いる。
【0050】すなわち、読取信号処理部28は、濃度積
分部29を内部に備え(図3参照)、原稿画像を読み取
って得られたR、G、Bの画像データを色補正処理によ
り変換して得られたC、M、Y、Kの濃度データをそれ
ぞれ積分するようになっている。プリンタ制御部201
のCPUは、上記濃度積分値より当該原稿のB/W比
(1枚全面を最高濃度で画像形成した場合の積分濃度を
1としたときの実際の積分濃度の割合)を求める。
【0051】これにより得られたシアン(C)のB/W
比は、画像再現時に要するシアンのトナー付着量(すな
わちトナー消費量)とほぼリニアな関係にあるので(図
11参照)、当該B/W比に基づきトナー消費量を予測
し、これにより現在のトナー濃度xdを算出することが
可能である(ステップS445)。今、算出されたB/
W比がkとすれば、図11よりそのときのトナー消費量
はmtとなる。ここで、トナー消費前のトナー濃度が基
準値A(%)であると仮定し、そのときの現像器4C内
の現像剤(キャリア+トナー)の量をmcとすれば、当
該原稿を1頁をコピーした後の残留トナー量は(mc・
A/100)−mtとなり、一方、現像剤量は(mc−
mt)となるので、前者を後者で除して、100を乗算
することにより、そのときのトナー濃度xd(%)が求
まる。
【0052】すなわち、xd=〔(mc・A/100)
−mt〕・100/(mc−mt)となる。このような
ステップS445の原稿濃度に基づくトナー濃度xdの
算出は、1回の画像形成ごとに行ってもよいし、トナー
濃度検出のタイミングに合わせて、その間に実行された
画像形成回数分(端数含む)だけ濃度データを積算して
から算出するようにしてもよい。なお、図7のフローチ
ャートでは、後者の例が示されている。
【0053】上述のようにして求められたトナー濃度x
dと上記基準トナー濃度値Aの大小を比較することによ
り、トナー補給の要否が判断され、これに基づいてトナ
ー補給が実行される(ステップS446,S447)。
なお、画像濃度の積分値により求められたトナー消費量
に基づいてトナー濃度xdを求めて基準値Aと比較する
までもなく、直接当該トナー消費量を補うべく、トナー
補給ローラ42Cの回転を制御するようにしてもほぼ同
様な効果を得ることができる。
【0054】このようにして初期補正時間内において形
成すべき原稿濃度に基づきトナー濃度を制御し、当該初
期補正時間が経過したと判断されると(ステップS44
8で「Y」)、もはや原稿濃度よりトナー濃度xdを算
出する必要はなく、磁気センサ45Cにより検出された
トナー濃度xを基準濃度値Aと比較して制御される(ス
テップS449,S447)。
【0055】他のステップは、図5の対応するステップ
と内容が同じなので説明を省略する。なお、上記のよう
に初期補正時においてトナー濃度の検出値によらないで
トナー濃度を制御する方法として、他に感光体ドラム上
に形成したパターンの濃度を検出し、その検出結果に基
づき制御する方法が考えられる。
【0056】すなわち、上述したように本複写機におい
ては、画像濃度を適正に制御するため、各色の基準パタ
ーン(AIDCパターン)を転写ベルト10上に形成して、
これをAIDCセンサ9C〜9Kで検出して帯電電圧などの
画像形成条件を制御している。この際、各感光体ドラム
1C〜1K上の転写前の基準パターンの濃度をパターン
濃度センサ8C〜8Kで検出し、これにより直接トナー
濃度を求めることが可能である。
【0057】感光体ドラム上のパターン濃度は、他の画
像形成条件、例えば、帯電電圧、露光強度、現像器のバ
イアス電圧などの条件が同一であれば、同一の濃度に形
成される筈であり、変動があるとすれば、トナー濃度の
変化に起因するものと考えられる。図12は、この場合
のシアンの基準パターンのパターン濃度とトナー濃度の
相関関係を示すグラフである。この相関関係によりパタ
ーン濃度dpに対してトナー濃度xpが一義的に決定さ
れるので、この関係をデータROM203内のテーブル
に格納しておき、図7のステップS445の代わりに、
パターン濃度dpに基づいてトナー濃度xdを求めるよ
うにすればよい。
【0058】なお、図11や図12に示した各関数を示
すグラフは、実際には、温湿度などの環境変化や他の画
像形成条件に影響されてわずかに変動するため、制御量
にも誤差が生じる場合があるが、上述した従来の運転開
始初期における制御方法に比べてはるかに実際のトナー
濃度値を反映した適正な制御が可能となる。この場合に
おける制御精度をさらに向上するため、温湿度の変化に
対応する補正係数を実験により求めて、湿度センサ20
9、温度センサ210(図3)からの検出信号に基づ
き、上記図11や図12により求められたトナー濃度値
を補正するようにしてもよい。
【0059】以上の制御例は、シアンの現像器4Cのト
ナー濃度制御について説明したが、もちろん他の現像器
4M、4Y、4Kにおいてもそれぞれ独立して同様な制
御が実行される。 (4)変形例 以上、本発明に係る画像形成装置を実施の形態に基づき
説明してきたが、本発明はこれらに限定されず、さらに
次のような変形例を考えることができる。
【0060】(4−1)上記各トナー濃度制御処理にお
いては、まず、前回の運転停止時のトナー濃度xbと運
転再開時のトナー濃度の差分に基づいて、初期補正時間
tcを決定し、その時間だけ通常の運転時の制御と異な
る特別な濃度制御を実行させているが、上述した初期補
正期間内の濃度制御は実際のトナー濃度値をかなり正確
に反映しているので、この初期補正時間tcとして本来
必要な補正時間より十分長めな値を固定値として設定し
ておいてもよい。また、操作者が、その使用状況に応じ
て操作パネルにより適当な初期補正時間を選択して設定
できるようにしてもよい。
【0061】(4−2)また、現像器の前回の運転が、
当該初期補正時間tcに達する前に終了してしまった場
合、その終了時におけるトナー濃度をxbとして、この
値と運転再開後のトナー濃度xとの差分から次回の初期
補正時間やその他の制御パラメータを設定するとすれ
ば、前回、通常の嵩密度まで回復した後に運転を停止さ
せた場合と比較して若干誤差が生じるおそれがある。
【0062】このような場合に対応するため、予め前回
の運転時間による嵩密度の回復度に対応した補正係数を
求めておいて、この補正係数に基づき上記各関数により
得られた値を適宜補正するようにしておけばよい。ある
いは、前回の画像形成動作が初期補正時間経過前に終了
した場合でも、現像器の攪拌の運転動作だけは当該初期
補正時間が経過するまで継続させ、その攪拌動作の停止
時における検出トナー濃度をxbとして設定するように
構成してもよい。
【0063】(4−3)さらに正確な制御を行うため、
現像剤中のキャリアの使用時間に応じて上記各制御パラ
メータをさらに補正するようにしてもよい。すなわち、
2成分現像では、トナーのみが供給されてキャリアは現
像器内に残留して長時間使用されるようになっているた
め摩耗により変形し、この変形により嵩密度の変化量や
トナーの搬送力などに微妙な影響が生じる。例えば、初
期補正時間tcを求める関数ft(Δx)においては、
図8の実線の曲線G1から一点鎖線に示す曲線G2まで
変化する。
【0064】また、図9で示す基準トナー濃度の変化を
示す関数fs(Δx、t)も、Δxが同じであれば、キ
ャリアの使用時間が長くなるほど基準トナー濃度Aを採
用するまでに至る時間が長くなる傾向にある。図13は
当該キャリアの使用時間による関数fs(Δx、t)の
変化の様子をやや誇張して示すものであって、曲線G7
が使用初期のものを、曲線G8が長期使用後のものをそ
れぞれ示しており、基準トナー濃度値に達する時間がt
1からt3まで遅延しているのが分かる。
【0065】したがって、一定のキャリア使用時間を経
過した場合にそれに応じて異なる関数を用いて補正する
ようにする方が望ましい。このキャリアの使用時間によ
る補正は、例えば、コピー枚数をEEPROMなどの不
揮発性メモリに累積してカウントしておき、当該コピー
枚数が所定の枚数(例えば5万枚)を超えた場合に、図
13で言えば、曲線G8に対応するテーブルに基づき制
御するようにして実行される。この際、サービスマンな
どがキャリアを新しいものに交換したときに当該累積コ
ピー枚数をリセットさせるようにしておけばよい。もち
ろん、さらにキャリア使用時間をさらに細かく区切っ
て、それぞれの使用時間に対応する補正関数を複数用意
しておけば、よりきめ細かい制御が可能となる。
【0066】(4−4)上記実施の形態では、現像器の
運転休止時における現像剤の嵩密度の変化量を、前回の
運転停止時の検出トナー濃度と運転再開時の検出トナー
濃度の差分で評価したが、前者トナー濃度の検出時点
は、運転停止直後であっても問題ないし、それ以外であ
っても、運転休止中の特定の2時点(あるいはそれ以上
の複数の時点)で検出されたトナー濃度から嵩密度の変
化率を解析し、これと運転再開時のトナー濃度の値から
運転休止時における嵩密度の変化を評価することも可能
であろう。
【0067】なお、上記実施の形態では、理解しやすい
ように磁気センサの出力信号を一旦具体的なトナー濃度
値(%)に変換してから制御するように説明したが、磁
気センサの出力信号値がそのままトナー濃度を反映して
いるのであるから、実際には、当該信号値のまま制御が
実行される。 (4−5)上記実施の形態では、本発明をタンデム型の
フルカラーデジタル式複写機に適用した例を示したが、
単色の複写機でもよいし、図7、図8に示した画像濃度
や基準パターンの濃度による制御を除いてはアナログ式
の複写機でもよい。また、複写機に限らず、2成分現像
器を使用したレーザプリンタや普通紙ファクシミリなど
にも適用可能である。
【0068】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、特
定の2以上の時点で検出されたトナー濃度に基づき前記
現像器内の現像剤の嵩密度の変化量を評価する嵩密度評
価手段を備え、現像器の運転再開後の所定の初期時間内
において前記評価結果に基づいて制御パラメータを補正
してトナー濃度を制御しているので、特に運転休止時間
における嵩密度の変化量を正しく評価して、運転再開初
期におけるトナー濃度を適正に制御することができる。
これにより運転初期におけるトナー過補給やトナー不足
に起因する画像劣化を防止することができる。
【0069】また、本発明は、嵩密度評価手段が、現像
器の前回の運転終了時もしくはその直後に検出されたト
ナー濃度と、現像器の運転再開時に検出されたトナー濃
度とに基づいて当該嵩密度の変化量を評価するようにし
ているため、現像器の運転休止前後の嵩密度の変化量を
的確に評価することができる。さらに、本発明は、前記
所定の初期時間内において、具体的にトナー補給の要否
を決定するための基準濃度値や1回のトナー補給量を制
御パラメータとして嵩密度評価手段の評価結果に基づい
て補正するので的確なトナー補給を実行してトナー濃度
制御ができる。
【0070】また、本発明は、運転画像を形成すべき原
稿の濃度を検出する濃度検出手段を備え、現像器の運転
再開後の所定の初期時間内において、トナー濃度検出値
による制御の代わりに当該原稿濃度の検出結果を制御パ
ラメータとしてトナー濃度を制御するようにしている。
特に原稿濃度の積分値とトナー消費量は一定の相関関係
にあるので、当該濃度データに基づきより正確なトナー
濃度制御が可能となる。
【0071】また、本発明は、感光体上に形成されたト
ナー像の濃度を検出する濃度検出手段を備え、現像器の
運転再開後の所定の初期時間内において、当該濃度検出
手段の検出結果を制御パラメータとしてトナー濃度を制
御するようにしている。感光体上に形成されたトナー像
の濃度とトナー濃度は一定の相関関係にあるので、当該
トナー像の濃度に基づき現在のトナー濃度を推知してト
ナー濃度制御を実行することができる。
【0072】また、本発明は、制御パラメータの補正を
実行する初期時間自体も、嵩密度評価手段による評価結
果に基づき決定しているので、現像器の嵩密度が通常の
運転時における状態に復帰して当該嵩密度の変化に起因
する補正が不要になった後は、通常のトナー濃度制御に
より的確にトナー濃度を制御することができる。また、
さらに本発明は、現像剤中のキャリアの使用時間に基づ
いて前記制御パラメータもしくは前記初期時間を補正す
る補正手段を備えており、キャリアの使用時間の相違に
よる嵩密度の変動量やトナー搬送力の変化を考慮して、
さらに精度の高いトナー濃度制御を実行することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るデジタルカラー複写
機の概略断面図である。
【図2】上記複写機内の現像器の構成を示す図である。
【図3】上記複写機内に設置される制御系の構成を示す
ブロック図である。
【図4】上記複写機の全体の制御動作を示すフローチャ
ートである。
【図5】図4のフローチャートにおけるトナー濃度制御
処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図6】図4のフローチャートにおけるトナー濃度制御
処理のサブルーチンの変形例を示すフローチャートであ
る。
【図7】図4のフローチャートにおけるトナー濃度制御
処理のサブルーチンの別の変形例を示すフローチャート
である。
【図8】検出トナー濃度の差分Δxと通常の嵩密度に復
帰するまでに要する現像器運転時間の関係を示す図であ
る。
【図9】現像器の運転時間と基準トナー濃度の変化の様
子を差分Δxごとに示す図である。
【図10】現像器の運転時間と、1回のトナー補給時間
との関係を差分Δxごとに示す図である。
【図11】原稿の濃度データから算出されたB/W比と
トナー消費量との関係を示す図である。
【図12】感光体ドラム上に形成された基準パターンの
濃度とトナー濃度の関係を示す図である。
【図13】基準トナー濃度の変化の程度が、現像剤中の
キャリアの使用時間によりどのように変化するかを示す
図である。
【符号の説明】
1C〜1K 感光体 10 転写ベルト 4C〜4K 現像器 8C〜8K パターン濃度センサ 9C〜9K AIDCセンサ 28 読取信号処理部 29 濃度積分部 41C トナー補給ホッパー 42C トナー補給ローラ 43C 攪拌ローラ 44C 現像ローラ 45C 磁気センサ 46C 攪拌室 50 搬送系 60 操作パネル 100 イメージリーダー部 101 イメージリーダー制御部 200 プリンタ部 201 プリンタ制御部 213 トナー補給ローラ駆動部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浜田 太 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 濱道 優 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 (72)発明者 稲田 保幸 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2成分現像剤を使用した現像器と、所定
    の制御パラメータに基づきトナー補給手段から適量のト
    ナーを補給して現像器内のトナー濃度を制御する制御手
    段とを備えた画像形成装置であって、 現像器内のトナー濃度を検出するトナー濃度検出手段
    と、 特定の2以上の時点で検出されたトナー濃度に基づき前
    記現像器内の現像剤の嵩密度の変化量を評価する嵩密度
    評価手段とを備え、 前記制御手段は、当該現像器の運転再開後の所定の初期
    時間内において、前記嵩密度評価手段の評価結果に基づ
    いて前記制御パラメータを補正してトナー濃度を制御す
    るようにしたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記嵩密度評価手段は、現像器の前回の
    運転終了時もしくはその直後に検出されたトナー濃度
    と、現像器の運転再開時に検出されたトナー濃度とに基
    づいて当該嵩密度の変化量を評価することを特徴とする
    請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、トナー濃度の検出値と
    所定の基準濃度値との比較結果に基づきトナー濃度を制
    御するように構成されており、前記所定の初期時間内に
    おいて当該基準濃度値を制御パラメータとして前記嵩密
    度評価手段の評価結果に基づいて補正することを特徴と
    する請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、トナー濃度の検出値と
    所定の基準濃度値との比較結果に基づきトナーの補給が
    必要と判断された場合に、前記トナー補給手段を所定時
    間動作させてトナー濃度を制御するように構成されてお
    り、前記所定の初期時間内において当該トナー補給手段
    の動作時間を制御パラメータとして前記嵩密度評価手段
    の評価結果に基づいて補正することを特徴とする請求項
    1または2記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記嵩密度評価手段の
    評価結果に基づき前記初期時間の長さを決定する決定手
    段をさらに備えることを特徴とする請求項1ないし4に
    記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 2成分現像剤を使用した現像器と、当該
    現像器内のトナー濃度を制御する制御手段とを備えた画
    像形成装置であって、 画像を形成すべき原稿の濃度を検出する原稿濃度検出手
    段を備え、 前記制御手段は、当該現像器の運転再開後の所定の初期
    時間内において、当該原稿濃度検出手段の検出結果を制
    御パラメータとしてトナー濃度を制御することを特徴と
    する画像形成装置。
  7. 【請求項7】 2成分現像剤を使用した現像器と、当該
    現像器内のトナー濃度を制御する制御手段とを備え、当
    該現像器により感光体上の静電潜像を現像してトナー画
    像を形成する画像形成装置であって、 前記感光体上に形成されたトナー像の濃度を検出するト
    ナー像濃度検出手段を備え、 前記制御手段は、当該現像器の運転再開後の所定の初期
    時間内において、当該トナー像濃度検出手段の検出結果
    を制御パラメータとしてトナー濃度を制御することを特
    徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前回の現像器の運転終了時もしくはその
    直後に検出されたトナー濃度と現像器の運転再開時に検
    出されたトナー濃度とに基づいて現像器内の現像剤の嵩
    密度の変化量を評価する嵩密度評価手段を備え、 前記制御手段は、前記嵩密度評価手段の評価結果に基づ
    き前記初期時間の長さを決定する決定手段をさらに備え
    ることを特徴とする請求項6または7に記載の画像形成
    装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、現像剤中のキャリアの
    使用時間に基づいて前記制御パラメータもしくは前記初
    期時間を補正する補正手段をさらに備えることを特徴と
    する請求項1ないし8のいずれかに記載の画像形成装
    置。
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