JPH11272079A - 湿式画像形成装置 - Google Patents

湿式画像形成装置

Info

Publication number
JPH11272079A
JPH11272079A JP10095277A JP9527798A JPH11272079A JP H11272079 A JPH11272079 A JP H11272079A JP 10095277 A JP10095277 A JP 10095277A JP 9527798 A JP9527798 A JP 9527798A JP H11272079 A JPH11272079 A JP H11272079A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
forming apparatus
toner particles
developer
carrier liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10095277A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Tsukamoto
武雄 塚本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP10095277A priority Critical patent/JPH11272079A/ja
Publication of JPH11272079A publication Critical patent/JPH11272079A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Wet Developing In Electrophotography (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 該トナー像に加熱部材を接触させることで該
トナー像を定着する定着手段を有し、記録媒体上にトナ
ー粒子とともに不揮発性溶媒を付与し、該不揮発性溶媒
を上記加熱部材に付着させることによって該加熱部材と
トナー粒子との剥離性を向上させる湿式画像形成装置に
おいて、該加熱部材から上記不揮発性溶媒を回収して、
該溶媒を装置内で有効活用する。 【解決手段】 加熱ローラ81表面に付着した不揮発性
オイルを除去するクリーニングブレード83と、該クリ
ーニングブレード83によって除去した不揮発性オイル
を貯留するキャリア液タンク101とを有する回収手段
を設け、該回収手段によって回収した不揮発性オイル
を、キャリア液成分の不足している現像液タンクに供給
して該不揮発性オイルを再利用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等の画像形成装置に係り、詳しくはト
ナー粒子とキャリア液成分とを含む液体現像剤を用いて
画像を形成する湿式画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、トナー粒子とキャリア液成分とを
含む液体現像剤を用いて記録媒体上にトナー像を形成す
る像形成手段と、該トナー像に加熱部材を接触させるこ
とで該トナー像を定着する定着手段とを用いて画像を形
成する湿式画像形成装置が知られている。
【0003】このような湿式画像形成装置において、湿
式作像プロセスにより記録媒体上に形成されたトナー像
は、記録媒体表面に対して非接触もしくは接触の形で設
置された加熱部材から熱を加えて定着される。この定着
の際に、熱によって溶融したトナー粒子を記録媒体表面
の微細な凹凸性に応じて延展させるためには、接触式の
加熱部材を用いて上記溶融したトナー粒子を記録媒体表
面の凹凸に押圧する方法を採用するのが好都合である。
しかし、接触式の加熱部材に対しては上記溶融したトナ
ー粒子が付着し易く、いわゆるホットオフセットと呼ば
れる現象が発生する。このホットオフセットを防ぐた
め、例えば一般的な接触ローラ型の熱定着装置において
は、表面張力の小さいジメチルポリシロキサン等のシリ
コーンオイルを定着ローラ表面に微量塗布することによ
り、溶融トナー粒子が定着ローラに付着するのを防いで
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし定着ローラ等の
加熱部材にシリコーンオイル等を塗布する機構を設ける
と、定着装置の熱容量が大きくなって該定着装置の立ち
上げに必要な熱エネルギーが増加してしまう。さらに、
定着装置をコンパクトにすることが困難となってしま
う。
【0005】そこで、先に本出願人は、液体現像剤のキ
ャリア成分として、定着時のオフセット防止剤である不
揮発性のオイル、例えばジメチルポリシロキサン等のシ
リコーンオイルを採用することにより、定着ローラなど
の加熱部材へのオイル塗布機構が不要となる湿式画像形
成装置を提案した(平成9年12月26日提出の特許願
・整理番号9706230)。しかし、このような画像
形成装置においては、上記定着ローラに対して記録媒体
上のトナー像からシリコーンオイルが転移し続けるた
め、該定着ローラに付着したシリコーンオイルを除去す
る必要がある。
【0006】本発明は以上の背景に鑑みなされたもので
あり、その目的とするところは、加熱部材から上記不揮
発性溶媒を回収して、該溶媒を装置内で有効活用するこ
とが可能な湿式画像形成装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、トナー粒子とキャリア液成分と
を含む液体現像剤を用いて記録媒体上にトナー像を形成
する像形成手段と、該トナー像に加熱部材を接触させる
ことで該トナー像を定着する定着手段とを有し、上記キ
ャリア液成分の一部もしくは全てを上記加熱部材の加熱
温度においては揮発性をほとんど示さない不揮発性溶媒
にすることにより、記録媒体上に上記トナー粒子ととも
に該不揮発性溶媒を付与し、該不揮発性溶媒を上記加熱
部材に付着させることによって該加熱部材とトナー粒子
との剥離性を向上させる湿式画像形成装置であって、上
記加熱部材に付着した不揮発性溶媒を回収する回収手段
を設けたことを特徴とするものである。
【0008】この湿式画像形成装置においては、上記回
収手段により、上記加熱部材に付着した不揮発性溶媒を
回収するので、回収した不揮発性溶媒をキャリア液成分
として再利用することが可能となる。
【0009】請求項2の発明は、上記回収手段によって
回収された不揮発性溶媒を上記キャリア液成分として再
利用するように構成したことを特徴とするものである。
【0010】この湿式画像形成装置においては、上記回
収手段によって回収された不揮発性溶媒を上記キャリア
液成分として再利用する。
【0011】請求項3の発明は、上記回収手段によって
回収された不揮発性溶媒を上記像形成手段に供給する供
給装置を設けたことを特徴とするものである。
【0012】この湿式画像形成装置においては、上記回
収手段によって回収された不揮発性溶媒を上記像形成手
段に供給するので、該像形成手段が、該不揮発性溶媒を
上記キャリア液成分として再利用することができる。
【0013】ここで、上記回収手段によって回収された
不揮発性溶媒には、トナー粒子や紙粉などの不純物が混
入していることが考えられる。このような不純物が混入
した不揮発性溶媒をそのまま上記像形成手段で再利用す
ると、像形成条件が不安定となるおそれがある。例え
ば、表面に静電潜像が形成される像担持体と、表面に薄
層の現像剤層を支持する現像剤支持体を有し、該現像剤
支持体表面の現像剤層を上記像担持体に供給することで
該静電潜像を現像する現像装置とを備えた構成の画像形
成装置であって、上記現像剤支持体上の現像剤層の厚み
により該現像剤支持体と上記像担持体とのギャップが形
成される画像形成装置において、上記現像剤支持体上に
薄層が形成される現像剤中に上記現像剤層の厚みよりも
大きなサイズの紙粉などの不純物が混入していると、該
不純物によって局所的に現像剤支持体と上記像担持体と
のギャップが決定されてしまい、現像剤支持体表面の現
像剤層と上記像担持体とが接触しない領域が生じること
がある。このような領域が生じると、該領域では現像が
できなくなり、局所的な画像抜けが生じて画質が劣化す
るおそれがある。また、上記不純物が混入した不揮発性
溶媒をそのまま上記像形成手段で再利用すると、記録媒
体上に形成される画像に上記紙粉が付着したり、所望の
色のトナー粒子以外のトナー粒子が付着してしまったり
して画質が劣化するおそれもある。
【0014】請求項4の発明は、上記回収手段によって
回収されるあるいは回収された不揮発性溶媒中に含まれ
ている不純物を除去する除去手段を設け、該除去手段に
よって該不純物を除去した不揮発性溶媒を上記キャリア
液成分として再利用することを特徴とするものである。
該不純物としては、例えばトナー粒子や紙粉等が挙げら
れる。
【0015】この湿式画像形成装置においては、上記回
収手段によって回収されるあるいは回収された不揮発性
溶媒中に含まれているトナー粒子や紙粉等の不純物を、
上記除去手段によって除去する。そして、該除去手段に
よって不純物が除去された不揮発性溶媒を上記キャリア
液成分として再利用する。これにより、上記画質が劣化
するのを防止することが可能となる。
【0016】請求項5の発明は、黒を含む2色以上の液
体現像剤を用いて画像を形成する請求項2又は3の湿式
画像形成装置において、上記回収手段によって回収され
るあるいは回収された不揮発性溶媒中に含まれているト
ナー粒子の大きさよりも大きな不純物のみを除去する除
去手段を設け、該除去手段によって該トナー粒子の大き
さよりも大きな不純物のみを除去した不揮発性溶媒を黒
用の液体現像剤のキャリア液成分として再利用するよう
に構成したことを特徴とするものである。
【0017】この湿式画像形成装置においては、上記除
去手段によって、上記回収手段によって回収されるある
いは回収された不揮発性溶媒中に含まれている上記トナ
ー粒子の大きさよりも大きな不純物のみを除去する。そ
して、該除去手段によって不純物を除去した不揮発性溶
媒を、黒用の液体現像剤のキャリア液成分として再利用
する。黒は着色力が強いので、他の色のトナー粒子が該
不揮発性溶媒中に混入していても、記録媒体上に形成さ
れる画像に大きな影響を与える心配がない。これによ
り、上記トナー粒子の大きさよりも大きな不純物のみな
らずトナー粒子や該トナー粒子の大きさ以下の大きさの
不純物も除去する場合に比して不純物の除去が容易にな
る。よって、不揮発性溶媒の再生効率を向上させること
が可能となる。特に、上記除去手段としてフィルターを
使用する場合にはフィルターの目が比較的粗いものを選
択することができるので、不揮発性溶媒の再生効率を向
上させることが可能となる。
【0018】請求項6の発明は、上記除去手段としてフ
ィルターを用いたことを特徴とするものである。
【0019】この湿式画像形成装置においては、上記除
去手段としてフィルターを用いたので、あらゆる不純物
の除去にも対応して確実に該不純物を除去することがで
きる。
【0020】請求項7の発明は、上記不揮発性溶媒の温
度が室温程度にまで低下してしまう前に、フィルターに
より不純物を除去するように構成したことを特徴とする
ものである。
【0021】この湿式画像形成装置においては、上記不
揮発性溶媒の温度が室温程度にまで低下してしまう以前
に、フィルターにより不純物を除去する。一般にキャリ
アの粘度は高温になるほど低下する。このため、上記加
熱部材の加熱温度程度にまで温度が上昇した状態で回収
された不揮発性溶媒を温度が低下する前にフィルターに
通すことで、該不揮発性溶媒を、よりフィルターを通過
しやすい状態でフィルターに通すことができる。
【0022】請求項8の発明は、上記不揮発性溶媒の温
度が室温程度にまで低下してから上記現像剤のキャリア
液として再利用するように構成したことを特徴とするも
のである。
【0023】この湿式画像形成装置においては、上記不
揮発性溶媒の温度が室温程度にまで低下してから上記現
像剤のキャリア液として再利用するので、現像剤の物
性、例えば粘度などが温度によって変化して、画像形成
に影響を与えるのを防止することができる。
【0024】請求項9の発明は、上記不揮発性溶媒とし
て、25℃で粘度が20cSt以上1000cSt以下
のジメチルポリシロキサンを用いたことを特徴とするも
のである。
【0025】この湿式画像形成装置においては、上記不
揮発性溶媒として、25℃で粘度が20cSt以上10
00cSt以下のジメチルポリシロキサンを用いること
で、定着時のトナー粒子の加熱部材への付着を良好に防
止できる。さらに、この不揮発性溶媒は表面張力が小さ
いため、フィルターによる不純物濾過効率がよい。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明を湿式画像形成装置
であるフルカラーの湿式画像形成装置(以下、画像形成
装置という)に適用した一実施形態について説明する。
図1は本実施形態に係る画像形成装置の概略構成図であ
る。この画像形成装置は、像担持体としての感光体ドラ
ム1、感光体ドラム1の表面を所望の電位に正帯電する
帯電装置としての帯電ローラ2、図示しない書き込み露
光装置、所定極性(本実施形態では正極性)に帯電した
トナー粒子を含む液体現像剤(以下、現像液という)を
用いて感光体ドラム1上の静電潜像を現像して可視像を
形成する湿式現像装置5、中間転写ドラム6、定着装置
8等で構成されている。
【0027】上記感光体ドラム1は図中矢印方向に回転
し、公知の電子写真技術を用いた像形成手段によって、
トナー像が形成される。この像形成手段は、上記帯電ロ
ーラ2、上記書き込み露光装置、上記湿式現像装置5な
どにより構成されている。
【0028】上記湿式現像装置5は、黒(以下、Bkと
いう)現像ユニット50Bk、イエロー(以下、Yとい
う)現像ユニット50Y、マゼンタ(以下、マゼンタと
いう)現像ユニット50M、シアン(以下、Cという)
現像ユニット50Cを有している。各現像ユニットの構
成は共通であるので、以下の説明はBk現像ユニット5
0Bkについてのみ行ない、他の現像ユニット50Y、
50M、50Cについては、図中でBk現像ユニット5
0Bkにおけるものと対応する部分に、該ユニットにお
けるものに付した番号の後にY、M、Cを付すに止め説
明は省略する。現像ユニット50Bkは、トナー粒子と
キャリア液成分とを含み、固形分率が5〜40%である
高濃度の現像液51aBkを収容する現像液タンク51
Bkと、感光体ドラム1上の静電潜像を現像するために
現像液を感光体ドラム1との対向部に搬送する現像剤支
持体としての現像ローラ52Bkと、上記現像液タンク
51Bk内の現像液が表面に付着されて該現像液を上記
現像ローラ52Bkに供給する、例えばグラビアローラ
などの塗布ローラ53Bkと、該塗布ローラ53Bk表
面に現像液を塗布する塗布ブレード54Bk、現像ロー
ラ52Bk表面をクリーニングするクリーニングブレー
ド55Bkなどから構成されている。図示の装置におい
ては、現像ローラ52Bkから供給される現像液中のト
ナー粒子として正電荷を有するものを用いている。該現
像ローラ52Bkは、導電性を有しており、所定のバイ
アスが印加される。
【0029】また、この湿式現像装置5は、図中白抜き
の矢印の向き及び該白抜きの矢印と逆向きに移動可能に
構成されており、上記4つの現像ユニットのうちの1つ
の現像ユニットを上記感光体ドラム1に対向する現像位
置に位置させて、現像動作を行う。
【0030】また、上記中間転写ドラム6には、上記湿
式現像装置5の各現像ユニット50によって感光体ドラ
ム1上に形成されるトナー像が順次位置合わせして転写
(以下、中間転写という)され、4色重ねのトナー像が
形成される。該中間転写ドラム6は、図示しない転写紙
収容部から搬送される転写紙Pの搬送路に面するように
配置されている。そして、該中間転写ドラム6上の重ね
トナー像を上記転写紙搬送路を搬送される転写紙Pに一
括転写(以下、紙転写という)するための転写装置とし
ての転写ローラ7が、該転写紙搬送路を介して上記中間
転写ドラム6に対向するように配置されている。該転写
ローラ7は中間転写ドラム6に対して接離可能に構成さ
れている。また、該中間転写ドラム6の上記転写ローラ
7との対向部よりも表面移動方向下流側には、該中間転
写ドラム6表面をクリーニングする中間転写ドラムクリ
ーニング装置61が該中間転写ベルト表面に対して接離
可能に設けられている。
【0031】また、上記定着装置8は、上記転写紙搬送
路の上記転写装置よりも転写紙搬送方向下流側に配設さ
れている。定着装置8は、内部に熱源81aを有する加
熱ローラ81と、転写紙Pを加熱ローラ81に対して押
圧する加圧ローラ82等を有している。
【0032】また、本実施形態にかかる画像形成装置に
おいては、上記キャリア液成分の一部もしくは全てとし
て、上記定着装置の加熱ローラ81の加熱温度において
は揮発性をほとんど示さない不揮発性溶媒としての不揮
発性オイルを用いている。
【0033】上記構成の画像形成装置において、画像形
成動作が開始されると、まずBk現像ユニット50Bk
による現像動作が可能となるように、該Bk現像ユニッ
ト50Bkが現像位置に移動する。なお、図1は、該B
k現像ユニット50Bkが現像位置に位置した状態を示
している。そして、感光体ドラム1及び中間転写ドラム
6はそれぞれ図中矢印方向に回転駆動され、この回転に
伴ってBkトナー像形成、Yトナー像形成、Mトナー像
形成、Cトナー像形成が行われ、最終的にBk、Y、
M、Cの順に中間転写ドラム6上に重ねトナー像が形成
される。
【0034】上記Bkトナー像形成は次のように行なわ
れる。帯電ローラ2は感光体ドラム1表面を均一に正帯
電する。そして、書き込み露光装置による書き込み露光
3により画像部が露光されてBk静電潜像が感光体ドラ
ム1の外周表面上に担持される。そして、このBk静電
潜像を、現像ローラ52Bkによって搬送された薄膜状
の高濃度の現像液によって現像する。該現像ローラ52
Bkには、図示しないバイアス印加手段によって感光体
ドラム1状の潜像電位の最小値と最大値との間の電位が
印加されている。そして、現像ローラ上52Bk上の高
濃度現像液は、感光体ドラム1上の静電潜像の電位より
現像ローラバイアス電位が高い領域では感光体ドラム1
に転移する。一方、上記静電潜像の電位より現像ローラ
バイアス電位が低い領域では感光体ドラム1には転移す
ることなく現像ローラ52Bk上に残留したままとな
る。このようにして、感光体ドラム1上に、上記静電潜
像に対応したBkトナー像が形成されることとなる。な
お、現像ローラ52Bk表面の移動速度と感光体ドラム
1表面の移動速度とはほぼ等速であることが好ましい。
そして、感光体ドラム1上に形成されたBkトナー像
は、バイアスを印加された中間転写ドラム6に転写され
る。このとき、上記転写ローラ7と上記中間転写ドラム
クリーニング装置61とは中間転写ドラム6から離間さ
れた状態となっている。
【0035】感光体ドラム1上の若干の未転写残留トナ
ーは、感光体ドラム1の再使用に備えて感光体クリ−ニ
ング装置9で清掃される。
【0036】感光体ドラム1側ではBk画像形成工程の
次にY画像形成工程に進み、Y静電潜像形成を行う。そ
して、先のBk静電潜像の後端部が通過した後で、かつ
Y静電潜像の先端部が到達する前に湿式現像装置5が現
像ユニットの切替のために図中白抜きの矢印方向に移動
する。そしてY現像ユニット50Yが現像位置にセット
されてY静電潜像がYトナーで現像される。以後、Y静
電潜像領域の現像を続けるが、Y静電潜像の後端部が通
過した時点で、先のBk現像ユニット50の場合と同様
に湿式現像装置5の図中白抜きの矢印方向への移動を行
ない、次のM現像ユニット50Mを現像位置に移動させ
る。これもやはり次のM静電潜像の先端部が現像位置に
到達する前に完了させる。なお、M及びCの画像形成工
程については、それぞれの静電潜像形成、現像の動作が
上述のBK,Yの工程と同様であるので説明は省略す
る。
【0037】上記中間転写ドラム6には、感光体ドラム
1に順次形成するBk、Y、M、Cのトナー像を、同一
面に順次位置合わせして、4色重ねのトナー像が形成さ
れる。そして、所定の転写バイアスが印加された転写ロ
ーラ7が上記中間転写ドラム6に当接され、該転写ロー
ラ7と中間転写ドラム6との対向する転写部に図示しな
い転写紙収容部から所定のタイミングで搬送される転写
紙Pにフルカラーの画像が一括転写される。転写紙Pに
トナー像を転写した後の中間転写ドラム6の表面は、中
間転写ドラムクリ−ニング装置61によってクリ−ニン
グされる。
【0038】上記中間転写ドラム6面から4色重ねトナ
ー像を一括転写された転写紙Pは、定着装置8に搬送さ
れ、所定温度に制御された加熱ロ−ラ81と加圧ロ−ラ
82との接触加圧部でトナー像が溶融定着される。
【0039】本実施形態に係る画像形成装置において
は、前述のように、上記キャリア液成分の一部もしくは
全てとして不揮発性オイルを用いている。この画像形成
装置において、上記トナー粒子と共にキャリア液成分
も、上記現像時には感光体ドラム1上へ、中間転写時に
は中間転写ドラム1上へ、紙転写時には転写紙P上へと
転移する。このため、上記転写紙P上には、不揮発性オ
イルが転移している状態となっている。従って、転写紙
Pは、この不揮発性オイルが表面に存在している状態で
上記転写装置の加熱ローラ81と加圧ローラ82との間
の接触加圧領域に進入することとなる。そして、接触加
圧領域において、該不揮発性オイルが、加熱ローラ81
表面と熱溶融されたトナー層との間に剥離層として介在
し、加熱ローラ81表面へのトナー粒子のオフセット防
止剤として機能する。これにより、上記オフセットを低
減もしくは消滅させることが可能となる。
【0040】ここで、オフセット防止剤として利用され
る不揮発性オイルは、転写紙Pが通過する毎に加熱ロー
ラ81表面に供給されるので、加熱ローラ81の上記接
触加圧領域を通過した部分の表面に付着している不揮発
性オイルは、もはや加熱ローラ81に留まる必要はな
い。
【0041】一方、上記現像時のトナー粒子及びキャリ
ア液成分の感光体ドラム1上への転移により、現像液タ
ンク51内のトナー粒子やキャリア液成分は減少してい
く。このとき、転写紙上のトナー粒子の付着している領
域の面積が転写紙全面積に占める割合(以下、画像面積
比率と呼ぶ)が0%より大きく100%より小さい所定
の比率である場合には、転移するトナー粒子とキャリア
液成分との比率が現像液のトナー濃度と同じ比率とな
り、現像液タンク中の現像液のトナー濃度はほぼ一定に
保たれる。しかしながら、上記画像面積比率が上記所定
の比率よりも大きい場合には感光体ドラム1上へ多くの
トナー粒子が転移することとなるので現像液タンク51
内の現像液のトナー濃度は低下する。逆に、上記画像面
積比率が上記所定の比率よりも小さい場合には感光体ド
ラム1上へ転移するトナー粒子が少なくなりキャリア液
成分ばかりが転移することとなるので、上記現像液タン
ク51内の現像液のトナー濃度は上昇する。
【0042】例えば、固形分率が20%の現像液を用い
た場合、転写紙上のベタ画像部の濃度は約40%程度に
まで上昇するので、現像液タンク51内の現像液のトナ
ー濃度を20%に保とうとするならば、画像面積比率が
約50%の画像、すなわち、転写紙の全表面積の内50
%の面積には固形分率40%の現像液が付着し、残りの
50%の面積には固形分率0%の現像液であるキャリア
液成分のみが付着した画像を形成し続ける必要がある。
これにより、現像液タンク51の外に排出される全トナ
ー粒子と全キャリア液成分との比率が固形分率にして2
0%ととなり、上記現像液タンク51内の現像液のトナ
ー濃度が一定に保たれることとなる。従って、画像面積
比率が約50%となるときにのみ、上記トナー粒子総量
の固形分とキャリア液成分との比率が20%になり、同
時に現像液タンク51内のトナー濃度も20%を保って
いられる。しかしながら、画像形成装置の外部に排出さ
れるトナー粒子もしくはキャリア液成分は転写紙Pに付
着することによって排出されるもののみであることか
ら、画像面積比率が50%よりも小さい画像をプリント
し続けた場合には、画像形成装置内の現像液タンク51
内のトナー濃度が上昇し続けることとなる。一般的な文
字情報等の画像では、画像面積比率は数%しかない。こ
のため、現像液濃度は急速に上昇することとなり、高濃
度になった現像液を希釈する必要が生じる可能性が高
い。なお、上記現像液の濃度のバランスがとれる上記所
定の比率は、現像液の特性、例えばトナーの物性(電荷
特性、易動等)に依存する。このため固形分率20%の
現像剤を使用したとしても、上記所定の比率は約50%
から若干大きくなったり小さくなったりすることがあ
る。また、作像プロセスによっても上記所定の比率は変
化する。例えば感光体ドラムや中間転写ドラムからのク
リーニング液を再利用せずに廃棄してしまうか否か等の
処理の仕方によっても上記所定の比率は変化する。
【0043】そこで、本実施形態に係る画像形成装置に
おいては、上記加熱ローラ81表面から除去した不揮発
性オイルを回収する回収手段を設けた構成を採用してい
る。具体的には、上記回収手段として、加熱ローラ81
表面に付着した不揮発性オイルを除去する加熱ローラク
リーニング装置としてのクリーニングブレード83と、
該クリーニングブレード83によって除去した不揮発性
オイルを貯留する貯留手段としてのキャリア液タンク1
01とを設けている。
【0044】さらに、本画像形成装置においては、キャ
リア液成分の不足している現像液タンクに供給して該不
揮発性オイルを再利用する構成を採用している。具体的
には、上記キャリア液タンク101に回収された不揮発
性オイルを各現像液タンク51Bk、51Y、51M、
51Cに供給する供給手段としての供給装置200を設
けている。該供給装置200は、上記キャリア液タンク
101からのキャリア液成分を、上記現像液タンク51
Bk、51Y、51M、51Cのいずれかに選択的に供
給するよう、液供給路を切り換える切替弁202と、一
端が該切替弁202の入口に接続され、他端がキャリア
液タンク101に接続され、かつ、途中にポンプ手段と
しての計量ポンプ201が設けられた給液パイプ20
3、一端が上記切替弁202の出口に接続され、他端が
上記各現像液タンク51Bk、51Y、51M、51C
のいずれかに接続された4本の供給パイプ204Bk、
204Y、204M、204Cとを有している。
【0045】この画像形成装置においては、上記キャリ
ア液タンク101に上記不揮発性オイルを回収し、回収
した不揮発性オイルを上記供給装置によって各現像液タ
ンクに供給する。これにより、上記不揮発性オイルを有
効利用することができる。上記不揮発性オイルを供給す
るタイミングは、あらかじめ設定した所定の画像形成毎
のタイミングで行ってもよいし、画像データなどから現
像液のトナー濃度変化を予測して、該予測結果に基づい
て行ってもよい。また各現像液タンク毎にトナー濃度を
検出する濃度検出手段としての濃度センサを設け、各濃
度検出結果に基づいて濃度低下が検出されたときすなわ
ちキャリア液が不足しているときに上記不揮発性オイル
を必要量だけ供給するよう、上記計量ポンプ201を制
御するようにしてもよい。
【0046】上記回収手段によって加熱ローラ81から
回収された直後の不揮発性オイルは加熱ローラ81の加
熱温度程度にまで上昇しているため、そのまま現像液タ
ンクに供給し続けると現像液タンク内の現像液の温度が
上昇してしまう。一般に、現像液は温度が高くなると粘
性が低下する。これにより、現像ローラ52へ塗布され
る現像液量に変化が生じてしまったり、現像特性や転写
特性や感光体の特性を変化させてしまったりする可能性
がある。従って、加熱ローラ81から回収された不揮発
性オイルは現像タンク内の現像液温度(室温)程度にま
で温度が低下した後に現像液タンク内に供給されるのが
好ましい。この場合、回収された不揮発性オイルを冷却
する冷却手段を設け、該冷却手段によって上記不揮発性
オイルを積極的に冷却してもよいが、キャリア液タンク
101や供給装置の給液パイプ203や供給パイプ20
4を金属などの熱伝導性の良い材質で構成し、空冷でキ
ャリア液を冷却するようにしても、十分冷却効果を得る
ことができる。
【0047】上記加熱ローラ81から回収される不揮発
性オイル中には、転写紙Pの紙粉や微量のトナー粒子が
混入している。このため、これら紙粉や微量のトナー粒
子が混入した不揮発性オイルをキャリア液成分として使
用すると、上記湿式現像装置5での現像条件が不安定と
なるおそれがある。特に、図1の画像形成装置におい
て、上記現像ローラ52上に形成される現像剤層は厚み
が約10μmもしくはそれ以下の薄層状態となってい
る。そして、該現像ローラ52と上記感光体ドラム1と
のギャップはこの現像剤層により形成される。つまり、
該薄層の現像剤層を介することで現像ローラ52表面と
感光体ドラム1表面とが接触しないようにされている。
このため、トナー粒子よりも大きい不純物が混入した不
揮発性オイルをキャリア液成分として使用すると、該不
純物によって局所的に現像ローラ52と上記感光体ドラ
ム1とのギャップが決定されてしまい、現像ローラ52
表面の現像剤層と上記感光体ドラム1とが接触しない領
域が生じることがある。このような領域が生じると、該
領域では現像ができなくなり、局所的に画像抜けが生じ
て画質が劣化するおそれがある。また、上記トナー粒子
や紙粉などの不純物が混入した不揮発性オイルをキャリ
ア液成分として使用した場合、転写紙P上に形成される
画像に上記紙粉が付着したり、所望の色のトナー粒子以
外のトナー粒子が付着してしまったりして、画質が劣化
するおそれもある。
【0048】また図2の装置のように、シアン、マゼン
タ、イエロー、ブラックの各色を使用するフルカラー作
像プロセスにおいては、定着装置8の加熱ローラ81よ
り回収される不揮発性オイル中には各色のトナー粒子が
混入する恐れがあるため、回収された不揮発性オイルを
各色の現像液のキャリア液成分として再利用するために
は、十分にトナー粒子を除去しておかないと混色の原因
となる。
【0049】図2は、このような画質の劣化を防止し得
る改良を施した画像形成装置の一例の概略構成図であ
る。この画像形成装置においては、上記回収手段によっ
て回収される不揮発性溶媒中に含まれているトナー粒子
や紙粉等の不純物を除去する除去手段を設け、該除去手
段によって該不純物を除去した不揮発性オイルを上記キ
ャリア液成分として再利用する。具体的には、上記クリ
ーニングブレード83によって加熱ローラ81表面から
除去された不揮発性オイルから上記不純物を除去する上
記除去手段としてのフィルター84を設け、該フィルタ
ー84によって不純物を除去した不揮発性オイルを上記
キャリア液タンクに貯留するように構成している。そし
て、これにより不純物を除去した不揮発性オイルが上記
各現像液タンクに供給されるように構成している。図示
の装置においては、不純物を除去した不揮発性オイルが
いずれの色の現像液のキャリア液としても使用すること
ができるように、混入しているトナー粒子が全て除去で
きるような目の細かいフィルターを用いている。例えば
トナー粒子の粒径が数μmあるいはそれ以下の場合で
も、該トナー粒子がトラップされる程度に十分目の細か
いフィルターを用いている。
【0050】この画像形成装置において、上記加熱ロー
ラ81から上記クリーニングブレード83によって除去
された不揮発性オイルは、上記フィルター84を通過
し、トナー粒子や紙粉などの不純物が取り除かれて上記
キャリア液タンク101に貯留される。そして、図1の
装置と同様、上記供給手段によって適宜上記各現像液タ
ンクに供給されてキャリア液成分として再利用される。
【0051】このようにトナー粒子や紙粉などの不純物
が除去された不揮発性オイルを各現像液タンクに供給し
て再利用するので、上記画質の劣化を防止し、長期に渡
り安定な画像形成条件を維持することがすることができ
る。なお、上記フィルター84を上記キャリア液タンク
101よりも下流側に設けて、キャリア液タンク101
に一旦回収された不揮発性オイルから不純物を除去し、
該不純物が除去された不揮発性オイルを各現像液タンク
に供給するように構成してもよい。
【0052】この装置のように、上記不揮発性オイルか
らの不純物の除去にフィルター84を用いる場合には、
不揮発性オイルがフィルターを通過しやすい方が濾過効
率が良い。濾過効率を上げるためには、フィルターの目
の大きさを大きくしたりフィルターの出口と入口とで圧
力差を設けたりする方法が一般的である。しかしフィル
ターの目の大きさを大きくしてすると不純物が通過して
しまい、該不純物を除去することが困難になってしまう
し、上記圧力差を設けるには大掛かりな機構が必要とな
ってしまう。一般に不揮発性オイルの粘度は温度が高い
ほど低下することが知られている。また、該不揮発性オ
イルをフィルターに通す場合、該オイルの粘度が低い方
がフィルターを通過しやすくなる。そこで、本画像形成
装置においては、加熱ローラ81によって加熱された状
態の不揮発性オイルをフィルターに供給することによっ
て濾過効率を上げている。具体的には図示のようにクリ
ーニングブレードとフィルター84とを一体化すること
で、できる限り温度の高い状態で不揮発性オイルをフィ
ルターに供給させている。これにより、上記不揮発性オ
イルが室温程度にまで温度が低下する前にフィルターに
よって不純物を除去することができるので、濾過効率を
高めることができ、再生効率を高めることができる。
【0053】図2の画像形成装置において、上記トナー
粒子として、粒径が数μm以下となるような非常に粒径
が小さいものを用いた場合には、定着ローラから回収さ
れるキャリア液中のトナー粒子を全て除去するのが困難
になることがある。そこで、現像工程や転写工程等の作
像プロセスにおいて大きな悪影響を与えてしまうよう
な、トナー粒子よりも大きい粗大な不純物のみを完全に
除去した後に、そのキャリア液をBkの現像液のキャリ
ア液成分として使用すると良い。
【0054】このような改良を施した画像形成装置の一
例の概略構成を図3に示す。この画像形成装置において
は、上記不揮発性オイルから不純物を除去するフィルタ
ー84の目が、トナー粒子よりも十分大きい紙粉などの
不純物のみを除去することができる程度に形成されてお
り、図2の装置におけるフィルターの目よりも粗くなっ
ている。さらに、図3の装置においては該フィルターの
目は、上記現像ローラ52上に形成される現像剤層の厚
みよりも大きなサイズの不純物による前記画像抜けを防
止し得るよう、少なくとも該現像剤層の厚みよりも大き
な不純物は除去できるように設定されている。例えば、
トナー粒子の平均粒径が約2μmであり、現像ローラ5
2上に塗布される現像剤層の厚みすなわち現像ローラ5
2と感光体ドラム1とのギャップ距離が約6μmである
場合には、4〜5μm程度の大きさ以上の不純物が除去
できるようなフィルターを用いればよい。すなわち、該
フィルター84によって除去される不純物のサイズはト
ナー粒子よりも大きいものとなり、かつ、少なくとも上
記現像剤層の厚みよりも大きなサイズの不純物は除去で
きるようにフィルター84が構成されている。この場
合、トナー粒子はフィルター84を通過することとなる
ので、キャリア液タンク101に貯留する不揮発性オイ
ル中には着色したトナー粒子が僅かに混入することとな
る。このように着色したトナー粒子が混入した不揮発性
オイルをシアンやマゼンタや特にイエロー等の現像液中
に混入させると、該現像液を用いて画像を形成したとき
に該画像上に所望の色のトナー粒子以外のトナー粒子が
付着して画質が劣化してしまう。しかしながら、図3の
装置のようにこの不揮発性オイルを着色力の強いブラッ
クの現像液のキャリア液として使用すれば、画像の色味
的な悪影響を防止することができる。
【0055】このように、図3の装置においては、画質
の低下を防止して、長期に渡り安定な画像形成条件を維
持すると共に、上記フィルター84の選択幅が広がり、
該比較的目の粗いフィルタを用いることが可能となる。
すなわち、トナー粒子の大きさよりも大きな、比較的大
きな不純物のみが取り除ける程度の目のフィルタ、特に
少なくとも現像剤層の厚み以上の大きさの不純物は取り
除くことができる程度の目のフィルタを用いれば良いの
で、不純物の分離が比較的容易となる。しかも、黒の現
像液は文字情報をプリントする際に多く使用されるが、
文字情報の画像面積比率は一般的には数%未満であるた
め、黒用の現像液タンク51Bk中の現像液の濃度はほ
ぼ確実に高くなっていきやすい。よって、定着ローラよ
り回収される不揮発性オイルを黒用の現像液のキャリア
液成分として再利用することで、黒の現像液の濃度上昇
を効果的に防止することができる。
【0056】以上の本実施形態にかかる画像形成装置に
おいては、上記不揮発性オイルとして、例えば、25℃
で粘度が20cSt以上1000cSt以下のジメチル
ポリシロキサンを用いるのが好ましい。この溶媒は、現
像液のキャリア液として適用する際に良好な特性を示す
ばかりでなく、加熱定着時における揮発性分を含まない
点で好ましい。さらに、定着時におけるトナーオフセッ
ト防止剤(剥離剤)としての特性も良好である。特に、
表面張力が小さいため、図2や図3の装置などのフィル
ターによる濾過を行なう装置においては効率良くフィル
ター内を通過させることが可能である。さらに、この溶
媒は温度上昇による粘度低下の割合が大きく、定着ロー
ラによってあたためられたキャリア液はフィルターによ
る濾過効率が非常に良好である。
【0057】
【発明の効果】請求項1乃至9の発明によれば、加熱部
材から上記不揮発性溶媒を回収して、該溶媒を装置内で
有効活用することが可能となるという優れた効果があ
る。
【0058】また、請求項2乃至9の発明によれば、上
記不揮発性溶媒を再利用するので、該溶媒を装置内で有
効活用できるという優れた効果がある。
【0059】また、請求項4及び6乃至9の発明によれ
ば、長期に渡り安定な画像形成条件を維持することが可
能となるという優れた効果がある。
【0060】また、請求項5乃至9の発明によれば、長
期に渡り安定な画像形成条件を維持するとともに不揮発
性溶媒の再生効率を向上させることが可能となるという
優れた効果がある。
【0061】また、請求項7乃至9の発明によれば、不
揮発性溶媒の再生効率を更に向上させることができると
いう優れた効果がある。
【0062】また、請求項8及び9の発明によれば、安
定した画像形成条件を維持することができるという優れ
た効果がある。
【0063】特に、請求項9の発明によれば、確実に定
着時のトナー粒子のオフセットを防止できるという優れ
た効果がある。なお、この溶媒は表面張力が小さいの
で、フィルターにより、不揮発性溶媒の除去を行う場合
には、該フィルターによる不純物濾過効率が良いという
優れた効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るフルカラーの湿式画像形成装置
の概略構成を示す正面図。
【図2】同画像形成装置の他の一例の概略構成を示す正
面図。
【図3】同画像形成装置の更に他の一例の概略構成を示
す正面図。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 帯電ローラ 5 湿式現像装置 50Bk、50Y、50M、50C 現像ユニット 51Bk、51Y、51M、51C 現像液タンク 6 中間転写ドラム 8 定着装置 81 加熱ローラ 83 クリーニングブレード 101 キャリア液タンク 200 供給装置 201 計量ポンプ 202 切替弁 203 給液パイプ 204Bk、204Y、204M、204C 供給パイ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トナー粒子とキャリア液成分とを含む液体
    現像剤を用いて記録媒体上にトナー像を形成する像形成
    手段と、該トナー像に加熱部材を接触させることで該ト
    ナー像を定着する定着手段とを有し、上記キャリア液成
    分の一部もしくは全てを上記加熱部材の加熱温度におい
    ては揮発性をほとんど示さない不揮発性溶媒にすること
    により、記録媒体上に上記トナー粒子とともに該不揮発
    性溶媒を付与し、該不揮発性溶媒を上記加熱部材に付着
    させることによって該加熱部材とトナー粒子との剥離性
    を向上させる湿式画像形成装置であって、 上記加熱部材に付着した不揮発性溶媒を回収する回収手
    段を設けたことを特徴とする湿式画像形成装置。
  2. 【請求項2】上記回収手段によって回収された不揮発性
    溶媒を上記キャリア液成分として再利用するように構成
    したことを特徴とする請求項1の湿式画像形成装置。
  3. 【請求項3】上記回収手段によって回収された不揮発性
    溶媒を上記像形成手段に供給する供給装置を設けたこと
    を特徴とする請求項2の湿式画像形成装置。
  4. 【請求項4】上記回収手段によって回収されるあるいは
    回収された不揮発性溶媒中に含まれている不純物を除去
    する除去手段を設け、該除去手段によって該不純物を除
    去した不揮発性溶媒を上記キャリア液成分として再利用
    することを特徴とする請求項2又は3の湿式画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】黒を含む2色以上の液体現像剤を用いて画
    像を形成する請求項2又は3の湿式画像形成装置におい
    て、上記回収手段によって回収されるあるいは回収され
    た不揮発性溶媒中に含まれているトナー粒子の大きさよ
    りも大きな不純物のみを除去する除去手段を設け、該除
    去手段によって該トナー粒子の大きさよりも大きな不純
    物のみを除去した不揮発性溶媒を黒用の液体現像剤のキ
    ャリア液成分として再利用するように構成したことを特
    徴とする湿式画像形成装置。
  6. 【請求項6】上記除去手段としてフィルターを用いたこ
    とを特徴とする請求項4又は5の湿式画像形成装置。
  7. 【請求項7】上記不揮発性溶媒の温度が室温程度にまで
    低下してしまう前に、フィルターにより不純物を除去す
    るように構成したことを特徴とする請求項6の湿式画像
    形成装置。
  8. 【請求項8】上記不揮発性溶媒の温度が室温程度にまで
    低下してから上記現像剤のキャリア液として再利用する
    ように構成したことを特徴とする請求項2、3、4、
    5、6、又は、7の湿式画像形成装置。
  9. 【請求項9】上記不揮発性溶媒として、25℃で粘度が
    20cSt以上1000cSt以下のジメチルポリシロ
    キサンを用いたことを特徴とする請求項1、2、3、
    4、5、6、7、又は、8の湿式画像形成装置。
JP10095277A 1998-03-24 1998-03-24 湿式画像形成装置 Pending JPH11272079A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10095277A JPH11272079A (ja) 1998-03-24 1998-03-24 湿式画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10095277A JPH11272079A (ja) 1998-03-24 1998-03-24 湿式画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11272079A true JPH11272079A (ja) 1999-10-08

Family

ID=14133289

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10095277A Pending JPH11272079A (ja) 1998-03-24 1998-03-24 湿式画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11272079A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010175834A (ja) * 2009-01-29 2010-08-12 Kyocera Mita Corp 湿式画像形成装置及び画像形成方法
US8867950B2 (en) 2011-03-16 2014-10-21 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Wet-type image forming apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010175834A (ja) * 2009-01-29 2010-08-12 Kyocera Mita Corp 湿式画像形成装置及び画像形成方法
US8867950B2 (en) 2011-03-16 2014-10-21 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Wet-type image forming apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006085138A (ja) カラー画像形成装置と画像形成方法
US6487389B2 (en) Refreshing a sticky cleaner for a fuser
JP2000035737A (ja) 画像形成装置
JPH0863071A (ja) 画像形成装置
JP4578130B2 (ja) 画像形成装置における像担持体の研磨方法及び画像形成装置
JP2007225893A (ja) 液体現像装置及び画像形成装置
JP4126155B2 (ja) クリーニング装置及び該クリーニング装置を備えた湿式画像形成装置
JPH11272079A (ja) 湿式画像形成装置
JPH1010939A (ja) 画像形成装置
KR100462617B1 (ko) 폐현상제 용기를 구비한 습식 전자사진방식 화상형성장치
JP4622262B2 (ja) 画像形成装置
EP1103866A1 (en) Single pass, multicolor contact electrostatic printing system
JP3692243B2 (ja) 湿式画像形成装置
JP2001331007A (ja) 画像形成装置
JP5234244B2 (ja) 液体現像剤回収システム及び画像形成装置
JP4923560B2 (ja) 画像形成装置
JP3857645B2 (ja) 画像形成装置
JPH08286530A (ja) クリーニング方法
JPH06149116A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JPH11119509A (ja) 画像形成装置
JP4512335B2 (ja) 画像形成装置及びクリーニング方法
JP2000187396A (ja) 画像形成装置
JP2003167446A (ja) 画像形成装置
JP2001305886A (ja) 液体現像電子写真装置
JPH03116173A (ja) 湿式画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041217

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050210

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050311