JPH11272447A - ビット複写によりビット深さを増加する方法 - Google Patents

ビット複写によりビット深さを増加する方法

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JPH11272447A
JPH11272447A JP10376215A JP37621598A JPH11272447A JP H11272447 A JPH11272447 A JP H11272447A JP 10376215 A JP10376215 A JP 10376215A JP 37621598 A JP37621598 A JP 37621598A JP H11272447 A JPH11272447 A JP H11272447A
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Shiufun Cheung
シウフン チェウン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタルデータの数値精度を高める技術を提
供する。 【解決手段】 開始ビットで始まりそして終了ビットで
終わる逐次に順序付けされた第1の数のオリジナルビッ
トで表されたデジタルデータをビット深さ増加するため
の方法が提供される。拡張表示でデータをビット深さ増
加するために、オリジナルビットは、開始ビットで始ま
る逐次の順序で複写されて、複写ビットを形成する。オ
リジナルビットは、第2の数の複写ビットが付随され
て、デジタルデータの拡張表示を形成する。付随される
複写ビットは、開始ビットでスタートし、そしてオリジ
ナルビットの逐次の順序にされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、デジタル
データの計算に係り、より詳細には、デジタルデータの
数値精度を高めることに係る。
【0002】
【従来の技術】項目を測定するときには、異なる精度の
スケールを使用することができる。例えば、3つの目盛
マーク(0から2)をもつスケール、又は10個の目盛
マーク(0から9)をもつ同じ大きさのスケールで物を
測定することができる。多数の目盛をもつスケールは、
少数の目盛をもつスケールよりも精度が高い。コンピュ
ータでは、処理及び記憶に制約があるために、数値が種
々の精度で表される。例えば、2つのビット(0ないし
3のスケール)を使用して数値を表すこともできるし、
又は5つのビット(0ないし31のスケール)を使用し
て同じ数値を表すこともできる。数値を表すのに使用さ
れるビットの数を一般的に「ビット深さ」と称する。
【0003】ビット深さが小さい場合は、数値データを
表すための記憶スペースが節約されるが、処理及び他の
目的で記憶データの精度を高めることが時々有効とな
る。例えば、ビデオデータを4ビットピクセル値として
記憶し、そして表示のために8ビットに精度を高めるの
が効率的である。これらのやり方では、オリジナルの低
いスケールの全範囲を新たな高いスケールの全範囲にマ
ップすることが必要となる。従来の例では、4ビット値
の0が9ビット値の0へとマップし、一方、15が25
5へとマップする。このビット深さの増加は、次のよう
に数式で特徴付けることができる。ビット深さがqのデ
ータでは、レベルLi が次の範囲からとなる。 Li ∈{0、1、2、・・・29 −1} この入力データは、次の範囲からの出力レベルL0 を生
じさせるためにはそれらのビット深さをmへと増加しな
ければならない。
【0004】L0 ∈{0、・・・2m −1} これは、次のように理想的な利得で乗算を行い、 G=(2m −1)/(29 −1) その後、次のように最も近い整数に丸めることにより達
成できる。 L0 =丸め{GxLi } 特定のデータを表すビットの数を拡張するための技術
は、多数のものが提案されている。コンピュータグラフ
ィックに通常使用されている従来の技術は、元々受け取
られたビットに付加的な0ビットを単に詰めてデータを
表すことにより、ビットの数を拡張することである。こ
のような技術を用いると、受信したデータビットに0ビ
ットが付随され、ビット長さを所望のビット数へと拡張
する。
【0005】例えば、3ビットで表されたデータが上記
の従来技術を用いて8ビットへ拡張される場合には、3
つの1ビットで表される数字7を、8ビットの拡張表示
において3つの1ビットと、その後の5つの0ビットと
で表すことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】当業者に明らかなよう
に、3ビット表示は、数字0ないし7を表すように使用
でき、一方、8ビット表示は、数字0ないし255を表
すように使用できる。従って、数字7の3ビット表示
は、数字255の8ビット表示へと理想的に拡張され
る。しかしながら、図1に示すように、オリジナルビッ
トに0ビットを単に詰めて8ビット表示を形成するだけ
では、利得が理想以下である。それ故、詰められるデー
タは、オリジナルデータの不正確な表示となる。厳密な
解を得るために、オリジナルデータビットで表された数
字に所望の利得比を乗算することができる。例えば、図
1に示すビット深さ増加では、所望の利得比が255/
7である。従って、オリジナルの3ビットで表された数
字にビット深さ増加を正確に受けさせるために、数字に
利得比をアップ乗算することができ、このアップ乗算さ
れた数字が拡張データ表示の8ビットで表される。しか
しながら、これは乗算器を必要とし、それ故、オリジナ
ルデータにビット深さ増加を受けさせるに必要な処理オ
ーバーヘッドを追加することになる。当業者に明らかな
ように、乗算器は非常に高価であり、通常は、ハードウ
ェアで実施される。更に、オリジナルの3ビットで表さ
れた数字に利得比を乗算しても、必ずしも整数が得られ
ないので、アップ乗算の結果をそれに最も近い整数へと
丸めねばならず、従って、8ビット表示は完全なもので
はない。従って、完全に近いビット深さ増加を得るだけ
で、多大な処理時間及びハードウェア費用が必要とな
る。
【0007】図1は、公知のビット深さ増加装置を示
し、これは、1組の3つのレジスタを有する3ビット入
力レジスタ110と、1組の8つのレジスタを有する8
ビット出力レジスタ120とを含む。入力レジスタ11
0の3つのレジスタは、例えばワイヤ140のようなコ
ネクタを経て出力レジスタ120の3つの最上位ビット
レジスタへ固定布線される。パッダ130は、コネクタ
150を経て残りのレジスタ、即ち出力レジスタ120
の最下位5ビットのレジスタへ固定布線される。当業者
に明らかなように、3ビットの入力レジスタ110は、
数字0−7を記憶することができ、一方、8ビットの出
力レジスタ120は、数字0−255を記憶することが
できる。図示されたように、入力レジスタ110は、数
字5を表す入力データを記憶する。入力データを拡張さ
れた8ビット表示へとビット深さ増加するために、入力
データは、入力レジスタ110からコネクタ140を経
て出力レジスタ120へとマップ及び送信され、示され
たシーケンスで3つの最上位ビットとして記憶される。
出力レジスタ120の残りのレジスタには、ワイヤ又は
コネクタ150を経て送信された0がパッダ130によ
り詰められる。出力レジスタ120は、出力レジスタ1
20の8つのレジスタの値で表された8ビットフォーマ
ットで数字5の不正確な近似を出力する。
【0008】上記のように、出力信号の精度を改善する
ために、入力レジスタに記憶されたビットは、正確な利
得係数でアップ乗算することができ、その結果が8ビッ
ト表示を用いて出力レジスタに記憶される。図2に示す
ように、入力レジスタ210は、入力データの3ビット
表示を記憶する。図2に示すように、入力レジスタ21
0に記憶されたビットは、数字5を表す。この記憶され
た情報は、入力レジスタ210からコネクタ250を経
て乗算器230へ送信される。この乗算器230は、数
字5に利得係数255/7をアップ乗算して対応する8
ビット値を計算し、これは、入力レジスタ210に記憶
された3ビット入力データを正確にビット深さ増加す
る。図2に示すように、この乗算の結果は、非整数、即
ち182.14に等しく、これはコネクタ260を経て
丸め装置240へ送られる。この数字は、次いで、それ
に最も近い整数値、即ち182に丸められ、出力レジス
タ220に記憶される8ビットで表される。このよう
に、3ビット入力データのより正確な8ビット表示が形
成され、そして出力レジスタ220から出力されて、例
えば、8ビットプロセッサで使用することができる。
【0009】図3A−3Cは、データが図2のシステム
に通されるときのビット深さ増加プロセスを詳細に示
す。図3Aは、数字5を表す3つの入力ビットを示し、
これは入力レジスタ210に記憶されそしてコネクタ2
50を経て乗算器230へ送られる。図3Bは、ビット
深さ増加を受けた後に乗算器230から出力されるビッ
ト深さ増加された信号を示す。図示されたように、乗算
器は、数字182を表す8つの整数ビット320Aを出
力し、そして数字0.14を表す4つの小数ビット32
0Bも含み、これらはコネクタ260を経て丸め装置2
40へ送られる。丸め装置240は、受け取ったデータ
をそれに最も近い整数値へと丸める。従って、図3Cに
示すように、丸め装置240からコネクタ270を経て
出力レジスタ220へ出力される8ビット表示は、18
2に等しい数値を表す。例えば、小数ビットが0.50
以上に等しい場合には、図3Cに表される数値は、18
3となる。この場合も、ビット330で表される8ビッ
トデータは、丸めエラーのために正確なものではない。
【0010】上記のように、図2に示す乗算器230及
び丸め装置240を実施するには、かなりの経費を伴
う。更に、乗算及び丸め操作は、拡張信号を得るための
信号処理時間を増大する。従って、図2に示すシステム
は、図1に示すシステムに比して入力データのより正確
な表示を与えるが、この精度増加は、システムコスト、
ハードウェア要件及び処理時間を著しく犠牲にして得ら
れるものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の目的
は、付加的なプロセッサハードウェアを必要とせずに、
拡張形態でデジタルデータの正確な表示を与えることで
ある。本発明の別の目的は、著しい処理オーバーヘッド
を必要とせずに、拡張形態でデジタルデータの正確な表
示を与えることである。本発明の更に別の目的は、乗算
及び丸め操作を使用せずに、拡張形態でデジタルデータ
の正確な表示を与えることである。本発明の更に別の目
的、効果及び新規な特徴は、以下の詳細な説明を含むこ
の開示、及び本発明の実施から当業者に明らかとなろ
う。本発明は、好ましい実施形態を参照して以下に説明
するが、本発明はこれに限定されるものでないことを理
解されたい。当業者であれば、ここに示す技術を読め
ば、ここに開示する発明の範囲内に包含されそして本発
明を顕著に利用できるような付加的な実施、変更及び他
の利用分野が理解されよう。
【0012】本発明によれば、最上位ビットで開始しそ
して最下位ビットで終了する多数の逐次に順序付けされ
たオリジナルビットで表されたデジタルデータは、ビッ
ト深さ増加を受けて、拡張されたビット長さをもつデジ
タルデータが形成される。デジタルデータの長いビット
長さ表示を形成するために、オリジナルビットが複写さ
れて、複写(replication) ビットが形成される。オリジ
ナルビットには、オリジナルビットの最上位ビットで始
まる多数の複写ビットが付随されて、デジタルデータが
ビット深さ増加される。付随される複写ビットは、オリ
ジナルビットと同じ逐次順序である。複写ビットの数
は、拡張ビット長さにおけるビット数よりオリジナルビ
ット数だけ小さいものに等しい。即ち、オリジナルビッ
トの逐次順序における複写されたオリジナルビットは、
デジタルデータの完全に拡張されたビット長さ表示が形
成されるまで、オリジナルビットに繰り返し付随され
る。従って、オリジナルビットの全部又は一部分が1回
又は1回以上複写されて、複写ビットが形成される。オ
リジナルビットに付随される複写ビットの数は、オリジ
ナルビットのあるものを他のものよりも多く複写する。
【0013】デジタルデータの拡張されたビット長さ表
示を形成するために必要以上の複写ビットが形成される
場合には、オリジナルビットに付随されない複写ビット
が破棄される。即ち、小数の複写ビットは単に無視され
る。従って、所望の拡張ビット長さ表示におけるビット
数をオリジナルビット数で除算したものが非整数に等し
い場合には、全ての小数ビットが落とされる。本発明の
1つの実施形態において、デジタルデータをビット深さ
増加するための装置は、多数の入力レジスタと、非常に
多数の出力レジスタとを含む。入力レジスタは、最上位
ビットでスタートしそして最下位ビットで終了する逐次
に順序付けされたオリジナルデータビットを記憶するよ
うに構成される。出力レジスタは、オリジナルデータビ
ット及び複写ビットを記憶するように構成される。
【0014】出力レジスタの数に等しい多数のコネクタ
が設けられる。各コネクタは、入力レジスタの1つを出
力レジスタの1つに接続するように構成される。各入力
レジスタは、少なくとも1つの出力レジスタに接続され
る。最上位ビットを記憶する入力レジスタは、多数の出
力レジスタに接続される。所望の拡張に基づき、他の入
力レジスタも多数の出力レジスタに接続することができ
る。好ましくは、コネクタは、出力レジスタの各々を入
力レジスタの1つのみに接続するように構成される。
又、コネクタは、逐次に順序付けされたオリジナルデー
タビットが出力レジスタに最上位ビットとして記憶され
るように構成されるのが好ましい。複写ビットは、オリ
ジナルデータビットの全部又は一部分を複写し、そして
オリジナルデータビットの逐次の順序で最下位ビットと
して出力レジスタに記憶される。コネクタを適切に構成
することにより、複写ビットは、オリジナルデータビッ
トの全部又は任意の部分を1回以上複写するように形成
することができ、例えば、オリジナルデータビットのあ
るものは、オリジナルデータビットの他のものよりも多
く複写される。
【0015】第2の実施形態では、複写装置は、入力シ
フトレジスタ及び出力シフトレジスタを含む。当業者に
明らかなように、シフトレジスタに記憶されたデータの
逐次の順序は、データがレジスタから送信され及び/又
はレジスタにより受信されるたびに変化しない。入力シ
フトレジスタは、オリジナルデータビットを記憶するよ
うに構成された多数のレジスタを有する。オリジナルデ
ータビットは、最初、最上位ビットでスタートしそして
最下位ビットで終了する逐次の順序でシフトレジスタ内
に記憶される。出力シフトレジスタは、オリジナルデー
タビットと、複写されたオリジナルビットをオリジナル
データビットの逐次の順序で表す多数の複写データビッ
トとを記憶するように構成される。第1のコネクタは、
逐次に順序付けされたオリジナルデータビットが入力シ
フトレジスタから出力シフトレジスタへ送信されるよう
に、入力シフトレジスタを出力シフトレジスタへ接続す
る。第2のコネクタは、送信されたオリジナルデータビ
ットの各々が第1のシフトレジスタへ返送されてそのレ
ジスタの1つに記憶されるように、第1のコネクタを入
力シフトレジスタに接続する。オリジナルデータビット
は、第2のシフトレジスタがいっぱいになるまで第1の
シフトレジスタから第1のコネクタを経て第2のシフト
レジスタへ逐次の順序で連続的に送信され、即ちサイク
ル動作される。
【0016】コネクタは、逐次に順序付けされたオリジ
ナルデータビットが最上位ビットとして全出力シフトレ
ジスタに記憶され、そして複写ビットが1つ以上のオリ
ジナルデータビットを複写しそしてオリジナルデータビ
ットの逐次の順序で最下位ビットとして出力シフトレジ
スタに記憶されるように構成されるのが好ましい。この
場合も、複写ビットは、オリジナルビットの数、及びデ
ジタルデータの所望の拡張ビット長さ表示に基づいて、
オリジナルデータビットの1つ以上及びおそらくはその
全てを1回以上複写することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】図4は、本発明によるビット深さ
増加システムを示し、このシステムは、入力データを受
け取るための入力レジスタ410を備えている。入力レ
ジスタ410は、従来例を示す図1及び2の入力レジス
タ110及び210と同様に、数字5の3ビット表示を
記憶するように示された3ビットレジスタを含む。入力
レジスタ410内の各レジスタは、コネクタ430によ
り出力レジスタ420内の多数のレジスタに固定布線さ
れる。もちろん、好ましい実施形態は、特定の入力及び
出力ビット長さを参照してここに説明するが、ここに述
べるシステム及びそれらの動作は、いかなる入力及び出
力ビット長さに対しても容易に適応できることを理解さ
れたい。出力レジスタ420は、整数ビットを記憶する
部分420Aと、小数ビットを記憶する部分420Bと
して示されたレジスタのサブセットを有する。図示され
たように、入力レジスタ410の各レジスタは、出力レ
ジスタ420の両方の部分にマップされる。従って、整
数及び小数の両方のビットが出力レジスタ420に記憶
される。入力レジスタ410に記憶されたビット値は、
それらビット値が出力レジスタ420のレジスタにおい
て繰り返し何回も複写されるように、出力レジスタ42
0のレジスタにマップされる。その結果、ここでは、図
4に示すように、出力レジスタ420に記憶される最上
位3ビットで表されるオリジナルビットには、オリジナ
ルビットをそれらのオリジナルのシーケンスで複写する
複写ビットが付随されて、冗長ビットが形成される。
【0018】従って、出力レジスタ420からのデータ
出力は、出力レジスタ部分420Aに記憶されるデータ
のみとなる。以下に詳細に述べるように、出力レジスタ
部分420Aに記憶される整数ビット値の丸めは、実際
には、拡張表示の精度を減少し得る。図5A−5Cは、
図4の複写システムで実行されるビット複写を示す。図
示されたように、数字5を表す3つの入力ビット510
は、182.13に等しい8整数ビット及び4小数ビッ
ト表示520へと拡張される。拡張された全表示は、5
20Aとして示された整数182を表す8ビットと、5
20Bで示された複写データの小数部分0.13を表す
4ビットとを含む。図5Cにおいて、出力ビット530
は、数字182に対応する丸められない8個の整数ビッ
トのみで構成される。小数ビット520Bは無視されそ
して破棄される。
【0019】図6は、本発明によるビット深さ増加シス
テムの更に別の実施形態を示す。図6において、入力レ
ジスタ610は、図4のレジスタ410と同様である
が、このレジスタ610は、整数ビットを記憶する出力
レジスタ620内のレジスタのみに固定布線される。従
って、出力レジスタ620には小数ビットが記憶されな
い。コネクタ630は、入力レジスタ610の各レジス
タを出力レジスタ620の適当なレジスタに接続する。
図7A及び7Bは、図6のシステムにより実行されるビ
ット深さ増加を示す。図示されたように、入力レジスタ
610に記憶された入力データを表すオリジナルの3ビ
ット710は、図7Bに示すように、数字182を表す
8つの整数ビット720へとビット深さ増加される。
【0020】図8は、本発明によるビット深さ増加シス
テムの更に別の実施形態を示す。図示されたように、こ
のシステムは、3ビット入力信号を受け取るための入力
レジスタ810を含む。入力レジスタ810は、数値5
の3ビット表示を最初に記憶するシフトレジスタである
として示されている。この複写システムの動作中に、レ
ジスタ内に記憶された最上位ビットは、コネクタ830
を経て出力シフトレジスタ820へ送信される。入力シ
フトレジスタ810からの最上位ビットが送信される
と、入力レジスタ810内に記憶された各ビットが1レ
ジスタだけ前方にシフトされる。例えば、クロック85
0の第1サイクル中の第1シフトにおいて、ビット値1
が入力レジスタからコネクタ830を経て送信され、そ
してビット値0がその送信されたビット値により空きと
なったレジスタへシフトされる。入力レジスタ810に
記憶された最下位の1ビットも、前方に移動され、入力
レジスタ810に記憶された第2の最上位ビットとな
る。
【0021】又、送信されたビット値1は、コネクタ8
30からコネクタ840を経て入力レジスタ810へと
返送され、レジスタ810内に最下位ビットとして記憶
される。送信されたビットは、最初、出力レジスタ82
0のレジスタにも記憶され、これは、最終的に、ビット
深さ増加されたデータの最下位ビットを記憶する。従っ
て、第1シフトでは、出力レジスタ820に記憶されて
示された最上位ビット1は、実際には、最初、出力シフ
トレジスタ820の最も右のレジスタに最下位ビットと
して記憶されたものである。従って、出力シフトレジス
タ820のレジスタをいっぱいにするために、必要に応
じて、入力シフトレジスタ810に最初に記憶されたシ
ーケンスビットを通して繰り返すことにより、複写ビッ
トが付随したオリジナル入力ビットを表す整数ビットを
図示のごとく出力レジスタ820に形成することができ
る。
【0022】図8に示された複写システムにより実行さ
れる実際のビット深さ増加は、図7A及び7Bに示すも
のと同一である。しかしながら、図6に示すビット深さ
増加システムは複写ビットを並列に形成するが、図8に
示すシステムは、複写ビットを直列に形成する。当業者
に明らかなように、図9は、入力データビット長さの拡
張中のクロック850の異なるサイクルにおける入力レ
ジスタ810及び出力レジスタ820のビット順序を示
す。クロックサイクル0において示されたように、入力
データは入力レジスタ810においてそのオリジナルシ
ーケンスにある。出力レジスタは完全に空である。クロ
ックサイクル1において、最上位1ビットが入力レジス
タ810及び出力レジスタ820の両方の最下位ビット
に送られる。クロックサイクル2において、クロックサ
イクル1の終わりに最上位ビットであった0ビットが入
力レジスタ810及び出力レジスタ820の両方の最下
位ビットレジスタに送られる。このビットシフト及び記
憶は、拡張ビット長さの全発生物が出力レジスタ820
に記憶されるまで続けられる。オリジナルビットを単に
複写して入力データの拡張表示を形成することにより、
入力ビットの数及び出力ビットの数が互いの厳密な整数
倍になるという厳密な解決策が得られる。更に、入力デ
ータ値が0である場合は、厳密な出力データ値も0に等
しくなければならず、従って、全ての入力及び出力レジ
スタが0ビットを記憶することになる。同様に、上記の
3から8ビットへの拡張において、入力データ値が入力
レジスタにおける3つの1ビットで表される7である場
合には、入力データビットを所与のシーケンスで複写ビ
ットとして複写し、即ち5つの1ビットをオリジナルビ
ットに付随させて拡張表示を形成するだけで、正確な出
力データ表示が得られる。
【0023】しかしながら、多くの場合に、入力ビット
数も入力データ値も、入力ビット数の整数倍とならな
い。上記のように、従来の技術は、小数ビットを使用し
て最も近い整数値に丸め、拡張ビット表示の精度の改善
を試みていた。しかしながら、小数ビットを使用して最
も近い整数値に丸めることは、入力データの拡張表示の
精度を実際に減少し得ることが分かっている。出力レジ
スタに記憶されたビット数を入力レジスタに記憶された
ビット数で除算したものが非整数であるときは、上記の
オリジナルビットの複写が、ある限定されたケースを除
いて、不正確な表示をもたらす。従って、全ての小数ビ
ットは、単に無視され又は切り捨てられ、そして使用さ
れない。これは、小数ビットがビット深さ増加に考慮さ
れた場合に得られるものよりも正確な拡張表示を与え
る。
【0024】図10を参照すれば、保持される小数ビッ
トの数の関数として出力エラーがグラフにされている。
図示された特定のグラフは、5ビット入力及び8ビット
出力に対するものである。しかしながら、いかなる数の
出力ビットに対しいかなる数の入力ビットについても同
様のグラフを容易に形成することができる。指示された
ように、このグラフは、図10においては、小数ビット
がない場合、1つの小数ビットが考えられる場合及び2
つの小数ビットが考えられる場合について作成されてい
る。このグラフは、理想的な状態即ちゼロ出力エラー
と、オリジナルビットを0、1又は2の小数ビットに複
写することによりビット深さ増加が実行される場合に得
られるエラーとの間の相違を示す。図示された全部で3
2の入力に対する総体的エラーを見ると、小数ビットが
落とされた場合に、平均エラーは0である。ここで、小
数ビットの作用を考慮することにより、バイアスが生じ
る。例えば、グラフに示すように、小数ビットを考慮す
ると、正のエラーバイアスが生じる。この正のエラーバ
イアスは、実際には、2ではなく1つのみの小数ビット
を考慮した場合に著しく減少される。しかしながら、小
数ビットを考慮しない場合には、平均エラーは0に減少
される。従って、あまり作業を行わないのが実際上有益
であり、得られる結果を改善しながら処理時間オーバー
ヘッドを減少することができる。従って、最も好ましい
実施形態では、整数ビットのみがビット深さ増加され
る。整数ビットを越えてビット深さ増加を行うと、正の
エラーバイアスが導入される。
【0025】図11は、5つの入力ビットで表されたデ
ータを8つの出力ビットに拡張することに関連した種々
の入力及び出力ビット値に対する理想的な解決策を示す
テーブルである。図示されたように、上記技術を用いて
得られる値のエラーは、小数ビットを考慮しないときに
0の平均となる。全てのエラーは、1未満であることに
注意されたい。ある限定されたケースでは、エラーが
0.5より大きい。これらのケースでは、乗算器が使用
されるときに小数ビットを考慮する場合に得られるもの
よりも解決策の精度が若干悪くなる。しかしながら、そ
れが有益であるこれらの若干のケースにおいて丸め操作
の実行に関するコストが、実際に、得られるべき利益を
一般的に越える。又、エラーが完全に対称的であること
にも注意されたい。丸め操作の試みは、対称性に潜在的
に影響し、従って、全体的な平均エラーを高める。従っ
て、図2の公知システムについて述べたように、乗算器
及び丸め装置を用いると、若干良好な結果が得られる
が、上記技術及びシステムを用いて入力データのビット
長さを拡張すると、著しいコスト節減でほぼ完全な結果
が得られる。
【0026】図12は、4ビット入力を12ビット出力
へと拡張する場合に上記のように得られる出力ビットの
値に比して出力ビットの理想的な値を示すテーブルであ
る。出力ビットと入力ビットとの比が整数であるので、
オリジナルビットを単に複写しそしてその複写されたビ
ットをオリジナルビットに付随させることにより得られ
る解決策は、入力信号の厳密な出力複写を与える。従っ
て、出力ビット長さと入力ビット長さとの比が整数であ
る場合には、乗算又は丸め操作を必要とせずに完全な複
写を得ることができる。又、本発明は、1つ以上の好ま
しい実施形態について説明したが、本発明はこれに限定
されるものでないことが当業者に明らかであろう。上記
した本発明の種々の特徴及び観点は、個別に使用するこ
ともできるし、又は一緒に使用することもできる。更
に、本発明は、特定の環境及び特定の目的に対する実施
について説明したが、当業者であれば、その有効性がこ
れに限定されるものではなくそして本発明は、いかなる
数の環境及び実施においても有益に利用できることが明
らかであろう。従って、特許請求の範囲は、ここに開示
した本発明の範囲及び精神に鑑みて構成されたものとす
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】公知のビット深さ増加システムを示す図であ
る。
【図2】公知の別のビット深さ増加システムを示す図で
ある。
【図3A】図2のシステムにより実行されるビット深さ
増加を示す図である。
【図3B】図2のシステムにより実行されるビット深さ
増加を示す図である。
【図3C】図2のシステムにより実行されるビット深さ
増加を示す図である。
【図4】本発明によるビット深さ増加システムの第1の
実施形態を示す図である。
【図5A】本発明により図4のシステムで行われるビッ
ト深さ増加を示す図である。
【図5B】本発明により図4のシステムで行われるビッ
ト深さ増加を示す図である。
【図5C】本発明により図4のシステムで行われるビッ
ト深さ増加を示す図である。
【図6】本発明によるビット深さ増加システムの第2の
実施形態を示す図である。
【図7A】本発明により図6のシステムで行われるビッ
ト深さ増加を示す図である。
【図7B】本発明により図6のシステムで行われるビッ
ト深さ増加を示す図である。
【図8】本発明によるビット深さ増加システムの第3の
実施形態を示す図である。
【図9】本発明により図4のシステムで行われるビット
シフトを示す図である。
【図10】保持される小数ビットの数の関数として出力
エラーを示す図である。
【図11】図4、6及び8に示す複写システムを使用し
て得られる種々の入力及び出力値に対する複写値のエラ
ーを示すテーブルである。
【図12】図11と同様であるが、異なる入力及び出力
ビット長さに対するテーブルである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 チェウン シウフン アメリカ合衆国 マサチューセッツ州 02154 ウォルサム ビショップス フォ レスト ドライヴ 27

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開始ビット及び終了ビットを有する逐次
    的に順序付けされたビットである第1の数のオリジナル
    ビットにより表されたデジタルデータをビット深さ増加
    して、拡張されたデータ表示を形成する方法において、 上記オリジナルビットを複写して、複写ビットを形成
    し、そして上記オリジナルビットに第2の数の複写ビッ
    トを付随させて、拡張されたデータ表示を形成する、と
    いう段階を備えたことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 上記複写ビットは、開始ビットでスター
    トして逐次の順序で付随される請求項1に記載のデジタ
    ルデータをビット深さ増加する方法。
  3. 【請求項3】 上記オリジナルビットは、開始ビットで
    スタートして逐次の順序で複写される請求項1に記載の
    デジタルデータをビット深さ増加する方法。
  4. 【請求項4】 上記拡張されたデータ表示は、上記第1
    の数より大きなビット長さを有し、そして上記第2の数
    は、そのビット長さより第1の数だけ小さいものに等し
    い請求項1に記載のデジタルデータをビット深さ増加す
    る方法。
  5. 【請求項5】 上記オリジナルビットの少なくとも1つ
    は、1回以上複写されて、複写ビットを形成する請求項
    1に記載のデジタルデータをビット深さ増加する方法。
  6. 【請求項6】 上記付随される複写ビットは、オリジナ
    ルビットのあるものをオリジナルビットの他のものより
    も非常に多数回複写する請求項1に記載のデジタルデー
    タをビット深さ増加する方法。
  7. 【請求項7】 上記オリジナルビットに付随される複写
    ビットは、整数ビットである請求項1に記載のデジタル
    データをビット深さ増加する方法。
  8. 【請求項8】 上記ビット長さを第1の数で除算したも
    のは、非整数に等しい請求項1に記載のデジタルデータ
    をビット深さ増加する方法。
  9. 【請求項9】 デジタルデータをビット深さ増加する装
    置において、 オリジナルデータビットを記憶するように構成された第
    1の数の入力レジスタと、 オリジナルデータビット及び複写ビットを記憶するよう
    に構成された上記第1の数より大きい第2の数の出力レ
    ジスタと、 入力レジスタの各々が少なくとも1つの出力レジスタに
    接続されそして入力レジスタの少なくとも1つが多数の
    出力レジスタに接続されるように、入力レジスタの1つ
    を出力レジスタの1つに接続するよう各々構成された多
    数のコネクタとを備えたことを特徴とする装置。
  10. 【請求項10】 入力レジスタは、最上位ビットでスタ
    ートしそして最下位ビットで終了する逐次の順序でオリ
    ジナルデータビットを記憶する請求項9に記載の装置。
  11. 【請求項11】 多数の出力レジスタに接続される入力
    レジスタの上記少なくとも1つは、最上位ビットを記憶
    する入力レジスタを含む請求項10に記載の装置。
  12. 【請求項12】 上記コネクタは、更に、出力レジスタ
    の各々が入力レジスタの1つのみに接続されるように、
    入力レジスタを出力レジスタに接続するよう構成される
    請求項10に記載の装置。
  13. 【請求項13】 上記コネクタは、更に、オリジナルデ
    ータビットが逐次の順序で最上位ビットとして出力レジ
    スタに記憶され、そして複写ビットがオリジナルデータ
    ビットの少なくとも一部分を複写しそして逐次の順序で
    最下位ビットとして出力レジスタに記憶されるように構
    成される請求項10に記載の装置。
  14. 【請求項14】 上記コネクタは、更に、複写ビットが
    オリジナルデータビットの少なくとも1つを1回以上複
    写するように構成される請求項13に記載の装置。
  15. 【請求項15】 上記コネクタは、更に、複写ビットが
    オリジナルデータビットのあるものをオリジナルデータ
    ビットの他のものよりも多く複写するように構成される
    請求項13に記載の装置。
  16. 【請求項16】 デジタルデータをビット深さ増加する
    装置において、 オリジナルデータビットを記憶するように構成された第
    1の数のレジスタを有する入力シフトレジスタと、 オリジナルデータビットと、複写されたオリジナルビッ
    トを表す複写データビットとを記憶するように構成され
    た上記第1の数より大きな第2の数のレジスタを有する
    出力シフトレジスタと、 オリジナルデータビットが入力シフトレジスタから出力
    シフトレジスタへ送信されるように入力シフトレジスタ
    を出力シフトレジスタに接続するよう構成された第1コ
    ネクタと、 出力シフトレジスタへ送信されたオリジナルデータビッ
    トの各々が第1シフトレジスタへ返送されて第1の数の
    レジスタの1つに記憶されるように、第1コネクタを入
    力シフトレジスタに接続するよう構成された第2コネク
    タとを備え、 オリジナルデータビットは、第2の数のレジスタの各々
    がオリジナルデータビット及び複写ビットの1つを記憶
    するまで、第1コネクタを経て第1シフトレジスタから
    第2シフトレジスタへ逐次に送信されることを特徴とす
    る装置。
  17. 【請求項17】 入力シフトレジスタは、最初に、最上
    位ビットでスタートしそして最下位ビットで終了する逐
    次の順序でオリジナルデータビットを記憶する請求項1
    6に記載の装置。
  18. 【請求項18】 複写ビットは、複写されたオリジナル
    ビットを逐次の順序で表す請求項17に記載の装置。
  19. 【請求項19】 オリジナルビットは、入力シフトレジ
    スタから出力シフトレジスタへ逐次の順序で送信される
    請求項17に記載の装置。
  20. 【請求項20】 オリジナルビットは、逐次の順序で最
    上位ビットとして出力シフトレジスタに記憶され、そし
    て複写ビットは、オリジナルデータビットの1つ以上を
    複写し、そして逐次の順序で最下位ビットとして出力シ
    フトレジスタに記憶される請求項16に記載の装置。
  21. 【請求項21】 複写ビットは、オリジナルデータビッ
    トの少なくとも1つを1回以上複写する請求項16に記
    載の装置。
  22. 【請求項22】 複写ビットは、オリジナルデータビッ
    トのあるものをオリジナルデータビットの他のものより
    多く複写する請求項16に記載の装置。
JP10376215A 1997-12-02 1998-12-02 ビット複写によりビット深さを増加する方法 Pending JPH11272447A (ja)

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US08/982,954 US6038576A (en) 1997-12-02 1997-12-02 Bit-depth increase by bit replication
US08/982954 1997-12-02

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