JPH11272949A - 商品払出装置および自動販売機 - Google Patents

商品払出装置および自動販売機

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JPH11272949A
JPH11272949A JP7616698A JP7616698A JPH11272949A JP H11272949 A JPH11272949 A JP H11272949A JP 7616698 A JP7616698 A JP 7616698A JP 7616698 A JP7616698 A JP 7616698A JP H11272949 A JPH11272949 A JP H11272949A
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JP
Japan
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product
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pressing member
commodity
column
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JP7616698A
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English (en)
Inventor
Akifumi Miyamoto
明文 宮本
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Japan Tobacco Inc
Original Assignee
Japan Tobacco Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品の不本意な脱落を防ぎ、しかも商品の払
い出しの妨げとなることのない脱落防止機能を備えた商
品払出装置および自動販売機を提供する。 【解決手段】 装置本体の上面からその内部を通して前
後方向に周回軌道を形成して無端状ベルトに押圧部材を
取り付けた商品払出ユニットに、前記装置本体の前端部
上面に突出すると共にその前方側に回動自在に脱落防止
部材を設け、この脱落防止部材を押圧部材により押し出
される商品により押圧して前傾させ、また商品の払い出
しを完了して装置本体の内部に入り込む押圧部材により
脱落防止部材を押圧して前傾姿勢を解除し、回動復帰さ
せるようにした。特に反転ばねを用いて脱落防止部材の
回動を補助することで、その押圧による回動を簡易化し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の商品を積み
重ねて収納する商品コラムからの商品の払い出しを妨げ
ることなく、しかも商品コラムからの商品の不本意な脱
落を防止する脱落防止機能を備えた商品払出装置および
自動販売機に関する。
【0002】
【関連する背景技術】たばこ等のパッケージ商品を販売
する自動販売機は、図5に示すように箱形の自動販売機
本体1の内部に、複数の商品を積み重ねて収納する複数
の商品コラム2を備えている。そしてその前扉3に設け
られた商品選択釦(図示せず)の選択的な操作に応じて
該当商品を上記商品コラム2から選択的に払い出し、こ
れを商品シュート4を介して商品取出部5に導くように
構成される。
【0003】尚、前記各商品コラム2の下部には、例え
ば図6に示す如く構成された商品払出ユニット6がそれ
ぞれ組み込まれる。この商品払出ユニット6は、概略的
にはその上面を商品の載置面とした装置本体7と、この
装置本体7の上面からその内部に掛けて前後方向に周回
軌道を形成して設けられた無端状ベルト(無端状可撓
体)8と、この無端状ベルト8の外周に取り付けられた
押圧部材9とを備えている。そして商品の選択操作に応
じて無端状ベルト8を走行駆動し、上記押圧部材9を装
置本体7の上面後端部から前端部に向けて周回走行させ
ることで該装置本体7上に載置された商品(図示せず)
を押出し、その前方(商品コラム2の前面側)に払い出
す如く構成される。尚、図中10は、装置本体7の上面
に載置された商品により押圧されて該装置本体7の内部
に埋没して図示しない売り切れ検出スイッチを付勢する
売り切れ検出レバーである。
【0004】このような商品払出ユニット6をその下部
に組み込んで構成される商品コラム2は、一般的にはそ
の奥部に設けられた背面板と側壁をなす仕切板とにより
区画された商品収納空間を有し、その前面側に商品ガイ
ドを開閉自在に設けている。そして上記商品ガイドの下
方であって前記商品払出ユニット6の前端側の上部を1
個の商品だけが通過可能な程度に開口し、これを商品払
出口としている。しかして商品払出ユニット6を駆動す
ると、商品コラム2に収納されている最下位置の商品が
前記押圧部材9により押されて上記商品払出口からその
前方に払い出される。この際、その上に載置されている
次商品は前記商品ガイドにより前方への移動が阻止され
る。この結果、商品払出ユニット6を駆動する毎に最下
位置の商品から順に1個ずつその払い出しが行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで商品コラム2
に残されている商品が少ない場合、自動販売機に対して
外部から不本意な振動が加わると、商品の収納姿勢が崩
れて前記商品払出口から商品が脱落する虞がある。そこ
で従来では、例えば上記商品払出口に板ばね状の脱落防
止部材を設け、商品払い出しユニット6を駆動して商品
を払い出す際、押圧部材9により押し出される商品にて
上記脱落防止部材をそのばね力に抗して弾性変位させて
商品の払い出しを実現し、その後、前記ばね力を用いて
脱落防止部材を元の位置に復帰させるような工夫が試み
られている。
【0006】しかしながら商品の形状やその重さによっ
ては上記脱落防止部材のばね力が不足し、該脱落防止部
材が有効に機能しないことがあり、逆にそのばね力を強
くすると商品の払い出し自体が妨げられることがある。
また仮に脱落防止部材のばね力を調整可能に設けたとし
ても、各商品コラムへの収納商品の種別に応じて個々に
ばね力を調整することは非常に煩わしく、またその構成
が大掛かりとなることが否めない。
【0007】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たもので、その目的は、商品種別に拘わることなく商品
の不本意な脱落を効果的に防ぐことができ、しかも商品
の払い出しの妨げとなることのない脱落防止機能を備え
た商品払出装置および自動販売機を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
べく本発明に係る商品払出装置は、その上面を商品の載
置部とした装置本体の上面からその内部を通して前後方
向に周回軌道を形成して無端状可撓体を設けてなり、装
置本体の上面の後端部から前端部に向けて走行駆動され
る上記無端状可撓体に前記装置本体の上面に突出して前
記商品コラム内を移動して前記装置本体の上面に載置さ
れている商品を押し出す押圧部材を取り付けた構成の商
品払出ユニットに脱落防止部材を組み込んだものであっ
て、特に上記脱落防止部材を前記装置本体の前端部上面
に突出させると共にその前方側に回動自在に設け、この
脱落防止部材を前記押圧部材により押し出される商品に
より押圧して前傾させ、また商品の払い出しを完了して
前記装置本体の内部に入り込む前記押圧部材により押圧
して上記前傾姿勢を解除し、これによって前記装置本体
の上面前方に回動復帰するように設けたことを特徴とし
ている。
【0009】即ち、本発明に係る商品払出装置は、装置
本体の前端部上面に突出させると共にその前方側に回動
自在に設けた脱落防止部材を、押圧部材により押し出さ
れる商品により押圧して前傾させると共に、商品の払い
出し完了後の上記押圧部材の動きを利用して該押圧部材
が装置本体の内部に入り込む際、該押圧部材により前記
脱落防止部材を押圧してその前傾姿勢を解除し、これに
よって脱落防止部材を前記装置本体の上面前方に回動復
帰させるようにしたことを特徴としている。
【0010】本発明の好ましい態様は、請求項2に記載
するように、前記脱落防止部材を反転ばねを介して回動
付勢して前記装置本体の前端部上面に突出する脱落防止
位置と、前記装置本体の前端部前方側に回動した前傾位
置とに択一的に位置付けるようにし、脱落防止位置にあ
る脱落防止部材を押圧部材により押し出される商品によ
り押圧して上記脱落防止位置から前記反転ばねを反転さ
せる位置まで回動させることで前記前傾位置に回動変位
させ、また前傾位置に回動した脱落防止部材を商品の払
い出しを完了して前記前記装置本体の内部に入り込む前
記押圧部材により押圧して前記反転ばねを反転させる位
置まで回動させることで前記脱落防止位置に回動変位さ
せることを特徴としている。
【0011】更に本発明の好ましい態様は、請求項3に
記載するように前記脱落防止部材の回動軸を上下動自在
に支持し、この回動軸を前記押圧部材により押圧して下
方に変位させるようにし、この際、上記回動軸の前方に
設けられて該脱落防止部材の前傾姿勢を規制しているス
トッパとの当接部位を支点として前記脱落防止部材を回
動させて前記反転ばねを反転させるようにしたことを特
徴としている。
【0012】そして本発明に係る自動販売機は、請求項
4に記載するように上述した如く構成された商品払出装
置を商品コラムの下部に組み込んで構成したことを特徴
としている。また本発明に係る自動販売機は、請求項5
に記載するように、複数の商品を積み重ねて収納する商
品コラムと、この商品コラムの下部に組み込まれて該商
品コラムの奥部から手前側に向けて移動して該商品コラ
ムに収納された最下位置の商品をその前方に払い出す押
圧部材を備えた商品払出ユニットとを備え、更に前記商
品コラムの商品払出口に、前記押圧部材により上記商品
払出ユニットの上面から押し出される商品により押圧さ
れて該商品コラムの前方側に前傾して上記商品払出口を
開口すると共に、商品の払い出しを完了した後の前記押
圧部材により押圧されて上記前傾姿勢が解除されて前記
商品払出口に位置付けられる脱落防止部材を設けたこと
を特徴としている。
【0013】特に本発明の好ましい態様は、請求項6に
記載するように、前記商品払出ユニットとして、装置本
体の上面からその内部を通して前後方向に周回軌道を形
成して設けられ、上記上面の後端部から前端部に向けて
走行駆動される無端状可撓体に押圧部材を取り付けて該
押圧部材を前記装置本体の上面に突出させて前記商品コ
ラム内を移動して前記商品コラム内の最下位置の商品を
該商品コラムの前方に押し出す構成のものを用い、前記
脱落防止部材を、上記商品払出ユニットが取り付けられ
る商品コラムの基台に取り付けて前記商品払出ユニット
の前端部に対向して配置することを特徴としている。
【0014】またこのように上記商品コラムの基台に取
り付けられる脱落防止部材を、請求項7および請求項8
にそれぞれ記載するように、前述した如く商品払出装置
に組み込まれる脱落防止部材と同様に構成したことを特
徴としている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態に係る商品払出装置と自動販売機について説明す
る。図1および図2は本発明の一実施形態に係る商品払
出装置の概略構成を示している。この商品払出装置は図
3に示すように自動販売機における商品コラム2の下部
に組み込まれて該商品コラム2からの商品Sの払い出し
に用いられる。ちなみにこの商品払出装置は、箱状をな
す装置本体11の上面を商品の載置面としたもので、特
にその上面は後端部から前端部に掛けて上り坂をなす傾
斜面として実現されており、図3に示すように商品コラ
ム2の背面板21と協働して複数の商品Sを後傾させて
階段状に積み重ねるものとなっている。
【0016】尚、図3において22は商品コラム2の前
面に開閉自在に設けられた前面パネルを示しており、2
3は商品払出装置が載置固定される基台を示している。
前面パネル22は、基台23上に取り付けられて商品コ
ラム2の下部に組み込まれる商品払出装置の前端部との
間に、商品Sを1個ずつ払い出し可能な大きさの商品払
出口を形成して設けられ、商品コラム2内に積み重ねて
収納される複数の商品を前記商品払出装置の上面に案内
する商品ガイド、および前記商品払出装置の作動時にお
ける次商品の払い出し阻止部材として機能する。
【0017】さて上記装置本体11の上面中央部には、
無端状ベルト(無端状可撓体)12走行路をなす溝部1
3がその前後方向に亘って設けられており、上記無端状
ベルト12は、上記装置本体11の溝部13から該装置
本体11の内部を通って周回軌道を形成して掛け渡され
ている。この無端状ベルト12は、前記装置本体11の
内部に組み込まれた駆動モータ(図示せず)により、前
記溝部13を装置本体11の後端部から前端部に向けて
走行駆動される。
【0018】しかして前記無端状ベルト12の外周に
は、前記装置本体11の上面に突出して該上面に載置さ
れた商品(図示せず)の後端を押圧して該装置本体11
の前方側に押し出す押圧部材14が取り付けられてい
る。この押圧部材14は、例えば商品の高さよりも低
く、且つその幅よりも狭い形状をなして装置本体11の
上面に載置された最下位置の商品だけに当接し、且つ該
商品をその幅方向に傾きなく安定に前方側に押し出すべ
く、T字形状をなす部材として実現される。
【0019】また前記装置本体11の上面には、前記溝
部13の側方に位置して商品の売り切れ検出レバー15
が該上面に突出して設けられている。この売り切れ検出
レバー15は、装置本体11の上面に載置された商品に
より押圧されて装置本体11の内部に押し込められるも
ので、この売り切れ検出レバー15によって図示しない
売り切れ検出スイッチが付勢されて商品の存在が検出さ
れる。
【0020】尚、図1においては装置本体11の上面に
押圧部材14が突出した状態を示しているが、該押圧部
材14は常時は装置本体11の内部の所定の停止位置に
位置付けられる。そして駆動モータの通電による無端状
ベルト12の走行駆動に伴って前記押圧部材14は装置
本体11の後端部からその上面に突出し、その前方側に
向けて上記上面に沿って移動して該装置本体11の上面
に載置された商品を押し出す。そして押圧部材14は、
装置本体11の上面(商品コラム2の商品払出口)から
の商品の払い出しを完了した後、図2に示すように装置
本体11の前端部を回り込んで該装置本体11の内部に
入り込む。しかる後、装置本体11の内部の所定の位置
に前記押圧部材14が到達した時点で前記駆動モータの
通電が停止され、無端状ベルト12の走行を停止させる
ことで1回の商品払出動作が完了する。そして前記押圧
部材14は装置本体11の内部の前述した所定の停止位
置に位置付けられる。
【0021】ここでこの実施形態に係る商品払出装置が
特徴とするところは、上述した如く商品を押し出す押圧
部材14を無端状ベルト12に取り付けて構成される商
品払出ユニットにおける装置本体11の前端部に、例え
ば図3に示すように商品コラム2の商品払出口に位置付
けられて、該商品払出口(装置本体11の前端部)から
の商品の不本意な脱落を防止する為の板状の脱落防止部
材31を、その前方側に回動自在に設けた点にある。
【0022】特にこの脱落防止部材31は前記装置本体
11の前端部上面にその上端部を突出させて設けられて
おり、前記装置本体11の前方側に回動して前傾し得る
ように、その下端部が回動自在に支持されている。そし
てその上端部を装置本体11の前端部上面に突出させた
脱落防止位置に位置付けられた脱落防止部材31は、前
記押圧部材14により押し出される商品により押圧され
て前傾し、また商品の払い出しを完了して前記装置本体
11の内部に入り込む前記押圧部材14によりその下端
部側を押圧されて前記前傾姿勢を解除し、これによって
前傾位置から前記脱落防止位置に回動復帰するように設
けられている。
【0023】具体的には前記装置本体11の前端部に
は、その前方に突出して一対の側板32,32が幅方向
に所定の間隔を隔てて平行に設けられている。前記脱落
防止部材31は、その下端部に幅方向に突出させた回動
ピン33,33を前記側板32,32にそれぞれ穿たれた
長穴34,34に嵌め込むことで、上記回動ピン33,3
3を支点として前記装置本体11の前方側に回動して前
傾し得るように支持されている。特に上記長穴34,3
4は、その上端位置に前記回動ピン33,33を支持し
ているとき、前述した如く装置本体11の前端部を回り
込んでその内部に入り込む押圧部材14により前記脱落
防止部材31の下端部が押圧される位置に設けられてい
る。そして長穴34,34は、前記押圧部材14により
脱落防止部材31の下端部が押圧されたとき、この押圧
力を受けた前記回動ピン33,33を下端側に変位させ
ることで前記脱落防止部材31の下端部を前記押圧部材
14の周回軌道から退避させ、これによって押圧部材1
4の前記装置本体11の内部への進入を可能とする役割
を果たす。
【0024】また前記側板32,32間には、前記長穴
34,34の前方側に位置して梁状のストッパ35が設
けられている。このストッパ35は前述した如く長穴3
4,34の上端位置を回動支点として前方に回動する前
記脱落防止部材31に当接してその前傾姿勢(前傾位
置)を規制する役割を担うと共に、後述するように前記
長穴34,34と協働して脱落防止部材31をその前傾
位置からを前記装置本体11の前端部上面へと回動復帰
させるための支点としての機能をも担っている。
【0025】しかして前記回動ピン33,33の端部に
は、前記脱落防止部材31の前方側に延びるアーム体3
6,36が一体に設けられている。これらのアーム体3
6,36は、その先端部と前記側板32,32の上端部と
の間に引っ張りばね37,37を張架したもので、該引
っ張りばね37,37により前記脱落防止部材31を前
述した脱落防止位置または前傾位置に択一的に位置付け
るべく回動付勢されている。即ち、前記アーム体36,
36は、前記脱落防止部材31が前述した脱落防止位置
と前傾位置との途中位置に回動(前傾)した状態にある
とき、前記引っ張りばね37,37を最大限に延ばす向
きに設けられている。この結果、前記引っ張りばね3
7,37は、脱落防止部材31の回動(前傾)姿勢に応
じて前記アーム体36,36、ひいては前記脱落防止部
材31を脱落防止位置側または前傾位置側に択一的に回
動付勢する反転ばねとして機能するものとなっている。
【0026】かくして上述した如く回動自在に支持さ
れ、引っ張りばね37,37により回動付勢された脱落
防止部材31を備えた商品払出装置によれば、商品Sの
払い出しに伴って前記脱落防止部材31が次のように作
用する。この脱落防止部材31の作用を図4を参照して
説明すると、商品払出装置の非駆動時には、図4(a)に
示すように前記脱落防止部材31は前記引っ張りばね3
7,37のばね力を受けてその回動ピン33,33(回動
支点)を前記長穴34,34の上端に位置付けられると
共に、上方側に回動付勢されて前記商品払出口を塞ぐ脱
落防止位置に位置付けられた状態にある。この状態は、
後述するように押圧部材14の動きを利用して設定され
る。
【0027】しかして商品コラム2から商品Sを払い出
すべく商品払出装置を駆動すると、これによって前記無
端状ベルト12が走行駆動され、該無端状ベルト12に
取り付けられた押圧部材14が装置本体11の後端側か
らその上面に突出し、該装置本体11上に載置されてい
る商品Sを押し出す。この結果、押圧部材14により押
し出される商品Sは、図4(b)に示すようにその前端部
にて前記脱落防止部材31を前方に押し倒しながら装置
本体11の上面(商品コラム2内)から払い出される。
すると上記商品Sからの押圧力を受けた脱落防止部材3
1は、前記引っ張りばね37,37に抗して、前記回動
ピン33,33を支点として前方に向けて回動する。そ
して商品Sによる押圧を受けた脱落防止部材31の回動
に伴って前記引っ張りばね37,37がその最大伸張点
を越えると、今度は、該引っ張りばね37,37のばね
力を受けて前記脱落防止部材31が更に回動する。そし
て脱落防止部材31は、図4(c)に示すように前記スト
ッパ35に当接してその回動が規制され、その前傾姿勢
が保持される。このような脱落防止部材31の前傾動作
を伴いながら前記装置本体11上の商品Sは、前記装置
本体11の前端部への前記押圧部材14の移動に伴って
該装置本体11(商品コラム2内)から完全に払い出さ
れる。
【0028】さて上述した如くして装置本体11の上面
前端に移動して商品Sを払い出した押圧部材14は、そ
の後の無端状ベルト12の継続的な走行により図4(d)
に示すように装置本体11の前端部に回り込む。そして
図4(d)から図4(e)に掛けて示すように前記脱落防止
部材31の下端(基端部)を押圧し、その回動支点であ
る回動ピン33,33を長穴34,34に沿わせて下方に
変位させる。この長穴34,34に沿った回動ピン33,
33の下方への変位は、前記引っ張りばね37,37に
抗して行われる。
【0029】するとその下端(基端部)を下方に変位さ
せた前記脱落防止部材31は、長穴34,34の前方側
において前記ストッパ35に当接してその前傾姿勢が規
制されているので、該ストッパ35との当接部位を回動
支点として上方に向けて回動する。そしてこの回動に伴
って前記引っ張りばね37,37がその最大伸張点を越
えると、図4(f)に示すように今度は、該引っ張りばね
37,37のばね力を受けて前記脱落防止部材31が更
に上方に向けて回動し、図4(a)に示すように前述した
脱落防止位置に回動復帰し、商品払出口に位置付けられ
る。そしてこの脱落防止部材31の回動復帰に伴い、押
圧部材14は脱落防止部材31との当接が解除されるの
で、該脱落防止部材31によりその動きが妨げられるこ
となしに装置本体11の内部へと入り込む。この状態で
前述した如く無端状ベルト12の走行が停止され、押圧
部材14は装置本体11の内部の所定の停止位置に位置
付けられる。
【0030】以上の動作過程に示されるように、装置本
体11の前端部に上述した如く回動自在に設けられた脱
落防止部材31は、引っ張りばね37,37の付勢力を
受けて商品払出装置の非駆動時には装置本体11の上面
前方に突出して商品コラム2の商品払出口を遮るように
位置付けられる。この結果、脱落防止部材31は該商品
コラム2(装置本体11の上面)からの商品Sの不本意
な脱落を阻止する如く機能する。そして商品払出装置の
駆動時には、前記脱落防止部材31は前記押圧部材14
により押し出される商品Sの前端部にて押圧され、引っ
張りばね37,37に抗してその前方に向けて回動(前
傾)する。そして或る程度回動(前傾)すると、その回
動に伴って反転作用を呈する引っ張りばね37,37の
付勢力を受けて前記ストッパ35に当接する位置まで回
動する。
【0031】従って商品Sを押し出す押圧部材14の駆
動力としては、前記引っ張りばね37,37を反転させ
る程度まで前記脱落防止部材31を回動(前傾)させる
だけで良く、その後、脱落防止部材31は引っ張りばね
37,37の力を受けて前傾位置まで回動するので、前
記押圧部材14は比較的軽い力で脱落防止部材31を押
し退けながら商品Sを確実に払い出すことができる。特
に商品Sの払い出しが完了するまで、引っ張りばね3
7,37に抗する脱落防止部材31の押圧状態を保つ必
要がなく、引っ張りばね37,37を反転させる程度ま
で脱落防止部材31を押圧して回動(前傾)させるだけ
でよい。従って、例えば商品払い出し動作の初期時に脱
落防止部材31を所定量だけ押圧変位させてその前傾位
置に回動させるようにすれば、その時点から脱落防止部
材31が商品Sの払い出し経路から外れるので、その後
の商品払い出し動作の円滑化を図ることが可能となる。
【0032】そして押圧部材14の移動により上述した
如く商品の払い出しが完了すると、装置本体11の前端
部に回り込んで装置本体11の内部に入り込もうとする
押圧部材14は、前述した如く前傾した脱落防止部材3
1の下端(基端部)に当接し、これを押圧してその回動
支点である回動ピン33,33を下方に変位させる。す
ると上述した如く脱落防止部材31はストッパ35との
当接部位を支点として上方に向けて回動し、引っ張りば
ね37,37を反転させて元の脱落防止位置に復帰す
る。即ち、押圧部材14は商品払い出し後に装置本体1
1の前端部を回り込んで該装置本体11の内部に入り込
む一連の走行過程において、前傾位置に回動して商品払
出口を開放している脱落防止部材31に当接し、その動
きによって脱落防止部材31を回動させ、引っ張りばね
37,37のばね力を利用して該脱落防止部材31を脱
落防止位置に回動復帰させる。
【0033】換言すれば脱落防止部材31は、商品払い
出し完了後における押圧部材14の動きを利用して回動
し、その後は引っ張りばね37,37のばね力を利用し
て脱落防止位置に復帰することができる。従って前記押
圧部材14の駆動力が軽い場合であっても、前記脱落防
止部材31を確実に脱落防止位置に復帰させることがで
きる。またこのようにして脱落防止部材31の下端(基
端部)を下方に変位させて該脱落防止部材31を回動さ
せた後には、その回動によって上記脱落防止部材31の
下端(基端部)が押圧部材14の走行経路から外れるの
で、押圧部材14は円滑に装置本体11の内部に入り込
む。
【0034】故に上記構造の商品払出装置を商品コラム
2の下部に組み込んだ自動販売機によれば、前述した脱
落防止部材31は、反転ばね37,37によるばね力を
利用しながら、商品コラム2から払い出される商品Sに
押されて前方に回動して商品払出口を開放し、また商品
払い出し完了後の押圧部材14の動きを利用して元の脱
落防止位置に復帰するので、商品払出口からの不本意な
商品の脱落を確実に防止することができる。しかも押圧
部材14の動きを利用して前傾位置での姿勢保持が解除
されて元の脱落防止位置に復帰するので、引っ張りばね
37,37としてさほど大きなばね力を必要とせず、従
ってそのばね力が脱落防止部材31に過度に作用して商
品Sの払い出しが妨げられる虞もない。
【0035】特に引っ張りばね37,37は、反転作用
を呈して脱落防止部材31を脱落防止位置または前傾位
置(開放位置)に択一的に位置付けるので、商品Sによ
る脱落防止部材31の押圧力、および押圧部材14によ
る脱落防止部材31の基端部の押圧力としては、前記引
っ張りばね37,37を反転させる程度の力で十分であ
る。
【0036】ちなみに従来の板ばね状の脱落防止部材を
設けたものにあっては、商品Sの払い出しが完了するま
で該商品Sにて上記脱落防止部材を開放位置に保持する
必要があったことに比較すれば、その押圧力を大幅に少
なくし、また押圧力を作用させる時間も大幅に短縮する
ことができる。また商品払い出し完了後の押圧部材14
の動きにより脱落防止部材31が確実に、且つ速やかに
商品払出口に位置付けられるので、商品コラム2内に残
された商品Sが少ない状態において外部から大きな衝撃
や揺れが加わった場合においても、商品Sの不本意な落
下や2個落ち等を確実に防ぐことができる。
【0037】尚、本発明は上述した実施形態に限定され
るものではない。上述した実施形態においては、脱落防
止部材31を商品払出ユニット(装置本体11)の前端
部に一体的に組み込むことで脱落防止機構を備えた商品
払出装置を実現した例を示したが、脱落防止部材31を
主体とする前述した構成の脱落防止機構を商品コラム2
の前述した基台23の前端部に取り付け、該基台23に
取り付けられる商品払出ユニットの前端部に対向配置す
るようにしても良い。このような構成を採用すれば、既
存の自動販売機の商品コラム2を若干改造して上記脱落
防止機構を組み込むようにすれば良いので、商品コラム
2の下部に組み込まれている既存の商品払出ユニットを
そのまま活用することが可能となり、その実用的利点が
高い。
【0038】また前述した如く脱落防止機構を備えた商
品払出装置によれば、既存の自動販売機の商品コラム2
に組み込まれている商品払出ユニットと交換するだけ
で、その脱落防止機構の機能を十分に発揮させることが
できるので、この点でも実用的利点が高い。更には前述
した例においては、脱落防止部材31の回動支点を上下
動自在に支持し、回動ピン33,33を下方に変位させ
たとき、ストッパ35を利用して脱落防止部材31を上
方に回動させることにより反転ばね37,37を反転さ
せるようにしたが、例えば脱落防止部材31の下端部に
内側に張り出してフランジ部を設け、このフランジ部を
前記押圧部材14により押圧することで該脱落防止部材
31を上方に向けて回動させ、これによって反転ばね3
7,37を反転させるように構成することもできる。そ
の他、反転ばねとしてねじりばねを用いることも可能で
あり、要するに本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種
々変形して実施することができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、商
品払出装置本体の前端部上面に突出してその前方側に回
動自在に設けられた脱落防止部材が、押圧部材により押
し出される商品により押圧されて前傾すると共に、商品
の払い出しを完了して前記装置本体の内部に入り込む前
記押圧部材により押圧されて上記前傾姿勢が解除されて
前記装置本体の上面前方に回動復帰するので、上記脱落
防止部材を装置本体の上面前方に確実に位置付けること
ができ、商品の不本意な脱落を確実に防止することとが
できる。特に押圧部材の動きを積極的に利用して脱落防
止部材の姿勢を制御するので、その確実な動作を期待す
ることができる。
【0040】また請求項2に記載するように反転ばねを
用いて前記脱落防止部材を、前記装置本体の前端部上面
に突出する脱落防止位置と、前記装置本体の前端部前方
側に回動した前傾位置とに択一的に位置付けるように
し、上記反転ばねが反転する程度まで押圧部材の動きを
利用して脱落防止部材を回動させるだけで良いので、脱
落防止部材の動き(姿勢)を非常に簡単に制御すること
ができる。
【0041】更に請求項3に記載するように前記脱落防
止部材の回動支点を上下動自在に支持し、この回動軸を
下方に変位させることで、上記回動軸の前方に設けられ
て該脱落防止部材の前傾姿勢を規制するストッパとの当
接部位を支点として前記脱落防止部材を回動させるの
で、非常に簡単に脱落防止部材を回動復帰させることが
できる。
【0042】また上述した如く機能する脱落防止機構を
商品払出ユニットとは別体として準備し、これを商品払
出ユニットに対向させて商品コラムに組み込むことで、
既存の商品払出ユニットを有効に活用して脱落防止機構
を組み込むことが可能となる等の効果が奏せられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る商品払出装置の概略
構成を示すものであって、特に脱落防止部材が脱落防止
位置に位置付けられた状態を示す図。
【図2】本発明の一実施形態に係る商品払出装置の概略
構成を示すものであって、特に脱落防止部材が前傾した
状態を示す図。
【図3】図1に示す商品払出装置を商品コラムに組み込
んだ状態を示す図。
【図4】商品払出装置に組み込まれた脱落防止部材の動
きを分解して示す図。
【図5】自動販売機の概略構成を示す図。
【図6】従来一般的な商品払出ユニットの概略構成を示
す図。
【符号の説明】
2 商品コラム 11 装置本体 12 無端状ベルト 14 押圧部材 21 背面板 22 前面パネル 23 基台 31 脱落防止部材 32 側板 33 回動ピン 34 長穴 35 ストッパ 36 アーム体 37 引っ張りばね(反転ばね)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の商品を積み重ねて収納する商品コ
    ラムの下部に組み込まれて該商品コラムに収納された最
    下位置の商品をその前方に払い出す商品払出装置であっ
    て、 上面を商品の載置部とした装置本体と、 この装置本体の上面からその内部を通して前後方向に周
    回軌道を形成して設けられ、上記上面の後端部から前端
    部に向けて走行駆動される無端状可撓体と、 この無端状可撓体に取り付けられて前記装置本体の上面
    に突出して前記商品コラム内を移動して前記装置本体の
    上面に載置されている商品を押し出す押圧部材と、 前記装置本体の前端部上面に突出してその前方側に回動
    自在に設けられ、前記押圧部材により押し出される商品
    により押圧されて前傾すると共に、商品の払い出しを完
    了して前記装置本体の内部に入り込む前記押圧部材によ
    り押圧されて上記前傾姿勢が解除されて前記装置本体の
    上面前方に回動復帰される脱落防止部材とを具備したこ
    とを特徴とする商品払出装置。
  2. 【請求項2】 前記脱落防止部材は、反転ばねを介して
    回動付勢されて前記装置本体の前端部上面に突出する脱
    落防止位置と、前記装置本体の前端部前方側に回動した
    前傾位置とに択一的に位置付けられるものであって、前
    記脱落防止部材は、前記押圧部材により押し出される商
    品により押圧されて前記脱落防止位置から回動して前記
    反転ばねを反転させて前記前傾位置に回動変位し、商品
    の払い出しを完了して前記前記装置本体の内部に入り込
    む前記押圧部材により押圧されて前記前傾位置から回動
    して前記反転ばねを反転させて前記脱落防止位置に回動
    変位することを特徴とする請求項1に記載の商品払出装
    置。
  3. 【請求項3】 前記脱落防止部材は、上下動自在に支持
    された回動軸を前記押圧部材により押圧されて下方に変
    位させ、上記回動軸の前方に設けられて該脱落防止部材
    の前傾姿勢を規制するストッパとの当接部位を支点とし
    て回動することを特徴とする請求項2に記載の商品払出
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の商品
    払出装置を、商品コラムの下部に組み込んだことを特徴
    とする自動販売機。
  5. 【請求項5】 複数の商品を積み重ねて収納する商品コ
    ラムと、 この商品コラムの下部に組み込まれ、該商品コラムの奥
    部から手前側に向けて移動して該商品コラムに収納され
    た最下位置の商品をその前方に払い出す押圧部材を備え
    た商品払出ユニットと、 前記商品コラムの商品払出口に設けられ、前記押圧部材
    により押し出された商品により押圧されて該商品コラム
    の前方側に前傾して上記商品払出口を開口すると共に、
    商品の払い出しを完了した後の前記押圧部材により押圧
    されて上記前傾姿勢が解除されて前記商品払出口に位置
    付けられる脱落防止部材とを具備したことを特徴とする
    自動販売機。
  6. 【請求項6】 前記商品払出ユニットは、装置本体の上
    面からその内部を通して前後方向に周回軌道を形成して
    設けられ、上記上面の後端部から前端部に向けて走行駆
    動される無端状可撓体に押圧部材を取り付けてなり、該
    押圧部材を前記装置本体の上面に突出させて前記商品コ
    ラム内を移動して前記商品コラム内の最下位置の商品を
    該商品コラムの前方に押し出すものであって、 前記脱落防止部材は、上記商品払出ユニットが取り付け
    られる商品コラムの基台に取り付けられて前記商品払出
    ユニットの前端部に対向して配置されることを特徴とす
    る請求項5に記載の自動販売機。
  7. 【請求項7】 前記脱落防止部材は、反転ばねを介して
    回動付勢されて前記商品払出口を閉じる脱落防止位置
    と、前記商品払出口を開口する前傾位置とに択一的に位
    置付けられるものであって、 前記脱落防止部材は、前記押圧部材により押し出される
    商品により押圧されて前記脱落防止位置から回動して前
    記反転ばねを反転させて前記前傾位置に回動変位し、商
    品の払い出しを完了して装置本体の内部に入り込む押圧
    部材により押圧されて前記前傾位置から回動して前記反
    転ばねを反転させて前記脱落防止位置に回動変位するこ
    とを特徴とする請求項6に記載の自動販売機。
  8. 【請求項8】 前記脱落防止部材は、上下動自在に支持
    された回動軸を前記押圧部材により押圧されて下方に変
    位させ、上記回動軸の前方に設けられて該脱落防止部材
    の前傾姿勢を規制するストッパとの当接部位を支点とし
    て回動することを特徴とする請求項7に記載の自動販売
    機。
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