JPH11273080A - 光記録再生装置 - Google Patents

光記録再生装置

Info

Publication number
JPH11273080A
JPH11273080A JP10069724A JP6972498A JPH11273080A JP H11273080 A JPH11273080 A JP H11273080A JP 10069724 A JP10069724 A JP 10069724A JP 6972498 A JP6972498 A JP 6972498A JP H11273080 A JPH11273080 A JP H11273080A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical recording
reproducing apparatus
recording
laser
semiconductor laser
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10069724A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Nakatsuka
慎一 中塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP10069724A priority Critical patent/JPH11273080A/ja
Publication of JPH11273080A publication Critical patent/JPH11273080A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Optical Head (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速高密度の光記録再生装置を実現する。 【解決手段】 光記録再生装置の光源である半導体レー
ザの駆動電流を制御して、記録媒体の面上の異なる複数
の位置にレーザ光が集光させることで、これらの複数の
位置において同時に情報の記録又は再生を行う。具体的
には、記録媒体上の異なる位置にレーザ光を集光させる
機能を有する上記半導体レーザを異なる周波数のパルス
状電流により駆動する。 【効果】 記録面上の近接した位置への情報の記録再生
が容易に実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光記録再生装置に係
り、記録媒体に形成された複数のトラックを同時に走査
可能な光記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクとして知られる光記録媒体に
形成された記録トラック(情報を保持するピットが一次
元的に配列して形成される領域、以下、トラックと呼
ぶ)を複数のレーザ・ビームで走査する技術は、例え
ば、特開平8−190728号公報に記載されている。
【0003】この公報に記載された光記録再生装置は、
図14に示す如く、マルチビーム半導体レーザ501(図
は、2ビーム・レーザを開示)、これから放射された複
数のレーザ光を夫々平行な光束にするコリメータレンズ
503、複数の平行光束の夫々を円形ビームに成形するビ
ーム成形プリズム504、円形ビームに成形された複数の
平行光束を記録媒体(光ディスク)506上に複数のスポ
ットとして集光する対物レンズ505からなる光学系を有
する。光ディスク506は、その周縁部が上記光学系から
のレーザビームの照射を受けるように配置され、その中
心に設けられた回転装置(図示せず)により、あたかも
上記光学系からのレーザスポットがその周縁部を周回す
るように回転される(図14は、光ディスクを側方から
見た様子を示す)。レーザ光は円偏光の状態で記録媒体
506に照射され、この記録媒体で反射されたレーザ光は
偏光状態を保持して上記ビーム成形プリズム504に入射
し、ここで直線偏光に変換された後、この内部に設けら
れた部分偏光ビームスプリッタ507によって受光素子
(図示せず)のある側へ導かれる。
【0004】上記マルチビーム半導体レーザ501の端面
の黒丸部分と白丸部分から夫々放射されたレーザビーム
は、上記光学系を介し記録媒体506に形成されたトラッ
ク(図示せず)に別々に照射される。レーザ光の照射態
様は、黒丸部分からのレーザ光が照射された部分を所定
の時間後に白丸部分からのレーザ光が照射されるように
光学系と記録媒体506の回転装置とを配置し、前者の照
射で記録媒体506に情報を記録し、その記録情報を後者
の照射で再生するダイレクト・ベリファイ(先行ビーム
による書き込みと後行ビームによる書き込み内容の確認
を同時におこなう)方法や、複数のトラックに同時にレ
ーザ光を照射することで、情報を高速に記録し又は再生
する等、バリエーションがある。また、マルチビーム半
導体レーザ501に備え付けられたティルト(傾斜)・ス
ペーサ502は、複数のレーザビームのコリメータレンズ5
03に対する相対ピント位置を、マルチビーム半導体レー
ザ501の端面位置を微動させることで補正するものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、2本のレーザビームにより読み出された異なるトラ
ックの信号を分離する手段は検出素子の空間的な分離の
みであった。例えば、従来の光情報記録再生装置で採用
されている4分割受光素子(QPD,Quadrant Photodi
ode)を用いるにしても、そもそもの用途が一つの光源
からのフォーカス誤差を検出するものであるから、数μ
mオーダで平行して放出された光を分離して検出するこ
とは困難を極める。
【0006】このため、検出用の光学素子に対するビー
ム集光位置の制御はマルチビーム半導体レーザのストラ
イプ間隔程度の制御が必要となり、レーザ光の検出に際
しては高度の調整が必要とされた。そして、光記録再生
装置の低価格化のためには、このような調整の要らな
い、より単純な方式が望まれた。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明では、半導体レーザの駆動方法により記録面
上の異なる複数の位置にレーザ光が集光される機能を半
導体レーザに付加し、各レーザ光集光位置に照射される
レーザ光を記録媒体の追従速度に比べ十分に高い互いに
異なる周波数のパルス光とし、かつこのパルス光が時間
的に重複して照射されることがないように光記録再生装
置を駆動することを考案した。
【0008】発光位置を変化させる手段の一つとして発
光位置が注入電流量により変化する機能を有する半導体
レーザを用い、各記録位置に対応した波高値のパルス電
流を情報の記録及び再生に最適の平均エネルギー密度と
なるデューティ比で通電することにより記録及び再生を
行うことを考案した。
【0009】また、このような特殊な機能を有する半導
体レーザに限らず、通常のアレイ型半導体レーザであっ
てもパルス電流のデューティ比を10%以下とすれば発
光位置が十分近接したアレイであっても熱的相互干渉の
問題が起こらず高速で高記録密度の光記録再生装置を与
えられることも併せて考案した。半導体レーザの熱的干
渉は半導体レーザの通電による発熱による温度上昇によ
ってしきい値電流が増大することにより引き起こされ
る。半導体レーザを低デューティ高出力のパルスで駆動
すると半導体レーザのエネルギー変換効率が高出力にな
るほど良くなるため、同じ平均パワーを得るための発熱
量が減少する。また、温度による半導体レーザの光出力
ー電流特性の変化は主にしきい値電流の増大であり、微
分発光効率の変化が小さくなるという効果もあり、低デ
ューティパルス駆動はクロストーク防止に大きな効果を
有する。本光記録再生装置においては異なる集光点から
の再生信号は同一の受光素子により検出され、周波数フ
ィルタ回路により信号分離されて情報再生を行うので従
来技術のように信号を空間的に分離する必要はなく安価
な装置構成が可能であった。
【0010】以上の議論に基づき、本発明は、複数のレ
ーザ光を発振する光源である半導体レーザと、この半導
体レーザに駆動電流を供給する手段と、光記録面を有す
る記録媒体と、この半導体レーザより出射した複数のレ
ーザ光を光記録面上に夫々集光する光学系と、上記記録
媒体を保持し且つ上記光学系に対するその位置を制御す
る記録媒体保持手段とを有する光記録再生装置であっ
て、上記駆動電流供給手段から半導体レーザに供給され
る駆動電流により上記記録面上の異なる複数の位置にレ
ーザ光が集光される機能を有し、上記複数の位置に対し
同時に情報の記録および再生を行うことを基本的な特徴
とする光記録再生装置(光情報処理装置とも呼ばれる)
を提供する。その望ましき態様としては、上記複数のレ
ーザ光集光位置に照射される各々のレーザ光は記録媒体
の追従速度に比べ十分に高い互いに異なる周波数のパル
ス光であり、該パルス光は時間的に重複して照射される
ことがないようにすることが推奨される。
【0011】望ましき実施形態の一例としては、上記半
導体レーザに発光位置(レーザ光の発振位置)が注入電
流量により変化する機能を有し、各記録位置に対応した
波高値のパルス電流を情報の記録及び再生に最適の平均
エネルギー密度となるデューティ比で通電することによ
り記録及び再生を行うことにある。この場合、半導体レ
ーザに駆動電流として供給されるパルス電流は、デュー
ティ比が10%以下とすることが推奨される。
【0012】更に、上述の光記録再生装置を実現するに
望ましい構成要件の組合せは、以下のとおりである。
【0013】第1点としては、上記記録媒体状の異なる
集光点からの再生信号は同一の受光素子により検出さ
れ、周波数フィルタ回路により信号分離されて情報再生
を行うことである。
【0014】第二点は、上記複数のレーザ光照射位置を
光ディスクの同一トラック上に相前後して設定し、ディ
スク回転に対し先行するレーザ光を情報の書き込みに、
後行するレーザビームを書き込まれた情報の確認に用い
るよう、前者のレーザ光出力を後者のそれより高く設定
することである。
【0015】第3点としては、上記複数のレーザビーム
を3個の異なる周波数で変調されたレーザビームとして
発振し、これらを光ディスクの回転に伴い当該光ディス
クのトラックの軸方向にのびた3本の等間隔の線上を走
査するように配し、且つ個々のスポットの信号を周波数
別に検出することによって、等間隔の線のうち両端の2
本の信号を用いて中央の線がトラックの中心線に一致す
るように制御することである。
【0016】以上に述べた本発明の光記録再生装置の全
容は、次の発明の実施の形態の欄にて明らかに説明され
る。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明による光記録再生装置の具
体的な実施形態を、以下の実施例1乃至3及び夫々の関
連図面を参照して説明する。
【0018】<実施例1>図1から図6を参照して、本
発明の第1の実施例の光記録再生方法を示す。まず本実
施例で用いた半導体レーザの構造を図1および図2に示
す。101はGaAs基板を示しており、このGaAs
基板101は、(100)面ジャストまたは(100)
面から[011]方向に傾斜した面方位を有し、n型I
0.5 (Ga0.3 Al0.70.5 Pからなる厚さ1μm
程度のn型クラッド層102が堆積されている。このn
型クラッド層102上には、アンドープIn0.5 (Ga
0.3Al0.70.5 Pからなる光ガイド層103で挾持さ
れている活性層104が設けられている。なお、活性層
104は如何なる発光層でも良く、例えば、ダブルヘテ
ロ構造のように均一な構造のものでも、MQW構造のよ
うにエネルギ−的に変調を受けている構造のものでも用
いることが可能である。
【0019】光ガイド層103上には、p型In0.5
(Ga1-XAlX0.5Pからなる厚さ1μm程度のp型
クラッド層105およびp型In0.5Ga0.5Pキャップ層1
06が設けられている。p型クラッド層105の中央部
は隆起(リッジ)状107に形成されている。このよう
なリッジ構造107のp型クラッド層105は通常のエ
ッチング技術を用いて形成でき、このリッジ構造により
水平方向に光を閉じ込める。また、リッジ構造107上
面にはリッジ構造と軸の位置が約2μmずれた通電領域
108が設けられており、この通電部分以外の領域はn
型電流ブロック層109でおおわれている。
【0020】n型電流ブロック層109およびp型キャ
ップ層106上には、p型GaAsからなるp型コンタ
クト層110を介してAu・Zn合金からなるp側電極
111が設けられている。そして、GaAs基板1の裏
面には、Au・Ge合金からなるn側電極112が設け
られている。上記各半導体層は、例えば、MOCVD法
等のCVD法を用いて成長形成する。また、図2のよう
にリッジ構造107と中心軸のずれた電流注入領域10
8はリッジ形成のためのホトレジストマスクと電流注入
領域形成のための酸化珪素マスクを酸化珪素のサイドエ
ッチングを利用して自己整合的に形成することにより容
易に作製可能である。このような構造のウエハを長さ約
600μmにへき開してレ−ザチップとした。通電領域
に流れる電流を変化するとこの部分での屈折率がリッジ
構造による導波路に対し非対称になるため電流注入量に
従ってビ−ムの曲がりが生じる。動作電流が50mA、
65mAおよび80mAの場合のレーザ光強度の分布は
図3のようになり、動作電流が増加するに伴い発光位置
が右側に移動するとともに光り出力も電流にほぼ比例し
て増大する特性がえられた。
【0021】次に、本半導体レーザを用いた光記録再生
装置の構成に関して図4および図6を用いて説明する。
図4に示されるように、本実施例の光記録再生装置で
は、半導体レ−ザ101より出射したレーザ光102
(波長630nm)はコリメータレンズ115で並行光
線となり楕円補正プリズム116、ビームスプリッタ1
17、1/4波長板118などの光学部品を通った後、
集光レンズ119により記録媒体上に集光される。光記
録媒体は、図5が示すようにランド部(凸部)121と
グルーブ部(凹部)122が0.6μm間隔で繰り返す構
造を有しており、ランド部とグルーブ部双方に情報の記
録を行う。光記録媒体120を1800rpmで回転さ
せ、集光レンズ119(開口比:0.55)で集光して光記
録層に照射した。
【0022】半導体レーザの駆動信号は図6に示すよう
な2種類のパルス列(パルス列1及び2)が重積したパ
ルス電流(パルス列1+2)により構成される。第1の
パルス列はピーク出力100mW、デューティ比30
%、周波数70MHz、平均出力30mWのレーザ光を
照射せしめ、光ディスクの書き込みに用いる。第2のパ
ルス列はピーク出力50mW、デューティ比10%、周
波数50MHz、平均出力5mWのレーザ光を照射し
た。これらのビームは前記の半導体レーザの動作電流に
より光出力のみではなくビーム出射位置も変化するため
ディスク上の異なった点に集光する。本実施例において
は、平均出力30mWのビームと平均出力5mWのビー
ムが同一トラック上に30mWのビームが先行するよう
に照射されるように半導体レーザを配置した。
【0023】本装置による記録再生の信号処理は次のよ
うに行なった。記録情報123はまずコ−ド変換回路1
24に入力され、コ−ド変換されてデジタル情報に変換
される。このデジタル情報は変調回路125においてク
ロック生成回路126で生成された70MHzのクロッ
ク信号に同期したパルス状のレ−ザ駆動信号に変換され
る。一方、読み出し用パルス列はクロック生成回路12
6で生成された50MHzのクロック信号に同期したパ
ルス状のレ−ザ駆動信号として書き込み用信号に重積さ
れる。レ−ザ駆動回路127はこうして得られたレーザ
駆動信号に従ってレ−ザを駆動する。信号検出の際に読
み出し信号を書き込み信号と分離して読み出す必要があ
り、本実施例において両親号の変調周波数の差を利用し
て信号分離を行った。検出器128により検出された読
みだし信号は検出回路129により増幅され、この検出
信号を再生用パルスと同期したバンドパスフィルタ13
0により分離して再生信号とする。再生信号はそれぞれ
の再生回路131で2値化され、再生デジタル情報とな
りコ−ド変換回路132に送られてコ−ド変換され、両
再生回路系の出力を合成して最終的な再生情報133を
える。
【0024】<実施例2>本発明の第2の実施例として
本発明の半導体レーザを用いて光ディスクのトラッキン
グを行った例を図7乃至10を参照して説明する。
【0025】本実施例の光記録再生装置に用いた半導体
レーザ構造は、実施例1で用いたものとほぼ同様の構造
を有するものである。本半導体レーザを動作電流が50
mA、65mAおよび80mAで駆動した場合のレーザ
光強度の分布は図7のようになり、動作電流が増加する
に伴い発光位置が右側に移動するとともに光出力も電流
にほぼ比例して増大する特性がえられた。
【0026】このような半導体レーザを図8のように、
90MHz、ピーク出力50mW、デューティ比10%
のパルス(パルス列1)と、70MHz、ピーク出力6
5mW、デューティ比8%のパルス(パルス列2)と、
50MHz、ピーク出力80mW、デューティ比6%の
パルス(パルス列3)との3種類の周波数のパルスを実
施例1と同じ要領で重積したパルス電流により駆動した
(なお、図8には重複したパルス波形は図示せず)。こ
れによりレーザ光は図9のように光ディスク上の僅かに
ずれた3点に各周波数ごとに集光される。
【0027】本実施例の光記録再生装置の概要は、図1
0に示す如く、概ね実施例1(図4参照)のそれと類似
する(従って、実施例1と共通する構成要件の説明は割
愛する)。しかし、その使い方(機能)に実施例1との
主たる相違がある。
【0028】図10の概要図に示すように、光ディスク
より反射したレーザ光は光検出器により電気信号に変換
され、この電気信号は実施例1の場合と同様にクロック
周波数に同期した周波数フィルタを用いて各周波数ごと
に分離される。分離された信号のうち90MHzおよび
50MHzの信号はトラッキングエラー検出信号として
用いられ、70MHzの信号が読み出し信号として用い
られる。
【0029】さらに、本実施例においては70MHzの
信号のピーク出力及びデューティ比を最適化することに
よりトラッキングの微調整を行う機能を付加した。光デ
ィスクの高記録密度化に伴い情報を記録するトラックの
間隔が狭くなってきた結果、従来の光ディスクにおいて
は荒い位置制御と精密な位置制御を行う2つの位置制御
機構が必要であったが、本実施例によれば機械的位置制
御機構は荒いもののみですむため低コスト化が図れる
上、位置制御の時間的応答性も従来に比べ高速となっ
た。さらに、本装置によればトラッキング信号を得るた
めの光ビームの位置はビームスプリッタなどの部品の特
性ではなく電気信号で制御できるため、トラック間隔が
様々な値に設定されている旧仕様の光ディスクに対して
もパルスのピーク出力とデューティ比を適切に設定する
れば最適のトラッキング用ビーム間隔を得ることができ
るという利点もあった。また、本方式によればトラック
上のビーム照射位置を振動させ、この振動をトラッキン
グ位置検出信号として用いることも可能であった。
【0030】<実施例3>本発明の第3の実施例とし
て、実施例1と同様のパルス変調した半導体レ−ザを用
いる光記録再生装置において複数の半導体レ−ザ光源を
用い、パルス変調の周波数を変えることにより、より高
速の情報再生を可能とした例を示す。
【0031】図11に本発明に用いた半導体レーザの構
造を示す。本構造はサファイア基板(C面)301上に
GaNバッファー層302を約200オングストローム
の膜厚で成長させ、さらにn型GaN層303、n型Ga
0.8Al0.2Nクラッド層304、n型GaN光ガイド層30
5、InGaN活性層306、p型GaN光ガイド層3
07、p型Ga0.8Al0.2Nクラッド層308、p型GaN
キャップ層309を順次成長した。次に、このp型のG
aN層309の表面に通常の気相化学堆積法及びフォト
リソグラフ技術を用いてストライプ状のSiO2マスク
を形成し、このSiO2 をマスクとしてリアクエティブ
イオンエッチング法によりp型Ga0.8Al0.2Nクラッド層
308まで除去する。次に、リッジ状に残ったp型Ga
0.8Al0.2Nクラッド層308から上の層をマグネトロン
スパッタ法により形成したAlN膜310およびポリイミ
ド樹脂311により埋め込み、ポリイミド樹脂のエッチ
バックによりリッジ先端を露出させて再びAlN膜310
をリアクエティブイオンエッチング法によりエッチング
して導波路の形成と電流通路の形成を自己整合的に行っ
た。次にアノード電極取り出しのために発光領域以外の
ウエハの一部でGaN層303に達するエッチングを行
いn−GaN層303及びp型のGaNキャップ層30
9の表面にタングステン電極312を形成、リアクティ
ブイオンビームエッチング法により垂直端面を形成して
半導体レーザ構造とした。さらに、この垂直端面にリア
クティブイオンビーム蒸着法によりAlNコーティング膜
313を形成すると端面部分において窒素系半導体同士
の混晶化により良好な窓構造が形成でき、従来の半導体
レーザにみられた端面破壊現象は全くみられなかった。
これにより本半導体レーザは光出力500mWまでパル
ス動作可能であった。本実施例の半導体レーザにおいて
はこのようなストライプ状の半導体レーザをストライプ
幅2μm、ストライプ間隔6μで形成した。本半導体レ
ーザの一方のストライプを50MHz、光出力300m
W、デューティ比2.0%のパルス光で駆動し、他の一方
を30MHz、光出力450mW、デューティ比1.7%
のパルス光で駆動して実施例1と同様の光記録を行っ
た。本実施例の場合、半導体レーザの出力が大きいので
書き込み時でもデューティ比は10%及び6.7%であ
り、読み出し時には2%及び1.3%であった。
【0032】本実施例の光記録再生装置の概要は、図1
2に示す如く実施例1及び2と概ね共通するが、光ディ
スクに対する複数のレーザ光照射位置の配列を実施例1
より90°程変えてある点が相違する。即ち、半導体レ
ーザから出射したレーザ光を図12の概要図に示した構
成の光学系により光ディスク上に集光すると、半導体レ
ーザに於ける発光点の位置の相違が、図13に示す如く
光ディスクの半径方向に現れ、その結果、レーザ光は光
ディスク上の別々のトラック上に集光される。各トラッ
クからの反射光は図12に示す信号処理回路により実施
例1及び2と同様に周波数別に信号分離されて再生情報
を得る。
【0033】半導体レーザのエネルギー変換効率が出力
が大きくなるほど高くなること、および温度変化による
半導体レーザの特性変化は主にしきい値電流に現れるの
で、大出力になるほど温度変化による出力の変動率が小
さくなることがストライプ間の熱的相互作用抑制に有利
に働き、ストライプ間隔がわずか6μmであっても読み
出し時および書き込み時のストライプ間の熱的相互作用
はほとんどなく良好な記録および再生特性が得られた。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば高速高密度の光記録再生
装置が精密な機械精度を必要とせずに形成することが可
能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の半導体レーザの断面構
造図。
【図2】本発明の第1の実施例の半導体レーザの上面構
造図。
【図3】本発明の第1の実施例の半導体レーザにおける
注入電流と発光位置(横軸)のシフトを示すスペクトル
図。
【図4】本発明の第1の実施例の光記録再生装置の概略
図。
【図5】本発明の第1の実施例におけるレーザ光の光デ
ィスク(記録媒体)への照射態様を示す模式図。
【図6】本発明の第1の実施例における半導体レーザに
供給される駆動電流パルスの説明図で、実際に供給され
る電流は、パルス列1と2を重畳したパルス列1+2で
ある。横軸は時間を示す。
【図7】本発明の第2の実施例の半導体レーザにおける
注入電流と発光位置(横軸)のシフトを示すスペクトル
図。
【図8】本発明の第2の実施例における半導体レーザに
供給される駆動電流パルスの説明図で、図示されるパル
ス列1、2及び3を重畳した駆動電流が半導体レーザに
供給される。横軸は時間を示す。
【図9】本発明の第2の実施例におけるレーザ光の光デ
ィスク(記録媒体)への照射態様を示す模式図。
【図10】本発明の第2の実施例の光記録再生装置の概
略図。
【図11】本発明の第3の実施例の半導体レーザの断面
構造図。
【図12】本発明の第3の実施例の光記録再生装置の概
略図。
【図13】本発明の第2の実施例におけるレーザ光の光
ディスク(記録媒体)への照射態様を示す模式図。
【図14】従来の光記録再生装置の光学系の概略図。
【符号の説明】
101…マルチビーム半導体レ−ザ、102…レーザ
光、103…コリメータレンズ、104…楕円補正プリ
ズム、105…ビームスプリッタ、106…1/4波長
板、107…集光レンズ、108…ポリカーボネート基
板、109…記録媒体上、110…記録情報、111…
コ−ド変換回路、112…レ−ザ駆動回路、113…検
出器、114…検出回路、115…コ−ド変換回路、1
16…再生情報、117…GaAs基板、118…n型
In0.5 (Ga0.3 Al0.7 )0.5Pクラッド層、11
9…アンドープIn0.5 (Ga0.3 Al0.7)0.5 P光
ガイド層、120…活性層、121…p型In0.5 (G
a1-X AlX )0.5 Pクラッド層、122…p型GaA
sキャップ層、123…リッジ構造、124…通電領
域、125…n型電流ブロック層、126…p型コンタ
クト層、127…p側電極、128…n側電極、129
…クロック回路、130…変調回路、131…ロ−パス
フィルタ、132…再生回路、201…サファイア基板
(C面)、202…GaNバッファー層、203…n型
GaN層、204…n型Ga0.8Al0.2Nクラッド層、20
5…n型GaN光ガイド層、206…InGaN活性層、
207…p型GaN光ガイド層、208…p型Ga0.8Al
0.2Nクラッド層、209…p型GaNキャップ層、21
0…AlN膜、211…ポリイミド樹脂、212…タング
ステン電極。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源である半導体レーザと、該半導体レー
    ザに駆動電流を供給する手段と、該半導体レーザより出
    射したレーザ光を光記録面上に集光する光学系を有する
    光記録再生装置であって、該半導体レーザの駆動電流に
    より該記録面上の異なる複数の位置にレーザ光が集光さ
    れる機能を有し、上記複数の位置に対し同時に情報の記
    録および再生を行うことを特徴とした光記録再生装置。
  2. 【請求項2】上記複数のレーザ光集光位置に照射される
    レーザ光は記録媒体の追従速度に比べ十分に高い互いに
    異なる周波数のパルス光であり、該パルス光は時間的に
    重複して照射されることがないことを特徴とする光記録
    再生装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の半導体レーザは発光位置
    が注入電流量により変化する機能を有し、各記録位置に
    対応した波高値のパルス電流を情報の記録及び再生に最
    適の平均エネルギー密度となるデューティ比で通電する
    ことにより記録及び再生を行うことを特徴とする光記録
    再生装置。
  4. 【請求項4】請求項2に記載のパルス電流はデューティ
    比が10%以下のものであることを特徴とする光記録再
    生装置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のいずれかに記載の光記録
    再生装置であって上記ことなる集光点からの再生信号は
    同一の受光素子により検出され、周波数フィルタ回路に
    より信号分離されて情報再生を行うことを特徴とする光
    記録再生装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5のいずれかに記載の光記録
    再生装置であって上記複数のレーザ光照射位置は光りデ
    ィスクの同一トラック上に相前後して設定されており、
    ディスク回転に対し先行するレーザ光を情報の書き込み
    に、後行するレーザビームを書き込まれた情報の確認に
    用いることを特徴とする光記録再生装置。
  7. 【請求項7】請求項1乃至6のいずれかに記載の光記録
    再生装置であって3個の異なる周波数で変調されたレー
    ザビームを光ディスクの回転に伴いトラックの軸方向に
    のびた3本の等間隔の線上を走査するように配置されて
    おり個々のスポットの信号を周波数別に検出することに
    より該等間隔の線のうち両端の2本の信号を用いて中央
    の線がトラックの中心線に一致するように制御すること
    を特徴とする光記録再生装置。
JP10069724A 1998-03-19 1998-03-19 光記録再生装置 Pending JPH11273080A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10069724A JPH11273080A (ja) 1998-03-19 1998-03-19 光記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10069724A JPH11273080A (ja) 1998-03-19 1998-03-19 光記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11273080A true JPH11273080A (ja) 1999-10-08

Family

ID=13411084

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10069724A Pending JPH11273080A (ja) 1998-03-19 1998-03-19 光記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11273080A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5365535A (en) Semiconductor laser and beam splitting devices, and optical information recording/reproducing, optical communication, and optomagnetic recording/reproducing apparatuses using semiconductor laser and beam splitting devices
US6738398B2 (en) SHG laser light source and method of modulation for use therewith
US5608716A (en) Optical recording/reproducing apparatus including a semiconductor laser having a plurality of radiative portions having different physical characteristics
JP2010021585A (ja) 半導体発光装置の製造方法
KR100227443B1 (ko) 광학 레코드 캐리어 스캐닝 장치
US6930024B2 (en) Semiconductor laser device and method for fabricating the same
US6781944B1 (en) Optical information processor with monolithically integrated light emitting device, light receiving devices and optics
US20090168634A1 (en) Optical disc drive apparatus with an indirect semiconductor laser containing an asymmetric quantum well structure
JPH11273080A (ja) 光記録再生装置
US5533042A (en) Semiconductor laser device and driving method for the same as well as tracking servo system employing the same
JP3085418B2 (ja) 光学的情報記録装置
JP2663545B2 (ja) 光カード記録再生装置
JPH10177732A (ja) 光記録再生方法、光記録再生装置、半導体レーザ装置及びその製造方法
JP2602944B2 (ja) 半導体装置
JPS61222040A (ja) 光ピツクアツプ装置
JP2937354B2 (ja) マルチビーム光ヘッド装置
JPH08339570A (ja) 光学的記録再生装置用光学ヘッド
JPH07153111A (ja) 光ヘッド
JPS61184737A (ja) マルチビ−ム光ピツクアツプ装置
JPH0669577A (ja) 半導体レーザ装置及びそれを用いた光学的情報記録再生装置、光通信装置、及び光磁気記録再生装置
JPH02267732A (ja) 光学的情報記録装置
JP2004047096A (ja) 光学的記録再生装置用光学ヘッド
JPH0393045A (ja) 半導体レーザ光源及びそれを用いた光学的情報記録再生装置
JPH1031836A (ja) 光記録再生装置及びその光源
JP2000251299A (ja) 光ディスク装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20031219

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20031219

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040126

A072 Dismissal of procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A073

Effective date: 20040309

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060301

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060328

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060510

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060510

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060801